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「海辺のカフカ」を語ろう★2冊目

33 :阪大生:2006/11/08(水) 16:09:33
>あの不思議な森の中での精神的に満たされた暮らしに「家族」が必要なのか?
必要に決まっている。カフカの精神を損なったのは母親に捨てられたという事実。『精神的に満たされる』ためにはそもそも母親が必要。
正確には「自分を捨てた時の母の圧倒的な恐怖と怒りを理解し、自分のこととしてうけいれる」ことが必要。

「僕はたぶん君にもう一度会うためにここにやってきた。君と、それからもう一人の女性に会うために。」
カフカは『母』との問題を解決するために森の奥(自己の内部)に入って行く。
「僕には戻る世界なんてどこにもないんです。僕は生まれてこのかた、誰かに本当に愛されたり求められたりした覚えがありません。」
やはり母に捨てられたことが原因で、生きていくことに逡巡していることがわかる。これを解決しなければカフカに戻る世界はない。
「彼女は君のことをとても深く愛していた。君はまずそれを信じなくてはならない。それが出発点になる。」
佐伯さんを母だと思い込み、彼女に捨てられた事実を赦し、「呑みこむ」ことが重要。
「僕がそれを呑みこむんだとき、いったい何が起こるんだろう?」
「たぶんあなたはすっかりあなたになるの。」これがタフになるということ。



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