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甲賀三郎・大下宇陀児・木々高太郎

1 :名無しのオプ:03/09/19 03:32
戦前作家の中じゃ有名らしい3人ですがぜんぜん読めません。
代表作のあらすじとかおせーて。

2 :名無しのオプ:03/09/19 04:01
ttp://www.aozora.gr.jp/cards/000260/card1428.html

3 :名無しのオプ:03/09/19 04:14
短編は比較的いろんなアンソロジーの採られてるので
永久に再刊されないであろう通俗長編が読みたい。

4 :名無しのオプ:03/09/19 06:07
>>3
ホンッットにつまんないよ。

5 :名無しのオプ:03/09/19 06:39
この面子でスレがもつのか。総合スレを貼っとく。

「日本の探偵作家を語ろう」
http://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1011755575/l50



6 :ドグマグ派:03/09/19 10:16
木々だったら
創元推理文庫に入ってる
「我が女学生時代の犯罪」
サスペンスが好みで
うおー、おもしれーっ…とか
思っていると!!
超SF的ラストに唖然…。
今だったらバカミス派の
(ロリ文脈でトンデモ派も)
絶大なる支持を得るでしょうが…
何しろ「本陣」「刺青」の本格時代に
あれだから、バカミスならぬ単バカとして
壁投げされたようです。
同じ本に入ってる短編
「新月」も微妙にわけわかめで好きです。

7 :名無しのオプ:03/09/19 10:31
なんでもいいが>>1がこの三人をピックアップした理由がわからん

8 :名無しのオプ:03/09/19 12:45
宇陀児は短編の方が好きだ。

9 :名無しのオプ:03/09/19 19:30
>>7
甲賀大下木々傑作選集(春秋社刊)っての知らない?

10 :名無しのオプ:03/09/19 20:26
宇陀児さんは変に本格ぶったり、文学だの芸術だのを気どったりせず
大衆作家としての謙虚さを持ってて好き。
その一方で夢野や乱歩の作品は、文学として評価してたらしいし。


11 :名無しのオプ:03/09/19 20:36
宇陀児は中央作家では唯一夢野と交流があり、戦後は乱歩と同じ池袋に
住んでいたこともあってよく乱歩邸に通ったらしい。
でも乱歩は宇陀児の作品を「風俗小説にミステリとしての味を付けただけ」
としてあまり評価しなかった。木々などは激賞したもんだが。
たしかに「石の下」はミステリとして読むと物足りないが、「虚像」なんかは
かなり好き。もっと評価されていいと思う。

といいつつ戦前の「恐怖の歯型」なんて作品を読んでみたいw

12 :名無しのオプ:03/09/19 23:43
日本探偵小説全集の日影丈吉の解説読み直したんだけどさ、
ほんとにこの人の文章って味わい深いよな。
宇陀児を評して「大下さんには、一人で孤独を噛みくだいているようなところがあった」とか。

13 :名無しのオプ:03/09/20 00:52
>>9
なかなか揃わないんだよなあ。まだ道半ばだ。

14 :名無しのオプ:03/09/20 00:53
>>13
大金持ちですか?

15 :名無しのオプ:03/09/21 21:02
リレー式連作探偵小説の中で一番好きな『畸形の天女』には
宇陀児と高太郎が参加してんだよな。
題名と冒頭が上手な乱歩が第1回を担当し、プロットの巧みな
宇陀児と角田喜久男がまん中を受け持ち、最後を高太郎が
文学的に締めくくるという理想的な配分だった。

16 :名無しのオプ:03/09/21 21:37
>>14
一番高い専門店で一冊二万円前後。普通は一万円前後でしょ。
半分そろえた程度で大金持ち扱いされても戸惑ってしまうよ。

むしろ最近はものがない方が深刻。お金の問題ではない。

17 :名無しのオプ:03/09/21 23:03
『人生の阿呆』っておもしろい?

18 :名無しのオプ:03/09/21 23:38
創元推理文庫で復刊されるね。
正直あまり面白くない。

19 :名無しのオプ:03/09/22 00:35
甲賀は「蜘蛛」だけ面白かったよ

20 :名無しのオプ:03/09/22 01:04
甲賀三郎は「支倉事件」
大下宇陀児は「虚像」
木々高太郎の代表作って何?

21 :名無しのオプ:03/09/22 01:12
>>20
「頭のよくなる本」

22 :名無しのオプ:03/09/22 01:14
内容よくわからんけど読みたいタイトル
甲賀三郎「幽霊犯人」
大下宇陀児「恐怖の歯型」
木々高太郎「美の悲劇」

23 :名無しのオプ:03/09/22 01:17
>>21
それは林髞

24 :名無しのオプ:03/09/22 02:40
大心池博士age

25 :名無しのオプ:03/09/24 22:55
>>20
代表作ではないんだろうけど「睡り人形」が好きだ

26 :名無しのオプ:03/09/25 01:49
「睡り人形」で博士がクリトルス吸って、その刺激で奥さんがオシッコ漏らすところで
オナニーした

27 :名無しのオプ:03/09/26 01:12
宇陀児(うだる)の筆名は、奥さんの名前「歌子」から取ったもの。
愛妻家の宇陀児さんが好き。
なんか探偵作家は家庭を軽んじてた人が多そうなイメージがある。

28 :名無しのオプ:03/09/26 01:17
横正は愛妻家だったらしいが

29 :名無しのオプ:03/09/26 21:24
「二川家殺人事件」・「ビルマの九官鳥」入手しますた

30 :名無しのオプ:03/09/27 00:13
二川家殺人事件は文庫で読めるから

31 :名無しのオプ:03/09/27 23:31
「黄鳥の嘆き(二川家殺人事件)」は挿絵が効果満点。
あれが無いと萎える。
漏れが持ってる創元「日本探偵小説全集」以外のバージョンは
ちゃんと付いてる?

32 :名無しのオプ:03/09/27 23:39
>>31
サイレン社の単行本にはついてないな。
でも別に挿絵がないからって萎えないぞ。

33 :名無しのオプ:03/10/28 01:45
恐怖の歯型買ったage

34 :名無しのオプ:03/10/28 08:27
友人は最近まで、「うだる」を「うだじ」と読んでいた。
丹古母鬼馬二(きばじ)かよ!とツッコんでやった。


だから、漏れの事じゃないって!


35 :名無しのオプ:03/10/28 08:38
偽悪病患者 (大下宇陀児)
これしか知らない・・・・


36 :名無しのオプ:03/10/28 09:28
>>31
角川文庫の新青年アンソロジーには一枚だけついていたと思ったが。

37 :名無しのオプ:03/12/06 00:02
      ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 『甲賀三郎探偵小説選』まだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
       |  愛媛みかん |/

38 :名無しのオプ:03/12/06 00:23
こんなスレあったのか…
>>37
情報きぼんぬ

39 :名無しのオプ:03/12/06 21:29
>>38
ttp://members.at.infoseek.co.jp/sinseinen8/top.htm

甲賀三郎探偵小説選 (論創ミステリ叢書3) 論創社 2003年12月上旬発行

小説「電話を掛ける女」「原稿料の袋」等5編、評論随筆13編を収録

解題:横井司

だってさ。このシリーズ、評論・随筆の割合が多いなあ。
小説を入れてくれYO!

40 :名無しのオプ:03/12/07 17:20
>>20
木々高太郎さんは「網膜脈視症」「新月」がおもしろかった
木々さんの作品はトリックなんてないのが特徴か?
でも一風変わった心理描写は面白い特に「新月」

41 :名無しのオプ:03/12/08 23:09
「網膜脈視症」が入ってる文庫読んだけどおもしろかった。

眠れないからと時計を別室の抽斗に入れたりする人が出てくる話が
おもしろかった。「就眠儀式」だったと思う。

42 :名無しのオプ:03/12/08 23:59
「就眠儀式」は木々が自信満々で発表したところ甲賀から貶されて
それが論争の火種になったはずだね。

43 :名無しのオプ:03/12/09 00:08
「就眠儀式」は解決が納得いかないと言われれば反論できないね
「網膜脈視症」も同じ欠点を持っていると思うけど
お父さんが機械体操をしたら病気が治った というのがゾッとする

44 :名無しのオプ:03/12/10 00:47
「新月」は非常に良いと思うんだけど
一般的な評価は良くないのだろうか…

45 :名無しのオプ:03/12/10 00:51
普通にいいだろ。賞もとったし傑作選にも取り上げられてる。
ただ長編じゃないのが目立たない理由。

46 :名無しのオプ:03/12/10 01:27
>>45
良かった
ちゃんと評価されているんだ
この作風のまま長編を書けたらもっと有名になっただろうなぁ

47 :名無しのオプ:03/12/10 01:28
「美の悲劇」の中絶が惜しい

48 :名無しのオプ:03/12/18 01:35
頭脳パン

49 :名無しのオプ:03/12/18 22:09
>頭脳パンのキャラクターである博士の顔が林髞(木々高太郎) の似顔
って唐沢俊一の日記に書いてあった。

50 :名無しのオプ:03/12/19 00:48
大下でストーリーの先が読めないような純粋に面白い作品ってある?
別に本格でなくてもいいから。

51 :名無しのオプ:03/12/19 23:06
甲賀三郎探偵小説選、出た?

52 :名無しのオプ:03/12/19 23:14
とっくに出てるよ

53 :名無しのオプ:03/12/20 00:26
>>50
魔法街

54 :名無しのオプ:04/01/17 14:22
甲賀三郎探偵小説選が出たのにこの状態かよ

55 :名無しのオプ:04/02/17 00:43
甲賀三郎なら、「探偵小説十講」が読みたい。

56 :名無しのオプ:04/02/17 01:53
小林信彦が名を伏せて書いていたが、

「探偵小説家として初めて直木賞を取ったにもかかわらず、
自らが選考委員になったあとはノミネートされるミステリを片端から落とし、
あまりひどいというので、異例にも生存中に選考委員から下ろされた人物」

って木々高太郎のことだよね?
事実なら最低な奴だな。

57 :名無しのオプ:04/02/17 01:59
小林信彦の逆恨みっぽい

小林信彦ってオヨヨのときもそうだったけど、あんまり信用できないってイメージが強いし。
松本清張を推薦したくらいだから「ノミネートされるミステリを片端から落とし」ってのはないと思う。

58 :名無しのオプ:04/02/17 02:07
うーむ、確かに。

しかし木々も抜き打ち座談会事件、「三つの樽」一位入選引きずりおろし事件、
「黒いトランク」選出反対事件と問題の多い人だったからな。


59 :名無しのオプ:04/02/17 02:11
抜き打ち座談会事件はあきらかに宝石側の過剰反応だろ。
木々に責任があるとは言いがたい。

60 :名無しのオプ:04/02/22 15:10
宇陀児好きなんだけどなー。
「石の下」や「虚像」よりも「悪党元一」が好き。
今でいう戸梶圭太の激安野郎だね。

61 :名無しのオプ:04/02/22 20:07
「魔人」が好きなんですが

62 :名無しのオプ:04/03/29 12:50
戦前は江戸川乱歩と並んで三羽烏と言われた甲賀、大下に
山村正夫が「日本ミステリー史上で真に一時代を画したと言える影響力を
持ったのは乱歩、正史、木々、清張の4人だけ」と言った木々。
今の状況を見ると悲しいものがあるねぇ。
現役のミステリー作家で半世紀経っても読まれる人ってどれだけいるかな?

63 :名無しのオプ:04/03/29 22:19
>>61
書斎ですか?

64 :名無しのオプ:04/03/29 23:25
「魔人」 大下宇陀児

65 :『甲賀三郎探偵小説選』(論創社・2003年12月):04/03/30 10:39
 東京堂(http://www.tokyodoshoten.co.jp)の2階で購入しました。本体価格
2,500円でした。目次を紹介します。

  〈創作篇〉
   電話を掛ける女
   原稿料の袋
   鍵なくして開くべし
   囁く壁
   真夜中の円タク
  〈評論・随筆篇〉
  「呪はれの家」を読んで
   印象に残る作家作品
   探偵小説はどうなつたか
   探偵小説の将来
   実は偶然に
   本当の探偵小説
   エレリー・クイーンの『和蘭陀靴の秘密』
   漫想漫筆
   新探偵小説論
   探偵小説と批評
   探偵小説とポピウラリテイ

   解題 横井司

 

66 :名無しのオプ:04/03/30 20:40
どうせなら全集の復刻版も買えや

67 :名無しのオプ:04/03/31 02:51
凄い。「魔人」持ってる人いるんだ。

68 :名無しのオプ:04/03/31 02:55
>>67
3種類か4種類もってるけどw

69 :名無しのオプ:04/04/01 11:38
>>65
この前後の『論創ミステリ叢書』の平林初之輔も松本泰も上下2巻なのに、なんで
甲賀三郎だけ1冊本なの? 



70 :名無しのオプ:04/04/01 15:48
平林と松本泰は2巻出せば探偵小説をあるだけまとめました風に出来るけど、
甲賀三郎は2冊や3冊出したって追いつかないだろーが(w
甲賀はとりあえず1冊でいいから別のマイナー作家を出す作戦だろう

71 :名無しのオプ:04/04/01 18:57
甲賀三郎は今でも全集の復刻版が手に入るしな

72 :名無しのオプ:04/04/02 15:21
全集と言っても本来は三百近くある
小説作品の中から五十編ほど選んだものだがな。
甲賀も大下も作品大杉。

73 :名無しのオプ:04/04/04 12:49
甲賀三郎の「緑色の犯罪」が新刊でうっていたので購入。
でも、やっぱり作風として古いね。まあ、そこがいいんだけど。
収録作品の中では、「悪戯」が好きかな。

そういや、先月くらいまでは、大下宇陀児の本も残っていたな。
いま思うに、買ってたらよかった。

74 :名無しのオプ:04/04/04 13:22
「悪戯」って将棋の駒がなくなるやつか?
あれって甲賀らしくない作品だからなぁ。
水晶の角玉をどうして入れなかったんだろう。名作なのに。

75 : :04/04/05 23:08
>>73
それって国書刊行会の探偵クラブシリーズ?
それだったら大下の「烙印」は今でも売ってると思う。

76 :宣伝age:04/07/28 00:10 ID:/ybDa0Bb
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1082118001/l50

各作家のナンバー1を決めよう!スレで、木々高太郎作品、投票中。
締め切りは、平成16年7月30日(金)〜12:00まで。
一人一票で、参加しる!!!

77 :名無しのオプ:04/07/28 00:18 ID:31SAcXjj
木々高太郎の作品で一本決めるのは難しい
短編にするか長編にするか

78 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/07/28 20:56 ID:F0ZMa71u
木々は長編ではたいしたものは書いていない。
(「人生の阿呆」は謎解きミステリとして唯一の直木賞受賞作という歴史的意義はある。
これが今現在に至るまでのミスヲタの心の支えとなっているのだ。ちなみに芥川賞を受賞した
ミステリは皆無、作家単位で見てもミステリ作家と言い得るのは松本清張のみである。)
短編「睡り人形」を推す。乱歩的世界の医学博士である木々流の処理、と言うか、
川端「眠れる美女」の木々バージョンなんだよな(w、まあ、2ちゃんねらー好みな作では
ある。

甲賀は謎解き、活劇を多く書いているが、読み応え十分なドキュメンタルなクライムノベル
「支倉事件」が最高の出来栄えと言える。庄司利喜太郎こと正力パパが八面六臂の大活躍。
一読、巨人ファンになることは請け合いだ。
1リーグ制移行問題が佳境に入って来ている現在、是非読んでおきたい作である。
甲賀の本領は、むしろこういう作にあったかに思う。
なお、1リーグ制度移行問題に関しては、ややスレ違いではあるが、「推理」の要素を含む問題
でもあり、後ほど私案を含めてカキコしてみたい。

大下はなんと言っても「虚像」がいい。木々以上に「純文学」に接近し得た作家であり、
生身の人間を描かせたら歴代のミステリ作家で比肩する者はいまだに皆無である。
代表作「石の下の記録」よりも作品としての完成度は本作の方が高い。
美少女にして悪女(?)であるヒロイン千春は、2ちゃんねらーの心を魅了してやまない
であろう。

79 :名無しのオプ:04/07/28 21:04 ID:jwwpCsX0
>>78
ところで君は3人の作品をどれだけ読んでるの?
とりあえず木々の長編で既読分だけ挙げてみな。
「長編ではたいしたものは書いていない」と書いたからには大部分は読破してるんだろうけど。

80 :名無しのオプ:04/07/28 21:17 ID:eTYQ2sr+
>>79
>「長編ではたいしたものは書いていない」と書いたからには大部分は読破してるんだろうけど。

こいつ、全然読んでないよ。世評の受け売りで断定口調の書き込みをしているのさ。
長篇が5つしか収録されていない全集を読んだだけ、しかも内容を忘れているという
ことを自分で書いたのが3年前だよ。この後、木々の長篇を何本読んだのかな〜?
まあ、ひとつも読んでないんだろうなw


101 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2001/07/19(木) 01:16
木々高太郎は、もう10年以上前になるが、図書館で新聞社
(3大新聞のうちの1社だったと思う)から出ていた全集を
読んだ。各作品の記憶も薄れているので、是非、読書ガイドを
お願いしたい。

81 :名無しのオプ:04/07/28 21:19 ID:cfKQjvly
>>80
ワロタ

82 :名無しのオプ:04/07/28 21:28 ID:iYjMw/st
ドーモ、ドーモ先生。トオルです(はぁと)
甲賀スレにまで・・・。ありがとうございます!
もっといり色なスレでトオルたちに講義してくださいね(^-^)

83 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/07/28 21:39 ID:F0ZMa71u
>>79-82で荒らし乱入だな

木々はこんなに素晴らしい長編を書いていると具体的に反論出来ないのが、
スレ荒らしのみしか出来ない者の悲しさかと思う。
木々そのものは、忘れられた作家であり、2ちゃんねらーの異常性を考慮すれば、
小酒井不木の方がウケそうではある。


84 :名無しのオプ:04/07/28 21:43 ID:cfKQjvly
俺は「折蘆」が好きだな。木々は決して「異常」さを売りにしてる作家じゃないよ。
一見異常性犯罪を題材にしているように見える「睡り人形」も、木々が意図した
のは犯罪の異常性ではなくて愛なんだと思う。小酒井作品で愛をテーマにしてる
っぽいのは「恋愛曲線」くらいだね。

85 :名無しのオプ:04/07/28 21:55 ID:eTYQ2sr+
>>83
>木々はこんなに素晴らしい長編を書いていると具体的に反論出来ないのが、

終戦直後という時代に日常の謎系の心理ミステリを極めてしまった「詩と暗号」
極限状況が効果絶大の輪舞形式サスペンス「十二の傷の物語」
笑うしかないバカトリック炸裂の怪作「熊笹にかくれて」
チェスタトンばりの逆説論理が冴える後期の秀作「光とその影」

面白い作品はたくさんありますが、何か?

で、お前は木々の長篇を何本読んでるんだ? 答えてみろよ。答えられるものならなw

>具体的に反論出来ないのが、スレ荒らしのみしか出来ない者の悲しさかと思う。

そっくりそのままお返しするよ、スレ荒らしくんw

86 :名無しのオプ:04/07/28 22:00 ID:cfKQjvly
>>85
その説明見て読みたくなってきた。どれも入手困難っぽいけど探してみるわ。
「光とその影」だけ講談社文庫のを買っておいたはずだが積ン読だw

87 :名無しのオプ:04/07/28 22:39 ID:eTYQ2sr+
>>86
ここで検索してみたら函欠だけど熊笹が1200円、十二の傷が2000円で出てた。
送料別でもお手ごろな値段かと。
http://www.kosho.or.jp/servlet/bookselect.Kihon_result

88 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/07/29 21:03 ID:vPgfL3LC
忘れられた作家でだいぶ盛り上がっているようだが、
木々高太郎   慶應義塾大学卒・同大医学部教授(大脳生理学者)
甲賀三郎    東京帝大工科大学(現 東大工学部)応用化学専攻
大下宇陀児   九州帝大工学部(現 九大工学部) 応用化学専攻
小酒井不木   東京帝大医学部(現 東大医学部)・医学博士 生理学・血清学専攻
大学進学率等の時代性を考慮すると、凄い学歴の持主ばかりだ。
しかし、当時のミステリ(=探偵小説)の社会的評価を考慮すると、彼らには内心忸怩たる
ものがあったやに思う。
純文学ならともかく、ミステリ作家なんて、芸大出てポンチ絵を描いたりしているような
ものでしょ。
しかし、彼らの努力があったらばこそ、今のミステリ濫造の時代も誕生し得たのであろうかと思う。

89 :名無しのオプ:04/07/29 21:14 ID:/6gNRcXW
横井司氏は木々ファンだから、論創ミステリに木々が収録される可能性は高い。
短編集なら「エキゾチックな短篇」の完全版なんかが出ると嬉しいな。

90 :名無しのオプ:04/07/29 21:48 ID:kJC4Te4e
漏れは自分の養女をある種人体実験の材料にする、変な長編「養女」
の復刊を気盆ぬ。

91 :名無しのオプ:04/07/29 22:47 ID:B7IQte1v
>>88
論創ミステリで出るのは、著作権の切れた人(死後50年以上経過)ばかりじゃないの?
だから木々高太郎はラインナップに含まれないと思われ。

92 :91:04/07/29 22:48 ID:B7IQte1v
>>91>>89へのレスでした。失礼。

93 :名無しのオプ:04/07/29 22:53 ID:/6gNRcXW
最初はそうだったけど、それなりに売れたから著作権の切れてない人も
入るようになったみたい。

松本恵子は1976年没だし、久山秀子も1955年に作品を発表してるから
著作権は切れてないと思う。

94 :名無しのオプ:04/07/29 23:19 ID:zbx4lxDW
>>89
「エキゾチックな短篇集」昭14年 春秋社
緑色の目
ジルヴエステル夜話
女の政治
ヴエニスの計算狂
盲ひた月
夜の翼
死の乳母
第四の誘惑
韃靼の掟
菊の奇跡

「エキゾチックな短篇」昭22年 尾崎書房
大浦天主堂
水車の家
死の乳母
夜の翼
緑色の目
盲いた月
ヴエニスの計算狂
女の政治

戦前版と戦後版とで収録作品が微妙に違うんですね。
完全版ってことは戦前版に戦後版にある「大浦天主堂」と「水車の家」を足した12篇になるのかな。
「大浦天主堂」の舞台は日本だから「エキゾチック」じゃないけど。

95 :名無しのオプ:04/07/29 23:27 ID:/6gNRcXW
そうなんですよ。微妙にちがうw

他にも外国を舞台にした秀作があるので、そういうのも加えて一冊になると
面白いんじゃないかと。

「大浦天主堂」については、作者もあとがきで「長崎が舞台なのでこれも加えた」
と断っていましたね。

96 :名無しのオプ:04/07/29 23:38 ID:zbx4lxDW
>>95
尾崎書房のには後書ありませんでした。後書ってどの版で読めますか?
よろしければ他の「外国を舞台にした秀作」のタイトルも教えていただければありがたいです。

97 :名無しのオプ:04/07/30 00:11 ID:IJ4U/wHO
春秋社版の付録「探偵春秋」ですが、私も現物は持ってません。全集第二巻の
中島河太郎氏の解題に引用してあった分で読みました。

いま引っ張り出してきましたが、ちょっと記憶違いで、「大浦天主堂」についての
文章じゃありませんでした。申し訳ない。

「さて、場所は日本にとったが異国趣味のものとして、次の『韃靼の掟』と『菊の
奇跡』を加えた」

で、もともとの構想では「緑色の目」「ジルベステル夜話」「盲いた月」「夜の翼」
「砲弾信号」「ヴェニスの計算狂」「女の政治」「死の乳母」「印度大麻」「虫文字」
「大陸」「決闘」の12篇に現地の写真を添えて、「エキゾチックな短篇」と題する
つもりだった、とあります。

そうそう、これを読んで、当初の構想+実際に刊行された作品+その他の作品
で完全版が出ればいいなあ、と思ったんでした。

東方社の短編集の表題にもなった「侍医タルムドの遺書」なんかは、この連作
に加えて充分の秀作かと。

98 :名無しのオプ:04/07/30 00:19 ID:91iA34Jx
>>97
thx!
「侍医タルムドの遺書」、これから読んでみます。

99 :名無しのオプ:04/07/30 00:44 ID:91iA34Jx
読み終わりました。山風の妖異金瓶梅を思い出した。第二王子の殺害方法は
類別トリック集成に入れても差し支えないんじゃないだろうか。読んでよかったです。

100 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :04/07/30 22:36 ID:QIr/S7E0
忘れられた作家たちの話題でこれだけ盛り上がれれば上出来かと思う。
ただし、あらたに売り出す場合は、スレタイの3人に不木を含めた傑作集で十分であろう。

101 :名無しのオプ:04/07/31 00:26 ID:/Ibh0tQW
>>99
気に入っていただけたようで何よりです。しかし、尾崎書房版「エキゾチックな短篇」や
「侍医タルムドの遺書」もお持ちで、しかもすぐに出てくるとはw

本日、論創社より「小酒井不木傑作選」が届きました。(面倒くさいので直接注文して
いるのです)

予告どおりの「少年科学探偵」シリーズ完全版。奈落の井戸の阿部さんが資料提供
しているだけあって、単行本未収録分もすべて入っているようです。うーん、凄い…。
この連作、滅法面白かった覚えがあるので、久しぶりに通して読んでみようかな。

102 :名無しのオプ:04/07/31 00:33 ID:qs+drIPO
いいなあ。古本素人の自分も「侍医タルムドの遺書」
読みたくなってきたよ。ふつうに復刊されないかな。

103 :名無しのオプ:04/07/31 00:35 ID:kcjocFXl
「少年科学探偵」は現代大衆文学全集に入ってる分しか読んだことないから
未収録作品楽しみだな。

104 :名無しのオプ:04/09/26 02:18:24 ID:vgoLEF0z
久山秀子他マイナー作家はどんどん復刊されてきてるのに戦前の流行作家である
3人の作品がなかなか日の目を見ないのは何故?木々なんて十分面白いのに。

105 :名無しのオプ:04/10/10 20:26:58 ID:yXLFHHMd
書斎さんはもちろん「侍医タルムドの遺書」は読んでますよね!
感想が聞きたいなぁ

106 :名無しのオプ:04/10/11 04:36:02 ID:fFJ7PWAt
木々の『熊笹にかくれて』って、トリック自体はおバカですが、
内容そのものは、当時としては良く書けているのでは?
けっこう好きなんですが。
短編で印象深いのは『青色鞏膜』。
映画『フランケンシュタイン対地底怪獣』の中の
「セーショクコーマクのようなものでしょうか?」
という台詞が何の事なのか、これを読んで初めてわかったから。

107 :名無しのオプ:04/10/11 04:44:38 ID:einVNLW0
大下宇陀児、この大下宇陀児って人何がいいかッてェと、名前なんです。
この名前の胡散臭さがたまらない。
今の作家でこんな胡散臭い名前の人が居ましょうや。
清涼院流水、たしかに巫山戯た名前ではいらっしゃる。
巫山戯た名前ではいらっしゃるものの、何か人のドロドロした部分を覗く
胡散臭さ。これが名前の響きに全然無いンですな。
宇陀児・宇陀児・宇陀児、この大仰で禍々しい字面!正に探偵小説家の真骨頂でアリマス。

108 :名無しのオプ:04/11/11 00:34:24 ID:Bpj8d1sM
うだる先生

109 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/17 00:39:11 ID:z0cTCqxR
大下宇陀児の仙花紙本は比較的良く見かけるな
1冊5000円〜8000円くらいするから手が出ないけど

110 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/18 16:09:58 ID:tpgHjRnF
俺は長い間木下だと思ってて赤っ恥かいた

111 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/18 20:05:50 ID:kq94LSK0
「本名は木下なんだぜ」って言ってやりゃよかったのに

112 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/18 20:36:05 ID:2oqu9pvR
大下宇陀児の話題なんて出来る知り合いいねーよw

113 :名無しのオプ:2005/05/05(木) 22:22:58 ID:dwDRYzcO
保守

114 :名無しのオプ:2005/05/10(火) 22:48:26 ID:1+5PlO3j



115 :名無しのオプ:2005/05/10(火) 22:58:04 ID:TPhJ3vXd
甲賀三郎でググったらこんなのが見つかったw
ttp://www.tukasa.co.jp/kosabu.html

116 :名無しのオプ:2005/05/23(月) 21:50:33 ID:8Xum8DRA




117 :吾輩は名無しである:2005/06/10(金) 11:39:01 ID:Rc1jyF+f
u

118 :名無しのオプ:2005/06/10(金) 19:40:08 ID:r4ykA+5E
この人たちの通俗物って乱歩みたいなスリラーなんですかね?

119 :名無しのオプ:2005/06/12(日) 01:39:36 ID:usQoYZjs
2年で100レスでは尋ねても返レスはないと思うたほうが・・・・

120 :名無しのオプ:2005/06/13(月) 13:46:28 ID:iZFw71tH
こちらにまとめたらどうか。
「日本の探偵作家について語ろう/第弐夜」
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1089411910/l50


121 :名無しのオプ:2005/06/13(月) 20:20:52 ID:grDwkWSP
戦前は乱歩と並ぶ大物だったのにな

122 :吾輩は名無しである:2005/07/05(火) 12:57:46 ID:Bd7qsywJ
9

123 :名無しのオプ:2005/07/23(土) 09:21:59 ID:V/bS5LgM
8

124 :イラストに騙された名無しさん:2005/07/26(火) 11:45:26 ID:x/QBKSce
tryr

125 :名無し物書き@推敲中?:2005/09/09(金) 12:22:40 ID:1YOza6Rd
t

126 :無名草子さん:2005/10/02(日) 12:14:46 ID:aAE3BmsE
ダブルクリップの大勝

127 :イラストに騙された名無しさん:2005/10/25(火) 10:39:51 ID:ugtcePbv
y

128 :名無しのオプ:2006/01/27(金) 23:11:52 ID:FyvY+09i
ほげ


129 :名無しのオプ:2006/03/14(火) 18:35:22 ID:B80DY714
各作家のナンバー1を決めよう!スレにて、山本禾太郎作品投票中。

締切りは、平成18年3月17日(金)、〜12:00まで。よろしくご参加を。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1135769150/l50


130 :名無しのオプ:2006/05/07(日) 20:47:19 ID:Z9jOU/Iy
保守

131 :名無しのオプ:2006/06/13(火) 20:20:36 ID:9f42+Gch
各作家のナンバー1を決めよう!スレにて、渡辺啓助作品投票中。

締切りは、平成18年6月16日(金)、〜12:00まで。よろしくご参加を。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1135769150/l50


132 :名無しのオプ:2006/07/16(日) 19:43:39 ID:SFdcYfi0
保守

133 :名無しのオプ:2006/10/31(火) 17:44:57 ID:+D8OUwjR
やあ、おれウダラー 君は?

134 :名無しのオプ:2006/11/01(水) 11:34:53 ID:v92xQWot
あげ

135 :名無しのオプ:2007/01/23(火) 20:29:49 ID:fJnkIUCj
各作家のナンバー1を決めよう!スレにて、「水谷準」作品投票中。

締切りは、平成19年1月26日(金)、〜12:00まで。1人1票でよろしくご参加を。

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1154275629/l50

投票したい作品を<<作品名>>のように<< >>括って投票するのがローカル・ルールになってます。


136 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 02:02:13 ID:Ekf2fbZV
作家の実力で言えば
木々>大下>甲賀
なのに、新刊で読める作品が一番多いのが甲賀だってことが泣けてくる。
戦後の甲賀全集を復刻するくらいなら戦前の春秋社の3人選集を復刻しろよ…

137 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 02:30:50 ID:he4Tbjie
実力て
何を基準に言ってるんだ
ついでに勝手な個人的印象
大下→天才肌
甲賀→熱血中年
木々→生真面目

138 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 02:45:24 ID:1vbxYLmx
実力→現代の目で読むに耐える作品の数
書き飛ばしたような通俗スリラーの数では
甲賀>大下>木々

東都の日本推理小説体系に入ってた甲賀の「死頭蛾の恐怖」は
中篇程度の長さのくせに読み通すのが苦痛だった。
しかもタイトルにも偽りあり。

139 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 20:41:18 ID:he4Tbjie
駄作の多さは仕方ないべ
需要がそれだけあった時代だからね
しかし木々にはもっと書いて欲しかった

140 :名無しのオプ:2007/03/17(土) 20:48:45 ID:azOABQLw
甲賀は論調ばかり勇ましいんだよな。実作で示せていない。
木々は美の悲劇の中絶が悔やまれる。

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