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生きる為に

1 :青の羊:02/05/09 20:37 ID:kW2N05b/
どんな形でもいい。今生きる為に必要なコトバを

2 :いかいか ◆EzuNnL0g :02/05/09 20:37 ID:???
「生きてます」これで十分です。

3 :名前はいらない:02/05/09 20:42 ID:???
そうですか。。

4 :ナイスガイ工藤伸一 ◆j1HkWi6c :02/05/09 20:43 ID:ng7e/Wwp
死ぬことは
生きてさえいれば
いつだってできる

でも生きることは
死んでしまってからでは
もうできない

だから僕は生きる
死にたくなったときに
いつでも死ねるように

5 :名前はいらない:02/05/09 20:45 ID:???
>>4
それ、オレも中学時代考えた。
なんかアナタに親近感。

6 :青の羊:02/05/09 20:46 ID:kW2N05b/
「生きる」

苦しみは永遠
喜びは一瞬
誰でも知ってること
だけど
誰もがもう一度
喜びを取り戻すために
日々苦しみ
日々悩み
そうした雲間から射す
喜びに打ち震え
また苦しみ
風や雨に耐えている

だけど今貴方が感じる深い痛みは
貴方を切り裂き
赤い血を流すけれど
それでも生きていると
貴方は知るのだ

本当は人が感じる永遠など
一握の砂程もなく
苦しむ己の存在意義など
星屑の一粒程も無い

ならば
苦しみぬき
老いて生き抜いた
その先に
絶対の死が訪れた時
その時知る筈なのだ

苦しみの永遠
喜びの一瞬は共に
生きる為の糧であったという事を

7 :名前はいらない:02/05/09 20:47 ID:???
このスレは重複スレではないでしょうか?
下記スレと非常に似通った内容のスレに思えます。
>>1に異論がなければ削除依頼をだしますが?

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/poem/1003190906/l50
至急!心に響いた名言をください
私は今病んでいます。吹けば飛びそうです。
どんな言葉でもいいです。
みなさんがいつも心で唱えている言葉をください。

8 :名前はいらない:02/05/09 20:49 ID:???
>>7
重複スレではないと思われ

9 :青の羊:02/05/09 20:51 ID:kW2N05b/
長い詩も書けるように
建てたつもりだったのですが、ダメでしょうか。

10 :7:02/05/09 20:53 ID:???
ほかに似たようなスレがないか、もう少し探してみます。

>>1
いま生きるために必要なコトバをって、かなりわかりにくい
スレ説明です。どんな方向のものが求められているのかが
よくわかりません。もっとわかりやすいスレ説明をお願いし
ます。

11 :7:02/05/09 20:56 ID:???
>>9
長い詩かけるスレたくさんありますが?

12 :名前はいらない:02/05/09 20:58 ID:???
>>11
しかし、趣旨は違うでしょう?

13 :名前はいらない:02/05/09 20:58 ID:???
>>1
これとは似てるね 

生きる理由
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/poem/1019965836/l50

14 :ナイスガイ工藤伸一 ◆j1HkWi6c :02/05/09 21:05 ID:ng7e/Wwp
>>5
非常に単純明快すぎる作品ですけどね。
こういった簡単な言葉のみの詩は、
既出の詩でまったく同じものがありそうで怖いんですけど。


15 :7:02/05/09 21:06 ID:???
>>13
ああ。それすごく似てますね。

16 :名前はいらない:02/05/09 21:09 ID:???
青の羊くんは一度自分でスレたててみたかったというわけだね。

17 :エゴ太:02/05/09 21:11 ID:???
今生きるために必要な勇気のいる言葉
「ご褒美下さい。」
今生きるために必要な掛け声
「ずっと一緒」

あぁ、、何故かな 渡る世間鬼みると
ひとりきりで寂しく虚しくなる・・・勉強しなきゃな、、ガク

18 :名前はいらない:02/05/09 21:20 ID:???
>>1はスレ立てて1時間もたたないのにドロンかよ 荒らしだぞあんたやってること
羞恥心があるなら二度と 青の羊のコテハン使って詩板にくるな!

19 :7:02/05/09 21:30 ID:???
1は何も意見ないのかな?

20 :7:02/05/09 21:40 ID:???
>>1 
下記スレへ移動お願いできますか?

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/poem/1019965836/l50
生きる理由
1 :たくた :02/04/28 12:50 ID:???
今日さみしくても、かなしくても
明日笑える気がする 
僕はさ それだけで十分だよ うん。


21 :青の羊:02/05/09 23:22 ID:tNfdU3ke
お騒がせして申し訳ないです
移動します

22 :7:02/05/09 23:31 ID:???
>>21
協力してくれてありがとう。
次回からは文句のつけようのない
いいスレをたててください。

2ちゃんねるガイド | FAQ |
↑掲示板topの一番上にあるこういうヤツに
目を通して置いてください。
あと、削除ガイドラインも読んでおくといいかも。
うるさがたのつっこみをかわせます。


23 :青の羊:02/05/09 23:46 ID:tNfdU3ke
7様有難う御座います。
もしよければこちらの削除依頼お願いしてもよろしいでしょうか?


24 :名前はいらない:02/05/09 23:48 ID:???
あいあい。OKです。削除依頼だしときます。

25 :名前はいらない:02/05/09 23:52 ID:???
って言うかいつからこういう世話焼きが出てきたんだろうね?
青の羊さんの気持ち考えても見ろよ。ほんとに心無い奴だな。死刑囚の代わりに氏ね

26 :名前はいらない:02/05/09 23:55 ID:???
スレ立てるのにも、かなりの責任感と執着と、ある程度のいい加減さと

大人な対応と、それなりの詩が必要なんただよ。 自スレ持ってる人ほどではないにせよ

もうちょい、デリカシーがほしいな。




27 :名前はいらない:02/05/09 23:57 ID:???
このスレが削除?
いかいかやらWIZやらのどうでもいい叩きスレは放置のままで?
何かおかしくないか……?

28 :名前はいらない:02/05/09 23:58 ID:???
>>27
だろ?真剣にスレを立ててる人なのにどうしてだよ!構わん!続けろ!続けるんだ!

29 :7:02/05/10 00:10 ID:???
>>27
詩版スレッド削除依頼スレをごらんになった事はありますか?
おっしゃるようなスレには、すでにほとんど削除依頼が出されています。
ご存じですか?

30 :ナイスガイ工藤伸一 ◆j1HkWi6c :02/05/10 00:12 ID:ow+OHsSm
削除主義者は
何かって言うとポアしろという
オウムと一緒

こわいこわい

31 :名前はいらない:02/05/10 00:14 ID:???
>>30
たまには、いいこと言うね。見方を変えます。

32 :名前はいらない:02/05/10 00:15 ID:???
>ナイスガイ、、アンタのとこのスレも、、もちろん削除決定だろうなぁ? 誰が見ても


33 :名前はいらない:02/05/10 00:20 ID:???
このスレは重複スレです。
下記スレに移動お願いします。
なお、このスレには削除依頼が出されています。

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/poem/1019965836/l50
生きる理由



34 :名前はいらない:02/05/21 03:59 ID:x/20K1yC
くそ。このスレ、削除人が削除しやがらねえ。

>重複としての依頼でも、誘導先dat落ちで本スレが確認できなかったものや、
>誘導先に統合させることに疑問を感じたものは残しました。
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/saku/983110308/l50 (>196)

って事で、俺はもうこのスレには削除依頼ださないから、スキに使ってくれ>>>1

35 :名前はいらない:02/05/21 15:56 ID:???
>>34

そのような態度ではいつまでも削除なさってはくれませんよ?
削除板みたでしょう?
わかったらそんなぼやきは滅しなさいな。


36 :アブサロム ◆FOOL.jjE :02/06/27 22:23 ID:???

・・・名スレ、、、、、つーか1さんどうしたんだ?
まさか本当にこのままdat落ちさせる気かね???


37 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/06/30 21:43 ID:???
>36 アブサロム様
一応いつ削除されるのか見守っているのですが、もし>34の
>誘導先に統合されることに疑問を感じたものは残しました。
これにあたるのなら、完全潜伏型スレとして再開しようかと思っています。

38 :アブサロム ◆FOOL.jjE :02/07/01 00:20 ID:???

ふむ・・・大分時間も経ってますし、
恐らく削除は来ないでしょう。心配せず続けてみては?

んで、sage進行、いいんじゃないでしょうか。
俺も許していただけるなら書き込みに来ますよ。
もっとも、俺も自スレのようなものを持ってるんで、
詩の書き込みは少ないと思いますが(苦笑

ああ、長ったらしくなってしまった。
まあこれが俺のアイデンティティですから許して、、、

んじゃ、あなたのお答えを待ちます。
再開するなら、そう言ってくださいね。一旦落ち〜・・・


39 :アブサロム ◆FOOL.jjE :02/07/01 00:24 ID:???

あ、それから一つ・・・文句言うわけじゃないですけど、
アブサロム簡単に全角に出来ますよ。
スペースキーの代わりに、すぐ左横の無変換キー押してみて。
多分変換されるはず。
半角があなたのポリシーなら無理にとは言いませんが、、、

んじゃ、ホントに落ち〜です。。。


40 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/03 23:22 ID:???
>38、39アブサロム様

お言葉に甘えて再開してみようと思います。
完全sage進行でお願いします。




41 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/03 23:41 ID:???

今 この瞬間にも消えていくモノが在る
形あるものは皆 塵に還る
陽炎の様な 僕の証は
世界に何も残すことは無いだろう
それでもいい
消えゆくまでの間
僕は この想いを綴る魂を 手にしているのだから



42 :アブサロム ◆FOOL.jjE :02/07/04 21:19 ID:???

どうもこんばんは。

再開されるんですね。
しばらくは二人きり(一人かな?藁)ですが、
まあお客様の登場をマターリ待ちましょうか・・・
では、挨拶代わりに。今夜はこれで。



「原初の空」



雲は緩く漂い
差す陽は有限であり無尽蔵

誑かされた民も我々も
行き着く場所はここである
すらり 枝を伸ばして

誰も干渉はしない
静かに呼吸は止まり
弱々しい木の根が蘇る


43 :アブサロム ◆FOOL.jjE :02/07/04 21:20 ID:???

あ、ついでに・・・

時々時間があれば、コメントとかも書かせてください。
まあ今は諸事情により自粛してるんですがね・・・

お許しを頂けるなら、 ね。では。


44 :霧都 ◆LWQf3H.k :02/07/05 00:07 ID:???
>アブサロム氏って、全部のスレ、チェックしてるのか?
ちょっと、驚いた
覗くスレに大概いる・・・(w


>青の羊さん、直感とか、短い詩とか、あなたの書く言葉、好きです

45 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/05 00:51 ID:???
>43アブサロム様
コメント、構いませんよ。ただ自分はコメント苦手なので
レス&詩全部にコメントするとかは無理だと思うので御容赦下さい。

>44霧都様
有難うございます。嬉しいです。

46 :アブサロム ◆FOOL.jjE :02/07/05 21:17 ID:???

こんばんは〜・・・
今日は何もせず、挨拶だけ。

>>44

これはこれは霧都さん、お久し振り。
どこぞのスレではすれ違いましたねぇ・・・
「一番好きな場所」だったかな?

ふむ、俺は別に全部のスレチェックなんて、
大層で面倒なことしてませんよ。
偶然ってやつですかね。。。

まあともかく、これからよろしくです。

>>45

了解了解・・・いや、俺もコメントとかは得意じゃないんすよ、、、
ただ単に、気に入った作品には余計なこと言うぞ、と。
まあ何も言わないからって気にしないでください、俺ずぼらなんで(藁

では、引き続きよろしくです、お二人さん。


47 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/06 23:04 ID:???

頼りない足取りで
長い影を引き摺って 歩き続ける
欠けた月が 僕を見下していて
それでも 歩むべき先を照らし続けている
その光を信じて とは言いたくない
静かに俯き
強く踏締める
孤独な大地を

48 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/10 08:20 ID:???

「ボヘミアンのように」


まだ遠い 約束の場所まで
私を歩かせ続ける 炎のように
果てしない荒野に 静謐な夜空に
私は歌う
喉が熱を帯び
凍てついた魂が溶解する

ケダモノに過ぎぬ己を恥じることはもう止めた
生きるための術など貴方に差し出してしまおう

私の歩みは止められない
貴方にさえ

其処に何があるのかなど 考えるのはもう止めた
約束された場所へ たどり着くことが今の私の全て

私は行く
誰にも阻めない
貴方にさえ




49 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/10 08:33 ID:???

どこかに転がっている様で
幻よりも不確かな存在(モノ)
貴方の戸惑いも 愛おしさも全て
いつか覚めて 失ってしまう

僕はまだ憶えている
君と見た あの夢を
哀しい歌は 歌わない
君と見た あの場所を
いつか君と あの場所で




50 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/10 23:12 ID:???

惰性で歩みを繰り返すなら
いつか絶望の罰を受けるだろう
そんな強迫観念は必要なく
もっと楽になれるのに
こんなにも
僕は
苦しみの内で
想っている
自らの炎に焼かれようとも
この想いは苦しみを伴ってなお
激しく燃えようと欲している



51 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/12 15:14 ID:???
「漂う唄」

優しい迷路は
出口の無い曖昧な仕草で
柔らかい壁は
壁伝う僕に わなないて

すり抜けていく
朝は気だるい風を送りつけ
宵の囁きに
僕は涙した

遠くになる貴方の声
木洩れ日に 小鳥の唄は
貴方と同じ甘い声で

漂う僕は貴方を待ち
彷徨う気持ちは 祈りを 繰り返し

漂う街は 僕を拒み
真実(ホントウ)の貴方を隠していった








52 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/13 15:36 ID:???

錆付いた思い出
誰もいない丘で独り
揺れる
遠い空が
陽の傾き 緩やかで
寝そべる僕の 息が絶える


彼を悼む 蒼い群
見る事の無かった 彼の顔
笑顔を集めた彼は 微笑んだまま沈黙していて
誰もが皆 骸になった彼を拒んだ


遠く かすかな縁しか無かった僕にも 涙が
黙祷の丘で



53 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/13 16:00 ID:???

自分の歩いてきた道なんて
振り返って反省なんかしないけれど
どうしたって癒されることの無い
深い傷は誰にでもあって
晒す事が甘えだと いつも言い聞かせていた
笑顔で苦しみを隠せても
こびりつく 影はついて回り
いつか子羊に過ぎぬ 真実が暴かれるなら
この彩られた 僕の全てを見せてあげよう
貴女が狂っても知らない
僕が見た 踊り狂う星月夜 朱に染まった昼下がり
目も当てられぬ程の傷を 僕に見せて
もう痛くないんだよ。と貴女が言う
抱きしめてしまおうか その魂を
棘など意味を為さない程に強く
強く


54 :アブサロム ◆FOOL.jjE :02/07/14 03:25 ID:???

どもども・・・近くのスレでお見かけしましたよ(藁

うん、>>52、好きです。たまにはこういうのもいいな。
俺としてはタイトルが欲しいかな、なんて。
まあどうでもいいことなんですけどね、、、

んでは、この辺りで。また来ます。


55 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/14 07:11 ID:???
>54 アブサロム様
>52は先日、バイク事故で亡くなった知り合いに捧げるつもりで作りました。



56 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/14 09:41 ID:???

もう少し眠る事
もう少し食べる事

出かけよう
昼過ぎから





57 :アブサロム ◆FOOL.jjE :02/07/15 00:48 ID:???

>>55

はぁ、バイク事故ですか・・・
別れの詩だとは思ってましたが、
まさか事実だったとは・・・

いや、あなたと知り合ったのも何かの縁、
心からその方のご冥福をお祈り申し上げます。

む〜・・・なんだか奇妙な話ですね。。。
スレッドが役に立ったというか。
ある意味皮肉でもある・・・複雑。

考えさせられながら落ち〜です。


58 :名前はいらない:02/07/17 23:37 ID:???
綺麗な想い出が
あなたを包んでくれたなら
・・・
そんな幻想を
抱いて
抱き続けて

生きているのは
他ならない 私

そんな気持ちで
やっと
生きている のは

私自身

59 :名前はいらない:02/07/18 05:36 ID:???
眠れない前の作業

60 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/18 11:49 ID:???
>58 名前はいらない様
このスレは完全sage進行にしたいので、ageないでもらえませんか。


61 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/19 09:35 ID:???
「まどろみの彼方で」

乳白色の世界で
虚を抱いて  宙(そら)を産む
漆黒のカタマリの内には 目も眩む彩りが
私を賛美するかの様な 喜びの歌が

それはコレを産み落とした 罪深い私への呪詛であり
めくるめく混沌の渦に翻弄される 星達の嘆き

生まれ来る 私の内に在ったモノは
私から離れ 遠い存在になった
流れ移ろっていく 
私の想いだったモノを取り戻す為
私は 世界の果てへ  宙の始まりの場所へ


62 :名前はいらない:02/07/20 23:15 ID:???

忘れない

この連鎖の最末端の自分

原初の塵より どれだけ繰り返されたのか この奇蹟

この掌




63 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/23 00:34 ID:???
>62 名前はいらない様
行の空き具合が かっこいいと思いました。

64 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/23 00:43 ID:???
「朧月夜」

朧月夜と揺れる躯

緩い瞬きよ 降り積もれ

狂気を宿した 輝きが降る

揺れる躯に





65 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/23 00:49 ID:???

喜びまではまだ遠く
流離う 想いは徒然に
緩やかに 宵よ
哀しみを
黄昏を

66 :霧都 ◆LWQf3H.k :02/07/24 01:40 ID:???
− 雨 −

雨の予感
雨の匂い

感じるたびに襲う
憂鬱

雨音に救われる一瞬
雨粒に突き落とされる 刹那

気付きたくなかった
 真実と対面して

花柄の傘に
支えられて歩く
頼り無い足取りで
一歩一歩

雨の匂い 吸いながら


>>60 青の羊さん
ageてるのは、58の人じゃなく、59の人だと思う・・・

67 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/24 22:40 ID:???
>66 霧都様
そうですね、安易でした。58の名無し様にお詫びします。すいませんでした。

68 :58:02/07/26 02:22 ID:???
>>66-67

平気
気にしてないよ

>青の羊さん
元気出して欲しい

69 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/26 02:48 ID:???
>68
ありがとうございます。最近グロッキーなのがばれてる様ですね、
明日はゆっくりできるので長い詩を捻り出してみようかな と思います。

70 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/07/27 23:30 ID:???
「海 と てのひら」

どれくらい昏い場所を泳いできたのか
君はなんとなく虚ろで
冷たい手 握り締める僕の熱い掌

いつでも言っていた言葉
君は俯いたまま

傍に来て
傍にいて
変幻自在の君
君は虹になる
君はオーロラになる
スペクトルを超えて
誰も見たことの無い
君だけの君に

灰色の海を揺らす風 優しい音色
遠のいていく 月が欠ける暁の空
もうすぐ此処にも 光が降ってくる

傍に来て
傍にいて
其処で冷めて 凍てついてしまう前に
君の温もりと 僕の掌

揺れる海の上
揺れる海の上で



71 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/03 23:31 ID:???

「深海魚」

何も見えない
何も聞こえない

波のうねりさえ沈みゆく 深みで
小さな灯火を抱いている

泡と化す呟きは 祈りの様に
繰り返す沈黙は 涙の様に
誰にも気付かれない 傷を抱えたままで

水面を揺らす 月明かりの
降り積もる 青の調

誰にも届かない 底で
永い夢を 謳う




72 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/09 10:43 ID:oocbOk2z

羊の足跡

ハザードランプは明滅している

終末は 次の暁を向かえ 幻の彼方に

終わることを知らない この廻る世界に

氾濫する交響曲 この窓からはオペラが聞こえる


73 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/09 10:56 ID:oocbOk2z

羊の足跡2

夢は醒めずに 茫洋として

切り立った一本路を 千鳥歩き

ただ望むものが叶うだけなら

何故 涙が要るのだろう

極彩色の世界でさえ 明暗によって光と影は区切られているのなら

境界線上の 灰色にあこがれる原色の主義者は 堕落したと云えるのか

否 中庸であると賞賛されればいいのだが

彼の報道官は あえて正義を語ろうとはしなっかった



74 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/10 22:41 ID:jxAmPn3a

「羊の足跡3」

この憤り
いや 今この瞬間の激情さえ
貴方には 唯の記号に過ぎない
闇の向こうには 薄笑う悪夢が人の容をとり
今宵 私を捕らえて放さない




75 :霧都 ◆LWQf3H.k :02/08/11 02:09 ID:ANusEp3l
気付かないふり

生きても
多分辛い

だからといって
告げてしまうことで
生じる亀裂を
乗り越える程に
強くはなれない

曖昧なまま
この場所で
立ちすくむ自分への
茫漠な嫌悪

蝕む心

76 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/11 22:48 ID:idSEXV1Q
>75 霧都様
なんだかすごく今この詩に共感できる心境です。

77 :霧都 ◆LWQf3H.k :02/08/13 01:52 ID:VZvf6F/n
>>76 青の羊さん
 ありがとう。今日は、一杯いっぱいなので、また次回詩をもって来ますね。
 まったりと、過ごせる日々を祈っています。

78 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/16 18:17 ID:NKMjCT00

裸足で駆ける 壁を越える
私を越えていく 白い鳥は 青へ高く
走れ!
あの遠くへ 星が沈む前に
月が翳るその前に
届け!
もっと早く あの人の元へ 遠くあの消失点の彼方へ
叫ぶより早く 瞳を閉ざす前に
光より早く 夜が明けるその前に


79 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/17 09:06 ID:5p4JAESd

羊の足跡4


あの優しい嘘が終わる時まで

僕の歌声が枯れる時まで

どうかその美しい瞳のままで



80 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/17 15:30 ID:/AdwQiTI

羊の足跡5

還る場所を失った言葉が泳いでいる

もう誰の目にも留まらない この歌声も

どうか 私の真実よ

辿り着いて 三日月の向こう側に


81 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/22 20:00 ID:0hD4sQGC


羊の足跡6


終わっていく今日と
始まってしまう明日と

君に逢えない今日と
会えない明日

82 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/23 00:05 ID:NCW5NmEy

羊の足跡7


まどろみに誘われて
赤い夢を見る
手招きする金魚の尾が揺れ
僕の心は揺さぶられ
もうすぐやってくる 淡い風を受ければ
僕は瞬間の狭間に落ちて
苦しい朝に打ち揚げられる




83 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/23 00:10 ID:NCW5NmEy
↑失敗。「羊の足跡」は即興なんですが、どうにもこれは失敗でした。

84 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/24 23:10 ID:nn1uwsRm

羊の足跡 8


踝は 水に 浸かり

黄昏は 水面(みなも)を焼き尽くして

赤く 滴る 足

陽は 向こうへ 溶けていく

私を 惜しみながら



85 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/24 23:22 ID:nn1uwsRm

羊の足跡 9

世界の果てに 辿り着いた小さな星

交わりの瞬きに 祝福される 癒しさえも

僕は赦される 多くの祈りの言葉によって

其れが 偽りであっても 今は

ただ 貴方に感謝するのみ



86 :霧都 ◆LWQf3H.k :02/08/25 06:03 ID:EDHBVulY
>青の羊さん
「羊の足跡シリーズ」がとても素敵ですね。詩集にして、大事にとっておきたくなる。
胸の痛い時に、そっと開いて読みたくなるような、そんな言葉が、素敵だと思います。


− 不在の痛み −

君のいたあの場所に
知らない人が座る
僕のいたあの場所に
別の誰かが座る

二人のいたあの場所は
もう昔とは違っていて

変わらない自分自身を
持て余している今を
つらく くるしく なげいている

何よりも
君はもうここにはいない
僕の隣にはいない
その事実が 痛い

87 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/26 09:58 ID:qEyRqL00

>86霧都様
ありがとうございます。推敲無しな感じが丸出しでどうかと思ってたんですが、嬉しいです。
是非またお越しください

88 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/26 21:07 ID:OgerSVIH
「午前四時」

其処には何も無い

虚しい広がりだけが 私を蝕み続け

私を清める為か 消し去る為か

ただ ただ

痛々しい青が広がっていく

その分だけまた 魂の空白が広がっていく

宇宙を満たす 星屑が消えてゆく

煙る様な夜空を見上げ 綺麗と思うか

月さえ失った夜空を見上げ 綺麗になったと思うかは

貴方次第なのだが


89 :アブサロム ◆FOOL.jjE :02/08/27 18:11 ID:xXES79Om

お久し振り、、、

ああ、無断で消えてしまって申し訳ありませんでした・・・
どうも、このスレのテーマに沿った詩がなかなか出来ませんで、、、
また、作品が完成したらお邪魔することに致します。
なかなか難しいテーマでして、、、恐らくまだ時間がかかるかと。

連絡一つせず、あなたと同じフィールドで、
活動を続けた無礼をどうかお許しください。

P.S

>>「午前四時」

「お好きに」スレに一度載せられたものですね。
ううん、ことば自体に変化はなく、間をゆったりと空けるようにされた、と。
緩やかで良いです、流れるように読める。
窮屈に感じさせないから、こちらの方が個人的には。
さらに個人的なことを申し上げますと、
ことばや構成など、ちょいちょいっといじって欲しかったな、とも(笑
何にせよ、良い明け方の詩です。星の光が、届かない。

では、またいつか。


90 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/28 10:45 ID:KPfWEzlU
>89アブサロム様
お久しぶりです。「午前四時」読んでくださっていたんですね、コメントありがとうございます。
題名を付ける詩には 思い入れが強いものが多いので、ついこっちにも載せてしまった次第です。

アブサロム様のスレも探し出していずれお邪魔しようと思います。
またお越し下さい。アブサロム様の詩 楽しみにしています。



91 :アブサロム ◆FOOL.jjE :02/08/28 16:55 ID:XbCzdffd

どうも。。。

ええ、拝見いたしました、大分前の話ですが(笑
ううん、詩人のセンスを問うような、
また懐疑的な作者の心情がよく読み取れます。
若さと、美しさを操るあなただからこその詩なのではないでしょうか。
好きです、個人的に。ちょっと、ちくちく痛くて(苦笑

ううん、、、俺のスレは、、、(w
まあお好きに、どうぞですよね。あまりお勧めしないけどw

あ、俺もスレ名は出さない方向でお願いしたい、
そう伝えておいてください。上の書き込み見てますたw

ああ、またいつかとか言いながら、、、
すぐにレスを付けに来ちゃったなぁ(苦笑
こんな人間ですが、、、これからも、よろしくです(照

あ、それから最後に・・・
このスレ、他のsageスレである方に紹介しちゃいました・・・
勝手な行動を、お許しください。。。
やはり、人に知られる方が良いですし、
ちゃんと信用できる方ですので、、、上がったり、なんて心配はなさらずに(笑

ではでは、本当にこれで。又来ますけどね(笑


92 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/29 17:13 ID:FDEeZEih

羊の足跡 10

扉の向こうの囁きも
窓の向こうの喧騒も
箱の向こうの戦争も
目を閉じ 耳を塞いで そして其処が楽園と呼べるのか
底無しの悦楽を枕に眠る
その夢には
あの人の涙が映る



93 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/29 17:25 ID:FDEeZEih
>91アブサロム様
相関図の方は報告しときました。
紹介、全然構いませんよ。その方のレスも楽しみにしています。

94 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/29 17:34 ID:FDEeZEih

羊の足跡 11

揺れる彼岸花
哀しい丘に
あの穏やかさを湛えて



95 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/08/30 00:22 ID:kPS2DzpQ

羊の足跡 12

誰かの夢の跡を辿った
何人もの足で其れは道になっていた
私の足跡も
この道を固め 誰かを誘う軌跡になるのか
その足跡は 何処かへ辿り着く事ができるのか



96 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/09/01 19:25 ID:/QqrkpWa

「桃色の夕焼」

太陽がいつもより優しくて
夕暮はいつものような哀しさで満ちていなかった

僕の伸びた長い影も いつもより明るくて
大きく背伸びする子供の様で

遠く 一番星は金色 青は緩やかに桃色へ
君を望む この胸も 夕暮の様に 明るく 温かい




97 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/09/05 08:04 ID:snfqGmy2

羊の足跡 12.5「涙 降る」

この空の届かない場所で泣いている

どんなに歌い続けても 貴方まではまだ遠く

そして何度目かの終わりの時 僕の歌は枯れ果て

また空から涙が降ってくる。

取り戻せないものばかりが この涙の向こうに

貴方に届かなかった歌も この涙の向こうに






98 :霧都 ◆LWQf3H.k :02/09/07 01:48 ID:GiHeh4Fq
− 埋没感 −

埋まってる

みんなみんな
記憶の狭間に
埋まってる

消えることもないのに
取り出すことも出来ず

記憶の狭間に
埋まっている

棘のように
小骨のように
苛みながら

埋まっている

99 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/09/08 14:18 ID:/6+/DKVg

「旅路」


道標など捨ててしまおう
どんな道を歩んでも行き着く場所は一つだけれど
それまで この空と大地の狭間で
歌など歌いながら
愛など歌いながら
零れる時を惜しむことも無く

くたびれて跪けば
祈るように言葉が溢れ
戯言なども溢れ
笑うことや 涙することや
遠く 力強い眼で

また



100 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/09/08 14:47 ID:/6+/DKVg
>98霧都様
「埋没感」 いいタイトルだと思いました。蘇らない記憶、忘れられた痛みみたいな印象は雨や秋の寂しさを連想しました。
「埋没感」からインスピレーションを頂いて、思い出を失っていく寂しさを僕も書いてみました。


タイムカプセル

枯れた記憶の底
小さな包みをカプセルに
何処かに埋まったタイムカプセル

幾つもの春夏秋冬
幾つもの春夏秋冬

還って来ないいつか落とした記憶
見つからないタイムカプセル
埋葬された 幼い歌

幾つもの春夏秋冬
幾つもの春夏秋冬




101 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/09/15 13:08 ID:URXghdvK

羊の足跡13

いつか辿り着いた 人気の無い無人駅
空虚なホームが 夏の終わりに似て
どのくらい眠っていたのか
日陰が立ち去って 眩しい


102 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/09/21 23:25 ID:8nEfIx6/
「海と手のひら」


どのくらい 暗い海を泳いできたのか
君は何となく 虚ろで

冷たい手 握りしめる
僕の 熱い手のひら

君は俯いたまま しだいに青へ染まって

傍に来て
傍にいて
変幻自在の君
君は虹になる
君はオーロラになる
スペクトルを超えて
誰も届かない
君だけの君に

灰色の海を
揺らす風の音色
遠のいていく夜空と月が欠けゆく暁の空
もうすぐここにも 光が降ってくる

傍に来て
傍にいて
そこで覚めて 凍てついてしまう前に
君の温もりと 僕の手のひら

揺れる 海の上
揺れる 海の上で

103 :霧都 ◆LWQf3H.k :02/09/23 00:18 ID:l7XCza92
>>100 青の羊さん
レス、ありがとう。遅い出没で申し訳ないです。
そして、自分の言葉から、新たな言葉を紡いでくれて、ありがとうございます。


− 憧れ −
何かの欠片を
誰かの言葉と気持ちに
添えられることに
幸せを感じる

夢ばかりでもなく
リアルばかりでもなく
今を感じるための
言葉という名の
小さな絆

そこ、ここに
散りばめたい
そんな、憧れ……。

104 :青の羊 ◆GtbbWniA :02/09/29 00:11 ID:FBfRVQjq

羊の足跡 14!!

急に 絶叫したくなった
血沸き 肉踊る 深夜
この声を 聞かせたい
この瞬間の高ぶりを 届けたい!

全く意味は無くとも 喜びは無くとも
何かが生まれる事も無い
虚しい 唯の音であっても!



105 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :02/10/09 01:08 ID:PfCEtInt

羊の足跡15

いつから僕は 海のざわめきを失ったのか

いつから僕は 潮の痺れる香りを失ったのか

始まりの
霧に抱かれた街よ

途方にくれた
草臥れた 思い出よ




106 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :02/10/09 01:10 ID:PfCEtInt
↑>草臥れた 思い出達よ

107 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :02/10/13 09:52 ID:mP8LZfMP

羊の足跡 16

とめどもなく人々の流す時間が淀む水溜りのような
日々の連鎖の隙間にもぐり込んで 夢の中へ
愛しい日々よ まだありますか。色鮮やかに凍てついたまま あの温もりをそのままに。
あの時 あの瞬間そのままに
足踏みをし続けて半年以上たちこの頃は陽射しに背を向け肌寒い哀しい息吹が包み込む様に熱を奪っていく

そして 瞳は未だに見開いたまま
人は流れ
時は流れ


108 :ももいろぱんだ:02/10/14 00:06 ID:W6nZcKOm
ももいろの ちいさい ぱんだ
あおいろの きれいな ひつじ
ならんで すわってる みどりの そうげん

ねえ、きれいでしょう?たのしいでしょう?
そうぞう してみて!
げんき、わいてきた?

109 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :02/10/15 23:29 ID:d9Tq6z2r
>ももいろぱんだ様
ありがとうございます。優しい気持ちになりました

110 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :02/10/20 01:37 ID:DRdQTmXl

「帰り道の朝」

戯れに過ごす夜が続き
月が沈む暁に
口ずさむ歌は音を失い
そびえる鉄壁や鏡が光を放つ

空には色が
風には音が 解き放たれ
濁った眼(まなこ)や
塞ぎこんだ耳に
七色の世界が広がる

僕は 未だに淀みを抱いたまま
光射す ゆりかごで揺られるまま




111 :アブサロム ◆rift.1dHPM :02/10/27 21:06 ID:Sl51W6bV

お好きにスレじゃなく、こっちに書けば良かった罠。。。
取り敢えず保全かきこ。。。

向こうのスレで見たのと同じく、、
なんだか見方が面白いな。
帰り道の朝か・・・
自分が通ってきた場所ですね。

「まだ寝てる」と言うのも、何だか微笑ましいな。
きれいな朝の詩でした、ありがとう。

│д`)ノ デハマタ

│彡

112 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :02/10/29 23:42 ID:nmsjDXax
>111アブサロム様
「朝顔」コメント有難うございました。
あれは無理やり早朝に起きなくてはならない時の自分と
朝日に覚醒させられる朝顔をイメージしてました。
ご指摘の通り表現しきれてない感がありますね(反省)。

詩の方はお好きなときに、素敵な詩お待ちしております。


113 :アブサロム ◆rift.1dHPM :02/11/09 22:16 ID:bvMg8zR1



「幸せの拷問」



高く台座を掲げて
眼下の風景をひび割れに滲み込ませる
挙げた右腕から
左腕の関節部に吹き抜ける風
伝書鳩が落とす
紙吹雪

宮中の青林檎と
わたしの手に埋もれた稗と
どれ程の違いがあるというのか
農薬でつぶれ死んだ蜜蜂
起源をそこに据える

土民の一糸乱れぬ破壊行為と
羽ばたきの生む白髪
土着の
民の病原菌が 埋没した病が
掘り返される
電線のない国


114 :アブサロム ◆rift.1dHPM :02/11/09 22:16 ID:bvMg8zR1

貪欲な地下室
黴臭い喉を抜けて
いよいよそこは楽園である
土に塗れた民衆の
灰と汗とで滲み 黒くなった壁がある

火箸は器官で弾け
肺腑を還らぬものとする

いま漂っている中空から地上を見下ろすと
張り巡らされた街道は人間の顔である
敷き詰められた煉瓦は肌色の皮膚である

植わる緑と歩く家族の
微笑みは見えない
相変わらず ただわたしの横を通り過ぎる白雪


115 :アブサロム ◆rift.1dHPM :02/11/09 22:21 ID:bvMg8zR1

なんだか分からんなあ。「廃人は鏡となりて」。
どうか、これからもよろしくです。
即興詩を許可していただければ、またいつでもお邪魔したいのですが・・・

>>112 青の羊様

どうもです、なんだかこれが出来るのに時間がかかりましたね。
いや、幾度も別の詩を作ったり、なんかしてたんですが
殆ど手は加えておりません、自分の心情を書き連ねただけの意味のない文章ですw
どうかさらっと読み流していただきたく思います。。。

>表現しきれてない感がありますね

いえいえ、とんでもないです。。。
僕が頭の中でイメージを発展させすぎただけですw
で、何故僕がそう出来たのかと・・・答えは、、、ъ( ゚ー^)

では、ここらで失礼します。風邪が微妙に治っていなくて、、、
あなたも十分気をつけてくださいね。では。

116 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :02/11/11 23:21 ID:aCbAG3n6
>113-115 アブサロム様
心配して下さってありがとうございます。
またいつでもお越し下さい。即興詩でも全然いいですよ。


117 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :02/11/11 23:33 ID:aCbAG3n6

「斜陽」

あの宵に染まった2人も
沈みゆく 寒空に抗う陽も もう還らない
この空に瞬く星は 何一つ変わらないというのに

今はもう 全てが静かで
月が溶かした 冷たい光が 夜を覚ます
貴方が 僕に残した温もりを 奪う様に



118 :アブサロム ◆rift.1dHPM :02/11/12 12:27 ID:nIhS6Phv

こんにちはです〜

>>116

そうですか、どうもありがとです。。。
近いうちに(←今度は本当に)現れます、また。
他にも随分長いこと覗いてないスレがあったり、、
ごめんなさいを言いに言ってからになるかなあ(笑
いや、即興詩OKなんか。

>>117

タイトルが詩の時間設定に不思議とマッチするのは、
「斜陽」と言う言葉が持つ意味のせいなのか。
それでも先ず、「斜陽」なんだけれど(←上手く言えない
わざと暗くなってからに合わせて書かれたんでしょうが、
狙い通り不自然さは微塵も感じなかったです。
むー、、野暮なことを言ってしまったか。

では、またお邪魔しに来ます。
どうもありがとうございました。(心から感謝・ぺこり

119 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :02/11/24 21:59 ID:NPGOjup0

羊の足跡17

私を置き去りにしたまま 皆沈んでゆく
同化を望む 孤独な心は
しだいに鮮やかさを失って朽ちてゆく

空や 海や 遠い彼方や
手に入れられぬもの程 こんなにも鮮やかなのに
貴方は手放しでそれらを擲って 愛に堕ちてゆく
私にはそれは退屈すぎるのだろう
月のない夜に響く 貴方を求める歌を失った
しかしそれでいいのだ



120 :むこうの317 ◆317..n/Ke6 :02/11/25 19:39 ID:vtiOsZVD
>青の羊タン
現在、プロフが出されてないコテさんのフォームを作ってます。
俺が、コテハン名、トリップ、出現スレを記載しておいて、
残りの項目を住民の方に埋めてもらおうと思ってます。
その際、このスレに出入りされてるコテハンさんのプロフを作った場合、
出現スレ項目にここのスレアドを記載することについては、いかがでそ、、?

121 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :02/12/01 10:10 ID:dMelAi6x
>120 むこうの317様
僕は構いませんが、アブサロムさんや霧都さんに出来れば確認して頂きたいです>フォーム製作のこと
大変そうですね、頑張って下さい。

122 :むこうの317 ◆317..n/Ke6 :02/12/01 18:15 ID:e/OSQmof
>>121
ご協力thxですー。
えっと、お二方には某スレにてそれぞれ、作成する旨伝えていますが、
このスレの掲載については、まだ聞いてません。

聞く前に、チョト思ったんですが、青の羊タンはいいと仰ってますが、
もしあれなら、スレへの直リン無しで、スレタイのみの掲載でも構わないんですよ。
どっちがいいですかね?

123 :岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/12/03 09:09 ID:jQ1XlmRW


ま、悪いことは言いません。あんたら2チャンネラーに代表される
下界の凡人連中には、ベートーヴェンの晩年の弦楽四重奏がちょうどよいです
から、そのあたりをお聴きなさい。
間違えても、ぼくやドビュッシーの作品は聴かないように。
豚・に・真珠・でございましょう、ファッハッハッハッ・・・・・
で、ぼくのホームページK.OKADAワールド
(URL;http://debu1957.hp.infoseek.co.jp/)には
あんたら2チャネラーには似合わない私の傑作の音楽がついていますので、
ぜーーーーーったいに来ないで下さいね。


124 :アブサロム ◆rift.1dHPM :02/12/03 19:59 ID:hLvO6QDo

保守が必要と言うことで、パピコです。
70%程詩作は進んでおります・・・また、その内。
これが最後となるやも知れませぬ故、、
なんか馴れ馴れしいパピコの一つもしたかったですが。
取り敢えず、ここまで。
あなたの詩は純粋に好きです、
どうか作風を変えられても、その優しさが残っているように。では。


125 :霧都 ◆WISH/t.n/I :02/12/04 01:14 ID:mpG/5agW
>青の羊様
ここは、大丈夫のようですね、安心……。
先日は、「空スレ」で、ありがたい言葉をくださり、感謝感激でした。
自分の詩に、言葉を貰えるって、とても嬉しいことですね。
ちょっとしみじみ……。

126 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :02/12/05 00:22 ID:nTWWbLx9
>122むこうの317様
お気遣いありがとうございます。そうして頂けるとありがたいです、申し訳ない(汗)

>124アブサロム様
保守ありがとうございます。最近忙しくてPCに近寄らないこの頃なのです。
詩お待ちしてます。

>125霧都様
いえいえ、自分も同じです。誰かにイメージが伝わって何かを感じてもらえるって素晴らしい事ですよね

127 :むこうの317 ◆317..n/Ke6 :02/12/05 13:14 ID:icpq2n6S
>>126
んじゃ、そうしときますね。
ご協力ホントにアリガトヾ( ゚д゚)ノ゛

128 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :02/12/08 02:31 ID:v0KQstkH

羊の足跡18

手探りを繰り返す 毎日が続く
時折触れる 柔らかな温もりや
身を裂く 茨で閉ざされた場所や
ふと惜しむ 始まりの景色や
まだ見ぬ地平の果てへ 手を伸ばす

久しぶりの海に沈む 夕日は淀んで
世界の果てを目指す 青や赤は僕を置き去りにした
油の様な海 煙たい空
哀しくは無かった
真上を通る電車の轟音で 瞼は落ちた



129 :岡田克彦 ◆ikGay75MZI :02/12/10 15:04 ID:mI4SHxec


お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。
お・だ・ま・り、あたしを誰だと思ってるの? おそれ多くも、あ・た・し・よ。


130 :名前はいらない:02/12/10 20:58 ID:k1Uyg1jF

保全です〜

>>126

ありがとです。ほぼ完成といったところか。
それでも、あなたや他の方の詩を見ると、なかなか満足できはしない罠ですw
新年、クリスマスまでには覗きたい。

では、またです。


131 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :02/12/15 22:10 ID:rh1y9M0t

羊の足跡 19

人の叡智が鈍る時
その肉体が鈍る時
老いではなく
怠惰な魂によって
前進を拒むとき
かの詩人が歩んだような 深淵や 輝ける場所よりも容易いというのに
私はまだ床に甘んじたまま
戦慄を余儀なくされるまで




132 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :02/12/15 22:16 ID:rh1y9M0t
>130名前はいらない様
クリスマスぐらいからまた詩板を離れがちになると思うのでご了承下さい。
詩はいつでも、気兼ねなく載せて頂けると嬉しいです。

133 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :02/12/17 09:57 ID:kDceW9tQ

羊の足跡 20

強情な知性によって 封印は解かれた
否、 その歯車の外れた信仰によって

世界に祝福の覇を唱える 王よ
貧しい子供を喰らう ウラヌスよ
その手に携えた死神は至福を享受している

我等もいざ蹂躙の地へ
耳を塞ぎ 目を閉ざし
終わりの時や 足元に転がる骸を嘲りながら



134 : ◆rift.1dHPM :02/12/23 01:18 ID:KVcU2xyo

>>132

、、、禿げしく遅れましたねえ、、、、、、
申し訳ないことです。もはや覗いてはおられないかと感じつつも。
連投規制やクッキーのなんちゃら、鯖の不調とかで、、
書き込み時間が分散する恐れがありますが、どうかお気になさらずに。

、、言い訳は既に済ませたつもりですので、、
やっぱり僕は投稿するの向いてないんでしょうなあ、、
とにかく、これを一つの節目として。保全には来るつもりですが・・・


135 :アブサロム ◆rift.1dHPM :02/12/23 01:31 ID:KVcU2xyo



「北極星」



天体望遠鏡のいらない夜に
ぬるま湯に浸かって砂を掘るのさ 今のうちに
厚みだけが感じ取れる波打ち際の透明なガラスに
蟹の引っ張られた跡をさがして

明日になったら2キロ先の孤島は
どこかの星のウミネコだらけになるよ ここ
結構寒くなったから 漁船はあらわれないけど
生命の海は定期的に誰かが埋めるのさ
生きる為に



136 : ◆rift.1dHPM :02/12/23 01:43 ID:KVcU2xyo

本当に、僕はつまらないものしか書けないんです。
それこそ、発表を控えると言うか、他スレに掲載すべきではないようなものばかり。
それにも関わらず居場所をくださったあなたには、とても感謝しているつもりです。
しかし、、ううん。言い訳ばかりですな。
とにかく感謝の気持ちを前面に押し出しつつ、
謝罪のつもりの保全を続けていきます。
雑談すら出来なかった、本当に馬鹿でした。
どこででも同じことを言っている、浮気者でした。
本当に申し訳なかったです、すみません。
またいつか、帰ってこられることを願って。

>>133

どうも色の違った作品ですな、、
宗教色が強くなったというかなんというか。
それとも「羊」と言う時点で最初から、そう感じていなくてはならなかったのか。
ううむ。。。いい加減だなぁ、、やめです、スマソ


137 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :02/12/29 21:36 ID:WG/hnzE4
>136アブサロム様
コメントありがとうございました。>133は意味不明な風刺です。
書いた時は世の中をやたらに憤ってまして、、今読み返すと何を言いたいんだかさっぱり解りませんね(恥)


>135
前の「幸せの拷問」も結構好きだったんですが、この「北極星」は画がすぐにイメージできて心地よかったです。
僕はアブサロムさんの詩を少しもつまらないとは思いません。どうか畏縮なさらずに、お好きにどうぞ、です。

138 :真実:02/12/31 22:39 ID:rZtl+QbF
   あるネット関連会社の社長は、「いずれにしても2ちゃんねるは
資金が底をつけば終わり。あまり知られていないことだが、
2ちゃんねる内部関係者によると今、大手通信会社系が調査費名目で資金提供している。
だが、それが止まれば続けてはいけないだろう」と証言する。
2ちゃんねるが判決によって力を失った場合、資金提供の打ち切りも予想される。
http://ascii24.com/news/reading/causebooks/2002/07/01/636911-000.html

 以下、別の記事のキャッシュ http://memo2ch.tripod.co.jp/article.html
 2ちゃんねるに近いあるインターネット関連会社の社長は、2ちゃんねるの幹部から得
た話として証言する。「2ちゃんねるは、運営者や幹部などがそれぞれ別々に会社を
作りカネの流れを見え難くしているが、実際の資金源は複数の大手通信会社系からの
調査費名目のカネ。月額で計約700万円と言い、年間にすれば1億円近く。額はともあ
れ、これは通信会社系的には、ぼう大なトラフィックを調査すると言う表向きの理由
が一応は立つ。自社系に都合の悪い書き込みがされた時に優先的に削除してもらうこ
とも期待している」と前置きし「通信会社系の削除の期待も含めて、2ちゃんねるは
総会屋と同じになっている」と言うのだ。
 その具体的な理由として社長は、こう話す。「2ちゃんねるはボランティアの削除人
が書き込みをチェックして、好ましくない書き込みを一所懸命削除している、という
ことになっているが、あれはウソ。削除人には給料が支払われ、その給料の原資と
なっているのが、まずいことを書き込まれた企業が削除要求とともに渡す裏金。これ
はまさに、総会屋の構図そのものだ。これまで裁判になっているのは金額で折り合え
なかったり、裏金を出さない強い態度の企業とだけだ」


139 : ◆rift.1dHPM :02/12/31 22:53 ID:cZLujHLg

こばんわです、っと。。。
お返事遅れましたな、、なんとか今年中にレス出来そうではありますがw

>>137

コメントありがとうございました。
ええ、今回は少々短いですが、ちいさな写真をイメージしていただけたらなあ、と。。。
嘘みたいな感じですが、本当なのです。なんとか思惑通りになったようで、、(笑
毎回あたたかいコメントをいただいて、、ただただうれしく思うばかりです、本当にありがとう。

>>133に関して

僭越ながら、コメントなど。。。

意味不明と言いますか、、非常にスケールが大きいために、
今涼んだ心で見返しても、頭の中で絵が浮かばないとか、そんな感じじゃないですか?w
いや、完全に世界規模だと仮定してますよ。訂正大歓迎w

力の及ばないものに、同じ命を奪われてゆく歯痒さ。
今のこの詩から何かを見出せたとしたなら、やはりそれは痛みなんじゃないかなあと。
とにかく、僕がごちゃごちゃ言うことではなさそうです(苦笑

ああ、何だか即興レスになってしまいました。
あなたの書き込みを見て、何だかすごく元気が出ました、、
無責任な人間は、いい物をもらってばかりで、、本当に申し訳ない。
あなたの言葉に甘えさせていただくことにします、、どうかこれからもよろしくです。

さて、後1時間ちょっとかな?
除夜の鐘を聞きに出ようかと思ってます、このスレ今年最後のレスと言うことで。
早めに落ちることにします・・・ではでは、青の羊様、よいお年を。


140 :名前はいらない:03/01/02 14:25 ID:jvMAo/GW
生きさせて 太陽よ

141 : ◆rift.1dHPM :03/01/06 08:48 ID:UhG4soce

>>140

うんうん。
僕らは深海魚じゃないし、物でもありませんから。
やっぱり日光が欲しい、体のためにも心のためにも。
普段分厚いカーテンを閉め切ってPCに向かってる僕ですが、
時々明るいうちに外に出ると気持ちいいですからね。
基本的に雨降りるんるんなんですが、
あのピカピカライトはやっぱり欲しいなあと。

>生きさせて

生きさせて、か。難しいなあ。
きれいなココロがないとそんなこと言えない気がする。
あなたはそんな人なのか、或いは窮地に立たされているのか。
PCの中だからというのもアリでしょうが・・・

>太陽よ

言う相手がいるってすばらしい、と。
要するに恥ずかしいんですよね、ただ単純にね。
公共のものだから、すんなり言えたのか。

・・・

うー、すんごい長くなりそう。やめやめ。
野暮ったいことはもう嫌なんで、、ここらでお許し願えますか。
短いと、こんな風になるんだなあ。スゲーパワア。


142 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/01/09 18:55 ID:GhtOnq69

「赤と黒」

優しい温もりに充たされている
野心が蝕む 俺の心にも
悲しみに侵された 貴方の心にも

透明なものを見詰めている 淀んだ俺の両目や
彩りを奪われた 涙に目隠しされた貴方の瞳
掌の温度差は 意味を為さずに
ただ
廻り続ける歯車の様に
触れ合う事のない 二人の生き方そのもの
同じ色によって 生きる
全く別の 生き方



143 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/01/13 00:25 ID:52RA4eKv

羊の足跡21

もしも 私が放浪者なら
もしも 私が放浪者なら
星の結び方を変えて 新しい物語を紡いでみよう
見たいものしか見ない事の危うさを識っていても
貴方を夜な夜な夢見るように 其れは甘美で彩られている

目の前の愛すべき景色も
仕舞い込まれた涙さえも
この瞬間に至る時は手出しできずに
楽園へ逃避行する 罪人よ
リアルに見限られる前に 還っておいで




144 :山崎渉:03/01/19 13:45 ID:33JLtwpT
(^^)

145 : ◆rift.1dHPM :03/02/05 00:30 ID:0reOw7dF

足跡、なのか
ものすごい考えさせられます、がきっと伝わらないと思う(あくまでぼくの考えが!いまここにこうして書いたことですよ)
むろんそれは足跡かどうか、だけではなく、綴られたこと全体についてです
ええふれーずもいっぱいあって、どうしようかと泣きそうになりました 保全します


146 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/02/11 14:51 ID:l7V+oQWZ
>145
保全ありがとうございます。僕も「足跡」は伝える事を前提に書いてないとこがあって
読む人に歯痒い思いをさせてしまう様ですね。その時にイメージしてたものの断片でも見えてもらえれば幸いです。
コメントを頂くと新しいことがいろいろ見えてきてとっても勉強になります(感謝)。

147 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/02/11 15:19 ID:l7V+oQWZ

羊の足跡22

思考の形跡を辿っても
メビウスの輪の様に閉ざされた場所に
出逢うことの出来ない
その足跡の主は彷徨い
その外側と
その外側に
膨大な意味と実在が溢れているのです



148 : ◆rift.1dHPM :03/02/14 01:28 ID:zWd6fBHf

こんばんわ。
リアリチイ、哲学用語らしいですね。 
いやあ、どんどんわたくしの居場所がなくなってゆくような・・・w
あ、意味は分かりますぞ。ご安心を

>>146

「伝える」ことを前提に、か。 なんか上の方で、それっぽい議論があったような。
それは結果なのか、それとも「伝える」ことを重要視するのか。
すごいいい加減なんで、どっちも大事に見えてきてしまうし、あんまり理解は出来なかったんですが。
取り敢えず、好きに書いてしまえばいいんだと思いますよ。
いや、僕が言うことではないんですが(むしろ言われたいので)。
十分楽しめますので、「足跡」に関しては姿勢を崩さず書いて欲しいなあ。

>>147

あっ・・・と言うことは、コメントの必要はないのかw でも。

「足跡」には旅や放浪に関する、濃厚なイメージが詰め込まれているんですよね。
「22」は今まで以上にそれを感じることが出来たかもしれません。
勇気付けられました。

相変わらずの乱文ですみません。言えばいいってもんじゃないんですよね。ははは・・・


149 :名前はいらない:03/03/06 23:29 ID:jn9bcHqV
悪意の残響を振り払って進む

欲しいのはそのくらいの強さ

決して手には入らないものだが

欲しいという願いを支えに

前へは進める

150 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/03/15 20:07 ID:Eh2MYF8R
>148(もうトリップで呼ぶべきでしょうか)様
いや、旅は旅でも思索の旅(詩作に非ず)僕の内省や出来事を交えてたりします。

>149名前はいらない様
偶然かも知れませんが、すごく今の僕の気持ちと合いますです。

151 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/03/22 02:28 ID:5wPnKlgC

足跡23

背水の陣
溺れるだけならましかと
万年楽観主義な面(おもて)は朗らかでも
貴方達の知る僕はご存知のとおり
眉間に皺よせて

152 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/03/26 08:20 ID:ofIsLSRg

「ネオンカラーの楽園で」

白い脚が交錯する駅前で
雑音の残響音の中心で
交わされ続ける 無意味なリズムと
記憶に消えていく 歪んだ調に
誰にも聞こえない 夜が塗り替え続けられている

同じ顔をして白線に並ぶ人々の様に
向こう側の君も 同じ気持ちであります様にと
また無意味に色づく この楽園で



153 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/03/26 08:39 ID:ofIsLSRg

「いつかの待ち人」

僕は君を待っていた

星降る夜
空白む朝
寝惚け眼の五月雨や 涙を洗い流したスコールの日も

陽だまりに見た永遠も
口付けを交わしたホームにも 君はもう居ないけれど
銀杏並木や 楓の赤い木洩れ日にも
君が染み付いていて それらが皆枯れても 空はまだ彩やかで

目覚めて世界が白くなっても 「雪は好きじゃない」と怪訝な幻が僕を包む

いつでも君が傍にいて
いつまでも君が傍にいると思っていた幸せが
今も僕の片隅で 静かに横たわっている




154 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/03/28 00:00 ID:ItJ3Fvfo


「生きる為に」



この世界に 今 正しいコトが一つでも在るだろうか
生きる為の確信が 路傍に転がっているだろうか

我等は皆 奪い合い その命を繋いでいくだけの生そのもの

高尚な魂よ
お前は その内に在る恐怖を許せるほど 寛容でも勇敢でも無くなった

世界はその認められ得る容(カタチ)で切り取られ
臆病な大人たちが皆 その居場所を得る為に 血を流している

しかし
貴方や私は 昨日や明日と同じ様に
ココに居て 何も出来ないままだろう




155 :奈々氏の憂鬱 ◆SCodz99rtY :03/03/28 02:27 ID:bkzEbU4M
>世界はその認められ得る容(カタチ)で切り取られ

は激しく同感。。と共感。。

>臆病な大人たちが皆 その居場所を得る為に 血を流している

これは実はすんごい尊いことだったりするですよー。。と横レスしてみる。

156 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/03/30 09:38 ID:UkzKpoCA
>>155 奈々氏の憂鬱様
横レスどうもです。自分的にはそこのフレーズ 自身の為に人を戦争から謀殺まで
あらゆるレベルで殺す事 とか 消費優先の生活で僕らは誰かをその命まで搾取している
とか救い様の無いことを考えてました。
そう言ってもらえると、もっと前向きに見えますよね。ありがとうございます。

157 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/04/03 18:31 ID:cgvSTjQN

足跡24

身悶えする 憤怒が満開だ
死だ
死の華が砂漠に開く

褐色の美しい人は散らばっていく
あの日 摩天楼から降り注いだように

ああ、今日も陽射しや風は春を謳歌している



158 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/04/06 12:29 ID:l4kS6EpT

足跡25

現代のサルヴォナーラ達が 繁殖する
狂信者は必ずしもターバンを巻いているわけではない様だ
オリーブの時代が終わる頃
星条旗がモスクを飾り
また一人 やむにやまれぬ殉教者が殉教者を生む


159 :山崎渉:03/04/17 14:31 ID:GAm0uYE/
(^^)

160 :山崎渉:03/04/20 01:44 ID:1+CNA/cT
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

161 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/04/21 23:29 ID:Or+yKnRG

足跡26

嫌だ
嫌だ
世相の表象がノタクルこの脳が

「歯車の外れた信仰によって 世界に祝福の覇を唱える王よ」

それは途轍もなく恐ろしいイメージ
徐々に達成されつつある


162 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/05/03 15:25 ID:D0jZMmu6
てすと

163 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/05/04 07:06 ID:OhxpZ8jF
テスト

164 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/05/04 07:36 ID:/nJgIPiZ

足跡27


海 と 空 の終わりから

辿り着いた ユルイ波

白く染まった 陸(おか)と僕と

永遠を分つ 境界線



165 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/05/11 00:53 ID:JiqDz8/6

足跡28

僕の手に余ることばかり
それでも全てを投げ出す事に耐えられないんだ
苦笑い 染着いた服
休日の物干し竿に架っている 僕


166 :149 ◆L1Who.N/vo :03/05/11 02:22 ID:LVkhSHK8
>>165 青の羊様

そんな日に限って
空は鈍色だったり
風がとても強かったり、で

心地よく
干されていることが
出来なかったりしますよね、、、
ままならない、故の苦笑いですかね、、、

で、私は某人だったりしますが……141の気持ち、共感してくれてありがとう、と
今更ですが……(ぺこり

167 : ◆L1Who.N/vo :03/05/11 05:23 ID:LVkhSHK8
>>166
駄目だ、寝ぼけてます……
>>149です、ええ、間違いないです、今度こそ

では、おやすみなさい(じたばた消

168 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/05/12 23:32 ID:xaEdY5B0
>>166 L1Who〜様
コメントありがとうございました。
僕は詩板に来るまでは他人の思いを共感することに懐疑的だったんですが
最近は本当に共感しまくりだったりします。
またお越しくださいませ

169 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/05/17 00:07 ID:X0ZWWSMK

足跡29

僕は事実 甘ったれた雑魚に過ぎない



いや羊だった

170 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/05/17 00:17 ID:ORWNRj5c

足跡30

論理的に説明できないのは感情の所為なのか
それは唾棄すべきモノなのか
直感やイメージが他人のを刺激する それだけでいい筈なのに
呼び起こされる感情は返信される
「不快」と記されてない事を祈るばかりの いつもより弱気な夜


171 :山崎渉:03/05/22 03:26 ID:9hqkSSyZ
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

172 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/05/25 10:07 ID:giQEVy8i

足跡31

電車の窓から見るエメラルドに触れたくて
雨の日に 理由知らずの旅に出る

やがて雲間から射す光が それがパステルカラーである事を告げる


173 :山崎渉:03/05/28 11:03 ID:gH/nLI1G
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

174 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/06/08 21:32 ID:pluYnbyx

足跡32

蹂躙せよ と奥底で 猛々しい憎悪が成長する
そんな時ほど 鉄面皮なのは世の常で
さらにケセラセラ と朗らかなら トリックスター
ただ瞳には 隠しようも無い鈍い光が宿るものだ


175 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/06/15 23:28 ID:U1yEmm+x

「無力なカミサマ」


この世界の何処かにカミサマは確かにいて
何もできず
誰も救えずに
僕らをずっと見守っていて
静けさに指を組む 祈りの声も
たった独り溢した 虚しい嗚咽も聞いている

たとえ君が この星の裏側にいて隠れていても
隣で眠る様に いつも君を感じている
ただ
何もできず
君を 抱きしめる事もできずに
たった独りで見守り続けている
無力な カミサマ

君は感じる?

夜明けまえの幻や 風の強い日の天気雨に 彼を

そして君も独り
ただ 僕は君を抱きしめる事ができる
無力なカミサマより君の傍にいてあげる





176 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/06/16 12:03 ID:+/TY6oq4
「ノストラダムスの予言は風刺だったらしいんです」

身体を蝕む 「不快」
火の使い方を間違えている だから云っただろうプロメテウス
岩場に佇み 罪人の気晴らしに僕は付き合っていた
眼下には ノーベルによる被造物の子孫達
「しかし 争い事の本質は「火」に拠るものではないよ」
確かに。人の心は貴方より確実に 「手段」によって侵されている
言葉も然り


177 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/07/11 10:15 ID:hwFAY5mK

足跡33

肉体が崩れる事は容易い 
強固な造形の骸は時の流れをせき止めている様にも感じることがある
否 その鉄の酸化は進んでいるのだ
永遠? 120年ばかりしか与えられぬヒトには その意味を識る術は無い
さて僕は 数え切れないほどの夜を過ごしてきた
月は何度も欠け 宙は変容した
では 僕は?
陽は気ままに照らし 海は何度も満ち欠けを繰り返した
では僕は?


178 :山崎 渉:03/07/12 12:28 ID:Gu5iF5xl

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

179 :山崎 渉:03/07/15 11:47 ID:91J1lTCd

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

180 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/07/18 23:50 ID:Gbn7uP86

気ままに生きたい

暴力的な奔放さでは無く

何かに追われる様にでは無く



181 :山崎 渉:03/08/02 01:37 ID:8+jueK0E
(^^)

182 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/08/02 21:36 ID:1iWUYHgV

足跡34


かつての円卓は失われた
思い思いの席に着いていた 顔も知らない人達が立ち去っていく
僕もまた ほんの少しのサビシサを持ち寄って 手探りで会話していた
厳しさが増す 現実的なプレッシャー
砂漠化した僕のココには もう何も詰ってないみたいだ
悶々としていたら 長すぎた梅雨が明けてしまった
白々しい太陽



183 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/08/15 00:47 ID:K06dTeTI

足跡35

おやすみ と おはようの間から 

184 :山崎 渉:03/08/15 13:57 ID:5TkIaFn9
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

185 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/08/16 16:19 ID:sfhG9M5q

足跡36


渇きを
癒すことの無い

湿った 空が
僕を

未だ 照らす事の無い 光の塊は 
やがて 

秋の侘しさの内で 灯る 

永遠(トワ)なる  青の世界で



186 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/08/22 23:20 ID:8aXhkk/G

蝉の残響音にやられて 今宵不眠症


187 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/08/22 23:48 ID:8aXhkk/G
(足跡37)

実感する為の戯言が 私を意味の迷宮へ誘い込む


この野郎


(死)をもって私の個性は消滅し、未来永劫この意識が生じる事はない


何時をもって覚悟するべきか 何をもって覚悟とするべきか

(日常)という普遍性(最も今日多くの不安を内包するようになった)を得る幸せの中で
(終了)の二文字は とてもとても恐ろしい

付き合っていた相手との 突然の別れ
まだ大丈夫だと思っていた リストラの指名
甲斐性の無い旦那の 無謀な二重生活
ストレス発散の末の 自己破産
定年離婚
孤独死

諦めて また来る明日を夢見ている人々
いつ終わってしまうのだろうと ビクつく臆病者

まだ飽きてしまう程に 歳をとってはいなくても
瞳を輝かせる程に 若くは無い

未だに青臭い自意識の海で溺れているが
諦めて陸に上がった時 きっと私は親父臭くなっているのだろう
そういうものだろう

188 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/08/22 23:52 ID:8aXhkk/G
>>187
なんだか読み返すとリアル年齢を勘違いされそうな雑記になってしまいました(涙)

189 :憂鬱 ◆SCodz99rtY :03/08/23 00:00 ID:sBjC7zIi
読んでて勘違いシマスタ ホローがあって助かった ヾ (´Д`;)  (笑

190 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/08/25 18:37 ID:mPTaYNh0
>>189 あわわ…(汗)


足跡38

飽き性な僕の 関心のベクトルを矯正しておくれ
偏狭な思い込みの激しい 僕の扉を強くノックしておくれ
敷居から踏み出せないんだ
まるで何年も陽を浴びてない人の様だ
もっと強く 僕を呼んでおくれ
もう君の聞きなれた声はうんざりだよって言うんだろう
忙しいから構っていられないよって念を押すんだろう

だからもっと強く 僕を呼んでおくれ



191 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/08/29 01:19 ID:9XZIugUF

足跡 39


何ものでもない僕らは
上手に生きようと 精一杯で
我が身に降りかかる 難問を嘆いたりして
機転のきかない僕は 「別に」と能率の悪いままコツコツこなしていたりする
だけど
僕らには 定義され得ない生き方が 必要不可欠で
合理性や能率に人生の質を求めるのなら
この国はもう 落伍者の道を歩み始めていて
僕は それは素敵なコトだと 思ったりする



192 :名前はいらない:03/08/31 09:30 ID:YiMkGmed
明日は学校ポスターしか宿題できてねぇ

193 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/09/28 07:11 ID:1wS6uF1/
私は私としてしか 世界と合間見えない

「なんて歪んだ世界なんだ」

有能なチャネラーは 私の魂にリンクしてそう言う




194 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/10/02 22:10 ID:TP0n8je9
足跡40

九龍の空をかすめる 大きな飛行機の夢を見た
異臭を敷き詰めた奈落の底には
黒い染みが蟠るばかり

明滅を繰り返す 迷宮の標
モノトーンで遺された写真には 陰影以外しか写っていない



195 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/10/17 21:28 ID:zVtbfeo9

偉大なるディオニソスよ、僕は日本酒よりも葡萄酒が好きなようです

196 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/10/20 21:18 ID:AEZf4C9d

混沌は時に 安息の臥所にして 劣情の楽園



197 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/12/07 00:12 ID:Wmso4JOI

燃えて紅い太陽が沈む
広々と波頭の揺れに立つ
銀灰色の大海へ
ほんのり薔薇の色を帯びた雲達が
落ちる日の方へ波立ち、それに対する空の方には
秋寂びてほの曇る雲のヴェールをつらぬいて光る
死者の様に悲しげに蒼ざめた一つの顔
月の面輪
そしてその後には
遠い霧にけぶって光る星々の小さな火花


198 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/12/07 00:23 ID:Wmso4JOI
その昔、月神と日神とは
仲のいい夫婦として
ともどもに空に照っていた
そして二人を取り巻いて星の児らが
むらがり光っていた

しかし悪しき者らの奸言が
気高い光明の夫婦の仲を
引き裂いてしまったのだ

(中略)

そのため、空の高処を、あの二人の気の毒な神々は
慰めもなく果ての無い軌道をば
悩みに充ちて歩き続ける
神々は死ぬことを得ぬさだめだから
輝かしい不運をば
永久に引きずるのだ

低い地上に生まれて
死ぬ幸福をめぐまれている人間のわたくしは
最早この上 嘆くまい


H・ハイネ「日没」より

199 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/12/27 22:44 ID:TlYk9f39

足跡 41

凍てついた仄暗闇を
夜明けに向け駆ければ
薄明かりの帳の間から



ひかり

この眼を穿つ <光>

夜を放逐する 冷たい炎が
煙をあげて 空を青く染めていく




200 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/01/07 10:04 ID:npMYbJ/K

足跡42

日々に埋れた 景色を見詰めなさい
全く見向きもし無くなった あの角を曲がりなさい

車影が白い壁を走る その瞬きを
明滅する信号の 最後の煌きを見詰めなさい



201 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/02/11 17:46 ID:ef4Yeq0T
つくりかけ@

おだやかなじじつノれんぞくガ
あるシュンカンとぎれている そのスキマに
しずかニよこたわっている
トテモ小さくて うつくしいもの

202 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/02/29 22:20 ID:dBYJActH

「流々 (るる)」

行き交う雲の群

犇くアスファルトの轍

吹き抜ける一条の風

空に溶けて

連続する日々の隙間に忘れ去られた
静かに横たわっている
草臥れた 思い出

すでに失っている事を思い出しても
どんなに不確かな記憶を掻き集めてみても
ただ徒に 空をつかむ様

胸に開いた 空白が
ことさら空しく思えてくる
そんな 穏やかな昼下がりに

今も 日の目を見ない場所で

気付かれる事を密やかに祈り続ける
あの日の約束

行き交う雲の群や
犇くアスファルトの轍は
吹き抜ける風と共に 空に溶ける


203 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/03/08 23:36 ID:gUbPQ+2E

彼はもう成熟した雄だ

老獪な子供の夢を食む獏だ

揺れる百合の凛とした

その茎をへし折る 簒奪者



204 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/03/08 23:40 ID:gUbPQ+2E
以前に書いたことの対象物になっている様な気分の今日この頃です。
ちょっと>203は気に入ってるんですが、どうでしょう

205 :名前はいらない:04/03/09 02:22 ID:bPHVb4wJ
むつかしい……。
私はこんな硬いのは書けないから。

「だ」って断定する物言いは、ちょっと必要性があるのかないのか……。
最後の「簒奪者」がちょっと尻窄みな気もする。

かちっとした詩が好きな人たちには、「良い」と評価されるかもしれない。


こんな感想で良かったかな?

206 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/03/09 20:57 ID:q9faN6AU
>205様
こんなに早く何か言ってもらえるとは思いませんでした。
ありがとうございますー。

207 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/03/20 23:54 ID:+qyDsxSE
てす

208 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/03/21 01:06 ID:jvjBEZFi
te

209 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/03/29 19:16 ID:0uOE9Uh4
爪先立ちをして
地平線が少し遠のいても
その向こう側に何があるのか まだ理解らない

210 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/04/04 14:18 ID:qlEYN7hB
桜色に煙る街路  雨音がしみる

211 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/04/10 09:04 ID:neB8duDp

足跡43

貴族の命は 地球より重い

大々的なスーパー躍る 報道電波

空費していくのは 生命倫理のリアリズム  「邦人は含まれていません。」



212 : ◆SCodz99rtY :04/04/10 09:44 ID:ocOmdZ56
うんうん。

213 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/04/22 17:10 ID:Jw4aIfBG

僕らは皆 無気力な平和主義者ですね
僕らは皆 傲慢な理想主義者ですね
確信的に 美麗辞句を掲げ 搾取者の自覚と嫌悪があればまだいいのに
僕らは皆 性質の悪い事に 自らを善人と信じる天上人ですね


214 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/04/27 18:53 ID:pxZNQkjz


いることといらないこと

在ることと無いこと

此処では同じ



215 :名前はいらない:04/05/09 00:34 ID:jWBEZSLW
2周年ですね。おめでとう。

216 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/05/10 19:51 ID:pQyhM7Tn
>215
ありがとうございますー。もう詩板に来てから2年もたってたんですね…
読み返してみたんですが、上達のようなものは全く感じられず恐縮です。
相変わらずな悲観的な雰囲気が僕の内面の無成長を示している様にも思えるんですが、
青の羊という一側面を持つ事で僕はかなり楽になった気がします。
目を通してくださった方々には感謝し切れない気持ちでいっぱいな今日この頃です。


217 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/06/16 07:10 ID:qTbt/bB8
「溢れ出す右脳」

深く思案することは 自身に鬱積した物事を凝縮する行為だろう
ただし排泄なしには 真新しい発想はあり得ない

膿をためてばかりいる君の
頭蓋に穴を開けて
君をその深い底から解放してやりたい
解放してやりたい
解放してやりたい

そんな衝動に駆られて
今夜 僕は
錐をこめかみに当てる




218 :お天気姉さん:04/06/16 07:43 ID:i8Uzn8qC
通りがかりです。なんか2周年らしくって、
めでたい匂いがしたので、ふらっと寄せてもらいました。
それでは記帳して行きます。


生きるために座席を譲ろう。老人や子供の為に席を立とう。

知らない駅で降車しよう。まったく知らない空の下、

自分探しの旅に出よう、自分の色を見つけよう。

刹那、刹那、移りゆく、景色の中に溶け込もう。

自分の居場所を求めよう、そしてまた譲ろう。

すべてを誰かになげうてる、そんな勇気を持って行こう。


                              おめでとうございました
                                       では、コソコソコソ・・・・







219 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/06/19 00:04 ID:XxPTvFYu
>>218 お天気姉さん様
ありがとうございます。貴方の言葉に「偉大なる放棄」を連想した今日この頃です。



220 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/06/22 20:25 ID:vMxFYPMy

足跡44

また 絵に描いたような出来事を期待している
   無遠慮でひどく魅力的な君を
裏切る
                純真さを装ってむかえる降魔ヶ刻
       
       まさに今   君は 刻々と
   僕のまなざしから隠していた その鋭い爪を
       あの下弦の月のように
          光らせて
           笑う





221 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/06/22 20:49 ID:vMxFYPMy

「完璧な嘘」

いつからそれが 僕らを支配し続けているのか
既に一世紀を生き延びた 僕の曽祖父は口をつぐむ

昔は良かったと 愚痴を零してばかりいる祖父は
その相手が初めてのメル友であるという事実を無視している

父は常に新しいものには目を光らせていると言い張っているが
唯一 最新を誇っていたプリンターは暫く前から中古品の売れ筋になった

僕は一筋の綻びもない壁が背後を覆い尽くしていて
その先端を歩いているように思えてならない
肉体は意味の迷宮に閉じ込められて
死はただの死であることを
僕が知る限り かなり前から許されなくなった


何故 目覚めたとき 
昨夜の自分と同じものが ここで目覚めたと思うのだろう
ましてや遠い過去
幼い子供と28.0の靴を履く悲観者が同じものだと言えるのだろう

過去を始末しながら 尚且つ思い出という虚と共に新しく生きる
だから正直 昨日の自分が既に死んだということを
僕が実感することは無い



222 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/06/30 01:01 ID:mtmCzfrm
青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/04/29 00:24 ID:9EY6PSJV

「目覚しいほどの春の終わり」

足音を潜ませて 近づいては
別れ際の挨拶も無しに 去っていく
それらは少しだけ 僕の性質に似通っていて
だからと言って 春が特別好きなわけではない

葉桜の内で減っていく 花の分量を眺めるたびに
君が失っていく 僕の虚像のことを思い
其れと引き換えに 移ろっていく季節だけが
僕をまた新たにしていく ということなのです




223 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/07/11 00:14 ID:rOj+scgO



生きろ
もう少し生きろ
あと24時間は生きろ
それが無理なら日が沈むまで生きろ
せめて月が霞むまで生きろ

生きろ
夢が覚めるまで生きろ
悪夢が途切れるときまで生きろ
それがだめなら 安らかに眠れる時まで生きろ

生きろ
息絶えるまで生きろ
血が涸れ果てるまで生きろ
肉が崩れ落ちるときまで生きろ

生きろ
死にたいやつ生きろ
死にたくないやつ生きろ

イキロ
IKIRO
生きろ




224 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/08/02 00:07 ID:anonV0w7



活字が生きている世界で大切なこと

言葉に対して真摯である事

文字という記号に振り回されすぎないこと



225 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/08/18 03:19 ID:iSjRev54

足跡45+

呪われた道程 君との帰り道を独りでふらふらしてた

そこは何時だって 静かで  静まりきっていた
僕は耳を塞いで 空を見ていたのか
そこはいつでも 青くて少しだけ透けている

それは 春
それは 冬
それは 夏
それは 秋

そこはいつでも 青くて少し透けていた


226 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/08/29 00:44 ID:xNfDPA31

「貴方」


女の体の内にはリアリストが住んでいる

高鳴る鼓動は  唯の気まぐれ
オトコの視線は 脚を撫でるだけ
うんざりする

私が求めるものを得る前に 貴方はきっと飽きてしまう
伏せている筈の手札 見透かされて
むしろ望んで踊らされるわ


貴方が望むものを得る前に 私はたぶん手放すだろう
貴方の深みに溺れる前に
その儚さに酔いしれるのだから

女の体の内には確かにリアリストが住んでいる
もちろん貴方の体にも




227 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/08/30 06:07 ID:T6pKsw/F
「透明なエレジー」


街で深呼吸するには
夜明け前が相応しい

汗ばんだ悪夢が冷める頃
始発に追い立てられて 疲れた女が消える頃
忙しい勤め人が 現れる頃

俯いた老人が 灰色に霞む
街路樹の陰が 一瞬濃くなる

透明なエレジー 空に溶けては
夏の空気が1℃ 汚れる
誰かの 溜息と
誰かの 喘ぎで


夏が嫌いなら 夜明け前に起きて
体が眠るまで 深呼吸すればいい
目覚めてゆく 世界に体温を奪われて
少しづつ胸が 冷めてゆくから


透明なエレジーが空に溶けて
貴方の夢が1度覚める
鳥の歌と
街の詩で



228 :とかげ:04/09/07 17:32 ID:Ixawd2n/
惰性で歩みを繰り返すなら
いつか絶望の罰を受けるだろう
そんな強迫観念は必要なく
もっと楽になれるのに
こんなにも
僕は
苦しみの内で
想っている
大地の揺れに焼かれようとも
生の願望は苦しみを伴ってなお
激しく燃えようと欲している


229 :とかげ:04/09/07 19:41 ID:Ixawd2n/
とめどもなく人々の流す時間が淀む水溜りのような
日々の連鎖の隙間にもぐり込んで悪夢の中へ
愛しい日々よ まだありますか。

色鮮やかに凍てついたまま あの温もりをそのままに。
あの時 あの瞬間そのままに

足踏みをし続けて半年以上たちこの頃は
陽射しに背を向け肌寒い哀しい息吹が包み込む様に希望を奪っていく

そして 瞳は未だに見開いたまま

人は揺れ

時は流れ


230 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/09/08 02:43 ID:EmZ30VKV
>>とかげさん
なんだか読み始めは既視感といういか似た雰囲気だなあと思いましたが、
>>229読んで「あっ…」って思いました。読んでいただいて光栄です。
微妙にアレンジされている所や、このタイミングで貴方がこの詩を差し出して
くれたことが、ただの驚き以上になにか感慨深いものがあったりする今日この頃です。


231 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/09/12 01:38:04 ID:s3CEOdrE

足跡46-10years

宙(そら)を舞なよ
もう大地には火花が狂い咲き

喜びの歌が聞こえるよ
銀幕ごしのベートーヴェンと一緒に漂って

さあ歌おうよ
禁じられた美しい歌を

緑の夜空に 幾千の打ち上げ花火
時はめぐり 降り注ぐ幾千の星

トチ狂った命を頂戴
日が出処 苔生すキミの世を焦がして

さあ歌おうよ




232 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/09/14 22:33:36 ID:PIPnsNGq

足跡47

いいね、と君は言うけれど
そのなかに含まれる64%の《non》を見逃す筈は無い
穏やかに微笑み続ける時
無性にあの貴公子を羨望と蔑みで想う
狂暴な力で愛せと
聞いた事の無い言葉を耳元で囁く君
黒く塗りつぶしてくれるならと
瞳で口付けた後 大声で笑ってやった


233 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/09/25 00:23:41 ID:X5chn+bI

足跡48-24month


あと8時間後に僕はこのホームの同じ場所に立っている

今から24時間前僕はこのホームの同じ場所で同じことを考えていた

これから24時間後僕はこのホームの同じ場所で同じことを思い描くだろう



234 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/10/23 14:32:06 ID:qN6WzwkM

足跡49

未来都市を予感させる 大規模工事の未完成な姿態

地上に取り残されて 垂直の日の出を仰ぎ見る

ふと記憶が堅牢で不定形な建築物であると想う

死神が徘徊する迷宮

忘却という名の


235 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/11/01 18:59:24 ID:OH/ljmUW

足跡50(踏み荒らされることの無い静謐)


センセーションを目の当たりにしても感嘆詞は出ない
堅固な感情の統御がそうさせるのではなく
ただ、ただ 刺激に麻痺しているのだ

それはある意味で 静まり返った海に近い
もはや  波打ち際には潮騒は無い

遠い曇天の果てで唯一つの断絶が続くだけだ


236 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/11/04 00:15:00 ID:87yofccp

足跡51

ほんの少し 右目が痛い
きっともう 君の左側を見たくなくなったんだろう

今日は少し憂鬱だったよ
そうは言っても貴方には常に青ざめて見えているのだろうけど

ゾーンを出入りすることで磨耗してきた神経を
素敵なお酒かなんかで労ってくれたりすると
また少し甘えたくなったりもして 
不快だ


237 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/11/14 02:38:29 ID:7k/5mExM

足跡52


泣き声みたいな彼女のファルセットが胸をかきむしる

夕暮れに私を独りにしないで と
いくつかの言葉を飲み込んで 「じゃあね」と笑う

それなら僕が君の気持ちに言葉を与えるよと
傲慢な想いを殺して 微笑み返す

揺れる心象の輪郭をなぞりたいと
疼きを覚えながら



238 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/11/18 02:52:52 ID:4EQZnAm3

足跡…53

本能に耳を傾けて
直感が命じるままに振舞うのなら
長く時間をかけてしつらえた
この服を失うとして
清々しく冬の風に打たれる事を良しとするだろうか


楽しくあれ 
     と欺き続けている 裏切り続けている

魔法が解けて真実を得るとき 果たして幸福になれるのか  と
虚ろの迷宮に住む限り 私はオベロンの友人であり ティターニアの理解者であると


妄執の虜となる時 いかに無様で惨めな姿を認めねばならないかと思うとき
激情は消え去り 嫉妬は風を失った空の様に静まり
想いもまた枯れ果てる

しかしそれが事実、最もふさわしいとされる振る舞いだとするなら
迷わず僕はそうする

そしてまたいくつかの迷宮と魔法を己の内に設える



239 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/11/28 19:35:05 ID:vnnCszm9

月に目を凝らしてももう何も感じない自分もいる



240 :名前はいらない:04/12/03 08:17:29 ID:j6uKweAE

”ほんとは嘘、嘘はほんと”
文字だけの世界で、最初に学んだ言葉でした。
真実と事実は一致せず、感情すらも裏返り、
諧謔と妄想が錯綜する世界で、
かつてなく魅惑され、どんな虚構世界に浸るよりも
実体に近い虚構を構築し、
感覚が拡散し、疲弊し、鋭敏にも鈍感にもなり
実体を持つ人との交流に歯がゆさを覚え、
同時に実体を持たぬ人との交流にも倦み、
叶わぬ事と、考えてもいなかった夢を
見ました。

月は、ここにもあり、ここにもない。

241 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/12/03 21:01:05 ID:DnHW4s9d

水面に映る月を
揺れることを良しとするのなら
手に触れることも
一思いに飲み込んでしまうこともできる

ただそれが虚であると知ることが
不幸であるだけではないと信じるのです

ましてや身体がこれほど悲鳴をあげるモノだと知るのなら
焦がれた後の虚しさがこれほど絶望的であると思い知らされるのなら

日常に毒されて苦しむことが かくも甘美であるのかと驚かされるのです




242 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/12/03 21:09:33 ID:DnHW4s9d
>>240
恐ろしいほど貴方の言葉が鋭いので>241を返事と感謝の気持ちに代えさせて頂きたいと思います。

243 :名前はいらない:04/12/03 22:01:19 ID:j6uKweAE
>>242
わざわざすみません。。ありがとうございます。
ずっと、探しては読んでいます。

244 :名前はいらない:04/12/11 21:44:11 ID:6SxGXioi
>>2
 個人的にすごー区、イイ!

245 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/12/21 01:46:28 ID:y1LhDlJN

足跡54


夜が灰色で閉ざされていた頃は
未だ見ぬ何かに胸を震わせていたけれど

夜さえ光で満たされているこの頃は
何も見つけらず 不安に身を震わせている

誰かが訪れたと
予感で胸を膨らますとき
その足音が
遠ざかってゆくのをよく耳にする

愛されていると感じた時
失望は既に始まっていた

得がたいものに近づけた時
それは手に入れられない事を知った

私は生きてゆくうちに
想像も出来ない小さなものに収縮されていくのだろうか
しかし未だに少しも慎ましくない私の精神は
諌められる様にまた痩せてゆく



246 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/12/29 13:42:44 ID:+31VZEjB
「光の帝国」に寄せて


ああ、まだ眠っている
こんなにも澄み渡る空なのに

ああ、こんなにも貴方を想っているのに
この空は たった一つの灯火よりも 昏い

目覚めぬ
貴方は永久(とわ)の夜

私は かたく眼を閉ざそう!
この皮肉を呪いながら




247 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :05/01/16 12:35:44 ID:AcYNcvdQ

足跡55

誰かが涙を飲んでるだろう季節を窓の外に感じて
始まりと終わりに1番近い場所へ帰ってきた
足跡だけがそこに僕が在った事を証明していた
ただし それももう掠れて消えかかっている
人気の無い暗がりに
あの頃残してきたものがまだ潜んでいるだろうか
暖をとるために火をともして
その輪郭が失われていることに気づくまで
きっと少しもかからないだろう
今も緩慢に思い出す痛みにだけ
君の姿を見つけるんだ



248 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :05/01/18 01:17:09 ID:o0Qv9xL6

足跡56

なんでもない事に恐怖が潜む
何も無い場所に狂気が宿る
なし崩しに寄りかかって
このアンバランスの快感はしかし刹那なるもの

理由(わけ)を教えてとねだる君を
百合の匂いでごまかして
不条理の詰まった この内を
果たして見つめることに 君は耐え得るのか




249 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :05/01/31 16:36:32 ID:jAc+YLnX

「深夜に沸騰する余熱」


あまりにも怠惰な放物線を 描いて下降する
情熱の抜け殻は
真夜中
静かに沸騰する
劣情に    身を焦がした
哀れな抜け殻を残して
青白く    燃える
          あの内容物
その輪郭を捉えたとき
貴方は既に
               燃えつきた後である





250 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :05/02/01 21:26:47 ID:mYqRwtp/

足跡57±0


昨日の今も明日の今も同じ場所にいた事がある

私は少しでも自分を殺すことに必死だった

今ではもう そんな自分を丁寧に埋葬して

やっと喪が明けようとしているところだ



251 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :05/02/04 00:49:28 ID:INpx5Fbk
3つの位階

252 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :05/02/07 03:48:24 ID:J/T4idOO

「夜空を見上げて」

もし夜空を嘲るのなら
貴方を見下す月は翳り

もし夜空を慈しむのなら
貴方に見放された 暗黒星は悲しむだろう

もし貴方が夜空を讃えるのなら
やがて訪れる暁に呪詛を放つだろうか

消えゆく星々を前に
貴方が涙するのは
黎明の美しさの所為ではないと
貴方は
あの青い月に平然と言い放つことが出来るのだろうか






253 :名前はいらない:05/02/17 16:01:11 ID:3t2cop6H


254 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :05/03/06 01:33:01 ID:VpsNwm6k

「あらゆる価値観は信仰に他ならない」

相対主義を堕落と感じたこの国は
三度(みたび)硬化する
家族のため
固有の領土の為
偽らざる真の歴史の為 と
しかし
そんな事よりも重要な何かがあることが最も重要である



255 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :05/03/15 02:39:19 ID:wK/0k8Z2

「間違いでも素直に生きる為に」

子供じみた欲求を
あらゆる手で誤魔化して
傷つく事も
傷つける事も蔑んだ
無限循環する程歪みきった内側で
いつまでも胸騒ぎは反響する
たとえ傷ついてもと
出口を目指す時
この迷宮はより深く
溜息はやはり木霊し続けている



256 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :05/03/19 03:35:29 ID:qFSyjy0p
青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/03/18 09:07 ID:mqTdRCUS
「稀に見る美しい夢2」

そこでは僕は全ての葛藤を克服していた

「AQUA」
どうやら僕の祠の名は青い岩に透かし模様でそう彫られていた

うずまき型の収納に 本がぐるぐる

なにやら深刻な相談をもちかけられている僕は朗らかだ
嫌な奴だ

外にでると空は 淡い虹色と群青の入り混じった不可思議な様子だった
太陽は虹色のチュウシンdeぼうっとしてひる…

調子はずれの目覚ましに起こされた僕は
未だ少し葛藤を克服した幸せな気持ちだった
夢の中に戻りたい
枕に顔を押し付けた時冷たかった 涎だった
気持ち悪かった


257 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :皇紀2665/04/01(金) 00:28:09 ID:xI+iNG6E


深淵を覗くとき 
深淵もまたこちらを覗いている

その視線を感じた瞬間≒永遠

果てしなく逆さまに浮ぶ事は
自由落下していく事と どれくらい違うことなんだろう  


少し弱ってるんだと
憎悪する相手に腕を絡ませるような 

矛盾≒恋


それについて
貴方に告白する事も決別する事もできずにいる
最低なのか
最良なのか

その答を求め 否 抱きながら
私は深淵を臨む




258 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2005/04/05(火) 16:01:29 ID:ZzG3uXzE

足跡58

春に心を許したなら
凍土に眠るあの亡骸が
失われた約束を
耐え難い腐臭と共に蘇らせ
それが風にかき消され 運び去られていく時
僕であったはずの何かは
疑いようも無く 永遠に失われるのだ

それをどこか待っていた 不埒な予感と共に



259 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2005/04/08(金) 23:25:45 ID:LxpaNAlO

足跡59

憤怒は突然訪れる
招かれざる客は歓待を要求する
寛大であるほどに雪崩れ込むそれらを
最早容赦しないと誓った


260 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2005/04/14(木) 23:23:34 ID:KLYePq9a

足跡60

望むままの愛情を注ぐ時
嬉しそうなかわいい顔を見て   笑う/嘲う

古傷を射抜く言葉を並べ
悲痛な眼差しを浴びて      嘲う/笑う

僕がボクでなくなるとき
気ままでありながら思いつめている時
思索しながら実践している瞬間

断絶された境界線が近づきつつある

拒絶した感情が再び自分のもとに還ってくる


261 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2005/04/16(土) 03:16:20 ID:HStsOHAW

足跡61 


もう誤魔化すことも
欺く術もつきた



(突き刺さった棘が抜けないままで)


刻を分け合って 僕らは同じだけ傷ついた
(たとえ裂け目から芽生えた命が軽やかに空を目指したとしても)

僕は あの浜辺で何も約束できず抱き寄せることすら出来なかった
(強すぎる横風を遮っても)


あの場所で 僕らの最後の猶予は尽きた
思い出すら風にかき消されそうで
口をついた言葉も届かなかった



262 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2005/05/01(日) 01:06:35 ID:ps/STwDe

足跡62

決意を胸に口を噤む事を常に実践してきた私は私の諜報部員



263 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2005/05/05(木) 23:52:14 ID:xQD+L6AH

足跡63

切れ味の鋭いナイフに近い
しかし それを知ってしまえば及び腰になることさえ憚られる

反社会的な社会での正義は虐げられる
社会的制裁の基準

半径〜km以内での慣習
境界線上の常識
見解の相違


264 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2005/05/21(土) 09:07:53 ID:fkb7rCOr

青の羊 ◆pNGtbbWniA :02/10/20 01:23 ID:DRdQTmXl

「アメリカン パラドックス」

自由の

自由による

自由の為の 支配


265 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2005/06/05(日) 19:13:08 ID:vo5V7P2d
黄昏

266 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2005/06/10(金) 22:21:33 ID:Lj92PY3F

足跡64

緩慢に消費し尽されるのを待つだけなんて



僕の小さな魔物が

小刻みに胸を震わせている




267 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2005/06/21(火) 01:08:45 ID:VLXDpznF
「夜霧」

まどろみから還っても
決してあの扉を開けてはならない
決してカーテンに手を伸ばしてはならない
お前はまだ夢の中で悶えているのだから

壁の向こうとこちら側で残響音

迷いを棄ててある決意をした夜
夜霧の濃い目的地までの道
たどり着けたのか
たどり着けなかったのか
今ではもう思い出せない
そして
それは最早 問題ではない

砂時計が崩れていく
取りとめの無さを残酷という様な
その様な運命を甘んじなければならない

知っていた
僕は識っていたのだ
正確には見えていたのかも知れない
ただの予感であった筈は無い

言葉にはできない
詩を紡ぐことが憚られる
その様な苦悩
その様な運命

夜霧に抱かれた 思い

268 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2005/07/05(火) 00:48:17 ID:VDvbwQ6X


詩を綴るという行為が失速した時
僕の中で
何かが失われていったのだろうか

言葉で生身のココロを護るのではなく
強靭であれ と
願った日があったのだろうか

失われていく優しい形容詞と幻想

ここ数年間の「変容」では十分ではない
なんらかの喪失

想像力や 姿無き人々への優しさや 根拠の無い期待
多分そんなものが不安や葛藤と共に言葉を生み出していたというのに




269 :名前はいらない:2005/09/05(月) 23:21:02 ID:q3U6/pJs
人が生きる意味ってなんだろう       (朝生)
http://qa.2ch.net/test/read.cgi/argue/1110376835/l50

おまえら!生きていく理由って何?    (創作文芸)
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/bun/1100500391/l50

生きる事の意味、あなたはどう考える? (詩板) 
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1031240604/l50

人間はなぜ生きるのですか?       (詩板) 
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1050166630/l50

自分が生きる理由。             (詩板)
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1072041271/l50

_____お前等はなぜ生きる___ (オカルト) 
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1123702278/l50

生きるとは何なのか             (哲板) 
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1125143954/l50

人は何のために生きているの part2   (哲板)
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1111817641/l50

この世の生あるものの命を奪ってまで生きる意味   (哲板)
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1122992762/l50

人生失敗したと思う奴集合         (メンヘル)
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/utu/1118880268/l50

@@@なぜ生まれてきたのか@@@   (メンヘル)
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/utu/1125184702/l50

270 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2005/09/06(火) 00:56:05 ID:Lq5fi16E

足跡65

ただの言葉に 傷つけられたり 癒されたり

何故だか自分の気持ちを汲んでくれている様なフレーズがあったり
憎悪する相手の口癖を見つけて勝手にヘコんだり

なんで居るんだ  と
限りなく自由であるが故の存在証明を
僕はまた回避した



271 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2005/09/07(水) 06:14:02 ID:oXq4v/v6


一等の宝くじを
300回連続で当てる
命を得るという事の幸運は
そういうことらしい


272 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2005/09/16(金) 01:49:29 ID:tnycsghS

足跡66


僕の想う   正しさなんてものが
結局     ただの彫像だったような

悲しさに
打ち砕かれて

それでも僕は少しだけ  
たった少しだけ正直になった

七つの大罪を犯している 弱く醜い この正体

むき出しにされた自我に無意識

いたい





273 :今生きる為に必要なコトバ:2005/11/22(火) 23:10:18 ID:z9TIQhgz
 

274 :名前はいらない:2005/11/22(火) 23:26:44 ID:z9TIQhgz
           ↑
       無ということで


こういっちゃた時点で、有になるのかな。
蛇足ーーーでも無はないしな。あったらそれは有だ。
        多弁で駄弁  謝謝

275 :名前はいらない:2005/11/22(火) 23:29:01 ID:BrDbvxIs
感謝

276 :◆FUCKcjokcg :2005/11/22(火) 23:43:26 ID:BIsT4huX

明日何を食うか考える。

277 :詩種:2005/11/27(日) 12:34:28 ID:Basa8x/N

とりあえず、今日を乗り切る。

さて、何から始めよう。

278 :詩種:2005/11/27(日) 17:29:56 ID:Basa8x/N
そうこうしている内に、日が暮れた…。

279 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2005/11/28(月) 01:16:23 ID:L/jByIaE

優しく君に嘯くたびに 
きっと僕の唇は腐り始めていく

腕が空をきって自分の肩を抱くとき
胸の内は確実に脱臼をおこしている

目の前に無いものがよりはっきりと
輪郭を備えて僕の中をかき乱すのは何故だろう

限りなく抽象的な存在にブンカイされたカンケイに
今更どんな想いを巡らせてみても
もうどんな形も成さない 

ただ傷口が そこに行為があった事を示すだけで
間もなくそれも消え失せて
逡巡を繰り返して苦しんでいた僕もまた消滅する



280 :名前はいらない:2005/11/29(火) 00:12:14 ID:ZnmBhmYv
絶頂に達してまどろんでる
君に覆い被さったまま
ゆっくり動いてる
液の感触を味わってる
ちょっと下着に付いたね
頬を赤らめてうつ向いた君を
抱き締めた

281 :さんちゃん:2005/11/29(火) 00:53:20 ID:6MSJyoM9

あなたと笑っていられる事
握りしめた手の暖かさを感じる事


282 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2005/12/09(金) 23:37:57 ID:g+rPGAiY

足跡67


呼吸が浅い

脳髄が熱い/低音の欲求がノイズする

nami
七つの意味/届かない場所にチャンネルする

東京タワーとエッフェル塔を借景したスイート
窓辺に男
背が高い/不愉快な高温のノイズ

三度のflow





283 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/01/07(土) 02:36:16 ID:qDa81B4j

足跡68

僕の前にも後にも
僕の在ったスペースというものは存在し続け
それが空こうが埋まろうが
連綿と続く 永遠のパッチワークだ

皆が僕を忘れて 記憶から消えても
あらゆる記号が失せて 記録が抹消されても
「何か」は甚だ膨大なこの宇宙のどこかで
星や塵にまみれて眠っているだろう

そして誰か
とても僕に近い存在が僕の領野を侵す時に
再び僕は認識されるのだろう


話が変わるけれど
僕は今、かつて程熱にうかされて時間を燃やしてはいない
チリチリと
まるで隠れてノートの端を焦すようにしている
それはある意味慎重な作業で
僕は少し疲れている


 

284 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/01/23(月) 03:17:28 ID:mRMPlSLt

あしあと69


わずかな眠りをも退ける 倦怠

胸の先から崩れる様な
手足の先が石に変る様な

久しぶりの雪も 僕を清める事はなかった
この絶望に良く似た倦怠を閉じ込めることも
解かすこともできず

哀れ 路面にたまった薄氷の様に
煩わしさのみ増してゆく




285 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/02/06(月) 21:30:53 ID:xo9uvwFV

足跡70

ふいに夏の匂いが鼻をかすめた気がした
1年まえのあの歌のフレーズが
ウィンドウ越しに聞こえたからかも知れない

しばらく吸っていなかった煙草がとても美味しいと
携帯越しに息を吐く
その香りを思い キャスターかと聞くと
赤マルだと素っ気なかった



286 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/02/06(月) 21:40:38 ID:xo9uvwFV

冬に降り注ぐ青白い月光が好き
音を吸い取って灰色に染まる冬が好き

もう幾年も
それらを見てはいないけれど
自分が最後に還る風景は覚えている

ふいに
悲しくなると鼻をかすめる雪の匂いが
幻であると裏切られる瞬間が
なんとなく好き


287 :Mana魔名:2006/02/13(月) 21:37:57 ID:iqh7l27y
人生楽ありゃ苦もあるし、頂に立てば崖から落ちる
好き勝手は侭ならず、従属姿勢も今更できずに
踊る阿呆と見る阿呆 どちらも饒舌な道化者だ
行為に意味付けるなんてナンセンス 今すぐ気付け
幻に捕らわれた思考回路には強心剤を打てばいい

288 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/02/24(金) 00:18:02 ID:TggYGLP3
>Mana魔名さん
こんにちは。色んなとこですれ違ってますが、このスレでお会いできて(?)光栄ですー。

289 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/02/24(金) 00:33:12 ID:TggYGLP3

後生ですから助けてください
生きる為に沢山の言葉を並べてみたけれど
祈る様な誠実さを伴わないそれは
作為に満ちた戯言に他ならない
遂にはそれらに私は逆襲されてしまうだろう




290 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/03/01(水) 04:20:18 ID:SOacP/ZU
真夜中の∞


優しい言葉が空から降ってきて
眠りに落ちる前に
この僕を救うのなら
きっと衰弱しきった涙腺から
最後の一滴がこぼれるに違いない


朝刊を運ぶカブのエンジンの音や
遠くから聞こえる鐘の音が
小さな頃の目覚めの合図だった

健在だった祖母の影が
今や虚ろの棲む
あの居間を通り過ぎていった


何度目かの
この胸騒ぎに背く私を許して下さい
貴方が他の誰かの腕の中にいる時
私もまた
深い後悔の内に項垂れています


懐かしさの全てをボクは失ったと気づくのに
随分時間がかかりました
いまさら涙が止まらないのです

死んで灰になったのは
紛れも無くボク自身です

291 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/03/24(金) 00:39:41 ID:AOP0+Uwr

asiato 71

後頭部の後ろで嫌悪がうずくまる
プチプチしたものが急に気持ち悪くなる

表面張力の臨界を超えるような
感情の発露に似た
視覚の悲鳴
聴覚の嗚咽
皮膚の感覚が鋭くなる 毛穴がとても気持ち悪い

狂ってしまうような 意識が崩れる感覚
零れ落ちる理性に総毛だつ
雨音にとてもよく似た





292 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/03/28(火) 18:42:29 ID:cKT5oTgP
「真空花火」

結構前からこの言葉が引っかかって
「真空花火」という詩を書こうとしたけれど真空で花火ができるんか と
つまらない常識がいつも頭をよぎって何も書けなかった

輝くべき、酸素を失った空間で火花を散らす
それは太陽?ロケット?再突入に失敗して散っていく命?
そしてようやく思い起こす
あの夜 独りで見上げた流星群
思ったよりも全然降り注ぐことのない瞬き
打ち上げ花火の準備を待つ間のような
僕は震えていた
バカらしくなってきて歩きだした 
小さな団地の隅々でクスクスと囁きあって抱き合っている子達がいて
ますます僕はバカらしく思えてきた
僕は震えながら いつかの夏を想い
真空で瞬く花火は 結局あの大輪には敵わないことを知る




293 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/03/28(火) 18:44:58 ID:cKT5oTgP

「汚れたシャツにも星が降る」


首からタオルを巻いても
流れる汗が止まるわけでもないし
蒸し暑さで
とっくに背中の薄汚れたTシャツが 
張り付いていて気持ちが悪い

地平線の彼方を目指して敷設しているレールは
始めた場所が分からなくなるまで伸びたけれど
ただ作りかけの鋼鉄の線分が足元にあるだけで 果てが無いようだ

振り下ろす鶴嘴の群れ
手元を照らす 夜空の瞬き
スコールの代わりに 
ここでは夜中に星が降る





294 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/04/09(日) 01:45:43 ID:Ev9fYnj6

足跡72


青く
淡い キラキラして ゆれている
空 湖
どちらも限りあるもの
外側や対岸を否応なしにイメージしてしまう

海にはきっとない
だから海は 自由で 多分果てがない

いまはもう使い古してしまって美しくない言葉だけれど
世界の果ては
果てしない海の先にあって
きっともう 僕を待ってはいない



295 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/04/14(金) 23:58:32 ID:G6vmQA9B

てす


296 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/04/16(日) 14:47:32 ID:3x37RzhR

「安眠の為に」

眠りから遠のいて よちよち歩く羊の群れ

「彼らは東を目指すのです」
羊飼いは鉄製の杖で 朝が訪れることを祈祷する

太陽はこれまで何度か息絶えて その度に世界は暗く閉ざされたという
羊飼いはこの朝が太陽の命日ではないことを確める様に 必ず世界の東の果てまで出向くのだという

そうすると今度は 歩きつかれた羊達が声を上げ
それがまるで祈りの鐘の音の様に響き渡り
ちょうど日の出が始まるのである






297 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/04/16(日) 14:51:55 ID:3x37RzhR

青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/03/25(土) 23:13:10 ID:YRLSjFW8

緩衝帯 浅知恵や悪あがきによる/悪知恵や高度な政治的判断なんて言葉でも?
ほんの少しでも遠ざけたい、辱めたい、モンタージュされた時のショック!差異を抑えたい

なーんて

髄液の存在意義を問うが問うまいが、その機能の恩恵に授かっている事は*** ま ち が い な い
読み替えを行うときの留意事項を度々失念して参上/惨状につき後悔もしくは満足して頂けてるでしょうか。
現実を掘り下げて 抽象的な世界で問答する事、デジタルな事、盲点だらけだし何故そんな事をしなければという問
レーゾンゲートル
見つからない地下室/あるいは意味の海の航海

(余白)



298 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/05/04(木) 01:33:59 ID:FRJjcXQf
te

299 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/05/04(木) 02:35:33 ID:FRJjcXQf

「iとc」

ちょうど1年前 
貴方と過ごした数日間が今でも“永遠”の感触を僕に思い出させて
それが目の前から終えてしまったことを思い出させられるよ  
今でも


「僕にはもう詩は必要ない」 と
波打ち際で幸福を感じていたんだ


いつか破滅して僕は独りになってしまうことは始めからわかっていたんだ
でもこんな風に終わるとは考えられなかった
それももう 少し前に通り過ぎていったことだけれど

僕はもう雑多な事にまみれて 
いつもぼやいている事だけど かなりいろんな部分を失ってしまった
貴方のことも
殆どもうどうでも良くなってしまった

愛と死は
いつも僕と貴方の間でカタチを変えながら漂い
貴方を新たな生へ導き 僕は深い後悔のなかで留まり引き受けた
ある愛情を ある憎悪を そしてそれらの死を
そして僕はそれらと決別し
貴方は冷たくなった僕を不思議に思うだろう

そして埋めようもないこの空白に僕は詩を捧げるだろう



300 :名前はいらない:2006/05/05(金) 01:21:32 ID:kKJ8zglJ
心に盾を持ってなきゃいけないのよ
その盾は殺す光をはね返すの

301 :名前はいらない:2006/05/05(金) 01:25:49 ID:kKJ8zglJ
瞬時に判断してすぐにはね返すから

302 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/05/10(水) 04:21:35 ID:J7ymEPVU

青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/12/07 03:41:43 ID:7aR9frFz

「闇夜にラヴ星人を打ち上げる」

ある惑星の支配階級は 乳白色の海が空に氷柱をつける時分に
ささやかな習わしを行う

それは強力な媚薬を詰めて 大気に散布するというもので
そのロケットは人々に“ラヴ星人”と呼ばれている

支配階級である彼らは あらゆる物質的欲求を満たされていて
互いへの関心を示さず その生態は幸福でも衰退し続けるものだった

それがこの“ラヴ星人”によってどうなるのか
まず第一に 完全な自己繁殖の技術を持つ彼らが相手を欲し 愛と憎しみが生まれそれに伴う争いごとが絶えなくなる

第二に   被支配階級の生態に変化が起こり人口爆発と 支配階級への挑戦が始まる

第三に   支配階級の彼らは抑制や制御といった政治的技術を全く持たず 殲滅させてしまう様な兵器しか持ち得なかったので
      その有り余る時間を使って少しずつ自らの手で殺戮を繰り返す

やがてそれが200年ほど経つと 被支配階級の世代が全て入れ替わり
彼らもある程度人口を増やすことに成功して また散り散りになっていくのだった


その支配階級の彼らは 生まれてから死ぬまでにこの習わしを
おおよそ83回程度経験するという




303 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/05/10(水) 04:22:09 ID:J7ymEPVU

:青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/04/14(金) 04:42:50 ID:G6vmQA9B

「無音独奏 第2楽章」

この終わりのないリハーサルが
いつ第2楽章に達したのか 演奏する私にさえ判然としなかった

この無限に拡散する大広間で

私は何時間繰り返していたのか
私は何日間繰り返しているのか
私は何年間繰り返し続けるのか
いつ第2楽章に達したのか
そもそも序章は存在したのか
これはいつの為のリハーサルなのか

音の響かない大広間で
めくる事の許されないスコアには
【無音独奏 第2楽章】
とだけ記されている



304 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/05/10(水) 04:23:01 ID:J7ymEPVU

青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/05/07(日) 16:36:48 ID:amyD66/n

「汚れない少年ほど残酷な夢を見る」


もっと綺麗でまっさらな場所で生きたい
しがらみの多すぎる灰色の世界で少年は想った

夜は極彩色の熱帯魚が宙をひしめきあって泳いでいるらしいのだが
まだ幼い少年は両親の手で慎重に目隠しを施され 夜は鉄壁の内で過ごしていた
灰色の学校の友達のなかには
それは魅力的に少年の知らない色彩の世界を語る者もいたが しばらくすると姿を見せなくなり
疲れた表情(かお)の教師は決して行方を語らなかった


灰色の世界は清潔だ
何が汚れているということなのか理解できない程だった 
親や教師が何かを隠しているのは明らかだったが 皆が口をそろえて言う“ケガラワシイコト”への怖れが少年にはあり
周りの子供たちも“ケガラワシイコト”を想像して〜ごっこ遊びをしている程度だった

少年は想う
もっと綺麗でまっさらな場所で生きたい もしかしたら其処は“ケガラワシイ”世界かもしれないけれど
鉄の壁も 疲れた教師も いつでも同じ事しか言ってくれない親も
タダシクテキレイなのかもしれないけれど 僕にとっては窮屈だ

モットキレイデマッサラナバショデイキタイ

そして少年は残酷な夢を見る




305 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/06/29(木) 23:51:10 ID:cKmbwg9R

足跡73

去年の10月はどんな季節だったかあまり覚えていない
滅多に泣かないはずなのに 何故か涙もろくなっていた

風が乾いていたからかもしれない
何かぼやきながらカラスの番を見ていたのを思い出した
確かに僕だったのか
それは僕の記憶だったのか

輪切りにして並べられた茄子の美しさ
野菜ばかりのカレーを作りながらそんな事を考えてた


306 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/07/03(月) 09:09:09 ID:6DO+OVb+

青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/04/04(火) 02:11:08 ID:ZkLxoPDn

「ほとんどなにもない」

からっぽになった

かつて
まぼろしと呼ばれた悲しくて哀れなものが佇んでた場所
それはそれ自体では意味を成さない 小数点のような存在
指し示す対象なき →
それがどんな姿をしていたのか ←
このように追想する私は語らねばならない
しかし記憶はすでに私を書き換えつくしていて
元の形を留めている箇所がどこなのかわからない程だ

黒くぬりつぶされた 「」
走り書きされたメモ 片隅に染み かすかに香る涙

もはや意味をなさない
ほとんどなにもない


307 :名前はいらない:2006/07/21(金) 20:15:38 ID:MxSaMW1o
みんなで新しい道を切り開こう
天国

308 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/07/22(土) 01:05:12 ID:TEhSmIMg

真のリアリストは希望や理想を抱く為に怖れを抱かない

つまり私は同輩のなかで落伍者だった



309 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/08/09(水) 04:51:36 ID:Nrptb1RD

青の羊 ◆pNGtbbWniA :2005/09/07(水) 05:40:30 ID:oXq4v/v6

「よあけまえに」


僕が君の事を多少なりとも
幸せにしてあげられたかと未だに自問するよ
そうして 夜が終わっていく

何をいまさらと言われるのが恐ろしくて
君の踏み込めない領域で 
僕は少しだけ 君の知らない僕になって吐露している

黙っていたって君は人生を楽しめる人だから
また悪戯に恋に落ちて  (僕の身勝手な非難が滲み出ていて悲しい)
他のオトコに抱かれる度に
君の中から僕は消えていくのだろうか


僕は結局、平凡な自意識と卑屈さしか持ち合わせてなくて
気高く 悩みぬいた末に狂ってしまうなんて美しい真似はできないよ
そういう意味でも
まるで君とは正反対だったね


でも僕は勘ぐられる通り いくつか君に嘘をついたまま過した
これからも良き友である為に
(それを秘密にしてるのは君の望むままになることに対する抵抗だったりする)



310 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/08/09(水) 04:53:37 ID:Nrptb1RD

寝苦しそうに 寝返りをする君をイメージしたよ
その通りだったらどんなにいいか
大抵、僕の考えているようにはならないから
きっと他の想いと同様に違うんだろうね


少し前に曖昧な態度で甘えてきた事があったけれど
あれは頼まれごとに僕が応えた報酬だったのだろうか
考えすぎかな

何れにしろ君への複雑な想いが言葉を紡ぐことを強要した
しかも僕の絶対だと思っていたルールを破るかたちで
やっかいな女(ひと)だよ 君は
でもようやく少し落ち着いた
台風が近づいているのか
今日はグレーの朝だ



ps/ 君を夢で見ることを望んだけれど、結局眠れなかったよ



311 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/08/09(水) 17:43:53 ID:Nrptb1RD

僕の小さな魔物の肌は白い
住み着かれても のたくってないで何とかしろとは決して言わない
だからこそ僕はいつでも必死で

夢に見ることもない
なんの予感もしない
それゆえに僕は不安でしょうがない

僕はいま少し掻き乱されていて
もう少し勇気が欲しい

312 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/08/16(水) 02:42:50 ID:TQWFVPyS

あしあと74

煮え切らない内に腐ってしまいそうだ
任務を果たせなかった巨神兵か
終わりなき日常を生きるマルチェロのように

時間のX軸のテンションを信じている
Y軸は 垂直な不可避の 上記のような物語が一定の速度で消費されてしまう いわゆる【時間】
X軸は文字や写真が内包する(しやすいと言ったほうがいいのか?)内観的な時間
きっと グッ!!とくるものがあれば(RBが語っているような…)
それらの時間は延長され 僕の嫌いな言葉だけれど【普遍性】を手に入れるのだろう (なんと傲慢な!)



313 : ◆pNGtbbWniA :2006/08/26(土) 02:59:02 ID:xWfbWskO
te

314 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/09/01(金) 03:05:22 ID:I4WdURIj
青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/08/22(火) 03:23:09 ID:YAnOfYmp

「迷える詩人」

61年前の廃墟を人々は彷徨い
詩情を想う人は殊に稀だったことだろう
虚は 鉄に 土に 肉に宿り
その残滓は 僅かな写真とその失われた記憶に…

現代のラビラントを行き交う人々もまた
皆詩情をたしなむ豊かさを持ちえていても 深い欠乏を抱えている
それに名を与えることもできず
互いに指をさし行く先を失っている
その途上で命を落とすものは僅かでも
心を失うものは尚多い




315 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/09/02(土) 02:42:51 ID:re3o5O1X

「image―連祷」

大質量の水
ITER
太陽
光(歓びはない。神学的に解してはならない)

糸をつむぐ 
かつて 星と星をつないで 物語を紡いだように

電線が
空を寸断する/電子が家々を結び付けている(それは美しいイメージだ)

そして星は霞んだ
古の物語は消費されて失われた
それを補って余りある
光(それは写真であり、映画であり、TVである)

眩い光がモノリスを飾る/それは我々の墓標ではないのか
淡い暗がりを求めて
みな泡沫の代価を支払う
本当の夜の中に悦びは見出せないから
誰も1人きりで夜に沈みたくはないから

だから僕は終電に乗るのが好きだ
誰も彼もがうな垂れて
祈りを捧げている様だから

陸橋から見た電車が空間を裂いていく光
テールランプの残光


316 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/09/02(土) 02:46:43 ID:re3o5O1X
つまり核融合
つまり小柴教授への圧力
つまり我々はオリーブの栄光の適用外であろうということ



317 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/09/05(火) 19:32:36 ID:rUAgeP+g

:青の羊 ◆pNGtbbWniA :03/10/17 20:43 ID:zVtbfeo9

「反芻」


豊かな実りの時は 短く
峻厳な白さが じきに大地を閉ざす

薄の銀穂が 身を切る息吹に震え
色を失っていく景色の中で 跪いてゆく

遠く 蒼く聳える山々に 冠はもう施されたのだから

貴女は憂い 火に焦がれるだろうか
此処より遥かに暗い夜は しかし
灰色に光り輝いている

群青に咽ぶ 頂の遥か上に
灯より眩い 月を見るだろう




318 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/09/05(火) 19:34:44 ID:rUAgeP+g

:青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/08/16 02:17 ID:1B0hTCdA


階段を上り下りするだけなんて  下らない事
熱くて寒い 昼下がり
上機嫌なあいつのスイングの音
いや
  あれは笑い声だった


夏なのに暗かったのは何故だろう
ある日 急に霰と雷に     閉じ込められた日
誰のパンドラ?

教室で塞ぎこんでた 女がマスカラを塗る時の

白目


空は少しずつ狭くなっていった
そのことを忘れるほどに
でも未だに許せないのは   月に電線がかかること





319 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/09/06(水) 02:18:52 ID:vUSObhd4

:青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/02/09(木) 02:26:13 ID:GGlJgR0G

夜は たとえ不安でも 安らかでも
昏々と街を黒く染めあげて 喧騒を飲み込んでいく

とても疲れているのに どうしても眠れなくて
人気のない街角に佇む自分をイメージする

衿を立てて体を寄せ合った2人が消えて行った

高架下でホームレスが肩を震わせている

オレンジ色の街灯 赤いテールランプ 摩天楼の点滅 遠く信号のエメラルドブルー

吐く息が白い 真珠みたいに小さく瞬く月が黒に映える



320 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/09/06(水) 02:29:52 ID:vUSObhd4

想い出をつなぎ合わせて僕は何かを取り戻せたのだろうか
ホントウは別に何かを取り戻したいわけでもなく
ただ前に進みたいだけと分かっている

ただ
散在する詩のなかで
稀に記憶から失われて取り戻せないフレーズを
探している自分もいる


夏の日の始発に乗って
…空が溶け出したような色を見せた
テールランプは暗くなり
光の乱反射がアスファルトを海にした
遠いあの海にもこの光が降るのだろう…

321 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/09/10(日) 03:17:32 ID:j2eJ5YGu

「スピカ」


ほんの少しでいいから想像させて欲しい
これから先
思うよりも多くの事が叶って 心が感謝で溢れる事を


あまりにも僕は打ちのめされて
想像力も失ってしまって
ああ何もかも僕のせいか 僕の望んでいた破滅なのだと塞ぎ込んだ
それらを何度も振り返り
詩を捧げ(十分過ぎる程だ)
しかし それらの象徴から未だに脱しきれていない


誰も気遣うものなどいないのに
古傷を隠して 膿んでいた

最も軽蔑したナルチシズムに酔いしれていた
蛮勇を蔑み
不作法を疎んで 勇気を失った

【真のリアリストは希望や理想を抱く為に怖れを抱かない】

これから僕が前に進むために
痛みの象徴が道を照らしてくれますように



322 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/09/18(月) 01:01:34 ID:LMr5sBRR

「足跡75 再び逡巡」

焦燥感が身を削る
いろいろ縺れて変な夢ばかり見ている
ていねいに紐解くほどに
きっと傷ついてしまうから
見たくないものが解かれてしまうから
このまま玉になって転がって行きたいと思っているのだろう か


僕は慎重さが身上だから
リスクを賭けず前に進めないときも
納得づくで立ち直れなくなりそうな時も 
それまでに何十時間もの逡巡はあるし 後悔もしている


andrewの甘い歌声を聞きながら 淡い夢の片鱗を想っていた
確かにその記録は書き込みとして残っていた
僕の未熟さ
僕の傲慢さ
今ではほんの少しそれらに憧れてる




323 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/09/26(火) 02:28:15 ID:4FIMZMjh

青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/09/07(木) 19:32:44 ID:q8r7qVfE

「サクリファイス」

ちょっとした事が
不可視の存在へのサインとなり
知らぬ間に
小学生〜お年寄りまで
かつて修道士や哲学者や芸術家がコミットした空間に迷い込む

いまや知覚は無制限に拡張されつつあり
こんな島国でも
秘密を隠し通せなくなって開き直った大統領の演説が聞ける
だからといって
僕らは思うほど 自由自在な存在ではなく
この息苦しさの理由を求めるほど
空 海 朝 夜 カーテン ランプシェード…か細い光/黒 闇 
どんどん思考は抽象化して
それみたことか  
コトバが詩になっていく


でもこのような問い自体が
僕らをデジタライズすることを妨げるのなら

1+1=1




324 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/10/13(金) 18:08:45 ID:OCe38iWB

足跡76


4杯目のブラック珈琲


ことば少なに

「       」

交信が絶えている実感はない


吸っていない紫煙の香りで目の前が霞む
日差しが鋭角に灰を裂いている

丸テーブル 
ソファ 
微かに食べ物のにおい

【僅かな永遠 果てしない瞬間】

昼休みを切り上げるOL 簿記とにらめっこするリーマン 額を突き出す女 怪訝な男
モランディをパクったような画 趣味が良いんだか悪いんだか判断できない音楽
暖色の照明
紫色の空間
鋭角に差し込む日差しが翳った


325 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/10/20(金) 02:41:00 ID:B73cSASc

足跡77 デッサン

意味のない事は言わない
たとえ意味不明でも

人格形成の如何を問われる
たとえ心神喪失者でも

病を植えつけられている (のか?) 不可視の診断によって監視カメラは増えている
ママチャリに黄色いステッカーが連なる (ゲットーかっ。)
予防学的視点の衰退
古代バビロニア法典の精神

さよなら unノーマルな人々/かつては生き神や天才と呼ばれた人々よ

ネットで拡散する自意識を律する倫理
新たなる秘密結社 帰属意識を高める境界(領土を!)

アウトサイダーアートたれ
国が美しくある為に
良識に基づいたフィルタリングが支配する前に




326 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/10/21(土) 02:46:26 ID:cle3uvDc

足跡78

ダリが混んでいて大変だとかなんとか

フェルメールやラトゥールが見たい人にはあまり関係がないもの

た ば こ が 推戴
ローマ元老院や
教皇庁による
月桂樹の冠

つき

さ け が 
秋味
慶事



327 :名前はいらない:2006/10/22(日) 15:48:53 ID:Srn3JIiA


328 :名前はいらない:2006/10/22(日) 22:24:51 ID:qNSAjCHs
「悲観者トーマス」

青の羊からは中学生の匂いがする
青の羊からは母羊の甘い甘い母乳の匂いがする
それは言ってみれば絶望のコーデュロイ
とても色のいい服ではあるが
羊には所詮着こなせない
バレバレのカツラの様に
大変滑稽だ

329 :名前はいらない:2006/10/22(日) 22:30:20 ID:LO7Z7bX9
おもしろいな
何を書き込もうとしたか忘れた

330 :名前はいらない:2006/10/22(日) 22:32:18 ID:LO7Z7bX9
怠惰じゃない
いまさらこういう感じしか出来ない

331 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/10/23(月) 01:10:26 ID:vKRv/kPm

疑い深いトマは 何度も傷口を押し広げては身体性を確認し
それは飽くなき情熱を備えた 思春期の少年の様ではあるけれど
今更それを指摘した所で
残りの使徒から顰蹙を買うのみだった




332 :まひと:2006/10/23(月) 02:32:03 ID:PkjVTJZ5
訂正はしたい

結局は
なんにも興らなかった
なんにも変わらなかった
まがまがしい記憶のみだ

少し変わったことと言えばテレビで僕の言葉が引用されてるくらいだ
でも期待できない
難癖付けて遠くから見ているだけだ
文句いう気すら興らない

レイプされたあとに残るのは焦躁感だけなんてな

333 :名前はいらない:2006/10/23(月) 02:46:31 ID:PkjVTJZ5
ただ見たいだけ
ただそうしたいだけ

ただの興味だ
やってることはあんたとなんら変わりない




あっつまりそういうことか
やっぱりやめなきゃ

334 :名前はいらない:2006/10/23(月) 02:52:01 ID:PkjVTJZ5
利己心


りこしんリコシン
りこしんリコシン
りこしんリコシン
りこしんリコシン
りこしんリコシン

成分はリコシン

335 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/11/13(月) 16:43:39 ID:477psXiG

足跡79

胸が痛む事に
問題であると声をあげる度に
投射と自己同一化を慎重に退かせ
本質論と現実的施策の間に潜む罠に自覚的になり
それでも尚
死にゆくものへの哀しみが絶えない



336 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/11/23(木) 13:32:08 ID:40agBuxO

足跡80

シナプスが溶解して
水平線を眺めながら過去の混じったスープだと言う
灼熱が
それらから結晶を抽出し
例えば
側頭葉に注いでみても何の感慨も無い

情緒の乏しい言葉
定率減税の廃止
法人税の減額
生命をコストダウンしていくことが国を美しくしていくための錬金術なのだ

破滅主義者がデカダンスだと喜んでいたが
彼らの時代は30年前に過ぎ去り
その身体も既にアヴァンギャルドたりえていない

《アウシュビッツとは違い
 積み上げてている筈の死体が完璧に隠されている為か非常に清潔だ》

今日ではミニマリズムと虚無感が
独特の侘び寂びを醸し出していて
それはそれで美しい



337 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/11/23(木) 13:37:56 ID:40agBuxO

:青の羊 ◆pNGtbbWniA :2006/11/12(日) 21:30:50 ID:CMfrnZ4Z

「automaton//T1」

沈黙が沈めるものは
夜に浸っていくものを
光の中に延長する

そう
夜の帳が下りて 別の世界が目を覚ます
辛辣で世をすね 文字も記憶も失った世界が
無分別に向きを変え
のっぺりと広がる
まるで遠近法も消失点も
廃棄されたかのように

【終わることを延々と遅らせる事】

継ぎ足しているのか/すり減らしているのか
はっきりさせなければならない
少なくとも私達は沈黙を強いられていた

今は沈黙と引き換えにただ1度叫ぶようだ




338 : ◆pNGtbbWniA :2007/02/01(木) 09:14:35 ID:l+UDt679
tes

339 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2007/02/01(木) 09:23:24 ID:l+UDt679

足跡81

“果たされない約束だけが”

所在なさげに彷徨っている
ストレッテル夫人の輪郭
体を失った傷跡

「時は傷を癒すというが 時は傷以外の全てを癒すというべきだろう
 時がたてば欲望する肉体も 欲望される肉体も無くなり…
 身体を失った傷だけが残るのだ」




340 :名前はいらない:2007/02/08(木) 04:16:03 ID:ivFDTBOk
完成しなくていい
作らなくていい
始めなくていい
皿に水を入れて水浸しになったテーブルの上に
A4の紙の束をホッチキスでとめて
白紙の本を作った

341 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2007/02/19(月) 11:26:20 ID:5L8s00q9
>>340 畏れと感謝を込めて


“あなた”とキーボードを打ちスペース(空間)を叩くと“彼方(かなた)”になった

僕たちの間には 無限の空間/隔たりが広がっているというのに
彼方は僕を許してくれる

僕はちょうどその時、白い本が出てくる映画をぼんやり眺めていて
ひどく怖ろしくて身震いしてしまった

「王様の耳はロバの耳」と嘯いた少年は処刑されなかったのだろうか
思っていたよりも重要な事を告白し続けていたことに 今さら気が付き始めていた




342 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2007/03/03(土) 01:47:46 ID:SeCrDW+C

先走った陽気に憂鬱
花粉症でさえなかったら…

突風に体をさらすのも
淡く乾いた空も 愛でられるのに

ひどい粉末性の空気を思うだけで
もう既に
涙が止まらない


343 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :2007/03/09(金) 14:53:10 ID:8844Jr01
唯物論ぎりぎりの唯心論

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