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残雪ツァンシュエについて語ろう

1 :吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 21:17:49
あの不思議さはただごとではありません。
単行本はたいてい入手困難ですが、
読んだことのある人,いかがでしょうか?



2 :吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 21:23:52
とりあえず超ブサイク

3 :吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 21:36:05
入手困難? なに言ってんだか〜w それとも宣伝スレ?

『黄泥街』『蒼老たる浮雲』『廊下に植えた林檎の木』
『魂の城 カフカ解読』
『カッコウが鳴くあの一瞬』・・

簡単に入手可能。


4 :吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 22:07:03
ネットだと結構な値段が付いているが、実際の店舗だとカゴで200円売り
されてたりすることが多い不思議な作家。

5 :吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 22:14:09
不思議から一歩でも先に行きたいのだが、これがなかなか……

6 :吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 22:15:51
山形浩生が高く評価してたね。

短編、一つ読んだけど、面白かったよ

7 :吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 22:19:18
>>6
どの短編で、どのあたりがどう面白かったのか、語れ。

8 :吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 22:37:59
6ではないが、どの小説も不思議という印象が圧倒的すぎて、
その先になかなかいけないのは確か。

9 :吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 23:11:20
カフカっぽくね?

10 :吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 23:14:31
カフカはある意味すごく似ているが、また全然似ていない。


11 :吾輩は名無しである:2005/12/23(金) 20:15:19
「わたしのあの世界でのこと」、短いがすごい迫力だった。

12 :吾輩は名無しである:2005/12/26(月) 20:47:33
笙野頼子に近い気がするんだけど、文革生き延びてる分、残雪の方に
悲壮感、すごみがあるかな。

13 :吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 14:54:06
日本の作家だとたしかに笙野頼子は近いかも。
あそこまで自己解放した状態で書ける作家はそんなにいない。
最近出たカフカ解読、あれもすごみがあるね。


14 :吾輩は名無しである:2005/12/28(水) 22:48:42
夢みたいな小説はあまたあるが、
実際に夢を見た後の感じにいちばん近い作家だと思う。

15 :吾輩は名無しである:2005/12/30(金) 21:57:22
カフカ解読は小説よりずっとなじみやすい

16 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/03(火) 02:52:44
顔写真みたけど、作品みたいな顔の人だね。怖い。

この人の本は文庫化されないの?

17 :吾輩は名無しである:2006/01/03(火) 19:49:59
早く文庫化してほしいね。
ただ、大衆性というか通俗性がこれほど欠けた作家も珍しい。
とりつく島がないというか……
無意識のイメージがすごい純度で吹き上げてくる。


18 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/03(火) 21:07:54
「幻想的である」ということと「社会派っぽい」ということは
なかなか両立しにくい。
前者が得意な作家は内向的、後者は外交的な感じがするからね。
残雪は両面持ってるような。そこもカフカっぽい。

19 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/04(水) 06:03:14
再発行または文庫化されうかどうかは、このスレの伸びにかかってる?
ガンガレ!

20 :吾輩は名無しである:2006/01/04(水) 13:29:00
 小説を解読するということが、創作の源泉である無意識の意図を
解読することだとしたら、残雪のものほど解読しがいのある小説は
あまりないかもしれない。
 それにしても、どこまで解読できるのか。

21 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/04(水) 21:23:43
小説を解読するということが読んでいた時の自分の無意識を解読することだとしたら?

22 :吾輩は名無しである:2006/01/04(水) 22:47:14
>21
 それはたぶん究極においては同じことではないでしょうか?
 作家のうちなる他者、無意識の意図を解くことは、結局は
 私のうちなる無意識の意図を解くことに通じる。
 だからこそ人は文学の謎を解こうとするのではないでしょうか?

23 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/05(木) 10:29:41
名前がカッコイイな。

24 :吾輩は名無しである:2006/01/05(木) 11:26:35
残雪――
子どものころ両親が「右派」として逮捕され、
飢餓線上をさまようなど困難な歳月を過ごす。
小学校卒、町工場の工員などを経た後、仕立屋をしながら作家に。
他に類を見ない特異な作風で中国内外で注目される。
「残雪」のペンネームの意味は、
周りの雪がみな融けても、融けずに残っている雪のことだという。

25 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/05(木) 13:35:50
っていうか天才だろ?
過小評価されすぎ。

26 :吾輩は名無しである:2006/01/05(木) 13:54:12

天才だね。
それも1ページ読めばわかる。

27 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/05(木) 14:12:21
もっと書き込めば、文庫になるぞ。
有名な文芸評論家とかで、残雪を取り上げてる人っているの?
こういう作家は、そういうプッシュがあれば、ヒットするはずだけど

28 :吾輩は名無しである:2006/01/05(木) 21:17:07

以前、日野啓三さんが絶賛していたようだけど、
こういう類例のない作家について批評するのは
批評家も相当の覚悟がいるんじゃないかな。
自分が試されてしまうから。

29 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/06(金) 01:33:37
山形浩生はちょっと書いてたな。批評家じゃないけど

30 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/06(金) 09:44:50
山形になんか書かれても嫌だなw
松浦理英子と仲良しなんだよね。日中作家交流会で英語で筆談して
ゲーテの小説が面白いってところで意気投合したとか。

31 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/06(金) 10:53:38
>>30
『親指P』を激賞してたな

32 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/06(金) 12:46:41
だったら、亡くなった倉橋由美子とかとも合うかな。
親指Pって、スミヤキストQから触発された題名でしょう

33 :吾輩は名無しである:2006/01/06(金) 17:39:23
残雪の「突囲表演」はX女史とQ男史のなんとも怪しい話だったな

34 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/06(金) 18:02:27
どうして急に盛り上がってるの?
どこかで名前出されたんだろうか

35 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/06(金) 18:07:46
久々の新刊(カフカ論)が出たからでしょ。
今までスレが無かったのが不思議。まあでも小説の新訳が読みたいな。

36 :吾輩は名無しである:2006/01/06(金) 18:58:47
 批評もいいよ。「魂の城カフカ解読」
 ああいう直球型の大らかな批評って好きだなあ。
 またカフカが読みたくなる。

37 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/07(土) 03:34:01
可もなく不可もなくっていうカフカ論が多い中で・・・・

38 :吾輩は名無しである:2006/01/07(土) 12:23:35
カフカは解釈しようとしないで、ただ面白がって読めというような
批評家もいるが、残雪のを読むと、解釈しないで一体どこを面白がるんだ?
という気がしてくる。カフカのユーモアの深みは解釈しなければ感じ取れない。
カフカや残雪の小説の場合、非解釈というのは、単に自分にはまだ解釈できない
ということの言い訳ではないか。
少なくとも、残雪の批評でカフカの小説はますます面白くなったと思う。

39 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/07(土) 14:50:16
どこからか妙に刺々しい読者が湧いてきているようだ

40 :吾輩は名無しである:2006/01/07(土) 17:53:03

 残雪は解釈を躊躇しない。正面から切り込んでいる。
「失踪者」や「審判」の解釈もいいが、
「城」論はとくに秀逸、目を洗われる。

41 :吾輩は名無しである:2006/01/08(日) 00:51:53
 Kは巨大な城を囲む村に住んでいた。城のあの堅固で理想の光に満ちた場に比べると、
村の日常生活はためらいばかりで歩むのが難しく、輪郭がないように見える。
混沌とした濃霧がありとあらゆる規則を侵食し、一切が曖昧でどっちつかずだ。
 なぜか?なぜそうなのか?
 理想がわれわれの心の中にあるからだ。
 神秘の、至高無上の城の意志がわれわれの魂の中にあるからだ。

42 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/08(日) 23:24:40
 つまり、残雪は自分の小説も解読できると考えているということだね。

43 :吾輩は名無しである :2006/01/09(月) 22:31:53
 謎には解がある。

44 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/10(火) 05:23:27
>>42
全ての文学は解読できる(=解ける)
でも自分の作品だけは永久に解読できない(=とけない)
解けないものとして、溶けない雪のごとく後世に残り続ける。

残雪というペンネームはそこから来てるんじゃ?
キャッチコピー「残雪〜氷解不能文学」

45 :吾輩は名無しである:2006/01/10(火) 22:33:45
>>44
 それはいえるかもしれない。
 作家が自分の作品を突き放して解くのはかえって難しいかもね。
 ただ、残雪の小説は放っておいても無限に遠ざかっていく小説だから
 わざわざ突き放す必要があるのかどうか。
 どちらにせよ、残雪の『残雪解読』が出たとしても、
 読みたいような、読みたくないような……
 「氷解不能」な謎を自分でとっておきたい気もするね

46 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/16(月) 23:48:14
残雪の小説は例外なく、しょっぱなから奇妙だ。
しかし、いったい、なにが奇妙なのか口ではいえない。
いえる人いる? たとえばこれ↓

外には霜が降りている。きらきら光る気流のにおいをかいですぐにわかった。霜が降り
た朝はどうしても錯覚が起きる。鼻をひくつかせながら軽く微笑んだら、なぜか笑い声が
出た。こんなフッフッという妙な笑い声がちかごろよく出るのだ。氷のように冷たい、人
に錯覚を起こさせる霜風がぐいぐいと窓枠を押し、晴れた空には赤い糸玉が浮かんで上が
ったり下がったりしながらくるくる回っている。窓を開けるわけにはいかない。ぼくには
わかっている。この明るい陽光はみかけにすぎず、厳しい寒さにぼくの鼻は凍りついてし
まうにちがいない。
「ぼくの鼻はもろい」
霜に覆われた地面を見つめてぼくはきっぱりうなずいた
(「廊下に植えた林檎の木」の出だし)


47 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/17(火) 08:37:21
>いえる人いる?
はいはいいえますぇーん

48 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/19(木) 06:44:50
「広野にて」しか読んでないのでアレですが
正直意味不明でした。
単なる不気味な言葉の羅列にしか思えなくて。

49 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/20(金) 23:33:56
>48
こういうのはどうでしょう(藁)?
 
私は、意味不明な不気味な言葉の羅列としての「広野」(=世界)にいる。
これが人間の置かれた状況だ。

50 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/20(金) 23:37:21
点と無線。不純な者が模したところで扉は開かない。


51 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/20(金) 23:39:13
横取りしたかのように強がっているが
どう見てもそこに示されていたものは
豚藁姉妹ではないw

52 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/20(金) 23:41:05
うぇーん、叱られた。

53 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/20(金) 23:42:31
この機に乗じさせた豚。
それらは機に乗じさせなくても実現できた豚ばかり。

54 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/20(金) 23:50:23
じゃあ、これどうよ? やはり奇怪だが、どこがなぜ奇怪なんだ?

 わが家の裏の荒れ山の上に、一軒の木の小屋があった。
 わたしは毎日、家でひきだしを整理していた。整理をしないときは肘掛け椅子に
すわり、両手を膝に置いて、吹きすさぶ音を聞いていた。
 北風が杉皮ぶきの屋根を激しくたたき、狼の遠吠えが山の谷間にこだましているのだった。
「ひきだしは永久にかたづきやしないさ、ふん」
 母はそういって、偽りの笑顔をわたしに向けた。
(「山の上の小屋」)

55 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/21(土) 15:20:24
あまり読まれてないね

56 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/21(土) 15:26:23
>>55
現代(ここでは改革開放以降ね)の中国文学というジャンルそのものが
日本ではマイナーだからね。
この人の場合、その中でも主流の人ではないわけで。
主流て言ったら高行健とか莫言辺りでしょ?
衛慧みたいなメディア受けする作風でもないし。

57 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/21(土) 17:57:09
こういう難解な作風の作家が主流になる国なんてないだろうね。
通俗受けする要素がまるでない。



58 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 03:43:30
>>57
日本人は、けっこうそういうの好きじゃね?


59 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 03:51:06
>>58
昔の日本人ならともかく今の活字離れが進んだ世代の日本人には
縁のない話。
今の日本で売れる本なんて一過性のハウツー本や
粗悪なドラマのノベライズ本みたいなのばっかりじゃないか。
国内の作家だって難解な人は敬遠される傾向にあるのに
まして海外の作家となったら尚更。

近現代の中国人の作家で日本人にも親しまれてる人って
魯迅くらいじゃない?

60 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 04:16:15
残雪もそうだけど
衛慧の本は一般に訳出されて
張愛玲や王安億の本が絶版になって
新たに訳出もされないのは納得がいかない。
本国では王安億の方が衛慧よりも主流で評価も高いのに。
そもそも衛慧なんて張愛玲のパクリみたいなもんじゃないか。

61 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 12:34:12
>>59
安部公房とか倉橋由美子とかが普通に読まれた時代もあったのに

62 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 20:58:41
>61
どうしようもなく世俗の時代になっているのかもね。
精神的な渇きが、精神的な渇きであると自覚されず、
それが文学によって癒されることも忘れられつつある。

63 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 21:43:51
精神的な渇き、って本当にある/あったのかなあ?

64 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 21:48:40
超越的なものへの欲求は常にあったんじゃないの?
だから宗教も生まれ、文学も生まれた。
現実どっぷりには、人は耐えられない。

65 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 22:41:39
残雪がすごいと思うのは、臭いの描写がほんとに鼻を突いてくるところ。
人間を繊細に描き分けられる名手は数え上げることができるが、こと「悪臭描
写」の生彩では、この人が随一だと思う。

臭いに限らず、とにかく知覚できるもの、具体物、肉体やしぐさの描写が、写
生としても鮮烈なのだけれど、それにとどまらない。
「観察する者」は常に「観察されるもの」に浸襲され、変質せられる。
そういう営みは、平素意想外で進行するが、残雪の世界ではちがう。
漂う臭気が皮膚から肺腑から浸透して体臭を変えてしまったとき、ふとした拍
子に自分が「臭っている」ことに気付いて、「ああ、ずっと臭ったまま歩いて
きてしまった!」そんなふうに遡行して身悶えするとき。あるいは、死ぬほど
触れたくないものに知らず触れていたことに気付くときの、自分に対する凶悪なま
での不潔感。
そういう体験に似て、思想的な屈託であれ、感情のむすぼれであれ抽象のうつ
ろいも含めて、すべてがなまなましい知覚の直接性を備えて、浸みてくる。
われわれの皮膚と粘膜は常に「外界」という異物と密着しており、浸透してく
る成分を随意に遮断する術はない。
われわれは「犯されている」。望もうと望むまいと。気付こうと気付くまいと。
残雪を読むと、そういう認識が「浸みて」くる。

66 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/23(月) 21:42:45
すごく生々しく侵入してくるが、
しかし一方で遠いってことない?
遠いくせに、生々しい。
それでいうと
デジャヴュとか、夢象徴の類かな。

67 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/24(火) 02:40:56
尿石でぬるっとしたり、魚臭い煙にむせかえるみたいな文体。
あんま遠くない。むしろ近過ぎる。
夢って夢の中ではすごく切迫しているでしょう。
覚醒して想起する夢の感触とはちがって。

68 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 12:54:23
内容がないのに重厚で、それでいてけっして晦渋にならないところがすごい。
すらすら読めるのにぜったい流麗でないところもすごい。
表現が細密ではないのに認知的情報量が多いところも。

読後、長く心に残るのは、虫歯とかできものとかおいしくなさそうな食べ物。
そういうところが、たいへん好きだ。

69 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 15:27:22

氷に閉ざされた墓地では、赤リスの舞踏がある。
火のように赤い尻尾が、まるで雪の原に燃える大きなロウソクのようだ。
ティンティンティンティントン、ティンティンティンティントン
                        残雪−天窓−
    こういうのが好き♪

70 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 16:13:53
一冊くらい文庫にしてくれないかな河出
きっと残雪好きだろな、と思う人に出会ってもすすめにくい。

71 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 17:10:11
文庫、宣伝方法しだいでは、売れるぞ。

72 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 17:10:41
「中国の綿矢りさ」とか?

73 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 17:15:01
>>72
おもしろい

74 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 17:43:20
「中国の倉橋由美子」「中国の河野多恵子」とか。

75 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 18:00:33
笙野頼子の読者には受けがよさそう。
『二百回忌』あたりが楽しめるなら残雪も全然大丈夫でしょ。

76 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 18:40:31
「中国の天沢退二郎」
これじゃ、宣伝にならんか

77 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 19:57:15
都内のあちこちで目につく残雪。

美しいだけでなく、凍りついて白色感がなくなったり、
汚れがついたり。
それも意識した「名乗り」かと思えた。

78 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 20:03:56
俺、書店の文芸書担当ですけど、残雪好きな人にいままで出会ったことがなかったので、
このスレの伸びは意外だ

79 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 20:10:44
2ちゃんから火がついて、残雪ブームが

80 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 20:14:54
来なくてもいいですw

81 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 20:26:01
「残雪、萌え〜」

82 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 20:28:37
ジブリでアニメ化しない限り、ブームは来ない

83 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 23:56:02
残雪萌え〜 第二弾♪

わしはしょっちゅうこんなことに出くわすんだ。
墓石の間をぶらぶらしながらふと見上げると、空には真っ赤なグラスが浮かび、
濁った黄色い酒がぶくぶくと泡立ちながらふちから溢れ出ている。
わしはじっと耳をすます。あたりはしんと静まりかえり、なんの物音もしない。
 ただ邪悪な泡がさらさらと空に流れているだけだ。 ー天窓ー
   
              こういうのが好き♪



84 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 00:03:05
模倣不能の文体なんだよな。

85 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 00:10:46
>>83さんみたいに、お気に入りの一節を引用してみようと思って読み返してみ
たけど、隅から隅まで天才であるなあ。
どこでもいいくらいいいものの中から、いいところを抜き出すのは難しい。

86 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 00:38:01
「刺繍靴および袁四ばあさんの煩悩」を読みました。
苦笑いで爆笑、という貴重な経験。

87 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 00:44:29
『魂の城 カフカ解読』!
おいら、これ出たの知らなかったよ。買わねば!

88 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 00:55:15
図書館で偶然で合いました。もう何年も前です。
今ここでこの名前を目にするとは…
驚く反面この作家にはまる仲間がいた事を知ってうれしいです

89 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 01:08:54
河出の社員、ここ見とるやろ
文庫出せや!

90 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 01:11:30
死んだけど墓場からよみがえってきて、半分腐ったまま小説書いてる川上弘美
という感じがする

91 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 01:15:48
残雪の読者に以下2つの道の中間はないのでは?

??? → なんじゃこれ???
!!! → 天才だあ、天才だあ、ティンティントン、萌え〜

92 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 01:32:45
三百年くらい生きてる人が書いた小説、という感じはある
老成というのとはちがった
長いあいだに(なんかの)魂魄が宿った脳みたいな

93 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 01:35:02
「ここではないどこかへ」運んで行ってくれそうな
でも、そこ行きたくないのねw

94 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 01:38:12
あ、そうだ!
夏場に他人の剣道着着せられるような小説

95 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 01:38:23
>>92
そういわれればそうだね。
 なんか桁外れの感じが、たしかにする。

96 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 01:42:48
夜中に語り合うのに最適の作家、か?

97 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 02:22:27
でも残雪の小説内時間はたいてい昼

98 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 08:15:41
かぶるね、オノヨーコとイメージが。

99 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 14:40:01
かぶるか???

100 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 20:33:44
100get? あれ、いつの間にこんなにレスが・・・

101 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 23:35:02
レス100突破記念 怖い残雪!

なんで金儲けをしないんだ? 人間、大志を抱かなくちゃ。
おれだって若いころは金塊でも探しあててやろうとウズウズしていたよ。
やがて墓の盗掘に出かけるようになった。そんな夜、モミの木はいななく
ように怒号し、鬼火は降る星屑のようにまわりに浮かび、数知れぬ黒い影が
入り乱れる墓の間には出没したものさ。おれはあの金塊を見た。
地の底に燦然と輝いているのをな……
 ここ数年来、きみは夜な夜な注射器でおれの娘の骨髄を吸い取って
ベッドの脚元のガラス瓶に溜めこみ、そこにムカデを漬けて、
娘が風呂に入るやいなや中身を風呂桶にぶちまけていた。
そうやって徹底的に娘をおしゃかにしてしまったんだ。
                      −蒼老たる浮雲ー

102 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 00:33:23
『蒼老たる浮雲』見つからん!どこに置いたんだ俺!
くっそー、ほだされて読みたくなったよう

103 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 00:56:58
残雪って、詩人なのかもね

104 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 01:01:54
いま外人記者会見の画像見てたけど、やっぱキャラ立っててイイ。
言ってる事はもはや新しくもないんだけど、彼の口から出ると、
未来への希望を感じさせるよ。

105 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 01:02:27
あら、誤爆、スマン↑

106 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 23:09:55
残雪の魅力も読みにくさも、詩的言語にあるのかもしれない。

 沼のむこうでは、一群の飢えた狼が駆けまわっている。
「オ、オ、オ〜〜〜」
 ひとりの老人が歌っていた。ぼんやりとしたその声は、はるか、はるか遠く
まで伝わっていった。わたしにはまるで、彼がある単調なひとつのことばだけ
を歌いつづけているように聞こえた。
「縄よぉ、縄よぉ、縄よぉ〜〜〜」


107 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 19:51:55
映画にできないかね?タルコフスキー・クラスで

108 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 17:47:14
中国の監督で誰かいるかな?
「鬼が来た!」の監督とか、くらいしか思いつかん。

台湾ならツァイ・ミンリャンとか。
韓国だったら、キム・ギドクとか。
日本だったら、誰かいるかな。ちょっと思いつかないな〜。
安部公房を映画化した監督の作品は見たことないし。

109 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 17:47:51
鈴木清順もちょっと違うか?

110 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 20:12:54
適当な監督ねえ
王女メディアのパゾリーニも合いそうだが。

もの凄く、美しく、怪しく、怖い映画になるべき


111 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 21:26:55
美しいというのとはちょっと違うんでないか。

112 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 21:29:32
がんばってるねえ

113 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/30(月) 20:48:44
たしかに、これほど珍しい作家もいないから、アゲ。

114 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/01(水) 23:02:13
本人に会って話してみたくなる人だな

115 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/02(木) 08:21:33
泣いて別れを惜しんだという松浦理英子はよほどウマが合ったんだろうな

116 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/02(木) 23:47:50
どうしてああいう奇妙なイメージがどんどん湧いてくるんだろう?
奇想の密度が尋常でない気がする

117 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/03(金) 18:43:57
魂の解読の訳者あとがきによれば最近は外国文学者の批評も
よく書いてるそうだね。ダンテ、シェークスピア、カルヴィーノなど。
個人的には魯迅評が読みたい。語りたいことが膨大にあるんじゃないかと。

118 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/03(金) 22:47:38
魯迅もよく見ると、けっこう怪しい文章書いてるよね。
野草はすごく難解なものがあるけど、あの妙な感じになんか魅かれる。
残雪のは、その妙な感じが爆発した感じだな。

119 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/05(日) 13:10:42
残雪のブログ発見!

http://blog.sina.com.cn/m/canxue

もちろん中国語。

120 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/05(日) 14:05:04
>>119 近藤直子さん訳してください

121 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/05(日) 21:41:36
>>117 カルヴィーノの評論を読んでみたいのだけど・・・

122 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/06(月) 23:13:29
カルヴィーノの批評はまだ翻訳されていないんじゃないかな

123 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/06(月) 23:57:43
一人で奮闘してますな

124 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/07(火) 00:31:12
今まで名前も知らなかったんだけど、
このスレ見てすごく読んでみたくなった。
みんなのオススメはどれ?


125 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/07(火) 01:14:52
「蹴欲的背中」>>124

126 :124:2006/02/07(火) 01:25:57
それ読んだことある(´・ω・`)
っていうこのスタンス。

127 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/07(火) 02:23:57
最新作は「君可能保守是」

128 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/07(火) 21:04:16
>124 やはり「天窓」がオススメです

外は真っ暗、家の中も真っ暗。
わたしは氷のように冷たい指でマッチを擦り、震える火をともすの。
大勢の人が窓の外をふわふわと通り過ぎていく。大勢の人が。。。。。。
わたしは暗い夜に最後の一瞬まで座りつづけるのよ。
冷たい笑みを浮かべ、やさしい笑みを浮かべ、辛酸の笑みを浮かべて。。。
            

129 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/08(水) 01:49:10
母がタライいっぱいの石鹸になったっていう出だしの話

130 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/08(水) 02:14:32
「汚水の上の石鹸の泡」か。これ読んだ

131 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/08(水) 20:57:53
父親が実は外套で、中身は空っぽだったというのもある

132 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/10(金) 11:40:55
メタモルフォーゼは残雪の十八番
 とくに人間のが面白い。
 縄になったり、鷲になったり、蝙蝠になったり、氷の柱になったりする。 

133 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/15(水) 00:05:33
石鹸の泡
浄化、かな。

134 :吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 13:14:07
『黄泥街』は笑いの要素もあって、比較的読みやすかったように思う

135 :吾輩は名無しである:2006/02/15(水) 14:28:47
『黄泥街』、処女作からブラックな笑いだよね。
『突囲表演』も相当笑える。

136 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/18(土) 18:09:46
そろそろアゲよう
結局、残雪とはなんなのか?
べつに答えを求めているわけではないが、気になる

137 :吾輩は名無しである :2006/03/13(月) 23:42:57
残雪とはひとつの謎の名前

138 :吾輩は名無しである:2006/04/23(日) 14:33:54
いやまだ残ってたか、このスレ
冬を越せたんだね
まさに・・・・

139 :吾輩は名無しである:2006/04/23(日) 16:02:24
イルカ(シンガーの)を文学に置き換えるとこの人

140 :吾輩は名無しである :2006/04/28(金) 00:29:23
もっともデジャヴな作家のひとり

141 ::2006/04/30(日) 00:52:32
中国人にこの作家のことを話してみることがしばしばあるんだけど
読んだことのある人間にまだ出くわしていない。

142 :デジャ:2006/05/24(水) 23:58:47
冨永昌敬『亀虫』という映画監督に映画化してもらうのがベストとみた。

143 :吾輩は名無しである:2006/06/17(土) 01:04:30
age

144 :吾輩は名無しである:2006/07/07(金) 00:32:09
age

145 :吾輩は名無しである:2006/07/28(金) 13:27:50
保守

146 :吾輩は名無しである:2006/07/28(金) 13:31:31
保守するのにいちいち上げるなボケ
sageで書けや

147 :吾輩は名無しである:2006/08/08(火) 00:39:48
作品より魂の城読むこと勧める。

正直こんな風にしっかりとカフカを解釈した人がいるとは。

広めるとしたらカフカ好きに広めるとか、いや、でも逆に嫌われたりして・・・。



148 :吾輩は名無しである:2006/08/24(木) 18:57:25
なぜ、最近は翻訳されていないのか。やっぱり売れないのであろうか。

149 :吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 18:04:32
俺には理解できなかったな。文学はグレーゾーンを表現するという考えはあるが
解釈できないものに価値や天才を感じることは出来ないな。
それとも何か、考えるな感じろとでも?

150 :吾輩は名無しである:2006/11/11(土) 18:22:13
で、現在までのベスト3は?

151 :吾輩は名無しである:2006/11/11(土) 18:30:31
「イルカ」だな。
卒業シーズンにはピッタリ

152 :吾輩は名無しである:2006/11/15(水) 22:38:29
「蒼老たる浮雲」は入るで。

153 :吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 07:55:53
ツァンシュエって呼び名いつも覚えられない。
ザンセツ、ザンセツって言ってしまう。

154 :吾輩は名無しである:2006/11/17(金) 22:58:55
ザンセツでもいいんだろ?
たしか、図書館でザンセツで検索したけどOKだったよ

155 :吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 09:57:19
age

156 :吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 17:35:52
ここでどなかが引用したものを読ませていただいただけですが、天才ですね。素晴らしい。

157 :吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 16:34:51
保守

158 :吾輩は名無しである:2007/03/02(金) 09:37:57
age

159 ::「KEMANAI」@タコシェ:2007/03/16(金) 00:58:49
河出はこの作家を文庫に入れないのかな?

160 ::「KEMANAI」@タコシェ:2007/03/27(火) 00:57:30
この作家の名前を知ってる中国人にいまだ会ったことがない。。。

161 :吾輩は名無しである:2007/03/27(火) 15:12:21
天才

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