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モーリス★Maurice Blanchot U★ブランショ

1 ::2006/01/14(土) 01:31:17
前スレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1039370945/

1907年9月27日-2003年2月20日

未邦訳書
『終わりなき対話』 "L'Entretien infini"
『友愛』 "L'Amitie"
『彼方への一歩』 "Le pas au-dela"
『災厄のエクリチュール』 "L'ecriture du desastre"

2 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/14(土) 04:47:31
即死回避

3 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/14(土) 04:50:35
てか、ブランショってついこの間まで生きてたのか!
知らんかった…。

4 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/14(土) 07:59:37
あと四つですか。
邦訳出版の見通しは、どうなっているでしょう。
ご存知の方はいらっしゃいますか?

5 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/14(土) 11:46:19
文庫化してほしいよ

6 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/14(土) 17:53:25
未邦訳はまだあるよ
ミショー論とか。

7 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 00:35:33
20くらいまでは伸ばさないと即死の虞があるそうだ。
Puis-je mourir?

8 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 00:43:18
レス番21になるまでは、一日に一レス誰か必ずするよう
よろしく。

9 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 00:48:21
>>7-8
そうなんだ。。。では少し伸ばしますか。

10 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 00:49:05
未邦訳はミショー論のほかに
デ・フォレ論もあるよ。

11 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 00:55:34
ブラブラブランショ♪

12 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 00:58:51
>>11
だからといって、分けの分からないレスはつけないでくださいねw

13 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 01:15:07
おっ、新スレ!
未訳でカフカ論もあったと思うんだけど、
「カフカからカフカへ」というやつ、
筑摩から出てた「カフカ論」とは違うのかなあ?

14 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 01:34:27
ブラブラブランショ♪

15 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 18:47:51
去年は政治論集や小説選が出ていい年だった。
今年は何が邦訳されるのだろう?

16 : :2006/01/16(月) 22:29:53
ミショー論やデ・フォレ論は短いから
版権を取得した出版社があれば翻訳は早そう。
『カフカからカフカへ』は筑摩叢書の『カフカ論』とは別です。
重なってる作品もありますが、これも早く翻訳できるはず。
『災厄のエクリチュール』 も頁数はそれほどのボリュームはないので、
そのあたりは月曜社や書肆心水にひそかに期待してます。

17 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/17(火) 21:03:17
今年も翻訳が出ますように

18 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/17(火) 21:33:31
(-人-)出ますように

19 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/18(水) 02:01:14
やあ、書肆心水の『至高者』はどうなっているのかね。

20 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/18(水) 13:14:33
今までしっかりとブランショの本を出版しているのだから、そう焦らなくてもちゃんと出版してくれるのでは?

21 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/18(水) 22:33:52
しかし経営状態が心配ではあるけれど。。。

22 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/19(木) 10:18:29
我々ブランショヲタがしっかり買っていれば大丈夫さ!

23 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/19(木) 23:46:25
もちろん買うよ!しかしその人数が問題。
果たして図書館を除いて何人の読者がいるのか?

24 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/20(金) 13:18:58
もともと刷っている数が少ないと思うから大丈夫だと思うけど・・・
結構読者いると思っている俺は楽観的なのだろうか

25 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/20(金) 13:22:15
まず読むべきはやはり「文学空間」でしょうか?

26 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/20(金) 14:14:49
ブランショの小説は大好きだが、評論が読んでも意味不明。
何度も挑戦するのだが、挫折してしまう。

27 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/20(金) 18:09:41
ごめん、書肆心水さん。おれ図書館で済ましてるよ……

金がないんだorz

28 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/21(土) 15:13:54
マイナー出版社のものは図書館で済ましちゃだめだよ。

29 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/21(土) 18:30:46
谷口博史 著 言葉と暴力 ブランショ・レヴィナス・デリダ

友愛の思想家たち、思想家たちの友愛

 哲学と文学のあいだにおける、倫理としての言語論。 ブランショを、
レヴィナス、デリダを読み続けてきた著者による穏やかで勁い探究。 「全
ての言葉は暴力である」――これはいったい本当なのか? ブランショのこ
の言葉はありふれたそれなのか? 言葉の本質は〈名〉なのか〈呼びかけ〉
なのか? 三人の思想家の接近と隔たりから考える、言葉と私と他者のあい
だ。



30 : :2006/01/22(日) 02:07:13
>>25
最初に読むべきかどうかは微妙ですが、
やはり『文学空間』が最も重要な評論だと思います。

31 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 02:13:28
>>28
マイナー出版社のものは放っとくと図書館にも入らんから
リクエストには全く意義がないでもない。
少なくとも、ベストセラーのリクエストを出すより1000倍マシ

32 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/24(火) 22:41:32
全国の図書館で約500冊とみた。
3000部を刷ったとすると、
残りを2500人が買って一応多少の利益が出る勘定。

33 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/24(火) 22:48:20
支えるなら、買ってさらにリクエストも汁

パンピーのリクエストに任せとくと春樹やハリポタを100冊単位で買うハメになるので
司書も良著のリクエストを渇望している。

34 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/24(火) 23:54:11
3000も刷るのか?

35 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 01:14:35
印刷経費、著作権料(翻訳者含)、エージェント手数料を考えると
3000部刷って7割以上売れないと赤字。

36 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 03:47:57
君たちなんで日本語で読んでるの?フランス語で読めばもっと安いじゃん

37 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 11:07:28
背伸びしなーいの。

漏れも何とかかんとか読めるよーになった頃は何でも原書と思っていたが
原書だとなんだかんだ言って翻訳の数倍時間がかかるからなー。
トシ喰ってくると千円二千円の差よりも時間の方が貴重になってくるのよ。
原書で読むのはどうしてもその必要のある時だけだな。そんな時も訳があれば併用するし。

38 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 11:09:03
>>36
フランス語でも読むけど、日本語を第一言語とする者にとっては日本語でブランショを読む快楽というのがあるのだよ。

39 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 11:29:55
快楽は別にないが楽ではあるな

40 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 11:58:01
みんなすごいな。俺は単純にフラ語読めないから邦訳で読んでる。
勿論フラ語で読めればいいのだけど、今は言語とか勉強している暇ないお。
毎日実験で疲れるお。

41 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 12:37:30
理系は理系で大変だね。

でも文系は文系で、有限の時間内でどれだけ効率良く本を読んでゆくかが勝負なのに
ちっとも大変だと思ってもらえなくてちょい不満w

42 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/25(水) 13:24:24
フランス語読めない(読まない)人も気軽に日本語で
ブランショのテクストに触れられるように、
やはりブランショの邦訳は充実させて欲しいと
願わずにはいられないね。

43 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 00:07:44
あと、ちくま学芸文庫に
「白日の狂気」とか「ロートレアモンとサド」を入れてほしい。
バタイユに比べて文庫化が少ない。


44 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 13:18:45
演劇の演出にいつ書かれたかはそんなに重要なんですか?

45 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 22:46:51
いや、まずは文学空間の文庫化だろw

46 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 00:58:57
『文学空間』の文庫化は
実現してほしいようなほしくないような

『ニーチェと悪循環』のときもそんな感じがした

47 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 04:54:17
くそー、頼む、頼むよ筑摩、たのむ!

48 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 17:06:50
筑摩のことだ。血迷ったようなことを今までも何回もしてきているんだ。
十分期待していいんじゃない?

49 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/27(金) 18:30:50
あまり血迷って筑摩書房新社とかになられても困るが

50 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 01:16:13
もうそうなってもおかしくないくらいに血迷ってる(褒め言葉だよ)ことし続けてるわけだし、平気なんじゃない?
以外と好評なんだと思うよ。


51 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 02:13:13
既に一度。。。

52 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 01:46:37
フーコーについての本を840円で文庫化してほしい。
ボリュームもそんなにないし。

53 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 08:26:59
このひとつまんない

54 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 09:00:04
バタイユに関する血迷い方は常軌を逸している>ちくま

55 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 13:58:06
確認していいですか?ここは筑摩書房スレッドですよね?

56 ::2006/01/29(日) 22:27:04
ペーパーバックで「Death Sentence」という本があるようですが
これはどういった本になるのでしょうか?
リディア・デイヴィス(Lydia Davis)という人の編著でしょうか?
ご存知の方がいたらご教示ください。

57 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/30(月) 00:59:14
リディア・デイヴィスはフランス文学の著名な翻訳家だそうです。
「Death Sentence」は『死の宣告』の英訳版では?

58 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/30(月) 22:08:13
ブランショは基本単語だけで書いてるんだから、わざわざ邦訳読む意味わからん


59 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/30(月) 22:32:32
以下>>37へループ

60 :$:2006/01/30(月) 23:22:01
>>57
たしかにLydia Davisはミシェル・レリスなどの翻訳もあるようで、
「The One Who Was Standing Apart from Me」のTranslatorですね。

ただ、「Death Sentence」ではTranslatorとして記載されてなかったので、
もしかしてアンソロジーの編者なのかなあという気がしたのですが、
『死の宣告』の英訳版の可能性がありますね。

61 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/01(水) 03:21:47
>>55
遠くはないのだろうけれど、定かにとはいいえません。
明瞭なのは、ここが筑摩書房でないということです。
残念です。

62 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/11(土) 02:54:07
白水社から去年翻訳の出た「ほとんど記憶のない女」は
リディア・デイヴィス(Lydia Davis)の著作みたい。

63 :吾輩は名無しである:2006/02/18(土) 21:38:07
>58

同感。ただフランス語を学ぶ時間のない人もいますからね。
教養学部で2年きちんと勉強していれば読めるレベルではないかと。
2年でバルト読ませる教官もいますから。

64 :吾輩は名無しである:2006/02/18(土) 22:02:20
でもそんな教官も、飲みに連れてってくれた時なんかに
普段は結構翻訳で済ませてるってこっそり教えてくれるよ。

65 :吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 16:55:51
2年で辞書ひきまくって何とか解読できるレベルと
一応原語で読めるレベルは、相当違う。
仮免許と本免許10000キロ走破くらい違う。

66 :吾輩は名無しである:2006/02/19(日) 18:20:28
以下>>37

つかスレ違いなんで終了。
喪前らの語学力の有無になんざ興味ないわい。

67 :吾輩は名無しである:2006/02/24(金) 00:09:01
「ほとんど記憶のない女」って面白い?

68 :吾輩は名無しである:2006/02/24(金) 00:25:35
ほとんど記憶にない。

69 :吾輩は名無しである:2006/02/25(土) 13:40:24
文学評論シゲーよ
書店で覗いたときからほしくてたまらなかったけど
やっぱり買ってよかった

それにしても 大型書店ならあれほど並んでたブランショが今じゃあ…
ちょっとここを遡って読んだら至高者はまた出るプランがあるとか? こんどは買いますからあ 出てくれー
来たるべき書物も期待
やっぱり本物の文学の翻訳があるかないか どれくらいあるかはその国の文化状況を反映するでしょ
ブランショの視点とか抜きの批評だの評論てあり得ねーと思ったり

70 :吾輩は名無しである:2006/02/25(土) 17:02:21
何がそんなにすごいの

71 :吾輩は名無しである:2006/02/25(土) 22:16:33
>>69
「文学空間」のこと?

72 :吾輩は名無しである:2006/02/26(日) 05:26:14
あが…文学空間ですた…スマソ

文学作品や作者に関して 言いたいと思いつつ言い淀まざるを得なかったり言い得ないとしか思えないようなことのくさぐさを
言ってのけるブランショの、これはさらに行間を掬って核心を核心をと突いてく、
あり得ないような、あるいはほとんど本来なら禁じられてると思えるような解説書かと思われ



73 :吾輩は名無しである:2006/02/26(日) 07:53:33
あとで読み返すと恥ずかしくなるよ

74 :吾輩は名無しである:2006/02/26(日) 08:41:00
ま、いっさ
どのみちブランショスレ敷居高いんだから…


75 :吾輩は名無しである:2006/02/26(日) 11:03:00
ブランショ『政治論集 1958-1993』
http://cyberbloom.seesaa.net/article/13700771.html

76 :吾輩は名無しである:2006/02/26(日) 11:59:07
まあブランショとゆう存在が現にあったのち ブランショなしで 
つまりブランショ的思考なしで文学を語ることなり批評なりをすることは怠慢であり不可能であるな

77 :吾輩は名無しである:2006/02/26(日) 12:22:29
はあ

78 :吾輩は名無しである:2006/02/26(日) 14:50:23
ブランショの書いたものを読むより
ブランショの書いたものについて書いたものを読む方が
面白いのは漏れだけ?

79 :吾輩は名無しである:2006/02/26(日) 15:30:53
俺も俺も

80 :吾輩は名無しである:2006/02/26(日) 16:28:59
>>78
例えば?

81 :吾輩は名無しである:2006/02/26(日) 21:31:29
批評の批評はあんまり感心しないけどね。
それだけ思想性があるってことなのかもしれないけど

82 :吾輩は名無しである:2006/02/28(火) 00:59:58
ねえ、
ブランショの創作と批評、どっちがおもしろい?どっちがすき?

83 :吾輩は名無しである:2006/02/28(火) 21:38:06
創作と批評?



私は「牧歌」がいちばんすき

84 :吾輩は名無しである:2006/03/02(木) 00:12:06
ブランショスレが出来てる!

ブランショは「文学空間」を読んですっかりやられた。
文学空間っていうのがどういうものか一旦テクストから離れて想像を巡らせてみたら、
実際にぼんやり想像できてほんとに感動した。
あれはただ単に理論の上だけに立っているものとは違うね。

ただ「アミナダブ」は文学論以上に論理的な感じが好きになれなかった。
他にもっといいのがあるのかな?

85 :吾輩は名無しである:2006/03/07(火) 14:24:46
至高者篠沢訳ゲト

86 :吾輩は名無しである:2006/03/07(火) 17:19:29
『文学空間』読んだほうがいいみたいだな。
ときどき行く古書店で3500円くらいだったが
買おうかな。


87 :吾輩は名無しである:2006/03/07(火) 17:23:31
まちがいて消臭空間を買ってしまいますた

88 :吾輩は名無しである:2006/03/07(火) 20:09:02
原版謎の男トマが再刊されているようですが、読んだ方いらっしゃいます?
フラ語できないのに昔、篠沢さん清水さんの家へ夜盗に入るしかないとまで思いつめていたことがあります。
その都度、新たに、再び計画を立てるのはじつに楽しいことでした。

>>84
アミナダブの論理が好きになれないってのは分るような分らないような。
去年刊行された作品集はいかがでした? 
「本当のところ、私を魅するのはその公正さなのだ」(「死の宣告」)

ブランショのフィクションは死と死ぬこととの、あるいは死ぬる者と死者とのあいだで交わす
あらがう言葉たちでもあるのでしょうが、きわめて個人的に、「魅力」について描かせたら
この人の右に出る者はいないと思っています。
美的薫陶に陶酔するでもなし、その熱狂に感染するのでもなし、つねに思議ならざる魅力です。
彼の魅力への書き込みはすでに生活の一部分になっているくらいです。

>>85
やたら脱字が多くて損していますよね。天沢訳が再刊されるのでしたっけ?
天沢訳より篠沢訳の方が好きなんですけどね。

書肆心水が三輪さんに死の宣告|永遠の繰言を改訳させなかったのは腹が立ちました、正直のところ。
あの帯はなに考えてるんですかね。いきなり冒頭から「写真が現れても見ないように」っていうお願いがあるのにねえ?笑
でも、読者が増えるのはいいことなんでしょうね…

89 :吾輩は名無しである:2006/03/07(火) 21:03:17
>>88
「死ぬる者と死者との間で交わす言葉」というのは具体的だからわかる。
「死と死ぬこととの間で交わす言葉」というのは、
通常では決してたどり着くことのできない「死の空間」の輪郭を捉えるための、
死に接近した人間の言葉ということ?
俺がアミナダブを読んで感じたのはそういうことなんだけど、
死の空間=外から見た窓の中の眺め
生と死の境目=同じ家の二階と三階の境目(だっけ?)
というふうに描くものが抽象的に書かれていて、
それがどんなものなのか直観的に捉えることができなかったっていうこと。
ただ死の空間というものに対するブランショの考えは明確に示されていたから、
そこはやっぱりよかったよ。
それとあなたの言う作品集は読んでない。

90 :吾輩は名無しである:2006/03/07(火) 22:36:58
わかりました。アミナダブに話を限りましょう。
文学空間から引用しだすとキリがなさそうなので、ここではさしあたり

ただ、ちょっと確認しておきたいことがあります。
(読んで感銘を受けたのはずいぶん前のことなのでご容赦願います。
こちらにはアミナダブは明確というよりもショックでした)

わたしの死への近接、死の近傍のわたしというのは、
たとえばホイットマンのすぐれた詩のなかにも見られます。
参考:「前庭にリラの咲き初めるころXIV」から
The night in silence under many a star,
The ocean shore and the husky whispering wave whose voice I know,
And the soul turning to thee O vast and well-veil’d death,
And the body gratefully nestling close to thee.
ここでの擦れあうほどにも近づくことのできるあなた
(すっかりヴェールに覆われ茫漠たる死)への歩み寄りは、いわば不動の軸に
沿った漸近線の運動であり、無限接近に終始すると言ってもよいでしょう。

91 :吾輩は名無しである:2006/03/07(火) 22:38:05
前レス訂正 さしあたり、→さしあたり目移り的に。

(承前)
>直観的に捉えることができなかったっていうこと
トマは彷徨します。「視線が眼前ほんの数歩のところ」を追いかけて、ぐるぐる
回っているうちに「あの接近不能の区域」にいつの間にか入りこんでいるという具合です。
作中で確乎たるものは(もしあなたがトマの発語を信じるならですが)、
「たった一本の道、きみをふたたびいまここに見いださせてくれた道」のみです。
その道をたどり、いまここに「きみ」を見いだしたトマから、卒倒以前の記憶が
失われていることはいくら注意しても足りないくらいかもしれませんし、
おそらく同一人物のバルブとリュシーとの差異は解消することがないのですが、
ここではそのことに触れません。また別の機会にでも。
「きみ」というのは読者のことかもしれませんし、そうじゃないかもしれませんが、
こちらはわたしのことだと受け取っています。

たいした内容もないのに長くなりましたが、問題は、トマが《誤りなき彷徨》の案内人、
魅了された魂のようなもの、あるいは自己を失うにいたるまで苛烈に投企する「熱っぽさ」や
確執の謂いなのか、それとも、もっと直截に、なにか致死性のウィルスのキャリアのようなもの
(たとえば或る種の革命思想)なのかということです。

余談ですが、最近福永の「冥府」を読んで是非再読したいと思っていたところです。
89さん、ブランショはほんとうに面白い!

92 :吾輩は名無しである:2006/03/08(水) 12:39:53
俺も読んだのはだいぶ前だから、
「たった一本の道、きみふたたび今ここに見出した道」
がどういう場面で出てきた言葉か覚えてないんだ。
それによってもしかしたら話が変ってくるのかもしれないけど、
俺は確か死というものがトマの体験の中にしかなくて、
読んだ自分自身の体験にならなかったということを覚えている。

でも「文学空間」でブランショは文学空間がどんなものか直接書いてたでしょ。
そっちではぼんやりとだけど感覚的に捉えるができた。
だからその違いに不満があったということ。
もしかしたら、アミナダブを小説として読んだのが失敗だったのかも知れないけど。

93 :吾輩は名無しである:2006/03/08(水) 18:04:25
もしあそこで「見出す」にあてがわれているフラ語がre-torouveなら「再探求する」の意味合いを兼ねもするでしょう。
ここでの両義性は止揚されなくても構わないと、勝手に思っています。
そういう意味でブランショのフィクションに不満を覚えない人はいないんじゃないですかね……
ページ数は指定しません。せっかくですし、お楽しみに取っておきましょう!

アミナダブは小説として読んでよかったのだと思いますよ。私見にとどめておきますけど。
訳書にして一行アケなしでぶっ続けに十万字弱、巨魁作と言ってよいものですが、片言隻句各レベルで読めます。
恋愛小説としても読めますし、89であなたの言うような意味合いでカメラ・オブスクール型の冒険小説でもあります。
小説として読みながら思想書に横滑りさせた人も少なくないでしょう。
『文学空間』は最も信頼に価いする註釈書として通用するでしょうが、それは各人の選好というものです。

野暮を承知で訊きたいのですが、でも、感覚的というのはどういうことでしょう?
なにかひそかなものにとどまらせるように仕向けて、とどまることでその近しさの中へ
導いてゆくかもしれないものとしての感覚というなら話は分ります。
打ち明ければわたしの読書に一番大事なものです。
しかし、ここでことさらに対立するつもりはないのですが、上のレスを読むかぎり、
あなたにとって死の空間にまつわる「感覚」という語句の無限定な多義性と、
それの意味する事柄の無統制な多様性がもっぱら反映している昏迷とアテにならなさとを、
開示できるかぎり開示してもう一度ありありと描きだしたのが『文学空間』だった、
そのように取りました。誤解でしょうか。

「作品と伝達」の章に書き込まれたレンブラントのまなざしが大好きです。
ああいう病みつきな読書をしたいっス

94 :吾輩は名無しである:2006/03/08(水) 18:12:51
誤 re-torouve 正 re-trouve
お咎めなしで宜しくお願いします。

アミナダブ読みやすいソフトで再刊されないかなー
二段組み・三段組みって合わないような

95 :吾輩は名無しである:2006/03/09(木) 02:34:17
おそらく俺の実感を言葉に置き換えて分析したら、
あなたの言うこととかなり似通ったものになると思う。でもそうだと認めたくはないね。
あなたが言っているのは多様な感覚が好き勝手に結びつき合って生まれた一つの総体、
ということのようだけど、
少なくとも俺の体験には起点となる具体的な像がある。
その像を自分の体験がなぞっていくという感触があったとき、
その体験があったどこかに対して感じる感覚のことを言った。
うまい説明は俺にはできないが、とにかく分類は同じでも、
あなたの言うような無機質な感じとはまるで違う。


96 :吾輩は名無しである:2006/03/09(木) 03:41:11
w

97 :吾輩は名無しである:2006/03/09(木) 06:07:26
おはようございます。
  死死ぬ死ぬこと死んだこと死んでいること死につつあること、すでにして死んで尚あること... etc.
ブランショを読むのに親しむあいだ、死を連呼するのはなんだかまずいような気がしています。

入信のお誘いじみるのは火を見るよりあきらかなので、93に対しての自註は控えます。手前味噌のヤワなレスは無用でしょう。
あなたが真剣に書き込んでくれているようなのがうれしいからです。でも、アミナダブが十万字ということだけは訂させてください。
正しくは二十五万字弱です!

モノグラフィー的な作家スレッドなので私事を書き込むのには気が引けますが、じつはですね、
わたしにもあるのです。>たしかにその体験が起ったここ(とはどこか?)みたいな体験が。
なんとなくお分かりになるでしょうが、『文学空間』は罪状と贖宥状とを一緒くたに突きつけられたようなものでしたよ……、
ま、依然いまでもそうですけど。
ただ、恩着せがましいようでもブランショの訳書に出会ってから実生活上、いくらか身動きを取りやすくなりました。

>体験の起点となる具体的な像
「作品の空間と作品の要請」の章は出エジプト記に標された戒律のひとつへの分析が与えられることで締めくくり始められています。
ここでは二段落あるうちの始めのほうのことを言っています。後のほうの段落は締めくくりとはいえ、牽強付会というものでしょう。
(いきなり登場する《イマージュ像/形姿フィギュール》この2つの異様な観念ないし語句に籠められたおそろしさ・禍々しさは、
いくつかの中期フィクション群を読むにあたって大いに参考になるかと思います。平ったく言えばキーワードです)
世間にざらにいる恋愛マニアにとって、これほど耳の痛い記述もないんじゃないかと思われるほどの舌鋒の鋭利さです。
要約はしませんが、外に惹き留められた者たちの陥る状況を、緩寛させるところなく、容赦なく暴くべき欺瞞と取るか、
昔語りの伝承にかくまわれて牧歌的に営まれるキャンプの自律的なエコノミクスと取るか、
あるいは血腥い滅びのあとにペンペン草も生えないようなところに高まる蜂起寸前のざわつきと取るか、人それぞれでしょうね。
いわゆる文学観がモロに反映する条りのように思いますが、あなたはどう思われますか?

98 :吾輩は名無しである:2006/03/09(木) 06:18:57
あと、もし未読でしたら、来るべき書物のウルフに割かれた章だけでもお読みになってはいかがでしょう。
改訳されたものが非常に読みやすいこともあって、入手困難なのがムカつきますけど、
図書館でもいいですし、古本屋にもたまに見かけますので。

それと、起きぬけからヨタをとばしたついでに…

去年のいま頃「デリーヴ2」という曲の録音が発売されまして、さっきゲソオソ(現代音楽)板を覗いてきましたら、
ファンからあまり芳しくない評判のようでがっかりしましたが、どっこいコレまたブランショブランショしています。
もちろん、これはきわめて主観的に。もし余裕がありましたら騙されたと思って聞いてみてください。
代表作のシャール詩による曲の新録音も収録されています。jpのほうのアド貼っておきます。何枚でもどうぞ。
(日本盤)www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000793AQU/

>>96
なにニヤけてやがる。「飲んだこのお酒からあたしを解放して」これが、窮極の言葉だ。わかったか。

99 :吾輩は名無しである:2006/03/09(木) 20:50:37
>2年でバルト読ませる教官もいますから。

おいおい、日本語ででさえ大学二年でどれだけの人間が
バルトなんて理解できるんだよ。 すげえ教官だなw

100 ::2006/03/09(木) 21:18:20
レスが続いていますね。
97に書かれている
>いきなり登場する《イマージュ像/形姿フィギュール》
>この2つの異様な観念ないし語句に籠められたおそろしさ・禍々しさ
このあたりを読者の方々に聞いてみたいのですが。

101 :吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 23:46:29
>原版謎の男トマが再刊
これってホント?

102 ::2006/03/12(日) 23:52:12
ちょっと待っててね…… ほら、見つけた!

www.amazon.fr/exec/obidos/ASIN/2070776301/

嘘じゃないです。
わたしのブラウザだとPremi鑽e versionって表示されちゃいますけど。
わたしもブランショみたいに思考を研鑽したい笑

103 :吾輩は名無しである:2006/03/12(日) 23:58:38
第1版の復刊すごい!
翻訳されるかな?

104 :吾輩は名無しである:2006/04/02(日) 21:13:19
むむむ

105 :吾輩は名無しである:2006/04/08(土) 20:50:37
ブランショなんか読んでるの?
あんたらスゴイな。

106 :吾輩は名無しである:2006/04/08(土) 21:38:06
ほんとだね。
俺にはさっぱりだけど。


『踏み外し』と『明かし得ぬ共同体』、
『カミュ論』だけは持ってる。

107 :吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 03:20:01
『文学空間』読み始めたが難しい。。。
どういうことを言おうとしてるのかなんとなくわかる気はするんだが
センテンス毎に細かく意味を捉えてゆこうとするとサッパリ
『踏み外し』は案外理解できたんだけどなあ

108 :吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 08:51:29
センテンスごとに捉えようとしちゃいかんよ

中心は移動するんだから。
各センテンスはジグソーパズルの個々のピースのようなもんなんだから

109 :吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 12:49:21
ブランショじゃないけど

『折りゆく人』 (李春 連 文芸社 2005)

  読んだ人いる?
なんかアマゾンのレビューがスゴイけど。
あとがきによるとこの人はブランショとデリダに
何か自分の答えを送ろうとしたみたいです。
けど、その前に二人とも死んだので
結局届かず、これはそれが浮遊化(?)
したものらしいです。

読んだけど正直全然分からなかった。
会話文でも分からないところがある。
けどブランショを読むような人なら
おもしろいと思うよ。長いけど・・・。

ブランショの翻訳待ちの人は読んでみたらどうですか?

110 :吾輩は名無しである:2006/04/11(火) 08:18:09
あげ

111 :吾輩は名無しである:2006/04/23(日) 11:26:54
保守

112 :吾輩は名無しである:2006/04/24(月) 07:03:37
『来るべき書物』復刊候補なったからみんな投票すれ
ttp://www.kinokuniya.co.jp/01f/fukken/kouholist2006.html

113 :吾輩は名無しである:2006/04/25(火) 14:19:41
「ブランショ小説選 謎の男トマ 死の宣告 永遠の繰言」(菅野昭正・三輪秀彦訳)
「私についてこなかった男」(モーリス・ブランショ、谷口博史訳)
「言語と文学」(モーリス・ブランショ、ジャン・ポーラン、内田樹訳)

購入あげ。

114 :吾輩は名無しである:2006/04/27(木) 02:24:49
断章形式の小説ってどれ?

115 :吾輩は名無しである:2006/04/28(金) 22:58:44
ちょっと立ち読みしてみたけど
『最後の人』って面白そうだね
働けるようになったら購入しよう

116 :吾輩は名無しである:2006/04/29(土) 12:26:34
『白日の狂気』はみなさんどうですか?

117 :吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 23:11:15
昨日リュクサンンブールの近くのクイックでブランショ見かけたよ
あそこの店最近トイレがダイヤル式になったの知らないらしくて無理矢理ドア開けようとしてたよ

118 :吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 23:14:37
白日の狂気乙

119 :吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 23:26:50
1ユーロ30のコーヒーすすりながら物思いに耽ってたみたいだった。
いっしょにいたおっさんてあれだれ?


120 :吾輩は名無しである:2006/05/02(火) 04:20:58
いいすね

121 :吾輩は名無しである:2006/05/02(火) 22:12:22
若い仏文研究者たち(安原伸一朗、西山雄二、郷原佳以)の共訳の『ブランショ政
治論集』(月曜社)をいただく。400頁の大物である。
つい先日谷口博史くんから『私についてこなかった男』(書肆心水)の新訳を頂い
たばかり。どうやらブランショ再評価の動きがひそかに起こっているらしい。
何度も書くけれど、私はブランショの『終わりなき対話』(Entretien infini,
1969)の全訳が20世紀のあいだに出せなかったことを日本の仏文学者の犯した最
大の失敗のひとつだと思っている。
あの本が1970年代に日本語で読めるようになっていたら、おそらく現代の日本
人の知性はコンマ何ポイントが上がっていただろう。
それだけの知的なインパクトのある書物というものが存在するのである。
翻訳というのはアカデミズムの世界では相対的に評価の低い仕事で、学界的な査定
基準では、10年かかって仕上げた1000頁の翻訳よりも一月で書き上げた10
頁のペーパーの方が評価ポイントが高い。
でも、専門家しか(専門家でさえ)読まないようなペーパーを書いて評価ポイント
を稼ぐことよりも、海外のすぐれた作家や思想家の業績を、誰でも読めるかたちで
提供する仕事の方が、学問的な「贈り物」としてはずっと上質のものではないのだ
ろうか。
残念ながら、そのような「雪かき仕事」に打ち込む学者はほんとうに少ない(柴田
先生のような方は例外中の例外である)。
それゆえ、私は谷口くんや安原さんたちの労を多とするのである。
みなさんも訳書買って、翻訳者の「雪かき」の応援をしてくださいね。
ブランショはいいですよ。



122 :吾輩は名無しである:2006/05/02(火) 23:10:48
誰あんた

123 :吾輩は名無しである:2006/05/02(火) 23:50:36
俺々

124 :吾輩は名無しである:2006/05/02(火) 23:54:08
内田乙

125 :吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 00:40:33
674 :吾輩は名無しである :2006/05/02(火) 16:10:02
ピンチョンは違うけど、ブランショはセカイ系。これはガチ。

126 :吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 01:53:43
誰よ内田って

127 :吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 02:16:13
レヴィナス訳者の樹に敬礼!

それにしてもセカイ系っていう語句はすごいインパクトがあるな。

128 :吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 15:16:35
セカイ系って
ラノベとかエヴァとかのアニメ(批評・分析)から出てきた言葉だっけ?
あんまりああいうの好きじゃないけどなあ

129 :127:2006/05/03(水) 15:40:49
褒めてくれ。セカイ系でググッたぜ!
好きじゃないああいうのって、セカイ系の諸作? セカイ系っていうカテゴライズ?

大風呂敷ひろげて社会情勢の描写から出発したのに、
いつのまにか登場人物各々が自閉してめでたしめでたし、ってのは単に力量不足だろうね。

以下は上とおなじ出所らしいブログから失敬した文章だけれども。
ブランショの小説はどうだろう。「セカイ系」だろうか?

「ブランショはこう書いていた。

「どうしてただ一人の語り手では、ただ一つの言葉では、決して中間的なものを名指すことが
できないのだろう? それを名指すには二人が必要なのだろうか?」
「そうだ。私たちは二人いなければならない。」
「なぜ二人なのだろう? どうして同じ一つのことを言うためには二人の人間が必要なのだろう?」
「同じ一つのことを言う人間はつねに他者だからだ。」(『終わりなき対話』)」

終わりなき対話、どうしても日本語で読みたいよね。ここは同意のほしいところ。

130 :吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 16:06:07
>>129
セカイ系の諸作
ってたいして知らないけど

そのいわゆるセカイ系の登場人物たちの自閉の仕方って
ブランショ的な自閉?を無意識にでも「知って」或いは「体験」しているのだろうか?
どこまでも「私」に留まり続け拘り続けるしかない自閉にしかすぎないのではないだろうか?
他者(「私」の中の「他者」でなく)の承認を得られれば癒されてしまう程度の自閉なのではないか?

まあ、たいして知りもせず言ってるんだけどね


131 :129:2006/05/03(水) 19:09:17
どっかしら険のある書き込みだね。

たいして知りもせず言うのはこちらもそうだけれども。
両者の違いかたをはっきりさせて比較するのは無益だろうしさ。
ましてやエヴァンゲリオンのTV版と映画版との違いかたとか話してもね。
ブランショの小説に見世物の要素があるかな?
野次馬根性ではちょっと随伴できないような気がするな。(『至高者』は別として、かな。)

私見にとどめておくけれども、ブランショの小説が評論と違うのは
閉じられることを宿命とする精神のかたちだからなんだと思う。
「死の宣告」以降は翻訳をたどっていてもこんなふうな読書の感じがあるでしょう?
……(開く閉じる)閉じる(開く閉じる)閉じる(開く……閉じる)閉じる
の各閉じるがひとつの開くの2/3ずつというかな。

ブランショの「私」がどの程度どしがたいか、ってのは難問だね。
だいたいが死んでんのか生きてんのかのどっちかがわからないにせよ、
とにかくいつも瀕死だし、窮すれば通じるっていう神頼みもなさそうだし。

132 :吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 21:42:22
近代的セカイ系の開祖がボードレールだな

133 :吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 22:11:59
ボードレールは散文詩のが好きだな
「不都合な硝子屋」とか「年老いた香具師」とか
『悪の華』って今読むとかなり凡庸な気がするんだが俺の読みが浅いのだろうか

134 :吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 22:19:55


でも IDが ZZZZZZZZ って笑えるなw

http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1142299172/876




135 :吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 22:23:02
その近代的な凡庸がはじめて文学史上に登場した記念碑が『悪の華』ってところかな。
今では珍しくもなんともないが、それまでこんな男はいなかった。

セカイ系詩人の前では全てがアレゴリー!

136 :吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 22:25:03
あ、ただし女はいた。

137 :吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 22:44:37
セカイ系をアレゴリーにまで煮詰める作家がいればいいんじゃね?

138 :吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 11:34:28
>>88
>つねに思議ならざる魅力

いえてる。良スレだな

139 :吾輩は名無しである:2006/05/07(日) 18:51:17
前スレ (http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1039370945/)は
まだmentaiのほうで読めないですかね。

140 :吾輩は名無しである:2006/05/09(火) 19:36:05
『折りゆく人』 age yonde

小さな螺旋を描きつつ、
君に送る歌

金字塔を生みし君へ
墓を見上げた君へ
若き旅人へ
世界を見た君へ
名も無き君へ

141 :吾輩は名無しである:2006/05/10(水) 17:39:36
宣伝したいんならもっとあからさまにしたほうが面白いのに。

142 :吾輩は名無しである:2006/05/10(水) 19:57:55
宣伝したいというか読んだ感想がキキタイ

143 :吾輩は名無しである:2006/05/10(水) 21:02:36
解たん掲示板を荒らしてたゴーグルがついにここにも登場か

144 :吾輩は名無しである:2006/05/10(水) 21:33:00
詳しく

145 :100$:2006/05/14(日) 17:19:37
『白日の狂気』を読んだのですが
どうしても乳母車のところがうまく理解できなかったデス。
あれは幻覚なんでしょうか実際に見たことなんでしょうか。

146 :吾輩は名無しである:2006/05/14(日) 18:01:47
完全に理解できなかった百弗さん。錯乱にいたるまで興奮していますか?笑

「短い幻覚をみた」のは実際のこととした方がよいと思います。
語り手が幻覚をみたことが、断章を分けることで、その幻覚の内容や真偽を宙に吊り下げたまま
物語のなかで光景・出来事となっています。
外で実際に幻覚をみたことを外の外でさらにみているのではないでしょうか。

ちなみにわたしは若い女が姿を消したことについて理解をやさしくするのに、
テープのダビングを何度も何度も繰りかえすと元の音が結局消えてしまうという現象を思うのですが、
幾重もの光の過剰と言いますか

147 :100$:2006/05/14(日) 22:06:24
>>146
早速のレスありがとうございます。
乳母車のシーンはやはり幻覚は幻覚なんデスね。
そして「幻覚を見た」ことは実際の経験であったと。
>外の外でさらにみているのではないでしょうか
>幾重もの光の過剰
なかなか難しいデスね。
そして、語り手を錯乱にいたるまで興奮させたのはなぜか、
これもよくわからないのデス。。。

148 :吾輩は名無しである:2006/05/15(月) 15:16:48
あ、なんか詳しい人いますね。ぼくも質問あるんですけど。
「死の宣告」であの女(名前失念)が鍵を盗んで入った部屋のタンスで
見つけたのって何でしょうかね?
その後鍵と一緒にあった名刺の人に連絡して、確か
顔と手の型を取ってもらったって言ってませんでしたっけ?

前に出てたら失礼。

149 :146:2006/05/15(月) 18:07:29
>147
雑な書き込みでした。ごめんなさい。なぜ錯乱状態にまで興奮せしめたかということにかんして、
初読のときには岩波文庫『精神哲学(上)』の狂行または狂気の章にある記述を思いうかべて、
そこをパラパラやってわかったような気がしていたんですが、
錯乱状態にいたるまでの興奮が幻覚を呼びこんだというようではありませんし、非常に冷徹な話者です。
「そうした瞬間をわたしはとらえたのだ。」とあるあたり、
やはり若い女が姿を消した瞬間がどのような性質のものであったかが問われてしかるべきなのだろうと思います。
あなたは「外では、わたしは短い幻覚をみた」以降の供述を受けて、どのような光景を思いうかべますか。
読者もまた、閾をまたいでいたにもかかわらず、後ずさりしつつ、門のところに控えて、消えていくことを定められたテクストの目配せを感じつつ、
何度でも繰りかえすよりないでしょう。つまり、わたしの読解としては、乳母車を操作する若い女→ テクスト『白日の狂気』
一人の男→ 読者の読み というふうに仮設しているのですが、参考になりますか。

150 :149:2006/05/15(月) 18:09:10
ぜんぜん詳しくありません。たんに彼の作品を読むのが大好きっていうか、そのレベルです。
でも、どんなふうにみなさんが読んでいるのかな、ということに興味があります。

>148
鍵をあけて箪笥の中にあったものは、あの事件の〈生きた〉証拠品らしいのですけれど、それについては明言されていませんね。
察するに、送りつけて手相を占ってもらった際のJの両手の石膏型なのでしょう。
後日彫像師から返送してもらったものか、それとももうひとつ余分につくってもらったのか、そこまでは読みとれません。
(デスマスクやライフマスクの類ではないと思います。)
「私はその様子をここで描き出すことはできないが、いまもなお私の目の前にあって、生きつづけている。」

箪笥の鍵と一緒に財布の中にしまってあったものが名刺で、その名刺に書いてあった連絡先は彫像師Xのもの。
あの女(名前失念とはお上手ですね笑)は手と顔の石膏型をとってもらったんじゃなくて、石膏型をとってもらう計画をXに持ちかけたんじゃありませんか。
こちらが知りたいのは「なんでそれが危険な手術なの?」ということです。
写真撮影が魂を引っこぬくとか、そういう意味合いかなとか思っているのですが、そちらはどのようにお考えですか。よかったら聞かせてください。

このXという記号なんですけれど、彫像師の名前としてだけじゃなく、書き手の名前として用いられている箇所がひとつあるのですよね。
「X? 可哀そうに、十字架をのせてやって下さい」
石膏型の件を手術と書くことで、そちらへの昏迷の連想水路を拓いているのかな、とか、そんなことを思ったり。

前に出てるとかそういうのは気にしなくていいんじゃないでしょうか。

151 :148:2006/05/15(月) 21:56:27
>>150
ていねいなレスありがとうございます!
あの部分、なんかすごくやう゛ぁい感じがして、気になってたんです。

だけどもしタンスの中身が両手の石膏型「だけ」だったら、あの女が
「顔と手の」型を取ってもらおうと思いつきはしないんじゃないでしょうか?

ここからはもう、妄想になってしまいますが、
ひょっとして「人形」じゃなかったのかな、と。
昔の西洋の(wすごくアバウトですみません)「人形」って
顔と手だけ陶器だとかで作ったやつあるじゃないですか。
タンスの中に死んだ女の等身大人形……wwwやっぱ違うかなww

だけどそれにしても「危険な手術」とは言えないですよね…
石膏は固まる時にかなり熱くなるからかなあ。
顔だったらびびるかもしれないけど。

152 :150:2006/05/16(火) 00:47:04
丁寧じゃないです笑 [150(誤)彫像師から →(正)占い師から]
「手術」は、たぶん訳文の不備なんでしょうけれどね。英語のオペレーションだとして、
作業とか、まあ本来はそのようなニュアンスなんでしょう。このあたり、ちょっとこちらには判じかねます。

>>151
鍵をかけてある中に、大事にしまいこんであるものが、ただ非常にうつくしい両手の石膏型のみだったら、
彼に思いを寄せる人はそれを見て、なにかしら不吉なかげを感じるでしょうし、うしろ暗い思いに駆られるだろうと、
そのくらいに思っていたのですが、しかし、人形とは大胆ですね! イメージとしてはアンティークの、ですよね?
たしかに、その方がしっくりくるかもしれない箇所というのもありますが…… うへえ!

前レスを書きこんだときには見落としていましたが(なにぶん久しぶりにめくったもので、すいません)、
あの女は彫像師Xのところへ足をはこんでいるようです。そこでなにを見たのでしょうね。
たぶん、あの女が手だけでなく、顔までも石膏型をとってもらうという計画を思いついたのはそこへ行ってからなんです。
もし目論見が自分の人形づくりだったとすれば、おそらく彫像師のところにあったのはJ版の完成形、
ほんのりとした彩色をほどこされて衣装を着せられたJの人形…… うへぇ!

わたしは、箪笥のなかにあったのは手だけ、彫像師のところにあったのは人形、ということにしておきたいのですが。
いかがでしょうか。

153 :148:2006/05/16(火) 13:57:19
ほんと、うへえ!ですよねww

だけど人形が関係してるとすれば「生きた証拠品」とか
「いまもなお私の目の前にあって、生きつづけている。」っていう表現や、
タイトルのダブルミーニングとか、しっくりくる感じが
しないでもないwwですよねww
もっと妄想飛ばしましょうかww

ハンス・ベルメール(1902〜1975)。

1934年に自費で人形の写真集出して、パリのシュルレアリスト達にすぐに
指示されたようですね。36年には仏語版出版。

1947年にパリで初めての個展、同年、彼の版画入りの「眼球譚」も
出版されてます。バタイユ経由で接点ありえますよねwwww

1948年「死の宣告」出版。うへえ!

なんてねwww

154 :吾輩は名無しである:2006/05/16(火) 17:52:36
いよいよ妄想天国になってまいりました!

――写真が現れても見ないように
宮沢賢治の春画蒐集趣味どころの話しじゃなくなってきますね。

球体関節人形のデペイズマンで名を知られた作家であると。
ベルメールというひとは制作した人形作品を写真に収めるという手法をとっていたと。
彼のデペイズマンは、大雑把にこんな感じでいいのですよね?

例文A  シモーヌは/ズボンごしに/猛り立つ/私の/竿を/つかむ(のだった。)
これを順に[頭部][左腕][右腕][胴体][左脚][右脚]としておくと、
例文A´ [左脚]竿を/[右脚]つかむ/[胴体]私の/[左脚]竿を/[右脚]つかむ

バタイユを経由してブランショへの紹介がなされたということも多分にありそうなことですが、
ベルメールが1942年から対独レジスタンス活動に身を投じていたということ、
ブランショもまた、マキに参加していたらしいということを勘案すると、そちらの人脈かなと思います。
各パーツに分解すれば、義手や義足のようなものですから、秘蔵していたという可能性も……

ブランショとスキャンダル。うひー
――あなたはこの財布でいいことばかりはなさっていないのね。

155 :100$:2006/05/16(火) 23:33:23
>>149
146さん、再び早速の返答に感謝デス。

>あなたは「外では、わたしは短い幻覚をみた」以降の供述を受けて、
>どのような光景を思いうかべますか。
このパラグラフでは話者は冷静に写実的に描写していますね。
けれどこのあとのあとのパラグラフでは話者の身の丈が異様に伸び、
幻想的な描写になりますよね。そのギャップがはかりにくい上に、
そのすぐあとのパラグラフでは、これらは「実際にあったこと」とされる。。。

>つまり、わたしの読解としては、
>乳母車を操作する若い女→ テクスト『白日の狂気』
>一人の男→ 読者の読み 
>というふうに仮設しているのですが、
はぁー! 充分に得心がいったわけではないのデスが、
そういう読み方もあるんだなー、と感心しました。

156 :148:2006/05/17(水) 11:45:03
>>154
超ウケww最終行の引用やられるww
ブランショねたでこんな笑えたのははじめて。
つきあってくれてありがと。ここらでやめとくわww
またね!

157 :吾輩は名無しである:2006/05/20(土) 21:58:13
「コミュニカシオン」の空間は歪んでいる。(果てしなき対話)

158 :吾輩は名無しである:2006/05/21(日) 01:11:40
うぉ〜 ここに書いてあることワケわかんねえ。。。

159 :吾輩は名無しである:2006/05/21(日) 01:29:04
電波っぽいレスが混じってないか?

160 :吾輩は名無しである:2006/05/21(日) 01:36:01
俺も端から眺めてただけだが全く訳わからん
もっともブランショの小説は未体験なんだが
現在『文学空間』読書中

161 :吾輩は名無しである:2006/05/21(日) 01:42:36
まぁブランショ自身が電波っぽいところ無きにしも非ずだからな

162 :吾輩は名無しである:2006/06/05(月) 21:22:29
今日、行った古本屋に『私についてこなかった男』(2000円)、
『言語と文学』(2300円 )があったので
『言語と文学』だけ買ってきたよ。


163 :吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 12:35:01
☆ブランショの顔写真☆☆
哲学板のブランショのスレでみつけました


http://www.shoshi-shinsui.com/blanchot-tete.jpg

http://www.ne.jp/asahi/artist/nakamura/enkei/photo22.jpg

http://www.mauriceblanchot.net/blog/images/blanchotbest.jpg
(右にいるのはレヴィナス)


164 :吾輩は名無しである:2006/06/27(火) 22:58:25
新刊期待あげ

165 :吾輩は名無しである:2006/06/28(水) 02:05:39
>>1
マジアスェッタからw
この部分↓

前スレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1039370945/

1907年9月27日-2003年2月20日

166 :吾輩は名無しである:2006/06/29(木) 04:09:40
集英社の箱入りで
ブランショとグラックの入った巻があるけど(アミナダブ/シルトの岸辺)
あれって相場いくらくらいですか?
1500円くらいで売ってたのですが
ああいう端本って
105円で売られてるケースが多いような気もするので・・・

167 :吾輩は名無しである:2006/06/29(木) 05:02:38
自慢じゃないけど端本なら「集英社版世界の文学」は十何冊か吾家にあるよ。
訳出されたきり、あそこでしか読めないものがいくつもあるね。
ビニール・函、帯・オレンジ色の月報なんかが揃って並本なら一冊500円が相場かな。
というかそれ以外の値段で買ったことないや。参考にならなくてごめんね。

アミナダブには★(版権独占)印がついているけれど筑摩書房の筑摩世界文学大系のほうにも
5年しか経っていないのに収められているから、将来文庫化なんてこともあるような気がしてならない。
たしか訳の手入れはなかったと思うけれど、二段組みだから、筑摩のものよりかはずっと読みやすい。

168 :吾輩は名無しである:2006/06/29(木) 08:24:36
>164
書肆心水のHPを見ていたら(試ミズって読んじゃだめなんだよね?)
天沢退二郎の至高者のほかにも(天沢さんは改訳するんだろうか?)
谷口博史氏の言葉と暴力(みすずに掲載されていたやつだよね?)
若森栄樹氏の「日本」精神分析(白日の狂気の訳者だったよね?)
なんかが近刊予定ってあったよ。楽しみだね!

169 :吾輩は名無しである:2006/06/29(木) 20:44:34
うへぇ〜 うへぇ〜

170 :吾輩は名無しである:2006/07/05(水) 05:00:42
文庫はもう出ないのかな。

171 :吾輩は名無しである:2006/07/28(金) 13:25:22
保守

172 :吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 00:42:58
>>166>>170
シルトの岸辺が文庫化されたからアミナダブも文庫化の可能性ありかも。
ちくまさん頼みましたよ。

173 :吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 01:45:20
シルトの岸辺、文庫になってたんですね。それも筑摩。
それなら世界の文学みんな文庫化して欲しいです。
よろしくちくま文庫。

174 :吾輩は名無しである:2006/08/12(土) 12:39:19
来るべき書物 モーリス・ブランショ 粟津則雄訳 ISBN4-480-83598-9◆初版1989年◆A5判◆402頁 税込6825円
(本体6500円) 筑摩書房
作品とは、作品に対する期待である。この期待にのみ、言語という本来的空間を手段とし場所とする非人称的な注意が集中する。ブランショの主著。


175 :吾輩は名無しである:2006/08/16(水) 00:41:00
源泉はヴァレリー

176 :吾輩は名無しである:2006/08/16(水) 04:03:00
『踏み外し』 『文学空間』 『明かしえぬ共同体』は持ってるけど
批評以外は未読なんだよねー

はやくブランショの小説体験したいっっ

さっさと病気治してお金稼がなくちゃ!

177 :吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 13:57:44
>>176
がんばってください。

178 :吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 12:28:18
郷原たんのBBSにとんでもないレスが来てるな。逆恨みか?

言語態について 投稿者:東大関係者 投稿日: 8月23日(水)08時23分15秒
郷原さんにご質問します。なぜ雑誌『言語態』2号に執筆したあと、研究会の手伝いも
なしに退会されたのですか? 『レゾナンス』ができたからでしょうか? 私はこの
態度に当時非常に怒りを覚え、また、西山達也氏や佐藤朋子氏も同様の態度を取った
ことに、失望の念を覚えました。あなたは、東大仏文のホープとみなされているようで
すが、私は、あなたたちほど、<書いていること>と<実際の行動>異なる人間を見た
ことがありません。小森氏も同様ですが、彼も「言語態」を主導したなどと自著にかいて
いますが、「主導」したというより、むしろ「占領」したのです。自分のために、他人
を使い、ノイローゼにし、他人を「殺そう」としているのです。
あなたも執筆機会だけを奪い、研究会活動へ協力しなかったばかりか、『レゾナンス』が
できたという理由で、言語態へのなんの貢献もなしに、退会したことは、小森氏や上記の
人間と同罪です。
私は仏文関係者ですが、あなたをまったく評価しませんし、あなたたちを一生恨んで
生きていくつもりです。あなたが成功しているのは、その地下に、あなたが殺した人間
がいるからです。このことを、私は、学会関係者に伝えようと思います。あなたのみな
らず、上記の人間たちの<人間性>が、いかに人間的でないかをつたえ、このような
人が大学研究者になっては、日本の学問土壌のためにふさわしくないことを、必死に
伝えます。これまでの身から出た錆として、覚悟しておいてください。

179 :すげーな:2006/08/23(水) 14:43:38
どう対応すんだろうな。
消すに消せないよな。

180 :吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 17:27:28
消しちゃったほうがいいんじゃないかな。
それか適当に答えてお茶を濁すか。

181 :吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 19:47:57
Gさん管理の掲示板ですから、どうなさるでも。
さわらぬ神に祟りなし。としてスルーが良いかと。

逆恨みのようなことは多かれ少なかれ学内であることですし、
あまり気になさらず、Gさんにはご活躍いただきたい。

それはそうと、『来るべき書物』楽しみだなあ。


182 :吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 21:03:18
なんの仕事ももらえず、研究会と称する
しょぼい同人活動しか生き甲斐のない
人文系落ちこぼれ院生の恨みはこえーな。

183 :吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 21:45:29
つかこんなやついるからみんな退会したのでは?

184 :吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 21:53:03
この程度のことで一生恨むって狂ってるな。>>183の言うとおりかもしれん。

185 :吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 22:20:17
いやGもGなんだよ
いいけつしてるからっておたかくとまってんじゃねーよ

きみたちこんなとこで密談してないでGの板にかけよ

186 :吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 22:26:27
くだらんなあ
どうでもいいよ

それよりブランショで一番のお薦め小説教えてちょ

187 :吾輩は名無しである:2006/08/24(木) 06:43:39
男らしい対応だったね。
Gさんの顔写真くらはい。

188 :吾輩は名無しである:2006/08/24(木) 13:19:04
まあ一番良い対応だったかな。
それにしても研究者同士の嫉妬って怖いですね。

189 :吾輩は名無しである:2006/08/24(木) 14:16:46
そら、人生かかってますもんな。

190 :吾輩は名無しである:2006/08/24(木) 14:53:37
くわばらくわばらww

>>186
すごく個人的には「待つこと・忘れること」だな。

191 :吾輩は名無しである:2006/08/27(日) 04:47:39
去年出た「ブランショ小説選」アマゾンだと無くなってた。
マーケットプレイスだと6000円近い値が・・・。

192 :吾輩は名無しである:2006/08/27(日) 08:19:21
そんな……。
絶版になるの早すぎでしょう。

193 :吾輩は名無しである:2006/08/27(日) 11:19:53
都内の本屋では普通に売ってる。

194 :吾輩は名無しである:2006/09/07(木) 18:59:19
素人で文学空間しか読んでないけど、すごいねこれは。
本気で詩作の本質に迫ろうとしてるね。
これみたいな文学論ってブランショ以外でほかにある?
日本人のでもいいけど。

195 :吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 01:24:00
んー。

まずはブランショ全部読めば?

196 :吾輩は名無しである:2006/09/10(日) 05:11:09
だあね。

197 :吾輩は名無しである:2006/09/13(水) 04:51:51
例の東大関係者、7日付の書き込みってどんなこと書いてたの?

198 :吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 16:09:31
さぁね。
他は消してなくて7日だけ消したってことは相当ヒドイこと書いたのか、
知られたくない事を書かれたのか・・・

199 :吾輩は名無しである:2006/09/17(日) 22:30:01
誰か内容知らないの?

200 :吾輩は名無しである:2006/09/17(日) 22:51:28
>>194
なかなか思いつかないな。これほどの密度のものは。

201 :吾輩は名無しである:2006/09/18(月) 02:17:52
笑わせやがる 投稿者:東大関係者 投稿日: 9月 7日(木)19時49分8秒

 <書いていること>と<実際の行動>が異なることを、自明のこととして
しまうところ、しかも、それを評価してしまうところが、あんたらの甘いと
ころじゃないの? っていうか、そんなこと大学人として通用するのかね?
 あんたらが作家として自分の筆だけでいきていくならばともかく、文学理
論かなにかに依拠して、文学理論をやっている大学人だから、他者への責任
とかなんとかいっておきながら、結局は、言語態を、なんだかんだ留学のせ
いにして断りもなくやめていった、しかも、なんの貢献もなく、というのは、
人間としてどうなのか、留学して金銭的余裕がなかったからやめました、と
いうのは、あまりに利己主義なんじゃないの? つうか、2000年に留学して
書く予定はなかったとかいってるけど、 あんた言語態2号2001年にちゃんと
執筆してんじゃねえかよ。なんなんだ、この矛盾! やっぱあんた学問馬鹿
か、このやろう!!!!!!!!!! なめてんじゃねえよ!!!
なんかまともなコメントしろよ。どうせ、適当な逃げ口上しかかけないんだ
ろうけれど。あんたを物理的に殺しはしないよ、だって。殺したら、こっち
も同罪だからな、精神的に殺していってやるといってるんだよ。
「ホープであるということはそれに応えねばならないことに繋がり、それは
とても重いはずなのです。その意味での責任をすでに郷原さんは果たしつつ
あり、これはとりもなおさず彼女の優れた人間性の証なのではないでしょう
か。」
 勝手に重いとか言ってんな、馬鹿。責任ってなんだよ、それを果たすって
なんだよ、明確にいってみろ。そして、それが彼女の優れた人間性につなが
っているだあ、なにいってるか、わかあんねええええよ。こら。
私が自分の名前書くわけねえだろ。匿名でおまえを苦しめるのが、目的だか
らな。


202 :吾輩は名無しである:2006/09/18(月) 03:45:48
どうも見苦しい長文だからスルーしたいが長文だからスルーできん。
言語態って、雑誌言語態か。
部外者のうえに、貼りつけられた文章の出所も、そのやり取りの前後も不明で、
事情はわからんのだが、「彼女」が美人らしいことはわかった。
ここでこそ言えることもあるにはあると思うが部外者がここで触れないほうが
いいことなのか。貼りつけたお前の意見をもとめる。>>201

『期待 忘却』の沁みる季節になってきたね。きっと「彼女」は読んでいたろう。

平井訳  「あなたに正しいとおもえぬところをけしてください。」
宮川訳  《正しくないように思えるところは消して下さい》
豊崎訳  「ぴったりしないとあなたにとって思えるところを消してください。」

203 :吾輩は名無しである:2006/09/18(月) 03:53:34
書き込んどいて何なんだけど、どうブランショと関係あるの。
いつか出ると信じている『終わりなき対話』の邦訳が出るの
おくれたりしないよね? それはちょっと勘弁してほしい。

204 :吾輩は名無しである:2006/09/18(月) 07:35:29
どこの世界もそうだけど、よくあることだ。
でもこの業界の愚劣なとこはあまりに口だけでりっぱなことをいいすぎる。
自分もそうだけど、その手の集まりに行くとスノッブの群れで吐き気がする。


205 :吾輩は名無しである:2006/09/18(月) 08:50:17
201です。ブランショと関係ないですし意見もありませんが、
この書き手も女性ではないかと。

『終わりなき対話』は邦訳予定ありなんですか。
 豊崎訳の未定稿をどなたかが改訳するとか?



206 :吾輩は名無しである:2006/09/19(火) 20:24:25
うーん全ては書肆心水頼み

207 :吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 01:57:49
まあ、みんな書くだけ書いて業績をつくり、アカポスと
知名度をゲットしたいだけってのはわかるから、「東大関係者」
には何をいまさらいい子ぶってんだよって思っちまうな。
つーかロクな対価もないのに地味ーに同人誌づくりなんて
やってらんないだろ、正直。

あと、他者とか正義とかいってるのはあくまでそういうビジネス
の上での話なんだから、はっきり分けて考えてもらわないと。
論文や発表以外の場所での行動・言動でひどい奴だったとか
言われてもねえ。難民話の翻訳とか格差社会批判とか、金か
知名度もらってするのは構わないけど、そのへんのニートとか
デムパの崩れとかを歓待しろって、冗談じゃないよ。

体制の中で、高級感のあるガス抜きって意味で反体制の
ポジションを与えられて、それでメシ食ってるってことを自覚
してない坊ちゃん嬢ちゃんは崩れになるだけよ。こういうことは、
ロータリーとか給費の金もらって外に行く時点でみんなちゃあんと
わかってるよ。仕事柄言わないだけ。

・・・なんて思ってた奴、一歩前へ出ろ!

208 :吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 16:26:02
ノシ

デリダなんかは良かれ悪しかれ実際に行動したけどね。

209 :吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 01:34:20
ちんちん、ぽくのちんちんが、
かってにgさんのいる方を向いてしまう
ぼっきせいちんちん

210 :吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 01:48:38
思考と行動の一致か。または思考と存在の。
難しいね。でも必ず社会生活で破綻をきたすよ。

211 :吾輩は名無しである :2006/10/02(月) 02:14:33
うしがもう、ちょうがひらひらとんでいました。
さてなんだったでしょう。

212 :吾輩は名無しである:2006/10/02(月) 02:22:17
でもそれが不可能な思考なんて何の価値もない。

213 :おまいら¥むせび泣いて悦べ:2006/10/20(金) 05:40:43
いやー、今日の朝、大学遺稿かと思って地下鉄乗ったんだけど、めんどくさくなってまあい
いやって樹枝うー
で降りたんだよね。でもおれ樹枝ウーの学生ではないよ。でまあモンのところでかわいい子が
散らし配ってたからさー
その子からチラシ貰うために、構内にはいったんだよね。俺が言ってる大学よりはかわいい子多
い気がしたけど、でもここにたら、せいこうしょうのあいてをさがすのたいへんだろーなーってお
もってたらさ、ま、おれがいってうrとこけっこうかんたんだからね
やっぱ、りゅうがくせいねらいめだよ、こないだスロヴァキアのことしちゃった
よ、レットルもデルヌ
学科のサ、俺黒人好きなんだけどサイズとか自身無いから自分からモーション欠け
るのはやっぱ怖じけずいちゃうよね、でま、精神分析学科かなんかでセミネールの告
知とかチェックしようかと思ったんだけど
あそこでかいよね。どこになにあんのかわかんなくてさ。それもめんどくさくなって、自
販機でコーヒー飲もうかなって思ったらそのじはんきがさー
よくあるタイプのじゃなくてよく操作の仕方がわかんなかったんだけど、それで
がたがちゃやって
たら、後ろからね、アピュ家すーすぶとん!とかおっさにいわれてさ
ふりかえったら、こいつみたことあるっておもって、かいりみちでかんがえてたら、あいつだよ
、またなまえ忘れた、ブランショ学者でさ、partenaire invisible書いたやつ。それでそのあとと」

ょかんでさーひさびさに、るりーぶるあぶにーるとかよんでたらさ
ぶらんしょってあんま精神分析ってイメージ無いけど、le reelって言葉の使い方なんかが、あら、
ちょっとラカンぽいなーって思ったよ。まあ、否定進学的とか揶揄されるしこうぱたーんだよね
。でもそれをぶんがくとしてやったんだよね。ブランショは。
さっきさ、ねっとでちょっと調べものしてた時に、その出来事お思い出して、いろいろやってtら
、業腹と言う人の写真出て来たよ。ぽいんとはあれだね、かいのいのじをまちがって、似ている
って字で検索しちゃったkとだね
ほしいか?
ほらよ。大して美人じゃないじゃん。ていうかその逆じゃん。そっぺつるつるっぽいけどね。
http://www.gakken.co.jp/withnet/pickup.html

214 :吾輩は名無しである:2006/10/20(金) 11:52:04
あははおれ男だと思ってたよ。

215 :吾輩は名無しである:2006/10/23(月) 00:38:22
時々ここには変な書き込みがあるね。

216 :おまいら¥むせび泣いて悦べ:2006/10/29(日) 23:20:43
あれリンクが繋がらなくなってる
こんな短期間に、本人が削除要請出したのか?学研に
でも保存してあるからね、写真を
しかもこの写真は、本人同意で、というかむしろ本人の利益もかねて
ウェブ上にアップしてあった写真だから、自業自得だ

写真見たい人いたら、アップしますよ

217 :吾輩は名無しである:2006/10/29(日) 23:45:32
アップしてくれ、何の写真か知らんが。

218 :吾輩は名無しである:2006/10/29(日) 23:50:27
>216
おまえキモイなw

219 :吾輩は名無しである:2006/10/29(日) 23:55:23
かいたんの写真か。ならうpしてくれよ。

220 :おまいら¥むせび泣いて悦べ:2006/10/30(月) 00:22:50
upするのはいいがな、おれはpc弱いんだよ
うpできるサイトとその仕方を解説してくれればするよ

いっとくがな俺はこのスレッドの住民が写真見たがってるみたいだから
リンク繋いだんだよ
結局見たのは214だけかい

それにしてもこの動きの速さは何なんだ
本人ここ見てるか、誰かが本人に通報したのだろうか

221 :おまいら¥むせび泣いて悦べ:2006/10/30(月) 00:27:19
upするのはいいがな、おれはpc弱いんだよ
うpできるサイトとその仕方を解説してくれればするよ

いっとくがな俺はこのスレッドの住民が写真見たがってるみたいだから
リンク繋いだんだよ
結局見たのは214だけかい

それにしてもこの動きの速さは何なんだ
本人ここ見てるか、誰かが本人に通報したのだろうか

222 :甲斐よしひろ:2006/10/30(月) 00:47:07
キモイおっさん、何か呼んだか?
そんな平均以下の写真upされても
面白くも何ともねえんだよ。

223 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 00:49:05
でも、尊氏顔ですよ?

224 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 00:51:02
失礼。訂正。
でも、尊師顔ですよ?

225 :甲斐よしひろ:2006/10/30(月) 00:53:30
はぁ? せめてハセキョウ並でないと駄目だ。
しかし、2分後にレスが入るとは思わなかったなw

226 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 00:56:14
いずれ消えるにせよ、いまでもグーグルでイメージ検索すれば
小さいサイズの画像を閲覧可能です。例の誤字で。一件のみのヒットです。
お早めに。

227 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 01:19:31
あ、見つかったw
想像とは全然違ってた・・・・・orz


228 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 01:21:39
本人もチェックしてるんだろうな。光栄なことだ。

229 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 01:25:11
佳以さん、なんで変な方向見てるんですか?

230 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 17:24:40
なぞの男トマぜんぜん理解できませんでした。


231 :おまいら¥むせび泣いて悦べ:2006/10/30(月) 21:03:38
しょうがない、親切心から少しだけ解説してやる
この写真は学研の家庭教師派遣システムの講師特集に載ったものだ
この女が横向いてるのは、精子に耐えん顔をしているからだろう
この写真にはコメントがついている

[メッセージ]

 ウィズネットの先生は、全員明るくやさしい実力派がそろっています。私は明るさが売り物です!
 学研ウィズネットの先生たちは、やさしくて、しかも高い実力がある人ばかりです。
 そのうえ、インターネット学習のやり方まで教えてくれますから、クラスメイトより一歩進んだ勉強法をいち早く身につけられます。

明るさが売りか。とうていblanchotienとも思えぬこのコメント

232 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 21:04:49
もういいよ。

233 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 21:33:45
研究者だか翻訳者?だかの内部事情なんてよう知らんし興味もないけど
「顔のない作家」と呼ばれてたブランショがもし今も生きてたら
こういう2ちゃん的な名も無い「私」たちの際限の無いやり取り見てなんて言ったかね?
案外、称揚したりしてたかも?さあ?

234 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 22:17:39
やめなさいよ。



235 :吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 23:04:53
おまいら¥むせび泣いて悦べ

東大関係者?

236 :吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 19:25:42
どっちもごみくず

どっちも 正義感ぶってるくず

237 :ごみくず:2006/10/31(火) 19:48:38
もういいよ。

238 :吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 20:14:09
例の東大関係者は既に特定済。よって終了。

239 :吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 20:25:30
え、マジ? まあ近くの人間だろうからすぐ特定されそうだが。

240 :吾輩は名無しである:2006/11/01(水) 00:25:42
そりゃそうだろうねえ。

でも特定されたとしても、
あれだけの悪意というのは
すごいものだと思った。
なんかこわかったもん。

241 :吾輩は名無しである:2006/11/01(水) 11:29:17
中卒の低学歴者ですが
学歴と品性は必ずしも比例するとは限らないというのがよくわかりました

242 :吾輩は名無しである:2006/11/02(木) 01:16:58
>>241
何をいまさら、そんなわかりきったことを。
唐の時代の人もわかってたと思いますよ。


243 :吾輩は名無しである:2006/11/03(金) 03:55:20
終わりなき対話
待ちきれないので、英吾で読もうかなって思うけど、

それについてどうおもう。

244 :吾輩は名無しである:2006/11/03(金) 04:48:00
>>243
« L'attente n'attend rien. »
「期待は何も期待しない。」

いっちゃええぇえ!

245 :吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 17:49:09
東大関係者、特定?
Kですか、Sですか?


246 :吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 18:30:49
まだ言ってんのか
気持ち悪ぃな

247 :吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 19:03:28


248 :吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 19:37:02
彼だって将来がなくなるだろうに。

かわいそうだなあ。

249 :吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 11:33:01
気持ち悪ぃな



250 :吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 12:01:21
あんなことを書き込んだ奴は自業自得だろ

251 :吾輩は名無しである:2006/11/09(木) 20:59:46
学問馬鹿


252 :吾輩は名無しである:2006/11/30(木) 14:10:41
「謎の男 トマ」を読み始めましたが、普通の小説を読むような読み方では
ちょっと歯が立ちません。でも、文章自体には不思議と強い魅力を感じます。
この作品を読むうえでの、なんといいましょうか、コツのようなものを
どなたか教えてください。

253 :吾輩は名無しである:2006/11/30(木) 14:23:01
教えられるものでもないと思いますが、つねに暗誦の一歩手前で寸止めするように、かな。
とりわけIVの第一段落を(第一段落がトマの読書でしたよね?)入念に刷り込んで。

254 :吾輩は名無しである:2006/12/07(木) 00:13:12
難しい質問だねえ。

255 :吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 03:02:12
ブランショットおじさんの作品って裏のそのまた裏まで来てほっとしたらまた裏返されて・・・
みたいなかんじで転倒が際限なく続いていくよーな、ある種の不信感に満ちてるよね?
「この人は人を騙しているんじゃないかと思える・・・」っていうハスミンの呟きは
そのへんのところをさしてるのかもしれないね。そーゆーの料理しづらいからきっと
苦手なんだろーね。ひっくりかえされたり梯子をはずされて恥をかかされるのが
嫌なんだろう、偉い人だから。
でも、おれみたいな凡人はそーやって翻弄されながら読ませてもらうのがただただ幸せに
感じられるんだからある意味ブランショットおじさんの特権的な読者なのかもしれないぞ。ピース!

256 :吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 03:25:14
コツは理屈で考えないことだよ
まあ本当は壮絶な理屈があるんだけどね

257 :吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 03:27:28
つまりブールス・リーのように読めということですね?

258 :吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 03:43:45
ブルース・リーの事はあまり詳しくないからわからないけどさ

259 :吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 03:45:42
「考えるな、感じろ」ですか?w

260 :吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 04:26:55
ああなるほどね
じゃあその通りですよ
感じた事を考えるべきなんだ


261 :吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 04:35:18
すごく感じさせる文章ではあるな。あの書き方にはどっかにオリジンが
あるんだろうか?知る範囲ではあまりみたことがない。

262 :吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 07:22:51
旧ロマン派の誰それの文体を規範にしてうんぬん・・・って話はどこかで
聞いた覚えがあるが、名前失念した。

263 :吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 17:27:33
トマ初版に関してのジロドゥですか。

264 :吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 06:06:35
ブランショの小説が好きなみなさんは他にどんな小説を読んでるの?

ブランショ好きにお薦めの作品があったら紹介してくれませんか。

265 :吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 06:19:27
ヘルダーリン

266 :吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 08:03:55
シュルツいいよ、シュルツ。

267 :吾輩は名無しである:2006/12/13(水) 21:43:21
手元に近い場所に置いてある小説はヌーヴォー全般、あとプルースト、グラックとか
日本だと吉田健一、福永武彦とか

268 :吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 21:24:30
どーやらハイデガーは真性ナチだったらしいが、おっさんのナチ疑惑論争に
ブランショはなんらかの具体的な反応を示したんだろーか?

269 ::2006/12/15(金) 22:56:18
>>255に書かれているような「騙し」については
ブランショ自身作品のエピグラフに書いてるね。
たしか『至高者』だったっけ。

>>264
ベケットとか。

270 :吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 23:10:52
でもぶっちゃけベケットの方がずっと面白いよな

271 :吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 00:56:39
まあそりゃそうだろ

272 :吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 03:44:11
ベケットとブランショではどっちを読み込んだほうがかっこいいでしょうか?
これからどちらかに手を付けようと思うのですが・・・

273 :吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 05:22:09
>>272
あんたの言う「かっこいい」の価値観がよくわからんが・・・
国内の知の市場における市場価値という意味では手堅くベケットをお薦めする。
ハスミ周辺の意味不明な批判のおかげでブランショ株は一時かなり下落したからな。
(不幸にも栗本なんかに担ぎだされたバタイユ程ではないが)
逆に言えばふたたび上昇の兆しがみられるブランショ株は今後の狙い目ともいえるが・・・

274 :吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 06:40:37
ベケットとブランショくらいなら両方読めばいいんじゃないの
どっちもフランス語最低レベルに簡単だし

そしてBruno Clementでも読めばいいんじゃないの

ブランショは日本国内ではほとんど無視されてる感じあるよねー
そのハスミ周辺の意味不明な批判っての知らないんだけど、誰か詳しく教えて

ところでGの写真、第二弾用意したんですけど。
今度は個人的なにゃんにゃん写真なので、upするかどうか吟味中です

275 :吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 08:57:13
詳しくもなにも、そもそも批判とさえいえないようなレベル。

ハスミ「ブランショってさ なんか嘘つきっぽいよね〜 ゆーこと、ころころ変わるしさ」
浅田「そそ、だからブランショに騙されるやつって馬鹿だよね〜」
ハスミ&取巻き「ほんと、そ〜だよね〜」

以降言及なしみたいな、マジで。批判より悪い無視か中傷に近いなこれじゃ。

276 :吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 13:16:49
にゃ、にゃんにゃん?

277 :吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 13:25:02
でも今の駒場ってブランショ信者だらけみたいじゃん
フランス思想系の後継者はそういう発言スルーしてたって事だろ

278 :吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 13:31:59
単に一時期みんなデリダドゥルーズフーコーを研究対象にしだして、
ブランショが隙間産業っぽく見えただけじゃね?三宅がサルトルやったり。
世渡り上手ではある。

279 :吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 13:37:11
三宅は駒場って感じじゃないし早々に消えた

280 :吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 16:07:10
>>268
なにも。例の暴露本が出たときも沈黙してたんじゃないかな。
生真面目なデリダは擁護に走ったけど。


281 ::2006/12/16(土) 17:32:13
>>270
果たして後期のベケットは果たしてどうだろう?

蓮實は結局ブランショを読めなかったといえるんじゃないかな。
合う合わないの趣味の問題圏を出ていないコメントしかしてないし、
主に清水あたりのブランショ神秘化傾向を揶揄しただけだではないかと。

282 ::2006/12/16(土) 17:34:23
書き込んだ日本語がとてもへんだ。。。

283 :吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 23:25:59

ブランショの「政治論集」には
ハイデガーのナチ問題のことは書かれてなかったのだろうか
「政治論集」の続編みたいな本の邦訳の企画もあるらしいけど

284 :吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 01:26:33
ナチに反抗した連中は戦後は勝ち組気分だったのかな。

285 :吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 02:27:21
>>281
それはあるかも。
そもそも、マラルメ、ヴァレリー、ブランショのライン(バタイユも
含めて)が嫌いというか、蓮實としては不要なのかもしれない。
いわゆる内省のスタイルがどうしても神秘的傾向を帯びてしまう
ことに警戒して、もう少しざっくりとしたものを好むというのは
いかにも映画の人というかんじだ。

「書くこと」をめぐる問題圏は、フローベールとバルトとロブグリエと
たまにデリダを参照すれば乗り切ってしまえると思っているんだろう。


286 :吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 04:01:29
>>285
蓮實がどーなのかについては明るくないのだが・・・
マラルメ、ヴァレリー、ブランショみたいなラインと
フローベール、バルト、ロブグリエみたいなライン。
この分れ目ってなによりもまず嗜好の分れ目としてたしかにあるね。
昔の、ビートルズとストーンズどっち派だ、みたいなかんじw

287 :吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 04:34:49
ブランショやバタイユの評価とは無関係に、神秘化のラインは俺も拒みたいというか、
バタイユ担ぎ出してるやつでしょうもないこと延々かいてるバカがネット上にはいるので
だったらデリダ辺りの厳密な読解スタイルが流行したほうがマシだとは思う。
そのことがブランショらの評価を、いささかも下げるとは思わないにしても。

俺はロブグリエもブランショもバタイユも普通に好きだけど。

288 :吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 04:55:24
>昔の、ビートルズとストーンズどっち派だ、みたいなかんじw

うわそれぴったりだね。
ハイデガーのナチ問題に関してはね、ブランショ自身もヴィシストだった過去があるし、ヴィシー政府
の文化顧問として金まで貰ってたからな。クリストフ・ビダンの必死の擁護もいまいちね。

蓮見浅田の対談に関しては「ブランショって言うことよく変わる」とあるが、むしろ最初期の
comment la litterature est-elle possible?から、ほとんど言うこと変わってないと言う感じがあるんだが
何に関していってるんだろう?政治的な転向のことか?

そのブランショにだまされてるばかなやつには、デリダフーコーバルトドゥルーズ
バタイユレヴィナスナンシーラクーラバルトも
含まれるのだろうか?

289 :吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 06:10:05
ハスミ浅田といえばさ、ゴダールってブランショについてなんか言ってたっけ?
記憶に無いんだが。あれだけナチだ、ドイツだって言って、数々の哲学者、文人を
引き合いに出す人が、ブランショやとりわけハイデガーに対しての言及がないってのは
不自然というか明らかに避けているとしか思えないんだが。
まあ、それだけフランス知識人にとっては「ヤバイ」話題ってことなのかな?

290 ::2006/12/17(日) 11:35:32
>>284
ユダヤ人、特にツェランなんかのことを考えると
どうもそういう気分の人は少なかったように思えるなあ。
ジャベスやレヴィナスのことを考えても。

>>285
なるほどね。表層=映画=快楽の人には、
ストイックな内省スタイルが肌に合わなかったのかも。
フローベールから系列を引き出すとすれば、
プルースト、クロード・シモンという流れもあると思うけれど
その内省スタイルはエピキュリアン的だし。

291 ::2006/12/17(日) 11:38:21
>>287
>神秘化のラインは俺も拒みたいというか
その感覚は同意。
特にバタイユは自身にもそうした傾向があるから
批評抜きの霧に包まれた持ち上げ方をされるきらいがあるし。
ヌーヴォーロマンの作家たちは映画や絵画を持ち込んだけれども、
バタイユ、ブランショ、クロソウスキーには哲学があるのが厄介。

>>288
同感で、ブランショ自身の姿勢は一貫してると思う。
>「ブランショって言うことよく変わる」
というコメントの文脈は知らないんだけれども
おそらく時系列による変化ということではなくて
センテンスの中の、両義的でも逆説的でもあるような、
あのブランショ独自のレトリックのことじゃないだろうか。
それなら理解できるのだけれど。

292 ::2006/12/17(日) 11:46:45
>>289
ゴダールといえば、たしか「勝手にしやがれ」で
ブランショの本を出したことがあった気が。

293 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 00:41:36
ブランショって名前かっこいいなw

294 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 02:17:11
覆面作家なんだから写真文庫本載せるなよー

295 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 11:37:29
ひそかに画像うPして

296 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 12:33:22
ところでGの写真、第二弾用意したんですけど。
今度は個人的なにゃんにゃん写真なので、upするかどうか吟味中です




297 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 13:37:27
>>99 バルトを理解できない脳構造ってどぅなってんの…?

298 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 13:44:47
>>129 同意。読んでないけどさ

299 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 13:54:03
>>146 なんかわかるよ、あなたの言ってること。わかりやすく言ってくれて、ありがとう

300 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 15:16:35
半年以上も前の書き込みにレスを続けてレスをするのはやめてくれ

301 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 15:45:16
まぁそれで議論が成り立つならいいんじゃねぇの。
過疎スレなんだし。
っていうか、最近は意外に伸びててびっくりだけど。

302 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 15:52:53
ていうかそれじゃあ議論が成り立たないから言っているのです

303 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 15:54:03
一行レスで煽っているだけだから無意味

304 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 20:44:04
>>297
一般的な脳構造だと思う。
一般庶民がバルトなんか理解しなけりゃならない理由などないから。
むしろ他のことにエネルギーを使ったほうが賢い。

305 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 20:45:31
バルトの文章って平明だから、
フランスだとバカロレアレベルだろうに…
『旧修辞学』のような入門書最強なんですよ

306 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 20:54:01
修辞的なことではなく、興味のない人間(つまり多数の人間)にとって
バルトなんてものに価値はない。脳の構造なんて次元でいやあ、そんなもんだ。
あんなもんにかまけてる人間は馬鹿に見えてしようがないだろうよw

307 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 20:58:07
ちげーよ
あんたの読解力もあやしいね
『旧修辞学』ってのは、教科書文体なの。
レトリックを駆使しているんじゃなくて、
レトリックの歴史について平明に書いている書物。

大学入試レベルの文章は、庶民だって必要だろうに

308 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 21:02:00
自演乙

309 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 21:15:46
>>307
だから修辞は関係ないといっているだろ。
修辞的にはバルトよりも難解なものはいくらでもあるし、実生活において
そういうものを読む必要に駆られる場合も多々あるだろう。
「バルトがいっているようなこと」の理解に興味を示す示さないかは
もはや興味の問題であって、これはもはや趣味の問題だ。
趣味だからこそ素晴らしいという考えもあるし、実際おれもそういう趣味を持っているわけだが。
バルトなんてものに興味を示さない、という頭の良さもある。
何をいいたいかといえば、バルトを読む読まないで脳構造wなどというものを
推し量ったような物言いが滑稽だということだ。

310 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 21:24:09
それ誰に向けて言ってるんだろう?
あと、趣味の問題に還元するのってシニシズムそのものだよね
ブランショスレには似つかわしくない

311 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 21:30:31
>>310
趣味で悪ければ一学問でもよろしい。
なんにせよ、脳構造などという言葉を持ち出すのは滑稽だということを
脳構造などという言葉を持ち出した人間に言っているつもり。

312 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 21:33:10
たしかにブランショなんかを研究するよりは利殖の勉強でもしたほうが賢いじゃん?
と言われたら、そーゆーのを否定することはできないかもなw

313 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 21:37:51
ショーペンハウアーなら脳構造に言及しても不思議はないんだが

314 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 21:45:07
日常的な共同性にまみれて匿名で生きるのだ!

315 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 22:10:23
ところで、バルトとブランショって接点はあった?

316 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 22:16:02
あまりない

317 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 22:20:08
>>315
作者の死

318 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 23:19:41
バルトの作者の死とブランショの非人称性ってのは関係あり?

319 :吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 23:36:48
言っとくけど、バルトの文体は洗練されてて結構難しいぞ

バルトの作者の死は、ブランショの非人称性としての文学空間に
思想的なdetteを負っていると、バルト自身言ってるぞ
よって関係大有りだぞ

バルト全集の最後についてる人名索引でブランショの項目に当たるところを最近全部読んでみたけど
バルトとブランショの思想的接合性は大きいよ
ま、俺が言うまでもなく常識だけど

Gのにゃんにゃん写真は公開すると俺が誰だかわかっちゃうからどうしようかと
二の足踏んでる

320 :吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 00:29:31
脳構造って使っちゃまずかったんですかねぇ。。よくわからないけど、ものすごく勉強になりました。
説明すると、自分にとって、バルトは明解だから、使っただけです。一般市民について言うなら別の言い方をします。

321 :吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 00:31:13
ブランショはまだ読んでいないです。ただ読みたい。レス付けて、入り口を作ったまでです。2ちゃんをどう利用しようと自由では…?           バルトもすべて読んでいないけれど、恋愛のディスクール好き。

322 :吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 00:32:58
作者の死かぁ。
本に書き込まれる痛みを、現代人なら誰しも持っているのでは…? よくわかんないけど、悲しいなあ。

323 :吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 01:04:57
郷原ストーカと脳構造馬鹿しかいねーのか

324 :吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 02:56:02
僕はものの考え方の流儀ってきわめておっざっぱに二つあると思うんです。
あくまでも「主体」の「存在」という枠内で思考したハイデガーと
「ある」まで考えたレヴィナスやブランショ(たぶんバルトも)。

この差って大きいですよね?でもどっちのほーが偉いのかな??


325 :吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 03:30:58
ヒント

存在=ある
etre, be...

ヒント2

ブランショ、レヴィナス=フランスのハイデガー主義者

326 :吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 04:02:22
>>325
おまえがなんにもしらないってことだけはよおおくわかった

327 :吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 04:20:42
>>324
世間一般の感覚ではハイデガーの存在論的差異くらいまでは理解されるだろうけど、
「ある」についてはもはや電波扱いだろう。

328 :吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 06:50:04
ハイデガーは立場的に電波なところまでいけないって思ってたんちゃうかなぁ。
バタイユに対して敬意を持ってたくらいだし。

329 :吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 08:19:30
ブランショってヌーヴォーロマンの連中とは交流があったのかな?

330 :吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 09:18:29
交流というか、デュラスやロブ=グリエとのやりとりはあったような・・・
いや、一方的に誉めてただけだったかな。
あたりまえっちゃあたりまえだけどヌーヴォーの連中に対しては概ね好意的だったよね。

331 :吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 23:32:24
ブランショがなんで極右になったのか知りたい。
ハイデガーの民族主義者になれば忘却していた本来性を取り戻せます、みたいな
思想とかぶるんだろうか?

332 :吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 01:15:17
新刊はまだでないのか。

333 :吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 06:27:22
>>325

ほほお、じゃあもっとわかりやすいヒント俺にくれよ。
ブランショはマラルメ論の中で文学は「C est」だって言ってるんだぞ。
レヴィナスの「il y a」と並んで、明らかに『形而上学入門』とか『理性原理』のハイデガーの
敷衍ではないか。存在論的差異というのはc est がレフェランスもシニフィエも持たずに、、、
めんどくさくなったので明日書く

334 :吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 08:06:57
だから>>325はなにもしらないんだってばw

335 :吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 09:00:15
レヴィナスが「il y a(ある)」ってしたのは、ハイデガーの「存在」が
あくまでも固有のものであるされることに対しての批判を込めたんじゃないの?
だから存在=あるってのはおかしくない?

336 :吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 18:08:30
有名な論文「文学と死への権利」を読みたいんですが、所収しているのは
どの書物でしょうか?(翻訳で)

337 :吾輩は名無しである:2006/12/21(木) 00:52:22
>>336
『焔の文学』 紀伊国屋書店

338 :325=333:2006/12/21(木) 09:13:35
アンカー付け間違えた。
335は正しい。ただそれはハイデガー批判じゃなくて、「ハイデガー誤読」批判だと思うんだよ。
ハイデガー自身はむしろetre(ハイデガー自身は独語とギリシア語で語っているがここでは差し当たって)を、いわばコンジュゲゾン
可能性として考えていて、そこがハイデガーが存在論的と言われながらも従来的な意味での存在論ではない要点なのだが
ただその用語はやはり誤読を生みやすかったので、レヴィナスやブランショは、il y aやC'estと言い換えたのだと思う。
(それは多分、フッサールのシュティンメ「声」に対してハイデガーがルフ「呼びかけ」と言った場合、いずれにしても、
フォネー「声」の隠喩を使っているために違いが曖昧になっていて、デリダの反論ならぬ異論を誘ったのと同じだと思う。
ただその場合に置いてもやはりハイデガーを批判するのではなくハイデガーをむしろ擁護する意味において)
そして、この点に置いて、ブランショやレヴィナスはハイデガーを誤読から救った。ただブランショの思想自体は
ハイデガーの圏内を(少なくとも50年代においては)出ているとも言えないので、ブランショ軽視にも繋がっている。
俺は「存在」の京都学派的な訳語は「有(う)」なのでそれを「ある」っていってのかと思ったんだよ。
ふつう「il y a」は日本語訳では「ある」って訳されてるのか?俺はそれを知らなかった。すまない。
ただil y a を「ある」と訳すのは、まさにレヴィナスが言いたかったこと、レヴィナスの功績を台無しにしてしまうので
完全に誤読あるいは誤訳だと、指摘したい。

339 :325=333:2006/12/21(木) 09:16:50
ちなみに言うと、「文学と死への権利」は『カフカからカフカへ』にも再録されている

340 :吾輩は名無しである:2006/12/21(木) 12:55:08
>>337
それほんとにひどい訳。
タイトルからしてめちゃくちゃ。

341 :吾輩は名無しである:2006/12/21(木) 12:58:53
何言ってるんです?
これ以上のものはないって言うくらいの素晴らしい翻訳。
何も分からないバカのくせに適当こいてはイケマセンね。


342 :吾輩は名無しである:2006/12/21(木) 13:01:05
タイトルは火の分け前?

343 :吾輩は名無しである:2006/12/21(木) 23:16:44
翻訳読んでるレベルのやつに善し悪しなんてわかるのかね。
それにしても『焔の文学』はひどいだろ

344 :吾輩は名無しである:2006/12/21(木) 23:24:18
例えばどんなところがどんなふうにひどいのだろう?
具体的なエクリチュールを。

345 :吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 00:39:37
原題は「La part du feu」
これが一体どうやったら「焔の文学」になるのか。
訳者はブランショの言わんとすることをまったく理解できずに、
とりあえずかっこだけつくように「文学」と訳してしまったのだろう。
中身もひどい。とにかく誤訳の嵐嵐。
ある意味お笑い翻訳本として後世に語り継ぐべき名作です。

346 :吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 00:52:20
君みたいに誤訳本読んでるレベルの奴に
ブランショの言わんとすることを理解できるのかね。

347 :吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 02:32:50
理解できなくて何が悪い

348 :吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 04:33:55
『焔の文学』は訳者の理解瞳孔って言うより意訳だろうけどね。
もうひとつの『火の分け前』って訳されてる方を読めばいいんじゃないのか。
人によっては『防火地帯』って訳してる人もいるけどね。
タイトルは三番目がいいんじゃないの。
おれ、翻訳読んだことないからわからんけどね




349 :吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 06:44:35
邦訳は一種類しか出ていないんじゃない?
La part du feuを二冊に分けた邦訳
『焔の文学』と『虚構の言語』を
一冊にまとめたのが今出てる『焔の文学』。
訳は確かにひどいです。
新版のあとがきを見る限り、
訳者本人もそのことはわかってたみたいなんだけど
直すこともせず数年前に死んじゃった。

論文の中ではそのタイトルは
『火の分け前』『防火地帯』『火の部分』と
訳されていましたね。
本来のフランス語では二番目でしょう。

350 :吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 10:35:52
ひどいと口先だけで言うのは簡単です。
それならば、そのひどい箇所を具体的に指摘し、
素晴らしい訳のお手本を、実名の署名入りで示してみせてくださいな。

351 :吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 16:06:01
ひどい箇所:タイトル

原書:La part du feu
誤)焔の文学
正)防火地帯



352 :吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 22:24:29
タイトルだけ?

353 :吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 22:41:17
タイトルの翻案ならよくあること。映画ほどじゃないにしても。

354 :吾輩は名無しである:2006/12/23(土) 00:05:53
『防火地帯』と『火の部分』って相反する意味になるんじゃね?

355 :吾輩は名無しである:2006/12/23(土) 00:12:50
ほぼなる

356 :吾輩は名無しである:2006/12/23(土) 11:16:37
タイトルには両方の意味をかけたんじゃないだろうか。
デリダのパルマコンみたいに。

357 :吾輩は名無しである:2006/12/23(土) 11:26:57
なるよ。混乱するよね。でもだぶるミーニング狙ってんだよ。
彼方への一歩、と、彼方はない、とかね。
faux pasも同じ。
ブランショは常にそのパターンだよね。だから上の方に書いてあった蓮見とかの
不理解に繋がるんじゃないの。

それと多分、『焔の文学』っていうのは出版社サイドの思惑で決まったと思われる。
よくある話だ。

358 :吾輩は名無しである:2006/12/23(土) 16:00:00
経緯はともかく「焔」ってのはセンスないなあ・・・
Jpopの歌詞とかじゃないんだからさあ〜火でいーじゃん火で

359 :357:2006/12/23(土) 22:30:54
おっとレスがかぶった
356の言う通り

360 :吾輩は名無しである:2006/12/24(日) 01:50:26
なるほど、ダブルミーニングというわけなんですか。
となると、翻訳するのはなかなか難しい問題ですね。
どちらかの意味への偏りを避けるために『焔の文学』としたという線もあるんでしょうか?

361 :吾輩は名無しである:2006/12/24(日) 01:51:47
当時の紀伊国屋の編集のセンスだと思う

362 :357:2006/12/24(日) 23:24:31
>どちらかの意味への偏りを避けるために『焔の文学』としたという線もあるんでしょうか?

あー、それ鋭い。
基本的にはやっぱり編集者の意向だと思うけど

363 :吾輩は名無しである:2006/12/25(月) 01:48:19
偏りを避けるために「焔の文学」って、まったく意味が違っちゃってるじゃん。
隔たっているよりもっと最悪だよ。

364 :吾輩は名無しである:2006/12/25(月) 10:50:03
そうでもない

365 :吾輩は名無しである:2006/12/26(火) 09:06:18
「焔の文学」はもともとは二分冊のときの「虚構の言語」とセットのタイトル。

366 :吾輩は名無しである:2006/12/26(火) 12:50:50
>>351
「防火地帯」ってのも本のタイトルとしてはどうかと思う。
直訳するだけではタイトルにならないという典型的な例では?


367 :吾輩は名無しである:2006/12/26(火) 22:46:35
火の分け前、が一番中立的じゃなかろうか

368 :吾輩は名無しである:2006/12/28(木) 08:50:37
>>336
亀レスですが「文学と死への権利」は篠沢教授の訳で読むのが一番いいですよ。
的確な訳です。

369 :吾輩は名無しである:2006/12/28(木) 09:54:46
どこに載ってましたっけ?>篠沢訳


370 :吾輩は名無しである:2006/12/28(木) 11:29:34
>>369
「現代人の思想」

371 :吾輩は名無しである:2006/12/28(木) 12:50:58
>>370
詳しい書誌をおながいします。

372 :357:2006/12/29(金) 20:53:37
このすれの人たちって仏文系ではないんだね
それなのにブランショとか読んでて君たちすごいね

373 :吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 01:09:12
思想系でしょ

374 :吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 03:08:51
いや、たんに文学好きにすぎないと思うが・・・
どーせみんなロブ=グリエとか漱石とかベケットとか吉田健一とか
ナボコフとかも読むんでしょ?
よーするに、たんなる文芸ヲタだよw

375 :357:2006/12/30(土) 03:52:50
うわ、思いつく限り書いた作家の組み合わせがそれか
しょぼいなー

376 :吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 05:58:22
>>375
うん。
ブランショスレあたりであーだこーだいってる人たち(例えば君)が読む本とゆー意味で思いつく限り。
わりかしいい線いってるよね?もしちがうなら具体的な作家名を言ってみなさいw

377 :吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 06:34:09
ナボコフはわりと好きだ

378 :357:2006/12/30(土) 22:57:11
>>376

君はさてはLa part du feuに込められた意味さえわからずに誤訳誤訳って騒いでた人ですね
「誤読」って言ってみると、少しだけ大人になれた気がするのかな?
ちなみに言うと、ブランショの翻訳がそんなに酷いわけないんだよ。
誰でも読めるフランス語で書かれてるから

379 :吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 23:08:38
いくらなんでも「誰でも読めるフランス語」は煽りすぎ

380 :吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 00:59:19
「焔の文学」の翻訳は文句なしにひどい。
断言していい。

381 :吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 04:03:20
La part du feuの訳は「防火地帯」が正しいと言ってる人がいるが、
それは違うんじゃないか。もともとフランス語に「faire la part du feu」
という言い回しがあって、これは文字通りには「火に分け前を与えてやる」
というくらいの意味。これは一般的には、火事のとき一部を炎の犠牲にして、
それ以上の火の拡散を防ぐという意味で用いられる。他の部分を守るために
一部を火の「分け前、取り分part」として犠牲にする、害が全体に及ばないように
火に少しばかり捧げものをしてやる、ということだ。それが結果として
火の拡散をくいとめることになるので、一般的には防火のための活動という
意味で用いられるが、part du feuの文字通りの意味はあくまでも
「火の分け前=犠牲として火にくべられるもの」だ。
「防火地帯」という訳語はこの意味をまったく伝えていないので、
むしろこっちが誤訳ではないかと。このタイトルに込められた含意を
一語で言い換えるなら、「防火」ではなく「犠牲」になると思う。

ちなみに1948年に出た『至高者』に掲載されていた広告では、この本は
「犬と狼のあいだ」というタイトルで予告されていた。これはLa part du feu
の冒頭にエピグラフとして引用されているヘルダーリンの詩(の仏訳)
に出てくる言い回しで、「(犬と狼の区別もつかなくなるような)
たそがれどきの薄闇」を意味する。そして新しいタイトルとして採用された
La part du feuは、バタイユの『エロティシズムの歴史』の草稿に出てくる
一節と関係があるのではないか、という説がある(クリストフ・ビダン)。
バタイユはそこで「呪われた部分は犠牲に供されなければならない、
それは火の分け前であるべきなのだ」と述べていて、part du feuという
表現をはっきり「犠牲」と結びつけている。

いつもはROMってるだけなんだが、「本来のフランス語の意味では「防火地帯」
という訳が正しい」という説が広まってしまいそうで嫌だったので
書き込んでみた。ついでに言うとブランショのフランス語はむしろ
明快で読みやすいという意見には同意するが、それでも『焔の文学』
の訳文はものすごくひどいと思うよ。

382 :381:2006/12/31(日) 05:58:49
誤解を避けるためにもうひとこと。part du feuは上で書いたように
「火の取り分=犠牲として火に捧げられる部分」というくらいの意味だけど、
その火に焼かれちゃう部分、火の犠牲にされてしまう部分は結果としては
防火に役立つわけで、それを「防火地帯」と言い換えることがまったく
おかしいというわけではない、とは思います。でも自分の感覚だとちょっと
変に感じるし(防火地帯というとファイアーウォールみたいなものに
囲まれた場所を思い浮かべてしまう。part du feuにはもちろんそういう
意味はまったくない)、ブランショ的にも「犠牲によって得られる
結果=防火」ではなく「火の犠牲になることそのもの」に力点が
置かれているので、やはり「防火地帯」という訳は受け入れがたい。

383 :381:2006/12/31(日) 07:51:13
連投すいません。最初にfaire la part du feuが「一般的には防火のための
活動という意味で用いられる」と書いたのは不正確でした。一般的な用法でも
この言い回しは「他の部分のために仕方なく一部を犠牲にする」という意味の
慣用句としてもっぱら用いられており、「仕方なく見捨てる、あきらめる」
の同義語と言っていいです。一般的な使い方でも「仕方なく犠牲にする」
という側面に力点が置かれている表現なのだから、「犠牲によって得られる利点」
を強調した「防火地帯」という訳はなおさらおかしいと思います。

384 :吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 13:35:43
>>381-382
サンクス。
俺も何で防火地帯っていう訳になるのか分からなくてモヤモヤしてたんだが、これ読んですっきりしたわ。

385 :357:2006/12/31(日) 14:42:13
興味深い指摘だ。
反論はしないが「防火地帯」(きっとそう訳した人もそれが限定的なのはわかっていたはず)
を単にバタイユとの接続だけで退けるのは違和感あるぞ。「防火壁」って言ってるわけじゃないし。
「防火地帯」はたぶんla part du feuじゃなくてpare feuから導いた言葉なんじゃないかな。
pare feuは延焼を防ぐためにその周囲の構造物を撤去する空白としての防火地帯のことで、
両者は音韻連鎖している。調べてないが語源的にも繋がってるかもしれない。(pare chocsはバンパー。
pareは限りなくcontreに近い意味を帯びていてその点ではcontre attaqueを介してバタイユを創造することもできるが)
デリダが最初のブランショ論文集をrivage「海域、境域」と題したのはなぜだろうか。
次の論文集のタイトルは文学空間となるわけだがla part du feuに空間性のニュアンスを
込めるのは当て外れではないだろう。上記のいかにもロマン派的な「犬と狼の間」というのも
力点としてはむしろ両者の境界不在としての境界に注目するべきだと思うが。
昼と夜の中間はある/ない。時間的継起から逸脱するものとして「空間」なのだろう。
そこにヘーゲルとハイデガーの接合があるんじゃないの

386 :357:2006/12/31(日) 14:59:40
創造→想像
次の論文集→la part du feuの次の論文集

それと、ブランショのフランス語は基本的にはやはり誰でも読めるように書かれてると思うよ
フランス人でも読めないマラルメとかと比べるとね。ただ日本語に訳すると重要な部分では片手落ちになるけど。

勉強になるのでromってないでこれからも書き込んでくれ

387 :吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 15:09:05
いや、だからそれって安い嫌味に過ぎないから

388 :376:2006/12/31(日) 19:16:55
>>378
ごめん、さっぱり意味がわからん。スキャンダラスなまでに人違いですw
もしかして、アンカー付け間違えたかな?
繰り返すけど、君はどんな小説読んでるの?

389 :吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 19:20:28
ブランショ難しい→詩ね
って言いたいだけだな
郷原ストーカもお前だろ

390 :376:2006/12/31(日) 19:23:37
>>375>>357
>うわ、思いつく限り書いた作家の組み合わせがそれか
>しょぼいなー
           ↑
あっ、ごめん、書き忘れた。388における質問の繰り返しはこの発言に対しての興味ね。
それだけw

391 :吾輩は名無しである:2007/01/01(月) 00:18:32
日本はぼんにゅいをむかえました。

392 :吾輩は名無しである:2007/01/01(月) 00:27:57
ぼなね☆彡

393 : 【大吉】 【1311円】 :2007/01/01(月) 12:38:55
2007年はブランショ生誕100年。
雑誌特集の一つくらいあるといいね。

394 : 【大吉】 【264円】 :2007/01/01(月) 12:39:43
2007年はブランショ生誕100年。
雑誌特集の一つくらいあるといいね。

395 :吾輩は名無しである:2007/01/01(月) 12:42:18
2連ちゃんで大吉〜
って連投は単なるミス。ごめん。

396 :吾輩は名無しである:2007/01/01(月) 16:22:04
大吉おめ〜

397 ::2007/01/07(日) 01:03:07
>>381-383
興味深く書き込みを読みました。

>「(犬と狼の区別もつかなくなるような)たそがれどきの薄闇」
という意味を踏まえると、「犬と狼のあいだ」というのは、
「ド」がつくほど、思いっきりブランショ的タイトルだなぁと。
クリストフ・ビダン説によるバタイユとの関連はともかくとして
「La part du feu」に犠牲に供するという意味を汲むとすれば、
「火の分け前」よりも「火への分け前」のほうがしっくりくるような。

最初の評論集「踏み外し」というタイトルも、
第一歩になりえなかったという自戒的な意味を読めるように思うけれど、
この「La part du feu」にも、この書物自身を供物とするような意味、
そういうような意図がブランショにあったかどうか――。

398 :吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 11:58:43
ちなみに、延焼を防ぐためにわざと火にくべられるエリアのことを消防用語で「防火地帯」といいます。
消火活動における作戦上の言葉。

399 :吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 19:47:26
つまり防火地帯ってのは火への分け前って意味じゃばっちりの名訳ってことか。


400 :吾輩は名無しである:2007/01/09(火) 09:02:30
そうでもない

401 :吾輩は名無しである:2007/01/09(火) 09:11:46
ループですね

402 :吾輩は名無しである:2007/01/11(木) 19:15:14
永遠の繰り返しこそブランショ

403 :吾輩は名無しである:2007/01/11(木) 21:07:28
「謎の男トマ」でさ、トマがさ、本を読んでいて、同じページ(単語)を
ずっと眺めているシーンがあるじゃない?その単語を愛でるように・・・みたいな。
あれってどういうことなんだろ?意味深いようと思うんだけど、
誰かコメントしてもらえませんか?

404 :吾輩は名無しである:2007/01/12(金) 00:26:03
403さん、それって何ページ?

405 :吾輩は名無しである:2007/01/12(金) 00:38:03
当スレ>>252-253ページ、とか言ってみたりして。
書肆心水『小説選』pp.30-33かな。(403ではないが。)

406 :吾輩は名無しである:2007/01/12(金) 00:43:52
>>370
実存と虚無 現代人の思想2 白井健三郎編集解説 

これですか?

407 ::2007/01/12(金) 01:51:44
>>402
たしかに反復はブランショのテーマですね。

>>403
たしかトマでは海に入ってるシーンにも
それに似た感覚の描写がありましたね。

うーん、何でしょうね。
アウト・オブ・ジョイントの時間でしょうか。

408 :吾輩は名無しである:2007/01/12(金) 09:27:35
これは俺の勝手な思いつきだけど・・・
トマにとってたぶんそれは「猫」と書くことで猫それ自体を無化してしまった単語「猫」
のよーな言葉で、トマは猫それ自体にはなんの関心もなく、じっと同じページを
見続けているとゆーことから、その本の作者の構築した物語性にも関心がない。
トマはひたすら文学空間でのみ自律的に存在しうる(作者とも引き離された)
「猫」とゆー単語の下にひろがった宇宙(もちろんそれは虚無としての宇宙だが)
に魅入られているとか?
それともそれはもっとなにか特別の言葉なんだろうか?「である」「そうして」、
ブランチョットはこーゆー言葉を極めて重大なものとして位置づけるから、もしかしたら
読書中にこーゆー言葉に出合ったトマの眼がそこで釘付けになっているとゆーことなのかもしれない。
なんにせよ、「書かれた言葉」とゆーものについてに何かを言おうとしている
パートではないかと、推測してみる。。

409 :吾輩は名無しである:2007/01/14(日) 12:51:04
トマは眠たかったんだよ、きっと

410 ::2007/01/17(水) 01:06:58
『謎の男トマ』Wについて少し。
408の書き込みと関係があるかどうか。。。

トマは自室で本を読んでいる。熱中して。いつも同じページ。
トマの立場は、雌カマキリに喰われそうな雄カマキリ。
つまり、死に臨んだ存在。

トマは単語たちに実質を与える。
「存在」という単語に自分の存在を、というふうに。
雌カマキリ=単語に喰われる雄カマキリ=トマ?

トマはテクスト自体になる。
「いま現に読んでいるテクストの形態を帯びた自分自身を認めて(後略)」
「私」は「彼」になる。

こうしたブランショの文章から感じられるのは、
読むことは、言葉と刺し違えるような行為で、
自殺行為にも似たものになるんじゃないか、
ということでしょうか。。。

411 :吾輩は名無しである:2007/01/18(木) 04:29:56
言葉に実質を与える!!!!
どうしてこんな恥ずかしいレス出来るのか不明だ。
授業でこんなこと言っても、失笑さえ買えない

412 :吾輩は名無しである:2007/01/18(木) 09:03:23
ぶらんちょっと、ワロタ

413 :吾輩は名無しである:2007/01/19(金) 15:48:54
言葉の実質、ワロタ

414 :吾輩は名無しである:2007/01/19(金) 17:43:06
揚げ足取るだけのレスでage、ワロタ

415 :吾輩は名無しである:2007/01/19(金) 23:43:38
まあまあマッタリいきましょう

416 :吾輩は名無しである:2007/01/20(土) 02:31:20
このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20)
【ドイツ発】FKKを語れ ACHT【世界最高峰】 [危ない海外]

つか、おまえらっていったいなんなの?
俺は見てないぞw

417 :吾輩は名無しである:2007/01/20(土) 13:19:47
ブランショファンは性の探求も怠らないということだ。
幾多の性を知り、そこから死というものの思考に至る一つの道筋をつけるのだ!

418 :吾輩は名無しである:2007/01/20(土) 19:29:49
「トマ」さっぱり読めない

419 :吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 02:41:33
>>417
エロいだけだろw

420 :吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 10:54:43
【ドイツ発】FKKを語れ ACHT【世界最高峰】
↑このスレ見てるのはきっと一人だけだろうが
リンクが貼られてるってことは相当な頻度で(ry

421 :吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 17:49:29
書き込みの言葉にはその人の人間性が出てしまうね

422 :吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 20:35:43
自嘲気味のナルシスト自演が痛いけど素敵

423 :吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 21:21:51
ああそれなら俺だよ

昔、黄金町が存在していたころは終電で行って三発やって
桜木町のファミレスでブランショ読みながら始発待ちしたものだよ
いっかい本置き忘れて翌日「すいません、外国語の本、落ちてませんでした?」って
とりにいったら「これですか」と言ってle dernier homme 渡してくれたウェイトレスの女の子とそのあと付き合ったりも下
おれが毎晩五回はやりたがるから、半年未満でふられたけどね。
やっぱ俺みたいに15年間虐待されて育つと性欲異常になったりする奴いるみたいだよ。
L entretien infini読みながらマスターベーションしたりするからね、俺。
いまの彼女と付き合い出したときは本当にもう風俗がよい早めようと思ったけど
それも一週間で禁をやぶった。ソープで三発やって部屋に帰って彼女と二発。
歴代のアメリカ大統領で好きなのはクリントン。セックス依存症同士だし
l interminable l incessant


424 ::2007/01/21(日) 21:43:51
>>411
>恥ずかしいレス出来るのか不明だ。
不明に思われた点があるようですが、
今度もう少し補足してみましょうか。

425 :吾輩は名無しである:2007/01/22(月) 01:32:18
カマキリの雌は、種づけを終えた雄を食うんだよね? たしか。
411は無視していいと思うけど。『ブランショ|ベケット』から。

「自らの生体もろとも単語の無名の形態のなかに入りこみ、
それらの単語に自らの実質を与え、それらの存在を提供した。」

新訳もってなくてごめ。
てかさ、423はつくづく変なおっさんだよなあ。カタギだったら尊敬するよ。

426 ::2007/01/23(火) 00:36:39
>>425
そんな文章があるんですね。知りませんでした。

>>410での書き込みについて、実はある別のスレッドでレスポンスをもらい、
わかりやすく丁寧な補足をしてもらったので、引用させてください。

>>トマの立場は、雌カマキリに喰われそうな雄カマキリ。
>>つまり、死に臨んだ存在。
>>雌カマキリ=単語に喰われる雄カマキリ=トマ?
>わたしも同意です。
>雄カマキリに自身をなぞらえたトマは、言葉という雌カマキリに喰われそうな
>恐怖に陥り発狂寸前ですね。
>言葉に殺される、つまり“私”の存在は言葉によって抹消される。

427 ::2007/01/23(火) 00:38:41
(引用の続きです)

>当初からしてそもそも言葉とは実体をもたないものであるはずなのですが、
>読書していたトマは自身が本のなかの言葉に喰われ、最後には言葉とトマの
>立ち位置が転倒してしまう錯覚におびえました。
>すなわち、実体をもたない言葉が実体を持ち、実体をもっていたトマは
>存在しなくなる。
>それがあの「われ思う ゆえにわれなし」とつながっていくのですね。
>【われ思う】=トマの思考=言葉は存在しても
>【われなし】=私トマの実体は存在しない。

>「私についてこなかった男」の“彼”が白日の光とともに最後に消えてしまったあと、
>一編の物語のみが残されたように。
>もしかして“彼”もトマ同様、言葉に喰われて消された? 残るのは「言葉」だけ。。。
>言葉は“彼”の養分をたっぷりと吸って悠然としている。

428 ::2007/01/23(火) 00:40:27
(引用の続きです)

>>読むことは、言葉と刺し違えるような行為で、
>>自殺行為にも似たものになるんじゃないか、
>ああ、それはいえますね!
>「トマ」においては、《読む》行為が命取りになり、
>「私についてこなかった男」においては《書く》行為が“彼”を消し去る。

429 ::2007/01/23(火) 00:51:33
同じページを読んでいる自分に気づくことは時折あって、
それは読解が難しい作品の場合であったり(例えばブランショ)、
疲れて集中力がなくなっている時に字面だけを追ってたりするんですが、
トマの場合はどうもそうではないようですね。

「いま現に読んでいるテクストの形態を帯びた自分自身」を認めたトマは
マラルメ的な書物の世界に、あるいは「世界という書物」に
入り込んだ自分を認めたんでしょうか?

ともあれ、>>408氏も書いていたように
>「書かれた言葉」とゆーものについてに何かを言おうとしている
のは確かでしょう。

そして、『トマ』W章では「読むこと」に焦点があてられていますが、
『私についてこなかった男』では「書くこと」に焦点があてられ、
『トマ』におけるテーマの反復と変奏が感じられました。

430 :425:2007/01/23(火) 08:07:06
『トマ』を読んでいると、このひとは自分の書いた文章に限っては、
ひょっとして片言隻句もらさず記憶していたかもしれないなって思うことも。
自作にそそぐ視線は生やさしいものじゃないですね。怖いくらい。

IVの第一段落主要部分を聖書へのまぜっかえしじゃないかと思っています。
トマのみとどける単語群への「生よ蕃殖よ地に滿盈よ之を服從せよ」かな、と。

ざっとXIだけ読み返して夜に返事しようと思ったけれど、そうはいかない。
「のべつ まくなし」の読書は無理ですが、時間つくって読んでみます。

先に無駄話をしときます。あすこを読んでいるときには、たいがい100年前の
アカペラ混声四部合唱曲がページから湧き上がってくるんですよ。1907年が
ブランショの生年だということとは別に、どうしようもない連想ですけどね。

「地には平和 Friede auf Erden opus 13」アルノルトシェーンベルクの。
興味があったらここを。ttp://homepage3.nifty.com/Maki-Organ/opera.htm
末尾に訳詩があるようです。リンク先にドイツ語の原詩も。

(『望みのときに』では女性の歌うたいとこんなやりとりがあったりする。。
「歌は火花でした。[……]」「前に言ったことがあるかどうかわかりませんが、
ぼくはあまり歌が好きではありません。」

ハイデガーが歌モノ、リートを偏愛したっていいますけどね。
それと関連があるかもしれないし、いや、ないか。)ではまた。

431 :吾輩は名無しである:2007/01/24(水) 14:27:32
トマは挫折しました。

432 :吾輩は名無しである:2007/01/24(水) 17:22:20
文学と死への権利おもしろいね
わざわざ篠沢訳取り寄せた甲斐があった
可能なら火の部分すべてを篠沢さんに訳し直して欲しいなぁ・・・
紀伊国屋のはマジクソ

433 :吾輩は名無しである:2007/01/27(土) 11:58:55
>>432
どういうところが面白かった?

434 ::2007/01/27(土) 18:33:21
>>430
>ひょっとして片言隻句もらさず記憶していたかもしれないなって思うことも。
>自作にそそぐ視線は生やさしいものじゃないですね。怖いくらい。
その怖さを感じながら読むのは神経を使うでしょうね。
当方にとっては、『トマ』をトマのように読むこと、あるいはまた、
ブランショのように読むこと、これは難しいですね。
『トマ』50年版は41年版をかなり切り詰めたものらしいので、
ひとつの単語の背後に様々な単語の連なりを見るトマにならえば、
50年版の余白の中に41年版の痕跡を探すような読み方が
求められているともいえるのでしょうか。。。

435 ::2007/01/27(土) 18:35:02
>IVの第一段落主要部分を聖書へのまぜっかえしじゃないか
なるほど。そういえば、トマが読書をしている姿勢は暗示的で、
たしか額のところで両手を組み合わせてましたね(祈りの姿勢?)。
そういえば、単語と天使のアナロジーも出てきてたっけ。
――「天使に比すべきものである単語の魂」――

>ソプラノが語るように歌う「シュプレッヒシュティンメ」
シェーンベルクいいですねぇ。
ブランショと音楽、というテーマは思い浮かばなかったなぁ。
なにせセイレーンの人ですから。となればジョン・ケージ?

XIの章は「アンヌの死」についての章でしたね。
ここは非常に魅力にあふれた章だった記憶が。

そしてXUの最後のフレーズ、
――「あたかも彼にとって恥辱がはじまったかのようだ」――
これはカフカ『審判』への明らかな参照でしょうか。

436 :吾輩は名無しである:2007/01/28(日) 21:38:45
トマ初版翻訳キボン

437 :吾輩は名無しである:2007/02/01(木) 21:25:27
トマよくよめるな

438 :引用その1:2007/02/02(金) 23:42:37
488 :(OTO):2006/12/01(金) 16:46:58
一方ブランショは詩を憎んではいないようだ。

 まちがいない。これもまた日の微笑みであり、そして、それによって日はいっそう美しくなっていく。
 この微笑みのうちでは、日を保護している皮膜が溶けはじめていくのであり、そしてこの溶解のうちに、
 私にいっそう近い光、よりいっそう人間的な光がしみこんでいくのだと言えるのかもしれない。
 たぶん死んでいくものはみな、たとえそれが日であったとしても、人間に近づいていくのであり、
 死ぬことの秘密を人間にたずねるのである。(234P)

ブランショ「私についてこなかった男」谷口博史訳

>静かな共感と親密な友情でもって≪書き手である私≫を見つめていてくれる「同伴者」。
>彼とともにあって初めて≪私≫は萎縮することなく、≪私≫独自の作品世界を構築できるのですね。
>作中の言葉を借りるならば、「夏の光」のなかの「自由な空間」で、「必ずやらねばならない」こと、
>「至高な出来事」はその瞬間にこそ可能となる。 (前スレC)

>同伴者が現れるのは書いている間だけです。
>しかしその同伴の仕方にはつかずはなれずといった微妙さがあります。
>書くことは、特に、書くことに自覚的に書くことは、
>私という存在を二重にするようなところがあるのでしょう。 (前スレS)

巻頭数ページで我々はこの「ふたり」が書く主体と行動する主体に分離した
一人の男・作家であると読みとるだろう。
しかしこの作品を書き続ける「わたし」が その存在する領域を徹底的に厳密化していく内に、
ふたりの関係は思ったよりも 複雑であることに気づき始める。

 私はますます外部に触れつつあった。それと同時に、私が彼に触れることは少なくなっていた。
 私は部屋を見つめたが、それはかなり遠くに広がっているように思えた。
 私には部屋の境界がはっきりとは見えなかったのだ。むしろ私は空間を思い出していたのである。(42P)

439 :引用その2:2007/02/02(金) 23:43:47
489 :(OTO):2006/12/01(金) 16:48:19
書く主体、それは言語秩序の枠内でひたすら言葉を紡ぎ続けることによってしか、存在しえない。
「わたし」は「彼」としか話すことはできず、少しでも行動したり、感覚に気をとられ、
言語による思考がとぎれると、そこには「彼」しかいなくなってしまうというわけである。
「わたし」は「水が飲みたい」「ベッドに横になりたい」というところまでは考えられるのだが、
実際の冷たい水の旨さ、ベッドで身体を伸ばす爽快感をリアルタイムで受け取るのは
行動する主体=「彼」である。その感覚を反芻し、言表するのが「わたし」だとしても。
そしてついに、「わたし」は「彼」との境界そのもの、「わたし」のいない「彼」を目撃する。

 大きな窓の方を眺めると─窓は三枚あった─、向こうのほうに誰かが立っているのが見えた。
 私がその人に気づくと、ただちにその人はガラスのほうに向き直り、そして、私に目を止めることなく、
 激しく、部屋の広がりのすべてと奥行きを凝視した。(46P)

作家はおそらくその庭に出てみたのだろう。外の空気、風、踊る光と影、匂いにしばし
「言葉を失って」没頭し、そして振り返って部屋の中を眺めたのではあるまいか。
部屋に戻った作家に言語による思考が戻り、
「わたし」は直前のふと言葉を失っていた「彼」が 部屋の中を見ていたことを想起する=見る。

これほどに厳密な、ふたりを隔てる「境界線」。
物語は書くことの限界を求めて「彼」に近づこうと「私」が考えたポイントで始まり、
ここにおいて「わたし」は「彼」をほとんど追いこそうとしている。

 すぐさま私ははっきりとこう感じた。私のすぐそば─この近さは常軌を逸していた、
 というのも私の手はほとんど動かなくても、それに触れることできたはずだから─、
 そのそばにある肘掛け椅子には誰かが座っている、と。(中略)
 私にはその形がじかに見えていたわけではない。というのも、その形は私よりも少しばかり
 後ろのほうにいたからである。(78P)

我々はあいかわらずブランショの叙述について、それが寓喩なのか、現実なのかと翻弄されているようだ。
それにしても私が彼に「近づく」とは、どういうことなのだろう?

440 ::2007/02/02(金) 23:57:37
>>438-439でOTO氏という人の文章を引用させてもらいました。
前に>>426-428で引用した人(シリウス氏)とは別の文脈だけど、
先に書いた、トマにおける「読むこと」から端を発して、
「私についてこなかった男」における「書くこと」へのつながりを見、
また、「私」と「彼」の二重性について考えてみる上で
関連があるんじゃないかと思われたので――。
(本当は全部引用するとこの倍くらいあります。。。)

実は、ここに引用した二人とは別のスレッドでレスを交換していて
同時期に『白日の狂気』を読み、感想を書きあったりしてたのでした。

441 :吾輩は名無しである:2007/02/05(月) 21:59:37
引用していただきありがとうございます。
少し書かせていただきますね。

ブランショは「謎の男トマ」では《読む行為》は「私」が消されることであり、
また、「私についてこなかった男」では《書く行為》は「彼」を消すことであると
しました。

私見ですが、ブランショは闇や墓地をこよなく愛した人のように思います。
闇に抗するものとして「白日」、真昼の光が挙げられますが、
ブランショは白日の光は精神を錯乱させるもの、狂気としてとらえていたようですね。
題名もずばり「白日の狂気」は、白日のなかで幻覚を見て発狂寸前になる「私」の
物語です。
「白日の狂気」において、「私」を発狂させるのは幻覚ではなく、
《視る行為》そのものなのではないでしょうか?
目を閉じてしまえば文字通り視界は閉ざされ「闇」が訪れるわけですから、
闇のほうが安全なのですね。
眼を開けて視ている限り、「私」は《視る行為》から逃れられない、つまり
狂気は白日の光の中でここかしこに落ちている。

442 :吾輩は名無しである:2007/02/05(月) 22:00:10

「望みのときに」においても病人である「彼」はふたりの女性とまともに
視線を交わそうとはしません。
ガラス越しに、またあるときは鏡越しに、それもためらいがちに視線を交わす
だけです。この作品においては互いに《視る行為》はあたかも冥府への入り口で
あるかのようです。実際「彼」は今にも死にそうな病人です。。。

ブランショにおいては、《読む行為》も《書く行為》も、そして《視る行為》も
すべてが「死」へ導かれるかのようです。
彼がこよなく愛した沈黙。
それは闇のなかや、墓所においてこそ完璧に構築されるでしょう。
彼にとって沈黙に近づく行為とは、闇、すなわち死へ近づくこと。

……それにしても、「私」は言葉に錯乱させられ、次に白日の光のなかで
視た幻覚にもおびやかされる。。。
言葉も白日の光もブランショにとっては狂気に陥れる凶器なのですね。
唯一の安息所は暗闇であり、そこでは誰も彼をおびやかしたりはしないでしょう。
なぜなら、闇のなかでは文字も読めませんし、光による幻覚も皆無なのですから。
そこにあるのは沈黙だけ。彼が安らげるのは沈黙だけ。

443 :吾輩は名無しである:2007/02/06(火) 02:44:01
レシの中では「白日の狂気」が一番美しい。

444 :吾輩は名無しである:2007/02/07(水) 08:02:37
開け ごま ごま ごま ごま ごま

445 :吾輩は名無しである:2007/02/10(土) 23:16:08

>>443

「白日の狂気」は凄みのある美しさですね
「私」の視た幻覚ははたして本物なのか?
ガラスで目をつぶされかけたのは、何かの比喩なのか、あるいは
事実なのか?
「私」ははたして正気なのか、狂人なのか、狂人を装っているだけなのか?
いくつもの疑問が浮かびます

焦点をぼかす、曖昧であることは、ブランショの作品のひとつの特徴でもあります
けれども、その曖昧さのなかに鋭利な「本物」の刃物が潜んでいるのです
「白日の狂気」の美しさは、喩えて言えば、蜃気楼だと高をくくっていたものが
突然、現実のものとして眼前に現れる驚愕
霧の中を歩いていていきなり底なし沼に引きずり込まれるような恐怖・・・

446 :吾輩は名無しである:2007/02/16(金) 22:27:31
ブランショ入門者にお勧めは?

447 :吾輩は名無しである:2007/02/17(土) 01:26:02
>>446
「死の宣告」じゃない。一応ストーリーらしきものはあるし、
比較的読みやすい。「白日の狂気」は短いのでとりあえず嫁。
前スレで全文アップされてたような気がするが。

↓の「このスレを見ている人は…」って誰かわざとマイナー板の
変なスレ選んでリロードしまくってるのか?

448 :吾輩は名無しである:2007/02/17(土) 02:57:10
>>446
「文学空間」
これ以上の入門書ってあるか?気恥ずかしくなるほどご丁寧に書かれた書物。
まずはこれを読んでから一連の小説作品に手をかけるのがベストですよ。
つか、「文学空間」がわかんなきゃ話にならんw

449 :吾輩は名無しである:2007/02/18(日) 04:03:21
かねのむだ

450 :吾輩は名無しである:2007/02/18(日) 23:28:27
「文学空間」を90%理解できたらすごいな。

451 :吾輩は名無しである:2007/02/18(日) 23:47:19
ブクオフで『文学空間』百円で買ってきた。
90パーセント理解したら90円ぶん元が取れるな。。。

452 :吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 01:11:04
なんだか凄く非生産的な気分がするんだが、ちょっと「文学空間」の適当なページを引用してみてくれないか?
3銭ぶんくらい。

453 :吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 01:44:14
作品を生み出す孤独

454 :吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 02:29:43
ブランショ読んで何か生産してるような莫迦とかいるんですかね

455 :吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 02:37:51
3銭ぶんくらい生産してるんだろw
まあ、封筒貼りとか続けるのもブランショ的かもな

456 :吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 02:52:09
非生産的な気分うんぬんは、
たぶんこのスレの進行の仕方の無意味さについて述べているんじゃないかなー。
きみはブランショの本を買い、読んだ、おっけ。
だけど、これだけは述べておきたいような、これといった感想も抱かなかった。
いいよ。難解だしね。でも、なんかレスはしておきたいの?
だったら、そのまま引用しとけばいいじゃねぇ?
気に入った一行だけでも。そこから話が広がらないとも限らないしさ。
そんな意味だと、思ったけど。まっ、いっか、

457 :吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 06:45:06
むきむきまん

458 :吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 07:35:24
わたしはブランショ読まないけど友人が昔「明かしえぬ共同体」を
読んでブランショにはまってたな。卒論もブランショで書いてた。



459 :吾輩は名無しである:2007/02/20(火) 01:50:46
まさか「生産」だけに価値を置いてるような輩はいないよね?
「消費」のために生産はあるという初歩的なことにも気づかずに。

460 :吾輩は名無しである:2007/02/21(水) 23:39:00
ブランショにならうならば、
むしろ生産という枠にも消費という枠にもあてはまらない「無為」。

461 ::「KEMANAI」@タコシェ:2007/03/04(日) 22:26:22
デズーヴルマンはウーヴルとの絡みで翻訳するとどうなるんだろ?

462 :ブランショスレのあの人:2007/03/11(日) 05:11:18
スレッドを横断して私の行動を予見するのは止めてください。
日本文学で好きなのは、古井さんです。

463 :吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 07:04:20
だからなんだ?

464 :吾輩は名無しである:2007/03/23(金) 16:11:17
レヴィナスの『モーリス・ブランショ』には『白日の狂気』って全文入ってるの?
それとも批評だけ?


465 :吾輩は名無しである:2007/03/25(日) 23:04:18
というか、『白日の狂気』にレヴィナスのブランショ論が入ってる。

466 :吾輩は名無しである:2007/03/26(月) 10:24:44
じゃなく批評だけっしょ

467 :吾輩は名無しである:2007/03/26(月) 21:58:52
まえにこのスレに「白日の狂気」ウプしてくれた人がいたからコピー取って
モールスキンの手帳に綺麗に貼り付けました。
だって「白日の狂気」中古市場で結構高いんだもんよお!
これくらいのことは許されてもいいよね?

468 :吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 15:28:18
ああ神様、どうか災厄の翻訳もここにウプしてくれないかなあ

469 :吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 01:04:25
ブランショ&レヴィナス好きだった彼はいまどこでなにしてんだか

470 :吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 03:12:30
>>467
いい。
怠慢な出版業界がすべて悪い。

471 :吾輩は名無しである:2007/04/02(月) 11:52:50
アホな若い女のチラ裏出版してるひまがあったら、
絶版になってる名著の復刊しろや、と。

472 :吾輩は名無しである:2007/04/02(月) 13:45:27
>>467
通報しますた

473 :吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 04:57:40
ブランショなんてただの小説と政治好きの文学青年あがりにありがちなおやじだろ。
たいしたもん書いてないし。

474 :吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 13:27:43
>>472,473
www

475 :吾輩は名無しである:2007/04/05(木) 02:03:34
「災厄のエクリチュール」をここでリレー形式で試訳する人いないかな〜。
もしいたら神様仏様大明神様ですよ。

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