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ドラえもんの最終回を捏造するスレ

1 :名無し物書き@推敲中?:03/12/22 09:26
良作はコピペして広めてみましょ。

2 :名無し物書き@推敲中?:03/12/22 09:27
>>1がいなくなってから、なんだかスレががら〜んとしちゃったよ。

3 :名無し物書き@推敲中?:03/12/22 09:51
捏造イクナイ!

だから、このスレはやめとうこう、な?

4 :名無し物書き@推敲中?:03/12/22 11:32
最近、石原タンを見ないな……。

5 :名無し物書き@推敲中?:03/12/24 12:37
 

6 :名無し物書き@推敲中?:03/12/24 12:58
「ドラえもん、どうしたんだい、急に話があるなんて」
のび太はさっきまで読んでいたマンガを手にしたまま尋ねた。
ドラえもんは彼に背を向けて腕を組んで座っていた。彼がこういうポーズを取る時は、大抵のび太に説教を垂れる時だ。しかし、今回に限ってはのび太に心当たりはない。
「その様子じゃ、知らないようだね」
「何を?」
のび太は相変わらずアメリカのマンガのような間抜けな返事を返す。
「のび太くん・・・実は・・・」
その時、玄関の方面からいきなり大きな音がした。それと同時に、のび太のとってもっとも聞きたくない男の声がした。
「のび太!!いるか!!」
のび太はメガネまで真っ青になった。
「あわわわわわ、ジャ、ジャイアンだ!!ど、ど、どうしよう!!きっとまたなんか怒ってるんだ、ねえ、ドラえもん、助けてよ〜」
しかし、ジャイアンが来た理由を知っているドラえもんは何も言わなかった。
階段を力士が駆け上がるような音が響いて、そしてのび太の部屋のふすまが開いた。
いつもと違う顔のいじめっ子がそこにはいた。
「・・・ジャイアン?」
「のび太・・・出来杉が・・・死んだ」


7 :名無し物書き@推敲中?:03/12/24 13:17
「交通事故・・・か・・・」
スネ夫が空を見て言った。
いつもの空き地。永久に使われることの無い工事用の部品に腰掛けて、のび太たちは、虚無感に浮かんでいた。
「・・・あんまりだわ・・・急に、こんなこと・・・」
しずかが涙に震えて言った。みんな、悲しみに沈んでいた。そのなかで、もっとも動転しているように見えたのは・・・
「おい、のび太、大丈夫か?」
ジャイアンがのび太の肩を叩いた。のび太は死人のような顔でうなずいた。ひどい顔だった。もてる限りの絶望を背負ったような、これから泣く泣く人を殺しにいくような、そんな顔だった。
「しっかりしろよ!!おまえが・・・おまえがそんなんだと・・・俺たちは何を見て安心したらいいんだよ!!」
涙を溢れさせながら、ジャイアンが理不尽極まりないことを言う。
「たけしさん、そんな言い方・・・」
しずかはいつものくせで止めに入ったが、そこから先がどうしても言えなかった。
「のび太、本当に大丈夫か?」
スネ夫が言った。のび太の耳にまでは届かなかった。そこに響いていたのは、ついさっきのドラえもんからの一言だった。


「そんな・・・出来杉が・・・出来杉・・・」
床の上に大粒の涙を落とすのび太を目の前にして、ドラえもんはそのことを話すべきかどうか悩んでいた。しかし、言うなら今しかなかった。
「出来杉くんは・・・将来、外国の大学に入って・・・すごく勉強して・・・もっと大きくなったら、日本に帰ってくるはずだったんだ」


8 :名無し物書き@推敲中?:03/12/24 13:35
「なんだよそんなこと!!もう出来杉は死んじゃったんだぞ!!そんな未来はもう来ないんだ!!もう・・・もう・・・」
のび太が叫んだ。ドラえもんは何事も無いかのように続けた。
「出来杉くんは・・・工学部に進むはずだったんだ。そして・・・ロボットの研究をして・・・34歳のときに、画期的な・・・」
「ドラえもん!!いい加減にしろよ!!」
怒りに震えるのび太の前に、ドラえもんは一冊の雑誌のあるページを見せた。
「今から四十五年後に発売になる科学雑誌だよ。ごらん」
のび太は涙を拭き、そのページに載っている写真と説明文を見た。
「世界初の人間と同じ知能を持つ人間型ロボット 制作したのは月見ヶ丘工業大のロボット製作班、中心的役割を果たしたのは学長の出来杉・・・」
ずべしっ。
放り投げた。
「いい加減にしろよドラえもん!!出来杉は死んだんだ!!このロボットだって作られないよ!!」
その時、のび太は自分がたった今言ったことの意味に少し気付いた。
「ロボットが・・・作られない・・・?」
みるみるうちにのび太の顔は赤から青く変わっていった。
「ま・・・まさか・・・」
察したか。ドラえもんは大きく息を吸って言った。
「この出来杉くんの作ったロボットは、未来の歴史の教科書にも載ってる。このロボットによって、ロボットの研究は500年分一気に進んだんだ。出来杉くんの作ったロボットが、ね」
「じゃあ・・・」
「今、歴史が変わった。出来杉くんは未来から消えた。だからこのロボットは作れない。だからロボットの研究は進まない。そして・・・」
「・・・ドラえもんも・・・」
「ああ。生まれることはない」
夢から覚めたような顔をしているのび太に背を向けて、ドラえもんは言った。
「今すぐって事はないかもしれない。でも、近いうちに、僕も消える」

9 :名無し物書き@推敲中?:03/12/24 14:56
21えもんになるから無問題。

10 :魄鸚:03/12/24 22:52
「そんな・・・そんなことさせないぞ!皆行こう!」
「行こうって、何処へだよのび太。」
ジャイアンが力なく聞き返す。
「なに言っているんだよ!出来杉君を助けに行くんじゃないか!」
「そうか!そういう手があった。」
「今なら、まだ間に合うかもしれない。タイムマシンに乗って助けに
行くんだ!」
「そうね、のび太さんの言うとおりだわ。」
「こんな所でのんびりしている暇はないよ。早く僕んちに行こう!」
「よし!行くぞスネオ!」
こうして、のび太の家に着いた5人はタイムマシンに乗り込んだ。

11 :魄鸚:03/12/24 23:03
タイムマシンに乗り込んですぐにドラえもんの体に異変が始まった。
「すぐに引き返すんだのび太君!」
「どうして?ドラえもん?」
「僕の体が透けてきているんだ・・・」
「ドラちゃん・・・」
「でも、出来杉君を助ければ元に戻るんだろ!?」
「でも、僕が消えたら、このタイムマシンも消えちゃうんだ。」
「どうしてだよ。ドラえもん。」
「そうか!」
スネオが、真っ青な顔で叫んだ
「だって、ドラえもんが消えちゃうって事は、ドラえもんが持ってきた
このタイムマシンも僕らの手にない事になっちゃうんだよ。」
「ということはドラえもんが消えた時点でタイムマシンも消えちゃうのか!」
5人の乗ったタイムマシンは、まだ時空の狭間にいる。
「今すぐ元の時代に戻らないと、皆別の時間に取り残されちゃうんだ。」
ドラえもんの体はますます透けてきている。

12 :魄鸚:03/12/24 23:10
・・・・・・・・・・・・
「のび太ーご飯よー」
下から母親の呼ぶ声がする。
部屋の机の引き出しは、だだの引き出しに戻り
半分開かれていた。





13 :コングラッチレーション:03/12/24 23:28
エンディングの種類:ドラヤキUFO

貸してもらった道具の数:172 Items
アクションレベル:Hard
トリックレベル:Easy
殴られた回数:156
叱られた回数:32
泣いた回数:400
走った距離:74.8 km

しずかの入浴撮影:不成功

クリアタイム:4h 33m

スペシャル道具:使用

ランク:E

14 :スペシャルアイテム取得:03/12/24 23:33
無限タケコプター

15 :名無し物書き@推敲中?:03/12/25 00:21
>>6-12
すごくイイ!

16 :名無し物書き@推敲中?:03/12/25 04:06
>>6-8はよかったけど>>10-12で台無しにしてる

17 :名無し物書き@推敲中?:03/12/26 10:30
「おい、のび太はもう眠ったか?」
のび太の父、のび三は妻のたま子に小声で尋ねた。
「ええ」
たま子は微笑んで付け足した。
「大丈夫ですよ。危ないことに首を突っ込んでくる子じゃありません」
「そうか・・・では・・・よろしくお願いします、先生」
野比家の居間にのび太の両親と向かい合って座っていたのは、のび太たちの担任の教師だった。
「野比さん・・・では、今夜決行しますか?」
「ええ。時間が無い」
のび三の目を見据え、先生は息を抜くようにため息を鳴らした。時計は、深夜11時27分。
「危険が伴います」
わかり切ったことを、先生は事務的に言った。
「これ以上・・・」
のび三は二階に上がる階段の方をちらりと見て言った。
「これ以上あの子を騙すようなことは出来ません。今回のことで清算したいのです。親として」
「あなた・・・」
たま子が柔らかい声でそっと言った。先生は二人の顔を交互に見てから、持ってきた鞄の口を開けた。
「では、早速ですが参りましょう。私と、野比君のお父さん、お母さんの三人がいれば・・・」
「それと、僕」
いきなり居間のふすまが開いて、一人の少年が割って入ってきた。

18 :名無し物書き@推敲中?:03/12/26 10:46
「スネ夫くん・・・」
「骨川・・・」
乱入してきた人物をみて、大人たちは唖然とした。
「皆さん、水臭いじゃないですか。僕たちに黙ってこんなことを」
「しかし、スネ夫くん・・・危険すぎる」
「まあまあちょっと待ってくださいよ、のび太のお父さん。今回の行動にはさ、ある程度頭のいいメンバーも必要でしょ。僕は適役だと思うんですよ」
スネ夫はいつものようにナルシスト気味に前髪を掻き揚げて言った。
「あなたも、行くというの?」
たま子が不安げな声で言った。
「もちろん。僕にだってまあ使命感というか、責任があるんですよ」
スネ夫の言い分を苦々しい顔で聞いていた先生は、コホン、と咳払いをしてから、教師らしい厳格な声で言った。
「君の御両親には?」
「友達の家に泊まりに行くって言ってきました」
「そんな・・・こんな大事を・・・」
「いえ、いいんです。もうですね、覚悟なんかは出来てしまってるんですよ。気持ちの整理は、今日一日でつけました。後悔はするでしょうね。でもそれは今じゃないんです」
スネ夫はいつものチャラけた雰囲気を気取りながら、しっかりと言った。
大人たちは、しばらく黙り込んだ。
「・・・他の者はどうすると?」
先生が尋ねた。
「あとの二人は残るそうです。出来杉はジャイアンを、しずかちゃんはのび太を守るためにね」
「君は、残らなくていいのかね」
「僕には守るべきものなどありません。ただ一つ守りたいのは・・・あの青いネコ型ロボットだけです。だから、行きます」


19 :名無し物書き@推敲中?:03/12/26 11:01
「そうか」
先生は鞄から大きなライターを取り出した。
「先生!!」
のび三が慌てていった。
「彼にも来てもらいましょう。頭数が多い方がいい」
「しかし・・・これは我々の責任です。こんな子供を巻き込むなど・・・」
「ええ、そうです。我々は我々だけで行かなくてはいけないんです。そして、彼も行くんです」
スネ夫の顔を見ながら先生が言った。
「・・・そうね。そうと決まれば、早く出発しましょう。ドラちゃんが、待ってますから」
たま子が言った。
「ああ。急ごう」
のび三が賛同の意を示したことをみて、先生は鞄から出したライターに火をつけた。
「久しぶりだなあ。先生の四次元ライターを拝見するのは」
先生は腹式呼吸で息を吸い込むと、
「タイムマシーン!!」
と、ほんのすこしドラえもんの物まねをしながら叫んだ。するとライターの炎がゆらゆらと揺れ、巨大なかげろうが現れた。
そのかげろうは少しずつ形を変え、数瞬後、一人の少女の形となった。

20 :名無し物書き@推敲中?:03/12/26 11:24
「お呼びか、執事」
幼い外見とはあまりに不釣り合いな口調で、その少女が言った。
「行き先は、ドラえもんのいる時代、場所だ」
先生が命じると、少女は
「承知した」
と答えて、両手を胸の前で合わせて何事かを唱えた。すると、少女の腹部にブラックホールのようなあなが空いた。まるで、世界のすべての場所へと繋がっていて、しかもその行き先はいつも悲劇に溢れているような気にさせる、深くて黒い穴だった。
「僕が、先に行きます」
スネ夫はそういって真っ先にその穴へと身を投じていった。
「よし、行こう」
のび三はたま子の手を引いて立ち上がった。
「待ちくたびれてるだろうな、ドラえもん」
少女型タイムマシーンの前に立った時、のび三はふと思い出したように振り向いていった。
「なあ、僕たちはやっぱりあの子を騙してきたのかな?」
「さあ、どうでしょう」
たま子は軽く笑って言った。
「あの子ならきっと許してくれる・・・そう思ってたんじゃないですか?あなたも、わたしも・・・」
夫婦が時空トンネルに消えた後、先生はまだしばらく居間にたたずんでいた。
自分の生徒の名前と顔をひとりひとり、噛み締めるように思い出した。そして、最後にひとりの生徒を思い出した。
「野比・・・お前の結婚式、見たかったな・・・」
掌で自分の両頬を叩いてから、もう一言つぶやいた。
「もし自分が無事に帰ってこれて・・・そのときお前も、お前の将来の結婚相手も無事だったら・・・ちゃんと呼んでくれよ?」
「執事。お早く」
タイムマシーンにせかされて、先生は前へと足を踏み出した。



21 :名無し物書き@推敲中?:03/12/28 13:45


22 :名無し物書き@推敲中?:03/12/28 16:38
ttp://shibuya.cool.ne.jp/r62x/nobita.html
ttp://members.jcom.home.ne.jp/2116789401/giant.htm

それぞれ別の、ドラ小説。

23 :20の続き:03/12/29 13:44
「気は熟した、かな…」
ドラえもんの頭上に青い月が出ていた。
そこは荒原だった。自然界のものではなく、人間臭い荒原だった。コンクリートの破片の下で、なにか柔らかいものが潰れていた。
「のび太くん…」
こんな時でも月を見て思い出すのは零点の答案だった。まあ、もうおそらく見ることはないだろう。そんな事を思っていると、
「お兄ちゃん、ここにいたの?」
壊れたビルの後ろからドラミが顔を出した。
「こんなところにいつまでもいないで、部屋に戻りましょう」
秘密道具で地下に作った即席の空間が二人の現在の家だった。
「…戻りたいのなら、今からでも遅くないわ」
「いや、いい」
せめて、最後の別れぐらいはしたかったけど、と心の中で付け足して、ドラえもんは振り返って歩きだした。
準備は整った。後は彼らが来るのを待てばいい。大事な人の無事を祈りながら。


24 :20の続き:03/12/29 13:46
連れ立って壊れた町を歩いていた二人の前に、唐突に少女が一人現れた。
「お久しく」
少女は一言そう言った。
「やあ、タイムマシーン。みんな、もう来たんだね」
「いかにも。いまお目にかける」
そう言った途端、少女の腹部に白い光が溢れた。その光の中から真っ先に飛び出したのは…
「ス、スネ夫くん!!」
ドラえもんとドラミは目を丸くした。当の本人は何食わぬ顔で、
「なんだい、そんなに驚いて失礼だなあ。僕だって一応ね…」
そして続いて出てきたのは野火夫妻だった。
「ドラえもん…」
「のび太くんのパパ、ママ…すみません」
「いいのよ、ドラちゃん。私たちも、覚悟はしてきたんだから」
最後に先生が到着した。


25 :20の続き:03/12/29 13:47
「これで、駒は揃いました」
先生は冗談めかして言った。
「まあ、この駒で勝ちを取れるようなプレーヤーは、あまり多くはいないでしょうね」
「大丈夫ですよ、先生。この僕の頭脳があれば…」
「って、スネ夫くん、君まで、一体どうして!?」
ドラえもんがスネ夫に迫るようにして言った。
「まったくしつこいなあ、ドラえもんも。僕もちゃんと決心してきたんだよ。迷惑にはならないからさ」
「でも…」
「ま、そういうことだからさ。諦めてよ。いまさら戻れもないだろう?」
スネ夫は結局ドラえもんを強引に納得させた。
「執事、ご用は以上か」
タイムマシンが先生に尋ねた。
「ああ。ご苦労だった」
先生はポケットから四次元ライターを取り出すと、点火した。タイムマシンは徐々に少女の姿からかげろうへと消化していき、炎の中へ消えていった。


26 :20の続き:03/12/29 13:49
「スネ夫さん、大丈夫かしら…」
学校へ向かう途中、ランドセルを背負ったしずかが言った。
「心配しても始まらないよ。彼は彼の役目を果たしたいんだ」
しずかと並んで歩いていた出来杉が言った。
「でも、もうこれでドラちゃんだけじゃなくて、のび太さんのパパとママも、スネ夫さんも、先生もいなくなってしまったのね」
しずかは死人に話しかけるように言った。
「元気だしなよ。まだ何も始まっていないんだ。忘れないで、僕らがここに残った理由」
出来杉も眠れぬ夜を過ごしたことに変わりはないが、少し虚勢を張って言った。
「ええ、そうね。みんなにお願いされたものね。たけしさんに、ドラちゃんのガールフレンドのミーちゃんに、スネ夫さんのパパとママ、そして…のび太さん。みんなを守らなくちゃ」
「ああ。そうさ」
「しずかちゃーん!!」
背後からいつもの声がした。のび太はランドセルのふたも止めずにメガネを斜めにかけて走ってくるところだった。



27 :20の続き:03/12/29 13:51
「しずかちゃん、出来杉と一緒に学校にいくなんて〜」
のび太は偶然しずかに会えた嬉しさと、出来杉への嫉妬が入り交じった赤い顔をしていた。
「おはよう、のび太さん」
「のび太くん、今日は結構早いんだね」
「そうそう、二人とも聞いてよ。今朝目覚し時計が鳴って起こされてさ、こんな時計どうしてあるんだろうって思ってその時計の下にある紙を見たら、
パパとママが二人で旅行に行ってきますって書いてあるんだよ!!昨日までは何も言ってなかったのにさ、ひどいよ。
ドラえもんもちょっと未来に変えるって言ったきり戻ってこないし、全くみんな嫌になっちゃうよ」
のび太の愚痴に、しずかと出来杉は声を合わせて笑った。そして出来杉は、なんとかしずかと出来杉の間に割り込もうとしていたのび太に場所を譲った。
楽しそうに話しながら歩く二人の後ろ姿を見ながら、出来杉は心の中でしずかに呟いた。
「しずかちゃん、君たちは結婚する運命なんだよね。だから…最期の時まで、のび太くんのそばにいてあげてくれ」



28 :20の続き:03/12/31 17:46
「珍しいね、スネ夫が学校休みなんて」
「おまけに先生まで急な出張なんてね。俺、宿題してなかったけど助かったよ」
教室はそのような会話で溢れていた。しかし、いつもならその輪の中心になっている男子は、今日は机に座って思い悩むように外を眺めている。
(・・・おかしい・・・どう考えても・・・)
そんなことを思っている彼に最初に声をかけたのはしずかだった。
「たけしさん、なんだか元気無いみたいよ」
ジャイアンは彼女の方を振り向いた。
「なあ、しずかちゃん・・・変だと思わないかい?」
「なにが?たけしさん」
「だって・・・ドラえもんが急に未来に帰るって言っていなくなってから、もう五日目だぜ。しかも、何の連絡も無いし。おまけに、のび太のパパとママや先生まで何も言わずにいなくなっちゃったし。こりゃひょっとして、何か・・・」
「考え過ぎよ、たけしさん」
「やっぱり、そうかな?」
「ええ。心配しなくても大丈夫よ」
・・・おかしい。去りゆくしずかの後ろ姿を見ながら、ジャイアンは新たな不安要素を抱え込んでいた。あのしずかの反応にしては、あまりにそっけなくはないだろうか?ドラえもんのことなど、真っ先に心配しそうなのに・・・
重傷だ。しずかまでが何かを隠しているような気になってしまう。そうだ、のび太と話してみよう。何かわかるかもしれない。

29 :20の続き:04/01/16 10:17
ジャイアンが席を立った。その時だった。
凄まじいジェット音のようなものが聞こえた。教室中の目が窓の外を向いた。そこには、真っ直ぐに確かにこの学校の方へと飛んでくる、一機の円盤があった。
地獄のような騒ぎが起きた。他の生徒に比べるとジャイアンはまだ冷静に思考できた。なにしろ彼やのび太にとっては、あのようなものを見ることはそれほど珍しいことでもないのだ。
しかし、やはり、これは大変な状況ではないのだろうか、とジャイアンは考えた。今まで宇宙や異世界であんなものを見ることは飽きるほどあったが、こんな日常の中で、教室にUFOが現れたことなど始めてだ。
UFOは確実に近づいてくる。このままでは教室に激突することは間違い無いだろう。すでに多くの生徒が逃げ出した教室の中で、ジャイアンも出口へと向かった。
その目の端に飛び込んできたのは、逃げようとしてつまずいて転び、そのまま恐怖で立つことも出来なくなっている一人の生徒だった。
のび太だった。
まったく世話が焼ける。ジャイアンがのび太に手を貸そうと、彼のもとに走り寄った時だった。
強烈な、鼓膜を切り裂かれるような爆怪音が空気を揺らした。
窓の方を振り返ると、視界のほとんどを円盤が占めていた。

30 :20の続き:04/01/16 10:28
その時まだ教室にいた者の中には、しずかと出来杉の姿もあった。
「しずかちゃん、君はみんなと逃げて」
「だめよ!!出来杉さん一人で戦うなんて」
「大丈夫だよ。敵はおそらく今日は偵察のつもりだろう。僕一人でも十分面倒見れる」
「でも・・・」
「そして君はいかなくちゃいけない。僕がここで戦っている間に、みんなの安全を確保できるのは君だけなんだ。そして、なにより、」
出来杉はランドセルを開きながら言った。
「君はのび太君を守らないといけない」
「・・・」
「君は自分の未来を守らないといけない。たとえそれを見る望みが絶たれても」
「出来杉さん・・・」
「あいにく僕は、自分の未来が好きじゃなくてね」
出来杉はランドセルの中から、一本のフライ返しを取り出した。
「勝てるさ」
しずかと自分にそう言い聞かせて、出来杉は今まさに校舎の壁に突っ込もうとしている円盤の方を向いた。
一秒後。宇宙が壊れたかのような破滅的な音と衝撃波と振動と瓦礫片が小さな教室を包み込んだ。


31 :20の続き:04/01/16 10:39
視界が、光が、世界が、遮られた。
出来杉は半分壊れた教室の淵で、フライ返しを構えてなんとか立ちこらえていた。
さすがに耳はしばらく使い物にならない。しかしそれは前以って予測できたことだ。
薄暗く、深い闇の奥を出来杉はじっと目を凝らして見据えた。
動いた、だろうか?いや、違う。あれはただの瓦礫だ。
特攻した直後に不意打ちを食らわせてくるかと思ったが、案外フェアな敵らしい。
空気がある程度澄んできたので、出来杉は深呼吸をした。
「しずかちゃん・・・もう、のび太くんとジャイアンを連れて逃げてるよな?」
出来杉は呟くと、一秒前に視界の奥で動いた人影に向かって飛び掛かって言った。
フライ返しの先が、硬いものに当たった。
瞬時に身を引く。跳び降りた床がいやな感じにきしんだ。
一頭身ほどの間合いの先で剣を構えていたのは、出来杉の半分ぐらいの身長の、二歩足でたった、犬だった。

32 :20の続き:04/01/16 10:53
犬は、開いているのか閉じているかわからないような目で、出来杉を見据えていた。
辺りに仲間が潜んでいる気配はない。口をあけて何か言ったような気がしたが、聴覚の麻痺している出来杉には聞こえなかった。
数間隙後。さっきのお返しとばかりに、犬が出来杉に飛び掛かってきた。
速い。速すぎる。寝ぼけた老犬のような外見からそのスピードを予測することは、人間心理的に不可能だろう。
出来杉はフライ返しを翻して攻撃を逸らせるので精一杯だった。そして反撃に転じようとした時、剣の刃先がありえない方向から向かってきた。
野郎、いつのまに、そんなところに。
そう思った時には、すでに出来杉の左肩から血しぶきが上がっていた。
相手の動きをなんとか目で捕捉し、その影にフライ返しを振り下ろす。届かなかった。
敵は瓦礫の山の向こうへと姿を消した。余裕など見せず、堅実に様子を見ようと考えたらしい。
「・・・」
出来杉は、自分の舌打ちを聞いた。
なんてこった。誤算だった。ただの偵察だろうなんて甘すぎる考えだった。
奴等は、そんな無駄なことはせず、早くも、直接潰しに来やがった。

33 :名無し物書き@推敲中?:04/02/26 15:45
age

34 :名無し物書き@推敲中?:04/02/26 19:10
実は以前からブックマークして毎日チェックしていたりする。
作者さん帰って来てー。

35 :名無し物書き@推敲中?:04/02/27 05:00
どらえもんの性格全くちがうやんw
口調が変わりすぎだぞ。
男らしいどらえもんってかんじだよね

36 :よし、続きだ:04/03/08 14:50
「ねえしずかちゃん、いくらなんでももう大丈夫じゃない?」
息を切らせたのび太が、途切れ途切れながらもそのような意味の事を言った。
「駄目よ。いいから私についてきて。もっと遠く・・・私の家まで逃げましょう」
「ええ!!」
「ちょ、ちょっと待ってくれよしずかちゃん、いくらなんでもそれは逃げすぎじゃないか?」
のび太の手を引いて走るしずかの後を走ってついてきたジャイアンは、驚いて言った。
三人は、今、学校を飛び出して街中を走っている。路行く人が、小学生が平日の昼間から何をしているのかという目でじろじろと三人を見ている。
「学校飛び出しちゃったのだってまずいしさ・・・」
「そうだよ、みんな、校庭に集まってるんだしさ」
しずかは、のび太の顔を振り向きもしないで言った。
「だめよ。あなた達二人は、あそこにいては駄目」
「・・・しずかちゃん、一体どうしちゃったの?」
「そうだぜ。なんだか様子がおかしいぜ」
のび太とジャイアンの驚きが、不信へと変わっていった。

37 :よし、続きだ:04/03/08 15:01
「いいから!今は私と一緒に逃げて!話はあとよ!」
しずかは、今までのび太が知らなかった声で言った。
「し・・・ずか・・・ちゃん」
のび太の中に、恐怖という感情すらもくすぶり始めた。
「少しは説明してくれないかよ、しずかちゃん」
ジャイアンすらも息を切らしかけている。
「だから、あとで」
しずかは答えながらも、全くペースを落とさずに走り続ける。のび太の体力は限界点をとっくに超えていて、しずかの手に人形のようにぶら下がって引っ張られるだけになっている。
「ド・・・ラえ・・・も・・・ん」
朦朧としてきた意識の中で、のび太は、ほとんどうわ言のように友の名を口にした。
突如、それを聞いたしずかが、急ブレーキをかけて路の真ん中に止まった。
のび太は地面につんのめり、今まで奇跡的に落ちなかった眼鏡をアスファルトに落として割った。
ジャイアンも急には止まれず、盛大に転ぶ羽目になった。
「どうしたんだよ、急に」
口も利けないのび太に代わり、ジャイアンが抗議した。
「ねえ、二人とも、まだ、ドラちゃんが帰ってくるって思ってるの?」
しずかはうつむいてそう言った。

38 :よし、続きだ:04/03/08 15:10
「・・・それはどういう・・・」
「どういう意味なの、それは!!」
ジャイアンの声を遮って、のび太が叫んだ。
さっきまでほとんど気絶したようになっていたのび太は、傷だらけの顔を上げ、しずかを、
睨み付けた。
しずかはのび太を見下ろす。二人の視線は、殺伐と交わった。
「・・・いいわ。ここで説明するわ」
しずかはのび太から目をそらせて言った。その時だった。
「まだ説明していなかったのかい、そんな大事な事を」
突然、ジャイアンのものでもない、第三者の声がした。それはしずかの背後からだった。
しずかは咄嗟にふりむく。一人の男が立っていた。
シルクハットにタキシード、そして白手袋にステッキという、冗談のような格好で。
「なんですか?」
しずかは男と対峙した。敵であることには間違いなさそうだった。


39 :よし、続きだ:04/03/08 15:19
「あなたは・・・」
しずかの声は遮られた。
「おじさん!!おじさんは知ってるの、ドラえもんの事?だったら教えてよ!!ドラえもんは帰ってくるの?」
のび太は地面に這いつくばったまま、男に向かって叫んだ。その姿は、吠え盛る犬のようにしか見えなかった。
「のび太さん・・・」
「ねえ、おじさんは知ってるんでしょう!!ドラえもんが今どこにいるのか!!なんで急にいなくなったのか!!だったら教えてよ!!僕に教えてよ!!」
男はその様子を、さも滑稽なように見ていた。シルクハットの下に見えるその顔は、まさに英国紳士のような立派な口髭をたくわえていた。が、外人の顔ではなかった。
「よろしい。教えてやろう」
男はステッキを振り上げた。
「ただし、あの世でな」
「やめて!!」
しずかは叫ぶと、男の前に割って入り、のび太の前に立ちはだかった。
男は振り上げたステッキを、
黙ってそのまま下ろした。
「冗談だよ」

40 :よし、続きだ:04/03/08 15:28
男は笑った。
「彼は一番後回しでもいいくらいなんだ。むしろ先に君を始末したい」
しずかは深呼吸した。
「まあ、そうでしょうね」
「しかし、私は仕事は楽なものから済ませるのがモットーでね。君はできるだけ後にしたい」
男は言った。
「どういうことですか?」
「ターゲットの中には、のび太君よりもさらに楽に仕留められる奴もいるからね。例えば・・・」
男はそういうと、側の家の赤い屋根の上に目をやった。
「まさか・・・」
「ああ。人よりは猫の方が殺しやすいからね」
「そんなこと・・・」
しずかは男に向かっていった。男はステッキを、しずかの足元に振り下ろした。
「ああう・・・!!」
しずかは悲鳴を上げて転倒した。

41 :よし、続きだ:04/03/08 15:39
「しずかちゃん!!」
のび太とジャイアンが同時に叫んだ。
背中を強く打ち、顔をしかめるしずかを男は笑って見下ろした。
「さっき言ったように、君は最後にとっておく。しかしほかのターゲットを消している間に、君に邪魔に入られたんでは困る。そこで、君には自由に動けないようになってもらう」
「おい、しずかちゃん、大丈夫か?」
ジャイアンがしずかに駆け寄った。しずかの足首は両足とも砕かれていた。
男はジャイアンに向かって言った。
「おい、ブタゴリラ」
「なにい!!」
ジャイアンは怒りに震え立ち上がった。
「彼女を病院に運んでやれ。退院するまでには、あらかたの仕事を済ませておく」
「てめえなにわけわかんねえこと・・・」
「じゃあな」
怒れるジャイアンを無視し、男は身を翻して跳び上がった。あっという間に塀の上に、そしてそこから民家の屋根の上に。
「・・・ちょっと」
しずかが口を開いた。
「ここにいる二人に手を出したら、本当に許さないわよ。一生病院から出られなくしてやるわ」
「ふん」
男は屋根の上を走って消えていった。

42 :よし、続きだ:04/03/08 15:49
「二人とも、ごめんなさい・・・」
しずかは空を見ながら言った。
「油断しちゃった」
誤算だった。偵察なんかじゃなかったんだ。
「なあ、しずかちゃん・・・俺にはさあ、なにがなんだかさっぱりわからないんだけど・・・なあ、のび太」
ジャイアンがそう言った時、のび太はどこかに向かって歩き出そうとしていた。
「ちょっと待てって!!」
ジャイアンは慌てて彼を止めた。
「どこへ行く気だ!!」
「あのおじさん・・・」
のび太は言う。
「ドラえもんのこと、知ってたんだ・・・今あいつが何をしているのか・・・」
「聞きにいこうってのか?バカ!!何考えてんだよ!!」
のび太は叫んだ。
「でも知りたいんだ!!どうしても!!・・・何があっても、教えてもらう」
「でも、のび太、お前さあ・・・眼鏡壊れたら、前見えないじゃん」
のび太は唇を噛んだ。路上には眼鏡の残骸が潰れている。
「じゃあさ・・・」
のび太はジャイアンに頭突きして言った。
「ジャイアンが僕の目になってよ!!ジャイアンが僕を連れて行ってよ!!」


43 :よし、続きだ:04/03/08 15:55
「あのなあ、何で俺が・・・」
ジャイアンはそこでふと、ある事を思い出した。
「なあ、しずかちゃん」
道路に仰向けに倒れているしずかに話しかけた。
「さっきの変なやつ、なんかこれから誰かを殺しに行くみたいなこといってたけど・・・」
しずかは淡々と答えた。
「ええ、そうよ」
「誰だよ。一体誰が殺されるんだよ」
ジャイアンは問い詰めた。
「ミーちゃん」
「へ?」
ジャイアンは素っ頓狂な声を出した。
「ミーちゃんって・・・」
「ああ、あの子だ」
のび太が口を開いた。
「ドラえもんのガールフレンドの、猫のミーちゃん」


44 :よし、続きだ:04/03/08 16:04
「あのおっさん、タキシード着て、ステッキで猫を殺しに行ったのかよ・・・」
それはもう犯罪者というより変質者の部類ではないだろうか。
「・・・僕が助ける」
突然、のび太が言った。
「のび太さん、助けるって・・・」
しずかが不安そうに言った。
「ドラえもんのガールフレンドのミーちゃんを死なせたりしたら、ドラえもんに怒られちゃうよ。助けに行く」
「ちょっと待てよ!!助けるって、あのおっさんと戦うってことじゃねえか!!」
「ああ。あいつをやっつける」
「のび太さん!!」
今度はしずかが叫んだ。
「無茶よ、止めて!!私は今、あなたを守ることだけを考えているの、それで精一杯なのよ!!自分から怪我しに行くような事しないで!!」
「しずかちゃん・・・僕には君が何を言ってんだかさっぱりわかんないけど・・・」
のび太は小さな声で言った。
「実は僕、今、アレを持ってるんだ」

45 :よし、続きだ:04/03/09 20:00
もし読んでる人いたら感想教えて。

46 :名無し物書き@推敲中?:04/03/09 22:08
昨日初めてみたけど、なかなか面白い。
しずかちゃんカコ(・∀・)イイ!
続ききぼん。楽しみにしてるよ。

47 :名無し物書き@推敲中?:04/03/09 22:47
密かに楽しみにしてました。面白いっす。
もちろんマイペースでいいので、続き出来たらまた読ませておくれぃ。

48 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/11 02:16
よし、続きださん待つ間に乱入してもOK?

49 :よし、続きだ:04/03/11 08:02
自分一人でこのスレ続けるのもなんなんで、他の人も話とか思いついたら書いて。
それはそうと、そろそろちゃんとしたハンドルつけないとなw

50 :名無し物書き@推敲中?:04/03/11 21:41
>>48
おぉ、良いぞ。
楽しみだな。


51 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 01:14
>>49>>50
サンキュです。ではお言葉に甘えて。

52 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 01:16
子供の頃、僕の隣りにはいつも青いロボットがいた。名前はドラえもん。
ドラ焼きが好きで、ネズミが嫌いで、耳がない、つるつる頭のネコ型ロボット。
ある日突然未来からやってきて、「君の未来を変えるために来た」なんて言う、むちゃくちゃな奴だった。
それから、僕の生活は一変した。
毎日が刺激に満ち溢れた宝物のような日々。
まるでおもちゃ箱をひっくりかえしたみたいな毎日。
あの時の僕は、このまま一生お祭騒ぎが続くと思っていた。
いつか僕が大人になってしまっても、それでも僕の横にはドラえもんがいて、
ジャイアンに泣かされて、スネ夫の自慢に悔しい思いをして、しずかちゃんに憧れて……。
永遠のものなど、この世にある訳はない。そんな事も分からない程、あの頃の僕はまだ子供だった。

53 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 01:16
ディスプレイに映し出された新聞記事を見て、ドラミは思わず声を漏らした。
「ウソ…どうして!?」
もう一度、マジマジと画面を見つめる。年月日、場所、名前、間違いはない。
最初に見た時と全く同じものがそこには記されていた。
「大変! 早くお兄ちゃんに知らせなくっちゃ!」
ドラミは真っ青になると、大急ぎでのび太の子孫にあたるセワシに連絡をとった。

54 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 01:17
その日、僕は自分の部屋で仰向けに寝転び、ダラダラと漫画を読んでいた。
ドラえもんが隣りで何か小言を言っていたけど、僕にとってはそれさえも日常だった。
「ちょっとのび太君、僕の話聞いてる?」
「はいはい、聞いてますよー。宿題なら後でちゃんとするから」
「だから、もー、全然聞いてないじゃないか。僕は今宿題の話をしてるんじゃなくて」
その時、玄関のチャイムが鳴った。
「はーい」
と、ママの返事が一階から聞こえる。
ガタガタとふすまが開き、廊下を歩く足音が僕の部屋まで響いてくる。
僕は何の気なしに、漫画に目をやりながら、一階の物音に耳を傾けていた。
ドラえもんの小言に重なって、ママと訪問者のくぐもったやりとりが僅かに聞こえてくる。
宅急便にしては随分長いので、誰か近所の人でも訪ねて来たのだろうと、意識をそらした瞬間、
「いないって言ってるでしょ! どうぞお引き取りください!!」
突然、ママの怒鳴り声が聞こえてきた。
僕とドラえもんは驚いて、顔を見合わせる。

55 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 01:18
「出てって! そんなモノ家にはいません!!」
僕達は、恐る恐る部屋のふすまを開くと、階下を覗き込んだ。
「どうしたの? ママ? 大丈夫?」
瞬間、どたどたと慌しい足音が廊下を踏み鳴らした。
「おい!いたぞ!こっちだ!」
ママの金切り声がそれに重なる。
呆気にとられ固まっている僕達の目に、白い服の大人達が写った。
僕達はえも言えぬ恐怖を感じ、部屋の中に引っ込む。
彼らは派手な音を立て階段を駆け上ってくると、何の遠慮もなく僕の部屋に入ってきた。
「ぼうや、もう大丈夫だ。安心していい」
安心?一体何の事だ?
訳もわからず、うろたえている僕を庇うように、ドラえもんは一歩前へ出る。
「ちょ、ちょっと、一体何なんですか? 一体誰なんですか? あなた達は」
その瞬間、大人達の口から、驚きと好奇心がどっと溢れ出した。
「マジかよ」
「これがロボット?」
「まるで生きてるみたいだ」
それを聞いて、ますます僕達は混乱した。何を言っているんだこの人達は?
と、一番最初に僕に話しかけた男が、ドラえもんを指差すと静かに言った。
「連れて行け」
「え!?」
僕とドラえもんはほとんど同時に叫んだ。

56 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 01:35
男の背後から更に何人もの大人達が現れ、ドラえもんを抱きかかえ、連れ去ろうとする。
「わ! な、何するんだ! きみ達は! の、のび太くん助けて!」
「ドラえもん!」
思わずドラえもんに手を伸ばそうとするが、僕自身羽交い絞めにされているせいで身動きがとれない。
「放せ! このやろ! ドラえもんをどこに連れてくつもりだ!」
無茶苦茶に暴れるが、僕とドラえもんとの距離はどんどん離れるばかり。
「やめろ! そんなトコさわるな! 何するんだ! のび太くーん!!」
「ドラえもーん!!」
伸ばした手は、結局届かなかった。
僕もドラえもんも突然降って湧いた驚きと恐怖で混乱していた。顔も、鼻水と涙でぐちゃぐちゃだった。
僕達は抱えられ、無理やり玄関まで連れて行かれた。
「何だよ! 一体何なんだよ!」
「ノビちゃん!」
僕はそこで解放され、泣いているママに抱き締められた。
ドラえもんは、玄関の外に光る無神経なフラッシュに晒されながら、大きな黒い車に押し込められた。

57 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 01:39
僕達は一階の居間にいた。
その日の夕方のニュースには、全て僕の家が映し出され、
どのチャンネルにあわせても、どこの局に変えても、見慣れた我が家の外観ばかりだった。
たまに、車に運び込まれるドラえもんの映像が映るくらい。
テロップには「宇宙人?ロボット?謎の生物捕獲!」と書かれている。
「おい、のび太! 一体どういう事だよ! 説明しろよ!」
「そうだぞ、のび太!」
「お願い、のび太さん黙ってちゃ分からないわ」
今日の騒ぎを聞きつけた、ジャイアンとスネ夫としずかちゃんが僕の家に訪れたのは、
ドラえもんを乗せた車が走り去って、すぐの事だった。パパもそのすぐ後に家に飛んで帰ってきた。
「僕にも、全然わかんないんだよ……」
抱えた膝に顔を伏せたまま応えた。
「わかんないじゃねーだろ!」
ジャイアンが僕の胸ぐらを掴み、拳を振り上げる。その時、手にお盆を持ったママが居間に入って来た。
パパは、帰ってきてからずっと電話の相手をしている。
「みんな、ごめんね。ドラちゃんがこんな事になって」
と、お菓子とジュースを机に並べる。が、その途中でママの手が止まった。
見ると、四人しか居ないのに、お盆の上には五人分用意があった。
皆、一斉に下を向く。
「やだ、私ったら。つい……。の、のびちゃん、ママお台所にいるから用があったら呼んでちょうだい」
そう言ったママの声は涙声だった。ママも辛いんだ。
誰もが意気消沈していた。重苦しい空気が部屋を占拠している。
「なあ、のび太。落ち込んでてもしょうがない。皆でドラえもん助けようぜ!」
ジャイアンが、拳を振り上げ立ち上がる。


58 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 01:40
「でも、どうやって?」
スネ夫が暗い顔で言うと、ジャイアンはその頭をボカリッと殴った。
「イッタ〜!」
「馬鹿やろう! だからそれを今から皆で考えるんじゃねーか!」
「何も殴る事ないだろ、ジャイアン!」
「でも、助けるって言っても、ドラちゃんを連れて行った人達って偉い人達なんでしょ?」
ドラえもんが連れ去られた後、ママは僕に言った。
あの人達は、政府の偉い人の命令で、ドラえもんを連れに来たんだと。
ドラえもんは重要な研究材料で、ドラえもんを調べる事により、今後の科学は飛躍的に進歩するのだと。
そして僕達はそれに協力する義務があると……。
「けっ、なーにが偉いだ! 殿様だろうが酋長だろうが、俺がけちょんけちょんにやっつけてやるよ!」
「……だよ」
「え?」
顔を伏せていたから聞こえなかっただろう。僕はもう一度繰り返した。
「そんなの無理だよ。ドラえもん連れてったのって、科学者とか軍隊とか、そういう凄い人達なんだよ」
「ふんッ! 科学者だろうが軍隊だろうが俺にかかればイチコロよ!」
「そんなの出来るわけないじゃないか!」
僕は怒鳴った。ジャイアンが悪い訳じゃないけど、猛烈に腹が立っていた。
「僕のこと捕まえた人すっごい強そうだった! ドラえもんだって軽々抱えるんだ!
それに、肝心のドラえもんがいないんだよ! 道具だってない! それなのにどうやって助けられるって言うのさ!
ただの小学生の僕達に一体何が出来るっていうのさ!!」
自分が許せなかった。その場にいたのに、ドラえもんを助けられなかった自分が。
悔しくて悲しくて、泣けた。
「……のび太さん」
また部屋に沈黙が訪れた。

59 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 01:57
眠いので、続きは明日(゚∀゚)

60 :名無し物書き@推敲中?:04/03/12 03:17
おもろかった。
続き楽しみにしてるよ(・∀・)

61 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 22:54
コツ、コツ、コツ。
不意に、居間の窓が叩かれた。
コツ、コツ、コツ。
もう一度。僕達四人の視線が一点に集まる。
マスコミの人が庭にまで入ってきているのか? ふざけるな! ここは僕達の家なんだぞ!
僕は、怒りにまかせカーテンを引っ張った。
「やっ! お久し振り」
「き、君は!」
窓の外に立っていたのは、なんと僕にドラえもんを与えてくれた、僕の玄孫、セワシだった。
「ここ、開けてもらってもいい?」
「も、もちろん!」
急いで窓の鍵を開けると、セワシが窓枠を乗り越えて入って来た。
「よいしょっと」
セワシが入るのを確認すると、僕は窓の鍵を締め再びカーテンを引いた。
「にしても、大変な事になっちゃったね。ここの外もマスコミで一杯だったよ」
「マスコミでいっぱいって! それじゃあ、君も写真とか」
「大丈夫。僕はこう見えてもおじいちゃんの子孫なんだよ」
そう言うと、セワシは懐からタンマウオッチと、なんと四次元ポケットを取り出し、ニッコリ微笑んだ。
袖を引っ張られ振り返ると、しずかちゃんが僕の袖を掴んでいた。他の二人も不思議そうにセワシを見ている。
「のび太さん、この子一体?」
それを聞き、セワシはぴょこんと立ち上がった。
「やーやー、改めまして。僕はのび太さんの子孫のセワシです。出身は22世紀」
「22世紀!?」
三人は顔を見合わせる。
「それじゃ、ドラえもんは君が?」とスネ夫。

62 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 22:56
「そ、僕が、おじいちゃんに貸したのさ。ね?」
セワシが小首を傾げ、同意を求める。
「なんだよ。なんでのび太なんだよ。のび太なんかより俺に貸してくれた方が、ずーっと」
「そんな事より!」
僕はジャイアンの言葉を遮り、セワシの肩を掴んだ。
今は自己紹介なんかしてる場合じゃない。それよりももっと大事な事がある。
「そのドラえもんが、捕まっちゃったんだ。このままじゃドラえもんバラバラにされちゃうよ!」
セワシは肩におかれた僕の手に、自分の手を重ねると、
「大丈夫。僕はその為に来たんだよ」
ニッコリ笑った。
「その為って……、じゃあ、セワシさんは、今日、ドラちゃんが連れて行かれちゃうって事を、あらかじめ知ってたの?」
しずかちゃんの質問に、セワシは首をふる。
「いや、僕だって今日の今日まで知らなかったんだ。
ドラミちゃんが図書館でこの事件の記事を見つけて、それで僕に連絡をくれて初めて知ったんだ」
「ってことは」
「何かのきっかけで、時間軸がずれてたのかもしれない。
僕がおじいちゃんにドラえもんを貸した時点では、こんな事件は起こらないはずだった。
つまり、僕がドラえもんを20世紀に連れてきて以降、この時代に対して、何か別の接触が未来から行なわれたみたいなんだ」
「一体、それは?」とスネ夫。
「それは僕にも分からない。ただ少なくとも、その僕達以外の誰かがこの時代に関わったせいで、
僕が知っていたはずの過去が変わってしまったんだ。これじゃタイムパトロールが黙っていないぞ」

63 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 22:57
「おい、のび太」
ジャイアンが、小声で僕を呼ぶ。
「何?」
「お前、こいつの言ってる意味分かるか?」
「うーん……」
正直、セワシの言っている内容はちんぷんかんぷんだった。
ジャイアンは一息吐くと、「つまりあれだ」と言った。
「何にせよ、とにかく、さっさとドラえもん助けなきゃヤベェって事だろ?」
「ジャイアンってホント、ば……いやいや能天気だね」
「あんだとコラー? それは俺が馬鹿だって事か? スネ夫!」
「人がせっかく言い換えてやったってのに、なんでわざわざ自分で言うの?」
「聞こえたぞ! こいつ…後でギッタンギッタンのメッタンメッタンにしてやるからな!」
「んもう、二人共、やめてよ。今はドラちゃんの事でそれどころじゃないでしょ」
セワシが来た事で、僕達はじゃれ合える程まで余裕が出来ていた。
僕もその光景を見て笑った。自分達だけでは無力だが、セワシが来てくれたお陰で百人力だ。
道具もある。大丈夫、ドラえもんは絶対に助けられる。
そう思った時、ふいにセワシが寄って来た。
「おじいちゃん、さっき僕が言った事なんだけど意味わかった?」
「うーん、それが……全然」
「全然………」
セワシの顔が少し翳ったような気がした。僕は慌てて続けた。
「でも、ドラえもんを早く助けないといけないのは分かったよ。
早く助けないとセワシが知ってる過去がもっと変わるかもしれないんでしょ?」
するとセワシは急に真顔になり、「それだけじゃないんだよ」と言った。
そして、僕の目を真っ直ぐ見つめ、
「それを阻止する為に、僕は皆の記憶を消して、ドラえもんを連れて22世紀へ帰らなきゃいけない」

64 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 22:58
セワシが言うには、規則なんだそうだ。
タイムトラベルによって、未来の科学が個人の枠を越えて世間に広まってしまった場合、
その時代への干渉は一切なかった事にしなければならないらしい。
そして、タイムパトロールの調査を受けるため、その時空間を一定期間閉じてしまう。
もちろん、当時の僕には何がなんだか分からない説明ではあったが、
少なくとも、ドラえもんと離れなければいけない事だけは理解出来た。
そして、それは僕にも、ドラえもんにもどうすることも出来ないのだと言う事も……。

65 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 23:04
ドラえもんの救出は、拍子抜けする程簡単だった。
セワシは持参して四次元ポケットに手を突っ込むと、どこでもドアを取り出した。
そして、ドアを開けると、もうそこにはドラえもんがいた。
身動き一つなく転がされているドラえもんは、あまりに痛々しかった。
しずかちゃんが息をのむ。
「ど、ドラえもん、死んでるの?」
スネ夫がくだらない事を言う。
「大丈夫だよ。ドラえもんの機能は僕が止めたんだ」とセワシ。
「この時代の人に、22世紀のオーバーテクノロジーを解明されると、それこそ大変な事になっちゃうからね。
そんな事より、急ごう!」
僕達はスーパー手袋をはめ、ドラえもんを家の中に運んだ。後はどこでもドアをしまい完了。
なんとも、あっけない。これが22世紀と20世紀の差なのか。
「おい、のび太。ドラえもん動かしてやれよ」
ジャイアンは嬉しそうに、ドラえもんの顔を見ていた。
「そうだぞ、おばさん達にも早く知らせてあげないと」
「さ、のび太さん」
他の二人も嬉々としていた。皆の視線が僕に集まる。僕はセワシを見る。
今頃、ドラえもんが捕らえられていた研究所は大騒ぎだろう。
どこでもドアで助け出したシーンは、監視カメラによって、全てビデオに残されているはずだ。
ドラえもんを取り返しに、すぐにでも研究所の人々がここにやってくるだろう。
僕は意を決して、ドラえもんの尻尾を引っ張った。
1、2、3、4、5、6、7、8、9………。待ってる時間が永遠にも感じた。
「ふわぁぁぁぁ、よく寝た」
それがドラえもんの第一声だった。僕達は一斉にドラえもんに飛びついた。

66 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 23:07
「わっわわわ、危ない」
「ドラえもーん!」
「の、のび太君!」
「よかった、無事で」
「心配かけやがって」
「スネ夫、ジャイアン……」
「よかったわ、ドラちゃん」
「しずかちゃんまで」
皆、泣いていた。ドラえもんも、自分がどうなったのか思い出したようで、
「ぼ、僕、助かったんだね。よかった。本当に皆とまた会えてよかった」
と、泣いた。そして、
「ドラえもん」
聞きなれない声に呼ばれ、ドラえもんは顔を上げた。
「セワシ君!?」
そこにいるはずのない人物を見て、ドラえもんは目をむいた。
「久し振りだね」
「どうしたの? 急に!!」
「ドラミちゃんがね、今日の事件の記事を見つけてくれて、代わりに助けにきたんだよ」
「代わりに?」
「だって、もしドラミちゃんが来て、奴らに見つかったら、もっとややこしい事になっちゃうからね」
すると、ドラえもんは、
「そっか、そうだね。ありがとうセワシ君。ドラミにもまた今度ありがとうって言っとかないと」
と、セワシの手を取り何度も頷いた。しかし、セワシの口から意外な言葉が漏れる。
「その必要はないよ」
その時、遠くからパトカーのサイレンが聞こえた。それも、何台も。皆の体が敏感に反応する。

67 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 23:10
「必要ない? それってどう言うこと?」
「ドラえもんはこれから僕と帰るんだ。22世紀に」
ドラえもんは呆然と立ち尽くす。他の三人も一瞬沈黙したが、すぐに口々に批難を述べた。僕はただ黙っていた。
「なんでだよ! いきなり何、訳わかんねー事言ってんだよ!」
「そうよ、分かるように説明して。セワシさん!」
「は、ははッ、さすがのび太の子孫だね。冗談にもセンスってもんがないや」
セワシは何も言わなかったが、
「ねえ、セワシ君? ウソ、嘘だよね?」
「嘘……じゃないよ」と、ドラえもんの問にだけポツリと呟いた。
ドラえもんの顔が見る見る真っ赤になる。
「い、嫌だ! そんなの嫌だよ! 僕は帰らないぞ! 僕はまだここにいるんだ!
のび太君たちとまだ一緒にいたいんだ! だって君が望んだんだろ! そんなの勝手だ! 横暴だよ!」
僕は、なんだか遠い世界の話を聞いてるみたいな感じだった。
あれだけ迷惑かけたのに、どうしてドラえもんは僕と一緒にいたいと思ってくれるんだろう。
むしろ僕の方が、ずっとずっと−−。えも知れぬ感情が込み上げる。
「ばかやろう!!」
気が付くと、僕はドラえもんの頬を叩いていた。コンクリートの壁を叩いた時と同じ硬さだった。
ジンジンする手は痛かったが、それより、心臓の辺りのがもっと痛かった。
「僕だって嫌だよ! ドラえもんと離れるなんて絶対に嫌だよ!
でも、ここにいたって、ドラえもんは今までみたいな普通の生活はできないんだよ!
僕はそんなの嫌だ! 僕にとってドラえもんはロボットなんかじゃない! 友達なんだよ! 家族なんだよ!!」
何時の間にかみんな泣いていた。気付いたら僕も泣いていた。
「のび太君……」
部屋には、サイレンの音だけが響いていた。

68 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 23:12
「さ、もう時間がない」呟くとセワシ君は、四次元ポケットからもしもボックスを取り出した。
サイレンの音はもう、家の近くの曲がり角まで来ていた。
「待って、セワシ。それは……僕がかけるよ」
家の前で車が止まった。乱暴に開閉されるドア。チャイム。
僕はセワシの顔を見つめていた。
「わかった、これはおじいちゃんにまかせるよ。もしもボックスはドラえもんがいなくなると同時に勝手に消えるから」
玄関から廊下へと、乱雑な足音が近付く。と同時に、机の引出しが開き、ドラミちゃんが顔をだした。
「セワシさん、お兄ちゃん早く!」
「ドラミ!」
セワシに手を引かれたドラえもんが、僕を見る。
「のび太君……」
「ドラえもん、今までありがとう。大丈夫。僕だって男なんだ。これからは一人で大丈夫だよ。だから心配しないで」
僕は笑った。一人でも大丈夫。最後くらい僕に君を守らせてよ。
大人達が一斉に階段を上ってくる音が聞こえた。
「よーし、ここはいっちょ任しとけ! 行くぞスネ夫!」
そう言うと、ジャイアンはスネ夫の首根っこをひっつかまえ、廊下へと踊り出た。
「ちょ、ちょっと! そんな! まだ心の準備が!」
そして、階段を上ってくる大人目掛けてジャンプ。派手な音が家中にこだまする。
「今よ、急いで!」
しずかちゃんの声にせかされるように、僕はもしもボックスの受話器を手に取った。
セワシとドラえもん、ドラミちゃんはタイムマシンに乗り込んだ。
引き出しが閉まる直前、ドラえもんは引出しから首を目一杯伸ばし、叫んだ。

69 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 23:13
「絶対忘れないから! 僕、のび太君の事絶対!」
それを聞き、僕は親指を立てた。振り向くとまた泣いてしまう。きっと「行かないで!」と泣きついてしまう。
「のび太さん!」
見ると、大人達はすでにふすまの所まで来ていた。
しずかちゃんが机の引出しを庇うように立つ。
「どけ! ここか!」
しずかちゃんを押しのけ、男が引き出しに手をかけた。
「しずちゃん!」
「私のことはいいから、のび太さん早く!」
わかった。僕は受話器に向かった。そしてありったけの声で叫んだ。

「もしも、僕とドラえもんが出合っていなかったら!」

あたりが光に包まれる。
次の瞬間、僕の周りの何もかもが消えていた。
家に詰め掛けた大人達は勿論、僕の家を放送するニュースも、取り囲んでいたマスコミも、
カメラも照明も車も、全てが一瞬の内になくなった。
ジャイアンもスネ夫もしずかちゃんも、全員が最初から自分の家にいた事になっていた。
もちろん、もしもボックスも綺麗さっぱり消えた。机の引出しからはタイムマシンが消えていた。
ただの日常だけが、僕の周りに残された。
がらりとフスマが開き、ママが顔を見せた。
「あらのび太、まだ寝てなかったの? いい加減寝なさい。また遅刻するわよ?」

70 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 23:14
その日を境に、僕の生活からドラえもんが消えた。
僕以外の誰もが、ドラえもんという存在を忘れていた。
パパもママも、しずかちゃんも、ジャイアンもスネ夫も。
ただ、僕だけが、ドラえもんの事を覚えていた。
そして僕は、誰とも共有できない過去を今も持っている。ドラえもんと言う名の宝物を独り抱え続けている……。

71 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 23:18
それにしても、今日は晴れてよかった。
僕は空を見上げ、一つ伸びをした。ドラえもんの色と同じ空。
「だめじゃない。今日の主役が急に消えたりしちゃ。皆探してたわよ?」
突然後ろから腕を組まれ、僕は驚いて振り返る。
そこには、純白のウエディングドレスをまとったしずかちゃんが立っていた。
「あ、いや、その……ゴメン。ちょっと外に出たくなって」
「また、あの青いロボットの事考えてたの?」
青いロボット……か。僕は首を振った。
「違うよ。まさかこの僕がしずかちゃんと結婚できるなんてって考えてたんだ」
セワシの願い通りに。
それを聞くと、しずかちゃんはクスクス笑い「あら、私じゃ不満?」と冗談めかしていった。
「不満なんて滅相もない。嬉しすぎて鼻からスパゲッティだって食べれちゃうよ」
僕もおどけて言う。
「そう言えば、剛さんとスネ夫さん今日は来てくれるって?」
「うん。遅れるけど披露宴には絶対顔だすってさ。『のび太のくせに俺より先に結婚だなんて生意気だ』って」
「うふふ、剛さんらしいわ」
僕は時計に目を落す。
「そろそろ時間だな。いい加減戻らないと」
しずかちゃんも頷く。僕達は二人並んで、式場に足を向けた。その時、
「のーびーたー君」
懐かしい声が聞こえた。僕は驚いて振り向く。そこに立っていたのは、
「うふふふ。お久し振り。ずいぶんと大きくなったね」
「ドラえもん!」
あの、青いロボットがいた。ドラ焼きが好きで、ネズミが嫌いで、耳がない、つるつる頭のネコ型ロボット。
「ちゃんと覚えててくれたんだね。感心感心」

72 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 23:18
服が汚れるのも構わず、僕はドラえもんの前に駆け寄り、膝を折ってその丸い頭に抱きついた。
「忘れる訳ないだろう!ドラえもーん!」
僕は声をあげて泣いた。ドラえもんと別れて以来泣く事などなかった。
「まったく、君はいくつになっても泣き虫だなあ。体ばっかり大きくなって。
なぐさめる方の身にもなって欲しいよ。ね?しずかちゃん」
そう言うと、ドラえもんは立ち尽くしているしずかちゃんに向い、ウィンクをした。振り向くと、
しずかちゃんは口元を両手で抑え、目には涙を浮かべている。
「ドラ………ちゃん?」
え?
「しずかちゃん? ドラえもんの事知ってるの?」
しずかちゃんは両手で顔を抑えたまま、何度も頭を動かす。
「ど……どうして?」
呆然と顔を見つめる僕に向い、ドラえもんはニッコリ笑った。
「タイムパトロールのお陰で、ちゃんとした時間軸に戻ったんだよ。
僕達は定められた通りにちゃんと出合って別れたんだ」
「それじゃあ」
「みんな僕の事知ってるよ。君の頭にも今二つの思い出があるだろ?」
僕は頷いた。奇妙な感覚だった。
僕の頭の中には、あの事件によりドラえもんと理不尽に別れさせられた記憶と、もう一つ別の記憶が残されていた。
その中で、僕はドラえもんと約束をしていた。結婚式には必ず来てくると。
「だから今日は来たんだ」
そう言うと、ドラえもんは僕としずかちゃんの手を取った。
「結婚おめでとう」
「ドラえもん……」
僕達は顔を見合わせ笑った。
さ、式場に行こう。ドラえもんが来たんだ。皆懐かしがるぞ。
僕達三人は並んで式場に向い歩き始めた。

73 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 23:21
以上で終わりです。

>>では、続き氏
長々とすいませんでした。
では、続き頑張って下さい。楽しみに待ってまーすヽ(・∀・)ノ

74 :乱入スマソ(´Д`;):04/03/12 23:23
って名前間違ってんじゃん(´Д`;)
「では、続きだ」じゃなくて「よし、続きだ」さんだった…。ゴメソ

75 :よし、続きだ:04/03/13 20:18
>>74
上手いですね!!感動しました。
自分も見習いたい・・・

76 :よし、続きだ:04/03/13 21:16
44の続きいきますね。


「ひどいものだな」
「ええ」
先生のつぶやきに、タケコプターが答えた。
のび太たちの先生は、タケコプターを使って破壊された街の上空を飛んでいた。
先生の四次元ライターから出てきたタケコプターは、背中に羽がついた少女の形をしていた。先生はそのタケコプターに抱き上げられて空を飛んでいた。
二人の眼下には荒廃を極めた瓦礫の山がどこまでも飽きもせずに続いていた。
やがて二人の進む先に、天高くそびえる一つの塔が見えてきた。
「行き先はあそこでよかったでしょうか」
「ああ。ふもとに下ろしてくれ」
タケコプターに答えて、先生は改めて眼下を見下ろした。



77 :よし、続きだ:04/03/13 21:22
「すごいものだな。これが月とは」
先生はつぶやいた。
「二十三世紀ですからね」
タケコプターが言った。
「それにしても、これだけのものがなあ・・・」
「月に植民が開始されてから、もう百年近く経っていますから」
「いや、違うよ」
先生はタケコプターの言葉を遮った。
「これだけ大きな街が、ここまで壊されてしまうって事の方が驚きだ」

78 :よし、続きだ:04/03/13 21:33


「それでのび太、本当に勝ち目はあるんだろうな」
ジャイアンはのび太を背負って走っていた。眼鏡を失ったのび太の、目と足となる事を承諾したのだった。
「それは・・・わからないけど・・・」
「しっかりしやがれ!!」
「でも、がんばる。やるだけやってみる」
「おう、付き合いきれねえけど付き合ってやらあ!!」
ジャイアンが向かっていたのは、いつもジャイアンやのび太たちがたむろしている公園だった。
ミーちゃんがよくいる場所といえばまずはそこだと、のび太が言ったからだった。
「おい、今のうちに武器を用意しとけ」
ジャイアンは息を切らせながら、のび太に指示した。
「うん」
と、のび太はポケットに手を入れ、そこから白いものを取り出した。
スペアポケットを。

79 :よし、続きだ:04/03/13 21:47
「んー、んー・・・ああ、駄目だ。見つからない」
「ったくよお、目が見えないんじゃ仕方ないか・・・」
ジャイアンは、さすがに疲労の色を隠しきれなくなっていた。顔は見るも恐ろしい形相で、足取りは重々しくなり、足音よりも吐く息の音の方が大きくなっていた。
「だいたい、復元光線で眼鏡を直せばよかったじゃねえかよ」
「それが見つかれば、そうしたかったんだけど・・・」
のび太はスペアポケットに手を突っ込んで探っていたが、欲するものは見つけられなかった。
「のび太、空き地に着くぞ」
のび太を背負ったジャイアンはラストスパートをかけ、いつもの角を曲がってなじみの場所へと駆け込んだ。
「ああ!!」
ジャイアンは叫んだ。そこにミーちゃんはいなかった。そのかわりに、もっと厄介な者がいた。
「おお」
彼は二人の姿を見て驚いたように笑った。
いつものように、空き地の一角に積まれた三つの土管、その上に彼は立っていた。
シルクハット、タキシード、白手袋、ステッキ。


80 :よし、続きだ:04/03/13 21:54


「ところで、執事」
目的地を目前にして、タケコプターがのび太たちの先生に話しかけた。
「どうした」
「行き先が決まっているのなら、私を使わなくても、どこでもドアを使えばよかったのではないですか?」
タケコプターは当然の疑問を口にした。
「そうできるなら、そうするさ」
先生は答えた。
「そうできなかった、ということですか?」
「ああ」
「なぜですか」
会話を続けながら、タケコプターは高度を下げ始めた。
先生は眼鏡を指で直しながら言った。
「ひみつ道具の使用には制約がある」

81 :よし、続きだ:04/03/13 22:07


「おい、のび太!!あいつだ、あいつだぞ!!しずかちゃんを襲った奴だ!!」
ジャイアンは大声を上げた。しかしその後すぐに地面にへたりこんだ。体力の限界のようだった。
「本当?ジャイアン」
「本当だよ」
男は土管の上から飛び降りた。
「驚いたな。後をつけたのか?君たちは無傷のままでもたいした障害にはならないと判断したから、手を出さなかったんだがな」
男はのび太が手にしている四次元ポケットに目を止めた。
「それで俺の邪魔をしようというのか?眼鏡もなくして、目も見えないんじゃないのか?」
のび太は声のする方に目を向けようとした。
「せっかくしずかちゃんが君を助けようとしたのにね?そんなんなら、ここで殺してやってもいいんだぞ?」
男はシルクハットを頭からとった。

82 :よし、続きだ:04/03/13 22:39


「ひみつ道具の中には、互いに全く同じ効果を持つものも多いし、それ一つさえあれば他の複数の道具が全く不要になるようなものも多くある。
つまり単純にすべての道具を並べて比較した時に、実に無駄が多いように見えるわけだ」
「はい、存じております」
先生とタケコプターは、目指していた塔のふもとに無事着陸していた。二人はアスファルトが無残に剥がれて地面がむき出しになった場所に立っていた。先生はそこで先刻のタケコプターの疑問に対して詳しく説明していた。
「しかしもちろんそれにはちゃんとした理由がある。私にしろドラえもんにしろ、ひみつ道具を出せる四次元グッズを持っている者たちは、好きな時に好きなものを取り出せるといったわけではないのだ」
「なぜですか」
「それが制約だ。極端に言えば、もしもボックスさえあれば他のすべての道具は不用になる。だが持ち主が自由気ままにそれを使ってしまえば、世界が大混乱になることは言うまでもない。
それもたとえば『自分がアメリカに転校する事になった世界』といった程度のマイナーチェンジならわりと気軽に使えるが、世界の法則性そのものを変えるようなことを望んでしまえば、
数えきれないほどのパラレルワールドが生まれる事になる」
「そこで、使用に関して制約があるわけですね」
「制約といっても明文化されたものではない。ひみつ道具には、あるひみつ道具Aを使用した後は別のひみつ道具Bをしばらく使えなくなるといったような規則がある。
同じような効果を持ついくつかの道具のうち、別の道具A、B、Cを順番に使用した後で使えるのは一種類だけ、といったようにな」

83 :名無し物書き@推敲中?:04/03/18 11:46
良スレ

84 :名無し物書き@推敲中?:04/03/23 15:48

オナニーしたい時にはバスルームにこもる。

窓が広くて西を向いているから、午後から夕方にかけては強烈な西陽に照らさ
れて、浴室はクラクラするほど刺激的だ。
ぬるくしたお湯。でないとあんまり長く入っているとノボセてしまうから。
ラジカセを持ちこんで、なんでもいいから音楽でも流して。

窓は開けておく。

木立ごしの景色が見えて気分が良いし、見らてもかまわない。

おかあさまは食事のしたくをしている。今夜は東京からおとうさん来
るっていうんでバーベキューするみたい。あんなに派手に浮気していながら、今
日はパパが来るからごちそうよ……なんて、いい気なもんね。

壁に鏡。それも全身が映る大きなのがあって、しずかの姿を映している。
わざわざその前に行って、裸の自分を見る。
ちょっぴり生意気そうな顔をしている。こまっしゃくれていて、挑戦的な眼を
している。

ちょっと腰をひねったりして、ポーズをつくってみる。うん、なかなか。
おんなのカラダって、正面から見ると三ヶ所のポイントがある。ふたつの乳首
と、一ヶ所の亀裂と。しずかのポイントはあんまり目立たない。
薄い桃色のシミみたいな乳暈。胸の両側、左右対称にポッチリ張りついている。
ふくらみは真正面からだとよくわからない。

少しからだをひねって横向きの角度にすると、微妙にカーブした、思春期の乳
房のふくらみが確認できる。

85 :よし、続きだ:04/03/23 15:50
イギリスの高級車の多くは今でも手で作られているという。しずかは父親からそ
んな自動車の塗装仕上げのことを聞いたことがあった。
塗料を吹きつけ、そのあとで丁寧に磨く。

最終的な確認はまず眼で見て、凹凸のないように。さらにそのあとがある。指
の腹でこすって調べるのだ。眼よりも指のほうが細かいニュアンスを伝えてくれ
るんだっていう。眼で見ただけでは平らに見えても、指でこすってみると、やっ
ぱり細かい凹凸があるものなんだっていう。
しずかもまたそんな、自動車を塗装するイギリスの職人みたいな気分で自分の乳
房をそっと撫でてみた。

午後の陽差しがバスルームをまばゆいばかりのクリーム色の光で染めあげてい
る。しずかの手足は甘く火照った色に陽焼けして、小麦色と生白い色の部分とのコ
ントラストが胴体と四肢とを描きわけている。
なだらかにアールを描いているふくらみ。
薄い色の乳首はまだ子供っぽく没落した状態。

まだまだ発育途上。
けれど若い皮膚はスベスベとした感触が心地よく、きめこまかい。あんまり無
神経に大きすぎるよりも、むしろこれくらいのほうがいいもんね。
どちらかというとまだ細っこいしずかのからだには、皮下脂肪は少ない。だから
あんまり女っぽいグラマーには見えないのだけれど、太りすぎを気にしてケーキ
も食べられない同級生の女の子よりはずうっとマシだと思う。
皮下脂肪が少ないと、どうしたって寒がりなのだけが欠点だ。もっとも暑いの
には強くて、しずかは真夏でもほとんど汗をかかない。
スレンダーな脚のつけ根。もやって煙った恥毛に周辺をおおわれて、陰裂が透
ける。


86 :名無し物書き@推敲中?:04/05/29 19:33
どうして、そういう書き方しかできないかなあ。

87 :名無し物書き@推敲中?:04/05/29 21:10
下品。

88 :名無し物書き@推敲中?:04/06/23 18:37
職人様方が帰ってしまわれた……

89 :名無し物書き@推敲中?:04/06/27 06:35
保守

90 :名無し物書き@推敲中?:04/06/27 09:16
「ただいまー」
学校から帰ってきたのび太。
今日も先生に怒られスネ夫にいびられ、ジャイアンに追いかけられた。
「あいつらをギャフンと言わせるくらい、偉い、えらあい大人になってやる!
 そんな道具ないかな?ドラえもーん、あれ、ドラえもん。いないの。」
がらんとした部屋。
「また留守か。」
のび太はスペアポケットを押入れの奥から取り出しつまみあげた。

引き出しのドアが開き、傷だらけにやってあちこち焼け焦げたドラえもんが
転がり落ちるように出てきてそのまま畳につっぷした。
「ドラえもん!どうしたんだ!」
助け起こしたのび太のことにも気づいていないかのように
思いつめた顔をした真っ青なドラえもん。
「そんな・・・・そんな・・・みらいが・・・」
しばらく呆然と天井を見つめていた。
「ようし・・・ようし!」
「いったいどうしたんだ、ドラえもん?!こんな怪我して・・・」
「ぼくが・・・ぼくがやっつけてやる!」
立ち上がり、駆け出そうとするドラえもんだが、
足がふらついてもう一度畳に突っ伏してしまった。
「おちつけよ、いったい何があったんだい」
「のび太くん・・・」
ドラえもんはワーッと泣き出した。

91 :名無し物書き@推敲中?:04/06/27 09:22
23世紀の未来、
「せいぎのみかた」を名乗る武装集団が、首都トウキョウシティを
一夜にして壊滅状態に陥らせた。
あらゆる科学技術を持ってしても
彼らのすることは予想もコントロールもできなかった。
23世紀の科学の粋を集めても、彼らの技術には適わなかった。
政府のマザー・コンピューターを乗っ取られたため、
ネット上で議会を機能させていた政府は手も足も出ないありさま。
23世紀のみならず、未来の未来まで魔の手を伸ばし、
対策に当たったタイムパトロール部隊を殲滅した。
彼らの要求はただひとつ。
「ちきゅうを人間の手からまもるんだ」
地球は、人間の出現によって自然がどんどん破壊されてきた。。
彼らが過去にまで遡って、「自然を侵す人間の存在そのもの」を
抹消しようとするのは時間の問題だ・・・

「だからぼくが・・・とめるんだ・・・」
23世紀の人間はその90%が死に追いやられ、
ロボットたちはすべて機能停止となった。
ドラえもんは、すんでのところをセワシとドラミにかばわれ生き残った、
未だ安全な過去の世界―のび太のいる世界―にたどり着いた唯一の存在。
「そんなからだじゃむりだ、ドラえもん」
ドラえもんの体からは湯気とネジが出ている。
「でも、でも・・・」
「まずは治療しなきゃ・・・」

92 :名無し物書き@推敲中?:04/06/27 09:34
ドラえもんのポッケに手を伸ばすのび太。
しかし「!!」ポッケは四次元につながっていない!ただのポケットになっている!!
「ぼくたちロボットの持つ四次元ポケットは、みんな、『せいぎのみかた』に
 ふさがれてしまったんだよ・・・」
「そ そんな・・・」
「未来のどうぐはすべて四次元空間に保管されているんだ。
 入り口をふさがれてしまったら、それを使うことはできない」
呆然とするのび太。
「ぼくが・・・やっつけるんだ・・・みんなを・・・助け・・・」
立ち上がろうとしたままドラえもんは意識をうしなった。

93 :名無し物書き@推敲中?:04/06/28 00:21
のび太はみんなのもとへ走った。
ジャイアン、スネ夫、しずか。そして出来杉。

「そんな・・・」
スネ夫は真っ青になって膝をついた。
「ということは」
しずかが叫んだ。「未来が消えてしまったということ?」
「ドラえもんはあの体じゃむりだ」
のび太は絶望を振り切るように両手を振り上げた。
「ぼくたちが・・・23世紀のみらいを守らなくちゃ」
「でも、どうすればいいんだ」
ジャイアンは拳を握った。まだ見ぬ敵の存在に怒りを隠そうともせずに。
「おれがなぐってやる!」
「落ち着いて、剛田くん。みんなも」
出来杉が、パニックに陥った彼らを制するように言った。
「僕らのすべきことは、まずは、その『せいぎのみかた』について知ることだよ。
 そして、彼らのたくらみを未然に防ぐことだ。
 一刻の猶予も許されない。なにか方法を考えよう」
しずかが言った。
「のび太さん、タイムマシーンは?」
「そうだ、それに乗って未来に行こう!」
「おれがなぐってやる!」
のび太は視線を落とし答えた。
「ドラえもんが来たあと、引き出しをのぞいたら、ふざがっていた」
「・・・」
「ただの、つくえになってた」




94 :名無し物書き@推敲中?:04/06/28 00:43
「タイムマシーンが使えない・・・」
「ドラえもんのどうぐも、使えない・・・」
いつもの空き地に、重く苦しい沈黙が立ち込めた。
煌々と照る昼日はしかし、絶望の色をしている。
「ぼくたちになにが出来るっていうんだ!ドラえもんのどうぐが使えないんだよ?
 ぼくたちはふつうの小学生だ、なんの力もない、止められない!
 きっともう過去に、ずっと過去に『せいぎのみかた』は向かってるんだ!
 そして人間は『さいしょからいなかった』ことにされてしまうんだ!お母さまぁ!」
「スネ夫さん・・・」
しずかはスネ夫の肩に手を置いた。スネ夫は極度のパニックから泣き叫んでいるが
顔は半笑いでいる。情動失禁だ。
情けないとは思いつつ、みんなの気持ちにも近いものはあった。どうしたらいいのかわからない・・・
「スネ夫くん、まだ諦めちゃいけない」
出来杉は青白んだ顔をひきしめ直すように言葉をつむいだ。
「なにもできない、わけじゃない、ぼくたちは」
「・・・ぼく、ドラえもんが心配だ。一度帰るよ」
のび太は立ち上がった。まるで現実から逃れるように。
「そうだ、のび太くん」
出来杉がそれを手で制した。

95 :名無し物書き@推敲中?:04/06/28 00:44
「ドラえもんくんは、なんて言っていたんだい」
「なにが?」
「タイムマシーンはふさがれている」
「うん」
「ドラえもんくんのポケットもふさがれている」
「だからそう言ってるだろ!!」
ジャイアンがたまりかねて叫んだ。冷静に絶望的要素を重ねる出来杉の言葉に不安がいや増されたのだ。
「まあ、待ってくれ」
しずかは立ち尽くしたまま事態を注視している。
「23世紀の人たちは、タイムマシーンも、どうぐも使えない・・・
 でも、『せいぎのみかた』は、どうやって過去に遡るんだい?
 タイムマシーンを使わなければ行けないじゃないか。」
「そうだわ・・・」
「そう。彼らはタイムマシーンを使えるんだ」
出来杉としずかはうなづきあった。
「だから?!」
ジャイアンは苛立ちと焦りを満身の力で抑えながら話の先を促した。
「つまり、『すべてのどうぐがつかえないわけじゃない』」
泣き伏していたスネ夫が顔を上げた。
「そこに、なにかある・・・ぼくたちのできることが。そんな気がするんだ」
出来杉はもう一度うなづいた。


96 :名無し物書き@推敲中?:04/06/28 00:56
「あ・・・」
のび太が不意に声を発した。みんなの視線がのび太に集まる。
「ドラえもんくんがなにか言っていたのかい?」
「ううん、ドラえもんは、意識が朦朧としていたから」
しずかが気遣わしげに眉をひそめた。
「ぼくになにかヒントを伝えられるような状態じゃなかった。 けど・・・」
「けど?」

そう、ドラえもんは、必死に立ち上がろうとしていた。
傷ついた体を必死に引きずって立ち上がろうと・・・
どこに向かって?

部屋の出口に向かってではなかった。

・・・押入れだ。

97 :名無し物書き@推敲中?:04/06/28 01:12
今日も私設の「ドラえもん」のHPにある掲示板で、自称評論家どもが熱弁を奮っていやがる。
「自主規制は止めろ」だと?「最近のアニメは商業目的でしかない」だと?
そんな御託は自分が出版社やアニメ製作会社に就職してから言え。
人食い人種がでかでかと描かれたコマがある団体の目に留まって、訴えられたら責任が持てるか?
「おじさんは精神病院を抜け出してきたんだね」
こんなセリフを精神病院通院歴のある読者が読んでも全く傷つかないという保障が、お前には持てるのか?
大畑はつくづくこのHPの運営に嫌気がさしていた。

大畑がこのHPを立ち上げたのは8年前の1996年、彼がまだ大学生の頃だった。
当時、彼は頭にきていた。自分の求めるレベルを満たすコンテンツを用意したドラえもんのHPが
なかったからだ。なにしろ、てんとう虫コミックスの収録作品リストすら見つからなかったくらいである。
そのため「自分自身でもデータベースとして使えるサイトを作りたい」と思って製作・公開したのが、
このHPだった。それはドラえもんの作者である藤子・F・不二雄が亡くなる、
僅か2ヶ月前の事だった。そして、9月23日に訪れた作者の逝去に伴い、ネット上でも大きな
動きが見られた……。

98 :みそ:04/06/28 04:53
「ドラえもん?」
 のび太はいつもドラえもんがいる押入れをそっと開けてみた。
 そこにドラえもんの姿はない。
「どこに行ったんだよ、ドラえもーん!」
 のび太の悲しい叫びが部屋に響き渡る。
 いつもドラえもんと過ごしたこの部屋。様々な思い出が残っている。
「酷いよ、黙って行くなんて」
 のび太は流れ落ちる涙をぬぐって部屋を出た。すると階段の前にドラ焼きが置いてある。
「今日のおやつか……」
 ドラ焼きを手に取りがぶりと思い切り口に入れた。いつもは甘くおいしいドラ焼きが
今日は少し塩辛かった。
「涙が止まらないんだドラえもん……何かいい道具出してよ。お願いだよぉ」
 泣きながらドラ焼きを頬張っていると勉強机の引き出しが開く音が聞こえた。
「もう、しょうがないな、のび太くんは」
 懐かしい声が背中から聞こえる。
「ド、ドラえもん? ドラえもーん!」
 のび太はドラえもんの丸い体に抱きついた。機械の体は冷たくひんやりしたが
とても懐かしい感触だった。顔を埋めるのび太にドラえもんが優しく語り掛ける。
「うふふ、のび太くんの涙を止める道具は持ってないんだ。ごめんね」
「いいんだ、いいんだドラえもん。ずっと一緒にいてね。ずっと」
 今日のおやつは塩辛いドラ焼き。でも今までで一番おいしいドラ焼きだった。

99 :名無し物書き@推敲中?:04/07/12 00:02
ほっしゅ

100 :童貞勇者 ◆KR3.DOUTEI :04/07/31 14:52
100番ゲット!!

101 :名無し物書き@推敲中?:04/07/31 14:56
>>100
おめでとう!

102 :童貞勇者 ◆KR3.DOUTEI :04/07/31 15:07
は、反応速いっすね〜。ビビったっす。(汗

103 :名無し物書き@推敲中?:04/08/23 18:52
期待age
ああ、俺もうまくかけたらな〜書いた後読んだら何これ状態だしな

104 :罧原堤 ◆5edT8.HnQQ :04/08/24 03:27
今日もまた寝坊したのび太。眠い目をこする。
ドラえもんの姿が見えない。いつもなら起こしてくれるはずなのに。
のび太がのろのろと起き上がると、ふすまの前にドラえもんがいた。
「ドラえもん! 何で起こしてくれなかったのさ! 遅刻しちゃうじゃないか!」
だが、ドラえもんは何も答えず、ただのび太の顔を見つめている。
「何で何も答えないのさ! だいたいなんだいその目は! 何か言ったらどうなのさ!」ドラえもんは深くため息をつくと、「のび太、お前をを人型ロボットに改造するよ」そう言った。
「きみは最後の試験にも合格してしまった。私は人型ロボットを製作するための実験人間を探していた。
だが、そのような残酷なことをしてもいいような人間は犯罪者の中にもいなかった」
「ドラえもん……いったいどうしたんだい?」
「……そこで私は過去の世界を旅した。実験人間にしてもいいようなダメ人間を探して。のび太、お前がその駄目人間に選ばれてしまったんだよ」
「なに言ってんだドラえもん冗談はよしてよ」
ドラえもんのいつにない鋭い眼光に思わずのび太がドラえもんの肩に手をやると、
「気安く触るな屑野郎」
冷ややかにドラえもんが言った。「さあ、未来の世界に来い!」
ドラえもんはのび太の腕をつかみ上げ、タイムマシンに無理やり乗せると未来の世界に帰っていったのだった。
泣き喚くのび太にドラえもんがささやく。
「私もお前に情が移っていなかったといえば嘘になる。だが、……許してくれ……」
大粒の涙がドラえもんの目から流れ落ち続けた。

105 :名無し物書き@推敲中?:04/08/24 03:56
ろっ骨つったあぁぁぁぁぁーーーーーーー!!

106 :名無し物書き@推敲中?:04/08/24 19:49
>>105
だいじょぶか?

107 :乱入ごめんよ:04/08/24 21:19
未来の世界。タイムパトロールの隊員は、今日も過去を修正する。タイムマシンを使用
した悪事を鎮めるために。
タイムパトロール本拠地。電子音以外は、ほとんど何も聞こえない場所である。ここに
いる監視員が過去の異常を見つけ、パトロール隊に知らせれば事態は一件落着、というわ
けだ。

静寂は、一人の太った隊員の言葉で、いとも簡単に引き裂かれる。
「過去が、どんどん変わっていきます! ものすごいスピードです!」
「な、なんだtt(ry)!」
どよめきが起こり、騒然となる。が、そこに居るのは精神的に訓練されている者達。事
態を速やかに処理するために声があがる。
「急いで調査班を派遣しろ!」

数分後には、再び静寂が訪れていた。機械は、耳鳴りのような音をたててあたりを包み
込む。
それにしても、精神的な訓練には限界があるようだ。ほとんどの隊員は目を血走らせ、
必死に焦燥感と闘っている。
何が起こるか分からないからこそ、恐怖するのである。

108 :107:04/08/24 21:25
ひとしきり書いたところで情熱が尽きてしまった。

109 :名無し物書き@推敲中?:04/08/25 11:28
早っ。始まってもいない気がするんだが

110 :名無し物書き@推敲中?:04/08/30 19:32
お?

111 :名無し物書き@推敲中?:04/09/07 20:54
ライブドア・堀江社長断言「女は金についてくる!」
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_09/t2004090121.html

      /∵∴∵∴∵\    あんな娘といいな できたらいいな
     /∴∵∴∵∴∵∴ i    あんな夢 こんな夢 いっぱいあるけど〜
     |∵∴∵ ⌒' '⌒ ∴.|    みんな みんな みんな 叶えてくれる
     |∴ ./-・=-, 、-・=-ヽ|    ふしぎなポッケで叶えてくれる〜
     l∵/   ノ( 、_, )ヽ  |     ナマで自由にヤりたいな〜
     |∴|三ノ、__!!_,.、三|         (は〜い、札束〜)
     ∧ ヽ.   ヽニニソ   l     あン? あン? あン? とっても上手いわ
   /∵\ヽ        /            ホリえもん〜 ♪
 /∵∴∵\ `ー--一'ノ/ヽ    ノ7_,,, 、
/∴ (⌒、"⌒ソ⌒ヽ_( 〒 )ノ- 、`、 ( ィ⌒ -'"",う
∵∴ ~''(_)(_)(_)(_)ソ  __   ヽノー-,イ^
∴∵ ヽ/`、_, ィ/ ┌|| 壱 ._|__ヽ∴/
∵∴/ ∴∵∴/  || || 万// 壱 / )/
∴∵∴∵∴∵/  || || // 万 /  i
\∴∵∴∵ ノ ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/  /
  \__ /   \___ ノ  / 


112 :名無し物書き@推敲中?:04/09/09 23:39
ドラえもんは覚醒した いままで見たものは 全て夢だった  相変わらない自分の仕事に行く準備を始めた

113 :名無し物書き@推敲中?:04/09/22 00:01:21
せっかくの良スレなのに期待できる未完作品がいくつもあるのが残念
期待age

いまさらだけど>>32はワンダユウさん?

114 :名無し物書き@推敲中?:04/10/07 09:32:24
数年前とある友人からもらったインターネット上で話題になったお話しです。
誰が作ったのかわかりませんが、いいお話なので、ぜひ読んでみて下さい。
「ドラえもん最終回」です。ドラえもん最終回のび太とドラえもんに別れの時が訪れます。
それは、なんともあっさりと...。のび太はいつものように、宿題をせずに学校で叱られたり、
はたまたジャイアンにいじめられたり、時にはスネ夫の自慢話を聞かされたり、
未来のお嫁さんであるはずのしずかちゃんが 、出来杉との約束を優先してしまう、などなどと、まあ
小学生にとってはそれがすべての世界であり、一番パターン化されてますが、ママに叱られたのかもしれません。
とにかく、いつものように、あの雲が青い空に浮かんでいた、天気のいい日であることは 間違いないことでしょう。
そんないつもの風景で、ドラえもんが動かなくなっていた...。当然、のび太にはその理由は分かりません。
喋りかけたり、叩いたり、蹴ったりしっぽを引っ張ってみたりもしたでしょう。
なんの反応も示さないドラえもんを見て、のび太はだんだん不安になってしまいます。
付き合いも長く、 そして固い友情で結ばれている彼ら、そして、のび太には動かなくなったドラえもんがどういう状態にあるのか、
小学生ながらに理解するのです。その晩、のび太は枕を濡らします。ちょこんと柱を背にして座っているドラえもん...。
のび太は眠りにつくことができません。泣き疲れて、ただぼんやりしています。
無駄と分かりつつ、いろんなことをしました。できうることのすべてをやったのでしょう。


115 :名無し物書き@推敲中?:04/10/07 09:33:17
それでも何の反応も示さないドラえもん、泣くことをやめ、何かしらの反応をただただ、
だまって見つめ続ける少年のび太。当然ですがポケットに手を入れてみたり、
スペアポケットなんてのもありましたが動作しないのです。そして、なんで今まで気付かなかったのか、
のび太の引き出し、そう、タイムマシンの存在に気がつくのです。ろくすっぽ着替えず、のび太はパジャマのまま、
22世紀へとタイムマシンに 乗り込みます。これですべてが解決するはずが...。
のび太は、なんとかドラミちゃんに連絡を取り付けました。しかし、 のび太はドラミちゃんでもどうにもならない問題が
発生していることに、この時点では気が付いていませんでした。いえ、ドラミちゃんでさえも思いもしなかったことでしょう。
「ドラえもんが治る!」、のび太はうれしかったでしょう。せかすのび太と状況を完全には把握できないドラミちゃんは、
とにもかくにも20世紀へ。しかしこの後に人生最大の落胆をすることになってしまうのです。
動かないお兄ちゃんを見て、ドラミちゃんはすぐにお兄ちゃんの故障の原因がわかりました。
正確には、故障ではなく電池切れでした。そして電池を交換する、その時ドラミちゃんはその問題に気が付きました。
予備電源がない...。のび太には、なんのことか分かりません。早く早くとせがむのび太に、ドラミちゃんは静かにのび太に伝えます。
『のび太さん、お兄ちゃんとの思い出が消えちゃってもいい?』当然、のび太は理解できません。
なんと、旧式ネコ型ロボットの耳には電池交換時の予備電源が内蔵されており、
電池交換時にデータを保持しておく役割があったのです。そして、そうです、ドラえもんには耳がない...。
のび太もやっと理解しました。そして、ドラえもんとの思い出が 甦ってきました。


116 :名無し物書き@推敲中?:04/10/07 09:33:52
初めてドラえもんに会った日、数々の未来道具、過去へ行ったり、未来に行ったり、
恐竜を育てたり、海底で遊んだり、宇宙で戦争もしました。鏡の世界にも行きました。
どれも映画になりそうなくらいの思い出です。ある決断を迫られます...。
ドラミちゃんは、いろいろ説明をしました。ややこしい規約でのび太は理解に苦しみましたが、
電池を交換することで、ドラえもん自身はのび太との思い出が消えてしまうこと、 今のままの状態ではデータは消えないこと、
ドラえもんの設計者は、設計者の意向で明かされていない(超重要極秘事項)ので
連絡して助けてもらうことは不可能であるという、これはとっても不思議で特異な規約でありました。
ただ、修理及び改造は自由であることもこの規約に記されていました。のび太は、人生最大の決断をします。
のび太はドラミちゃんにお礼を言います。そしてドラえもんに「このままでいい」と一言、告げるのです。
ドラミちゃんは後ろ髪ひかれる想いですが、何も言わずにタイムマシンに乗り、去っていきました。
のび太、小学6年生の秋でした。あれから、数年後...。のび太の何か大きく謎めいた魅力、
そしてとても力強い意志、どこか淋しげな目、眼鏡をさわるしぐさ、黄色のシャツと紺色の短パン、
しずかちゃんが惚れるのに時間は要りませんでした。外国留学から帰国した青年のび太は、
最先端の技術をもつ企業に就職し、そしてまた、めでたく しずかちゃんと結婚しました。
そして、それはそれはとても暖かな家庭を築いていきました。ドラミちゃんが去ってから、
のび太はドラえもんは未来に帰ったとみんなに告げていました。そしていつしか、誰も「ドラえもん」のことは口にしなくなっていました。
しかし、のび太の家の押入れには「ドラえもん」が眠っています。あの時のまま...。
のび太は技術者として、今、「ドラえもん」の前にいるのです。小学生の頃、成績が悪かったのび太ですが、
彼なりに必死に勉強しました。そして中学、高校、大学と進学し、かつ確実に力をつけていきました。
企業でも順調に、ある程度の成功もしました。のび太はそれを見事にパスしていきます。


117 :名無し物書き@推敲中?:04/10/07 09:34:21
そうです、「ドラえもん」を治したい、その一心でした。人間とはある時、突然変わるものなのです。
それがのび太にとっては、「ドラえもんの電池切れ」だったのです。修理が可能であるならば、
それが小学6年生ののび太の原動力となったようでした。自宅の研究室にて...。
あれからどれくらいの時間が経ったのでしょう。しずかちゃんが研究室に呼ばれました。
絶対に入ることを禁じていた研究室でした。中に入ると夫であるのび太は微笑んでいました。
そして机の上にあるそれをみて、しずかちゃんは言いました。『ドラちゃん...?』
のび太は言いました。『しずか、こっちに来てごらん、『今、ドラえもんのスイッチを入れるから』
頬をつたうひとすじの涙...。しずかちゃんはだまって、のび太の顔を見ています。
この瞬間のため、まさに、このためにのび太は、技術者になったのでした。なぜだか失敗の不安はありませんでした。
こんなに落ち着いているのが変だと思うくらいのび太は、静かに、静かに、そして丁寧に、
何かを確認するようにスイッチを入れました。・・・・・・ほんの少しの静寂の後、長い長い時が繋がりました。
『のび太くん、宿題は済んだのかい?』ドラえもんの設計者が謎であった理由が、
明らかになった瞬間でもありました。あの時と同じように、空には白い雲が浮かんでいました
おわり


118 :罧原堤 ◆mm/T2n8mWo :04/10/07 10:01:41
ぜんぜんよくないし。のびたが植物人間になるやつのほうがいい

119 :名無し物書き@推敲中?:04/10/07 20:05:52
>>104を書き込んだ人間とは思えないレスだな>>118

120 :偉そうでスマソ:04/10/07 21:49:50
正直>>104はツマラン
あそこから発展すれば何かいいのが出来そうな希ガスが

>>114は良作だがあまりにも有名でガイシュツ

121 :罧原堤 ◆mm/T2n8mWo :04/10/08 09:43:11
http://dqpb.hp.infoseek.co.jp/deq2/PIC00001.jpg
ドラえもんクエスト発見
http://dqpb.hp.infoseek.co.jp/deq2/PIC00005.jpg

122 :名無し物書き@推敲中?:04/10/08 13:52:22
>>114
余計な手が加えられて読みづらくなってる。最悪。
原文はもっと読みやすくて、なお涙を誘われた。


123 : :04/10/09 12:11:44
すべてが破壊しつくされた東京。

かつてロックミュージシャンとして一世を風靡したジャイアンは、
廃墟となった町をさまよう。

ジャイアンは道すがら、妊婦に出くわす。
座り込んでいた妊婦の胸を裂き、心臓を取り出したい衝動に駆られる。
妄想の中で取り出した、女の脈打つ心臓。

聞こえるか?
ジャイアンは赤ん坊の声を模し、泣き声をあげて歩き始める。
聞こえるか? 僕の、新しい歌だ。


124 :名無し物書き@推敲中?:04/10/09 12:40:41
サンプル貼り付け

ドラえもんの最終回
ある日のこと、ドラえもんが急に動かなくなってしまった。未来からドラミを
呼んで調べてもらうと、原因は電池切れであることがわかる。ところが、ドラえ
もんには予備電源がない。実は旧式のネコ型ロボットは耳が予備電源となってお
り、そのためメインの電源を交換しても記憶データを引き継げるのだが、ドラえ
もんは耳をネズミに齧られて無くしているため、もし電源を交換してしまうと今
までののび太との思い出が全て消去されてしまうというのだ。ドラえもんの設計
者を呼んで助けてもらうことも考えたが、ドラえもんの設計者が誰かというのは
極秘事項扱いで明かされていないため、それは不可能なのだという。のび太はそ
れを聞くとドラミに礼を述べ、ドラえもんをこのままにしておいて欲しいとだけ
告げた。

数年後、のび太は海外留学から帰国して最先端技術を持つ企業に技術者として
就職した。ドラえもんが動かなくなったあの日から、のび太は変わった。毎日
毎日、あんなに嫌いだったはずの勉強に打ち込み、中学、高校、そして海外の
一流の大学へと自らの力だけで進学したのだ。就職後ものび太は最新技術を吸
収しつづけ、超一流の技術者となる。全てはある目的のため・・・

それからどれくらいの月日がたったであろうか。のび太は自宅の研究室に妻の
しずかを招き入れた。研究室の中には、あの時と同じままのドラえもんの姿が。
しずかが黙って見守る中のび太はドラえもんのスイッチを入れる。不安はない。
なぜなら、のび太はこの日のためだけに技術者となったのだから。
「のび太くん、宿題は済んだのかい?」
部屋の中に昔のままのドラえもんの声が響いた。
ドラえもんの設計者の謎が明らかになった瞬間である。


125 :名無し物書き@推敲中?:04/10/11 23:04:16
 窓から吹き込む暖かい風。空を流れる大小の雲。
慣れ親しんだ部屋の畳の上に仰向けになり、ボクは寝そべっていた。
ボクがこの世界に来てから、一体幾度、今日を過ごしてきたのだろうか。
楽しかった日も、辛かった日も、ポケットから出した道具の数ほど、有ったはずだ。
けれど、無限に今日を繰り返すこの世界にとって、昨日というものは存在しない。
それらは、まるで無かったことかのように、思い出すことが出来ない。
この世界の住人は、年をとらないし、子供はその一生を、子供のままで過ごす。
ボクは思う。これは、きっと彼の夢だ。大人になりたくないと願う、彼の世界なのだ。
でも彼は気付いている。大人にならない子供など、いないということに。
だから、ボクが生まれた。彼が大人になる、手助けをする存在として。

また今日も彼が帰ってきた。階段を駆け上がってくる音がする。
まだ子供の彼は、これからもボクを頼り続けるのだろう。
だったらボクはせいぜい、道具を出し続けてあげよう。
ほら、ふすまが開いた。やっぱり彼は泣いている。
彼が大人になれたとき、今日の思い出は昨日に変わる。
彼が大人になれるまで、内心で微笑みながら、ボクは呆れ顔を作って彼にこう言うんだ。

「なんだい、のび太くん」


*すまん、文章けちったせいか、文章力がないせいか、まぁ恐らく後者だけど、
 全体的に破綻した。

126 :名無し物書き@推敲中?:05/01/05 20:07:04
hosyu

127 :ドラロワ:05/01/16 14:52:19
「・・・・・・」
息を荒げ、痛んだ膝を押さえながら、老体にはあまりに過酷な距離を全力疾走した疲れで、先生は地面の上に崩れるように座り込む。
「なぜ、だ・・・」
自分が一体、何をした?なんであんなことになった?
それすらもはっきりと考えられなかった。ただ先生の手に握られていた鮮血のついた肥後守が、彼が図らずも自分の生徒を手にかけてしまったことを示していたのだ。


事の発端は、ますますわけのわからないことになる。ある日、気がついたら、なぜか彼は見知らぬ島の港にいた。彼だけではない。彼の生徒である野比のび太、源しずか、剛田たけし、骨川スネ夫、出木杉英才、安雄、はる夫ら。
それにのび太の家にいる猫型ロボットドラえもんとドラミ、のび太やしずか達の両親、町の人々・・・つまり、「ドラえもん」に登場するキャラクター達が一堂に会していたのだ。
総勢は三十名以上。その中には、「カミナリ」の名で子ども達に恐れられる神成老人やスネ夫のいとこのスネ吉、のび太の子孫であるセワシらの顔もあった。
さらにはズル木や画家の柿原、小説家の原稿角三、さらにはどうやってつれてきたのか「きれいなジャイアン」までいるという徹底振りだった。
そしてそれらそこにいた全員が、どうして自分達がこんなところにいたのかわからなかった。気がついたら、自分の意思に反してこんなところに連れて来られていたのだ。
これだけでも理不尽極まりない状況。しかし、彼らを待っていたのはさらに理不尽な仕打ちだった。

128 :ドラロワ:05/01/16 15:07:33
「これから皆さんに、殺し合いをしてもらいます」
その一言に、一つの建物に集められた一同は耳を疑った。
のび太は昼寝から覚めたばかりの様なぽかんとした顔で発言者の顔を眺め、ジャイアンはすぐさまその男に殴りかかろうとしたのをスネ夫たちに止められた。
「そんな、どっかの映画でもあるまいし・・・」
そう言ったのはスネ吉である。
「まさにその通りです。ルールは殺せばよし、反則はありません。ただしあの映画と違い、生存者が一人になるまで続けるかどうかはこちらで判断します」
「なんだと!!」
妻と子を背後に庇いながら、のび太の父、のび助が反駁した。
「さて、ここに人数分の袋があります。中身は三日分の水と食料、この島の地図と磁石、以上です。皆さんにはこれから一人づつこの袋を持って出て行ってもらいます。全員が出たら放送で合図します。ゲームスタートです」
「そんなのむちゃくちゃだ!!」
スネ夫が真っ青な顔で叫んだ。すでに足が震えている。
「ドラえもん、こんなところにこれ以上いられないよ!!どこでもドアを出して!!」
「そうよ、ドラちゃん!!」
のび太としずかの訴えに、ドラえもんは迷いなくうなずいて、お腹の四次元ポケットに手を・・・
「そうそう、大事なことを忘れていましたね」
参加者の喧騒など意に介さないかのように、前に立つ男が再び発言をした。
「武器がないと、バトロワにはなりませんからねえ・・・」
そうして、男はそれを懐から取り出して手にした。
二つの、四次元ポケットを。


129 :ドラロワ:05/01/16 15:24:45
ドラえもんたちは愕然とした。
四次元ポケットがあるはずの所になく、ないはずの所にある。
ドラえもんのトレードマークとも言うべきお腹の大きなポケットは、いつの間にかなくなっていた。
「説明しましょう。こっちが先ほどまでドラえもんさんのお腹にあったポケットで、こっちはのび太さんの家の押入れに入っていたものです」
「な、なんでそんなものを・・・」
ドラえもんも、さすがに唖然とする。全てが理解を超えているなかで、未来の道具すらも使えなくなってしまったのだ。
「さて、皆さんには二種類の武器を持っていってもらいます。こちらのポケットには、通常の刀やナイフ、手裏剣や槍、弓などが入っています。こっちにはいわゆる『ドラえもんのひみつ道具』が入っています」
平静な口調で、男は続ける。
「みなさんはここを出る時にこの二つのポケットに手を入れて、それぞれ一つずつ武器を持っていってもらいます。何が当たるかはわかりません。もちろん恨みっこなしですよ?」
ひみつ道具って何のことだ?おいおい、これって夢か?
参加者達のざわめきが一際大きくなる。
「では、さっそくですが・・・」
「ちょっと、待ってください」
男の発言を遮ったものがいた。
「マ、ママ!!」
「まだ十分な説明を聞いていません」
のび太の母親、玉子は震えながらも、毅然とした声で言った。
「一体、なぜこんなことをするのです?なぜ私たちがこんなことをしないといけないのですか?」
男は、薄笑いを一瞬浮かべた。
「連作障害というものを知ってますか?」
「え?」
あまりにも的を得ない言葉。さらに男は続ける。
「人間、同じ作業をずっと続けていると、仕事の効率が落ちるそうですね」
「何を、バカなことを言っとるか!!」
カミナリおじさんこと神成老人が、遂に爆発した。
「まあ、とにかく頑張ってください。これが、あなた達の『最終回』なんですから」
「何をわけわかんねえことを・・・」
ジャイアンも怒り心頭だ。
「それとも・・・ここで、死にますか?」

130 :ドラロワ:05/01/16 15:42:18
男がそう言うと同時に、建物の中に銃声が響いた。
「!!・・・」
一瞬にして静寂が訪れる。男の手には、いつの間に手にしたのか拳銃が握られていた。
「言っておきますが、このゲームに同調していただけない方はさっさと死んでもらいますよ?最後の一人まで減らすかどうかは未定ですが、最低でも五人くらいには絞りたいと思っています。一人になるかも知れませんがね」
そして男は、あくまで冷静な口調で言う。
「だから誰も殺さずに帰れるとでも思ったら大間違いですよ」
普段ののび太たちなら、この状況からでも反撃することは可能だっただろう。四次元ポケットとひみつ道具さえ使えれば。しかし、今の彼らはドラえもんとドラミを含めて完全な丸腰だったのだ。
抵抗したり反論したりすれば、それこそ最初の「脱落者」になることは明白だった。よって彼らはなすすべなく、大人しく袋と二つの武器を持ってこの狂った『最終回』に身を投じるしかなかった。
そして最初の脱落者は、全員が建物を出たわずか三十分後に現れた。


なんてことだろう。
先生は森の中に、茫然と立ち尽くしていた。
殺す?生徒や、その親や、家族のように接してきた町の人たちを?
どうすればそんなことが出来る。なぜそんなことをしなければいけない。
先生は決心した。とにかく、誰にも会わないように島のどこかに隠れていようと。誰にも見つからなければ、殺されることも、殺すこともないのだから。
そして、時間が過ぎるのを待とう。こんな馬鹿げたゲームが終わるのを・・・
それは、生徒や知り合いたちが死んでいくのを黙って待っているということなのかもしれない。しかし、先生にはどうしようもなかった。せめて、自分の手で手にかけることはごめんだった。
そうと決まれば、隠れ場所を探そう。先生は袋と肥後守、そして使い方もわからない未来の道具を手にして歩き出した。

131 :ドラロワ:05/01/16 15:55:33
ほんの二、三十分ほど、歩いた時だった。
突然、目の前を何かが遮った。
その何かは、バタフライナイフを持っていた。
悩んでいる暇などなかった。いや、そんなことを考えてすらもいなかった。
先生は、反射的に、自分の身を守るために、肥後守を前に突き出した。
「うごっ」
手ごたえが、あった。
我に返って、襲撃者の顔を見た。
「や・・・安雄!!」
そこには、見慣れた生徒の顔があった。
「せ・・・せん、せえ・・・」
安雄が余りにも勢いよく走ってきたからだった。先生の手の肥後守は、安雄の腹部にかなり深く突き刺さっていた。
「安雄!!安雄!!」
草野球をよくする生徒だった。不真面目だが、元気のいい生徒だった。
「しっかりしろ!!今、手当てを・・・」
そこまで言って気付く。どうやって?今、これほどの怪我を治せるような手段はない。
「せ・・・んせえ・・・どうして・・・ですか・・・?」
安雄は、うつろな目で担任の教師を見上げた。
「ぼく、たちはいま・・・ころしあい、してるんですよ・・・だから、ぼくも・・・」
先生は、そこでようやく思い返した。今自分達がいる状況を。
「や、安雄!!しっかり、しっかりしろ!!死ぬな!!」
死なないでくれ。俺に生徒を殺させないでくれ。
先生は安雄の体を抱き、その生徒の名を呼び続けた。
「せ・・・ん、せ・・・え・・・」
長いこと沈黙していた安雄が、壊れかけのオルゴールのように口を開いた。
「ごめん・・・な、さ・・・い・・・」
そういい残して、安雄は目を閉じた。
「や・・・安雄・・・?」
草野球の好きな生徒だった。不真面目だが、元気のいい生徒だった。

132 :名無し物書き@推敲中?:05/01/21 22:11:32
「くそっ!!こんなもんで、一体どうやって生き延びろっていうんだよ!!」
スネ吉は、支給されたひみつ道具を地面に投げつけた。無理もない。
ただでさえ戦車だの軍艦だのには目がないスネ吉、以前彼の最高の自信作だったゼロ戦を打ち落とし、自分とスネ夫の乗ったボートを沈没させた潜水艦ぐらいはすごいものを期待していたのだ。
それが、彼が手にしたのは箱に動物の絵がかかれたビスケットだったのだ。非常食としては使えそうだが、どう考えても武器にはならない。
「あの潜水艦みたいなのが欲しかったよなあ・・・」
うなだれるスネ吉だが、もし彼の手に渡ったのがそれなりの道具であったなら他の参加者には脅威になったことだろう。
まあ愚痴っても仕方がない、とスネ吉はもう一つの武器を手に取った。こっちはなかなか悪くない。大きな刃のジャックナイフだ。
ナイフをポケットにしまい、ビスケットも一応袋に詰めて、スネ吉は立ち上がった。さて、これからどうするか。
まず、真っ先にすべきこと。それは、いとこのスネ吉と合流することだ。かれの一番弟子であるスネ夫は、口は達者で要領もいいが、こんなゲームに巻き込まれて独力で生き延びられるようなタイプとは思えない。
彼は自分が守ってやらなければならない。スネ夫を見つけた後、出来ればスネツグやスネ夫の両親・・・彼のとっての叔父と叔母にも合流できたらいいのだが。
荷物を背負って、スネ吉は立ち上がる。これは本物の戦争だな、と思う。
いかに戦艦や戦闘機マニアのスネ吉とはいえ、もちろん実際に戦ったことなどない。脳裏を、かつて自分が発した言葉がよぎる。
それは、あのドラえもんとかいうロボットにコテンパンにされた時に思わず口走ってしまった言葉。
「戦争とは金ばかりかかって、むなしいものだなあ」
スネ吉はあの時に感じた闘争心を再び自身に呼び覚ます。今度は、本当に人を殺さないと生きて帰れないかもしれないんだ。
決意を新たに、スネ夫を探して歩き始めた。遠くで子どもの泣く声がしたが、気にも留めなかった。

133 :名無し物書き@推敲中?:05/01/22 16:57:52
元高角三が手にした道具はタケコプターだった。

134 :名無し物書き@推敲中?:05/01/23 22:24:15
ドラえもんが2ch漬けになり終了。


135 :名無し物書き@推敲中?:05/02/06 23:13:28
銃声がした。
ジャイアンは伏せた。

136 :名無し物書き@推敲中?:05/02/20 23:39:32
ジャイアン「くそっ、なんてこった・・・ドラえもんやのび太たちと早く合流しねえと・・・」
特にのび太は、単独行動などしていたら一日と経たないうちに殺されてしまうだろう。
「いや、その前に、父ちゃんや母ちゃん・・・ジャイ子・・・」
一体誰のそばに一番に行くべきだろうか?ジャイアンは悩んだ。
ジャイアンが手にしたひみつ道具は、空気砲。かなりの当たりくじだといえる。さらに、もう一つ、支給された武器は・・・
「・・・やっぱりこれ、本物だよなあ・・・」
どこからどう見ても、手榴弾。おそらく総合的に見て、もっとも武器には恵まれた参加者の一人と言えるだろう。
となると、自分の身の心配はまださして意識しなくても大丈夫かもしれない。もっと運が悪い参加者が山ほどいるはずだからだ。
とくに、あいつは・・・
「あいつ、かなりついてない奴だしな・・・」
周囲から銃声や人の足音が途絶えたのを確認して、ジャイアンはひとまず、見晴らしのいい高台に登ることにした。

137 :名無し物書き@推敲中?:05/02/24 19:50:32
一方その頃ドラえもんは

138 :名無し物書き@推敲中?:05/02/24 19:53:16
MADドラネタに飽きないのか?

139 :名無し物書き@推敲中?:05/03/03 05:24:08
12の続きは?

140 :名無し物書き@推敲中?:05/03/03 05:25:42
あけがたまで巡回ごくろうさん→ねずみ

141 :名無し物書き@推敲中?:05/03/03 06:06:02
>>134
ワロタ

142 :名無し物書き@推敲中?:05/03/19 02:57:22
植物人間の方のサンプルってないのかね

143 :名無し物書き@推敲中?:2005/03/31(木) 13:19:01
作者が幼女強姦致傷で捕まり、「作者急病のため休載」と目次にでて、突然終了。

144 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/03(日) 00:38:10
天上界や海底界や地底を大冒険したのび太はたくましく強く成長した
ドラえもんは自らの役目を終えたことを感じて
涙ながらにのび太達と別れる のび太もドラえもんを止めずに
何でもできることを主張して最後は笑って分かれた
しかし未来に変えるとセワシの生活はちっとも増しになっていなかった
理由を聞くと ノビスケ(のび太の息子)が人生を間違い
25歳のとき歴史的な犯罪を犯してしまったのだ それ依頼ノビスケの家族は犯罪者と差別され
犯罪者の家系と言うことでいまでも親は仕事もあたえてもらえず
家族は貧乏になっていると言う それを聞いた
ドラえもんは決意する 少年時代のノビスケのところへいって
ノビスケをのび太に変わりしつけをするのだと!!
ドラえもん第2部
ドラえもん 野比ノビスケ 剛田優(ジャイチビ) 星野スミレの娘(星野カオリ) スネ樹の大冒険にご期待ください

145 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/27(水) 05:17:57
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146 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/27(水) 05:18:01
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158 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/27(水) 05:19:33
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159 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/27(水) 05:19:56
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160 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/27(水) 05:20:03
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161 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/27(水) 05:20:05
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162 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/27(水) 05:20:51
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163 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/27(水) 05:21:06
    ∵   ∵  ..,-=-,、.∵     ∵              :∴
   ∵ ∵ .. ..  .i   | ∵  ∵∵    :::      ::  :∴∵
  ∵∵    .. . .|l   |..  ∵..../~'i.∵ :  ::∵:   :  :::∴t∵∴
∵ .._ ∵.. ,,, .. .|ヽ ノi. ∵. ../  .|.∵ ::: :::∴::    :: :∴∵∴∵∴:::   
  ./ ..~ヽ, ∵  ....|   | ∵ ../ヽ,,.../   ::∵∴:    ::::∵∴∵∴∵∴:
∵ ヾ  ..\     .|ヽ ノi ∵.../  ,,/. ∵∴::   :::∴∵∴∵∴∵∴: :: ::∴∵
   ..\ノ .ヽ,∵ .. |   |  ../ヽ,,,,,./,,∵    a   :::∵∴::: :::∵∴∵∴∵∴∵∴
 ∵   ヽ  .ヽ∵.. |   'l,,-ノ .,,../       ∵∴∴∵∴∵∴∵∴∵∴∧:∵::::∴∵::  ∧
      \、ノ,,,ヽ,,ノjヽ,,,,ノ "  ノ   ∵ ∴ ∴∵∵∴(・)∴∴.(・)∴∵:/ ヽ_∵∴∵:::: / . ヽ
∵ ..∵∵∵ ヽ,  丶∵∵∵∵ヽ,,ヽ ∵∴∵∴∵∴∵∴:/ ○\ ∴∵./   `、⌒ヾ⌒ヽ/(・) ヽ   
   ___/ヾ ノ  /∴∵\ . .ヽ,  ∵n∴∵∴∵∴/三 | 三|∴./    (.....ノ(....ノ ι / ヽ   
 ̄ ̄    ~-:;;:; ∵..<・>∴∴.<・>∵∵\,,.:∵ ∵∴..∵∴| __|__ |∴|   ι         ::(....ノノ        
,,ノ__ソ_ )∵∵∵/ ●\∵∵∵ ~=,,,,,  i   ∴∵|  === .|:/ ̄ ̄ヽ          :::/`ヽ
    ̄ ̄|~∵∵∵../三 | 三|∵∵∵/   ̄^^~ヽ∵ : \_▲/:(___..ノ    | ̄| :::::::::::(....ノノ   
 ..∵∵∵i,∵∵∵ |\_|_/|  (,,,         i  s     ∵∴∵:ヽ  ι  ノ∴.|::::::::::::::::::ノ
   ∵  |ヽ,,-,, ...| \__ノ,,.|,,,,,/ ̄ ~`──-"~ ∵ i                 ∴∴
  ∵  ∵ヽ  ̄=二=-----"~~^/ ∵∵∵∵ ∵∵∵        
 ∵    ∵\ヾ-=-  g__ノ,   ∵                                 tanasinn
     ∵  ~-,,,__,,,,...ノ/~           e

164 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/27(水) 05:22:35
       以上、ラウンジの馬鹿どもの仕業でした

    m n _∩                   ∩_ n m
  ⊂二⌒ __)    /\___/ヽ       ( _⌒二⊃
     \ \   /''''''   '''''':::::::\     / /
       \ \  |(●),   、(●)、.:|  / /
        \ \|   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|/  /
          \ .|   ´トェェェイ` .:::::::|  /    それが、ラウンジ精神
           \\  |,r-r-| .::::://     http://etc3.2ch.net/entrance/
             \`ー`ニニ´‐―´/
             / ・    ・ /

165 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/27(水) 05:31:23
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166 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/27(水) 05:31:57
    ∵   ∵  ..,-=-,、.∵     ∵              :∴
   ∵ ∵ .. ..  .i   | ∵  ∵∵    :::      ::  :∴∵
  ∵∵    .. . .|l   |..  ∵..../~'i.∵ :  ::∵:   :  :::∴t∵∴
∵ .._ ∵.. ,,, .. .|ヽ ノi. ∵. ../  .|.∵ ::: :::∴::    :: :∴∵∴∵∴:::   
  ./ ..~ヽ, ∵  ....|   | ∵ ../ヽ,,.../   ::∵∴:    ::::∵∴∵∴∵∴:
∵ ヾ  ..\     .|ヽ ノi ∵.../  ,,/. ∵∴::   :::∴∵∴∵∴∵∴: :: ::∴∵
   ..\ノ .ヽ,∵ .. |   |  ../ヽ,,,,,./,,∵    a   :::∵∴::: :::∵∴∵∴∵∴∵∴
 ∵   ヽ  .ヽ∵.. |   'l,,-ノ .,,../       ∵∴∴∵∴∵∴∵∴∵∴∧:∵::::∴∵::  ∧
      \、ノ,,,ヽ,,ノjヽ,,,,ノ "  ノ   ∵ ∴ ∴∵∵∴(・)∴∴.(・)∴∵:/ ヽ_∵∴∵:::: / . ヽ
∵ ..∵∵∵ ヽ,  丶∵∵∵∵ヽ,,ヽ ∵∴∵∴∵∴∵∴:/ ○\ ∴∵./   `、⌒ヾ⌒ヽ/(・) ヽ   
   ___/ヾ ノ  /∴∵\ . .ヽ,  ∵n∴∵∴∵∴/三 | 三|∴./    (.....ノ(....ノ ι / ヽ   
 ̄ ̄    ~-:;;:; ∵..<・>∴∴.<・>∵∵\,,.:∵ ∵∴..∵∴| __|__ |∴|   ι         ::(....ノノ        
,,ノ__ソ_ )∵∵∵/ ●\∵∵∵ ~=,,,,,  i   ∴∵|  === .|:/ ̄ ̄ヽ          :::/`ヽ
    ̄ ̄|~∵∵∵../三 | 三|∵∵∵/   ̄^^~ヽ∵ : \_▲/:(___..ノ    | ̄| :::::::::::(....ノノ   
 ..∵∵∵i,∵∵∵ |\_|_/|  (,,,         i  s     ∵∴∵:ヽ  ι  ノ∴.|::::::::::::::::::ノ
   ∵  |ヽ,,-,, ...| \__ノ,,.|,,,,,/ ̄ ~`──-"~ ∵ i                 ∴∴
  ∵  ∵ヽ  ̄=二=-----"~~^/ ∵∵∵∵ ∵∵∵        
 ∵    ∵\ヾ-=-  g__ノ,   ∵                                 tanasinn
     ∵  ~-,,,__,,,,...ノ/~           e



167 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/27(水) 07:32:40
なんでこんなに連投できるの?

168 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/29(金) 22:36:21
ある日の朝のび太の家に衝撃が・・・・
突然、空からロボットが降ってきたのである
そのロボットは意思を持ち感情を持っていた
しかし落下の衝撃もあり半壊状態だった
機械の彼はこう言った 「乃火他君、乃火他君を助けなきゃ」
ロボットは、必死に立ち上がろうとしていた。
傷ついた体を修理し必死に引きずって立ち上がろうと・・・
ロボットはポケットから出した道具とありあわせの部品で体を修理した・・・
長時間にわたる修理作業の末立ち上がる壊れかけのロボット
「みらいが・・・攻めてくるんだ・・・だからぼくが・・・とめるんだ・・・」
「ぼくが・・・やっつけるんだ・・・みんなを・・・助け・・・」
壊れてはいたがのび太にはそれがドラえもんだとわかった
「ド・・・ラえ・・・も・・・ん」
呆然とするのび太・・・
窓の方を振り返ると、空は重く苦しい空へと変わり、
視界のほとんどを壊れたビルと円盤が占めていた・・・

169 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/29(金) 22:37:06
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170 :名無し物書き@推敲中?:2005/07/08(金) 22:23:04
どらえもん


171 :誰か読んでくれたら:2005/07/15(金) 09:05:32
誰も見てないかな?

172 :名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 09:19:49
ノシ いますよ

173 :それでは続きを…:2005/07/15(金) 12:04:30
いつもの朝だった。青い空に浮かぶ入道雲は大きく、これから来る夏に誰もが心を弾ませていた。 「のび太!何時まで寝てるの!!」
のび太は一階から響く母の声で飛び起きた。
「なんで起こしてくれなかったんだよ〜!」
「何度も起こしただろ」
のび太がパニックになりな

174 :続き2:2005/07/15(金) 12:45:47
パニックになりながら着替え、青い親友が瞼を八の字にして呆れる。何度も繰り返している光景だ。

「いってきま〜す」パンを口に食わえながら学校へと走るのび太。門を曲がりおえた時、その目に飛び込んで来るモノがあった。
空にヒビ割れが出来て、そこからビルを横に

175 :名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 14:14:57
した様なものが少し覗いている。

「なんだあれ…」
パンが口から落ちる。のび太がポカンと口を開け見上げていると、そのビルから黒空い甲冑の様なものを身につけた飛ぶバイクが次々現れ、突然街を爆撃しだした。
「わわわ…!」
のび太は鈍い運動神経を振り絞り、必死に

176 :続き4:2005/07/15(金) 14:51:30
逃げる。街は、物の数分で火の海となった。いたる所で悲鳴が飛び交い、阿鼻叫喚の様相を呈している。
「大変だ!ドラえもんに…!」
のび太は、家へと引き返そうとしたが、バイクの半分程が着陸し、黒甲冑が熱線銃を持って街を徘徊している。動くモノを見つけると無差別で

177 :名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 15:10:47
乱射している様だ。のび太は壁に体をヘバリ付けたまま、曲がり門を覗く。そこにも黒甲冑はいた。
「どうしよう…」

足が震える。一歩も動けない。
突然、後ろから口を掴まれた。
「!?」
後ろを振り向くと、そこには人差し指を口にあてがい、ジェスチャーで静かにしろと伝えてるジャイアンがいた。後ろには、ドラえもん、スネ夫、しずかちゃんの姿も。

「良かった、みんな無事だったんだ?」のび太が掠れる様な小声で聞いた。
「話しは後で。着いて来て」
ドラえもんも、同じく小声で答えた。

ドラえもんが地下に作った空間には、学校

178 :続き6:2005/07/15(金) 15:19:18
のメンバーや近所の人達が非難していた。皆、一様に沈痛な面もちだ。

「アイツらは一体何なの?」
そののび太の問いに、ドラえもんは沈黙で答えた。
「それが…ドラちゃんにも分からないんですって」
しずかちゃんが沈黙を破る様に言った。それをきっかけに、ドラえもんも訥々と語り出した。「そうなんだ。あんな侵略があった事は22世紀でも聞いた事が無いんだ。全く歴史の外から来たとしか…」
沈黙が空間を支配した。その間も、衝撃と振動が地下の空間に響いて来る。

突然、タイムパトロールのタイムマシンが空間に出現し、中から隊員が現れた。「良かった、ご無事でしたか」

タイムパトロールから聞いた話しは衝撃的であった。
彼らは、全く別の時空からの侵略者だという。通常では繋がる事の無い、この宇宙とは違う宇宙。全く違う次元のパラレルワールド。だから、この世界の時間に捕らわれないのだという。

179 :続き7:2005/07/15(金) 15:52:44

「だから、僕の22世紀の記憶にないのか…」
「えぇ、しかし影響は深刻です。未来の方もジワジワと変質しています。通常の時間干渉では有り得ない変質の仕方です。今地上では我々が総力戦を展開してますが、何時まで持つか…」
「ても、なんでこの時代なんです?そして、、なぜ来れる筈の無いヤツらが?」
スネ夫が聞く。
タイムパトロールは困った顔で一同を見回すと、静かに語り出した。
「それは…、ドラえもんさん、そしてそれに深く関わったあなた方4人が原因なのです…」
「ヤイ、それはどういう事だ?アレは俺達のせいだってのか!?

180 :続き8:2005/07/15(金) 16:32:32
黙って聞いてたジャイアンが腕まくりしながら怒鳴った。殴りかかりそうな勢いのジャイアンをのび太とスネ夫が抑え、先を促す。タイムパトロールが申し訳無さそうな顔で続ける。
「ドラえもんさんがこの時代に来た事によって、多少ですが因果が歪んだのです。そして、その状状態が続く事により、因果の歪みは拡大し定着した。つまり、原因と結果があやふやになっているんです。それが完璧である宇宙に他宇宙との穴を作ってしまった…。」
避難している人々は意味がわからずにポカンとしているが、のび太ら4人とドラえもんは果てしないショックを受けていた。まさに自分達が原因なのだ。いや、原因であると同時に結果なのである。因果は、他世界からの侵略により完全に崩壊した。
「それはどうしたら…」
のび太が消え入りそうな声で聞いた。
「それは…」
タイムパトロールが口にした時、無線がけたたましく鳴った。タイムパトロールは、ちょっと失礼というと、離れた場所で何事か話し始めた。


181 :続き9:2005/07/15(金) 16:56:29
「皆さん、戦艦まで来ていただけますか」話し終わったタイムパトロールが静かに言った。

戦艦のブリッジから見る眺めは、尋常ではなかった。被弾する前に墜落する戦闘機、熱線を逆に吸い込む砲塔、どれだけ被弾しても壊れない戦車。時間が、空間が狂っていた。

「歓迎しします。20世紀方面連隊長のデキスギです。まぁ、今やあまり意味はありませんが」
デキスギは暗い笑いを浮かべ、ドラえもんと握手した。
ブリッジ内は、無機質な電子音しか聞こえない。のび太らを含め、みな一様に押し黙る。
「実は彼らもここまで時間が崩れるとは思ってななかったらしくてね。代表者による1対1の勝負を持ちかけて来たんだ。あちらも、戦争を長引かせたくないらしい」

デキスギの悲しそうな目は、すべてを物語っていた。あちこちで、戦艦クルーのすすり泣く声も聞こえる。
「僕が、行くんですね…」
「あぁ…。向こうも、パ

182 :続き10:2005/07/15(金) 17:08:35
パラレルワールドでの君に当たる人物を出すと言っている。どうやら、そうしないと決着は着かないらしい」
「わかりました…」「ドラえもん君、剛君、スネ夫君、しずか君は…」
「いくぜ。例え見てるだけでも、のび太だけ危険な場所に行かせるわけにはいかねぇ」
「ぼぼぼ、、僕も行くよ」
「私も…行きます」皆が強く主張した。「ありがとう。見届け人も必要だったんだ」
ドラえもんは、涙で目をクシャクシャにしていた。
「ごめんよ、のび太君。僕の…僕のせいで…」
「バカだなぁドラえもんは。ドラえもんは何も悪くないんだよ」
のび太は優しくそう言った。
「悪いのはどう考えだってヤツらの方だろ。見ててよドラえもん、あんなヤツらパパっとやっつけちゃうからさ」
ドラえもんはそんなのび太がどこまでも可愛く、そして愛おしかった。しかし今、その少年は死ぬかもしれない戦場へと向かうのだ。
もうドラえもんは、涙でのび太の顔が見えなかった。
「さぁ、行こう…!」

バトルフィールドは、次元の割れ目から覗いている敵戦艦の目の前に造られた。空き地ほどの大きさの透明な床が、宙に浮いてる状態だ。
のび太は、体中に響く早鐘のような心音に負けない様、敵戦艦を全力


183 :続き11:2005/07/15(金) 17:43:43
で睨みつけた。ドラえもん達も、そんなのび太から目を逸らさない。みんなが、下を向いてうずくまりたい恐怖をねじ伏せていた。
突然轟音が響いたかと思うと、敵戦艦から放たれた光がバトルフィールドに到達し、中から一人の黒甲冑が現れた。両手に、二組の剣と楯を持っている。
「驚いた事に、こんな原始的なもんで決着をつけるんだとよ」
黒甲冑は乾いた笑いと共に、一組の剣と楯をのび太へと投げた。

「艦長、こんな方法しかなかったんでしょうか…」
デキスギの傍らに立つ士官が、涙を拭う事なくつぶやいた。
「時間修正砲…。私だってこんなモノを使いたくはない…。対象の存在自体吹き飛ばす大砲だからな…。彼らは過去未来に渡って、存在自体が否定される。因果を修正するには、これしかないのだよ」「でも、これじゃあ人柱じゃないですか…」
「彼らは生まれ変われるさ。生まれ変わるという表現が適切かどうかはわからないが、時間の偉大な修復力を信じよう」「でも、彼らはまだ小学生なんですよ…」
デキスギはそれには答えず、帽子を目深に被り治すと、発射準備と静かに言った

184 :続き12:2005/07/15(金) 17:50:19

鋭い金属音が響く。のび太はすでに満身創痍だった。体中から血が吹き出し、立っているのがやっとだ。
「大体、空が青いってのが気色悪りいよ」
自らが優勢と見た黒甲冑は、そう言いながらカブトを外した。中から現れたのはまさにのび太だった。但し、肌はどす黒く、目が赤い。
「お前たちなんかに、僕らの世界の美しさがわかってたまるか…!」
のび太が剣を杖にして、ヨロヨロと立ち上がった。
「ま、そりゃ結構だけどよ、俺らが勝ったらまず空の色変える事に決まってんだよ。赤い空に紫の雲さ…」
黒甲冑は、そう笑いながら剣をクルクル回す。ドラえもん達は、この戦いに手出し出来ない自分を呪った。ジャイアンが、スネ夫が、しずずかちゃんが、怒りに体を震わせる。

「みんな、大丈夫だよ…。ドラえもんがいつも言ってたじゃないか。正義は勝つんだよ…」
のび太はそう呟くと、尚も剣を構えた。「…そろそろ終わらせてやるよ!」
キレた黒甲冑が剣を振り上げたその時、轟音と共にバトルフィールドが揺れ、周囲は閃光に包まれた。
「野郎、騙しやがったな!」
空間が揺らぎ始めた。黒甲冑がパニック大騒ぎする様を、ドラえもん達はしずかに見つめた。
「てめぇら何落ち着いてんだよ!裏切られたんだぞ!」
「みんな、何となくわかってたさ」
スネ夫が静かに呟く。

185 :続き13:2005/07/15(金) 17:59:30
「おぅ。どういう方法かわかんねぇけど、こうなるだろうなってよ」
続くジャイアンの言葉に、のび太、しずかちゃん、ドラえもんが頷く。
「僕らは、いつか必ず巡り会える。そこでは、何もかもが何時もどうりなんだ」そう、のび太はいった。ドラえもんを除くみんな頷く。
「僕はロボットだから、無理かもしれないけど…」ドラえもんが泣きながら言うと、のび太は黒甲冑を見据えたまま口をを開いた。
「大丈夫さ。僕らの友情は、絆は、そんな理屈なんかに負けやしない。今度出会った時は、僕がドラえもんを守るよ」
「うふふ。じゃあ、その時は精一杯甘えさせてもらうよ」
ドラえもんは、大泣きしながら微笑んだ。
「ちっ…。ヤツら時間修正砲なんてもん開発してたとは…。だが、まだ間に合う!因果が吹き飛ぶ前に、死ぬ事で存在を確定させてやる!」黒甲冑がのび太に襲いかかる。戦艦からもバイクが溢れ出す。
いくぜみんな!もう遠慮する事はねぇ!時間を稼ぐんだ」
ジャイアンが叫ぶと同時に、みんなが一斉に駆け出す。
「行くよ、ドラえもん」「うん」

凄まじい光が、地球を覆った。





186 :続き14:2005/07/15(金) 18:03:13
机に座って宿題をしている少年の耳に、ドタバタと階段を登る音が響いた。
そのままの勢いでドアを乱暴に開け放った丸い頭のロボットは、目にいっぱいの涙を溜めながら叫んだ。
「キテレツーー!」「またブタゴリラにやられたのかい?ワンパターンだなぁ。ほら、武士は泣かなないんだろ」
少年は優しくそういうと不意に空を見上げた。何時もどうりの日々。青空は、いつまでも優しく日常を包み込んでいる。
もうすぐで夏が来る。

end 自己満です。すいません。

187 :m− ◆VmW7x0t4fo :2005/09/17(土) 20:54:58
こうくるか

188 :名無し物書き@推敲中?:2005/09/20(火) 21:03:55
みんな面白いな。

189 :名無し物書き@推敲中?:2005/10/22(土) 19:17:28
ほす

190 :名無し物書き@推敲中?:2005/12/08(木) 04:22:39 ?#
http://mmonositu.s44.xrea.com/imagebord/img/Monositu_20051207091807-192.JPG

191 :名無し物書き@推敲中?:2005/12/25(日) 11:49:34
保守

ブログにあった
http://ww51.et.tiki.ne.jp/~west_sato/ss.html

192 :名無し物書き@推敲中?:2005/12/25(日) 19:01:54
ドラえもん「治しバンと壊しバンー!」のびた「わあ、懐かしい!たしか、
壊れたものに治しバンをはると新品の様になって、壊しバンはその逆・・・
そういえば、またジャイアンにいじめられたんだ!仕返ししてくる!これ借りる
よ!」

のびた「ジャイアン!!」 ジャイアン「なんだあ?のびたあ!」
のびた「くらえ!!壊しバンだっ!」のびたは壊しバンをジャイアンの頭に
貼った!!  

ジャイアン「アババババババババ!!」 スネオ「ああっ!ジャイアンが
こわれたー!」 

193 :25849:2006/01/18(水) 15:20:56
バカみたい


194 :名無し物書き@推敲中?:2006/01/20(金) 02:08:07
          _,v-‐''''″.,,、、v--(フ'''ー、,,;;;;;::::.... . . . . . .
        _.v‐゙∵∴∵∵.,ノ    .*┐  ^‐v_,,;;;;;::::.... . . . . . .
      /∴∵,ノ''^¨゙〜丿       ミ--、,,,_\,,;;;;;::::.... . . . . . .
     .,l゙∴∵:l′ .  .,|ミ、       .,!   .¨''へ   __.,,;;;::::.... . . . . . .
     ,ノ∵∴:;(     / _ノ=v,,.,,,,...,v‐^_,u-''^¨¨`ミ¨¨′
    ,ノ∵∵∴,r'\_,,,、r'′|   .〕    .'′   _  .{,,;;;::::.... . . . . . .
   /∴∵.;/     _  ゙--┬′    .ー''^′ .^'''(i、,,;;;;;::::.... . . . . . .
   ゙l、∴::|__,/¨¨¨¨゙,    ^!、           .,! ^'''''^''‐、_,,;::::.... . . . . . .
  .v-个''''^゙厂   .,,/ .,r'   ¨''ー-v._  ¨''';vy-ー7',,;;;;;::::.... . . . . . .     `
    .}∴:}  _,.r'''゙′ .i^        .(,./′ .゙'ー'|冖^^'''.┐::::.... . . . . . .
    ),∵;〔 ,/′    .'i,     ._,v‐'′     .,i,,;;;;;::::.... . . . . . .
     ∨'''|( .\_    .゙} _,,v-‐'゙.′       .,「,,;;;;;::::.... . . . . . .
    ./'゙\:\  ¨''ー--'リ″          __..」,,;;;;;::::.... . . . . . .
      \∵y,,__   ./′   ____,,、,,、-ー''''¨`_.,ノ,,;;;;;::::.... . . . . . .
       .゙'vu ` . ̄¨¨¨¨¨¨ ̄ ̄` _,,.、v-‐‐'″
         . ̄¨^^''''''¬¬'''''^^″




195 :名無し物書き@推敲中?:2006/01/20(金) 02:27:25
ホリエもんの最終回が始まったのかな。
ニュース速報+板、覗いて来る。

196 :名無し物書き@推敲中?:2006/01/20(金) 05:05:27
今、僕の横には動かなくなった彼が眠っている。
丸い頭も沢山の暴徒に叩かれ原型を留めていない。
僕が「あんな事」を彼に頼まなければよかった。
彼を壊してしまったのは僕なのかもしれない。
彼の顔を見てると涙が止まらない・・・。
頼む君がいないと僕は何もできないんだ・・・起きてくれよ・・・。
しかし彼が動かない事はわかってる。
僕は彼のお腹にあるポケットからナイフを取出し手首にあて力をこめた。


197 :名無し物書き@推敲中?:2006/01/21(土) 03:24:30
ホリエモンがタイムパトロール隊にとうとうつかまってしまった!
今思えば歴史の捏造ばっかりしてたからなぁw

198 :名無し物書き@推敲中?:2006/01/22(日) 04:38:28
ひなの=しずかちゃんか……w

199 :PLAYBOY ◆VGMdSbKWD6 :2006/01/22(日) 08:26:45
きねんカキクケコ。

200 :名無し物書き@推敲中?:2006/01/29(日) 11:24:49
「ドラえもん…」
 のびたは、ドラえもんがタイムパトロール隊につかまってしまい、すっかりしょげていた。
ここ何日も、ドラえもんに会っていない。
マスコミの取材はうざいし、テレビをつければ、
ニュースはドラえもんの歴史捏造事件の報道ばかりで、
すっかり欝になってしまう今日この頃。
一体どうしてこんなことになってしまったのか。
のびたは、ドラえもんとの出会いの日を思い返していた…。
(ドラえもんは、僕のことを幸せにするために、わざわざ22世紀からやってきてくれた。
 もともとの原因といえば、僕のだめさが、22世紀にまで響いているせいだったからだ。
ぼくがいけないんだ。ぼくが、もっとしっかりしていれば、ドラえもんはもっと幸せだっただろうに。
わざわざ22世紀からやってくる必要なんてなかったんだ。僕は…)
「僕の馬鹿!」
 のびたは飛び出した。
 のびたはドラえもんの道具ばかり頼り、
その結果数々の犯罪をドラえもんにおこさせてしまったのである…。
 のびたはこれまでの出来事を思い返していた。
 たくさんの冒険、たくさんの夢、そして、たくさんの愛…。
 もう、見ることさえできない夢。
「さようなら、ドラえもん…」
 のびたはいつも遊んでいた裏山で、夕日にむかって叫ぶのであった。

201 :名無し物書き@推敲中?:2006/02/10(金) 21:32:25
超遅レスだが…
>>186で泣いた

202 :名無し物書き@推敲中?:2006/03/16(木) 18:28:10
おもしろそう。

203 :名無し物書き@推敲中?:2006/03/17(金) 11:44:42
まじで。

204 :名無し物書き@推敲中?:2006/03/21(火) 12:14:45
そこに、全裸のしずかちゃんが現れた。

205 :名無し物書き@推敲中?:2006/03/23(木) 10:00:29
ペニスを露出したドラエモンも現れた。

206 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/24(金) 21:37:27
その日はいつも通りのおだやかな一日になるはずだった。
僕は漫画を寝っころがりながら読み、ドラえもんはおやつのどら焼きをおいしそうにほうばっていた。
天気はこれでもかってぐらいおだやかでジャイアン達はきっと空き地で野球でもしてるんだろう。
しずかちゃんは今日はピアノのお稽古だったっけ。
「のびた君、今日は宿題はないの?」どら焼きを食べ終わったドラえもんが話しかける。
「んー、これ読んだら」
「いつもそういって後で泣きながらやるじゃないか、またママにしかられるよ」
ドラえもんが呆れ顔で言う。でも無理強いしたりはしない。ドラえもんもこんな天気が良くて気持ちのいい日は
のんびりするのが一番だと思ってるんだろう。
でもそんな穏やかな午後は一瞬で破られた。

207 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/24(金) 21:44:14
机の引き出しが突然開かれそこから僕の孫のセワシ君とドラミちゃんが勢いよく飛び出してきた。
「ど、どうしたの?びっくりしたよ」僕は漫画から目を上げ彼らを見つめた。
セワシ君は息を切らしている。ドラミちゃんは口をきっと結んでなにかつらいことを耐えてるみたいに見える。
「おじいちゃん、ドラえもん・・・ 大変なことになった」セワシ君がゆっくり口を開いた。
「何があったの?」ドラえもんも二人のただならぬ様子に気づいたのか身をのりだした。
「うん・・・よく聞いて欲しい。ちょっと話が長いし難しくなるんだけど頑張って聞いて。特におじいちゃんは」
セワシ君はまっすぐ僕を見つめながら言った。
「う、うん、わかった。頑張るよ・・・」僕は座布団の上に正座をして真剣に聞く体勢を作った。。

208 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/24(金) 21:54:11
「おじちゃんどうしてドラえもんがここに来れるかわかる?」
「どうしてって・・・タイムマシンを使ってるからでしょからでしょ。それくらい僕でもわかるよ」
「うん、それはそうなんだけどね。でもさ普通過去に干渉しちゃいけないじゃない。過去が変われば未来も変わっちゃうし
そんなことがたくさんあったら世界はめちゃくちゃになっちゃうでしょ?」
「あ、う、うん・・・それはそうだね。でも実際ドラえもんはここにいるよ」
「うん、僕が送り込んだんだからね。少し未来の法律について説明するタイムマシーンなどで過去に干渉する場合
小さなこと、つまりあまり未来が変わらない場合はある程度認められるけど大きく未来が変更される可能性がある場合は
タイムパトロールによって止められるってことになってるんだよ」
「へーそうなんだ、じゃあ僕のところにドラえもんが来るのはセーフだったんだ。よかったー」
能天気に笑う僕をセワシ君は黙って見つめる。

209 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/24(金) 22:03:06
「うん、僕もそう思ってた。おじいちゃんのとこにドラえもんが来て随分たつし
タイムパトロールも認めてくれたんだろうって。」
「ん?え?違うの?」僕の頭は混乱してくる。
「こっからが少し難しい話になるんだけど・・・ちゃんとついてきてね。
今から9年後に大きな戦争が起きるんだ。それも世界全部を巻き込んだ」セワシ君が悲しそうに顔をゆがめて言った。
「え?え?せ、戦争?うそでしょ?」
「残念だけど本当。これは避けられない戦いなんだ」
「え、そんな・・・怖いよ・・・どうしよう」

「戦争なんてあったかな?」ドラえもんが始めて口をはさんだ。
「僕の知ってる未来だと22世紀まで大規模な戦争は起こらないはずだけど・・・内戦とかは少なからず起こってるけどね」

210 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/24(金) 22:12:36
僕の頭はますます混乱してきた。こんなんだからテストで0点とっちゃうんだ。

「未来が変わったんだよ、大きくね」
「そんな未来が大きく変わるなんて・・・そうなる前にTP(タイムパトロール)が止めなかったの?」
「気づかなかったみたいなんだ」セワシ君が悔しそうに唇をかむ。
「今でも原因はわからない。大きな原因は発見されてなくてたぶんバラフライ効果によって引き起こされたんだというのが今の見解だよ」
「ば、ばたふらい?」僕はわけがわからなくて口を挟んだ・
「あ、今の部分は本筋と関係ないからわかんなくていいよ。とにかく未来に起こるはずがなかった戦争が起こるってことはわかった?」
「う、うん。」


211 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/24(金) 22:26:33
「それは一体どんな戦争なの?」重苦しくドラえもんが問いかけた。
「通称ロボット戦争、10年戦争とも呼ばれてるね。」
「ろ、ろぼっと?そ、それって映画で見たターミネーターみたいのが出てくるの?」僕の混乱した問いかけに対して
「違うよ」とセワシ君は笑いながら否定した。
「これから8年後にある天才学者がアイデアを生みだす。それはロボット工学を画期的に進歩させるものだった。
なにせロボットの感情の部分の基礎を作ってしまうんだからね」
「それと戦争はどんな関係があるの?」
「ここからが未来と大きく変わるとこなんだ、よく聞いて。この世紀の発見に世界中は沸いた。ノーベル賞はもう確定だろうって。
でも・・・」
「でも?」僕は不安を押し殺して問い返す。
「その科学者は殺されてしまうんだ」

「そんな馬鹿な!!」ドラえもんが突然立ち上がって叫んだ。

212 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/24(金) 22:34:14
「ど、ドラえもん?どうしたの突然?」僕はびっくりして飛び上がってしまった。
「そんな・・・そんなことがあったら僕は・・・」
「ドラえもん?しっかりして!ドラえもん!」僕はあわててドラえもんに駆け寄る。
「せ、セワシ君!これはどういうことなの?」
セワシ君は顔を伏せていった。

「その科学者は出来杉英才、ドラえもんの基礎を作った男だよ」
「で、出来杉!?出来杉ってあの・・・」
「そう、おじいちゃんの友達の出来杉君だよ」
「出来杉が死ぬって・・・」
「出来杉英才は本当に天才だった。その8年後の発表はもちろんだけどそれ以降も画期的な研究を次々と発表し
ロボット工学を100年は進めた男として22世紀に名を残すはずだったんだ」

213 :名無し物書き@推敲中?:2006/03/24(金) 22:35:14
ここまで書いた、少し休憩。また書きます。

214 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/24(金) 23:42:12
「それが死ぬって事は・・・」僕の声が上擦る。
「そう」セワシ君は目を伏せてゆっくりと言った。

「ドラえもんは生まれない」

「で、でもドラえもんはここにいるじゃないか!!未来が変わったって出来杉が死んだってドラえもんがいなくなったりしてないだろ!?」
「・・・おじいちゃんパラレルワールドってしってる?」
「パラレルワールドってあのもしもボックス使うときに出来る・・・」
「そう、それだよ。正確にいうとドラえもんは消えるんじゃない、パラレルワールドに移行するだけなんだ」
「い、意味がわからないよ・・・」
「ここまで大きく変わってしまうと未来は修正ではなく別個のものとして認識される。僕達がタイムマシンでここにこれたのは
おじいちゃんの世界と僕の世界の時間、というより世界がつながっていたからなんだけど出来杉英才が殺されて戦争が起こることによって
僕達の未来はパラレルワールド化してしまったんだ。タイムマシンは時間軸は移動できても異なる世界は移動できない。そういうことなんだ」


215 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/24(金) 23:51:02
頭の悪い僕には理解できない。何を言ってるんだろう?ドラえもんがいなくなる?
「おかしいよ!そんなの!」僕の鈍い頭がセワシ君の話の矛盾点にやっと気がついた。
「だって僕の未来で出来杉が死ぬんだとしたらここにはもうドラえもんはいられないはずだろ?
それでもここにいるってことはドラえもんはずっといなくなったりしな・・・」
「それがそうでもないんだよ。」セワシ君の表情は暗いままだ。
「出来杉君が死んでしまう未来がある世界でたしかにドラえもんは存在できない。それはおじいちゃんの言うとおりだよ。
正直言って原因はわからないんだ、たぶんこの世界にドラえもんが長くいたせいなのだと思うんだけど・・・
でももうこちらの世界のパラレルワールド化は確認されてる。僕達がこうしてこれたのは奇跡に近い。たぶんこの世界にドラえもんが
いるおかげでギリギリつながってるんだ」

216 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/25(土) 00:01:10
「僕は行かないよ」ずっと黙っていたドラえもんが口を開く。
「僕は行かない」そんなドラえもんを悲しそうにセワシ君が悲しそうに見つめた。
「おじいちゃん」セワシ君は振り返って今度は僕を見つめる。
「な、なに?」
「僕はね、おじいちゃん、ドラえもんを未来に連れて帰りにきたんだ」
頭をハンマーで殴られたような衝撃だった。そんな・・・そんな・・・ドラえもんがいなくなるなんて・・・
「僕は絶対行かないぞ、のびた君を放ってはいけない」ドラえもんが駄々をこねるように言う。
「そうだよ!ドラえもんは行かないよ!ずっと一緒にいるんだ!!」僕も叫び、セワシ君をにらむ。
「例えドラえもんが消滅するとしても?」セワシ君が絶望を告げる。
「しょ、消滅て・・・?」
「おじいちゃん、ドラえもんがこうしてここにまだ存在してることが奇跡なんだ。もしかしたら次の瞬間にもドラえもんは世界から
修正を受けて消滅する可能がある。ドラえもんが存在していることはこの世界にとって大きな矛盾だからね、そういった矛盾は世界は見逃さない。
世界から修正を受ければドラえもんは消滅するしかないんだよ」
「そんな、そんなことって・・・」

217 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/25(土) 00:13:24
「でもドラえもんを僕達の世界に連れて帰れば修正は受けない。僕達の世界、パラレルワールドでは出来杉君は
殺されたりしないしないし、戦争も起きない。ドラえもんが無事生まれることが出来る世界がから」
セワシ君は僕をじっと見つめる。
「どうするおじいちゃん?この世界にいればいずれドラえもんは消滅する。でも短い時間だけど一緒にいられる。
連れて帰ればドラえもんは消滅しない、でも一緒にはいられない、もう二度と」

「おじいちゃんが決めて」

「のびた君・・・」ドラえもんが悲しそうな顔で僕を覗き込む。僕はドラえもんに頭から抱きつく。
「いやだよ・・・いやだよ・・・ドラえもん」
「のびた君・・・」
「どうしても一緒にいられないの?」
「セワシ君の話は本当だと思う。ここ数日なんか自分が変だった。まるで自分がここにいてはならないような気が付きまとうんだ。
きっと前兆だったんだと思う」
「ドラえもん・・・」
「でも大丈夫だよ」ドラえもんはにっこり笑った。
「僕が消える最後の瞬間までのびた君と一緒にいるから。のびた君を放っておけないからね。僕がいなくなったら誰が君を朝起こすの?」




218 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/25(土) 00:24:28
僕は自分が情けなくてしょうがなかった。ドラえもんを最後の瞬間まで心配させて。
いままでドラえもんに頼りっぱなしでなんの努力もしなかった。ただずっといられると思ってたんだ、なんの疑いも持たないで。
大好きだったんだ、心から。僕の心の一部分と一緒なんだ。離れればきっと僕の心は引き裂かれてしまう。
でもそれでも・・・
「セワシ君」
「なに、おじいちゃん?」
「ドラえもんを連れて帰って」
「の、のびた君!」ドラえもんが驚きの声を上げる。
「本当にいいのおじいちゃん?」
「うん、いい」僕は短く返事をする。時間をかけたら僕の決心が折れてしまうから。
「やだよ!僕はのびた君と一緒にいる!」
「ドラえもん・・・ありがとう、いくら言っても足りないけど本当にありがとう」
「どうして・・・」
「ドラえもんが死んじゃうなんてやっぱり僕いやなんだ、苦しいけどつらいけど・・・ドラえもんには生きてて欲しいんだよ」
「のびた君・・・」ドラえもんが目に涙をためている、ロボットなのに泣くなんて本当におかしなやつだな。

219 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/25(土) 00:40:42
「さあもう行って」セワシ君を見上げる。
「わかった・・・お別れはもういいの?」
「うん、もう大丈夫」僕は涙を必死でこらえる、ドラえもんに涙は絶対見せたくない。
セワシ君がドラえもんの手を引いて机の引き出しに足を掛ける。
「じゃあね、おじいいちゃん・・・おじいちゃん少し強くなったね」
「ドラえもんのおかげでね」僕は少し笑った。涙を必死でこらえる。そしてドラえもんを見つめる。
「じゃあね・・・ドラえもん」
「のびた君・・・」もうドラえもんは涙でぐしゃぐしゃだ。
「そんなに泣かないでよ、僕は大丈夫。君のおかげで強くなれた。これから君がいなくても・・・」
最後までいえなかった。涙がダムが決壊したみたいにあふれ出す。それでも僕は言葉を続ける。
「ぎ、君がい、いなく、ても、ぼ、ぼくがんば、るから・・・」しゃくりあげながら必死で言葉をつむぐ。
「のびた君、のびた君・・・」そんな僕をドラえもんは抱きしめてくれる。
「ありがとう、君とここで暮らせてよかった」ドラえもんは僕を抱きしめながら言った。


220 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/25(土) 00:56:27
「じゃあ・・・行こうか」セワシ君の体はゆっくり引き出しの中に吸い込まれる。
「セワシ君!」僕はふと思いついたことがあってセワシ君に問いかける。
「な、なに?」
「僕がもうドラえもんにあう可能性はないんだよね・・・?」
セワシ君は少し考えていった。
「もしかしたらだけど・・・あるかもしれない」
「それはなに!?」僕は食いつく。
「もし出来杉君が死なないで研究を続け、戦争も負けなかったら・・・もしかしたら僕達のパラレルワールドとおじいちゃんの世界が
またくっつく可能性はある。とても低いものだけど」
「そっか・・・出来杉が死ななかったら・・・わかった、どうもありがとう」
「とても低い可能性だから」セワシ君は念を押すように言った。
「それじゃあ僕達は行くよ、おじいちゃん元気で」
「うん、さようなら」セワシ君、ドラミちゃんが机の引き出しに消えていく。そしてドラえもんも机の引き出しに足を掛けた。
「のびた君、さようなら・・・元気でいてね。宿題やるんだよ、遅刻しちゃだめだよ、ジャイアンにいじめられないでね・・・」
「わかってるよ、大丈夫さ」僕は涙を拭いて笑う。
「もう大丈夫」
「強くなったね、のびた君・・・ それじゃさようなら・・・さようなら・・・」
ドラえもんの姿が引き出しの中に消えていく。僕はそっとドラえもんの背中に声を掛ける。

「ドラえもん、またね」

ドラえもん のびたの10年戦争 少年編 了

221 :名無し物書き@推敲中?:2006/03/25(土) 00:57:47
ここまで書いてみました。続きはまた書くつもりです。
もしよかったらなんでも構わないんで感想を聞いてみたいです。お願いします。

222 :名無し物書き@推敲中?:2006/03/25(土) 01:13:16
読み直してみたらドラミ一言もしゃべってNeeeeeeeeee!
存在価値ナサスorz

223 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/25(土) 23:52:08
校庭に夕日が差し込む。野球のグラブを持った少年やテニスのラケットを持った少女達が校庭でそれぞれの時間を過ごしている。
のびたはその光景を眼鏡越しに目を細めながら眺めていた。
野球のグラブを持った少年の中にひときわ目立つ姿がある。ジャイアンだ。
バットを担いでちんたらランニングをしている後輩を怒鳴りつけてる。結構距離が離れてるのにここからでも声が聞こえそうだ。
「あいかわらずだなあ・・・」
どこに行ってもジャイアンはジャイアンだ、それは小学生から中学になっても変わらない。
いつもみんな彼の横暴さに辟易しながらもそれでも彼の周りに集まる。
それはきっと彼の中にある粗暴さの中に隠されたナイーブでやさしい部分にひかれているんだと思う。
そんなジャイアント話をしなくなってどのくらいたつのだろうか。

「のびた、お待たせ。待たせたね」
昔の思い出にふけっていのびたに突然声が掛けられた。

224 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/26(日) 00:06:38
「いやそんなに待ってないよ、そっちの委員会はもういいの?」
声を掛けたのは涼しげな少年だった。知性的な瞳にバランスの取れた体つきをしている。
「うん、たいしたはなしじゃなかったよ。面倒なことばっかで困るよね」
「それだけ出来杉が頼りにされてるってことでしょ」
「んーまあそれは嬉しいんだけどね・・・」
声を掛けてきたのは出来杉英才、のびたのとって小学生からの同級生であり、中学生になった現在も同じクラスに在籍している。
成績優秀で外見もよく女の子にももてる。それに比べるとのびたは成績もいまいちで運動も見た目も中途半端だ。
この二人が仲がいいのを周囲は不思議がっている。あまりにつりあいがとれていない、と。
が、そんな周囲の声とは裏腹に二人の友情は固いものでこうしてお互い暇になると一緒に帰ったり遊びに行ったりすることが多かった。
「ぼーっとしてたみたいだけどなに見てたの?」
「ん、いや・・・ちょっとね」のびたは言葉を濁す。ジャイアントとのびたの確執は出来杉には関係ないし知られたくなかった。

225 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/26(日) 00:20:42
「ふーん、まあいいや。帰ろう、待たせたお詫びになんかおごるよ」
「お、いいね。サンキュー。今月もうお小遣いなくなっちゃたんだ」
「またー?相変わらずだね、この前も変な健康器具買ってお金使ってたし」
「変な、じゃないよ。あれを使うと一分間の間に腹筋200回分の効果が・・・」
「はいはい、のびたの鍛えっぷりには脱帽だよ」
のびたは運動神経こそあまりよくないが体は他の同級生に比べて非常に鍛えられていた。
体育の時間、着替えるときにのびたの裸体をみた同級生がぎょっとする。腹筋は割れ、肩周りにはがっちりとしてそれでいて
大きすぎないくらいの筋肉で固められていたからだ。
のびたはその外見や成績から中学になっても周囲からからかわれることが少なくなかったが本格的ないじめに発展することはなかった。
これはおそらくのびたの体格に潜在的な恐れを抱いていたからだと思われる。
そんなのびたをいじめたりののしったりするのはジャイアンだけだった。
あの日までは。

226 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/26(日) 00:28:45
二人で夕暮れの町を歩く。商店街でコンビニに入り二人で肉まんを買って
食べながらゆっくり歩く。
二人は最近起こったニュースやゴシップ、クラスで起きた出来事を話しながら帰った。
「そういやのびた、そろそろテストだよ。大丈夫?」
「んーいつも通りだよ、自信なし。また頼むよ」
「わかった、じゃあ日曜にでもうちにきなよ」
「了解、いつも悪いね」
「気にしないでいいよ、人の教えると自分自身も整理できていい復習になるんだ。それにしても・・・」
「なんだよ?」
「あの時は驚いたなー」
「またその話かよ、その話何十回も聞いたよ」
「何度思い返しても笑ってしまうんだよ」
「はいはい」のびたはむすっと黙り込む。出来杉がいつもの「あの」話を持ち出したからだ。

227 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/26(日) 00:42:19
「あの」話とは今から二年前、のびたと出来杉が親密になるきっかけを作ったエピソードだからだ。
いつもどおり遅刻もせずチャイムがなる前に小学校について席に座った出来杉の前に突然のびたが目の前に現れた。
のびたとは誰かを交えればちょくちょく話す間柄だったが、向こうは自分のことを嫌いらしく直接話しかけることは少なかった。
それはおそらくしずかちゃんのことが関係しているんだろう、ということをこの理知的な少年は見抜いていて
自分からのびたに話しかけることを控えていた。だからのびたがいきなり目の前に現れたとき出来杉はかなり驚いた。
「ど、どうしたののびた君?
のびたは問いかけに答えず顔を真っ赤にして押し黙っている。何か怒っているのだろうか?最近はしずかちゃんと一緒に帰ったりもしてないし
彼の気に障るようなことはしてないはずだが。
「あ・・・」のびたが何かを言いかけた。
「なに?」もう一度問う。観察してみるとのびたは以前と比べて明らかにやせている。前から線の細い子どもだったが今では
もっと肉が落ちてはりがねのようだった。
「あ、あのさ・・・ べ、勉強を・・・」
「勉強を?」
「勉強を教えてほ、欲しいんだけど!!」のびたは怒鳴るように言った。
「え、勉強・・・?いいけど・・・」
「じゃ、じゃあ学校終わったら家に行くから!」それだけ言うとのびたは席にもどってしまった。わけがわからないがその場の勢いの押されて約束してしまった。
席に座ったのびたにしずかちゃんが心配そうに声を掛けたがのびたは何も答えずしずかちゃんも諦めて自分の席に座った。

228 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/26(日) 00:55:10
学校が終わるとのびたは本当に家にやってきた。正直ここまで半信半疑だったがどうやら本気のようだ。
のびたはテーブル前の座布団に座り教科書を広げている。
ほとんどしゃべらないでまるで話したら負け、みたいに思っているようだった。
「ねえ、のびた君?」
「なに!!」のびたが怒ったように見つめてくる。
「あのさ、勉強教えるのはいいんだけど・・・ちょっと聞いていい?突然どうしたの?」
のびたは答えない。顔を真っ赤にして下を向いている。なぜだろう、そんな姿ののびたを見て出来杉は好感を持った。
しばらくしてやっとのびたは口を開いた。
「・・・・・・・勉強ができるようにならなくちゃいけないんだ」
「そうなんだ、でもどうしてそう思ったの?」ちょっと突っ込んで聞いてみる。
「僕は弱いから・・・ 色々なことを出来るようにならなくちゃいけないんだ」
のびたの声は真剣そのものでそえは彼の偽らざる気持ちなのだろう。そんな気持ちを自分に向けてくれることだ出来杉は嬉しかった。
「最後に聞いていい?どうして僕なの?先生とかしずかちゃんとかじゃだめなの?」これは少し意地悪な質問だったかもしれない。
のびたはまたかなりの時間黙って出来杉の目をはっきり見つめてこう言った」
「君と・・・友達になりたいから」

229 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/26(日) 01:10:56
このことを思い出すたびに出来杉の胸は熱くなる。のびたには茶化して何度も同じ話をするけど
この記憶は出来杉にとって今まで生きてきた中でもっとも暖かな記憶だった。
出来杉は生まれつき優秀だった。周囲から貪欲に知識を吸収し、それに伴い年齢にはふさわしくない大人びた心を作り上げた。
周囲はそんな出来杉を褒め称え、さらなる期待を課した。出来杉はそれを受け止めまた当たり前のようにそれを攻略していった。
出来杉はさらに成長しその精神は成熟を通り越し達観へと向かいつつあった。賢くなりすぎた彼に対してもう誰も生の感情をぶつけようとせず、
上滑りするような賞賛だけが彼の中を通過していった。少年の心の中にはいちも暗い絶望が横たわっていた。
その絶望を吹き飛ばしてくれたのがのびただった。彼の心から出る言葉は出来杉の硬くこわばった心をゆっくりと柔らかくしていき、達観した精神は
ゆっくりと時間をかけて少年の心を取り戻していったのだ。
だから出来杉にとって野比のびたは代わりのない無二の親友であり、恩人でもあるのだ。

230 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/26(日) 01:11:56
今日はここまで。相変わらず反応なし・・・頑張って最後まで書けるかな・・・

231 :名無し物書き@推敲中?:2006/03/26(日) 01:23:47
頑張れ。応援してる。

232 :名無し物書き@推敲中?:2006/03/26(日) 01:32:18
ありがと、正直自分で勝手に始めたことだけど無反応は辛かった。頑張るよ、良かったらまた読んで。

233 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/26(日) 18:18:05
「じゃあここで、日曜待ってるよ」
「わかった、頼りにしてるよ」
二人はいつもの十字路で別れそれぞれの家に帰る。
のびたは家に着くと母のたまこに「ただいま」と声を掛けて二階の自分の部屋に入る。
のびたの部屋はがらんとしている。以前本棚を占めていた漫画の数々は姿を消している。
ドラえもんがいなくなったあの日、のびたは全てを焼き捨てた。
父も母ものびたの行動に唖然としていたが
「これから勉強頑張ろうと思って」とのびたが言うと納得したようだった。
夕食が出来るまで少し休もうと思い、押入れを開けた。もうそこにはかっての親友はおらず薄暗いしめった
空間があるのみだ。のびたはそこに横たわりしばしの休息を得る。
そして夢を見た。

234 :名無し物書き@推敲中?:2006/03/26(日) 19:46:23
(*'∀')つC
続き楽しみにしてます。

235 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/27(月) 00:03:09
もう何度も見た夢だ。いや夢というより過去の再現と言ったほうがいいだろう。
ドラえもんのいない伽藍堂どした部屋でのびたは呆然としている。気を紛らわせようとして
漫画を読んだり昼寝をしようとしてもうまくいかない。だからといって勉強する気も外に出かける気にもなれず
ただ部屋の窓際に腰掛けている。日が昇り日が落ちてまた日が昇って日が落ちる。
ママやパパが何度も様子を見に来るがのびたはそれに対して反応するのもわずらわしく無視を決め込んだ。
二人は突然ドラえもんがいなくなったことがショックだったんだろう、と言って食事だけ置いてそっとしておくことにした。
何日がたったんだろうか、時間の感覚が全くない。ただたまに目の前に置かれた食事を食べたことはぼんやり覚えている。
トイレにも何回かいったかもしれない。
でもそれ以外は全く何もしていない。ただずっと窓際に座っていただけで何も考えていなかった。
何かを考えればそれがすぐドラえもんに結びついてしまいそうで考えるのが怖かったから。

236 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/27(月) 00:16:10
ふと目の前を横切るものがあった。なんだろう?と思って目で追いかけるとそれは小さなねずみだった。
「ドラえもんがいたら大騒ぎになっていただろうな・・・」のびたは呟く。
ねずみは少し視線をさまよわせた後、ほんの少し開いていた押入れに忍び込んだ。
ドラえもんがいつも寝ていた場所だ。
「!!」のびたは駆け出し急いで押入れのドアを開ける。その音に驚いたのかねずみは慌てて押ししれをでてどっかに行ってしまった。
のびたはため息をついた。意味がないとわかっていてもドラえもんとの思い出を汚されるみたいで腹が立ったのだ。
押入れの中を見回していると丁寧に布団が敷かれている。なかはとても綺麗でほこりもない。きっとドラえもんが掃除していたのだろう。
押入れの中に入って布団をはいで見ると中からほんのりどら焼きのにおいがした。
その匂いを嗅ぐとなぜだか急に涙があふれてきて布団に顔を伏せてのびたは少し泣いた。
ふとなにか違和感を覚えた。顔を押し付けたあたりに何か入っている。手で探ってみると意外なものが入っていた。
「スペアポケットだ・・・」


237 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/03/27(月) 00:28:22
ドラえもんが忘れていったんだろうか?だとしてもまだどうしてここにあるんだろう?
セワシ君の言うとおりだとしたらこのスペアポケットだって消えてもいいはずなのに・・・
もしかしたら、という期待をこめてポケットの中に手を入れる。
「やっぱりだめか・・・」
ポケットの中は四次元空間にはつながっておらず手にはやわらかい生地の感触があるだけだった。
それから押入れに入りドラえもんが使っていた布団をかぶった。
なんだかドラえもんと一緒にいるみたいでいつかぶりかわからないくらい深く眠ることが出来た。

238 :名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 00:29:54
>>234
ありがと、少しずつだけど読んでくれてる人が出来て嬉しい。出来れば毎日少しずつ進めていきたいと思います。

239 :名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 12:21:37
ドラエモンがペニスを露出して捕まる夢だった。

240 :名無し物書き@推敲中?:2006/03/27(月) 14:29:23
>>238
ROMで恐縮ですが,ものすごく楽しみにしてますョー。
他の作品みたいに途中で終るのだけは、いやですョ!


241 :名無し物書き@推敲中?:2006/04/02(日) 00:41:59
スレスト…?

242 :名無し物書き@推敲中?:2006/04/06(木) 02:48:21
まだかなーwktk
楽しみにしてます

243 :名無し物書き@推敲中?:2006/04/13(木) 21:10:40
早く読みたいでっす
途中で終わっちゃ嫌だわ…

244 :ケッターロホ:2006/04/21(金) 22:24:40
ドラえもんの最終回直前の話は「ドラえもん対ゲッターロボ」に決定!

245 :名無し物書き@推敲中?:2006/04/22(土) 03:02:38
続き読みたいよー

246 :名無し物書き@推敲中?:2006/04/23(日) 20:41:26
読ませる文章で面白そうだったのに残念

247 :アウゲイアスの家畜小屋:2006/05/04(木) 12:52:11
ドラえもん最終話
『独裁スイッチの真実』

のび太「ココはどこだ・・・?」
「とても苦しい・・・とても寂しい・・・とても寒い・・・」

ピピピッ!ピピピッ!(目覚まし時計の音)
のび太「はっ!夢か・・・いやな夢だ」
「けれど、妙にリアルな感覚だった・・・」

のび太「・・・あれ?ドラえもん・・・いないのか?」
「・・・こんなに朝早くからどこに行ったんだろう?」


階段を下りる
のび太「ママは・・・?いない・・・?」


248 :アウゲイアスの家畜小屋:2006/05/04(木) 12:53:18

するとどこからともなくドラえもんが。
「ママは・・・どこにもいないよ。消えてしまったんだ」

のび太「!?!」

ドラえもん「いや、ママだけじゃない・・・パパも・・
「キミの大切な親友も・・・先生も・・・神成さんも・・・
「みんな消えてしまったんだ。」

のび太「・・・嘘でしょ?!」

のび太は急いで外に出た
町内を走り回った
学校に入った
駅に行った

・・・・誰もいなかった
人だけじゃない、犬やネコ、虫、鳥、動物全てがいなかった


249 :アウゲイアスの家畜小屋:2006/05/04(木) 12:53:56
のび太「この光景・・・前にどこかで・・・はっ!」

独裁スイッチ・・・!

ドラえもん「気づいたかい?」
のび太「ドラえもおん・・・」

ドラえもん「あれから君は一人だった。ずっと孤独だった」
「寂しくて寂しくて・・・死にそうだった」

のび太「何を・・・いってるのさ・・・?」

ドラえもん「キミはやがて・・四次元ポケットの存在に気づいた」


250 :アウゲイアスの家畜小屋:2006/05/04(木) 12:54:29

教えてやろう、のび太・・・・
お前はいずれ、偉大なる博士となり、ドラえもんを開発するはずだった・・・
だが、独裁スイッチを使ったせいで未来は変わった
だがしかしキミは『別な形』でドラえもんの開発に成功する・・・


ドラえもん「ボクはキミだよ。のび太くん。」

のび太「・・・僕が見ていたのは・・・夢だった」

ドラえもん「・・・そう、長い長い夢だったね・・・」
「ここが、現実の世界さ」

そして消え行くドラ・・・いや、未来ののび太・・・

のび太「さようなら、未来のボク。」
「ボクはこの世界で生きていく。辛く、悲しい孤独の中で・・・」
「そしてボクはキミになる。ドラえもんになるんだ。」



251 :名無し物書き@推敲中?:2006/05/08(月) 00:50:07
一番現実的な最終回はドラえもんが未来を変えまくったので終身刑になることだろうな。

252 :名無し物書き@推敲中?:2006/05/08(月) 02:44:46
ドラえもんが未来を変える事まで歴史のうち、って設定じゃなければ話の辻褄が合わなくなる。
タイムパトロールだってそんなにアホじゃないだろうしな。
セワシ君とかも歴史を知っててワザと送り出したんだろう。

253 :名無し物書き@推敲中?:2006/05/08(月) 15:52:56
ドラえもんは歴史上の人物か
何度も地球を救った英雄だしな

254 :名無し物書き@推敲中?:2006/05/08(月) 17:26:28
ドラえもんがついにキレて地球破壊爆弾使ってTHE END

255 :名無し物書き@推敲中?:2006/05/08(月) 18:44:34
ある作品をインスパイアしたものでも・・・・・


ドラえもん――――会話――――

「よおのび太。何処行くんだよ?」
「僕?僕はいまからしずかちゃんの家へ。」
「なんだよなんだよなんだよーー!オマエは女と遊ぶのか?!」
「うん。」
「そうか。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「なんか喋れよ・・・。悲しいだろ。」
「・・・・・・」
「君はこの後何か予定でもあるの?」
「おおー!よくぞ聞いてくれた、心の友よ!!」
「実はこの後空き地で『ジャイアンリサイタル』を行うんだ!」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「それ、昨日も言ったよね。」
「え?」
「だから、昨日もここで同じ事言ったよね?」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「そうだっけ?」
「そうだよ。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「ま、まあここに居るのもなんだし、とにかく空き地に行こうじゃないか。な?」
「・・・・・・」

256 :名無し物書き@推敲中?:2006/05/08(月) 18:45:28
「そ、それに今日は俺様特製の『ジャイアンシチュー』の」
「記念すべき『解禁日』だからな!」
「それ、昨日もそうだったじゃん。」
「・・・・・・」
「もう昨日食べたよ。」
「・・・・・・」
「途中吐いたよね。僕。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「と、とにかく空き地・・・・行こうぜ・・・・」
「その・・・みんな集まってるからさ。」
「・・・・うん。」

257 :名無し物書き@推敲中?:2006/05/08(月) 18:47:05
〜〜〜〜空き地〜〜〜

「よお、みんな来てるか?」
「うん。」
「一応全員いるよ。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「君は誰?」
「僕はスネ夫です。君は?」
「僕はのび太です。」
「・・・・・・」
「今ここに何人いる?」
「わかりません。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「君は誰なんだ?」
「君は出来杉君です。」
「・・・・・・」
「僕は誰だ?」
「君はジャイアン。僕はスネ夫。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」

258 :名無し物書き@推敲中?:2006/05/08(月) 18:48:05
「なんかみんな沈黙してると誰が誰だかわからないな。」
「・・・・・・」
「のび太は?」
「のび太ならさっき帰ったよ。」
「・・・・・・」
「僕は誰?」
「僕は静香。君は出来杉。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「みんな教えてくれ・・・・」
「何を?」
「みんな本当は僕が誰だか知っているんだろう?」
「僕はスネ夫。」
「ふざけてないで本当の事を教えてくれ!」
「・・・・・・」

259 :名無し物書き@推敲中?:2006/05/08(月) 18:49:30
「君はジャイアンだ。」
「ジャイアンならさっき帰ったよ。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「僕は誰だ?」
「君はのび太。」
「静香は?」
「先に帰った。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「君は出来杉だっけ?」
「違います。僕は静香です。」
「なら出来杉は?君か?」
「僕はジャイアン。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「僕はのび太。君は?」


fin

260 :名無し物書き@推敲中?:2006/05/08(月) 18:50:05
『超多重層世界、序列第7228882227836456番時空監査会、直轄実行部隊』
ドラえもんが歴史を『変えた未来』のタイムパトロール。
 VS
『超多重層世界、序列第7228882227819998番時空審査会、直轄実行部隊』
ドラえもんが歴史を『変えなかった未来』のタイムパトロール。

ドラえもんが『良く』変えた未来のタイムパトロールの方が強力なので、
二つの世界のドラえもん起訴・不起訴合戦は『良く変えた未来』のタイムパトロールが勝利し、
ドラえもんは時間航空法不起訴にあいなりました。

未来の技術でドラえもんは永久機関であり、メンテナンスなど明らかに必要でないのに、ドラえもんが時々未来に帰っていたのは裁判に出るためです。
もちろん、ドラえもんが地球破壊爆弾を使ってしまった世界も有ります。が、その世界ではドラえもんは起訴され、有罪になって未来世界の極刑『過因』に処されました。
それは未来が直るまで、延々と原因を探し、平行世界を行き来し続ける刑です。

261 :名無し物書き@推敲中?:2006/05/12(金) 21:48:58


262 :名無し物書き@推敲中?:2006/05/18(木) 02:16:46
人間は心変わりをする。その変化は緩やかで、段階を経ながら、時系列的に徐々に変化していく。
しかし、ロボットのプログラムされたそれは、人間の緩やかな変化とは異なり、ある一時を境に、全くの別人格になる可能性を秘めている……。


ドラえもんは、この哀れな愚かしい少年を大声で笑うことができたら、と思った。
だが、彼の理性的な感情プログラムが、そうすることはこの場にふさわしくないと判断し抑制する。
ドラえもんはいつものような笑顔を浮かべながら、のび太の話を聞いている。
こんな無知な、頼ることしか知らない、全くもってくだらない少年をなぜ今まで親友だ、などと考えていたのだろう?
今にしてみれば、およそ覚えのない感情に振り回されていたとしか思えない。ある種のバグのようなものだろうか。
誇らしげに妄想話を語ってみせるのび太。ドラえもんの助けがあることを大前提にして、話を構築していることに、彼自身は気づいているだろうか?
ドラえもんは、汚らしいものでも見るかのように、眉をひそめてみせる。だが、それにすらのび太は気づかない。
お前のような間抜けは生きていけないだろうよ。心の中でそう思うも、ドラえもんは、それを口には出さない。
それは、人に従属するように作られたコンピュータ基盤によるところが大きかった。
「そんなことより……」
したがって、罵るかわりに、彼は、目を細めてこういうのだ。

「のび太君……宿題は?」



263 :アウゲイアスの家畜小屋:2006/05/19(金) 16:42:59
最終回
係官「どちらまで?」
スネ夫「デキスギ型タイムシップへ行くかい?」

出発準備完了!
スネ夫「スネ夫だけど、シップをチャーターしたいんだ。」
係官「わかりました。さっそくシップを手配いたします。」

ジャイアン「でかい‥‥誰がこんなもの作ったんだ。」
ドラえもん「出来杉です。蓄積されたデータから最も効果的な形態を選択し、
混沌から自らを創造するのです。それが、デキスギ型の機能です。」
スネ夫「創造主というわけか。」

264 :アウゲイアスの家畜小屋:2006/05/19(金) 16:43:31
ドラえもん「開口部より侵入します。」
スネ夫「大丈夫?」
ジャイアン「こんな虫けら以下のシップは、逆に無視してくれてるみたいだぜ。」
ジャイアン「ここをぶっ壊せば終わりか?」
ドラえもん「いいえ。これから、デキスギ型の内部へダイブして、破壊します。」
ジャイアン「内部って、ここが内部じゃないのか?」
ドラえもん「デキスギ型の本体は、どこかに隠されているコアです。
コアを見つけだして破壊することは不可能です。
ダイブして、内部から破壊します。それが私、ネコ型ロボットの機能です。」

265 :アウゲイアスの家畜小屋:2006/05/19(金) 16:44:12
ジャイアン「それが、お前の本当の任務か。」
ドラえもん「はい。ジャイアン様は皆さんを連れて脱出して下さい。
コアが機能を停止した場合の事態は予測不能です。」
ジャイアン「お前な、いい加減にしろよ。
HQの時もそうだったが、ここで帰れって言われて、
ほいほい帰る奴はいないんだ。少しは学習しろ!
さあ、さっさと終わらせて一杯やるぞ。」
ドラえもん「了解しました。」

ドラえもん「これより自己再生コードの分解を開始します。
ここは、最も強固に守られているコードです。準備はよろしいですか。」

激闘の末、勝利。そして・・・

266 :アウゲイアスの家畜小屋:2006/05/19(金) 16:46:53
残された任務・・・
ジャイアン「おい、どうした。エネルギー切れか?」
スネ夫「任務が終わったのさ。敵を消滅させて、彼の存在意義も消滅した。
楽しかったよ、タヌキ君。さようなら。」
ジャイアン「おい、眠ってる場合じゃないだろう。
もう一つ任務が残ってるだろうが!しゃんとしろ!この、クズメカが!」
ドラえもん「ジャイアン様。」
ジャイアン「やっと御目覚めか?みんな帰っちまったぞ。」
ドラえもん「HQでのデータ修復時に任務処理優先ファイルがマスクされ、
不正な動作を行っていました。」
ジャイアン「また、小難しいことを言う。で、どうするんだ?」
ドラえもん「のび太のもとへ帰ります。」
ジャイアン「分かってりゃいい。それじゃあな。」
ドラえもん「ジャイアン様は帰らないのですか。」
ジャイアン「俺様が帰るべき場所は別にある。妹によろしくな。」

ドラえもん
「認識ID7074−8782−1099
のび探検隊所属
直属指揮官のび太隊長
総指揮官しずか様
これより、原隊駐留地野比家へ帰還します。」

Theend


267 :名無し物書き@推敲中?:2006/05/19(金) 18:30:22
>>263-266
サガ風呂

268 :名無し物書き@推敲中?:2006/05/19(金) 20:02:51
>>262
文章が硬い。もっと読みやすく。

269 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/02(金) 23:51:05
10年戦争の作者さんは戻ってこられないのだろうか
いまさらながらかもしれんが、楽しませてもらっていたのに残念

270 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/17(土) 12:51:27
まだこのスレあったのか。
就活終わったし希望あるなら続き書くよ

271 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/17(土) 13:19:44
>>270
是非とも。

272 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/06/17(土) 21:57:25
外では雨がしとしと降っている。
窓の外をぼんやり見つめながらしずかはベッドの上に座っていた。
こんな雨じゃ出かけられないし特にやることもない。携帯電話をいじりながら出来杉に電話しようと思ったが
急に気が乗らなくなりやめた。
半年ほど前からしずかと出来杉は付き合うことになった。きっかけはのびたやジャイアン達と疎遠になり
落ち込んでいたしずかを出来杉が励ましたことからだった。
のびたとジャイアンの間にはいつのまにか大きな確執が出来てしまった。それがなんなのかしずかにはわからない。
のびたにもジャイアンも教えてくれなかった。
スネ夫は中学受験をして今は遠い進学校に通っている。小学校を卒業してから一度も会ったことがない。

273 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/17(土) 22:07:12
ドラえもんがいなくなったからだ、しずかはそう思っている。
ドラえもんが私達4人をつなぎとめる働きをしてくれたんだ。
ドラえもんがいなくなった直後ののびたの様子はひどいものでほとんど死人同然だった。
しずかはのびたを必死で励まし時には一緒に泣きまた時には抱きしめもした。
しかしのびたは変わらずただ生きているだけの状態が続いた。
そんなある日、それは突然起こった。誰から話しかけられても無反応だったのびたが出来杉に声を掛けたのだ。
「勉強を教えてほしい」のびたは確かにそういった。
この言葉を聴いたときしずかの心の中にはっきりとした失望感がうかんだ。
なぜのびたさんは私に声をかけないんだろう、こんなに私が心配しているのに・・・
どうして出来杉さんなんだろう、勉強なら私だって教えられるのに・・・
それ以来しずかはのびたに声を掛けられなくなり、のびたもしずかに話しかけることをせず二人の交友関係はしずかに終わった。

274 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/06/17(土) 22:16:20
そんな心の空洞を埋めてくれようとしたのが出来杉だった。
出来杉はやさしかった。しずかの気持ちを察してくれて、それは暖かく包み込むような好意だった。
もともと出来杉に対しては好意を抱いてた。いや、好意というよりも尊敬の気持ちというほうが近いかもしれない。
それは少しづつ時間経て愛情へと変わり二人が付き合う結果となった。
しずかは満足してる。満ち足りている。でもたまに心の奥底から気泡みたいに沸いて出るこの暗い気持ちは何だろう・・・?
こんな雨の日は特にそうだ。だからしずかは雨が嫌いだった。

275 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/17(土) 22:16:52
本日はここまで

276 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/18(日) 10:20:31
続きを楽しみにしています。

277 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/18(日) 11:18:43
888 :阿部敦良 :03/02/25 11:37
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
          小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良

278 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/24(土) 09:18:43
10年戦争の作者さん。涙が出ました。今後どんな展開になるか楽しみにしています。


279 :ウワン:2006/06/24(土) 16:17:15
マジで泣いてしまった 感動した このスレ最高だよ

280 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/06/25(日) 21:07:42
日焼けした大きな肩が廊下をのしのし歩いてる。
顔は浅黒く目はぎょろりと辺りを見回している。
肩にはバット、左手にはグローブを付けて放課後でにぎわう廊下を肩で風を切って歩く。
剛田 武 通称ジャイアン 今はこの中学で野球部に所属しており三年生が引退した今ではキャプテンを務めている。
廊下を歩いていくジャイアンに友達達が声を掛けていく。ジャイアンはそれに軽く答え、運動靴に履き替えグラウンドに出た。
「ちわっす!」後輩達がジャイアンに挨拶をする。ジャイアンはそれに軽く手を上げて答え辺りを見回した。
すでに20名前後がすでにグラウンドで準備体操している。もともちはもっと人数がいたがジャイアンがキャプテンになってから
練習が厳しくなったせいか辞めてしまった。ジャイアンはそれでいいと思っている。やる気のない奴がいても無駄だ。
肩周りをほぐしながらバットを振っているとふと、校門の前に見慣れた人物がいる。

281 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/06/25(日) 21:16:25
のびただ。
校門の前によっかかりながらぼんやりとしている。誰か待っているようだ。
のびたが視線に気づいたのかこちらを振り返ろうとした。ジャイアンはあわてて目をそらしバットを振ることに集中した。
「ぐ・・・」自然に憤りが口から漏れる。
なぜ俺が目をそらさなきゃいけない、のびたのくせに。俺のほうがずっと強いのに。
悔しくなってのびたの方を振り返ると待ち人(たぶん出来杉だろう)が来たらしくもうすでにどこかへ行ってしまった後だった。
馬鹿にされたような気分になりますますバットを強く振る。

もうのびたとは何年口を利いてないのだろうか。わからない、でもどうして口を利かなくなったかは今でも覚えてる。
きっと一生忘れないだろう。

282 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/06/25(日) 21:26:23
ドラえもんがいなくなっとのはジャイアンにとってもおおきなショックだった。
大きな体に似合わず感傷的なこの少年は誰にも見られないように布団にもぐりひっそり泣いた。
ふとした拍子にドラえもんのことが思い出されるたびに涙を出さないように懸命にこらえた。
月日がたつに連れてその悲しみを受け入れ少年は強くなった。だが彼の友達であるめがねのひ弱な少年はいつまでも
死人のように呆然としているままだった。

ジャイアンは自分と同じ強さを他人に求めすぎたのかもしれない。いつまでも立ち直らないのびたに対していらいらが募った。
野球をしよう、と強引に誘ったりふざけてからんだりしたがのびたは変わらぬままだった。
いや少し変わった。のびたは以前の交友関係をいっさい捨てあまり親しくなかった出来杉とつるみだしたのだ。


283 :ドラえもん のびたの10年戦争:2006/06/25(日) 21:35:38
静ちゃんはそれを見て素直に引き下がったらしい。
でもジャイアンにはそんなことが出来なかった。
「俺とお前は心の友だろ・・・」この感傷的な少年はドラえもんに引き続き自分の友達が離れていくのを我慢できなかった。

いつもみんなが集まっていたグラウンド。ジャイアンはそこで息を潜めじっと待っていた。
今日こそのびたと話さなくちゃならない、何を話していいかなんてわからなかったがそう強く思った。

のびたはなかなかこない。出来杉と勉強でもしているのだろうか。昔は0点の常連だったのびたは
今では成績を随分上げている。運動のほうも少しずつだがうまくなってきてる。


284 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/26(月) 03:21:47
のびたの10年戦争、面白いです。
期待しています。

285 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/28(水) 09:51:44
はじめて、このスレ来たけど良スレだね
未完成作品が多いのが寂しいけど…

10年戦争さん、続き楽しみにしています
時間が掛かっても完結までをどうか読ませてください
頑張ってください、応援しています

286 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/28(水) 16:35:15
苛立つ気持ちを押さえながらジャイアンは土管によりかかりじっと待った。
天気は曇りがちで今にも空は泣きだしそうだ。

15分ほどたっただろうか、ジャイアンの前を小柄な人影が通る。のびただ。
「の、のびた!」
なぜか声が裏返る。そんな自分にイライラする。
のびたはゆっくりこちらを振り向いた。
昔の、人がよく気弱そうだった印象は薄れ大人びた表情でのびたはジャイアンを見つめた。
「何かよう?」
何かよう?だと…園子賭場を聞いてジャイアンの怒りは爆発した。
大股で歩み寄りのびたの襟を掴み怒鳴る。
「何か用、じゃないだろ!!なんなんだ、お前。いつまでもうじうじ悩みやがって!しかも俺たちを無視して出来杉とつるみやがって!のびたのくせに生意気だぞ!」


287 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/28(水) 16:38:31
訂正
園子賭場→その言葉
なんだか見てくれる人が増えてきてくれて嬉しいです。
完成のプロットは出来てるのでゆっくりですが完結させたいと思います。

288 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/28(水) 23:23:51
10年戦争の作者さん。楽しませてもらってます。
ありがと。これからどうなるか、ワクワクしてます。

289 :名無し物書き@推敲中?:2006/07/01(土) 18:45:12
>>262の続きが読みたいのだが。

290 :名無し物書き@推敲中?:2006/07/03(月) 01:21:38
>>289
続きが投下されないなら、自分で書けばいいじゃなーい
うわー(ry

まあ、なんつーか、十年戦争乙。面白いっす。

291 :名無し物書き@推敲中?:2006/07/03(月) 17:00:27
電池が切れた


292 :名無し物書き@推敲中?:2006/07/03(月) 18:19:03
>>291
電池交換すると記憶が消えるから、のび太が頑張ってドラえもん開発者になって直しました。
って有名なオチはあるよな。

293 :名無し物書き@推敲中?:2006/07/04(火) 00:11:51
てかみんな、暇だからって、あんまりなことばっかり発言してると、
10年戦争の人がまたこなくなっちゃうぞ!

そんなわけで、よろしくお願いします。

294 :名無し物書き@推敲中?:2006/07/08(土) 17:00:06
>>293
投下には必ず乙とGJ、だがあからさまな催促は無し。職人を長居させるにはこれが一番だと思うんだが。

295 :名無し物書き@推敲中?:2006/07/23(日) 10:27:14
「いや、まだチップがここに残っている」
自分の頭部を指差すドラえもん。
そして彼は溶鉱炉へ消えていった。

296 :名無し物書き@推敲中?:2006/08/07(月) 23:22:07
age 17

297 :天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/08/12(土) 02:49:46
「うわああああん」のび太は泣きながら家に帰ってきた。ジャイアンに苛められたのである。「ドラエモォォォン」
勢いよく自室のフスマを開ける。
部屋の中央部には山積みのドラ焼。――その横で、口のまわりを黒餡子まみれにしているドラエモンがいた。「ぐへへへへ」血走った目で涎をたれ流していた。
「ド、ドラエ……」唖然とするのび太。
「なんだ、また苛められたってか?」横目でのび太をいちべつしてから、ふんと鼻で笑った。ドラ焼きをむさぼり食い始める。
「ドラエモン、どうしちゃたんだよ!? キャラ違っちゃってるよ!」
「意味わかんねぇよ、お前の言ってることは。盗んだドラ焼き食ってなにが悪い」
「だれもそんなこと聞いてないよぉ。ていうかその大量のドラ焼き盗んだ物なの? やっぱりキャラ違っちゃってるよぉぉぉ」のび太は、その場に泣き崩れた。
窓から射す西日が餓鬼の如きドラエモンの汗をキラリと光らせる。
「ところでよう、のび太」ドラエモンは口のまわりを拭い立ち上がると、のび太のもとへ歩み寄た。「なんでオレ全裸に首輪なんだ?」
ポンと、ドラエモンに肩を叩かれのび太は絶叫する。「そんなの知らないよおおおお!! 最初からそうだっただろ、なんで今さらそんなこと訊くんだよおおおお!!」顔を両手で覆って号泣した。
「ぐへへへへ。そうか、知らないか。いや、知らないんならべつにいいんだよ」うううんと、ドラエモンは伸びをした。「さて、ヒマだし遊びにいくか。全裸に首輪で外出するか、ぐへへへへ」
階段をミシミシいわせる足音が、のび太の後ろを遠ざかっていく。



298 :天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/08/13(日) 08:23:33
「ドラエモォォォン、急にどうしちゃったんだよぉ……。昨日までは、マトモだったのに」のび太には何がなんだか全く分からなかった。
ただハッキリしているのは、弱り目に祟り目であるにしろジャイアンの暴力よりもドラエモンの狂気で流れた涙の方が大量だったという事だ。ドラエモンが心配でならない。
のび太はヒクッ、ヒクッと胸をつまらせながらも戸当たりに手を付いて立ち上がり、ドラエモンのあとを追う。
しかし、足元がヨロヨロと覚束かないものだからすぐに尻餅を突いて最上段から玄関まで転がり落ちる。「あっ、わっ、痛っ、痛っ、痛っ」
ドスン!――「痛ぁぁぁぁぁぁっ」斜めにズリ落ちた眼鏡の奥で目をしょぼつかせ、いかにも漫画らしい表現の禿げたタン瘤をさする。
「ドラエモォォォン、ドラエモォォォン、ドラエモォォォン」頭をはげしく横振りし、靴をひっかけ表へ飛び出した。
通りは一本道である。とりあえず右か左に行くしかない。
が、迷う必要はなかった。右にドラエモンの姿を発見したのである。
他人の家の塀をペッターハンドで殴りつけ、電柱に犬の仕様で小便をし、園児のスカートをめくって狂躁的なバカ笑いをしていた。
もはや少年少女に夢を与えるべきドラエモンは鬼畜の一歩手前だった。
いや、もしかしたらすでに鬼畜と化しているのかもしれない。このまま放っておいたら、今のドラエモンは人殺しだってしそうな勢いだ。
のび太の背筋に悪感が走った。

299 :天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/08/24(木) 13:15:21
「ドラエモォォォォン」のび太は走り出した。「ドラエモォォォォン。ドラエモォォォォン。ドラエモォォォォン」馬鹿のひとつ覚えを連呼する。
ドラエモンに気付かれないようにそっと近付こう、という考えがないのである。
はたして園児のスカートに頭を突っ込もうとしていたドラエモンの体がビクッ、とした。
首を横へねじってのび太に顔を向ける。――あの以前の愛らしいドングリ眼はどこへやら、萎縮した黒目が左斜め上と右斜め下の辺りを泳いでいた。ますます気が触れてきてるのは明らかだった。
ドラエモンは全速力で逃げ出す。突き当たりの丁字路の右側の塀に、姿が消える。
「まってくれよぉ、ドラエモォォォォン!」のび太は走りながら園児を横目にチラリと見て、唇を噛みしめた。
オカッパ頭の園児は泣いていた。――小さな手で片目尻を押さえ、反対側の目に泣きの記号であるデカイ水滴をぶら下げていた。
(ごめん……)と、のび太は心の中で呟く。
ドラエモンの後を追って丁字路を右に折れる。
ドラエモンが髪の長い園児のスカートをめくっていた。
「天丼だよぉぉぉぉぉぉ!」のび太は立ち止まり、頭を抱えて絶叫した。「また、同じことしてるよぉぉぉぉぉぉ!」
「やっぱお前はどうしようもないな。救い難いよ」ドラエモンは園児のスカートの端をつまみ上げたまま言う。「天丼ってのは、お笑い用語で同じことを繰り返して笑いを取る技術だろうが。
だけどこの場合、園児を泣かせてお前を困らせただけじゃねぇか。
オレがいつ笑いを取った? 答えてみろや、このウスノロ野郎!」ペッ、と唾を吐いた。
「ドラエモォォォォン」ドラエモンの問いに答えず、のび太は走り出した。
「くそ」ふたたびドラエモンは逃げる。「やってらんねぇぜ」

300 :名無し物書き@推敲中?:2006/08/24(木) 15:34:55
つまんねw後読みにくい

301 :天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/08/24(木) 17:40:34
ふっふっふ。馬鹿な奴め! 誰がその手にのるものか! 
日本全国を爆笑の渦に叩き落とした天才白菜・作[狂ったドラエモン]が、つまらないわけないだろう!
オレの才能に嫉妬してるに違いない。
ていうか、読みにくいってなに? 文章そのものだったらゴメンなさい。修行します。
改行とかだったら、ケータイなんでいまいちよく分かんないや。
パソコン買う金めぐんで下さい。

302 :名無し物書き@推敲中?:2006/08/24(木) 17:43:04
ごめんうそw

303 :天才白菜 ◆Om8rzuKp0M :2006/08/24(木) 17:55:25
↑ヒマな人だ。
人のこと言えないけど……。
その前にアレだな、この流れは自演と思われるな。
別のスレ行こっと。

304 :fusianasan ◆skip69/qP6 :2006/08/24(木) 19:09:28
ドラえもんとのび太がなんか氷の世界に行くんだよ。
そこはなんか戦場みたいなとこで、敵が襲ってくるんだけどドラえもんが銃でやっつけちゃう。
でもドラえもんはいつの間にかいなくなってさ。
のび太は崖の下にある、まだ敵かどうかわからん車両に先制攻撃する。
先制攻撃って後味が悪いんだ。のび太は自罰はしないけど、一抹の自責の念につきまとわれる。
で、ドラえもんの倒した敵があちらこちらに折り重なったりしてこときれてるんだけど、
傷とかなくてなぜか裸なんだな。のび太は、心理的な規制がかかってやんないけど、彼/彼女らの裸や顔を見たくなるんだ。
ちょっとネクロフィリアな感じだな。でも氷の世界しきれいな感じなんだよ。
で、終わるんだな。

305 :ティエンフアング:2006/09/15(金) 23:00:08
のび太はドラえもんをニーヴェルンゲンヴァレスティで打ち破った。


306 :名無し物書き@推敲中?:2006/09/16(土) 08:49:54
    沖縄県人ブタ面の歌
                作詞・作曲/shousei

作家でごはんを追放された〜♪
この悔しさは忘れはしない
ネットを彷徨い 目に付いた〜♪
2ちゃんねるの創作板を必ず支配する
私は粘着荒らし〜♪
沖縄県人ブタ面のハエなのさ

ブヒブヒ ブヒブヒ ブヒブヒ
(以下繰り返し)

307 :名無し物書き@推敲中?:2006/09/16(土) 13:13:07
888 :阿部敦良 :03/02/25 11:37
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
          小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良

308 :名無し物書き@推敲中?:2006/09/16(土) 15:01:06
微妙な判定だったが、セーフ。ジャイアン雄たけび。
fin

309 :へばえもん ◆5w8UA8gvLM :2006/09/17(日) 05:04:11
ちょっと長くなりそうですが、
よろしくお願いします。

310 :へばえもん ◆5w8UA8gvLM :2006/09/17(日) 05:08:08
『のび太と夢の仕事』《1》

 夏の陽射しが眩しい病院の中庭を、補助器に支えられながら歩く、二十歳ほどの青年。
患者服からでた腕や足首は小枝のように細く、青白い。古臭いデザインの丸眼鏡が、危うい歩行のせいで、少し傾いている。
石畳のわずかな凹凸に、バランスを崩しそうになり、彼は歯を食いしばって耐える。身体の苦痛に、残酷な重力に、自らの運命に……。
 青年の周辺を駆け回っていた男の子が、補助器にぶつかる。
スローモーション、地面が迫ってくる。青年は眼鏡の奥で目をつぶる。
「うっ」

軽合金製の補助器が倒れ、高い音を立てた。
激突にそなえ緊張した青年の体はしかし、駆け寄った女性に抱きとめられた。転倒の騒音で、散歩していた患者や見舞客、看護士らは凝固した。
彼女のワンピースだけが、直前の動きに従って揺れている。
 深海底のような停止から、復帰しつつある中庭で、青年は耳元にか細い声を聴いた。
「ごめんね」
眼鏡がずれた青年の顔を、彼女は胸に抱え込む。青年のつむじに語りかけるような姿勢で、彼女の声は震えている。
「ごめんね」
青年の目に、彼自身には説明不能な涙がにじみ、存在しない猫との約束を思い出させた。
《続く!》


311 :へばえもん ◆5w8UA8gvLM :2006/09/17(日) 16:08:48
『のび太と夢の仕事』《2》
 −−存在しない猫との約束、それを守ろうと努めることを、あの医師は笑うだろうか? 無意味だと、滑稽だと……全て夢だったと、僕に識らせた、あの名医は?

青年は力一杯に瞼を閉じ、涙腺の疼きを堪えながら思った。
−−この人は、いったい誰なんだろう。僕に涙の発作を引き起こした、【現実】での初めての女性。

 彼と【同年代】の、つまり彼にとって年上の女性の顔を確認しようと、青年は視界を上に動かそうとして身じろぎするが、うまくいかない。
ゆたかな胸になかば埋没している彼の横顔は、紅潮しはじめた。

 ぶつかった子供の母親が走って来て、倒れた補助器を起こす。
「すみません!うちの子が……ホラ!ちゃんとあやまんなさい、いつも絵本を読んでいただいてるんでしょ」
二人をポカンとして見上げていた男の子は、慌てて頭を下げた。
「ゴメンナサイ!のび太兄ちゃん……と、兄ちゃんのカノジョのお姉ちゃん!」

 青年は、自分が彼女の腰に両腕でしがみついていた事に気付き、耳まで赤くなった。
補助器に両手を置き、ようやく青年は彼女の顔を見ることができた。
予想通り青年にとって未知の顔だった。彼女はまっすぐに青年の顔をみつめ、子供の言葉のためにか微笑していた。

《続く…》

312 :へばえもん ◆5w8UA8gvLM :2006/09/18(月) 21:38:05
『のび太と夢の仕事』《3》
 【二年前の七月、病院】診察時間がおわり、見舞い客も帰った、人気のないロビー。壁際の熱帯魚の水槽が、沈鬱に唸っている。
「もう随分、お仕事お忙しいんじゃない?いろんな所で御名前を拝見しますよ」
「いえ、そんなこと」
「こんな所へ来て、大切な時間を無駄にしてはいけないわ。貴女は若いんだから」
「……私にとって、のび太さんとの時間は、とても大切なものです」
「でもね……先月ためした新薬でも、さっぱり効き目もなかったし、眠ったままの顔なんて見たって、つまらないでしょう?」
「この前、のび太さんの顔、どこか違うなって思ったら、すこし髭が伸びてたんです、それで」
「ありがとう。看護士さんから聞いたわ、剃ってやって下さったんですね」
「慣れないと難しいですね。でもちょっと、面白かったです」
「看護士さんたちも忙しいから……見込みのない患者はやっぱり、おざなりになるのかもしれないわね、ふふ」
「……そのとき、嬉しかったんです。ああ、ちゃんと生きているんだ、って」
「…………」
「だから、諦めないで下さい……のび太さんはきっと、目を醒ましますよ!」
「………………でしょ……」
「え……?」

313 :《3続き》:2006/09/18(月) 21:44:44
「諦めるわけ無いでしょう、たった一人の息子を!諦めろと言われたって、誰が!
 嬉しい?生きている?ちゃんと生きている? ふざけないで!あれが!生きていると言える?
 ぬいぐるみに話しかけて遊ぶトシでは無いでしょう、あなたは!」
「す、すいません私」
「謝って頂かなくて結構です。しょせん貴女には関係の無いことですからね」
「関係はあります!だって、私があの時に」
「そうね。貴女は加害者」
「!」
「私の、たった独りの息子が、ああなってしまったのには」
「私に責任があります!私は謝らないといけないんです!のび太さんが目を醒ましたら、すぐに!
 ゆるしては貰えないかもしれませんが、謝らなければいけないんです!
 謝りたいんです!それに他にもたくさん」
「もういいわ」
「……」
「もう……あの子の事は忘れて頂戴」
「そんなこと」
「貴女には貴女自身の人生があるでしょう?年を取るのはアッと言う間なのよ
 いいえ、そればかりじゃない。
 あなたを見る度に、私は苦しいの。時々、貴女をあの子と同じ目に……そう考えてしまう……
 ……来週、病院を移ることになったの」
「!どちらへ?」
「今まで有難う。」
(遠ざかる靴音)
(すすり泣き)
(熱帯魚の以下略)

《まだ続くの?》

314 :名無し物書き@推敲中?:2006/09/19(火) 19:36:38
乙です。
結構、面白いので、続きに期待してます。

315 :名無し物書き@推敲中?:2006/09/21(木) 08:42:21
みんな完結まで書かないのね
一生懸命よんで、完結しないのは悲しい

316 :へばえもん ◆5w8UA8gvLM :2006/09/21(木) 22:11:29
『のび太と夢の仕事』《4の1》
 患者の体位変換を終え、他の看護師らとステーションへ戻る途中、初島美奈子は溜め息をついた。
「腕が太くなっちゃうよね」
溜め息を聞きつけた同僚が言った。初島は、苦笑して頷いた。
自分の腕を触っていたために、そう解釈されたのだが、指摘されたような理由で憂鬱なのでは無い。
左腕をかばうように右手で掴むのは、彼女の癖だ。彼女には、別な悩みがあった。
一つは職業についてのことで、同僚に秘する必要は特に無い。
だが、もう一つの方は、彼女にとって口が裂けても言いたくないことだった。

――まあでも、口を裂くって脅されたら、喋るかな……そういえば、
  鼻からスイカがでても、なにが出来ないんだったっけ?
  鼻からスイカがでても食べられない……
  鼻からスイカがでても痛くない……なんか違うな

深夜の、低照明の廊下を歩きながら、彼女はわざとどうでもいい事を考えていた。
それもまた彼女の古くからの癖だったが、自覚されてはいなかった。
――鼻からスイカが出ても目が覚めない、だったかな?

植物状態の患者をおさめて整然と並ぶ病室を眺めながら、彼女は珍妙な慣用句を考案した。

317 :《4の2》:2006/09/21(木) 22:13:22
 ナースステーションでは、初島と同期の看護師である鈴木恭子が、モニタの前で寛いでいた。
患者の体や、接続されている人工呼吸器から集められたデータに異常があれば、警告音が鳴るようになっている。
新薬を投じられた患者の場合は、特に細かく計測され、記録される。
しかし作業は自動化されているので、モニタに集中している必要性は、あまりなかった。
 この病院は、植物状態からの回復に実績をもっているため、全国から患者が集まってくる。
大学と製薬会社の共同研究プロジェクトが、臨床試験のために創った病棟であり、実績が多いのもそのためだ。
しかしそれでも、患者が意識を回復するのは稀な事だった。
 看護師たちは椅子に座って、それぞれに時間をつぶす。夜勤中は、定期的に褥瘡を予防するための作業をする他には、仕事はあまりなかった。

「ところでさあ」
鈴木恭子が初島に声をかけた。
試験中の患者についてまとめられたファイルを熟読するふりをしていた初島は、平静を装って顔を上げた。
「なに」
「どうだった?」
「なにが?」
分からないふりをして、少しでも間を稼ぐ。

318 :《4の3》:2006/09/21(木) 22:16:30
これから初島は、“彼氏を伴って実家の両親に挨拶しに行った話”をしなければならない。
「お〜?もったいぶるねえ」
初島の悩みは、彼氏とは半年も前に別れている事だ。
些細な、自分でも動機の曖昧な嘘の積み重ねで、彼女は“結婚を控えている”ことになっていた。
「まあまあ」
これまでに吐いた嘘を思い出し、それらと矛盾しない新たなストーリーをでっち上げなければならない。
そもそもの始まりとなった嘘がどのようなものだったか、彼女にはぼんやりとしか思い出せない。
「まあまあ、ってなんだ」
初島美奈子はふと、“彼氏など元々実在しなかった”のではないか、と考えてみて、苦笑した。
「なにニヤニヤしてんのぉ」
――アラームが鳴ればいいのに。
  そうすれば、真っ先にここを飛び出して、患者のところにかけつけよう
  くだらない作り話はおきざりにして。

 彼女が目を落としているファイルの開かれたページには、野比という患者の情報が記載されていた。
だが初島美奈子にとってそれは、どうでもいい内容だった。
嘘を心の中でおさらいして、ファイルを閉じた彼女は、笑みを持続したままで語り始める。
“存在しない彼氏”の素敵な物語を。

《続く。》

319 :へもえもん:2006/09/21(木) 22:40:37
続きを気にしていただいて、ありがとうございます!完結させられるよう頑張ります
でも考えたら、スレ趣旨とはややズレてるんで恐縮です

320 :名無し物書き@推敲中?:2006/10/14(土) 20:02:17
http://ff.bbs.thebbs.jp/1132469681/

321 :名無し物書き@推敲中?:2006/10/14(土) 23:56:07
舞台は22世紀の日本。のび太が立派に成長するのを見届けたドラえもんは未来の世界に
戻ってきていた。そして今はセワシのもとで元通りの生活を送っている。相変わらず世話
好きなドラえもんはセワシの面倒を何から何まで見てやるのだった。

セワシ「あ〜あ、今日もどっさり宿題を出されちゃったよ。まあ、いっか。いつものように
ラクラク宿題ツールをつかって適当に済ましちゃおう」

ドラえもん「まったくセワシくんったらズルすることしか考えないんだから。こうなったら……」

セワシ「あっ、ドラえもん言っとくけどね。道具なんていらないよ。だっていつもろくなもの
出さないんだから」

ドラえもん(ポケットからさっと道具を取り出す)「20世紀えんぴつ〜!」

セワシ「なに、そのとがった細長い棒は?」

ドラえもん「昔の人はこれでノートという紙製の媒体に文字を書いて、記録を残していたんだよ」

セワシ「またまた過去の遺物を……だいたい僕は文字なんか書いたこともないんだから」

ドラえもん「ダメです。セワシくんにも昔の人の苦労をみならってもらいますからね」

セワシ「ええ、そんな〜」

ドラえもんのポケットの中は、いまや20世紀の品物でいっぱいになっている。楽してばかりの
未来人を鍛えなおすのに効果てきめんだ。



322 :名無し物書き@推敲中?:2006/10/21(土) 19:18:42
http://that4.2ch.net/test/read.cgi/dataroom/1106043347/
>>7>>7>>7>>7>>7>>7>>7>>7>>7>>7
と5回書いてください。
明日100万円当たります。
明後日結婚します。
1週間後悪いところ治ります。


323 :名無し物書き@推敲中?:2006/12/03(日) 17:26:32
ドラえもん世界のタイムパトロールの階級って、どうなってるんでしょうか?
隊員とか長官がいるのは確かなようですが、その他の役職はどんな感じなんでしょう

俺の考えるドラえもんの最終回捏造の中で
別階級を登場させたいんで悩んでいるんですが
ご存知の方いらっしゃったらアドバイス願います。

特に設定が無ければ、勝手に捏造しようと思っていますが…

324 :名無し物書き@推敲中?:2006/12/04(月) 12:32:51
ごめん誰か簡単にあらすじ書いてくれない?

325 :名無し物書き@推敲中?:2006/12/04(月) 23:49:26
あらすじってドレのあらすじ?
それとも、あらすじ書くとソレに沿って>>324が書いてくれんの?

326 :名無し物書き@推敲中?:2006/12/05(火) 18:21:17
>>323
実働部隊の話だけど。

隊長 隊員 見習い隊員

以上の三つがある。TPぼんではそうだった。

327 :323:2006/12/06(水) 15:40:15
>>326
つまり、現場に出て仕事をしているタイムパトロールで
一番偉いのは隊長って事ですよね…。

参考にさせてもらいます。レスどうも、ありがとうございました。

328 :名無し物書き@推敲中?:2006/12/06(水) 21:12:12
>>327
あの巡視艇みたいなタイムマシンで出てくるTPなら、それで良いんじゃないかと。

TPぼん(タイムパトロール隊員は一人、あるいは隊員一人+見習いで活動する)
では、隊長は本部から指令を出していたけど。

329 :名無し物書き@推敲中?:2007/02/04(日) 09:35:22
ガラッ
机の引き出しが開き、セワシが出てきた

ドラえもん「あれっ?セワシくんどうしたの?」

セワシ「ドラえもん、ごめん、みつかっちゃった・・・」

セワシの後から一人の男が出てきた・・・タイムパトロールだ!

タイムパトロール「歴史破壊の罪で逮捕する」

のびた「ドラえも〜〜〜ん!!」


330 :名無し物書き@推敲中?:2007/02/04(日) 14:02:01
「のび太くん、もうキテレツ斎様が帰ってこいって言うから帰るね。じゃ!」

331 :名無し物書き@推敲中?:2007/03/30(金) 22:35:00
よし、続きださんの作品の続きは?


332 :名無し物書き@推敲中?:2007/03/30(金) 22:51:41
よし、続きださんの作品の続きが読みたいのは、俺だけ?

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