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「海辺のカフカ」を語ろう★2冊目

358 :つづき:2007/02/06(火) 01:45:37

上巻で佐伯さんの曲の題が『海辺のカフカ』であると知らされたとき、
>「君と同じ名前だ。奇しき因縁というところだね」「君が自分で選んだんだろう?」
>僕はうなずく。名前を選んだのは僕だし、その名前を新しくなった自分につけることをずっと前から決めていた
>「それがむしろ重要なことなんだ」
という大島さんとのやりとりが書かれている。
これは田村カフカが無意識に「カフカ」の名を選んだのだという点、
そしてそれが佐伯さんの『海辺のカフカ』に運命的に繋がるという点で、
大事なヒントであるような気がする。
田村カフカが「カフカ」の名を選んだのは、
田村カフカの内部に「カラスと呼ばれる少年」として佐伯さんの恋人が存在していたからではないだろうか。

田村カフカと、佐伯さんの恋人が同一のもの―――と考えると
>「私は遠い昔、捨ててはならないものを捨てたの」
>「私がなによりも愛していたものを。私はそれがいつかうしなわれてしまうことを恐れたの。
>だから自分の手でそれを捨てないわけにはいかなかった」
というのは息子としての田村カフカを捨てた、ってだけではなくて
一度失われてしまったことがあるもの(恋人)を自らの息子として得たが、
それをまたいずれ失ってしまうことを恐れて捨てた、って意味もついてくることになる。
佐伯さんが「なによりも愛していたもの」は恋人に間違いないのだし。

田村カフカがただ息子であるだけではなくて、
佐伯さんの恋人としての部分を持つものなら、
近親相姦に陥ってしまった佐伯さんの心情がより深まると思うんだが。

田村カフカ=カラスと呼ばれる少年=佐伯さんの恋人 
としてもいいような気もするけど、それはさすがに言い過ぎのような気もする。
ただ、彼の中にいる「カラスと呼ばれる少年」は、佐伯さんの恋人としての何かを担っていたんじゃないのかなー

分かりにくいかな
ごめん
しかも長い

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