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【海坂藩】藤沢周平作品を語るスレ:弐【五間川】

1 :無名草子さん:2005/10/06(木) 16:20:13
引き続き、藤沢周平作品について語りましょう!

●前スレ
【藤沢周平を語るスレ】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1057539809/l50

●関連リンク
【文藝春秋:藤沢周平全集】
ttp://www.bunshun.co.jp/book/80fujisawa/

【つるおか旅読本】
ttp://www.tsuruokakanko.com/index.html

【藤沢周平の世界展:〜10月30日(日)まで】
ttp://www.setabun.or.jp/fujisawashuuhei.htm

2 :無名草子さん:2005/10/06(木) 17:58:57
>>1
乙です
前スレ、後半一気に加速したな

3 :無名草子さん:2005/10/07(金) 22:18:53
今日の朗読会に行ってきました。
朗読作品は一番好きな「約束」なうえ、篠田氏の朗読の上手さに
思わず涙しちゃいました。。
朗読会というものに初めて行ったんですが、スゴク゚+.(・∀・)゚+.゚イイ
映像化なんぞはどうでもいいので(暴言)、藤沢作品の朗読会を
もっとやってほしいと思いました。

残念なのは、仕事早退してギリギリの時間に行ったので
展示がまったく見れなかったのと、一度食べてみたい赤蕪の漬物が
売店で売り切れていたこと OTL
展示はまた改めて行きます。
図録も買いましたが、展示見るまでは封印します(でも見たい…)


4 :無名草子さん:2005/10/07(金) 23:14:45
>>3
自分と入れ替えかな?朗読会が始まる少し前、文学館を後にしました。
(6時ころはバスが来なくてまだかなーなんて思ってました。

ということで、行ってきました。
いや、素晴らしかったです。よくぞこれだけ貴重な物を集めたなという感じ。

どれもとても興味深く見ましたが、気に入らなかったのが一点、
信長ぎらいの所にあった向井敏の言葉。
「司馬遼太郎と比較して信長の虐殺を常識的な感覚で受け入れなかった、
ただそれだけのことである。」
目の前に、棒線や波線で信長の虐殺部分にラインが引いてあるのを見て、
とてもそれだけであるとは思えなかった。「ただそれだけのこと」という言いぐさもカチンときた。



5 :無名草子さん:2005/10/07(金) 23:15:45
まぁ気になったのはそれぐらいで、剣道500年史の空鈍流の記述に線が引いてあるのとか、
書斎の再現、江戸地図、所蔵していらした本、ビデオで話されている姿とか食い入るように見てました。

ヘッドフォンのコーナーで、ユダヤのことを引き合いにして、日本が農業を軽視し、
商業ばかりでいくと同じようになるといって警鐘を鳴らしていたのは驚きました。

自分は音楽好きなので、愛用していたCDやテープを見れたのは嬉しかった。
特に愛用のレコーダーはいかにもらしいという感じで泣けました。
ライオネル・リッチーの「Say you say me」とか徳永英明のアルバムは「Justice」を聴いていたんだな、
なんて思いながら見てました。
レコーダーの中に入っていたのがイーグルスの「Hell freezes over」のテープだったのは、気付いた人は少ないと思う。
これは再結成の時のもので、かなり最近のものだけれど、はっきり言ってあの年代でこれを聴くのは素晴らしい。
と勝手に感動していました。

6 :無名草子さん:2005/10/07(金) 23:45:57
おまいら自慢話ですか。

('A`)チキショー

7 :無名草子さん:2005/10/08(土) 00:01:55
連休に飛行機で北の果てから藤沢周平展行くぞ〜!
今からどきがむねむねで、遠足前夜の小学生の気分w

8 :無名草子さん:2005/10/08(土) 00:04:35
>>1
乙カレー。
 せっかく地元でやっているんだし、連休中にでも文学館に行くかなぁ。

 ところで、山田版「たそがれ清兵衛」は、「たそがれ+竹光+祝い人」だったと
記憶しているんだけれど、「鬼の爪」には、何が混ぜてあるんだっけ?
 んでもって、こんどの作品には、何が混ざると思います?

9 :無名草子さん:2005/10/08(土) 00:12:03
初日にタダで見たけど、今度また行く
渋谷の某書店で図録を買ったら(ラスト1冊だった)招待券くれたんでね
区内在住だが、遠くの皆さんに申し訳ない気がする

10 :無名草子さん:2005/10/08(土) 00:14:51
>>8
> 記憶しているんだけれど、「鬼の爪」には、何が混ぜてあるんだっけ?
「隠し剣鬼ノ爪」と「雪明り」

…次のに何がまざるかとかは考えたくね('A`)


11 :無名草子さん:2005/10/08(土) 00:21:43
>>8-9
地元の方、うらやましいです。
私も遠方から世田谷文学館に行きましたが、
施設そのものもいいところですね。
藤沢さんの展示終わっても、これからチェックしてみたいところです。
うちの県内には文学館が全然ないので(´・ω・`) ショボーン
肝心の展覧会は、本当に胸がいっぱいで言葉にならないほどで
会場ではぼーっとしちゃって。
後で図録をじっくり読んで、改めて感動してます。


12 :無名草子さん:2005/10/08(土) 00:28:05
大泉のショボさが好きだー。

…('A`)

13 :無名草子さん:2005/10/08(土) 00:46:23
前スレ998
>原作の筋が破壊されてないだけ、まだ山田のやつよりましだと自分は思ってる。


私は逆だなあ。
山田版「たそがれ清兵衛」「隠し剣鬼の爪」は
いろんな作品の寄せ集めだからこそ、
原作として列挙されてたどの小説とも別物の、
山田洋次の創作として、割と冷静に見られた。
映画自体の出来不出来は別にしてね。

「蝉しぐれ」の場合は、原作の筋を反芻してしまって、
とても落ち着いては見られないだろうと思う。

14 :無名草子さん:2005/10/08(土) 00:51:05
だいたい山田は、「藤沢周平の世界を再現した」なんて
大それたことは一言もいわないしね。原作、素材として割り切ってる。

そういう使われかたなら、ファンとしては腹も立つことはあるが
他の作家たちもやられてることだし納得できるところがあるんだよ。

黒土の場合は、二言目には「藤沢周平さんが」「藤沢周平の世界を」とうるさい。
我こそは藤沢文学の理解者にして映像化の権威なりー、みたいな姿勢。
そのわりにはキャスティングから脚本までずれまくってる、と。

これはファンの怒りを買うでしょう。

15 :無名草子さん:2005/10/08(土) 00:54:05
朗読会いってきました。篠田三郎よかったです。プロの読み手の迫力に
圧倒されましたよ。映画のようなたくさんの人がかかわった作品ではなく、
藤沢周平の作品が、直に文字が音になるすばらしさは、CDではなく
観客との真剣勝負が生の朗読の素晴らしさかなと、しみじみ思い帰途に
着きました。

16 :無名草子さん:2005/10/08(土) 00:54:05
>>13
いろんな作品をごちゃまぜにしていること自体、
原作者に対して失礼極まりない行為だよ。
そのこと自体、原作者に対する敬意が感じられないんで、それでもうだめ。
映画のデキがどうとか以前の問題だ。
山田には完全に「藤沢周平」から切り離して、完全にオリジナルの
時代劇をつくってくれればいいだけ。

17 :無名草子さん:2005/10/08(土) 00:58:49
まぁ、山田洋次は一度だけならまだしも、二度目もまた原作を大きく改変・改造
して全く別の話にしたからねぇ・・・
言い方は悪いが、藤沢周平の名を利用してるだけにも見えてくる。

というか、映画のことは正直このスレであまり考えたくない。
朗読会はよかったみたいで、うらやましいっす。自分は外れたので orz

18 :無名草子さん:2005/10/08(土) 01:03:29
文学館で売っていた「望星」という雑誌の黒土のインタビューに、決定的な言葉があったよ。

  やはり精神の気高さだと思います。昔の日本人が持っていた気高さと言ってもいい。
 何故映画を作るのかと言えば、突き詰めていうと、「日本(人)とは何だろうか?」
 ということを考えたいというのが僕の動機です。その意味で、藤沢さんの「蝉しぐれ」は、
 日本や日本人を考えるヒントになった。日本人はこんなに美しかったのかと嬉しくもありました。
  それを素材に作った僕の「蝉しぐれ」は現代へのアンチテーゼとして日本とは何かを考えた
 作品です。自己を律する節度、恥を知る人間関係、言葉は少ないけど濃密な父と子の関係、
 そうした要素をベースに、僕なりの、希望を込めた”あるべき日本の姿”を描いたつもりです。
 
つまりこの人は蝉しぐれで「モラル」を言いたいんだと思う。
こういうモラルは一歩間違えれば藤沢周平が嫌っていたナショナリズムにも結びつくし、
映画の宣伝文句も含めて、藤沢周平の一般化に対して「こういうものだ」というイメージ
を植え付けてしまうような気がする。

19 :無名草子さん:2005/10/08(土) 01:05:13
映画「蝉しぐれ」の二人で花火を見たときの花火の色なんですけど
あんなに当時は変色させる技術はなかったような気がするのですよ
赤とかの単色しかないはずですし、二人にはそれで十分でしょう。
TDLなら別でしょうが

20 :無名草子さん:2005/10/08(土) 01:07:17
正直、映画の話は映画板の方でやってほすい。

21 :無名草子さん:2005/10/08(土) 01:15:47
>>12
大泉はもっとなんとかならないもんですかね・・・地元なんだし。
世田谷の特別展は、ほかの会場を巡回したりはしないのかなぁ。
10月いっぱいであれが完全になくなってしまうのは、もったいない。
本当、いっそあのままあそこを藤沢周平記念館にしてもらいたいくらい(w

22 :無名草子さん:2005/10/08(土) 01:22:51
>>16
私の考えは>>13に書いたとおりだけれど、
あなたのような考え方も否定はしないよ。
ま、ひとそれぞれ。

>>17
>>20
そうですね。映画は映画。荒れるのを避けるためにも、
ここはあくまで小説の話メインでいきたいですね。

>>15
うらやましい。
できれば「蝉しぐれ」もやって、
CD化してくれないだろうか。
松平アナウンサーの声も悪くはないのだけれど。

23 :無名草子さん:2005/10/08(土) 01:31:15
このスレや他サイトでも、世田谷の藤沢周平展の評判がすこぶる良かったので、
無理して時間作って行ったけど、確かにその価値があった。
行ってよかったよ。
「白き瓶」、今度こそ挑戦してみるか。

24 :無名草子さん:2005/10/08(土) 01:46:30
藤沢周平の好きな花が「真紅のバラ」なことに一番驚いた。>世田谷の藤沢周平の世界展

25 :無名草子さん:2005/10/08(土) 02:16:18
誰か「藤沢周平の世界展のスレ」たててくれ間変

26 :無名草子さん:2005/10/08(土) 02:26:36
>>21
大泉学園もだが、鶴岡も。
前に鶴岡で記念館が建つ?という記事を読んだ気がするんだけど、どうなったんだろう。

27 :無名草子さん:2005/10/08(土) 02:34:44
「白き瓶」3度目の挑戦にしてようやく完読。
うーむ、もしかしたら藤沢作品の中でも、お気に入りのかなり上位に入るかもしれない。
節が保養地先で結核を病んだことが広まって、宿を次々と追われる下りは
どうしても、藤沢さんが若い頃結核のために、長年の夢だった教職を断念して
鶴岡を出たことと重なってしまうなぁ…。



28 :無名草子さん:2005/10/08(土) 07:04:03
藤沢作品に登場する、裏店の女房や娘たちが愛しい。

29 :無名草子さん:2005/10/08(土) 12:11:50
>>26
映画「蝉しぐれ」の資料館なら建ちますた。

30 :無名草子さん:2005/10/08(土) 12:39:27
エッセイを読んでみようと思うんですが、まずは何がおすすめでしょうか?


31 :無名草子さん:2005/10/08(土) 13:31:38
刊行順に読んだほうが良いような気がします<エッセイ


32 :無名草子さん:2005/10/08(土) 23:50:06
昨日、世田谷文学館より通販依頼した冊子が届きました
前スレでどなたかに触れていただかなかったら
遠隔地のため、すっかり諦めておりましたので逃すところでした
この場を借りてお礼申し上げます


余談ですが、本日地元でちょっとしたイベントがあったのですが
そこのある露店で見かけたがなんと「玉こんにゃく」で、迷わず購入
帰宅後に賞味しましたが、カミさんともどももっと買ってくればよかった
そう、思いつつ一口一口味わいました・・・

33 :無名草子さん:2005/10/09(日) 01:38:58
最近、藤沢周平読みはじめたんだけど
けっこうはまって毎日寝不足気味です。

34 :無名草子さん:2005/10/09(日) 11:20:41
鶴岡公園を庭に生まれ育った俺が来ましたよ。花のあとを読むと今でも鳥肌たつ。
>>32
玉こんも赤蕪づけも皮の薄い茄子の漬物も、全国区の食い物じゃあないんですね
大学入って指摘されるまで知らなかったw
玉こんは通販でこんにゃくと煮るタレのセットがあると思うので
是非自宅で楽しんでみてください。タレがなかったら
醤油にスルメの短冊切りつっこんでダシとったらOKです。
子供のころ、親父がよく煮てくれました
基本的に山形の食いもんなんて難しい材料使ってないんで楽勝!

35 :無名草子さん:2005/10/09(日) 19:55:32
>鶴岡公園を庭に生まれ育った俺が来ましたよ。

みんな自慢話ばっかしやがって('A`)チキショー
俺んちなんか実家で茗荷の漬物作ってらい( ノД`)バカー


36 :32:2005/10/10(月) 00:27:14
>34
おお、情報ありがとうございます
早速、探してみることにします
なお、昨日の玉こんにゃくはピンポン玉より少し小ぶりなこんにゃくが
串に三つ刺してあり、仰せの通り醤油味にほどよくダシの効いた逸品でした
おかずに良し、おやつに良しで、芥子をちょっとつけると肴にも良しですね

一方、大変申し訳ないのですが赤蕪漬けに関しては
当方岐阜出身のため和久俊三氏の作品に出てくる
飛騨の赤蕪漬けがやはり真っ先に浮かびます
こればかりは郷土の味と言うことで、藤沢ファン各位にお詫び申し上げます

アメリカ在住時、赤蕪漬けを売っている店があると聞き、
購入に走ったのですが、モノは甘酢で漬けた羽黒?の漬け物でして、
がっかりしつつも、これが残日録の赤蕪かと思いつつ食べました

37 :無名草子さん:2005/10/11(火) 19:52:40
「橋ものがたり」を久々に読んだ。
最近仕事に疲れていたけど、かなり癒された。
中でも、やっぱり「小さな橋で」が好きだなあ。
最後の一行は、本当に微笑ましい。救われたような気がする。

38 :無名草子さん :2005/10/11(火) 23:05:09
藤沢さんの東京でのお住まいは練馬区大泉学園だったそうな
で、はたと気づいた
大泉って鶴岡の古くからの地域名じゃん(一部地域ね)
だだちゃ豆の本場 白山って大泉地区だし、たしか馬の骨の
最後に登場する橋は鶴岡に現存する大泉橋だったはず
そこまで考えて大泉学園に住まいを構えたとするならば、
その深い郷土愛に驚愕せざるを得ないと思うのは俺だけか

39 :無名草子さん :2005/10/11(火) 23:05:42
藤沢さんの東京でのお住まいは練馬区大泉学園だったそうな
で、はたと気づいた
大泉って鶴岡の古くからの地域名じゃん(一部地域ね)
だだちゃ豆の本場 白山って大泉地区だし、たしか馬の骨の
最後に登場する橋は鶴岡に現存する大泉橋だったはず
そこまで考えて大泉学園に住まいを構えたとするならば、
その深い郷土愛に驚愕せざるを得ないと思うのは俺だけか

40 :無名草子さん:2005/10/12(水) 17:31:00
>>38-39
とりあえず鱈汁のんで落ち着け

41 :無名草子さん:2005/10/12(水) 17:35:52
藤沢周平さんの小説は私にとって、ただ味わいたい小説なのです。
一節ごと、一章ごとを、ゆっくりと、そしてしみじみと。
そうすると四季折々の風景を照らす日の光やら、そこに生きる人々の心の彩が見えてくるのです。

42 :無名草子さん:2005/10/12(水) 18:15:06
宮部みゆき、平岩弓枝、北原亞以子、澤田ふじ子etc.
藤沢周平以外は時代小説ほとんど読まないんだが、この人たちって藤沢周平の影響を強く受けてるの?
それとも全然違うんだろうか?

43 :無名草子さん:2005/10/12(水) 18:21:38
宮部みゆき、杉本章子が熱烈な藤沢ファンなのはたしか。
なくなったとき出た特集本の中で熱く語っていた。

ただ宮部みゆきは人気作家だが、文体が無味乾燥でまるで面白みがない。
上の4人の中では、澤田ふじ子がお勧めできる。
藤沢周平、それから山本周五郎の長編ものに影響を受けてる感じがするね。
ひかえめな筆致がいい。

でももちろん藤沢作品と比べてはいけない。

44 :無名草子さん:2005/10/14(金) 01:01:49
宮部みゆきは時代物(捕物)を2冊しか読んでないけど、
うけ狙いの軽いエンターテインメント小説という印象。
藤沢さんの影響は全然感じられなかった。
あくまでもいちファン、ってとこじゃないかな。

しみじみと味わいたいタイプでは宇江佐真理もなかなかいいと思う。
個人的には藤沢さんと共通した感慨深さがあると思うんだけど。
ただし作品に当たり外れが…

澤田ふじ子さんって見かけたら読んでみようかな。
この人も橋をテーマにした作品を書いてるんだね。


45 :無名草子さん:2005/10/14(金) 20:48:39
藤沢ファンの老母を連れ、秋晴れの中、世田谷文学館に行ってきたけど
女性客の比が高いのにビックリ。
時代小説家って、男性ファンの方が圧倒的に多い気がするけど
これは藤沢周平の特徴かもしれないね。
海坂ものもいいけど、江戸下町を舞台にした市井小説の方が
個人的には好みだなぁ。



46 :無名草子さん:2005/10/14(金) 21:58:01
>時代小説家って、男性ファンの方が圧倒的に多い気がするけど
そう?なんか某大御所の文庫の解説者みたいな偏見だな…
戦国ものあたりは男性が多いのかもしれないけど、
江戸人情ものなんかは女性も好みますよ。

47 :無名草子さん:2005/10/15(土) 00:09:33
以前、司馬遼太郎展とか池波正太郎展とかに行ったことあって
今回の世田谷の藤沢周平展にも行ったけど、
比較すると、女の人がかなり多い印象はあった。
というか、自分が行ったときは、圧倒的に女の人が多かった。
取り上げるジャンルや紹介の方法にもよるんだろうけど。
(時代小説全体の読者層の実際の男女比率は、よくわかんないが)

48 :無名草子さん:2005/10/15(土) 00:22:56
『白き瓶』、気合い入れて挑戦しはじめますた・・・

49 :無名草子さん:2005/10/15(土) 01:44:05
http://www.yomiuri.co.jp/book/ranking/index.htm#bunko
(2005.9.30〜2005.10.6 日販調べ)文庫本売り上げランキング
『蝉しぐれ』の文庫はかなり売れているみたいだね。

50 :無名草子さん:2005/10/15(土) 18:46:16
細木数子の「六星占術シリーズ」が1位から5位まで独占ですか? なんかなぁ〜〜。
占いで人生さぐるより、せっかくすばらしいい小説あるんだから そこから人生さぐりましょうよ!
それにしてもお茶の間のみなさん方はあの手の占いおばさんには弱いんでしょうかね!

51 :無名草子さん:2005/10/15(土) 18:53:02
>>50
ご本人は、右翼に狙われていることについて、どう思っているんでしょうかね。

52 :無名草子さん:2005/10/15(土) 20:33:50
意識朦朧とした安岡まさひろの枕もとで婚姻届に印を押せて、
莫大な遺産と、陽明学の権威・安岡まさひろの"妻"という名誉を奪い取ったんだよな。
あのおばはん陽明学の名前を口に出してほしくないな。

53 :無名草子さん:2005/10/16(日) 14:23:47
真偽は別にして、藤沢作品にはそういう欲に特化した悪人はみかけないね。
サイコな殺人者は「出会い茶屋」の印象があるけども。

54 :無名草子さん:2005/10/17(月) 20:25:41
蝉しぐれより風の果てが好きだ

55 :無名草子さん:2005/10/18(火) 22:05:18
新幹線の座席においてある『トランヴェール』
今月『蝉しぐれ』特集だよ。
映画とのタイアップかと思ったら、独自企画で
小説の舞台と実際の場所の比定みたいなことを
やってたりして、なかなか良いよ。

56 :無名草子さん:2005/10/22(土) 19:37:11
世田谷文学館、やっと行ってきました。良かったです。
10/29、30は午後8時まで延長とのこと。もう一回行こうかなw


57 :無名草子さん:2005/10/22(土) 21:13:51
藤沢修平って作家やる前は小学校の教師だったらしい。いまでも教え子は何処かで
集っているという。蝉時雨で藤沢作品をしったが、やっぱりいつ読んでもしっとりしたあの
文体は好きだなあ。

58 :無名草子さん:2005/10/23(日) 23:32:28
>>56
俺は今日行ってきたよ。(from 名古屋)
人大杉。でも、行ってよかった。
藤沢さんの小説はずっと読んでいたけど、この展覧会で
藤沢さんの人となりが身近にぐっと感じるようになったから
エッセイの文庫本を買ってきて読んでるよ。
文学館の中にある喫茶店で、隣に座っていた
中高年の夫妻は北九州から来たとかで
思わず、藤沢さん談義で盛り上がってしまった。


59 :無名草子さん:2005/10/24(月) 16:48:54
やはり遠方からもいらっしゃるんですね。
私も何とか一度行きましたが、1時間ほどしか滞在時間が取れず
映像関係は殆ど見ることが出来ませんでした。
一階で放映されていたのはいつのどんな映像だったのでしょう。
ご覧になった方、出来れば概要を教えていただければうれしいです。

60 :無名草子さん:2005/10/24(月) 22:30:01
>>58さん
ほんとに人が多かったですね。
(ここを見てる人は今日何人ぐらい来てるのかな、なんて思いながら
館内を歩いてきました。)
自分もこの企画展で藤沢さんのことをとても身近に感じられるように
なりました。生原稿や写真、手紙やはがきなど、なまの藤沢さんを
感じられるような展示物が多くて本当に良い企画でした。


61 :無名草子さん:2005/10/24(月) 23:21:19
>>59
確か山形放送の番組で10分ほどのものでしたよ。
最近のではなかったですね。
山形地方の駄菓子の話から始まって、故郷庄内を語るという感じのものでした。
これは自分が行った時の事で、

「先生の作品には、いわゆる偉い人というのは出てきませんね?」
「私はね、全ての人に・・・があると思ってるんですよ。」

・・・が上手く聴き取れない。何の言葉なんだろうと思って後でもう一度耳を澄ますと、

「全ての人にドラマがあると思ってるんですよ。」

この言葉に藤沢周平の本質的な部分を感じて、大いに感動。
名言だと思ってしまった。

62 :無名草子さん:2005/10/26(水) 01:53:28
>59,61
山形放送の番組は、2階の企画展入り口です。
1階のビデオは、NHKのETV特集で、45分間です。
井上ひさしさんや藤沢さんの実のお兄さんの出演されています。


63 :無名草子さん:2005/10/26(水) 04:57:44
なぁ最近蝉しぐれ読んではまったミーハーな俺なんだが
今隠し剣弧影抄読んでるんだけど他に
初心者向けのお勧めってある?
教えてください


64 :59:2005/10/26(水) 05:54:47
>>61さん、>>62さん ありがとうございました。

2階の映像は私もざっと見ることが出来ました。
あの柔らかな庄内訛りで「すべての人にドラマがある」と語る藤沢さん、
言葉だけじゃなくて、それを本当にひとつひとつ描いてきたんだなあ、と
私もしみじみしてしまいました。

1階の45分番組はまったく見ることが出来なかったものです。
井上さんと実のお兄さんですか…どんな話をされたのか気になるところです。
またいつか(または違う場所で)藤沢周平展を開いてくれますように。




65 :無名草子さん:2005/10/26(水) 09:36:54
>>63
自分のオススメは獄医 立花登シリーズ。
全体を通してヒロインおちえがツンデレw気味で、
蝉しぐれとは対極な幸せ感がいいよ。
その一方で獄中の罪人がらみのずしっと重いシリアス話も一話完結で。
重さと軽さが自分的にちょうどいい感じ。

66 :無名草子さん:2005/10/26(水) 10:15:13
用心棒シリーズがいいんでないの?

ところで、シバレン、藤沢周平ときて次を探しているんですが、誰がいいのでしょう?

○池波正太郎は面白いけど、文章のケレン味がちょっとくどい気がする。
○武家もの
○抑えた筆致で最後に白刃がきらり、的な話が好き

私の好みはこんな感じなんですが、だれの作品が該当しますかね?藤沢周平がぴった
りすぎだったので、次を探すのが大変

67 :63:2005/10/26(水) 23:51:41
>>65.66
サンクス
明日本屋行ってくる

68 :無名草子さん:2005/10/27(木) 00:04:56
>>66
正直、その条件だと、池波がダメならもういないのでは。
特に「抑えた筆致」というあたりがね。

淡々としてて渋くて最後にスッキリの武家モノなんてのはほんとに稀少なジャンル。

69 :無名草子さん:2005/10/27(木) 01:22:26
>>62
>1階のビデオは、NHKのETV特集で、45分間です。
 井上ひさしさんや藤沢さんの実のお兄さんの出演されています。

ああ、そうだったんですか。
入ってすぐ2階に行って、かなりの時間2階を見学していたので気付きませんでした。
1階に降りたのが閉館30分ぐらい前だったのですが、
その時にはビデオは流していなかったようなので・・・。
そのビデオみたさにもう1回行きたくなりました。

70 :無名草子さん:2005/10/27(木) 09:51:22
 藤沢初心者に一番お勧めは「橋ものがたり」かなと思うのですが。(>>63さんが藤沢市井ものを読んでないのも理由の一つですが)
 自分は女性や時代劇嫌いの人に「橋ものがたり」、若者には「隠し剣孤影抄」、活劇好きな人には「秘太刀馬の骨」を勧めています。2冊以上ではないことと、分厚くないのが選択の基準です。
>>66
 自分は大丈夫だけど確かに池波正太郎は文章が妙に芝居っぽい感じがしますね。でも「雲霧仁左衛門」はちょっと他のより丁寧で、展開が正調に感じてよかったです。鬼平より個人的には好きだし、微妙に武家モノだし。

71 :無名草子さん:2005/10/27(木) 11:08:26
>68 >70 ありがとうございます。ほんとになかなかいいのが見つからないんですよ。
池波は「剣客商売」を10冊ほど読んでの感想です。決め付けるのは早計だったかも
知れません。「雲切仁左衛門」に挑戦してみますね。

72 :71:2005/10/27(木) 11:09:10
失礼。 >71は >66が書きました

73 :無名草子さん:2005/10/27(木) 16:05:28
 世田谷文学館「藤沢周平の世界」展……確かにロカ公園、めちゃ行き難いですが、首都圏近郊の人は行った方がいいですよ?
 あのレベルの催しは今後ないと断言できますよ。迷っているぐらいなら行った方がいいです。
 自分ももう一度行きます。

74 :無名草子さん:2005/10/28(金) 18:08:13
藤沢作品は、登場人物が人間臭くていい。

75 :無名草子さん:2005/10/30(日) 10:56:16
具体的にはどの作品の誰にそう感じました?

76 :無名草子さん:2005/10/30(日) 17:34:35
昨日藤沢周平展2回目行ってきました。
1回目で見落としていたETV特集も見てきました。>>62さんに感謝。
1回目の時より沢山人が入っていました。
若い人もかなりいましたよ。
特に女性が目につきましたね。
1回目は千歳船橋からバスで行ったけれど、
京王使って芦花公園から徒歩の方が近くて分かり易かった。


77 :無名草子さん:2005/10/30(日) 17:48:34
おや、僕も今日行ってきて、いま帰宅しましたよ。
生原稿もさることながら、「なぜかいつもそばに置いていた木刀」をみられたこと、
本棚再現で、海外ミステリーが本当にお好きだったことをまのあたりできて、
とても楽しかったです。
僕は、念のために図録を通販で購入していたのですが、これが
幸いしまして、会場では売り切れてしまっていましたね。盛況の証明ということになるのでしょうが、
もっとファンに行き渡ってもよい資料だと思います。



78 :無名草子さん:2005/10/31(月) 00:37:51
「藤沢周平展」2万人近い入場者だったそうですよ。
これほど人気があるとは、正直いってびっくりしました。
仙台文学館に巡回する話があるとか、ないとか???
すばらしい展示でしたので、もっともっと沢山の人に見て貰えるといいですね。

79 :無名草子さん:2005/10/31(月) 19:23:13
>>78
仙台地元なので来てくれるとうれしい。
世田谷に観にいったけど。
仙台文学館は井上ひさしが名目上は
館長なので、つながりはなくはないね。

80 :無名草子さん:2005/10/31(月) 22:07:03
冬の庄内でやってくれたら有給つかっていくなぁー

81 :無名草子さん:2005/10/31(月) 23:50:53
>>80
冬の庄内は想像以上に厳しいですよ。

庄内出身の方ならごめんなさい。

82 :無名草子さん:2005/11/01(火) 12:43:55
冬の庄内か。
一度、酒田の土門拳写真館を見に行った。
地吹雪で駐車場についたはずなのに、建物が見えない。
すごかった。
あの頃は、藤沢周平を知らなくて、鶴岡周辺はパスした。
もったいないことをした。
また行こうと思う。

83 :無名草子さん:2005/11/01(火) 16:06:41
主人公が女を抱いて、はじめ嫌がった女が首に腕を絡めてくる。でも、誰だった
かに孕まされた婢の大きな腹を思い出して、男女の交わりが汚らわしく感じ、萎
えてしまった。

↑そんな感じのシーンのある話って何かわかりますか?
武家ものなんだけど、なんだったかどうしても思い出せない。

84 :無名草子さん:2005/11/01(火) 18:28:14
え?
誘惑してきた憧れの女の腹黒さと老いに気が付いて萎えた、じゃなくて?


85 :無名草子さん:2005/11/03(木) 09:20:08
>>83
うーんそれは「陽狂剣かげろう」じゃないかなーと思う。
シチュエーション全然違うケド。

86 :無名草子さん:2005/11/05(土) 16:59:49
>>83
俺も今調度、隠し剣シリーズ読んでるんだけど
陽狂剣かげろう≠ノそんなシーンがあるよ。

87 :無名草子さん:2005/11/06(日) 00:35:23
海坂藩て・・
いかにもフィクションという名前のつけ方やなw

88 :無名草子さん:2005/11/06(日) 14:47:10
最近、藤沢周平を読み出して

漸くたそがれ清兵衛≠読んでるんだが

誰かが言ってた「映画の方の清兵衛は全然黄昏てない」

っての、良く判った気がする

全然設定が違うのね、原作と映画

89 :無名草子さん:2005/11/10(木) 00:10:38
というか映画はほとんど祝い人助八だからな

90 :無名草子さん:2005/11/11(金) 00:58:26
でも映画「祝い人助八」では興行収入は見込めない。

91 :無名草子さん:2005/11/11(金) 23:40:08
それなら「蝉しぐれ」だって映画のタイトルとしてはどうなんだ

92 :無名草子さん:2005/11/13(日) 14:27:13
いいタイトルだと思うけど・・・


93 :無名草子さん:2005/11/14(月) 22:06:18
「秘太刀馬の骨」読みました。
解説を読んで見たものの犯人に納得できません。
なんでそうなるんでしょう
どなたか教えてくれませんか

94 :無名草子さん:2005/11/14(月) 22:31:38
>>93
解説?本編?
どっちに納得できないの?

95 :無名草子さん:2005/11/14(月) 22:50:32
本編読んで「こいつか!」と思ったんですが、解説読んで、なんで?と
最後の活躍だけで、突然すぎて。
自分は剣道やってましたが、弟子ならば、師の動きなら見ただけでわかるはずだし。
題名以外に示すものありましたか?

96 :無名草子さん:2005/11/14(月) 22:52:02
つまり、解説に納得できないということです

97 :無名草子さん:2005/11/15(火) 02:59:37
私も解説には納得できなかった。
でも解説なんてあくまでもその人の見解というだけだし、
小説ってのは読み手によっていろんな解釈があっていいと思う。
別に解説に振り回されることもないんじゃない?

本によっては、根拠のない思い込みばかりの駄文とか
本編の引用ばかりして中身のない解説が付いてることもあるくらいだし。
(馬の骨はそういうひどい解説ではなかった気はするけど。)

98 :無名草子さん:2005/11/15(火) 14:17:51
95がこいつか!と思って納得ならそれでいいんじゃないかな。

解説は私もずっと悩んでるんだが、たぶん解説の人は小説で
半十郎が出した答えに納得がいかなかったんだろうね。
違う解が出されていた連載を読んでいたらなおさら、
伏線のはずれもわかるし、ミステリーとしてはつじつまの合わ
ない
ところも出てくるし。

だからといって、これは失敗作だ、連載の時のままにしておけ

良かったのにと結論付けるんじゃなくて、こうやって読んでみ
たら
面白いじゃない?とやや極端な例で示したってことかな。
おかげで隠れた名作と呼ばれるようになったんならそれはそれ

解説の功績なんだろう。


99 :無名草子さん:2005/11/18(金) 15:27:24
流れぶった切ってスマソ
いま、闇の傀儡師を読み終えたんだけど、あれって最後主人公は甲州から帰還しなかったんで桶?

100 :無名草子さん:2005/11/20(日) 18:05:18
えーそんな風には読めなかったけど。

101 :無名草子さん:2005/11/23(水) 12:38:54
自分も「馬の骨」、最後に???となったクチ。
解説読んでやっと、ああ…とはなったものの話の筋でいくと余計混乱した。
解説読まなかったにしても、最後のあの使用人の独白はなんなんだ?
半十郎の出した答えとあの独白、誰かうまく説明してくれる人いませんか?

102 :無名草子さん:2005/11/23(水) 18:42:24
闇の傀儡師だけど、
由之助が「甲州へ行ったはずの甥を思いやったわけではない。」と書いてあったこと
章題が「往きて還らず」となっていたこと
「闇の傀儡師」からすれば、生き証人は少ないほうがよいこと

以上から、源次郎は甲州から帰還できなかったと思ったんだけど…


103 :無名草子さん:2005/11/23(水) 21:54:00
>>102
源次郎はお芳を葬って、津留の待つ江戸に帰ったんでしょ?
八木典膳を倒した後、邪魔が入ったっけ?

>「甲州へ行ったはずの甥を思いやったわけではない。」
源次郎を案じて立ち聞きしたのではなく、ついうっかり習性で足を
止めてしまったという立ち聞きの言い訳ではないかな。

104 :無名草子さん:2005/11/23(水) 23:13:16
「馬の骨」の最後の使用人の章、やはり良く分からんがハッピーエンドっぽく
終わるためだとか?
誰かを助けて、助けられなかった身近なものへの悔いをふっきるみたいな
筋書きは、常套手段みたいなものだし。
孫の丞の「甦る対決」、あれハッピーエンドということなのかな。
敬之進は何も悪いことしてないと思うのだが。


105 :無名草子さん:2005/11/24(木) 10:32:45
ヒント:八嶽党はもともと甲州の出なので「往きて還らず」にはならない。誰が「往きて還らず」かと小一時間…

脳内結論:闇の傀儡師にとってはハッピーエンドかもしれないが、源次郎にとってはハッピーエンドではない。

で、藤沢周平氏は、読了後、読者にもやっとした不快感を与えるのが趣味かと…


106 :無名草子さん:2005/11/24(木) 21:05:26
あーそう読めば読めないこともないねぇ・・・とは思うけど
・・・深読みしすぎでない?

「闇の傀儡師」はさ、多分源次郎なんか問題にしてないと思うんだよねぇ。


107 :無名草子さん:2005/11/30(水) 21:26:15
何度読んだかわかないけど今夜も。

ttp://mata-ri.tk/pic/img/1378.jpg

108 :無名草子さん:2005/12/02(金) 18:46:45
うおっ……こりゃまたとびきり重くて暗いのをお好みですな。
さすがの筆力で読み切れたけど、胸に固いものがのこったなぁ。

109 :無名草子さん:2005/12/02(金) 19:36:16
胸に固いものが残る=ハードボイルドの真髄。

伊之助シリーズ読むとその筆力に圧倒されるよ。
ハードボイルド書かせても超一級なのかー!と。

110 :無名草子さん:2005/12/02(金) 21:19:13
確かに話の内容は重くて、なんともやりきれないような
ものもあるんですけどね。
謎解き、活劇、人情なんてのが一冊で全部楽しめる
お気に入りのシリーズです。


111 :無名草子さん:2005/12/03(土) 13:19:23
鶴岡市で、藤沢周平文学記念館構想実現へ。

2007年着工開始予定、場所は鶴岡公園(鶴ヶ岡城跡)内予定。

没後、市に関係資料五千点の寄贈が遺族からあった。

2008年度完成予定。

112 :無名草子さん:2005/12/03(土) 18:43:26
前の方で鶴岡公園を庭にして育ったって書いた者だが
正直言うと早くブーム終わってほしい
町中の作品スポット看板とか風景から浮いてるし
なんか甘酸っぱい初恋の相手と週刊誌セミヌードで再会してしまうような
複雑な気分だ

113 :無名草子さん:2005/12/04(日) 10:50:03
生活板のほうから誘導されてきました。
短編小説でタイトルを忘れてしまった話があります。

内容は、一匹狼の盗っ人が神社の軒下で雨宿りしていくとをいろんな人々が通っていく。
盗っ人の目の前でお店者の逢い引きとか博徒の殺し合いとかが展開され、そのあとに
子供を連れた病気の女があらわれ神社の前で動けなくなってしまう。
盗っ人は見かねて母子に手をさしのべ、雨の止んだ道を一緒に帰っていく…というものです。

この話のタイトルを教えて下さい。 よろしくお願いします

114 :無名草子さん:2005/12/04(日) 11:57:13
>>113

 「驟り雨」(はしりあめ)。
 同タイトルの短編集に収録されています。新潮文庫です。

 初期作品集ではないので、ポジティヴな終わり方の作品の
方が多いのですが、いま目次を確認したら、数個の爆弾も
混じってますので、読むときにはお気をつけください。

115 :113:2005/12/04(日) 12:04:28
>>114
おぉサンクス!
爆弾というから「夜の雷雨」あたりが一緒かと思ったけど違うようですな

116 :無名草子さん:2005/12/05(月) 14:14:32
お聞きしてみたいのですが、みなさんのいちばん好きな藤沢作品はなんですか?


117 :無名草子さん:2005/12/05(月) 20:53:31
>>116

 あえて一作と言われるならば、「暁のひかり」

118 :無名草子さん:2005/12/05(月) 22:01:29
>>116
難しいー
好きなものは沢山あって、それを読んでいるときは、それが一番に
なってしまう。


119 :無名草子さん:2005/12/06(火) 03:32:53
>>116
酷な質問だー。
けど、あえて言うなら、初めて読んだ藤沢作品、「用心棒日月抄」かな。
少なくとも、他の作品よりも思い入れはあるなあ。

120 :無名草子さん:2005/12/06(火) 04:44:05
「臆病剣松風」を挙げたいな。

特別、感動作ってわけじゃないんだけど。なんかいい。なんか好きだ。

121 :無名草子さん:2005/12/06(火) 12:21:44
三月の鮠
かな。

122 :無名草子さん:2005/12/06(火) 22:13:27
柳生非情剣の、十兵衛かのぅ。


123 :無名草子さん:2005/12/08(木) 17:25:34
>>116
いまのとこ「ささやく河」

124 :無名草子さん:2005/12/13(火) 21:14:30
>>123 そのシリーズから読んだよ

125 :無名草子さん:2005/12/15(木) 13:31:30
「静かな木」「泣く母」が収録されている文庫本を教えてください。



126 :無名草子さん:2005/12/15(木) 20:36:49
>>125
「静かな木」→「静かな木」(新潮文庫)
「泣く母」→「霜の朝」(新潮文庫)

 「静かな木」の方は、無駄に字が大きくて読みにくいです。表題作品以外は
質量ともに不足感がありますし。
 「霜の朝」の方は、冒頭作品の「報復」の次が「泣く母」。このコンボは強烈。

 古本での入手難易度は「静かな木」>「霜の朝」ですが、新品を買う価値
で考えると逆転しますなぁ。

127 :無名草子さん:2005/12/20(火) 15:09:18
佐知はいいなぁ^^v

128 :無名草子さん:2005/12/21(水) 06:02:49
対談とかコラムだと大人気だけど、佐知の魅力がわかるのはオサーンになってからだろうか?
どうにもとらえどころがなく、万事唐突な行動するように思えるんだけれども……

129 :無名草子さん:2005/12/21(水) 18:58:27
佐知の魅力がいまいちわからない人間がここにも一名。もうオサーンですが。
いや、魅力的なんだけどね。なんかこう、そつがなさすぎる気がして。

人間の檻の馬鹿ムスメや、平四郎の別れた許嫁のほうが、俺は好みだなあ。

130 :無名草子さん:2005/12/22(木) 12:13:06
佐知は、佐知のキャラクターというより、
あの関係がどきどきするということではないかな。
30歳すぎれば、たいてい叶わなかった恋、倫ならぬ恋とか、
自分の体験があるだろうから、
そういう自分と重ね合わせてるんじゃないのかな。
それで、けっこう都合のいい女・都合のいい関係なわけだ。
ずっとほっといても待っててくれるし、控えめで公にしないし、
甘えるところもあるし、何しろ美人だし。


131 :無名草子さん:2005/12/25(日) 23:37:19
幕末物を求めて、文庫棚を漁っていたんだが
「回天の門」というタイトルの小説を見つけて、坂本竜馬辺りの物語かな?
と思って、ちょっと読んでみたら清川八郎の小説なので、即買った。
只今熟読中。
藤沢周平は初めてだけど、地形描写の緻密さがすごいですね。
序文に庄内の地形について描かれていたけど、頭で庄内の地形が
しっかりと想像できた。

132 :無名草子さん:2005/12/27(火) 01:13:34
立花登の話はTVドラマか映画になってるのかね?

133 :無名草子さん:2005/12/27(火) 10:24:48
おばさんパーマのノンフィクション作家でしょ?たまにテレビに出てるよ

134 :無名草子さん:2005/12/27(火) 11:19:05
>>132
新装版3巻に中井貴一のインタビューが載ってたよ。
おちえ役は宮崎美子だったらしい。
ちょっとイメージ違うけど、観てみたい気もするな。

135 :無名草子さん:2005/12/28(水) 00:33:15
>>134
ということは、ドラマがあったんだ。
DVDかなにかで見られるのかなぁ?
宮崎美子はさすがに違うんじゃないか(--;

136 :無名草子さん:2006/01/11(水) 19:09:27
デビュー前の作品が発掘されたようですねぇ。
出してください、読みたいです読みたいです! 


137 :無名草子さん:2006/01/11(水) 19:24:04
>>136
夕刊見て興奮したよ
刊行されないってことはないだろうから、期待大

138 :無名草子さん:2006/01/12(木) 21:19:29
朝日の夕刊以外に載ってたの?

139 :無名草子さん:2006/01/13(金) 21:05:07
KWSK

140 :無名草子さん:2006/01/13(金) 22:48:00
>>139
つttp://www.asahi.com/culture/update/0111/013.html

141 :無名草子さん:2006/01/15(日) 23:58:19
最近藤沢作品に嵌りました新参者です
例によって例の如く、映画・たそがれ清兵衛に衝撃を受け
原作を買い求めた者なのですが、皆々様方のオススメ作品等教えてもらいたいのです

なお、用心棒日月沙シリーズは読みました

142 :無名草子さん:2006/01/16(月) 15:50:42
ふふふふ、俺も初めて藤沢作品をよんだ。
俺にはこれから数十冊も藤沢作品を読む
楽しみが残っている。ふははははは。

143 :無名草子さん:2006/01/16(月) 19:43:15
発掘はいいのですが、それでもオール読み物新人賞なんですか?

144 :無名草子さん:2006/01/17(火) 00:13:34
16日の朝日夕刊文化欄にも記事があったな。
↓抜書き

13編は1作ごとに趣向を変え、庄内地方の歴史、隠密者、職人者など
さまざまな試みが施されている。「海坂藩」はまだ出てこないが、特徴
ある簡潔な自然描写は最初からだ。


145 :無名草子さん:2006/01/17(火) 01:27:36
>>141
映画・たそがれ清兵衛の原作から入ったとのことですが、「竹光始末」は読みました?
短編「竹光始末」も原作の一つで、市井物も入っているので、市井物入り口としても良いと思いますよ。
武家物長編なら「三屋清左衛門残日録」あたりをお勧めします。

146 :無名草子さん:2006/01/18(水) 22:05:08
>>145
ありがとうございます

書籍紹介であらすじを読んだとき、もしやと思ったのですが
やはり竹光始末も原作の一つだったんですね
そちらのほうは未見だったので、今度買い求めてみます
市井物も興味深いので、楽しみです

147 :無名草子さん:2006/01/18(水) 22:44:27
>>143
まあ、時間はもう戻せない

148 :無名草子さん:2006/02/01(水) 19:07:46
まあ、一番つまんないのは「義民が駆ける」って事でおk?

149 :無名草子さん:2006/02/01(水) 22:16:48
>>148
かなり面白いと思うんだけどな…。

150 :無名草子さん:2006/02/05(日) 21:29:33
しぃてあげるのならば「回天の門」かな?
どうにも地文が重い印象が残った

151 :無名草子さん:2006/02/06(月) 06:56:47
白い甕だったかな。あれと雲井某の小説がかなりハードだった。


152 :無名草子さん:2006/02/06(月) 18:12:06
竹光始末よみました

心情の転換が実にすばらしいです
石を抱くの主人公の報われなさが好き

153 :無名草子さん:2006/02/07(火) 00:29:17
藤沢ものを読んだあとって、茄子の漬物で一杯やりたくなる。

154 :無名草子さん:2006/02/07(火) 00:50:00
酒の肴等の味の濃いものが無性に食べたくなる

155 :無名草子さん:2006/02/07(火) 00:51:11
全くその通りです

156 :無名草子さん:2006/02/07(火) 15:43:29
藤原作品ってちょっと女性的

157 :無名草子さん:2006/02/07(火) 19:30:54
藤原周平。
なんか役者にいそうだね

158 :無名草子さん:2006/02/07(火) 20:08:31
いやーん。

159 :無名草子さん:2006/02/10(金) 00:29:59
回天の門、確かに全編暗い感じがあるなぁ。
でも幕末に興味ある人だったら読んでみてほしいですね。
清河八郎は知られているようであまり知られてないような気もするし。

160 :おーやん ◆wCXLl0A2Lo :2006/02/11(土) 19:30:58
>>152
 『石を抱く』、いいですねぇ。
 あの主人公は報われない事によって逆に報われている、という感じなので、
あれはあれで幸せなのかな…等と考えると切ないですね。


161 :無名草子さん:2006/02/15(水) 22:52:02
よろずや平四郎活人剣はあまり人気ないのかな?
回天の門、暗殺の年輪と暗い感じのを続けて読んだあとだったのでかなりはまったのだが。
平四郎の人柄が非常に良かった。

162 :無名草子さん:2006/02/18(土) 19:35:21
>>161
藤沢作品の中で一番好きだよ
確かに好きな藤沢作品であれをあげる人ってあまりいないね
話のまとまりもいいし、全体に漂う明るさもかなり好きだ

163 :無名草子さん:2006/02/18(土) 23:36:27
>>162
む、む。また読みたくなってしまった。

164 :無名草子さん:2006/02/19(日) 15:40:00
風の果てが好き。
最後の何ともいえない切なさが最高。

165 :無名草子さん:2006/02/20(月) 04:10:43
>>161
 俺もダントツで好き。
 でも誰が読んでも70点って評価。ムカッって来るけど、誰からも70点をもぎ取れるってことがスゲーと思う、ということで自分を慰めている。
 「よろずや〜」の中で一番好きなのは「盗む子供」。これって宮部みゆきと同じなんだよね……。

166 :無名草子さん:2006/02/20(月) 18:45:44
平四郎、道場の金を持ち逃げした奴が好きだ
見た目立派で図太くて小ずるくてみみちくて、嫁さんはおっとりした美人
妙に憧れる大人像だ

167 :無名草子さん:2006/02/21(火) 08:53:21
用心棒シリーズの口入屋でいつもあう子沢山の浪人もいい

168 :無名草子さん:2006/02/22(水) 00:56:33
スーパーマンがいないとこが良いね。
「風の果て」が良かったなぁと思っている。


169 :無名草子さん:2006/02/22(水) 09:33:02
私も「風の果て」が最高の作品だと思っています。

170 :無名草子さん:2006/02/23(木) 00:55:09
風の果て、組織や権力描写については、これが一番突き詰めて書いているように思うな。
上巻は割とゆっくり読んで、下巻の後半は怒濤のように読んでしまった記憶が。
よろずや平四郎はもったいないのでとってある。
長編武家物は以外とあるようで少ないし。
もうちょっと市井ものや、短編、歴史物なんかを読んでから読みたい。

171 :無名草子さん:2006/02/23(木) 23:19:55
ふんでは「日暮れ竹河岸」をすすめるー。

172 :無名草子さん:2006/02/24(金) 02:10:52
よろずや平四郎は、本文中で本人が示す分別は、
設定年齢より10歳以上の人間のものので、
人生の機微に通じすぎている気がする。
江戸時代だからそれくらいで普通
と言われればそれまでだが。

173 :無名草子さん:2006/02/24(金) 14:13:55
>>172
江戸時代っつーよりエンタメだからという気はする
エンタメ作品って登場人物の分別が年齢+10で普通じゃね?

174 :無名草子さん:2006/03/02(木) 21:14:14
今日、本屋さんで「用心棒日月抄」を手にとってみたのは、
記憶にあるものよりも分厚かったから。
中を開いてみると、一見して文字が大きく、行間が広い。
新装版、ということなのですか?
にしてはその記述もみあたらない。新潮文庫ではそれを告知しないのが
普通なのでしょうか?
ついで、といってはなんですが値段も700円超えになっているのも
文庫としてはいささか値が張りすぎているような……

175 :無名草子さん:2006/03/02(木) 22:31:58
>>174
>値段も700円超えになっている

げ。
古本屋ばかり行っているから知らんかった。
おれの文庫のイメージは上限500円ぐらいかな。

今夜は「漆黒の霧の中で」

176 :無名草子さん:2006/03/03(金) 12:09:22
たまたま古本屋で手に取った用心棒日月抄。
今まで読まず嫌いで時代物はほとんど読んで無かったけどおもしろ過ぎ!
それから手当たり次第に藤沢周平読みまくった。
中でも江戸市中ものが特に面白かった。

用心棒、立花登、伊之助、よろずや平四郎、霧の果て
このあとどんなものがお勧めでしょうか?
(結局全部読むことになると思うけどw)

177 :無名草子さん:2006/03/03(金) 19:24:49
>>176
恐らく手当たり次第読むはめになるでしょうねーw

「本所しぐれ町物語」もいいですよ。


178 :無名草子さん:2006/03/03(金) 19:26:20
>>177
ってすでに「手当たり次第」でしたか。すみません見落としていました。
もし未読でしたらぜひ。


179 :無名草子さん:2006/03/03(金) 19:29:03
連投スマソ

上の>>178>>176氏へのレスです。
(IDでないと不便すね)



180 :無名草子さん:2006/03/04(土) 02:01:25
>>174
平成14年2月25日57刷改版って奥付に書いてあるけど
違うのか?

181 :無名草子さん:2006/03/04(土) 22:00:16
「花のあと」読了。
「鬼ごっこ」と「冬の日」がよかった。
今夜からは「龍を見た男」。

182 :無名草子さん:2006/03/05(日) 17:13:42
>>180
だよね?
ちなみに今見に行ったら、平成17年12月で七十三刷だった。


183 :無名草子さん:2006/03/08(水) 17:35:08
用心棒シリーズ読んだけど、由亀が一番カワイソス

184 :無名草子さん:2006/03/08(水) 22:00:19
む。細谷夫人よりもか?

185 :無名草子さん:2006/03/08(水) 22:28:00
個人的には『用心棒シリーズ』なら、おさきですねぇ・・・

>>181
面白いのはわかるけど、ゆっくり読んだほうが
長く楽しめるような気もします

186 :無名草子さん:2006/03/09(木) 21:49:49
>>183
佐知の印象が強すぎるから存在が薄いんだよなぁ・・・。
佐知は自分で江戸の妻と言っていたので立場的には妾なんだろうが妾という印象が持てない。
老後も又八郎は佐知の所に入り浸りそうだし由亀の立場が無さすぎだ。


187 :無名草子さん:2006/03/10(金) 05:56:02
入り浸るほどの節操なしじゃあ、佐知はなびくまい

188 :無名草子さん:2006/03/10(金) 14:08:03
藤沢周平読み初めてからずっと寝不足気味。
昨日も週末に読もうと買っておいた「風の果て」寝る前に
チョット読むつもりが一気に読破してしまって結局寝たのが朝方。
今日これから大事な会議があるのに2時間しか寝てない。

2,3日楽しみながら読もうと思ってたのに・・・


189 :無名草子さん:2006/03/10(金) 23:13:55
なかなか評判の蝉しぐれを読んだっす。
せつなさというかどうすることもできないやるせなさに軽く鬱になったよ。
私的には最後二人は少年時代の別れのときのように会えずに終わって欲しかった。


190 :無名草子さん:2006/03/11(土) 01:05:00
>>189
どうぞそのまま藤沢にはまってください。

191 :無名草子さん:2006/03/11(土) 01:56:29
市井ものにはあんまり興味なかったんだけど「橋ものがたり」で泣いちゃったよ

192 :無名草子さん:2006/03/11(土) 11:09:36
士道小説の方が好きなんだけど、
なぜか市井ものと交互に読んでるな。

193 :無名草子さん:2006/03/11(土) 13:49:22
 みなさん、ちょっと間を空けて
お気に入りの作品をもう一度
読むことをお勧めします。
 再読でさらに藤沢氏の玄妙の技が
見えてきます。一回目と別の切り口でも
読めることに気づくはずです。

194 :無名草子さん:2006/03/12(日) 01:31:16
>>188
分かるなぁ。
自分も似たような経験あり。

>>191
橋ものがたり良いね。
最近読み終えた。
それぞれの話が立っていて、こんなに良いとは思わなかった。

195 :無名草子さん:2006/03/12(日) 01:41:01
用心棒の由亀はカワイソスというか、すごく苦労してるはずなのに扱いが小さいんだよな。
まあ物語的には仕方ないんだけど。

196 :無名草子さん:2006/03/12(日) 10:57:53
「龍を見た男」読了。
「弾む声」が良かった。

197 :無名草子さん:2006/03/13(月) 12:59:06
用心棒の青江は、シリーズ通して強くなってるんですかね?

198 :無名草子さん:2006/03/16(木) 14:21:54
平四郎、鼻毛抜きすぎw

199 :無名草子さん:2006/03/16(木) 16:10:14
>198

そうだよな。
癖みたいだな。
鼻毛がなくなるか、
傷になって炎症でも
起こすんではないか、
シンパイだら。

>197
どうだったっけ?
初期の頃の描写より
真ん中辺は異様に強かったような・・・。
終わりごろは
年であんまり動けなかった?
他の作品の誰かとごっちゃになってるかも。


200 :無名草子さん:2006/03/16(木) 19:56:14
一番苦戦してたのは「娘が消えた」ですかね?

201 :無名草子さん:2006/03/21(火) 03:20:35
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20060321k0000m040148000c.html
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/images/20060321k0000m040152000p_size6.jpg
藤沢周平:無名時代の短編小説、14編も見つかる

「蝉(せみ)しぐれ」などで知られる作家、藤沢周平(1927〜97)がデビュー前に書いた時代小説の短編14編が見つかった。
情感あふれる藤沢文学のルーツを示す貴重な資料だ。このうち2編が22日発売の「オール読物」(文芸春秋)4月号に掲載される。

元編集者で藤沢文学に詳しい阿部達二さんが同誌で発見の経緯を説明している。
それによると、藤沢の長女遠藤展子(のぶこ)さんが、作家の故郷の山形県鶴岡市が準備中の記念館のため、
雑誌を整理中に、藤沢の短編の存在を確認。さらに古くからの愛読者の情報提供もあり、合計14編の存在が明らかになったという。

14編は「読切劇場」「忍者読切小説」「忍者小説集」の3誌に藤沢周平の名前で1962〜64年に発表された。
江戸下町の市井もの、忍者もの、隠れ切支丹ものと題材はさまざま。生前の全集には収録されておらず、作家本人も存在に言及したことがない“幻の短編群”だ。

今回掲載されるのは「上意討」(64年)と「佐賀屋喜七」(63年)。「上意討」は庄内藩の抗争を描き、「佐賀屋喜七」は藤沢には珍しい悪妻もの。
いずれも端正な文章で人間関係の機微をすくいあげており、後年の名手ぶりを予見させる。2作以外の作も、同誌に順次掲載される。

藤沢は71年に「オール読物」新人賞を受賞してデビュー。14編が書かれた時期は業界紙の記者をしながら創作を試みつつあった苦闘時代だ。
63年10月には妻を亡くしている。阿部さんは「(これらの作品を)崩れ落ちそうな精神の支えとし、のち世に出るための助走としたのである」としている。

2006年3月21日 3時00分


202 :無名草子さん:2006/03/21(火) 04:40:43
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1142878368/

相互リンク

203 :無名草子さん:2006/03/21(火) 07:41:31
ばんざーい

204 :無名草子さん:2006/03/21(火) 10:02:41
14編も発見とは平成文壇最大の事件ですね
三島や川端の未発表原稿なんて底が割れてるけど
藤沢周平となると一寸大変です

205 :無名草子さん:2006/03/21(火) 22:45:55
えーい。オール読物じゃなくて、とっとと単行本にせんか。
できれば、一気に文庫本に。


妻を亡くした年に書いた悪妻ものの小説っていうのは、
書き手が藤沢周平であることを考えると、かなり興味があるな。



206 :無名草子さん:2006/03/22(水) 20:30:39
では
ネタバレは文庫がでるまで禁止で?

207 :無名草子さん:2006/03/22(水) 20:35:59
雑誌発売日にネタバレ解禁でいいんでないかな
二編のために雑誌買うほどの藤沢ファンなら、すぐに語りたいだろうし

208 :無名草子さん:2006/03/23(木) 21:33:50
とりあえず、今月号の発掘リストを見てしまったら、
古い順に読みたいから購入はするけど我慢だなぁ。

209 :無名草子さん:2006/03/27(月) 08:13:02
藤沢周平なんかにはまってしまったおかげで読書生活に弊害が出た。
第一に現在で六十歳以下の作家の小説なんて、チャンチャラおかしくて
酒見賢一ぐらいしか読めなくなったぞ。コンチクショー。
第二に時代小説も自分が満足するハードルが途方もなく上がってしまって、
他の作家の作品が読めないぞ。コンチクショー。
最近見つかったのはデビュー以前のものだから、やっぱり暗い話なのかな。

210 :無名草子さん:2006/03/27(月) 20:31:11
そうだね。藤沢作品を読むとたいがいの本は物足りなくなるから、自分が
末期癌にでもなったりして死期を悟ってから一気に読破したほうがいいかもね。

211 :無名草子さん:2006/03/27(月) 23:48:57
それは言える。


212 :無名草子さん:2006/03/28(火) 00:42:49
平四郎に出てくる北町奉行の遠山景元って金さんだよね?

213 :無名草子さん:2006/03/28(火) 21:11:43
( ^ω^)義民が駆けるにもちょこっとでてくるお

214 :無名草子さん:2006/03/28(火) 22:12:04
>>210
それはそれで繰り返し読めないことが悔しくなったり
するのではないかと思う自分がいる。

というか、「藤沢周平好きだったらこの人の作品も楽し
めるかもよ」ってのを教えて欲しいよ。


215 :無名草子さん:2006/03/28(火) 22:43:57
「オール読物」買ってきました。
(教えてくださった皆さん、どうもありがとうございました。)
“今号の二編を皮切りに順次掲載”だそうです。

216 :無名草子さん:2006/03/29(水) 09:16:56
>>214
同じジャンルで定番なところは山本周五郎(説教臭いけど)。
いい文章が読みたいならば谷崎潤一郎とか須賀敦子なんかも良いんじゃない。
あと自分の私見だけど、谷崎の「細雪」とか、北杜夫の「楡家の人びと」なんかに
日本文学の豊かな実りを感じた。

217 :無名草子さん:2006/03/29(水) 20:59:22
そうきいて、山本周五郎に手を出したら、善人でない自分が嫌になるくらい鬱ウトゥに。


218 :無名草子さん:2006/03/30(木) 01:01:00
平岩弓枝はどうですか?御宿かわせみシリーズとか。

219 :無名草子さん:2006/03/30(木) 16:35:14
>>215
順次掲載かー
うーん、文庫になるまでゆっくり待つか

220 :214:2006/03/30(木) 20:21:24
>>216->>218
ありがとうございます。


221 :無名草子さん:2006/04/12(水) 13:58:24
誰かお勧めしてくれ

これまで読んだもの
用心棒シリーズ
よろずや上下
三屋清左衛門残日録
隠し剣2種
馬の骨
蝉しぐれ

どれも読んで満足できましたが
長編の方が登場人物に愛着がわいて好き
他の作家さんのは
>>216 >>218 を参考にするから
こんな俺に藤沢作品のお勧め頼むよ


222 :無名草子さん:2006/04/12(水) 14:59:48
武家物長編なら「風の果て」、青春連作物なら「獄医立花登手控えシリーズ」、
ミステリーなら「彫師伊之助捕物覚えシリーズ」、市井の長編物なら「海鳴り」、
などまだまだいくらでもありますよ。
個人的には歴史上の人物や事件を扱った作品は苦手で、侍でも庶民でも市井を舞台にした短編小説に
一番魅力を感じます。
今から藤沢作品をむさぼり読めるあなたが羨ましいです。

223 :無名草子さん:2006/04/12(水) 18:13:31
>>222
おおアリガトウ
藤沢さんってミステリーも書くのね
早速いまから本屋行ってこよう
しかし>>209がいってるが
藤沢作品にはまりすぎると他の作家さんの作品じゃ
物足りなくなるって言うのも問題だな
他の作家さんのも買ってきて交互に楽しむことにしよう

224 :無名草子さん:2006/04/12(水) 18:25:34
佐伯泰英って作家が双葉文庫で「居眠り磐音江戸草紙」という
シリーズを書いてるんだが、これがもろに用心棒の影響を受けてる。
つーか、藤沢周平を手本にして書いてる、といってもいいぐらいかも。

藤沢のような文体の切れ味や引き締まった構成は望むべくもないけど
そのぶん、のんびりほのぼのした味があって良し。なにより下品じゃない。
藤沢好きにはちょっとお勧めですな。
ただ、くれぐれも藤沢周平を求めないように。別格ですから。

225 :無名草子さん:2006/04/12(水) 22:15:57
『本所しぐれ町物語』
何回読んでも新しい感動や想いが溢れてきます!
「約束」「乳房」・・・とにかくいい作品ばかりです。
時代小説が好きになった切っ掛けですね。
他に『雪明り』『時雨のあと』も読みましたが、どの話も
しみじみと心に染みてゆるぎない温かさをもらっています。
・・・といっても私はまだ高校生で、
偉そうなことゆっときながら全然さわりのほうなんです笑
そのほかにもお薦めの町人・人情物、ありましたら
どうぞ教えてください!

226 :無名草子さん:2006/04/13(木) 11:23:04
>>225
「橋ものがたり」をオススメします!

227 :無名草子さん:2006/04/13(木) 15:23:21
>>225
高校生で藤沢周平なんて読むのはお勧めしません。
なぜならば周囲の同年代の人間と話があわなくなるよ。

228 :無名草子さん:2006/04/13(木) 16:19:07
俺も高校生です。
好きな話は『陽狂剣かげろう』『逃走』『祝い人助八』面白すぎ

229 :無名草子さん:2006/04/13(木) 21:26:55
別に幾つでも関係ないでしょ。本の内容だけで会話するわけでもないんだし。

映画の鬼の爪見て今更原作読んだけど、雪明りって良いな。

230 :無名草子さん:2006/04/13(木) 22:55:15
いや、精神的に老成しすぎて周りから浮くと思うぞ。

231 :無名草子さん:2006/04/13(木) 22:58:53
アドバイスありがとうございました!!
面白そうなものばかりで、どれから読もうか迷ってしまいます笑

227>>私は基本的に周りなんかは気にしないたちなんです。
音楽だってJANIS・JOPLINやBOB DYLAN狂いですし、
イタリア映画ファンだったり笑・・・
コムスメが何ゆってんだ!!と思われるかもしれませんが
自分の世界は自分の直感で作りたいんです。
それに学校やバイトとかに行ってると
自然に最近のゴシップとかは入ってきますしね 
話をずらしちゃってすみません!  


232 :無名草子さん:2006/04/13(木) 23:25:28
連休には、みなさん鶴岡にきてね



233 :無名草子さん:2006/04/14(金) 16:38:02
>>231
分かる。キミの考えよく分かるよ。

234 :無名草子さん:2006/04/14(金) 22:05:36
>>224
その作家、それを臆面もなくそのように語ってるからいやらしいのである。
藤沢周平の名を、自分の売名につかっていて不愉快。

235 :無名草子さん:2006/04/16(日) 18:24:05
『蝉しぐれ(←旧漢字に変換できん…)』を読んでびっくり、山本周五郎の『長い坂』に似ている。
でも面白かった。
これからどんどん藤沢作品を読んでいきたいが、『隠し剣鬼の爪』が売ってない…

236 :無名草子さん:2006/04/16(日) 21:19:02
「雪明り」は、どの本に収録されてましたっけ?

237 :無名草子さん:2006/04/16(日) 21:40:04
>>235
>『隠し剣鬼の爪』が売ってない…
もし勘違いだったらごめんなさい。
このタイトルでは発売されてないです。
文春文庫の「隠し剣孤影抄」というタイトルの本に
収録されていますよ。



238 :無名草子さん:2006/04/16(日) 21:43:07
>>236
新潮文庫の「時雨のあと」か、講談社文庫の「雪明かり」だと思います。


239 :無名草子さん:2006/04/18(火) 04:39:46
孤男板で藤沢スレたてて全くレスのつかなかったおれが来ましたよ

「海鳴り」好きな人いないかな
かなり好きなんだが

240 :無名草子さん:2006/04/18(火) 06:09:36
ほうほう。
具体的にはどこらへんが?

241 :無名草子さん:2006/04/20(木) 03:57:41
密謀好きなんだけど、出ないね。人気ないのかな?
敗れ去く者の哀愁がいい

242 :無名草子さん:2006/04/20(木) 18:42:08
今週末あたりは鶴岡公園の桜も満開になりそうですよ
花のあとなんか読みつつ城下の桜を愛でにきませんか

243 :無名草子さん:2006/04/21(金) 02:12:49
みんながあまりにいい、いいというので、「蝉しぐれ」を読んだ。
読んでよかった。
今度は「用心棒日月抄」を読んでみます。

244 :無名草子さん:2006/04/22(土) 09:31:27
>243

欲張りすぎだな。
昼に久しぶりに幼馴染と会ってこれまでの人生を語り合いながら会席料理を食したのに、
夜には会社の同僚(不倫関係の女子社員同席)と馬鹿話をしながらしゃぶしゃぶを楽しむみたいなもんだ。

間に小品を楽しめ、なんていいうのは余計なお世話だな。失礼。

245 :無名草子さん:2006/04/22(土) 11:41:27
>>244
絶妙なアドバイスにワロタw

>>243
じっくり楽しんでくださいね。


246 :無名草子さん:2006/04/22(土) 19:24:09
オール讀物、ファンが多いからすかっと売れるかと思ったけど、本屋での減り方は
いつもと変わらないみたいだねぇ。
文庫待ちの方も多いんでしょうけれども…
それとも初期作品だけに、暗さが予想できるので回避されてしまっているとか?


247 :無名草子さん:2006/04/23(日) 02:00:17
やっぱ まとめて読みたいっていうのはあるよね

248 :無名草子さん:2006/04/23(日) 06:58:59
未発表の作品を、著者の死後に周りが勝手に出版するのはどうなんだろね。
ファンとしては読みたいけど、発表しなかったのにも理由があるだろうし。

249 :無名草子さん:2006/04/23(日) 20:48:06
うーん・・・ そう言われればそうだなー・・・

250 :無名草子さん:2006/04/23(日) 22:33:15
いろいろな経緯があり、結果として出版されたと思うので、
ありがたく拝読します。

まだ読んでないけど。



251 :無名草子さん:2006/04/23(日) 23:50:08
原稿を発掘した展子さんは良い仕事をしたと思う。
ただ、それを2作品×7回に分けて雑誌に載せるというやり方には疑問を感じる。
連載ではないわけだから、いきなり単行本化出来るわけだし。
文藝春秋には何となく少しひっかかる所がある。


252 :無名草子さん:2006/04/23(日) 23:53:25
あと遅レスでスレ違い だけど、>>231、ジャニスやボブ・ディラン聴けて映画も好きなら、
「ライトニング・イン・ア・ボトル」「ソウル・オブ・マン」「ロード・トゥ・メンフィス」なんかの映画を勧めるよ。
そういえば藤沢周平も洋画や音楽が好きだった。

253 :無名草子さん:2006/04/24(月) 16:06:47
 世田谷文学館の藤沢さんの再現書斎に「刑事ジョンブック目撃者」が
あったのを見て、「あ〜自分とそういう共通点もあったか」としみじみした。

254 :無名草子さん:2006/04/24(月) 22:31:26
>>251
それはちょっと……小説誌売れない現状ですし。

255 :無名草子さん:2006/04/24(月) 22:50:11
今日、初めて藤沢周平作品(蝉しぐれ)買ったよ。
読むの楽しみでつ。

256 :無名草子さん:2006/04/25(火) 18:09:26
今から初読の楽しみが味わえるなんてうらやましい
思う存分胸が苦しくなる感覚を楽しんでください

257 :無名草子さん:2006/04/25(火) 19:06:38
上に同じく、うらやましい。
私なら「蝉しぐれ」は一番最後に取っておく。
他のものから読み始めるのがオススメ。

258 :無名草子さん:2006/04/25(火) 21:36:38
なんか蝉しぐれを読み返したくなってきた。

しかし、一番最初が蝉しぐれかよ。
藤沢作品は、外れはないとはいえ、
蝉しぐれの味わいは希少だぞ。
初恋の相手が美しすぎると、
そのあと、恋がしづらくないか。

259 :243:2006/04/25(火) 22:24:10
ボクは
隠し剣孤影抄 → 蝉しぐれ → 用心棒日月抄と読んで、
用心棒シリーズが面白すぎるので、孤剣、刺客と続けて読んでます。
もったいないのかな。

260 :無名草子さん:2006/04/26(水) 22:11:26
好みがあるしねー
読みたいものを読みたい順に読めばいいじゃないかな

261 :258:2006/04/26(水) 23:31:44
そうだね。読みたいように読めばいいと思う。

262 :無名草子さん:2006/04/27(木) 00:08:43
自分も蝉しぐれ読みましたが……
やばいですね……あの見事な話のテンポは飽きさせない、成長する主人公の心の描写、見事なシナリオ、淡い恋とそれを阻む現実に向かう主人公の強さと弱さ……
もしも時間が戻るならもう一度、何度も初めて読みたい作品ですね……
高一ですが、これは生涯の愛読書ですよ。


263 :無名草子さん:2006/04/28(金) 23:26:47
>>253
自分はパトリシア・コーンウェル本が
蔵書の中にイパーイあったのに感激したよ。
あと、高村薫を直木賞で強く推したのが藤沢さんだったというのは、
世田谷の展覧会のとき初めて知ってビクーリ。

264 :無名草子さん:2006/04/28(金) 23:32:49
大学生のとき、今ひとつ印象に残らなかった「海鳴り」だが
最近読み返してみて無茶苦茶感動した。。。俺も年取ったか。

265 :無名草子さん:2006/04/29(土) 00:47:09
いくつで再読?

266 :無名草子さん:2006/04/29(土) 02:55:43
>>265
32歳です

267 :無名草子さん:2006/04/29(土) 20:18:34
随筆で、ハンス・カロッサを読破したと書いてたね。

影響されて読んだ俺。

268 :無名草子さん:2006/04/30(日) 02:39:35
臆病剣松風大好き
どこが良いってはっきり言えないけど、好き

269 :無名草子さん:2006/04/30(日) 21:18:49
>>264
今まで感じることができなかったものを、感じることができる
というのは、幸せなことだと思いますぜ。

270 :無名草子さん:2006/04/30(日) 21:47:24
>>268
オレも好き。
このシリーズの中で一番好きかも。

271 :無名草子さん:2006/05/01(月) 01:00:35
>>268
>>270
(・∀・)人(・∀・)人(・∀・)

272 :無名草子さん:2006/05/07(日) 17:54:12
『祝い人助八』のラストシーンが好き

273 :無名草子さん:2006/05/07(日) 22:42:34
全集を、順不同で少しずつ読み進めておりますが、
今日読み始めた『喜多川歌麿女絵草紙』面白いです。
頑固で執念深く、少し小心で情が深い歌麿に、
藤沢さんをみる思いです。

274 :無名草子さん:2006/05/08(月) 10:48:49
阿川佐和子さんのエッセイ、というかインタビュー本で藤沢周平さんのがありましたね。

275 :無名草子さん:2006/05/08(月) 21:57:10
数日前から、また読んでいる平四郎が、今夜最終話になって
しまう。
もう、何度も何度も読んだのになー
もっと楽しみたい。


276 :無名草子さん:2006/05/09(火) 22:25:03
具体的には、どこが楽しかったですか?

277 :275:2006/05/09(火) 22:57:20
>>276
どこと聞かれて「ここ」と言うのは難しいです。

楽しみたいというのは、この物語の主な面々の下積み生活
に、もっと密接に、長く同感したいということです。

という答えでよろしいか……?


278 :無名草子さん:2006/05/10(水) 00:56:36
平四郎。一話目で喧嘩仲裁した時、看板を見せるシーンが好きです。

279 :無名草子さん:2006/05/10(水) 01:40:50
>>278
あそこいいねえ
その後の顛末も楽しい

平四郎は一話目の最初のシーンが妙に好きだ
金を持ち逃げした明石がしれっと仲間に戻る展開もなんかいい

280 :無名草子さん:2006/05/10(水) 23:50:04
今度の山田用事の映画は「盲目剣コダマ返し」のほかに、短編をミックスしてますか?

281 :無名草子さん:2006/05/11(木) 01:51:34
>>280
どうだろうね?「谺返し」以外の名前はあがってないみたいだけど。

板違いになって来ちゃうけど、
「"藤沢周平原作"による作品は、これで最後にしようと考えています。」
山田監督のこの発言がすごくうれしい。

282 :258:2006/05/11(木) 11:51:34
>"藤沢周平原作"

原作という言葉は使って欲しくないな。
原案くらいじゃねえか。

283 :無名草子さん:2006/05/11(木) 22:26:39
たそがれ、隠し剣は好きだけど、3部作ってことで区切りは良いと思う。
ただ山田洋次が終止符を打っても、黒土三男がいるしね。
彼は山田洋次より若いし、作ろうと思えば山田洋次より作れるんじゃないかと。
蝉しぐれ公開後、なりを潜めているのが不気味だ・・・。
NHKの菅野プロデューサーも、「まだまだドラマ化したい作品は沢山ある。」とか意味深な発言してるし。

284 :無名草子さん:2006/05/12(金) 03:09:24
陽狂剣かげろう が切なすぎて・・・・。

285 :無名草子さん:2006/05/13(土) 19:17:24
こだま返しが映画になるんですか?

286 :無名草子さん:2006/05/13(土) 23:57:42
なんだか以前にもまして知名度上がってきてるのがいやだなぁ。
そろそろそっとしといてほしいよ・・・・。

あと黒土と佐高は即刻死(r

287 :無名草子さん:2006/05/14(日) 00:56:39
「鳥刺し」切ナス…(´・ω・`)

288 :無名草子さん:2006/05/14(日) 01:09:11
「酒乱剣」の凄絶さ・・・イッてて好き

289 :無名草子さん:2006/05/14(日) 09:31:49
>>284
 これはそのまんま映像化はむりだろうなあ。

290 :無名草子さん:2006/05/14(日) 18:52:56
>>286
藤沢周平好き=良い人。
藤沢周平好きな自分=良い人。

みたいな扱われ方や、使われ方がいやですな。



291 :無名草子さん:2006/05/14(日) 19:16:11
>>290
あー、わかるなそれ。
善人が読む善人のための良心的作家、みたいな。
まごころ、とか、純粋さ、とか、そういう言葉があっさりあてはまっちまうような
そんな扱い。

藤沢周平という人や作品に、そういう側面があるのは事実だけど
もっと複雑でえぐいとこもある作家なんだぜ、と言いたい。

292 :無名草子さん:2006/05/15(月) 23:40:50
>>290-291
いや、黒土にはそれなりにあてはまると思うけど、佐高は違うと思う。
佐高は人間の闇や深い部分を書く作家を好むよ。
そういう部分に共感していると思う。
あとは藤沢周平的なものの見方、社会の見方だね。
まぁ司馬批判のために藤沢周平を持ち出した、という点は叩かれても仕方ないと思う。

293 :無名草子さん:2006/05/16(火) 02:13:50
皆用心棒シリーズどう思う?俺は蝉しぐれに続く名作だと思うけど

294 :無名草子さん:2006/05/16(火) 05:34:30
>>293
用心棒シリーズは、三巻目の老いの描写が切なすぎてなあ
もちょっと歳とったら感想変わるのかもしれんが

295 :無名草子さん:2006/05/16(火) 19:06:23
老いの描写なら4巻目じゃないか?細谷の奥さんカワイソス
身近にアルコール中毒の人がいるので正直細谷の件はつらかった。

296 :無名草子さん:2006/05/17(水) 01:04:53
日月抄は一番最初に読んだ藤沢作品だし、シリーズもので4冊も楽しめたから、
今までの読んだ中では位置づけは最高ランク。


297 :無名草子さん:2006/05/17(水) 06:08:30
「腕に覚えあり」の殺陣に魅せられて、原作を手に取ったのが始まり。
ユーモアと哀愁のバランスが両方とも素晴らしかった。

298 :無名草子さん:2006/05/17(水) 06:35:04
今の日本人にあるさまざまなところを掘り下げて多面的に描かれてると思う。
出てくるのは、いい人間だけじゃない。人間の悪辣な面もある。
古きよき日本人を描いてるとか言われると、そうじゃないんじゃないか、
江戸時代の人を再現しようとしたわけじゃないだろうと。
個人の感想ならそれでもいいけど、映画の宣伝文句だとねえ、
この監督は原作の何を読んでるのかと・・・。


299 :無名草子さん:2006/05/17(水) 22:45:51
>>298
そうだね。
現代を鏡で映したような部分が沢山あるしね。
時は変われど、人には変わらない部分がある、そんな感じがするよね。
すごく同意。

300 :無名草子さん:2006/05/18(木) 21:48:28
戦後のアメリカ・ミステリー好きだったしねぇ

301 :無名草子さん:2006/05/19(金) 01:21:58
俺が藤沢作品好きなのは、その描写だと思う。彼の明快で美しい風景描写は日本人なら何かしらのイメージが浮かぶはす。そして何より好きなのは、殺陣・決闘シーン。迫力や緊迫感はまるでそこに居るかのような臨場感がある。まぁ〜どれをとっても素晴らしい。

302 :無名草子さん:2006/05/20(土) 09:10:02
>301

剣道は小学生のときやらされたくらいらしいね。



303 :無名草子さん:2006/05/20(土) 10:39:13
初めて読んだ作品で、あ、この人は苦労人だなとすぐに感じた。
描写の精密さや現実味が尋常じゃなかったもの。
相当の苦労をしてなきゃ、こうまで掘り下げられるものじゃないと思ったよ。
後に藤沢周平の半生を知って納得することしきりだった。

俺はいい人にめぐり合えたなぁ。

304 :無名草子さん:2006/05/20(土) 23:14:12
そうなんだよ。
それはファンがみんなしみじみと思うことなんだよ。

ですがですよ?
困ったことに、ですよ?






他の作家では、満足できなくなってしまうんですよ?


305 :無名草子さん:2006/05/21(日) 01:23:48
>>304
>他の作家では、満足できなくなってしまうんですよ?

俺もそう。藤沢氏を知ってから他の作家の小説を買えなくなった。

306 :無名草子さん:2006/05/21(日) 01:47:09
確かにそういう悩みはあるよね。
もう読むものが無いってなった時が恐い。
だから小出しで読んでるなぁ。最近は長編は読んでいない。禁断症状が・・・。
幸い、それなりに満足出来る作家はいくつかあるので・・・まぁ時代小説ではなくて、
畑違いの作家だけど、間に挟んだりしている。
でもカタルシスは藤沢周平が最高だね。

307 :無名草子さん:2006/05/21(日) 09:39:37
ここは気味が悪いほど良スレですな。
未読ですが藤沢作品のなんたるかが垣間見えるようです。

308 :無名草子さん:2006/05/21(日) 11:23:00
そうひねくれんと、読んでみ?

309 :無名草子さん:2006/05/21(日) 11:40:29
>>307
まあ未読の人はそういう感想を持つでしょうなぁw
実際「藤沢ファンは粘着質だ」とか「薄気味悪い」とかいう声は多いようだし。
でも構わん。何とでも言ってくだされぃ。俺は藤沢作品大好きだ。

310 :307:2006/05/21(日) 13:43:15
>>308->>309
純粋に称讃や感嘆の意味合いで書いたつもりだったんですが・・・。
そんな風にとられてしまい少々寂しいです。
どの辺をひねくれた感じにとられたんでしょう?
「ここは気味が悪いほど良スレですな」が悪かったのかな?

311 :無名草子さん:2006/05/21(日) 13:55:57
>>310
気にすんな。俺は褒めてると思ったよ。
2ちゃんでは分かりやすく褒めないと何でも皮肉や中傷と思われるんだよ。

312 :無名草子さん:2006/05/21(日) 14:03:23
何も2chに限ったことじゃありますまい。

313 :無名草子さん:2006/05/21(日) 20:53:50
面白いねぇ。

314 :無名草子さん:2006/05/23(火) 00:00:16
最近読み始めました。
勿論藤沢さん以外の作家さんの作品も好きなものはいっぱいですし
藤沢さん以外の作品が読めなくなるって事もないんですけどw
ただすごく後引いて次々読みたくはなりますね。癖になるっていうか。
かなり今更なんですが、いい作家さんに巡りあえてよかったと思ってます。

315 :無名草子さん:2006/05/23(火) 20:01:03
文章もそうですが、構成、ストーリー、セリフも凄いです。

ハッタリやケレンが一切なく、また、
核になる人物や事柄が最後まで予想がつかないのに、
明らかになってみると、もうそれしかない、
という絶対の展開のように、読者に思わせてくれる。

『闇の顔』と『小川の辺』を読んで、改めてそう感じました。

316 :無名草子さん:2006/05/24(水) 22:10:35
俺は藤沢作品を読み出して日が浅いんだけど、ハマってしまいました。
長編も短篇もガンガン読んでますよ。
今日から用心棒日月抄を読みまつ。


317 :無名草子さん:2006/05/25(木) 06:18:16
さらにハマること、うけあい。

318 :無名草子さん:2006/05/25(木) 10:50:50
そして他を受け付けなくなる…

319 :無名草子さん:2006/05/25(木) 13:27:33
畢竟、それが藤沢作品の功罪

320 :無名草子さん:2006/05/25(木) 19:19:43
健康なときに読むと、主人公たちを応援できるが、
病気の時に読むと、こんなにうまく幸せがやってくるものか……といいたくなる。
主人公たちは全体的に、自分で歩き出して切り開くというよりも、周囲に合わせて立ち回った結果(もちろん真摯に)幸運に
出会える、という展開が多い。
体や心が弱っているときは、池波さんや司馬さんの主人公のようにズンズン歩んでいく主人公に
ひかれるものなのかも……


321 :無名草子さん:2006/05/25(木) 20:19:42
隠し剣は病気の時に読むとさらに具合悪くなるのが多いな

322 :無名草子さん:2006/05/27(土) 19:41:25
初期作品には、どう足掻いても報われない救われない苦しみ悲しみやら
世の中すべてを呪いたくなるほどの絶望感やらがイヤというほど味わえるのが多いですがw





323 :無名草子さん:2006/05/28(日) 23:02:32
そこまでダークなのは「闇のはしご」くらいじゃね?

324 :無名草子さん:2006/06/03(土) 11:49:55
蝉しぐれ昨日の夜から徹夜で読んだ。何回目かは覚えてないけど、いつも止まらない。
でも、中村七郎衛門が気に入らない。父親を介錯した、重要な役の割りに最後の扱いが悪い。
三宅籐衛門なんか出さずに、最後の刺客になったらよかったのに。

325 :無名草子さん:2006/06/03(土) 12:59:53
>>323
そう言われればそうかも知れないと思った、
「父と呼べ」とか「小鶴」でも駄目な俺w

そういえば、初期作品とは言いがたいかもしれないけど、
短編「人殺し」は辛かったな。
あと個人的に一番駄目なのはタイトル忘れたけど
ラストに「女って、不思議だな」ってセリフのあるやつ。
バハムートラグーンのヨヨを思い出してしまったよ・・orz

326 :無名草子さん:2006/06/03(土) 14:52:32
>>325
女房が別の男に思いを寄せていたらしいというずっと昔の話がポンて出てくるヤツ?
だったら「告白」だとオモ。

あと漏れ的には「夜の雷雨」が最強だと思うのだが。
市井ものは救われない話の含有率が高いから油断ならないぜフゥハハハァハァー

327 :無名草子さん:2006/06/04(日) 10:06:16
>>326
んにゃ、周囲も男も許婚だと思ってた女(主人公)が、
本人自身はなんだかなーとか思っててモンモンとしてて、
でもこのままいくんだろうなーとか考えてたときに
とある事件がキッカケで男の友達のちょっと足りない人に
身体をあげちゃうってやつね。
かと言ってそいつと付き合っていくつもりもなくってな話。
ぐぁ思い出したくねぇ・・・・orz
「夜の雷雨」は思い出せないなぁ。
市井ものはなるべく読まないようにしているし・・・。

市井ものは武家ものに比べて読者(現実)に近い分、俺にはキツすぎる。
俺はどっちかって言うとヤなことを忘れたくて本にのめりこむタイプだから
虚構の世界でまでヤな思いをしたくないのよw
それがさ、あらためて言うまでもないことだけど、藤沢周平の書く世界ってのは
これはもうなんともリアルなわけじゃん。
そこにいる人の息遣いまで聞こえてきそうな描写で辛いこと書かれてごらんな、
ヘコむぞ俺はw

そんなわけで俺は「本所しぐれ町物語」とか「春秋山伏記」とか、
なるべくヘコまずにすむような話を好んで読むようにしてるのよ。

328 :無名草子さん:2006/06/08(木) 01:07:19
市井ものなら「橋ものがたり」もさほど暗さはないような気がする
泣けるけどね

329 :無名草子さん:2006/06/08(木) 20:06:23
オール読み物かってますか?

330 :無名草子さん:2006/06/08(木) 20:35:13
>>328
いいねぇ
一番好きな作品だ。

331 :無名草子さん:2006/06/09(金) 01:16:28
>>329
(藤沢さんの)単行本が出るまで待ちます

332 :無名草子さん:2006/06/10(土) 18:27:08
「夜の雷雨」を探していたら「入墨」にブチ当たった…

333 :無名草子さん:2006/06/12(月) 13:49:33
うちの爺さんに影響されて、藤沢周平さんの時代小説を読み出したのですが、
藤沢さんの作品に登場する武士たちは皆とてもかっこよく、生き様が美しい。
派手ではないのですが、とても味わい深い作品ばかりで、私も虜になってしまいました。

334 :M:2006/06/17(土) 17:43:53
質問です!
海坂藩が舞台でお薦めな話を教えてください。

読んだのは、蝉しぐれ、馬の骨、竹光始末、隠し剣孤影抄です

335 :無名草子さん:2006/06/18(日) 13:08:35
>>334

なんだろう。風の果てかな。

336 :無名草子さん:2006/06/19(月) 20:54:35
>>335
「風の果て」には、海坂藩とは明記されてないぞう・・・
なんてツッコミ入れさせてもらっちゃったりして。
・・・悪気はないんだよう。許して。テヘ♪

>>334
「暗殺の年輪」なんていかがでしょ?
直木賞受賞作品だし、押さえておくのも良いかも。

337 :334:2006/06/20(火) 00:39:42
>>336
ありがとうございます
読んでみます

338 :無名草子さん:2006/06/22(木) 01:08:00
個人的には三屋清左衛門残日録と牢医師ものが好きだ。

市井ものと聞いて思い出したんだが、
幼い頃自分たちを捨てた父親が戻ってきて喜びかけたのもつかの間、
自分たちに寄生して生きるつもりらしいと気づく話って何て題だったかな。
最後の暗い書き方が印象に残っているんだけど。

339 :無名草子さん:2006/06/22(木) 10:07:38
父親が戻ってくる話、多分「疫病神」(神隠し・・新潮文庫)だと思います。
父親の名前は『鹿十』主人公の名前は『信蔵』。

340 :無名草子さん:2006/06/26(月) 06:30:40
なんか山田洋次のせいで、 たそがれ清兵衛がほめにくいが
面白いよね。アレも海坂藩ものじゃなかったけ?
かがなきのヤツが好きだな。

341 :無名草子さん:2006/06/27(火) 09:31:15
俺は、映画を見たのが先で、それから藤沢作品を読むようになり、
いまでは、山田許すまじだ。

有名監督だと、あそこまで改変が許されるのだろうか。
完全に別作品だし。
たそがれというあだ名をつけなければ、オリジナル脚本で
通じると思うわ。


342 :無名草子さん:2006/06/28(水) 00:56:27
映画のせいで原作が褒めにくいなんて本末転倒だと思うが。
映画の話がしたいのなら、そっちのスレでやったがよろしかろ。

という訳で流れをぶったぎる。
最近読むものが無くなってきたので、
「漆の実のみのる国」以来敬遠してた、史実モノに手を出してみた。
「密謀」面白いな。
上杉景勝が格好良すぎる。


343 :無名草子さん:2006/06/28(水) 03:18:56
密謀はどっちかって言うと三成を見直した。
他の関ヶ原を描いた作品だと、とんでもなくしょぼく描かれてるけど、
密謀だと政治力はあるけどカリスマ性に欠けてて、
生まれてくる時代を間違った天才っていう感じに描かれてて
石田三成好きになった。

344 :無名草子さん:2006/06/28(水) 08:21:36
>>342
なんか曲解して熱くなってるね
藤沢周平作品読んで心のゆとりをつくれ

俺はやはり氏の史実ものは苦手だ

345 :無名草子さん:2006/06/30(金) 01:06:41
最初のおくさんなくしてから、再婚するまでの出来事を少し知ったけど、
藤沢周平も、自分の中に鬼をかってる人なんだと思った。

346 :無名草子さん:2006/07/01(土) 10:51:25
お子さんも、最初の子は死産なんだよね。
なんというか・・・この人は本当に大変な運命を背負っていたんだねぇ・・・。
もしこれが自分のことだったらと思うと、耐え切れるかどうか自信がない。

347 :無名草子さん:2006/07/02(日) 09:35:19
今日のラジオ文芸館は、ど忘れ万六。
内容ど忘れしてるのでちょうどいい。

348 :無名草子さん:2006/07/02(日) 14:23:51
『夜消える』の『初つばめ』の終わりが俺にはよくわからんかった…

349 :無名草子さん:2006/07/03(月) 19:52:27
>>345
詳しく

350 :無名草子さん:2006/07/04(火) 01:30:38
時代小説を読んだ事がなかった自分が、蝉しぐれを読んで
一気にハマった。
橋ものがたりで涙ぐんだりしちゃって。
「時代小説=年寄りやマニアの読み物」なんてアホな
偏見を持ってた自分が恥ずかしいよ。

351 :無名草子さん:2006/07/05(水) 00:08:03
いらっしゃい。
たくさん楽しんでくだされ。

352 :無名草子さん:2006/07/05(水) 11:09:39
そしてまた一人、他を受け付けなくなるのだった…

353 :無名草子さん:2006/07/05(水) 22:07:37
>>349
「兄 藤沢周平」

354 :無名草子さん:2006/07/05(水) 23:24:27
なるべくいろんな人の本を読んだほうがよろしいですぞ、と
藤沢作品以外はほとんど読まない俺が忠告しておこうw>>350

355 :無名草子さん:2006/07/06(木) 00:54:59
「兄 藤沢周平」はある意味きついよね。
図書館で借りたから、重要な部分中心で読んだけど・・・特に最後の章近くは。
ある程度小説やエッセイを読んでからの方が良いと思う。
賛否両論ある本だけど、自分は評価してる。
弟さんでなければ書けない部分が沢山あったし。

356 :無名草子さん:2006/07/06(木) 12:33:24
単なる善人には深みのある作品は書けないとおもふ

357 :無名草子さん:2006/07/06(木) 23:30:51
>349

すまんがこればかりは自分で調べてくれ。

358 :無名草子さん:2006/07/12(水) 17:02:35
すいませんちょっとお聞きしたいのですが
先日文春文庫の『又蔵の火』を読み終わり
今日講談社文庫の『雪明り』を買って来たんですが
収録されてた『恐喝』がかぶってたんですよ
他にもこういうのってあるんですかね?

359 :無名草子さん:2006/07/13(木) 12:18:40
雪明りに収録されてる短編はたしかすべてかぶっていたと思うよ。
この短編集は秀逸な作品を集めたベスト版みたいなもんじゃなかったかな。

360 :無名草子さん:2006/07/13(木) 12:54:00
「本よみうり堂」に藤沢先生の記事があったよ。
ttp://www.yomiuri.co.jp/book/column/pickup/20060627bk02.htm

361 :358:2006/07/13(木) 14:05:58
>>359
アリガトウゴザイマス
よく調べればよかったorz

362 :無名草子さん:2006/07/15(土) 06:00:03
ハードカバーと文庫でタイトル違う場合もあるしね。
出合茶屋とか。

363 :無名草子さん:2006/07/15(土) 22:15:20
>>360
ありがとう


364 :無名草子さん:2006/07/19(水) 13:52:20
青江又八郎は阿部寛という感じ。。

365 :無名草子さん:2006/07/20(木) 17:07:09
同時代に読めた私はしあわせでしたが、ま、しかし若い人にも読んでほしい。
古い順に読んでいくといいね。何というかな、人生の楽しみの一つになるよ。

順番は『藤沢周平のすべて』文春文庫で確認できます。

366 :無名草子さん:2006/07/21(金) 00:56:56
父が揃えているのを、中学生時代にあらかた読破した私みたいなのもいます。
結果として、すっかり時代物好きになりました。
「蝉しぐれ」が綺麗にまとまっていて好みなんですが、
この人の作品は逆にまとまらない方がそれらしいのかと思ったりもします。
>>365さんのおっしゃるように、古い順に読むというのも面白そうですね。
実家に帰ったら試してみようかな。

367 :無名草子さん:2006/07/21(金) 11:26:12
今短編集をいろいろと読み返してるんだけど、やっぱりいいね。

368 :無名草子さん:2006/07/22(土) 19:59:21
未発表作品が文庫になったら、発表順に読んでみたいところ。
良い感じで記憶があやふやになっているので――鬼が笑いますが――来年の楽しみです。


369 :無名草子さん:2006/07/30(日) 00:52:03
神隠しカタヨ
イマカラヨムヨ

370 :無名草子さん:2006/07/31(月) 08:26:50
藤沢さんって下級武士や市井に生きる人々の悲哀は描いたけど、
江戸時代の差別対象であった穢多や非人については全く触れなかったね。
藤村や漫画のカムイ伝もあるんだしタブーでもなかっただろうに。
「義民が駆ける」は違うし、重すぎるから差別問題は嫌ったのかな。
個人的にはこれらを題材にした胸をえぐる様な藤沢作品が読みたかったな。

371 :無名草子さん:2006/07/31(月) 09:28:17
単に興味がなかっただけなんでねーの

372 :無名草子さん:2006/07/31(月) 09:38:41
>>370
オレもそれについて考えたことがあったが、
やはりエンターテイメントにしにくいことと、
身近にそういう人がいなかったことや、
当事者じゃないのに書くのはおこがましいと
判断したからじゃないかな。
あと男色のことにも一切ふれていないよね。
(まあその方がうれしいが)

373 :無名草子さん:2006/08/04(金) 01:28:54
>>370
それで思い出したけど、小説ではないけど、エッセイにそれと似たことを対象にして書いてるね。
「周平独言」の「村に来た人たち」の前半。
前半最後の部分を読んで、ああ、やはり藤沢周平だなって思ってしまった。

374 :無名草子さん:2006/08/12(土) 22:32:13
立花昇の一巻目が見つからない。
どこへ行ったのか&お盆休みage

375 :無名草子さん:2006/08/12(土) 22:33:13
まちがいた。
登さん登さん。

376 :無名草子さん:2006/08/12(土) 22:45:53
寄席行ったら、柳家小三治が「驟り雨」を朗読してた。
落語せずにw

えがったなあ、これが。いい声で庶民の哀歓・・・
CDで出てたんだよね?
「朝焼け」とセットで。まだあるよね?買うか・・・

377 :無名草子さん:2006/08/13(日) 01:46:03
ほー
ええもん聴いてきたねぇ
今度寄席でもいってみるか

378 :無名草子さん:2006/08/14(月) 21:45:33
「隠し剣 狐影抄」の中の「暗殺剣 虎ノ眼」のラストの意味が未だにわかりません、
あれは一体どういうことなのでしょうか、ネタバレになってしまうかもしれませんが、どなたか未熟な私に教えてくれませんか。

379 :無名草子さん:2006/08/14(月) 21:58:12
旦那が虎ノ眼の使い手で、息子に教えてるかな。

380 :378:2006/08/14(月) 22:25:13
>>379
それはわかったのですが、
試合後、太四郎が他の女性を妻としたこと、
あれ程復讐心にとりつかれていた達之助が、その後何も無かったかのようにおさまったこと、
この二点がわかりませんでした、一体何があったのか。

381 :無名草子さん:2006/08/15(火) 11:19:40
兄になるはずだった人とああいうことがあった以上、
元の鞘には納まりませんわなぁ<太四郎

なすべきことをなし、その件では一応の決着がついた以上、
あとはすべて腹のうちに留めるのが武士ですわなぁ<達之助

と、あたしは読みましたですよ。

382 :無名草子さん:2006/08/17(木) 12:29:31
「市塵」読了。
一茶、白き瓶などと並んで、資料の積み重ねがスゴい力作だった。
ところで、「市塵」の時代、朝鮮通信使とか、幕府の財政難とか、現代の日本の状況に似てますよね。
作者は日中、日韓関係や、財政難とか、そういうのを念頭に置いていたんでしょうかねえ・・皆様はどう思われますか?

383 :無名草子さん:2006/08/17(木) 17:15:26
>>382
小説は小説として楽しんで読んでます。


384 :無名草子さん:2006/08/18(金) 13:03:28
>>380
志野は太四郎との逢瀬を達之助に告白するときに、婚約解消する覚悟を決めていましたよね。
それで、試合の時点では、婚約はすでに解消されていました。
太四郎は単に婚約が解消されてしまったから別の女性と結婚したのでは?

達之助がおさまったのは太四郎との試合でなにか思うところがあったのか・・という想像はできますが、そこのところは想像にお任せする、っていうことで省略されているのではないかと思いますが。

藤沢周平作品の短編は省略の妙が生かされている作品が多いですが、虎ノ眼もそのひとつ、と読みますが。

385 :無名草子さん:2006/08/18(金) 21:57:24

【盗作3バカ】のスレに

田口ランディ本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!



386 :無名草子さん:2006/08/23(水) 17:23:01
しかし海坂藩って考えてみれば雰囲気悪い藩だ。
外様の小藩なのに忍びがいて公儀隠密と闘争したり、
藩内抗争あり、藩主による成敗あり、暗殺あり、決闘あり。

普通ここまで荒れてたらお取り潰しだよw

387 :無名草子さん:2006/08/23(水) 18:22:23
そりゃいっぺんにおこってたらな。


388 :無名草子さん:2006/08/23(水) 23:39:12
やってほしかった海坂藩の暴走行為

・君主押し込め
・新将軍擁立運動(譜代の藩だからなんとか老中になって・・・
・色欲君主が家臣の嫁or娘を手篭め
・忍者部隊が独立を試みる
・江戸は吉原で藩士が遊女と心中


389 :無名草子さん:2006/08/24(木) 09:41:53
>>388
さぁ、そのアイデアを君が作品にするんだ!

390 :無名草子さん:2006/08/24(木) 18:03:13
>>388
姫路の榊原某みたいに芸者を身請けして側室にし、
京都で舞台に出そうとして家臣に諫言されてとか。

391 :無名草子さん:2006/08/24(木) 23:54:18
藤沢周平の世界展、
前にこのスレで話題になったように、
仙台文学館での開催も決まったみたいね。9/16〜。
図録再版してくれないかな。

392 :無名草子さん:2006/09/01(金) 15:05:07
週刊藤沢周平の世界 近日刊行

393 :無名草子さん:2006/09/01(金) 15:16:19
中三の教科書から蝉しぐれ消えて
かわりに高瀬舟になったのね
なんでかな
ラストにエッチするから?

394 :無名草子さん:2006/09/01(金) 18:02:23
教科書掲載時は、抜粋なんでしょ?
興味あるなぁ。

395 :無名草子さん:2006/09/01(金) 22:00:13
>>385
そのスレ凄い。盗作で500万円詐欺だと。佐藤って奴
     盗作本がバルタザールの遍歴

       ↓        
【盗作3バカ】田口/ 佐藤亜紀 /篠原

本人後輪中?! 盗作犯人同士がバトル?!



396 :無名草子さん:2006/09/01(金) 22:14:30
>>392
創刊号は買っちゃうと思う
内容は正直あんまり期待できん感じだが…

397 :無名草子さん:2006/09/03(日) 00:58:37
>>392
出版元はどこですか?
あ、もしかして山田洋次のアレに合わせての企画?

398 :無名草子さん:2006/09/03(日) 13:10:00
>>397
朝日新聞社です。
9月1日の朝日新聞に載ってました。
詳しくはこちらからをどうぞ。
http://opendoors.asahi.com/

399 :無名草子さん:2006/09/03(日) 14:09:21
>週刊藤沢周平の世界

したり顔で藤沢周平を語る、黒土とか佐高みたいな連中が参加してそう・・・orz


400 :無名草子さん:2006/09/03(日) 17:23:49
朝日と聞いて買うのやめました

401 :無名草子さん:2006/09/03(日) 20:27:05
新聞に寄稿しようとして辞めた、というエッセイありましたよね?
あれは赤旗?


402 :無名草子さん:2006/09/03(日) 22:02:41
>週刊 藤沢周平の世界

著名人、作家、評論家が藤沢作品を語る…って吐き気がしてきた。

403 :無名草子さん:2006/09/03(日) 22:21:58
ベアゴスティーニみたいなやつ?
週間ドールハウス、創刊号特別付録付きますよ!みたいな

404 :無名草子さん:2006/09/04(月) 00:00:20
こういう感じなんだね。
http://opendoors.asahi.com/data/detail/7577.shtml

まぁ今のところ、それほど眉をしかめるメンツでは無いね。
個人的には、松本健一による藤沢周平評論、これが一番心配。

「風の果て」は、確か週間朝日連載だったよね。
そういえば藤沢周平展の書斎再現に、朝日ジャーナルとか結構積んであった。
未読だけど「消えた女」は赤旗連載だよね。
あとは社会党支持で、候補にカンパしたとか。

解釈によっては、右にも左にも都合良く、あるいは心地良く捉えることが出来るし、
司馬みたいに両方から支持されてる作家、ということなんだろうけど。

405 :無名草子さん:2006/09/04(月) 01:52:04
評論には興味ないなあ、大体がズレまくり
無名の人間の素朴な感想の方がよっぽどハッとさせられる事が多い
評論家=一部映画関係者<<<<<<<<<超えられない壁<<<<<<<<<<<<2ch
だったりするw

406 :無名草子さん:2006/09/04(月) 07:44:22
>>404
時代小説好きだが歴史に弱い人間としては特集4目当てで買ってみたい
1冊買ってあとは様子見だな

407 :無名草子さん:2006/09/04(月) 12:52:32
>>398
>>404
ありがとうございます。
しかし30冊は出しすぎでしょう。
作品を読め、って感じですね。

408 :無名草子さん:2006/09/04(月) 21:48:27
【09/04】藤沢周平「蝉しぐれ」2007年春より漫画化
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1094822653/l50

409 :無名草子さん:2006/09/04(月) 22:13:22
ほんっと流行るとドラマ、映画、漫画と必ず一巡するんだね

410 :無名草子さん:2006/09/05(火) 01:18:08
>>409
ちょ、なんでこんなにえろいの?w

411 :無名草子さん:2006/09/05(火) 21:38:11
>>408
心臓止まるかと思ったわい。
おまいのようなやつは、鳥もかよわぬ石倉沢へ押し込められてしまへ。

412 :無名草子さん:2006/09/06(水) 00:00:12
いやいや2ちゃんですから、ゲスが現れてナンボですよ。

413 :無名草子さん:2006/09/06(水) 01:07:59
佐高とかひどいやな。
どう読むかはそれぞれ勝手だが、
小説を階級闘争で語るなや。
市井の民衆を描くといい小説で、
武士も階級があがると駄目って・・・。

414 :無名草子さん:2006/09/06(水) 05:56:07
当分、あの世代が幅をきかせますぜ。

415 :無名草子さん:2006/09/07(木) 20:42:04
>>405
「みんなの意見」は案外正しい
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047915068

俺もこないだ教えてもらったばかりだけど、なんだかナットクした。
評論家もウカウカしてらんないねw

416 :無名草子さん:2006/09/09(土) 08:32:37
俺たちで「これが海坂藩だ!」みたいなのを書いた方が
盛り上がれる気がする今日この頃。
先代藩主は暗愚な浪費家、とか。

417 :無名草子さん:2006/09/09(土) 19:29:01
先代ってぇと、今はどなた?

418 :無名草子さん:2006/09/09(土) 19:40:27
そうねぇ、そんじゃ「今の藩主は田村右京大夫」で。
一番使われてる名前っぽいし。
あと「藩主には、切れ者だが藩主の座につけなかった身内が居る」とかどう?
それから「藩の中央には五間川が流れている」とか。

・・・・自分で書いてて、盛り上がれるのかコレ?とか思い始めてきたw

419 :無名草子さん:2006/09/10(日) 16:32:08
藩主は苗字出たことないよね?(酒井家ものは別)

大体の官位が右京で、イミナのみ。
内乱の多い藩だよなw

420 :無名草子さん:2006/09/10(日) 18:58:10
蝉時雨みたいな雰囲気で面白い長編ってありますか?

421 :無名草子さん:2006/09/11(月) 05:52:12
封切りのときは意図的に見なかった蝉しぐれをTVで見たが、
あまりの退屈さに寝てしまった。
原作にある主人公の感受性や友情なんか、
どこにいっちゃったんだろう。
あんなもんを捧げられても作者は困惑するだけだろう
と思ったが、藤沢周平は笑って許すのかもしれない。

422 :無名草子さん:2006/09/11(月) 05:59:42
でも映画好きだしなぁ。顔で笑って心中では鬼かもしれん。

423 :無名草子さん:2006/09/11(月) 11:44:28
えぇっと・・・お勧めの長編は・・・・?・゚・(ノд`)・゚・
蝉時雨は小説も映画も見ました

424 :無名草子さん:2006/09/11(月) 19:07:23
蝉しぐれを長編の最高傑作にあげる人は多いけど、あれちょっとくさくない?
最後に家老の屋敷に一人で乗り込むこととか。
一番気に入らないのが最後にお福と寝ちゃうところ。
あれはやめてほしかった。プラトニックこそ美しい。見つかったら死刑になっちゃうよ。
それとも未亡人だからいいのかな。

425 :無名草子さん:2006/09/11(月) 19:15:16
>>423
ああゴメンゴメンw
その条件なら「風の果て」文春文庫、上下巻がおすすめ。
蝉しぐれよりも現実世界に近い分、ちょっと重たいかもしれないけど。

>>424
そういうところもひっくるめて、俺にはやっぱり蝉しぐれが最高傑作。
ラストはむしろあれでいい、と俺は思う。
ま、感じ方は人それぞれだもの。違ってて当然だよね。

426 :無名草子さん:2006/09/11(月) 19:39:42
>>424
俺もプラトニックの方がよかった。
そういえばセンセイの鞄もこのパターンだったな。
蝉しぐれは作品自体が秀逸だからあそこが気に入らないですむが、
それがないあれは最低の作品になったな。

427 :無名草子さん:2006/09/11(月) 21:44:27
>>425
ありがd!早速買ってみます

428 :無名草子さん:2006/09/11(月) 22:01:29
あんまりハズレはないからあれこれ買って読むといいよ

429 :無名草子さん:2006/09/12(火) 00:17:58
>>421
公開当時は、黒土三男の藤沢周平観があまりにも酷いと思っていたから、期待していなかった。
だから自分で期待値を低く設定していたから、見た時は「案外悪くない。」って思った。

でも今考えると、やっぱり文四郎の鬱屈さとか、派閥抗争に対する微妙なスタンス、その他が表現しきれて無いかもしれないね。
これは同じ黒土脚本の金曜時代劇版も同じ感想。

原作で言えば、文四郎の内面の描写-俺は〜だろうか?-といった表現はやっぱり肝だと思うんだよね。
例えば登世に対する感情も、沢山文句言ってたりして、単純に「親を大切にしろ」みたいな話では無いしね。

欅御殿の話も黒土脚本では横山屋敷に駆け込んでしまうけど、
小説では、最後の最後に追いつめられて、頼るのは派閥の領袖じゃなくて、特異な位地にいる加治織部正だしね。
このあたりの構成は、組織や権力争いに対する藤沢周平のスタンスを物語っていると思う。


430 :無名草子さん:2006/09/12(火) 23:02:12
金曜時代劇の ときめき平四郎は、原作をうっかり忘れると殺陣のよさとかに目がいってよかったですね。

431 :無名草子さん:2006/09/17(日) 20:56:57
「週刊 藤沢周平」に、佐藤藍子が登場したら笑う。

432 :無名草子さん:2006/09/18(月) 00:06:15
藤沢先生の作品て刊行順に読まなきゃダメなの?
うちの爺さんが剣術物(秘剣なんかが出るの)好きだから
それらしき作品適当に買ってプレゼントしちゃったけど

433 :無名草子さん:2006/09/18(月) 00:26:12
>>432
全然そんなこと無いと思うよ。
短編中心の作品などは、むしろどれから手をつけても良いんじゃないかと。

434 :無名草子さん:2006/09/18(月) 01:41:33
>>433
サンキュー!安心した。

435 :無名草子さん:2006/09/18(月) 15:20:35
でも好きならもうお読みになって……
いやいやプレゼントとなるとまた別かぁ

436 :無名草子さん:2006/09/18(月) 17:24:22
山本周五郎と藤沢周平、読み比べれば比べるほど、山本周五郎の方が巧みだし面白い。
それなのにどちらが好きかと問われれば、藤沢周平と答える自分がいる。
なぜだろう。偏屈者の山本周五郎、万事につけ控えめな藤沢周平、著者の人柄の違いからか。
藤沢作品の登場人物には、人間らしい弱さがあり、読者の共感を呼ぶのに対して、
山本周五郎作品の主人公達は、あまりにも人間として偉すぎるからか。

437 :無名草子さん:2006/09/18(月) 17:57:15
どうなんでしょうね。読み方も好みも人さまざまですが。

周五郎は周五郎で好きだな。「むかしも今も」のあの耐えに耐える感じとか
逃亡記や椿説女嫌いといった短編のとぼけた明るさとか。
「五瓣の椿」の暗い情念の世界も、忘れがたい。

ただ個人的には、周五郎の主人公たちが人間的に偉い、とは感じないですね。
むしろなにかに執着しやすい、ドロドロしたものを溜めやすい気質の人間たちが多い。
そういう気質が、藤沢周平にない異様な迫力を生む場合も多いけど
周五郎には説教癖というもうひとつの面があって、これが出ると全て台無しになることも多い。


438 :無名草子さん:2006/09/18(月) 18:29:41
藤沢周平から入っちゃったせいもあるんだけど、山本周五郎は俺には合わないなぁ。
さんざん言われていることだけれど、あの説教くささがどうしても馴染めない。
なんであんなに物事をこねくりまわすかなぁってのが、正直な感想だな。

439 :無名草子さん:2006/09/18(月) 21:11:42
藤沢周平は冒頭にはった伏線を回収したり読後の余韻の中に忍ばせるのが上手いんだな。
だから読者の予想を裏切らないので読書行為を満足させてくれる。
また、人間の暗い部分に触れはするが、その先に踏み込まない。暗い部分を正そうとはしない、そこに他者が介入すると
不快になることを知っていたのではないか、という気がする。


440 :無名草子さん:2006/09/18(月) 21:18:52
「悪いことは悪い」と言わないところが優しかったわけだが、
これからは「悪いことは悪い」と言い切る作家が好まれるだろう。山本周五郎は団塊世代が
退職するあたりから20年ほどは大いに取り上げられるだろう。それに反発するかたちで
藤沢周平が取り上げられるのは、団塊世代の子供たちが定年を迎えるころになる。


441 :無名草子さん:2006/09/18(月) 22:14:15
団塊世代の子供達のほとんどは時代小説は読まないと思う
小説さえ読むのかどうか怪しい

442 :無名草子さん:2006/09/18(月) 22:51:42
隠し剣秋風読んでいるんだけど
酒乱・女難・盲目と3作読んで飽きてきました。
短編で予定調和なパターンばかりのようですし。

読みはじめたら面白いんだけどね余韻もいい。

443 :無名草子さん:2006/09/18(月) 23:47:00
隠し剣はどっちかっつーと孤影抄の方が好き

444 :無名草子さん:2006/09/19(火) 09:51:06
少し前に藤沢周平の短編は
どこから読んでもいい、
という話だったが
隠し剣はなんか孤影抄から
読んで欲しい気になる。

445 :無名草子さん:2006/09/19(火) 19:28:39
>>444
あーなんだかわかるなぁ・・・

446 :無名草子さん:2006/09/19(火) 19:34:40
孤影には大好きな「臆病剣松風」が入ってるからなー。
あの松風が出るときの描写はいつ読んでも楽しい。

447 :無名草子さん:2006/09/19(火) 20:23:42
>>446
全文同意

448 :無名草子さん:2006/09/19(火) 20:57:57
「暗黒剣千鳥」の冒頭と、許嫁とはじめて会うシーンが大好きだ。


449 :無名草子さん:2006/09/20(水) 11:00:11
あー確かに隠し剣は孤影抄のほうが好きな話多いや。
凄みがあるというか。秋風抄も嫌いじゃないけど。
孤影抄は「女人剣さざ波」が特に好きだ。
あれって哀しいオチの一歩手前で筆をおいてるから
ハッピーエンドっぽく見えるんじゃないかと思う。

450 :無名草子さん:2006/09/21(木) 02:21:37
藤沢さんの本を読んだことがありません。
庄内ではなくて、山形を舞台にしたものを書いておられますか?
お勧めのものとかありましたら教えていただきたいのですm(__)m

451 :無名草子さん:2006/09/21(木) 17:33:37
何故に山形?

452 :無名草子さん:2006/09/21(木) 18:12:04
山形と庄内の違いがわからん他県民ですが・・・
とりあえず、どういった内容の話がお好みでしょうか>>450
それによってお勧めするモノも違ってくるかと思いますので・・・。

453 :無名草子さん:2006/09/21(木) 18:31:06
今、仙台市で藤沢周平の世界展がやってるけど、行った人います?
700円も出してみる価値ありますか。
交通費込みで2000円以上かかりそうなのですが、
当方、今はやりのワーキングプアなので迷っています。
一度米子市のアジア博物館・井上靖記念館で、
内容的に悲しくなった思い出があるもので・・・。
入場料が1500円もしたのに・・・。

454 :無名草子さん:2006/09/21(木) 21:15:15
その額で悩むのなら、いまはあきらめれ。当然それ以上の価値はあるが、その価値を
いまの君ではわからない。銭で藤沢周平を見てはだめだ。



455 :無名草子さん:2006/09/21(木) 22:11:41
>>453
東京で開催されたとき、行った人のレポートはことごとく
大絶賛だったよ(私も行った)。話題になってたのは
前スレだったかな? 図録もぜひ買ったほうがいいよ。
仙台市でもそっくりそのままやってるのなら行って損はない
と思うが……ここはひとつ人柱になってレポしてくれ。

456 :無名草子さん:2006/09/21(木) 22:18:29
あ、このスレの冒頭で話題になってるや<世界展。

457 :無名草子さん:2006/09/21(木) 22:50:58
>>453
無理して行くことはないんじゃないでしょうか
藤沢さんの真髄は作品、それを存分に楽しまれれば宜しいかと
展覧会はまたいつか催されるでしょう

458 :無名草子さん:2006/09/21(木) 23:45:55
交通費込みで2000円超ででも、そのくらいの金子で行かれるのならば羨ましい
交通費のほかに宿泊費等々入れても数万円掛かってしまうし
1日以上の休みが取れない現状だと本当に良いなぁと思ってしまうよ
無理に行くことはないとは思うけど、迷うなら行ってみるのも一つかもね

459 :無名草子さん:2006/09/22(金) 01:18:14
「ワーキングプア」をググったら薦められなくなった…

460 :無名草子さん:2006/09/22(金) 03:53:34
>>453
「藤沢周平の世界展」は世田谷のときも行ったけど、
先日仙台でやっているのにも行ってきた。
展示内容はほぼ同じだけど、構成や演出は世田谷の方が見やすくて面白かった。
仙台はややお堅い感じで、スペースも狭かった。
職員の人に聞いたら、この企画展の巡回はもうないとのことなので
未見のファンは見ておいたほうがいいかも。
図録も世田谷のときと同じだった。
世田谷で買った企画展図録がもう何度も読んでボロボロになっちゃったんで、
仙台で買えてよかった。


461 :無名草子さん:2006/09/22(金) 06:10:05
>>452
山形市周辺を舞台にしたものということです。
坂田とか鶴岡じゃなくて、現在の山形辺りです。

内容は、江戸期の話があればいいなと思ってます。
初心者なもので、ほとんど知らないのです。
これからいろいろ読んでみようと思ってるのですが、初めに山形のものを読みたいのであります。

462 :無名草子さん:2006/09/22(金) 06:59:14
>>461
どうだろ……現在の山形市のってあったかな。
藤沢周平の場合は、直接坂田とか鶴岡を出すのじゃなくて、
庄内がモデルの「海坂藩」という架空の土地が舞台になる
ことが多いんですよね。でなければ江戸。

ビギナーにすすめて間違いないのは『蝉しぐれ』でしょうか。
これは海坂藩ものです。
個人的にはよろずや平四郎とか獄医立花登とか好きだけど、
これらは江戸が舞台。

463 :無名草子さん:2006/09/22(金) 09:58:33
でもこの人の話読むと貧乏くさい気持ちにならない?
今の時代は流行らないと思うよ。ブサヨ佐高信も
大好きだしさ。

464 :無名草子さん:2006/09/22(金) 10:39:05
>463
んー、べつにならないけどな。
明るい読後感じゃないときはあるよ。でもそこもいい。
流行ってるからじゃなく好きだから読んでるんだしね。
佐高氏のことはまったく知りませんが、人それぞれの
読みかたがあるんでしょう。

465 :無名草子さん:2006/09/22(金) 10:46:33
でもいつも貧しい人間が出てくるし、みじめったらしいじゃん。
それを無理に人情で麗しいと思わせてる、そこが嫌だな。

466 :無名草子さん:2006/09/22(金) 11:00:28
無理に人情で麗しいと思わせてる、というのとまったく
逆なのが藤沢周平の作風だと思っているのだが……
465さんはどの作品を読んだの?

金銭的に貧しくても心が貧しくなければみじめとは
感じないかなー。野の花を愛でるような気持ち。
でも野の花なんて雑草じゃん、という人もいるしな。

467 :無名草子さん:2006/09/22(金) 11:20:47
「清左衛門残日録」とか「蝉しぐれ」とか貧乏なのに志は高く、って
貧乏人の負け惜しみっぽいんだよね。池波正太郎の小説は人物が
豪放磊落でダイナミックにぐいぐい引き込まれて面白いが、
藤沢周平は本人が病を患っていたせいか、陰気臭い。


468 :無名草子さん:2006/09/22(金) 12:56:18
>>467
本気でそう思ってるんなら、藤沢周平はあんたとは縁なき作家ということだろう。
黙って別の作家を読んでなよ。

469 :無名草子さん:2006/09/22(金) 13:19:10
好みはそれぞれだものねぇ。こればっかりはしょうがない。
>>467氏が推す池波正太郎は、俺には合わないもの。


>>462
そうですね、それなら読みやすいと思います。
山形市が舞台ってのは・・・思いつかないやw
今地図で確認したけど、山形市というと米沢に近いのかしらん。
となると「漆の実のみのる国」なんだけど・・・ビギナーには勧めにくいなぁw

470 :無名草子さん:2006/09/22(金) 13:35:47
いや言葉が悪かったな。>>468

>>327や上の方の意見で出てるようにキツイんだな。
今の漏れは毒男で将来が不安だ。その現実を突きつけられてるような
気になって避けている。中年になったら味わいが分かるようになるかもしれん。

471 :無名草子さん:2006/09/22(金) 13:38:23
>>470
ああ…。なるほど、そういうことならわかる気がするよ。
じっさい、長年の読者の俺もいくつか読み返すのを避けてる短編がある。

472 :無名草子さん:2006/09/22(金) 13:59:57
というわけでファンの人すまんかった。今の漏れは会社でも
ぺーぺーで下っ端。日々こき使われても何とかモチベーションを保とうと努力中。

良さが分からんのは、まだ漏れに人間としての思いやりがないからかもしれん。
しかしいつか上に行って何かを掴みたいと思うので、藤沢作品は読まないように
している青二才だ。


473 :無名草子さん:2006/09/22(金) 14:06:05
>>470
そこで「よろずや平四郎活人剣」や「獄医立花登手控え」シリーズ
ですよ。暗く落ち込むだけが藤沢周平じゃないんですよ、読むと元気が
出るようなのもあるんですよー。

>>469
私も「漆の実〜」はビギナーにはきついと思って挙げませんでしたw
面白いけど、ちょっと手ごわいですよね。

474 :無名草子さん:2006/09/22(金) 16:39:00
450です。
直接山形が明確にでてるものはこれと言って存在しないのですね。
有り難うございました。
他の評判いい短編から読んでみようと思います。

475 :無名草子さん:2006/09/22(金) 16:52:16
>>471
避けてるのが何か聞いてもいい?
俺も気分の不安定なときに読むのはやめとこうと思う。
むかし『闇の傀儡師』には少々引きずられた経験が……。

476 :無名草子さん:2006/09/23(土) 02:13:33
佐高は池波正太郎大好きだけどね。
常磐新平も池波ファンだ。、
それから、自分の息子に「大冶郎」とつけてしまう程、筋金入りの池波ファンの山本一力も、藤沢周平を評価しているね。

ちなみに自分も池波正太郎は嫌いではないし、剣客商売や鬼平は好きだ。
でも小説で読むよりは映像で見たいなぁ。
藤沢周平も鬼平や剣客を全部ではないが読んでいて、面白いと言っているね。

477 :無名草子さん:2006/09/23(土) 08:12:56
>>467
っつうか、三屋清左衛門は貧乏じゃないだろ。藩ではれっきとした
役持ちの上士だぞ。隠居とはいえ。

池波、藤沢両方好きだが。
秋山親子(特に大先生)は超人だからね。強さだけじゃなく金もコネもあるし
あまり身近な感じがしない。
 藤沢作品の主人公、青江又八郎とか神名平四郎は等身大のヒーローって感じ。
強いけど、裏店で空きっ腹を抱えてたり金の心配をしたり。

478 :無名草子さん:2006/09/23(土) 16:44:55
とくに武家物で清貧文学とかいわれると、どうもしっくりこない。
収入の範囲でごく平穏に家族や知人とつきあっているだけのように見えるんだけども。
逆に「貧乏人はガツガツしていなければいかん」とでもいうイメージでもあるのかね?


479 :無名草子さん:2006/09/23(土) 19:51:44
別冊太陽 藤沢周平 2200円を買ってきた。
特筆する何かが載っているわけではないけれど、
悪くはないので余裕がある人は買ってみては。
それと、あんまり評判がいいので一緒に買った漫画「夕凪の街桜の国」
うう・・・。10振りぐらいに泣きそうになってこらえたら、顔の筋肉が痛くなって
涙のかわりに鼻水が出た。期待してそれ以上の出来なんだからたいしたもんだ。
泣けるといっても安易なお涙頂戴の感動モノではないよ。藤沢周平好きなら読めばわかる。
全然このスレと関係ない話でしたね。申し訳ない。

480 :無名草子さん:2006/09/23(土) 22:14:09
世田谷にも行った仙台市民です。
交通費500円程度でいけるとこに住んでいるので、
行かなきゃバチが当たるよね。
というわけで台原森林公園の山道を抜けて行ってきた。

世田谷文学館の時との違いは、思いつくものでは
長屋の模型と料理紹介コーナーがなかった。
増えているのが、例の未発掘短編の紹介。
おれはニュースを良く読んでいなかったようで、
てっきり未発表原稿が見つかったということだと
勘違いしていたが、すでに雑誌に挿絵付きで
掲載されていたのが見つかったってことだったんだね。

481 :480:2006/09/23(土) 22:18:57
14冊とも実物が展示されていた。

『漆の実のみのる国』の最終回原稿の前では
またしても涙が出そうになった。
ただ、会場の出口付近の展示なので
浸るのは難しい場合があるかもしれない。

前回は図録を買わずにあとで後悔したので、
良い機会だった。
しかし、仙台文学館は金あるな。
スポンサーが良かったのかな。
図録から年表等を抜粋した16ページの冊子を
無料で配ってたし、図録も仙台文学館の名前で
刷り直してあった。

482 :無名草子さん:2006/09/23(土) 23:40:06
おー、レポありがとう。
料理紹介のスペースないのか……世田谷でのあそこは静かな
時間が流れてるようで好きだったな。
でもご当地で地元の味をわざわざ紹介する必要もないか。
赤蕪の漬け物買って帰ったっけなあ。
書斎はもちろん再現されてるんだよね? どってことない四畳半を
30分くらいずっと眺めてたよ。今も時折おもいだす。

483 :無名草子さん:2006/09/24(日) 00:09:11
すると、あの駕籠やら写真やらも飾られてたの?

484 :無名草子さん:2006/09/24(日) 01:34:20
>>478
自分もあまり「藤沢周平は清貧」というイメージはあまり無いなぁ。
中野孝次とかの評価の影響もあるのかも。
でも「玄鳥」に収録されている「鷦鷯」なんかは、その傾向が強いね。
文庫の解説はズバリその中野孝次だけど。
中野孝次は「我慢の思想」を読んだけれど、あまりの現代人批判に辟易してしまった。

>>479
別冊太陽、今度書店でどんな感じか見てみようと思う。

485 :無名草子さん:2006/09/24(日) 23:47:16
今日はこんな番組の収録があったらしい。
「藤沢周平の世界を語る」
ttp://www.nhk.or.jp/yamagata/fujisawa/tsuruoka.htm
東北地方だけの放送とは残念…

486 :無名草子さん:2006/09/26(火) 02:27:52
ぬ、村上弘明が出てるのか
観てみたいなぁ

487 :無名草子さん:2006/09/26(火) 09:51:52
>>784
駕籠、長屋の模型、床に張った大きな地図、映画のスチール写真はなかったよ。
あと、藤沢さんの肉声を聞けるCDコーナーもなかった。
本人出演の映像はロビーで上映されていた。

488 :無名草子さん:2006/09/26(火) 19:53:04
世田谷文学館には3回も行ったなあ。
内容の充実さや丁寧さだけじゃなく、雰囲気のおだやかさも藤沢さんにぴったりで、居心地が良かったんだよね。
仙台にも行ってみるかな。

489 :無名草子さん:2006/09/26(火) 22:03:42
世田谷文学館だと、ケースのなかの資料本の開かれてるページが行くたびに違ってたのが
印象深い。

490 :無名草子さん:2006/09/26(火) 22:46:44
あぁ、あれか・・・

本人が夜な夜な来てめくっていくらしいよ・・

491 :無名草子さん:2006/09/27(水) 00:10:03
こわい!そりゃこわい!


・・・でも逢ってみたいw

492 :無名草子さん:2006/09/27(水) 16:22:14
>>475
初期の短編の「泣かない女」「裏切り」とかさー
人生の辛酸を舐めるような話がキツイ。

俺はバリバリ仕事が出来るようになりたい良い女と
やりまくりたいつー俗物なんで、そういうのが
人生とは分かっていても、今はまだ分かりたくない
そんな複雑な心境さ。




493 :無名草子さん:2006/09/27(水) 19:59:36
チラ裏スマソ

『冤罪』の「夜の城」っていうのが今まで読んだ話とはなんだかタイプの違う話でドキドキした。
締めがイマイチな感じは否めないけどオモシロカタ。

494 :無名草子さん:2006/09/29(金) 05:27:24
藤沢さんの企画展図録は世田谷でも買ったけど、表紙が汚れてしまったので
仙台でも購入。
世田谷の会場がとても広かったせいか、仙台は少々窮屈な感じがした。
新発見した初期短篇の載ってる雑誌、ガラスケースに展示されてたけど
全部読みたかったっす。
別冊太陽は、写真はオールカラーで綺麗だけど、この図録とはだいぶかぶった内容な感じ。
一応、買ったけどね。


495 :無名草子さん:2006/09/29(金) 13:39:38
漆の実のみのる国って
幻にあらずを広げた感じ?
まだ幻〜しか読んでないんだけど
同じ米沢藩の話だよね?

496 :無名草子さん:2006/09/29(金) 18:55:34
>>495
そうだね、そんな感じ。<漆
幻〜が中途半端で終わっちゃったんで、キチンと書きたかったものらしい。
ただ、だからと言って単なる焼き直しで終わってないのはさすが藤沢周平だな、
と思わせてくれる。
そういえば新藩主登場のくだりは、あくまで俺の感想ではあるけれど、
ある意味「ったままあふあふいって」喰わされた大根の煮しめの描写にも
匹敵するんじゃないかってくらい絶妙だったなぁ。

497 :無名草子さん:2006/09/29(金) 23:52:14
>>496
サンクス
やっぱ同じ題材なのね
長編物の未読減ってきたから
後々の楽しみにとっておくわ

498 :無名草子さん:2006/09/29(金) 23:59:13
ん、暗殺の年輪とか好きだけどね。初期の特徴かな?結末を読者それぞれの境遇に置き換えて判断してくださいって感じ。
山本周五郎よりちと現代的な感じかな。
剣客と鬼平も何度も読んだけど、全体的には、やっぱり司馬先生が一番かな?
おれは、用心棒シリーズが軽い感じで読めて、ちと笑えるので好きだけど。


499 :無名草子さん :2006/09/30(土) 14:47:47
盗作スレ見たんだけど、盗作で500万円詐欺犯佐藤亜紀って
本当は夫婦で1000万円詐欺したんだって。
それがバレたんで佐藤亜紀がすごいあらし。
気狂いみたくコピペ貼り・・自演工作・・夫婦で盗作が事実だからだよ絶対!
でないとあんなに荒らすはずない。 (盗作本バルタザールの遍歴)

,このスレ ↓
【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原



500 :無名草子さん:2006/10/01(日) 09:27:14
藤沢さんの娘さんが書いた本、読んだ人いる?
読売新聞に書評のってて面白そうだなと思った。

501 :無名草子さん:2006/10/01(日) 14:08:13
シムシティ〜海坂藩バージョン

あなた好みの海坂藩を作ろう!
短編でも長編でも、原作どおりの海坂藩が作れます。
小説とは違う展開にすることも

502 :無名草子さん:2006/10/01(日) 17:35:36
それ初耳だー>>500
読みたいな

503 :無名草子さん:2006/10/02(月) 00:38:23
>>501

関が原で西軍についてアボーソ

504 :無名草子さん:2006/10/02(月) 03:49:30
>>500
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4163683909/ref=sr_11_1/503-0530050-1623957?ie=UTF8
藤沢周平 父の周辺 (単行本)
遠藤 展子 (著)
文藝春秋

あまりプライベートの藤沢周平像と、藤沢夫人の内助の功などが知られなかっただけに
興味深かった。というより、やっぱり作品どおりの人柄として「藤沢周平」だと思った。

仙台文学館、先日行った。
建物や敷地はむちゃくちゃ広いけど、展示会場が窮屈め orz
ひとつひとつの展示品を堪能できず残念だったけど、
世田谷を見てない人は、やっぱり見ておいたほうがいい。
図録再販が何よりラッキー。早速ゲット。

505 :無名草子さん:2006/10/02(月) 07:04:15
図録っていくらですか?

506 :無名草子さん:2006/10/02(月) 16:03:59
盗作スレ見たけど、盗作詐欺犯の佐藤亜紀が
夫婦で1000万円詐欺してたって本当だったんだね!
バレたんで佐藤亜紀がすごいあらし。
気狂いみたくコピペ貼り・・自演工作・・夫婦で盗作が事実だからだよ絶対!
でないとあんなに荒らすはずない。 盗作本バルタザールの遍歴

,このスレ ↓

【盗作3バカ】田口ランディ/ 佐藤亜紀 /篠原




507 :無名草子さん:2006/10/02(月) 16:30:17
>>505
1000円ぐらいだったかと

508 :無名草子さん:2006/10/03(火) 21:03:36
>>504
情報サンクス。
早速購入してみます

509 :無名草子さん:2006/10/04(水) 01:29:47
週刊 藤沢周平は、最初の号を読んでから定期購読したいんだけどなあ・・・

510 :509:2006/10/04(水) 01:30:25
週刊じゃなくて月刊だった。失礼。

511 :無名草子さん:2006/10/04(水) 10:08:52
猫シリーズはワロタ。猫、ふたたび猫、みたび猫、おしまいの猫。
暗殺の年輪とか闇の梯子を見た後だと、この頃はバッドエンドでも
そんなに陰惨な感じは受けないな。

512 :無名草子さん:2006/10/04(水) 21:42:48

なんじゃ それ?

513 :無名草子さん:2006/10/04(水) 23:38:09
本所しぐれ町でしょ

514 :無名草子さん:2006/10/06(金) 00:04:00
「秘剣龍尾返し」w

515 :無名草子さん:2006/10/06(金) 13:27:22
仙台文学館の藤沢周平の世界展に行ってきた。
インタビュー映像を流していて、始めて喋っている藤沢周平を見た。
タバコをふかしながらインタビューに応じる様は、なぜか時代を感じた。
勝手に想像して、自分が作り出した藤沢周平像と、当たり前だが微妙に違う。
まあなんにしてもいいもん見ました。

516 :無名草子さん:2006/10/06(金) 20:21:07
お帰り〜! 仙台、うらやますい。



517 :無名草子さん:2006/10/07(土) 16:40:34
仙台の藤沢周平展はまだひと月ほどやってるのか……いいな。
今日は松平定知氏の文学サロン「藤沢作品の魅力」て催しを
やってたみたいだけど、参加した人いる?

個人的に気になるのは、あさって9日の祝日にやるらしい
「藤沢作品に描かれる女性像」案内役:渡部直子(当館学芸員)
てやつ。藤沢さんの描く女性キャラ好きなもんで。

518 :2ちゃんぽく:2006/10/07(土) 22:11:11
渡部直子たん、がんがって!


519 :無名草子さん:2006/10/08(日) 14:53:11
この人って、考えてみると貧乏人は書いたけど、貧しさそのものは書いてないよな。

520 :無名草子さん:2006/10/08(日) 16:39:33
今日NHKで、午後に「藤沢周平の世界を語る」って番組がやってたね。
語っても語っても薄っぺらく聞こえたのは俺だけじゃないだろう。
やっぱり人の感想なんか聞くより、読むもんだね。

521 :無名草子さん:2006/10/09(月) 09:45:29
>>519
つ「漆の実のみのる国」

522 :無名草子さん:2006/10/09(月) 11:54:53
【キムタク】武士の一分【山田洋次】
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1157795447/

皆さん 観に行きますか?
キムタク・・・ うーん・・・

523 :無名草子さん:2006/10/09(月) 12:50:49
ageないでよ。
映画でお祭り騒ぎは……もう飽きた。

524 :無名草子さん:2006/10/09(月) 22:33:43
キモタク&山田

どっちも嫌いだからいきません。いく意味ないし。

525 :無名草子さん:2006/10/09(月) 22:40:09
どうせなら、必死剣鳥刺しでも映画化しろよ

526 :無名草子さん:2006/10/09(月) 22:53:10
正直、残された小説を読むだけで十分で、そのほかの一切には耳をふさぎ視線をそらしておきたいという感じですね。


527 :無名草子さん:2006/10/09(月) 23:05:41
松風を納得のキャストと演出・監督で撮れば見にいかないでもない

528 :無名草子さん:2006/10/10(火) 19:34:22
>>524
あの時代にあんな顔の日本人いる訳ないしな。タイムトリップして
見たわけじゃないが断言してもいいと思う。何でもイケメンを起用すれば
いいっていうのは短絡的だ。

>>525
鳥刺しは最後が……。

529 :無名草子さん:2006/10/10(火) 21:13:54
蝉しぐれが映像化されてからこっち、
大抵のことにはビクともしなくなった俺がいる(苦


530 :無名草子さん:2006/10/10(火) 23:26:06
山田は勘弁してくれだ。
複数の短編をくっつけて、
藤沢周平とはあまりにも違う
下手なオリジナルエピソードとか、
エンディングとか・・・。
巨匠様だからだろうが、
藤沢作品を自分の描きたいものに無理やり合わせてもいい
ただの素材としか思っていない。


531 :無名草子さん:2006/10/11(水) 01:08:57
>>522
見るつもり。
まぁ確かにエピソードの切り貼りはあるね。
自分はむしろそれがあって、ある程度別物と意識して臨むかな。
そういう気持ちで見ているんだけど、一瞬原作を彷彿させる場面を評価している。
今回は、とりあえず原作の合体は無さそうだけど、どうなることやら。

532 :無名草子さん:2006/10/11(水) 01:28:59
一回見ちゃうと原作読み返した時映像とかフラッシュバックしませんか
登場人物の顔や声がどうしてももう役者のものしか浮ばなくなって嫌になったり
完全に切り離すにはかなりの期間が必要になる

533 :無名草子さん:2006/10/11(水) 06:06:32
腕に覚えあり、では、そうなった。


534 :無名草子さん:2006/10/12(木) 02:34:25
映像化されて良かったのは「三屋清左衛門残日録」かなぁ。
あと、見たことがないけど、中井貴一が主演した立花登シリーズは見てみたい。
世田谷・仙台展で、珍しく藤沢さんが立花登の出演者たちと一緒に
にこやかに映っている写真を見つけたので。

今度のキムタコのは、タイトル変えてる時点で見る気が萎('A`)

535 :無名草子さん:2006/10/13(金) 00:12:42
遠藤展子『藤沢周平 父の周辺』読んだよ。
ちょwwww面白すぎww 小菅親子に萌え。凄い技術の天ぷらにも
ワラタが、初めて父の作品(『暗殺の年輪』)を読んだ感想が
「とても暗い小説で、あまりの暗さに両方の肩がどっと重くなり」
つーのにフイタ。実の娘の言うことかい! でも実の娘だからこそ
言えるんだろな。愛だな。つか正直を通り越してもはや天然w
で、天然なとこがまた泣かせるんだわ…。

536 :無名草子さん:2006/10/13(金) 21:49:00
一般の方のことだから本当は書いたらいけないのだろうけど、ちょっとだけ。
一度だけ会ってお話しさせて頂いたことがありますが、遠藤さんて実は結構さばさばした方ですよ。
いや天然かどうかは知らないけど(w
で、そのときに思ったのが、藤沢周平は娘さんを本当に普通の人として育てたんだなぁと。
作家の娘さんという印象が全然ないの。
本当にごく普通のおbaゲホッ・・・風邪かな?・・・ごく普通の主婦の方なんです。
なんかそういうのが凄く嬉しかった。藤沢周平の考え方とその実践に触れることができたようで。
きっと遠藤さんにとっても、お父さんは「藤沢周平」じゃないんでしょうね。
あくまでも本名の小菅留治さんなんでしょう。
普通人として普通に子育てをした小菅さん。その父の教えを良く理解し守った娘さん。
本当にいい親子だなぁと思いました。

537 :無名草子さん:2006/10/13(金) 22:47:19
娘さんの本、なんか
変に暗かったり堅かったり、たんに凡庸だったりしたら
どうしようって思って食指が動かなかったんだけど、
コミカルな部分もあるって事なのかな。
ずいぶん興味がわいてきたよ。

538 :無名草子さん:2006/10/13(金) 23:56:45
嫌味のないあっけらかん、って感じのお嬢さん(展子さん)だね。

539 :無名草子さん:2006/10/14(土) 20:49:11
>537
うん、全体的にコミカルと言っていいかも。
本人は笑わせるつもりはなく、いたって普通に
書いてるんだと思うが。
人柄がにじみでてるんだろうな。
お母さんもすんごい明るくて面白い人だった。
お父さんは何かミョーに可愛い人だったw
おすすめ。

540 :無名草子さん:2006/10/16(月) 01:26:02
もーーー文四郎が好きすぎて好きすぎてどうしよう。結婚して。

541 :無名草子さん:2006/10/17(火) 19:49:36
そういうノリの同人誌がコミケにもあったんだけどねぇ。


542 :無名草子さん:2006/10/17(火) 20:40:25
文四郎と結婚?
うーん・・・牧文四郎には新妻ぶりも初々しい、おせつタンという
それはよく出来た奥さんがいるからなぁ・・・。

あ、そうか。
「漆の実のみのる国」に登場する佐藤文四郎のことだね。
えらい、貴女なかなか見る目がおありだ>>540
佐藤文四郎はそりゃクチ半開きの間抜け面さらしたなんとも冴えない男だが、
あれでなかなか剛の者だ、藩主の危機を救った剣の達者だ。
男はあれくらいの者でなくっちゃいけない、と瓜生新兵衛の義兄も言っている。
がんがって同人誌の中で幸せに暮らしてくれい、佐藤文四郎とw


543 :無名草子さん:2006/10/17(火) 22:11:38
腰がすわった時の瓜生はカッコイイですお

544 :無名草子さん:2006/10/18(水) 00:25:22
文四郎の同人誌なんてあるのか。何でもありだな。想像できん。
遅ればせながら仙台の展覧会にいってみたいとおもいますお。

545 :無名草子さん:2006/10/18(水) 20:47:18
うむ。藤沢周平が亡くなった次のコミケで活動終了した。


546 :無名草子さん:2006/10/18(水) 22:13:56
蝉しぐれの新聞連載時の挿絵がとても良いのでまとめて見たいお。

547 : :2006/10/19(木) 01:30:12
武士の一分の原案てどの作品なの?

548 :無名草子さん:2006/10/19(木) 16:08:14
>>542
「幻にあらず」でも文四郎(牧じゃない方)はそんな描写だったな。
口を開けたバカそうな顔の裏に鋭い頭脳と鍛えられた武芸を隠しているってな感じ。

549 :無名草子さん:2006/10/19(木) 17:21:32
闇の傀儡師読んだんだけど、なんかすっきりしない。
最後の章の題名がなんだかな・・・

550 :無名草子さん:2006/10/21(土) 09:25:50
登場人物のその後を書かないのは藤沢周平の特徴だからねぇ。
その気持ちはわからんこともない。>>549
以前にも同じコトを書いていた人がいたしね。
ただねそれは決して作者が読者に不快感を与えることが趣味だったからではない、と言いたい。
その後を書かないことで、作者は登場人物をリアルなものにしていたんじゃないかな、と俺は考えている。

現実の生活でもそうだけど、俺たちは他人の人生のすべてを知っているわけじゃないでしょう。
他人の人生なんて、密接に関わらなくなった時点から、想像することしかできないんだよね。
だからこの場合で言うなら、鶴見源次郎のその後を、俺たちは想像するしかないんで、
その想像が正しいかどうかは誰にもわからない、あるいは作者でさえもね。
だって鶴見源次郎の人生は、鶴見源次郎のものだから。
俺は鶴見のその後を、江戸に帰って幸せに暮らしたと考えている。
あなたはひょっとしたら・・・と考えている。
それでいいんだよ。

551 :semi:2006/10/21(土) 15:14:55
蝉しぐれの新聞連載時の挿絵ここでまとめて見れるのに。
http://www.semishigure.jp/html/picture.html

552 :無名草子さん:2006/10/21(土) 19:43:02
消えた女、読了。
藤沢周平はじめて読んだが、
すげえ面白かった。

553 :無名草子さん:2006/10/24(火) 10:59:33
>>547
隠し剣シリーズの「盲目剣谺返し」。

土曜日、仙台文学館入って来た。去年の世田谷展にも行ったので、
内容的には縮小版で、会場が少し狭かったかな。
「漆の実のみのる国」の最終回の生原稿の、乱れた字はやはり
胸に来るものがある。
世田谷展で売り切れていて涙を呑んだ展覧会図録が再版されてて
ゲットできたのが嬉しかった。

554 :無名草子さん:2006/10/24(火) 22:40:35
図録、やっぱ世田谷では売り切れたのか。
中日くらいに行ったときはまだ結構あったけど
限定千部という話だったから余りはせんだろな、
とは思っていた。
仙台では何部くらい作ったんだろね。たとえ残っても
売店に置いとけば切れ目なく売れそうだが。

555 :無名草子さん:2006/10/25(水) 01:05:53
>>554
おいらの持ってる世田谷文学館の図録は第2版だよ。
初版すぐになくなって、期間中増刷したんだと思うけど
それでも足りなくなったっぽい。
カラービジュアルの多さでは別冊太陽が圧倒的だけど、
たぶん、世田谷展の図録を定本にしたんじゃないかね。
だいぶ、内容・構成が重複してた。

文学展の図録なんて美術展図録とかと比べて、
どうせぺらぺらのいい加減なもんだろうなと
全然期待しなかったけど、内容的にも貴重でボリュームあるし
いい紙を凝ってあれはヨカタね。


556 : :2006/10/25(水) 01:15:48
>>553
ありがとうございます

557 :無名草子さん:2006/10/25(水) 18:17:43
なんで山田洋次はわざわざ「武士の一分」なんて、タイトル勝手に変えたんだろう。
まぁ、山田だからか…。

558 :無名草子さん:2006/10/25(水) 23:43:12
それでもきっと見にいってしまう俺がいる

559 :無名草子さん:2006/10/26(木) 00:43:39
あの連中にお金を払う気にはなれません

560 :無名草子さん:2006/10/28(土) 02:28:05
朝日新聞から出る週刊百科はどんな感じになるんだろうねぇ。
まさか、小説のあらすじを追っただけにならなきゃいいけど。

561 :無名草子さん:2006/10/28(土) 10:50:48
>>560
あの表紙が載っているチラシを見たけど
「別冊宝島」の藤沢本に表紙のふいんきが似てるよね。
只のあらすじ本ならいいや。実際に小説読んだほうが早いし。

仙台展、行ってきた。
広さや展示品の多さ以外の所で、世田谷展の構成がよかったなぁ。
藤沢さんがいろいろ苦労をして、でも幸せな家庭を築けて過ごすことができた、
という締め方が、最後にとてもほっとした気分になれたから。




562 :無名草子さん:2006/10/29(日) 23:34:13
仙台文学館の入場券をパウチしてしおりにしてくれるサービスが
良かった。

563 :無名草子さん:2006/11/01(水) 15:29:42
アカヒ新聞社「週刊藤沢周平の世界」創刊号、届いた。
内容は別冊太陽の「蝉しぐれ」の部分だけを抜いたような感じ。
「蝉しぐれ」は1冊作れたけど、今後、ほかの作品で
このパターンで本が出来るのか?

564 :名無しさん@七周年:2006/11/01(水) 18:37:42
>>563
毎号立ち読みして、これはと思った号だけ買うことになりそう。
アカヒでなければ、迷わず全号予約していたと思うけどね。

565 :無名草子さん:2006/11/02(木) 09:28:26
>563

さすがに全号の台割りはもうつくってあるだろ。
創刊号については、山本一力のエッセイは余計だな。

566 :無名草子さん:2006/11/02(木) 23:04:07
「たそがれ清兵衛」と隠し剣シリーズの号は、
「週刊山田洋次の世界」になりそうな悪寒がして仕方ない('A`)

567 :無名草子さん:2006/11/04(土) 12:05:15
藤沢周平展、好評みたいだから、九州でもやってくれないかなぁ。
貧乏学生ゆえ、遠方まで行く旅費がない(´・ω・`) ショボーン
最近、隠し剣シリーズきっかけに、藤沢さんの作品にはまった大学生です。

568 :無名草子さん:2006/11/04(土) 13:13:01
今日立ち読みで別冊太陽の藤沢周平本読んできた。
やっぱ俺、黒土と佐高が大嫌いだ。

569 :無名草子さん:2006/11/05(日) 01:14:35
DVDで「たそがれ清兵衛」見たけど、無惨なできだな。
これで映画賞とか獲っちゃってるから、世間一般では「佳作」とされているみたいだけど、
メチャクチャだ…。
「鬼の爪」に関してはあまりの無惨さにもはや言い様がない。

描くべき部分を描かず、
蛇足としか言い様のない閑話を挟む、
怪しい時代考証、
悪人をステレオタイプな悪人として描く安直さ加減
つじつまの会わないお話
画そのものの力を信じていないのか、余計なセリフは多いし、
背景の人を動かしすぎ

570 :無名草子さん:2006/11/05(日) 02:04:35
山田洋次、佐高信、黒土三男、この3人は、受け付けない人は本当にダメなんだろうね。
好き嫌いがはっきり分かれるタイプなんだと思う。

自分は、基本的に、山田洋次 ○、佐高○、黒土×、だ。

別冊太陽は黒土の所だけ読んだ。
確かに・・・何と言って良いのか、やっぱり改めて「こういう人なんだなぁ。」と思った。
佐高は何書いていたのか読んで無いな。
藤沢周平の捉え方としては、黒土と佐高は対極にあると思う。
別冊太陽も気になったけど、週間藤沢周平の方を先に買ってしまった。
感想は今一つ。朝日が文藝春秋と同じ切り口でどうするの?と思った。

571 :無名草子さん:2006/11/06(月) 19:09:26
俺は

山田まぁ許す 佐高氏ね 黒土頃す

だな。

以前誰かが黒土について書いてたけど、
ホントに俺とおんなじ原作読んでんのか?
って感想は、他の二人にも言える気がする。

572 :無名草子さん:2006/11/06(月) 19:36:03
山田洋次「鬼の爪」は面白かった。
「たそがれ清兵衛」よりもずっと良かった。
次の山田作品どうなんだろ。
「蝉しぐれ」は期待はずれ。というかつまらなかった。


573 :無名草子さん:2006/11/06(月) 20:29:15
俺は「たそがれ」はそれなりに評価してるが、
>>569氏が指摘しているような点が気になったのも事実。
いい部分は本当にいいんだけど、違和感のあった部分の全部が全部
山田監督の味付けだったてのがなんともまぁ…。
だから「鬼の爪」も「一分」も、観たいとも思わなかったし、今も観ていない。
黒土の映画は…語る気にもならない。あんな勘違い男はとっとと首(r


574 :無名草子さん:2006/11/06(月) 20:58:56
映像化でファンに評価されてるのは「腕におぼえあり」だけかのぅ。

575 :無名草子さん:2006/11/06(月) 21:15:13
>>574
「清左衛門残日録」もドゾー
…あたくし評価してませんが。

あとドラマ版「蝉しぐれ」もドゾー
…気になる部分に目を瞑れば評価も可能、という意味も込めてますが。

個人的に、100点満点中95点の評価をしてるのは「人情しぐれ町」のみ、
のあたくしが言うことですけれども。

576 :無名草子さん:2006/11/07(火) 01:41:51
去年の秋に出た
世田谷文学館「藤沢周平の世界展」図録
文藝春秋「藤沢周平と蝉しぐれの世界」
新潮社とんぼの本「藤沢周平 心の風景」

この3冊で事足りるような希ガス。
別冊太陽もアカヒの「週刊藤沢周平の世界」も
上の3冊の焼き直しの感が否めない。

577 :無名草子さん:2006/11/07(火) 21:46:08
「立花登青春手控え」も子供心には面白かったぞ。
当時は原作者なんて気にもとめてなかったから、後に藤沢作品に嵌って
この作品に辿り着いたときは軽くびっくりした。
原作読んでた人からするとダメダメなんだろうけどね〜。


578 :無名草子さん:2006/11/08(水) 20:49:51
「週刊藤沢周平の世界」は、宝塚で蝉しぐれが公演され、藤沢氏が劇場を訪れてそれについて
朝日新聞でコメントしていた、というのが収穫だった。
というかそのなかで田辺聖子と会話していたというのだけども、そこらへんすげぇ知りたいのぅ!


579 :無名草子さん:2006/11/08(水) 21:40:19
藤沢周平未刊行初期短篇
単行本出たね。


580 :無名草子さん:2006/11/09(木) 07:47:15
>>579
マジで!?
早速、買いに行こう!

581 :無名草子さん:2006/11/13(月) 21:39:44
ネタバレは文庫発売まで禁止ー☆

582 :無名草子さん:2006/11/13(月) 23:38:28
ハードカバー買っても、文庫出たらそっちも買いそうだ・・・
文藝春秋、商売上手だなぁ 

583 :無名草子さん:2006/11/14(火) 16:12:32
又蔵の火・・・久々に読んだがやっぱ暗いなorz
まあ、この暗さについてはあとがきで作者自身が語ってるけどさ

>>575
ドラマ版蝉しぐれは、俺的にもいまいちだったなあ
なぜか、全体的にじめじめとした雰囲気があった。
もうちょっと若々しくて清々しいイメージなんだがな俺には

お福の子役は可愛かったw

584 :無名草子さん:2006/11/14(火) 18:01:56
藤沢周平ビギナーでつ。
昨晩「漆黒の闇の中で」読了
一晩で一気に読んでしまった。

次はなんにしよう。
用心棒日月抄シリーズにいくか。

585 :無名草子さん:2006/11/14(火) 22:46:24
>>584
ようこそ!

586 :無名草子さん:2006/11/15(水) 00:37:51
ドラマ蝉しぐれ、けっこう好きなんだけど、毎回30年後のシーンが挿入
されるのが嫌だったお。あと「蟻の如く」のとこは子役にやってほしかった。
映画版と青年時代と子供時代をスイッチすればいいかも試練。

587 :無名草子さん:2006/11/15(水) 09:51:55
>>584
市井物が好きならよろずや平四郎活人剣
剣客ものなら隠し剣シリーズ

ビギナーなら、こんなところでどうよ!?
平四郎は市井物とは言わんかw

588 :無名草子さん:2006/11/16(木) 02:11:35
オリジナルじゃないが天保悪党伝は?

589 :無名草子さん:2006/11/17(金) 02:58:32
天保悪党伝は未読です。。スマソ。
藤沢文学入門編として、特に女性なら「橋ものがたり」がいいんじゃないかなぁ。
短編連作だし、入りやすい。

590 :589:2006/11/17(金) 03:04:54
持論のことのように書いてしまったが、これは去年
世田谷の「藤沢周平の世界展」で連れの女性(藤沢作品未読)を
伴って行った時に、学芸員さんにおすすめしてもらった。
小説自体あまり読むほうじゃなかった連れも、お陰で
藤沢さんの小説を読むになったよ。
個人的には、「蝉しぐれ」より「風の果て」が好きだ。

591 :無名草子さん:2006/11/17(金) 03:14:08
アカヒの「週刊藤沢周平」第2号
早くもネタ切れっぽい感じがあるんだが…

592 :無名草子さん:2006/11/17(金) 12:59:14
「ただ一撃」のご隠居が好き。

593 :無名草子さん:2006/11/17(金) 17:47:11
>>592 好きな話だけど三緒さんが死んじゃうのがなぁ…

594 :無名草子さん:2006/11/17(金) 19:56:21
「暗殺の年輪」買ってきた。
楽しみだ。

595 :無名草子さん:2006/11/17(金) 21:11:49
>>590
くしくも先日、久しぶりに「風の果て」を一気に読んだけど、初めて読んだ時よりも
さらに、こたえた。
思わず、「昔はあんなに仲が良かったのにな・・・」と、小声で泣いてしまった。

596 :無名草子さん:2006/11/17(金) 22:50:16
「風の果て」は「蝉しぐれ」と書かれた時期も近いし、二つで裏表、あるいは一対、みたいな所があるよね。
「蝉しぐれ」は映像化されて一般化してしまったけれど、
「風の果て」の世界は、まさに本を読んだ人だけが味わえる世界。
安易に映像化されない事を切に願うなぁ。

>>592>>593
「ただ一撃」は軽い衝撃を憶えた。
女性がこれを読んだら、どういう気持ちするんだろう?などと思ってしまった。

597 :無名草子さん:2006/11/18(土) 00:17:35
>>588
天保悪党伝って、まあ題材はオリジナルではないけども…
それより何か…藤沢周平が書いたとは思えない。
文章が別人みたいだ。
誰かに名を貸した作品じゃないのか。

598 :無名草子さん:2006/11/18(土) 21:32:24
週間藤沢周平。
内容が日月抄だけに注目して、孤剣、刺客、そして凶刃に触れないのは、
もはや異常だと思った。
藤沢作品のキーワードに「哀切」があるのだから、凶刃への流れというのは
切り離せないだろうし、また、三度も脱藩をさせてまでシリーズを続けた人気の背景と、
あのラストを持ってきた作者の意図を考察するくらいの、踏み込みはあって
しかるべきだと眉をひそめちゃったよ。ていうか、こんな扱い乱暴にもほどがあるじゃねぇか。
シリーズへの敬意と愛情が感じられないのが、くやしいくらいだ。



599 :無名草子さん:2006/11/19(日) 01:35:08
アカヒの週刊藤沢周平は、製作者側の藤沢さんへの勉強不足・愛情不足が見えて、
テキトーに作ってる感なんだよねぇ・・・(´・ω・`)

600 :無名草子さん:2006/11/19(日) 07:22:31
週刊藤沢周平の世界、ひどい、ぼったくり。
表1・表4入れて全36ページのうち、
10ページが日月抄とかいう、原作の抜書きにイメージフォトつけただけ。

598の書いたとおり、ぜんぜん内容に踏み込んでいない。
口入屋、浪人、忠臣蔵の解説でページ埋めてる。
これは最低だな。


601 :無名草子さん:2006/11/19(日) 14:35:13
タイトルに藤沢周平とついてれば何でも買うなんて思うなよっ!

602 :無名草子さん:2006/11/19(日) 17:40:52
それで買っちゃうからツンデレ。

603 :無名草子さん:2006/11/20(月) 00:25:33
というか、何で値段が前回の「蝉しぐれ」のときより高いんだ?>週刊

604 :無名草子さん:2006/11/20(月) 08:35:47
ちょっと質問なんですが、蝉しぐれのラストで、
お福と文四郎は寝たと>>424では書かれてるけど、
みなさんもそう解釈されたのですかね?
自分も寝たと思っていましたが、
キスどまりじゃないの!?と後輩に言われて、
うまく反論できなかったものですから。

605 :無名草子さん:2006/11/20(月) 17:16:02
あの人の白い胸など見なければよかったと思った。
と書いているじゃないか。

606 :無名草子さん:2006/11/20(月) 18:22:07
>>605
誰がどう見ても寝ています。本当にありがとうございました。

607 :無名草子さん:2006/11/20(月) 19:39:32
>>604
寝てない。文章を再度読み直せ。

>>605
>あの人の白い胸など見なければよかったと思った。
これは性行為に入ろうとしたが入れなかったことの名残。

608 :無名草子さん:2006/11/20(月) 21:25:12
>>607
上の人間じゃないが、お前はまた、どういう思い込みの読み方をしてるんだ…物語の結構がつかんだろう、それじゃ。

それは愛してるから、白い胸を思い出してもっとマンコしたくて苦しむって意味だ。
だから一方では深くも満たされて記憶が残ることになったのをしあわせに思ってるってんだよ。

読めない童貞や処女のアホもいるもんだなあ。
読み直せ。
どのくらいの時間がたったのだろう、だ。
なんですでに乱れた襟になっていて、それを掻き集めたんだ?
なんでふくは思い残すことはないんだ?

609 :無名草子さん:2006/11/20(月) 21:39:21
>>608
気持ちはわかるがもちつけw

610 :無名草子さん:2006/11/20(月) 21:40:00
>>607
寝てる。読み直すのはおまえさん。

>>608
>白い胸を思い出してもっとマンコしたくて苦しむって意味だ。

マンコしたくて?
きみのようにマンコのことばかり考えている人間にとっちゃそれでいいかもしれんが。
成就しない恋愛についての後悔と解釈するのが一般的だろ。

611 :無名草子さん:2006/11/20(月) 21:41:32
>>607
ちなみに入れなかったとしたら理由は何?
立たなかったとか?w

612 :無名草子さん:2006/11/20(月) 21:44:51
なんだこの流れはwww

613 :無名草子さん:2006/11/20(月) 22:19:17
自分もしたんだと思ってた。

だから、
>乱れた襟を掻きあつめ
たんだろうし

お福さまは、
>「これで、思い残すことはありません」
って言ったんじゃないのかな。

614 :無名草子さん:2006/11/20(月) 22:42:47
チンポ大きい
くーーーー気持ちよすぎる
だってwwwwwww
こいつアフォやろwwwww


615 :無名草子さん:2006/11/20(月) 22:44:19
乱れた襟を掻きあつめたというのを、途中でお福様が拒否ったとも考えられるし、
思い残すことはありませんというのも、エッチしたことの裏づけにはならない。
身体を寄せ合いお互いの愛を確認しあったことに満足しているのかもしれない。

2回くらい読んでエッチしたんだなと思うようにしたが、おれも最初わからなかった。

616 :無名草子さん:2006/11/20(月) 22:57:19
614 :無名草子さん :2006/11/20(月) 22:42:47
チンポ大きい
くーーーー気持ちよすぎる
だってwwwwwww
こいつアフォやろwwwww


とアフォが申しておりますw

617 :無名草子さん:2006/11/20(月) 23:22:23
>>614
短小!

618 :名無しさん@七周年:2006/11/21(火) 18:16:28
>>602
いや、買う気マンマンで本屋に行ったけど軽く立ち読みして買うのをやめたよ。
「藤沢周平」と名付ければ何でも買うと思わんでほしいね。

619 :無名草子さん:2006/11/22(水) 01:44:11
ところで蝉しぐれのラストに限ったことじゃないけどさ、
井上ひさしと藤沢周平のやりとりからも窺えるように、
藤沢周平が書かなかったことは「わからない」ことなんだから、
自分が一番好みだと思うような脳内補完、あるいは一番良い、
美しいと感じるような脳内補完をすりゃいいんだよ。
どうして正解がひとつだなんて思うんだ。
みんなそれぞれ正解。もしくはみんなそれぞれ間違ってるのさ。

620 :無名草子さん:2006/11/22(水) 04:51:35
問題になっているのは、事実の部分であって、
そこに限っては、藤沢周平の頭の中でしっかりできあがってた思う。
この場合、二人が寝たという事実があって、その後に二人が心情を吐露しているが、
その心情を抱く過程や成り行きなんかは読者が想像し、それぞれ正解であって
よいかと思うが、事実関係のことまで、「みんなそれぞれ正解」で済ましてしまうのは、
いかがなものか。
もちろん、時と場合によっては、事実関係のことまで読者の想像に委ねられることが
あるだろうし、あってよいと思うが、この小説のラストの二人が寝たという箇所に
限っては、そうではないだろうと思う。

621 :無名草子さん:2006/11/22(水) 14:06:28
平行線ですな。


622 :619:2006/11/22(水) 21:30:28
そうだね、俺は一応寝た派なんだけどなw
…寝たってのなんだかヤだな。結ばれた派かな。

で、問題になってるのは事実の部分、これには同意。
俺もそのつもりで全部正解、全部不正解と言ってるんで。
厳密に言って「寝たという事実」は書かれてないからね。
状況から言って結ばれたとみるのが妥当、だと結ばれた派は思っているというだけのことなんだよ。
そして同じ状況を見て、結ばれていないと主張する人たちもいるということなわけだ。

はっきり言って、作者以外の人がこの問題に結論出せるわけがない。
あのように描写されたあの場面をどう解釈するかは、読み手それぞれにかかってるのよ。
作者自身がどういうつもりで書いていたにせよ、はっきりとした描写がないうえに
作者があの場面についてのコメントを残していない(少なくとも俺は知らない)んだから、
どれが正しい、どれが間違ってるなんてことは絶対にありえないのさ。
あんまり堅苦しく考えないで、それぞれが自説を持ち寄って語るのがいいと思うんだけどな。
そりゃあんまり突飛な説は歓迎できないけど、いろんな読み方が知れるのって面白いじゃん。

今回の流れの中で一番の収穫は、おふくが拒否った説だな。今まで考えたこともなかった。
拒否るとすれば文四郎だと思ってたし、そうするとおふくの「これで思い残すことは」云々が
やや弱くなるかなーと思ってたんで、おふくが拒否った説には驚いた。

623 :無名草子さん:2006/11/23(木) 00:04:00
>>622
胴衣
おふくのほうから手紙を送っているので、彼女が拒否ったとは
思わなかった。文四郎の気持ちを聞いて(抱き合っただけで)
彼女は満足したっていうことなのかな。
それとも亡き藩主への操(敬意?)

あるいは、妻子持ちの文四郎としてしまうと(自分の気持ちは
満たされても)文四郎を不倫の道に引き込んでしまうと思って
身を引いた(拒否った)のかなー。なんにせよ深いな。

624 :無名草子さん:2006/11/23(木) 00:48:36
蝉の最終回の原稿は、単行本にするときにかなり書き加えたんだよね。
「文四郎さんが私の子で…」も「あの人の白い胸など見なければよかった」も最初は記述がなかった。

625 :619:2006/11/23(木) 01:39:31
んんー、ここまできて結ばれない道を選ぶてのは、こういうことだと思うんだ。
つまり求めてやまなかったものが手に入りそうになったとき、人はあえてそれを
手にしないってことがあるじゃない? やせがまんってのとはちょっと違ってさ。
理不尽な運命に対する意趣返しみたいな気持ちも含めて、今まさにそれを手に入れる
ところまできたけど…もうこれでいいじゃないか、みたいな。
これって俺も大嫌いな黒土のいう諦観なのかもしれないけど、そういう気持ちかな、と。
「霧の果て」のラストがまさにそうだったし。まああくまで俺の感想だけどさw

626 :無名草子さん:2006/11/23(木) 16:36:57
暗殺の年輪読了

黒い縄、暗殺の年輪、ただ一撃、くらい海、囮
全て秀作!大満足!


627 :無名草子さん:2006/11/23(木) 22:38:29
初めて読んだ十数年前からずっと、「寝なかった」のだと思っていた。
一連の発言に触発されて再読してみたが、その考えは変わらなかった。

>>620
「寝た」ことを証拠づける記述はどこにもない。
二人が抱き合ってからラストまでの描写は、
「寝た/寝なかった」、どちらでも矛盾なく流れていく。

長い間抱き合っていれば裾は乱れるし、
「白い胸」は広く開いた襟元からのぞく胸元かもしれない。
「どれくらいの時」は、それこそ1時間でも10分でもあり得る。
結局のところ、状況的に「寝た」と決定づける証拠はない。

>「文四郎さんの御子が私の子で、
>私の子供が文四郎さんの御子であるような道はなかったのでしょうか」
>「それができなかったことを、それがし、生涯の悔いとしております」

という悲しいやりとりをしみじみと交わした二人が、
お互いの気持ちのつながりをよりどころに、
深い諦念を秘めつつ穏やかな晩年を生きるにあたって、
わざわざ肉体が結ばれる必要はないだろう、という思うので、
私は「寝なかった」派です。似たような体験もあるし。

ただ、上に書いたようにどちらにも受け取れるので、
人に押し付けるつもりはない。

628 :無名草子さん:2006/11/23(木) 23:36:27
「似たような体験もあるし。」
ここを言いたかったわけですね。

629 :無名草子さん:2006/11/24(金) 21:31:10
よし、次は「闇の梯子」にチャレンジだw>626氏

これはなにげに「紅の記憶」が良いのです。
浅田次郎の「ラブレター」と通じるものがありまする。
とか書いてるうちに思い出して鼻の奥がツーンとしてくる…(涙

630 :無名草子さん:2006/11/24(金) 23:21:41
過去、身近に同じような境遇の人を知ってるので
読んでるとかなりつらい。<ラブレター

小説を読んでその内容と似たような実体験をした人と
しない人では、受け止め方も様々な気がする。

文四郎とおふくがセックスしたかどうかは
作者もそれほど重要に扱ってない気もする。
読者それぞれの受け止め方でよいような。

631 :無名草子さん:2006/11/25(土) 01:12:22
記述にないことをあれこれ想像するのも楽しい作業だよね。
史実に絡めた場合どうなるんだろうか、とかね。
俺なんか「風の果て」好きなあまり、年表作ろうかと思っちゃったくらいだ。
面倒くさいからやってないけど、週刊藤沢周平が特集してくれたら、
その号だけ買うかもしれん。

632 :無名草子さん:2006/11/25(土) 05:37:10
>わざわざ肉体が結ばれる必要

いや、そのぅ。やっぱ証みたいのは欲しいんだよ。

633 :無名草子さん:2006/11/25(土) 13:15:29
これから寺に入るわけだし、一回くらい好きだった人に抱いてほしい
って思うのは女子として自然なことなんジャマイカ

634 :無名草子さん:2006/11/25(土) 15:19:42
でも「一回だけ」って、幸福な気持ちと切ない気持ちが両方くるんだよね・・・
した/しないは別として、文四郎もおふくも大人だなと思った。

635 :無名草子さん:2006/11/25(土) 19:08:44
そこで読者どうしがこれだけ語り合えるところが、藤沢作品のすばらしいところです。

636 :無名草子さん:2006/11/25(土) 23:19:34
>>635
ここ数日のスレの伸びはすごいですよね。
皆さん、深く読み込んでるんだなと思った。尊敬・・・

637 :無名草子さん:2006/11/26(日) 00:15:28
このスレ眺めてたら、作品を読みたくなってくるなぁ
でも、まとまった時間が無いから、どうしても短編しか読めないんだよね

638 :無名草子さん:2006/11/26(日) 01:18:57
確かにみんな深く読んでいるね。
自分は文四郎の成長過程に思い入れをして読んだから、
奉行になってからの話は、後日談として割合さらっと読んだ。
ちなみに自分は「した」派だけど、そうでない解釈もあって良いと思う。

>>631
「風の果て」は青年時代と家老時代が入り組んでいて、確かにちょっとわかりづらい。
週間藤沢周平、3号の残日録は年表があるから、可能性はあるかも。

639 :無名草子さん:2006/11/26(日) 01:30:24
>>631
情報サンクス。
どうせ編集者も見てるだろうことだし、ここでリクエストしとくかな。
風の果て年表作ってくださいおながいします♪

640 :無名草子さん:2006/11/26(日) 01:33:43
自分にレスしてどうする俺orz
改めて、>>638氏サンクス。

「風の果て」では、不遇の能吏花岡郷助と、
実は愛に生きた人なんじゃないか野瀬市之丞が好きな俺なのさw

641 :無名草子さん:2006/11/27(月) 02:28:06
>>624
>「あの人の白い胸など見なければよかった」も最初は記述がなかった。

だとすると、初稿で伝わりきらなかった作者の意図を補充したともとれる。
寝たことを直接的に表現するのは作品の雰囲気にそぐわないし、結末だから下品になる危険を避けたんだと思うな。
結ばれなかったと受け取られかねないと、藤沢さんは単行本ではギリギリの線できっちり伝えたかったんじゃないかな。
白い胸を見た、というのは「抱かなかったが胸だけ見た」というような妙な状況の説明ではなく
そのまま「結ばれた」というサインとして素直に受け取っていいと思うんだが。

抱くのをやめた、あるいは抱かれるのを拒否したとしたら、その感情の変化の描写があって然るべき。
もしそういう意図ならば、その辺の描写が読ませどころだろうし。

解釈は人それぞれだけどね。
結ばれなかったとしたらあまりに二人が哀れで、私は結ばれたと思いたい。

642 :無名草子さん:2006/11/27(月) 22:25:31
空気を読まずに質問するがご勘弁を

馬の骨で結局、秘太刀の使い手は誰なの?
もちろん話の中では矢野藤蔵って事で終ってる。
けど、後書きの解説(出久根達郎)を初めて読んだら
実は使い手は、主人公浅沼半十郎の妻の杉江である、と遠まわしに書かれてた
???ってなったわけで…
どなたか教えてくだされ

643 :無名草子さん:2006/11/27(月) 23:08:56
>>642
参考にリンク
ttp://www.j-real.com/ta-san/fjsw/suuhen06.html

NHKドラマ化に合わせてオール読物で寄稿があったんですが、それでは
雑誌掲載時・兼子庄六→単行本収録時・矢野藤蔵
ってことで語られていた気がする。
2005年9月号だったと思うので、よろしければ図書館で借りられては。


644 :無名草子さん:2006/11/27(月) 23:25:24
解釈話に便乗なんですが、「女人剣さざ波」って皆さんどう思われます?
むかし最初に読んだとき、やっと夫婦の心が通じあって良かったなあ、
とただ喜んだんです。「盲目剣谺返し」みたいなハッピーエンドだと。
でも映画化のついでに隠し剣シリーズを再読したら、何かひっかかって
しまって。

孤影抄の他の使い手たちはみんな死んでるのに、邦江だけは命を
長らえました、ってのはちょっと不自然じゃないか。
ほとんど瀕死の重傷を負ったはずなのに、奇跡的に回復して
(どこかに障害は残ったとしても)末長く夫婦ともに暮らしました、と
いうオチがありうるのか。
ぶっちゃけラストに「邦江はその夜、息を引き取った。」とかいう一文が
あってもおかしくないんじゃないか。
でも藤沢さんはそう書くに忍びなかったから、バッドエンドの手前で
筆を置いてハッピーエンドのごとくみせかけたんじゃないか。

考え過ぎなのかもしれないけど、後日談がないからこそ色々想像を
たくましくしてしまいます。どう解釈しても好きな本であることは変わり
ないんだけれど、あのラストが邦江の幸せの絶頂だったのだろうか、と
思うと何だか寂しくて胸が締め付けられます。

645 :無名草子さん:2006/11/28(火) 00:45:12
>>644
>末長く夫婦ともに暮らしました、というオチがありうるのか。

アリに一票。

>孤影抄の他の使い手たちはみんな死んでるのに、邦江だけは命を
>長らえました、ってのはちょっと不自然じゃないか。

他が全部死んでいても一人だけ生き残っててもいいんじゃないかな
むしろ全員死んでしまったらワンパターンじゃない?読む前から主人公が死ぬと予想できるのってどうかと思うんだが
(つか漏れの大好きな「松風」って孤影抄じゃなかったっけ)

藤沢さんも男だから、邦江みたいなタイプはハッピーエンドにしてあげたくなるんじゃない?

646 :無名草子さん:2006/11/28(火) 00:53:40
風の果てや海鳴りを読んだ後では騒がれるほど蝉時雨がおもしろく感じなかった

647 :無名草子さん:2006/11/28(火) 02:22:05
結局仙台の周平展には行けなかったな(´・ω・`) ショボーン
世田谷には何度かいけて感動できたからよしと思うべきか。
もう巡回はないそうなので、あとは鶴岡の記念館開館待ちみたいだね。

648 :無名草子さん:2006/11/28(火) 02:50:16
井上ひさしつながりだったのかねぇ>世田谷と仙台。
世田谷の学芸員さん、若い美人さんで(;´Д`) ハァハァ
てっきり、オタッキーなオサーン数人で展示・企画やってたと思ってたw
「蝉しぐれ」の映画やTVで藤沢さん知った一見さんの客に、オススメの本を聞かれてて
丁寧に文庫本1冊づつ説明したり、車椅子の視覚障害者のお客さんに
声で展示説明したりしてたお。
この展覧会が素晴らしかっただけに、記念館も良いのにしてほしいけどね。
もっと、海坂藩をクローズアップした企画キボン。

649 :無名草子さん:2006/11/29(水) 00:57:33
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000014-khk-toh
名作に舌鼓 藤沢周平など…メニュー好評 仙台文学館喫茶

仙台文学館(仙台市青葉区)内の喫茶・軽食コーナー「杜の小径(もりのこみち)」で出される文学者ゆかりのメニューが人気を集めている。
文学館の企画展示に合わせて提供される特製料理で、いずれも三山タエ子店長(62)が著作を読んだり、
作品の舞台となった場所に出掛けたりして完成させた逸品だ。
三山店長は「来場者が増えるきっかっけになればうれしい。いろいろな特別メニューに取り組みたい」と張り切っている。

現在の特別メニューは「海坂藩の食卓」(1000円)と「蝉しぐれセット」(630円)。
特別展「藤沢周平の世界展」に合わせ、藤沢周平の出身地・山形県庄内地方の名産品をそろえた。
海坂藩の食卓は、棒タラの煮物やむきそばの汁物、温海カブの酢漬けなど。特別展は5日で終了したが、好評なため30日まで延長している。

2004年4―7月の「宮沢賢治展」の期間中は、賢治が農民に栽培を勧めた
水稲品種「陸羽132号」のご飯にキノコのあんをかけた和風チャーハンを創作した。
今年4―6月の高村光太郎・智恵子展では、光太郎の詩「卓上の七月」に登場する鶏肉のホワイトソースがけが好評だった。

文学者ゆかりの料理を初めて作ったのは2000年3月。石川啄木と寺山修司の特別展に際し
「作家にちなんだ食事を出せないか」と思い付き、啄木が好きだった「はっと汁」を出した。
その後も企画展示のたびにメニューを考案し、これまでの特製料理は計15品に上る。

以前は、普通の主婦だった三山店長。自分で作った料理を店で出した経験はなかったが、
小さいころは文学少女で、図書館通いの日々だったという。
「海坂藩の食卓」を考案するのにも、藤沢周平の「蝉しぐれ」など主な著作を10冊以上読み、実際に庄内地方を巡って、献立と素材を決めた。

「遅くとも3カ月前からメニューの準備に取り掛かる」と三山店長。
現在は来年1―4月に催される歌人扇畑忠雄の企画展に向けて、献立の構想を練っている。
連絡先は杜の小径(HP参照)。

(河北新報) - 11月28日14時30分更新

650 :無名草子さん:2006/12/01(金) 03:19:13
去年の世田谷文学館で買った藤沢周平展図録の背がはがれて、ページが取れてきた_| ̄|○
買いなおしたくてももう品切れなんだよなぁ。

651 :無名草子さん:2006/12/01(金) 22:35:16
藤沢周平作品を読み始めたんだけど、
隠し剣二作のような雰囲気の作品(下級武士がメインで、剣の腕が立ってというのような)
って何がある?
教えて欲しいんだが・・・・

652 :無名草子さん:2006/12/02(土) 10:19:57
藤沢作品の中で?
それとも時代小説で?


653 :無名草子さん:2006/12/02(土) 11:14:41
藤沢作品で

654 :無名草子さん:2006/12/02(土) 11:30:00
藤沢作品なら武家モノのほとんどがそんな感じじゃないか?


655 :無名草子さん:2006/12/02(土) 11:45:19
654だがあまりにそっけない書き方に我ながら気が引けたので
とりあえず文庫本タイトルで書き出しておこうか。

新潮文庫「たそがれ清兵衛」
文春文庫「麦屋町昼下がり」

無論このほかにもいろんな作品はあるんだけど、おそらくこの2冊なら
「隠し剣」に近いと思えると思う。
あと文春文庫「秘太刀馬の骨」も隠し剣の系譜だと思うけど、これは長編になるから
イメージがちょっと違うかも。


656 :無名草子さん:2006/12/02(土) 19:36:51
>>655
d

657 :無名草子さん:2006/12/02(土) 23:20:51
651は、それのどこに惹かれた?
いや、隠し剣の二冊について「どれも同じ話」という話をよくみかけるんだ

658 :無名草子さん:2006/12/04(月) 19:32:31
>>657
うーん…地味さ、かなあ
藩の騒動は絡んでくるけれども、結局は主人公とその身近な人間数名を中心に据えた
小さい話(貶しているワケじゃないよ)であるところとかね。
悲しい結末の話が多いけれども、読み終わった後に暖かいものが残るってのも
大きいかな
偏屈剣のラスト、ベタといえばベタだが凄く好きだ

659 :無名草子さん:2006/12/04(月) 20:14:45
ベタを魅力的に書く人を大衆作家というのです。

660 :無名草子さん:2006/12/04(月) 21:50:57
魅力的だと自分で感じた部分が、恐らくベタという表現内に収まるものであると
判断し、その結果と世間の評判を比較して大多数の「ベタ」と重なるであろうと
自分で判断できるものを大衆作品という。
たとえば「大衆作家」という名称はカテゴライズする便利さから利用するだけで
あり、原因ではなくそのひとつの結果である。

こうですか?わかりません><


661 :無名草子さん:2006/12/04(月) 22:23:47
流れ読まずにスマソ
みなさんは武士の一分観にいくんですか?

662 :無名草子さん:2006/12/04(月) 22:36:17
悪い評判を聞かない、からね。
年明けには行くかな。

663 :無名草子さん:2006/12/05(火) 00:20:48
CM観たら、もしかして悪くないかも、なんて思った。

664 :無名草子さん:2006/12/05(火) 00:42:10
藤沢周平がからんでる作品だったのか。いま初めて知った。
藤沢周平の時代劇とあるけど、藤沢周平の時代劇の世界を映像化してるだけだよね?

http://books.yahoo.co.jp/fair/detail/rekishinovel

665 :無名草子さん:2006/12/05(火) 00:51:15
盲目剣の映像化だろ?

666 :無名草子さん:2006/12/05(火) 01:09:18
>>655
「麦屋町昼下がり」 いいねぇ

667 :無名草子さん:2006/12/05(火) 04:50:45
武士の一分は行こうかなと思ってる。
藤沢作品と思わずに見れば、それなりに面白そう。

668 :無名草子さん:2006/12/05(火) 08:36:43
藤沢作品をつなぎ合わせて大河ドラマに出来ないものでしょうか。
例えば[海坂藩の日々」。

669 :無名草子さん:2006/12/05(火) 13:49:27
以前、藤沢作品好きが高じて、海坂藩のお家騒動等を年表として作成して
いましたが、途中で頓挫してしまいました・・・。

670 :おーやん ◆wCXLl0A2Lo :2006/12/05(火) 23:25:13
>>661
 初日に見に行きました。
 藤沢作品だと思わなければ、良い作品と言えます。

671 :無名草子さん:2006/12/06(水) 13:36:18
映画を楽しむポイントは
「藤沢作品だと思うな」ですね。

672 :無名草子さん:2006/12/06(水) 15:50:20
キモタク嫌いだしなー
何を目当てに見ればよいのか

673 :無名草子さん:2006/12/06(水) 16:19:49
>>672
見なければいい

674 :無名草子さん:2006/12/06(水) 16:32:52
>>673
そうするw

675 :無名草子さん:2006/12/06(水) 22:28:41
時代劇、が今後作られるかどうかの試金石、という気もするのだな。


676 :無名草子さん:2006/12/07(木) 01:10:34
時代劇は今までもずっと作られて来たし、藤沢さんからめなくても今後もずっと作られるよ。
ここ数年では「雨あがる」とか良かった。




だから藤沢さんネタで儲けようとすんなや>流行り物好きの映画屋さん方

677 :無名草子さん:2006/12/07(木) 13:05:22
「雨あがる」は山本周五郎のが原作だっけかな


678 :無名草子さん:2006/12/08(金) 08:37:33
なんか女だけが喜びそうな映画。

679 :無名草子さん:2006/12/08(金) 18:42:31
いやいや、お内儀が良いよー。目の保養だよー。

680 :無名草子さん:2006/12/08(金) 21:08:47
見てきたよ。
原作にかなり忠実で、変にいじり壊してないのが好漢もてた。
キムタクは、最初まったく期待してなかったけど、意外によかったよ。
殺陣が上手だし。
原作では標準語だけど、映画は庄内弁。庄内弁も自然だった。
「生きている三村新之丞」だったな。
坂東三津五郎も「生きている島村藤弥」だった。

ただ、原作読んで自分なりの強烈なイメージを持っていて
それを絶対壊したくない人は、映画がどんなによく出来ていても
必ず不満が出るだろうから、見ない方がいいとは思う。
結末もちょっとだけ変わってたし。

681 :無名草子さん:2006/12/08(金) 21:25:05
藤沢周平読んで、感動したり面白かったりしたから→そのリスペクトを、自分で感じた
ファーストインプレッションを、リピートしたい、
できればもう一度初読の楽しみを味わいたい、というのがこのスレの人々。
映画屋さんは、→リスペクトしたから、それを自分で映像化したい、と考える。
リスペクトのしかたがぜんぜん違うんだ、と思った方がいい。
もちろん、映画屋さんの力量や、好みにも拠るけどね。
あんまり悪意に思わないほうがいいと思うよ。

682 :無名草子さん:2006/12/08(金) 22:49:56
リスペクトってここ1年くらい前からはやってるよな

683 :無名草子さん:2006/12/08(金) 22:55:44
ここで聞くのもなんだけど、
武士の一分は盲目剣以外の短編は混ざってないの?
前二作みたいに

684 :おーやん ◆wCXLl0A2Lo :2006/12/09(土) 00:42:16
>>683
 今回は「盲目剣谺返し」のみを扱っています。
 もっとも、「谺返し」という言葉が出て来ないんですが。

685 :無名草子さん:2006/12/09(土) 12:42:00
>>684
ありがとう

686 :無名草子さん:2006/12/09(土) 21:20:31
秘剣についてはほとんど描かれてなかったね。
もともと腕は立ったにしても、一分を守るための覚悟
だけで戦った感じ。立ち会いの結果がちょっと変えられ
てたのは、個人的には割といいと思った。
ただラストの飯炊き女の正体が明かされるとこは
もうちょっと引っ張ってもいいんじゃないかと思ったが
主人公視点の小説と違って映画はカメラアイだから
あんまり内緒にすると不自然になっちゃうのかもね。
その割には文鳥のシーンとかベタだったが。

687 :無名草子さん:2006/12/10(日) 01:45:59
まぁその…上映中だからこれから見に行く人もいるだろうし
話しの筋については上映終了後にあれこれ触れたほうがよいのでは…



漏れは見に行かないからいいけどw

688 :無名草子さん:2006/12/10(日) 05:33:46
映像ネタに便乗するけど、1月から時専chで始まる、「立花登 青春手控え」が
かなり楽しみ。全話見たことないから。

689 :無名草子さん:2006/12/10(日) 17:13:13
映画見に行ってきました。

木村拓哉ではなく壇れいを見に行くと思えば吉。
山田監督の三部作全てに共通している事は最後が蛇足。
映画らしい終わらせ方といえばそうなんだけどね・・・

690 :無名草子さん:2006/12/10(日) 21:18:44
何、この1ヶ月の書き込みの多さ。
「週刊藤沢周平」と「武士の一分」の効果か。
……みんなもうちょっとカタムチョでいこうよ。

691 :無名草子さん:2006/12/10(日) 21:31:35
カタムチョ?

692 :無名草子さん:2006/12/10(日) 22:56:45
カタムチョ?

693 :無名草子さん:2006/12/10(日) 23:29:18
>>688
http://www3.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/soukyoku/2006/11/002.pdf

NHKBSでも再放送するみたいだね。
上手くいけば通年で色々放送してくれるかもしれない。
うちは時専加入していないし、総合のうつりがあまり良くないんで歓迎。

694 :無名草子さん:2006/12/11(月) 00:43:55
カタムチョ、知らなかった…


695 :無名草子さん:2006/12/11(月) 09:53:10
>688,693

サンクス。見てみる。
でも月1って・・・。

696 :無名草子さん:2006/12/15(金) 01:40:16
「早春」って読んだ方いますか?あれどうですかね?

697 :無名草子さん:2006/12/16(土) 09:02:08
読んだの?

698 :無名草子さん:2006/12/16(土) 10:09:00
どうですかねって言われても、どうなんだろねって言うしかないw

なぜあれなのか、なぜああなのか。
正直、わからん。

研究の対象にはなるかもねぇ。


699 :無名草子さん:2006/12/16(土) 13:09:58
現代劇を書くにあたって時代物に絶対にないモノ、として、電話を持ってきたのはさすがだと思った。


700 :無名草子さん:2006/12/18(月) 18:10:22
最近藤沢周平の本にはまってるんだけど、
隠し剣いいな。右京太夫大活躍。

701 :無名草子さん:2006/12/21(木) 19:17:11
宿命剣鬼走りよすぎるね。


702 :無名草子さん:2006/12/22(金) 01:04:34
映画のセットが取り壊されて移転したくらい、なんだっつうんじゃ!
おのれのせいで原作への想いをぶち壊されたヤツだって居るんじゃ!

703 :無名草子さん:2006/12/22(金) 23:02:40
たそがれ清兵衛っていうより祝い人助八みたいなんですね。

704 :無名草子さん:2006/12/22(金) 23:19:12
竹光始末みたいでもあるんですね。

705 :無名草子さん:2006/12/23(土) 01:53:39
他にもこっそりいろんな作品が紛れ込んでるよ>映画「たそがれ清兵衛」

706 :無名草子さん:2006/12/23(土) 11:31:30
俺は必死剣がいい
あの破滅っぷりは読んでいて腹に来る
でも、のらりくらりと交わしたり奇跡が起こったりして
ハッピーエンドになるよりは、あのほうが現実的だし訴えるものがある

707 :無名草子さん:2006/12/23(土) 17:51:03
俺は偏屈剣だなあ

708 :無名草子さん:2006/12/23(土) 21:51:10
オイラは邪剣、臆病剣、酒乱剣、盲目剣。

709 :無名草子さん:2006/12/24(日) 00:14:49
僕は陽狂剣かげろう

710 :無名草子さん:2006/12/24(日) 02:05:12
隠し剣どれもいいですよねぇ
悲しい最後が多いからか私は臆病剣が一番好き
敵を迎え撃つ前の和泉守とのやりとりで一笑いさせられ
一転、斬り合いの緊迫感かっこ良さに惚れ惚れする

711 :無名草子さん:2006/12/24(日) 06:53:36
パッピーエンドなので女人剣で。鬼走りは結局一家全滅なんて悲惨過ぎる。

712 :無名草子さん:2006/12/24(日) 13:26:57
ふむ、人によって好みが分かれるものですな。深いなぁ。

713 :無名草子さん:2006/12/24(日) 14:05:27
やはり鬼走りでしょ!やあっ自害して
霧が立ちこめるの。サイコー!

714 :無名草子さん:2006/12/24(日) 17:17:28
この人、短編が多いんで今一読む気にならん
映画はいいんだけどなー

715 :無名草子さん:2006/12/24(日) 17:21:00
映画はいいって、ここでは珍しい感想だなw

716 :無名草子さん:2006/12/24(日) 17:27:30
>>714
映画のどこがいいのか詳しく

717 :無名草子さん:2006/12/24(日) 17:36:45
ほー、ここは映画の評判悪いのか
原作と随分違ってるんだろうな
今年のNHK大河みたいなもんか?
あれは酷かったがw

718 :無名草子さん:2006/12/24(日) 17:43:55
俺も臆病剣がいいな
草薙あたりでやってくれないかな

719 :無名草子さん:2006/12/24(日) 17:46:30
釣り師降臨中

720 :無名草子さん:2006/12/24(日) 17:54:09
>>718
草薙でもいいが監督が幼児じゃダメだ

721 :無名草子さん:2006/12/24(日) 18:13:25
もう映像化はやめてほしい。

722 :無名草子さん:2006/12/24(日) 22:07:51
じゃあ、ここで漫画化を提案してみる
山田風太郎作品の漫画化をしているせがわまさきぐらいの
腕と愛がないと、目も当てられないものになるのは映画といっしょだが

723 :無名草子さん:2006/12/24(日) 22:18:13
漫画化もできればないほうがw


724 :無名草子さん:2006/12/24(日) 23:22:46
じゃおまいらの脳内での妄想化を命ずる

725 :無名草子さん:2006/12/25(月) 00:29:01
無論

726 :無名草子さん:2006/12/25(月) 00:48:43
う〜ん、でもね、もうテレビ局や映画会社が、優良コンテンツとして認識しちゃってると思う。
自分も安易な映像化には反対だけれども。
NHKBS2の再放送もどうやら毎週みたいだし、
「私の藤沢周平」みたいなミニ番組も制作するところをみると、
今年金曜時代劇で藤沢作品やるんじゃないっかと勘ぐってしまうな。

727 :無名草子さん:2006/12/25(月) 00:50:06
間違えた。
今年じゃなかった、来年ね。

728 :無名草子さん:2006/12/25(月) 00:56:15
一分のCMで出てくる感動コメント述べる観客達
藤沢ファンっぽいのが誰一人としていなかったwww
ジャニヲタ女キモス

729 :無名草子さん:2006/12/25(月) 11:08:27
ああいうCMを打つときって、大概カスな映画だよな

730 :無名草子さん:2006/12/25(月) 13:29:57
週刊藤沢周平からの話でスマンが、佐藤江梨子が
いいこといってた。ちゃんと藤沢周平読んでいるし、
「若い人がもっと読むべき」とマトモな事いっとった。

731 :無名草子さん:2006/12/25(月) 13:37:31
別に読まんでもいいんちゃう。
鬼走り映像化キボンヌ!!

732 :無名草子さん:2006/12/25(月) 17:12:01
若いうちに本に接するのは大事だよな。

733 :無名草子さん:2006/12/25(月) 21:47:04
>>730
自分も同じページ立ち読みしてきたばかり。
佐藤江梨子が藤沢周平好きだったなんて以外。
「静かな木」や「雪明かり」が良いなんて言う所がまた渋い!

734 :無名草子さん:2006/12/25(月) 23:42:44
賽子無宿とか囮、溟い海が好きなんて言われたら

735 :無名草子さん:2006/12/26(火) 00:01:18
妄想というか各人が映像にして読んでいるだろうからね、本って。

読まない人は、ほんとに本(活字)を読まないけれど、
あの等間隔の行間から間を感じる楽しさを味わって貰いたいよ。

映像は映像で面白い(こともある)

736 :無名草子さん:2006/12/26(火) 01:41:55
サトエリは真面目な娘だよ
阪神大震災で被災していろんな事考えたらしい

737 :無名草子さん:2006/12/26(火) 02:52:24
地域の古本屋(4店舗)から藤沢作品が消えかかってる・・・
つい、一ヶ月程前は結構揃ってたのに、今じゃ「蝉しぐれ」だけとか名札だけ
静かなブームなのか?

738 :無名草子さん:2006/12/26(火) 20:39:02
静かなブームってのは、つまり流行っていないということではないか!?

まあ、今映画やっているからだろうねえ
映画そのものが原作未読者が観て面白かったなら、原作に手を出してみるだろうし
去年の甲賀忍法帖の実写「Shinobi」は、未読者が観てもカスだったせいで
漫画のヒットで再燃していた原作人気を見事失速させてくれたようだが


739 :無名草子さん:2006/12/26(火) 20:39:09
早くブーム終わってくれ早くブーム終わってくれ早くブーム終わってくれ…
お願いだからそっとしておいてくれよぅ。

740 :無名草子さん:2006/12/26(火) 21:14:38
藤沢のフの字も知らない知り合いのジャニオタが見に行ったらしい
感想は「カッコよかった〜(はぁと)」の一言・・・

741 :無名草子さん:2006/12/26(火) 21:48:02
俺の言いたいことは、>>676氏の言った

「だから藤沢さんネタで儲けようとすんなや>流行り物好きの映画屋さん方」

これに尽きる(涙)


742 :無名草子さん:2006/12/27(水) 01:24:26
映像を創る側だけでなく、それに協力的な出版社の存在もあると思うよ。
特に文藝春秋。
近年の映像化作品は、たそがれ以外は文庫は文春文庫のものばかり。
映像化されれば文庫は売れるしね。
キネマ旬報の特集には、近年は原作ものの小説が映画化される傾向が強いそうで、
ランキングには文藝春秋も上位にあった。
黒土三男を支え続けたのも、文藝春秋の編集者だと読んだ記憶がある。

743 :無名草子さん:2006/12/27(水) 06:00:14
>>739
気持ち悪いな、あんた。

744 :無名草子さん:2006/12/27(水) 07:24:09
>>743
そりゃすまなんだ。だが俺の本音。

745 :無名草子さん:2006/12/27(水) 10:02:31
そういや来月、文藝春秋から「海坂藩大全」というのが
出るんだって。
海坂藩ものの短編を集めて上下巻にまとめてあるらしい。
これも映画効果かな。でもちょっと面白い試みだよね。

746 :無名草子さん:2006/12/27(水) 18:24:28
>>676
> だから藤沢さんネタで儲けようとすんなや>流行り物好きの映画屋さん方

あーー、本当に激しく同意。

山田洋次の何が頭に来るって、色々な物語から美味しいところだけとって一つの作品にしてしまったところ。
藤沢周平の名を使ってワガママ爺が好き勝手やるな!と言いたい。

747 :無名草子さん:2006/12/27(水) 20:08:41
>>746
作品として面白ければ、マトモな出来ならば構わないって思ってる自分は異端かな
映画は映画、原作は原作と割り切ってる
製作者の、作品に対する愛や敬意が感じ取れればそれでいいって済ましてるよ
山田×藤沢は「たそがれ〜」しか観てないけど


748 :無名草子さん:2006/12/27(水) 22:46:54
>>747
俺は同意する

藤沢作品に限らず
原作が好きでそれが映画化されれば見るし
ふと見た映画が気に入れば原作も読む


最近思ったのが
映画=原作と勘違いしてる人いるね

749 :無名草子さん:2006/12/27(水) 23:30:47
自分は、藤沢周平の世界観や小説の中に込められているものが、いかに表現されているかかな。
あとは自分の感覚やイメージと映像化されたものが、どれぐらい近いかとか。
ものによって別物と割り切れる場合もあるし、そうでない場合もあるよ。

自分の場合は、短編は長編に比べて、さほど「この人物はこう」みたいに
強いイメージが作られにくいせいか、ダメージは比較的少ない。
長編もので、合わなかったり、納得出来ない場合の方がきつい。

750 :無名草子さん:2006/12/28(木) 00:49:27
映画化の場合、結局は、
お も し ろ い かどうかだと思う。
面白ければ、原作を組み合わせたり、内容を弄ったりしても(そこに敬意は必要だが)、
まあ許せるんじゃないかな。
最悪なのは、原作を曲げたくせに、つ ま ら な い 場合だね。
原作ファン以外の人が見ても。

751 :無名草子さん:2006/12/28(木) 01:36:09
映画は山田のイメージを映像化しただけだからね。

って分かっててもなんか認められないんだなコレが。

752 :無名草子さん:2006/12/29(金) 08:08:30
要するに「ゲド戦記」の作者や「デビルマン」のファンが激怒してるのと同じ。
なぜあの原作がこうなっちゃうのか、と。
そこにリスペクトはあるのか、と。


753 :無名草子さん:2006/12/29(金) 12:55:09
原作者の名前表記を間違えない分、SHINOBIよりはマシだよ>ゲド・デビル
目くそ鼻くそだが

754 :無名草子さん:2006/12/29(金) 13:35:56
「原作と映像は違う」
観る側がこう言うのは構わないけど、作る側がそれを免罪符にするなよ。

755 :無名草子さん:2006/12/29(金) 22:57:01
映画は映画で、たそがれはわりと好きだが、今藤沢を読むのは
木村ハウルファンと思われそうで嫌な女子の私。

756 :無名草子さん:2006/12/29(金) 23:04:36
清左衛門残日録なら、そんなライト層にはみられんよ、多分

757 :無名草子さん:2006/12/30(土) 09:56:04
いやいや、むしろあれだ、白き瓶だ。これならツワモノと見られること間違いなし。

758 :無名草子さん:2006/12/30(土) 17:01:25
>757

俺はいまだに手をつけてない。



759 :無名草子さん:2006/12/30(土) 17:32:29
蝉時雨も山田ですか?

760 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:04:22
ぐぐりなさいよ。

761 :無名草子さん:2006/12/30(土) 21:24:24
白き瓶なぁ・・・。俺も一度流し読みしただけだった。むりぽ。
でも、ここにいる藤沢周平が、“本当の”藤沢周平なんじゃないかという気がしている。
白き瓶も市塵も義民が駆けるも、コアな藤沢ヲタを名乗るつもりなら、避けては通れない道なんだろうな。

762 :無名草子さん:2006/12/30(土) 23:48:33
世田谷文学館での周平展のとき、勢い余って売店で「白き瓶」買ったが
20ページぐらいで挫折中_| ̄|○

763 :無名草子さん:2006/12/31(日) 01:33:11
「義民が駆ける」は、駆けるという言葉の響きから
ドラスティックなアクション活劇物かと思ったが、
読み進めるともう最初のイメージがガラガラとry

764 :無名草子さん:2007/01/02(火) 11:43:38
蝉しぐれって宝塚で公演されてるんだってねー
見てみたい

765 :無名草子さん:2007/01/02(火) 12:36:03
ヅカ版「蝉しぐれ」かー・・・ 
漏れはいいや

766 :無名草子さん:2007/01/02(火) 14:15:37
講談社文庫「雪明かり」には8つの短編が収録されていて、その8作品はすべ
て文春文庫と新潮文庫にも収録されています。たとえば「恐喝」は文春の
「又蔵の火」に、「入墨」は文春の「闇の梯子」に、また「潮田伝五郎置文」
は新潮の「冤罪」に収録されています。藤沢周平の全作品を読破しようとする
読者が新潮、文春、講談社のすべての文庫本を入手して読み始めますが、この
ような重複があれば大変不都合なことになります。なぜこのような重複が起き
ているのか、ご存知の方があればご教示ください。
私の場合は、読みもしない講談社文庫「雪明かり」を購入することになりました。

767 :無名草子さん:2007/01/03(水) 01:32:03
>>766

 新潮文庫版それぞれの初版発行日と、講談社文庫版「雪明かり」の
初版発行日を比べてみましょう。

 私の場合、一度読んだ本でも二度、三度と読むことが多く、通勤用の
鞄に、文庫本を数冊放り込んで出かけることも多いので、講談社版は
講談社版で重宝しております。
 せっかく買ったのでしたら、改めて読み直してみるのもいいのでは。
傑作がそろっているのですし。

768 :無名草子さん:2007/01/03(水) 04:44:07
小説でも漫画でもそうだけど、重複を嫌がって全作品コンプリートは無理だよ

769 :無名草子さん:2007/01/04(木) 14:47:07
重複さす方が悪い、ちゅうねん。

770 :無名草子さん:2007/01/04(木) 15:48:58
ここで言わずに出版社に直接言えばよいのではないかと

771 :無名草子さん:2007/01/05(金) 11:06:35
藤沢の文庫本は、最初が78年の「暗殺の年輪」だけど、これが当初あまり売れず
本格的な文庫化は81年以降なのよ。
(例外として80年に義民が駆ける(中公文庫)があるけど)
そんな時、79年に講談社がいくつかの単行本から選択して文庫化したわけで、
お気持ちは判るけど、当時の勇気に免じて許してやったらどうでしょう。
767さんも言ってるけど、いい作品が揃っているし。

772 :無名草子さん:2007/01/05(金) 11:47:21
せいぜい数千円のことじゃないの?
そこまで嫌なら買わずに図書館行けばいいのに・・・

773 :無名草子さん:2007/01/05(金) 19:05:39
知人が出版社と放送業界に勤めてるんだけど、2ちゃんやヤフトピのチェックは
誰もが普通にやってることなんだそうな。
そこに書かれてる意見等を仕事に反映させるかどうかは別の話だけど、
少なくとも受け手のナマの声を知ることができるのが良いんだと。
ところで>>771氏の情報は、それに先立つ愚痴がなければ出てこなかったことだよね。
それだけでも、ここに何か書かれたことの意味はあったんじゃないかな。
愚痴ばっかってのも困りものだけどw


774 :無名草子さん:2007/01/05(金) 21:04:22
766は出版されてるものを全部揃えてから読むということの
リスクもちゃんと認識しておかにゃ。
藤沢作品だからこそ、版権切れだの絶版だのをのりこえて
複数出版社で何度も本が出たりしてるんじゃないか。
読みたくても単行本として出回ってないせいで読めない
作品がある作家だってたくさんいるんだぞ。
重なってるなんて文句は贅沢すぎる、と正直思う。
責めるなら事前調査不足だった己を責めろ。いい教訓だ。

775 :無名草子さん:2007/01/05(金) 22:10:11
そこまで居丈高になるようなことかいw

776 :無名草子さん:2007/01/06(土) 22:11:33
まあ、あれだ。几帳面な人が好みそうな作家ではあるし……

777 :無名草子さん:2007/01/06(土) 22:29:28
うむ、そろそろ別の話題にいきましょうや。


778 :無名草子さん:2007/01/07(日) 00:36:05
>>771
なるほどね。
そんな経緯があったわけだ。
「義民が駆ける」「「闇の歯車」は中公版と講談社版2つあるね。
表紙は中公版の方が好みだ。
まだ未読だけど。

「本所しぐれ町物語」読んでるけど、「約束」の読後感はきつい。
まるで初期作品のようだった。


779 :無名草子さん:2007/01/09(火) 16:32:42
先日、藤沢さんが忘れ得ぬ作品のひとつとしてエッセイでも書いていた、
シュトルムの「みずうみ」を読んだら、この作品を連想させる短編が藤沢作品にあった。
多分「みずうみ」のオマージュなんじゃないかなあと一人で納得している。
全然見当違いなんだろうけど・・・。ちなみにその作品とは、名作「玄鳥」です。

780 :無名草子さん:2007/01/09(火) 21:37:36
>766
藤沢作品の中で唯一単行本になっていない作品は唯一「雪明かり」だけだと
いう事と関係していると思う。
「雪明かり」の8つの短編は昭和48年から51年までの間、小説現代または
別冊小説現代(いずれも講談社)に発表されている。その後2ヶ月から15ヶ
月の間に、8つ短編はそれぞれ文藝春秋、青樹社、光風社、立風書房からそれ
ぞれ「冤罪」、「暁のひかり」、「竹光始末」、「時雨のあと」に収められ単
行本として発刊されている。講談社が文庫本として「雪明かり」を出版したの
は初出から約5年を経過してからで、その間「雪明かり」の単行本は出版され
なかった。
推測するに、講談社は、文芸春秋他3社と版権の問題があり「雪明かり」
の単行本を発刊できなかったのではないだろうか?
さらに文藝春秋は昭和61年、光風社から版権を引き継ぐような形で、「暁の
ひかり」を文庫として出版、また新潮社は立風書房より「竹光始末」と「時雨
のあと」を、青樹社からは「冤罪」を引き継ぎ文庫として出版している。
(なお立風書房は平成16年7月、学習研究社に吸収合併され現在は無い)

781 :無名草子さん:2007/01/11(木) 20:52:50
なあ、テレ朝で武士の一分をドラマ化するの?
城島茂主演で。
ぐぐってみたんだがよくわからん。
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/kin/1168477306/l50

782 :無名草子さん:2007/01/12(金) 00:05:08
>>781
分からない。
「武士の一分」ていうタイトルは山田映画のものだし、タイトルそのままでドラマ化っていうのは違う気がする。
ただ、映画でスポンサーだったテレビ朝日でっていうのが微妙だね。

BSの「わたしの藤沢周平」、期待外れだった。
1回目のゲスト江夏豊・・・。
必要以上に朗読が多いのも良くない。
でもドラマ再放送は助かる。

783 :無名草子さん:2007/01/13(土) 20:17:25
2ちゃん閉鎖前に書けるだけ書いておこう。

藤沢作品最高!

784 :無名草子さん:2007/01/15(月) 08:48:20
「石を抱く」の獄医が、立花登だったら・・・。
と、マジで思ってしまった。
せつな過ぎるよ、あの話・・・。

785 :無名草子さん:2007/01/15(月) 14:14:28
>>784
昨日読んで、全く同じこと考えたw
竹光始末にはあまり暗い話は入ってないだろうと、根拠も無く思ってたから
かなり気持ちが沈んだ。又蔵の火に入ってても違和感が無い話だよな。

786 :無名草子さん:2007/01/23(火) 22:27:11
SHINOBIを観たら、藤沢周平作品の映像化は人材に恵まれている方だと
心底思ったよ

787 :無名草子さん:2007/01/26(金) 00:38:29
あれは時代劇という感じじゃなかったよね。
制作松竹だったけど。
山田風太郎はきちんと読んだ事ないなぁ。

788 :無名草子さん:2007/01/26(金) 00:55:59
>>787
山風は藤沢とはベクトル違うしなあ
妖説太閤記とか八犬傳とかは、どうだい?
忍法帖は全編に渡る諧謔を受け入れられるかどうかだと思う

789 :無名草子さん:2007/02/02(金) 19:59:22
買っただけで読まないでいた未刊行短編集読み始めた。
・・・下手だった。
でも、ここにいるのも藤沢周平なんだ。

790 :無名草子さん:2007/02/03(土) 10:00:44
藤沢周平小説でエロ同人作ろうと思うのですが
何かネタありませんか。

791 :無名草子さん:2007/02/03(土) 21:39:09
なんのギャグだ。

792 :無名草子さん:2007/02/04(日) 14:48:10
おふくタンの江戸時代とか

793 :無名草子さん:2007/02/04(日) 16:36:46
橋ものがたり読んだらなんかキュンとなっちまったじゃねぇかよ。

794 :無名草子さん:2007/02/04(日) 20:30:13
週刊藤沢周平の話題がとんとでなくなったねぇ。


795 :無名草子さん:2007/02/05(月) 00:50:11
こないだ電車で隣に座った男性が読んでいた。

796 :無名草子さん:2007/02/06(火) 05:38:08
NHKドラマの幼少時のおふくはいいな。
だまってて謎めいていていい。
オトナは妙に普通の女っぽくうるさいのでいらんw

797 :無名草子さん:2007/02/06(火) 18:53:08
買ってないから詳しいことはわからんが、密かに楽しみにしていることがある>週刊藤沢周平
「白き瓶」特集号。
ファンでさえてこずる作品を、いったいどう料理するつもりなんだろう。
きっと相当薄い内容の本になるぞw

798 :無名草子さん:2007/02/07(水) 16:20:02
当初は全号コンプしようかと思っていたんだけど、用心棒シリーズの内容の薄さに
萎えた。
以来、立ち読みもしていない。

799 :無名草子さん:2007/02/08(木) 20:19:38
白き瓶特集号を予想してみる。

・長塚節年表
・長塚節と同じ時代を生きた著名人たち
・長塚節の愛した風景
・青島観光案内
・東国原英夫知事インタビュー

800 :無名草子さん:2007/02/09(金) 21:50:52
確かにあんまりだった>日月抄


801 :無名草子さん:2007/02/15(木) 20:46:37
蝉しぐれで藤沢作品が好きになりました。
あとは出版年順に読もうかと思っているのですが、他にこれが名作!というものはありますか?

802 :無名草子さん:2007/02/15(木) 20:58:00
「蝉しぐれ」で気に入ったんなら、やっぱり「たそがれ清兵衛」かな?
用心棒日月抄シリーズもオススメしとく

803 :無名草子さん:2007/02/15(木) 21:15:24
>>802
ありがとうございます。映画になってるやつはやっぱり出来がいいんですかね?

804 :無名草子さん:2007/02/15(木) 21:32:15
「出来が良い」って言い方は御幣があるけれど、少なくとも読みやすくて受け入れ易い作品が
映画化されていると思う

名作と言えば、少し前の書き込みにある「白き瓶」なんか名作だけれど
読み手を選ぶ作品でもあると思うから、オススメし難い

805 :無名草子さん:2007/02/15(木) 22:16:52
映画化されたものはとっつきやすいということですね、そこから入ってみようと思います。
ありがとうございました!

806 :無名草子さん:2007/02/15(木) 22:22:24
釈然としないやりとりだw

807 :無名草子さん:2007/02/15(木) 22:59:07
>>806の時刻が惜しいことについて。

808 :無名草子さん:2007/02/16(金) 14:22:03
あなたももう少しで23:00:00

809 :無名草子さん:2007/02/17(土) 19:21:48
そういえば海坂ものをまとめた本が出てるね。
解説でさ、訳知り顔で「こんなに問題の多い藩ではお取り潰し」とかなんとか
書いてるけどほんっと無粋だなと思うよ。
本人は冗談やユーモアのつもりなんだろうけど、くすぐりで使う類のものじゃねえか。

810 :無名草子さん:2007/02/18(日) 04:14:44
>>802 秘太刀馬の骨もいいとおもわれる。
わしは すきですぞ。
おすすめ

811 :無名草子さん:2007/02/18(日) 09:16:15
809さんの言うとおり。無粋だね。
解説じゃなくて解題だってさぁ。しかもネットからのパクリだね。たぶん。


812 :無名草子さん:2007/02/19(月) 14:13:56
>>809
同意

813 :無名草子さん:2007/02/19(月) 14:46:24
【テレビ】北川弘美「私自身も楽しみ」…テレ東系「よろずや平四郎活人剣」で時代劇初挑戦[02/19]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1171856234/

814 :無名草子さん:2007/02/19(月) 23:17:26
>>813
うおっ!!「よろずや平四郎」再映像化されるのか!でもおりんの枠というのが微妙。
いや、それなりのものは出来ると思うけど・・・。
「よろずや平四郎」とっておいたんだけど、ドラマ始まる前に読んでおこうかな。
おおまかなあらすじは、NHK版見ていたから知っているんだけど。

>>809-811
ちらっと見て来たけど、あの阿部達二の文章、文藝春秋の「蝉しぐれ」のとほとんど同じだ。
まぁ確かに、仮に外様大名であれだけ政争が多ければ、改易の対象になるかもね。
庄内藩は譜代の重鎮だけど、「海坂藩」はポジションが分からないし。
しかし阿部達二とか向井敏とか「海坂もの」に執着する人は多いね。


815 :無名草子さん:2007/02/19(月) 23:56:03
未発表短編集読了
柴錬っぽい感じの作品もあるんだねぇ
でもぐっとくる作品もいくつかあって満足したぜ

816 :無名草子さん:2007/02/20(火) 18:50:54
うえぇまたドラマ化・・・orz

817 :無名草子さん:2007/02/20(火) 21:37:04
腕におぼえあり、本放送観てた高校生とかがプロデューサーになる頃かねぇ。
うーん……
平四郎かぁ……

818 :無名草子さん:2007/02/20(火) 21:41:24
果たして、鼻毛を抜くシーンはあるんだろうか。

819 :無名草子さん:2007/02/20(火) 22:19:53
ヒロインに注目が集まってる時点で駄目だろう。
ちらっちらっと出てくるからこそ良いのであって。
メインで出てくるとNHKのの二の前になるざんす。


820 :無名草子さん:2007/02/20(火) 23:18:05
秘太刀馬の骨これはすごい殺陣が見れる。

821 :無名草子さん:2007/02/22(木) 00:44:19
松たかこがなあ〜orz

822 :無名草子さん:2007/02/23(金) 22:56:25
>>820
あれは良かったな
いつも饅頭食ってる人もいい味だしてたw

823 :無名草子さん:2007/02/23(金) 23:23:33
映画鬼の爪、混じりまくりだな
竜尾返しに雪明かり。
師匠が最後に教えた技は何?

824 :無名草子さん:2007/02/24(土) 11:49:25
最後に教えたのなら竜尾返しだろ?

825 :無名草子さん:2007/02/24(土) 16:38:22
背中を向けて胴を薙ぐのが竜尾返しでしょ?
その後に見せた、斬撃をいなして胴を払う技のことなんだけど。
あれも竜尾返し?

826 :無名草子さん:2007/02/24(土) 19:37:32
>>814
TVドラマデータベースで検索すると分かるが、昔からTV時代劇では結構好き勝手に脚色
して映像化していた。原作を損ねないように気をつけていたのはNHKものぐらいか?

意外なことに山田洋次が「たそがれ清兵衛」(02)を撮るまで劇場用映画として制作
されたことはない。藤沢の人気が高まったのは80年代以降のことで、この時期には既に邦画
で見ごたえのある大作時代劇を作ることが難しくなっており企画が通らなかったせいか?
山田もNHKものの人気といまだに続く文庫本の売り上げから松竹に企画が出しやすくなった面はあるだろう。

割といい加減な民放ものでも許しているので、そんなに何がなんでも原作を渡さないとい
う人ではなかったんでないの? 少しでもお金が入ればいいと(原作料ってそんなに実額は高い
もんじゃないみたいだけどね。有名作家でも意外なほど安いようだが)
TVや映画の原作になったから急激に売り上げが伸びるわけでもないのだが、TVのクレジットに
「藤沢周平」と出るだけでも有難い部分はあっただろう。

827 :無名草子さん:2007/02/24(土) 20:05:04
自由に脚色してくれという人だったね。
金は、贅沢な暮らしをしてたわけじゃないので、
それほど必要なかったと思う。

映画でもTVドラマでも、脚色して面白い作品にして
もらう分には別に文句はないが、
映画は駄目なのが多い。
昨日TVで見た鬼の爪なんてひどいできだったな。
主人公と松たか子が惹かれあう部分も丁寧に描いてないし、
小沢のキャラクターも謀反の詳細も描かれてない。
友人らしいが、主人公と小沢の関係もよくわからん。
緒方の家老はただのスケベ親父だし。
武士社会の息苦しさがわからん。
緒方を殺す理由も、武士をやめる理由も説得力がない。
丁寧に描けば大きなテーマを、適当につまみ食いするから、
散漫な映画になったと思う。
原作ファンだからそう思ってるだけかもしれないけど。

828 :無名草子さん:2007/02/24(土) 23:38:45
>>827
>自由に脚色してくれという人だったね。

苦労人だから商売と割り切っていたんだろ。「原作と違う」とブツブツ言う人も多いけどね。
力の弱い作家だと編集者が原作権を勝手に売ってしまうようだな。

>金は、贅沢な暮らしをしてたわけじゃないので、
それほど必要なかったと思う。

藤沢さんがそうだとは言わないが、作家は根がケチな人が多いと思うよ。誰も
助けてくれない仕事なので自然とそうなる。昔の文豪や流行作家も個人的な入り用があ
るので原作をTVや映画に切り売りしたりもしていたみたいだ。

829 :無名草子さん:2007/02/24(土) 23:58:54
「雪明かり」好きだったのにな。
いや永瀬が悪いわけじゃないんだけど。


830 :無名草子さん:2007/02/25(日) 00:37:20
>>826
池波正太郎あたりとは対称的だね。
月刊現代の昨年11月号の縄田一男と山本一力の対談では、
自分の原作の映画で脚本が気に入らないからと、「あんな映画は見るな。」とまで言ったらしい。
時代小説ではないけど、山崎豊子なんかも映像化にはハードルを上げるそうだ。


山田映画には個人的に寛容かな。突っ込み所があるのは確かなんだけどね。
寛容ではないのは内野2部作かなぁ。
NHKものはしっかり見ていないものも多いので、BS2の蔵出し〜ではそのあたりを放送してくれると嬉しいのだけれど。
「腕におぼえあり」「清左衛門残日録」の二つが、自分の中では映像化としてはベスト。

831 :無名草子さん:2007/02/25(日) 17:41:08
映画は自分の作品ではないと割り切って、餅は餅屋とする小説家なのかな>藤沢

山田風太郎も魔界転生試写で深作との握手拒否したからなあ
甲賀忍法帖パクった横山漫画の解説依頼も拒否したらしいし。
それでいて石川賢の漫画版(しっちゃかめっちゃかで原型なし)は
絶賛したりするから分からん


832 :無名草子さん:2007/02/25(日) 20:54:37
映画界にもちょっと関わっていたある作家さんのエッセイで読んだんだが
「原作に忠実に」という話は信用しないってあったね

・限られた尺なのに長編をそのままできない
・小説と映像で媒体が違うのに、そのままで良いものにならない

もっともな話だと思ったし、各作品を混ぜ合わせる手法は別に否定しないけど
「清兵衛」や「鬼の爪」だと>>827さんの言う「つまみ食い」って感じがなあ・・・
あれこれ混ぜても「椿三十郎」や「用心棒」なるわけじゃないんだよな

833 :無名草子さん:2007/02/26(月) 17:29:59
そろそろ用心棒の一作目を映画化してくれないかな

834 :無名草子さん:2007/02/26(月) 21:49:37
本日23:15よりNHK総合
わたしの藤沢周平 「小室等・山桜“時雨みち”所収」

835 :無名草子さん:2007/02/27(火) 18:38:14
>>833
に、二〜三時間でか!?


836 :無名草子さん:2007/02/28(水) 18:09:08
用心棒と言えば
昔、腕におぼえありってタイトルでTVドラマになってましたけど
あれって第4巻、凶刃の話も入ってるんでしょうか?

837 :無名草子さん:2007/03/01(木) 19:15:06
>>836
DVD3巻目は
 3巻 刺客
 4巻 凶刃
をミックスしています。
由亀が殺されます。
嗅足組頭領石森左門 近藤正臣大活躍。
スマップ中居が免許取りの演技が無理なので、軟弱な役に。

838 :無名草子さん:2007/03/01(木) 21:52:49
>>825
824だが遅レスでスマヌ。
>その後に見せた、斬撃をいなして胴を払う技のことなんだけど。
竜尾返しからの連続技、でいいんでない?
白状すると「隠し剣鬼の爪」は、先日TVで放送されたのが初見なんだ。
だからその場面を正確に覚えてるわけじゃないんで、上記は俺の見解。
(「たそがれ清兵衛」より「隠し剣鬼の爪」の方が俺には馴染めたのは意外だったな。
きっと山田の説教臭さが薄められていたからだろうな。無いわけじゃないが)

839 :無名草子さん:2007/03/01(木) 22:10:27
40近くなると、説教くさいのが良くなってくるというこの恐ろしさ……

840 :無名草子さん:2007/03/02(金) 23:01:25
俺40だがそんなことないぞ

841 :無名草子さん:2007/03/02(金) 23:05:51
ネットで見ると凶刃は散々駄作、蛇足と叩かれていたけど
なかなか面白いじゃないか。用心棒シリーズの締めくくりとしてはちゃんとオチがついてて綺麗。

842 :無名草子さん:2007/03/02(金) 23:22:05
叩いた覚えはないが蛇足かもとは思っている。理屈はわかるが感情が許さん、そんだけ。

843 :無名草子さん:2007/03/03(土) 00:42:17
左門、牧戦や佐知との恋模様はすごく良かったんだけど真相に行き着くまでが無駄に説明的で長いんだよなぁ

844 :無名草子さん:2007/03/03(土) 00:48:29
よろずや平四郎活人剣の手癖の悪い子供と爺さんの話はいいなあ

845 :無名草子さん:2007/03/03(土) 17:51:34
よろずやは長屋の夫婦喧嘩仲裁がたまらん。

846 :無名草子さん:2007/03/05(月) 01:33:13
蝉しぐれ、9月大阪松竹座で上演決定です。

847 :無名草子さん:2007/03/05(月) 01:35:05
未だに原作を超える蝉しぐれは作られてないよね・・
すごくいい本なのに映像化されるたびにチープになっていってる

848 :無名草子さん:2007/03/05(月) 02:44:09
なんかここは温かいスレだな。

849 :無名草子さん:2007/03/05(月) 12:56:36
>>847
「原作を超える」っていう表現はいただけない。
そんなものは未来永劫存在しない。

850 :無名草子さん:2007/03/05(月) 20:32:53
何を以って「超えた」とするかだなあ

851 :無名草子さん:2007/03/05(月) 21:23:45
というか、原作と違う! なんてのは狭量なり。
何人の……どれだけの人間が苦労して映画にしてると思うんだ!

852 :無名草子さん:2007/03/05(月) 21:34:28
苦労が結果に結びつくとは限らんけどな


853 :無名草子さん:2007/03/05(月) 23:07:05
延べ人数と作品の出来が比例するとは限らない

854 :無名草子さん:2007/03/06(火) 00:09:30
確かに小説は小説、映像は映像とあっさり割り切られたら、楽なんだろうなぁと思うよ。
でも、みんなそれぞれ思い入れ沢山で読んでいると思うしね。
好きな以上こだわりもある・・・仕方がないと思うよ。

あと先週の「私の藤沢周平」、縄田一男氏だったね。
縄田氏の時代小説評論は好きだなぁ。
一度見たら忘れないタイプの顔だけど。
喋っているのは初めて見たよ。

>>846
舞台観劇には興味ないけど、片岡愛之助ってのが以外だった。

855 :無名草子さん:2007/03/06(火) 00:17:36
文章を映像にするってのは、その映像製作者の視点からいろいろと掘って
くれると楽しいんだけどね。
そうではない無関係な寄せ集めやら、蛇足が鬱陶しい。
最初から「この作者から感じた世界を映像にした別物」と言ってくれればいい
んだけど、そう言ったら商売にならんか。



856 :無名草子さん:2007/03/06(火) 00:35:16
「ふるさとへ廻る六郎は」という題で
郷愁感たっぷりの主人公・六郎を描いてほしい

857 :無名草子さん:2007/03/06(火) 01:10:34
>>726
大当たり!
木曜時代劇のラインナップに
「風の果て」主演・佐藤浩市
とあります。

858 :無名草子さん:2007/03/06(火) 01:20:42
>>833
>>835
過去2時間SPドラマでやってます。4月に時専で放送予定だそうです。
やってやれないこともないかも?
主演・杉良太郎。

余談ですが毎日新聞の記者が藤沢さんを取材された折、
ちょうどこのドラマの放送直後だったそうで、
「どうやら主演は藤沢さんご自身のイメージとは違うらしい。
若いころの篠田三郎のような、ちょっと影のあるイメージだとか、
くだけた話にも応じてくださった」とコラムに書いてました。

859 :無名草子さん:2007/03/06(火) 20:24:04
いきなり質問ですいません。たぶん藤沢周平だったと思うのですが金50両(これも定かじゃないが・・)を
家まで運んでくれるように頼んで、その運び先の家で謝礼としてその金をもらう話のタイトルを知っている方
いないでしょうか? 

今から2年前の駿台模試の国語で出たやつです。

860 :無名草子さん:2007/03/06(火) 20:54:43
藤沢周平
「市塵」
「密謀」
「義民が駆ける」
「三屋清左衛門残日録」

861 :無名草子さん:2007/03/06(火) 21:07:53
>>857
>>726です。
当たってしまった・・・これだね。

http://blog.television.co.jp/entertainment/news/2007/03/post_98.html

「風の果て」は一番可能性高いと思っていた。
でも佐藤浩市は全く想像していなかった。
又左衛門よりむしろの市之丞のイメージに近い。
これたぶん菅野Pだろうなぁ。
佐藤浩市のデビュードラマを演出しているみたいだし。

862 :無名草子さん:2007/03/06(火) 21:17:20
篠田三郎かぁ!

それはそれでイメージ合うかも。村上さんもいいけども(この人も特撮ヒーローだけどね


863 :無名草子さん:2007/03/07(水) 01:08:05
藤沢さん本人は、青江又八郎を篠田三郎に演じてほしいと思っていたというのは
昔新聞記事で読んだことあるな。

864 :無名草子さん:2007/03/07(水) 21:33:13
>>861
すごいですね。自分はぜんぜん予想できませんでした。
大好きな作品ですが、映像化は難しいだろうと頭から思い込んでて。
佐藤浩市ひとりで青年時代から演じるんでしょうかね?

ところで、NHKのサイトにあらすじが出ていましたが、
なんだか嫌な予感がします。
原作にない新たな一章とか、隠居を決意とか、
もうひとつの清左衛門残日録だとか、「人が人を信じる」だとか・・・
こんなの「風の果て」じゃないやい!
あのラストに漂う寂寥感虚無感を、どう映像に写し取るのだろうという
期待が、早くもしぼんでしまいました・・・

http://www.nhk.or.jp/drama/html_news.html

865 :無名草子さん:2007/03/07(水) 22:18:03
ちっ、若造が。

866 :無名草子さん:2007/03/08(木) 02:35:45
佐藤浩市主演ですか。野瀬役は内野ぽいかな


風の果てがドラマ化されると聞いて原作を読み返したが、加筆する必要の無い作品だと思う。


果たし合いを終え、自分の実績として残った開拓地を眺めながら半生と親友を想う…これ以上無いと思える素晴らしいラストに加筆をすると作品を駄目にしそうな気がする。

867 :無名草子さん:2007/03/09(金) 06:16:42
何人がどれだけ苦労してようが、そんなもん観る側に関係あるかい。
あーあ風の果ても無残なものになっちまいそうで鬱だ。

868 :無名草子さん:2007/03/09(金) 20:00:39
時代劇板から転載

『風の果て』10月〜(全8回)
原作:藤沢周平 脚本:竹山洋
出演:佐藤浩市、石田えり、遠藤憲一、仲村トオル、涼風真世、
平淑恵、福士誠治、蟹江敬三他
撮影: 5月〜7月初め 緑山スタジオ及び茨城他ロケ

とあったよ。
遠藤憲一=野瀬市之丞、仲村トオル=杉山忠兵衛、蟹江敬三=桑山孫助、石田えり=宮坂の後家
こんな感じなのだろうか?
残日録的な切り口は全く考えられなかった。
権力闘争とかね独特のほろ苦さなど、小説の魅力を引き出した上で付加して欲しい。

869 :無名草子さん:2007/03/10(土) 05:57:11
ま、ぼやくのもファンの仕事だ

870 :無名草子さん:2007/03/10(土) 18:56:43
>>859の作品が気になって仕方がない
「ごますり甚内」あたりかな、とは思うんだが

871 :無名草子さん:2007/03/11(日) 13:18:09
あれ、ほぼ死んでるスレになっちまったね。
「よろずや平四郎〜」まだテレビドラマだってね。

872 :無名草子さん:2007/03/12(月) 01:19:40
最近、上司の机の上にあった「隠し剣」シリーズ借りて、通勤で読んではまってしまった。
The most Favoriteは「女人剣さざ波」。
あれはバッドエンド手前って意見もあるけど、私はそうは思わないな。
もし死ぬ設定なのであれば、絶対そこまで書くと思うなぁ。

あと「女人剣」も映画化して欲しい。
醜面つながりとしては、偏屈剣も捨てがたいが。
こう、女性剣士の時代劇って中々無いし。
あの最後に馬飼の姉妹選択の告白は、涙を誘うんよね。

後、好きなのは女難剣。
それと、盲目剣はちょっとフジの匂いがしなくもない、っと思ったら映画はそれだったのね、と言う感じ。
反面苦手だったのは、「宿命剣」と「汚名剣」。

873 :無名草子さん:2007/03/13(火) 20:06:56
スレ違い極まりないのですが
大切に大切に読んでいたぼくの宝物の「蝉しぐれ」の1ページ分が
水で濡れてシワシワになってしまいました,,,,,´・ω・`)
シワシワになった紙を元に戻す知恵を誰か持っておりませんでしょうか・・

874 :無名草子さん:2007/03/13(火) 20:25:59
>873
「この本も味が出てきたな」と毎朝、本に向かって呟いてれば気にならなくなるよ

875 :無名草子さん:2007/03/14(水) 22:35:49
アイロンかけたら?

宿命剣って鬼走りだっけ?カッコよかったけどなぁ

876 :無名草子さん:2007/03/16(金) 11:53:42
橋ものがたり読みました。
読後感いいね。

877 :無名草子さん:2007/03/18(日) 19:16:25
藤沢周平全集第19巻   海鳴り  

結構、ほのぼの集中して読めた。


878 :無名草子さん:2007/03/21(水) 09:49:02
多分ここの住人でもあるんだろうけど、いいブログ書いてる人がいるね
音楽活動&コンプリがんがれ

879 :無名草子さん:2007/03/22(木) 15:07:40
用心棒シリーズがおもろい

880 :無名草子さん:2007/03/22(木) 18:00:14
>>877 海鳴り終わったので
こんどは、橋ものがた
読んでます。

881 :無名草子さん:2007/03/23(金) 21:38:22
4月からよろずや平四郎ドラマになるね。
中村俊介が平四郎をどう料理してくれるか楽しみだ

882 :無名草子さん:2007/03/24(土) 23:49:04
「山桜」映画化
http://www.kyodoshi.com/shonai/20070321085845.html

883 :無名草子さん:2007/03/25(日) 15:49:06
えっ!また映画化!
「山桜」はまだ未読なんだけれど、私の藤沢周平でとりあげられた時、
おおまかな話の流れが乙川優三郎の「屋烏」似ていると思った。

それから城山三郎亡くなってしまったね。
私の藤沢周平に出て間もなかったのに。
残日録は城山三郎の作品がヒントだったと藤沢周平が言っていた。

>>881
全8回だそうだよ。
予告見たけど、益岡徹が明石、内藤剛が神名監物みたい。
小説読み出したけど、どなたか書いていたけど、鼻毛を抜く場面は最高。


884 :無名草子さん:2007/03/25(日) 22:11:18
全8回って・・・どんだけ端折ってるんだ

885 :無名草子さん:2007/03/26(月) 20:44:39
「山桜」どんな話か覚えてなくて読み返してみたけど・・・
なんていうか、起承転結の起承で終わってるような話だね。
映画監督にしてみれば、だから食指が動いたのかな。
どう映画化するだろう。

886 :無名草子さん:2007/03/28(水) 19:46:30
狭量と言われてもいいが、「腕に覚えあり」以外は認めたくないし、観たくない

887 :無名草子さん:2007/03/28(水) 20:31:34
腕に覚えありを認めるとは、なんて度量の広い人だw

888 :無名草子さん:2007/03/28(水) 22:00:45
きっと用心棒のほうに違いない

889 :無名草子さん:2007/03/28(水) 22:04:43
海坂藩大全   上 下  図書館で借りてきた。

890 :無名草子さん:2007/03/28(水) 22:24:15
テレ朝「藤沢周平の用心棒日月抄」は認めないし、観たくもない。

891 :無名草子さん:2007/03/28(水) 22:25:05
あれはねえよwww
又八郎が稔侍なのはおかしい

892 :無名草子さん:2007/03/28(水) 22:54:25
寺尾聰演じる貧相な細谷ってのも凄いよな。最後殺されちゃうし。

893 :無名草子さん:2007/03/29(木) 05:57:41
アレ絶対、最初は配役逆だったって!

894 :無名草子さん:2007/03/29(木) 13:16:31
それにしても、あれだけ脱藩してはもどってきて旧禄に復することを
繰り返してて、周りは何で不思議に思わないの?

895 :無名草子さん:2007/03/30(金) 22:26:21
不思議に思っても、「藩命だから」の一言で収まるのがあの時代ってことで。

896 :無名草子さん:2007/03/30(金) 22:42:12
まあ秘事にしていたとはいえ
騒動の関係者には青江の事バレバレだったしいいんじゃない?

897 :無名草子さん:2007/03/31(土) 18:42:05
秘剣村雨の受けの型っていうのがイマイチ文章からは分かりづらかったんだけど
映画版の犬飼を斬ったアレは村雨の動きなのでしょうか?

898 :無名草子さん:2007/03/31(土) 19:42:07
村雨がどんなものかは誰にもわからない
原作の村雨は読者の解釈にゆだねるしかない
そして映画では村雨という言葉すら出てこないらしいので
あなたのいう「アレ」を村雨と断定することはできない

と私は思う

899 :無名草子さん:2007/03/31(土) 20:21:34
横入り失礼。
わたしはその「秘剣シリーズ」ですっかり藤沢作品に飽きてしまいました。
藤沢さん物の入り口は「残日録」のTVシリーズで、映像先行の形で読み出しました。その後「獄医立花登」物や「市塵」「日月抄」等々と読破しました。
そして短編集もそうとう読んだのですが、「秘剣云々」でブレーキがかかりました。そんなに摩訶不思議な秘剣ばかり有る訳がない! と。

津村陽さんの剣術小説がわたしは好きで、「薩南示現流」「柳生兵庫助」などよく読んでいます。
津村作品の剣術の、骨太な描写や正統な剣理、また精密な剣の操作・心理状況などを読んだ後で藤沢秘剣を読むと、いかにも底の薄い作品という感覚が拭えません。
こと剣術に関してだけなら、根拠のない空中楼閣か虹のように頼りない感じの秘剣ものですから。

元よりアマチュアのわたしが、文章・ストーリーなどで藤沢さんの作品にダメ出しを出せる訳はありません。
でもいくらフィクションとはいえ、読者の存在を前提としている小説で、その読者に足元を見透かされるような記述をしてもらっては興ざめです。
今後は、剣及び剣術(いわゆるチャンバラ関連)の記述のない作品しか、藤沢作品は読めそうにありません。


900 :無名草子さん:2007/03/31(土) 22:30:33
>>899
そりゃ人によってはそう感じるでしょうなぁ。
だけど、「そんなに摩訶不思議な秘剣ばかり有る訳がない!」
こりゃ明らかに誤読ですよ。
例えば、竜尾返しの存在する世界と松風の存在する世界は、
いわばパラレルワールドなわけ。
同一世界に存在するものではないと考えればいいんでないのかな、
小説なんだし。
津本作品のような、史実を押さえた上で構築された世界もあれば
藤沢作品のような、想像の領域が大きい世界もあるんだと思ってくださいな。

津本作品と言えば俺は「修羅の剣」くらいしか読んだことがないけど
(あとはコミック乱連載の漫画かな・・・)
素人に訴える迫力と言う点では、甲乙つけがたいと思ったね。
だって左肘切断とか言われても、剣のことなんか俺わからんし。
結局、楽しく読めることが肝要だと思うんだよねえ。


901 :無名草子さん:2007/03/31(土) 22:53:07
誤読なのは間違い無いけれど、短編を読み続けると食傷気味になって来る気持ちは解る
星新一ばかり、続けて何冊も読んだり、短編ミステリを続けて読んでると、次第に気持ちが萎えて来る
ただそれは読者の側の問題で、作者に対してどうこう言うのは、読者として未熟

902 :無名草子さん:2007/03/31(土) 23:35:53
村雨は隠し剣シリーズじゃないし、
津村陽なんて作家もいない。

903 :902:2007/03/31(土) 23:51:08
津村陽っていたのね…
はずかしい。
スレ汚しスマソ。

904 :無名草子さん:2007/04/01(日) 01:55:36
面白さがわからないなら別に無理して読まなくていいのに
ノンフィクションだけ読んでれば?

905 :無名草子さん:2007/04/01(日) 13:12:42
>>899
津本陽は流派は忘れてしまったけれど、剣道をやる本物の”剣士”ですよね。
作家であり剣士でもあるわけで。
作家でもあり剣道をたしなむ時代小説家は、他に出久根達郎や牧秀彦がいる。
つまり本物の剣士が小説で剣を表現するなら、リアリティにおいては最強に近いのではないかと。
基準がそこだと、どうしても底が薄いと思えてしまうのではないかと思う。
フィクション、想像性←→リアリティどちらに重点を置くかで読み方も色々変わると思うし。

藤沢周平は剣は素人だけれど、色々文献で調べたり、
実際にベランダで木刀をふるっていたというのは割と有名だし、
想像性とリアリティのバランスは良いと思う。


>>897
右から左に持ち替えるって発想は面白いと思った。
ちなみに自分はある程度左右両手使えるので、そういう意味でも面白かった。

906 :無名草子さん:2007/04/01(日) 14:12:54
ガチのようなヤオを、ガチの如しと楽しめるか、ヤオにすぎないと貶すか。
プロレスを楽しむには才能が要るのれす。

907 :無名草子さん:2007/04/01(日) 14:24:20
というか、ストーリー展開に即した、ストーリー展開のために用意された剣法なので虚実を言うのは野暮なキモするな。

908 :無名草子さん:2007/04/01(日) 14:32:51
こうなってくると、>>899氏には、「秘太刀馬の骨」を読んでいただきたいですね。
そのうえで、馬の骨をどう解釈されるのか伺いたいところです。

909 :無名草子さん:2007/04/02(月) 03:15:26
>>908
そう?
>>899さんは「津本陽の方がわたしのスタンスは合ってる」
っていってるだけでしょう。別に悪いことでもないけど。
俺は「隠し剣」の方があってる。

910 :無名草子さん:2007/04/02(月) 07:29:02
>>909
「津本陽の方がわたしのスタンスは合ってる」
という人が馬の骨を読むとどう思うのか知りたいな、ということです。

911 :無名草子さん:2007/04/02(月) 14:37:42
なんとなく津村陽=津本陽という流れになっているが、
>>899の書いた津村陽が実のところ津村陽なのか
実は津本陽を指していたの気になって仕方ない。
余談ながら、勝海舟が好きで津本の「私に帰せず」に手を出したが、
一巻の3分の2くらいで断念。私の好みには合わない文体だったな。

912 :無名草子さん:2007/04/02(月) 14:40:05
>>911
× 実は津本陽を指していたの気になって仕方ない
○ 実は津本陽を指していたのかが気になって仕方ない

913 :無名草子さん:2007/04/03(火) 00:37:18
食の好みと同じで、年を経るにつれ、
嫌いだった作家の味がわかるようになるよ

まあ、逆もあるんだけどね

藤沢作品は若い頃からずっと好きです

914 :無名草子さん:2007/04/03(火) 06:05:33
自分はこのところ距離をとっている、まじめな話、他の作家を読む気がなくなってしまってこれはこれで
もったいない気がしているから。

でもこのスレは見ている。つまり未練だ、うん。


915 :無名草子さん:2007/04/04(水) 20:35:26

>藤沢周平(時代小説家 故人)もエッセイの中で、デビュー当時は
「日曜日に書けなくて焦ったあまり、庭に飛び出し体操のようにひたすら体を動かしたら家人から奇妙な目で見られて辛い」とか「今の仕事を辞して作家に専念したい、と入ったら年下の担当に
戒められた」とか書いてるぜ?


創作文芸板にあったレスです。
このエッセイを読める本のタイトルをご存じの方、お教えください

916 :無名草子さん:2007/04/07(土) 10:13:52
そんな書き方してたかなあ?
「辛い」とか「戒められた」とか・・・???
「辛い」方は記憶に無いが、「戒められた」というのはちょっと言い過ぎのような。
作家一本でやっていくと言ったら、「大丈夫ですか?食べていけますか?」と心配された
って話だけだった気がするが。

917 :無名草子さん:2007/04/07(土) 13:14:56
「辛い」に当たるのは、『ふるさとへ廻る六部は』に入っているエッセー「歩きはじめて」のことかな。

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