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1 :♪架空世界は温暖化♪:2006/06/08(木) 02:52:40
自分で作ったファンタジー小説を投稿するスレです。
上手い下手とか関係無しで、パクりとかも何でもアリ!!!
内容は、どこかにファンタジーが少しでもカスってればOK♪♪
何でもアリな思い通りの世界を、自由に書いてください★☆

パクったりしたら、できたら教えて欲しいけど(^^)

感想は自由だけど、
あんまキツすぎる批判はカンベンしたげてね(^^;)

登場人物のプロフとかも作成してくれたら嬉しいです♪

2 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/08(木) 04:25:43
まあ、完全コピーはわかんないけど、
ちょっとアイデアパクるぐらいなら、アレンジしたら面白くなるかもね☆

3 :第0幕〜プロフィール〜:2006/06/08(木) 06:46:31
【狼使い】
・ダン=主人公
・ホマンド=屈指の狼使い
・サーシャ&フェリス=ダンと幼馴染でライバル
・まだまだ出てくる予定です・・・

では、逝きます。

4 :第1幕〜始まりの時〜:2006/06/08(木) 06:47:11
「うわぁ!もうこんな時間だ・・・っ成人式に遅れちまう──」
俺が飛び起きると当りはすっかり明るくなっていた。今日は大事な成人式だ。
俺の村での成人式は15歳から。成人式の意味は、一匹の狼をもらえるということ。
狼ってのは、だいだいこの国に伝わる大型の犬みたいなもの。
あぁ、もののけ姫の山犬みたいなもんだ。
この国はずっと戦争をしてる。狼に乗っかり、野を駆け巡り。
ほかの国に負ければ征服される──。
だから、有能な「狼使い」は、皆に英雄として称えられる。
俺の、父さんがそうだった。


5 :第1幕〜始まりの時〜:2006/06/08(木) 06:48:03
「はぁ・・・はぁ・・・まずいって──」
俺は必死に脚を動かし、村の集会所まで全速力で自転車で走った。
集会所まであと1`という目印の看板を通り過ぎる頃、見慣れた顔と出会った。
「あ〜!フェルツ!!」
「・・・なんだよ。お前も遅刻かダン?」
フェルツは俺の幼馴染で腐れ縁ともいえる存在。小さい頃からいろんなことで競ってきた。
「やべぇよ。遅れたら。後10分!」
「・・・しゃべる前に足を動かせ。じゃあな」
表情を一切変えずに奴はスピードを上げた。対抗意識が芽生え俺もスピードを上げた。
じゃり道を風のように駆け抜ける。今日から、自転車じゃなくて、
狼に乗れるんだ。そう考えただけで、俺はワクワクした。
集会所には同い年の奴らが大勢集まっていた。
フェルツは一足先に着き、俺も少し遅れて入った。
「・・・さて、みんな揃った様だな」
村の長であり、最高の狼使いであるホマンドさんが椅子から立ち上がった。
スラッと伸びた足に筋肉質な体。端整な顔立ち。みんなの憧れの的だ。
相棒の狼「ルビアン」が黄色い大きな目を細めた。黒と白の縞々の体に
細長い鼻。爪は鋭く光っていた。
「皆の諸君。今日から君達は狼使いとなる。」
俺は一心にホマンドさんを見つめた。
「ただ──狼をもらうということは、彼らを手名づけ、背に乗ることを許してもらう事が必要だ」
横で眠っていたルビアンが太い首を持ち上げホマンドさんに擦り寄った。
ホマンドさんは喉元をさすり微笑んだ。
「・・・諸君の根性と体力があれば。まぁできるな」
俺はゴクリと息を呑んだ。
狼についての説明を聞いた後、俺たちはそれぞれ見合った種類の狼をもらうことになった。



6 :第1幕〜始まりの時〜:2006/06/08(木) 06:48:40
「着いたぞ、ここだ」
そこは重厚な佇まいでかすかに狼のうめき声が聞こえていた。
鉄格子に分厚い壁。まるで何かをここから出してはいけないと言ったような感じだった。
「2列に分かれろ。そうだ。じゃあまずこっちからだ」
狼使いを極めた人は、その人にあった狼を選別できるといわれている。
ホマンドさんは、その一人だった。
「お前は、、・・・あぁ、フィレス。お前は・・・あいつだ。ブラッディ」
狼には四つの種族が決められていて。、
一つは、フィレス。獰猛な性格という意味。
二つは、ブラッディ。血なまぐさいという意味。
三つは、ミイルド。大人しいという意味。
四つは、ブレベリー。勇敢という意味。
皆は順々に狼のいるケージの番号を渡されていく。
ついに俺の順番になったとき。ホマンドさんは俺を見て言葉を詰まらせた。
「・・・あの?」
俺はおそるおそるたずねた。彼は近くにいた兵士に耳打ちをした。
兵士は少し困惑して俺をチラリと見て頷いた。
そしてこちらを見据えて言った。
「お前は、これだ」
渡された札を見ると。皆の札は黄色ろかったのに。俺の札だけ何故か黒かった。
そしてそこには
NO。1  グレムリン  と書いてあった。
俺は兵士の誘導についていった。石でできた階段を下っていく。
皆が自分の狼とゲージ越しに対面している大きな部屋を抜け、厳重にロックされている部屋に入った、
「・・・」
ふと、背中にゾクリとした視線を感じた。カシャ・・・という音とともに首輪をした
大きな白い狼が鉄格子のゲージの奥に座っていた。
左目は真っ赤に染まり右目は黄色い。そして、四本の足としっぽだけが黒い。




7 :第1幕〜始まりの時〜:2006/06/08(木) 06:49:51
「・・・あの、この狼の種類は?」
近くにいる兵士に聞いた。兵士はニヤリと笑い答えた。
「あぁ、もちろん。ブレベリーだよ。ただ。ブレベリーの中でも滅多にいない種類だがね」
兵士が笑いながら、狼に近づいた。俺は本能的に止め様とした。でも。
「うわぁああああ!」
ガシャン!という音ともに兵士の血が飛び散った。
グレムリンと名づけられたソイツ。信じられない事に、ゲージを破壊して外に出てきた。
兵士の血が辺りにジワリと広がる。白い狼は兵士を踏みつけこちらを見つめた。
すると何かが聞こえてきた。
「───小僧。私になんのようだ・・・」
俺は辺りを見回したが誰もいない。まさか狼がしゃべった──??
グルルル・・・・唸り始めたグレムリン。涎が口から垂れそうなほどに出ている。
俺は恐怖のあまり動けなくなった。ガクガクと足が震える。
「・・・私を捕まえるとは。愚かな奴らだ・・・」
ギリッと牙を食いしばる音がした。大きな尾上下に揺れている。
ソイツはゆっくりと俺の方へ向かってきた。俺は全く動けなかった。
──ヤラレル──
そう思った瞬間。
「そこまでだ」
ホマンドさんの声が聞こえた。


8 :第1幕〜始まりの時〜:2006/06/08(木) 06:53:56
「さぁ戻れグレムリン・・・」
ホマンドさんと相棒のルビアンが部屋の入り口に立っていた。
{・・・愚かな}
ホマンドさんには狼の声が聞こえていないみたいだった。
だがソイツは賢かった。ルビアンは立派な成熟した狼だった。
グレムリンはよく見るとまだ幼い狼だった。
ホマンドさんへの憎悪の牙をむいた後、大人しくゲージに戻っていった。
俺は急死に一生を得た。
「・・・おい坊や?どうだった?」
「・・・な、何がです??俺を、殺す気だったんですか?」
ガシャンと頑丈な鍵を掛けなおした後で、ホマンドさんは俺を見下ろしていった。
「何を言っている──?これしきの修羅場、くぐり抜けないなら戦争は無理だ」
冷笑を浮かべ、ホマンドさんはグレムリンを見つめて言った。
「こいつはまだ可愛いほう・・・世の中にはもっと凶暴な種族がいる」
しかもこいつはまだ子供だ。と付け足して。
俺は汗をぬぐった。俺とルビアンさんが外に出ると、皆はそれぞれの狼を首輪と足輪をして
家に帰っていっていた。中にはフェルツの姿もあった。
なんとフェルツはもう首輪だけで連れて帰っていた。
俺が見てみると、ホマンドさんは俺の肩に手をポンと乗っけて言った。
「まぁ、もう少し訓練が必要だな。君とグレムリンは」
俺は握りこぶしを作り、覚悟を決めた。
あいつに乗って。世界一の狼使いになる。  〜第一幕・終了〜


9 :第2幕〜鍛錬所〜:2006/06/08(木) 06:55:20
「ふわぁ・・・ねむ・・・」
俺はグッと背伸びをした。未だに昨日の出来事が頭から離れなかった。
赤い眼をした白い狼、ホマンドさん、いろんなことがありすぎて、なかなか全てを整理できなかった。
とりあえず俺はグレムリンのいる鍛錬所へ向かった。鍛錬所は狼と人でいっぱいだった。
「あれ、サーシャ?」
「ダン、狼はどうしたの?」
サーシャは俺の幼馴染でフィレスとも顔見知りだ。
鍛錬所の入り口で黒い狼と一緒に順番を待っていた。
「まぁ、その──昨日、連れて帰れなくて、今日引き取りにきたんだ」
「ふーん?そうなんだ」
クスリと笑いサーシャは狼を撫でた。多分種族はミイルドだろう。
「なんて名前?その狼」
「この子はロビッツ。母親は有名な狼だったらしいの、なんでも凄い生まれの血統だとか」
「・・・へぇ」
サーシャはロビッツのふさふさした胸の毛を柔らかく撫でた。
徐々に列が進んでいく。俺は狼と鍛錬する為に来た訳ではないので列を離れた。
裏口から部屋に入り石の階段をくだりすっかり物音ひとつしない大部屋を抜け例の部屋についた。


10 :第2幕〜鍛錬所〜:2006/06/08(木) 06:56:23
「・・・グレムリン?」
入り口から覗いて見ると、彼は寝ていた。
昨日聞こえた声は本当にコイツか──?寝息を立てるグレムリンはまるで子供だった。
鼻を撫でようと指を突っ込む。
するとまた何かが聞こえてきた。
{やめろ・・・!まだ子供だぞ・・・}
{うるさいぞ。こいつは世の中に100頭しかいないと言われる珍種だ}
{しかし──}
{しかも、コイツの父親はあのアトラスが乗っていた「スプラッシュ」だぞ?高く売れるぜ・・・}
{そ、そうだな・・・}
何だこれ──もしかして、グレムリンが見ている夢??
「・・・フシュッ!」
「うわ!」
声が聞こえなくなったと思ったらグレムリンはいきなり起きた。
そしてこちらを睨み牙をむき出した。怯えと怒りを含んだ眼だった。
・・・こいつ、密漁されたのか──?


11 :第2幕〜鍛錬所〜:2006/06/08(木) 06:57:32
ふと気がつくと兵士が後ろに立っていた。
「少年。今日から合宿ということは知っているな?」
「あ、はい。一応」
俺は持ってきたバッグを見せた。兵士は、そろそろ時間だ。と言いゲージを移動させた。
まだ首輪だけで移動できない自分に腹が立った。
ガヤガヤとした人ごみの中には俺と同じでまだ
狼をゲージから出せてない人もいたので少し安心した。
一人の兵士が台に上り大きな声で叫んだ。
「よし。今日から一週間の鍛錬合宿だ。鍛錬場所は迷いの森」
迷いの森と聞いて皆はざめきたった。俺も緊張した。
だって、迷いの森といえば、聖なる獣コルスがいるところ──
「・・・落ち着け。迷いの森といえど我らにはホマンド様がついている」
兵士はそう言うと懐から紙みたいなものを取り出し読み上げた。
「この合宿の目標は。自分の狼と慣れること。従って自分勝手な行動は慎み、
入ってはならないというところには入らない。特にコルスが一番多くいる第2エリアには絶対だ」
「・・・さらに。この合宿での成績優秀者は後にわが国の精鋭部隊の一員となってもらう」
皆が一斉にざわめいた。国の精鋭部隊の一員になれるということは一番の名誉だからだ。
兵士が紙を折りたたみ誘導を始めた。
俺もグレムリンのゲージをガラガラと押す。コイツと一週間。
──不安と期待が入り混じった。   〜第2幕・終了〜


12 :第3幕〜迷いの森にて〜:2006/06/08(木) 17:15:34
ザワザワと森の葉がこすれる音がする。高さ20メートルを越す大木ばかりの深い森。
あまりの広さゆえに旅人は皆迷ってしまうと言われている。
方位磁石なんぞ効きはしないし、夜になると木の高さから地上には星の光も入ってこない。

生徒50人兵士20人ホマンドさんという総勢71人で俺たちは迷いの森の入り口にいた。
歩くたびにジャリジャリという音がして頭上では鳥のバタバタという羽ばたく音がする。
また、あちこちで湧き水が流れ出ている。人が近寄らない場所だからこそ。
──穢れなき森なんだ。
俺たちは初めての迷いの森に大興奮だった。だって聞いたとおりの場所だったんだ。
地面には小さなヘビとカエルが混ざったようなトーブリと呼ばれる生き物や
木の上にはリスザルの親戚みたいな変な生き物ばかり。
俺たちの興奮する声をさえぎる様に先頭のホマンドさんが言った。
「聖なる獣コルスは夜行性だ。昼間はまるで隠れるようにコソコソと生きている。だから
君らが心配する必要はない。ただ。夜にこの森には入るなよ。─食われるぞ」
ホマンドさんが薄ら笑うと周りにいた兵士達はフンと鼻で笑い地面から生えている草を踏み潰した。

「さぁ、着いたぞ。今日はここに泊まる。本格的な演習は明日からだ」
兵士が指差す方向には大きな建物があった。以外にも綺麗なもんで、毎年使っている鍛錬所らしかった。
しかし、建物の周りはバリケードが張り巡らされ物々しい雰囲気だった。
コルスに引っ掻かれた跡や、破壊されて修復した跡も見られる。
俺は背中がゾクゾクするのを感じた。

13 :第3幕〜迷いの森にて〜:2006/06/08(木) 17:36:56
「じゃあなダン〜」
「おぅ!明日な」
横で話していた奴と離れ決められた部屋に入る。
ガチャリとドアを開くと、なんと相部屋はサーシャとフィレスだった。
俺が部屋に入りベッドに自分のカバンを放り投げた後、サーシャは持ってきたバッグをバサバサとひっくり返した。
「ダンじゃない。幼馴染3人なんて運がいいわね」
「・・・・・・嫌な奴にあったもんだ」
「フィレス相変わらず口が悪いぞ、・・・とにかく、一週間よろしくな!」
「まぁまぁ喧嘩は村に帰ったらいくらでもできるわ。それより2人共話があるの」
サーシャは真剣な面持ちでしゃべり始めた。
「この森に・・・伝説があるのをしってる?」
俺が、「伝説!?」と聞き返すとサーシャは満足そうに笑って続けた。
「えぇ──なんでも今から2百年前に・・・ある狼使いがこの森にお宝を隠したんだって」
「・・・ロバート・エクスピリアムの話か?」
フィレスが口を挟むとまたもサーシャは嬉しそうに頷いた。
「そう!・・・聞くところによると。彼は狼の潜在能力を引き出す道具をこの森のどこかに埋めたらしいの」
俺は何のことかわからなかった。──狼の潜在能力を引き出す道具??
サーシャは俺の顔を見て察知したのか道具の説明を始めた。
「大昔・・・・・・この世には4人の狼使いが居たと言われていたの。彼らはそれぞれ脅威的な力を持っていた。
元々のセンスもあったみたいだけど・・・狼にそれぞれ道具を装備してたらしいの。
豪と速と柔と裂の装備をね・・・合う狼の種族は分かってないんだけど・・・きっと今いる4つの種族の先祖だったと思うの」
サーシャが一息つくとフィレスがまた口を挟んだ。
「──で、2百年前にロバートが埋めたお宝を探しに行くってか?」
「そうよ」
サーシャは眼を輝かせ答えた。
俺の働きの遅い脳でもサーシャのいう事が危険過ぎるということは分かった。
フィレツは大きなため息をついた。

14 :第3幕〜迷いの森にて〜:2006/06/08(木) 17:40:38
×フィレツ
×フェリス
○フェルツです
間違えた・・・orz

15 :第3幕〜迷いの森にて〜:2006/06/08(木) 18:18:40
「無理。にきまってんだろ」
フェルツの冷たい声がやけに部屋に響いた。
「・・夜はここから出れない。それに明日以降は早朝から夕方までみっちり演習だ。
遊びに行く暇なんてねぇぞ。しかも広大なこの森のどこに埋めたかなんて分かるわけ─」
「大丈夫!!!」
サーシャはいきり立ってひっくり返したバッグの中身から何かを持ってきた。
「じゃ〜ん」
最初はただのボロボロの紙、にしか見えなかったけど。サーシャは水を持ってきて
それにぶっかけた。するとみるみるうちに地図らしきものが浮き出てきた。
俺とフェルツが唖然としていると彼女は頬を高揚して言った。
「これ、家の納屋にあったの。最初はただの紙切れだから捨てようと思ったんだけど
・・・何故か気になっちゃって。それにあきらかに地図っぽい形してるでしょ?」
俺はサーシャの天才的な勘に脱帽した。もしそれが俺の家にあったら完璧に処分しているところだった。
「で、この合宿に持ってきたんだけど。さっき偶然にバッグから落ちたの。そして、湧き水に漬かっちゃって。
びちゃびちゃでどうしようかと思ってたら──」
「それが浮き出てきたって訳か」
ツンツン頭の黒髪が怪訝そうに呟いた。ツンツン頭こと─フェルツの嫉妬とも取れる態度に俺は吹き出した。
俺は横になっているせいで二人の頭しか見えない。眼を細めて胸の高鳴りを押さえつけた。
ブロンドっぽい巻き毛のサーシャの頭が動いたと思ったら、いきなり彼女は立ち上がった。
「・・・これでもだめ?」
すっかり乾いて地図ではなくただの紙切れに成り果てたそれをひらひらさせながら彼女は小悪魔みたいに微笑んだ。
「・・チッ・・・どうするよ?ダン」
低い声に呼ばれて。俺はガバッと起きて2人の方を向いた。
「地図は解決したな。後はコルスだけだ」
サーシャは瞳を輝かせ、フェルツはあきらめたように外を眺めた。

16 :第3幕〜迷いの森にて〜:2006/06/08(木) 18:41:19
その夜。俺たちは手分けしてコルスの弱点を探した。
合宿所には幸いにも生物に関する本や辞書がたんまりと整理してあった。
サーシャが分厚い研究所らしきものに手を伸ばし、フェルツがやる気なそうに薄っぺらい
「クモ科3足動物・ルーヴァム」という本を斜め読みしている頃。
俺は狼収容所に走っていっていた。まだ狼に慣れてない初日は別々に生活する。
ガウガウとかグルルとかいろんな泣き声の後に一匹やけに大人しい奴がいた。
案の定、グレムリンだった。赤い瞳をうっすらと開けてこちらを見ている。
「・・・よう、元気か──」
鉄格子越しに手を伸ばすと、ガチンという音ともに牙が指をかすった。
血がにじむ。全く心を開く様子はない。俺は意を決して近づいた。
「・・・なぁ、コルスの弱点って何か知ってるか??」
ジッと赤い瞳を見つめる。すると、かすかにグレムリンが笑ったように見えた。
{・・・一角獣、人食いコルスの事かぃ・・・}
また、あの声だ。間違いない。俺にはコイツの心の声が聞こえる──
{・・・コルスの好物は人の血・・・人を見つけると躊躇なく長い角で突く・・・
奴には弱点はない・・・迷いの森での最強の獣だ・・・必ず殺される・・}
それを聞いて俺は落胆した。やっぱり、フェルツの言うように無理なのかな。
しかし、その後に続くグレムリンの言葉に俺は驚いた。
{・・・ただし・・・奴らが恐れているものがある・・・それは我ら狼だ・・・}
「──なんでって?!」
俺が鉄格子を握るとグレムリンは毛を逆立て唸った。慌てて指を離す。
{奴らは最強といえども所詮一角獣・・・我ら狼族のように世界の中でも恐れられる種族にとっては
なんら怖くない相手である・・・・・・だが、この森に住む一角のボスだけには・・・気をつけないとな・・・}
俺はそれを聞いて急いで仲間の元へ戻った。


17 :第3幕〜迷いの森にて〜:2006/06/08(木) 18:51:58
「やっぱりね・・・不思議だったのよ。何故ここが合宿場所だったのか」
「つまり襲われても狼がいれば助かる・・・からか」
青い瞳のフェルツが苛立つように言った。サーシャは今にも飛び出して行きそうな様子だ。
「そういうことだ。でも──これで分かった。兵士もホマンドさんも、
きっと道具を探しに毎年ここに来てるんだ。危険という理由で、俺たちを夜出さずに、
狼引き連れて、探しに行ってるに違いない」
外を見ると、すっかり夕方になって、光がなくなりかけていた。
遠くで大きな鳥がバサバサと飛び立った。

「どっちにしろ、今の俺たちでは狼を扱えない。明日からが勝負だ」
俺が真剣に言った後に、サーシャは不思議そうに俺の顔を覗き込んだ。
「でも、なんであんたは狼の声が聞こえるの?」
「─確かに。俺には聞こえないが」
ツンツン頭は眉を寄せて考えていた。俺もふと考えた、確かに。
何故だろう───?
俺たち3人の思考を遮るようにアナウンスが響いた。
「諸君。もう十分休んだな?では夕食だ──1階の食堂に来てくれたまえ」


18 :第3幕〜迷いの森にて〜:2006/06/08(木) 19:21:11
長ーいテーブルにはたんまりと夕食が盛ってあった。俺はガツガツと手当たり次第に食い荒らした。
「・・・ちょっとダン。もう少し綺麗に食べなさいよ・・・」
隣のサーシャが不機嫌そうに耳打ちしてくる。俺はモゴモゴと言いながら反論した。
「なんでだよ、明日から演習だぞ。しっかり食わないと、夜にヤラレルゼ?」
俺の意味深な言葉に驚いた彼女はゆっくり、そうね。と呟き目の前のサラダを食べ始めた。
俺はすっかりたいらげ腹も膨れたので部屋に戻った。
この一週間中で、果たして誰にも見つからずに、道具を手に入れれるのか?
考えただけで、胸がワクワクした。俺が上機嫌なのを見て隣で横になって本を読んでいたフェルツは
寝返りため息をついた。サーシャは俺と同じで上機嫌に鼻歌を歌いながら風呂に入っていた。
窓を見るとすっかり外は真っ暗だった、本当に光一つない暗い森。
俺は一心に外を見つめた。グレムリンを・・・相棒にできたら。
──全てが可能になる気がした。

翌日。俺は誰かに揺さぶられて起きた。眼をゆるりと開けるとサーシャの顔が近くにあり
飛び起きる。ヒョイとベッドから降りた彼女は笑って言った。
「もう朝7時だよ。演習は8時半から、先にフェルツと食堂行って食べてるから。早くね!」
横で立っていた長身のフェルツは無言で部屋から出て行った。ちゃんとセットされているツンツン頭に
俺は唖然とした。寝癖がひどく直りきらないまま部屋を出て食堂に行く。
服を整えながら走っていると、どこからか人の囁く声がして立ち止まった。

「・・・昨日。兵士が一人殺されたんだって?」
「ぁ・・・あぁ、例のコルスにな。ホマンドさんが駆けつけてくれなかったら全員死んでたぜ」
「・・・まだ神具が見つからないのか?」
「地図がないからな・・・しょうがないよ。ったく・・・誰が盗んだんだ」
俺は冷や汗をかいて急いでその場を去った。
盗んだ?どういうことだ──?

19 :第3幕〜迷いの森にて〜:2006/06/08(木) 19:40:58
「そんなはずないわ!!」
サーシャの大きな声に思わず俺は彼女の口を手で塞いだ。
「けど・・・本当に言ってんだぜ。兵士達が・・・」
「私の両親が盗んだっての・・・!?そんな訳──」
興奮気味のサーシャの頭をフェルツが本で軽くたたいた。
「・・・お前ら。今から演習だぞ、兵士がいなかったからいいものを・・・少しは頭を冷やせ」
「ご、ごめん・・・」
大勢人が集まり始め、続々と狼の入ったゲージが運ばれくる。2人が自分たちの狼を迎えに行ったので、
俺も赤目を探した。
「居た居た・・・昨日といい今日といい・・やけに大人しいな。グレムリン」
彼はずっと寝ていた。まるで体力を保存するかのように。
演習は、狼に触れ、話しかけることから始まり、
一日目の目標は、自分の狼を首輪だけで自由に連れて回れる事だった。
これは正直難しいと思った。ミイルドのような大人しい種族なら容易いのだろうが。。
あの凶暴なグレムリンを首輪だけで連れて回るなんて。
俺は恐る恐るグレムリンをゲージから出した。まだ足輪も首輪も口輪も付いていたのでグレムリンは
何もできない状態だ。それからそっと首の辺りに触ると。
一瞬彼の体中の毛が逆立ったが、なんとそれからは大人しすぎるくらい大人しかった。

20 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/08(木) 19:46:33
やめろ、つまらない。自分のブログでやりなさい!

21 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/08(木) 19:59:09
かわいそ
賞に何度も落ちだから、こんなとこにのせるなんてなあ

まじめに書いて送りな。プロになって50作発表しないと、《本物の一人前の作家》としてはこの世界では認めない。あなたは50作書き送りましたか?してないならやりなさい。それからのせなよ。努力が足りないね!

22 :第3幕〜迷いの森にて〜:2006/06/08(木) 20:13:11
>>20  具体的にどこらへんがつまらないのでしょうか?酷評お願いしますm(_)m
>>21  賞?私はこれが初めて書く物語なんですが・・・でもずっと練ってきた物語なんです。プロなんてそんな大それた事目指してません。
    ただ>>1にファンタジ−要素が少しでもあればいいって書いてあったので・・・興味でつい・・・すいません。まだまだ努力します。。

23 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/08(木) 20:14:51
>>4の時点でやる気ねーのがわかるしー

24 :第3幕〜迷いの森にて〜:2006/06/08(木) 20:26:36
やる気ないんじゃないんです・・どうやって説明すればいいか分からなかったんです。
PCにも余り慣れてないので打ちミスとかもいっぱいしました・・・
出だしが一番難しかったんです。やっぱり小説は一番最初でだいたい決まるんですかね、、
書きたい事がいっぱいありすぎてまとまらないんです。
この物語の筋はどうでしょうか?文章力ないのは分かってます。
ただ筋だけは少し思い入れがあります。酷評お願いします

25 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/08(木) 20:50:16
典型的な小中学生の小説だと思う。
書きたい気持ちがあるのは結構だが、まずはもっと本を読みなさい。
多くの作品に触れることで、自分の文章のどこが駄目なのか見えてくるはずだ。

26 :♪架空世界は温暖化♪:2006/06/08(木) 20:59:01
>>20>>21>>23
いやいや、あなたの方こそ>>1を読みなさい。
ここは、下手でもかまわないところです。
そして、頼まれもしないのに強い批判はいけません。
ここは小説作成塾ではないのですよ(笑)

ここは、
「好き勝手に書く」というシンプルな暇つぶしをするところです。
気持ちは分かりますが、
頼むから普通に常識的にしててください。
お願いします。

27 :♪架空世界は温暖化♪:2006/06/08(木) 21:04:26
>>24
色々叩かれたので捕捉しておきます☆
いくらなんでも、普通の中学生よりは上のレベルですよ。
プロとしてはわかりませんが、十分にしっかりしてます。
文章も上手ですよ。
小説家からしてはそんなことないけど、
完全な初心者からすればだいぶ語彙も豊富で上手だと思います。

ここは好き勝手に書いていくことを目的としているので、
頼んでもいないのにケチをつけてくる変態は無視してください。
本当に教えて欲しいときだけ、頼んでみたらいいでしょう。

書けばそれでOK。
技術はどーでもいい。
それがこのスレッド。

28 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/08(木) 21:05:37
狼使いは昔の自分を見ているようで、
馬鹿だと思う反面、応援してやる気持ちにもなるが

>>1が気にくわないスレだ。
暇つぶしの落書きならチラシの裏にでも書いてろクズ。

29 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/08(木) 21:17:55
下手でも構わないとする主体は誰なのだろうか。

はともかく、上手い下手以前に面白くするのが困難。
書き出しの時点で読者との共通認識が少ないファンタジーを
スレに書き込める程度の文字数で収めようとしてもそりゃあ無理だ。
上手く見せれば無茶な設定も面白くできるが
設定を無理くり書き入れてもたわ言になっちまうことのほうが多いし。
ちょっと変な現実世界くらいがせいぜいだろ。

30 :狼使い:2006/06/08(木) 21:35:38
>>25  
小中学生ですか・・・私一応高1なんですが・・・まだまだ幼いという事ですか・・・
意見ありがとうございます。星新一の本とかならいっぱい読みました。
それでファンタジーの世界に引き込まれたんです(^^)もっと本読みます!

>>1さん
私は本気でこの作品を書いてます。酷評してくれる方は嬉しいので・・・別にいいです。
心配ありがとうございます。


31 :狼使い:2006/06/08(木) 21:44:19
とりあえずもっともっと練ります。序盤の失敗を気にしないぐらいのストーリーにしたいです。
ではノシ

32 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/08(木) 21:55:39
>>24
>この物語の筋はどうでしょうか?文章力ないのは分かってます。
>ただ筋だけは少し思い入れがあります。酷評お願いします

筋らしい筋が見えないなんだけど。
どういうストーリーなのか短くまとめてみたら?

33 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/08(木) 22:07:04
>>31
構成がしっかりしていないことが問題。
各場面とも思いつきで書いているから、説明も描写も不足している感じ。
まず、各場面ごとのプロットを作って、どの場面に誰が出てきて、何を説明
するのかを考えたほうがいい。それができないなら書くだけ無駄だと思う。

高一だとすればセンスは感じられないから、作家の道はあきらめたほうがいいぞ。

34 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/08(木) 22:11:06
>>31
基本的なことでいくつか。

>>4の「もののけ姫の山犬みたいなもん」はよくない。
もののけ姫を見たことがない人を突き放してる。
ここは借り物で横着せずに自分の言葉を。

>>5では「自転車」「1`」「10分」が気になる。
ファンタジー世界ならもっとそれっぽい表現を使うべき。
現実世界で自転車の登場は19世紀。しかも当時はむちゃくちゃ高価。
通常、ファンタジー世界はその技術レベルに達していないとするのが一般的。
達しているならいるで、
そうした科学技術に対する狼の優位性を考えなければいけない。

そういうことをちゃんと考えるともっと世界に説得力が出てくるはず。

35 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/09(金) 00:45:19
そういやファンタジーでいつも困るのが時間と単位なんだよなー。
ついつい「○○秒」「○○メートル」は使いたくなる。
俺がもっぱら書いてるのは別に中世風じゃあないんだが
メートルとか「じゃあこの世界にはメルカトルが居たんだな?」
ってことになるし、それはいかん。
秒にしても時間単位系の元を突き詰めると使うのはどうかと思う。
本当に困るわ。

36 :♪架空世界は温暖化♪:2006/06/09(金) 05:11:09
>>28
気に食わない、ならば読むな。
これで解決でしょ、出すぎた真似をして荒らすな。

>>30
狼使いさん、そうですか、凄いですね☆
応援してるので頑張ってください☆☆

37 :狼使い:2006/06/09(金) 06:39:01
>>33  
なるほど・・・確かに思いつきでいろいろ付け加えたのもあります。
壮大な物語にしたくて変なものいろいろ付けちゃうんですよね。
センスがない・・・ですか、悔しい・・・orz
でもあきらめられないのでセンスがあるな、と思う本を教えていただきたいです。読みます。

>>34
う・・・自分でも「これは無理か?」って思ったところばかりです・・・
やはり見る人は見るんですね・・・
わかりやすいです、ファンタジーが好きな人が
周りにあまりいないので酷評ありがたいです、
優位性・・そんなことも考えたことなかったです。
キャラにもっと思い入れがいるんですね。すごい難しいな・・・

38 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/10(土) 12:49:13
世界が終焉を迎える日
少年は海の中にたっていた
水が体を癒し
太陽が傷をふさいでいく
貴方が言葉を紡いだら
心はゆるやかに律動する
悪魔がクスリと微笑むと
僕の頭は白濁する


2人しかいない別の世界で
もう一度貴方と会えたら
スミレの花を一輪だけ
そっと貴方に渡そう
風に乗って会いに行こう
さわやかな青い海の中
世界が終焉を迎える日

ボクとキミが再開する日

39 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/10(土) 13:00:30
キミは笑った
「可笑しいね」
ボクは言った
「あんたこそ」
腐った町で一人だけ
貴方はボクの光だった
硬い無機質な塊が
ボクと貴方を引き裂く音
聞きたくないよ
そんな声は
生命の光が消えかかる
「ごめんね」
とポツリと言った
「ありがとう」
と呟いた
そんな戯言は聞きたくないよ
聞きたいのはひとつだけ
ボクを求めるキミの言葉
柔らかな日差しの中で
ボクらは引き裂かれた
許さない 殺してやる 全員 許さない
憎悪と悲しみがこみあげる
散々泣いてキミの身体に倒れこむ
冷たくなったその身体にそっと触れて
白くなったその顔にそっと唇を落とす
キミの細い指にボクの指をからませる
別れを告げる激しい雨にボクは空を見上げた
眼から流れる水と降ってくる雨は混じり
ボクは地面を踏みつけた
神様なんているわけないよ
それでもボクは生きていく
貴方が残した 光を求めて

40 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/10(土) 13:41:31
きみは天才だあ!
感動した!


41 :詩人:2006/06/10(土) 19:03:42
詩で小説&物語を作ってみました。ちなみに>>38-39の奴は私が書きました。

僕がどれだけ嫌がろうと
季節は変わる
つんざくような夏の暑さに
やんわりとした冬の寒さ
春の涼しい風は頬をかすめ
記憶を撫でて風化させる
貴方を失った日の記憶さえも
町の人の
囁く言葉と好奇心の眼
僕の心は動じない
だって、あの日から
全ての事がとまっているんだから
秋はどんぐりを捕まえて
力いっぱい空へ投げた

2人は
あまりに若かった
何もかもが若かった
淡い恋心に全てを託し
激しい渦を巻く世界へと
飛び込んだ
2人で飛び込んだのに
何故貴方だけが行ったのか
何故僕だけが残ったのか

その理由を探すために
僕は存在してるんだ
貴方を無くしたその日のために
僕の旅は終わらない

42 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/10(土) 19:36:25
>>37
読ませてもらいました。
熱意は伝わってきます。
文は普通に自然な感じです。ただ、構成・表現・演出はまだまだかな、と。
ファンタジーにとらわれず、
色々な国内外の作家の本を読み参考にしたらよいかと思います。
そして、いきなり大作ではなく短篇からはじめたらどうでしょうか?
あと、面倒くさがらずにプロットも書きましょう。
頭の中では整理できていないトコが分かるはず。
あと、ファンタジーはディテールが大事です。
我々の現実世界にないものにリアリティを持たせるのは大変な事です。
今回の話はプロットで止めて、
自分に力を付けてから改めて取り掛かっても遅くはないように思います。

43 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/10(土) 22:20:40
>>42
感動しました!!!
>>41さんとは別人です。
思い切り初心者なんですが、
良かったら「プロット」と「ディテール」の意味を教えてもらえませんか??


44 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/10(土) 22:47:10
ん? Yahooからアク禁でもされてるのか?

45 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/10(土) 23:07:13
>>43
プロットというのは構成のこと。
冒頭シーンからラストシーンまで、どういう順番で描いていくのかを
予め決めておきます。そうすると、各場面ごとに何が必要なのかが
はっきりするので無駄な文章が少なくなります。

ディテールというのは細部のこと。
ファンタジーの場合は、着ているものや、食べ物、科学技術のレベル
輸送の方法、情報伝達の方法、建物の構造、庶民の生活、こういった
細かい部分を積み重ねていかないと、どういう世界なのかが読者に
伝わらないということです。

46 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/10(土) 23:34:04
>>45
ありがとうございます!!!
短編から書いてみようかな。

47 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/11(日) 01:02:49
このスレっ!みんなっ!!感動っ!!!しまくってるねっ!!!!!!

48 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/11(日) 01:13:31
みんなも何も一人しかいないんだけど

49 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/11(日) 01:21:55
いや、最低でも3人はいるっぽいっすよ

50 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/11(日) 01:30:02
すまん、全部ぶっちゃけオラの自演と言ってみるテスト

自サイト作ったり同人やって反響みながらってのも今の時代ならできるのかもね

51 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/11(日) 03:32:59
全部ではない。ちなみにオレは>>50と別人

52 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/11(日) 03:53:10
ていうか作品投稿系のスレは鯖の負担になるだけだからローカルルールで禁止されているんだけどね

53 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/11(日) 04:14:48
ええやん

54 :平清火:2006/06/11(日) 12:23:43
わたし、平清火です。えっと、わたしもファンタジー書いていいんですか?

55 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/11(日) 13:03:58
>>54
全然いいですよ☆
好きなときに、好きなだけ書いてください!!!

56 :狼使い:2006/06/11(日) 13:06:03
・・・練り直した作品の一部を切り取ったのですが・・・どうでしょうか?

今にも消えそうなろうそくが規則的に並んでいるレンガでできた薄暗い長い廊下を抜けると、そこはうめき声と悲鳴しか聞こえない
地獄のような場所だった。
たくさんの四角い部屋の中で泣く子供をあやす母親や、助けてくれと叫ぶ男など
そこには人間を捨てた者たちが居た。否──捨てさせられた者たちが。
壁からつながれている長く太い鎖の先には少年がいた。
暗い部屋にはボロボロのベッドと今にも壊れそうな小さな丸い机があり、
少年は部屋の中央でうなだれていた。もはや彼の眼には生気は灯っていなかった。
なげだされた足と手には無数の切り傷があった。
みたところ15歳ぐらいだろうか。端整な顔立ちの少年はまるで人形のようだった。
時が止まったかのようにピクリとも動かなかった少年がふいに立ち上がった。そして唯一かすかな光が差し込む鉄格子に手を伸ばし言った。
「・・・・・・誰だ?」
少年の視線の先には。歩くたびにカツンという無機質な音を立てる布のフードをかぶった人が立っていた。
「貴方が・・・・トム?」
「・・・」
人は鉄格子の前に立ち、ゆっくりとフードを脱いだ。フードの下には少年と同じくらいの年の少女がいた。
少女は肩にかけていたカバンから何かを取り出した。複雑に鉄がからみあっている細長いもの。
「今すぐにここから出します。・・・貴方はこんなところにいるお方ではない」
少年の部屋の鉄格子には厳重にロックされた何個もの鍵がかかっていた。
少女はすばやくそれらをはずしていった。壁に掛けられたろうそくの炎がそれを非難するように燃え盛った。
ガチャリ。と最後の鍵が開く。
そのとき少年は生まれて初めて自由と言うもの手に入れた。
少年の手首と足首についていた重たい鎖も少女は解いた、フッと身体が軽くなる。
「あんた・・・何者だ?」
「・・・話は後です、トム。追ってが来る前にここから脱出しなくては─」
少女は少年の手をとり、走り出した。



57 :狼使い:2006/06/11(日) 13:11:51

【説明】
世界はウルフハンドよってに支配されていた。
ウルフハンドとは巨大な黒い狼を操り
人を襲う半分人間半分狼の半狼のことである。ウルフハンドにはいろいろな集団があり、それぞれの世界地域ごとに門番がいて
逆らう人間を容赦なく殺す。多大な作物や奴隷を毎年ウルフハンドに収めなければ町ごとに10人ずつ処刑されていく。
そんな横暴に長年従ってきた人間は世界地域ごとにお互い協力してウルフハンドを倒そうという
ことになる。そこで一番大きな主要国であるフォーカス国では、大昔に一度だけあったウルフハンドと人間との大戦争を教訓とし、
その時に活躍した一族をもう一度終結させようという事になる。
フォーカス国の王はまず最初に、戦争の時にリーダーとして白い狼を操った一族の末裔が収容されているという牢獄に使いを送った。

あれ・・・またなんか話が大きくなりそう・・・orz

58 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/11(日) 13:41:53
>>56-57
まあマシになってきたと思う。
ただなんというか…書きたいのはわかるけど、それをどうしたい?
書くこと自体が楽しくて、それを暇つぶし的にやるというなら
文章レベルがどうとか野暮なことは言わない。
それは自分の机にでも秘めておけ、チラシの裏にでも書いてろと言うだけだ。

小説家になりたいとか、他人に読んでもらいたいと思うならば、まだ足りないな。
掲示板に書き込んで批評をもらう段階ではないという気がする。
「段落の最初は一文字分空ける」とかは内容以前、基本の話。
小説を書く際の約束事はいちいち書いていくと意外に多いので、
そこは自分で調べる方がいい。例えば↓などが参考になる。
http://members.jcom.home.ne.jp/w3c/MediaMix/writing/002story.html

手元にある国語の教科書も隅から隅までよく読んでみなさいな。

59 :狼使い:2006/06/11(日) 14:11:37
>>58
サイト読みました・・・当てはまるものがちらほら・・・
勉強になりましたm(_)m
マシになってきましたか・・・良かったです。暇つぶしじゃありません。
ただいろんな所で小説を応募してますが私は文芸部でもありませんし
特に小説に関して勉強しているわけではないので自信がありません。
だから暖めてきたストーリーを評価してもらいたかったんのです。
サイトに行くと小説でいかに構成が大事なのかが分かりました。
特に無理に英語を使わないというところが痛かったです。
いろいろあるんですね。。こういうサイトに行った事なかったんでありがとうございます。
奥の深い世界ですね・・・

60 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/11(日) 14:39:38
>>59
謙虚な気持ちで臨めばある程度までは伸びるよ。

もし上を目指すというなら、まずは大作を封印して、小粒なものから始めた方がいい。
とにかくちゃんと起承転結をつけて最初から最後まで書くことだ。
書ききれば自信になるよ。それに、
完結していない作品に対して評価を下すのは難しいもので、
それだと内容に関して的確なアドバイスなんてものは期待できないから。

もうひとつ参考サイト。
http://shinkigensha.co.jp/download/game_drama/
ここの創作支援プログラムは印刷して使うものだが、駆け出しにはいい練習になると思う。

61 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/11(日) 16:38:31
大事なのは、爆発力だよ。
爆発力を最大にする構成を。

62 :狼使い:2006/06/11(日) 23:12:58
夕方。その少年は小さなブランコに乗っていた。キーコキーコという静かな音が公園内に響く。
彼の今にも沈みそうな夕日を眺める瞳はどこまでも清んでいた。ふと、転がってきたボールが少年の足に当る。
少年は手を伸ばしボールを掴むと手を振りながら合図をする子供たちの方へ投げた。ボールが綺麗な放物線を描き、主の下へ
戻っていったのを見届けると、少年は公園を後にした。取り残されたブランコは寂しげに揺れていた。
「…ただいま」
「あっ!兄ちゃんお帰り!」
2人はお世辞にもいいとは言えない古いアパートに住んでいた。小さな身体が飛び跳ね少年の胸へ飛び込む。
少年は気だるそうに暖かい身体を引き離すと制服のネクタイをゆるめクローゼットに放り入れた。
そしておもむろに古い電話に手を伸ばすとどこかへ電話をした。
それを小さな瞳はジッと見つめていた。
「もしもし。あの──今月の電気料金が…その、足りないんですけど」
それから一呼吸して。小さな瞳にも聞こえるほどの大音量で電話の相手は少年をののしった。
「なんだと!?また余計なもんに使ったんだろ!?知るか!俺はそこまでお人よしじゃないんだよ──お前らでなんとかしろ!」
だみ声は散々わめいた後勢いよく電話を切った。少年の顔は苦々しかった。
跳ねた髪がピョンと跳ね少年の腕を柔らかく掴んだ。
「……大丈夫?兄ちゃん」
「……当たり前だろ。つまらないことを聞くな──」
悲しげな瞳に少年は苛立ちバッと腕を引き剥がした。2人には親がいなかった。


63 :狼使い:2006/06/11(日) 23:15:00
 翌日少年は切り裂くような冬の寒さに身を晒しながら
朝早くから自転車をこいでいた。目的は早朝での新聞配達。
まだ近所の住民が深い眠りについているとき、少年は息を切らしていた。
最後の家に新聞を投函し、いつもの単調な作業が終わり、少年が引き返そうと
ペダルに足を掛けたとき。一人の老人が青いベンチに座っていた。
柔らかそうなニットに身を包んだ老人はかすかに少年を流し見た後。一言呟いた。
「……可哀想に」
その老人が白く長い髭を撫でたとき。少年はたとえようのない感情に囚われた。
まるで言いたいことが喉で詰まったかのように何も発する事ができなかった。
その日から老人は毎日同じ時間にベンチに座っていた。まるで少年を待つかのように。
2人はどんどん親しくなった。少年は老人の話す言葉一つ一つに耳を傾け熱心に聴いた。
 ある日、いつものように新聞配達を終えた少年は青いベンチに向かった。老人はいなかった。
そこには気持ちよさそうに眠る一匹の白猫しかいなかった。しかしその猫も大きなあくびをすると
ゆったりと去っていった。少年は必死に老人を探した。老人はどこにもいなかった。彼はまるで身体の一部を失ったかのような
喪失感を味わった。しかし少年の瞳には映っていた。朝靄の中にはっきりと浮かぶ眩しいまでの光が。

短編書いてみました!!
どうでしょうか。。。

64 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/11(日) 23:57:09
これではだめだ。
ひとつひとつがばらばらで、話として繋がってない。
作者の脳内イメージだけで書いてる。
そしてそのイメージを読者が鋭敏に理解するという前提でできてる。
基本的に、作者がちゃんと言葉を尽くしてくれないと読者は理解できない。

62は全部要らない。63に繋がる要素がほとんどないから。
貧乏を表現するだけなら身なりや自転車から言及すれば済む。
その分、老人の描写を増やすべきだ。
少年が感銘を受けたのはどんな言葉か、どんな仕草か、
今のままだと、そういうのがまるで伝わってこない。
老人と出会ったことで、また、老人がいなくなったことで、
その前後で少年がどう変わったのか、
ということを意識して書かないといけないと思う。
それができていないからラストが唐突すぎる。
朝の光が暗示するものが読者に伝わらない。
なので表現のひとつひとつはマシに見えても、
借り物の言葉をつぎはぎしただけという印象を受ける。

書きたい気持ちはわかったから、
「小説の書き方」で検索するなりして、しばらくは書き方を学びなさい。
ここに書き込むのはもう少し力を付けてからにした方がいい。

65 :狼使い:2006/06/12(月) 06:59:42
わかりますた…評価ありがとございます!!!
自分でも最後を急いで締まった気がしたんです。
そうですね…貴方の言うことはなんて論理的なんでしょうか…orz
…では修行の旅に出てきます。ちょっとはマシになってきますノシ

66 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/12(月) 21:34:12
次の瞬間、少年は崖から飛んだ──。


 「見ろよ、この星空──」
 「うわぁ……」
2人は夜空を見上げていた。生い茂った森の中で、唯一空が見える場所を探して。
足が棒になるほど歩いて、喉が焼け付けそうなほどの飢えにも耐えて。
やっと見つけた彼らだけの場所──。
そこは、ふかふかした草が一面に生え、心地よい風が吹き抜ける場所だった。
ゆっくりと地面に横たわり少年は指を指して言った。
 「あれが、一番輝いてる」
その星は真っ赤に輝く星だった。少年はその星が隠れるように手を掲げ、握りつぶした。
少女はそれを見た後、首を横に振った。
 「……違う。一番輝いてるのは──ここからじゃ見えない星」
少年は上体を起こすと、少女を睨み付けて言った。
 「ずいぶん奇麗事言うんだな……見えなきゃ何も意味はないんだよ!!」
さらに、勢いよく拳で地面を叩き、唸るように少年は叫んだ。
 「誰も気づかない!認めない!それで一番綺麗だと──!?ふざけるな……っ」
少年は言葉を詰まらせ、代わりにギュッと握り拳に力を込めた。
少女はそんな少年を横でジッと見つめていた。彼女の美しい瞳には涙を流す少年が映っていた。
静かな夜に、少年の嗚咽を漏らす声だけが響いた。2人が思いを寄せる夜空は何も言わなかった。
ただ──2人を見守っていた。しばらくして、少女は口を開いた。
 「ねぇ、でも私思うんだ──」
彼女はそっと少年の手の甲に自分の手を重ねた。
 「貴方はきっと、どこまでもいけるよ」
ふいに、少女は少年の方へ近寄り。2人はそっと口付けた。



67 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/12(月) 21:35:21
ただ、彼女の状況は、良くなかった。服がかろうじて細い木に引っかかり、すぐにでも崖から落ちて
いきそうだった。少年は必死に腕伸ばし、声を荒げ叫んだ。
 「アリス──掴まれ!!早く……!」
彼女は朦朧とした意識で少年を見上げた。少年の姿を見て。
幸せそうに微笑んで言った。
 「……私がいなくても、貴方はもう大丈夫」
少年は「くそっ!」と叫ぶとさらに身体を伸ばした。
精一杯伸ばした少年の指が少女の手を掴んだ。そして少年が一気に引き上げようと力を込めた瞬間。
少女は少年の手をゆっくり握ると、柔らかく包み込み呟いた。
 「──さようなら」
彼女はフワリと自ら手を離した。
少年は何もできずに少女が谷底に消えるのを見つめていた。
「…嘘、だろ」



68 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/13(火) 05:51:03
――――てうざいな。

69 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/13(火) 21:28:31
ぼうせん、リーダいらないね
文章が状況の説明に終始してる
形容詞にたよりすぎてる
アリスって名前出したら少女はつかわなくていいかと
せりふもこぎれいすぎて切迫感がつたわってこない
この文章で長編かこうとするとおそかれはやかれ語彙がつきて息切れしてしまいます
見た、言った、つぶやいた、叫んだが多すぎ、なくてもおk
ラノベ以外で自分の好きな作家、もしくは御大がどう会話とアクションを処理してるか観察するといいとおもう

70 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/18(日) 04:12:58
完全な初心者なんですけど、
いきなり長編は100%つまずきますかね??

71 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/18(日) 04:36:24
>>70
プロット書いてから執筆すれば大丈夫だろ。


72 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/19(月) 01:05:43
高村薫みたいに長編しか書けないのもいれば、
芥川龍之介みたいについに長編を書けず首つった人もいる
新人賞は短編より長編の方が数が多い
自分の表現したいものが短編向きなのか長編向きなのかで決めるべきでは?
できるかできないかはやってみなけりゃわからないんだし
それとも絶対無理だからやめれってアオリの書き込みがあったら君は書くことをやめるのかい?

73 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/19(月) 17:21:32
ここに来るのは初めて何ですが、自作をアップしても宜しいですか?

74 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/21(水) 04:23:54
誰もいないし踊ろうと何しようといんじゃね?

75 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/21(水) 04:51:54
>>73
ぜひ☆

76 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/21(水) 07:03:11
でわ
まず最初に誤っておきます。すいません携帯からしか書け無いため、携帯からになります。
 設定としては中世ヨーロッパぐらいの世界観で、ただし癒やしの呪文、と言うか、技がある。という感じです。非人間族は話が長くなれば書く予定です。細かいことはそのつど補足、又は小説中で書きます。
 物としては長いです。章分けにして、一章づつでアップします。
一章目は会話中心の短い物ですが、次からは、段落分けをして長い物を書きます。《?》《!》等は不要かとも思いますが解り安くするために使う事にしました。
批評にはその都度、回答、訂正をするつもりですが、あんまりキツい事を言わないでやってください。
 では駄文ではありますが、書かせていただきます。

77 :入隊:2006/06/21(水) 07:06:12
「で、お前たちは何ができるんだ?」
煤けた高い天井、使い込まれた机と椅子、地味な色合いではあるが質のいい緞帳。一見して地方領主の館と解るその部屋にいるのは、鎧を着た二人の男と、上質な服を身に付けた美男子だ。
「ぼ、僕は…」
二人の内の小さい方が、言葉を発し用とするも大きい方ーあくまでも見比べればという事であり、さほど大きい訳ではないーが身振りで言葉を遮った。
「俺たちは、剣を使える、それに二人で戦う事に慣れている。剣を見て解ったと思いますが俺は左利きで、こいつは右利きです。」とお互いの剣を差した。なる程確かに男の剣は、右に、もう一人は左に挿されていた。
「それは、つまり、お互いの不利な方向を補える、という事だな。」
「アイ、そうです、それに僕達は弱い癒やしの技を使える。」
小さい男が嬉しそうな顔んかをしながら話した。「といっても、傷口を腐らなくしたり、一時的に痛みを和らげる程度ですが…でも戦場では役に立つ、そうでしょう?」
美男子は頷く事で同意を示した。
「では、馬はどうだ?えーっと、キーン?」
「キンリーです、キーンは兄でして。」
小さい男は、大きい男を差しながら言った。

78 :入隊:2006/06/21(水) 07:07:53
「馬は乗れますし、世話も出来ます、ただ乗ったまま剣で戦う事は出来ませんし、気性の争い馬も無理です。」
「では弓は?」
キーンは得意げな表情を顔に浮かべ、答えた。
「弓は得意です、二人とも。弓は馬上でも使えます。」
「よし、ではゆくゆくはラカップの軽騎兵隊に入ってもらう事になると思うが、とりあえずプロビアルの歩兵隊に入ってもらう、入隊者は一度必ず歩兵隊に入る事になっているからな。」
美男子は立ち上がると、両腕を広げた。
「では、ようこそ、トルツ隊へ!細かい事はラッズに聞いて貰おう、彼は貯蔵庫にいるはずだ。そこで給料と馬、鎧、剣、その他もろもろの金に関する事について話合ってくれ。」

79 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/21(水) 07:15:51
  二人が去った後、美男子ー傭兵団の長である、トルストーは壁に掛けられた緞帳に声をかけた。「どう思った?メニング。」
緞帳が内側から持ち上げられ、五十絡みの大男が現れた。トルストも一般的な男よりも、頭二つ分は大きいのだが、更に頭一つ分は大きいだろうか。
頭には白い物が混ざり始めているものの、顎の綺麗に刈り揃えられた髭には見られない。がっしりとした体つきといい、遠目からでは遥かに若く見えるだろう。
「そうですな、実際に戦う所を見なければ解りませんが…手と身振りから判断する限りは、それなりに使えるようです。」「まあ、剣に関しては訓練次第でなんともなる、問題は…」
「馬、ですか。それだけは何とも、歩き方で解る事には限度があるので。言葉に嘘は無い用に感じましたが。」
「では、問題は給金だな、納得するかどうか?」

80 :入隊:2006/06/21(水) 07:18:03
《この隊では最初の三ヶ月は半分の給金しか与えられない、それは行軍に必要な物資を揃える為に当てられる。
また馬が行軍に耐えないと判断されればーもしくは、馬を連れていなければー更に給金から天引きされ、隊の資金で馬が買い与えられる。それがこの隊の、猪、と呼ばれるゆえんである早い行軍を可能にしていた。》
メニングの目が遠くを見つめた、その目はトルストの後ろの窓の外に注がれている。
「どうやら、その問題は解決したようです。」

81 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/21(水) 07:49:16
>>76
もうUPしなくていいや。
レベルはわかったから。





82 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/21(水) 07:57:45
つまらなくてすいません。徐々にましになって行くと思いますが。
色々ありまして、書くのが久しぶりなので…

83 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/21(水) 09:20:17
>>76
地方領主の館の表現が陳腐。美男子を連呼されても興醒め。
他はまずまずかな。そこそこ雰囲気はあると思います。

84 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/21(水) 10:40:57
>>83
ありがとうございます。次の話も、そろそろ仕上がりますので、またUPさせていただきます。
情景描写には気をつけたいと思います。

85 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/21(水) 14:57:19


>>82
つまらないというよりも破綻してるな。

>「それは、つまり、お互いの不利な方向を補える、という事だな。」

集団戦闘で右利きと左利きで不利な方向なんてないだろ。
こんな馬鹿なこと書いたら笑われるぞ。
それよりも中世だと歩兵の主力は槍だ。
歩兵なら剣ではなく槍を使わせられる。長い槍を抱えて突進するだけだ。

騎兵なら槍や剣が使えないと話にもならん。
これだけで物語として破綻している。
これ以上書いても無駄だから、続編はチラシの裏にでも書いたほうがいい。

86 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/21(水) 15:07:15
>>82
>一見して地方領主の館と解るその
中から見てもわかんねだろ。
建物の外側から描写しないと。


>鎧を着た二人の男と、上質な服を身に付けた美男子だ。
鎧って鉄でできてんだろ?
戦闘中でもないのに鉄の塊を着て面接に行く馬鹿はおらん。
つーか、こいつらは普段から鎧もって歩いてるのか?
どこに住んでなにやってる奴らなのよ?


>「では、問題は給金だな、納得するかどうか?」
面接に来てるのに、給料の話をしないでどうすんの?
こんなボロボロの世界観なら書くだけ無駄だ。

お疲れさん。

87 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/21(水) 15:20:00
解りました。修行して出直します。

88 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/21(水) 19:43:36
槍と剣については、俺をむしろ劇中で説明さえあればなんとかなると思う。
つーか、ファンタジーはウソをどれだけリアルに語れるか、なんだからさ。

89 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/21(水) 22:06:38
完成して推敲が終わったものならともかく、
思いつきだけの、書きかけの小説を投稿するのは無謀。


90 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/22(木) 17:39:13
非常に不評につき、更に短編を一つ。

91 :ゴキブリ:2006/06/22(木) 17:42:34
(よしここからなら!)
 ピエールはタンスの裏にわずかな隙間を見つけ出した。
 三日前にキッチンの下の通路から外にでた時に、毛の薄く大きな猿。つまり人間のに発見され巣に逃げ込んでから目にする初めての外だった。
「それにしても暮らしにくい世の中に鳴ったものだ。」
 ピエールが一人で呟くのも無理は無い。
発見されてからというもの、唯一の出入り口だったキッチンの下を、いい匂い(そう、思わず近づきたくなるほどの。)のする、粘着質の板に塞がれ。必死に他の出入り口を探す事になったのだ。
 更に、ここ数ヶ月で、近所に住む仲間が三匹犠牲になっていた。ジョックはその板に、マイクは人間の持つ高速で噴射される、死の雨にやられ。キースに至っては、黒い箱に入った小さな玉を食べ、その家族までもが全滅していた。
そう言えば、二軒隣の家では、人間共の最終兵器、死の霧で幾つかのダニの一家と何匹かの仲間が死んだ事をネズミのジーンが言っていた気もする。
そのジーンの旦那だって、ピンクの団子を食べて死んだ。
(まあ、それでも腹はすくのだ。)
 記憶通りならここから出て左に餌場があるはずだ。
しかしジーンがタンスの影から出ると、甲高い悲鳴が聞こえた。
「ごっ、ゴキブリ!!」
(しまった出る前に外を確認すれば。)
 後悔先に立たずだ。人間の雄には、我々を気にしない奴もいるのだが、雌は全力で攻撃してくる。
しかしピエールとて、伊達に今まで生きてきた訳では無い。雌は我々を嫌っているゆえに、近づけば逃げて行く。
(この際足元まで近づいて、その隙に。)
ピエールはとっさに雌の足元に滑り込んだ。
雌の足が上がる、しかし予想に反して、悲鳴は聞こえて来なかった。
次の瞬間ピエールは激痛と共に、意識を失った。どうやら脳への一撃は避けられたようだ。
薄れ行く意識の中、雌の声が聞こえた。
「いやっ!踏んじゃった、汚〜い。でもやっと片付けたわ、しぶといゴキブリ!」

92 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/23(金) 09:15:58
>>91
ゴキブリ主観で『キッチン』という言葉は変。
話がありきたり。ただゴキブリ主観にしただけの話。ユーモアが足りない。

93 :狼使い:2006/06/23(金) 19:49:32
 「待て・・・待ってくれ!俺はこの国の役人だぞ・・・殺したらお前らは犯罪人に──」
狂おしいまでの失望感が私を襲った。見上げた空はこんなにも青いのに、何故この世界はこんなにも汚いのだろう。
薄汚い額にコツンと銃口を当てる。
 「だからなに?」


 「ケイト」
私の名前を呼ぶ声がして、声の発する方向を向くと、煉瓦でできている路地の壁に黒いスーツ姿の男がもたれ掛かっていた。
彼の名前はシェパード・ウィリアム。私のパートナーだ。彼はスボンのポケットに突っ込んでいた手を出し、掛けていた黒いサングラスを静かに取った。
そして人形のように地面に転がっている男の死体を革靴で踏みつけて言った。
 「お前、さっき一瞬でもコイツに同情したのか?」
青く冷たい瞳が鋭く光る。私が答えないでいると、ウィリアムは死体を踏みつけていた足を下ろし、私の方へ歩み寄った。
 「答えろ、ケイト」
ウィリアムは私の胸倉を強く掴んだ。少し呼吸が苦しくなる。そして首筋に硬い金属があてがわれた。
瞬時にそれが彼の愛用ナイフだと気がついた。
 「私を殺す気・・・?」
 「・・・」
辺りの空気がピンと張り詰める。何か一言でもしゃべれば、全てが壊れてしまう気がした。
2人とも、じっと押し黙ってにらみ合う。だがその沈黙はすぐに破られた。
 「ケイト!ウィリアム!そんなところでいちゃついてないで早く次の任務!!!」
どこかから明るい声がして、ウィリアムは私からサッと離れると、ナイフをクルリと回し、腰につけている銀色の鞘にカチリと収めた。
 「・・・まぁいいさ。俺はお前を殺しはしない・・・何があってもな」
おもむろに首筋に指を伸ばすと、かすかに血がにじんでいた。思わず、嫌悪感に手が震える。
私はゆっくりと銃口をスーツ姿に向けた。
 「・・・あんまり調子に乗るな・・・殺しはしないじゃなくて、殺せないんだろ?」
次の瞬間、大きな銃声が辺り一面に鳴り響いた。驚いた鳥は一斉に飛び立ち、煉瓦の壁からはパラパラと粉のようなものが舞い落ちる。凍てついた男の頬からは血が滲み出ていた。
 ウィリアムは頬をそっと撫でると、静かに微笑んだ。
「・・・これでおあいこだな?ケイト」


94 :狼使い:2006/06/23(金) 19:51:42
 私は大きな窓の枠に座っていた。雲ひとつない空を見上げると、一匹の鷹が上空を旋回していた。
大きな翼を広げ、広い空を自由に飛んでいる。
 「・・・・・・」
 「さて」
ガタンという音ともに、若い金髪の男がイスに座った。私は空から目線を部屋の中へと移した。
部屋の中には四角い机と3つのミニソファが置いてある。ここは世界各地にある私たちのアジトの一箇所だ。
お金は余る程あるわけじゃないから廃墟を買い取った。だから未だに蜘蛛の巣なんかも残ってるし、ちょっと汚い。
男は咥えていた煙草を取り灰皿に押し付けた。指にはめているシルバーリングが鈍く光る。
 「次のターゲットなんだが・・・・・・」
 「ユウヤ、さっきの役人に家族いたの?」
私の突然の問いに、ユウヤことスズキ・ユウヤは真夏に幽霊でも見たような顔をした。
 「あぁ・・・確か。子供と2人じゃないかな?奥さんとは2年前に離婚したとか」
苦々しかった。家庭がいるターゲットを殺すのは、やっぱりまだ気が引ける。
自分に人の心が残っているなんて思わないけど。
 「それがどうしかした?」
 「・・・・・・なんでもない」
それから一呼吸おいて、ソファに座っていた長身はコーヒーを一口飲み「ユウヤ。続きを頼む」と言った。
 「・・・次のターゲットは政治家のダン・フィリップだ」
 「ダンって・・・あのきちがいじいさんか?」
ウィリアムは出鼻を挫かれたようで、くぐもった声を発した。
「あぁ、なんでも奴が最近不穏な動きをしているらしい、ジョージア州にある研究所で生物ウイルスの開発を研究してるんだとよ」
ユウヤはどこかから地図を持ってきて一点を指差した。
そこは世界有数の工業地帯で、確かに怪しい実験も隠し通すことはできそうだった。
私は窓枠から降り、ソファに座った。
 「今月の20日に、奴がここを訪問するらしい。目下の理由は町の視察らしいが、本当は


95 :狼使い:2006/06/23(金) 19:57:34
 「今月の20日に、奴がここを訪問するらしい。目下の理由は町の視察らしいが、本当は秘密の研究所への訪問に違いない」
私は嫌な予感がした。わざわざ訪問するってことは、何か目的があるに違いない。
大きな事件が起きなければいいが──・・・
 「で、そいつを殺せってか・・・上の奴らものん気なもんだ」
話を聞き終えた黒髪は自慢のナイフを磨き始めた。銀色の刃物が鋭く光っている。
 「あのじーさん、噂では相当やばい奴らと仲がいいらしいからな。
前に奴をとっ捕まえようとした殺し屋は、返り討ちにあって腎臓売られたってよ」
ユウヤは胸元から取り出した煙草が湿っていたのか、火がなかなかつかずにいた。
苛立った私が新しい煙草をなげると、弾けたように「サンキュ」と笑った。
おもむろにソファから立ち上がり、空を自由に飛び回っていた鷹をジッと見る。鷹の
首に何かがついている。目をこらすと、それは小型の探査機だった。
私は腰につけている銃に手を伸ばし、ゆっくりと照準を合わせた。引き金を静かに引く。
次の瞬間には、けたたましい爆音がして、空中に羽と血が散らばった。背後で誰かがピュウと口笛を鳴らした。
 「ねぇ、どうやらもう始まってるみたいよ」
私は地面に落ちた鳥の残骸をみながら、ソファに座っている2人の男に目配せした。
ユウヤは薄っすら笑うと指にゴツイ金属製のリングを嵌めた。彼はその腕だけで何百人
もの人を血の海に沈めてきた武術の達人。私は玄関に銃をかまえて言った。
「命乞い合戦が」
 次の瞬間、ドアが吹き飛んだ。

96 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/23(金) 20:42:06
>>93-95
前回よりは少しマシになったかな。
冒頭のセリフの前に情景描写を入れたほうがいいよ。
それと、状況描写とセリフのつながり(順番)が悪いので全般的にわかり難い。
セリフが唐突に出てくるので、もうちょっと整理したほうがいい。
場面転換した直後は、状況→人物→セリフ、というのが基本。
その場面に出てくる全員の描写が終わるまでは、この順番を守ったほうがいい。


例えば、このくだり
>私は大きな窓の枠に座っていた。雲ひとつない空を見上げると、一匹の鷹が上空を旋回していた。
>大きな翼を広げ、広い空を自由に飛んでいる。
> 「・・・・・・」
> 「さて」
>ガタンという音ともに、若い金髪の男がイスに座った。私は空から目線を部屋の中へと移した。
>部屋の中には四角い机と3つのミニソファが置いてある。ここは世界各地にある私たちのアジトの一箇所だ。


 蜘蛛の巣が垂れ下がっている天井。ペンキが剥がれ落ちた壁。
 廃墟を買い取ったというアジトは薄汚れていた。
 だから私は窓枠に座って外を眺めている。 
 雲ひとつない空。一匹の鷹が上空を旋回していた。大きな翼を広げ、広い空を自由に飛んでいる。
 ガタンという音がした。相棒のユウヤが椅子に座っていた。
「さて、次のターゲットだが……」


 このほうが分かりやすいし、描写を加えれば雰囲気も出やすいはず。

97 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/23(金) 20:46:35
それと、一人称で主人公視点なんだから、主人公が名前を知っている人物は
最初から名前で登場しないとおかしい。

98 :狼使い:2006/06/23(金) 21:45:24
ご指摘ありがとうございます!!
今の私の技量で「狼使い」を書ききるのは無謀だと気づきました。
だから全く違うストーリーを書いてみたんです!マシになりましたか〜良かった。。
確かに言われてみればそうですね・・・次の話から気をつけたいです。
違う人が投稿した作品も見るのは勉強になりますね!
皆さん上手いです・・・まだまだ精進します・・・ノシ

99 :狼使い:2006/06/23(金) 21:48:30
あ、ここでいう違う人ってのは>>76=80の人のことです

100 :名無し物書き@推敲中?:2006/06/23(金) 22:26:23
100GET!!
888 :阿部敦良 :03/02/25 11:37
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
          小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良

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