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「おっ」と思った小説の冒頭をあげるスレ

1 :無名草子さん:2005/07/09(土) 22:57:16
「小説の半分は冒頭で決まる」って言ったのは誰だっけ?



オレか。

2 :無名草子さん:2005/07/09(土) 23:11:03
日の出通り商店街を歩いていると、天ぷら屋が襲ってきた。

中島らも「日の出通り商店街いきいきデー」
(講談社文庫「白いメリーさん」収録)

3 :無名草子さん:2005/07/09(土) 23:31:01
彼のことを、私と息子は博士と呼んだ。そして博士は息子を、ルートと呼んだ。
息子の頭のてっぺんが、ルート記号のように平らだったからだ。
「おお、なかなかこれは、賢い心が詰まっていそうだ」
髪がくしゃくしゃになるのも構わず頭を撫で回しながら、博士は言った。
友だちにからかわれるのを嫌がり、いつも帽子を被っていた息子は、警戒して首をすくめた。
「これを使えば、無限の数字にも、目に見えない数字にも、ちゃんとした身分を与えることができる」
彼は埃の積もった仕事机の隅に、人差し指でその形を書いた。

小川洋子『博士の愛した数式』


4 :無名草子さん:2005/07/10(日) 07:08:20
昔々、人々はみんな名前を持っていた。そしてその名前は親によって
つけられたものだと言われている。
そう本に書いてあった。
大昔は本当にそうだったのかも知れない。

高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』

5 :無名草子さん:2005/07/10(日) 07:10:23
まずコンパスが登場する。彼は気がくるっていた。

筒井康隆『虚航船団』

6 :無名草子さん:2005/07/10(日) 07:16:00
ある朝、一隻の宇宙船がペンギン村に不時着して、その中からニコチャン大王が
部下を一人連れて降りてきた時、はるばあさんはこれでペンギン村もあの忌まわしい
夢から覚め昔のような賑やかさを取り戻すにちがいないと思い、その光景を目撃した
村人からその時の様子を訊きだそうとした。「その連中は空から降りてきたのですね?」

高橋源一郎『ペンギン村に陽は落ちて』

7 :無名草子さん:2005/07/10(日) 07:22:27
おおプレネリ、あなたのおうちは何処? わたしのおうちはスイスランドよ。
綺麗な湖水の畔なのよ。やーっ、ほーっ、ほーとランランラン、って、阿呆か俺は。
なにもかかるケンタッキーフライドチキン店の店頭で、おおブレネリを大声で
歌わなくてもいいじゃないか。ね、ごらん、店員も客も、みな奇妙なものを
見るような目をしている。やめてくれないか、そんな目でわたしを見るのは。
わたしは狂人ではないのだよ。

町田康『河原のアバラ』

8 :無名草子さん:2005/07/10(日) 07:24:22
ブルース・リーが武道家として示した態度は、「武道」への批判であった。

阿部和重『アメリカの夜』

9 :無名草子さん:2005/07/10(日) 07:35:56
アメリカはまだ若く、そこに住む人々は、時にそれが野蛮なふるまいに
およぶことがあったとしても、力と勇気に満ちていた。まじないや迷信と
区別がつかないことがあったが、あつい信仰心を持っていた。抜け目なく、
たえず相手を出し抜くことばかり考えているくせに、とつぜん一年中
街角のテラスに置かれた椅子に腰掛け静かに微笑んでいる白痴に
全財産を譲ったりもした。一月の間、一日も欠けずに、毎晩三人ずつ
娼婦を相手に精水をこぼし、娼婦が買えないときは馬や牛が相手でも
へいちゃらなくせに、東部からやってきたレディの前にでると、
ひとこともしゃべることができなかった。
アメリカはまだ若く、そこに住む人々は、老人でさえこどものように
無邪気だった。ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドのような
強盗でさえ、そうだった。

高橋源一郎『ゴーストバスターズ』

10 :無名草子さん:2005/07/11(月) 19:07:46
グレゴール・ザムザに起ったことが吉良上野介義央にも起った。ザムザの変身譚を信じられぬ人は、この物語もまた信じられないだろう。

小林信彦「裏表忠臣蔵」

11 :無名草子さん:2005/07/11(月) 19:40:19
>>1、吉村昭がそんなようなこと言ってなかったかな?

桜の樹の下には屍体が埋まってゐる!/「桜の樹の下には」梶井基次郎
「実にたいした機械でしてね」/「流刑地にて」カフカ,池内訳

12 :無名草子さん:2005/07/16(土) 11:52:04
ひとびとが分析的知性と呼ぶものがあるが、これを分析する
ことは、ほとんど不可能である。ぼくたちはそれを、ただ結
果から判断して高く評価するだけなのだ。

ポー「モルグ街の殺人」

13 :無名草子さん:2005/07/20(水) 17:05:56
減るもんじゃねーだろとか言われたのでとりあえずやってみたらちゃんと減った。
私の自尊心。
返せ。
とか言ってももちろん佐野は返してくれないし、自尊心はそもそも返してもらうもんじゃなくて取り戻すもんだし、
そもそも、別に好きじゃない相手とやるのはやっぱりどんな形であってもどんなふうであっても間違いなんだろう。

舞城王太郎『阿修羅ガール』


14 :無名草子さん:2005/07/20(水) 17:11:46

読者へ

オレは、昔のことを思い出すとマジになる。
これは素晴らしいことだ。二十八歳。スーパースターと呼ばれ、
所得番付に出るようになっても怒っている。怒ることに真剣になる。

矢沢永吉(糸井重里)『矢沢永吉激論集 成り上がり』



15 :無名草子さん:2005/07/20(水) 17:21:33
 朕は、日本国民の総意に基いて、新日本建設の礎が、定まるに至つたことを、深く
よろこび、枢密顧問の諮詢及び帝国憲法第七十三条による帝国議会の議決を経た
帝国憲法の改正を裁可し、ここにこれを公布せしめる。

御名御璽
昭和二十一年十一月三日

GHQ著『日本国憲法』

16 :無名草子さん:2005/07/20(水) 17:39:12
小説じゃないけど、ワイルド・スワンの冒頭。
「私の祖母は15で妾になった」
というのは吸引力ある。その時代の中国のドロドロ差加減を
現してるし。

17 :無名草子さん:2005/07/21(木) 02:09:17
山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。とかく人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、
詩が生まれて、画ができる。

夏目漱石『草枕』


18 :無名草子さん:2005/07/21(木) 02:12:40
ロリータ、わが生命のともしび、わが肉のほむ。わが罪、わが魂。ロ、リー、タ。
舌のさきが口蓋を三歩進んで、三歩目に軽く歯にあたる。ロ。リー。タ。
朝、ソックスを片方だけはきかけて立つ四フィート十インチの彼女はロだ。
ただのロだ。スラックスをはくとローラだ。学校ではドリーだ。
しかし、わたしの胸に抱かれるときの彼女はいつもロリータだ。


ナボコフ「ロリータ」
これは凄い。

19 :無名草子さん:2005/07/21(木) 21:05:14
The night was young, and so was he. But the night was sweet, and he was sour.
「夜は若く、彼も若かった。が、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった。」

W.アイリッシュ「幻の女」。ありきたり?


「スカーレット・オハラは美人ではなかった・・・」

いきなり・・・

20 :無名草子さん:2005/07/22(金) 08:54:28
>>17

草枕の冒頭はほんとに凄いやね。
傑作中の傑作ではないかな。

21 :無名草子さん:2005/07/24(日) 09:41:07
漱石の冒頭はどれも凄い

22 :無名草子さん:2005/07/24(日) 09:55:08
高校の時の親友が俺にこう言った。
「ちょうだい、これ。お前っていい奴だよな」
だからってわけじゃないけど、俺だって自分のことを
「悪い奴」なんて思っていなかった。
地球を滅ぼすほどの悪いやつだなんて。


   『ROLLING BOMBER SPECIAL』(中島哲也)

ドラマだけど、小説の冒頭っぽいので。

23 :無名草子さん:2005/07/28(木) 15:00:25

情熱の大半には、自己からの逃避がひそんでいる。
何かを情熱的に追求する者は、すべて逃亡者に似た特徴をもっている。

情熱の根源には、たいてい、汚れた、不具の、完全でない、確かならざる自己が存在する。
だから、情熱的な態度というものは、外からの刺激に対する反応であるよりも、
むしろ内面的不満の発散なのである。

エリック・ホッファー『魂の錬金術』

24 :無名草子さん:2005/08/07(日) 13:39:17

この島から最初に消え去ったものは何だったのだろうと、時々わたしは考える。

「あなたが生まれるずっと昔、ここにはもっといろいろなものがあふれていたのよ。
透き通ったものや、いい匂いのするものや、ひらひらしたものや、つやつやしたもの・・・・・・。
とにかく、あなたが思いもつかないような、素敵なものたちよ」

子供の頃、そんな物語を母はよく聞かせてくれた。

「でも悲しいことにこの島の人たちは、そういう素敵なものをいつまでも長く、
心の中にとどめておくことができないの。島に住んでいる限り、心の中のものを順番に一つずつ、
なくしていかなければならないの。たぶんもうすぐ、あなたにとっての最初の何かをなくす時が、
やってくるはずよ」

小川洋子 『密やかな結晶』

物語の中でもう一つの物語が進んでゆきます。

25 :無名草子さん:2005/08/17(水) 14:49:02
飛行機の音ではなかった。 限りなく東名に近いブルーより

26 :無名草子さん:2005/08/17(水) 16:37:26
今日、ママンが死んだ。

27 :無名草子さん:2005/09/01(木) 11:14:57
思う

28 :!omikuji :2005/09/01(木) 11:59:26
n

29 :無名草子さん:2005/09/01(木) 13:27:58
メロスは激怒した

30 :塩騒動 ◆2ioDH3LUm6 :2005/09/01(木) 21:23:26
>>26
異邦人だっけ?

31 :無名草子さん:2005/09/02(金) 00:43:23
「だっけ?」なんて言うほどマイナーじゃないだろ……。

32 :名無し物書き@推敲中?:2005/09/10(土) 12:24:12
-

33 :無名草子さん:2005/09/10(土) 12:56:01
小高い丘にのぼると故郷が一望できた。
緑がまなざしからあふれ出る。

34 :無名草子さん:2005/09/10(土) 13:37:23
既に今歳も霜降月、天より落つる風冴えて、
梢まばらに森透きわたり、明暦二年も殘り少し。

35 :無名草子さん:2005/09/13(火) 16:26:52
いつからタイトル当てるスレになったんだ。

36 :無名草子さん:2005/09/13(火) 21:18:09
>>35
タイトルを書かないレスが多いからな。

37 :無名草子さん:2005/09/17(土) 12:10:08
>35
ヒントがほしいの?

38 :無名草子さん:2005/09/18(日) 00:07:31
ものうさと甘さとがつきまとって離れないこの見知らぬ感情に、
悲しみという重々しい、りっぱな名をつかようか、私は迷う。

フランソワーズ・サガン『悲しみよこんにちは』

39 :無名草子さん:2005/09/19(月) 18:47:05
>>37
ヒントとか回りくどいことはいいから、普通に教えてくれ

昔の大将の身代わり首というものがある。活動写真のスタンド・インというものがある。
他人の空似というのは実際にあることだ。

三島由紀夫 花火

40 :名無し物書き@推敲中?:2005/09/22(木) 12:44:19
少し ばか

41 :無名草子さん:2005/09/22(木) 14:05:22
>>2
その時点で続きが気になるもんな。

42 :無名草子さん:2005/09/23(金) 11:49:01
ぼくは二十歳だった。
それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい。

ポール・ニザン「アデン アラビア」

43 :無名草子さん:2005/09/23(金) 13:15:34
人の人生は時に小説に似ている。主題がある。

44 :無名草子さん:2005/09/23(金) 13:55:42
くまに誘われて散歩に出る。河原に行くのである。

45 :無名草子さん:2005/09/23(金) 17:47:32
「よだかの星」

よだかはとてもみにくい鳥です。

46 :無名草子さん:2005/09/24(土) 03:05:58
この国には何でもある。ただ、希望だけがない。

47 :無名草子さん:2005/09/24(土) 10:45:46
「オツベルと象」
オツベルときたらたいしたもんだ、のんのんのん〜

48 :無名草子さん:2005/09/27(火) 02:04:01
>>46
希望の国の絵糞出すだね。
ムラリュウの小説は出だしだけ秀逸なものがあるよね。

「ゴッホがなぜ耳を切ったか、わかるかい」
とそのホームレスの男は僕に日本語で話しかけてきた。
ニューヨーク、ダウンタウンのバウアリー。

この「エクスタシー」の冒頭は痺れちゃったな。

49 :無名草子さん:2005/10/02(日) 04:02:30
書こう、とおもったら既出だった。
>19 ウィリアム・アイリッシュ!! 好きだ

50 :無名草子さん:2005/10/08(土) 13:44:56
そうですか

51 :無名草子さん:2005/10/09(日) 00:21:14
「自分とセックスをしている夢を見て、目が覚めた。」

52 :無名草子さん:2005/10/12(水) 01:50:28
>1
村上春樹じゃなかったっけ

53 :無名草子さん:2005/10/13(木) 10:34:16
夏目漱石ってやっぱすげえな

54 :無名草子さん:2005/10/15(土) 14:50:52
自分とセックスをしている夢を見て、目が覚めた。

中山可穂『猫背の王子』

55 :無名草子さん:2005/10/18(火) 01:25:26
金曜日の夕方に儀式は始まる。

山田詠美『フリークショウ』

56 :無名草子さん:2005/10/18(火) 03:25:17
高橋源一郎最高

57 :無名草子さん:2005/10/18(火) 07:29:34
It was a dark and stormy night.

暗い嵐の夜だった
SNOOPY著

58 :無名草子さん:2005/10/18(火) 20:28:27
君は、スケッチブックを開いて、八角時計をいくつも描いていた。
最後の方は、文字盤だけになる。

北村薫「ターン」

おっ、というよりおっ? と思った



59 :無名草子さん:2005/11/15(火) 16:24:34
>>55
安い感じがするけどそんなにいいか?
山田悠介っぽい
読んだことないけど

60 :無名草子さん:2005/11/17(木) 02:27:46
私は一人の女の子と向かい合わせに座っている。
なかなかの美人だ。
私は彼女が鼻をほじくるのを眺めている。
彼女は指先にくっついたものをぺろぺろと舐める。

バリー・ユアグロー著「鼻くそ」

61 :無名草子さん:2005/11/17(木) 07:47:12
やきいもぉ

62 :無名草子さん:2005/11/17(木) 15:16:04
たまたま今日読んでいた小説なんだけど、ちょっと「おっ」と思ったので書く。

「あなたは、袋小路に住んでいる。つきあたりは別の番地の裏の塀で、
猫だけが何の苦もなく往来している。」

絲山秋子『袋小路の男』
この作者の本は初めて読んだけど、ちょっと良かったな。

いままでのベストを挙げろと言われたら、ものすごくありきたりで恥ずかしいけど、
川端康成『雪国』、同じく『浅草紅団』。
『雪国』は書くまでもないので省略。

「鹿のなめし革に赤銅の金具、瑪瑙の緒締に銀張りの煙管、国府煙草がかわかぬように
青菜の茎を入れた古風な煙草入れを腰にさげ、…」

川端康成の冒頭はすべて「おっ」と思う。冒頭だけじゃなく、全部好きだけど。
既出だけど、村上龍の「限りなく〜」はとてもしびれた。
何度読み返しても、ここはすごいと思う。それ以降の話は退屈だけど。

63 :名無し物書き@推敲中?:2005/12/07(水) 12:14:01
e

64 :無名草子さん:2005/12/08(木) 10:48:45
なにがでるかな、なにがでるかな


羽田圭介「黒冷水」

65 :無名草子さん:2005/12/11(日) 01:10:19
>>61
深い河は
やきいもぉ ほかほかのやきいもぉ

とかいうフザケまくった冒頭ですが
内容はまごうこと無き名作

66 :名無し物書き@推敲中?:2005/12/15(木) 12:56:22
d

67 :無名草子さん:2005/12/26(月) 14:00:25
逃げ出しました

68 :無名草子さん:2005/12/26(月) 14:31:35
人はなぜ追憶を語るのだろうか。
どの民族にも神話があるように、どの個人にも心の神話があるものだ。
その神話は次第にうすれ、やがて時間の深みのなかに姿を失うように見える。
ーーだが、あのおぼろげな昔に人の心にしのびこみ、そっと爪跡を残していった事柄を、
人は知らず知らず、くる年もくる年も反芻しつづけているものらしい。
そうした所作は死ぬまでいつまでも続いていくことだろう。
それにしても、人はそんな反芻をまったく無意識につづけながら、
なぜかふっと目ざめることがある。
わけもなく桑の葉に穴をあけている蚕が、自分の咀嚼するかすかな音に気づいて、
不安げに首をもたげてみるようなものだ。
そんなとき、蚕はどんな気持ちがするのだろうか。

北杜夫『幽霊』より

69 :無名草子さん:2005/12/28(水) 10:40:40
恋しさを癒すために言葉は発明されたのだ。
ミシンと海亀はそう言って、私に、物語を書くことを勧めた。

「愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ」

70 :名無し物書き@推敲中?:2006/01/05(木) 13:14:02
いとおかし

71 :無名草子さん:2006/01/05(木) 13:26:57
腹上死であった、と記載されている。

酒見堅一「後宮小説」

72 :第七の新人:2006/01/11(水) 15:27:19
慈姑を摺り下ろしたものを、焼き海苔でくるんで脂で揚げる。昔それを食べて美味しい、と思い、もう一度食べたい、と思っているうちに五十年が経ってしまった。
ある女流作家が、そういう随筆を書いているのが印象に残った。

吉行淳之介『暗室』

73 :名無し物書き@推敲中?:2006/01/20(金) 12:10:55
儀式は始まる

74 :砂の女:2006/01/21(土) 17:18:01
――罰がなければ、逃げるたのしみもない――


75 :名無し物書き@推敲中?:2006/01/29(日) 11:40:50
e

76 :無名草子さん:2006/01/29(日) 12:56:02
神奈川御開港、外国貿易仰せ出され候に付き、諸商人共一己の利徳に泥み、競って相場せりあげ、荷元を買受け、直に御開港場所江戸相迴し候に付き、御府内入津の荷物相減じ、諸色払底に相成、難儀致し候趣相聞候に付、当分の内左の通仰せ出され候う。
一、雑穀 一、水油 一、蝋 一、呉服 一、生糸
右の品々に限り貿易荷物の分は、全て御府内より相迴し候筈に候間、在々より決して神奈川表江積出し申し間敷候。
やばいくらい感動した。
涙がとまらなかった。

77 :無名草子さん:2006/01/30(月) 08:45:41
e

78 :無名草子さん:2006/01/30(月) 14:55:58
その家には人間と豚と犬と家鴨が住んでいたが、まったく、住む建物もおのおのの食物もほとんど変わっていやしない。物置のようなひん曲がった建物があって、階下には主人夫婦、天井裏には母と娘が間借りしていて、この娘は相手のわからぬ子供を孕んでいる。

坂口安吾「白痴」(角川文庫)より

79 :無名草子さん:2006/01/30(月) 17:28:23
>>76
誰かつっこんでやれよwww
それとも皆この文章が何か知らないのか?ww

80 :無名草子さん:2006/01/30(月) 17:50:25
79=76で、何か言ってほしいというコト?

81 :無名草子さん:2006/01/30(月) 19:40:15
>>80
いや、俺は76じゃない。
てか俺のはやとちりレスかもwww
76って五品江戸回送令だろ?
小説じゃね〜じゃんwwwって思ったんだが
でも良く考えたら出だしがそれで始まる小説があるのかも…正直すまんかったorz

82 :無名草子さん:2006/01/31(火) 03:33:57
wを多用する奴は頭が悪いという説は本当のようだ。

83 :名無し物書き@推敲中?:2006/02/07(火) 12:15:32
v

84 :無名草子さん:2006/02/07(火) 15:42:03
そのとき・・・・

85 :名無し物書き@推敲中?:2006/02/16(木) 12:39:22
本当のようだ

86 :無名草子さん:2006/02/25(土) 19:58:17
今日ママンが死んだ
メロスは激怒した
山椒魚は狼狽した

87 :名無し物書き@推敲中?:2006/03/02(木) 12:42:13
逃げ出しました


88 :無名草子さん:2006/03/03(金) 16:49:02
春が二階から落ちてきた。

89 :無名草子さん:2006/03/04(土) 01:53:53
このごろずいぶんよく消える。
いちばん最近に消えたのが上の兄で、消えてから二週間になる。

川上弘美『消える』

90 :無名草子さん:2006/03/04(土) 02:00:49

ぼくは二十歳だった。
それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとは
だれにも言わせまい。

ポール・ニザン『アデン アラビア』

・・・・小説なんだろうかな?

91 :無名草子さん:2006/03/04(土) 06:19:58
坂道である。
この町では傾いた道を全て"坂"という。
石段ですら、勾配が急すぎるので便宜上そこに段をつけたにすぎないというのである。

さだまさし『解夏』

92 :無名草子さん:2006/03/12(日) 03:22:02

ヨーロッパに幽霊が出る−共産主義という幽霊である。

マルクス・エンゲルス『共産党宣言』

小説では無いが、この一文は世界に大きな影響を与えたから。





93 :無名草子さん:2006/03/12(日) 23:23:23
40歳になったら死のうと思っていた。

桐野夏生「ダーク」

本屋で偶然開けたページに自分がぼんやり
考えていたことがズバリ載っていてびっくりした。
ちなみに主人公と同じ年。



94 :無名草子さん:2006/03/32(土) 09:58:54
おっぱい吸いて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

95 :無名草子さん:2006/04/02(日) 01:26:19
>93それ確か太宰の人間失格にもあったよね

96 :無名草子さん:2006/04/02(日) 17:36:08
>>95
そうだっけ?中学生の時に読んだきりだから
覚えてない。再読してみるよ。
でも確かにあの頃は太宰にもはまってた。


97 :名無し物書き@推敲中?:2006/04/09(日) 12:19:14
得意じゃない

98 :無名草子さん:2006/04/09(日) 21:36:46
何にもまして重要だというものごとは、何にもまして口に出して言いにくいことだ。

99 :無名草子さん:2006/04/09(日) 22:07:00
時刻表にも愛読者がいる。
―宮脇俊三『時刻表2万キロ』

100 :名無し物書き@推敲中?:2006/04/18(火) 13:36:27
冒頭です

101 :無名草子さん:2006/04/18(火) 14:24:00
やっぱり銀河鉄道の夜だろ

102 :無名草子さん:2006/04/18(火) 14:59:43
当ててみろ。ただしググるな。

103 :モンゴルイタリア人12世:2006/04/18(火) 19:30:59
盗賊会社

104 :無名草子さん:2006/04/18(火) 19:37:11
スーツのときはってことをしたかと思うん。理想がね。CMて、他の二、他の話題がぃぃの?ちなみに俺の正体が、私の知識欲を満たす。井上陽水さんは?命日がせまってますね。

105 :無名草子さん:2006/04/19(水) 23:51:20
「ではみなさんは、そういうふうに川だと云われたり、乳の流
れたあとだと云われたりしていたこのぼんやりと白いものがほ
んとうは何かご承知ですか。」先生は、黒板に吊した大きな黒
い星座の図の、上から下へ白くけぶった銀河帯のようなところ
を指しながら、みんなに問をかけました。


106 :無名草子さん:2006/04/23(日) 11:11:45
それは人類がはじめて月を歩いた夏だった。

ポール・オースター『ムーン・パレス』

107 :万華鏡倉庫:2006/04/24(月) 18:11:27
私はそれを名づけてただ<書物>と呼び、一切の限定詞も修飾語も用いることをさし控える。

ブルーノ・シュルツ 『書物』

108 :万華鏡倉庫:2006/04/24(月) 18:27:34
私をからかうこのひょうきんな男と、真剣にお金の話をするあまり私が見えなくなるあの真面目な
男と、困ったときに相談に乗ってくれるあの辛抱強い男と、乱暴にドアを閉めて家を出ていくあの
怒りっぽい男は、みんな同じ一人の人間である、という事実を私はなんとか理解しようと努力して
いる。ひょうきんな男がもっと真面目に、真面目な男がもっと不真面目に、辛抱強い男がもっとひ
ょうきんになってくれればいいのにと、しょっちゅう思う。

リディア・デイヴィス 『理解の努力』

109 :万華鏡倉庫:2006/04/25(火) 01:19:00
一九八〇年六月一日。
 いまは夜の十一時だが、わたしは眠るのがこわい。これはわたしだけではない。全世界が
眠りにつくのをおそれている。

フィリップ・ホセ・ファーマー 『わが内なる廃墟の断章』

110 :万華鏡倉庫:2006/04/25(火) 01:27:13
ある程度の距離をおいて、風景の中のひとつの形として樹を見ていると、ふと自分がいなく
なってしまうことがある。

山本昌代 『樹』


風の筋を見るには、風以外のものを見ればいい。

山本昌代 『風』


昔の人の袖の香のするという橘の花をさがしにでかけた。

山本昌代 『匂い』


昔々、といっても、今から七千万年ほど前のこと。

山本昌代 『影』

111 :万華鏡倉庫:2006/04/25(火) 02:08:43
自分の人生の中でほんとにすごいことが起きた場合、そのときのことは細かいところまで異様にはっきりと
覚えているものです。(中略)ゾクゾクするような、ギョッとした後思わず考え込んでしまうようなすごい
本を生まれて初めて読んだ時だって、そうなることがあるでしょう。その本をどこで、どの部屋で読んだか、
そばには誰がいたかまで刻銘に思い出せてしまうのです。
 たとえば私は『人間の絆』をどこで読んだか、ちゃんと思い出せます。航行の学生寮の二段ベッドの上の
段で、私は青い毛布にくるまりながら寝ころがっていました。(中略)私には今でも寮母のスヴェルドレン
さんが真夜中にドアをノックして、ノルウェーなまりでささやくのが聞こえてきます。「さあグロリア、も
う十二時ですよ。電気を消しなさい。今すぐにね」。それから彼女はベッドルーム用のスリッパをパタパタ
させながら廊下を歩いていきます。ここでおもしろいのは、本そのものについては、登場人物の誰かがガニ
股だったと、いうこと以外、何も覚えていないということです。

グロリア・サワイ 
『私がイエス様とポーチに座っていると風が吹いてキモノの胸元が開き、イエス様が私の乳房を御覧になった日のこと』

112 :万華鏡倉庫:2006/04/25(火) 02:26:00
>>111
「高校」を「航行」と変換ミス。すみませぬ。

113 :万華鏡倉庫:2006/04/25(火) 13:36:00
みんながどこかへ行ってる間に代打で出て2安打、しかもそのうち1本は二塁打だったという
のに、みんなが戻ってきてからは三振ばかり、すっかりくさっているとMさんが寄ってきて、
こないだお誘いしたインド行きの話、七月上旬ということになりました。メンバーも確定しま
したのでよろしくという。

天沢退治二郎 『インドへの道』

114 :万華鏡倉庫:2006/04/25(火) 14:08:21
数年前、地下鉄神楽坂駅の伝言板に、白墨の字で「平河君は浅田君といっしょに、吉田拓郎の
愛の讃歌をうたったので、部活は中止です。平川君は死んだ」と書いてあった。

車谷長吉 『赤目四十八瀧心中未遂』

115 :万華鏡倉庫:2006/04/27(木) 20:17:44
今日もまた、空は青い。完全に目が覚める以前から、そんな意識があった。空気の香りと
風のせいだろう。

片岡義男 『ロードライダー』

116 :万華鏡倉庫:2006/04/27(木) 20:25:35
駅カテドラルは、灰青色の岩石からなる大きな塊のうえに建っていた。大きな塊は、からっぽの
薄暗い空間を漂っていた。

ミヒャエル・エンデ 『駅カテドラルは、灰青色の岩石からなる』

117 :万華鏡倉庫:2006/04/27(木) 20:32:07
そのとき神が目を逸らすのが分かった。

エイールソング・ザナディ 『波と波のあいだに並んで』

118 :万華鏡倉庫:2006/04/27(木) 21:01:39
町は小さくて古かった。旅行者たちは、黄土の平野のなかのひとつの点、または地平線上の
かすかな土の芽としてそれを眺めた。あたりのゆるやかな丘の頂点にたつと指を輪にまるめ
たなかへすっぽり入ってしまうほど、それは小さかった。町を中心にいくつもの緑の輪がか
さなりあいつつ平野のなかにひろがっていた。その輪は中心部に近いほど色が濃く、周辺へ
いくにしたがって淡くなり、しまいには黄土のなかににじんで消えていた。消えるのは地平
線よりはるかこちらだが、その幾条もの同心円の緑線をつらぬいて街道が走っている。街道
は町から発して地平線のかなたまで細々とながらもとぎれずにつづいていた。この緑の輪状
帯はすべて畑であって、中心から遠ざかるほど淡くなるのは肥料がそこまで運べないからだ。

開高健 『流亡記』

119 :万華鏡倉庫:2006/04/27(木) 21:12:48
バス停として道端に置かれているのは等身大の若い男の姿をしたマネキン人形である。

我妻俊樹 『霧の坂道はくちぶえの中』

120 :万華鏡倉庫:2006/04/27(木) 23:25:17
三つのささやかな物語―その直接の語り手は誰かということが、大事なのだが―、それを物語る
ためにわたしはまずふたりの男のことに触れておかなくてはならない。

ローベルト・ムージル 『黒つぐみ』

121 :万華鏡倉庫:2006/04/27(木) 23:29:00
小石というのはちゃんと定義することがやさしくできるような物ではない。

フランシス・ポンジュ 『小石』

122 :万華鏡倉庫:2006/04/27(木) 23:33:24
必要最小限の悪夢を見た。

少井貴子 『左耳への階段』

123 :万華鏡倉庫:2006/04/27(木) 23:41:51
フランツ・カフカのことは、作品を読み始める何年も前に、彼の友人であったイディッシュ語
劇場のもと俳優、ジャック・コーンからいろいろと聞いていた。

アイザック・シンガー 『カフカの友達』

124 :万華鏡倉庫:2006/04/28(金) 01:32:04
バベットを描いた当時、祖父はまだ二十歳まえだった。今日ではもう(当時でもそうかも
しれない)、若いからといって世間知らずとは限らないが、祖父の場合はそうだった。

レベッカ・ブラウン 『花の名前と女の子の名前』

125 :名無し物書き@推敲中?:2006/04/28(金) 13:39:14
ダメだな

126 :無名草子さん:2006/04/28(金) 13:58:01
9歳で、夏だった。


乙一 「夏と花火と私の死体」
別によく見たらフツーなんだけど、なんか残る。

127 :無名草子さん:2006/05/01(月) 18:19:14
どんな小説を読ませても、始めの二三行をはしり読みしたばかりで、もうその小説の楽
屋裏を見抜いてしまったかのように、鼻で笑って、巻を閉じる傲岸不遜の男がいた。



これ、まじで冒頭部なんだが、なぜこのことを誰も言わない!!!
このスレにぴったりの冒頭じゃないか!!!!
このスレを見つけたときに、すぐにこれを思い出したぜ

津島氏の隠れた(いや、割かし有名だが)名作だぜ、気になるなら自分で探しな

128 :無名草子さん:2006/05/04(木) 06:48:42
この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。
世界はきみを入れる容器ではない。

池澤夏樹 『スティル・ライフ』

129 :無名草子さん:2006/05/05(金) 17:29:54
>>128
選考ではその序文が余計だと散々言われていたけどな

130 :無名草子さん:2006/05/05(金) 18:35:31
「『おっ』と思ったかどうか」の話に、選考委員の意見がどう
関係しているのだろう?

131 :イラストに騙された名無しさん:2006/05/07(日) 12:45:54
世間知らず

132 :無名草子さん:2006/05/07(日) 13:06:11
僕はエラい。超エラい。

133 :無名草子さん:2006/05/17(水) 13:46:12
ノルウェイの森

134 :無名草子さん:2006/05/17(水) 16:02:08
メロスは激怒した。

135 :無名草子さん:2006/05/21(日) 12:50:10
火の色は愉しかった。

レイ・ブラッドベリ『華氏451度』

136 :ぼぶ:2006/05/23(火) 04:34:00
 病院からの帰り道、老人は円盤に拉致された。

『ショートショートの広場6』所収「健康法」の冒頭。
一行でいきなり佳境に入っちゃう手っ取り早さに爆笑した。

137 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/02(金) 13:08:59
わかった

138 :無名草子さん:2006/06/04(日) 03:19:48
春が2階から落ちてきた

重力ピエロ 伊坂幸太郎

139 :無名草子さん:2006/06/06(火) 18:53:31
月は蒼。

・・・山田風太郎だっけか?

140 :無名草子さん :2006/06/13(火) 13:00:15
入っちゃう

141 :無名草子さん:2006/06/16(金) 14:52:44
( ´ω`)おっ( ´ω`)おっ( ´ω`)おっ( ´ω`)おっ( ´ω`)おっ( ´ω`)おっ
( ´ω`)おっ( ´ω`)おっ( ´ω`)おっ( ´ω`)おっ( ´ω`)おっ( ´ω`)おっ
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( ´ω`)おっ( ´ω`)おっ( ´ω`)おっ( ´ω`)おっ( ´ω`)おっ( ´ω`)おっ


142 :無名草子さん :2006/06/24(土) 11:58:53
おっ

143 :無名草子さん:2006/06/29(木) 18:51:49
村は死によって包囲されている。

小野不由美「屍鬼」

144 :イラストに騙された名無しさん :2006/07/02(日) 12:07:48
メロス

145 :無名草子さん :2006/07/15(土) 11:39:06
マロンマロン

146 :無名草子さん:2006/07/16(日) 00:42:10
あの泥棒がうらやましい。

147 :無名草子さん:2006/07/19(水) 23:14:41
去ることを忘れてから、僕たちの愛は鳥の羽のように軽くなってしまった

148 :無名草子さん:2006/07/24(月) 02:28:35
>>147
いい文章だなぁ、誰のなんて作品?

149 :無名草子さん:2006/07/24(月) 04:07:51
「あなたが―――蜘蛛だったのですね」

150 :無名草子さん :2006/08/03(木) 12:32:22
しのオ

151 :無名草子さん:2006/08/19(土) 11:46:26
ほしゅ

152 :無名草子さん:2006/08/19(土) 12:20:39
それほど遠くない昔
 まだこの国が“戦争”を忘れていなかった頃―

福井晴敏 『終戦のローレライ』

153 :無名草子さん:2006/08/19(土) 16:03:01
黒衣の男は砂漠の彼方へ逃げ去り、そのあとをガンスリンガーが追っていた



スティーヴン・キング 「ダーク・タワーT ガンスリンガー」

154 :無名草子さん:2006/08/20(日) 00:26:13
幸福な家庭はすべて互いに似通ったものであり、不幸な家庭はどこもその不幸の
おもむきが異なっているものである。

トルストイ『アンナ・カレーニナ』

155 :無名草子さん:2006/08/20(日) 01:34:41
>>152 私今終戦のローレライI読んでます!びっくりしました ちょっと難しくて苦戦してます;

156 :無名草子さん:2006/08/20(日) 18:26:49

【盗作3バカ】のスレに

田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!



157 :無名草子さん:2006/08/27(日) 18:42:55
>>155
史実と照らし合わせながら読むと面白いよ。

158 :無名草子さん :2006/09/03(日) 11:00:56
次いってみよう。

159 :無名草子さん :2006/09/03(日) 15:13:57
>>153
新潮版だね。俺は旧訳の角川版の書き出しの方が好き。
「黒衣の男は飄然と砂漠の彼方に立ち去った。
ガンスリンガーはその後を追った」

「諸君は、東京市某町某番地なる風博士の邸宅を御存知であろう乎?
御存知ない。それは大変残念である」

坂口安吾『風博士』

160 :無名草子さん:2006/09/04(月) 19:53:59
>>156
そのスレ凄い。盗作で賞金500万円泥棒だと!佐藤亜紀って奴
    盗作本「バルタザールの遍歴」

ここ
 ↓        
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原

本人後輪!! 盗作犯人同士がバトル?!


161 :無名草子さん:2006/09/13(水) 11:26:50
>>18
かぶった。これ好き。

162 :無名草子さん:2006/09/13(水) 13:07:13
私の人生は両親の、Sexの産物だ


「黒い膿み」
トンチェ

163 :無名草子さん:2006/09/13(水) 13:14:02
おぉ!ロザンナァ!ロザンナァ!


卑猥教師
トンチェ

164 :無名草子さん:2006/09/24(日) 23:18:17
かつては、俺の記憶が確かならば、俺の生活は宴であった、
誰の心も開き、酒という酒はことごとく流れ出た宴であった。
ある夜、俺は「美」を膝の上に坐らせた。
苦々しい奴だと思った。
俺は思いっきり毒づいてやった。

地獄の季節
ランボオ


165 :無名草子さん :2006/09/26(火) 12:15:41
ランディ

166 :無名草子さん:2006/10/13(金) 01:05:34
まばたき一回の間に父親は視界から消えていた

 
古川日出男「サウンドトラック」


最初の一行目から物語は加速してるって感じが

167 :無名草子さん:2006/11/29(水) 21:32:09
あげ

168 :無名草子さん:2006/11/30(木) 03:26:29
胎児よ
胎児よ
何故踊る
母親の心が分かって
恐ろしいのか

夢野久作
ドグラマグラ

何回も読んだ…

169 :無名草子さん:2006/12/05(火) 04:33:49
  朝、食道でスウプを一さじ、すっと吸ってお母さまが、
  「あ」
  と幽かな叫び声をお挙げになった。

これ以来、スウプをひらり、練習したした。

170 :無名草子さん:2006/12/09(土) 21:17:09
「サンタさん」
呼びかけられて、部屋から出ていこうとしたサンタさんの足がとまった。

171 :無名草子さん:2006/12/09(土) 22:43:50
「セックスのあとのみりんは旨い」



アル中女の話

172 :無名草子さん:2006/12/14(木) 23:11:20
山手線の電車にはねられて怪我をした。

−志賀直哉

173 :無名草子さん:2006/12/27(水) 17:02:05
おまえ、いいな巨人戦も観れるんだろ?
マキハラってゴリラみてえにでっけいえって本当か?

村上龍「走れ! タカハシ」

174 :無名草子さん:2007/01/15(月) 21:06:26
They had a date at eight every night.If it was raining, if it was snowing;
if there was a moon, or if there was none.
二人は毎晩八時に逢った。雨の降る日も雪の日も、月の照る夜も照らぬ夜も。

「喪服のランデヴー」コーネル・ウールリッチ
アイリッシュ名義の>>19と並んでどちらも有名かな。

175 :無名草子さん:2007/01/17(水) 12:32:03
ぶらぶらと垂らした足が下から見えるほど低い空を、小鳥の群れが飛んだ。
生暖かいものが、宙に浮かぶことが不思議だった。

山崎ナオコーラ「人のセックスを笑うな」

176 :無名草子さん:2007/01/21(日) 16:49:15
>>138
同じ

177 :無名草子さん:2007/03/16(金) 10:24:30
>>143
読んだ!
小野不由美作品はなんかすげー好きだ>難しいけど


178 :無名草子さん:2007/03/20(火) 01:38:24
ある日勃起しなくなった僕は、「やれやれ」とペニスを弄くりながら呟いた。

村上春樹「ペニーレインの銅貨」

179 :無名草子さん:2007/03/20(火) 01:47:16

真昼である。特別急行列車は満員のまま全速力で馳けてゐた。沿線の小駅は石のやうに黙殺された。


横光利一『頭ならびに腹』。
まあものっすごい有名だが、いちおう未出のようなので。

180 :無名草子さん:2007/03/20(火) 17:04:23
春が2階から落ちてきた。
『重力ピエロ』伊坂幸太郎

既出のようで・・・

181 :無名草子さん:2007/03/30(金) 16:47:35
我が輩は猫である

182 :無名草子さん:2007/03/30(金) 19:38:40
>>18
これすごいな。気に入ったよ。

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