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【推理パズル 総合スレ】 第14回 モナギコ蜘蛛の会

1 :名無しのオプ:2006/11/07(火) 23:41:09 ID:LX4tFhhA
推理パズル、推理クイズの出題・解答に関する総合スレッドです。
あなたが作ったとっておきの推理パズルや、現実に起こったちょっと不思議な出来事、
お決まりの推理クイズに、どうしても分からない途方も無い謎……

試しに披露してみませんか?

百戦錬磨のミス板住人が、直ちに謎を解き明かします。
今日の執事役は誰だ!?

※スレ乱立を防ぐため、単発の「推理パズル出題スレ」が立った場合には、このスレへの誘導をお願いします。

【前スレ】
【推理パズル 総合スレ】 第13回 モナギコ蜘蛛の会
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1149348998/

【避難所】
第14回?モナギコ蜘蛛の会
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1162224726/

2 :名無しのオプ:2006/11/07(火) 23:41:39 ID:LX4tFhhA
【過去スレ】(dat落ち。●持ってると読めます)
【推理パズル 総合スレ】 第12回 モナギコ蜘蛛の会
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1137957436/l50
【推理パズル 総合スレ】 第11回 モナギコ蜘蛛の会
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1124635164/
【推理パズル 総合スレ】 第九回 モナギコ蜘蛛の会
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1113496849/
【推理パズル 総合スレ】 第八回 モナギコ蜘蛛の会
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1100448381/
【推理パズル 総合スレ】 第七回 モナギコ蜘蛛の会
ttp://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1081415028/
【推理パズル 総合スレ】 第六回 モナギコ蜘蛛の会
ttp://book2.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1067774024/
【推理パズル 総合スレ】 第五回 モナギコ蜘蛛の会
ttp://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1060368732/
【推理パズル 総合スレ】 第四回 モナギコ蜘蛛の会
ttp://book.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1055256873/

(以下は過去ログ入りしています)
【推理パズル 総合スレ】 第三回 モナギコ蜘蛛の会
http://book.2ch.net/mystery/kako/1050/10509/1050968916.html
【推理パズル 総合スレッド】 モナギコ蜘蛛の会
http://book.2ch.net/mystery/kako/1021/10219/1021995064.html
%%僕の考えたトリックを評価してください%%
http://book.2ch.net/mystery/kako/1010/10107/1010729672.html

3 :名無しのオプ:2006/11/07(火) 23:42:10 ID:LX4tFhhA
【関連スレ(質問系スレ)】
思い出せないタイトル質問スレ2
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1089910981/l50
第十五ミステリー板雑談所兼質問所
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1153992094/

【類似スレ】
【ミス板利用者のためのサイト】
『赤い収穫』館
http://f17.aaa.livedoor.jp/~miggypop/

【過去ログ倉庫】
http://www.geocities.jp/umi_moto/mistery.htm

4 :名無しのオプ:2006/11/08(水) 02:27:31 ID:tJLJhX7K
>>1


5 :名無しのオプ:2006/11/08(水) 07:51:55 ID:lfZ9z+4A
>>1
乙。

6 :名無しのオプ:2006/11/08(水) 11:44:20 ID:obFpafUD
乙一

7 :名無しのオプ:2006/11/08(水) 14:03:55 ID:T3QwC9Ts
>>1

8 :名無しのオプ:2006/11/08(水) 16:29:54 ID:l/EN3HVt
>>1
では早速長文問題を投下。面倒な人はスルーでよろしく。

9 :長文問題1:2006/11/08(水) 16:31:26 ID:l/EN3HVt
地下の会場で執事は話す。探偵達も静かに耳を傾けた。
「今回の事件は、実にスコット警部の事件にございます。密室事件と定義してもよいかと思います。
さて、語るのに少々お時間を頂きたいと思います。では、お話し致しましょう・・・」

問題
登場人物紹介@(事件パート)
ヘンリー・・・事件の被害者。嫌われ者。
ゴードン・・・事件があった屋敷の主人。権力者。
セバスチャンン・・・ゴードンの屋敷の執事。
サム・・・ゴードンの屋敷で働く下男。恋人の件でヘンリーに殺意を抱く。
アラン・・・同上。ヘンリーに弱みを握られ脅迫されており、同じくヘンリーに殺意を抱く。
ジェシー・・・ゴードンの屋敷で働くメイド。サムの恋人。
エリー・・・同上。事件当日は風邪で休み不在。
オッペンハイム・・・ゴードンの屋敷で働くメイドでメイド長。

10 :長文問題1-2:2006/11/08(水) 16:33:53 ID:l/EN3HVt
ゴードンの屋敷で月に1度はパーティーが開かれるのは街の全員が知っている。当然、街の人間がゴードンを好きという事は無く、黒い噂が絶えないのも事実だ。
参加者は貴族をはじめ、公務を司る者から、他の街の権力者までと、人を踏んでも何とも思わぬ悪党達は、全てゴードンと(裏の仕事などで)繋がりのある人物だった。
さて、ゴードン邸でヘンリーが死体となって発見された事件はいささか不思議な状況であったと執事のセバスチャンは話す。
パーティーのあった当日、ヘンリーは当然そこにいたし、また、ヘンリーにとって不幸なことかどうかは知らぬが、ヘンリーを最も憎む下男のサムとアランもパーティーの中、仕事をしていた。
サムは女好きのヘンリーに恋人のジェシーを寝取られそうになった。事実がどうかは知らないが、サムがヘンリーを殺したいほど憎んでたことは言うまでもない。
また、もう一人のアランはヘンリーに弱みを握られ、脅迫されていた。ゴードン邸での給金の多くを奪われ、家族にもろくに食事をさせることができずにいる。
常日頃から、二人はヘンリーを殺したいと思ってたし、権力を盾に横暴なことも平気でする町で嫌われ者のヘンリーだったが逆に殺したいほど憎んでいるとなると、やはりこの二人だけだった。
そんな中ヘンリーは意識を失い、そして、死んでしまう。死因は毒物によるものであった。
パーティーの参加者では他に死者がいないのだから、ヘンリーが飲食した物にだけ毒物が入っていたと考えるしかないだろう。

11 :長文問題1-3:2006/11/08(水) 16:35:28 ID:l/EN3HVt
ここでパーティー会場の説明がいるだろう。パーティー会場は来客が200人入ってもまだ余裕はあるだろうとも言える広さだ。内装から部屋の外まで城を模して造ったようだ。正方形の形だが、壁から壁の一辺は間違いなく、100ヤード(約90メートル)はある。
まるで城の門かと思われるような大きなぶ厚い扉(高さ約3ヤード、幅約2,5ヤード、厚さ約4フィート)を開けるとまず目の前に見えるのは、大きな宗教者の肖像画だ。優に4ヤード(約3.6メートル)はあるか。
しかして、一風変わった画なのは、その宗教者の腰から下の部分が人の悶え苦しむ姿でさらに真っ赤に塗られていたことだ。
毎度の参加者の中には顔をしかめる敬虔な信者もいたのだが、権力者のゴードンに口だしするわけにはいかず、ただおそれだけを抱いていた。
会場の左手はステージと大きなグランドピアノが置いてある。当日は楽団が使用していた。報酬はいいものの、実に扱いはぞんざいで、楽団の団員も団長の命令が無ければ、ここで演奏することはないだろう。
右手側は全面的に、窓ガラスで一部は色とりどりのステンドグラスになっていた。普段なら、そこに荘厳な庭園を眺めることができるが、当日はあいにくの雷雨で、もちろん闇の中でもあったし、庭園の景色を楽しむことは叶わなかった。
また雷雨にも構わず、参加者が多かったことから、召し使いや御者、馬が濡れることを厭わぬ(中にはそれすら愉しむ)愚かな貴族や執政者がいかに多いかが伺い知れる。
絨毯は足がめりこまんほどの柔らかさだ。住み込みで働く下女や下男達のベッドが、ほとんど板きれのような物だったから、傲慢なゴードンの性格もわかるだろう。
いくつかの床に届きそうな長いクロスが掛けられたテーブルには豪勢な料理とワイン、もちろん働いてる従業員達が食べられる訳もなく、残されることが確実なそれらは、次の日には、燃やされるか埋められるかだった。

12 :長文問題1-4:2006/11/08(水) 16:37:48 ID:l/EN3HVt
会場の天井にはちょうど真ん中に豪勢なシャンデリラが吊り下げられていた。実際この高さで火を灯すのだから、その役目を担う下男は毎回命がけである。
シャンデリア以外にも壁に多くの燈台と大きな蝋燭に火は灯される。
必要以上の明かりが会場にはあった。ダンスが十分できるほどのスペースもある。
また、入り口の扉はその大きさから自由に開け閉めするのが困難であるため、執事のセバスチャンやその他の下男達が、従業員や招待客以外はねずみ一匹すら入らないように見張っていた。
それがゴードン自慢のパーティー会場だった。

事件の日に話は戻ろう。ヘンリーはパーティー途中で意識を失った。パーティーが終わり、時刻は10時前だったが、散会した後、貴族達がそぞろ帰る間もヘンリーのその姿は見えなかった。
パーティーの終わった後は大変だ。屋敷中の従業員が集まり、享楽の宴の後かたづけをしなければならないからだ。
それは右へ左へと行き交う。人を蹴ろうが物を蹴ろうが自分の仕事を片づけるのに大忙しだ。であるから、誰がどこで何をしているのか知ることは、初めての街で、馬を手に入れるくらい困難だ。
ジェシーは大きな宗教者の肖像画にワインがかかってるのを、画を傷付けず、落とすことに難儀しながら今日休みのエリーの動けないほどの風邪は大丈夫なのかしらなどと考えていた。

13 :長文問題1-5:2006/11/08(水) 16:39:30 ID:l/EN3HVt
また、メイド長のオッペンハイムはメイド達に指示を与える一方で、ピアノをひとしきり触ってみたが、出ない音がある。反響盤に問題があるのかしら?明日技師を呼んで見て貰おう。
テーブルからは料理は下げられ(多くの下男達はそれを羨ましげにながめるだけだ)、ワインは保管庫に、クロスは洗濯のために取り外される。
ステージの後かたづけは、セバスチャンが一人で受け持った。
最も年配で従業員のまとめ役のセバスチャンだったが、楽団が使用した椅子や指揮台などは軽い物が多いため、片づけてよけておくだけのことはさほど苦にはならない。
後かたづけが終わると、従業員は持ち場やそれぞれの部屋(といっても複数人が押し込められ寝るだけのたこ部屋だ)に戻る。
セバスチャンは不審な人物などが会場に残ってないか?床には何か落ちてないか?そういった所を十二分に確認して、
いつも通りサムとアランの二人の下男とさらに二人の若い下男に命じて、会場の灯りを消し、一人で閉めるのは不可能な内開きの大きく重くぶ厚い扉を閉めさせた。
その時にヘンリーの死体など無かったのは確かだったので、セバスチャンは自分と主人のゴードンしか持たないその扉の鍵を閉めたのは、昨晩の11時前だったろう。

翌朝、昨夜の雷雨が引いて快晴だった。
朝の9時過ぎに朝の仕事が終わった後のセバスチャンは昨夜の会場の掃除(昨夜もやったのになんとさらに!!)をするため、会場の扉を開けさせようと昨夜の二人を呼んだが、サムとアランは姿を見せず、折しも通りかかったジェシーとオッペンハイムらと協力して扉を開けた。
そうして、ついには部屋の中。扉を開けた目と鼻の先にヘンリーの横たわった死体を発見した。
オ〜ヘンリー様が!!なんということだ!!昨夜はこんな物は無かったはずだ!!!
慌てたセバスチャンは主人のゴードンに報せた後、我らが街の名探偵スコット警部に連絡したのだ。

14 :長文問題1-6:2006/11/08(水) 16:40:18 ID:l/EN3HVt
登場人物紹介A(探偵パート)
スコット警部・・・街の名探偵。悪事を好まない。
デビッド・・・スコット警部の部下。地元生まれ。
ヤマシタ・・・スコット警部の部下。日系人。
キム・・・スコット警部の部下。日系人。
フェイル博士・・・マッドサイエンティスト。
ジム・・・フェイル博士の助手。
エレナ・・・ジムの妻。ブルドッグ似。

15 :長文問題1-7:2006/11/08(水) 16:41:43 ID:l/EN3HVt
朝、スコット警部は事件の報を受けた。
これはやはり現場に行くべきだ。スコット警部は部下のデビッドには、馬車を用意させ、キムにはデスクワークを担当、そしてヤマシタを連れてこの事件を解決するために直接現場に向かわず、まずはマッドサイエンティストのフェイル博士に会いに行く事にした。

山の上にある博士の家に着いた後、デビッドを外に残したまま、ヤマシタと一緒に博士の家に入った。普段からここは鍵がかかってないのだ。
博士の研究室から声が聞こえてた。
「そしたらウチの庭を覗いてる子供がいたんですよ。『ブルドッグがいる〜』なんてね」
「ほうほう。それで」
「そのガキに俺は言ってやったんですよ。『おいおい。そいつはウチのワイフだよ』ってね」
『あ〜〜ハッハッハ』
何が可笑しいんだろうと思いながらスコット警部は部屋に入った。どうやら助手のジムと談笑してたようだ。
「おお、スコット君、どうしたんだい?」
「単刀直入に言います、博士。透明人間になれる薬を開発しませんでしたか?」
「おお〜、さすがは名探偵のスコット君だ。昨日完成したばかりでな。ほれこれじゃ」
そう言うと博士は一握りできるほどの瓶に青い液体が入ってるのを見せた。
「なんてこった。すごいやこれで透明人間になれるんだ」ヤマシタは驚いた。
「博士。それは本当ですか?」
スコット警部も尋ねる。
「本当じゃ。試しに飲んでみるがいい。それ全部飲まないと効果はないぞい

16 :長文問題1-8:2006/11/08(水) 16:42:37 ID:l/EN3HVt
そう言うと博士は瓶をヤマシタに手渡した。
「では、いただきます」
ヤマシタは古郷の習慣なのか、手を立てて、ペコリと頭を下げ、一気にそれを飲み干した。
するとヤマシタの姿は衣服と毛を残して消えてしまった。
本当に透明人間になる薬があったんだ。
「服を脱いでくれ」
スコット警部はヤマシタに命じた。
「はい」ヤマシタは服を脱ぐとそこに体毛だけが残った。
「すごい毛を剃れば、完璧な透明人間だ」
密室トリックがこれで解明できるとスコット警部は思った。
「ふふ、その体毛すら消えてしまうぞい」
博士に言われてヤマシタの方を向くと、なんと体毛すら徐々に消えていったのだ。あとには死滅した細胞のフケや恐らく抜け毛やその他カスなどだけが浮いていて、言われない限り、そこに誰かいるなんて思わず、ただホコリが舞っているように思うだろう。
「血液だけでなく、飲んだものの細胞にまで浸透し体中に行き渡れば消えてしまうんじゃい」
「すごい。効果はどれくらいなのですか?」
スコット警部は色めき立った。
「死ぬまでじゃ!!」
『え!?』
これにはスコット警部もヤマシタも驚いた。
「え?じゃぁ僕は一生このままなのですか?」
「うむ。だから10時間後という事になる」
『え!!!!?』
「うむ。10時間後には死んでしまうのがその薬の欠点じゃ」
「先に言えよ!!!」
ヤマシタは透明状態で博士を殴り「チクショー、死ぬまでに好き放題やってやる。女の更衣室に忍び込んでやるぜ」といい、姿は見えないが、どうやら博士の家から飛び出していったようだ。
「いたた・・・。キミの部下はなってないなぁ。先に言ったら飲まないのにな」
と博士は言ったが、スコット警部は頭をかかえる他無かった。

17 :長文問題1-9:2006/11/08(水) 16:43:21 ID:l/EN3HVt
「博士今の話、本当ですか?」
助手のジムが確認する。
「うむ、きっちり10時間後には彼は死んでるはずじゃ。そう言えばキミ、昨日ここにあった薬は知らないか。さっき飲ませたの以外ではそれしか残ってないのじゃ」
ジムは震えながら
「それ風邪薬だと思ってワイフに上げちゃいましたよ。しまった。後で連絡しなきゃ・・」
スコット警部はジムのブルドッグ似の妻のエレナの冥福を祈った。
「とにかく、もう薬は無いというのは事実ですね?」
「うむ、ジムが持っていたのを除けばもうない。調合に時間がかかるから1ヶ月はつくれないな」
「博士。あなたは後で逮捕させて頂きます。決して逃げないで下さい」
「なっ?なんでわしが逮捕されるのじゃ?職権乱用じゃぞ」
スコット警部はわめく博士を置いて、デビッドの馬車に飛び乗り、現場に向かうことにした。残念ながらヤマシタの捜索は諦めるしかないだろう。

(解決編)
事件現場のゴードンの屋敷に到着した。
スコット警部はゴードンの屋敷に入るのは初めてのことである。法と秩序を重んじるスコット警部と悪党のゴードンが仲が良いはずはない。
もちろんゴードンはスコット警部がこの難解な謎を解けず、悔しがる姿を見てみたくてうずうずしていた。
「お〜ヘンリー。なんと悲しいことだ」
しかし、スコット警部はヘンリーの死体を見て部屋を見回すと、すぐさま真相を口にしたのだった・・・。
問題終了

18 :長文問題1-10:2006/11/08(水) 16:45:24 ID:l/EN3HVt
執事はそこまで話し終えると、一息ついた。
「では皆様、皆様に考えて頂きたいのはヘンリーの死体出現のトリックでございます。もちろんそれに付随して犯人もお答えになるのがよろしいかも知れません。
さて、問題で気になるところと言えば・・・宗教者の肖像画にかかったワインはもちろん酔った客がこぼしただけでしょうから関係無いでしょう。透明人間になれる薬をエレナが持っているのに意味があるのでしょうか?
色々考えて頂くのがよろしいかと思います。
おや?おやおや?なんと言うことでしょう!!この事件トリックが二つ成立するではありませんか!!なんと同じ問題にトリックが二つ!!そして、それぞれで犯人まで変わってしまってます!!
おお、こんな事があって良いのでしょうか?しかもこの二つのトリックと犯人は問題にあからさまに書いてあるではございませんか・・・。
ええ。ええ。もちろん、一つお答え頂ければ正解でございます。真実は一つなのですから・・・。
ですが、名探偵の中でも数々の難事件を解決してきた皆様方のことです。瞬く間に二つのトリックを解明してしまうことでしょう。
この二つ同時に成立させるには非常に困難であると言わざるを得ません。別々にお考えになるほうが良いかと思います。では、また24時間後にでも解決編の続きをお話し致しましょう」

執事の一人語りいらねぇなぁ・・・。しかも長すぎた。10レスも消費するとは・・・。

19 :名無しのオプ:2006/11/08(水) 17:13:23 ID:t94KQGA6
いくら何でもながすぎ


20 :名無しのオプ:2006/11/08(水) 21:08:58 ID:f/uYfmjD
>>19
良識派を装ったアンチか?

21 :名無しのオプ:2006/11/08(水) 21:10:17 ID:S03tT9HW
>>9-19
乙です。
いま帰ってきたんだけど飲み過ぎで全然頭が回らない
解答編は出来れば明日の21時以降に・・・・

22 :蝙蝠男:2006/11/09(木) 05:27:21 ID:hpWkhzwy
乙一ー

>18
まっさきにメール欄が気になった。
これだと薬関係ないなー

23 :長文問題:2006/11/09(木) 07:50:52 ID:AqkwRKFd
>>22
お久しぶりです。ある意味、おしいんだけど最終的にはクロスが取り外されてるから正解ではないけどね。
>>21
わかりましたけど、今日も仕事へ行き、夕方一時帰宅、会社の店舗の新装開店の店へのヘルプで再度出るので、最終的には週末でもいいけど、他に問題出したい人がいれば今日の深夜と言うことで・・。

24 :名無しのオプ:2006/11/09(木) 08:56:24 ID:zMO3XLkq
風邪ひいているメイドのエリーは博士の助手のブルドック妻エレナと同一人物。

「おーれはヘンリ〜 ガキ大将〜 さて、今日もエレナを脅しに行くかな」
→「おい、エレナ!金出さないとアレばらすぞ!あれ?何だ、この青い液体は」
→「風邪薬?んな訳ねえだろ!旦那がそう言ってた?あのいかれ博士の発明品か・・・よし、もらってくぜ」
→「さて、パーティー会場に入ったが、どいつに飲ませてみようかな・・・
あ、ゴードンさん!はざーす!あ、かんぱーい!え、飲み干すんですか?これを?いやいや・・・はい、わかりました(カミさんに飲ませようとしたくらいなんだから、毒ではないだろうな)ぐびぐび、美味い!」
→「なんか気持ちわるいなぁ。飲みすぎたからかな。それともあの薬の所為かなぁ。ちょっと休もう」
→「煙草でも吸うか。おわ!煙草が浮いてるっていうか俺の手が無い!いや、あるけどない!何だコリャ、体が透けてるぞ!」
→「あの薬の所為だ!どうしよう・・・待てよ?透明人間ってことは、やりたい放題じゃん!」
→「あんなこともこんなこともしちゃったよ。ワインをかけられそうになった時はやばかったけど、面白かったなぁ。
あれ、もう後片付けが始まってる。なんだか眠くなってきたなぁ。蹴飛ばされたりしないよう、グランドピアノの中にでも入って眠るかな」
→ZZZZZZZZZ
→「ふぁあ〜、よく寝たなって、おい!扉閉まってるじゃん!うわ、扉重いな!一人じゃ開けられないよ!」
→「そうだ、使用人達のミスで閉じ込められた事にしてあいつ等をいびってやろう。ムフフ、俺はこういう時一番楽しいんだ」
→「ぐむむ、あべし!!」10時間経過。ヘンリー死亡。死体が見えるようになる。

25 :1/2:2006/11/09(木) 10:51:51 ID:1TNKp9nD
「私はブルドック妻エレナ。風邪は辛いけど今隣で寝ているダーリン(ジム)が遊んでばかりだから、私がしっかりしなきゃ」
→「今夜はパーティだったわね。こういう時に休むと、給料に響くのよね。ダーリンから貰った風邪薬もあるんだし、頑張らなくちゃ」
→「こんばんは、セバスチャン、サム、アラン。うん、まだ本調子じゃないけど働ける。どうしても体調悪くなったら途中で抜けるから」
→「ふぅ、ふぅ、しんどいわ。やっぱり人手が足りないのよ。他のメイド達が何処にいるのかもわからないし」
→「はぁ、もう駄目。死にそう。そうだ、ダーリンから貰った風邪薬を飲もう」
→「何これ!透明になっちゃったじゃない!は!こ、これはまさか!ダーリンが言ってた10時間後に死ぬ透明薬?」
→「わーん、わーん、私死ぬんだわ!ダーリンのウッカリミスで私死ぬんだわ!」
→「ぐすん、どうせ死ぬなら良いことして死のう。皆を苦しめるヘンリーを殺してやるのよ」
→「ヘンリーが死んだわ。毒薬屋のポイズンさんが持ってた小壜はやっぱり毒薬だったのね・・・」
→「しかし、裸だと寒いわね。私風邪ひいてるし。ハ、ハ、ハクショーイ!あ、ごめんなさい!」
→「そうか、私の姿は消えてるのね。ワインを持った人にぶつかっても謝らなくていいのよ。さて、死体をピアノの中に隠しましょう」
→セバスチャン「おやエリーがいない」サム「帰ったんじゃないですか」ジェシー「あら、エリーなら風邪だから休むって言ってましたよ」
 セバスチャン「まったく、無理するからだ」ジェシー「まぁ旦那様があんな人ですからね。無理しなきゃやってられませんよ」
→「みんな出て行ったわね。これで密室殺人になる。サムとアランが疑われることもないわ。死体をドアの前に置いて、と」
→「誰かが扉を開けるまで透明でいられればいいのだけど。多分無理ね、その前に10時間経ってしまうわ。隠れ場所を探しましょう」

26 :2/2:2006/11/09(木) 10:52:56 ID:1TNKp9nD
→「身体を赤く塗って、宗教画の下の方にいるのはどうかしら?・・・ダメね、直ぐばれるわ」
→「私が死んでたら、私も殺されたのだから犯人ではない、とみんな考えるはずね。いいわ、正々堂々、入口のまん前にいましょう」
→「ピアノの中に隠しておいた服を着て、と。よし、これでもう思い残す事はないわ。さよなら、ダーリン。来世では毒飲ませないでね」
10時間経過。エレナ死亡。 エレナの死体が見えるようになる。
セバスチャン「さて、片付けるかな。サムとアランはどこにいったのやら。おい、お前ら扉を開けるのを手伝ってくれ」
→三人で扉を押す。扉の軌道上にいたエレナの死体が押され扉の陰に移動する。
→セバスチャン「うんしょ、うんしょ、重いなぁ。ジェシー達に力が無い所為かいつもより死体一つ引きずる分くらい重く感じるよ」
→セバスチャン「ンが!ヘンリー様が!大変だ、旦那様にお知らせするんだ!」
扉の陰のエレナに誰も気付くことなく、スコット到着。

27 :名無しのオプ:2006/11/09(木) 14:34:11 ID:nCO9q5Bz
>>長文問題
>>24->>26が不正解なら、久々の長文でじっくり解きたいので解答は週末でお願いしてもいいですか?
最近の流れだと出題もないと思いますし

28 :長文問題:2006/11/09(木) 16:41:00 ID:AqkwRKFd
>>24
完璧です。完璧すぎてほれぼれする。着眼点もすばらしい。さすがは蜘蛛の名探偵。


それはあらかじめ用意してあったダミーで不正解。エリー=エレナという所に目を向けさせることによって真相を覆い隠すのが目的。
>>24
ヘンリーはパーティーの最中に透明になったのであれば、服を脱いで隠れないといけないし周りもさすがに訝しむのと、わざわざエリーから(風邪)薬を奪ってさらに飲むあたりが相当苦しい。
>>25-26
>エリー・・・同上。事件当日は風邪で休み不在。(登場人物紹介)
>今日休みのエリーの動けないほどの風邪は大丈夫なのか(1-4)
また風邪なのに一人でヘンリー移動させたり、扉の裏にあるとはいえ、死体が発見されてないのもちょっと無理かも。

>>27
うい

ヒント
トリック1・・・薬無しでは不可能なのか?旧本格的思考で
トリック2・・・やはり薬は必要だ。新本格的思考で

29 :名無しのオプ:2006/11/09(木) 22:43:12 ID:uBtKcQUJ
「わしはゴードン、とってもエライのだ。そして気まぐれなのだ。あ!酔ったヘンリーがわしの宗教画にワインをこぼしおった」
→「許さんのだ。やい、ヘンリー!」ヘンリー「ゴードン様、お許しを!」
→「よし、ではグランドピアノいっぱいのワインを飲み干したら許してやろう」
→「ふはは、ヘンリーの馬鹿め、本気にして酔い潰れてしまったわい。わしが許すわけ無いだろうに」
→「うーん、重いわい。空中回廊から突き落としてやろうかと思ったが大変だわい。この辺に寝かせておこう」
→「ふははは、楽しいパーティだったわい!何か忘れてる気もするが、もう寝るわい」

「俺はサム&アラン。ヘンリーが大嫌いだ」
→「ふう、今日も大変だった。あとは室内の明かりを消していくだけだな」
→「じゃあ俺達が上の明かり消すから、下はお前らに任せるよ」
→「おや、階段で誰か寝てるぞ。まったく・・・ん?おい、こいつヘンリーじゃないか!」
→「おい、チャンスじゃないか?ここにヘンリーがいることは俺達以外誰も知らない筈だ」
→「気付かなかった振りして放っておこう。帰りは真っ暗だから踏まないようにな」
→「セバスチャンさん、もう誰もいないみたいですよ」

「わしはゴードン、トイレに行きたくなって起きたのだ。そうしたら、思い出した」
→「ヘンリーの馬鹿を階段に置いてきたままなのだ。うちの使用人どもは気がきかないから、きっとあのままなのだ」
→「鍵はわし持ってるけど、一人じゃ扉の開閉が出来ないからな。おい、サム&アラン、起きろ。パーティールームに行くぞ」
→「よし、扉を開けるぞ!」ヘンリー「ああ、やっと開いた。ひどいじゃないですかゴードン様」
→「ひどいのはこれからなのだ。おい、サム&アラン。コイツの手足を抑え口を開かせろ」
→ヘンリー「何をすフガフガ」「今日のパーティーで貰ったうんと苦しむ毒をお前で試してやるのだ。おい、飲ませろ」
→ヘンリー死亡。「よし、扉を閉めるぞ。ヘンリー?このままでいいだろ。ついでにスコットの馬鹿をからかってやる」
→「ふぅ。よし、お前らが殺したんだぞ。この犯罪者め。わしは権力でどうとでもなるが、お前らまでは庇えん」
「暫くの間屋敷の地下牢に匿ってやる。後でたっぷり金はやるぞ」

30 :1/2:2006/11/09(木) 23:32:39 ID:m0X0I/ry
「アタイはジェシー。サムの恋人ではあるが、サムだけの女じゃない。アタイは常に愛を求める女さ」

「ねぇ、ジム。今夜は泊まらずお帰りよ。ブルドックだって勘付くんじゃないかい?それにアタイ明日は忙しいんだ」
「しつこいねぇ、そんなんじゃないよ。あんた以外に男なんていないって。明日ゴードンがパーティ開くんだ」
「なんだい、この青い液体は?へぇ、新種の精力剤?精がつくだけじゃなくて避妊効果もあるんだ。すごいねぇ」
「何で置いていくんだい?これは男が飲まなきゃ効果ないんだろ?アタイが持っていても仕方ないじゃないか」
「まぁ奥さんに見つかったら大変だっていうなら預かるけどさ、アタイよく物をなくすから、次にある保証はないよ」
→「ふぅ、今日はパーティだったね。もしかしたら、金持ちのボンボンから言い寄られるかもしれないね・・・」
「念の為、あの薬を持っていくかね」
→「はぁ、ろくな男がいないねぇ。おやヘンリーだ」

31 :2/2:2006/11/09(木) 23:33:21 ID:m0X0I/ry
ヘンリー「ジェシー、今日こそやらせろ。やらせたら財産の三分の一やる。それか嫁にしてやる」
「じゃあ財産の三分の一貰おうかね。いいよ、じゃあ見つからないようにテーブルの下でやろうよ」
→「なんだい、アンタ全部脱がないと女抱けないのかい?変な奴だね。ほら、避妊具つけなよ」
「何、忘れた?・・・まったく。しょうがないネェ、これ飲みな。避妊の効果があるんだ」
→「何、私も脱ぐのかい?まったく。じゃあ脱ぐからその間に薬のんどきなよ」
→「うわ、上着が引っかかってなかなか首から抜けないよ。ヘンリー、私が見えないからって変なことするんじゃないよ」
ヘンリー「グビグビプハー!ムハ!夢にまでみたジェシーの裸体!失神しちゃいまーすバターン」
→「フゥ、漸く脱げた。あれ?ヘンリーがいない。カツラと服と毛玉残して、何処行ったんだろう」
→「まったく、どこの馬鹿だい、肖像画にワインかけたのは。腹立つねぇ。腹立つといえばヘンリーだよ」
「下着だけ見て逃げ出すなんて。金が惜しくなったのかねぇ。裸でウロウロしていたら風邪ひいちゃうだろうに」
「風邪といえば、今日休みのエリーの動けないほどの風邪は大丈夫なのかしら」
深夜、目覚めるヘンリー。服は誰かに片付けられてしまったらしく、何処にもない。
外に出ようとよろよろと歩くが、扉を開けることが出来ない。そのまま10時間経過。ヘンリー死亡。

32 :蝙蝠男:2006/11/10(金) 07:25:39 ID:Jf5lr/8N
もはや毒入りチョコレートだね(w;
ふと気づいたけど、メール欄にというのはどうだろう。
これなら自動的に死体があらわれて・・・

33 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 08:14:02 ID:YsREEsSk
>>32
それだ!
だからメール欄だったのか。

34 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 10:17:49 ID:ZTg7P/62
なるほど、それでメール欄なのだな

35 :長文問題:2006/11/10(金) 16:36:27 ID:Mr/nfV7M
>>29
肖像画はゴードンの悪趣味であってさして大事な物ではないので、ゴードンは気付いてない。
だからパーティー中でなく、後かたづけの時にジェシーが拭くことに。
結局ヘンリーを殺したいのはサムとアランだけだったのはパーティー中も変わらない。
またヘンリーをその状態で放置→殺しをすると明らかに鍵を持ってる人間があやしくなるので、隠蔽工作をした方が良い。
セバスチャンの鍵もゴードンの鍵も使われてないからこそ、警察に連絡し、スコット警部に謎を解かせようとした。
>>30->>31
石動探偵もびっくりだyo。想像もしてなかった。ある種可能性の問題だけならあり得るところがすごい。
ジムが毒と知って震えるのはどうだろう。ワイフに渡したと言ってるから直接渡したんだと思うし、それが嘘だとしたらある意味非道い。ジェシーが精力剤と勘違いするのもどうか・・。
テーブルの下でやるのかい!女好きのヘンリーが下着見ただけで失神て・・・。何するつもりなんだヘンリー。

>>32>>33
一つめのトリックは正解。お見事です。
>>34
いや意味がよくわからないす。

36 :34:2006/11/10(金) 18:01:24 ID:2F2XPVTs
うへぇ。無駄に恥かいたorz。
シャンデリアは「トリックを行う手段が存在すること」を
肖像画の方は「(メール欄)の対処」なのだと
思ったんだ。ハズカシス

37 :30:2006/11/10(金) 19:46:24 ID:tgAlJLVH
>>35
ジムが震えた理由→博士が持ち出しに気付いたから。そしてそれを警官の前で指摘されたから。
         透明になることは知っていても、10時間後に死ぬことは知らなかったから。
ワイフに渡したと言ったわけ→妻なら口裏を合わせやすいから。ジム「クビになってもいいのか!」
             →「確かに渡されたけど、壜ごと捨てちゃいました」by妻
ジェシーが勘違いした理由→ジムが持ちうる知識をフル稼働して執拗にそう説明したから。
ジムが執拗に説明した理由→透明人間になってジェシーを抱き、その様子を鏡で見たりしてみたい!
            →その為には、薬がいい物だと思わせなければ!
            ←ジムは投薬後10時間で死ぬことを知らない。
ジムを疑う理由→「それ風邪薬だと思って〜『後で』連絡しなきゃ・・」
       ←生命に関わることなのに、直ぐに連絡しない点に不審を抱いたから。
30が否定された回答に固執する理由→自説の根拠を提示しないと、単なるエロだと思われる!違うのに!

38 :長文問題:2006/11/11(土) 08:16:02 ID:6AHKL8vZ
>>34
なるほど。そういう意味ですか。実際死体を扉にのせたのは後かたづけの時位しか機会がないので、肖像画は特に気にしなくても良いかも。執事も何か言ってるし・・。

とりあえずトリック1について
犯人・・・サムとアランの共犯
トリック・・・扉の上に死体をのせる。扉の厚さが4フィート(約1,2メートル)あるので十分可能。
具体的な行動
パーティー中に毒入りの物を飲食させ、死んだら机の下にとりあえず放置。後かたづけ中に二人で協力しながら扉の上へ(テーブルに死体をのせクロスをかけテーブルごと移動させる等)。
閉めるときはいつもより力を込めて閉める。壁に扉が入るときに、死体がボトリと落ちる。次の日に扉が開かれるまでの時間を利用し、屋敷から逃亡する。

>>37
トリック2に関しての重要な部分があるなぁ。最も真相に近いのは>>24だけど・・。
まぁそもそも博士は家に鍵かけてないから何か盗まれても特に頓着しないのでジムがクビになることはないでしょう。だからこそジムは黙ったままでなく、告白したとも言える。気が動転して口走ったとも言えるけど(結局博士は逮捕されるので失業はする)。
『後で』に関しては博士の家に通信手段がないというのが一つ(電話とか無線などがあれば実はスコット警部がわざわざ山の上に直接行く必要がない)、もう一つはすぐ下のスコット警部の心中に多少ヒントがあるのかな。

いや、展開はすごい苦しいし確率もかなり低いのだけど、完全に否定することができないので、ある意味すごいと思いました。
なるほどと感心した。ナイスエロス。

39 :名無しのオプ:2006/11/11(土) 10:43:23 ID:UBPIv89W
「わしはフェイル博士。天才科学者じゃ。ドラえもんもわしが作ったのじゃ」

「透明化薬が完成したわい。理屈の上では大丈夫な筈じゃが。動物で試してみよう」
→「よし、次は犬で実験じゃ。犬は毛だらけだから消えるのか判り難いなぁ。あ、毛も消えた」
→「ほうほう、動物の大きさに関係なく10時間で死ぬんじゃな」
→「さて、そろそろ人体実験じゃ。被験者はジムでいいかのう」
→「いや、あいつがいなくなるとアメリカンジョークが聞けなくなるのう。嫌われ者のヘンリーでいいか」
→「おい!ジム!ヘンリーを呼んできてくれんか。透明になる薬の実験じゃ」
ジム「博士!そんなものを作ってたんですか!すごいじゃないですか!すぐ行って来ます」
→ヘンリー「透明になれると聞いて走ってきました。助平なことする気満々のヘンリーです」
「よし、これを飲むんじゃ」ヘンリー「ゴクゴク。む、むおー」
ジム「はぁはぁ、ヘンリー足速いや。あ!もうヘンリーが消えてる!凄いや」
透明全裸ヘンリー「エロエロ祭りじゃ〜!ジェシーにもエロいことしてやるぜ〜」ダダダダダ
「よし、人間も消えることが確認されたぞ。『透明人間になる薬』完成じゃ!」

40 :長文問題の解答:2006/11/11(土) 21:39:36 ID:6AHKL8vZ
>>39
それだとヘンリーが10時間後に死ぬのかどうかわからない気がする。ジムも風邪薬と思ってた訳だし。ソコまで来てあと少しだったのに・・。

では解答のトリック2を
犯人・・・フェイル博士
トリック・・・ヘンリーとヤマシタは同一人物。本名ヘンリー・ヤマシタ。
解説・・・パーティーの当日にスコット警部は博士の家を訪れた。探偵パートの方が事件パートよりも早い時間の出来事であった。
薬が二つしかなく風邪薬と思ってたことなど、エレナ→ヘンリーの薬移動のラインを結ぶのは難しい。
ヘンリー・ヤマシタはもう死ぬと知って、ゴードンの屋敷の女子更衣室を覗きに行ったが(あるいは他のことも)すでにパーティーが始まっていて、誰も着替えておらず仕方なく会場へ。
そのまま意識を失うが、夜、扉が閉まってから一度目が覚め扉を開けようとするも時間が来て死亡。スコット警部部下の死体と遭遇。
スコット警部が受けた事件の報(1-7)→別の事件
密室トリックが解明できる→ヘンリー死亡の事件現場に行ってないので実は本当に密室かどうかもわからなかった。それは一般的な密室トリックかあるいは前述の事件が密室だと連絡を受けていたか(被害者や発見者でなく警察からの連絡だとして)
権力を盾に〜(1-2)→警察
アランの弱み〜(1-2)→恐らく事件に関係することで、警察のヘンリーはそれを脅迫材料に。

終わり。回答者の皆様、お疲れ様でした。長い駄文におつきあいして頂きありがとうございました。

41 :名無しのオプ:2006/11/11(土) 22:17:10 ID:/y5dE45e
乙です。久しぶりの長文問題、堪能させていただきました。
盛りだくさんの内容に大満足。
>朝、スコット警部は事件の報を受けた。
トリック2において、この一文がミスリーディングなわけだ。
考え抜かれてるなぁ。いやはや、お見事。
長文問題1-○ということは、2-○も予定されてるのかと意地汚く予想しつつ
今一度乙です!

42 :名無しのオプ:2006/11/11(土) 23:46:22 ID:wqoswcpU
乙。まさか叙述トリックだとは!やられた

43 :名無しのオプ:2006/11/11(土) 23:48:30 ID:6fGRvV9r
一つ目のトリックがガチガチの物理トリックだったから惑わされたな
乙だ

44 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 13:48:20 ID:0CjMkmKZ
>>41-43
乙かれ様でした。特に長い回答を書いて頂いたのは自分もすごく楽しめました。虚無や匣失のような推理合戦みたいなのが大好きなのでリアルで体感してるようで非常に面白かった。
長文と言ってもせいぜい2〜3レス程度の問題もあるにはあるのだけど(ただ犯人当てるだけのフーダニット)、出して良いのかどうか。とりあえず他の出題者さんがいるかもしれないので様子見で。

45 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 16:38:22 ID:cJf7Rv92
>>44
面白かった。
正答知ってから読み返すと確かに真相はきちんと書いてあるんだけど、隠し方がうまいというか。本格短編小説読んでるみたいで良かった。長文の醍醐味だな。
どんどん問題出してくれればいいよ。

46 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 18:02:58 ID:kOIzW6Dh
>>44
あまり長文とか気にしなくていいよ、短くできる問題もできない問題もあるし。
また問題待ってるよ、これからもがんばってくれ

47 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 20:01:05 ID:7KPZDj+K
>>44乙。
あんたすげーよ。
あんたのおかげでまだまだモナギコいけそうな気がしてきたよ。
ドラクエフォーの馬車貸してくれる人の気分だよ。

48 :名無しのオプ:2006/11/14(火) 22:00:07 ID:riK3OE/5
出題無いみたいだから続けて出さして貰うね。面倒なので探偵役はスコット警部のままで。
>>47
ごめん。ドラクエシリーズは1作もやった事ないんだ。何者かわらないす。

↓今回は短めでただ犯人あてるだけ。解答は24時間後。面倒な人は相変わらずスルーでどうぞ。

49 :問題2-1:2006/11/14(火) 22:01:23 ID:riK3OE/5

これはスコット警部が日本に褌を買いに行ったときの事件である。
その頃の日本のある街では「怪盗百八面相」という泥棒が毎日の様に、人の屋敷に忍び込んでは、金品、財産を盗んでいた。
厄介なことに百八面相は、どんな人間にも変装し、声色から姿まで、それが全くそっくりなのものだから、家人も簡単に家に上げてしまうのだ。
そうなれば後は簡単で、欲しい物を奪ったら、これ見よがしの勝利宣言のごとく、手紙を残して去ってしまうのだ。
その街の警察の百八面相の逮捕に精を出していたのが山下警部である。
山下警部は元々優秀な男だったので、白羽の矢が立ったのだが、何度も捕まえる機会を逃し、また百八面相はそれを嘲笑うかのごとく、毎日盗みを働いていた。
そこで知己のスコット警部が来日した際に、協力を仰いだのである。
そして、スコット警部の協力の下、百八面相を街外れの廃工場に追い込んだのである。

登場人物
怪盗・百八面相・・・泥棒。変装の名人。
スコット警部・・・褌を買いに来日。名探偵。
山下警部・・・日本の警部。百八面相の逮捕に精を尽くす。
甲組・乙組・丙組・丁組・・・山下警部の部下。3・4・3・3人の合計13人。

50 :問題2-2:2006/11/14(火) 22:03:20 ID:riK3OE/5
意気揚々と大声で山下警部は叫んだ。
「よ〜し。ついに憎っき悪賊の怪盗・百八面相をこの廃工場に追い込んだぞ。スコット警部のおかげだ」
「いえ。まだ逮捕には至ってはません。ここからが重要ですよ」
「いや、わしには妙案がある。合い言葉をあらかじめ決めておき、組ごとに離れないよう行動させ、廃工場をしらみつぶしに探させるのだ」
「ほほう。ローラー作戦ですか。なるほど、合い言葉を決めておけば変装されてもすぐ見つけることができる。してその合い言葉とは?」
「うむ。今から決めるのだ。よし甲組集まれ!!」
そうすると山下警部は、甲組の3人を呼んで、他の人間には聞こえないよう話した。
「いいか。質問に対する答えが合い言葉だ。自分で決めろよ」
『はい。わかりました』山下警部の13人の部下もまた、優秀で嘘を付かない人間である。
こうして4組に他の組には分からないよう、それぞれ合い言葉が決められた。質問は下記の通りである。
甲組「好きな食べ物は?」
乙組「好きな動物は?」
丙組「好きな干支は?」
丁組「好きな未亡人は?」

こうしてローラー作戦は開始された。山下警部の13人の部下は廃工場をしらみつぶしに探し始めた。
「よし、今日こそ奴を逮捕できる」
「では私は褌を買いに行ってきます。また後ほど・・」
「うむ。吉報で迎えたいと思う」

十数分後―
さきほどの場所に全員が集まった。
「何?みつからんじゃと!!どういう事だ。もう誰かに変装したというのか!?」
それに対して部下達は各組ごとでは離れず行動し、入れ替わる隙なんて無かったと答えた。

51 :問題2-3:2006/11/14(火) 22:04:37 ID:riK3OE/5
「ええ〜い。ならば合い言葉の確認じゃ!!甲組答えろ!!」
甲−1(注・名前付けるの面倒なので人を表す便宜上の表記。特にトリックではないです)「犬の肉であります」甲−2「猫の肉であります」甲−3「人の肉であります」
「よし。甲組にはいないな。次は乙組じゃ!!」
乙−1「犬であります」乙−2「猫であります」乙−3「ハムスターであります」乙−4「モテモテであります」
「うぬぅ。こっちも問題なしと・・・。丙組!!え〜と!!答えよ!!」
丙−1「犬であります」丙−2「猫であります」丙−3「寅であります」
「ぬぬ!!みな正解じゃ!!分かった。丁組におるんじゃな!!答えよ!!」
丁−1「犬子であります」丁−2「子猫であります」丁−3「美子であります」
「なんと!!全員正解じゃ!!ということはまだ奴は工場内にいるというのか!!しらみつぶしに探したはずなのに・・」
山下警部は頭を抱えた・・・。

「いいえ。私には今のやり取りではっきりと分かりました。一人だけおかしな事を言ってる人物がいますよ。」
スコット警部はニヤリと笑うと一人の人物を指さした。
「全ては分かっている!!怪盗・百八面相が変装してるのはお前だ!!!」

さて怪盗・百八面相は誰に変装しているのでしょうか?

52 :名無しのオプ:2006/11/14(火) 22:42:20 ID:wHF+j+TJ
>>49
素直に考えるとメル欄かな

53 :名無しのオプ:2006/11/14(火) 23:03:02 ID:Lov+uEL0
俺も52メル欄だと思う。
でもとりあえず甲-3も逮捕しといて問題ないと思う。

54 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 20:02:26 ID:juzDT0Aq
優秀で嘘つかない部下が干支で猫が好きだとか言うのだろうか
と思ったが犯人に断定はできないよなぁ・・・

55 :問題2の解答:2006/11/15(水) 21:33:36 ID:L0TeMqNv
ごめん。問題が非道すぎたです。読み返すとトンでない悪問だと言うことが分かった。
では解答を

百八面相が変装したのは・・・スコット警部
解説・・・合い言葉は合い言葉で『あらかじめ』決めてあった言葉なので、答えの正否自体はあまり関係ない。ネタで話してる部下もいるかも・・・。
おのおのが独自で言葉を選び捜索前に『あらかじめ』山下警部は知っていた。質問は合い言葉を決めるための足がかり(何か言わないと迷って時間がかかる可能性があるので)。
また、同じ組で合い言葉が重複するのもやはりまずいので(別の組の部下ならOK)、それからも『あらかじめ』ズバリと合い言葉を決めておく必要があった。
合い言葉が質問の答えという所は大声で、一方質問自体と合い言葉は他の組の人間に知られないよう小声で話している。
@部下の誰かが変装した可能性は?
山下警部が本物の場合・・・全員、正しい合い言葉を言っているので部下に百八面相はいない。さらに入れ替えもかなり素早くやる必要があり、部下も優秀なため合い言葉を無理矢理吐かされても、嘘の合い言葉を教える(それで一発で分かるようにするため)。
山下警部が変装した百面相(偽物)の場合・・・その場合、部下は全員本物。
よっていずれにせよ部下は本物。
A山下警部は本物か偽物か?
丙組に対する質問で「え〜と(干支)!!答えよ!!」と言っており、小声で話した質問を知っているため山下警部は本物。
B結局は?
百八面相はスコット警部に変装し、山下警部を百八面相に仕立て上げ、その隙に逃げようとした。
が、結局は本物のスコット警部に捕まるのであった。

終わり。なんじゃこりゃ。ひどい問題だなぁ・・・。申し訳ない。

56 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 21:54:35 ID:juzDT0Aq
乙ですた。
ちょっとAの根拠が弱い気がしないでもない感じがしましたです。
また問題待ってますね。

57 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 22:25:37 ID:J1rEnoNT
乙です。
確かに街外れからフンドシを買いに行ったはずのスコットが十数分後に
戻ってきているのはなんだかおかしい。言われてみりゃ、怪しい。
しかし49さんは隠し方上手いなぁ。

58 :名無しのオプ:2006/11/16(木) 09:14:47 ID:H/tWRiJm
「干支に猫はいませんが、確かにこの中に犯人はいますよ」とかスコットの台詞入れて
質問を知らないはずのスコットが・・・それは正体が怪盗で隠しマイクを仕込んでたからだ
とか

え〜と、は苦しい

59 :名無しのオプ:2006/11/19(日) 18:06:24 ID:Mhf0g35N
「数字錠」

長文OKっぽい流れに見えるけど、私はだまされませんよ!だまされませんよ!

細かい地名まで書くと「本筋に関係ないこと書くな」と怒られそうなので
仮にA町とする。そのA町の駅前に通じる大通りに、5階建てのぼろっちい
貸しビルがある。このビルも、怒られるのが怖いので仮に「Bビル」としておく。
このBビルで殺人が起こった。殺されたのはBビル一階全てを借り切り、
フロアをぶち抜いてまるまる作業場に使っていた「C電飾」という看板製作会社の
社長・叩杉酷(たたきすぎ・ひどし)51歳が殺害された。
発見したのは、近くにある会社の寮からトラックで通勤してきた同社の三人の社員で、
午前8時のこと。ちなみにこのとき、シャッターには鍵が掛かっていたし、作業場の
中には(死体を除けば)誰も居なかった。
被害者は前日の夜から、社員を帰して一人きりで作業を続けていたという。
昔気質の偏狭な職人だった被害者には特に珍しいことでもなく、これまでもたびたび
あったことらしい。最近では仮眠用にソファまで持ち込んで来るほどで、発見時も
死体がそのソファにもたれるように倒れていたことから、被害者は仮眠中におそわれた
と見られている。
死因は、現場にあったナイフ(細かい細工・修正用に使われていた物で・・・おっと、
こんな細かいことだらだら書いてたらまた叩かれる!)で突き刺されたことによる
失血性ショック。抵抗の跡はなかった。凶器は現場に放置も同然に置かれていた物で、
ここから犯人を突き止めることは不可能な代物だった。もちろん指紋は出ていない。
死亡推定時刻はこの日の午前6時前後と推定される。

60 :2/5:2006/11/19(日) 18:07:12 ID:Mhf0g35N
容疑者はすぐに一人、浮かび上がってきた。
長文右罪(おさぶみ・みぎつみ)32歳。二週間ちょっと前に辞めた「C電飾」の元社員で、
被害者を異常に恨んでいた。
どのくらい恨んでいたかというと、「ほら、あの、叩杉さんを恨んでる人」でご近所に
通じるくらいおおっぴらに恨んでいた。(ああ、こーゆーつまんないネタって、本当
ウザいんだろうなぁ・・・死のっかな)
また、長文にはアリバイも無かったため、警察は彼を最重要参考人として捜査を進めた。
しかしその結果、奇妙な事実が浮かび上がる。
図(http://www.uploda.org/uporg585378.gif.html)の通り、現場には正面のシャッターと、細い路地の奥に作られた
裏木戸の二つの出入り口があるのだが、シャッターの方は昨夜午後7時の営業終了時に
閉められてからは、翌午前8時に合い鍵を持っている社員の一人によって開けられるまで、
一度も開閉されていないと、同じBビルの二階に事務所を構えるコンピュータソフト会社の
数人の社員が一致して証言した。彼らは昨夜から事務所に残って徹夜で仕事していた。
シャッターの音はそこまで大きい物ではないが、それでも少しでも開けたり閉めたり
すれば、二、三階までは響くくらいの音は立つ。
また、(ここら辺長くなっちゃってごめんなさい。どーせ私みたいなゴミムシが書いた
問題ですから気にせず読み飛ばしちゃってくれていいですよ?)合い鍵を持っていた
社員と長文は全く面識が無かったこと、午前5時から7時まで、その社員は寮の近くの
マ*ドナルドで朝食を取っていたというアリバイがあり容疑者圏外にいたことからも、
長文は正面のシャッターでなく裏木戸から侵入したと考えられた。
(ちなみにシャッターの元鍵は、被害者のズボンのポケットに入っていた)

61 :3/5:2006/11/19(日) 18:08:06 ID:Mhf0g35N
と、ここで問題になったのが、裏木戸に付けられた真新しいナンバーキーだった。
5桁の数字を合わせるタイプの物で、被害者が三週間ほど前に近所のホームセンターで
買ってきたというちゃっちい代物だったが、これがやっかいなことに、被害者が誰にも
鍵のナンバーを教えておらず、ナンバーを知っている人間が、被害者以外居ないというのである。
0〜9までの10通りの数字が5桁=10万通り。実質的に、この鍵を開けることが
出来たのは被害者一人といえるわけだ。もちろん壊された形跡もなく、長文がここから
入ったとすれば、正規な手順を踏んで入ったと考えなければならない。
(第一、鍵はちゃっちいといえども、それなりの道具を使わねば壊れないくらいには頑丈に出来ていた)
しかし、被害者が異常に恨まれている相手に、わざわざ部下にも教えていない鍵の
ナンバーを教えていたとは考えにくかった。
つまり、証言を総合すれば、長文が犯人であり得ないと言うことばかりか、事件当時
現場が完全な密室であったことさえもが証明されてしまった訳なのである。

62 :4/5:2006/11/19(日) 18:08:41 ID:Mhf0g35N
「・・・で、私のところに来たと。警部さん」
高橋太郎(たかはし・たろう)はその平凡な顔に類型的な苦笑を浮かべると、
高くも低くもない凡庸な声で云った。
「はい」私は頷く。
「どう思いますか?数字錠もシャッターも開けられていない。――言い忘れていましたが、
作業場の窓は全て嵌め殺し、もちろん割られてはいませんでした。つまり、これは・・・」
「密室殺人、ですね」
平凡で地味な紺のスーツ姿の高橋は、『探偵』という言葉の持つエキセントリックな魅力とは
対極に位置している。何故彼がここまで平凡なのかと言えば、探偵をめっちゃ凝った
キャラにすると「キャラ萌えとか要らないから。きもっ」とみんなに叩かれそうだから
作者が怖がっているのである。
「最初は物取りの仕業ではないかという見方もあったんです。現場は工具とかが
めっちゃくちゃに散乱してて酷い状態でしたから・・・でも、社員の人たちによると
『これがいつも通り』なんだそうですから、酷い話です。たぶんなんかかっぱらってっても
気づきませんよ、アレじゃ。(あー、本当こーゆー脇道ウザイですよね。この作者早く
首つれば良いのに)・・・それと、さっきの話にも出てきた二階の人たちが証言して
くれたのですが、朝の五時半頃に一階から、何かの電気工具を使ったような音がした
らしくて、ですから被害者は寝ている間に襲われたのではないのかも知れないんです」
なるほど、と高橋は腕を組んだ。自分の言わんとしたことは理解してくれたらしい。
「起きている間に殺したのなら、被害者に抵抗の跡が見られないことから、犯人が
顔見知りであると解ってしまう。そこで犯人はソファに被害者を寝かせ、さも仮眠中に
襲われたと見えるようにした・・・失血性ショックなら、血は相当流れたんでしょう。
乾かない内なら、多少の場所移動はバレないかも知れませんね」
「そうなんです」私は言葉に力を入れた。「実際、引きずったような跡も見つかっています」
高橋は無言で頷いただけだった。

63 :ラスト:2006/11/19(日) 18:09:16 ID:Mhf0g35N
「先生、一度現場に来ていただけませんか?」
しかし高橋は「いえ、」と、これまた平凡な笑みを浮かべた。
私は一瞬、真理を伺いかねて彼を見つめた。
「その必要はありませんよ・・・もう犯人の使ったトリックはだいたい見当が付いてますから」

よ、読むのが面倒な人はスルーしてください・・・ていうか私の存在ごとスルーしてください・・・
私なんて所詮どうしようもない燃えないゴミのゴミ屑のゴミムシの・・・

64 :名無しのオプ:2006/11/19(日) 19:03:00 ID:T6YMKTEU
ゴミ虫ゴミ虫問題文中でうるさいぞ、みかん汁
まあ、出題乙
そのあぷろだは流れやすいから、別の使った方がいい
あとgifはデータ量が大きいので、jpgやpngでおながい

そして俺の回答はメル欄
…んなわけないか

65 :名無しのオプ:2006/11/19(日) 19:18:22 ID:Mhf0g35N
ごめんなさい、でも本当にゴミみたいな出題者の
ゴミみたいな問題なので、赦してください・・・
あと、どうぞ→ttp://www.sunseagull.com/freespace/download.html?download1314&log/up/log/1369.png

それと、鍵はホーマックで売ってるような普通の奴です。
・・・ぶっちゃけ鍵の種類はあんま関係ないかも

66 :名無しのオプ:2006/11/19(日) 19:46:23 ID:fZq5QMq9
3週間あれば番号調べるのは可能な気もするが、まぁとりあえずメ欄
あと余分な事と卑屈なこと書かなければいいと思う。
最初の長文問題だって誰も叩いてないんだし、そう言うこと書くと余計、煽ってるように見えるよ。

67 :名無しのオプ:2006/11/19(日) 19:57:55 ID:eJKAuNjY
>>59
メル欄

68 :名無しのオプ:2006/11/19(日) 20:35:47 ID:GTNXZzJh
>>66
>あと余分な事と卑屈なこと書かなければいいと思う。
>最初の長文問題だって誰も叩いてないんだし、そう言うこと書くと余計、煽ってるように見えるよ。

おまえのがよっぽどウザい
気に食わなければスルーしろと何度言ったら理解するんだ?
問題的には「そういうのも含めて」良い問題じゃねーか
それが嫌なヤツはただスルーしろと・・・
無理なら二度とココに来んなよ、荒ら氏

69 :名無しのオプ:2006/11/19(日) 21:09:13 ID:T6YMKTEU
そんなことより、解答の投下時期っていつ?>>59

70 :名無しのオプ:2006/11/19(日) 21:31:22 ID:Yk6QYnpO
>>68
お前もスルーしろ
出題の内容自体はいい問題なんだから

個人的には>>67でふーむとうならされたな

71 :名無しのオプ:2006/11/19(日) 21:35:13 ID:zkV/unR8
家きかーん。
・・・うわー
>>69
いつでも、っていうか、その、もう、なんか、その、もう、なんというか・・・

投下しちゃいますか。

72 :1/3:2006/11/19(日) 21:35:50 ID:zkV/unR8
てわけで解答編

「まず、全ての番号を地道に探すのは無理。これだけ前提として確認しておきましょう」
類型的に真面目な表情で言う高橋に、私は頷いて見せた。
「はい。そのためにわざわざ作者も元ネタより二桁増やしたんでしょうからね」
「次に、合い鍵を持っていた社員がアリバイを持っていたこと、そして二階の『証言者』の
存在は、どちらも恣意的な物で第三者が予測することは不可能であったということも」
もう一度頷く。
「ならば、」高橋は再び凡庸な笑みを不敵に浮かべ、
「これは単純に、犯人が被害者を殺害し、その罪を合い鍵を持っている社員になすりつけ
ようとした、詰まらん事件だということですよ。考えてみてください。普通に考えて、
朝の六時にアリバイを持ち合わせている人間なんざ滅多にいないんです。シャッターの
音は二階まで響くと言っても、そう大きい物でもなかったようです。上の階の住人が
文句を言ってなかったとしたら、それが聞こえていることさえ犯人は知らなかったかも
知れません。ですから、この事件がもっと一見単純な物になっていた可能性だって
あったんですよ」
「単純な形?」
「つまり、室内には死体。顔見知りの犯行と見られる、偽装の痕跡。シャッターと
裏木戸には鍵。そのうち、裏木戸の鍵は解錠不可能。一方、シャッターの方は合い鍵を
持つ被害者の部下が居る。そしてその社員にはアリバイが無く、シャッターが開けられ
なかったことを証言する人間も居ない・・・」
「百パーそいつが犯人だ!!」私は叫んだ。
「そういうことです。おそらく、引きずった跡は『行きずりの犯行に見せかけようと
した顔見知りの犯行』に見せかけようとしたのでしょう。被害者を恨んでいた長文なら
警戒されているはず、と警察は見るでしょうからね。だってあなた方『新本格世界の警察』に
見つけることが出来る物証なんて、真相に直結する証拠な訳ないじゃないですか」
酷い言いぐさだ。

73 :2/3:2006/11/19(日) 21:37:06 ID:zkV/unR8
「被害者はおそらく、本当に寝ていたんでしょう。つまり真相はこういうことです。
犯人は、電動カッターなどの工具を持って午前五時三十分頃、C電飾を訪れる。そして
人目を避けて路地へ回り、カッターを使って数字錠をちゃちゃっと破壊する。二階の
人たちが聞いた音は、この音でしょう。
鍵は『それなりの道具を使わねば壊れないくらいには頑丈に出来ていた』そうですが、
それってつまり、『それなりの道具を使えば壊れるくらいちゃっちい』ってことでしょう?
そして犯人は鍵を壊すと、悠々中に入って被害者を殺害した。そして偽装を施し、
裏木戸から出て、『代わりの鍵』を付けておいた。被害者が買ったのと同じナンバーキーを、ね。
被害者が死んだらもう本当のナンバーを知っている人間はいないんですから、適当な
番号でロックすればいい。問題は、鍵を壊したときの金属粉なんかが付いているかも
知れない工具ですが、さっき警部さん、現場は工具なんかで散らかってて『なんか
かっぱらってっても気づ』かなさそうなほどだったとおっしゃってましたけど、それなら
裏を返せば『物が増えてても気づかない』んじゃないですか?あなた、ずいぶん()使って
伏線から目を背けさせよう背けさせようってしてたみたいですけど、逆によっぽど
目立ってますよ。・・・犯人が長文だとすれば、二週間前までC電飾に居た彼なら、会社で
使っていたのと同じ電動のこぎりなんかを用意するのも容易でしょう。そして、犯行後、
現場にのこぎりを放置しておく。警部、金属粉が検出されてトリックがバレたとき、
社員の誰かが『そののこぎりはこの会社のじゃない』と言ったところで、警察はそれを
信じますかね?逆に『誰かをかばってるんだろう』と、三人の社員の方に疑いの目を
向けるんじゃないですか?・・・つまり、これは犯人の証拠隠滅と、トリックが発覚した
ときの保険ですね。まあ、後半は単なる想像ですけど。」
高橋は最後にふぅ、と凡庸に息を吐いた。全て話し終えた、といった感じの、平凡な
表情が張り付いている。

74 :ラスト:2006/11/19(日) 21:38:52 ID:zkV/unR8
「よし、じゃあ早速長文を逮捕して・・・」
「待ってください」立ち上がろうとした私を高橋が呼び止めた。
「長文右罪が犯人と、まだ決まったわけではありませんよ。私が今話した推理が仮に
合っていたとして、犯人である条件は、『被害者が裏木戸にナンバーキーを取り付けた
のを知っている』こと、『会社で使っている工具の種類を知っている』こと、『午前六時前後に
アリバイがない』ことくらいなんですから、その合い鍵を持っていない他の二人の社員が
犯人である可能性だってあるんです。・・・言ったでしょう、私が解ったのは『犯人の
使ったトリック』だけだって」
「でも、それなら動機は?」
はは、と高橋は笑う。「被害者は長文にかなり恨まれていたんでしょう?人間、一人に
恨まれていれば、三十人は恨んでいる奴がいるものですよ」
ゴキブリかよ。
平凡でつまらない名探偵の、平凡でつまらない消去法頼みの推理は最後の〆さえも、
結局平凡でつまらないジョークに終始したのだった。

というわけで>>67さん筆頭に、他、皆さんふつーに良いとこついてますね・・・

はい。すいません。ほんとごめんなさい。私のせいでスレの雰囲気まで
悪くしちゃって。もう消えます・・・

75 :名無しのオプ:2006/11/19(日) 21:41:37 ID:Yk6QYnpO
>>72
出題乙
解答への伏線もしっかりはいってるし、トリック自体もおもしろいし
楽しめました
次の出題を待ってます

76 :名無しのオプ:2006/11/19(日) 21:41:57 ID:fZq5QMq9
>>74

気にせず、また、どんどん出題してくれ。あと自分を卑下する必要もないよ。

77 :名無しのオプ:2006/11/19(日) 22:15:30 ID:T6YMKTEU
>>72


78 :名無しのオプ:2006/11/19(日) 22:34:08 ID:zV+9cnwO
>>72

でもどうせなら従業員にはトラックで出勤しててほしかった

79 :名無しのオプ:2006/11/20(月) 14:34:50 ID:XeNulzl0
なんか一瞬で問題終わってるみたいだが。これって前スレの本格とか変格とかやってた人かな。コテ付けてくれるとありがたいが。

一つ出題者の人に聞きたいんだけどさ。本当に出題者は批判とかされるの嫌なのか?
解答と問題に明かな矛盾とかおかしい部分を指摘したらそれはもう荒らしや叩きと決めつけて聞く耳持たないって感じなのか?スルーしろで終わりって事?

80 :名無しのオプ:2006/11/20(月) 15:42:38 ID:mfwbYz+q
>>79
そういう話は
第14回?モナギコ蜘蛛の会
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1162224726/
こっちでやればいんじゃね?また荒れるぞ。

81 :名無しのオプ:2006/11/20(月) 16:48:50 ID:d7mI/Csj
>>79
今回の問題で思ったことなのか、前の問題で思ったことなのか知らないけどさ。
とりあえず先の二問の長文出し、今も作成中の人間が言わせてもらうなら、矛盾やおかしな点の指摘は正直ありがたいと思う。
それだけ真剣に取り掛かってもらってるてことだからね。そういった回答者の真摯な意見を次に活かせればいいし。だからこそ、やりがいもあるわけだしね。
しかし、それはあくまで自分の意見であって、そもそも、そんなのは人それぞれだからなぁ・・。
スルーできるならそれでいいんじゃないの?
>>80
議論じゃなくて質問だし別にいいんじゃない。そもそもそっちに出題者いないでしょ・・。

82 :名無しのオプ:2006/11/20(月) 23:07:07 ID:EHe3xK8S
出題来てたのかー!     ・・・・・・OTL

>>79 俺は『執事見習い』氏の文体と似てると思ったんだけど・・・

それにしても荒れた原因の>>66>>76の厚顔無恥なレスにはワラタwww

83 :名無しのオプ:2006/11/21(火) 01:24:56 ID:9BSsIXK9
みかん汁に見えた
天井が降りてきて潰されるのから逃げる問題の時と似てる気がする

84 :名無しのオプ:2006/11/21(火) 01:39:51 ID:NtfEP+iY
>>79
批判の種類も判断できないようじゃ社会に出てから苦労するぞ
と大学生の俺が言う

85 :名無しのオプ:2006/11/21(火) 23:40:34 ID:AjROFYU8
議論が始まりそうなので先手を打つというか何というか。未完汁の
新作に触発されて「御手洗潔の挨拶」読み返して思いついたネタを投下。
『紫電改研究保存会』

 「ちょっと、お話を聞いていただけませんかな?」
 そういって大きな鞄をひっさげたカーネル・サンダースがやって来たのには、
ここがマクドナルドのカウンターであるという事実を差し引いても私を充分驚嘆させた。
 本名を神成兼(かみなり・かねる)というそのカーネルは、スーツの上下を白に統一し
黒の蝶ネクタイに口ひげとあごひげを蓄え、黒縁の老眼鏡をかけていた。明らかに
『狙って』いるのだろう。
 「岡根餅彦(おかね・もちひこ)さんですよね?」
 私が知らなくても相手は私のことを知っている、というパターンはけっこう多い。
 というのも、私は数年前まで親から引き継いだ通販会社を、社長の自分自らがCMに
出演するなどの話題性とコストの削減を両立させる宣伝方法を用いて一代で一部上場企業に
のし上げた人物として、よくテレビや雑誌などにも顔を出していたからである。
 ちょっとした有名人だが、もちろん50前にして早々に現役を引退し、悠々自適の
ご隠居生活をもくろむ今となっては、そんなこと自慢にもなりはしない。むしろ、散歩
などしていても知らない人にやたら声を掛けられたりと、恥ずかしくなるようなことの
方が多い。ほぼ毎朝通っているこのマクドナルドでも何度かそういうことがあった。
 しかし、いつの間にカーネルおじさんにまで知り合いが出来たのだろう。この分では、
次はここのシンボルの怖いピエロがやってきそうだ。
 カーネルは周囲の好奇の視線も気にしていない様子で私の隣の椅子に腰掛けた。
 「ええ、確かに私は岡根ですが」
 「紫電改、というのをご存じですか?」
 私の答えを待たずにカーネルは話を進める。
 私が「いえ、」と首を振ると、彼はその返事を期待していたかのようにいかにも嬉しそうに
口角を緩めると、それから15分にもわたって、旧日本軍の戦闘機「紫電改」について
延々と語りやがった。

86 :名無しのオプ:2006/11/21(火) 23:41:31 ID:AjROFYU8
 「……というわけで、その紫電改の墜落機が先月、四国沖で半世紀ぶりに発見され、
引き上げられたのです」
 やっと話は終わったらしい。半分以上聞き流していた私は「はぁ……」と、わざと
気の抜けた声で返事したが、彼は気にもとめずに、手にしていた鞄から、輪ゴムで不格好に
まとめられた大量の、どうやら紙を折って作った手製らしい、郵便番号欄なんかが印刷
されていない白封筒の束――。宛名は書いていないものの中身は既に入れてあるらしく、
少しふくらんでセロテープで封をしてある――から一通抜き出すと、封を破って中から
パソコン刷りらしき一枚のB5用紙を抜き取り、私に差し出した。
 「寄付のお願いです。最近、よくあなたがこちらへお見えになっていると聞き、やって
参りました」
 カーネルはにこりと笑って見せた。
 文章にざっと目を通してみたところ、つまりは件の引き上げられた紫電改を修復し、
第二次大戦の貴重な資料の一つとして博物館に寄贈したい。ついてはその修復費用の
寄付を頼みたい、ということらしい。
 「興味ありませんね」
 私は素っ気なく言い、紙を突き返そうとふと横を見ると、カーネルは住所録のような
物を広げ、せっせと封筒の宛名書きをしていた。
 「それと同じ文面の紙を、あなたと同じようにある程度の資産をお持ちで、さらに
扶養家族のいらっしゃらない……口は悪いですが、『金が余ってそう』な方たちに送るんですよ。
もちろん駄目元です。でも、中には物好きな金持ちもいらっしゃるかも知れませんからな」
 カーネルは顔も上げずに言った。
 「もしお暇だったら、手伝っていただけませんか?なんとか今日中に百通全部出したいんですよ」
 「ええ、別に良いですけど」そのくらいなら、と私も、詐欺と思いながらも寄付の依頼を
断った少々の引け目もあり、承諾した。
 名簿と鉛筆を渡され、「横書きでお願いします」と注意を受け、早速作業に取りかかる。
そういえば、こういった事務作業も久しぶりだ。

87 :名無しのオプ:2006/11/21(火) 23:42:35 ID:AjROFYU8
 名簿の中頃に自分の名前を見つけ、苦笑した。
 「どうします?」とカーネルに訊ねると、
 「一応出しておいてください。後で手紙を見て、また気が変わるかも知れませんからね」
 と言われたので、一応封筒に『岡根餅彦様』と書く。
 山のようにあると思っていたが、二人がかりと言うこともあって、百通の封書は完成した。
 「後は私がやりますので。ありがとう、助かりました」
 カーネルが握手を求めてきたので、その頃には私もずいぶんうち解けていたこともあり、
笑ってその手を握り返した。
 カーネルは何度も頭を下げながら、店を出て行った。

 カーネルはその一週間後、再びマクドナルドに現れた。
 また私の隣に座り、にっこりと笑って「実は、二百万円の寄付に応じてくれた資産家の
方がいらっしゃいましてね」と耳打ちしてきた。
 「やったじゃないですか」
 私も、もう自分の利害から離れた話題となったらしいとわかり、素直に喜んで見せる。
 「ええ。これも岡根さんが手伝ってくれたおかげです」
 カーネルは心底嬉しそうだった。よほどその『紫電改』に惚れ込んでいるのだろう。
 「いや、私は宛名を書いただけですよ。あなたの人選の成功でしょう」
 「いえいえ、あなたのおかげですよ。……そうだ、記念に今日は私のおごりにしましょう。
……といってもファストフードじゃたかが知れてますけどね」
 その日は本当にカーネルが私の分も払ってくれて、「今度一緒に飲みに行きましょう」と
約束して別れた。

88 :名無しのオプ:2006/11/21(火) 23:43:15 ID:AjROFYU8
 「……ってことがありましてね。一ヶ月くらい前の話ですよ」
 私はその、『妙な話好き』の若い友人に、最近あった妙な体験としてカーネルとの
なれそめを語って聞かせた。カーネルとは未だに親交が続いていて、この前もまた
一緒に飲みに行く約束をしたばかりだ。
 「そんなに似てるんですか?しっかし、カーネル・サンダースと肩寄せ合って封書の
宛名書きってのも、滅多に出来ない体験ですね」
 彼女はカウンターにウーロン茶のグラスをとん、と置くと、そういって笑った。
 しかしその笑みに、どことなく変な影を感じた私は
 「厠さん。何か、今の話に疑問でも?」
 友人は――私立探偵の厠玖鈴(かわや・くりん)は慌てた様子で首を振った。
 「いえ、ちょっとした妄想です。でも、たぶん聞いたらご気分を悪くされると思うので」
 「気になりますな。……ええ、確かに私の最初は思いましたよ、『こりゃ詐欺だな』って。
でも、私は一銭だって取られちゃいないし、それどころかカーネルにおごってもらった
ことだってある。彼も最初こそ詐欺のために私に近寄ったのかも知れませんけど、今じゃ
本当に私のことを気に入ってくれているみたいです。良い友達ですよ、彼は」
 本心だった。今なら彼のために少しくらいの金なら融資してあげても良いくらいに
思っている。お互いの正当な合意があるなら、それは詐欺ではないだろう。
 「岡根さん、もしかして、そのカーネルとお酒を飲む約束とか、なさってます?」
 厠は暗い表情で訊ねてきた。
 「ええ」私が頷くと、
 「少し……私の妄想に付き合ってくれますか?ひょっとしたら岡根さん……カーネルに
殺されちゃうかも知れないんです」

さて、この『妙な話』の真相とは?

89 :名無しのオプ:2006/11/22(水) 00:00:30 ID:aEv+0oFA
やべぇ、島荘ヲタの俺にとって、ここんとこの二問は垂涎ですよ


宛名書きは(目欄1)を狙ったもの。
飲みにいってる隙に(目欄2)をパクられて例のアレを偽造されて文科省に送られる。

90 :名無しのオプ:2006/11/22(水) 07:49:24 ID:JQwWhHe9
手製の紙封筒→開けば紙に戻る
鉛筆書き→住所、「様」を消せば本人のサインだけが残る。

91 :名無しのオプ:2006/11/23(木) 21:09:08 ID:jKiQDrBX
かいとー時期キボン

92 :名無しのオプ:2006/11/23(木) 21:23:47 ID:rsxeq2QL
普通に考えて200万ぽっちで飛行機修復すんのなんて不可能だろって
ことからも、元ネタ通り、カーネルが岡根に接近した理由は
「封筒に宛名書きさせる」行為自体にあったと思われます。
もっと言えば、「鉛筆を握らせる」という行為に、ね。
使った後の鉛筆はもちろん回収されたでしょう。そしてその鉛筆には
付着していたでしょうね。岡根氏の指紋、汗、脂etc・・・
普通はそんなもん気持ち悪いと思うかも知れませんが、もしそれが
「好きな人が触った物」だったらどうします?・・・ヘタすりゃ舐めますよね?
鉛筆を選んだのは、削ったりの先端の加工がしやすいからでしょう。
・・・え?なぜ先端の加工が必要あるかって?そりゃ、挿れた時、内側に
刺さったらやばいからですよ(にやり)
そしてその後もカーネル氏は何度も岡根氏に会い、おそらくそのたびに、使用済みの
ストローだのナプキンだのを持ち帰っていたに違いありません。
「カーネルに殺されちゃう」っていうのは、文字通りカーネルにお持ち帰りされて
骨の髄までしゃぶられるという・・・

93 :88 :2006/11/23(木) 23:28:03 ID:4fW0iSSC
むー、なんか3レスしか付かなかった割に皆さん鋭いとこ突いてきますな・・・

ではぼちぼち解答を。

94 :名無しのオプ:2006/11/23(木) 23:37:37 ID:4fW0iSSC
「厠玖鈴とカーネル・サンダースのための殺人」解決編(タイトル変わってんじゃん)

 「最初に考えて欲しいのは、半世紀も海に沈んでいた飛行機を完全に修復するには、
……例えばあなたがカーネルの人柄を見込んでお金を貸そうと考えたとします、幾らくらい
までなら出しますか?」
 「……うーん、でも、五百万くらいまでなら『別に返してくれなくてもいいかな』と
思っちゃうかもしれませんね」
 「では、数千万円単位だったら?」
 厠の言葉に、私は眉をひそめる。
 「さすがにそこまでは出せませんね。私だってそこまでお人好しなつもりはない」
 「でも、そのくらい掛かっちゃうんですよ。本気でそんな錆びさびのガラクタを直そうと
思ったなら。あなたの話に出てきた二百万なんて、はした金もいいとこだと思いますよ」
 「でも、カーネルは……」私は言い返そうとした。
 「もうお金は必要ない、というのはあなたと付き合うためのでっち上げですよ。二回目
以降の来訪は寄付目当てと思われてはいけないんですから。カーネルの目的は、あなたと
フレンドリーな関係を築くことだったんです」
 「……どういうことです?」、と私は訊ねる。
 「簡単なことです。カーネルはあなたの遺産を自然に貰い受けるためのバッググラウンドを
作りたかったんですよ」
 私の遺産?こいつは何を言い出すんだろう。
 「最初にあったときの百通の封筒もミスディレクションです。カーネルがあなたに本当に
書かせたかったのは、ただの一通。……あなた自身の直筆サインです」

95 :名無しのオプ:2006/11/23(木) 23:39:19 ID:4fW0iSSC
 そういえば私には、自分で書いた封書を受け取った記憶がなかった。
 「封筒はふくらんでいたが、封がされていて中身は見れなかったんですよね?あなたは
カーネルが最初に封筒から『寄付のお願い』の紙を出したのを見て、全て中身は同じ物
だと思ってしまった。しかし、百一通の内、そのほかの百通は、違う物だったんです。
おそらく、けっこう大きな、B5くらいの大きさの紙を、余白を裏側に折り込んで封筒の
形に折りたたみ、のり付けした物だったんでしょう。そして表面の宛名部分が、その書類の
『署名欄』になっていた……おそらくカーネルは、あなたのサインの入った紙に、後から
『自分は金を残す家族もいない、だから親しい友人のカーネルに全財産を相続させる』
……というような文面を印刷して、遺言状を偽造するつもりだったんです。鉛筆で書かせ
たのも、後で住所と『様』を消すためでしょう。
 たぶん彼がカーネル・サンダースの格好をしていたのもバッググラウンド作りのため。
 あなたが話したような格好なら、どこでも目立つはずです。カーネルは目立つ格好で
いることで、より多くの人に自分とあなたが親しい付き合いをしていたことを印象づけたかったんです」

96 :名無しのオプ:2006/11/23(木) 23:41:24 ID:4fW0iSSC
 「カーネルはそろそろ、動き出すと思いますよ。例えば一緒に飲みに行き、あなたを
べろんべろんに泥酔させた上で店の階段とかから突き落とす、とか……」
 私は立ち上がった。なんだこのガキは。もう、友人の悪口は聞きたくなかった。
 「いい加減にしろよ小娘!!!不愉快だっ!!!もう二度と俺の前に姿を現すな!!!」
 私は厠に、グラスに残っていたソルティ・ドッグをぶっかけると会計をすませ、なにやら
呼び止めようとする奴の声を無視して店を出た。
 不意に携帯が鳴る。カーネルだ。
 今から飲みに行かないか、という誘いだった。私は二つ返事で承諾する。
 せっかくの酒にけちが付いてしまったから、仕切直しだ。
 前にも一度飲んだことがある店で、大きな通りの、交差点のすぐそばという立地も
ありそこそこ繁盛している居酒屋だ。
 ……そういえばあそこの交差点には結構立派な歩道橋が架かっていたな、とふと
思い出す。この前行ったとき、「ここの階段から落ちたら即死でしょうね」とカーネルが
呟くように言ったことも、連想ゲーム式に私の脳裏によみがえってきた。
 「何考えてんだ、俺は」私は苦笑して首を振り、停まっているタクシーの列の一台に乗り込んだ。

97 :名無しのオプ:2006/11/23(木) 23:46:23 ID:4fW0iSSC
というわけで、さすがに>>92氏の鉛筆挿入説はともかくとしても
>>89>>90両氏は、完全に封筒を書かせた目的は正解ですな。
まぁ、遺言状云々は殆ど伏線もないし、後付も良いとこですからね。

あと解答時期ですけども、だいたいレスが付かなくなって半日くらいで
作者が探りを入れ、「はよ解答貼れ」って言われたら貼る・・・みたいな
感じですかね?理想は。

98 :名無しのオプ:2006/11/24(金) 10:16:51 ID:gs9JKBhA
遺言状云々についてはつっこみたい気持ちもあるが
突っ込みおkな人か判らないので
乙とだけ言っておく。

99 :名無しのオプ:2006/11/24(金) 17:41:17 ID:BVFoJkdE
私もふと思ったんだけど、古典本格ではおなじみの
「おまえ明らかに一族で殺し合い起こさせたいだけだろそれ」な
遺言状って法律的にどの程度守られるんだろ?一応家族とかに遺留分は渡して
後は本人の遺志通り、ってくらいにはなんのかね?

ってわけで、どうせなら遺産よりも、消費者金融のおじさんとかが
よくやってる生命保険の方が合理的かもねと補足するテスト。

100 :名無しのオプ:2006/11/24(金) 20:53:24 ID:CVla45dc
正式な遺言書の形式ってどんなん?
弁護士とかに預けなくてもいいのかしらん?

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