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暇だったら読んでくれい

1 :つくさ:03/11/30 14:48
自作小説の冒頭部分
まぁ、ギャグなので…

http://cgi.merumo.ne.jp/cgi-bin/j_backnodb_view.pl?id=00120808&num=55919&prev_num=55854&next_num=0&flag=3


2 :名無し物書き@推敲中?:03/11/30 14:51
∧_∧
     ( ・∀・ )つ
     ( つ /
     | (⌒)どどど・・・
.       し' 三


       ∧_∧
    ⊂( ・∀・ )
.     ヽ ⊂ )
     (⌒) |どどどどど・・・・・
        三 `J

        メ\,_        ,メ゙\、
       .メ′ .゙゙アhr    _,zl||y,_ .゙∨
       .″       .y!^⌒ ¨\ .,,,,,,__ 
         .,yr=¬z  .l|  ◎  《 . ゙゙̄^へu,
     ,メ″,z厂◎  l|  ¥     il!      ゙ミ
     il「  ミy   ..,ilト  ゙ミy_ ア ,メ       .∨
    .ll′   干=冖″       ,,,yyyyy.   l|    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    .l|     ,,,yvr=冖''''|リ|||》巛》ミ冖'li厂.l|   .,l!  <  なっ、なんだってー!!!
    .l!     《vvvr=冖¨ ̄      .゙干l!  .,メ′   \_____
    .l|     .l|   .,,yrrvy_   ,,,,,,_   .《yrl″
     \_   ,l|.,yzl^^゙゙^冖《《||7厂`゙リu_ .l|
      .゙\、 .r《l厂      .¨゙冖=vu,フhrト




3 :ミミ彡  ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄ .|ミミ彡:03/11/30 14:51
感動した!!

4 :名無し物書き@推敲中?:03/11/30 14:53
>>1
マジレスすればギャグにもなっていない。
即刻、筆を折ることを勧める。

5 :つくさ:03/11/30 14:55
>>2


>>3
ういセンクス。

んー
たまに発表するのも楽しいね
最初の感想が思いっきりな厨房じゃなく一安心(汗笑

>>4
つか、本編がギャグ

6 :ミミ彡  ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄ .|ミミ彡:03/11/30 14:59
誤解しないでください!
私はひと言も「素晴らしい」なんて言ってませんよ!
ひと言も!!

まあ、よくもこんな厨な駄文を晒したと
感動したんですよ、私は!!
世の中、ひろいな〜
こんな駄文書きもいるんだと
あなたも感動しませんか?

残余の質問につきましては担当大臣より
答弁します!!

7 :つくさ:03/11/30 15:02
うほっw

ま、良いや
ここではそんなんしか言われんと思ってたしw
まぁ、眠らせるより1人でも2人でも読んで貰えただけでも良し♪

8 :つくさ:03/11/30 15:05
>>2>>3>>4>>6
ttp://www.pandora.nu/tv/src/img20031130150115.jpg

9 :名無し物書き@推敲中?:03/11/30 15:07
お前は「読んで貰えただけでも良し♪」かも知れんが、
こんなゴミ同様のデータおよびウェブスペースの無駄遣いを
読まされた俺たちの暇な時間はどうしてくれるんだ?
日曜の午後の、持て余して仕方のない暇な時間を、
お前は無残にも奪い取ったんだぞ。よく考えろ。

俺たちの貴重な暇な時間を、お前は踏み潰したんだ。

10 :名無し物書き@推敲中?:03/11/30 15:08
  ,. -─ '' "⌒'' ー- 、           __,,. -──- 、.
    ./ ,r' ´  ̄ ̄ `'' ‐-r--、     r=ニフ´  ̄ ̄ ~`` ‐、 \
   /      ,r--‐''‐ 、.._,,二フ-、  ,. -‐゙ー-‐ ''、'ー--''-_、     \
 /       /     , '´    ,.イ ヽ__     }ノ´二 -‐ヽ._    \
        {       i     >{    L    ,'ー 'ー ''´ ̄}
         ト、     !.     〈/     }   /      ,.イ
         ヽ、___ヽ、  ./ カパッ   ̄レ'   _, ‐'
  、             " `,二ヽ!        r''二  ̄
    ` ‐- 、..__,. -‐─┴─'         ゙─‐'--''─- 、..___ ,.
                    ‖‖
                    ‖‖

                           
                   /⌒ヽ      
                  / ´_ゝ`) 
                  |    ∠  
                  / __ )
         (´⌒;;     / /  //     (´⌒;;
       (´⌒(´⌒  ⊂二/   ∪   (´⌒(´⌒;;


11 :つくさ:03/11/30 15:09
>>9
暇だったんだろ?
それでいいじゃん♪

12 :つくさ:03/11/30 15:09
>>8はいわゆる偽物
しかもhttpが切れてるし

>>9
んじゃ、残った暇な時間を使ってクソして寝ろ

13 :つくさ:03/11/30 15:12
>>11
実は仲間キャラ?

14 :名無し物書き@推敲中?:03/11/30 15:12
桃ちゃん、元気?

15 :名無し物書き@推敲中?:03/11/30 15:13
スカトロスカトロスカトロスカトロスカトロスカトロスカトロスカトロスカトロスカトロスカトロスカトロスカトロスカトロスカトロ


16 :つくさ:03/11/30 15:14
>>14
元気。
可愛いし可愛いし可愛いし(萌
マガ読んだついでに登録してくれても良し。

17 :小5 ◆ccG99/kSZQ :03/11/30 15:15
>>1
何歳ですか?
13歳以下なら可です。

18 :つくさ:03/11/30 15:17
>>17
書いた当時はそんなもん

19 :つくさ:03/11/30 15:17
>>17
27歳、無職、童貞です

20 :小5 ◆ccG99/kSZQ :03/11/30 15:18
>>18
いまは?

21 :つくさ:03/11/30 15:19
>>20
>>18は偽物です

22 :小5 ◆ccG99/kSZQ :03/11/30 15:20
で、いまは何歳なの?

23 :つくさ:03/11/30 15:21
27歳だよ〜ん!

24 :つくさ:03/11/30 15:25
>>21
語り止めろ

>>22
いい大人
暇だったから

25 :小5 ◆ccG99/kSZQ :03/11/30 15:26
さよなら。。。

26 :名無し物書き@推敲中?:03/11/30 15:26
>>24
それ、新しい2ちゃん語?>語り

プップップッ
おならじゃないよ、笑ったんだよ

27 :つくさ:03/11/30 15:28
>>26
そんなああなたに揚げ足取り屋さんの称号プレゼント

28 :名無し物書き@推敲中?:03/11/30 15:31
>>1
もう充分に釣りは楽しんだろ?
30近くもレスがついたんだ
さっさと削除依頼出してこい

29 :つくさ:03/11/30 15:36
過疎の創作文芸板じゃこんなものか

まあ、大漁、大漁♪

30 :小5 ◆ccG99/kSZQ :03/11/30 16:07
>>29
おれだったら500くらいレスをつけられたと思うよ。。。
もちろん自演なしで。

31 :あぼーん:03/11/30 23:14
あぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーん
あぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーん
あぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーん
あぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーんあぼーん

32 :名無し物書き@推敲中?:03/11/30 23:26
とっておきの情報です!ヤフーオークションの検索に

バブル崩壊!

と入れると凄い情報が見られます。友達から聞き早速私も落札してしまいました!
とりあえずウォッチリストに入れておけばいつでも見られますね。
ただすごい人気なので、あっという間に落札されてしまうので早いもの勝ちですが・・・。
出品者の方も迅速で安心できる方でした。かなりお薦めです!
この情報を元に、私は始めてまだ2週間ほどですが24万円ちょっと儲かりました。
もっと早く知っていれば…と思いました。でも今からでも遅くはないですよー
不景気だからこそ稼げるんですね…

http://auctions.yahoo.co.jp/

33 :名無し物書き@推敲中?:04/02/26 16:50
【うんこが勝手に出た(´・д・`)】

このレスを見た人は、三日以内にうんこが勝手に出ます。
これをコピペでどこかに1回貼れば回避できます。
これは本当です。やらないと文字通り鼻つまみ者にされます。

テスト中にうんこが勝手に出てきてびっくりしました。
「あっ」と思った瞬間にはもう手遅れで。
テストの結果は散々だし、「うんこマン」とか渾名されるし、もう最悪です。
(高校二年生 h.sくん)

主人とセッ○スしている最中に、うんこが勝手に出てきたんです。
バックでしていたので、主人を全身うんこまみれにしてしまいました。
すぐに謝ったのですが、主人は怒るどころかスカトロに目覚めて恍惚の表情。
この先の夫婦生活が不安で仕方ないです。
(主婦 r.kさん)

大事なブリーフィングの途中でうんこが勝手に出てきたんですよ!
もう、何の前触れもなくいきなりだったんです。しかもでっかいオナラまで。
「おいおい、それもブリーフィングの一環かい」なんて笑われちゃって・・・
ああ、コピペの手間を惜しんだばかりに・・・(泣)
(イベント会社勤務 n.aさん)

信じられますか?この威力。

34 :魄鸚:04/03/24 22:05
創作ではない集団ストーカーに書きももうとしたところ
見失ったので、こちらに、集団ストーカー、電磁波攻撃を題材にした
小説でも書き込もうかと思っております。

35 :魄鸚:04/03/27 00:29
埋立地のコンビナートを望む埋立地に20年前に造られた
団地群の一角に、父母、弟と共に暮らし始めた。
まだ工事の終わっていない建物もあったその頃
都営住宅に引っ越してきたばかりの男性が向いの1号棟で
飛び降り自殺をした。
今でこそ不況のあおりを受けて自殺する人間は多いが
まだ、バブル最盛期で中々当選しない都営住宅に越したばかり
と言うのに今思えば、この頃から何か目に見えないものが
働いていたのかも知れない
まだ小学生の頃の私は、血のような薄黒く付いている
コンクリートをみてとても印象に残った事件であった。


36 :魄鸚:04/03/27 00:46
それから20年、一度実家を離れ、神奈川の方で転々とし
又、実家に戻った頃から私に対する非道中傷の話が気になりだした。
以前からも、気になり、その頃付き合っていた男性とも
それが原因でよく口論していた。
三年で別れてしまったが、あれだけ喧嘩して三年は
長い方だったのかもしれない。
彼と付き合っていた時から、「オウム」といわれる事が
多かった。
その頃、経済的なもので余り外見を気にしていなかった。
「服装が悪いからそういわれるのだろうか?」
そのように思っていた。
その事が何時しか外見ばかりにこだわり人目を気にして
鬱な気分になっていた。
今思えば彼はよく我慢した物だと振り返る。
そして、実家に帰っても、ますますエスカレートしていく気配があった。
実家は五階建て都営住宅の最上階で下には保育園がある。
ベランダに出ると、保育園の校庭が見える。
よく子供達の声が家の中に響くがその声が、「オウム」「変態」
「殺人者」という言葉と共に名前も混じって聞こえるようになっていた。




37 :名無し物書き@推敲中?:04/03/27 00:49
ふーん……。

38 :魄鸚:04/03/27 23:10
訂正
>それから20年、一度実家を離れ、神奈川の方で転々とし
>又、実家に戻った頃から私に対する非道中傷の話が気になりだした。
>以前からも、気になり、その頃付き合っていた男性とも

それから20年、一度実家を離れ、神奈川の方で転々とし
ていた頃から、見ず知らずの人からの誹謗中傷といった
攻撃を受けていると感じていた。
その頃付き合っていた男性ともそれが原因でよく口論になっていた。



39 :名無し物書き@推敲中?:04/05/29 22:22
>>38
それよりあんたの名前、なんて読むわけ?

40 :名無し物書き@推敲中?:04/08/02 00:54
誰かこのスレ埋めない?

41 :名無し物書き@推敲中?:04/08/02 08:49
age荒し

42 :名無し物書き@推敲中?:04/10/16 01:43:22
>>1の存在がギャグ

43 :名無し物書き@推敲中?:04/10/18 05:40:48
孝太郎がアップライトピアノの鍵盤を弾くと、お手伝いさんが飛んできた。
「ぼっちゃん、こんな所にいいらしたんですか」
蓋が閉じられ、鍵盤は見えなくなった。
孝太郎はお手伝いさんを見上げた。
佳枝は室外に声を上げた。
「いました! ぼっちゃんこちらでーす!」
パタパタといくつかのスリッパの音が近づく。
「もう時間が無いんですよ、早く着替えて下さらないと」
孝太郎は俯いた。
「行きたくない」
佳枝は困った顔で孝太郎を撫でた。
孝太郎は来たのが佳枝でよかったと思った。
しかし間もなく鬼のような形相の千香恵が来ると、
孝太郎の腕を掴んで部屋から連れだした。
孝太郎は無理矢理スーツを着せられた。
まだ身長が140cmに満たない孝太郎が半ズボンのスーツを着ると、
小ピエロ以外の何物でもないように思えた。

乗用車の後席に詰め込まれる。
「どうして父さんは今頃僕に会うなんて言い出したの」
「存じません」
運転手はそれ以外は何も喋らなかった。
同乗したのは佳枝ではなく千香恵だった。
孝太郎は千香恵の目が怖くて、2時間の間眠ることも出来なかった。

44 :名無し物書き@推敲中?:04/10/18 05:41:11
そのビルは都内にあった。
孝太郎は4年前に雅純と会ったマンションに行くものと思っていたが、
着いたのは高層のオフィスビルだった。
千香恵に連れられ、スーツの男が行き交うエントランスを歩くと、
孝太郎は自分が酷く場違いな存在に思えた。
最上階の部屋に通された。
『やっぱりえらい人なんだ……』
幸い千香恵は別室で待たされた。孝太郎は一人で控え室を通り過ぎる事となった。


45 :名無し物書き@推敲中?:05/02/13 12:01:12
http://www.amateurchicago.com/candid/candid09.wmv

46 :名無し物書き@推敲中?:05/02/13 12:29:46
http://idol.jirashi.net/bbs/up/img/1092977697/t123.gif

47 :名無し物書き@推敲中?:05/02/14 06:56:15
http://70.84.33.122/videos/beachshower.wmv

48 :名無し物書き@推敲中?:05/02/15 04:26:51
http://up3.upload-ch.net/src/up3213.zip

49 :名無し物書き@推敲中?:05/02/18 17:53:43
http://www.ifilm.com/media/components/mp/if
/istream_swf.jsp?pinfo
=sid:1|c:true|rcid:|prn:|cid:1|cr:1|ap:0|pt:1|pop:|ctxpg:pl|mt:asf|refsite:6961|gl2:
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50 :名無し物書き@推敲中?:05/02/18 17:54:32
http://www.ifilm.com/media/components/mp/if/istream

51 :名無し物書き@推敲中?:05/02/26 01:43:35
 高校生、朝倉大地には女装癖があった。

 彼が自分の性癖に気付いたのは中学3年の冬。高校受験を間近に控え、日々それなりの
プレッシャーと戦いながら毎晩机に向かい、参考書と格闘していた頃である。
 1月のとある晩。時計の針が午前2時を指した時点で集中力が途切れ、もう今日は寝ようと
思い、大地は布団に潜り込んだ。だが、どうにも眠れない。疲れは十分に溜まり、体は睡眠を
欲していたが、眠りを妨げる物が一つあった。頭が痒いのだ。どうにも。
 そういえば今日は風呂に入っていない。夕食後、長湯の父に一番風呂を奪われた為、仕方
なくそのまま勉強を始めた。一区切りした後入ろうと思ったら母に、次のチャンスは姉に、それ
ぞれ奪われてしまい、結局この時間まで入らずじまいだった。
 まあいい。今日は土曜日だ。明日目が覚めたら、ゆっくり朝風呂でも浴びよう。等と思う物の、
一度気になると止まらないのが痒みというもの。頭皮に爪を立ててガリガリと引っ掻いてみたが、
それはむしろ逆効果にしかならなかった。それどころか、浮いた皮脂が指にまとわりついて
余計嫌な気分になった。こうなるともう我慢できない。せめてシャワーだけでも浴びようと、
彼は布団から這い出し、暗い廊下を素足のまま歩き出した。

52 :名無し物書き@推敲中?:05/02/26 01:44:50
 脱衣所で裸になり、洗濯籠に着ていた服を放り込む。そしていざ浴室へ、という所でハッと
思い出した。フリースの下に着ていたTシャツにカイロを貼り付けたままだったのだ。
イカンイカンと呟きながら籠に放り込んだ白いTシャツを引っ張り出す。だが出てきたのは
別の物だった。

「………」

 疲れて呆とした頭で、それは何かを考える。ふむ。これはワンピースという物だ。
 最近、姉がよく着ている白いワンピース。生地は木綿で飾り気は少ない。

「……む」

 鏡の前に立ち、服を体に合わせてみる。高校でバレーをやっている姉は背が高い。自分は
と言うと陸上部でしかも長距離をやっていたので無駄な肉が無い。というより生来の痩せ型
で、欲しくても肉がついてくれない体質。且つ、男子の中では小柄だった。
 つまる所、その服が着れそうだった。
 繰り返し言うが。彼の頭は疲れていた。婦人服を身に着けるなど、普段なら考え付かない
事だ。だがその時は、何故かそれがとても魅力的な事だと思ってしまったのである。
 だから着てみた。

53 :名無し物書き@推敲中?:05/02/26 01:46:18
「……ぬ」

 衝撃だった。ほぅ、と溜息をついた。鏡の中の自分の姿に、彼は感動を覚えた。軽く両手
を振ってみたり、おじぎをしてみたりする。思わずゴクリと唾を飲んだ。楽しかったのだ。
ワンピースを着て動く事が。暫くは鏡の前で自分に見惚れていたが、その内、物足りなさを感じた。
 先ず足が汚い。次に胸が無い。
 スカートの裾がヒラヒラ動くのはとても楽しいが、その下にすね毛だらけの足が見えるの
は興ざめだ。軽く唸った後、彼は洗濯籠から姉のストッキングを取り出した。そして履いて
みる。だが膝まで上げた所でコレはダメだと気がついた。ストッキングの生地は薄い。故に
透けて見えるのだ。すね毛が。
 三度言うが、この時の彼は疲れていた。英単語や数学の公式が、真っ当な思考力を奪っ
ていたのだ。だから深く考えもせずに、父が愛用しているT字カミソリを手に取ったからと
いって、彼を責めるのは酷である。と思う。
 朝倉大地は、膝から下のすね毛を綺麗に剃り、それまでの日常と決別した。明くる日の
朝、スベスベの足を見て愕然となる事も知らず。

54 :名無し物書き@推敲中?:05/02/26 01:47:19
 さて、それはそれとして足の問題は解決した。やや無骨ながら、ストッキングを履いた
彼の足は見た目には女性のそれと比べてもさほど遜色ない。ただ、裸のままだったので
足の付け根にある何やらが正直ジャマだった。ビジュアル的に。とは言え、流石に15年
連れ添った相方をすね毛のように切り落とすわけにもいかず、見なかった事にして諦めた。
 そして次は胸。ワンピースの持ち主である姉は、中々に立派な体型を誇っているので、
胸の部分がぶかぶかだ。となれば、やはり着けて詰めるしかあるまい。

「……うむ」

 淡いピンクのブラジャー。いわゆるフロントホックと呼ばれる、前が開くタイプの物だ。今まで
まじまじと観察した事はなかったが、こうして見ると無性に腹が立った。こんないい物を
女だけが独占していたのか、と。
 一度服を脱ぎ、ピンクのソレに腕を通す。止め具の嵌め方にやや悩んだが、分かって
みればそう難しい物ではなかった。寄せて谷間が作れるような贅肉はなかったので、スカスカの
部分には厚手のハンドタオルをそれぞれ詰め、慎重に形を整える。
 不思議な感覚だった。自分の胸が膨らんでいるというのは。両手で触ってみる。中身は
タオルなので感覚があるはずも無いが、それでも妙に気分が良かった。
 こうなれば下もだ。そう考え立つのに時間は掛からなかった。ストッキングを一旦脱ぎ、
洗濯籠に埋もれていた姉のショーツを取り出す。見た感じ汚れてはいなかったので安心
だった。そっちには興味は無い。少し逡巡したものの、思い切って穿いてみた。

55 :名無し物書き@推敲中?:05/02/26 01:48:09
「……ほぅ」

 ブリーフともトランクスとも違うその未知の感覚。頼りないような、それでいて妙に安心する
ような。これに比べると男のパンツは大味が過ぎる。やはり女はズルイ。
 見た目はどんなだろうと鏡に向かう。その途端、彼は赤面した。知らず、足から力が抜けて、
ペタンとしゃがみたくなる。いわゆる女の子座りで。
 恥ずかしいのだ。男の自分に、下着姿を見られる事が――。

「……!」

 自動的に両手が胸と股間を隠した。それは自分でも驚くほど自然な反応だった。その後で
感心した。なるほど。女にとって下着姿はこうまで恥ずかしい物なのか。
 うんうんとうなずき、ストッキングを履く。そして元のようにワンピースを着る。

 どうだろう、この晴れやかな気分は。胸もあり、足も綺麗な女の子が鏡の中にいる。それが
なんと自分自身なのだ。クルリとターンすると、スカートがヒラヒラと揺れる。この胸に広がる
穏やかな恍惚感。
 ああ、……いい――。


56 :名無し物書き@推敲中?:05/02/26 01:49:10
 だがもう一度ターンすると胸に詰めたタオルが崩れてしまった。仕方なく服の上から形を
整えようと、その部分に手を伸ばす。そこで、彼はまた別の衝動に襲われた。
 胸を、揉んでる。自分の手が。女の子の。自分の胸を。
 意識した途端、呼吸が荒くなった。ゆっくりと、タオルの胸を揉むと、例えようの無い快感が
背筋を走った。女の子の胸を揉んでいる男の自分と、男に胸を揉まれている女の子の自分。
その両者が一片に気持ちいいと訴えているのだ。
 足の付け根の何やらも激しく反応していた。木綿のショーツとストッキングという未知の
衣類につつまれたソレは、彼にとって自分の相方であると同時に自分を犯そうとする凶悪
な蛇のようでもあった。
 スカートをそろりそろりと捲る。ストッキングに包まれた足は実に官能的だった。触る自分
も、触られる自分も、等しく快感を感じていた。
 ショーツの中から何やらを取り出す。その映像に、脳が違和感を感じ、これはおかしいです
と警鐘を鳴らしていたが、それさえも今は倒錯的な官能として体中に響いた。

「――っ!」

 何しろ健康な男子中学生である。一度火がついたら止まらなかった。狭い脱衣所で仰向け
に寝そべり、女の子を犯す自分と、男に犯される自分を同時にイメージしながら、彼は果てた。
 事の後、スカートにぶちまけられた白っぽい何やらを見て興奮してしまい、2度目の何やらに
突入したとしても、それは仕方の無いことだった。と思う。

57 :名無し物書き@推敲中?:05/02/26 01:50:32
 /

 こうして、彼は女装の虜になった。
 始めの内は、深夜に姉の服を身に着けるだけで満足していたが、徐々にそれだけでは
物足りなくなってきた。もっと綺麗になりたい。髪の毛も伸ばしたい。
 中学を卒業し、無事に高校に上がるとその欲求は抑えられない程、大きくなってきた。
姉が大学に進み、家を出て学生寮に入ったのはもっけの幸いだった。家に残していった
彼女の服を自由に着られるのだ。勢いづいた彼は、ついにかねてからの懸案であった
計画を実行した。ウィッグと化粧品を買ったのだ。ネット通販と時間帯指定の宅急便が
彼の味方だった。両親は共働きで、平日は夕方まで帰ってこないから。

 眉を細くした時は両親に笑われたが「いっちょ前に色気づいてきたのか」と言われただけ
で済んだ。男も眉を細くする時代に生まれて本当に良かったと、ホッとした。まさか別方向に
色気づいているとは夢にも思うまい。

 深夜になると、姉の部屋から自分好みの服を拝借し、ウィッグをつけ、ファンデーションを
塗り、リップを引くのが日課になった。化粧も髪型も最初は戸惑ったが、すぐに慣れた。好きこそ
ものの何とやらである。これといって特徴の無い地味な顔立ちに、軽めの化粧は良く映えた。
ナチュラルメイクをマスターした時、鏡の中には可愛い女の子がいたのである。

58 :名無し物書き@推敲中?:05/02/26 01:51:18
 美少女、とまでは流石にいかない。何せ中身は男なのだから。やはり骨格や肉付きが
違うと言えば違う。とは言え、男っぽい体型の女性がいないわけではない。薄着では無理が
あるが、ちょっと厚手の服を着れば十分に誤魔化せるレベルではあった。食べても太ら
ない体質に感謝。総合的に見て「クラスの女の子達の中でも上位に入るだろう。自分が
男なら彼女にしたいな」と彼は本気で思った。
 こうなると何やらも燃える。この可愛い女の子を好きにしていいのだから。

 さて、何やらの話題はさて置いて。女装をマスターした高校生、朝倉大地には新たな
衝動が生まれていた。それは「この格好で外を歩きたい」だ。これはちょっと勇気がいる。
誰にも見られない所でなら自分に何をしようと自分の勝手で済むが、敢えて人前に出ると
なると話は変わってくる。想像するだけでドキドキものだ。誰かに女装した男である事が
バレたりしたらどうする? その誰かが知り合いだったりしたら? 考えるだけで冷や汗が出る。
 しかしながら、その行為が大変に魅力的な考えである事もまた事実。
 だから彼は外に出た。


59 :名無し物書き@推敲中?:05/02/26 01:52:26
 サテンのブラウスにブラウンのカーディガン、そしてベージュのロングスカートが公道
デビューの衣装だった。インナーも抜かりは無い。イエローのブラジャーとショーツは
セットのもの。胸には使わずに取っておいたお年玉を投入して買った女装用のシリコン
パットを装着し、更に普通のパットを入れてボリュームアップを図る。足にはやや濃い目
のストッキング。スカートの下にはちゃんとペチコートも履いている。
 僅かながら濃い化粧を施し、ロングストレートのウィッグをつけ、髪形を整える。のど仏は
目立つほどではないのだが、念の為に母のタンスから借用してきたスカーフを巻く。
 頃は晩春。時は深夜。両親が寝静まった後、彼は意を決して女装のまま家を出た。
ちなみに靴はこの日の為に購入したローヒールのパンプスだ。手提げバッグと財布は、
納戸に放り込んであった物を密かに拝借してある。これは今年の正月に姉と母が買った
福袋に入っていた物だ。
 見た目には完璧。白金台辺りの若奥様にしか見えない。少なくとも大地はそう思った。
 目的地はコンビニ。そこでファッション誌とチョコレートを買う事だ。


 不安はあった。だがそれ以上に彼は自信をつけた。何もかもが上手く行ったからだ。
 夜遅くともコンビニには人がいる。しかし誰一人として彼に不審な目を向ける人間はいない。
目的のファッション誌を手にとって暫く立ち読みしていても誰も気付いていない。そこに居る
のが女装した男子高校生だなどと。あまつさえ、レジでお釣りを貰う際、にっこり微笑んで
みたら、店員のアンちゃんが嬉しそうに笑い返してきた。
 どうだろう、この高揚感は!
 誰もが自分を女だと信じて疑うまい。ひどく嬉しかった。
 バッグを両手で持ち、足取りも軽やかに家路を歩く。ランランラン、などと口ずさみたくすら
あった。今度、機会を見て昼間出てみよう。街でウィンドウショッピングだ。この格好なら
デパートの婦人服売り場を普通に見て歩いてもおかしくない。下着売り場だって! 片手を
口にあて、くすくすと笑う。楽しみは膨らむばかりだった。

60 :名無し物書き@推敲中?:05/02/26 01:58:32
 /

 春が過ぎれば次に来るのは夏である。世の女性達の衣服は薄くなり、精神的にも隙の
多くなる時期であるからして、健全な男子高校生ともなればひと夏の思い出云々に思いを
馳せるのは当然の至りではある。しかしながら女装趣味を持つ朝倉大地にとっては鬼門
の季節でもあった。夏らしい薄着で、果たして他人の目が誤魔化せるか? 自信はあると
言えばあるし、無いといえばない。ブラとショーツを身に着けただけの、自分の下着姿。
肩幅や筋肉の付き方を見れば、小柄な彼の事とは言え、やはり男の物である。ただ、
ブラウスとスカートを着てウィッグを付ければ、それなりに女性に見えない事は無い。もう
一枚上着を着て、化粧をすればちゃんと女に見えるのだが、如何せん暑い。

「むー」

 唸った所でどうにかなる物ではなく、やはり夏の間の外出は控えようという結論に達した。

 さて。女装の趣味はあっても彼はれっきとした異性愛者で、当然の事ながらその嗜好は
女性に向けられる。美人がいれば目がいくし、可愛い女の子がいればお近づきになりたい
とも思う。では女性の側から見た彼の評価はどうかというと、これが中々の人気だった。
髪型の変化や、ちょっとした小物に敏感に反応し、尚且つ外れた事を言わないと言うのが
その理由。それは表面的なものではあったが、「彼は女の子の気持ちが分かる人だ」という
認識が浸透していたのである。

61 :名無し物書き@推敲中?:05/02/26 01:59:49



ここまで書いて力尽きた。もうやめ。
誰か続き書いてくれ。

62 : ◆Qz3YUnFEF6 :05/02/26 09:42:37
(゚д゚)

63 :名無し物書き@推敲中?:05/03/04 17:17:02
続きマダー?(・∀・ っ/凵⌒☆チンチン

64 :名無し物書き@推敲中?:2005/03/29(火) 17:50:17
おもれーぞ
続きマダー?(・∀・ っ/凵⌒☆チンチン


65 :名無し物書き@推敲中?:2005/05/29(日) 05:04:59
保守

66 : ◆NaJprX4MIA :2005/06/12(日) 02:28:09
きらきら光る空―
綺麗な芝生が生えそろっているプラムリーパーク。
「いっけないおもわずここに来ちゃったけど先に大学に行くべきだったわ。
荷物だって重いし…あっ、タークシー」
そこにはいい歳こいた日本人女性がいた。
不慣れな英語でタクシーにのるそのつわものこそ物語にするのに格好ぞ―。
「おじさん、プラムリー州立大学までお願いするわ」
「あんた学生かい?見たところ東洋人だね?」
「ええ。留学生なのよ。私の英語通じて?」
「一応聞けないこともないがね」
タクシーの親父は少し困った風に首をかしげた。
「さぁ着きましたよ」
あたりは静かな郊外だ。周りは芝生でコンクリートロードは本当に少ない。
木々がざわめき小鳥はさえずる。
タクシーから出てプラムリー州立大学に入ると、その自然とともに立ち並ぶ大きな
建物がいくつもあった。
「えーっと、総合事務所はあっちか」
地図の見取り図を見ながら、やや不安げに校内を歩く。
金髪から赤毛、奇抜な髪型。
澄んだ青い眼、見透かしたようなグリーンアイズ。
総合事務所は割りに広かった。
いくつも窓口があり、中には十数人くらいいた。

67 : ◆NaJprX4MIA :2005/06/12(日) 02:37:16
―留学生部。
「すいません。推薦で来た菅野 由紀です。これが推薦状でこれが入学証明書。
それと、奨学金証明書です」
中年のどっぷりとした女性が書類に目を通し、パソコンに打ち込んでいる。
「ミズ・カンノ。こちらでの住所が無記名です。女子寮がありますけど
どうしますか?」
「寮費はいくらですか?門限はありますか?」
「1人部屋しか空いてないので割高になるわね。門限は9時まで。
特別な用事があったら外出できますが。寮監督は講師の方ですので私達はお勧めしないわね」
「そうなの…ではどこかに下宿します。見つかり次第また着ます」
「OK。よろしくね来週末までには決めて頂戴ね」
「ええ、わかったわ」
あたりは夕暮れ。
「やばいな今晩はホテルかなぁ。こりゃ」
大学を抜け出るとそばには広い芝生が目に入った。
「そういえばこの奥にいるのよね馬が」
菅野 由紀は北海道大学・理学部・応用生命科学科を主席卒業した。
かの開拓使クラーク博士にあこがれて北大に入りしかし分子生物学のエキスパート
という一風変わった花の23歳、いや花のころはすっかり過ぎているか。
何しろプライドは人一倍高いのでがむしゃらに研究して推薦、奨学金までGETした
伝説となった才女だ。サークルは乗馬で動物好きの彼女にはもってこいだが、
腕前は普通なので大会に出たりするほどではなかったようだ。


68 : ◆NaJprX4MIA :2005/06/12(日) 03:05:48
「にしても遠いわね。もし乗馬部に入ったらあんな遠いところまで行かなきゃ
いけないの?」
そうぶつぶついいながらも小丘をのぼるとやっと柵や馬屋が見えてきた。
「キャー!助けて!ダンが…ダンが!」
金切り声を上げる女の人の悲鳴が響き渡った。
馬屋から一騎の馬が勢いよく走ってくる。栗毛でかなり威勢がいい。
「君!危ない」
思わず呆然としていた由紀を思いっきり突き飛ばされた。
「いったー」
「ごめんなさい、とにかく今はダンを…アリスが来るからじっとしてて!」
ライトブラウンに真っ青な瞳の青年がそう言うとダンとやらいう馬を追った。
「あなた大丈夫?ああひざから血が出てるわ。立てる?」
先ほどの悲鳴はどうやらこの女性らしい。
「私はアリスよ。アリス・アリシア・デンバーよ。アリスとかAAって呼ばれたりしてるわ」
「私はユキ・カンノよ。驚いたわあんな暴れる馬…」
「あなたは馬を知っているの?」
アリスは包帯を巻きながら尋ねた。
「ええ、大学時代…日本で4年間ね。楽しかったわ。上手くなかったけどね」
「あなた留学生なんでしょう?ジャパンからの…何学部なの?」
「理学部生物遺伝分子工学研究所なの」
アリスは、一瞬はっとした顔をした。
「いいのよ…幼く見えるんでしょ?でもその方がいいのよ。なんてったって私は
大学1年の時に転部してやり直したんだものね」
「あらそうなの?じゃあ大変だったんじゃない?」
「まぁ1年間がそっくりそのまま無駄だったわけじゃないもの。農学部で農業工学科
だったんだけど。感性が私にいうのよ違うってね」
などと話していると馬屋の入り口が騒がしくなっている。


69 : ◆NaJprX4MIA :2005/06/12(日) 03:06:58
「ダニーが帰ってきたみたいだわ!」
さっきの青年はダニーというらしい。
「アリス、ダンは今寝かせてるよ。獣医のアーヴィング先生も大丈夫だって言ってる」
「本当?よかったこと…。あっ、このお嬢さんも大丈夫みたいよ」
ダニーとやらは由紀に向かってお辞儀した。
「本当にすみません。どうもダンは荒っぽくて、普段は良い奴なんですけど。
つまり乗る相手を選んだりしていて…」
「ちょっと血が出ただけだし大丈夫です。あのまま馬に激突してたら別ですけど」
「よかった。僕はダニエル・クラークです。君もここの学生?」
「ええ、大学院生だけど」
予想通り面食らった顔をしている。
「あの私、乗馬クラブに入りたいんだけど」
「もちろんOKだよ。部員は僕とアリスのほかに4人しかいないんだ」
「いろいろ離したいこともあるんだけど、部屋を探さなくちゃいけないのよ
「部屋?ああ、君は留学生なんだね。なら僕の家はどうだい?…つまり僕の伯父
の経営してる下宿ホテルなんだけどね。僕もそこで暮らしてるんだ。
ブレークファーストも出るし。大学から自転車で20分少し遠いけど健康には
いいんじゃないかな?何しろ安いよ、ボロだけどね」
にっこりと笑うダニエル。
何しろもうあたりはすっかり晩だ。料理の苦手な人にとって料理が出るのは有難いものだ。
「お願いします。ダニエル!」
1番星が輝くとき―名に亜蛾始まりそうな予感がする…。

70 : ◆NaJprX4MIA :2005/06/12(日) 03:22:21
馬屋からダニエルの伯父が経営する下宿先まで向かう。
ダニエルは自転車を押しながら由紀に話しかける。
「あなたは日本人なんでしょう?あなたの名前をまだ知らないんだけど…。
アリスの奴は何も言ってくれないんだもんなぁ」
「あっごめんなさい。私はユキ・カンノ。日本の大阪生まれで父は商人よ。
でも大学はホッカイドウよ」
ダニエルの顔が一瞬曇った。
「じゃあ、あのサッポロの…クラークという名をご存知ですか?つまり、僕の
おじいさまを…」
「えっだってクラークって!じゃああなたは!」
「そうですよ。孫なんです。おじいさまはやっぱり偉大な方でいらして…
マサチュ−セッツ農科大学の学長をなさってらして、それからサッポロに行かれたん
ですよ。当時まだサッポロはまだ開拓されていたにせよ大変だったんでしょうね。
僕はおじいさまに会ったことはないけど父がはなしてくれましたから」
「わたしはクラーク博士にあこがれて北海道大学に入ったんです。日本でも有名ですわ
私のほかにもそういう理由でかの地の大学にきたという子もいたし。札幌農学校から
名前を変えたものの、博士の意思は変わっていないわ。大学には銅像もあったしね」
僕の叔父は今もマサチューセッツで大学の教授をしているんですよ父が家業の牧場を
ついで、僕は末っ子なので好きな道に歩んでいいといわれたんですけどね。やっぱり
この道に進んでしまいました」
「それはやっぱり博士の血筋でしょう。話し振りからあなたがどれだけ大切に
思っているのかわかりますもの。それに今日のことも…動物好きということだけじゃ
できないことですもの。馬に飛びかかるだなんて…!」
「あれはとっさだったんですよ。ダンはちょっと怒りっぽいんですよ。でも僕は
そういう所も好きになっていきたいんですよ」


71 : ◆NaJprX4MIA :2005/06/12(日) 03:32:14
「でもそれは普通ではないでしょう?特別だわ。そういう気持ちは大切だもの」
ダニエルはすこし恥ずかしそうに笑った。
「さぁ、ここですよ。すこしボロですけど」
―クラーク・ホール&ホテル
ドアを開けると一階は喫茶店になっているようだった。
ただし酒のにおいがする。まぁコーヒーのにおいもすることはするが。
「おやダニー今日はやけに遅いと思ったらオリエンタルビューティーをお連れかい?」
「違いますよ。アンジー伯父さん!下宿希望人なんですよ」
「ほう。こりゃあよかった!なんてったってきれいなお嬢さんじゃないか!
ここに下宿してるのはわしの甥っ子のダニー坊やとヒステリーのオールドミスの
きちがいリジーと愛想のない監査官のシュワルツ殿下だぜぇ。若いネェちゃんは
このボロには住みたがらねぇからなぁ!」
「あら私だって貧乏人だもの」

72 :名無し物書き@推敲中?:2005/06/15(水) 12:30:18
「おやおや、言ってくれるなぁ!ダニー坊やに東洋の神秘に興味を持つなんて
俺は思いもしなかったぜ。馬や牛しか興味なかったようだがなぁ」
「違いますってば!もう、聞かないんですよ。伯父さん、彼女はユキ・カンノ
日本人でおじいさまの大学からいらしたんですよ。留学生なんだ」
アンジー伯父さまは深い緑の目をしていて、髪の毛はパサパサの暗いブラウンだ。
「よろしくお願いします」
私はたじろきながら深くお辞儀をした。
「いやいや本当に嬉しいよ。じゃあこの書類と契約書を…」
書類と契約書を読むにに戸惑いながらもサインした。
「よし、じゃあダニー坊や案内してやりな。お前の部屋の隣にしておいたぞ。
ほら鍵だ」
にやにや笑っているおじさんにダニーが少し怒った顔をしてみせた。
建物自体は古いが質は良かった。
木造だったが床ずれもなくきしんだ音も聞こえない。
「いいところだわ」
ダニエルはおやという顔をしてみせた。
「わかりますか?伯父さんはああいうんだけど本当は…ね」

73 :名無し物書き@推敲中?:2005/06/26(日) 23:08:24
「だってそうでしょう?私の父は建築の設計デザインで母はキッチンの製作デザイン
をしていたの。だから少々の事はわかるわ」
「そうなんですか。では設計関係やデザイン関係の仕事につきたいと思ったり
しなかったんですか?」
「ふふ・・・・・・どうしてか親には反抗してばかりだったのよ。動物が好きだったし、
自然に囲まれて過ごせる贅沢に憧れていたのよね。親は反対したけど。
今はもう諦められてるけど・・・ふふ」
ダニエルは困ったような顔をして笑った。
「ここですよ。鍵はこれが鍵穴式、こっちがチェーン式だよ。下には大体伯父さん
がいるから大丈夫だけどちゃんと気をつけて。伯父さんはカフェーの営業が終わると
この向かいの部屋に住んでいるからね。何かあったら僕に聞いていいからね。
じゃあ、明日一緒に学校まで行こうね」

74 :名無し物書き@推敲中?:2005/06/29(水) 22:50:40
部屋はこざっぱりとしていたが、家具は落ち着いており、ベットは程よい柔らかさ
だった。窓には少し黄ばんだ、カーテンがかかっていた。
ベットのそばにはサイドテーブルがあり、ランプが置いてある。
右手には机があり引出しもいくつか備え付けてある。
左手にはクローゼットがあり―もっとも蝶番が外れかけていたが―後はシンプルで
由紀の好みと一致していた。
「なかなかだわ」
その日はもう遅いので早々に床に―いやいやベットに入った。
かすんだ白い壁、タバコのヤニみたいなのがこびりついている天井……。
すべてが新しい門出に対して祝福している予感がする。

75 :名無し物書き@推敲中?:2005/06/30(木) 19:11:50
窓から淡い光が差し込む。
プラムリー州ダナダヒル・シティは穏やかな気候で有名だ。
北海道と似て爽やかな風が町にまで吹き渡る。
スーツケースを開いて服とタオルを取り出す。
バスルームはこじんまりとしている―が日本人女性にとってはちょうど良い位だ。
シャワーの出も悪くはないし、本当になかなか良いところだ。
緑のノースリーブのワンピースの上に薄手の白のカーディガンを羽織った。
ダナダヒルはいきなり寒くなったりするのだ。
階下に降りるとコーヒーの薫りが立ち込めた。
「やぁユキ!早いね。朝食は7時からなんだよ。あっ、そうそう要らない時は
前日に言ってね」
ダニエルもエプロンを取り付けてトーストを焼くのを手伝ったりしている。
アンジー伯父さんは奥で目玉焼きをジュージューと焼いているようだ。
「おはよう。手伝うわ」
「本当に?じゃあ、クロスをひいてくれるかい?」

76 :名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 23:53:41
俺は忙しい


77 : ◆tXnuPTV6WQ :2005/09/11(日) 15:39:51
ぬめっとしたなめくじに、寄生虫。

78 :( ;‘e‘)チャーニィたん ◆charny.4eA :2005/10/20(木) 05:11:43 ?#
( ;‘e‘)<リンクさえクリックしてない

79 :名無し物書き@推敲中?:2005/10/20(木) 06:06:20
tert

80 :名無し物書き@推敲中?:2005/12/30(金) 09:33:05
”インテリジェント・ゴリラスーツ”を常に身に着けることが、この未来社会での第一のルールだった。
それを着用しない外出は、まさしく死を意味した。ゴリラスーツに装備された高価な機械が発見次第
すぐ反応し、パワーアームで、即撲殺。辺り一面が肉片や汚物で汚れても、パワーアームできれいに
掃除するから手は汚れずに済む。未来社会では水は人の命よりも高価だから、それは環境にも
やさしい。指先すべてに仕込まれた、肉食の昆虫が全ての肉片や汚物を食べてしまうのだ。その後、
今度は虫が排泄した糞がゴリラスーツの動力となるのである。何と合理的であろうか。
このゴリラスーツを開発した、J・チャリティ博士はその為に大いに苦労した。

81 :名無し物書き@推敲中?:2005/12/30(金) 21:09:02
なんだ、こんなとこにもゴリラスーツあるんか

82 :名無し物書き@推敲中?:2005/12/30(金) 21:09:40
ゴリラスーツあげ

83 :名無し物書き@推敲中?:2005/12/31(土) 23:53:42
>>80
どうでもいいけど、続きはないの?
読みたいような読みたくないような、すっごく中途半端な気分なんだけど。

84 :名無し物書き@推敲中?:2006/02/11(土) 03:55:49
>>75
クロスを敷いてから七か月。
ダニエルもアンジー伯父さんも死んでしまった。
こんな過疎スレではまともな人間は生きていけない。
そう呟きながらユキはバルコニーに立ち、地面を見下ろした。
あたしもみんなのところへ……

85 :名無し物書き@推敲中?:2006/04/06(木) 02:32:15
>>84
とそのとき、最近の痛ましい事件が
ユキの脳裏をよぎった。
建物から飛び降りてはいけない。

86 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/17(土) 13:01:00
西暦2101年
戦いは始まった。


艦長:一体どうしたと言うんだ!
機関士:何者かによって、爆発物が仕掛けられたようです。
通信士:艦長!通信が入りました!
艦長:なにっ!
通信士:メインスクリーンにビジョンが来ます。
艦長:おっお前は!
CATS:おいそがしそうだね、諸君。
CATS:連邦政府軍のご協力により、君達の基地は、全てCATSがいただいた。
CATS:君達の艦も、そろそろ終わりだろう。
艦長:ばっばかなっ・・・!
CATS:君達のご協力には感謝する。
CATS:せいぜい残り少ない命を、大切にしたまえ・・・・。
CATS:ハッハッハッハッハッ・・・
通信士:艦長・・・。
艦長:ZIG全機に発進命令!!
艦長:もう彼らに託すしかない・・。
艦長:我々の未来に希望を・・・
艦長:たのむぞ。ZIG!!

87 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/20(火) 16:05:45
ワナビに嫉妬する書けないニートたち……

88 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/25(日) 00:57:07
ちとてすと

89 :名無し物書き@推敲中?:2006/07/07(金) 13:45:01
とすてとち

90 :名無し物書き@推敲中?:2006/09/07(木) 11:07:04
無職残飯、諦めて働け。おまえに小説は無理だって。いや、すべてが無理。私以外の被害者を探すことだ。ばかやろうwww
 
 
 
 

91 :リンコン ◆LrIvuLF/co :2006/10/23(月) 04:52:35
トーテムポール

「こういう時ってさ、昔の人は何をかんがえてたんだろうねぇ」
俺の家内の兄貴で文化人類学者でもあるAさんの口癖だ。
「そりゃ、昔の人に聞かない限りは解らんでしょう。」
「B君、そりゃそうだがね。実際昔の人間に会えるわけじゃなし、類推してだよ」
新年で久しぶりに会うといつもこのような話を繰り返してる。
「だいたい昔の人が何を考えただの、当の本人が日記でも本の一つでも残して
無い限り邪推ってもんじゃない。」
「そうなんだけどさぁ」
テレビではお正月のディズニーランド特集をやっていて、ジャングルクルーズの
トーテムポールをボートが通りすぎていった。
何物かの視線を感じ振り返ると、二段に重ねた白く丸い餅の上に蜜柑が乗っていた。



92 :名無し物書き@推敲中?:2006/12/17(日) 05:18:49
tesu

93 :名無し物書き@推敲中?:2006/12/27(水) 02:43:43
>>91
思わずオレはそのミカンに手を伸ばした。
そして皮をむき、一房を口に含んだ。
あっ、こっ、これは!

94 :名無し物書き@推敲中?:2007/03/07(水) 19:42:43
age

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