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【我が心は】高橋和巳【石にあらず】

1 :吾輩は名無しである:04/11/03 21:06:51
戦後文学を代表する作家、高橋和巳。
『悲の器』『邪宗門』『我が心は石にあらず』『堕落』等々、
数々の傑作を生み出してきた孤高天才について語りましょう。


2 :吾輩は名無しである:04/11/03 21:11:59
高橋克巳?中の人ワロタよ

3 :吾輩は名無しである:04/11/03 21:12:31
難解だし暗いし退屈。
さようなら。


4 :吾輩は名無しである:04/11/03 21:31:19
今ちょうどテレビでトリビア見てる

5 :吾輩は名無しである:04/11/03 21:37:38
会話が鼻につく
武田は好きだけど、高橋は受け付けない

6 :吾輩は名無しである:04/11/03 21:41:43
人気ないのか、和巳って。
邪宗門読んでめちゃめちゃすごいと思ったんだけど。

7 :吾輩は名無しである:04/11/03 21:54:33
何故か古漢板で孤塁を守る和巳スレ

高橋和己は漢学者だったか?
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1062691122/

8 :吾輩は名無しである:04/11/06 19:54:05
全共闘なら読んだろう。みんな。
どうなんだ。

9 :吾輩は名無しである:04/11/07 09:19:15
女をちゃんと描けないのが最大の欠点だな。
多分、女郎とたか子以外の女を知らなかったんだろうな。

10 :吾輩は名無しである:04/11/07 21:51:52
我が心は石にあらねば転ばすべからざるなり
我が心は席(むしろ)にあらねば巻くべからざるなり

五十歳を過ぎ、会社でも窓際、家族にも無視され
つくづくこの言葉の意味を噛み締める昨今だよ。


11 :吾輩は名無しである:04/11/14 13:18:27
我が心石にあらず、読了アゲ

12 :吾輩は名無しである:04/11/14 16:14:26
何でトリビアのスレが?

13 :吾輩は名無しである:04/11/14 16:22:53
今日、ブクオフの百円コーナーで、非の器と邪宗門 上・下を見かけ懐かしくて購入しました


14 :吾輩は名無しである:04/11/14 17:35:57
>>6
俺も「邪宗門」にはしびれたが、今の世の中では人気出ないだろうな。

15 :吾輩は名無しである:04/11/14 19:31:19
>>14
アニメ化されたらいいのにな、絶対そう思う。

16 :吾輩は名無しである:04/11/14 21:06:32
>>15
「邪宗門」、映画化してくれてもいいのになぁ。キャストは

千葉潔:豊川悦司
阿礼:米倉涼子

…なかなか難しい。誰かキャストを考えてくれ

17 :吾輩は名無しである:04/11/14 23:00:21
↑そのキャスト、随分と老けてないか?

千葉も阿礼も、20代前半だろ。

18 :難波:04/11/15 11:04:01
この人の小説はどうも「小説」という感じがしないんだよな。
職業くささが抜けない人だ。

19 :吾輩は名無しである:04/11/15 11:46:33
大学生の時にハマリました。現在28歳。
暗いストーリで読むとプチ鬱状態に・・
一番好きなのは「憂鬱なる党派」。今でも年に一度は読み返してます。

20 :吾輩は名無しである:04/11/15 14:22:19
30年前に随分読んだがいつの間にか印象がなくなってしまった。
高橋和己が果たして戦後文学を代表するのだろうか、何か真面目
な中国文学者が学生運動とともに逝ってしまったという感じがす
るが・・・・・






21 :吾輩は名無しである:04/11/15 15:56:45
日本の文学作品で、
ドストエフスキーの作品と肩を並べられるのは、
高橋和巳の「邪宗門」くらいじゃないか?

22 :吾輩は名無しである:04/11/15 16:47:36
「ぼくは高橋の中に、奇妙な上昇志向のあることを感じとっていた。
 左翼的言辞を弄しながら、そのウラ側に、
 俗物的な欲望が見え隠れしていた」

                            By 三浦浩

京大的エリート志向の権化であったことも確かなようだね


23 :吾輩は名無しである:04/11/15 20:42:22
>21
ドストエフスキーの文学と高橋和の書いた作品と本質な意味で違うという事が
理解できなければだめだと思う。


24 :16:04/11/15 21:07:08
>>17
そうなんだ。年齢も難しいところだ。
2人とも最期は30台と思われ、それを基準に選んだが
物語の始まりではまだ10台だからな。

25 :吾輩は名無しである:04/11/16 00:53:51
>>23
ドストエフスキーの文学と高橋和巳のそれとの本質的な相違を
簡潔に説明してくれ。

26 :吾輩は名無しである:04/11/16 03:48:52
高橋和己とドストエフスキーの本質的な差は、女性の描き方である。
結局、最後まで高橋和己は女性を描ききれなかった。


27 :25:04/11/16 23:14:22
>>26
それって、俺が>>9で言った事、そのまんまじゃねーかよw。
因みに俺は、>>21とは別人。

28 :25:04/11/16 23:25:48
>>26
女性の「描き方」というのは表層の問題であって、
その深奥に横たわる本質的な差異を説明してくれないと意味無いだろ。
つまり、端的に言えば、女性の捉え方の差異を説明してくれなきゃ、
本質的な差異を説明することにはならんだろ。
もっとも、ドストエフスキーと和巳の文学の本質的な差異が、
女性の捉え方などという瑣末ともいえる問題に収斂する筈も無いと思うのだが。

29 :吾輩は名無しである:04/11/16 23:49:18
小田嶋隆スレか

30 :吾輩は名無しである:04/11/17 01:35:47
>高橋和己とドストエフスキーの本質的な差は、女性の描き方である

ネタか?
思わず吹き出してしまいましたよ。

31 :吾輩は名無しである:04/11/17 18:07:31
26は逃げちゃったのか?

32 :吾輩は名無しである:04/11/17 21:10:03
26ですが逃げてはいない。30年も前にに読んで、今思い出し久し振り
書庫より取り出して改めて読んでいる。当時の話ですが、高橋和己の親友
であった、哲学者の梅原猛氏が、やはり高橋は女性を描けないと言って
いた。学生運動にのめりこみすぎ命をすり減らしてしまったとも言い彼の
才能を惜しんでいた。梅原氏もドストエフスキーの例を出し述べておられ
たのが今も印象の残っている。

33 :吾輩は名無しである:04/11/17 21:13:27
だからあ、和巳が女を描けないなんていうのは定説なんだよ。
そんな事、言われなくても誰でも分かってるんだよ。
早くドストエフスキーとの本質的な差異を説明してくれよ。

34 :吾輩は名無しである:04/11/17 21:27:09
大根とカンガルーの差異を説明するのは簡単じゃないだろうなあ。。

35 :吾輩は名無しである:04/11/17 21:43:43
>>33
これもまた、書庫の奥にあるので探しにいかなければならない。
もう少し待ってね。学生時代はもう思い出の世界になっているので記憶を
呼び覚ますのに大変だよ。



36 :吾輩は名無しである:04/11/17 21:57:17
お互い歳をとると苦労するな。
気長に待ってるからちゃんと説明してくれ。

37 :吾輩は名無しである:04/11/18 11:00:51
あんまり必死になると脳溢血起して逝っちまうから気をつけろ>35

38 :吾輩は名無しである:04/11/18 13:18:01
ところで、今日の作家で高橋和己のような作家は誰ですか。教えてください。今は作家というと何か軽い存在のような作家しか思い浮かばないです。

39 :吾輩は名無しである:04/11/18 13:43:14
>>29
我が心はICにあらず、ね。

40 :吾輩は名無しである:04/11/18 18:34:15
>>38

柴田翔 真継伸彦
どっちも作家としては殆ど死んでるが。

41 :吾輩は名無しである:04/11/19 01:03:47
35サン、ま〜だ?

42 :吾輩は名無しである:04/11/19 06:16:17
向こうの世界に和巳に会いに逝っちゃいますた

43 :吾輩は名無しである:04/11/19 09:57:30
ついでにドスにも逢って来てね。

44 :吾輩は名無しである:04/11/20 19:09:00
やっぱり逃げたか・・・・・。

45 :吾輩は名無しである:04/11/22 19:11:43
高橋たか子を指導したフランス人神父を知ってます。
たか子さん、すげー性格悪いそうな。
神父いわく「あんな人、奥さんんしたら、早死にするのは当たり前です。
ほんとに夫婦は殺し合いでございますよ」

46 :吾輩は名無しである:04/11/23 09:20:21
高橋たか子を指導した日本人編集者を知ってます。
たか子さん、すげー勝気で、旦那との競争心モリモリだったそうな。
編集者いわく「同じ家に優れた物書きが二人で同居してたら、二人
とも自滅ですわな。旦那が先に逝かれたからこそ、たか子さんは残
っていられると考えてます。
え、三浦・曽野夫婦ですか?まあ、あのお二人はご両人ともイマイ
チ、イマニのレベレですから何の問題も起こりようがないですけど
ね。」

47 :吾輩は名無しである:04/11/23 12:28:20
少なくとも、たか子と京大人文研のサロン的雰囲気は水と油だろうね。
酒呑みが毎日家に押しかけてきて、
彼らのために酒の肴を作るなんて言う生活には、絶対に向かんわな。

48 :吾輩は名無しである:04/11/24 13:33:33
ぶくおふで高橋和己全小説1間から10巻まで格105遠で
かいまつた

49 :吾輩は名無しである:04/11/24 14:44:29
>>48

文庫本になってるやつ?

50 :48:04/11/24 15:27:48
>>49
文庫より少しおおきいやつです。文庫かも?
河出書房のやつです。発工1975年


51 :吾輩は名無しである:04/11/24 19:19:34
高橋和巳コレクションってやつかな。
あれって「邪宗門」入ってたっけ?

52 :吾輩は名無しである:04/11/24 23:38:04
7〜8年前、文庫も出たよね

53 :吾輩は名無しである:04/11/24 23:38:45
あっと言う間に絶版になっちゃったけど。

54 :吾輩は名無しである:04/11/25 04:29:55
この人の本、めっちゃ疲れる。
村上春樹を百倍くらい濃い文体だな。
まあ、そこがいいんだけど。

55 :吾輩は名無しである:04/11/26 00:01:38
そんな餌に漏様が(ry

56 :吾輩は名無しである:04/11/28 00:41:14
>>35はやっぱり逃げたね。
不誠実は和巳の最も嫌うところだ。

57 :吾輩は名無しである:04/11/28 03:16:24
意外とゲームにはし易いかもしれない。
どなたか、作ってみませんか?
「邪宗門」でも「我が心は石にあらず」でも面白そう。

58 :吾輩は名無しである:04/11/29 15:57:47
まさしく時代を生きた作家だ。

時代が過ぎて、このまま忘れ去られるのは儚いなあ。
今の学生は、和巳とか読まないのか?

59 :吾輩は名無しである:04/11/29 18:17:36
時代の空気に対する適・不適は別にしても、今のアホ学生が読む訳無いよ。
先日の調査で、国立大学の学生でも5%は中学生並みの国語力だって出てただろ。
因みに私立大では20数%。
こんな貧困な国語力で和巳が読めると思う?
今の大学はマニュアル人間を育てるワンダーランド。
深く思索する人間など希有の存在。
ま、言い換えれば、アホばっかだから、操り易いんだけどね。


60 :吾輩は名無しである:04/11/29 23:39:24
↑この文章も微妙に国語力や論理的思考力の低さを感じさせる

61 :我輩も無一文である:04/11/30 01:31:15
我心は石には非ずと言えども弱き我身は心石に非ざればこの世に生するにあたわず。
いかになさば、心石にあらざりて、身を滅ぼさざるや。身を滅ぼすも心石に非ざれば尊きや。
貴きは、身を滅ぼさざることに非ずや。
なれど知る。心石となれば、そは生すると言えず。
されど我は、今日と明日を生きんがため心を石になさんとす。




62 :吾輩は名無しである:04/11/30 02:46:27
訳して。頼む。

63 :吾輩は名無しである:04/12/01 14:19:25
>>59
学生のときは読みこなせたが、今は読むのがきつい。

アタマが劣化してきたよ・・

64 :35:04/12/01 15:31:36
ドストエフスキー漸く「罪と罰」を読み直した。学生時代に読んだままだったので
30数年ぶりか、やはり登場する多彩な女性像は高橋和己とは違う。ソーニャのこ
とはよく語られている通りだと思う。しかし継母の大佐の娘カチエリーナの悲しい
境遇での生きざまやラスコーリ二コフの母親の長い手紙での息子への愛情表現、そ
して妹のドウーネチカと友人ラズミーヒンとの出会い等ロシア文学を代表する作品で
の中でしか出会えないものだろう。唯わたしが読んだのは河出書房新社の全集で
米川正夫氏訳のものだが大分時代とずれた訳となっていると思った。たとえば「花
柳病」とか・・・・・。学生時代みたいに読書に没頭できればよいのだがね。
ドストエフスキーの作品で女性を語るのなら「白痴」だと思うが会社の方が忙しいの
でまた機会があればね。しかし高橋和己ももっと生きていれば違ってきていただろう
ね残念だが「わが解体」で終わってしまった。

65 :吾輩は名無しである:04/12/01 18:14:41
「邪宗門」はドストの「悪霊」の影響を受けてるだろ。

66 :吾輩は名無しである:04/12/01 22:41:16
花柳病だろうが何だろうが、分かればいいんだよ。
本質に触れてないんだよ。
早く和巳との本質的な差異について説明してくれ。

67 :吾輩は名無しである:04/12/01 22:47:04
>>59
あなたの文章は難解ですね。特に後半が。中学生並の国語力で申し訳ありません。

68 :35:04/12/01 23:13:04
本質的な差は、高橋和己が何故「我が解体」で終わってしまったのかを
よく考えれば良いと思うが。

69 ::04/12/02 10:10:03
高橋の書いたエッセイには、誰だったか(同業の作家)から
「こんなウソ書くな。何も本質をわかっちゃいない」
とこき下ろされた事があったなあ。

70 :吾輩は名無しである:04/12/02 12:59:45
>>68
本質的な差を、ちゃんとアンタの言葉で説明してご覧よ。
ついでに、女性の描き方の差異が、
どうして和巳とドストの本質的な差異に繋がるのかも説明してね。


71 :吾輩は名無しである:04/12/02 15:36:39
本質本質うるせーやつが一人いるな。

72 :吾輩は名無しである:04/12/02 19:15:56
>>70
少し貴方の本質的な見解を提出されたらどうですかね。生産的なお話が出来ると
思いますが。もう30年も前に読んだだけなので準備は不足していますが、一通りは
読んだと思ってますので付き合えるところまでなんとか付き合いましょう。
ビジネスの現場はそう忙しくて暇が無いのですが。

73 :吾輩は名無しである:04/12/02 22:30:18
>ビジネスの現場は プッ






74 :吾輩は名無しである:04/12/02 22:40:02
>>ビジネスの現場のオジ様へ
あんた痛杉

X:ビジネスの現場はそう忙しくて暇が無いのですが
O:ビジネスの現場は忙しくて、そう暇が無いのですが


75 :吾輩は名無しである:04/12/02 22:54:45
だから団塊オヤジは・・・・






76 :吾輩は名無しである:04/12/02 23:31:03
団塊の世代ではないのですが、デスクに老眼鏡を忘れてきてキーを打ち間違
えた。失礼失礼

77 :吾輩は名無しである:04/12/03 00:04:33
ブラインドタッチも出来ない奴は、
早くビジネスの現場wから引退してくれ。

78 :吾輩は名無しである:04/12/03 00:23:27
>>76

キーの打ち間違い(タイプミス)じゃなくて文章力の問題だろ、明らかに。
カッコつけても恥の上塗りw。

79 :吾輩は名無しである:04/12/03 01:22:04
なんでこのスレこんなレベル低いの?
お互いムキになりすぎ。他でやれ

80 :吾輩は名無しである:04/12/03 01:27:02
> なんでこのスレこんなレベル低いの?
現役世代はもう誰も和巳読んでないから。。。

81 :70:04/12/04 04:07:41
ん?
>>70以降、俺は書き込んでないよ。

>少し貴方の本質的な見解を提出されたらどうですかね
おいおい、人に言える義理じゃないでしょ。
あなた自身が、俺の問いかけに何ら答えていないでしょ。
>>64は単なる感想に過ぎないよ。
何ら本質的な差異を説明していない。
俺に「本質的な見解」を提示しろという前に、
先ず自分がそうしなきゃね。

まあ、仕方がないから御要望に応えて簡単に。

ドストと和巳の本質的な差異は、先ずその世界観にあると思う。
一言で表現すれば、
ドストのそれは、あくまで西洋的。
対して和巳は東洋的乃至中国的。
つまり、ドストは虚無的でおぞましい絶望の中にあっても、
この世の内に一筋の光明を求め続けている。
たとえそれが無いと分かっていても、求め続ける姿勢がある。
それに対し和巳は、この世に生起する事どもに諦念を持って臨んでいる。
救済があるとしても、それは彼岸での事。
この二律背反する世界観の相違によって、
両者の文学は似て非なる物になっていると思うのだが如何?
決して、
>高橋和己とドストエフスキーの本質的な差は、女性の描き方である。
などと言う皮相的な問題では無いのだと思うよ。

82 :吾輩は名無しである:04/12/04 08:59:00
貴方が提起している本質的な差異とは、キリスト教を基底とする西洋的世界観と
仏教・儒教・道教・等を基底としている東洋的世界観を言っているのだが、それ
は西洋文学と東洋文学の総体的な差を言っているのであり、ドストエフスキーと
高橋和己作品における本質的差を言っているのではない。
また、ロシア文学を西洋的と言ってしまうには違和感を感じるが如何。
私はドストエフスキーと高橋和己の本質的な差は、実際、死の淵から生き延びた
という事を文学的創造力として生かしていったドストと全共闘運動を「我が解体」
として捉えそこから前へ進めなかった(死去してしまった)高橋との差だと思うが
如何。確かに女性を描けないという事実はあるが。

83 :通りすがり:04/12/04 15:31:45
おいおい、ドストエフスキーだって、
決して女性の描き方が上手いとは言えないぞ。

84 :70:04/12/04 16:49:52
回答ありがとう。
俺は、ロシアをも含むキリスト教社会の世界観と東洋的世界観の相違が
両者の作品に特異的に現れており、
それが両者の本質的な差異を形成していると言いたい訳。
日本人作家の作品が、全てあなたの言う「東洋文学」に含まれるとして、
果たしてどれだけの作家が、和巳のような「諦念」を包含した世界観でもって
作品を紡ぎ出しているというのか。
西洋の作家の中で、一体どれ程の人がドスト作品に匹敵する絶望と光明を
描き出しているというのか。
両者のこの際立った特質を、両者の本質的な差異と言わずして何と言うのかね。

ところで、あなたの議論は、いつもまどろっこしいね。
>私はドストエフスキーと高橋和己の本質的な差は、実際、死の淵から生き延びた
>という事を文学的創造力として生かしていったドストと全共闘運動を
>「我が解体」として捉えそこから前へ進めなかった(死去してしまった)
>高橋との差だと思うが

だから、そこからどのような差が生まれてきているんだい?
それを解明してくれなきゃ議論にはならないよ。
まあ、言いたい事は大体分かるんだけどね。

>>83
同意


85 :吾輩は名無しである:04/12/04 22:11:43
どっちが正しいとか、レス読む気もないのでよくわからんが、
悪い意味で負けず嫌い耐性の世代が読者層の作家なんだな。

86 :吾輩は名無しである:04/12/05 08:55:37
>>85
ワラタ

87 :吾輩は名無しである:04/12/05 17:15:37
>>82さん、またお仕事ですか?
「ビジネスの現場はそう忙しくて暇が無い」のですかw。

88 :吾輩は名無しである:04/12/05 17:39:29
82じゃないけど、
そういう幼稚な煽りやめろよ。
くだらない。

89 :吾輩は名無しである:04/12/05 18:21:11
ひとり本質として必死な奴がいるな

90 :吾輩は名無しである:04/12/05 18:39:31
年末になると忙しくてね、強風のせいで大変だったよ。
さて高橋和己のことだが、高橋和己を持ち上げすぎではないのか。
東洋的世界観が特異的に現れ「諦念」を包含した世界観で作品を紡ぎだした
というが、そうだとは思えないが。
「我が解体」を読む限り、ペッシミストで生真面目でその上世間知らずな京大
助教授が学生の追及で自己の思想の立ち遅れに気づいたり。全共闘の学生達が
世間にでて地域のボスや労働組合のだら幹に真正面からそれを支えている大衆
ともぶつかり倒れてしまうことを心配したり。東洋的な「諦念」なんか余り
感じられないがね。むしろ痛々しさを感じてしまうが。
私は貴方の言う東洋的世界観「諦念」がどの様なことを差しているか分から
ないが、具体的にどの作品でどの様に表現されているのか示していただければ
良いと思う。

91 :吾輩は名無しである:04/12/05 20:56:40
和己→和巳

92 :吾輩は名無しである:04/12/05 23:42:23
>強風のせいで大変だったよ

ビジネスって、マンションの管理人かなんかだったのか>ペッシミストさん




93 :吾輩は名無しである:04/12/06 00:16:35
憂鬱なる党派の新潮文庫が、上下あわせて
40円だった。
そんなもんだ。

94 :70:04/12/06 02:27:16
おいおい、またかい。
先ず俺の問いかけに応えてくれよ。
でないと議論は噛み合わないよ。

95 :吾輩は名無しである:04/12/06 10:42:28
このスレの住人のかたがたはおいくつぐらいでつか?

96 :吾輩は名無しである:04/12/06 16:29:34
22歳です。
最近高橋和巳を読み始めました。
スレ立てたのも実は僕です。

97 :吾輩は名無しである:04/12/09 13:18:15
>>96
おれは28歳です。読み始めたのは大学のとき。
高橋和己を読むと鬱ッぽくなりませんか?


98 :吾輩は名無しである:04/12/11 05:39:23
>>90は逃げたの?

99 :吾輩は名無しである:04/12/11 23:58:43
ビジネスの現場はそう忙しくて暇が無いらしいよ

100 :吾輩は名無しである:04/12/16 21:40:52
煽ってる香具師もいいかげんうざい。
お互い大人になれよ

101 :吾輩は名無しである:05/01/05 08:23:39
『邪宗門』さっき読み終わった。
面白いじゃんコレ。
一見難しそうな文章の割には,妙に頭の中で映像化できるのが不思議。
映像化キボンヌ

102 :吾輩は名無しである:05/01/08 06:48:30
高橋和巳ってマイナーだよな…_| ̄|○

103 :吾輩は名無しである:05/01/08 11:34:03
>>97
確かにw
世界観暗すぎ。

104 :吾輩は名無しである:05/01/08 16:35:31
>>101
昔、ATG(と言っても知らんだろが)で映画化した作品があったような気がするよ。
確か、「憂鬱なる党派」?

105 :吾輩は名無しである:05/01/08 18:34:27
暗いが、ギャルなみに明るい文学より手ごたえがある。


106 :吾輩は名無しである:05/01/08 19:00:50
単行本は古本屋で全部揃えたな……学生時代に。

今の時代に和巳を読む意味ってあるの?


107 :&rlo; ♪:05/01/08 19:23:51


108 :吾輩は名無しである:05/01/08 21:58:23
>>104
『日本の悪霊』ね。佐藤慶主演。

109 :吾輩は名無しである:05/01/08 22:17:16
>>106
今の時代だからこそ読む価値があるんじゃないのか?

少なくとも村上春樹なんか読むよりは。

110 :106:05/01/08 22:56:13
>>109
ああ、申し訳ない。別に高橋和巳を否定しているのではない。
自分は高橋和巳にシンパシーを感じることのできる世代なのだけど、
今の若い人たちが読む意味があるのかな、と思ったので。
オサーンの戯言です。

村上春樹も、デビュー当時は驚いたものだよ。

111 :吾輩は名無しである:05/01/09 01:01:55
意味の有る無し以前に、
知識人の苦悩なんて、今の脳天気な若者には分からないだろうね。

112 :吾輩は名無しである:05/01/09 01:03:00
>>108
ああ、そうだったね。
昔見たのにすっかり忘れてたよ。
記憶力の減退頻り。

113 :吾輩は名無しである:05/01/09 20:56:42
その前に、今の時代、
和巳の小説に出てくるような知識人もいないだろうな。

プライドもなにもなさそうだ。

114 :吾輩は名無しである:05/01/10 01:31:03
そもそも、「知識人」って言葉自体が死語になっちまったよ。
て言うか、「岩波知識人」、「朝日知識人」、「進歩的知識人」なんて概念自体が
虚妄だったんだな。

115 :吾輩は名無しである:05/01/10 01:45:05
和巳と三島が死んで、時代は終わったのか。

116 :吾輩は名無しである:05/01/10 02:36:15
ああ、丸山真男も埴谷雄高も、みんな死んじまったよ。
吉本は呆け老人だしな。

117 :吾輩は名無しである:05/01/10 16:03:36
いまはテレビに出てくる「識者」という言葉が残っているな。W
「識者」とは事情通くらいの意味なのかね。


118 :吾輩は名無しである:05/01/10 16:16:02
知識人幻想は廃れて良かったと思う。

119 :吾輩は名無しである:05/01/10 21:32:37
>>114
>>118
同意。これは戦後の論壇の貧弱さの所以だと思う。
個々の評論家には優れた人もいたけれど。

120 :吾輩は名無しである:05/01/11 02:09:10
知識人がどうなろうが知ったこっちゃないが、
知識人の消滅と共に戦後民主主義も危機に瀕してるんだよね。
まあ、戦後民主主義自体が虚妄といわれれば、その通りかもしれないが、
今の状況は余りに危険。

121 :吾輩は名無しである:05/01/11 04:18:20
高橋和巳は「邪宗門」の中で、
民主主義は闘って勝ち取るものだと、
戦後の与えられた民主主義を否定してたな。




122 :吾輩は名無しである:05/01/11 15:29:11
和巳はリベラルな民主主義者としての資質に乏しい人物。
京大エリート封建主義の権化だよ。

123 :吾輩は名無しである:05/01/11 15:36:12
戦後作家どもが皆政治に近づきすぎたんだよ…
それが現状の文壇の腐蝕に繋がってる。

とりあえず、孤立しろ。群れるな。それが大事。

124 :吾輩は名無しである:05/01/12 14:24:24
(個人的には大嫌いだけど)本多勝一が
「転向する前に逝ってしまった」というのは納得した。
健在していれば「反動的」知識人に成り果てていた気もする。

はるか昔にダカーポの
「生き方に影響を与えた小説」のような特集で
「ビーバップハイスクール」などの那須監督が高橋氏の小説を
挙げていた記憶ある。

125 :吾輩は名無しである:05/01/12 19:28:26
今の作家たちが政治から遠すぎるのが文学衰退の一因にもなっている。
孤立どころではなくて、無関与、無関心、空虚。

毒にも薬にもならない安全な文学なんぞ死滅してしまえ。

126 :吾輩は名無しである:05/01/12 23:03:47
>>125

同意。
ノンポリを気取った主人公が、
なんとなく人生に悩んでるふりをして、
実はスマートに生きている。
そんな小説つまらん。
もっとドロドロしたもん書け。

127 :吾輩は名無しである:05/01/12 23:05:35
ああ、白岩君とかナオコーラさんの作品ね。

128 :吾輩は名無しである:05/01/13 02:37:51
ttp://bungei-anima.jp/shiba-t2.htm

ここ読んだら、ちょっと泣けてきた。

129 :吾輩は名無しである:05/01/13 12:11:38
改めて読み直すと「黄昏の橋」は惜しいところで未完。

130 :吾輩は名無しである:05/01/13 23:49:27
>>128
>癌に蝕まれた高橋はついに回復することはなかった。
>その因がこの折りの強いストレスによるものであることは、
>まず間違いなかろう。

そんな事分かるもんか。
たまたま癌になっただけって可能性のほうが高いんじゃないのか?
そんな事いやあ、俺の親父だって借金抱えながら癌で逝っちまった。
あれは借金のストレスか?
悲劇の主人公に祭り上げるのも程ほどにしなくちゃな。

131 :吾輩は名無しである:05/01/14 15:38:31
>>130
39歳の若さという、志半ばで倒れた小説家が
悲劇じゃなかったら、なんなんだよ。
あ?
いってみろ。
おまえの親父の借金と一緒にすんな。

132 :吾輩は名無しである:05/01/14 16:02:26
39歳で年譜が終わる高橋の人生も、130の親父殿の人生も、優劣はないだろう。
高橋の人生だけが悲劇なわけじゃあるまい。
そもそも人生なんて悲劇でも喜劇でもないだろう。
いつの間にかはじまって、いろいろあって終わるだけで。

あーまた『邪宗門』読みたくなってきたなあ。


133 :吾輩は名無しである:05/01/14 23:16:07
>>131
和巳の上昇志向ギラギラの一生なんて巨視的に見れば滑稽なだけ。
お前の言い方を借りれば、誰でも悲劇の一生になってしまう。
和巳の一生も八百屋のオッサンの一生も、所詮同じだよ。
和巳の一生だけを悲劇的に見る理由は何もない。


134 :吾輩は名無しである:05/01/15 01:26:23
「憂鬱なる党派」読んでるよ。
いいね、この人の文体。

こういう誰が書いているのかわかるような、
個性的な文体は好きだ。

135 :吾輩は名無しである:05/01/15 19:44:50
西村にパンチラの日浦朝子タン 萌え

136 :吾輩は名無しである:05/01/15 23:26:11
>>131
作家って、何も特別な職業じゃねえよ。
妙な幻想抱くな。

137 :吾輩は名無しである:05/01/19 10:16:48
この人の作品は、政治抜きにしても、面白いと思う。
ドストエフスキーの作品が、キリスト教に無縁の人が
読んでも面白いように。

138 :吾輩は名無しである:05/01/25 23:15:17
高橋和巳、俺も好きなのだが、最近マルクスのドイデを読んでいて、どうも和巳はシュティルナーの立場に
どことなく似ているような気がする。かぶれるのはいいし、その心情・エートスは常に忘れてはならないの
だろうが、やはり和巳も乗り越えていかねばならないんだろうなあ、と思うこの頃。

139 :吾輩は名無しである:05/01/26 01:21:15
高橋和巳は、時代の流れに翻弄されつつ、取り残される主人公が多かった気がする。
その辺はロシア文学に通ずるものがあるのか。

読み返したい…。けど、いま読んだら中年の醜い涙を零してしまう。だから手に取れない。
そんな作家のひとり。

140 :吾輩は名無しである:05/01/30 23:26:28
ttp://www.kanshin.com/?mode=keyword&id=321270

別冊ユリイカの矢川澄子特集に寄せた高橋たか子の「言いようもないことのうちの、一言」
で公になった話題。

変な話だが、この高橋たか子の文を読んで埴谷への認識を改めた。
(この件で矢川が相談に行ったのが埴谷だった)

141 :吾輩は名無しである:05/02/05 19:44:58
憂鬱なる党派読んで泣いた。
四回くらい泣いた。
24歳フリーター。

142 :吾輩は名無しである:05/02/06 21:25:53
「ビジネスの現場はそう忙しくて暇が無い」というオヤジがコソーリ出入りしてるな。

143 :吾輩は名無しである:05/02/26 23:25:27
処女作の「捨て子物語」の初々しさ。
文学に自分の教養知識経験をすべてつぎ込もうとする凄まじさ。
彼が死んで時代背景も死んでから、彼の本当の文学資質、魅力が
浮き上がってくるのではないかな?

144 :吾輩は名無しである:05/03/12 06:35:01
ところで、箪笥区民センターだ。そこで話してる時に、突然、宮台さんが、
 「高橋和巳の『邪宗門』を最近、読み返したんですよ。いいですね」
 と言った。ビックリしたね。「今時、高橋和巳?」ということもあったが、
あの忙しい宮台さんが、あの長篇の『邪宗門』を読んだのか、と驚いた。
それで、私は勢いで、言っちゃった。
 「これからは、高橋和巳がブームになります! 特に『邪宗門』です!」と。
 まァ、こんなふうに断言することはよくある。「50年後、連合赤軍は新選組に
なる!」とか。当たるかどうかしらんが、断言してみせる。「…かもしらん」
「…そうあったらいいな」と不安げに言われるよりも、「なる!」と断言された方
が聞いてる方も心地よいだろう。そう思って時々、断言している。


145 :吾輩は名無しである:05/03/12 09:40:05
>>144
鈴木邦男かよ。
詰まらん与太飛ばすんじゃねえよ。

146 ::2005/03/23(水) 12:08:34
河内出版から、1972年頃に出た全集の評論編2冊、これだいぶ読んだな。
俺の座右の書の一つだった。
片方は文学編となっていて、太宰、三島など個別の文学論を始め、様々なテーマ
が鋭い切り口で語られてる。
この人も三島と同じで、小説よりもむしろ「評論」の名手だったな。と思う。

147 :吾輩は名無しである:2005/04/15(金) 12:29:11
ジジイの回顧スレかよ。
しかも低レベル。
ちゃんと和巳を分かって読んでた奴なんて殆どいないじゃん。

148 :吾輩は名無しである:2005/04/15(金) 19:11:38
言えてまっせ、147さん。
その通りだんな。

149 :吾輩は名無しである:2005/04/16(土) 00:48:07
ほんまや、ほんまや。その通り

150 :吾輩は名無しである:2005/04/25(月) 01:21:51
age

151 :吾輩は名無しである:2005/06/01(水) 15:46:09
age

152 :吾輩は名無しである:2005/06/01(水) 15:48:37
海外赴任中に取引先のデブに、ディナー奢ったお礼に誘われて、嫌々行ってみたんだが、
まず肉が凄い。キロ単位で塊で買ってくる。手土産に持ってった肉をみて「それじゃ足りないよ、
貧乏人」という顔をする。エコノミックアニマルはいつまでも肉食には慣れないらしい、みたいな。
絶対、その肉4キロより、俺が買ってきた肉500gの方が高い。っつうか、それほぼ脂身じゃねえか。
で、デブが肉を切る。やたら切る。不良風のデブ娘とデブ息子もこのときばかりは親父を尊敬。
普段、目もあわせないらしいガキがダディクールとか言ってる。郷ひろみか? 畜生、氏ね。
鉄板も凄い、まず汚ねぇ。こげとかこびりついてる。 洗え。洗剤で洗え。つうか買い換えろ。
で、やたら焼く。焼いてデブ一家で食う。良い肉から食う。ゲストとかそんな概念一切ナシ。
ただただ、食う。デブが焼いて、デブがデブ家族に取り分ける。俺には回ってこない。畜生。
あらかた片付けた後、「どうした食ってないじゃないか?」などと、残った脂身を寄越す。畜生。
で、デブ一家、5キロくらい肉を食った後に、みんなでダイエットコークとカロリーカットのビールを飲む。
「今日は僕も飲んじゃう」とかデブ息子が言う。おまえ、酒どころか絶対薬やってるだろ?
デブ娘も「ああ、酔っちゃった、あなた素敵ね」とか言う。こっち見んな、殺すぞ。
デブ妻が「太っちゃったわね」とか言って、デブ夫が「カロリーゼロだから大丈夫さ」とか言う。
アメリカンジョークの意味がわかんねえ。畜生、何がおかしいんだ、氏ね。

まあ、おまえら、アメリカ人にバーベキュー誘われたら、要注意ってこった。


153 :吾輩は名無しである:2005/06/02(木) 01:24:56
>>147
お前はどうなんだ。低レベルなカキコして。

154 :Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/06/08(水) 04:46:21
「黄昏の橋」ってどうですか?

155 :吾輩は名無しである:2005/06/17(金) 22:39:31
いま読んでる>黄昏の橋

156 :吾輩は名無しである:2005/07/03(日) 20:16:01
>>154
おもすろかった

157 :吾輩は名無しである:2005/07/04(月) 02:00:12
和巳とか漱石とか読んでると、
迂闊に漢語を使えないな、と思い知らされる。

漢籍を自家薬籠中にしていた最後の作家だったのでは。

上で、和巳の上昇志向や俗物性を批判するレスが幾つかあるけど、
上昇志向や俗物性のなかった小説家がどれくらいいるのか名前を挙げて欲しい。

上昇志向や俗物性は決して作家にとってマイナス要素ではない。

長生きして、転向して、
すっかり保守論壇の大物になっていた和巳の姿、
というのも見てみたかった。

158 :吾輩は名無しである:2005/07/04(月) 13:58:13
しかし、立命に行ってあれほどエリートぶらなくても良いんじゃないのか。
書くもののスケールは確かに大きいが、人間としてはスケールの小さい男だったんだね。
まあ、確かにそれが作家として欠点かと言われれば、何とも言えないけれど。

159 :吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 02:03:39
というか、じっさいエリートだし。
和巳は天才肌というより、そうとうな努力家だっだと思うよ。
三島とか大江とかと同じく、読書量、知識量は半端じゃないでしょう、この人。

ほんとうに、この時代の作家ってのは、勤勉家が多いよね。
そう考えると、いまの作家はほんとどうしようもないな。


160 :吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 12:17:14
学生時代、政治運動まがいなことをしていた俺は、高橋和巳の著作を読んだ。ノンポリという言葉すら知らない、政治に無興味な若者がほとんどの時代。10年程前のことだ。
その当時は、この時代に高橋和巳を読むということの特権意識から、優越感を覚えていた。恥ずかしい話だ。
しかし今なら言える。高橋和巳の著作は普遍的で、今だって普通に読まれてもいいはずだと。
戦後という時代と寝ることをしなかった三島が今なお読み続けられ、時代に翻弄され自分と学生たちとの関係に愚直なまでに苦悩した高橋が忘れ去られているという皮肉。
懐古趣味の中年がホコリをかぶった本を引っ張り出してきて若い頃を愛で今の時代を皮肉るためだけに読む。そんな高橋作品は哀れだ。

161 :吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 12:51:35
三島は珍品として読まれているんだよ。動物園でも珍種が人気があるだろ?


162 :吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 00:48:31
高橋を読んだのは20数年前のこと。
いまさら何をといった感じだが、若い人たちが興味を持つのもいいだろう。
数年前、k大学そばの古書店デラシネ書房で高橋の全集を売り払った。
処分するには遅すぎた感があった。
若い頃西村というペンネームを使っていた。
西村のように破滅もせずに高校教師を続けている。
破滅したのは内心。生業は食うためだけのもの。
西村のように完膚なきまでに破滅した方が幸せだったかも知れぬ。
青戸、古在、日浦・・・現実の人間たちと小説の人間たちの区別が曖昧になってきた。
記憶そのものも崩れてきた。
70年代末期から80年代にかけて、恨みがましい新左翼として生きた証が失われつつある。
記憶が引き出せないんだよ。瑣末な事はすべて忘却した。
記憶だけが私の財産であり、私の拠り所だったのだが。
佐世保にエンタープライズが再入港した時のことを覚えているやつはいるか?
松浦公園だったかな。


163 :吾輩は名無しである:2005/07/14(木) 00:20:43
あげるか

164 :吾輩は名無しである:2005/07/14(木) 05:48:16
和巳の作品を論ずる前に、その作品が世に問われた必然と、その時代そのものを
考えてみる必要がある。何故、当時の東大生が和巳を熱狂的に愛読したか。
あのどすぐろい怨念のゆらめくような小説が、当時の学生を捕らえて離さなかったのは何故か。
怨念の浄化こそが、当時の学生にとって焦眉の急であった。
純粋さを求めてさまよう若者たちが最後に行き着いたのが和巳の文学だったのだ。


165 :吾輩は名無しである:2005/07/16(土) 12:14:36
あげ

166 :吾輩は名無しである:2005/07/19(火) 23:01:10
mage

167 :小田嶋隆も昔は結構イイ:2005/07/20(水) 09:41:49
>>164
言ってる事は分かる。しかし遅れてきた読者の自分からすれば、

怨念の浄化を希求し純粋さを求めてさまよっていた「当時の学生」は
その後どんなオトナになったんでしょうね(プゲラ

と感じる訳だが...。事後論断と言われれば返す言葉もないが
「当時の学生」共のその後の言行不一致には反吐が出る。
和巳自身はもし生きていれば「当時の学生」のその後を許しただろうけどね。


168 :吾輩は名無しである:2005/07/20(水) 19:19:54
>>132
>>そもそも人生なんて悲劇でも喜劇でもないだろう。
>>いつの間にかはじまって、いろいろあって終わるだけで。

あやうく納得しそうになったが
そんなあっさりしたもんでもないだろ。

169 :吾輩は名無しである:2005/07/22(金) 06:43:53
>怨念の浄化を希求し純粋さを求めてさまよっていた「当時の学生」

まあ、物は言いようだな。
俺は高橋のいた大学の西部講堂のトイレの中で、
メットかぶりながら女とやりまくってたよ。
これも怨念の浄化と純粋さを希求する、止むに止まれぬ行動かもな。
「女性の解放とは」なんて、酒呑みながらいい加減な議論をぶちかますと、
跳ね上がり女、就中、周辺の女子大から集まってきてた馬鹿女は
ウットリしちまってすぐ股開くんだよな。
人O研サロンに見られるが如く、
あの大学の本質は女性蔑視(及び、東大とはまた別種の権力志向)。
決して高橋を貶める訳ではないが、
彼の著作や言動にもそれが透けて見えるだろ。
たか子が、あの体質を嫌ったのも良く分かるよ。
もっとも、たか子のカトリシズム的潔癖さも何とかして欲しいけどな。

170 :吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 02:10:05
「女性の解放」を話題にすると
なんで股開くのか全然分からない。

171 :吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 02:41:27
フェミニズムなんて女を口説くための方便だからね、実際は。

172 :ファロスマソ ◆FTa/HQEoL2 :2005/07/23(土) 04:53:35
君たち(失礼)!今からでも遅くない!
怨念の浄化を希求し純粋さを求めてさまよっていこう!
立ち上がれ!明日の世界がどうなるかは、君たちのその決断にかかっている!

173 :吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 06:16:56
>>169
あんた、俺と穴兄弟かもしれんな。

174 :吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 09:56:38
封鎖された学園で髪の長い同志とアンブラッセてか・・・
学生運動なんぞ女とやるための方便に過ぎないと自覚していた
人間ばかりだったのなら許せる。しかし女とやりたいだけなら
俺は喜んで革命のための捨て石になる覚悟だよ
とか言ってた恥ずかしい連中(多かったらしいね)は腹を切って(ry

175 :吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 11:20:05
学生運動やイデオロギーが女とやるための方便に過ぎない、というのを、
冷ややかに描いていたのが倉橋由美子の「パルタイ」かな。

176 :吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 17:46:23
そう考えれば、金さえ出せばいくらでも女とやれる現在、
学生運動やイデオロギーが瓦解している理由がよく説明できるな。
高橋もこのまま忘れられるしかないのかも。

177 :吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 17:47:05
IT'S YOUR UNKO  投稿者: Right Hand  投稿日: 7月 17日(日) 2時25分39秒
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賞味期限ズレズレのウンコな音(核ウンコ)に耳を腐らせてみてはいかが?
IT'S YOUR UNKO  投稿者: Right Hand  投稿日: 7月 17日(日) 2時25分39秒
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180 :吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 17:49:57
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181 :吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 17:50:35
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182 :吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 02:29:01
>>176
>そう考えれば、金さえ出せばいくらでも女とやれる現在、
>学生運動やイデオロギーが瓦解している理由がよく説明できるな。

あんた、いくらなんでも物事を単純化しすぎだよ。


183 :吾輩は名無しである:2005/07/29(金) 12:51:10
おっす。

邪宗門読んで卑美子姉さんや阿貴・阿礼萌えなんですが、こんな俺は他には何読んだらいいですか?

184 :吾輩は名無しである:2005/07/29(金) 20:45:53
人食いアゲ

185 :吾輩は名無しである:2005/07/31(日) 20:22:05
作者本人が意図していたかどうかは別として
「邪宗門」のひのもと教団は、革命組織というよりも
戦前の大日本帝国の縮小版にしか見えない。
教祖がいて、それを(内心は信心はないが)利用する権力的指導者がいて、
ひたすら盲信突撃する一般信者がいる。
教団が天皇制国家を呪詛したのは、近親憎悪というべきだろう。

「日本の悪霊」では、事件の真相が曖昧にされているが、
水死体で見つかった奴が実は警察の手先で、党派弾圧のためわざと事件を起こすように仕向け、
逮捕された村瀬に拘置所に一度だけ面会に来た謎の人物は、行方をくらましたリーダー・鬼頭ってことなのだろうか?



186 :吾輩は名無しである:2005/08/01(月) 23:02:34
>>185
>作者本人が意図していたかどうかは別として
>「邪宗門」のひのもと教団は、革命組織というよりも
>戦前の大日本帝国の縮小版にしか見えない。

明らかに意図しているだろう
大日本帝国に弾圧され、戦後反抗に立ち上がった教団が
自ら大日本帝国のグロテスクなミニチュアになっていくという悲喜劇でもある

187 :吾輩は名無しである:2005/08/04(木) 09:02:38
にゃしゅうみょんをこれから講義でとりあげるらしいにゃん。

188 :阿礼:2005/08/04(木) 18:09:31
あーれー

189 :吾輩は名無しである:2005/08/10(水) 03:21:36
ひのもと救霊会はなんで弾圧の対象になったのかな?布教の方法論が間違っていた?

190 :吾輩は名無しである:2005/08/10(水) 09:48:54
国家権力からすれば、内に閉ざされた黒いエネルギーが不気味だった訳だ。
分かるか?

191 :吾輩は名無しである:2005/08/12(金) 01:45:21
解った。心で理解出来た。ありがとう

192 :吾輩は名無しである:2005/08/28(日) 14:15:09
高橋和巳はくくりとしては純文学でいいのかな?
若干俗っぽい印象を受けるんだが。

193 :吾輩は名無しである:2005/08/28(日) 19:36:05
アンタねえ・・・・。
和巳が純文でなけりゃ、一体誰が純文なんだい。

194 :吾輩は名無しである:2005/08/28(日) 19:47:32
和巳の凄いところは通俗小説としても十分面白いことである。

195 :吾輩は名無しである:2005/08/28(日) 20:07:36
>>194
「邪宗門」「日本の悪霊」は通俗小説としても面白い
「憂鬱なる党派」はちょっとダメだな

196 :吾輩は名無しである:2005/08/28(日) 22:26:59
『日本の悪霊』ってどんなん?『散華』『邪宗門』しか読んだことないずら

197 :吾輩は名無しである:2005/08/30(火) 21:56:05
>>196
高橋和巳の小説の中では、かなり後の時期の作品。

終戦直後、革命党派(実名はあげてないが、共産党)の武装闘争路線で
殺人事件にかかわったあと、逃亡して流浪生活をおくり、微罪で逮捕された
男・村瀬。それを取り調べる特攻隊生き残りの刑事・落合は、村瀬の過去に
何かがあると感じ取り、探求するうちに、奇妙な共感を村瀬に覚えていく・・・。
そして、事件の裏には陰謀、裏切り、謎が・・・。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309420109/250-5917102-9558641

198 :吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 12:53:16
面白そうっすね。サンクスコ

199 :吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 23:01:36
>>198
もう少し重厚な物言いは出来んのか。

200 :吾輩は名無しである:2005/09/14(水) 01:40:27
憂鬱なる党派は、全共闘をリアルタイムで体験した人にとっては
面白くないらしいけれど、(事実とのギャップが異なって)
、オイラはその世代じゃないから面白く読めた。

201 :吾輩は名無しである:2005/09/15(木) 03:25:05
X:事実とのギャップが異なって
O:事実とのギャップがあって

お前の語学力じゃ和巳は無理だな。
そもそも、「憂鬱なる党派」の時代背景は全共闘の時代とは全く異なる訳だしな。


202 :吾輩は名無しである:2005/09/15(木) 03:52:03
>>200は全く内容を理解せずに読んでたんじゃないの?
そうとしか思えないよ。

203 :吾輩は名無しである:2005/09/16(金) 00:38:57
全共闘の時代は1960年代末期だろう

「憂鬱なる党派」の時代は1950年代だったか
1960年代初頭か?
というか、戦争直後の頃に学生時代を送った者の
その後という感じだろう。

204 :吾輩は名無しである:2005/09/17(土) 02:01:59
当時の左翼の構図を理解せぬままに読めるほどヤワな本じゃないよな。

205 :吾輩は名無しである:2005/09/17(土) 02:15:12
>>201
いや、実際和巳の読者は全共闘が多いのは事実。
あと時代が『全く』異なるってことはないだろ。
少なくとも和巳は全共闘の運動を支持してたわけだから。

http://tktotk.hp.infoseek.co.jp/kenkyu-shi.htm

206 :吾輩は名無しである:2005/09/17(土) 05:03:20
>>205
>いや、実際和巳の読者は全共闘が多いのは事実
当たり前。
和巳、吉本、羽仁等の一連の著作は全共闘のバイブル。
和巳は丁度、全共闘華やかなりし頃に文壇の寵児になり、左翼受けする小説を書いてたんだから。
誰も和巳の読者に全共闘が少ないとは言ってない。
だが、だからと言って「憂鬱なる党派」の時代背景が全共闘の時代と同じ事には全くならない。

>あと時代が『全く』異なるってことはないだろ。
>少なくとも和巳は全共闘の運動を支持してたわけだから
意味不明。
和巳が全共闘を支持していたからと言って、
「憂鬱なる党派」の時代背景が全共闘の時代である事の証明には全くならない。
そもそも「憂鬱なる党派」は、新左翼を描いたものではないだろ。
日共(=旧左翼)の'50年分裂以後の徳球系の武装闘争が背景なのだから、
時代背景は全共闘(=新左翼)の時代とは全く隔絶している。

良く読んで、考えてから書込みして欲しい。



207 :吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 01:52:29
「日本の悪霊」も、日本共産党の武装闘争、山村工作などの時代が
モデルになっている

208 :吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 06:38:54
>>206
同意。
>>205のロジックは理解不能。
「憂鬱なる党派」も「日本の悪霊」も昭和30年代初頭の政治闘争をモチーフにしてる。
だから、全共闘の時代とは全く関係がない。
作品としては全共闘の時代に世に出たわけだから全共闘を含めて当時の学生が競って読んだのは事実だけどね。

209 :吾輩は名無しである:2005/09/19(月) 23:24:33
古本屋で高橋ごそっと買ったら
親父さんにやたら感心された
若い人が高橋和己読むなんていいねェみたいな
一緒に買ったソルジェニーツィンも喜んでた

何世代か上には特別の作家らしいね
娯楽として読む俺はシラケもいいとこだけど


210 :吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 03:33:09
読むな、腐る

211 :吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 08:28:57
むしろ人を腐らせるくらいの作家ならいいじゃないか

212 :210:2005/09/20(火) 14:54:29
>>211
違うよ。
>>209のような奴が読んだら、作品が腐ってしまうって事。

213 :吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 17:53:43
いや、もしかしたら和巳を読むことで
考え方がガラッと変わるかもよ。

214 :209:2005/09/20(火) 18:34:17
俺が腐らせるってこと?
釣り?
読まれたら腐るような強度の作品なら
それは読み手でなく作家の責任だろ。

スレ読むと全共闘に読者が多かったそうだが
そいつらが腐らせたもん思い出すとセンズリこいちまうよ。

215 :吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 18:53:56
センズリなら柳美里でも読めw

216 :吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 19:21:42
>>214

豚に真珠って言葉を思い出したよw。




217 :吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 19:46:00
大量布石の攪乱煙幕の灰色の中で
ボクの頭上に自ずと開かれた白き偶然の扉
理解など要するまでもなく

218 :209:2005/09/20(火) 19:47:44
やたら絡まれてるな俺w

まあ真珠って程の作家なら、今も不変の輝きを保つ筈なんだけどねえ?w

219 :吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 19:58:59
>>216

洩れは便所豚に真珠って言葉を思い出したw

220 :吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 21:59:27
ここのスレはもう年の人ばっかみたい、言ってることが理解できないよ。

221 :吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 22:45:36
>>209
運動華やかなりし頃、大きな顔して口幅ったいことばかり偉そうに
ふかしまくっていた方達は、就職が決まった途端に髪を切り、もう
若くないさと君に言い訳をして(爆笑)以後はのうのうと生き残って
きたんだ。

そんな連中が、綺麗なまま死ぬことが出来た高橋を、ある種の嫉
妬を抱きつつも崇拝するのは当然のことだよ。許してやれwww

222 :吾輩は名無しである:2005/09/20(火) 23:46:03
>>221
大口叩いているのはお前だ>アフォ
新聞記事をそのままカキコしたのか?w

223 :吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 01:43:46
>>221
俺はこの30年間、長髪のままだ。
文句あるか?

224 :吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 01:54:30
>>223
参りますた

225 :吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 20:05:22
>>223
50を過ぎた親父が、白髪の長髪で天辺が禿げてるのは情けないよね。
ご苦労様と言いたいけど・・・・・・

226 :吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 20:13:00
30の処女もどうかと思うけど・・・

227 :吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 21:00:31
扶桑社の歴史教科書に反対してる人が多そうだね。このスレ。
口を開けば「市民としての良識」とか「アジア各国との友好」とか
言ってるんだろうなぁ。キモッ

228 :吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 21:09:10
「市民としての良識」…オエッ
「アジア各国の友好」…オエッ オエッ
キモいというか、読んでるこっちが恥ずかしくなりますね。こういう歯の
浮くようなことを平気で口にする人間って、もう偽善者を通り越して、病
気なんでしょうね。

こういう類の連中は結局、自分自身が見えてないんですよ。自分がいかに
良識に反する行為をしているか、いかに他人に非友好的な対応をしている
か、それを全然自覚してないんですよ。

自分のこともわからない人間が、どうして他人と分かり合えるというのだ
ろう。

229 :吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 21:32:32
>>227
お前のカキコの方がキモい。市民としての良識?で一杯だな。w

230 :吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 21:55:15
このスレの俺的別称(蔑称)

   『左翼革命老残記』

マルクス読んでチェゲバラ拝んで寝てろジジイwwww

231 :吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 21:57:16
いや、しかし、
「市民としての良識」
という呪文がかなり謎めいた言葉であることはたしかだ。

いまどき、何の皮肉も感じないでこの言葉を使えるというのは、
少なくとも文学的素養のある人間だと思えない。

まあ、和巳とはあんまり関係ないかも知れないけど。

232 :吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 22:44:53
>>230
おまえは、最初の性交で梅毒にかかった青年のように臆病なチキン野郎だw

233 :吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 22:59:45
>>232
それも市民としての良識かねwww

234 :吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 23:00:35
>>233
この世に白夜の国があるように、
ネット上でいきがることしかできない君のような人間もいるのだろうな。

235 :吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 23:03:58
>>234
君のように日本語もわからん人間もな。
「市民としての良識」君をからかっているだがね。

236 :吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 23:05:33
>>235
>だがね。

なんで急に訛るの?


237 :209:2005/09/22(木) 18:49:19
俺が安易に報告したのが悪い

収めてくれ



238 :吾輩は名無しである:2005/09/22(木) 21:27:45
猿がむくラッキョのように、何の意味もないカキコが続いているな。

239 :吾輩は名無しである:2005/09/23(金) 00:13:16
>>237
了解。
オマエ、良い奴だな。
まだ見込みがある。
精進しろ。

240 :高橋和巳は、忘れ去られるには惜しい作家である:2005/09/25(日) 03:38:22
私は遠い西方の果てからこの〈地上の国〉へ、はるばると旅してきた。
もう二十余年も以前になる。私がこの国に到達するまでの遍歴には、
幾度か死を覚悟する拙い命運の嘆きをもったものだが、それゆえにこそ、
私がふとした偶然から幼少のころ聞いたこの国の風光の明媚、人情の
温順敦厚、そして清潔にして礼儀正しい民族性などは、私の内部では
ほとんど絶対化されていた。事実はどうあれ、たどりつくまでに費やした
労苦のかずかずをまったく無意味にしないためにも、
この国は無限に美しくなければならなかった。

241 :高橋和巳は、忘れ去られるには惜しい作家である:2005/09/25(日) 03:52:29
波止場には、あたかも私の目を目隠ししようとでもするような
激しい雨が降り注いでいた。いやあるいは人と人との争いに
傷ついた都市の廃墟をいやそうとする天の慈悲だったろうか。
燈台の光が回転しながら瞬時に照らすあかるみに、はやい流れ
のような雨脚がうつる。雨は風景全体を覆う矛盾の幕のように、
性急にこの〈地上の国〉の玄関口のたたずまいを確かめようと
する私の視線をさえぎり、したたり流れ、脚下に弾け、あるいは
波の音の響く暗黒へと吸いこまれる。

242 :高橋和巳は、忘れ去られるには惜しい作家である:2005/09/25(日) 03:55:06
 今から二十余年以前の夏、この国が戦い敗れてまだ間もない
頃のことである。

「引揚者の方ですか。引き揚げてこられたんですね」

243 :吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 21:50:15
age

244 :遙かなる美の国:2005/10/14(金) 22:39:44
私がこの国を訪れたはじめ、この国は飢饉に悩み、その主要都市の大部分は
敗戦の名残の瓦礫におおわれ、人々の衣装も襤褸に近かったが、私は必ずしも
この国には失望しなかった。(略)
 そして事実、目覚ましく、まことに奇跡のように、幻のように、
この国の栄花は、この国の民の勤勉さによって幻出したのだが、それにもかかわらず、
その復興の途次にふと芽生えた、我が心のうちなる疑惑の念は、
いつしか危惧へそして失望へ落胆へ、さらには絶望へと肥大するばかりだった。

245 :遙かなる美の国:2005/10/14(金) 22:44:00
この国の民は、我が期待と憧憬を裏切って、完膚なきまでに堕落した。
私はいま涙してそう主張せざるをえない。
黄金の時は過ぎ、青銅の時も過ぎ、鉄の時もまた瞬くまにすぎて
今はこの国は絢爛眼をおおう大暗室にすぎない。

246 :吾輩は名無しである:2005/10/14(金) 23:01:51
「邪宗門」がなんとなく良質のファンタジーの書き方のようにも思える。
旅行範囲も広いしなぁ。

247 :遙かなる美の国:2005/10/14(金) 23:09:24
私が今こうした拙い文章をつづりはじめたのは、消失した憧憬への
怨みと、いまなお絶ち切ることのできぬ我が身への愛惜の念のためである。
私の経験した不運と流ぼうと、渇望と飢餓、憧憬と失意、
そして果さざりし夢を全き虚妄におわらせぬ手段は、いま失意の病床
にある私にとって、かつて懸命にならいおぼえたこの国の国語で
私の幻滅の課程を可能なかぎり厳密に記述することだけである。

 それにしても、しかし私はなぜかくも弱々しく、
涙もろくなり果てたのであろうか。

248 :吾輩は名無しである:2005/10/15(土) 20:11:43
だから?

249 :遙かなる美の国:2005/10/15(土) 22:18:59
原文を読みたまい。

250 :吾輩は名無しである:2005/10/16(日) 04:03:59
読めよ、普通に日本語で書いてある

251 :吾輩は名無しである:2005/10/19(水) 00:17:17
>>232 >>234 >>238は、高橋和巳の文中の比喩を使っているのだが、
誰も気づいていない件について

252 :吾輩は名無しである:2005/10/20(木) 23:32:18
>251
誰も気づいてくれないから、しかたがなく自分でネタを
ばらした251を誰も相手にしない件について

253 :吾輩は名無しである:2005/11/01(火) 20:58:53
「邪宗門」という小説は、半分は大本教という実在の宗派を描いた史実だよ。
京都の綾部に逝けば教団は現存してる。たしか、オウムの麻原が戦前に
弾圧を受けた大本教の出口鰐三郎を自分になぞらえてたね。
 上のほうに高橋は女性が描けないとかカキコしてあったけど、それは
たか子の口癖を評論家が焼き直したもので、「邪宗門」の教祖姉妹の描き方
をみれば、十分に描けてると思う。初期の短編では、女性視点の作品もあるしね。
 ついでに、ドストエフスキーの女性云々は「カラマーゾフの兄弟」の異端審問官の章を読めば明らか。
ドストエフスキーの場合は「女性の描き方」ではなく、中世以降の教会権力(審問官として描写)を
男性(家父長)権力として、原初のキリスト教を女性として描いたところに象徴性がある。これ、ロシア文学の常識。
 話は変わるが、70年の没後当時、高橋の葬儀には5000人の青年学生が参列したらしい。
三島の死(厳戒の中、川端康成が葬儀委員長)と対比されて、高橋の葬儀を「文壇を批判する若者たち」
と、評論家が論じてた。けど、72年の早稲田の川口君事件や連合赤軍事件で、イッキに冷めた。
高橋が生きていたら、連赤事件をどう評したのか。返す返すも残念・・・・。
 長文スマソ


254 :吾輩は名無しである:2005/11/01(火) 21:51:31
出口王仁三郎だな。

確かに、阿礼と阿貴は和巳の描く女性としては、最もマシな部類だろうな。
それにしても生身の女性とは思えない生硬さ。
「我が心・・」の久米洋子に至っては論外。
やはり和巳は女を知らず、観念の中で語っていたとしか思えないよ。

255 :吾輩は名無しである:2005/11/01(火) 23:35:31
いいんだよ。
高橋は師匠は埴谷で、谷崎ではないんだから。

256 :吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 00:04:57
そう言う問題かよ

257 :吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 01:11:45
自立したエリート女性としての久米洋子、わたしは好きだけどな。
高橋和巳の作品はインテリゲンチャの苦渋を描くのがテーマであって、生身の女性は必要ないとおもふ。
たとえば、女を描かせればピカ一という文芸評論家がマンセーする川端康成の描く女性なんて、
とても共感は持てないし、美を感じることも出来ません。高橋和巳が描く凛とした風情の女性像は好きです。
つまり、文学における描写や女性像なんて好き好きで、定まった評価は難しい。
むしろ、テーマに肉迫できているかどうか、掘り下げの深さを論評するだけなんじゃない?

258 :吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 14:35:04
「黄昏の橋」は未完なんだよね。誰か続編を書いてくれんかな。

259 :吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 14:46:01
和巳の主要テーマが女性を描く事でないのは承知の上での議論。
ただ、作家として女性を描けないのは、やはり大きな欠陥。
理念としてのあるべき女性の姿を論じているんじゃないんだよ。
和巳の描く女性が好きか、川端の描く女性が好きか、という問題では無いんだ。
どのような女性を描くにしても巧拙の問題はあるだろう。
つまり和巳は女性を描くのが下手だということだよ。

>たか子の口癖を評論家が焼き直したもので
これには異議あり。
和巳の女性描写の稚拙さは、VIKING時代からの定説。


260 :吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 17:05:23
けっきょく、女性の描き方が「巧い」か「下手」かも
基準のある評価じゃないんでしょ? 
たとえば三島由紀夫が好んで描く女性像、川端が好んで描く女性像
高橋和巳が描く女性像・・・・。それぞれテーマが違うってことなんじゃ?
259さんが「つまり和巳は女性を描くのが下手だということだよ。」
といくら力説しても、「私は巧いと思います」は覆らないわな。
ある個人にとって受け入れられない描き方も、別の個人には受け入れられるのが文学。
ある作家の稚拙さを批判するなら、そのテーマに則して具体的な文脈の中で批判しないと
何も言ってないのにひとしく、評者(読者)の好みの問題に帰着するはず。


261 :無名草紙さん:2005/11/02(水) 21:41:48
野間宏の「青年の環」読破したヤツおる?

262 :吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 22:11:15
おるよ、学生時代に全五巻読破したが、あまり覚えてない。orz

263 :吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 23:54:52
女性の描き方が上手い高橋和巳など、高橋和巳ではない。

264 :吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 01:23:08
わかったよ、もう。和巳は女性の描き方が下手なんだよ。もうわかったよ。

265 :吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 12:56:59
>>260
>けっきょく、女性の描き方が「巧い」か「下手」かも
>基準のある評価じゃないんでしょ? 
当たり前だろ。
文学に基準のある評価というのがあるのか?
文法的に出鱈目とかいうなら分からないではないが。

>たとえば三島由紀夫が好んで描く女性像、川端が好んで描く女性像
>高橋和巳が描く女性像・・・・。それぞれテーマが違うってことなんじゃ?
テーマと巧拙は、全く別の問題。

>評者(読者)の好みの問題に帰着するはず
そう言ってしまえば、文学批評で巧拙を論じることは不可能ということになってしまうが、それでもいいのか?

266 :吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 10:39:52
いんにゃ、よくねーべ、絶対にな。
今や風前の灯の吉本の自慰サンが
言ってるな、未まだ理解を得られ
ない「言語美」は好みや印象批評
の類の消滅を期して書かれたもの
だ、ってな。


267 :吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 17:54:29
なんか良く分からんが、好みの問題で済ましちゃいかんだろ

268 :吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 23:45:00
高橋の女性の描き方、とっても巧いと思うよ
描き方の巧拙を論じるなら、具体的に指摘してみ
「オレは下手だと思う」とか断定的に言われてもなぁ

269 :吾輩は名無しである:2005/11/07(月) 23:01:02
高橋の女性の描き方、とっても下手だ思うよ
描き方の巧拙を論じるなら、具体的に指摘してみ
「オレは巧いと思う」とか断定的に言われてもなぁ

270 :吾輩は名無しである:2005/11/10(木) 00:29:37
「行政は最終的に論理の世界に解消されなければならない」
っていうような一節が高橋和巳の小説にあったような気がするのですが、
ご存じの方、タイトルを教えてもらえませんか。

271 :吾輩は名無しである:2005/11/10(木) 23:25:32
分からんけど感じとしては、「我が心は・・・・」にあってもおかしくなさそうだね。

272 :吾輩は名無しである:2005/11/11(金) 06:19:52
おかしいかも

273 :吾輩は名無しである:2005/11/11(金) 09:58:21
なんで?

274 :吾輩は名無しである:2005/11/11(金) 10:38:18
>>271
多分正解

275 :吾輩は名無しである:2005/11/20(日) 01:25:25
俺も高橋和巳といえば全共闘シンパ、今ならいわゆる「市民派」という
先入観があってずいぶん長い間食わず嫌いしていた。

たまたま『散華』を読んだらえらく良かった。
次に『悲の器』で(不遜ながら)本当に感心し、『憂鬱なる党派』読後は
これまで敬遠してきたのを激しく後悔。ひどくもったいないことをしてた。

これからいよいよ名高い『邪宗門』読むんだけど楽しみだ。


276 :吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 10:25:22
>高橋和巳といえば全共闘シンパ、今ならいわゆる「市民派」

小田実や大江健三郎だな、市民派なら。
高橋和巳は埴谷雄高の流れだから、第一次戦後派の末裔。
つまり転向文学と観念主義の継承者。
『散華』は感心しなかったが、『邪宗門』は耽読できるよ。

277 :吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 19:07:26
良識派とか市民派は、高橋和巳なんて読まないよ、
政治の悪魔性と人間の醜さに絶望した人種の読み物だから。

278 :吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 19:52:58
さよう、自らの偽善に気づかぬ者には、
ひたすら冗長で陰惨で退屈な小説だ。

他人を押しのけて出世した奴も読まないな。

279 :吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 22:07:47
イヤというほど絶望して、絶望の中に一縷の希望を見出そうとする。
人間の悪意と制度の陥穽、政治的悪魔・・・。それでも、人間に何かをもとめる・・・。
それが高橋和巳の文学だ。

280 :吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 23:57:48
絶望だけなら苦悩はしない。
一条の光明を見出したいが為に苦悩する訳だから。

281 :吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 00:32:00
三島よりもやっぱ和巳だなぁ。


282 :吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 02:00:24
短編、中編なら『堕落』が一番好きかな。
最後が泣ける。

283 :吾輩は名無しである:2005/11/25(金) 19:19:42
我が心は石にあらねば、転ずべからざるなり。
我が心は席にあらねば、巻くべからざるなり。
              「詩経」

自分の心を大切にすれば一生、孤独で貧乏。
心を石ころのように転がして、
求めてくれる人に従えば安楽は約束される。
              「憂鬱なる党派」

284 :吾輩は名無しである:2005/11/25(金) 19:28:00
糞転がしのような人生

285 :吾輩は名無しである:2005/11/25(金) 19:44:12
戦前の左翼とその挫折と対比すると
学生運動が陳腐にみえてしょうがない

286 :吾輩は名無しである:2005/11/26(土) 19:47:02
>>285
陳腐なのはいつの学生運動かな?


287 :吾輩は名無しである:2005/11/27(日) 05:35:47
自閉症の狂人だったんだろ
他人とのコミュニケーション障害があったらしいし
キチガイでも京大くらいは行けるし小説くらいは書ける

288 :吾輩は名無しである:2005/11/27(日) 08:50:31
>>287
たか子さんご本人ですか?

289 :275:2005/11/29(火) 01:34:30
>>276
『邪宗門』、ようやく半分読んだ。
朝日文芸文庫の上巻まで。

感想は全部読んでから書くけど、現時点でもこれは
すごい傑作だと思う。『神聖喜劇』(の前半)を読んだとき
くらいのインパクトはある。

阿礼は今の言葉でいうとツンデレだな。

ちなみに、このスレの方々は高橋和巳以外にどんな
作家を好んで読んでるの? 


290 :吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 22:36:56
>>289(275)
そうか、『邪宗門』インパクトあったか。よかった。

みどもは高橋和巳の流れでいうと、
三島由紀夫の『豊饒の海』(歴史記述が邪宗門と好対比で読める)、安部公房の『他人の顔』
野間宏の『青年の環』、埴谷雄高の『死霊』、島尾敏夫の『死の棘』
武田泰淳『快楽』、大江健三郎は『叫び声』以前の作品まで。
本来なら柴田翔、井上光晴ときて然るべきなんだろうが、文体に肌が馴染まない。

最近のでは『大地の子』(山崎豊子)っきりだなぁ・・・。

291 :吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 00:19:37
>最近のでは『大地の子』(山崎豊子)っきりだなぁ・・・。

290の精神の堕落を如実に示しているな

292 :275:2005/12/03(土) 00:41:19
>>290
ちょうど今日の昼読了。本当に読んでよかった。
いろいろと考えさせられたけど、まずは小ネタから。

「阿礼」でぐぐると、中学生くらいの女の子が本名で
やってるサイトに行き着いた。「お父さんが高橋和巳という人
の小説に出てくる主人公からつけてくれました。難しい本みたい
なのでまだ読んでないです」みたいなことが書いてあった。

「なら潔じゃないの?」というのは置いといて、ルックスだけ似て、
運命は似ないことを心から祈ります。

293 :吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 03:40:25
阿礼の最期、潔く美しくも悲惨だからなぁ…。
妹のほうは河豚だし…。

294 :わからん…。:2005/12/05(月) 23:07:40
高橋和巳の描く
うちに情念を秘めた もの静かな女性達。
疲れてはいるけれど
十分に性的で しかも賢い。
滅多にない
美しい女性像として記憶している。

樟脳の匂いのついた封筒を差し出す
学校事務の彼女。

俺には たまらん魅力だが
皆はどうだったのだろう?

295 :吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 20:10:10
久し振りに日本へ帰ってきた。高橋和巳の軟弱な世界がまだ生きているのか。
この世界で生きている連中は、時代とそして次の時代をどう展望するのかを考
えられなくなっている化石の世界で生きているのではないか。
しょせん高橋はそれ以上でもなくそれ以下でもない。そんなに評価しなくても
いいと思うよ。

296 :吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 20:23:25
高橋和巳の未亡人って
どこかの修道院に入ったとか聞いた。宗教生活でっか?

297 :吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 20:41:17
高橋の未亡人の話なんて何の意味があるのか。
あのバカと和巳の作品はレベルが違いすぎる。高橋は全共闘運動の同伴者で
あって赤軍に同調したりままごと世界に生きた人だけど、少しは評価できる
だろう。
死と生、生と死その世界を書こうとしたことは間違いない。

298 :吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 20:49:59
『ノルウェイの森』に、周りの学生は大江健三郎と三島由紀夫と高橋和巳ばかり読んでいる、といった記述があったような…。


299 :吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 21:10:22
そんなオタクみたいな連中には文学なんて語る意味もないだろう。
大江・三島・高橋なんて本当にお宅の世界だよね。



300 :吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 21:19:49
唯一無二の作家だよ。
若いうちに読まなきゃ、和巳は。


301 :吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 21:40:10
>>300
狭隘な視野じゃないすか? 団塊世代のひとが言うよね、そのセリフ。
単なる郷愁かと・・
いやべつに文句言うつもりはないス

302 :吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 01:09:00
団塊世代じゃないけど、本当に凄い作家だと思うよ。
別にみんな和巳しか読まないで褒めてるわけじゃないので
狭隘ではないだろう。

303 :吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 20:55:04
読める読めない(文章と論理構成が難解・読み手に時代のリアリティがない)
というのはあるだろうな、高橋和巳に関しては。

304 :吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 04:01:33
漢籍のあった作家ってだけで、魅力的です

305 :吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 11:08:54
>>303
細部に関してリアリティがないのは当然だが、
だいたいのところは今でも読めるよ
『憂鬱なる党派』の岡屋敷の独白なんて、涙なしには読めん

306 :吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 21:50:18
>>305
禿げ銅!
おまえら帰るなと。すき焼きくらい食ってってやれと。

307 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/02(月) 11:53:32
さすが高橋和巳スレだ
新年の浮かれ具合とは無縁だぜ

308 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/10(火) 02:29:35
伝記映画をつくるとしたら吉岡秀隆。
顔立ちが結構似ている。「ボクはビフテキを食う」と言わせて見たい。

309 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/10(火) 22:47:08
このスレの人たちは一番の代表作である悲の器はあんま好きじゃないのかな?
おいら的には法学徒だったので法学部ネタで面白いと思って読んで
このスレをみて他の作品も読んでから読み返してみたけどやはり面白かった

310 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/12(木) 02:31:27
>>309
>一番の代表作である悲の器

そんなこと誰が決めたんだ?
初期の代表作ではあるが、一番の代表作ではないだろ。


311 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/12(木) 12:33:54
だから団塊の世代は嫌いなんだよな・・

312 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/14(土) 11:34:18
悲の器って文芸賞とってるね。
昨今の最年少ラッシュとはずいぶん毛色の違うもん受賞させてたんだな。

313 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 16:57:08
面白そうだから読んで見る

314 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/23(月) 19:26:10
悲の器は文庫でも最後まで残ってた気がする。

315 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/23(月) 21:19:53
新潮文庫で今残ってるのは悲の器だけだね

316 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 23:23:38
ねえ何か面白いことないかな
貸し本屋の 軒下で 雨宿り
君は 難しい顔して 立ち読みしながら本を盗んだ
僕の自転車の後ろで 孤立無援の思想を読んだ

春になったら就職するかな
壁に向かって逆立ちして笑った
机の上の高橋和巳は 怒った顔して逆さに見える
どうして生きていいのか わからぬ二人がたたみの上にねそべっている


317 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 00:00:28
みんな夢でありました

318 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 00:12:19
森田童子と高橋和巳、時代だねぇ。

319 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 00:30:00
http://page9.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k29446929

320 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 00:51:14
↑ 曽野綾子が気に喰わんな

321 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 19:07:31
再評価されていい

322 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 19:09:43




323 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/31(火) 18:46:54
文庫で照る?

324 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/31(火) 19:18:32
あまぞん擦れ

325 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/31(火) 21:41:42
うわぁあああ!
気がついたら高橋和巳の享年越えてたぁあああ!
ずっと年長の「先生」だったのにぃぃいい!

326 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/07(火) 21:07:51
10年ぐらいまえに一時的に文庫で復刊したときに買った
「孤立無援の思想」が入っている短編にいまごろになって
はまって通勤途中で繰り返し読んでいる。10年前は自分が
若くて、あの本の良さがよくわからなかった。

327 :吾輩は名無しである:2006/02/16(木) 22:49:17
「日本の悪霊」「憂鬱なる党派」「散華」「邪宗門」など読んだけど
地の文に、作者自身による直接的説明みたいなのが多すぎ。

328 :吾輩は名無しである:2006/02/26(日) 02:32:06
科学史家の中岡哲郎の『現代における思想と行動』(初版、1960年、三一新書)を読むと、『憂鬱なる党派』の背景がわかる。
中岡は小説に出て来る天皇事件の質問状を書いた人だけど、西村たちがやっていた研究会は、実は、
中岡たちがやっていた学園評論がかなり下敷きになっているのでは?

ちなみに、中岡は海軍兵学校から旧制高校・京大理学部へと進んだ人で、あの日、江田島から遠く、きのこ雲を目撃している。
高橋は、西村と藤堂を、この人から造形しているのだろう。



329 :吾輩は名無しである :2006/02/26(日) 20:01:54
自分は、今年卒論で高橋を題材にしたけど現状はやっぱり読まれていないよね。

330 :吾輩は名無しである:2006/02/26(日) 20:11:46
中岡は、高橋のことを、後年、『ものの見えてくる過程』(朝日新聞社)で回想している。
京大での講演で、「いま、ここに来る途中、通った校内のどこそこに高橋がハンストで座り込んでいた」という話が出て来るのです。
ついでに、いうと、高橋本人もそうだけど、中岡も定時制高校の教諭経験あり。

331 :吾輩は名無しである:2006/02/27(月) 22:19:35
連荘で失礼します。中岡の本は、
『もののみえてくる過程 : 私の生きてきた時代と科学』です。版元品切れ絶版。

332 :吾輩は名無しである:2006/03/17(金) 10:57:01
age

333 :吾輩は名無しである:2006/03/30(木) 17:46:23
age

334 :吾輩は名無しである:2006/04/04(火) 01:33:36
今、悲の器、読んでます。あと残り3分の1くらい。
僕はこの人の本を読むのは初めてです。
かっこいい文章、いっぱいあると思います。
僕はくそ真面目にかっこいい文章をパソコンで書き写しているが、
こんなに引用した作家は初めてです。ほぼ毎ページにいい文章ある。
数年前に古本屋(ブックオフではない)から買ってずっと読む気おきないでいたのに・・。
古本屋のおっさん、その時、「うちで高橋和巳売れたの初めてだ」と言った。
おれちょっと焦って、有名ですよね、とかアフォなこと言った。
おっさん、邪宗門も勧めた。
高橋以降の作家ってみんな、これと同じことやってもダメだ、って思ったと思う。
あと僕は、柄谷行人が好きなんですが、悲の器以外認めていない、っていう
批評があって、その批評もものすごく説得力あるのだが、
機会があったら古本屋で邪宗門とかもぱらぱらめくってみたいと思う。
良さそうなら買う。

335 :吾輩は名無しである:2006/04/12(水) 11:15:55
>>334
他のも読むといいよ、柄谷さんは頭でしか批評しない人だからね。
「邪宗門」はダイナミズムのあつ闇の昭和史だし、理論だけで書かれた「非の器」よりも、
「わが心は石にあらず」は生身の人間が描かれていると思う。

336 :吾輩は名無しである:2006/04/17(月) 12:19:55
最近「邪宗門」読了いたしました。
始めは寝ながらいつのまにかきちんと机に向かって…
で、既出かもしれませんが質問があります。
最後に千葉潔と行動を共にした五人(千葉潔を含めて)というのは誰と誰なんですか?
堀江民江と大川春夫と小早川勇と南米造でいーんでしょうか。


337 :吾輩は名無しである:2006/04/20(木) 23:11:00
阿礼ってツンデレで萌え。

338 :吾輩は名無しである :2006/04/25(火) 23:32:33
>334
自分は、柄谷は好きじゃないけどあの評論?には納得させられました。
ただ、もっと評価して良い作品もあるんじゃないかなとも思います。

「邪宗門」も「憂鬱なる党派」も好きです。


339 :吾輩は名無しである:2006/04/30(日) 23:22:39
>>334
ちなみに、作家志望ですか?


340 :吾輩は名無しである:2006/05/02(火) 04:45:54
高校時代の恩師がK君のモデルだったらしい…
そんなK先生に国語を教わり京大に。
高橋和巳は「わが解体」しか知らないが、
本格的に読むなら何から手をつけるべきか…やはり邪宗門?

341 :吾輩は名無しである:2006/05/02(火) 06:59:09
悲の器からだろうね。
因みに小生の会社の先輩は青Oのモデル。
青Oの勤める業界を描いた作品もあるよ。

342 :吾輩は名無しである:2006/05/11(木) 23:32:45
憂鬱なる党派はダメ?


343 :吾輩は名無しである:2006/05/16(火) 06:32:59


344 :吾輩は名無しである:2006/05/23(火) 02:33:11
だ〜れも答えちゃくれね〜んですね、「邪宗門」の問いには…
教えてGooにでも逝ってきます。
ごめんなすって。


345 :吾輩は名無しである:2006/05/23(火) 02:40:29
永の旅立ちごくろうさんにござんす
逝ってらっしゃいやす

346 :吾輩は名無しである:2006/05/29(月) 11:01:27
子供背負ってるって千草だと思い込んでいた。
読み返して名前が出ているので驚いた。記憶っていい加減だなあ。

347 :吾輩は名無しである:2006/06/23(金) 14:28:42
生きてたら京大文学部長も歴任して中国文学の大ボス。
「大学紛争?ああそんなのもあったね」って威張り返ってるんだろうな。
元来、権威主義的な人だからね。

348 :吾輩は名無しである:2006/06/23(金) 14:37:53
わしも権威がほしい

やりたい

349 :吾輩は名無しである:2006/07/06(木) 20:54:31
今、高校生ですが、邪宗門を読んだのは二年前になります。
それまで、現代の作家ばかり読んでいたので消化しきれなかったとは思いますが、感動したのを覚えています。

偉大な作家だと思います。
ひのもと教団のモデルって天理教ですよね?

350 :吾輩は名無しである:2006/07/07(金) 00:22:19
大本教だよ

351 :吾輩は名無しである:2006/07/07(金) 01:47:33
オウム真理ky

352 :sage:2006/07/10(月) 18:16:06
>>350
何かの出版物で天理教と見た記憶がありまして・・・
大本教と天理教を調べてみたんですが、似ていますね。
開祖がだったり、戦前に官憲の迫害を受けたりと、、

353 :吾輩は名無しである:2006/07/11(火) 03:57:12
大本教、天理教、金光教、みんな似てるね。
因みに、大本の開祖である出口なおは、元、金光の信者。
世界救世教(手かざし)開祖の岡田茂吉は元大本信者。

354 :吾輩は名無しである:2006/07/11(火) 05:44:49
今月の日経「私の履歴書」は小松左京先生。
もうすぐ京大時代の高橋和巳との交友が語られるぞなもし。
小松左京マガジンでの「小松左京 高橋和巳を語る」より
過激ではないかもしれん(なんと彼は真性包茎だった)だがしかし必見。

355 :吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 01:20:47
支那文学の世界では、高橋先生は吉川先生の弟子であり、六朝文学の研究者。
その研究業績によって、今でも高く評価され、尊敬されている。
支那文学を学んでいる人たちは、高橋先生の小説には冷淡であるように見える。

356 :吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 19:01:03
>>354
たぶん明日あたり。

357 :吾輩は名無しである:2006/07/12(水) 21:00:56
本当に明日の日経が楽しみだ。
高橋和巳との出会い、どんなふうに書かれるんだろう。

358 :吾輩は名無しである:2006/07/13(木) 04:30:18
「苦悩教の教祖」は確か埴谷雄高が名付けた筈。
御大少々乱心なされたか…
しかし良い写真だ。知的エリート=大学生、の時代髣髴。
明日も続きそう。

359 :吾輩は名無しである:2006/07/14(金) 13:32:13
埴谷雄高ではない

360 :吾輩は名無しである:2006/07/14(金) 14:53:08
申し訳ありません。埴谷雄高は「苦悩教の始祖」でした。
でも小松左京先生の初期の回想録『「内部の友と」その死』では
「彼が、苦悩教の教祖という綽名をつけられたと聞いたとき云々」と
伝聞の形で書かれていたようにおもいます。
トリビアルなことですがご教示いただければハッピーです。


361 :吾輩は名無しである:2006/07/18(火) 02:27:33
age

362 :吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 23:30:18
高校の頃に、高橋たか子は高橋和巳のゴーストライターだったという噂を聞きました。
これって本当?エロい人教えて!

363 :吾輩は名無しである:2006/08/09(水) 01:09:06
んな訳無い。
和巳の作品とたか子の作品を読み比べれば、一目瞭然。
原稿を読んで意見を言うくらいのことはあったかも知れんけど、
あの夫婦では、恐らくそれも無かったんじゃないか。
たか子が和巳の小説世界を好んでいたとは思われないから。

364 :吾輩は名無しである:2006/08/09(水) 22:46:47
邪宗門などを代筆(和巳が喋るあるいは書き散らしたのを清書。口述筆記と言うのか)してたのは事実。
もしそれをゴーストと考えるならゴーストぞなもし。

365 :吾輩は名無しである:2006/08/09(水) 23:00:44
文学板のアイプチ使用率および天然二重率を調査したい。
文学やってる奴には何故か二重が多いと聞く。
その答えを知る上での道しるべとなればいいと思ってね。
その壮大な問いかけランデブーに一緒に乗っかってくれる人を求む。
二重かアイプチか人目で分かるような書き方をしてくれ。
人を騙す奴は悪い奴だからね。


366 :吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 08:34:04
>>364
あのなあ、清書や口述筆記のことを代筆とかゴーストライターって言うのか。
アホとしか(ry。

367 :吾輩は名無しである:2006/09/10(日) 23:48:33
age

368 :吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 00:07:10
難解

369 :吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 23:59:55
結構好き

370 :吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 12:25:04
っつか、本屋にあまり売ってない。
女のファンっているのかな?

371 :吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 16:32:02
あんまりというか聞いたことないね、女の人のファン

372 :吾輩は名無しである:2006/10/09(月) 03:00:33
'60年〜'70年代は和巳好きの文学少女も沢山いたけどな。
小池真理子が高橋への思いを語ってたのを読んだことがある。

373 :吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 23:54:47
>372さん
それって今の女の子が綿谷とか読む感じと一緒ですかね。
時代というか…。やっぱり高橋は時代と作家像と共にしか語られないんですかね。


374 :吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 18:50:16
古い話しだが、大岡昇平と埴谷雄高との対談で
大岡が「高橋和巳は吉本隆明が指摘してるように
知識人向けの娯楽小説作家だし、一時代過ぎたら
忘れ去られるんでしょうね。」と語り、それを受けて
埴谷にしたらそれこそ可愛い可愛い和己チャンだもんだから、
そんなことはない、高橋の作品は時代を超えていると強弁して
引き下がらなかったけどね。

375 :吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 18:58:10
その前に埴谷も大岡も見事に忘れ去られていると思うのだがな。

376 :吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 19:06:40
でもけっこう萌え小説としての需要あるんじゃない?
昔のレスでも誰かがマンガゲーム化するべきだって言ってたけど。
なるほどと肯けるぐらいキャラ小説だと思うけど。

377 :吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 19:09:24
時代感覚が強い作家もの、
今現在の俺達は良くも悪くも「へぇ、こういう時代があったんだ」という読み方をせざるおえない。

378 :吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 19:20:18
その中でも高橋和巳の小説はあまりにも図式的なんだよね
構図が透けて見えるから萎えるわけで。
主人公は勝手に悩めるインテリ風味を演じていればよいと
けど埴輪の小説も酷いな
背景になっている思想も支離滅裂で、一貫性がない。
その思想も、完全に時代にとらわれたものだし

379 :吾輩は名無しである:2006/10/18(水) 08:42:01
374氏の話だが、俺が聞いてるのは、
吉本の自慰サンが知識人向けの娯楽小説
と評したのは高橋の『悲の器』であって、
高橋の小説全てではない。

そいと、時代に捕われてない思想なんて無いし、
あったとしてらそいつはモンチッチだぜ。


380 :吾輩は名無しである:2006/10/19(木) 09:05:37
吉本隆明は高橋和巳が亡くなった時、
高橋和巳は夏目漱石のような小説を
書くべきだった、と書いて、一連の
"知識人向けの娯楽小説"を全て否定
しちまったね。
それと、高橋和巳のカミサンが彼の
死後発表した高橋和巳への評価に対
してはメチャ憤慨してたね。


381 :吾輩は名無しである:2006/10/19(木) 17:25:15
>>372
小池真理子の「恋」という小説を読んだら高橋を尊敬してるのが
うなずけた。

382 :吾輩は名無しである:2006/10/20(金) 09:57:49
昨日、TBSの資料室で父親と『悲の器』を観てきた。
父親は原作を読んでたせいか、かなり不満らしかったが、
俺は結構楽しめた。正木典膳役の佐分利信が上手だった。
野際陽子ははっきり言ってぜんぜん上手くなかった。

383 :吾輩は名無しである:2006/10/20(金) 19:35:22
ああ懐かしい、野際陽子か。
NHKからフリーになった頃だと思う。
「悲の器」とか「赤いダイヤ」など
一連のTBSドラマに出演してた。

384 :吾輩は名無しである :2006/10/29(日) 21:52:18
「恋」こんど読んでみます

385 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 18:16:26
小池真理子っていい訳?失楽園の作家をべた褒めしてたけど。

386 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 18:30:03
>>1
高橋和巳氏の未亡人は何処の修道院で修行しておられまつか?

387 :吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 20:23:43
保守

388 :吾輩は名無しである:2006/11/23(木) 07:25:51
>>385
誰もズン先生には逆らえんだろ

389 :吾輩は名無しである:2006/11/23(木) 14:34:33
ズン先生は偉大

390 :吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 20:39:52
『悲の器』ついさっき読み終わりました。
私が出会った本の中で何冊かある最高のものに挙げられる一冊だと思います。
こんな凄い小説家を今迄知らなかったのがほんとに惜しいです。
まあ現在高1なんですが…

391 :吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 20:43:17
>>390
男だろ?

392 :390:2006/12/11(月) 21:18:51
いや、女です…。

393 :吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 21:20:50
あれ?女の子で高橋とか読むんだ。じゃつぎは邪宗門だね。
「肉の餞」とかエロイ言葉が出てくるぞ!

394 :390:2006/12/11(月) 21:26:16
周りには高橋和巳なんか読むのは居ませんがね…
というか高橋はおろか近代文学を読んでる人さえ居ないというw

395 :吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 21:31:29
近代文学なんて、最近の小説より遥かに読みやすくて面白いって言うのにね〜。

396 :吾輩は名無しである:2006/12/27(水) 01:35:51
マア、390はナリキリだらう。
高1が近代文学云々…
ありえん。

みんなわかってて蟲か


397 :吾輩は名無しである:2006/12/27(水) 09:38:10
上でTBSの資料室で「悲の器」を見たというカキコが
あったんで、俺っちもコネを使って見させてもらった。
正木典全役の俳優は上手だね。
そいと、文庫でもあれだけの厚さの小説だもの、完全な
映像化なんぞ端から無理だわな。

398 :吾輩は名無しである:2006/12/27(水) 20:51:25
>>396
えー、わたし高一ではないですけど、高一の時文学全集とか読んでた。
相当無理してましたが。
さすがに英語の原文で読むのは挫折しました。
バレー部でワァワァ言って、うちでは超暗いとゆう二面性にイヒッ、と自己満足してましたが。
高橋さんは家に全集がありまして、高二で読んだと思います。


399 :吾輩は名無しである:2006/12/27(水) 20:52:18
英語の原文のは高橋ではない、当然ですが。

400 :吾輩は名無しである:2006/12/29(金) 02:12:24
390です。
まあ実際高一なのですが、この歳で近代文学を読んでるのがありえない、と思われる様な時代になったというのが悲しいです。
別にありえない程の事でも無いと思いますがね…

401 :吾輩は名無しである:2007/01/03(水) 01:15:09
人は様々。
今の時代にあっても、
高一で近代文学に傾倒する者がいても全くおかしくは無いだろう。
能力的側面を考えても、高一なら読めても全くおかしくない。
現に昔の連中は、高一の頃、和巳を読んでたんだから。

402 :吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 00:14:24
でもばななが翻訳されるのに和巳はなぜされないのですか?
タケシの映画やディランの音楽のような「うそっぽい芸術」が高い評価をされるのはどうかと。
(本人たちは笑っているかも)
幼児の絵を芸術だと賞賛するようなものではないかと。
確かに和巳の文学は饒舌すぎて時に「劇画のような」とは言われるますが
ほとばしる意思を止めることができない和巳らしいとは思います。
小説はストーリーが第一義であり詩歌とは異質のものだと思いますが。

403 :吾輩は名無しである:2007/01/23(火) 09:29:30


404 :吾輩は名無しである:2007/03/08(木) 02:56:55
官房長官、塩崎恭久閣下の一番影響を受けた本が
「憂鬱なる党派」だったとは…
というか青戸のように冷酷なインテリゲンチャンなんかな

405 :吾輩は名無しである:2007/03/08(木) 08:53:52
塩崎の左翼経験はみーんな流行に乗っただけよ。

406 :吾輩は名無しである:2007/03/09(金) 01:53:56
御教授ありがとうございます。ということは
「彼にとって思想とは前にきらびやかに並べられた観念の玩具であり、
また彼の才気煥発には、避けがたい流行追従性が伴っていた」
といわれる蒔田の類ですかね〜。

407 :吾輩は名無しである:2007/03/18(日) 14:37:32
たか子の小説の方が好き。まあ今となってはもう遠い世界に逝ってしまわれたが…。

高橋たか子スレは誰か立てないのかね。まあ立ってもすぐ落ちるか。

408 :吾輩は名無しである:2007/03/18(日) 16:46:50
>>400
おれは高二で読んでたよ

409 :吾輩は名無しである:2007/03/18(日) 21:35:03
捨子物語はどうでしょうか。悲の器と二つ持ってて、どちらかというと捨子物語の方があらすじと解説で魅力を感じますが、
このスレではあまり話題になってないようですがどうですか?

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