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続・雪国

1 :名無し物書き@推敲中?:2006/12/30(土) 16:50:16
リレー形式で続・雪国を書いてみませんか?
1人5行以内(おおまかで結構です)ということでお願いします。
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寒々とした夕暮れの御茶ノ水駅を出ると木枯らしが冷たく、
思わず首をコオトの襟にうずめた。
もう街灯のあかりがともりはじめていて、
西はどすぐろい血液のような深い日暮れだった。
─駒子とわかれてきたのだった。


2 :名無し物書き@推敲中?:2006/12/30(土) 17:20:23
初の2ゲット

3 :名無し物書き@推敲中?:2006/12/30(土) 17:45:29
核ミサイルで雪国消滅
終了

4 :名無し物書き@推敲中?:2006/12/30(土) 18:04:26
雪国が不毛の地と化し、それから二百年の時が過ぎた。
人類最大の汚点といわれる核戦争は地球に天変地異をもたらし、
ここ雪国は常夏の国へと生まれ変わっていた。

5 :名無し物書き@推敲中?:2006/12/30(土) 18:07:22
トンネルをぬけるとそれは産道だった。
おぎゃー!


6 :名無し物書き@推敲中?:2006/12/31(日) 17:26:56
暗い街灯のあかりにぽうっと駒子の瞳が移り、はっとしたのだった。

7 :名無し物書き@推敲中?:2006/12/31(日) 19:15:31
「許さない。絶対に。呪ってやる。復讐してやる……」
 すぐ耳元で、女の思いつめた声を聞いた。
 決して、気のせいなどではない。間違いなく、それは駒子の声だった。
 慌てて声の下方向に視線をやる。しかし、そこに怪しい人影はなかった。

8 :名無し物書き@推敲中?:2006/12/31(日) 20:00:48
駒子はしかしイケメンに弱かった。

9 :名無し物書き@推敲中?:2006/12/31(日) 23:45:19
駒子の弱点が判明した事により、
駒子対策本部は政府に対してイケメンの空中散布を提言。
政府は、即座にそれを了承。
即日中に、国家の威信をかけたイケメンの空中散布作戦が開始された。
御茶ノ水駅周辺は、投下されたイケメンによってうめ尽くされたのであった。

10 :名無し物書き@推敲中?:2006/12/31(日) 23:49:10
国境の長いトンネルを抜けると墓地であった。
>>1の墓がひっそりとあった。

11 :名無し物書き@推敲中?:2006/12/31(日) 23:54:13
私は持参した小菊の花束を墓前に供えると、
>>1の成仏を願いながら手を合わせたのだった。

12 : 【大凶】 :2007/01/01(月) 00:49:17
すると、突然頭の上から怖いヘビが襲ってきた。
なぜか不思議な事に、しっぽから落ちてきた。

13 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/01(月) 01:45:39
蛇は頭をもたげて私を見た。不思議と澄んだ、赤い小さな目だった。
「望みを」
言われて、咄嗟に答えられなかった。幾度か思考を咀嚼してから言った。

14 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/01(月) 02:40:46
「お、お、おむすびが、ほ、欲しいんだな」

15 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/01(月) 03:15:04
すると蛇は答えた。
「よろしい、お前におむすびを一つやろう。
 そのかわり、お前の魂を戴くことにする」

16 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/01(月) 08:01:01
「あなたの欲しい魂は、この銀の魂ですか、それとも金の魂ですか?」

17 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/01(月) 15:06:30
ヘビの攻撃をなんとか潜り抜けると、
今度はさそりが襲ってきた。それを必死に素手で払い落とすと、
さらに毒蜘蛛までもが襲ってきた。巨大な毒蜘蛛だ。
体長はゆうに三メートルはある。

ただ、ひとつだけ謎だったのは、何故それが毒蜘蛛だという事が判ったのかという事だ。
まだ、誰ひとりとして、この蜘蛛に噛まれたわけでもないというのに……

18 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/01(月) 15:15:07
彼は己れの中に、真実に対する猛烈な飢餓感、欲望としか表現できない
激しい衝動を感じた。彼は無言で下半身を露出すると、いきり立った息子を
毒蜘蛛に突き出した。
「さあ噛んでみろ! お前の本質を俺が確かめてやる」

19 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/01(月) 15:32:10
 毒蜘蛛は、かなりげっそりとした表情を浮かべると申し訳なさそうに言った。
「すいません、オスなんです。そういうのはちょっと……」
 かたわらで見ていた蛇が小首をかしげる。
「つかおかしくないっスか? 雪国なのに雪が出てこねえ」

20 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/01(月) 17:39:08
毒蜘蛛や蛇との奇妙なやりとりの妄想をしながら、
帰途に着き、自宅の戸を開けると、妻の和子が飛び出してきた。
「あら、お帰りなさい、今日お帰りだとは知らなかったものですから・・・。」
「いいよ。」
「今から夕食の支度をいたしますから。」
中に入ると、食卓についている幼い娘の徳子が目に飛び込んできた。
途端に駒子のことが恋しくなり、今すぐに駒子のいるところへ戻りたいと思ったほどだった。


21 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/02(火) 06:42:46
しかし、今ここで駒子の元へ戻れば、私は二度とこの家へ帰って来ない
だろう……。まだ小学校すら上がっていない徳子はどうなる? パート
勤めすらしたことのない世間知らずの和子は?

ふと気がつくと、私はネクタイを外しながら何度も首を横に振っている
のだった。徳子は不思議そうに私を見ている。
「徳子、幼稚園は楽しかったか?」
間が悪かったのだろう。私はとっさにそんなことを口走った。

22 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/02(火) 11:56:31
「刑事さん、すいません、ぜんぶわたしが、やりました……」

 私の言葉に、徳子は、目に涙を浮かべてそう言った。

23 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/02(火) 17:35:40
徳子は、島村が引き受けた貰い子だった。
島村が徳子を貰い受けに行ったとき、
徳子はまるで本当の親であるかのように抱きついて甘えてくれたのだった。
それ以来島村は、徳子は天授の子であると思っているし、
徳子の方も、心変わりすることなく島村を慕ってくれているのだが、
この日の徳子は、私の言葉に対してもきょとんとしていて、空をつかむようだった。

24 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/03(水) 01:27:28
「本当に、お前がやったのか?!」
取り乱した島村は放心状態の徳子の肩を鷲掴みにして揺さぶった。
「なぜ答えない! 本当にお前がやったのかと聞いてるんだ!」

・・・そこで島村は激しいショックを受けて徳子から離れた。
徳子の首があらぬ方向を向いてガクンガクンと揺れていたのだ。
島村の激しい揺さぶりが、か弱い徳子の頚椎を砕いていたのだった。

25 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/03(水) 09:58:52
「死んだ……。そんなつもりじゃなかったんだ……」
 思わず島村の口から言葉が漏れる。
 徳子の口からは、舌が垂れ下がり、唾液と共に赤い血が滴り落ちる。
 しかし、その瞬間、意外な事が目の前で起こった!!
 徳子の両腕が動き出し、自らの頭部を掴み、元の位置に戻し、しっかり安定させようと
試みているのだ。そして、直にその作業は終了した。
「ギギギギググゲゲー」
 修復を終えた徳子は、一度だけそんな魔物のような雄叫びを上げると、その場に倒れこむと、そのまま意識を失った。

26 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/03(水) 14:36:12
「あら、あなた どうしたんですか? 今徳子が再起動する声を聞いたような」
和子が煮物の皿を持って現れれると、居間は甘い香りで満たされた。里芋と
烏賊がいい具合に照りを帯び、皿の上で小山を成している。とたんに、島村は
朝から何も食べていなかったことを思い出した。
「いや、大したことじゃない。それより、旨そうじゃないか。煮物はお前の
作ったやつしか食えないな」
「あなたの実家のお義母様が掘り立ての里芋を送ってきて下さったの。他にも
屠り立ての両脚羊とかいろいろね」

27 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/03(水) 15:39:18
「そうか・・・それじゃそれも食おう」
島村はわざと明るく言ってみた。
島村が食卓について飯を食いはじめると、見計らったかのように和子が、
「そういえば・・・あなた・・・駒ちゃん? とかいう人から電話がありましたけど。
なんでも町にまで出て電話してるから早くつないでくれって・・・。」
島村は動作を何ら変えることなく、里芋をつついていたが、
頭の中は真っ白だった。

28 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/03(水) 18:59:33
「あぁ……どうしたんだろうな、急に。それで何か言ってたか?」
「また電話するって。なんだか酷く取り乱してるような感じでしたけど
 大丈夫かしら」

もう2度と会わない、連絡もしない……。そう約束して島村と駒子は
最期の契りを結び、別れたはずだった。島村が服を着てホテルの部屋を
出ようとした時も、駒子は白く乱れたシーツに顔をうずめて押し黙っていた。
あの時、駒子は何を考えていたのだろう? これで何もかもが清算できたと
考えながら>>1の墓参りをし、帰路についた自分の甘さうとましく思った。

生姜醤油でさっと焼いただけの両脚羊を噛みながら、後で駒子に電話をしな
ければと考える。心なしか、両脚羊の肉はぱさぱさと生臭く感じられた。

29 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/04(木) 08:00:53
「徳子ちゃん、そろそろお夕飯の時間だから起きようね」
和子はうつ伏せにぶっ倒れていた徳子の背中を優しくさする。徳子はまだ
眠り足りないかのようにむずかり、和子の手を煩わせていた。島村が徳子を
盗み見ると、先ほどへし折ってしまった頚椎の辺りには薄っすらと紫色の
内出血が残っているようだ。天授の子とは言え、徳子は実に不思議な子だと思う。

30 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 16:36:20
しかし島村は駒子が電話してきたと聞いて、そわそわし始めていた。
夕食の時間を狙って、嫌がらせみたいに電話をよこすんじゃないだろうか、
いや駒子はそんなことしない、もししたら徒労だと怒鳴りつけてやろう、
と考えていると、電話が突然心臓にずきりと来る音を立てた。
島村はさっと立って、電話に出て交換手につながせると、
女の声で、
「誰だかわかる?」

31 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/10(水) 16:52:36
「こちらスネーク」

32 :名無し物書き@推敲中?:2007/01/26(金) 03:24:54
川端が泣いている

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