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私の小説思いつきで毎日書きます。

1 ::04/10/22 17:01:38
私以外は誰も書かないで下さい。基本はsage進行です。
時々Dat落ちを避けるために上げます。
毎日必ず続けて書きます。



2 :名無し物書き@推敲中?:04/10/22 17:07:41
またかよ

3 :名無し物書き@推敲中?:04/10/22 17:29:11
お前…安蘇野舞子だろ

4 :名無し物書き@推敲中?:04/10/22 17:32:03
いや、安蘇野舞子はsageを知らないから別人か

5 ::04/10/22 18:55:11
あれ、出るとこ間違えた。

6 ::04/10/24 10:53:29
こんにちは、僕です。


7 :名無し物書き@推敲中?:04/10/24 15:42:31
毎日どころか一回も書いてないじゃん

8 ::04/10/24 16:37:06
私、私じゃないんだけど、
書いちゃっていいの?

9 :名無し物書き@推敲中?:04/10/24 21:35:32
あるところに少女がいました。
少女の身体は透明でした。
なぜ透明なのに少女だと分かるのか?
それは輪郭だけはうっすらと見えるからです。
ガラスはそこにあるのが分かるでしょう?
ビニールだって遠目からでも、そこにビニールがあるのが分かります。
光を反射したその体の輪郭は、まぎれもなく少女の形をしていたのです。

10 :名無し物書き@推敲中?:04/10/24 22:45:21
彼女の所有したものは何でも透明になりました。
イメージとしては、そうアクトン・ベイビーを思い浮かべて下さい。
例えば、彼女が学校でプリントをもらうと、触れた瞬間に透明になりました。
机も椅子も、カバンもチョークだって透明になります。
ただ、チョ−クで書かれた字は透明にはなりません。
それはもう黒板の、ひいては学校のものになりますから。

11 :◆8682W5F4cQ :04/10/24 23:48:31
ちなみに私は中学1年生で今まで小説を書いた事はありません。がんばります。

12 :◆8682W5F4cQ :04/10/24 23:50:10
くじら。
くじらが泳いでいた。

13 :◆8682W5F4cQ :04/10/24 23:55:31
ごろごろ。
くじらがごろごろしていた。それを見つけたかにがこう言った。
「きみ、いつもごろごろしているけど、どうしたんだい?」
しかしくじらはかにの相手をしたくなかったので、
それには答えずにごろごろしていた。

14 :名無し物書き@推敲中?:04/10/25 00:02:40
頑張れ中学1年生、応援しているぞ。

15 :◆8682W5F4cQ :04/10/25 00:04:43
>>14
ありがとうごじあいます。
がんばりあす。

16 :名無し物書き@推敲中?:04/10/25 00:16:18
ジョジョ?

17 :名無し物書き@推敲中?:04/10/25 01:16:44
>>9-10
イイヨイイヨー
いい感じー
続き読みたい

中学1年生もがんがれがんがれ

18 :名無し物書き@推敲中?:04/10/25 01:31:54
小説っていうか、童話っていうカテゴリーでならかなり健気っぽさがでていいんじゃないか。
あと、指示語の区別をしっかりな。

19 :◆8682W5F4cQ :04/10/26 00:43:03
ふう。
いきなりのスランプだ。
まいったな。

20 :◆8682W5F4cQ :04/10/27 16:55:10
くじらは山にのぼることにした。
だが、山は思いのほか苦しい。
ハァハァ・・・・・・。
そこで、くじらは山登りを中止して、近くの民家に入ってみた。
「やあ」
とくじら。
「なんだい、おまえさんは?」
と家主。
くじらはすぐに民家から追い出された。
くじらは仕方ないので海へ戻った。

21 :名無し物書き@推敲中?:04/10/27 21:11:18
結構いいと思う。
そんな感じのをもっと書いて。

22 :名無し物書き@推敲中?:04/10/27 21:25:14
2046年 バイオの発達で人間は劇的に寿命を延ばしさらに若さも保てるようになる
その結果 人口は爆発的に増え、バイオで大量生産したにも関わらず生産が
追いつかず食料危機に。人々は飢えに苦しんでいた。そんななか一人の青年が
立ち上がった。彼の名はクリス・ド・エンジェル。世間ではただのホラ吹き魔
だと馬鹿にされていた。が、後、それは民衆達の勘違いに終わった。
彼には今後人間が生き残っていくには「世界をだます」しかないという考えがあった。
世界をだますとは?すべて夢に終わらす。夢・・今までのは全て夢だったと。
彼は仲間を呼びある名の通った研究所に乗り込んだ。いくつものセキュリティーを
かいくぐり彼等はある部屋にたどり着いた。そこは 物理学の最高権威
タクマ・ハセガワの研究室だった。

23 :名無し物書き@推敲中?:04/10/27 21:26:15
そこで彼はある資料を眼にした。
それは今博士が研究しているセクマ・ポーラー(球極操作)の論文だった。
論文を読んだクリスの仲間で天才として造られたリッチのアークは何か不甲斐ないと思い
何かが足りないことに気づき、付け足したものが”ポーラーの湾曲”だった。
アークは遺伝子操作のミスで天才であったものの極度なシャイな性格で生まれ名を残す
一生に一度のチャンスにも関わらず自分の名を一緒に書かなかった。
そのかわりこんな自分を仲間にしてくれたクリス・ド・エンジェルの名を書いた
そんなことも知らないクリスはただ警備員や研究員がこないか見張っていた

24 :名無し物書き@推敲中?:04/10/27 21:27:22
彼等の計画それは地球で一番偉大な人にこの世は嘘だということを世間に伝えてもらう
ということ。この世はエネルギーが収束して成り立っている。それは必然なこと
当たり前のように思っていたのが実は間違いだった。真実はエネルギーとは
常に分散していなくてはならないものだということだった。
エネルギーは密集すればするほど不安定になりやがて自滅する
人間もいっしょでこのままでは人類は滅ぶ、そう考えた結果がこうなった
無事誰にも見つからず研究所を出たクリスたちは博士宛ての計画の意を書いたメッセージを
残していった
一週間後の博士の論文発表の日がきてそれはテレビで全国放送されるほどだった
博士が自分の研究を発表した後、足りない要素を補ったことも発表した。
その理由 クリス達のこともすべて・・・
そしてそれに”タクマ・ド・エンジェル論”と名づけた。
TVを見ていたクリスは当然ながらビックリしていた。
やがて彼の家に警察が来て彼は連行された

25 :名無し物書き@推敲中?:04/10/27 21:28:17
※タクマ・ド・エンジェル論=地球の操作に関する論文
※エンジェル計画=月と地球を一点で接着し、生物・海・木々・鉱物等を月と地球の
 引力効果で安全に移動する計画
すべての計画を話したクリスの元に博士が現れた。そう、博士は警察に頼んですべて別室から
聞いていたのだ。わけがわからないクリスに博士はクリス達の計画に大絶賛し
話を聞くため警察の力をかりたと教えた。クリスは釈放されると表には
カメラやレポーターがわんさかしていた。アークの仕業と気づき
彼の住む家に人盛りを避けながら走っていった。

26 :名無し物書き@推敲中?:04/10/27 21:28:45
しかしアークはいなかった
この世にいなかった。元々この世にはいない存在だった。いつのまにか
クリスのホラ吹きが彼の中で具現化しアークという存在を作り出していたのだった
本当の彼は仲間と言える人は一人も居ないし一際暗い人間だった 家族もいない
人によって造られた人間 リッチはアークではなくクリスだった
そんな彼の脳は神経が通常の20倍集積しており、不安定な状態だった
そこへ一人寂しい生活の中より不安定さが増しアークを造りだした
本当の自分の存在に気づき宛てもない彼は博士のもとへ行き
博士の助手として働くことになり、やがては落ち着きを取り戻し
自分のような人が未だ造りだされている現実と闘っていた。

27 :名無し物書き@推敲中?:04/10/27 21:31:43
age

28 :名無し物書き@推敲中?:04/10/27 21:33:05
面白いか?

29 :名無し物書き@推敲中?:04/10/27 21:39:33
age

30 :名無し物書き@推敲中?:04/10/27 21:46:34
age

31 :名無し物書き@推敲中?:04/10/27 22:41:56
age

32 :名無し物書き@推敲中?:04/10/27 22:54:10
DAT落ち防止age

33 :名無し物書き@推敲中?:04/10/28 09:35:35
くじらさん、どうなったの?

34 :◆8682W5F4cQ :04/10/28 22:33:10
「ねえ、ぬるぬるしようよ」
ある日、くじらが海を泳いでいると、後ろからそんなことをいう奴がいた。
振り向くと、タコがいた。
「ねえ、ぬるぬるしよう」
また言った。
くじらは気味が悪くなったので、たこの気を悪くさせないような速度で逃げようとした。
しかし、タコは執拗にくじらを追いかけて、
「ぬるぬるしよう」
といい続けた。
くじらは参ったな、と思った。
そこで、くじらは徐々に速度をあげて泳ぎだした。
だがタコも負けない。
タコはくじらにぬるりぬるりと回り込んではぬるぬるしようとした。
そんなくじらとタコの様子を遠くからずっと見ていたくらげは見かねてくじらを助けてやろうとした。
ソソクサ
くらげはタコに近寄り、針を数本体に刺してやった。
タコは悶えだし、やがて死んだ。
くじらはくらげに言った。
「なにも殺すことはなかった」
くらげは言い返す。
「殺さなきゃ、きみが死んでいたのだよ」
「そうかな?」
「そうだよ」
「じゃあありがとう」
「うん」
こうしてくじらとくらげの中に友情が生まれた。

35 :名無し物書き@推敲中? :04/10/29 10:56:36
>>34
うーm、ホノボノ感がなくなったなぁ
まぁ1が誰なのかとかどうでもいいが
くじらを愛されるキャラにしてほし

36 :名無し物書き@推敲中?:04/10/29 16:47:41
あの人は誰だろう?
なぜあの人はあんなに楽しそうにしているのだろう?
俺は毎日がつまらないのに
なぜあの人はあんなに笑っているのだろう? 
俺は何も感じないのに
なぜあの人はあんなに輝いてるのだろう?
俺は全然・・・・
俺もあの人のようになりたい でもなれない気がする
あの人は選ばれた人 俺は違う
運命は変えられない 運命は逆らえない 運命は受け入れるしかない
輝く彼女は俺に近づいてこう言う
なぜ君はそんなに頑張るの?
いや俺は頑張ってなんかいない 頑張る気にならない
頑張っても自分は変えられない気がするから
輝く彼女はこう言う
君は君でいいじゃない 君は十分頑張ってるよ
その時僕は彼女の心の中を見た
僕の心の中は小さく自分がいるだけで精一杯なのに
彼女の心の中は広くまるできれいな草原ようだった
君のようになるにはどうしたらいいの?

37 :名無し物書き@推敲中?:04/10/29 16:48:13
私は別にいつも自然体な自分でいるだけよ
嘘だ 何か方法があるはずだ それが何なのか教えてくれ!
君はまだ見えていない 君の心が 
俺はちゃんと見えてる ほら俺のはこんなに小さい 
それは違う 君は見えていない その心は別の心 
本当の君の心はそこにはない もっとちゃんと探して
彼女はそう言い残し行った 輝く遠くの世界へ
俺は彼女を追いかけようとしたができなかった
追いかけようとも追いかける翼がなかったから
翼を手に入れよう もう一度会って話を聞こう
それから毎日どうすれば翼を手に入るのか考えた
彼女の言っていた「本当の君の心」とは?
ちゃんと見えていない? さっぱりわからない
理解に苦しんでとうとう投げ出した
もうどうでもいい 俺なんかもうどうでもいいよ
その時そんな自分が嫌いな自分がいるのことに気づいた
まだあきらめたくない自分が自分の中にまだいた
お前がいるからいつも苦しいんだ いつも抵抗して
そんなに俺が苦しむのを見たいか 
もう一人の自分は何も言わない ただじっとしているだけだった
どいつもこいつも ちくしょう 馬鹿にしやがって

38 :名無し物書き@推敲中?:04/10/29 16:48:42
俺はわけもわからず走った ただ走った もう嫌だと思っても
ひたすら走った 急に足が重くなり感覚がなくなっていった 
どさっと倒れ もう走れないと思った ゴールも決めてないのに
目の前に一本の樹が立っていた あそこをゴールにしよう
ゴールしたところで何かが変わるわけでもないのに
ただ何か達成感みたいなものを求めていたのかもしれない
這いつくばっていくうちに自分の足が重りになるとこんなに
重いのかと気づかされた いつも気づかないことなのに
こんな状況になってやっと気づく 本当に馬鹿だなと思った
もうちょっとというときに両腕も使えなくなった
あごを使って這っていくと体の重みに気づいた 俺ってこんなに
重たいんだな こんなに重いんじゃ翼があっても飛べないんじゃないか?
そう思ったときなにか不思議に笑えた 
同時に体が少し軽くなったような気がした
気のせいとは思いつつもどんどんゴールに近づいている
もう少しもう少しもう一人の自分が初めてしゃべった
お前ってそんな声してたんだな また笑える するとまた体が軽くなる
どいつもこいつも馬鹿にしやがってと思いつつも 
馬鹿な自分を認めている自分が今ここに、そして馬鹿なゴールを向かえた
休憩しているとやけに体の疲れがとれるのが早いのに気づいた
達成感からのものなんだろうと思いつつもそんなことはどうでもよかった
そして翼のこともどうでもよくなっていた

39 :名無し物書き@推敲中?:04/10/29 16:49:05
今はこの気持ちいい感じがいつまでも続けばいいと思っていた
気づいたことがもうひとつあった 自分が途方もない馬鹿だってこと
俺って馬鹿だったんだ 見えないものも見えないはなこれじゃ
変に納得がいった その時本当の自分の心が開き 広がっていった
この感じ あの子と同じ世界だった 翼がなくても ここにたどり着けた  
希望の光が輝き、新しい道が開ける そんな気がしたんだ
なぜ君はそんなに楽しそうにしているの?
なぜ君はそんなに笑っているの?
なぜ君はそんなに輝いているの?
誰かがそう聞いてきた 俺は彼女に近づけたのかな?

40 :名無し物書き@推敲中?:04/10/29 16:49:28
age

41 :名無し物書き@推敲中?:04/10/29 17:26:55
↑訂正箇所複数発見 ↓に訂正

42 :STAND UP!:04/10/29 17:28:54
あの人は誰だろう?
なぜあの人はあんなに楽しそうにしているのだろう?
俺は毎日がつまらないのに
なぜあの人はあんなに笑っているのだろう? 
俺は何も感じないのに
なぜあの人はあんなに輝いてるのだろう?
俺は全然・・・・
俺もあの人のようになりたい でもなれない気がする
あの人は選ばれた人 俺は違う
運命は変えられない 運命は逆らえない 運命は受け入れるしかない
輝く彼女は俺に近づいてこう言う
なぜ君はそんなに頑張るの?
いや俺は頑張ってなんかいない 頑張る気にならない
頑張っても自分は変えられない気がするから
輝く彼女はこう言う
君は君でいいじゃない 君は十分頑張ってるよ
その時俺は彼女の心の中を見た
俺の心の中は小さく自分がいるだけで精一杯なのに
彼女の心の中は広くまるできれいな草原ようだった
君のようになるにはどうしたらいいの?
私は別にいつも自然体な自分でいるだけよ
嘘だ 何か方法があるはずだ それが何なのか教えてくれ!
君はまだ見えていない 君の心が 
俺はちゃんと見えてる ほら俺のはこんなに小さい 
それは違う 君は見えていない その心は別の心 
本当の君の心はそこにはない もっとちゃんと探して
彼女はそう言い残し行った 輝く遠くの世界へ
俺は彼女を追いかけようとしたができなかった
追いかけようとも追いかける翼がなかったから
翼を手に入れよう もう一度会って話を聞こう

43 :STAND UP!:04/10/29 17:30:32
それから毎日どうすれば翼が手に入るのか考えた
彼女の言っていた「本当の俺の心」とは?
ちゃんと見えていない? さっぱりわからない
理解に苦しんでとうとう投げ出した
もうどうでもいい 俺なんかもうどうでもいいよ
その時そんな自分が嫌いな自分がいることに気づいた
まだあきらめたくない自分が自分の中にまだいた
お前がいるからいつも苦しいんだ いつも抵抗して
そんなに俺が苦しむのを見たいか 
もう一人の自分は何も言わない ただじっとしているだけだった
どいつもこいつも ちくしょう 馬鹿にしやがって
俺はわけもわからず走った ただ走った もう嫌だと思っても
ひたすら走った 急に足が重くなり感覚がなくなっていった 
どさっと倒れ もう走れないと思った ゴールも決めてないのに
目の前に一本の樹が立っていた あそこをゴールにしよう
ゴールしたところで何かが変わるわけでもないのに
ただ何か達成感みたいなものを求めていたのかもしれない
這いつくばっていくうちに自分の足が重りになるとこんなに
重いのかと気づかされた いつも気づかないことなのに
こんな状況になってやっと気づく 本当に馬鹿だなと思った
もうちょっとというときに両腕も使えなくなった
あごを使って這っていくと体の重みに気づいた 俺ってこんなに
重たいんだな こんなに重いんじゃ翼があっても飛べないんじゃないか?
そう思ったときなにか不思議に笑えた 
同時に体が少し軽くなったような気がした
気のせいとは思いつつもどんどんゴールに近づいている
もう少しもう少しもう一人の自分が初めてしゃべった
お前ってそんな声してたんだな また笑える するとまた体が軽くなる
どいつもこいつも馬鹿にしやがってと思いつつも 
馬鹿な自分を認めている自分が今ここに、そして馬鹿なゴールを向かえた


44 :STAND UP!:04/10/29 17:31:18
休憩しているとやけに体の疲れがとれるのが早いのに気づいた
達成感からのものなんだろうと思いつつもそんなことはどうでもよかった
そして翼のこともどうでもよくなっていた
今はこの気持ちいい感じがいつまでも続けばいいと思っていた
気づいたことがもうひとつあった 自分が途方もない馬鹿だってこと
俺って馬鹿だったんだ 見えるものも見えないはなこれじゃ
変に納得がいった その時本当の自分の心が開き 広がっていった
この感じ あの子と同じ世界だった 翼がなくても ここにたどり着けた  
希望の光が輝き、新しい道が開ける そんな気がしたんだ
なぜ君はそんなに楽しそうにしているの?
なぜ君はそんなに笑っているの?
なぜ君はそんなに輝いているの?
誰かがそう聞いてきた 俺は彼女に近づけたのかな?

45 :STAND UP!:04/10/29 17:31:40
age

46 :H・エ・H:04/10/29 17:37:48
「2046年、バイオ」&「STAND UP!」を書かせて頂きました
いつも長文ですみません。感想が頂ければありがたいです


47 :名無し物書き@推敲中?:04/10/29 17:41:44
発表は投稿サイトでしろよ・・・。

48 :H・エ・H:04/10/29 17:46:51
>>28 別板では誉められたのですがどうやら浮かれてしまっていたようです
   日々精進です。

49 :H・エ・H:04/10/29 18:21:34
>>47さん 中々切れのあるお言葉 ブスッと刺された気分です

50 :名無し物書き@推敲中?:04/10/29 18:28:21
それじゃ、またりかアリか作家でご飯へ移動汁。

51 :◆8682W5F4cQ :04/10/29 22:56:39
車は使えないということで、くじらは二キロも離れた本屋さんに歩いて行った。
よく晴れた日だった。
くじらは気分良く海岸線を沿って本屋さんに向かう。
途中、人間とすれ違った。
「やあ」
くじらは言う。
「やあやあ」
人間も言う。
そして別れる。
しばらくして、本屋さんについた。
「いっらしゃい」
「やあ」
ここはくじらの行きつけの本屋さんだった。
くじらは店内を回遊しながら、適当な本をぺらぺら眺める。
ぺらぺら。
ふむふむ。
ぺらぺら。
ふむふむ。
今日は特にいい本はなさそうだ。
「ではまた」
「またくるんだよ」
くじらは海へ戻る。

52 :名無し物書き@推敲中?:04/10/30 11:44:57
>>51
最後のくじらが海に戻るところ、もちっと詳しく描写するといいかも。
かわいいお話しですね。


53 :名無し物書き@推敲中? :04/10/30 12:36:05
でも、中学一年生、ちゃんと毎日書いてくれよ
名のある作家であれ、無名の作家であれ
落とさないのはモナーだぞ

54 :名無し物書き@推敲中?:04/10/30 21:40:22
何を伝えたいのか?のほほんな感じ?

55 :名無し物書き@推敲中?:04/10/31 14:04:19
agemakuridaze


56 :ザ・シークレット:04/10/31 14:53:11
男女がうろめく都会の深夜、その中に一際目立つカップルがいた
二人は付き合って2年目 セックスもほぼ毎日たしなむほどだ
だが男には秘密があった 彼の職業は普通のセールスマンというのが
表向きのもので実際はマフィアの幹部だった。そんな彼の命を狙う
他のマフィアはいないはずはなかった むき出しになるデートは
命を失う危険性が非常に高い それを知りながらも彼は彼女に
本当のことは言わずこれまで2年間付き合い続けた
リスクを背負うデートは彼にとってはこの上ない緊張感を味わえる
場だった それを乗り越えセックスにいたったときは大きな達成感も
あった
だが運にも尽きがあるようだ 彼は殺された クリスマスイブの日
彼が彼女にプロポーズする瞬間、背後から包丁で刺された
彼はプロポーズにいたったきっかけはもうすぐ大きな仕事があり
リスクがさらに高くなったこと 彼女とのデートはこれが最後と
決めていた 
この最後のデートはずっと緊張を味わって肝も座っていた彼も
いつものようにはいかなかった なにしろずっと黙っていたことを
言わなければならない プロポーズの後本当の事を言う
その結果ふられても覚悟は決めていた どっちにしろこれが最後だから
決意に満ちた最後のデートは最高のものにしようと前の晩
シュミレーションを頭の中で繰り返していた
食事をし映画をみてその後公園でキスをした後プロポーズするつもりだった
しかし最後に決めた公園が災いのもとだった
その日公園はカップルであふれていた ちょうど電灯の下が
空いていたのでそこに行った 
実は公園のカップルは皆マフィアで電灯の下を空けていたのは罠だった
まんまと罠にはまってしまい殺された彼 彼女は目の前に立たされた
現実に動揺していた 何もなかったように周りのカップル消えていき
静かな都会の中を救急車のサイレンが鳴り響いていた

57 :H・エ・H:04/10/31 14:55:08
↑ 「ザ・シークレット」書きました よろしく

58 :H・エ・H:04/10/31 15:00:40
あげ

59 :名無し物書き@推敲中?:04/10/31 18:02:40
age
ageage
ageageageage
ageage
age
age
ageage
age
age
age
age
age
age
age
age
age


60 :罧原堤 ◆mm/T2n8mWo :04/10/31 18:16:18
>ザ・シークレット

読みやすい。一気に読まされた。ただなんで一際目立っていたのか説明がない描写もない。
クリスマスの夜、都会が静かなのも田舎物には意外で面白い。

61 :名無し物書き@推敲中?:04/10/31 20:15:23
包丁で刺されたのか
包丁で

62 :名無し物書き@推敲中?:04/10/31 20:52:34
包丁好き

63 :名無し物書き@推敲中?:04/11/01 02:44:06
小説になってないじゃん。あらすじだよそれ…

64 :隣人は眠らない:04/11/01 17:24:00
俺はアパート暮らしの学生です。実は隣人に悩まされているんです
隣人は直接会ったことはなく、歳 性別 年齢も不明のままです
いつも学校に残って勉強しているので帰宅するのは夜11時になります
風呂に入って寝床につくと12時になります。隣人が騒ぎ出すのは
必ず12時12分です 壁を削るような音がするんです
俺はうるさくても我慢して寝るのですが
快眠ができないせいか学校生活にも支障がでてきて、もう我慢の限界がきて
日曜の朝、隣人の部屋に注意しにいったんです。ベルを鳴らしても
でてこないので ドアをノックしました するとコンコンとノックを
返してきたんです 「あ 居るんだな」と思い、「すいません、夜
うるさいので静かにしてくれませんか?」と注意したんです
その時俺の携帯にメールが届いたんです 
”わかりました 隣人” と書かれていました
なぜアドレスを知っているのか気にかかったんですが
これで夜うるさくならないならまあいいかっていう感じで終わったんです
でもその夜いつもの時間に騒ぎ出したんです
注意したの忘れたのかなと思い 隣人のドアをノックしました
ノックを返してきたので、「なぜうるさくするんですか!」
と少し怒り口調で言ったんです するとまたメールが届き
”すみません 隣人”と書かれていました




65 :隣人は眠らない:04/11/01 17:25:05
念のためもう一度大きな声で「本当にもうしないで下さいよ!」
と言いその場を離れました 自分の部屋に戻ると開けてもいないはずの
窓が開いていました 「なんでだ?」と思っているとメールが届き
”あなたの大事なものを貸してもらいました 隣人”
と書かれていました「何!」とカッとなった俺は窓を閉め鍵をかけ
すぐ隣人の部屋へいきドンドンとドアを叩き
「出て来い!お前 絶対ゆるさねえ!」といい 無反応だったので
ノグをガチャガチャするとドアが開いているのに気づき
中に入って隣人を探したんですが 誰もいなくて住んでる形跡もなく
毎日削っていた壁にも傷のようなものはなく
ただ俺の大事にしていたカメラが床に置いていました
「なんで誰もいねえんだ?」と思いながらもカメラを持って帰る途中
メールが届き”今 あなたの部屋にいます 隣人”と
書かれていました あわてて 自分の部屋に戻ったのですが
閉めたはずの窓が開いていて、とられたものもありませんでした
メールが届き”今自分の部屋にいます カメラ使わせて貰いました 隣人”
と書かれていました 「なんだこいつ」と思いながら今日はもう
遅かったので寝ました 次の朝学校へ行く途中フィルムの現像を頼んで
いきました 学校をいつもより早く切り上げて写真をもらいにいきました
写真には 隣人と僕の部屋の間の壁に穴が開いていて”ツイニホレタ”
と書かれていました でも実際壁には穴も傷もありません
「変だな」と思い大家にこのことを話しにいったんです
大家によるとあの部屋には昔仕事熱心なトンネル工事をしていた若い男性が
住んでいて事故で生き埋めになったらしいです
今はそのトンネルは崩れやすい地盤ということで工事は中止され
死体を掘り起こすのは非常に危険ということで今だ埋まったままだという
事故が起こったのは12時12分一人で夜中に点検中のときだったらしい
のです このことを知り、彼の部屋の前に花を置き手を合わせました
この夜から隣人が騒ぐことはなくなりました 


66 :H・エ・H:04/11/01 17:27:07
↑「隣人は眠らない」書きました これで4作目です


67 :名無し物書き@推敲中?:04/11/01 18:48:47
『隣人は眠らない』
それにモザイクとボイスチェンジャーかければワイドショーでストーカー被害を告白してる人に似ている。


68 :名無し物書き@推敲中?:04/11/01 19:00:00
>>64>>65
一作目から三作目は読んでいないけど、
文体が独特だね。


69 :◆8682W5F4cQ :04/11/01 22:22:21
ぬるぽ

70 :名無し物書き@推敲中?:04/11/01 23:39:15
>>6465
途中まですごく面白かった。
オチがありがちで残念。

71 :スペース:04/11/02 13:01:57
ある一人の男が奇妙な世界へ飛ばされた
真っ白で何もない世界
ただそこには一人のおじいさんがいるだけだった

男は一言でいうとまるでホームレス
髪はベトベト ひげはボーボー 眉毛はととのっていなくて
伸びきった白?のランニングシャツとジーンズを着ていた













 


72 :スペース:04/11/02 13:03:01
汚な〜と思いつつも唯一の頼るべき人なので話をした
「僕はジム。保険会社に勤めてる24歳です あの〜一体ここはどこなんです?」
「確か仕事中だったのに気が付くとここにいて・・」
ぼそっとホームレスのような男は言った
「ここはケムシティでワシの名前はケム 歳は忘れたわい」
それって自分の名前つけただけじゃんと思いながら質問を続けた
「ケムさんは ここで何をしてるんですか?」
「ワシは何もしとらん ただ生きとる」
「何もしてないって食べるものとかはどうしてるんですか?」
「食っとらん ここでは食うことは必要ない」
「ここへ来てどれくらいになりますか?」
「10分程前じゃが」
今までの質問無駄じゃねえかよ!と思いながらも質問
「ケムさんがここにきて 10分後に僕が現れたんですね?」
「ああそうじゃ」
「ここへ来る前は その〜・・」
「ああ ホームレスじゃ」
「どこにいたんですか?」
「・・・・・・」
ケムさんは気にかけてホームレスと先に言ったのだろうが
僕が聞きたかったのはどこにいたか?ということで
気まずい雰囲気を気にしながらも彼は答えてくれた

73 :スペース:04/11/02 13:06:04
「ワシはニューヨーカー 落ちてた10セントを拾ったときにここへ来た」
「そのお金今持ってますか?」
「ああ これじゃ」
シワクチャな手で僕に渡す
何らへんてつもない10セント ここへ来た意味とは関係ないようだが
ケムさんに返し 質問を続ける
「何か考えたりしてましたか?」
「ああ 考えとった」
期待を膨らませ聞いた
「何をですか!」
「女の体」
ただのエロじじいじゃねえかよ!と思いつつも男としては誰しもある
ものなので共感しつつ質問
「具体的にお願いします」
「息子をまんこに入れる妄想をしとった」
この複雑な事態にまんこというキーワードが出てくるほど
平穏な状況ではないとは知りつつも
「僕も仕事の合間まんこを考えてました ここへきたことと関係あるかもしれませんね」
「ぷっ」とケムさんは噴出すように笑った
「????」

74 :スペース:04/11/02 13:08:39
「すまんすまん。君のような好青年でバリバリ現役でも仕事中まんこを考とるのが以外での」
「嘘じゃ」
「えっ!」
「まんこを考えとったのは嘘じゃ」
ウソーン!!営業で失敗するより自分が情けなかった
まんまと騙されたと思いつつもこの状況から早く逃れたいがため質問
あきれたように
「あの〜じゃあ何を考えてたんですか?」
「宇宙じゃよ」
「宇宙!?」
「この馬鹿でかい宇宙に地球があってその中に自分が生きとるのを神秘的に思っての」
「宇宙と10セント・・・惑星・・10セント・・・なんか丸いな」
「丸と言えば僕はまんこを考えていましたから関係あるかもしれないですね」
「ぷっ」とケムさんはまた噴出 僕もそれにつられて笑った

僕が来て30分はたったろうか・・ボーとしていると
何か音が聞こえてきた 携帯だ!・・しまったこれがあったと思いつつ
すかさずとる

75 :スペース:04/11/02 13:09:17
ケムさんは珍しいそうなものを見るかのようにこっちを見ている
「もしもし」
「・・・・丸・・丸を書け・・」
それだけ言ってぷつっと切れた
「丸・・」
「丸をなんだって」ケムさんが聞く
「丸を書けって電話がかかってきたんですよ」
「誰か僕達のことモニターしてるんでしょうかね だったら何のために」
「とりあえず丸を書こうかいの ペンは持っるか?」
「あっはい」持ってて良かったと思いつつ胸のペンを渡す
シューーーと綺麗な丸を地面に書いた
「円書くのうまいですね」
「へへへそうかの」
「いつも考えとるからの丸は これぐらい朝飯前じゃ」
いやいや普通書けないだろと思いつつも綺麗な円に見とれていた
すると円を書いたところがまぶしく光り 何かが出てきた!
→続く

76 :H・エ・H:04/11/02 13:11:19
「スペース」書きました この話は少し長くなるかもしれないので
続きという形をとりました

77 :H・エ・H:04/11/02 13:12:25
age


78 :名無し物書き@推敲中?:04/11/02 17:45:12
「創作文芸」でこのスレ(の存在)がいちばん面白い。
 ちょっと、っていうか、かなり描写の足りない星新一を連想した。
 すこし逝っちゃってる人のような気もするけど、でもモノを書くには必要な要素だと思う。
 時流に合わせた「まんこ」を「○○○」として読者に好きなものを代入させればいいのにと思ったけど、此処には仕掛けがカブってたのか、、、。
 大塚英志の「キャラクター小説の作り方」(講談社現代新書)とか知ってる?

79 :ホワイトクリスマス:04/11/02 18:33:26
ふと足を止めた。
デパートのショーウインドウのデコレーションが、
いつの間にか、電飾にきらめく何十本ものクリスマス・ツリーに置き替わっていたからだ。
日々の仕事に追われて、そんなことにすら気づかなかった。
「クリスマスか」
澤村志郎はそう口に出してみた。

80 :H・エ・H:04/11/02 18:55:56
>>78 知りません。というよりあまり本を読みません かわりにテレビや
   映画をよく見ます

81 :名無し物書き@推敲中?:04/11/02 22:12:01
僕の考えでは、これからの文学はアニメみたいに分業制になるのです。
アニメでは脚本と動画は別の人が担当しますが、小説もアイディア(プロット)を出す人と描写する人がそれぞれ得意分野を担当して作品にする形態です。
文章は上手なんだけどネタがない、って人とユニットを組めば、、、?
僕は両方ありませんが。

82 :H・エ・H:04/11/02 22:34:17
↑わかりました ちょっと文章構成の勉強にいってきます
 いつ戻ってくるかわかりませんので良ければどなたか「スペース」の続きを
 書いていてくれませんか?では いってきます。

83 :現実と空想の狭間で:04/11/02 23:56:56
そもそも理解できない。なぜ僕がこんな思いをしなくてはならないのだろう。
電車に乗ってあいた席にすわるとあとからやって来た人のせいで席が全部
埋まる。どことなく若いものは僕だけなきがする。老人が二人乗ってくる。
まだ僕の降りる駅は先だ。なのになぜか僕の前に立つ。やめてくれ。
目をつぶる。寝ている振りをする。嫌だ。いまさら譲れない。
どうしても「どうぞ」の一言がいえない。みんなの視線が集中している
気がする……。
僕は考えた。
僕は果たして汚い人間なのかどうか。世の中にはもっと汚い人間だって
いるはずだ。どうして僕一人が責められよう。しかし目の前のおばさん
はきっと僕のことを親切ではない若者とおもっているはずだ。それが
痛い。僕の降りる駅が近くなってもまだ二人のおばさんは降りない。
このままじゃ僕は降りられない。困った……。

84 :名無し物書き@推敲中?:04/11/03 00:37:15
そこで終わるのは反則だと思う。
次の人への「とっかかり」を伸ばしておかなくては、どこから「接いで」いいのかわからない。
ひとつの「場面」(シーン)ごとに決着をつけてもらわねば。

85 :名無し物書き@推敲中?:04/11/03 00:51:04
【速報】吉野家牛丼12月15日復活!!【衝撃】
http://food6.2ch.net/test/read.cgi/konamono/1097366937/l50


86 :名無し物書き@推敲中?:04/11/03 01:11:38
敗戦後五十九年、いまさら牛肉に餓えてるなどと、いささか馬鹿っぽいものがあるぞ。。。
吉野家の牛丼?
俺は松屋のカレーの方が好きだ。
#85はもう少し敗戦国の国民らしくしゃんとしろ!
たかが牛丼ごときでうろたえるな!!

87 :名無し物書き@推敲中? :04/11/03 14:42:05
今日は一日気分が重い。香田さん、合掌・・・

88 :名無し物書き@推敲中?:04/11/04 19:09:20
おーい
位置さーん
どこに居るんだーい?
中学生の位置さーん
ハアハア。

age

89 ::04/11/05 10:07:58
「トイレット」

郊外に、夢のマイホームを買った。
俺と妻は38歳で、息子の隆は10歳になる。
暖かい我が家を持つには、ちょうどいい頃合だ。
中古の物件ではあったが、コツコツと貯めていた金のお陰で、
ほぼローンを組まずに購入することが出来た。



90 ::04/11/05 10:21:19
そのことに気づいたのは、転居して数日経った頃だった。
夜になると、1階の奥にある和式のトイレの電気がつきっぱなしに
なっていることが多いのだ。

91 ::04/11/05 10:24:41
嫁と息子はリビングで、テレビを観ている。
おおかた、隆が入った後に電気を消し忘れたのだろう。
そう思って、俺は脇のスイッチに手を伸ばし、トイレの電気を消した。
そんなことが、数回、続いたのだった。


92 ::04/11/05 10:27:29
その夜は、会社での飲み会があり、俺の帰宅は午前様になった。
もう妻も隆も寝入っているだろう。
ほろ酔い気分で水を飲むためにリビングに入ろうとして、
俺はふと足を止めた。

93 ::04/11/05 11:32:15
廊下の突き当たり。
トイレの灯り取りの小さな格子窓から、明かりが漏れていた。

94 ::04/11/05 11:45:46
時計を見ると1時半を廻っている。
妻がまだ起きていたのだろうか。
廊下を進み、トイレの前に立って声を掛けてみる。
「瑶子か?俺だ、帰ったよ」

95 ::04/11/05 11:50:49
返事はない。また消し忘れか。まったく。
明日の朝、注意してやらなきゃいかんな。


96 ::04/11/05 11:55:46
スイッチに手を伸ばし、電気を消す。
その時、トイレの中から声がした。

「消さない で」

97 ::04/11/05 13:42:07
子供の声。妻のものではない。
ぎょっとして俺は振り向いた。
「隆か?」
答えはない。
俺はトイレのドアノブに手を伸ばした。

98 ::04/11/05 16:24:34
しかし、力を込めてもドアノブは廻らなかった。
中からも反応がない。
「おい、隆なのか?」
自分の声が少し上ずった。
その時、乾いた笑い声がトイレの中から響いた。


99 :T:04/11/05 19:58:43
背筋に冷たい感触が走った。
直感で俺には分かってしまった。
この笑い声は、人間のそれではない。
少なくとも、生きている人間のそれでは。
次の瞬間、何か物が落ちたような鈍い大きな音がして
家の中の全ての灯りが消えた。

100 :T:04/11/05 20:01:11
暗闇の中でトイレのドアノブが勝手に廻る音がした。
ギイ・・・と扉が開く。

101 :中嶌菜々実 ◆ilFSWe7bAo :04/11/06 09:17:33
続きまだ〜?

102 :名無し物書き@推敲中?:04/11/06 16:14:50
ttp://chokkari.ld.infoseek.co.jp/diary/star/star2.html

103 :◆8682W5F4cQ :04/11/06 16:45:23
ふう、やっと土曜日だ。
中学生やってるものらくじゃないよ。

104 :◆8682W5F4cQ :04/11/06 17:51:45
>中学生やってるものらくじゃないよ。

訂正

中学生やってるのもラクじゃないよ。

105 :くじら ◆8682W5F4cQ :04/11/07 14:41:52
処女作がついにできました。

106 :名無し物書き@推敲中?:04/11/07 14:48:44
がんばれ中学生。
どっかに投稿してみれば?

107 :くじら ◆8682W5F4cQ :04/11/07 15:02:55
じゃあアリに投稿します。

108 :T:04/11/08 09:17:33
突然の闇に目が慣れない。
しかし、開き切ったドアの奥に、さらに深い闇がうずくまっていた。
とてつもなく邪悪な意志を秘めて、それは、俺に触れようとしてきた。

109 :T:04/11/08 10:30:17
咄嗟の機転だった。
俺は、スーツの上着のポケットからライターを取り出すと
手を前に突き出しながら、火を点した。
俺に触れようとしたモノの気配が、ピタリと立ち止まる。

110 :T:04/11/08 11:41:12
潮が引くように、そのモノの気配は急速に萎んでいった。
廊下の電気が一瞬、明滅し、通常の状態に戻った。
同じようにリビングの電気も点ったようだ。
そして、ライターを構える俺の前にあるのは、ドアが開かれたままの、
何の変哲もない便所だった。

111 :T:04/11/08 12:56:34
すっかり酔いの覚めた頭で俺は立ち竦んでいた。
一体、今のは何だったのか?
ふと横を見て、俺は愕然とした。
8月だというのに、窓ガラスが冬の夜のように真っ白に曇っていた。
自分の吐く息が、白かった。

112 :H・エ・H:04/11/08 22:40:19
戻ってきました!今ストーリー練ってるところです
題名「アラクレ」近日公開!

113 :T:04/11/09 09:51:59
今から思えば、この不可思議な現象のことを
妻と子に話しておくべきだったのだろう。
翌朝の、平和な朝食の風景の中で、俺は結局
この奇妙な体験について話すことができなかった。


114 :T:04/11/09 09:53:37
そう。俺がその朝、会社へ出勤していった数時間後には、
妻は、もう妻ではない別のものに変えられてしまっていたのだ。

115 :H・エ・H:04/11/09 12:43:34
やっぱ辞めます「アラクレ」

116 :名無し物書き@推敲中?:04/11/09 14:03:48
('A`)

117 :H・エ・H:04/11/10 23:23:07
('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)
   ('A`)('A`)('A`)
      ('A`)

     





118 :H・エ・H:04/11/10 23:56:32
      ('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)
     ('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)
    ('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)
     ('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)
      ('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)
       ('A`)('A`)('A`)('A`)
          ('A`)('A`)
           ('A`)
















119 :名無し物書き@推敲中?:04/11/11 14:03:28
↑危険!スライムが増殖中

120 :名無し物書き@推敲中?:04/11/11 22:37:28
スライムの焼却処理を頼みましたから このスレは安全です
でも肝心な人があまり・・・・

121 :名無し物書き@推敲中?:04/11/12 23:12:38
【私の小説思いつきで毎日を変えます。】

このスレタイかと思った。
カッコ良くない?

122 :名無し物書き@推敲中?:04/11/13 17:05:36
つづきまだ〜?

123 :先夢〜サキユメ〜:04/11/13 21:07:14
オレニハミエル オレガコレカラナニヲスルノカ
チャンチャン♪

124 :T:04/11/17 14:03:24
第1章 受胎

125 :名無し物書き@推敲中?:04/12/25 06:21:29
age

126 :名無し物書き@推敲中?:04/12/25 12:50:06
中学生さんへ。 私も中学生です。釣りの人ではありません。
いま私は、サンタさんがプレゼントを待っている話を書いています。
真夏のある日、メタ・サンタさんが、やってくると、
サンタさん達は信じているのです。
来年のイブまでに、書けたら、いいなぁ。

くじら釣れろ、くじら釣れろ、くじら釣れろ、

127 : ◆UJM2gasrzU :04/12/25 14:41:48
代理で書きます

128 : ◆UJM2gasrzU :04/12/25 15:51:31
その日は豪雨だった夜の闇を貫き雷鳴がはしる
その闇の中で二人の男の影があった
「機嫌が悪そうだな」「断る」
「これほどいい条件はないと思うのだが、考え直してくれないかね?」
「報酬は相場の倍払おう、君にとっても損な話ではないはずだ」
押し殺すような声
「貴様、何様のつもりだ」
「神さ」

これがこの男達との出会いである
この二人の正体を確かめることこそ最良の選択であると判断した私は違和感を感じながら
一ヶ月後人類は滅亡する

129 :名無し物書き@推敲中?:04/12/25 17:57:24
おわっ、見捨てられてたから盗ろうと思ってageといたら、
先に書かれてるし・・・・

130 :名無し物書き@推敲中?:04/12/25 18:22:03
age


131 :名無し物書き@推敲中?:04/12/25 21:54:01
ジーッ (@ ̄_ ̄) ・・・・・

132 :笑い声:04/12/25 23:01:29
「え?」
「どうした?修一」となりにいる友人が不思議そうに聞いた。
「いや、さっき誰かの声が聞こえたような気がして」
「そうか?俺は別に聞こえなかったけど。それに周りには誰もいないじゃない
か。疲れてるんじゃないのか?今試験前だし」
「そうかなぁ」
「きっとそうだよ。おれも進級やばいからそろそろ帰って勉強するわ。じゃあ
な。あんまり無理すんなよ」
「ああ、バイバイ」
友人と別れたあと俺はさっさと家に帰り試験勉強にとりかかることにした。
まずは苦手科目である数学からすることに決め、鞄から教科書を取ろうとし
たその時だった。またさっきの声が聞こえたのだ。さっき聞いたときは声が
小さすぎてわからなかったが、今度ははっきりと聞こえる。
それは女の笑い声だった。



133 :笑い声:04/12/25 23:20:21
その声はあきらかにまともな人間の声ではなかった。
狂気じみたこの世のものとは思えないひどく不快な笑い声だった。
しかもその声はまるで俺のすぐ側で笑ってるかのようにはっきりと聞こえた。
その上、その声は途絶えることなく聞こえ、しかも時間がたつにつれその声は
少しづつ近づいてくるように思えた。最初のうちはせいぜい四、五メートルく
らいだったように思えたが、今では一、二メートルくらいの距離までちかづい
ている。
もう試験勉強どころではない、このままでは俺の頭が狂ってしまう。
俺はこのことを母に話した。母は最初俺が試験勉強をしたくないために嘘を
ついてるのだと思ったらしいが、

134 :名無し物書き@推敲中?:04/12/25 23:23:41
huun

135 :笑い声:04/12/25 23:27:42
俺の尋常じゃない怯えかたををみてすぐに病院に連れて行ってくれた。
病院につき診断を受けている間も、女の笑い声は少しづつ俺に近づいていた。
診断の結果身体には異常は見られず、一種のノイローゼだと言われた。
家に帰った後もその声が俺の耳を離れることはなかった。もう女の声は俺の
耳のすぐ側まで来ていた。

136 :笑い声:04/12/25 23:54:29
もう限界だった。俺は台所の包丁を持ち出すと、自分の耳を切り落とした。
俺の服も床も一瞬にして真紅に染まった。不思議と痛みは感じなかった。
むしろあの忌まわしい笑い声から解放される喜びでいっぱいだった。
しかし解放されることはなかった。
俺の目の前で女が狂ったように笑っているのが見えてきたのだ。
その女には目も耳もなかった。かつてそれらがあったであろう場所からはただ
おびただしい量の赤黒い血が流れているだけであった。
俺は包丁を自分の眼に突き刺し、両方ともえぐりだした。
俺は暗闇と静寂に包まれた。しかし解放されることはなかった。
「あはははははははははははははははははっ!」
なんだかとてもおかしかった。笑わずにはいられなかった。
暗闇の中であの女があの女が笑っているのが見えた。聞こえるはずのないあの
笑い声が聞こえてきた。しかしもうその声は不快には聞こえなかった。
むしろ心地いいとさえ思えた。
「あははははははははははははははははははははははははははははっ!」
暗闇の中で俺とその女の笑い声だけがいつまでも響き渡った。




137 :笑い声:04/12/25 23:57:57
「え?」
「どうしたの?由美子」
「うん。今男の子の笑い声が聞こえたような気がして」

138 :笑い声:04/12/26 00:01:15
いやー、生まれて初めて小説を書いてみました。ちなみに19歳です。
未熟な作品ですが、よかったら感想とか聞かせてください。

139 :名無し物書き@推敲中?:04/12/26 00:17:28
ほう、短編ホラーですな。
やや最初の引きこみが弱い気もするが、ストーリー構成と結末の
落としどころは良いのでは?

原稿用紙に書いて活字化されるものとは異なり、WEB上での発表は、
詰めすぎると読みづらいので、もう少し行間があったほうがスッキリ
するかと・・・。ま、内容ではなく、単に技術的な問題ですが。

このスレの中では、なかなかの出来栄えかと思われ。
ま、最初はみんなキバってみるものだが、真価は次回作以降にこそ
現れるものなので、何か他にもかいてみれ。


句読点のメリハリで、もっと文体が生き生きとしてくる気もするけど、
まぁ、それは個人の感性の問題であるから、言及しません。

140 :138:04/12/26 01:45:27
>>139
レスありがとうございます!なるほどたしかに読みづらいですね。
このスレを読んでいるときにアイディアがうかんで、思いつくままにかいて
いったので。はじめて書く小説だったので興奮のあまり読み手のことを全然
考えていませんでした。反省しております。それと最初の引き込み弱いです
か。うーん。書き出しって落ち考えるより難しいですねぇ。
実は1ヶ月ほど前から小説を書こうと思って、設定だけはすでに10作品以
上あるのですが、どれも書き出しが思いつかず処女作を書けず、いらいらし
ていました。今回未熟ながらやっと処女作を書くことができました。
またいつか作品を書き終えることができたら、発表したいと思います。



141 :名無し物書き@推敲中?:04/12/26 08:41:10
age

142 :名無し物書き@推敲中?:04/12/26 12:43:51
「あははははははははははははははははははははははははははははっ!」
の「ははは」は、もう少し余韻を残した方が、良いのでないでしょうか。
ちなみに、一番、長く
「はははははははははははははははははははははははははははははは」
を響かせたのは、夢野久作ちゃんではないかと、私は思います。
どこぞに詩人さんも、大変に長い「ははは」を活字に残している、
って記事を読んだような記憶があるけど、思い出せない。
トシかなぁ、と思う、私は中学生です。

143 :名無し物書き@推敲中?:04/12/28 08:29:36
age

144 :名無し物書き@推敲中?:04/12/28 08:49:27
ネトゲサロン板にあったスレ。餓鬼が書いたみたいな小説。だけど爆笑してしまった。
とりあえずドゾーつhttp://game10.2ch.net/test/read.cgi/mmosaloon/1089585639/

145 :名無し物書き@推敲中?:04/12/28 09:24:45
いや、餓鬼が書いたみたいな ではなくて
ほんとに餓鬼が書いてるんでしょ

146 :名無し物書き@推敲中?:04/12/28 21:56:08
>>144
闇黒さん燃えてます。激ワラ100000パーセントーっ!
のたうち捻挫しました。だははははは。

147 :O型 ◆OOcyOf/h8E :2005/04/27(水) 19:44:46
今夜はこの地下スレで呟かせてもらおう。

148 :O型 ◆OOcyOf/h8E :2005/04/27(水) 19:53:13
大学が終わってから、病院に帰って、ただいまをいうのはやっぱり妙な気分だ。
 入院が長くなると、大学へは病院から通うことになるんだけど、病院だとなぜか朝一限に起きれる。特別な環境だと、きちんと起きれる変な体質。
 病院でなんで2ちゃんできるかっていうと、携帯持ち込んでるから。
今いるのは、四人部屋で、窓際のベッド。
 11階。窓からは首都高が見える。夜の暗やみに宝石のようににきらきらと浮かんで、ずっと先まで続いている。


149 :O型 ◆OOcyOf/h8E :2005/04/27(水) 20:02:12
 この病院には何度か入院しているけど、首都高がきれいに見える夜が大好きだ。
 看護婦さんたちは携帯に気付いているけれど、黙っていてくれている。
 夜になると、ナースステーションもすっかり静まりかえり、部屋には何の音もはいってこなくなる。
 そんなときに窓から見下ろす首都高の光たちはほんとうに美しい。この時間が、永遠に続いていくような感覚になるのだ。
 どこまでも広がる暗やみに光る星。とても宇宙的な感覚だと思う。

150 :O型 ◆OOcyOf/h8E :2005/04/27(水) 20:12:22
大学から帰ってきてみたら、ベッドのサイドテーブルに夕食が置いてあった。
 ちゃんととっておいてくれていた看護婦さんに感謝。四限までびっちり授業があって腹ペコだった。
 夕食の後には採血をした。先生が採血が上手くて、血管に針が入らずやり直しなんてことにならなくてよかった。採血では、甲状腺のホルモンの値を調べる。
 今日は疲れたのでこれでおしまい。
 明日はまた一限から大学だから、早く寝よう。


151 :◆eQHe/TN/fs :2005/04/27(水) 22:15:18
 眠れないんでもう一発。
明日の実習は、人体組織を顕微鏡で観察するというやつです。
 膵臓の組織や腎臓の組織のそれぞれの特徴を顕微鏡でみて覚えるんですが、観察のあとにその確認テストがあるのがやっかいです。
 全問正解するまで残されるという噂。
 ちなみにこの前の実習はラットの解剖でした。そのことは、また後程。

152 :◆eQHe/TN/fs :2005/04/28(木) 07:29:36
今、大学へ向かう電車の中です。
病院から大学まで、約二時間ほどの長旅です。

153 :◆eQHe/TN/fs :2005/04/28(木) 08:41:58
埼玉の田舎の小さな駅にいます。
大学のスクールバスがこの駅からでます。
駅前のボロボロのベンチから、辺りをみていると、東京の駅前より人が通らないことに気付きます。


154 :O型 ◆OOcyOf/h8E :2005/04/28(木) 19:13:57
帰ってきた。スレあげはまだ当分しないでおこう。
 やっぱり、無理しても大学いってよかったです。自信に繋がるから。
 実習はおもしろくなかったけれど。
 それじゃ、スレタイ通り、小説でも書いていこうかな。


155 :O型 ◆OOcyOf/h8E :2005/04/28(木) 19:17:32
暇つぶしに携帯でネットに小説書けるなんて、パケ放題とは素晴らしいものだ。

156 :O型 ◆OOcyOf/h8E :2005/04/28(木) 19:29:42
地下の廃スレなら、私が駄文を書いてもいいだろう。

157 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/28(木) 20:05:07
駄文だから、間違ってageちゃったら終わりだから気を付けよう。

158 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/28(木) 20:56:54
今日も病室で一人だけ遅い夕食だった。
三語スレにでてたお題、で、覚えてるやつを使って書いてみよう。眠い。

159 :◆eQHe/TN/fs :2005/04/28(木) 21:04:36
「藤」「照れ」「ビジョン」

 庭にある藤の花に、かすかな雨露が残っている。
 朝、少し雨がふった。
「雨のあとの藤の花というものは、やはり美しいものですね」
 男はそう言い、庭にでた。藤の花にそっと触れる。
女は部屋からそれを見ている。 
 昨日の夜、この男、左近衛府少将は、どこにいたのだろうと女は想像する。 
 少将は、好色なことで有名であった。
 宮仕えの女官たちはしきりに、少将がだれそれと文をかわしたなどと噂している。
昨日、女は少将をまちながら、夜を明かした。
 降り始めた雨にも気付くことなく、じっと少将を待ち続けた。その脳裏には、少将が他の女官の屋敷に通っているビジョンが、離れることなくしっかりと焼き付いていた。
 しかし、それは絶望的な夜ではあったが、少将のいない夜はどこか女を安心させ、ひそかに滑稽で自虐的な想像を楽しませてくれた。
 雨が止んだ頃に少将が女の姿を見せたときには、女はこの少将が憎いような愛しいような、そんなどうしようもなく複雑な感情を覚えた。
 色白で細くきれいな少将の指先が、藤を一房つんだ。
 それを持ち部屋にあがってきて、照れながら女に差し出す。少将の白い指に、薄紫の藤がよく映えている。
 女は、少将の藤色の立派な着物に、雨の雫がついていることに気が付いた。
 ――この男は、雨のなか、私の屋敷まで駈けてきたのだろうか。
 女はそう思うと、それだけでとても満足した。
男が雨にうたれながらも屋敷まで駈けてきたと考えることは、それだけで女に素晴らしい快楽を与える。
 少将は、しばらく居て、自分の屋敷へと戻った。
 女は、じっくりと思い出す。
 少将の着物についた雫。白い指。藤。
 女は、部屋の隅の箱にしまってあった長い文をとりだした。美しい字で、女に愛を告げる文だ。
大納言からの文を、女は少将に気付かれぬようよう、今まで大事に隠していた。
 それを一枚一枚割いていく。
できるだけ細かく、女はびりびりと文を破る。
 破られていく白い紙は、女に少将の美しい指先を連想させた。
 畳におかれた薄紫の藤が、いつ終わるともないその景色をじっとみている。



160 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/28(木) 21:07:26
藤照れビジョンってお題、あったよね。
三語にはまだ書く余裕ないや。明日もお題もらって書こう。
学校はないけど、母がくるはずだ。

161 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/28(木) 21:15:39
もう一発いきたいが眠い。

162 :◆eQHe/TN/fs :2005/04/28(木) 22:36:06
砂 靴下 石鹸

朝つよかった風がだいぶおさまった昼下がり、達也は公園へでた。
 昨日達也が砂場に作っておいた砂のお城は、見事に風に壊されていて、あとには飛ばされてきた小枝や葉っぱが散っていた。
 達也は砂場にしゃがみこむと、もう一度お城を作りはじめた。昨日のような、立派なお城を作るつもりだった。
 まずはお堀をつくって、それから土台を盛る。
 達也は砂をどんどん掻き集め、夢中に作りはじめた。
 堀が深く掘られていないと敵が簡単に攻め込んでこれてしまうし、土台がきちんとしていないとあっという間に城は崩れてしまう。この段階は大切だと達也は思った。
 土台の上に砂をのせていくと、ほぼ城の形ができてきた。
 達也は手は砂だらけだし、靴下にも砂がくっついていたが、夢中で城を作り続ける。
 城がほぼ完成に近づいたころだった。
達也の母親が達也をむかえにきた。母親はにっこりと笑って達也に言った。
「あら、立派なお城ができたわねぇ」
 達也が黙っていると、母親は、手伝ってあげましょうね、と言い、城に砂をぺたぺたと塗りはじめた。
「ここが王さまの部屋ね。ここはお妃さま。皇子さまはここね」
 母親の赤く染まった指先が、城に部屋を書いた。その時の母親からは、達也の嫌いな石鹸の匂いがした。
 部屋ができて、城は完成した。
 「さぁ、達っちゃん。立派なお城ができたわね。そろそろお家に帰りましょうね」
母親の手にひかれ、達也は砂場を離れる。
 公園にはだれもいなくなった。
風がまたつよくなり、ゆっくりと砂の城を崩していく。

163 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/28(木) 22:52:27
やっぱり最後のインパクトが足りない。


164 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/28(木) 23:38:09
ふいんきだけで、内容かないようなので、もう一本いっとく。

165 :O型 ◆OOcyOf/h8E :2005/04/28(木) 23:52:29
きららに送ろうと思ってる保存メールがあるんだけど、送ってはしにもぼうにもかからなかったら趣味とはいえすごく落ち込むな。
でも三語スレ大賞だけで満足したくないんだよな。

166 :O型 ◆OOcyOf/h8E :2005/04/29(金) 00:03:55
よくみたら、母親のセリフもすごく不自然かも。

167 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/29(金) 00:59:14
けっきょく眠れない。
明日からはレポート書かなきゃいけないなぁ。

168 :O型 ◆OOcyOf/h8E :2005/04/29(金) 08:54:48
起きた。今日は何もないひだ。
スレあげしてイタズラする元気はまだない。
今日も三語からお題をもらう。

169 :◆eQHe/TN/fs :2005/04/29(金) 09:36:07
「神社」「初夏」「憂欝」

 近所の神社で行なわれる祭りの準備に下の弟たちがかりだされると、家の中はすっかり静かになってしまった。
 日曜日の昼間。久しぶりにナツはゆっくりとできそうだった。
 「ばっちゃぁー」
 ナツは廊下にでて、おお声で祖母を呼んだ。
 こう大声でもださないと、ナツの家は広すぎて、だだでさえ耳の遠い祖母にはとどかない。
 最近ナツは祖母と囲碁をうつのを楽しみにしている。
 祖母と祖父は、碁会所で知り合ったというほど、囲碁が上手だ。
 「ばっちゃぁー。囲碁やらんー」
 ナツは再度声をあげたが、やはり返事はない。
 仕方なく、ナツは一つ一つの部屋を探していくことにした。
 この家はとても古い造りになっている。廊下が長くのびていて、途中脇にいくつも部屋がある形だ。
 ナツは木のぎしぎしいう廊下を進みながら、順々に部屋の障子をあけていった。
 ここにもいない。ここにもいない。
 ――まるで、ナツとばっちゃでかくれんぼをしているみたい。
 ナツはそんなことを考えているうちに、ちょうど仏間の前にきた。
 この部屋には仏壇がおいてあって、祖母は毎日祈りを捧げる。
 ――死んだじっちゃのためじゃ。
 ナツは知っていた。祖父はナツがまだ小さいころに流行病で亡くなっていて、ナツはその顔も思い出すことができない。
 祖母は毎日、仏壇に手を合わせる。
 ナツの母はそれを、いつまでも陰気くさくてかなわんわぁ、と嫌がっていた。
 ナツは思い切って、障子をあけた。
 窓が大きくあけられていて、初夏の涼しい風がぶわっとはいってきた。
はたして、祖母はいた。縁側に腰掛けて、庭をみていた。


170 :◆eQHe/TN/fs :2005/04/29(金) 09:44:02
ナツは思い切って、障子をあけた。
 窓が大きくあけられていて、初夏の涼しい風がぶわっとはいってきた。
はたして、祖母はいた。縁側に腰掛けて、庭をみていた。
 ナツはその背中に、声をかけようとしたが、なぜかみなれた祖母の背中はいつもとは何かが違う気がした。
 ――ばっちゃ、背ぇ、縮んだか。
 ナツは不思議に思い、祖母の背中を見つめた。
 すると、祖母はナツに気付いたようだ。ゆっくりとナツの方に振り向こうとした。
 ――あかん。
 ナツはなぜかそれを見ちゃいけないような気がして、反射的に目をぎゅっと閉じた。
 その時
 「ナッちゃん」
祖母の声がした。
 隣の部屋からだ。
 ナツは急いで仏間を出ると、障子をしっかり閉めて隣の部屋へと走った。祖母は囲碁を並べていた。
 「ばっちゃ、お仏壇の部屋におったんやないの」
 ナツが祖母に仏間でのことを話すと、祖母はゆっくりとうなずいてわらった。
 「そりゃ、じっちゃのいたずらじゃ。じっちゃが死んだのも、こんなよう天気の晴た日やった」
 窓からは初夏の涼しい風が吹いてくる。
 近くの神社からは弟たちの笑い声が聞こえた。 ――じっちゃやったんかなぁ、あいたかったなぁ。
ナツは目を閉じてしまったことを、少し残念に思った。
 碁石がコトリ、と音をたてて笑った。

171 :◆eQHe/TN/fs :2005/04/29(金) 09:55:55
長くしてみても、内容がないようなので、駄作だ。

172 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/29(金) 10:37:10
今からレポートやる。
夜にまた書くよ。

173 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/29(金) 13:05:38
いま気付いたけど、憂欝がはいってないや。

174 :◆eQHe/TN/fs :2005/04/29(金) 14:58:01
エレベーター 深夜 死体

 雨の降る、夏の夜だった。
 たまっていた残業をようやく終えた私は、会社を出るためにエレベーターホールでエレベーターを待っていた。
 窓には雨が当たりぴしぴしと音をたててていた。
 空調機の低い音と雨音が混じり深夜のオフィスに響いていた。
 ――おかしいな。
 私はさっきからエレベーターが、地下一階に停まったまま、いこっうに動いていないことに気付いた。
故障だろうか、いや、最近メンテナンスをしていたはずだ。
 どういうことなんだろう。
 エレベーターは相変わらず地下一階にいるらしかった。
 そういえば、と私は同僚から聞かされたある話を思い出した。
 この会社の地下一階は、製品の研究開発場所となっている。そこには、ホルマリンのプールがあって、実験用の人間の死体が浮かべてあるという話だ。
 突然、目の前のランプが点滅した。エレベーターが地下一階から動いたみたいだった。上昇している。
 そういえば、同僚は、死体が地下に自分の身体を探しにいく、なんてことも言っていた。そのせいで残業などで夜遅くなると、エレベーターが地下一階で停まるらしい。
 ――馬鹿馬鹿しい。
 私はランプをみた。
 エレベーターは二階まできている。
―ただのちょっとしたオフィスの怪談じゃないか。
エレベーターの表示は三階になった。
――でも、こんな深夜に、だれが、乗っているんだ。
ガタン、と大きな音がした。
 エレベーターが、五階に停まった。
 そして、ゆっくりとドアが開き……。

175 :◆eQHe/TN/fs :2005/04/29(金) 15:14:58
やっぱり駄文だ。
気分的にもだめかも。

176 :◆eQHe/TN/fs :2005/04/30(土) 16:05:33
久しぶりにあがってるスレに逝ってみたけれど、相変わらずだった。
あいつはまるでダメだ。

177 :◆eQHe/TN/fs :2005/04/30(土) 17:11:51
マジで削除依頼なんて馬鹿みたいだ。

178 :◆eQHe/TN/fs :2005/04/30(土) 17:29:59
あいつはなんであんなに頑固なんだ?
私がコテの馴れ合いを見たくないのは、2ちゃんという遊び場に急にスーツきた御一行が傾れ込んできたみたいな痛さを感じるからだ。
2ちゃんでメール交換とか腐女子の家庭は教育水準が高いとかマジで笑えるよ。
そのおかしさに気付かないほどの頑固さだよ。

179 :◆eQHe/TN/fs :2005/04/30(土) 17:31:51
せっかく外泊に家に戻ってきたのになぁ。うんざりしちまった。

180 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 17:46:05
やっぱ名無しになるか。

181 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 18:23:13
孤高になりきってるつもりなんか、ないんだけどなぁ。
好きなようにやりたいようにやってるだけ。

182 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 20:49:07
age

183 :◆eQHe/TN/fs :2005/04/30(土) 20:50:49
あーあ、ageられたし。
しーらね。

184 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 21:04:25
タイミングからいって☆の確信犯w

185 : ◆B4D5PZqHT2 :2005/04/30(土) 21:18:48
こんなのもあったんですか・・・。
なるほどね。
わたしは関係ないけど。
腐さん、自分でageてるし(笑
っていうか、性格なくとなく暗いのね。。。

186 : ◆B4D5PZqHT2 :2005/04/30(土) 21:20:57
削除人さん、一時的にでもいいですからID表示やってみてください。
誰が真犯人かわかるはずだから。
わたしもぜひぜひ知りたい。



187 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 21:21:20
なんで自分で恥ずかしいスレあげなきゃいけないんだよ。

188 : ◆B4D5PZqHT2 :2005/04/30(土) 21:27:10
>183
で ageてますよ??

189 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 21:36:31
腐さん。コテで三語に書きなよ。
こっちも適当に荒れていた方が書きやすいんだけど。


190 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 21:42:43
初めて見るスレなんだけど(なんて嘘を何故かつく)、創作板もID導入すりゃあ良いのになぁと思う。


191 :うぃ:2005/04/30(土) 21:45:15
暇人。

192 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 21:57:03



193 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 21:59:07
185 名前: ◆B4D5PZqHT2 :2005/04/30(土) 21:18:48
こんなのもあったんですか・・・。
なるほどね。
わたしは関係ないけど。
腐さん、自分でageてるし(笑
っていうか、性格なくとなく暗いのね。。。




根拠なく「自分であげてるし」。

194 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 22:25:18
なんだかなぁ。
ageられたのはしょうがないけど、こんな独り言スレがあげられると恥ずかしすぎる。

195 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 22:29:04
別の地下スレに引き籠もろう。

196 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 22:31:44
>こんな独り言スレがあげられると恥ずかしすぎる。 別の地下スレに引き籠もろう

このセリフはかっこ悪いぞ。ここまできたらコテつけて、アゲまくれよ。
つまらねえ奴だな。

197 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 22:40:26
レポート書いて寝る。
もうしらん。

198 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 22:45:52
ちなみに、私がEEに投稿したのは恋愛祭りの後夜祭の名無しの2作。初心者のやつ。
削除して板卒業するよ。

199 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 22:52:53



200 ::2005/04/30(土) 22:57:15
卒業するってさ。

201 :名無し物書き@推敲中?:2005/04/30(土) 23:00:25
あー。後味わるい。
しばらく別の地下スレで引き籠もろう。

202 :1:2005/05/01(日) 07:38:01
自分が立てたこんなスレがあることすら忘れていたが
それなりに活用されていたようで喜ばしいことだw

203 :名無し物書き@推敲中?:2005/05/01(日) 08:03:07
いまさらだけど、>162いいね。

204 :名無し物書き@推敲中?:2005/05/01(日) 09:06:40
なんかしんねーけど
☆をなんとかしてくれ
名前も出したくない
他コテが諫められんの?

205 :名無し物書き@推敲中?:2005/05/01(日) 09:37:28
>>203
159の方が好きだな。

206 :名無し物書き@推敲中?:2005/05/01(日) 09:38:42
>>204
他力本願イクナイ

207 :名無し物書き@推敲中?:2005/05/01(日) 09:59:24
159はなんかネカマの書いた文みたいだ。

208 :名無し物書き@推敲中?:2005/05/01(日) 11:08:39
>207
そ れ だ ! !

209 :名無し物書き@推敲中?:2005/05/01(日) 12:28:14
腐 ◆eQHe/TN/fsの三語はいいな。

210 :鬼ロク:2005/05/02(月) 19:16:41
エロ小説、書いてもいいかな?

211 :◆eQHe/TN/fs :2005/05/02(月) 19:48:24
>210
いいよ。

212 :箜間桐孤 ◆zrfOxD0F0s :2005/05/05(木) 03:50:36
   ,.、\ヽヽ\l .l                      l .l| | |/./う
   \ヽ  ´y' l                      | ヽ` ´/
     ヽ,  (  }                    | ,  /
       ヽ   〈  ___         ___ / / .イ'
        ヽ  ヽ´    >´ ̄ ̄ ̄`<    `/  /
         ヽ  ヽ  , '´         ヽ   /  ./
.         ヽ  ヽ   ,,,,,,,      ○○ ヽ /   /
          ヽ  ヽ __ -==ニニニ=、、○  /   /
.           ヽ 、 . ソイ /l,‐ヽ ヾ‐ト、ヽ\ャ' ' ' /
            ソ´〃!ハ Yヽ_ヽヽl _ヽlヽハ/ \_/ヽ
            く  /! .ルl '⌒ '_⌒ソ i!゙\___`フ   くうかん とうこーっ!
           〃 >´ i ハi!ヘ"" l、 ノ""i i!    `ヽ
           /'{  レ |ハ>ュ ,_ イi リ     }、
            \  /  _,,>甘<' レ'ヘ     /
            ( \|/´ //,ハヾ\ ト   /
             ヽ/∧ヾ  /〃ヽヽヾ \   /
              {::::::∨`´〃 ,"ヘ ∨ _/::Y丿
              i/  /、/    l lo!:::::}

箜間桐孤のホームページ
http://www.geocities.jp/shinpei19822002/

         /ヽ_ /ヽ
  ヽ l /    ( ,===∵)
           l" ルノノ)ハl
ヽ(*´∀`*)ノ(ヽノリ^ヮ^ノリ/゙) やったぁぁぁぁぁぁ!

箜間ちゃんねる
http://yy31.kakiko.com/kuukan/


213 :エロ小説:2005/05/16(月) 10:53:54
「もしもし」
『あ……えっと』
「……もしもし?」
『あ、佑子さん、は?』
「は?」
『佑子さんは……ってか、キミ息子さん?』
「そう、ですけど」
 何だこいつ。
「あ!」
「あ、母さん」
「ちょっと待ってあっちゃん。電話、代わる」
「なんか変な電話だよ?」
「いいから。あ、じゃあ2階ので取るね。いいって言ったら、置いて」
 母さん? しばらくして。
「あっちゃん、いいよー」
「あいあい」
 がちゃん。……なんだろ?まあいいか、さみいさみい。
「失敗失敗、あはは」
 しばらくして、エプロンを外しながら母さんが降りてきた。
「……ねえあっちゃん。母さんちょっと出かけてくるからね」
「えー。おかゆあっためてくれるって言ってたじゃん」
「洗濯で忙しかったの。あっためるくらいできるっしょー?」
「つーか、どこ行くの」
「んー……買い物。なんか美味しいもの買ってくるから、ね?」
「あい」
「っていうか、あっちゃんもちゃんと寝てなさいよー。まさかサボりじゃないでしょうね?」
「ちがうってば。……んじゃ、おとなしくおかゆ食って寝ますわ」
 母さんはそれ聞いて、奥に引っ込んでガチャガチャと。その間におかゆあっためて。さすが母さん、うめー。
「んじゃ、行ってくるから。ガスちゃんと止めたー?」
「止めたー。おみやげよろしくー」
 食卓からちょっと振り向いて。あ?
 へえ。母さんの髪、あんなに長かったんだ。いつも結んでるからわかんなかった。

214 :エロ小説:2005/05/17(火) 09:15:22
「さて……おおうっ」
 部屋に戻ろうとして立ち上がったら寒気。今年のカゼはたちが悪ィ。
「えっと。たしか……父ちゃんらの部屋に」
 薬箱は「危ないから」と夫婦の寝室に置いてある。そんなに子供じゃないんだけどねー。
 がちゃり。ここも寒っ!早く薬飲んで寝るぞ。薬箱は……。
「あ。いいモン見っけ」
 前に母さんが寒い時によく着てたちゃんちゃんこ。「ババくせえ」っていったら着なくなったけど。
「なんか重いな……でもあったけー」
 ますます病人なビジュアルになる俺。あとは薬。
「ないなー……もしかしてタンスの中かよ」
 部屋の一番でっかい衣装ダンスを開ける。んで、ソッコーで見つける。
「あったー。あー頭痛ェ……かぜ薬はどこだぁ?」
 あ。
 がちゃん。
 やっちまったー。薬箱落としちまったー。頭ふらついてるとロクな事ないね。
「片づけんと……おろ?」
 薬箱の下に、小さな本。「Diary」って書いてある。これくらいなら俺の学年でも読める。

 見るでしょ?見るよね。よって、見る。

215 :エロ小説:2005/05/18(水) 10:11:18
12月28日
おたがいに「ゆう」だって。待てよ?相手は偽名って可能性もあるのかー。 じゃあ、本名名乗ったわたしの致命的ミス(笑)!?
1月1日
今年もパパとあっちゃんが健康でありますように……とかいいつつ、初詣に出かける前のTELにはびびった!
番号伝えたけどこんな時間にかけてくるなよっ!おばさん怒っちゃうぞ!あせっちゃうぞ!
でも「おめでとー。俺が初めて?でしょでしょ?」の言葉には、うーむ……アリだな。
1月5日
会えないって。なんどもいわせるな
1月10日
ヘンなことに使ってるらしい。写真を。写真でもきれい!とかいわれると困る。まー声は自信があるんだけどね。
1月20日
彼女でもできたかっ!?おばさんをヤキモキさせやがって!もー知らん!電話来ても無視!
1月22日
携帯買おうかな。でもあっちゃんにダメっていってるからムリか。
1月23日
そういう言葉は彼女にいうもんだ。ダンナも子供もいる女にいっちゃいけないよー!焦る焦る。
2月5日
愛してる と キスしたい って どっちが効く?今のわたし には
2月10日
会ってきます。説教してきます。
2月11日
・・・・・・・・・げ。生徒手帳に「悠」。あっちゃんと同じ歳。こりゃー、ちゃんと教育しちゃらなあかん!
2月12日
された。急に来た。それもファミレスで。 ドキドキしてはいけない。妻として母として。 でも なにもいえなかった どうしてだろー
2月15日
4日TELなし やばいやばいやばいやばいやばい!
2月16日
プリクラ内でされる。明日も、とかいわれる。きっと出かけてしまうわたし。 だれが とめる?

読まなきゃよかった。頭がガンガンしてきた。日記を直して薬箱を直してちゃんちゃんこも脱いだ。寝た。寝られなかったよ。


216 :エロ小説:2005/05/18(水) 23:30:17
ちょっと待ってくれ。どーいう事?
 日曜日の朝、新聞の投稿欄見てゲタゲタ笑う母さんが。「冬ソナ拒否!見てハマッたらおばさんじゃん!」っていう母さんが。
 でも氷川きよしは好きで旅番組見てホロリする母さんが。「初恋の話聞かしちゃる」とか酔ってからむ母さんが。
 U.F.Oの振り付けを覚えるに至らなかったと後悔する母さんが。
 でも短大生の頃地元のスーパーのチラシに出た事がある母さんが。
 山口県出身、旧姓『浜』である飯田佑子35歳が……何したって?

 初詣に出かける直前、たしかに電話が鳴ったぞ。母さんが取ってすぐに「2005年初間違い電話だわ」だと。
 写真って何よ?ヘンなことってまさか。
 父さんや俺がいる母さんに、そいつは何ていったんだ?
 んでもって何会ってんだよ!無視するんじゃなかったのか?
 お、俺と同い年!?今度中3!?
 ……された、って何をさ?

 もうダメだ。ぜーんぶカゼひいた俺の妄想に違いない。あんな日記なんてなかったんだ。うん。
 時間たたねー。頭いてー。教育テレビ面白い番組やってねーかな?午後じゃダメか。

『んー……買い物。なんか美味しいもの買ってくるから、ね?』

 うわ。もしかして今も会ってんの!?


217 :エロ小説:2005/05/19(木) 09:21:58
普段母さんが何してるかとか考えた事なかった。たまたま今日俺がカゼで休んだから。
 でも電話かかってきて、なんか若い感じの男の声で。
 母さんはすぐに出かけてった。髪をきれいにして、着飾って。

 浮気かよー。あー、なんかムカムカする。マジで?
 去年の年末から、その悠とかいう俺と同い年の子と……ああう。
 違うな、全部母さんの妄想。最近家で一人でつまんないから、そういう妄想を日記に書いて、とか。
 ……つまんないから、浮気してんのか……?

 気がつけば頭痛は治まってた。窓の外、真っ暗。時計は……6時48分。
 下で物音がする。帰ってきた!

「おう。カゼどうだー?」
 父さんかよっ!
「どした?」
「いや、別に。カゼは、治った」
「そうか……牛乳飲むか?」
「いい。あ……母さんは?」
 頭痛くなくなったけど、胃がいてぇ。
「んー?まだみたいだな。買い物だろ?」
 5時間、家出てんだけど。買い物……買い物だったらいいなー。

「ただいまー!……あー、遅くなっちゃったねー」
 うわ、帰ってきたよ……どっから?

218 :エロ小説:2005/05/21(土) 11:23:34
「遅かったな佑子。どこ行ってた」
 もっという事あんだろうが父さん!俺だったら……あれ?なんていえばいいんだぁ?
「んー、前から中野さんの奥さんとデパートに行く約束してたの。したらデパートで久々に春日の山辺さんと会っちゃって」
 デパートとスーパーの買い物袋をどかどか置きながらしゃべる。証拠隠滅のつもりだろうけど……あの電話は中野さんからじゃないから、明らかにウソじゃん。
「おお、山辺さんかぁ。元気にしとったか?」
「あ、うん」
 絶対に、山辺さんとかいう人には会ってない。遅くなったいいわけに決まってる!
「おー、わが息子はもう起きて大丈夫なのかー?」
 ニコニコしながらこっちに来る。髪、いつもみたいにまとめろよ。くそう。
「お」
 俺の髪をかき上げて、おでこをこつん。
「……熱、下がったみたいじゃん。明日、ガッコ行ける?」
 おっきな目が、俺の目を見てる。唇が動いてる。なんか……かいだ事がない匂いがする、ぞ。
「……行く」
 でも、心ん中にあるうじゃうじゃした物の1%も言葉になんない。フツーに「行く」っていっちまった俺。
「そっか。いい子だあっちゃん」
 離れた。日記を信じるなら、おとつい悠って奴にどこかのプリクラ内でキス以上のなんかをされた母親が、離れた。
「あ。ブロッサムのプリン買ってきたよー。あっちゃん好きだったっしょ?あとで食べよ」
 買い物袋から野菜やらなんやらを取り出しながら、なんか嬉しそうにしゃべる母さん。
 納得、いかねぇー。

「ねぇパパ」
「んー?」
 まだカゼを引きずってて、あんまりおいしく感じないメシをもそもそ食べてる時。
「携帯、買っていい?」
 ぶっ。
「あ、大丈夫だよ。あっちゃんも欲しがってたから一緒に買ったげる。家族割とか、そーいうのもあるし」
 うわー。
「安いのかぁ?」
 いやいや父さん、そこじゃないでしょ本題はぁ!
「ん。いろいろプランもあるみたいだし。なんとかなるよ?よかったねあっちゃん」
 もう既成事実ですか……で、いやに嬉しそうな母さん。その携帯で、誰と話すんスか?

219 :エロ小説:2005/05/21(土) 11:24:34
 いやもう実際、布団に入っても寝られんし。
 目つぶれば父さんに了解もらって携帯買う事になった母さんの嬉しそうな顔が浮かぶし。
 でもって見た事もない、俺と同い年だっていう「悠」って奴が母さんと一緒にいる光景も。
 顔はぼやんとしてるんだけど、携帯で話したりファミレスで笑い合ったり腕組んで歩いたり……うわあ。

 朝ー……寝たか寝なかったかわかんない時あんじゃん?それ。で……寝なかった時に思いついた事いっこ。

「おはよー、早いな。どう?カゼいい?」
「ん」
 いつもどおり過ぎて、逆に警戒してしまう母さんの表情。気のせいだったら最高なんだけどなぁ。
「ちょい待ってて。もーすぐゴハンできるから」
「ん……服、探してくる」
 よたよた歩く演技。んで、廊下に出たらダッシュ!めざすは……日記!読んで気持ち悪くなったのに懲りずに読む!

2月17日
ケータイを買うことに。今日とった写メ送れないやん! っていわれたからっス
……とられたねー見事に。ノリだったからとはいえ……パパ、あっちゃんゴメン!
ポラロイドカメラ持ってくるとは用意のいいやつめ 記念、ってのはマズイよねー

これはどう判断したらいいのか……ま、胃が痛くなったのは事実ー。
で、写メとポラロイドに何を撮られたっ!?俺と父さんにあやまらなきゃいけないような写真ですかいっ!?
そしてそれを記念だとおっしゃる。母さん、カンベンしてくださいよー。

「あっちゃーん。制服ならここ出してるよー」
 うわお。あわてて日記を直し居間へ。浮気の証拠がドンドン出てきてる母さんのいる居間へ。
 くそー。そのあたりまえの顔がめちゃめちゃ腹立つんだけどな。

220 :エロ小説:2005/05/22(日) 09:55:52
 学校へ行ったけれども。
 現国の山ベンの授業より母さんの笑顔。英語のチョナンの授業より母さんの日記。志賀のエロ話より母さんのナゾの写真。
「……わりい、やっぱ保健室行ってくるわ」
 サボるつもりじゃなくて。ふだんはマジメな学生ですしー。マジで頭が痛くなったのですよ。
 それがカゼのぶり返しか母さんの浮気疑惑のせいなのかわからんけれども。

 保健医鎌ばぁに熱を測ってもらう。37度。高め。
「今日も帰れ。いまいち治ってないみたいだぞ?」
 ジャージに白衣などという、男子生徒を全く無視したファッションの鎌ばぁがいう。多分母さんと同じくらいの歳だろうが。
 んで、いう通りにする。フラフラしながら「浮気当確寸前」の母さんがいるわが家へ戻る。

 とかいってたら。母さんいないし。午前11時4分。微妙に疑惑を生む時間帯。買い物にゃまだ早いでしょー?
「ヤバイってば、母さんよぉ……」
 また頭が痛い。薬はさっき保健室でもらって飲んだからもう飲めぬ。
 なるべく考えないようにしようキャンペーン始まる。っていうか始める。
 いいじゃん!浮気上等!……まではいかんけど、見てもない相手やら写真とかで気分悪くなったりするの嫌。カゼひきだからなおさら。
 そうと決まればあったかくして寝るのみ!あったかいものあったかいもの……あ、あのちゃんちゃんこだ。もう母さん着ねえだろうし。
「……あったー」
 昨日と同じ、鏡台?の椅子にかけてあった。綿が重いけど着て、いざわが部屋ー。

 ベッドに潜り込んで気づいた。気づいちゃったんだよ、しょうがなく。
 ちゃんちゃんこのポケットに、何か入ってるって事をさー。

221 ::2005/05/22(日) 10:02:35
いいね。いい感じ。

222 :エロ小説:2005/05/23(月) 18:47:00
ポケットに手をつっこんで、指先でさわる。だいたい1センチくらいの厚みがある、なんかの束。
 なんかっていうか、感触でポラロイド写真だってすぐわかったんだけど。
 つまりは……これが日記に書いてた「悠に撮られた写真」なわけで。記念にとっといた写真なわけで。

 見たら、胃が痛くなったり気分が悪くなったりするのはわかってんだけど……しばらく指先でつかんだまま迷う。
 まずは出してみよう。んで、そこでまた考えよう。うん、そうしよう。

 7枚ぐらい、か?いち、にい、さん、しい……7枚だな。
 俺と父さんにあやまらなきゃいけないような内容かもしれないんだぞ?見るか?見るのか俺?
 ……うりゃ!

 1枚目。暗いかんじ。どっかの室内で、母さんが写ってる。立って、マイク持ってなんか歌ってる。
 恥ずかしそうに手のひらを撮ってる奴に向けてんだけど、顔はうれしそうにしてて。カラオケボックス、だろーなー。
 2枚目。ほぼ同じようなアングルで。今度は手を出してない。マイク持って歌ってて。でも、カメラのほうを見て笑ってる。

 ここまでは、許容範囲?まあ、友だちとカラオケに行って撮った、みたいな感じ。多分かべの張り紙とか見たら、やっぱカラオケボックス。
 ほっとしたのも事実。まぁ微妙な感じもあるけれども。でも安心して次の写真を見ていいのかぁー?

223 :エロ小説:2005/05/23(月) 18:47:49
「ふう……いまんとこ、セーフ」
 実際、運がよかっただけかもしれん。たまたまTHE証拠写真にならんかっただけという可能性も。
 でも、どっかで信じてる息子としての俺もいるんだよねー。
 家族の知らない若い男友だちとカラオケに行った「だけ」で、少し悩んでる母さんっての、ちょびっと信じたい気持ち。
 だから、3枚目も……見る!

 ありゃ拍子抜け。少なくともエロくはない写真。母さん(?)が両手で顔を隠してる写真。アップ。
 唇だけ見えてて、微笑んでる。あー、考えたことなかったけど歯ならびいいね母さん。
 でもさ……これってどういう意味がある写真よ?撮った奴の気持ちがサッパリわからん。
 なんか意味があるから撮ったんだろ?んでもって顔を隠しててでも嬉しそうな母さん。
 だから1、2枚目の時より不安になって。さすがに、ちょっと手が止まったよ?

 でも、4枚目も、見るんだよねー。

 んで、見なけりゃよかったって思うんだよねー。それ正解。
 はい。キスしてましたよ。アップ、かなり唇に近いほっぺたに。母さん少し顔を斜めにしてフツーに笑ってます。
 相手の顔も、初めて写ってて。なるほど、茶髪だけど俺と同じくらいの歳の奴だー。うわ、胃が痛ぇ。
 この4枚目で終わっとけば、まだ後戻りできたのかも……見ちゃった、けどね。

224 :エロ小説:2005/05/24(火) 18:20:09
 俺よりガキっぽい顔して、見ようによっちゃ女にも見えるような「悠」っていう奴。
 母さんにほっぺたキスされながらも、余裕の表情。こいつにも同じぐらいの歳の母親がいるんだろうに。くそっ。
 何より腹立たしいのが、母さんのほうから顔を近づけてること。日記や今までの写真では恥ずかしがってて拒否してたはずなのに。
 悠って奴の口説き方がうまいのか母さんがくだけてきたのか。どっちともの理由なのか。うーわからん。

 だから、カラオケボックスでの時間がどう進んでるかを知るために、5枚目を。

「げ」
 日記見つけたときより、ショックだったかも。これはもう冗談じゃ済まされないです。
 唇と唇のキス。うわー。
 母さんは目を閉じて完全に世界に入ってる。悠って奴はこのシーンがちゃんとカメラに入るか確認するように薄めでこっち見てる。
 で。で。唇と唇は完全にくっついてなくて、少しすきまがあって。そのすきまには……唇と同じような色のものが。舌、でしょ?

 俺も目を閉じて布団の中でため息ついた。気がつけばえらくのどが渇いてる。これはいかんよー!
 もう「仲がいい」じゃ済まされない写真。ついこないだの冬休みにはじめて自分でエロ雑誌買えた俺にだってわかる、エロいキス。

 なんだよ、これ?なんで母さんはこんな奴と……ディープキスしてんだ?
 エロ漫画的な考え方だったら、こんなキスのあとはもう、アレでしょ?違うの?
 まだ間違いだったらいいのにって思ってるけど、残りの2枚の写真はこのエロキス写真より進んでるってことでしょー?

 どうしたらいいんだ。俺。母さんの顔、見れなくなるぞ。

225 :エロ小説:2005/05/27(金) 11:18:28
 ふとんの中の俺。頭痛・発熱・発汗・震え・乾燥・ケンタイ感……。
 これはもう絶対カゼのせいじゃなくって、完全に母さんの「浮気」のせい。
 俺と同じくらいの若い奴と、舌と舌でするディープキスして喜んでる母さんのせいだ。どうしよ?6枚目7枚目。

 一度、束を重ね直したよ。んで、目を閉じて……そうするとさっきの5枚目のエロキスシーンが動き出す。
 ちゅっちゅ、ちゅっちゅ、と若い男「悠」と舌を絡めながら唇を吸いあって。
 写真だから音も動きもないはずなんだけど、妄想の中の母さんはうれしそうに顔を振ってディープキス。んふんふ唸りながらキス。
 息子としては……非常にヤバイ妄想だなーと反省。ムカムカ成長中。だからそのムカムカをふり払うために勇気を出して6枚目。

 ……最初は何がどうなってるのかわかんなかったよ。5枚目にあった「悠」って奴の顔もなくなってて。
 ってことは、このピンボケ気味の人物は母さん確定。唇赤いし。かなり近い距離でカメラ撮ってんなー、と。
 人の顔を、斜め上45度くらいから撮ってるポラロイド写真。母さんらしき女、目をあけてカメラを見てる。口に、なんかくわえてる。
 心臓停止寸前っ。ああああああああ、ディープキスで終わんなかったよ母さん!

 俺も最低で。この状況、母さんの浮気エロ確定のこの状況で……立っちゃったよ、くそっ!

226 :エロ小説:2005/05/27(金) 11:19:09
エロ本歴1年未満の俺にとって……このポラロイド写真の生々しさは普通じゃない。
 そりゃ俺が今まで買った3冊のエロマンガにだって、こういう……いいたくねえなー。
 ……フェラチオ?のシーンはあったよもちろん。けど、けど、実物の女が実物の男の……あうう。
 ……ち○ぽをナメてる写真、ってのは。うげー、吐きそう。
 もっとちっちゃい、小学生の頃道ばたに落ちてたオッサン向けエロ写真雑誌でもち○ぽにはモザイクかかってたぞ?
 ピンボケだからって……いやピンボケだからこそ、この母さんのフェラチオポラは痛い。痛いー。

 7枚目。おおうっ。今度はピンボケすらなくなってる。
 6枚目より少し斜め横から撮られた写真は、たぶん悠って奴のち○ぽの先っぽくわえて目、閉じてる。
 はっきりと母さん、はっきりとち○ぽ、はっきりと……フェラチオ?いや正直これがフェラチオって正式にいうかどうかもわからん俺ー。
 増す頭痛、でもボッキは激しくなる。どっかのカラオケボックス内で写した、ポラロイド写真。
 母さんが「悠」とエロいことしてる、浮気してる確かな証拠写真。

 よりによって俺は……5枚目6枚目7枚目をふとんに並べて、オナった。めちゃめちゃ激しく……カゼひきな、俺。

227 :名無し物書き@推敲中?:2005/06/11(土) 09:35:18
 こすってる時は「くそっくそっ!」と思いながら。
 母さんにナメさせた「悠」に怒ってるのか、その「悠」に乗せられてナメてる母さんに怒ってるのか。
 どーでもいいけど、とにかく腹立てながらおもいっきりオナった。
「あ」
 で、出した。ティッシュなんか用意してなくてめちゃめちゃシーツ汚れた。汚えっ!
 勉強机の上のティッシュのそのそ持ってきて、ち○ぽとシーツふいてると……急にさ、情けなくなっちゃって。
 泣きそうになりながらためいきつきながら、自分が出したのあとしまつ。ふうー。
 さっきのとは違うトーンで「くそっくそっ」とかつぶやいた。

 え?あ?
 下で、音がする……時間は2時43分。父さんのわけないじゃんっ!
 ヤバい!これはかなりヤバい!俺の靴があるのを見て気づいて2階に上がってきたら!
 あわてて写真をまとめちゃんちゃんこに突っ込み、脱ぐ。それをふとんに隠して、俺もふとんかぶって様子見。
 ……上がってくるな上がってくるな上がってくるなぁ!

 時間たたねー!さっき写真見てオナるだけで2時間以上もかかったのに、今は5分もたってねぇ!
 お……ちょうど真下。水の音。よし、母さんはフロだ!音立てずに寝室へダッシュ決行!

228 :名無し物書き@推敲中?:2005/06/11(土) 09:36:40
足音忍ばせて階段下りる。フロ場は階段のすぐ目の前だから超緊張。
 音鳴るなよー……ホラー映画だったら絶対鳴ってるシーンだなこりゃ。
 よし、降下完了。2m先の寝室へ。うーし、ちゃんとちゃんちゃんこを椅子にかけて、っと。
 こんな形だったよな?まちがってないよな?あんまり考えてるとキリなくなるんでこれで妥協ー。

 部屋出ようとして、もっかいだけ振り返る。あのちゃんちゃんこの中に、母さんの浮気写真。
 俺がオナった母さんの浮気フェラ写真……あ、よく考えたら俺、母さんでオナったんだよな?……反省。
 今度は衣装ダンスを見る。明日の朝、日記には今日のことがどう書かれてるんだろ?

 階段まで戻る。母さんシャワー続行中。こんな時間にシャワーか……われながらヤなこと考える。
 11時からいなかった母さん。もっと前からかも知んない。で、2時半すぎ帰宅で俺の靴にも気づかず速攻シャワー……か。
 体洗わなきゃ、いけないんだろーか?そんなに動いた、とか?……いや、たまたま。たまたま。
 痛い頭をちょっと振って、部屋に戻ろうとする。で、ちょっとだけ見えた脱衣カゴ。濃い茶色の、下着。うん、下着。
 あんなの干してるの見たことねぇ!でも、オナニーで反省してる俺はすごすごと自室に戻って、寝る。100%フテ寝。

「……あっちゃん?」
 ノックの音と共に。なかなか寝かせてくれないね。ちくしょー。


229 :名無し物書き@推敲中?:2005/06/11(土) 09:37:14
どう返事していいかわからん。でも、返事しなきゃおかしいんで、とりあえず」
「うー」
 うなってみた。
「帰って、たんだ……カゼ?」
「うー」
「……そ」
 ドアの向こうで、母さんはどんな顔してるんだろ?たぶんシャワー浴び終わって、やっと俺の靴を見つけてあわてて。
 少しはあわててくれないと、この俺の胃痛や頭痛がワリに合わない。

 日記どおりならここんとこ、毎日「悠」って奴と会ってる。で、昨日は……カラオケボックスで、フェラチオした。多分。
 今日も、怪しい時間に外出してて、帰ってくるなりシャワー浴びた。息子の靴にも気づかずに。

 ドアの外、無言。俺からなんかいったほうがいい?「母さん、どこいってたの」とか。うわー、聞けねぇ!

「……クレープ、あるよ?駅前イケダの」
「……食べる」
 食欲に負けたわけじゃない。このままふとんに入っててもイライラしてくるばっかだし。自分の精液のニオイもキツイしー。

 のそのそ起きて、階段へ。母さんは俺の顔を見て、ちょっとだけ笑った。そのまま振り返って階段を下りていく。
 俺もその後を3段くらい離れて下りる。母さんが、うしろに手を回して濡れた髪をいつもどおりの髪型にゴムでまとめてる。
 あーそうですか。あの髪型はお客さま用ですか。悠専用ですか。

「ね、あっくん」
「ん?」
 クレープ。やっすいジャムとクリームの味しかしないけど、小学校の頃から俺の好物で母さんそれを覚えてていまだに買ってくる。
 それをむしゃむしゃ無言で食べてたから、いまいち母さんの声に生返事だった。でも。
「……あっくんぐらいの男の子ってさ」
 クレープ吹きそうになるのを、ガマンした俺エライね。
「……な、に?」
「……ん、なんでも、ない」
 そういって、母さん笑う。俺には全く意味が読めない、つまりは今まで見たことのない母さんの微笑み。


230 :名無し物書き@推敲中?:2005/07/15(金) 16:14:34
毎日書くんじゃなかったのか?


231 :練習 ◆qtcDIIgo6k :2005/10/04(火) 03:01:52
とぼぉー、とぼー、と、歩いて行く、あのぉ、淋し道

232 :練習2 ◆8U./Lb8Pi6 :2005/10/04(火) 03:03:23
もしもぉ、あんたがぁ、旅立つなら、見上げてごらんーーーーんよ、ビルの上ぇぇ

233 :練習3 ◆C7/C1VxgKE :2005/10/04(火) 03:04:47
カミさーまがぁ、角笛、吹く、こんな、夜明けにはぁぁぁぁ

234 :ぬるぬる:2005/10/31(月) 00:12:16
 ♪
      ♪          ♪
  λλ   
 /゜∪゜) <  I know that song.
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

235 :名無し物書き@推敲中?:2005/12/08(木) 22:22:03
”インテリジェント・ゴリラスーツ”を常に身に着けることが、この未来社会での第一のルールだった。
それを着用しない外出は、まさしく死を意味した。ゴリラスーツに装備された高価な機械が発見次第
すぐ反応し、パワーアームで、即撲殺。辺り一面が肉片や汚物で汚れても、パワーアームできれいに
掃除するから手は汚れずに済む。未来社会では水は人の命よりも高価だから、それは環境にも
やさしい。指先すべてに仕込まれた、肉食の昆虫が全ての肉片や汚物を食べてしまうのだ。その後、
今度は無視が排泄した糞がゴリラスーツの動力となるのである。何と合理的であろうか。
このゴリラスーツを開発した、J・チャリティ博士はその為に大いに苦労した。


236 : ◆UFe7PhFKw2 :2005/12/25(日) 01:21:26
a

237 :名無し物書き@推敲中?:2005/12/30(金) 21:12:52
まだここあったんだ
しかも、ここにもゴリラスーツあるしwww

238 :名無し物書き@推敲中?:2006/01/30(月) 22:09:16
保守

239 :名無し物書き@推敲中?:2006/03/05(日) 09:52:53
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
          小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良


240 :名無し物書き@推敲中?:2006/04/14(金) 09:44:10
なんか書け

241 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/26(月) 01:27:25
保守

242 :名無し物書き@推敲中?:2006/08/16(水) 12:07:23
誰か書いてくれ

243 :名無し物書き@推敲中?:2006/08/16(水) 20:00:42
ここってジャンルとか好き勝手いいワケ?

244 :湯豆腐:2006/08/16(水) 20:10:41
いいよ

245 :名無し物書き@推敲中?:2006/09/02(土) 09:08:20
今晩のオカズにいかが?
http://light.kakiko.com/trans/atena.htm

246 :名無し物書き@推敲中?:2006/09/13(水) 00:12:02
保守

247 :名無し物書き@推敲中?:2006/09/28(木) 16:52:24
>1どこ?

248 :名無し物書き@推敲中?:2006/11/07(火) 12:19:20
保守

249 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/09(火) 19:29:41
>>243
ジャンルは問わないが才能が重要だ。
プロ作家を輩出した名門スレだからね。

250 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/15(月) 14:22:44
age

251 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/15(月) 23:42:17
ちょっと書いてみようかな。

252 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/01/15(月) 23:45:35
タヌキ。
タヌキが夜の空を見ていた。

253 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/01/16(火) 00:15:43
 黒い空にまんまるの月がぽつんと浮かんでいた。
「タヌキくん、何しているの?」
「あ、キツネさん……月光浴、かな」
 いつのまにかキツネがとなりに座っていた。キツネはタヌキと月を見比べながら言った。
「タヌキくんって昔からお月様が好きだよね」

254 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/01/17(水) 00:35:37
 月の光がタヌキの顔を白く染め上げる。
「好きっていうわけじゃないんだけど」
「じゃあ、なんで?」
 タヌキは視線を落として目をつぶった。
「月ってさ、いつも同じ面だけを僕らに向けているらしいんだ」
「へぇ、そうなんだぁ」
「だけどさ、それって考えてみると一つの表情しかできない、ということだと思うんだ」

255 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/01/18(木) 00:18:58
 生温かい風が吹いて木々の葉がざざっと鳴った。
(僕はキツネさんに何を話してるんだろう)
 閉じていた目を開けてタヌキは拳を握った。
「笑うなら嬉しそうな顔、泣くなら悲しそうな顔。一つの顔しかできないってきっとつらいことだよね」
「うーん、むずかしいお話ね。なんだか人間みたい、今夜のタヌキくん」
 キツネは視線を上げて切れ長の瞳に満月を映した。
「でも、お月様はあれで満足しているのかもしれないわよ?」

256 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/01/19(金) 00:45:55
「え?」
「だってつらかったらいつまでもグルグル回っていないでしょう」
 つらければとうに回るのを止めている。なんて簡単な答えだろう。
 タヌキはしばし呆然とキツネの顔を見つめてしまった。
「つらいから止めてしまう、というのは当たり前のことだよね。危なくなったら逃げる。あたしのお父さんもよく口癖で言ってたよ。人間が近づいてきたら逃げなさい、って」
「で、でも月にも理由があって我慢して回っているのかもしれないよ」
「そうかもしれないわね。でもあたしがお月様だったら回るのを止めちゃうな。それでいいんじゃない?」
「そんな……」
 キツネはあっけらかんと言い放つと音もなく立ち上がった。

257 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/01/20(土) 00:50:51
「行きましょう」
 タヌキに向かって手を差し出してきた。細い目が楽しそうにさらに細められていた。
「キツネさん?」
「釈然としてないもん、タヌキくんの顔」
「……」
 タヌキはキツネの手を取ると、しかし自分の力で立ち上がった。
「どこへ行くつもりなの?」
「えへへ、タヌキくんの知らない世界♪」
「……」
 タヌキの手を引いてキツネは歩き出した。
 月の見える丘を下り、二人の影は小さくなっていった。

258 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/01/21(日) 00:44:48
 暗い森のなか、ケモノ道を進んでいく。
 キツネはタヌキの手を握り、先導して森の奥へ踏み込んでいった。
「キツネさん、こんな森、来たことあるの?」
 不安の色を浮かべるタヌキは辺りを見回した。
 鬱蒼と生い茂る木、木、木。
 ケモノ道を少しでも外れれば腰まで届く下草に埋もれかねない。
「いいえ、今日が初めてよ」
「どこへ向かってるの?」
 キツネはタヌキを振り返ると唇に指をつけて片目をつむった。
「ないしょ」

259 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/01/22(月) 00:16:33
 どれくらい歩き回ったか、いつしか二人は開けた場所に出ていた。
「ここは……泉?」
 森を抜けたわけではなかった。
 四方に立ち並ぶ木々に囲まれて、広場の中央に黒い鏡面が揺らめいていた。
「ここはね、先見の泉って言うんだって。満月の夜に泉を覗くと未来が見えるらしいの」
「そんなことが……。でもそんな話、僕は一度も聞いたことないよ。なんでキツネさんは――」
「えへへ。実はこの前、お婆様とお父様の話を聞いちゃったのよ。どうにも内緒話だったみたいだからあたしも来たことなかったの。でも今日はタヌキくんがいるから来てみようかなって」
「なんで僕が……」
「あら、男の子と一緒なら心強いじゃない?」
 うふふ、とキツネさんが目を細めた。

260 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/01/23(火) 10:35:58
>うふふ、とキツネさんが目を細めた。
ミスついでに三人称から一人称に替えます。
三人称むずかしい……。

261 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/01/24(水) 01:23:43
 風が吹いた。
 黒一色の水面に波が立ち、映っていた白い満月がぶるぶると震えた。
「お父さんって……酋長さん?」
「うん。つい最近聞いたばかりなのよね」
 キツネさんの本当のお父さんとお母さんは亡くなってしまった。数年前の災害で、僕の両親と一緒に。
 僕らはまだ幼かったからキツネさんは酋長さんに、僕は戦守の家に迎えられ今も世話になっている。
「それなら本当かもしれないね」
 酋長さんの話なら何かあるのかも知れない。お婆様は語り部だからまるっきりの与太話ではないだろう。
「うん、何かある気がするわ」
 僕はキツネさんの手を取り、ぎゅっと握った。

262 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/01/24(水) 01:35:52
 深くて黒い水面には鮮烈に白い満月が一つ。
 自然と胸が高鳴っていくのを感じた。
 それはキツネさんも同じみたいで繋いだ手を力強く握り返してきた。
 熱くなった耳に風が気持ちいい。キツネさんの尻尾がゆらゆらと揺れ始める。
「近寄ってみましょう」
「うん」
 僕とキツネさんは手を繋いだまま足を前へ踏み出した。
 下草を踏む音が暗闇に響く。小さい音のはずなのになぜか大きく響く。
 一歩一歩と狭まる泉との距離。
 あと少しで水面を覗き込める。
 ゆっくりと淵まで近づいたその時、急に辺りが暗くなった。

263 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/01/25(木) 02:13:43
 いつの間にか大きな雲が垂れ込み、満月を隠してしまった。
 月の光が遮られ、僕とキツネさんは暗闇に包まれた。
 細く吹いていた風も止んで無音。なぜか臭いもなくなっていた。
「キツネさん……」
「うん……」
 どちらからともなくゴクリと唾を飲み込む音が聞こえた。
 何が起ころうとしているのかは分からない。けれども不吉な予感ばかりが募っていく。
 けっして良いことではない、何か。
 僕らは半歩だけ身を寄せ合い、繋いだ手の温もりをもって互いの存在を確かめ合った。

264 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/01/27(土) 00:01:10
 完全な暗闇のなか、僕らは水面を覗き込んだ。
 するとちょうど雲の切れ間から一条の月光が漏れ出した。
 光は水面を貫き、しかし水底には届かなかった。
「あ、見てっ!」
 キツネさんの声が上がった。
 僕は息を呑んだ。
 光が差した水面、円形にくり貫かれた鏡のなかで何かがうごめき出した。

265 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/01/27(土) 00:09:06
 先見の泉、というからには未来のことなのだろう。
 うねうねと動き出した影は二つに分かれ、おぼろげに形を成し、やがて静まっていった。
「これって……」
 そこに映ったものは――
「……何かしら?」
 丸く真円を描いた影。片方は拳大でもう一方は指先くらいに小さかった。
 大きさが違うことを除けばどちらも歪みのない綺麗な円だった。

266 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/01/28(日) 00:24:45
「何だろう、これ……」
 丸いものといえば石ころ、木の実、あとは今日みたいに真ん丸のお月様だろうか?
「丸いものというと……お月様、かしら?」
 キツネさんも同じことを思ったようで、耳をぴょこっと動かして空を仰いだ。月は雲に隠れて申し訳程度に顔を出していた。
「でもお月様は二つも――」
 僕がそう言いかけたとき、泉を挟んで反対側から鋭い悲鳴が聞こえた。

267 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/01/29(月) 23:56:45
 顔を上げた先には大きな影があった。
 僕らの大きさの比ではない。木のように高く、岩のように厚い体。あれは――
「キツネさん、向こうに――」
 呼んだときにはすでに手が離れていた。
 泉をぐるっと回り込むようにキツネさんは駆け出した。四本の足で土を蹴立て、尻尾でバランスを取りながらぐんぐん小さくなっていく。
 僕も置いていかれまいと走り出した。

268 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/01/30(火) 00:30:30
 あれはもしかしたら……。
 いやな想像にヒゲが震えた。万が一、想像が当たってしまっていたら、その時は逃げなければならない。キツネさんを守りながら森の外へ出る。悲鳴の主は二の次だ。
 水辺の地面はところどころがぬかるんでいて足を滑らしそうになった。強引に尻尾を振って体重を内側に傾ける。何とか体勢を整えてキツネさんの後ろ姿を追う。
 下草を掻き分けて走り込み、僕は急停止した。
「――っ」
 いきなり足を止めたキツネさんにぶつかりそうになった。しかし勢いは殺しきれず、キツネさんを避けて横に並ぶような形で止まった。
 僕はぶつかりそうになったことよりも悲鳴の主、いや、その後ろにそびえ立つ巨体に目が釘付けになった。
「クマ……」
 僕の声は、その圧倒的な存在感の前に震えていた。

269 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/01/31(水) 23:59:42
 胸元に三日月の模様。薄く開かれた目は灰色。口許に滴る泡だった唾液。
 のっそりと突っ立ったクマは感情に乏しい目つきで僕らを見下ろしていた。
 取るに足らない存在を前にあざけっているわけではなく、けれど用心深く動向を探っているわけでもなく、ただただ無表情に僕らを見下ろしていた。
 その全身から確かな敵意だけを感じ取れた。感情でも理性でもなく、別の何かに操られているような機械的な気配。
 僕の胴体よりも大きな手が拳を作った。
「キツネさんっ!」

270 :名無し物書き ◆fjGaZcC2n6 :2007/02/01(木) 00:22:58
 キツネさんは速かった。
 僕の声が届くより先にキツネさんは駆け出した。クマに向かって全速力で走り出す。
「ダメだっ!」
 クマの足元にうずくまった悲鳴の主を助けるつもりなのだろう。
 だが相手が悪すぎる。この目で見たのは初めてだが話には聞いていた。
 獰猛にして俊敏、逃げ出す相手の背中に容赦なく爪を突き立てる凶悪な肉食獣。クマに遭遇したらまず逃げろと村でもよく言われている。話して分かる相手ではないし、戦って勝てる相手でもないからだ。
 いまこうやって噂のケモノに出くわしてその意味が痛いほど身に染みた。こいつには勝てない、と本能が警鐘を鳴らしている。
 それでも僕はキツネさんを守らなければいけないと思った。
 幼馴染みのキツネさんを、大切な人をこれ以上失いたくなかった。
 胸の奥に熱を感じた。
 確かな熱が生じたと思ったら、後ろ足が思いきり地面を蹴りつけていた。

271 :名無し物書き@推敲中?:2007/03/05(月) 11:23:15
毎日書けば?

ねえ?



272 :名無し物書き@推敲中?:2007/03/06(火) 00:15:13
 キツネさんは熱かった。
 僕の声が届くより先にキツネさんは駆けだした。クマさんに向かって全力で走り出す。
「や   ら   な   い   か」
 クマさんの足許にうずくまった嗚咽の主を手伝うつもりなんだろう。
 だが相手が悪すぎる。この目で見たのは初めてだが話には聞いていた。
 獰猛にして敏感、逃げ出す相手の尻に容赦なく腰を突き立てる凶悪な肉食獣。クマさんに遭遇したらまず逃げろと盛り場でさえもよく言われている。

まで読んだ。

273 :名無し物書き@推敲中?:2007/03/17(土) 18:01:26
age

274 :イオス ◆EOSDOiVhDE :2007/03/18(日) 14:09:55
『忘れ得ぬ君に』〜1〜
「あ〜〜、今日の仕事もキツかったー」終業のベルが鳴り響く土曜の工場。
汗と油にまみれた作業服の男たちがホウキやモップを手に掃除を始める。
と、50過ぎた男がひとりの成年に声をかけた。
「安田、今夜みんなで飲み会やるけどおまえも来な」
現場で最年長の杉浦に誘われモップがけの手をとめ、少々こまったような顔で
立ちつくす安田収(やすだおさむ)34歳。収が働く工場は小さな鉄工場。
従業員は社長夫婦以下12人の零細企業だ。収はここへ3年前に入ってきた。
それまで収は職を転々とし、今はここで仕事をしているのである。
実は収はあるハンデを抱えていた。知的障害である。

275 :イオス ◆EOSDOiVhDE :2007/03/18(日) 15:18:48
     『忘れ得ぬ君に』〜2〜
知的障害とは言っても軽度のもので、収にできないことは
旅館やホテル、コンサートなどの予約、繁華街と高速道路の運転だった。
軽度であるがゆえ、自分が周りより少し劣っていることを自覚している
収は何事につけても消極的だ。好意を寄せる女性にもとうとう声を
かけることができなかったのでこの歳になってもいまだに独り身なのだ。

収は杉浦に申し訳ないという顔でペコッと会釈した。
「ごめんよ杉浦さん、今日はちょっと用事があるんだよ」
たいした用事などないのは杉浦にもわかっていた。

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