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シューシュー鳴る

1 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/04/16 02:37 ID:dtrktG8h
 
 惰性で。
  
過去スレ
http://book.2ch.net/poem/kako/1001/10013/1001340767.html
http://book.2ch.net/poem/kako/1026/10265/1026579996.html
http://book2.2ch.net/test/read.cgi/poem/1040923160/

2 :名前はいらない:04/04/16 09:47 ID:H/5rYN5F
悲惨な1のいるスレはここですか?

(σ・∀・)σ2ゲッツ

3 :名前はいらない:04/04/16 10:16 ID:MBA4nkgT
お待ちしておりました。

4 : ◆SCodz99rtY :04/04/16 15:58 ID:GZXE+Ahs
( ´・∀・`)へー

5 :名前はいらない:04/04/16 23:50 ID:x4IUDTrS
ポエムマダー?

6 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/04/16 23:56 ID:d3PgzymA
>5
沈んだら書くね
呑むのんやめてから勢いで書いたりしなくなったので
ペースもゆっくりになるとおもうけど
あたたかく見守ってやってください
つーか現代詩フォーラムここんとこ読んでたら
良い詩とは何かってののピントがいろいろとあるんだなーっておもって
詩そのものよりも良いと感じる感性の個性とか
あーめんどいわ、やっぱし。。。

7 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/04/17 01:39 ID:tZl2uvkA
つーか詩板って即死判定どれくらいだろ
不安だから10くらいレスつけとこうか

8 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/04/17 01:41 ID:tZl2uvkA
でもなんも書くことないよね

9 :名前はいらない:04/04/17 03:21 ID:+8k7e/9F
>>7
多分30kb以下だと一日、二日放っておいたら落ちる筈

10 :名前はいらない:04/04/17 09:27 ID:voVdzXFr
前のスレ、突然落ちなかった?しばらく探したよ。

11 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/04/18 01:13 ID:BKonkXwY
>9
30kbっていうと
短かめの6行くらいの詩が30コくらいだよね
2ちゃんてけっこー厳しいんだねぇ

12 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/04/18 01:18 ID:BKonkXwY
>10
ありがとう
読んでくれてたのね
あのスレは誰かがさげで980越えさせてて
おれそれ知らんでいて放置してたらデータ落ちしてしまったの
鯖移動は関係ないのね
1000まで逝かせてあげたかったのに、、無念だったよ

13 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/04/21 01:42 ID:Gn0OiD0N
 
 「一過性ですので」
 
偽証罪に問われたそうで 残念ながら彼は口がきけないでいる 心細いんだと
母親が言うと 雨が降らないから少し地盤が隆起してきているとニュースが話
す 指がひとついつもの通学路にころがっていたら君ならどうする 見て見ぬ
ふりをされた指が焼かれることを夢見ている 都心部に生息する虫の種類が増
え続けているらしい 世界各地からより養分の多いスポンジを探して 嗅覚の
虫 聴覚の虫 退屈の虫 深夜に液晶越しに神経を伸ばしてゆくと ゴズと王
宮仕立ての中枢を覗く小道に出る そこでは銀鉛色に焼かれた偶然が証拠を残
された形で並べられている 私は左手を伸ばし右手を伸ばし誰かに触れようと
する  
 

14 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/04/21 15:10 ID:lp1i7xCw

「ルーシー」
 
卵の殻から
貝殻を耳へ押しあてたのと
同じ音が聞こえるのを知っているだろうか
行く先の同じ
終わろうとする状態が
簡単に縦に裂ける獲物をさがしているとしよう
同じように息をして
今のところ横一列な中年達
小さいときからずっと
もしもの無人島のことばかり考えている
電車の座席は譲り合うもの?
彼の窓辺の根を丸められた植物は?
今日も唇が乾いて気をさらう
電機を流した浴槽
足がつかない
 

15 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/04/21 15:26 ID:lp1i7xCw

 「透明」
 
わたしは透明であれば
それでいい
だれにもみられたくないし
なにもみたくない
わたしは透明
それだけでいい
 

16 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/04/24 01:50 ID:LwT+ZY8D
 
 「CDプレーヤーにリピートボタン」
 
CDプレーヤーのリピートのボタンを押したとたんに
いま鳴らされている音楽は安物になった気がするんだ
コーナーショップだからもともと安物臭い代物ではあるんだけど
それでも何らかのご利益が埋もれてるとおもうんだけど
そんなものも全部ねリピートボタンを押したらさよなら
グロいものもグロくなくなる
着メロにされたマーラーみたいにさ
 

17 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/04/29 00:24 ID:RGuXVL4z

 「保守さ」

奥歯が檄いたで歯医者へ 親知らずはどうしようか?  画材屋へアクリル絵
の具を買いに 暗い色を漁る 痛み止めが効かないから顔が歪んだまま半日過
ごす 大便をする 携帯を落とす DVDを大量に借りる 痛み止めを足しながら
凄い音で昼寝を 映画の中のちょっとしたもの悲しいBGMでも泣きそうになる
みんなぐったりして映る 香りが足りないから 部屋に香水をまいてみた
 案の定むせかえる 大きく口を開けて奥歯を見てみる 
さっき噛んだレーズンが塗りたくられた絵の具の色をしている 

18 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/04 23:49 ID:YmSiJLyK
 
 「扁桃腺」
 
もぞもぞと起き出した
眼球の下にかさぶた
 
鳥が 鮒が 
間接を
軋ませて
寝転がる
の?
 
午後からの出勤
姿勢の悪くなる
癖のついた靴
 
小さな火はさ
昼間には
見えない?
 
漬け物石みたい
ファスナーのついた頭
ねぇあしたは何時に
起きるの?
 

19 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/04 23:55 ID:YmSiJLyK
駄目だな、つまらんすぎだ。 

20 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/05 00:24 ID:oultK9Pg
疲れましたね。

21 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/05 00:28 ID:90NX7EWR
 
 「昼白」
 
効果は
ない  無感動な心に
 自意識を落とし続けてみる 
晴れやかな
気分 とは 晴れない空とは
無関係
だから
友達は携帯の登録を
 ミルクを飲まないと消えていくもののひとつ
 だと言い 
果てはまた
綺麗さをこころの
汚さだとも
勘違いしている
僕は気持ちが悪いよ
 純粋な欲求っていくつ頃から
苦痛になっちゃったんだろう
 僕は少なくとも
猫や
 犬の愛し方は
知っているよ
君は
そんなこと
いったい誰から教わろうって
いうんだ
 




22 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/05 00:39 ID:90NX7EWR
>>20
嗚呼とっても疲れるね、オールデンウイークもしっぽりと働きづめだし。
君は一体だれだっけ。なんか知ってるけどおもいだせない。
トリップで検索しようとしたけどこれってリンクかかってるから
コピペできないんだ。やめた。

23 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/05 00:56 ID:oultK9Pg
ひだかからすですよ。

人生は不愉快ですね。僕は自殺しましたよ。

24 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/05/05 01:03 ID:oultK9Pg
いや、悲しいだけです。

25 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/05 01:15 ID:90NX7EWR
 
 「夕立」
 
僕が覚悟をきめたとき
足もとの水たまりのはじのほうに
映っていた木漏れ日をおぼえてる
葉がわさわさと
それでも僕を守るってそぶり
前歯が痛むんだ
母親がほらその角のところの薬屋を指さす
蝉がやかましいんだ
蝉がとにかくもやかましいから
僕は夕方にあの家
燃やさなくちゃいけなくなったんだ
ライターを握ると
それだけでしがらみを焼き消せた
姉がサンダルを新しくして
朝には出かけていくらしい
指を口から勢いよく抜いて音をたてて遊んだ
母親は閉経
夕立は甘い罠
 

26 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/06 01:14 ID:eAhEQ1lO
 
 「北区清水4−5−1」
 
君は仕事場から
家まで帰る途中に
何度も僕のことを
考えているよね
その角のコンビニで
自転車を止めて
昨日も
サンドイッチとキムチを
買ったね
今日は白いスカート
血がつかないように
気をつけて、
僕はその自転車に
乗ったことが
あるよ
君は不器用だなあ
僕はココに居るのにさあ
今日のポストの封書は
破かれていなかったかい?
君の退屈な時の表情を
いくらでも絵に描くことが
できるよ
君も闇の中だから
見えるだろう?
苛々していると
眠れないんだ
 


27 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/06 01:17 ID:eAhEQ1lO

あー最後の1行に
 僕ら と追記

28 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/06 01:30 ID:eAhEQ1lO

 「人は人の退屈を消す為にだけ在るのかもしれない」
 
君が笑うのをみて
僕も笑う
僕は一人の時に
君のことを考えてる
綺麗な景色も君に見せたい
お互いに見られたくないものを
持っていてはにかむ
君は僕と逢っているとき
君は僕を退屈だって言う
 

29 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/06 02:50 ID:eAhEQ1lO
それでだれかみなかった?
チェルシムくん

30 :Mana魔名:04/05/06 20:42 ID:VlCcmjeg
ケシの花弁白く可憐、滲み出る乳汁明るく甘く
シューティングゲームの要領でやっつけ仕事
パーセント表示/円周率解析/偏差値という人生に酔う
ヤシの木陰で寝る暇もなく、今日も外回り接待
キュートなあの娘もいつかは誰かと腰振り餓鬼を膿む
パーセント表示/微分方程式/偏差値という人生に酔う
雷鳴の響きに素でビビり、布団に頭を突っ込むんだ
昂る想いは自分で消そう、己を焼き尽くす事無き様

31 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/07 02:32 ID:GhIdk7nV
>30
>明るく甘く  
が良いね。
バックトラックまだ鳴ってない出だしでやったらいいかんじですねへ
おれはでもこの人生なんかを数値的に表したらぜってぇ酔えないですよね
学歴が大体やばいし。
つか椎名林檎とかCoccoとか好きなかんじがした。

32 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/07 03:22 ID:GhIdk7nV
 
 「休みの日」
 
休みの日に
目が覚めると
ぼくは空になっていて
空気を吸ったり
天気を吐いたり
しているんだ
 
犬が歩いている
アスファルトだから
聞こえるんだ
 
調子のおかしな
虫の声もさ
新しく始まる
川みたいにおもえる
 
ぼくはゆっくりと
生きていて
 
ぼくはゆっくりと
さがしているんだ
 

33 :Mana魔名:04/05/08 01:07 ID:HWKYI9z2
>>31
「詩人の学歴」スレに「偏差値という人生に酔う」っちゅうレスがあるのを見つけまして
そのフレーズが気に入って組み込んでみただけです。

>つか椎名林檎とかCoccoとか好きなかんじがした。
「やっつけ仕事」とか「誰かと腰振り」とか使ってるからですかねえ。
特別両名の詩が好きってわけではないんですけどね。
ああいう表現って面白いというか真似やすいというか。。。

34 :いかいか(浮遊系) ◆YffIGX9Bno :04/05/10 06:16 ID:j9d2m5vB
書くことをやめたこの腕が
惰性と共に雨に打たれるなら
僕はこの色白な腕を
熱と臭気と餓えに苦しむライオンに捧げてしまおう



35 :いかいか(浮遊系) ◆YffIGX9Bno :04/05/10 06:21 ID:j9d2m5vB
「生」

生まれたときにもうそれはそこにあった
暴発した夏の暴力が僕を地面に叩き付け
サバンナで飛び跳ねる彼らを思いおこさせた
そして世界はにこやかに僕に微笑みかけ
優しく僕のゆりかごとなった



36 :いかいか(浮遊系) ◆YffIGX9Bno :04/05/10 06:27 ID:j9d2m5vB
「銃声」

銃声が
僕の
額を
打ち抜いたとき

そこからは惰性が
ゆっくりと
滴り落ち

それが僕の
瞳を
濁し

香りを
奪い

食べることも
許さなくなった

そうして今もなお
僕は
煮えたぎる欲求に
焦がされながら

太陽や花に触れようとする

37 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/11 01:13 ID:P1NuTvHL
>34
そのライオンってなにの例えなのかな、
すごい切迫感のある文だけど。
よくわからないけどそのライオンってきっと
認めたくない自分の一部のことなのかなとかっておもった。
>35
よくわからないけど現実逃避かな
それを詩には、できているとはおもう。
強い文のなかにやらかい単語がうまくとけ込んでいるんじゃないかともおもう。
>36
良い詩だとおもう。
惰性って言葉が全てだね。旨く使ったもんだとおもうよ。
でも
>食べること
の一行は違うんじゃないかな、浮いてるもの。


38 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/11 02:36 ID:P1NuTvHL
 
 「代理投稿1」
 
目を閉じたら広がる海のように
シロとクロの果てにあなたが立っています
オトのない世界
ぬくもりだけで…
それだけで十分の証
感覚を失った指の先は
カコにしか触れることができません
無意識のうちに深く潜ろうとする
ココロはいつか色に憧れ
目を閉じることも忘れてしまう
魚はまぼろしをみるのですか
 

39 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/11 02:38 ID:P1NuTvHL
 
 「代理投稿1」 suikou
 
目を閉じたら広がる海のように
シロとクロの果てにあなたが立っています
オトのない世界
ぬくもりだけで…
それだけで十分の証
感覚を失った指の先は
カコにしか触れることができません
無意識のうちに深く潜ろうとする
ココロはいつか色に憧れ
目を閉じることも忘れてしまう

魚はまぼろしをみるのですか

 


40 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/15 01:14 ID:1mVd4rjB
 
 「よみがえる声」
 
幼少の頃 通学路
ふと立ち止まり
私があり電柱
空が青 雲が白い
距離の無くなった
透明すぎる空気が
私を何処までも何処かへ
繋げてくれていた
 
それが私が初めて感じた詩
すっかり捕らえられ
そこからしばらく
動けなかった
 
意味や価値が
この存在に
全て流れ込む瞬間を
瞬きもせずに
現せたなら
 



41 :いかいか(浮遊系) ◆YffIGX9Bno :04/05/15 01:32 ID:4BHlVWvQ
ikaika VS 藪鳩

今から〜18日18時まで
お題「響く」で勝負!

42 :いかいか(浮遊系) ◆YffIGX9Bno :04/05/15 01:46 ID:4BHlVWvQ
響く

声が響く

酸性雨で
焼け爛れた
肌をした銅像
の裏から

大きな
きのこ雲が昇った
場所から

また声が響いた

空を割って

大地も割った

小鳥達は逃げ出した
朝の響きから

蝉も鳴くのを辞めた

そしてまた僕も
太陽を見上げることを辞めた




43 :いかいか(浮遊系) ◆YffIGX9Bno :04/05/15 01:50 ID:4BHlVWvQ
ダメダこりゃ
勝てそうに無い

44 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/15 02:23 ID:1mVd4rjB
 
 「事吠」
 
シャーペンをもてあましてる
窓の外側を
平坦に仕立てて
 
ホーローサッシが
渦巻き状の貝になり
吐けなかった事吠を
仕草を熱湯に
湯気に
咽せそうになる
この顔に
 
(間奏)
 
俺は才人をさがしているんだ
こないだ銀閣寺をみた
真夜中に
すごかった
奇妙な
殺伐だった
 
俺も
奇妙な
殺伐で
ありたいが
ひどく響いてしまうので
部屋には居たくなくなってしまうんだ
それで
それから

45 : :04/05/15 02:24 ID:1mVd4rjB
嘘を
退屈を餌に
なにを
釣ろうかと空と
話す
 
シャーペンをまた握る
眠れない夜が
無いものをねだる
 
車よ僕をはねてください
あなたならば僕の顎にだってとどく
ただそれだけでいい
窓の外をいちど
消してみてください
 
数日後 百日 
伸びるは枝葉
 
後ろを
見れない
形態にもつれる
 

46 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/15 02:26 ID:1mVd4rjB
だめだ おれも
最後 おきまりに つまんないし。
 
ちょい待て。 

47 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/15 02:59 ID:1mVd4rjB
 
 「居たい」
 
少し躊躇しながら
おれは今日から
コップ一杯だけの
日本酒を飲みます
そして守るものとか
テレビにおいて寒いもの
愛した人とか
痒かった病気
痛かった裏切り
全部を
なにをも経路しないで
直接的にこれからの
毎日にしてゆきます
いえい鰻登り
 

48 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/15 03:28 ID:1mVd4rjB

 「っころ」
 
な 笑うなよ
心って どうだよ
自分と同一か
そうではないのか
 
嘘をつくでしょう?
人間だから
 
な 笑うなよ
心って どうだよ
 

49 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/15 03:37 ID:1mVd4rjB
 
 「店」
 
店は10時に開くから
僕は9時には起きなくてはならない
 


50 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/16 00:15 ID:AOcJ159r
すまん、とり乱した
>>41 で、これって審査誰がすんのか


51 :いかいか(浮遊系) ◆YffIGX9Bno :04/05/16 03:10 ID:GW1t09+6
>>50
二人で審査 横槍あり

52 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/17 02:28 ID:QCnKoJnP
 
 「響き」
 
大地の表面が
膜でできているかのように
ふるえている
となりの犬
薄い茶をしたダックスフントが
17年経った生涯を憂うかのように
腰痛に目をふさいでいる
僕は奥歯のくぼみに舌の先をさしこみながら
動かなくなったつま先を
指先でこづいてみせる
 
空の色がおかしいのは夕刻のせいだろうか
それとも
部屋の窓を開けたままにしてきたからだからだろうか
 
まるで響かなくなった
足を掻き
水を飲む
鏡にはこの姿は
時刻よりも半テンポほども遅れてうつる
 
僕の自由はあまり弾まず
ごろごろと転がり
飼い猫のようだ
 

53 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/18 00:16 ID:J6CJiapT
 
 「走れジョリーの最終回ってどんなだったっけ」
 
昔俺がちょい鬱だった頃
本気で鬱な女のコと同棲していたことがあって
俺が毎朝「あーー嫌だ嫌だっっ!」つって仕事へ出かけるのを
彼女は毎朝暗い顔して眺めてて
それがそのうち不思議そうな顔して眺めるようになって
最終的にはプって吹き出してから笑うようになってた
「そんなに嫌なら辞めればいいのに」って笑ってた
それからしばらくしてそのコは遠くに就職した
しばらくは電話してたけどそのうち何も話すことがなくなった
ちょうど互いを混ぜ合わせ半分ずつに分けたような別れ方だった
ときどき思い出す
元気なのかな
 

54 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/23 00:24 ID:Mn7uGSTG
>>51
なんだよ あたらしい放置遊びか. 

55 :いかいか(浮遊系) ◆YffIGX9Bno :04/05/23 03:49 ID:iQshBWm5
>>54
いや寝かせてた。
一回読んで、数日に分けて読み返してた。
>>44-45
>>47
が好き。
じんわり、じんわり味がでる。
一度さらっと読んだだけではわからない。
二度三度読むと味がデテキタポ。

つか負けてる。俺が負けてる

56 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/24 00:58 ID:JhQB8g1J
つか揚げて詩板の皆にも問うてみるよ
おれは>>42好きだがちょい抽象的すぎてて弱いかもしんない。
>小鳥達は逃げ出した / 朝の響きから
ここなんかはなんとなくトランスじみてて深いよね

57 :span! ◆com78Aert2 :04/05/24 23:50 ID:cb5GcpgC
んじゃ、答える。

>>42
焼け爛れた
肌をした銅像
の裏から

大きな
きのこ雲が昇った
場所から

また声が響いた

この辺りが夏の風景で良かったと思う。
一行ずつ空いてるのも風景を思い浮かべるのにちょうどよかった。
他の部分は、なんかセミと一緒にいかいかが干からびてひっくり返ってる感じw
他の部分はよくわからんかった。

>>44-45

なんていうか、倦怠といおうか、これが惰性なんすかね。
辞書で調べたけどどうもこれが惰性っぽいですね。惰性が全編を通して流れてますね。
一連目もはじめは意味がわからなかったけど、読みかえしたら惰性ですね。
こんなにも一つの詩の中に惰性を貫けて素晴らしいっすね。
まぁ、「響く」とあんま関係なかったような・・・

58 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/26 03:18 ID:N95owQ6F
>57 span
蝉ってのは兵器的な季語だからなぁー、、
蝉って言葉を使って詩を書いてみなよ、
すごい簡単に良い詩が出来上がるはずだから。
記憶に占める割合が溢れる言葉の純度を決めたり覆したりするから。
聡明な記憶があれば解るだろうけど、 どっちがとりあえず勝ちよ?

59 :名前はいらない:04/05/26 19:33 ID:YQpHFRWN
”兵器的な季語”を見つけられるのはセンスだよなあ。

60 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/28 01:53 ID:GNqCK0wP
  
 「僕のはじまり」

理科室のヒトの模型で見た
整脈と動脈の青と赤
あらからずっと僕の体には
青色と赤色の血とが
半分ずつ流れはじめたんだ
 

61 :西岡 ◆mCFk32Woec :04/05/28 01:56 ID:mWALz1Zl
あの、下のスレでファイトしてみませんか?
誰もいないみたいなんで、、、ぜひ。

62 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/28 02:03 ID:GNqCK0wP
>61
うおーーっっ!なんかしらんがばとりたかったぜぃ、、。
つか60の詩は誤字つってるなぁ、、あらからって、、w


63 :西岡 ◆mCFk32Woec :04/05/28 02:07 ID:mWALz1Zl
>>62
行き違いだったみたいで、また今度あったら、よろしくです。

64 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/05/29 01:22 ID:tArkqmfL
代理投稿2、カエさんのポエムシリーズ
 
 「未完成」
 
息ができないウミでもがいても
望む所へ行けるはずなく
窒息したあとの世界にあこがれているはずなの
とくに騒ぐ事無く
眠るように美しい世界へ
 

65 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/06/01 00:35 ID:k6x8CHre
 
 「トムソーヤ」
 
ため息は続くが恋はしておらず
毎日は布団を敷いて眠っているまま
 
横断歩道を歩く見ず知らずの女のコ
今日はどんなことに傷ついたんだろう
 
車の中で流れる時間を馬鹿にしながら
僕は誰とも関われないままでいる
 

66 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/06/01 00:57 ID:k6x8CHre
代理投稿3、カエさんのポエムシリーズ
 
 「人魚」
 
月をにらんでみても
海を望んでみても
私の瞳の中に映るものは満たされず
深く沈む偽りの暗闇で迎えられたなら
打ち上げられたヒノコのように美しく
涙のように
ひそかに堕ちたでしょう
それはマボロシで
ほんとうは心臓に響きわたった
だけだったの
 

67 :名前はいらない:04/06/01 00:58 ID:GT3hlgAp
>>65
トムソーヤじゃなくて、ハックルベリーフィンの方じゃない??

68 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/06/01 01:05 ID:k6x8CHre
>>67
だからこその トムソーヤ なんだなあ
だって俺はトムソーヤだっておもいながら
いままでずっと生きてきたもん
世間が僕をハックルベリーフィンだと確信したとしてもさ
あーー泣きそうじゃんかよ!!w

69 :名前はいらない:04/06/01 01:17 ID:GT3hlgAp
>>67
そうか。すまんこ。。
そういえば昔の友達でハックルベリーフィンにあこがれてた人いたな。
ま、純粋なトムソーヤもそうはいないしね。

70 :span! ◆com78Aert2 :04/06/01 17:52 ID:l97aS5gj
>>58
んーまじで甲乙つけがたいけど・・・
気持ちの面で鳩さんが負けてそうなのでいかいかの勝ちかな!

なんか新スレが一ヶ月も経たないうちに落ちてしまって情けない気持ちになってしまった・・・

71 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/06/02 00:27 ID:f9d7Cu81

 「quadrophenia」

ベッドで寝てばかりいないでさ
たまには床でも寝てみよう
気持ちが悪いかな でも
自由をさ思い描くならば 床さ
息ができなくなることがある
そんな君のベッドよりはましさ
明日の朝を木の枝の先にぶらさげて
全部を不可能なことだって思いこみたいんだろ?
不器用ならば年齢だって偽れないよ
月が欠けてゆく日中に
月のこと考える人なんてまずいないから
時間を待つけど 
今って どこらへんだろ

 

72 :いかいか(浮遊系) ◆YffIGX9Bno :04/06/07 02:31 ID:qlncqZjj
きっと僕が泣けるのはここからここまでしかなくて
それは甘党な彼女がショートケーキを食べ終わるぐらいなんだろうきっと


73 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/06/09 02:27 ID:wu61CR/M
 
 「DEVO」
 
苦しくて
息もできないようなとき
あからさまに大声で笑って
いつも君の思い出の中に逃げるんだ
君の辛いことも
君の暖かかったことも
全部がとても高吸収で
多い日も安心な
添い寝してくれる
全長168cmほどの
横漏れさせないあんちきしょうだよ
 
ぶるぶると鳥肌がたつ
脱皮しかけている隙だらけの僕を
君はオムライスのケチャップの残ったままの
スプーンですくってから
楊枝入れの横にある
マヨネーズを紫にする妄想をはじめて
一呼吸置いてから
呑み込もうとするんだね
 

74 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/06/10 00:50 ID:oeJf86tn

 「猫はもう飼わないんだってさ、、」

偶然ぽいけど 
今日17年間一緒だった猫が死にました 
庭に穴を掘っていると 
蝉の幼虫が3匹も出てきました 
死ぬ寸前、冷たくなってきているのに 
ララって呼ぶとしっぽをふってたよ 


75 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/06/10 01:06 ID:oeJf86tn
 
 「豚骨」 
 
せいので泣こうって決めたのに
誰かがひとりで泣いてるよ
俺はごめんラーメンをすするけど
テレビでは泣くに泣けないって意味のニュースかな
やっている
ラーメンをすすりながら俺は
新しいファイル共有ソフトの設定とテレビとで
明日起きる時間なんてのは
すっかり忘れてしまえているかな
自分なんてのは忘れていないと豚骨みたいに濃ーーいさw
涙がでるから
信じられないくらいに儚く疎く
物真似みたいでいいからさ
本気を消してからじゃないと眠れなくない??
近所に無鉄砲ってラーメン屋があってさ
行列によく並ぶけど
いろんな話が聞こえてくるから
ご愁傷様ってさ
お供え物みたいなラーメンになっちゃうんだw
 




76 :ウノ ◆mdm4jQk4Iw :04/06/10 04:30 ID:nv4YwZBp
「おわり」

ゴミ箱を
どこに捨てればいいかと
そのことばかりかんがえた

さらに大きな捨て場所へと
ゴミ箱はひろがっていった

僕はゴミをどんどん捨てた

その日
ゴミ箱にはいって
ゴミがゴミである理由を捨てた

分別はしなかった


おわり


77 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/06/12 01:53 ID:2+AdgWjj
 
 「にげる」
 
頭が っていうか脳がおかしいらしい
寝ころんでいろいろ入ってくるものと戦っている
床でー電機全部点けてー 
リモコンを3つ4つ持って
適当にそれらのボタンを10コくらいか
押し続けてみる
そしたらまたいろいろと入ってきだす
電機コードを意識し始める
電機コードのシールの中身は
細い銅の線がおかしくなるくらいの数絡まり合っていて
それを考えると自分の神経が伸びてしまって
家中の電機製品と
縫い合わされた気がしてきて嫌で
漫画とかの紙の分野に逃げる
 


78 :いかいか(浮遊系) ◆YffIGX9Bno :04/06/13 08:39 ID:OGJdbrb9
寝台の上で月が眠っている
頬をつついてみても
あしでけっとばしてみても
眠りこけている

ふとんをかけてやりたいがこの布団は私のものだ
月のものじゃない
だから私はかけてやらない

月が眠りこけて
また眠りこけて


79 :いかいか(浮遊系) ◆YffIGX9Bno :04/06/13 09:01 ID:OGJdbrb9
「孤独」

空が青い
雲が白い
車が走る
人が歩く
犬が鳴く
木が撓る
風が吹く
汗を掻く
息を吸う

そして僕は壁と窓と扉に区切られた
真っ白な部屋でたった一つの小さな
孤独を探し当てた

80 :いかいか(浮遊系) ◆YffIGX9Bno :04/06/13 19:13 ID:OGJdbrb9
「hanikami」

太陽がはにかんだ
海も空も大地もはにかんだ
僕は静かに生を終えようとしていたとき
すべてのものは僕にむかってはにかんだ

彼らは友を見守るようにはにかんだ
そして僕は死んでいる
今まさに僕の顔の上に白い布がかぶさられようとしている
僕にそれを振り払うだけの力はもう残っていない

ただ僕が友と呼んだ人たちだけはぶさいくな鼻を一生懸命すすっている
涙が僕の横たわる布団に染みをつけていく

なぜ泣くんだ
世界はこんなにもはにかんでいるというのに
そして明日も太陽は誰かにはにかむだろう

そっと風が最後に僕の顔の上にかぶさった白い布を吹き飛ばした

81 :いかいか(浮遊系) ◆YffIGX9Bno :04/06/13 19:17 ID:OGJdbrb9
「hate」

地球の果て
ここから向こうは宇宙の始まり
そんな場所で鼻歌を歌う

82 :いかいか(浮遊系) ◆YffIGX9Bno :04/06/13 19:21 ID:OGJdbrb9
「悲劇」

悲しみに嘆く少女が
落胆と悲しみと裏切りを白いパンに乗せて
口の中へ運ぶとき



83 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/06/14 02:53 ID:mWmhlXZB
なにか空に手を伸ばしてみて
ぎゅって手を握りしめてみて
つかめるものはあるとおもう?
豆腐をぎゅっ
自転車のサドルをぎゅっ
遠近法の犠牲者をぎゅっ

84 :いかいか(浮遊系) ◆YffIGX9Bno :04/06/14 20:59 ID:d+atr7lG
批評クレクレ

85 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/06/16 02:21 ID:b/yWWIbn
>>84 uis。
>>82
良いね。聖書を現代詩で割ったかんじだね
少女は白い心で、パンは白い現実で、でも少女は現実を少しずつだか一気にだか
グレーにしだいに漆黒に胃や十二指腸なんかの内側から少しずつそっと
悲劇いろに染めだしてしまうんだよねぇ。。
でももうすこし題名考えてみてほしいとおもった。
>>81
良いね。これは題名も遊びが効いているし
yuuのスレの1を彷彿とさせるが
こっちはもっと切羽詰まった大人の孤独だよな  地球の果てとは 
自分の部屋のことだろう?



86 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/06/16 02:31 ID:b/yWWIbn
>>80
いいんだけどなにかが足りない。けってーてきに足りない。
それは多分固有名詞だな。
この手の描写めいた芸大生風のスケッチみたいな詩にはさ
もっとすかしていてもいいから、例えばの描写が挟まれていないとつまらないんだな。
>不細工な鼻 ってのはすげーOKだがな。
>>79
良いね。太陽のミニチュアが地表に
部屋をもらってそっと熱を放っている感じにじわーとなった。
暑い日も寒い日も 辛い日も楽な日も 全部がみんな風景に映りだした日から
孤独は子犬みたいに 散歩もしてないつもりなのに
つきまとうんだよな。。
>>78
中島美嘉のぱくりか?
なんとなくすぎてるからつまらん。

87 :いかいか(浮遊系) ◆YffIGX9Bno :04/06/18 09:22 ID:wbiuYxSA
この広大に広がる空が彼女の目を抉り取った


88 :パンダゴリラ:04/06/18 16:21 ID:k8XsyzHs
にゅる すぽ!

89 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/06/19 02:57 ID:O/3w8prG
工場で発芽した海草が浮力を知らずにそのまま逃げだす
この畑はなに畑でしょうか
精密機械が海岸の地層に線を伸ばしてゆく
飼い犬が生理の痛みに吠えている
そちらの河原で腹を見せている冷たい男は
揺れる揺れれないを別にして
凍える生命は冷静になるね


90 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/06/23 04:05 ID:q7r6dtRa
 
 「今日の尾」
 
部屋中の電機コードの先が切りとられ
淡い緑色の胞子の塊のようなものが
絶縁体としてだろうそれぞれにあてがわれている
明け方まだ暗闇の部屋で
僕はそれぞれに薄く発酵している断面にみとれた
 
いつのことかもわからないほどの断片を
器用に丸めたビデオテープが
床から50センチの位置に浮いている
 
真夜中に部屋を暗闇にして
目が慣れて開いてくると
薄く光を放つものがわかる
 
タッパの中の写真や
いつか使われるだろう避妊具も光る
 
僕は目をこするふりをして
さっきまでみていた
夢の中に潜りこむ
 





91 :いかいか(浮遊系) ◆YffIGX9Bno :04/06/23 18:08 ID:IhNNmrnB
ぼくはばかだから
あほだからひかりのなかでばとうされたい
せいいっぱいののしられたい
ほほをおもいっきりぶったたかれたい
いっそのこところしてくれたっていい
こんくりーとでつめられてうみになげすてられたい
そうやってまたそうやってくちびるをかんで
みみをふさいであしをばたつかせてあたまをかきむしりながら
れんあいでもするんだろう


92 :はらだ将:04/08/05 11:19 ID:vGfvpJuN

『休日』

世界と親和する
穴という穴が敏感で
ぐちょぐちょです
朝ごはんは
人参ジュースと
玄米に卵と天外天塩少し
と、切り刻んだ
明日への不安を
ぶっかけて


93 :はらだ将 ◆w3SI1b/Jus :04/08/05 11:23 ID:vGfvpJuN
やっとみつけたよ。
ニヒ。ほなまた。

94 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/09/17 01:49:14 ID:OLSYmDKZ
 
 「斜めになった鏡面で」
 
斜めになった鏡面で
誰が誰を写すんだろう
僕はいまここにいるけど
ここの床は明度が冴えない本物の肌のようで
緩くて
弛んで
諦めだけが
甘さが膨張した
三角のケーキみたいで
 
ブートレグ
トラバンナ
オブ
心なしかに不安
 

95 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/09/17 02:06:25 ID:OLSYmDKZ

 「首を絞めた」
 
朝起きて
いつも通る
通りを通って
 
がたがたと鳴る
自転車とすれ違った
 
僕は何れ
真っ白だろうけれど
君ほどには
始末もされないだろう
 
人差し指を
喉の奥に差し込んでゆく
夕日はまだまだ遠い所を転がっているんだろう
僕は独りだ
わからなくなる
 
そしてまた目が覚めてしまう
いつものように胸が苦しい
君が好きだったから
君も手伝ってくれないか
 
ゆっくりと
僕の首を絞めるのを
 

96 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/09/17 02:12:33 ID:OLSYmDKZ

 「寸胴」
 
寸胴だそう

すべては計らじとも
曲がらぬか
 
コーヒーに浮かんだ
半バニラなアイスの島だ
 
笑うと皺になる
中年のコメディアンのように貧困だ
 
いや寸胴だ
丸い丸い
コの星やらあの星やらのごとくに
寸胴だ
 
僕は背伸びを1日に
数回
繰り返す
 
背骨に電機が走る感覚
そう
寸胴に操られている
鋭敏なラジコンカーさ
 


97 :一色:04/09/23 21:30:10 ID:DMRhudAR
真実は誰も知りえない

わたしは四隅におかれた箱に

コインを1枚投げ捨てる

片手いっぱいに握り締めるよりすき

ただそれだけ

それだけがわたしの真実


98 :一色:04/09/23 21:31:18 ID:DMRhudAR

自販機のお兄さん

まあるい顔のお兄さん

いちごミルクのジュースをくれたの

その瞬間 くろの塊をぺろりと舐められて

可愛らしいその表情を

濁りのない笑顔の無敵に

完全に屈服する

99 :一色:04/09/23 21:34:14 ID:DMRhudAR

「おーい天狗 お前の望みは何だ」

「わからん」

「お前にわからんならわしにもわからん」

「うぇーん わからん」


100 :一色:04/09/25 01:15:32 ID:OtaxhnXa
そんなにがなり立てて唄わないで
激しく体を震わせて表現しなくてもいい
最後にたったひとつ
スタンドにそっと手を添えるだけで
人のこころを動かせることも知らないの?


101 :一色:04/09/25 01:16:37 ID:OtaxhnXa

また来た 黒髪の女の子 多分未成年
キツイ顔つき が、幼い 
向かい合ったあの時の 柔らかに崩れた笑顔 
驚きとほんの少しの動揺
あなたのことが気になって
明日も明後日もきっと


102 :一色:04/09/25 01:17:27 ID:OtaxhnXa

警察官に4度 犯される
ビニールのシーツ 血の赤ではなく 朱肉
あの信号機は私のもの

103 :一色:04/09/25 01:18:08 ID:OtaxhnXa

正中線が鈍る いつものこと
頭が大きすぎて 足の力が足りないのです


104 :一色:04/09/25 01:19:18 ID:OtaxhnXa

天を、違う 天井を仰ぐ
趣味の悪い蛍光灯 崩れて剥げ落ちたタイル
私はそこに灰皿いっぱいのタバコをぶちまけた



詩というものを初めてかきました。
というかこれらは詩になっているのでしょうか?
どなたかご意見下さったら嬉しいです。


105 :名前はいらない:04/09/25 01:38:34 ID:Bp3FF34b
いい詩だぜ

106 :一色:04/09/25 02:13:16 ID:OtaxhnXa
本当ですか?
自分ではなにがどういいのか、よく分からないのです。。

107 :名前はいらない:04/09/25 02:24:40 ID:Bp3FF34b
言葉の並べられたパターンが自分の知らないパターンだと好き。
まあこれは具体例の一つなだけであってなぜ良いと思うのかというと
なんとなく。

108 :一色:04/09/25 02:29:13 ID:OtaxhnXa
なるほど、そうですか。ご意見ありがとうございます。
私は全くの素人で。おはずかしい。
あ、ちなみに藪鳩さんのご意見もお聞きしたいと思っているのですが。

109 :一色:04/09/25 03:10:01 ID:OtaxhnXa

最近では満面の笑みを浮かべた死神が
私に優しく手招きするのです
鎌の刃先から滴り落ちる甘い汁
ぽっかり空いた心臓付近の穴には
憎しみも 悲しみも 喜びも 希望も 何も存在せず
その幸せに気付いた時 私の背後には危うく彼が
そして彼のなすがままに
耐えるというより マヒさせる感覚
まだ すぐ側に居て 微笑んでいます
私を引き摺り落とすまではと


110 :一色:04/09/26 01:18:27 ID:VvWbzJIo

人生だってなんだって この手の中に

あれほどまでに憧れた最後の 
最後だと思っていた砦も 手に入れたのに
それが始まりだったとは

過去はまるでまぼろし 夢となって浮遊


111 :一色:04/09/26 01:19:24 ID:VvWbzJIo

薄い膜でできた透明な球体に入り 
海の中に潜る
そこでは息もできるし 
うねる魚の群れを見ることもできる
けれど動くことはできない
真っ暗な闇夜の海の底
かすかに光を放つ発光体
私は身動ぎせず それをじっと見つめる
膜が溶けてきた


112 :一色:04/09/26 01:21:03 ID:VvWbzJIo

ストレートの黒髪に 真っ赤なワンピース
ヒールをこつこつと鳴らしながら
踊るように螺旋階段を登ってゆく そして屋上に
裸足になって足の指先の向こうを覗く
強い風に煽られ眩暈を起こしながらも それが心地いい
誰か映像に残してよ この空 黒 赤
私は静かに体を揺らしながら その機会を窺っている


113 :一色:04/09/26 01:23:04 ID:VvWbzJIo

どなたか批評してくださいな。
酷評でも。

114 :一色:04/09/26 01:40:00 ID:VvWbzJIo

3色のランプが同時に点滅すると 私の仕事は始まる
だけど私は臆病なので たった1色の反応でさえ
目をまるくして 少し後ろにたじろぐ


115 :一色:04/09/26 02:06:16 ID:VvWbzJIo

ね 今ならやれる 私と児島くんなら絶対に
夜の街に飛び出し 腐った物体 卑猥なランプ 煩い雑踏
金属バットで 全てを壊すんだ
でも児島くん 携帯を持っていないんでしょ
大丈夫 なんとかするから 待っていて

あなたのこと あの時 見捨てた訳じゃない
ただ 恐かったの 後悔はしていないけど


116 :名前はいらない:04/09/26 12:04:02 ID:X6+VC7x9
批評スレに行くと同じような気分の奴がわんさかいるんだぜ。

117 :一色:04/09/26 23:54:02 ID:VvWbzJIo

こめかみ 頭皮 首筋へと 指でなぞる
まるで ファシリテータ
私を守るひとつの方法


118 :一色:04/09/26 23:55:48 ID:VvWbzJIo

「あいしている」だの「いとしい」だのと
そのコトバの重量も曖昧に なぜ 詩 に織り交ぜる
薄っぺらな 本当に薄っぺらな 怠惰で退屈な左脳たち


119 :一色:04/09/26 23:58:00 ID:VvWbzJIo

嘘のように思い出せない あれは前世だったのか
確か地軸がずれて立つことも出来なかったはず
今は空気の歪みも あの鼓動も感じない
副流煙が肺を侵すけれど たいした問題ではない


120 :一色:04/09/27 00:00:05 ID:c+sM/1Vu

こころの奥底の
何層にも重なった
ヒダに触れてみる

もう痛くないよ
苦くも

にやりと笑い
あわてて
微笑みに変えた


121 :名前はいらない:04/09/27 00:01:05 ID:0pOUYPD1
>一色さん

有る程度量(長さ)のあるものなら、317氏の倉庫スレがいいと思います。
詩人の多い料理店でも人形使いさんがコメントや変詩を返してくれます。
3〜6、7行程度までのものなら、「短い詩のスレッド」に書き込むといいですよ。
常連さんがコメントしてくれることも結構あるようですから。
あとは、普通の評価系スレに書くのが一番早道です。

鳩さんはそれほどコンスタンスにはいらっしゃらないし、なかなか他の方の詩を読む
時間も今はそれほどないように見受けられるので、お節介焼かせていただきました。

122 :一色:04/09/27 00:13:23 ID:c+sM/1Vu

そうですか、わかりました。
どうもご親切な説明、ありがとうございます。


123 :月鳥:04/09/27 00:13:55 ID:c3Pi9wMd
「眠る」

まぁ いいか
その気持ちで 僕はまた冬眠する
夢を見る
長い長い夢 果てしなくて大きくて広くて
冬眠から覚めるとき 夢は消える
それは当たり前
夢だから
そして 夢だから中身なんて すぐに忘れる
僕は思う

まぁ いいか

124 : はなまる ◆Ha7007BLEY :04/09/27 00:17:42 ID:jl5wSlSd
おおー
良い詩だ

125 :名前はいらない:04/09/27 00:24:19 ID:0pOUYPD1
>>122
いえ、あまりお役にたてず申し訳ない。

そんで事故レス訂正。
変詩 → 返詩

126 :月鳥:04/09/28 00:51:30 ID:glouolN8
「展翅」

今日はまだ、こんなに時間がある
今日は自由だ
何て素晴らしいのだろう
好きな事をしよう
何でもしよう
だけど 僕は 時間に縛られている
法に縛られている
良心に縛られている

結局はね
自己保身に縛られているんだ

127 :名前はいらない:04/09/28 23:19:22 ID:5AqqLZRs
ほいで?

128 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/09/29 01:26:06 ID:+iv1Ydhz
 
もはや激しい不幸や絶望すら起こりそうにない疲れ果てた現実の中で
ただ諦めて無規定な憂愁の中に沈みこもうとしている友人たちよ
みずからの孤立と無気力を噛みしめ
日々の無目的な多忙さの中に辛うじて生の実感を自虐的に味わうにすぎない朋友たちよ
腐敗の感覚すら麻痺して全き自暴自棄の泥沼に沈みこむ以前に
いま一度みずからを振り返れ 
 

129 :一色:04/09/30 03:00:00 ID:VvtB7csa

唸る蝿 私の声
即身成仏を掘り起こすと
まだ微かに生きていて
なにやら唸っていたとか
それは蝿の声


130 :一色:04/09/30 03:02:13 ID:VvtB7csa

地平線へ続く壁 真っ白なカンバス
少女は何にも臆することなく
壁いっぱいに絵を描いてゆく
それでも足りないのか
ただ一点を見つめ クレヨンを走らせながら
地平線へと向かって行く


131 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/10/01 01:35:23 ID:GKVXaH7m
>一色
すごく良い。
感覚とか視線とか歪み具合が素晴らしい。
貴方は僕にきっとプラスになる。
もっと読みたし。
 

132 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/10/01 01:40:42 ID:GKVXaH7m
>一色
一度さ 新聞記事の様な詩を書いて見なさい。
あたりまえに横たわる毎日に
入れ墨を入れて見てください。
 
僕はさ
黒い宇宙に虚勢された生き物なんだけど
君はさ
イライラ週間を重力に代える
そんな変な無気力さを
ずしりと重く
持っていますから
 
逃げ出すことは
親切過ぎるから
きみにも
僕にも
似合って
いないよ 

 

133 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/10/01 02:03:45 ID:GKVXaH7m
>一色さん
 
やばい くらいすごい良い
何回も読み直したけど よいよ
男だか女だかしらんけどいちど
ファミレスで4時間くらいは
話こみたし。。



134 :一色:04/10/01 02:45:23 ID:5hHIs90k
>藪鳩さま

やっと評価下さいましたね。
しかも いい と言って下さって光栄です、ふふ。
しかし私に、新聞記事のような詩…などかけるのでしょうか。。

とにかく「貴方は僕にきっとプラスになる。」のなら
少なからず、私が詩をかく意味はあるようですね。


135 :一色:04/10/02 00:53:11 ID:UBVWYI5g

何でも鵜呑みにする癖 昔から
素直な返事 残酷な解釈
いとも簡単に吸収してしまう
煙草の臭いもすぐ髪に染みつく始末


136 :一色:04/10/02 00:54:38 ID:UBVWYI5g

最後の日 私はいつもと変わらぬ仕草で
見送られる人たちに ウソの笑顔を振り撒く
傷付くのは私だけ?
だあれも なにも  私の顔を見るな


137 :一色:04/10/02 00:59:29 ID:UBVWYI5g

我儘など言いません

たとえ狼の群れの中に放り込まれ
私の四肢が食いちぎられようとも
あなたの成されるがままに
全てを受け入れるでしょう

それがあなたの望みなら
いいえ 決して望んでなどいないことを
知っているからこそ
どうか悲しまないで

あなたはチェスを読むかの如く
先手 先手の先手を打って
私を地の底から引き上げようと
自らを省みず 頭を抱えて奮闘されるのでしょう

その姿があまりにも痛々しいことを
震える体で 私は感じることができるのです


138 :一色:04/10/02 01:02:18 ID:UBVWYI5g

銃声 遠吠え 水滴
肋骨の折れた老父


139 :一色:04/10/02 01:04:21 ID:UBVWYI5g

もし私に子孫を残すだけの曙光があるなら
ああ どうか どうか 私と同じ苦しみを 
同じ血を持つ者に 与えて下さらんことを

やがて扇状に広がってゆくであろう血統に
淀んで濁った吹き出物が 宿りませんように
ただ ただ 項垂れて 強く願うだけなのです


140 :一色:04/10/02 01:06:57 ID:UBVWYI5g

ごめんね 青年
怖気付いたのは私の方
素手で触れることを恐れ
軍手で覆った右手を出した
あなたが傷付いていなければいいけど
私の思い過ごしならば
だけど そう 
眉毛をそんなに抜いちゃ台無しだよ


141 :一色:04/10/02 01:44:54 ID:UBVWYI5g

ハァ、チカレタ。。
私は女の子です。大阪に住んでまっす。
今日、仕事辞めました。

142 :孔雀:04/10/04 21:40:13 ID:15b6siu/
もう言葉をバラまくのはやめたい
言葉はひとを求める
ぼくはひとりっきりで暖かくてやさしい世界にいるんだと思いながら
ずっと暗い欲望を腫らしていて 
それを世界なんだと思って
体中で産業革命の熱量みたいなのを回していたいんだ
そうすればぼくは苦しまなくてもぼくの求めるところにゆける
まばゆい光みたいな部屋が浮かんでいることもあるんだ
そこにはひとつベットがあってさ
でもとびらを開けるとそこには黒い血が満ちた腫れあがったものしかなくて
でもそうじゃない
とびらはもっといくつもあって
もっとどんどんとびらをあけて先にすすまなくちゃいけないんだ
わかってる
そこには体がもうその場所そのものになっているように
時間の針に追いついてしまうような進みかたができるんだって

143 :孔雀:04/10/04 21:41:11 ID:15b6siu/
だからもう言葉をひとに渡したくないんだ
ぼくは自分の欠片をひきちぎって渡すような言葉じゃなくて
もう十分走り終えたマラソン選手のインタビューみたいな
満ち足りた言葉をひとにわけてあげられるようになりたい
つまりぼくのかたわれはもう死んで
ひとりで生きていけるって姿になればいい
でもそれはぼくが決めることではなく
ぼくの中の地形が決めることだから
ぼくはただころがり落ちるみたいに全力疾走でかけてくってだけなんだ
ぼくの欠片はいったいどこに走っていってしまったのか
そいつらが出て行ったとびらを閉めてしまうわけにはいかないから
風がびゅうびゅうはいって来ちゃって
ぼくの眠りをあたためる熱はどこかへ行ってしまうんだ
穴があいてる

144 :孔雀:04/10/04 21:41:34 ID:15b6siu/
ぼくのからだを満たしていた世界の灯り
それをあたためてやりたいんだ
だってそこはじゆうな場所だってわかっているんだから
その世界とその世界の境目に立って入っていく
通路に身を横たえ
からだをそらしていく
徐々にからだはそれに沿ってなじんでいってると感じてもいるんだ
だけどもうひとには言葉を渡したくない
だって出すことが同時に失うことになっていて
ぼくの世界は廃屋みたいで
だからぼくの世界に遊びに来たのね と言って分けてあげられるぐらい
豊かな場所で待ちたいんだ


145 :一色:04/10/05 00:03:18 ID:rirSPJqd

過去たった数ヶ月の思い出を
食べて生きている
私の体重はわずか数キロ

何事もなかったかのように
おはようございますを
連呼した日々も一瞬で過ぎ去り

前には最大積載量を
遥かに超えたトラック


146 :一色:04/10/08 00:22:54 ID:/sgqPOzm
>藪鳩さま

もう私のことなどお忘れでしょうか。
いつしかあなたは、私に向かって 
椎名林檎だかUAだかの詩について
「あなたにはこんな詩、書けないでしょう」
と言ったことを覚えていますか。

「あなたから病気を取ったらフツウの人」とも。

わたしはわたしなりにふかくきずついたのですよ。
そのコトバの意味はあなたが考えている以上に残酷なもの。
私の心臓の傷は未だ塞がらず、何度も糸で縫うのですが
失血を止めることは難しく。


気まぐれ天使? ふざけるな
可愛い人 いじわる
弱くて 幼くて 脆い
剥き出しのままの 
今にも震えて壊れそうな
小さな悲鳴を 覆い隠そうと
大声を張り上げては 喚き散らし
笑いながら女を愚弄する


147 :一色:04/10/08 00:24:16 ID:/sgqPOzm

あなたはひとりの孤独に耐えうることが出来ないので
幾人かの娘を繋ぎ止めておこうとするのですね

慟哭は時と共に強引にも排除
三人官女に守られて 私は首の皮一枚


だけど、あなたは私の詩を褒めた。
こんなちっぽけな悪戯など、と
あなたは鼻で笑って閑却するのかしら。


一色


148 :月鳥:04/10/15 00:48:50 ID:mM6bp1fe
貴方の暗い目が好きでした
普通の人なのに何かを見つめる時に見せる 鋭い視線
ただ 暗い色
奥行きが無い筈の色 なのに深い色
普段ならキラキラと綺麗に光を受ける眼なのに
大好きでした
ただ 欲しいと思いました
見つめられたらどれ程素敵かと何度も考えました

そして 私は
貴方の眼を……ねぇ?

私は 最初
ただ 欲しいと思っていただけなのです

149 :ikaika ◆YffIGX9Bno :04/10/15 05:54:00 ID:O99TM39/
宇宙が歪む
僕は歯が痛い


150 :一色:04/10/16 22:16:50 ID:WopDeYO0

貴方は ずっと わたしを 見ていて

わたしの親指が少しでも動くその瞬間でさえ見逃さない

わたしは胸焦がれ 幼い頃から貴方を探すのだけれど

その姿を 影ひとつ 見たことはない

どうしてわたしに触れてはくれない

悪魔を泣かせて 頭を垂れさせることなど

よほどの偉人でも 不可能

わたしは拗ねて また天の磐戸に身を隠すだけ


151 :一色:04/10/16 22:19:35 ID:WopDeYO0

硝子越しにおまえが首を傾げるから
こちらまで おかしくなりそうだ

日常に 根を張れよ
おまえだよ そう おまえ

十分の一どころの話しじゃない
偽健常者  はは
な 結局はそうなんだろ?


152 :名前はいらない:04/10/16 22:20:55 ID:BqYqFMG9
[告知]

現在の詩・ポエム板ローカルルールでは
歌詞スレ、短歌・俳句等、朗読会、コテハンネタなど
いままでも自治スレでスレッドたてに関する議論を行われたり
あるいは運営側によって板違いとされたものなどの
喚起を要するものについての不備がみられます。

それらを改正していこうと議論が行われたのですが
ローカルルールに外部サイトのリンクをはることに賛否がでました。
そこでそれぞれ改正案を出し合って現状のローカルルールとあわせて投票を行い、
その結果により今回の議論を締めたいなぁとする投票です。

議論の経緯や様々な意見など、詳細については自治スレを参照ください。

【自治】 詩板の自治を考える 其9
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1088070859/
【自治】 詩板の自治を考える 其10
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1096640771/

詩・ポエム板ローカルルール投票
http://ex5.2ch.net/test/read.cgi/vote/1097851672/

上記スレッドにて投票を行います。>>1-6あたりに投票日時・方法など書いてます。
質問等は詩板自治スレッドにてお願いします。

153 :一色:04/10/16 22:21:51 ID:WopDeYO0

なぁあぁんにも しないの?
いいの
いい の?
        うそ
で どうするの?

だって
ううん だってじゃないのよ
こればかりは ごまかせない

ゆるして ね
ゆるして ね
おねがい ゆるして

だめ
だぁぁめ

ふしぎなことに
なみだは ちっとも こぼれないの


154 :一色:04/10/16 22:25:13 ID:WopDeYO0

狂ったように 飛び跳ねて
此方に向かい 走り来るは 
    一角獣
淡い花びらを 蹴散らし
辺りは一面の 花園と化す
  さあ 夢の続きを


155 :一色:04/10/16 22:41:27 ID:WopDeYO0

やれやれ、ハトはリネ2狂いで此処には来ません。
私は自分の詩について、ハトの感想が聞けたら、もう
それでよかったのですが、思いのほか詩というものが
おもしろいことを知りまして。
あと少しだけ、此処に御いとましてもよろしいでしょうか。
多分、私の場合、齧って吐いてすぐに終わりでしょうが。

156 :一色:04/10/17 22:04:29 ID:LuUyUj15

肩は軽く 内臓は穏やか

何も感じなくなったが はて
 
嗚呼 わかったよ 

それは 死屍ってことだろうよ

今日も逃げ道を探すのに 必死なんだ


157 :一色:04/10/17 22:07:45 ID:LuUyUj15

フィオナ 年下の彼女 染み込むほどの共鳴
           
エィミー 年上の彼女 抱擁 其れと同じ共鳴 


158 :一色:04/10/17 22:13:50 ID:LuUyUj15

鏡を見つめていたら 突然ヒビが入って それがだんだん広がって 
終には割れて 粉々になって 足元に降り注いできた
そのうち破片は 振動を帯びて わずかに宙を浮き 私を驚かせた

超能力など持ち合わせてはいないが
幾度か念じて叶った事柄がある

なんという絶望 または起源に値するのか
残された未来を辿って 私は存在するのだろうか

人の思考など 喉を突き抜けた背後にある背景に 勝る筈もなく


159 :一色:04/10/17 22:25:33 ID:LuUyUj15

なんだかひとりで書き込んでてもつまんない。。
ここに出入りされてる方、どうか評価してくださぁい。
他のスレは私には怖くてとても行けません。


160 :一色:04/10/22 22:33:06 ID:gr1J6mr3

健全であって鋭く 最後の要 そして確信的

   馬鹿にする者 蔑む者
   見せ掛けだけの張りぼて
   それ いかに困難な表現か 

   病的に研ぎ澄ましては
   藝術と繋ぎ合わせることほど
   容易なものはないでしょう

   いつしか解っていたけれど
   心の奥底に隠したつもりが
   鍵を閉め忘れ 今 甦る

   否定はしない けれど 
   そこには孤独な終が見えている
  
   叩いても 叫んでも
   崩れない壁が 待ち構え 
   また もとの淵へといざなう
  
   この苦しみを誰が耐えられよう
   未だ嘗て私はその術を知らない

健全であって鋭く 憧れと嫉妬 絶対的確信
 

161 :一色:04/10/22 22:34:50 ID:gr1J6mr3

私は 何か 勘違いを していたようです
どうやら 既に 音階は 定まった まま 
ならば 後から来る 訪問者に 一礼を 
引き下がらぬ なら どうか その旨を


162 :一色:04/10/22 22:36:32 ID:gr1J6mr3

鼻の捥げた娼婦  睾丸を抜かれた宦官
歴史は全てを物語らない 誰にも解けはしない


163 :一色:04/10/22 22:37:37 ID:gr1J6mr3

 口から 切る 
 次は どこに
 足は角 這う 
 表は はてに

 爪まで 剥ぐ
 明は すぐに
 顔は凶 伏す
 希は そこに


164 :一色:04/10/22 22:38:42 ID:gr1J6mr3

色素の薄いトマト 前歯に詰まった虫


165 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/10/24 02:58:11 ID:7vCEi1qT
 
 「利口な」
 
真鍮でできた
黒く鱗のような流れの
外灯の下で
羊の様な男が
絶望しながらも
なんとか放尿している光景
を見て
 
明日の空の曇りと
今日部屋に帰ってからの憂鬱と
君の利口さとを考えて
今は泣いている
 
静かな君の憧れと
湿度を遮ったアルミ箔みたい
僕の孤独と
 

166 :月鳥 ◆UTw56bzDo2 :04/10/24 23:55:50 ID:lH9xNBdl
キラキラ 光が硝子に反射
目を細めた我は
ただ風に嫉妬
――私では、貴方の頬を撫でられませぬ

誰に会うでもなく
何処へ行くでもない
そして 一人
貴方の在処を考え呟く
「貴方は消えてしまいました」

ただ 探しております
そんな私を どうか お気になさらぬよう

蝉の鳴き声に酔い
夕立に遭いし我は
濡れながら歩き続けて
水に嫉妬
――私では、貴方を包めませぬ故

世界を羨ましいと思う
色付く葉も落ちる実も
確かに貴方の視界に入るのだから
そして世界はいつでも貴方を見ることが出来る
貴方はこの世界の何処かに存在しているのです

私の体温で溶けた雪を見て自分を恨み
何処かで貴方の体に溶ける雪に憧れる自分を蔑む
「貴方は消えました
私はそんな世界を見ようとしませんでした
消えた筈のものは、もう、消す事も出す事も出来ないのです」

167 :一色:04/11/05 22:31:48 ID:8rRP9nug

薄暗い部屋の中
フロアに座ったまま
ココアの入ったコップを
スプーンでかき混ぜ
少し冷めてから
飲もうとした

ふと横を向くと
ソファーに横たわり
テレビを見つめる
もうひとりの私がいる

特に興味がある訳でもなさそう
眼光は鋭く ぼやけた無表情
画面の反射が顔を照らす

私はニュースを観ているが
彼女には砂嵐でも観えるのか

なにを考えている
返事は返ってこない

溶けて 溢れて 捻って
カラダは独特な姿で納まった

彼女はココアを飲み干し
立ち上がってコップを置いた


168 :一色:04/11/06 01:17:29 ID:bb8yNoLk

トランス好きな彼女 魔女の様な顔して
人生一度きりですよ 
やりたい事やんなきゃ損でしょ
だって

擽られたんだ なんだかそれに
どうなってんだ 
こんなありふれた台詞に 
細い電流走っちゃった


169 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/11/22 01:03:52 ID:2UYlQqe1
 
 「パラシューター」
 
朝目が覚めると今日も汗をかいていた
不安で胸が締めつけられている
大丈夫ここは僕の部屋だ
さっきみた夢を頭で繰り返す
よい夢ではないよね
バラバラと人が落ちていく
焼却処分されてる豚のようだ
ずっと横たわったままで
時計の音にあわせて
繰り返し続ける
1階に降りて
猫と目を合わしてからの生活
服を選んでボタンを合わせる
玄関の靴の両方の形に
昨日の朝が重くゆれる
 
僕を子供あつかいにした
駅のひとと公園のひと
ゆっくりと蟹を食べていた母
僕の合図に用意は出来ているのか
この部屋はもうへんてこな膜を作れなくなったよ
落ちていく枯葉もプールの水面を夢見てる
憂鬱と相性のよい日曜
 
宇宙からも見える
大きな湖
 



170 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/11/22 01:13:41 ID:2UYlQqe1
 
 「僕の空は青色じゃない」
 
空が重いのは低気圧がどうとかじゃなくって
きみが船のように足跡も残さないから
僕は項垂れて今朝も駅のキオスクで
君から心を紛らわせる為の
売れ残った週刊誌と
保存料のいっぱいに入った
ゼラチン質の食べ物とを買った
 

171 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/11/22 01:25:25 ID:2UYlQqe1
 
 「2%」 
 
気温が低くなって
全ての密度が高くなる
あなたの眼球も 
僕の眼球も 
少しだけ冬に小さくなる 


172 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/11/22 01:50:42 ID:2UYlQqe1

 「ビデヲ」

焼酎だかを飲み干すときに
左目はなにも隔てず
右目はグラスの底を通して
両目を交互にぱちくりしてみる
ヘリコプターから撮った陸のようにまばら
僕だけを乗せて飛んでなんて言わない
せめて酒だけは
僕のこちら側だけ写して
嘘つきな校庭のゴールにぶら下がってる
あのときを記録しておけばよかった
歯に詰まる鰯
コンビニのヨーグルト
僕の視力は空気をレンズ状にねじ曲げて
地面を惑星の
球体のように写す
 
 

173 :名前はいらない:04/11/22 02:25:56 ID:Fhdb5HrP
>>165
何か知らんが良かったです。

174 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/11/26 02:10:44 ID:/QhGsLXI

 「天井 」
 
トイレに入り
洋式の便器を見下ろす視点
蓋を残されていた分だけ開き
泡が立つのを眺めている
ぼんやり
指先の生温さと
瞼の重さとがおんなじくらいだ
僕は水面までの距離と
後頭部から天井にかけての距離と
を意識しだして
今何をしているのか、なんて
忘れてしまう
 

175 :名前はいらない:04/11/28 06:17:41 ID:C5KQCyKu
「カモメ」

暗い海峡線をカモメが飛んでゆく
風の強い深夜
木造家屋の窓をガタガタと鳴らしている
今年の役目を終えた木々が月光に照らされる
ワープロの前に座っているのは
何を書くのかを忘れてしまった人間だ
今朝 歩いていたはずの散歩道の名前と色とが
想い出せないということを私は書いている
カモメが飛んでゆくのはTVの中の世界で
飛んでいくはずの場所を忘れてしまったのは
果して誰だったのだろうかと 私は書きたい
しかし 確か彼とは笑顔で別れた気がしている
解り合える友人だったのだろうか よく覚えていない
彼が何かを忘れて 私も同じ何かを忘れてしまえば
実は元々 何もなかったかも知れないという
記憶の曖昧さを私は記述している
どうやら 漸く夜が明ける

176 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/11/29 00:51:05 ID:HX6wvv9s
 
 「バイブル」
 
僕はずっと昔からさがしていた
僕の情景描写を
僕の止まらない妄想を
もういっそ
打ち負かしてくれる人を
そうしたらゴロゴロと喉をならす猫のように
雲の隙間を好む植物のように
惑星を回る恒星のように
きっとその人を愛しただろう
 
バターの加減のわからない祖母は死んだ
読書好きの
いろんな物語を詰め込んだままで
まだどこかでコーンと椎茸とを炒めてる
片足で
追いつくのが下手な憎しみに囲まれながら
 
時計の針の秒針の動くのをじっとずっと見続けて
時計以外を見て
どうだい
ゆっくりに見えるかい
早くに見えるかい
僕は君よりも
もう時間がないんだ 
 
 

177 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/12/01 21:39:40 ID:bPsWOMmJ
 
 「二重瞼」
 
僕は大きな眼をして生まれてきたから
君よりもすこしだけ空を多く観てきた
膨れていくパンみたいに
バランスの悪い魚眼の世界
僕の頭の中には積乱雲
 
君にはガラスで出来た
ブレスレットと扉とをあげた
相変わらずテレビでお笑い番組を観て
君はこそばゆいからって理由で
また自分の部屋で眠ろうとする
 
変態少女漫画家が詩を書くときの気分
何て難しい
2ページも3ページもまとめて捲ってしまったときの
時間と世界との軸の漫画さに拍手!
 
剃っても剃っても伸びる君の黄緑
黒く黒く震えていたよ
僕の街との境界線とが
大声ですごく眠ろう
 
来月になったら
また会おう
 

178 :名前はいらない:04/12/04 00:56:56 ID:yCWR/2Gw
「おはよう」

おはよう
今日という日の
今日という爽やかな冬の
透き通る朝の日溜りに
目を醒ました わたくしへ

179 :名前はいらない:04/12/04 01:22:15 ID:yCWR/2Gw
人の世は殺伐として彼方此方に
幻燈の様な故郷の温もり

180 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/12/04 23:48:56 ID:Gyai4cK5
 
 「重要な垂れごと」
 
良識のある中国製のカバン
シリコンバレーのゴミ収集屋の模型
パラソルの柄のままに焼けた頭頂部をした犬
内蔵が異常に固まって生まれた避妊手術の出来ない猫
あと2匹
母親の名付けた腐った名前をした仔猫
それくらい
僕の心が認識出来る愛おしいもの
 


181 :名前はいらない:04/12/05 00:05:12 ID:vCF39fCu
詩人の一日は普通の人の何日分もあるらしいじゃないか
たいへんだな詩人の時は

182 :一色:04/12/05 02:33:12 ID:DnX271IO

あなたがね
半分くらいしか開いてないその瞳で私を見つめたことや
私を食べ物扱いにして それを一緒に作って食べたことや
子猫みたいな好奇心で私の右耳をぺろって舐めたことや
イライラ中枢を刺激されて 私をたくさん怒鳴ったことや
あなたはもうきっと忘れてることだらけなんだけど

私はあなたが可愛くて仕方がないの
あなたの持っている偏った優しさや柔らかな曲線に
自分が持っていないそれとを比較して 私は
うつむいて何か呟いたけど もうやめる

例えばあなたが この先どんな格好の悪いことをしても 言っても
ある日突然醜い姿になってしまっても 私をまた酷い言葉で罵っても
あなたのことをキライになんてなったり出来ない
もう無条件であなたがずっとずっと好きだと言えるの

それは人間愛の意
あなたと私がお互い微妙に大きくずれた感覚を譲らないのは
あの時からとっくに無意識が教えてくれていたから
思想家の真似事ができる私は からっぽの自我を知っていたから
でもあなたは違う

183 :一色:04/12/05 02:34:56 ID:DnX271IO

あなたがいつもどんなことを考えて
これからどんなふうに生きていくのか
私は動揺もせずつぶさに見続けていきたいの そっと微笑みながら
涙目のあなたの顔と意地悪なあなたの声
あなたはきっと幸せになる もうすぐ宇宙に祝福されるんだよ
その時が訪れたら 私はあなたを心からを讃えることができるのかな

そして私の方は自分とのやりとりが今度は外側に向かっていって
これから待ち受ける苦痛も日常の狂った雑念も容赦はしないだろうし
平穏な幸せという感覚を味わうには程遠い運命だと もう理解した今
神にも宗教にも宇宙にも 何にも手出しはさせない

ひとりぼっちの寂しさなんて悲しいほど慣れっこだから
暫くの間なら脳の裏側で からから笑って過ごせるのだけど
もし もしもまだ耐えられるだけの力が残っているなら
それは奇跡の様なもので 

私は自分の命をやっと自らの手の中に収めることができたんだ
生まれたばかりのおぼつかない足取りで 時には命をもて遊んだり
自分を愛しく思うならそれは淡く光沢をおびるだろうし
必要ないと判断すれば臆することなく手放すことだって許される
そんな毎日が 何もない毎日が ずっと死ぬまで続けばいいのにって
ただそれだけ 私を支えるものは何も存在しないまま生きていくの


184 :一色:04/12/05 02:43:06 ID:DnX271IO

(;_;)。。。

185 :一色:04/12/05 02:44:53 ID:DnX271IO

(;_;)やりなおし



186 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/12/06 01:35:12 ID:HQ1VqucF
 
 「健康」
 
とりあえず繁殖してはいけないと貼られた
ジャンク品の山から落ちた
ジャンク品にしかすぎない
地表でワラワラと茂って
気圧と気温とによって
覚醒したり萎縮したりを繰り返す
尖っているものに穴はないのか
クオーツの簡単な仕組みを口で説明できるかい?
それから君は脈を打つ
ゲーテの陰口をならべてはスプーンですくい
しかし傷だらけのクエストのCDを繰り返し再生しては
その帽子をまたいちだんと深く被ってしまうんだ
公園中の飲用水を全開にして噴水を作ろう
冬が盆栽をまた3つ4つ枯らしたら
軌道を変えた梅干しの種がひとつ
重力の範囲をこえたところで
果てしない爆発を起こすんだ
短く呼吸をする老いたパンダ
目が黒くてどこにも関係のない
 

 

187 :一色:04/12/08 00:31:39 ID:ZBaAoQej

噴水、作りたい
11月27日に見たのよりきっと質素で幼くて綺麗な
でも大丈夫 無理だってちゃんとわかってるから


188 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/12/13 01:50:23 ID:3ApZN2+s
 
 「おもいつかない」
 
冬と秋に洗濯竿をかけたように
ぼくの服装はなんとなく平和だって
範囲をこえないままで
 
重傷の部落差別ガイが
半身拒絶の在日馬鹿やろーが
君の部屋の胃や脳や無線や
池や心や
キャップ一杯の鎮痛剤や
脹ら脛が腫れた選手や
肝臓が腫れた自動的な暗闇だとかプリンとか
 
国の選択をテレビで観てる
スポーツ新聞
尼崎でベイビー
普通に戻ってからが大変
想像がつかない 
 


189 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :04/12/17 01:57:53 ID:x4T0yYOr
 
 「バーストポイント」
 
透明のコップに適当に線を引いて
間に音符や声
眼を瞑って書いた
小学生のときの習字だとかを
貼り付けたいと思う
水道水で濡らして
 
食堂の端で切られた
水分が大方を占める森みたいな
胡瓜みたいな
通販で買った段ボールが玄関に座って
訳が解らなくなった
中身は今後の僕で埋めるって?
 
仕事帰りの本屋
並べられている商品と化した精神達
カレーの染みやビタミン剤の影を落として
僕の部屋の中
また線で区切ってあげるよ
 

190 :一色:04/12/21 01:03:00 ID:Ws/RamnN

貴方の首すじに手をあて 

親指でそっと頬を撫でた

涙が一粒こぼれた


ありがとう

191 :月鳥 ◆UTw56bzDo2 :04/12/24 21:07:12 ID:JN/JaMHp
もう少しで あの天に届くのです
もう少しで この夜に融けるのです
だから行かせて下さい お願いです
あと一歩で その海に沈むのです

僅かな事で 僕は 何処へでも行けるのです
虚構の世界へ 楽園の地へ 狂騒の中へ

愉しそうでしょう?

あと一つで 僕は土に帰ります
あと一つで 僕は空に消えます
あと一つで 僕は水に為ります
あと少しで、僕は――

192 :すぐる ◆sugulu85W6 :05/01/05 02:27:47 ID:j0WfmsU4
-------------------------------------------
俺様用しおり
  ∧_∧
 ( ´∀`)< 今日はここまで読んだ
-------------------------------------------

193 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :05/01/08 01:23:06 ID:Iw6llAJe
 
 「草原で」
 
僕は筋力の衰えた腕を眺める
じっと恨めしいふう
駅のホームで
自動販売機の斜め横で
風のない喫煙所で
 
しばらく時がなんたらとかいう
そのしばらくって永劫ですか?
 
僕は恋におはようと言い起き
明日の恋のため眠りにつきます
 
豆の形をした心が
安らぎを与えるために
君に風を吹かせ
君に君の寄った店に
居心地の悪い
集大成の満ちた商品を並べるのです
 
僕は水に潜ったように
鼻の穴がつんとしている
裸足で上がった草原で
空を見たり君や何か他のこととか
思い出したりしている 
 


194 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :05/01/09 01:26:52 ID:nXbs9Bve

 「有名な人」
 
花火大会で雨が降った夏の年に
見たおぼえている夢の数がちょうど3コくらいで
君はそうだね
出てこなかったけどさ
 
日常の言葉の密度を希釈してゆくのは
よその国の戦争さ
言葉でいいなら核弾頭並の逆撫でスラングを
君に寄せてあげられるのに
 
丸い銀色から音楽が流れるコノヨ忌避
子供の頃に聴いたオルゴールの音韻だって
ぶら下がっているだけの気持ちの近寄らない音楽だって
もしも夏に雪が降ったら
宇宙人の仕業にしてきみはまたいつもどうりに否定し続けている無力さに
たよるのかい?
 
僕は歯磨きをして臭い息をごまかすんだ
もう一度会いたいのにかなわないから
僕は日差しにだって文明にだってそっけなく照れてなにも言えない
僕は僕にとっての有名な人になるしかないんだ
 


195 :一色:05/01/12 22:12:23 ID:NivreCzb

あなたはわたしにはならないだろうけど
あなたはわたしの一部になったから
わたしはいつもあなたのことを考えていて
あなたがあの不安な気持ちになりませんようにって
神様にお願いしたよ
まだそんなこと言ってるの?って
バカにするでしょ
それでもいいの 
だってわたしはあなたになにもできなかったから

優しくてずるい
静かに 深く 暗い 眠りにつこうとしてる池に 
そうやって小石を投げては波紋をつくり 少し離れた場所から見てる
泥に足を取られて もう顔まで埋もれかかったわたしを
知らない間にそっとすくって その後はほったらかし 
わたしは嬉しくて歪んだ顔も隠せずに
あなたの言葉をじっとじっといつまでも見続けるの

あなたの言う「君」が
わたしじゃなかったらとか
わたしじゃなくなっていったらとか 
考えると どうしようもない気持ちになるけど
それは仕方のないこと

だからわたしは あなたに素敵なことがおこりますようにって
また神様にお願いするの


196 :一色:05/01/12 22:19:07 ID:NivreCzb

もじもじしながら 
あなたに電話をしようと奮闘する
ちいさなわたしを どうか笑わないでね


197 :一色:05/01/15 02:14:16 ID:nOmpDKGc

回転扉から出られなくなった14歳の少女は
隣りの席の列車好きな少年の独り言を そうとは知らず
酷く傷つけてしまったことを今も後悔している
思い出して何度謝ったところで 彼には届かない
彼もあの時を思い出しては少女を憎んでいる
きっとそう
どうすればよかったのだろう
私には解らない
飽きれたことに何年もの月日が経ったけど
未だに遥か上空で 幾度も幾度も旋回を繰り返す無様な姿
右肩をかすめては消える 闇を照らす一筋の光
握り締めてその感覚を確かめたい
掴もうとすると逃げるかのよう
はっきりと二手に分かれた道
私は傍観者になってその場に立ち尽くす


198 :一色:05/01/18 23:29:46 ID:bIJx3kdX

時間と髪を売ることで私の生活は成り立つ
ざくろをほしがる天邪鬼
十字路に佇む亡霊たち
臍の下のしこりが表面ほど柔らかくなる

なにか重要な事が起きるというのに
お前はなにも感じないのか

私の背を張ってざわざわと動き出せ
なすがままだ
吉報を告げる為に 閉じた瞼が震えだす

夜明けよ謡え 犬よ吠えろ
お前のしてきたもろもろの事柄が繋がってゆく瞬間に
結晶はどんな色をみせるだろうか

おそるおそる覗いた先に
大局を窺うならば み空が笑う


199 :一色:05/01/18 23:48:37 ID:bIJx3kdX

あんたなんか大嫌い
自分の思い通りにならないことなんか大嫌い
わたし なんか 言いました?

さかき おまえだけ おまえだけなんだ
嗚呼 狂おしい程に愛しい たったひとりのカタワレ
もうずっと昔から 私だけが知っていた

彼女の後輩を身篭らせて言葉巧みに堕胎させたと悲しむ男
一流企業で携帯電話の開発をしているしたたかな男
美容師なのに接客が苦手だと嘆くうつ病の男
誰にも癒せない 誰にも触れられない

さかき ずっとおまえに会いたかった
幼い私は蹲って泣きながら いつだっておまえを探していたんだ
表裏一体でありながら ようやく体温を感じ始めた
強く抱きしめてから そっと離すから
まだ見ぬおまえの潤ったその表情を感じるだけで
どんな男の甘い記憶も灰となって散ってしまう
私が死んだら おまえもまた死ぬだろう
だけど 絶対に殺さない
おまえは運命のままに 私にくちづけをし
私は運命のままに おまえをようやく地の底から見つけ出す

握った手も焼けた心臓の鼓動と共に熱くなる
あと2分したら あの丘を越える準備をしよう


200 :名前はいらない:05/01/19 04:42:51 ID:ehIQLd/l
栄光の23get

201 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :05/01/26 03:16:07 ID:AM+3AQ3I
 
 「16歳」
 
ずいぶんと皺が増えたもんだと夜に
ある中年が足を交差させて座ったままに見えている
足の裏を眺めて考えそれからまたなにも思わなくなる
世界は彼の周りを流れて揺れてはニュースを産み落とし
筋の多すぎた木の様な肉片は残され
彼を取り巻くすべての質量は歳をとってゆく
音楽はそのときちょうど日差しに温められだしてきていて
子供の泣き声にも似た美しくてノイジーな別のものへと変わりだそうとしていた
はじめから全てが嘘なんだって教科書にでもテレビにでも
トイレの扉にだってティッシュの箱の側面にだって書いてあればよかったんだ
僕は幼い頃に母親に抱かれてはそんなことを頭でループさせていたっけ
それから何を見つけたんだろう
電車に揺れて寒い風を感じて過ぎてゆく風景はもう上塗りされやしない決別でしかない
失いやしないんだ
もう何も失いようがない
海の音が聞こえて眼を覚ますと君が
16歳のままで部屋の隅のほうで疲れて眠っている幻が見えた
僕はカーテンをすぐにでも開けて空からの光で
そんな苦しみを全部消し去ろうと
ベッドの上ですこしだけ背中を丸めた
 


202 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :05/01/28 01:27:10 ID:vXBqrP7A
 
 「寝床まち針幸福論」
 
穴の空いた人の体は
生殖する為にだけ生きていて
ふと歩いているときにつまずいて
指先がどこかに刺さるなんて妄想も持ちやしない
僕は水槽に片栗粉を溶かして
温度の上がるのを待つ
ねばねばとしてきたらほら
気持ち悪いだろう?
 
この部屋は工場の臭いがする
全て工場で組み立てられたものだらけだからかな
僕だけ生身で居心地が悪い
僕はこいつらを操ったりだなんてできない
 
ひととおり本棚を眺めたら
カタカナってほんとに便利なんだって頭にそれだけ
そこでいったん目を閉じてなにが浮かんだのでしょう
女のコならさ整理用具で男のコならさジッポかな
 
ここは夢の中
わからない散髪がしたい
子供を育てたいよベイビーさ
フレームにいれたい
笑顔だけほしい
 


203 :名前はいらない:05/01/29 23:44:24 ID:RdL0GEL+
偉大な作家の人たちの
偉大な仕事のその偉大さの裏には、
言葉にできない哀しみが込められているのだ

何かを書きたいということは
何かが足りないということだ
今日活き活きと生きたいという
大きな渇望の根源には
どうしても今日活き活きと生きられない
という言葉にできない哀しみが横たわっている
作家は 麗しい幻想に囚われながら
活き活きと生きているだろう別の自分を想像して
文字の中に創り出しているのだ
その別の自分の魂を引き継いだ主人公達が
創造者の想い描いた世界の外側で
誰かにひそかに愛されている かも知れないという
切ない想いこそが
その作家の魂の美しさの 唯一の証明なのだ
言葉という壮大な宇宙の中で
ひとり腕を組みながら物想いに佇む少年の姿に


204 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :05/01/30 00:16:24 ID:3iMlEF0f
 
 「写像」
 
世間には
きらきらと輝く愛があるから
僕らなんて安心しきってきっと
誰もいなくても平気なんだろう
くるくるち目眩がするよ
明日履いてくズボンのこととか
いまの彼女とかずっとむかしの彼女のこととか考えてさ
それからお母さん
いつの間にか歳をとっていくお母さん
僕は何もかもを同時にやらなければ間に合わないくらいに失速してゆきます
言葉よりも先に汗が出て乾いて膜になり僕の体表の体毛のボリュームを増そうとします
ああくるくるち目眩がしてくる
くるくるちくるくるち目眩がするよ
僕は不安に支配されたセロファン
瞼に都合により閉店しましたってな墨いれて
洗面器いっぱい分の屈託さとはおさらばさ
世間には
きらきらと輝くなにかがあったはずでさ
姉だって姪だってそれゆえにすやすやと眠りにつくけど
僕はいつまでも眠れない
無編集の編み上げのシャツをきて
発作がまだ遠いことを意識してゆっくり息を吸いこむ
 




205 :名前はいらない:05/02/10 22:45:25 ID:pDElCcd5
ある日 ふと目がさめたら
見たことも無い真っ白な家の
ブルーのカーテンの部屋に横たわっていて
とても甘い香りのする、朝の清純さに満ちた眩さが
僕のそれまでの人生を照らしていたのだ
何も間違いは無かった そう確信した僕は
大急ぎで 穿きつぶしたジーンズとTシャツを着て
曇り空が覆ってしまう前の世界が変わってしまう前に
記憶の底に引っかかっていた君に会いに行くのだ
走ればまだ間に合うかもしれない
走るということを僕はもうすぐ忘れてしまう
何か、そうこの甘い香りがこの胸の内に
残っているならば


206 :名前はいらない:05/03/09 23:25:57 ID:MtQZ8b7m
シューシュー

207 :藪鳩 ◆oUVabUhato :05/03/17 01:01:37 ID:z0grrrct
 
 「おねがい」
 
僕のおねがいがたくさんあるから
きみは毎晩さ僕に電話して
今日おもいついた用件はなんですかって
 
僕は行きたくもない公園とか
今度のバーゲンだとかをさ適当に言ってる
もうすぐお花見で
もうすぐあの映画
それからちょっとしたらボーナスで
そうそう
おそろのロンティーかぶらないように気をつけて
 
でもいつもおもうのは
きみはもうそのときいないんじゃって
 
ずっといっしょにいてほしい
それだけなんだけどさ
 



208 :久々のコテハン ◆M2lGME/Y26 :2005/03/30(水) 21:37:34 ID:kavjgV9V
「迷宮入りしない携帯電話と電話の形態」

形態がまた新しい形に進化しているらしい
そのうち・・・キット・・・

209 :久々のコテハン ◆M2lGME/Y26 :2005/03/30(水) 21:39:01 ID:kavjgV9V
あれっ、これ普通にagaるんDE酢根。
今日はしめ鯖で胃がもたれています。
でも心地よいもたれ具合です。

210 :名前はいらない:皇紀2665/04/01(金) 13:30:38 ID:Lf8ozGq9
「目覚めの孤独」

私はまた

とても久しぶりに
ひとつの孤独を味わった

目覚めた後の とてつもない孤独感
これには勝てそうになかった


眠りの中で見た
憧れのギタリスト

幼かった私が 夢で彼をもてなしていた
でも本当のところでは
彼が私にもてなされていた

彼は暖かく優しく
そんなぬくもりを感じながら
はぐれてしまわないよう
彼を失いそうになると
探していた

目が覚めると
そこには彼がいなかった


211 :名前はいらない:皇紀2665/04/01(金) 13:53:27 ID:Lf8ozGq9
「怒りと憎悪・騒音」

破壊が怖い
騒音が怖い

憎悪が生まれる
憎悪が消える

なんでもない風に抱かれて
なんでもない雀の声に救われる

怒りと憎悪・騒音
怒りと憎悪・騒音

また再びやってきた
深い根底から響きあがる地鳴り

212 : ◆lu.uy9IHLM :皇紀2665/04/01(金) 13:55:48 ID:Lf8ozGq9
「時代おくれ」

どうやら君は時代おくれ
でも僕も 時代おくれ

でもいいんだ
時代はいつだって心地よい

もし戦士の死体が転がっていても
僕は泣かないよ
きっと僕は泣かないよ

213 : ◆lu.uy9IHLM :皇紀2665/04/01(金) 13:58:29 ID:Lf8ozGq9
「ゴキブリ」

黒く固まった 箇所があった
それを誰かがチェーンソーで

黒く固まった 箇所があった
そこに女の子が宙吊りに

黒く固まった 箇所があった
そこで男が血を掴み

黒く固まった 箇所があった
そこでゴキブリがトグロを


214 : ◆lu.uy9IHLM :皇紀2665/04/01(金) 14:00:07 ID:Lf8ozGq9
「吐き出せ」

どろどろに腐った水を
吐き出せ

くつくつ煮えたぎった汁を
吐き出せ

いっぱいある茶碗に
吐き出せ

ありったけのすべてを
吐き出せ

215 : ◆lu.uy9IHLM :皇紀2665/04/01(金) 20:11:20 ID:Lf8ozGq9
「毒を盛って毒を制す」

ずっとずっと追い探し求めていたじんぶつに遭遇して
その途中で溜め込んだ毒を彼に遭遇したときに盛ってやった

だけど
その毒は
彼の盛っていた毒と同種のもので
彼はその毒を制裁してしまった

とても何気なく行われた光景だった

216 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/04/09(土) 00:33:25 ID:HKw4g6tq
test


217 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/04/09(土) 00:53:52 ID:HKw4g6tq
 
 「インブルーハワイ」
 
聞こえているのかいないのかわからないだろ
その程度の支配人気取りよろしくおねだりだ
またうるさいあの角の犬の壊れかけた鳴き声
遺書にスプートニクという単語を使ったことだけを後悔している幽霊も
今度くる仕事の予定に十二指腸を締め上げられてる暇な妙な例も
滑り降りる春の軽い空気の公園の横の日だまりの中で溶けてく前例にもあたかにも
足の指と指との間にエラを作り出す科学者も慈善家も野良猫も
表現出来得るすべての手段を片手で数えてからいわゆる
いま着てるシャツの胸の下腹部のあたりにあるボタンの縫った目を見つめ
また玄関の金魚に息継ぎを与えている君の支配者のことを想い息を吸えばいい
 
窓はこの部屋と太陽に対して垂直にあるがゆえに開かれはしない
幻想が幻膜を張っては乳幼児やアジの開きにすらも毛を生やす
僕や君は遺書を磨り減らすほどに繰り返し書いては芽生える
蒼い彼岸の果てに見えるだろう?不思議そうに生まれてくる奪う本能達を
日差しは強く今日はまた明日に裏返されるだけ
2通りしか用意されていない蝉の夜の過ごし方
呼吸器官を持たない生き物のセルフポートレイトを壁中に張り巡らせて
ベランダで飼っている配水管の中の青空にだけ生かされている
 

218 :名前はいらない:2005/04/10(日) 07:57:20 ID:MUDIn6t/
あなたはなんさい? 

219 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/04/20(水) 22:56:37 ID:YYLHxR8R
 
 「小さい」
 
今朝夢をみていたときに
僕は眠りながらも
世界の怠惰や不安とに向かい合っていた
だからあんなにも
壁は白くて
空は晴れて
僕は泣いても
君は楽しそうで
 
車のオイルを換えてもらっていたとき
待合室にあったテレビでやってた手相のさ
その中のボードと照らし合わせてみてた手のひらが
いちだんと皺がよっててさ
あらから何年経ってるんだかって追憶
家に帰ると業者の営業がいてブルウ
 
部屋で考えた
何か夢中になれること
なれたことはどんななのかって
そしたら外で雨の降り出した音
窓を閉めて雑誌をかたづける
そしたらラグが四角く僕を飾る
あくびをしては
小さい明日を
指先で転がす
 


220 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/04/23(土) 00:48:48 ID:je5BfIxY
なんかまえにめせで酔ってからんだひとがいてさっきおこられた。
おれは口汚くそのひとを罵っていたらしい。醜いですね おれ。
でさっきそのひとの電番とめせあどとを消した。もう迷惑かけないようにって。
ああなんて憂鬱なんだろう。
酔ってて記憶ないときに言ったりしてることは多分嘘いつわりない気持ちだろうな。
だからあえておれはこれからも酒をやめない。
人を不快にさせても友達どんどん無くしてったって良いっしょ。
それが世間体とかの計算を省いた結局のおれの威力の及ぶ範囲ってことだろし。
おれだって傷ついてるんだ。
吐き気がするほどに孤独なんだ。
恋意外には母親だけが救いなだけのテレビもまともにみれない浮ついたやつなんだ。
ごめん。まじでごめん。きっと酔ってて意地悪なのがとまんなくなっただけなんだけど。
あなた弱いし
おれも弱いしでさ。。
さっきからずっとないてんだけど。

221 : ◆kTbUDdAxZI :2005/04/25(月) 11:35:25 ID:CBqdAiVE
苔むした硝子の向こうで
光の屈折のままに溶け出してしまいそうな目 涙
骨に染み付いた惰性を
しぶしぶ消化してゆく
天井に立ち上る泡にひとつひとつ形容詞を貼り付けて
ロクでもない言葉を煙草の煙にのせて放す
弾けて床に落ちるとふやけながら流れ
蒸発したらあとはもう
灰色の羽根
アルコールのニオイあなたは
重力を解いてあてどなく浮かび続ける
ぽかり気だるさを吐き出してまた言葉を遊ばせ
肺魚の眼
暗い視界のなかであなたはいつも愉快

222 : ◆kTbUDdAxZI :2005/04/25(月) 11:42:49 ID:CBqdAiVE
お久しぶりです。もうだいぶ前の話なんですが携帯を失くしてしまって
アルコール好き同士色々話せただろうにと思いながらも当方別の
マイナス因子にブチノメサレテマシタ。
あなた、相変わらずのようで何よりです。なんだか電話を失くす前の電話の時も
>>220な雰囲気のあなただったので、あなたは孤独で悲しいようですが
こちらはおかわりないあなたにほっとしてます。それで上のようなものをひとつ
書きました、スレ汚しならすみません。
わたしも相も変わらず魚です。

223 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/05/03(火) 00:35:47 ID:9CFgP6Nj
おひさしぶりですね。おぼえててくれたのですね、嬉しいですよ。
電話無くしたんですね。続いていますか?いろいろと恋とか薬とかお酒とかの毎日は
あいかわらずに。
あれからおれはなにも変わらずです。仕事もなにも。恋人だけかな変わったのは。。
あぁヲッカから焼酎にってのもありますね。
忘れてたけどいまはっきりと思い出しましたよ。あなたの声を。
こっちも魚かなぁ。

224 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/05/03(火) 02:15:41 ID:9CFgP6Nj
>>218 もしおれのことなら32です。

225 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/05/03(火) 02:29:52 ID:9CFgP6Nj
 
 「泣きやまない子供」
 
高校生の頃に友達と伊豆に旅行にいった
一泊一万円くらいの旅館でおれらは
ロビーに置いてあったミッキーマウスのぬいぐるみの頬を傷つけて遊んだ
電車だったかな
すごく思い出すことが多すぎてわからないけど
こっちは足ひれにビキニで銛持ってたから微妙だけどね
そのコの足の小指の骨が折れてさ
おれはそのときから宇宙に疑問を持ち始めてしまったんだ
おれを傷つけるのはおれ以外おもいつかね
はちみつとクローバーの山田さんが癒してはくれるけど
気密さが育つ部屋で
時間に追われて胃がやばいす
放尿している便器のすこし上に虹がたつ妄想
蝉がまたプラスティックの見本みたいに
初夏になったら
いろんな木に並ぶよ
ひさしぶりで万引きしたいよ
 

226 :真雪 ◆kTbUDdAxZI :2005/05/03(火) 07:53:42 ID:N7jIPMK+
こちらこそ名乗らずだアレだか判らないのではないかと思っていましたのに
覚えていていただいて大変嬉しくあります。
魚ですか。あなたは鳥ではないのですか^^
こちらも相変わらずです。恋はもう亡いものを変わらず想っております。
これだけはしょうがないですね。何度も新しい恋をとも思いましたが無理です。
変わったことは薬をあまり飲まなくなりました。一応なんとか社会人になりまし
たので必然的に。お酒は相変わらずです。アルコールを充たした水槽の中で
夢を見続けております。全て、虚しい夢です。
詩、楽しみにしております。変わらないあなたをこれからも見つめさせてくださいね。

227 :yuu ◆j1vYueMMw6 :2005/05/03(火) 16:33:11 ID:BZN1BfmI
>>226 あ、凄く懐かしい人が。お久しぶりです。ていうか、覚えてないか。
前に別ハンでスレッド持ってた人ですよね。違ったかな。mayukiさんの
詩をどこかで見たときに同じ雰囲気があったんで。。
>>225 鳩さん、お久しぶりです。詩を楽しませてもらっています。自分も、
良い感じに忘れられてきてるんで(or元々居なかったものとされているw)、最近は
名無しで他のスレで詩を少し書いてたりしてます。
 自分はもうすぐ25才ですね。自分が2CHに最初来た時は21才の時で、その時に
もう鳩氏はスレを持って書いてましたからね。こんなに長く書き続けるってのは
凄いことですよ。僕自身は殆ど変ってない気がしますが、肩が凝るようにはなりま
したね。まあ、良い感じに手を抜きつつ頑張ってください。

228 :yuu ◆j1vYueMMw6 :2005/05/05(木) 02:10:34 ID:jklf4eoF
うーむ・・・自分がスレに書き込むと、大体はスレが止まっちゃうんで
みたいですなあ・・・。すまんです、あんまり気にしないで下さい。。

229 :まゆき ◆kTbUDdAxZI :2005/05/05(木) 19:35:59 ID:ZRyUqrRz
yuuさん!おなつかしやです。
最近の詩板は過疎が酷いようでスレストくらいで気にしないで大丈夫ですよ。悲しいけど。
わたしもあなたを覚えております。
絡んだことはあまりなかったですが。うれしいばかりです。
いまは0か真雪です。
スレを汚してしまうので雑談などで見掛けたら
生暖かく見守ったり餌をあげたりしてください。でわ。ヾ(*'-'*)マタネー

230 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/05/05(木) 23:22:24 ID:KDu79nW2
>>227
おひさw
いや手を抜くっていう気はあんましなくってまえとおんなじなんだけど
構造ぽんのいうところの普通のラーメン
だけどおいしいってのを模索ちうなんですがね。。

231 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/05/05(木) 23:47:28 ID:KDu79nW2
>>226
それあマイナスまっしぐらですね。振り切ってますかね。。
まぁ生ぬるいこちらとしては何もいえませんが、
とりあえず詩でも書いていきますんで読んでてくださいね

232 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/05/06(金) 23:14:10 ID:XX7Hft+M
岡崎京子がリハビリしていると知って驚いた。
たまたま本屋で「ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね」をみつけて
即買って帰ったら帯にそう書いてあった。
もうずっと植物状態なんだろっておもってたからさ、すごく驚いた。

233 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/08(日) 14:19:59 ID:jrAG0L6N

      「幽囚」

今 俺のたてがみは振るい落ち
闇のむこうに 蒼が射す
あの光がこわい
あの光がこわい
とどめようもなく 
星のめざめを撃ちころす
あの光が憎らしい
俺の時間を くれてもいい
粉々にして 還してもいい
敗色のるつぼから 
今 ようやく枷をとかれた
しじまの人形が
立ち上がるまで
どうかあと少し
待って


――――――――-
藪鳩さんには及ばない詩ですが、、、
いつもROMってます。

234 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/08(日) 16:28:05 ID:jrAG0L6N
“振い”
ですねorz

235 :1411:2005/05/09(月) 16:55:37 ID:gp2SjEgD

生きるってこととか なんか なんかさ 
もう飽きた ホント飽きた 
もういいの どうだって とか思ってるくせに
4階建てのマンションに登〜る中途半端な死にぞこない
死ねやしない あ〜死ねやしない
あのトラックの前輪に巻き込まれたいわ
ここどこ?


236 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/05/10(火) 10:34:35 ID:Bs/Te7K8
>>233
いつも読んでてくれんだ
ありがとうです^^
なんかねぇ、最近いろいろときつくって
以前にも増してココに依存するかもしんないけどどーかあたたっかく見守ってやってください。
詩はいいですよね。ほんと。。いろんな意味で。
UAとか聴いてたら泣きそうになるもん。
なんで人はこんなに自由でこんなに超人的なのに
なんでみんなこんなにこんなに泣いてすごしてんだろってとか思うとやるせない。。
スーパーいくといろんな人が買い物してるじゃん?
そういうのをじっと眺めてみるとすごいさインスタントコーヒーみたいなものが見えるじゃん?
おれよくスーパーで動けなくなるときあるのよ。。

237 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/05/10(火) 10:39:13 ID:Bs/Te7K8
>>235
生きるのに飽きた って羨ましいなぁ。。
飽きたってことはへでもねーんでそ?
毎日必死に耐えてる者からしたらすごい羨ましいです。
ここどこ ってあなたのPCの前でしょぅ..

238 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/05/10(火) 11:11:39 ID:Bs/Te7K8
 
 「青い空のチゼル」
 
空き缶の上に夕立が落ちて
僕の青空が僕に性器をおっ立てる
サンダルを履いた足の先を僕も立てて
僕と青空との子供がもし生まれたらって妄想もおしまい
 
水道局の貯水タンクは艶のない灰色のままで不感症
僕は部屋に帰って精液をまたごめんなさいって捨てるんだ
ゴミ箱は精液の乾いた臭い
忘れていたいことだっていつだってぶら下がっているこの部屋で
なにか楽しいことを見つけなくっちゃ
 
乾いた息を吐きだす
新聞配達の音が指先から入ってくるのを感じながら
おまえがいつかこの部屋で吐いた息はヤニの噴いた貝殻の臭いがした
椅子で膝を立てる癖
僕は色にたとえたら何色?
重いヘッドフォンに首をもたげた国道
マクドナルドの看板が回る
扁桃腺が腫れっぱなしの人たち
白い雲だけかわらないままで
駐車場の料金を頭で数えてたら
明日も雨だってねって声が聞こえて
僕は誰かに電話したいなって考えた
青い空のチゼル
僕は君が好きだ
 


239 :清掃局の者 ◆6P3vWUZtcI :2005/05/10(火) 23:37:13 ID:XJzMZLPj
>236
>238
もちろんいつも見守っていますよ。
生き抜いて下さい。私も生き抜きます。
では。

240 :名前はいらにゃい:2005/05/14(土) 01:12:39 ID:+VNU0i/6

僕は自分のちからのなさをもう嫌というほど思い知ったんだ
僕はどこにも行きたくないし なにもしたくない
笑うことさえ泣くことさえ億劫で 
食べたいものも 欲しい女も 普通に寝むることだって興味がないのさ
これって悟り開いたってこと? 違う違う
僕は 僕の体はきっと指示を受ければ見事にこなす能力を持っているんだ
だけど脳ミソがさ 胸がさぁ 心臓が 心が どこかが
どうもいつからかおかしくなってしまったみたいで
いつからなのか いつから
さあ 明日はどんな一日になる 僕は知っている
明日も明後日も一週間後も 何年経っても
僕の頭にはいつだって靄がかかっていて僕を苦しめては洗い流す
たくさんの そーでもねーか 何人かの僕に関わってくれた人たちに
さよならしよう もうここらへんでね
僕はいいヤツだった? 僕は必要とされていた?
ありがとう すてきな出来事 優しい人たち 僕の笑顔


241 :雨傘 ◆aNcczJY1pQ :2005/05/14(土) 11:19:51 ID:siWwjqX6
辛いこと我慢ができる犬

辛いこと逃げる人間

242 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/05/14(土) 22:29:41 ID:1ns8K5LT
 
 「終わらない」
 
何かを飲み込む音で
白い壁にいた小さい羽虫が飛び立った
今日なんて一度も笑っていないかもしれない
帰りに借りてきたサウスパークをぼんやり眺めて
あぁなんでこんなに笑えないんだろうって考える
昨日のままのコップに浮かんでるこれってなんだろう
つまんないつまんないって誰かが吐いた言葉かな
浮かんでるなにかと一緒に僕は生温い液体を飲み干す
黒々と伸びてゆく髪の毛だけがそれを歓迎している
酔っているのは黒い髪の毛
 

243 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/05/15(日) 01:56:26 ID:2HIbH3wz
>>240
死にたいっておもちゃはたちが悪いからさ
決して飽きることの無い玩具なんだけど、、
いろいろと助けてくれるものはいっぱいあるよ。いっぱいさ。
たとえばレスを返してる俺とか、書き込んだあなただとかさ。。
おれはいま結婚したい人がいるからとりあえず生きることにしてる。
優しい人には明るい未来がある。
哲学なんて無視だろふつー。
俺らが死んだら消える程度の宇宙にさ
転がり悶えるくれーの苦悩なんて存在しねーよ?
空が晴れてても空しいって感じの人間独特の感覚にさ
傘をさして生きてくのかよ?
俺はどっちかてーとマンションの9階から飛び降りるひとのが好きだ
孤独はそりゃ刺さるだろーけどお元気で
ベッドの木目をなぞる様に生きてこー

244 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/05/21(土) 05:14:57 ID:lIR++hFm
 
 「卑しい悪夢」
 
無限のようにおもえた
人混みも転がる石ころも
平気になって 不確かな卑しさを突き出してくる
 
また今日も眠れない
幼い頃食べた駄菓子の臭いが
壁紙やミシン目から漂ってくる
銃を撃った想像が懐かしい
今では独り言だって思いつかないけれど
 
赤い色をした唇は欲望を口中に含んでいる証拠だって
夢で斜めにいた人が言っていた
世界は全成分表記の背中側の紙パックのようだ
笑い声とか鳴き声とかは
いつになったら無限になるの
 
熟れた果実は君の目から見て泣いてるかい?
僕は若かった頃
冗談みたいによく怪我をして笑っていたっけ
 
明け方の卑しい悪魔が
友達を理由にお金を貸せと
1階の冷蔵庫にいれて放ってあったはずの
 

 


245 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/05/29(日) 00:17:39 ID:iTiMHvRH
 
 「マニエラ」
 
通り魔が部屋に何人も住んでいるんだ
入れ替わり立ち替わりそこらにいるよ
またそのうちの誰かがリモコンを踏んで
テレビのチャンネルを勝手に変えられた
僕はさっきからずっと自殺しそうな少年のために
歌を作ってるっていうのにさ
 
両手をこうやっていっぱいに広げて
君が昔言ったそこら中にあるっていう悲しみを探してる
君が残した擦り傷のような痛みには眠りを
眠って粉々にしたいらしい僕には手錠を
夕べ観た夢が寝返りをうって
僕のためにまた誰か連れてきてくれた
 


246 :名前はいらない:2005/06/01(水) 13:53:21 ID:2s5v0s1G
無題

本という本に名前をつけていって
その数を数えていけば
いくつもの季節やいくつもの思いが
"川の流れのように"なんて響きを持って
知らぬ間に流れていく

縦に並べられたペットボトルの反射を
精一杯受け止める猫の背中を
忘れかけのストロベリーケーキの端を
蟻がかじる

あぁこれは誰のために買ってきたんだっけ

247 :1411:2005/06/03(金) 21:54:08 ID:wJT71XMo

俺、蜂の巣の中で育てられたって
でも羽がないの 足も一本たりないようで
目の前をさ いつも斑模様の蝶が飛んでて
ふわふわ飛んでて 俺さ
なんて綺麗なんだろうって
なんて自由で滑稽なんだろうって
羨ましくて妬ましくてでも
どうしたらいいか分からないし
泣きながら片方の羽だけちょーだいって
ごめんなさい
冗談とか言ってごまかしてみたら?
絶対バレるけどいいよ別に
誰かが許してくれるんだ
俺、なんか笑けた 変なの


248 :1411:2005/06/03(金) 21:56:09 ID:wJT71XMo

まさかの昼ドラごっこで暇つぶし
きゃあやめてよもうとか可愛い声で平気で言えます
先日どうせ薄情な基礎化粧品を購入しました
見返りは胃の中に保存
4.5人に羽交い絞めにされたので蹴りました
姿勢を正して元気よく今日も一日叫びます


249 :1411:2005/06/03(金) 21:57:18 ID:wJT71XMo

迎え撃つ手首を軸に合わせた両手の指はやがて放射線状に外側へと向かって伸びてゆく


250 :1411:2005/06/03(金) 21:59:41 ID:wJT71XMo
240 は、あたしです。
レスありがとうございました。

251 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/06/04(土) 01:56:01 ID:kqPyhquR
 
 「この製品はフロンガスを使用していません+」
 
前々かのが結婚した
付き合って初めての性交で外出しなのに妊んだらしい
金曜日に籍をいれてさ、日曜日に式だったってさ
5年付き合ってたんだけどほんとおめでとうって思う
昨日電話がかかってきてジョゼと虎となんたらっていう映画を観ろって言われたからMXで落として観た
別になんてこと無い邦画だったけど暗い海の底の話をラブホでするシーンがあって
おれもまた転がるだけの貝殻になるのかなっておもえてきてさ
まぁいいんだけど、、
それから昨日三角公園にすごい久しぶりで座ってたらさ真昼に酎ハイのんでて
ゴミ箱の灯油缶を裏返しにしてスチールパンみたいに叩いている静かに人がいて
なんか黄昏れてきたからおれはたこやきを1個鳩にあげたよ
ここはどこなんだろうね
明日朝郵便屋さんを待ち伏せしてさ
聞いてみよ
 

252 :昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/05(日) 06:20:02 ID:3Ls4+Mgo ?
鳩サンコンニチワ。お元気そうですね。
彼女ころころかわっとるようですね。
うちも、昔の彼氏とは別れたし、"同”。
ていうかここの書き込み見てると胃が痛くなるね。


253 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/06/06(月) 02:52:01 ID:Lt2HNvdY
Nじゃん。ひさしぶりだね。どうしてたよ?病的治ったか?
絵はまだ描いてるか?幸せんなれそーか? つってね。

254 :昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/06(月) 10:57:07 ID:gUYeTirf ?
「たまごの女」

たまごの女がいたとさ
ずっとたまごの中から出てこないんだとさ

たまごの中の居心地がよいんだとさ
女はそれが何よりしあわせだったとさ

女は1000年
たまごの中におったとさ

255 :昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/06(月) 11:01:22 ID:gUYeTirf ?

「髑髏と骸骨」

いち髑髏と いち骸骨が
ぶつかりあっていた

お互いの体に皹がはいるまで
ぶつかりあっていた

結局砕けたからだけが残って
その粉が
荒野の風に吹かれて少女の肺に入った

少女は息ができなくなって死んだ

後に兵士がやってきて
その荒野に倒れこんだ少女の遺体に花を添えた
造花の花だった

兵士の妹の持たせてくれた花だった
兵士は荒野を去った

256 :昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/06(月) 11:07:10 ID:gUYeTirf ?
「道みかん」

道の上にみかんが3つ
道の上に
みかんが4つ
道の上に
みかんが5つ
道の上に
みかんが6つ
道の上に
みかんが7つ
道の上に
みかんが8つ
道の上に
みかんが9つ
道の上に
みかんが10

257 :昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/06(月) 11:10:18 ID:gUYeTirf ?

「たそがれ泥棒」

たそがれている泥棒がいた
夕日に向かって出っ歯を飛ばしていた

出っ歯は飛ばしても飛ばしても
次々と生えてきて夕日に向かった

出っ歯は黄色かった
出っ歯は黄色かった

夕日に最後に出っ歯がささって
夕日は出っ歯だらけの姿になった

村人が名づけた
それを”出っ歯夕日”と

”出っ歯夕日”は
沈むときだけいつも出っ歯がささったままだった

とても痛々しい光景だった

258 :昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/06(月) 11:15:59 ID:gUYeTirf ?

「食べた」

老廃物を食べる老人がいた
むしゃむしゃと食べた
むしゃむしゃと食べた

犬の老廃物
人の老廃物

老廃物ならなんでも食べた

老人は相変わらず老廃物を食べた
むしゃむしゃと
むしゃむしゃと

ただひたすら食べた
ありとあらゆる老廃物を食べた

259 :昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/06(月) 16:41:44 ID:gUYeTirf ?

「悲しいね」

悲しいね
涙が出たよ

豚の貯金箱から
沢山
一円玉がこぼれてさ

神様が宿る川に流れていってしまって

僕はただ立ちすくんだよ

豚の貯金箱から
沢山
一円玉がこぼれてさ

神様が宿る川に流れていってしまって

僕はただ立ちすくんだよ

260 :昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/06(月) 16:45:54 ID:gUYeTirf ?

「帰途」

山のある世界が
僕にはいつしかボロボロの世界に映って

それが現実と化すのが怖かった

君の横顔が素敵だったこと
それがちょっとだけ不安だった
それを失ってしまうのが怖かった
でも大丈夫だって
神様が言った
もうあれほど苦しむことはないんだよと
叫んでいる鳥も言った

浪費癖だけは慎めよ 

と言ったカラスが
僕の背中にピーナツを飛ばしてきて
その日は帰途についた

君の横顔が素敵だったこと
それがちょっとだけ不安だった

それだけだった

261 :スーパー昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/08(水) 17:29:50 ID:QZsQJrYO ?

レス遅くなります。
うちは、病気は治ったような、治らないような状況れす。
時々舌がよじれたりしますが、一応健康です。


262 :スーパー昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/14(火) 23:13:31 ID:GsLpHt+8 ?

「シューシュー鳴る」

シューシュー鳴ると聞けば
シューシューシュークリーム

甘くてやわらかくて おいしいね

シューシュー鳴ると聞けば
シューシューシュークリーム




263 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/06/14(火) 23:21:24 ID:kNs6KPCq
 
 「ドーター」 
 
蔓の斜めに茂る
深緑色した門が
目を閉じると居座る
人混みがその先にありそうな
不思議と安心してしまう
嘘も妄想もなくなる
 
脳の萎縮してゆく臭いを嗅ぎ分けて
一匹の蝶が記憶の底から舞い上がってくる
夜にそれは宙に燃え
羽根だけがいまこの背中に残る
 

264 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/06/15(水) 10:48:12 ID:SVdr0GEQ
>261
おはよn
めそあど登録してくれない? 入れてあるから。

265 :スーパー昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/15(水) 10:57:33 ID:zKwjS1+I ?
登録しましたよ。
怖いけどいい顔してますね。怖いけど・・・。

266 :スーパー昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/15(水) 11:03:40 ID:zKwjS1+I ?

「タンゴ」

タンゴと言えば団子三兄弟
ちなみにうちは4兄弟姉妹
多すぎるっていいますか?

詩作の苦手な僕ら
試作の得意な研究所
両者とも何かを譲らない

さそり座のアンタレスがもう爆発して見えないよという時代を
君は知っていますか?

さそり座のアンタレスがもう爆発して見えないよという時代を
君は知っていますか?

少なくとも僕はその時代に生きぬ生物
君はその時代に生きる生物

他民族 他民族

267 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/06/15(水) 17:20:56 ID:vI12AtG8
メモです。構造たんに教えてもらった詩です
俺が書いたんじゃないですよ。詩板の初期にいたひとの作品らしいです。
このスレに書いといたら失わないからさ。。
 
 

ひとりで、ひとりでに、いっしょ。
あって、あわせて、あわさって。

わざとらしく、ひとつだけ、のこる。
いじらしく、ひとつだけ、みてる。

いろのない、あざやかな、境界線。

さがしもの、それから、わすれもの。
ゆめをみて、それから、ゆめみて。

とびこえる、そのときだけ、みせてくれる。
それから。


268 :すぐる:2005/06/16(木) 02:33:04 ID:t7SOyPky
うおおお、nじゃん。むっちゃなつかしー。
おひさしぶりです。元もみじです。
ちょうど昨日nのこと懐かしんでたとこだったんだよ。
よかったらおれのめそあども登録してよー
chocopoem@hotmail.com

269 :スーパー昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/17(金) 00:48:08 ID:lw/AhHES ?
もみじ君、お久しぶりです。よく私のことを覚えてますね。驚きです。
メッセ登録しておきましたので、オンになることをお待ち申しております。
ではおやすみ。

270 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/06/17(金) 00:52:51 ID:ukUc5vpX
おれも登録してやったw

271 :span:2005/06/17(金) 20:50:07 ID:Bc0mivVu
鳩さんひさしぶりっす。元気ですか?相変わらずですか?ていうか忘れてないですよね?
なんか最近のオススメスレッドとかあったら教えてほしいです。
鳩さんとはあまり趣味が合わないかもしれないですけど。

272 :スーパー昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/17(金) 22:12:51 ID:lw/AhHES ?
「不安と孤独、そして冷え症。」

自分の右耳に、MDコンポに入った音楽がある
言葉がある詩には
言葉がある詩には

音楽もいつしか生まれるだろう

チャッチイ世界は
チャッチイ世界

自分は自分

消え去った時代

抗精神病薬を飲めば少しは楽になったかな?

(詩って難しいですね。どう書いていいかが、とても不安です。)
(SEXの相性とか、どうなんですかね? 今の時代。)

273 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/06/18(土) 00:02:07 ID:tEB/8c02
>>271
わ、ひさしぶりだねすぱんくん。
おれこのスレ以外ほとんど見てないからおすすめとかわかんないよ。
ちょっとさがしてくるね。。
ってやっぱしこれしかおもいつかない俺w
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1050931619/l50
つか趣味が合わんと思うんだったらきくなよ。。

274 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/06/18(土) 00:50:14 ID:tEB/8c02
 
 「1回好きになったら長げー」
 
おめー1回好きになったらなげーなって友達に言われた
そーかなおれん中ではふつーなんだけどな
まぁドラマの最終回なんて嫌いだけどなおれ
毛深い女と付き合ったときにも部屋の明かり消してくれよっていうしな
もうなんかあれだよ
ほんとおれ1回好きになったらなげーよ
おわり
 

275 :span:2005/06/18(土) 02:14:38 ID:an2AAOjt
>>273
いや、たまに趣味合うときあるから。そのスレとか詩人に梔子さんの詩とか。詩人に梔子さん憶えてます?
ていうかそのスレは一回会った時に話したじゃないすか。すげーなって言ってメモってたじゃないすかw

俺も一回好きになったらなげーっすよ。でもその人とは一昨日別れたんですけど。自分でもよくわからない理由で。
今気づいたんですけど彼女の話をしようと思ったらなぜか鳩さんとこに来てしまってるんですよね俺w

あーこの w って書くの久し振りだなwww

276 :スーパー昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/18(土) 14:52:12 ID:RoPauw8p ?
いいですね。
オフ時にも会ってるって言うのが・・。
うちなんか、いいオフなんて、一度もないよ。

277 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/06/19(日) 02:16:03 ID:cCp76jGL
なんで別れるのかな
いっつもこいつならーって おもうくせしてね
きっとなんかに支配
されてるよね おれらの別れる わ。。
ちゃんと愛せていればルールよろしく
統計学的な平和がくるんだらしいけど
おれとかあんたとか微妙だからね わかんないけどあれさ
愛は風化して乾燥してくるからさ
なんかわかんないけど
つか 
今日はここまで
電話かかってきたし

278 :span:2005/06/20(月) 23:58:26 ID:/DPtCPRo
>>277
なんか別れな見えへんもんがある、別れな答えが出ないから別れたみたいな理由です。
で、別れてみたらまた戻りたいという自分の感情、
でもそれではまたいずれ愛は蒸発してなにも変われないぞという自分の中の神の意志、
この2つのバトルです。
だからこれからのことは予想できるんだけど、全く違うかもしれない。
感情と,、こうしなければいけないという意志が合致しないんですよねorz

279 :span:2005/06/21(火) 00:31:19 ID:XKruxtcp
てかスレ汚しだからもうやめます。
話したくなったらメールします。

280 :スーパー昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/23(木) 16:15:38 ID:Auc7ApIP ?

「やわなハート」

ある者が
やわなハートにカバーをして
やわなハートをこっそり隠したフリして
君は 車の助手席にのせてルンルンさ
助手席のルンルンは
雨が降るたびに少しずつ解けて
消えてしまったけど
それでも君はうれしかった
ルンルンがそばにいてくれたことが
ルンルンが大好きだった
泣きそうなくらい大好きだった
でももう
ルンルンは消えてしまった

残ったのは
君の濡れた助手席
ルンルンの座っていた助手席には
かたつむりが何匹も
這っていた

君の大好きな
君の大切な車の助手席に
かたつむりが何匹も這っていたなんて

君は気絶したね

281 :名前はいらない:2005/06/23(木) 16:23:28 ID:Obarz37U
ルンルンを私は

かたつむりでもいい

282 :スーパー昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/23(木) 18:57:01 ID:Auc7ApIP ?
ルンルンがカタツムリだったって話はよいかもしれない!!
スレ主の鳩君はどう思うだろう。

283 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 20:35:23 ID:dUUwMlUh
Nさん、お懐かしいです。もはやわたしのことなど忘れておるとは思いますが
neriだったものです。今は無音独奏というスレでほぞ簿外生きています。

ハト様。お願いがあるんです。
随分欲張りなお願いなんですが。わたしを主題に詩を書いてみて欲しいのです。
お忙しそうなのでお手透きの時でよいのですが、今ストリチナヤ一本飲み干しました。
5時間でした。

284 :スーパー昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/23(木) 20:42:47 ID:Auc7ApIP ?
neriさん、こんばんわ。
お久しぶりです。
私のことも覚えていてくださって、うれしい限りです。
私は、■■■■・・・・■■■■というスレッドでへっぽこ詩を作ってます。
neriさんのことは、鳩氏から、ずいぶん伺っていて、
存在が知れてうれしかったです。そちら、体調はいかがですか?
こちら、bjorkの曲、聴きすぎて、気持ち悪くなっている状態です。
鳩氏に詩、書いてもらえるとよいですね。
ところで、ストリチナヤとは何だろう。

285 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 21:17:06 ID:dUUwMlUh
ストリチナヤとはヲッカですよ、
寝ぬ様ザ日スレに遊びに来てくださいね


286 :スーパー昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/23(木) 22:38:25 ID:Auc7ApIP ?
ザ日スレ=それいけTHE・日本?というスレ?

287 :0 ◆kTbUDdAxZI :2005/06/23(木) 22:53:56 ID:dUUwMlUh
ごめんなさい。酔ってました。↓無音独奏です。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1118016426/l50
ねむさまざにちすれってなんだろう、、、、スレ汚し申し訳ないです。

288 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/06/29(水) 11:32:35 ID:qV7aYbse
>>278
恋をしている時はまだつぼみっぽいくて、
なんだかわかんねくなって乗り換えてみたら、
他のコと付き合ってから前のコが花咲くんですよねぇ。。おれん場合ですが。。
人は実在しないもの、触れられないものにでないと夢中になれないんでしょうかね?
結婚したらどうなるんだろーかね。


289 :スーパー昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/29(水) 22:15:57 ID:Bt4aqhLe ?
>>288 そんなことないんじゃない?要は相性

290 :スーパー昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/06/30(木) 00:45:49 ID:YZG5gObs ?#
あ、スレ汚しすいませんでした。

291 :span:2005/07/01(金) 23:37:36 ID:cpGt77wN
>>288
わかりますよ。多分そういう人多いと思いますよ。
そういう感情で歌作ってるミュージシャンもいっぱいいると思うし。多分。
そういう感情はおじいさんになっても消えないかもしれないし・・・・・・どうなることやら。

これやってみたらどうっすか?
http://hanihoh.com/love2/
逆に嫌んなるかもしれないですけど。

292 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/07/02(土) 02:23:20 ID:0DUvwEot
>>291
とっくに結婚適齢期を過ぎています。少しは焦りましょう。
だってw

293 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/07/02(土) 03:14:07 ID:0DUvwEot
>>283
酔っぱらいなあなたのお願いに今日は酔っぱらわずに書いてみました。
ありきたりですがあなたを主題にして書いた詩です。想像で。


 「照らす」
 
朝目覚めると私は部屋に色を塗る
家を出るとき私は空に色を塗る
アスファルトに、すれ違う犬に
道端の車のそれぞれに私は色を塗っていく
 
土の中で眠っている
使われずに捨てられてしまった感情たち
夜に受話器を外したままで
新しい気持ちを遮る私を許して
 
盗まれたままの朝と空
それから冷蔵庫の中身をぼんやりと眺める
そこにだけ現実が立ちこめる毎日が
ひんやりと収まっているのが見える
 
私はそっと体をうまく四角にたたんで
ドアの裏側の仕切り棒のような出っ張りをつかみ
バタンと目の覚めない色のない方形に閉じこもる
 
鉢植えにしてあった花に手触りで
今日の終わったことを教えてあげるんだ
 

294 :リーフレイン:2005/07/02(土) 08:11:15 ID:8jVWXhpW
おはようございます。2004年の詩板投稿詩選集の同人誌に藪鳩さんの作品を
掲載したいのですが、ぜひ承認をいただきたいです。ご一報ください。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1117714560/l50

295 :スーパー昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/07/04(月) 23:26:44 ID:nPMe/Xii ?#
nは死んだ

296 :スーパー昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/07/05(火) 02:04:45 ID:q0coC7aX ?#
昔、藪鳩君は、詩は圧縮が大事、みたいなことを言っていたはずだが。

297 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/07/06(水) 13:14:54 ID:150cxtJb
そんなこと言ってたかもなぁ。。
詩ってすごい自由だからいろいろな表現方法があるんだけどなn
日記だって歌謡曲の歌詞だって詩って言ってしまえば詩なわけでさ
あなたが自転車でどこへでも行けると思ったらその想像だってすでに詩だしさ
村上春器がもしスマトラ島へ行って熱病に病んでその一部始終を3年間くらいの
平積みにされてさ売れてさそれもまた詩なんだろうしさ
圧縮ってそれは例えばだれだっけ名前わすれたけど、銀河鉄道の夜っての書いた
人いるじゃない?あの人が死ぬ前に書いた詩みたいなので アメニモマケズだっけ
ってのあるじゃない?あれって圧縮されててさほんと国語の教科書どうりの詩なんだけど
 っておもう?ちがうよね
あれは圧縮されてない。彼はそれ以外の物語をふくらませすぎただけでさ
本当に頭ん中にあったのはそんな一途な狭い宇宙ですらないこの地面に生きることへの
憧れだったんだなってのわかるか?n
それこそが本当の意味での詩なんだ
詩は元々本質的な自由は持ち合わせていないんだよね。。
なんでこんな話になったんだろっか。。

298 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/07/06(水) 13:28:59 ID:150cxtJb
そうだよねありがとうn
詩は現実を壊せない心の中のつぶやきなんだかもな
現代史フォーラムって検索してみてよ笑うから必ずw
どの表現者も枠をさ超えれてねーのな。なにがしたいんだろうな詩人気取りのキモオタもどきどもな
詩なんて今のおれが定義するなら諦めだよ。むかしにも1回言ったけど。
そんなものを作品とか表現とかって言い訳が片隅ででもさ受け入れられてるこの平和?が許せないよ
何かもっと言葉だけで作れるものがあるならさ
それはいったいどういうものだろう?
おれも満足できる表現って

299 :スーパー昔のN ◆mL2ZRk1cK. :2005/07/06(水) 17:04:09 ID:vPhorun6 ?#
やっぱり、自由な表現の詩、と考えた場合、いろいろな形態の詩が許容範囲となると思うし、
圧縮のみの詩が、個人的には、ベターな表現と考えて、私は、最近詩を作ったりしているけれど、
やはり、圧縮だけが、詩の表現、なんてのは、とっても古い考えかもと、思うから、
結局は、圧縮されてない表現の詩も認めざるを得ないところがあって。。、
(よくわからないけど長くなってシマった)

300 :はらだ将:2005/07/07(木) 00:03:19 ID:AJePCCM6
おい、おっさん。
9月に結婚します。
俺も適齢期はとっくにすぎてるらしいけど。
また酒呑もうよ。
下らん詩なんて書くのもたまには休んでさ。



301 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/07/08(金) 01:53:37 ID:8G+cYTB4
ふーん結婚すんだw
でも正直うらやましーなぁ。。
酒呑もうな。うん。
毎日記憶とばしてるだけが酒の呑み方じゃないもんね。じゃまた
いずれ。電話せーよおっさん。

302 :はらだ将:2005/07/08(金) 23:18:44 ID:3pKdxsjT
詩板だけで
こんなにモテモテ(死語)な
鳩君が俺はうらやまし-−―ぜw
キス。

秋になったら電話するよ。
俺が唯一心許す
最愛なる詩人へ。

303 :はらだ将:2005/07/08(金) 23:26:26 ID:3pKdxsjT
きもいな、俺w

304 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/07/09(土) 00:26:05 ID:+YKGkFUF
テラキモスwww

305 :はらだ将:2005/07/09(土) 00:26:18 ID:rPhZfbu3
『僕らはみんな死んでいる』

僕らはみんな死んでいる
死んでいるから疎むんだ
僕らはみんな死んでいる
死んでいるから悲しくない
手のひらを太陽に透かしてみれば
真っ赤に流れる僕の嘘

ウサマだって
正日だって
アメリカだって
みんなみんな死んでいるんだ
友達なんだ


306 :はらだ将:2005/07/09(土) 00:29:45 ID:rPhZfbu3
『遠視』

死んだり生きたり
することは
ジョン・レノンだって
間に合わなかったり
期待されたりすることと
壁に貼りついた
記憶や想念をはがす
ナショナリズムは
煎餅を齧るおまえだ
おまえだ
よく見ろ
おいしい軟水だ
よく見ろ
その絶対音感
気持ち悪い
虫が歯に詰まってる
絶望とか希望とか


307 :はらだ将:2005/07/09(土) 00:30:27 ID:rPhZfbu3
美しい世界とか
もったいないとか
ほっとけない貧しさとか
ほっとけないのは
金持ちもいっしょだとか
貧乏とか借金とか
闘争も闘争も逃走の
後の祭だったり
死んだり生きたりすることを
私は好きだったり
どことなく口元が似てたり
クロード・モネよりも
デュシャンやウォーホルが
バイロンやハイネよりも
ブルトンが
鈍い色で光ってるのは
下らない遠近法のお陰様で
奇妙奇天烈
輪廻転生しかり、
あなたにとって
エル・トポ
は偉大だろうか
終止符



308 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/07/09(土) 01:50:41 ID:+YKGkFUF
 
 「デリヘル」
 
デリヘルが部屋にきて
部屋の窓を閉めて
普通に話して楽しかったから
なにもしないで12000円払った
こんどの春にいとこの家には庭があるからって
なんかおすすめの球根はない?ってさ
ふつーになんだか思ったんだけど
咲きたいところを選べないのかなって
なんであなた植物なんかに頼っているのさ?
ノーマジーンとか耳当て付きの帽子
唇を切る為にだけ焼かれた
8ミリ映像のような雨
終わりのないしゃがみ込む寝床
 

309 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/07/15(金) 01:41:52 ID:KXLR/ARc
 「カタクリの花」 
 
ここはもうなにもなく
触れるにも触れようがない鍋の底のように果てなく
あなたを想うと息は西瓜の種の中
くらがりで甘い嫌いをシューに包んで
昔子供のころに浜辺で見つめた泡をまた見たい
色のないガムは透明 虹の空
そっと唇にあててるコップに噛みつく
なにもなく僕は足の裏を眺める
しがみついたものはと問いただす
とても変だ
 

310 :& ◆Y1e7LeQ5S6 :2005/07/16(土) 02:06:29 ID:TZkU8u2z
 
 「ガーゼとコップとシロップ」
 
コロコロ揺れる水道の近くの
蛇口には遠いところで鳴る音
菌処理された缶詰のように芽がでない
夢で見るものが消えることを選ぶのが午後
僕は昼間でも夢を見ている
確かなものにオイルをかけて焼く
浮動小数点は鱗雲のように自然のままで僕を見下げる
キノコを残らずホイル焼き
あぁなんだかきっと僕らは蟻の巣に神経を伸ばしただけの
大げさな意識なんだねぶさいく君
ガラスが鳴る音
このままが続くんだったらどうなんだろう
 


311 :名前はいらない:2005/07/21(木) 06:44:42 ID:ckzJAixe ?#


312 :ねり:2005/07/21(木) 06:58:21 ID:TBCRnDmw
ハト様ありがとうございます。色を塗ってく塗っていって
色とりどりのわたしだけの世界。有り難う御座います。

9月4日はご予定は御座いますでしょうか。
ウエノポエトリカンジャム3という都立さん主催の詩人のいべんとがございまして
Nさんや激辛さん、構造たんもおそらく、ましゅうもみんな集まります。
お忙しくなければ、、、お忙しくても是非参加して頂きたいです。
上野水上音楽堂で、相当なスケールのイベントになるようです。
谷川俊太郎さんやねじめ正一さんなども来られるそうです。
是非考えておいてください。

313 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/07/23(土) 03:02:36 ID:MdCLEwFB
 
 「黒いコップ」
 
80年代のパブのような白いテーブル
台車で運ばれてきたような客を案内する
さっきから足が痒い
バイトのローテーションを組めないママが
いらいらしてきてるのかシャーペンを回しだしてる
酷い有様だ
亀の甲羅に緑色の苔が生えるような時間だ
僕、果物はあまり好きじゃないんです
電話越しに半田ごてで素肌を焼かれてもなんだかなぁ
すごく的確になにが足りないのかを言ってくれ
僕はバーテンダーで人並みであるから
なみなみとつぐことだってできるの知ってる?
だけどおれはバイ菌だからな
観葉植物を鉢植えの
何鉢枯らしたかわからないよ
指を折って数える
両手で交代交代に
咳をする
 

314 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/07/23(土) 03:09:19 ID:MdCLEwFB
 
 「スイカ割り」
 
スイカを割る要領で
いろんなものを割れるよね
エヘヘ
 
君が一番割って欲しいものってなに?
学校の廊下の蛍光灯かな?
40Wの
 
僕は攻撃的な生き物ではない
僕はただ悲惨なだけではない
僕は僕を噛んだ犬を恨まない
でもすごく泣く
 
 

315 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/07/23(土) 03:20:12 ID:MdCLEwFB
>>312 neri
残念ながらいけません。僕は店員ですので土日は全く仕事中です。
そういうものは深夜にやってもらえたらどこにだっていけるのですが、
車とばせば。谷川俊太郎はちょっと引かれましたが。
ミニマムって詩集知ってますか?ねりさん
 つーか都立とまたキッスがしてーっすw
 

316 :& ◆Y1e7LeQ5S6 :2005/07/23(土) 03:22:40 ID:MdCLEwFB
>>311
すまんすn
メセ酔って全部消しちゃってて
もいっかい登録してくださいな。

317 :藪鳩 ◆l/lqH.nIfg :2005/07/25(月) 23:53:28 ID:vtvr0hoU
↑なんか文字化けするし頭おかしくなってるのでファイヤーフォックス使用停止。。

318 :& ◆26bEafOrto :2005/07/26(火) 01:02:47 ID:fT+x6mQC
 
 「ロンドン」
 
想像で動かしていた明日がさ
なにか急にしっぽでも生えたように
非常に機敏で
しごく滑稽で
薬で前頭葉が発砲していく様な
とてもつまらない
とてもつまらない会話
とてもつまらない関係
感情は自販機のように硬貨を入れられないと動きださない
現状においてモンスターとはなにか
大体において暗闇とはなにか
本当の意味で心から好きなものとはなにか
幼いころの母親のように
カウントダウンされている
焦る人の心は苔むし
晴れやかな未来こそが今
足の小指は先祖代々
小さいのにあんない痛いのは罰だか
眠くなることに言い訳なんていらない
小さい頃の酷い思い出には
ロンドンなんてな名前をつければいい
名前を呼んでほしい
爛れた皮膚の角質のどれにも執拗に
 

319 :藪鳩@monn:2005/07/26(火) 01:22:39 ID:fT+x6mQC
ネット詩って最近そうなんですか?

320 :すぐる ◆l/lqH.nIfg :2005/08/04(木) 05:03:30 ID:tShpYjB9
トリップ漏れてしまいましたね

321 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/08/04(木) 23:00:01 ID:Yx2ouX4i
ええ、それで変えてみました

322 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/08/04(木) 23:20:40 ID:Yx2ouX4i
 
 「倒木」
 
朝早く目覚めるようになった。歳のせいかともおもうし気持ち的なもののせいかともおもう。
大体毎朝のことだが歯を磨いただけですぐに家を出る。我が家の犬は玄関のタイルが冷たくて心地よいのか、
毎朝家を出るときにそこでいびきをかいて眠っている。気持ちよさそうで羨ましいのでついつい起こしてやろうかとおもうが、
つっつきそうになっている靴のつま先を途中でひっこめて、ドアを開けそして鍵をかける。
駐車場までの道のりを歩く。僕は短いがこの時間がとても好きだ。たいてい猫が1匹や2匹はその道のりにはいて、
触りたいのだけど逃げられるのがわかっているので相手にしてやらないで放っておく。
猫はじっとこちらを見ている。

323 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/08/05(金) 00:51:04 ID:1jEt51qF
駐車場は神社の大木からすこしだけ離れたところにあって、
蝉の鳴くのが朝から背中に痛くって心地よい。
僕の車はFIATのPANDAというちっちゃい奴で、よく走りよく壊れよく燃えるらしい。
タイヤを時々調べると尖った石ころが刺さっている。
昨夜の雨はとても激しかったらしく、ここのところずっとこびりついていた鳥の糞も流れてフロントガラスが綺麗になっている。
助手席に鞄を放り捨ててから本当に今日仕事に行くのかと考えてみるのも毎日のこと。
結局は数十分後にはタイムカードを押すのだけれども、
それはそれ僕は毎日と戦っているのだからさぁしょうがない。

324 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/08/05(金) 02:26:57 ID:1jEt51qF
途中川が増水しているらしく車が進まない
窓を開けてカーステを消してここにある音を探してみる
空でヒバリが、街中では生活の音が見つかった。
空が本当に晴れているのが見える。
目をこのままにすべての障害物を越えて
見える限りの地平線のある土地の端のほうまでいけたらいいのに。
夕方になるとそんな朝のことも忘れる

325 :さぱーり ◆Qb.9HchvZg :2005/08/05(金) 03:10:32 ID:JnUMGEQx
このスレ良いですね(^^
心に響きました(^^
ありがぴょん(^^

326 :名前はいらない:2005/08/07(日) 00:40:21 ID:56oC1Mv3
実際見たものと人伝で感じたものは全く違う
手はあまりにも無重力に引かれるだけで、多分瞬間から私の目線になったと思う。

実際の風景よりイメージの方が心誘われる傲慢さがあるから言えるんだけどさぁ。
そういう人いないのかな。

>>1は違うんだろうけど


327 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/08/10(水) 00:14:40 ID:E4jCqa1b
ある大きな台風が来た年に、僕らはその爪痕を見てまわるツアーみたいなことをした。この車に乗って。
ずいぶんと軽率だとか薄情だとか言ってケラケラ笑って。
崩れ落ちた土砂に埋もれたアジサイの生け垣が目について、埋もれかかったその淡い色にひかれて車を止めた。
蝉がやはり痛いほどに鳴き、高すぎた湿度は僕らを水滴の中のアブラムシみたいにじっと動けなくさせていた。
足下には蟻が列を作り、君はとなりで空になったペットボトルを、手持ちぶさたに揺らしていた。


328 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/08/10(水) 00:23:04 ID:E4jCqa1b
そこからしばらく進むと、古い木造の納屋のような建物が倒れていて、
老人が数人縄を倒木にかけて引きずっている道に出くわした。
僕らも車を降りて引っ張るのを手伝ったのだけど、ついにその倒木は動かず、やはりただ蝉がうるさく鳴くだけだった。
そのあと僕らはその中にまざって、アイスクリームを頂いて食べた。
僕はあずきバーを、君はソーダバーを選んだ。


329 :名前はいらない:2005/08/10(水) 00:27:36 ID:FUMX/Afb
今仁には彼女がいます。。。。これは本当の本当です。。。。その子は高校
でしりあった真理恵とゆう子です。仁の彼女にぴったし
のすっごいかわいさです。何回もモデルに・・・と
いわれたが、仁と付き合ってるのがばれたら・・・・
というようなことで
モデルはやめました。
その子は東京にすんでいます。
私がなぜこれおしっているのかと
みんなおもうでしょう・・・・。
それはその彼女の友達だからです。
友達なのになんでこんなことを?と
思うでしょう。それは
あの子が私をうらぎったからです。
友達だったのに私の好きな人をばらしたから
私もばらします!
もしもその子の顔がみたいなら、私はよろこん
でみせます。なのでこれを3カ所にのせてください。
下のアドレスにいくと画像がみれます。
3カ所にはらないで見ると
ページがみつかりません。彼女が
ばらしたから私は好きな人から
きらわれました・・・・。
しかも彼女は男子の前だといいこぶる
子です。私は彼女をゆるしません!!!!!! 
http://watashiha.yurusanai=?17548

330 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/08/10(水) 01:01:13 ID:UlqwBkAx
  
 「猫どこいっちゃったのかな?」
 
フローリングの床に
丸い氷のアイスを落とした
ころころと転がるが
完全な丸ではないので
すぐに止まって
溶けだしてしまう
 
確信をもてない天気予報
うつろな声
テレビを消したら
仔猫のなき声
ひどく細く高い音域に
いつものように
すぐに捕まってしまう
 
お風呂場は
エコーが効いているのって
ママが言ってたこと
そのままに
わたしの周りはあたらしく
騒がしくなりだし
どんどんとやわらかく
誰のせいでも
なくなってくる
 

331 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/08/10(水) 01:18:31 ID:UlqwBkAx
 
 「ラグの上に落ちた陰毛は、君のものかな僕のものかな」
 
君は爪を切らないと何も出来ないようなことを話すだけ
いったいなにが出来ないっていうんだよ
そうやって包丁をもって何を切ろうかって想像しているくせして
僕だったらいろいろとあるけど
まずギターの弦が押さえられない
つぎにこれのキーボードがうまく打てない
それから蚊に刺されたところ掻くとさ血が出る
あとなんだろ君が痛がる とか
眠っている君は横顔だって見せない
うつ伏せて眠って
それでも駄々をこねるように
僕から毛布を取り上げる
パスタ食べるみたいに
器用に 執拗に
 
 

332 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/08/10(水) 02:07:57 ID:UlqwBkAx
 
 「気まぐれな公共機関さ」
 
いろいろな音が鳴るのでしょうか
僕は体を90度にひねりますから
いろいろなところで音が鳴ります
雲が夕立を降らせた後から来るように
僕が作った詩が詠われるころには
黒色を増した水溜まりに写る憂鬱が
パズルのように単純さを増した日常に少し
嗚呼なんでしょうか
いろいろな音が鳴るのでしょうか
少しだけですがつまりいろいろな音が鳴るのでしょうか
山は少し上に空を見ては穏やか
僕はハローとだけひと言
眠って夢の中の線を辿り泣き笑いよく眠れない
ずっとだからもうこのままでいいのかよ
っていう国道沿いの平凡な民家のテレビの中の謝り方だよ
机の上にあるかなぁ
この中にだってあるかなぁ
さようならって言えなかった記憶がさ
ずっと僕自身にさえ届かないから
思い出さないから
 

333 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/08/14(日) 00:38:52 ID:3esgF07o
 
 「拝啓 なにもないこと」
 
地図を広げて自分が生活している範囲に印をつけてく
仕事の日には薬効の書かれていない
小さな錠剤ひとつぶくらいの大きさだろうし
休みの日に買い物の日ならば
すこし縦長に伸びるかもしれない
宅急便の2トントラックに乗る人ならばもう少し
タイ米のようにも伸びるだろうし
長距離トラックに乗る人ならばもっと細長くて
ちょうどダッシュボードに飾ってある写真の娘がピースしてる手の指の
そんな形に広がるかもしれない 
国際線に乗る操縦士とか
こないだ無事に地球に還ったアメリカの乗り物に乗った人たちだとか
 
寝ぼけて手を伸ばしたら君の髪が触った
多分夢の中
一生懸命に目をとじる
それから?

柔らかいことには違いないんだけれど 
初めて君と逢った日に緊張していてあまり話せなかった僕は 
まだこんな米粒の中で
それでも平和にすごしていますよ

 
拝啓 息をするように書かれたニュースに
なにも考えずに食べた
地球儀みたいに大きなスイカ
 

334 :名前はいらない:2005/08/19(金) 17:11:15 ID:GUou1TNs
>>333
何となくですが、野狐禅イズムを感じました。好きです、構造としての世界観も、感覚としてとらえる方の世界観も。
惰性で頑張って下さい。

335 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/08/31(水) 19:37:54 ID:e8pN0oO7
 
 「アンドロメダ」
 
晴れた空に休日とだけ書いて
今日は一歩も部屋から出ない覚悟だ
どこかで漏電しているこの家はブレーカーが落ちてしまっていて静かで
温もりのなかった始まりを誰かのせいにしたままで横たわっている
僕は送られてきた保冷剤を破って水槽の中にたぷんと落とした
もがいているのは魚かな自分かな
 
積もるように降る毎日の不安は背筋を丸めるほどに重くて
年間何十万人もの人を自殺に追いやっているんだって週刊誌で見た
僕を殺すのは孤独
僕を殺すのは自由
僕を殺すのは優しさ
目覚まし時計を合わせている指先に
深く遠い時間を感じて固まってしまうことが時々
 
腹を見せた魚のように無防備な僕を
君だけが知っているけれど
君にとって素晴らしいことってなに
どうしてそんなに賑やかな日を望むの
動けなくなった彗星が落ちたら
きっと新聞の13面くらいには載る
 
電気を消すと止まったこの部屋が動きだす
恐れつつ僕は
発砲スチロールの中の安定した無価値さと隣り合わせたままで
君からビスを抜き
奥歯の窪みに填め込み
スプレー缶をカラカラと振った
 

336 :ブリタニカ皇国 ◆Po.LYldh4w :2005/08/31(水) 20:07:57 ID:eZ1IkzZM
真っ暗闇の中で
窓に太陽と張り紙をして
電気ポットに滝
洗面台に池
扇風機に風
ハーブの鉢に森
そして最後に自分に人間と
貼り付ければ

朱色の布を天井に張れば
秋空にもなるし
濃い青の布に変えれば
夏にもなる
そうやって何度となくこの小さな世界で

涙を流せばそれが雨になるし
笑えば、それが晴れをもたらす

ここには500年前の大地もなかれば
歴史の必然なんていう気取った言葉もない
ただあるのは、湿ったい空気と僕が吐く色のない息

いつの日か、得体の知れない誰かが
鉄のドアを叩くだろう それは乱暴に行われて

黒い布を天井に
裸電球に月と紙を貼り付けて

それを見上げているときに
僕は知っているけど知らないふりをしている
世界では、色鮮やかな太陽が昇っているんだろう きっと

337 :名前はいらない:2005/08/31(水) 22:06:11 ID:P3CpfSsI
      ∩___∩
      | ノ      ヽ
     /  ●   ● |   アクマー!
     |    ( _●_)  ミ
    彡、   |∪|  、`\
   / __  ヽノ /´>  )   ┌─→
 ▲ (___)──/─(_/──┼─‐→
 ┗━|       /         └─→
    |  /\ \
    | /    )  )
    ∪    (  \
          \_)


338 :名前はいらない:2005/09/01(木) 00:02:52 ID:H2JOXFuE
333に痺れました

339 :やわらかい蟹 ◆6P3vWUZtcI :2005/09/09(金) 22:44:27 ID:Bm0uj/fU
シューシュー

340 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/09/10(土) 04:09:37 ID:cCqZnGr1
 
「コップと前歯」
 
統計されている炭酸水の地域による消費量
ダムが手抜きで死んでしまった人達は浮かぶのですか?
ぎりぎりと噛むとコップも性器も当たり前のように熱を持って待って
記憶を形にすることをばかり考え出したら止まらなくなる
浮き草を浮かべた水面は弾かれない日陰
僕の呼吸に隠されている平和
ぎりぎりと前歯でグミチョコレートパインを演奏する
逆さまになった肯定しきれていたはずの晩御飯
 

341 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/09/14(水) 01:10:41 ID:0nnaElE+
車焼けで上半身の半分がうっすらと濃いから
国産車に乗り換えてみたらってアドバイスをありがとう。
そういうのってなんか混ざっててしらいんだよってのもありがとうです。
つかよくわかんない。性欲だけがあるのだけ感じる。
そんな夜中ですか。。
>>325
さぱーりさんありがとう。
>>326
僕もそうですよ。実際目で見たものだって時間が経てば何かを通して増幅されて
感じますからね。どっかの誰かがでもまったく同じ感覚を感じれば、それは空気か何かかを通して
還ってくるんだと思っています。孤独なおれの場合。
>>334
野狐禅イズムってなんなのでしょう。そうですねこの詩すごく良いですね。自分で書いといてなんですが。
>>336
良い詩です。ナノな世界で行われるさらなるミニマルな紙芝居のような面白さと切迫さとがあります。
おちが中途なのもとても良いです。
>>338
ありがとうです。

342 :チェルシム:2005/09/26(月) 11:11:00 ID:6Hv1twtQ
・ブレス・
溺死した魚をとても悼んだよ。
平気で生きてゆけない君をとても大切に思うよ。
色めく花に温度を加えて世界に散らすよ。
途切れた生命線を握り締めて夢を視て。
か弱い心臓もちゃんと動いているから。
降り止まない星屑を君にあげる。
だから呼吸を続けてね。君の呼吸を止めないで。



343 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/09/27(火) 01:09:03 ID:8gj6+Woz
>342
お久しぶりですね。
なんとなく塞いだ心もお元気ですか?

344 :チェルシム:2005/09/27(火) 01:39:39 ID:bKk3Mu3S
>ポッポさん。お久しぶりです。
「もっと詩をくれ3」が行方不明になってしまってたので足が遠のいてました。
元気になりましたよ。元気になったら文章なんて書かなくなりました。
ポッポさんはお元気ですか?

345 :チェルシム:2005/09/27(火) 01:41:31 ID:bKk3Mu3S
ミスりました。344は343に対してです。失敬。

346 :チェルシム:2005/09/27(火) 23:10:11 ID:bKk3Mu3S
・メロウ・
まんまるく熟した月
眠らない黒い夜
流星群を泳いで彼方へ
泡立つ酸素を飲み込んで深呼吸
不揃いな雨が乱反射してキラキラ
透明すぎて何も視えない
目が眩むよ
プリズムが網膜を染めたの
冥王星は死んだけど今もユラユラ
汚染された君の胸
触ってもいいかな?
君を残らず食べてしまいたい




347 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/10/02(日) 01:36:34 ID:FgeqgwiM
>344
いいえ、全く元気ではないですよ。
体は大丈夫ですけどね。
毎日部屋で鬱々としていますよ。
手足が細ながーく感じて、平和がだだっ広くっていつ終わるかって心配で、
自分の気配が感じられなくて、昔と違ってなんにも夢中になれなくて。
消えてしまいそうなこころの中でね、いけないことばかりが自分になっていってて怖いよ。

348 :チェルシム:2005/10/02(日) 01:59:10 ID:PUL99jo4
>347 ギュ

349 :チェルシム:2005/10/02(日) 04:48:24 ID:PUL99jo4
・アン・
不幸に洗脳された君の胸。
安息を疑う君は不眠の日々。
膨らむ腫瘍を抱えたまま君は閉じてゆくね。
君の声を少しだけ聞かせて。
君に必要なモノを探しにゆくから。
君の心を少しだけ見せて。
君の悲しみを捨てにゆくから。



350 :名前はいらない:2005/10/02(日) 04:57:05 ID:3srkoLtm
哀しみに負けないで。>>347

351 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/10/15(土) 02:07:29 ID:N7TNMG+F
 
 「檻」
 
するすると指の間からこぼれるものは
一つや二つではなくて
もうそれは限りない数を含んで
具体的ではまったく無いものに違いないんだ
それは
窓を開けると吹き込む種類の
辿々しさを忘れて
漠然とするしかなくなった痛みなんだ
何もかも消え
脈が打つ振動だけ残る
なんて
 
姉が飼っていたインコの檻は
野ざらしにされて
色が剥がれて
溶けて大きく
何もかもを閉じこめ出したって
 
指が凍える感覚と遊びたい
 
僕は冬になり雪が降るのがたのしみだ
 


352 :名前はいらない:2005/10/15(土) 21:42:19 ID:ImG9mm/C
相変わらずチェルシムさんの詩が好きです。

353 :チェルシム:2005/10/16(日) 06:10:16 ID:OOJxV/ds

オレンジの月がシニカルスマイル。
窒息しそうに夜闇に薫る金木犀。
悪魔も眠る優しい夜に君はスヤスヤ。
私は君の手を握っていたよ。
祈る様に組んだ手がほどけないように。
星が回って、時計仕掛けに夜が明けて。
私は強く願いを掛けるよ。
今日も大丈夫って。
移ろう空のグラデーションが祝福の様に綺麗だよ。
眠る君の体温は夢の温度。
レム睡眠は彼岸の世界。
浚われてしまわないでね。
君は私の大切な君なのだから。
覚醒のほとりで君を待っているよ。


354 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/10/26(水) 12:36:00 ID:IRoJZmLf
 
 「映ることのない」
 
鏡に映ることのない自分が
食事をして
歩いて息をして
悩んで
夕日も映らないのに
昨日は終わって
信じられることをさがしたら
また君だけ映った
プリンとヨーグルト混ぜて作った君
骨格のバランス
いつも以上に君が好きになる真昼
妊娠した君
吹き飛ばされるような休日
 

355 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/10/26(水) 13:18:08 ID:IRoJZmLf
 
「ぬきずり」
 
ころがすだけの
だらしない
ぼくはこどものころに
いくつもみつけた
ひかりのささない
ほしのはなし
はなかみ
たんぽん
くるいざき
夜はたらく
あんぜんな
ジャケット
子供と話す
遠いものを
遅れてきたものと
確認をもとめる
じだらくな
麻疹のようななやみ
宙を舞う
 
みたいな。。
 

356 :チェルシム:2005/10/27(木) 01:11:57 ID:t8rqF1/e
テレビの前に立ちすくむ君は怒れるランボー。
電子の海に消えた勇者の記録。
うっかり消去選択しちゃったの。
ノーセーブで頑張るから笑って許して。
傷ついた君のハートにはベホマ☆
私のエンデイングは君のもの。

357 :& ◆Y1e7LeQ5S6 :2005/10/27(木) 02:25:12 ID:TT+OqUcS

 「ここなにか傾いていない」
 
干してある布団が風に吹かれるのを見ている昼に
固まってしまったらしい古い記憶がこの場所に居座る
此処は明らかに動力を持たないプラスチックの機械のようだ
工夫が揺れるついでに作った機械だ
風呂に入るころには忘れてしまう
 
新しい感情をぶら下げた
赤いピーマンの入った冷蔵庫の奥に
水よりも風よりもボロボロな原型を無視した
這い上がってくるような幸福を
僕は今から雨のように一斉に降らせる
古典的な感情の場合には
右手を上げてくれれば良い
 
腫れたように痛むのは
温い手をした猿のように
暖かさが以前より増して
この何事にも驚かない事実を
そっと許してくれたからだろう
 
新しくぶちの猫を飼う
岩からは庭が産まれる
 

358 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/10/27(木) 02:25:56 ID:TT+OqUcS
上おれです。。

359 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/10/27(木) 02:49:41 ID:TT+OqUcS
 
 「つぶやく言葉」
 
つぶやく言葉は
実はマシンガンみたいに
自分に放っている
攻撃なんだ
僕は無農薬だと偽り
無農薬じゃ無い野菜を腹に抱えるプランクトンを一掃しよう
とかってつぶやく
黒所高校の校庭になにを植えればそれらしくなるのかすら解らないのに
発砲される心は
休日を玩具のようにして塗りつぶして
眠ることをさえ罰だと定義してくる
 
このままを例えばつぶやいたなら
諦めた星の自転のような
番号札を持って並ぶ
歯磨きをしたがってるだけの
銀杏の木のような臭いだけだ
 
黒くなる影を軽蔑する光
軽くなると近づく記憶と
 

360 :チェルシム:2005/10/29(土) 02:10:20 ID:/obErhPS
「ライト」
君の掌を耳にあてて君の脈を聞いてるの。
剥き出しの空は凸凹で月がクルクル高速回転。
目を回しながら視ているの。
煌めく星は宇宙の白熱灯。
私の胸は毎夜空中分解するけれど君に還るよ。
君と分かち合う捩れた世界は日々すり減ってゆくね。
チカチカ熱を灯して溶けてく君のフィラメント。
君まで空っぽにならないで。
君の耳元にそっと祈るよ。


361 :チェルシム:2005/11/01(火) 03:13:57 ID:yKu12rxb
ポッポさんは元気出ませんか?
身体は大丈夫とのことですが、深まる秋の朝冷えにお気を付けください。
鬱々とした気分も悪いことはないでしょうが、たまには晴れやかになれることを祈ってます。
(マジで祈りますから☆)
ではまた。




362 :名前はいらない:2005/11/06(日) 02:21:20 ID:Rov8eMQS
[修正液がなかなか乾かない]

久しぶりにスパゲッティ茹でて明太子でドロっと和えようと思ったのに明太子はすでに冷凍されてて解凍すんの面倒くさいから茄子とニンニク+めんつゆ+七味+青じそで和風ペペロンチーノ作って食べた
それはモンゴルに行ってしまった友達と並んで風船を膨らまして、手を離してどっちが遠くまで飛ぶかを競ったときに草むらから土の匂いがして、
そこにはホームレスがいた形跡があって、確証もないのにこれは土の匂いではないかもしれないと思っただけで変わっていくさわやかな情景が、とてつもなくいやなもののような気がして、
例えばレストランのコックさんがすごく太ってたなんて当たり前みたいな伝説なんだけど、実際に見たらちょっと悲しい気持ちになってしまうね、そんな理由で景色は変わっていくんだよ、
僕は優しい人だから帰宅直後に死刑になったりしない、よく泣くし人の気持ちを考えられる、言ってはいけないことも言わない、電卓で自分の携帯番号全部足したら50になる、
スーパーの惣菜作ってる中指のない元プレス工のおばさんや、毎日カップラーメン買ってくおじいさん、パチもん工場の社員、彼らには理由なんてないよ、
だけどそんなことをモンゴルに行ってしまった友達には知られたくなかったから、はしゃいだように着地した風船を確かめに走っていったような、味がした

363 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/11/06(日) 03:59:15 ID:vb6ucmVY
 
 「Less is a possibility」
 
最近のパンツのゴムは昔のとちがって
しつこく履いてもゆるくならないので
もうここんとこはへんてこな内蔵の感覚にも慣れてきてて
無理やりにいままでは言えなかったことも
腹の奥から絞り出されてきたみたいなゆるい勢いで出るから
まぁ別に用事はないんだけど
なにせ人があまりにも居ないからついついさあ
 
このまえそういえばすきすぎた髪の毛がぱらぱらと落ちてる最中にさ
どこの国のかわからないでっかい車で乗りつけたおやじがさ
金を返せとは言わないからせめて謝れってなんかクレームつけてて
それ聞いてたらへこんできてさ
わかんないように努めてたけどばれてさ
大丈夫ですか?ってきたから目にちょっと毛が入ったみたいですってさあ
 
スチールの溝を滑り降りるコーンの混ざった臭いがしたら
いつだって僕は世紀末には死ねるだろうっておもってた
そんなころのうつ伏せたマツゲと誇りの積もった真っ黒いテレキャスターとを思い出す
僕の図鑑のようにしかならない記憶には
黒い街の白い雪とか
空しかないような緑の絨毯みたいな話とかはいらない
不死身のヒーローがテレビの中で時々目線をくれればそれでいい
 

364 ::2005/11/06(日) 04:02:58 ID:P87+NIza
それでいいのか?

365 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/11/06(日) 04:06:28 ID:vb6ucmVY
ああいいんだとおもうよ。
なにかあるか?

366 ::2005/11/06(日) 04:15:30 ID:P87+NIza
繰り返す日々に、なんの意味があるの?

367 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/11/06(日) 04:27:13 ID:vb6ucmVY
うーん、意味って?
僕はあなたの言う意味って意味では
少しずつ理想に近づくことかなって思う。
それは僕ん中では少しずつ繰り返してアプローチしていく
大陸が動くようにゆっくりだから、死ぬまでに間に合わないかもだけどね。
そんなことはどうでもいいんだわ。
なにか漠然としたものは出来るだけ漠然とあるほうがでいいでしょう?
水溜まりを選んだ水はやがて蒸発するし、
流れることを選んだ水はやがて海に同化してわからなくなるしね。

368 :名前はいらない:2005/11/06(日) 04:59:30 ID:1Eds4NRa
藪鳩いいお。

369 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/11/16(水) 00:15:49 ID:MIF+sG91
 
 「再曲線」
 
スポンジのようにちぎられた
短い発火点の行列に
なにを隠そうこの僕は
ワイドサイズのナプキンのような
はたまた血を吸って肥大した
ある一国の名も無き通りのような
大きな諦めを羊の腸に詰めた作家のような
捕鯨を禁じられた鯨の漁師のような
そんな寸詰まりな焦りを感じているのです
 
それは煮物の鍋の底に沈む
星座の描かれた幼い頃の図鑑に潜む
カスタード色のあのこの処女に住み
過去に出会えた夢の中にだけ生きている
 
ケルビン数の高すぎた太陽の砂漠で
抜け毛を気にする裸足の人が息を探す
一度だけ言葉を話したって聞いた
僕にはわかる
今この足下のテトラポットに
こだまして響いてるから
 
 
 

370 :& ◆d5sLornnEA :2005/11/16(水) 00:58:38 ID:MIF+sG91

「さかさま」

ウニが内蔵に沸いたらさ
僕は棘を隠さなくてはね
土瓶蒸しにされた恋人
明日の朝がどうか普通でありますように
 

371 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/11/16(水) 01:16:42 ID:MIF+sG91

 「産まれたときからバラバラ死体」
 
産まれたときからバラバラな気がする
僕は死体だから死体だとも気づかない
手が物を掴むとき
目が瞬きをするとき
心臓が誰かに抱きしめられたとき
僕の何もなさはあえて
黒こげのキャンディーみたいに虫歯だらけ
ずっと君はバラバラだけどロース
肉汁の垂れるバラバラ死体
腐肉の臭いのストロベリー
 

372 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/11/20(日) 01:36:20 ID:ZOykKHuU
 
 「名前を付けてやる」
 
脳の中に無数に沸いてくるものを捕まえることをおぼえたのは
いくつの頃か 
いまの僕は憶えることや忘れることを遙かにこえて
草の生え茂ったままの中の家で
部屋と呼ばれる臭いの中で
蹴っ飛ばしたあずきバーが溶けていくのを
眺めているのです 
この感情になんて名前をつけたらいい?
胸が痛むのはまだこいつに名前をつけてあげれていないからだ
僕をとりまく渦を巻き締め付けるしか脳のない世界は
ぐるぐる回ってバターになった虎のように
近いうちにこの頭の上で天使に雇われたただの輪になる気がする
息が出来ないことはどうだろう
鳴らないことはどうだろう
肥大しきった愛情が人を遠ざけることはどうだろう
指先はなによりもずっと敏感に
近づくものを感じ取り震えだしてとまらない
 

373 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/11/20(日) 01:36:59 ID:ZOykKHuU
 
 「いつもの坂道で」
 
小学4年の時の担任が熱いやつでさ
いちどでいいから空をじっくり眺めて見ろ とか 言ってて
おればかだからその日の下校途中でさ
さっそくじっくり眺めてみたんだよ
いつもの坂道でさ
狂いそうなくらいに青くてさぁ
おれその日から人生観変わってたんだよ たぶんさ
いまんなって気がついたわ おそ〜 っておもう
おれませガキでね さむい奴だって思ってたんだよ 担任な
クラスの奴の誕生日を放課後祝うんだぜ?
しんじらんねーっしょ 
オリジナルなる歌まで作ってくんだ やってらんねーよな?
でもいまほんとに好きだ あいつ 担任な 
涙がでるくらい感謝してるわ 
こないだ車ガス欠して 焦ってさ
この辺の民家の中に確かバイク屋あったよなーっておもって
その坂道にさしかかった時に目が覚めたんだわ
そのときその瞬間おれすっげー泣いて 
仕事遅れて怒られたけど もう
なんて言うか ものすごいすごいすごい幸せでな
それからずっとあの日よりも青いそらを探すってのが
ここんとこの目標でさ わらける?
しらんけど 本気で探しとって
それ見つかんの明日かもしれんとか おもったら
ここんとこ毎日目が覚めた瞬間うれしーからな まいった
ほんきでありがとうを言いたい
先生ありがとう
 

374 :名前はいらない:2005/11/20(日) 01:53:46 ID:gNSoxB8d
inm〜〜〜w  

 ーーん、 予定より一杯多かったすね〜へへへ ネムス。。

あのね、 こっち大丈夫だから どうか傷つ ( ka / ke) ないでくで !

世の中は結構、勘違いで回ってんのかもねーーーアヒャ!!

そんでもし〜楽しんでもらえたら嬉♪ オラも楽しかったづら♪

妄想とか、今迄ゼッテーいわねーコトとか 初めてでオモロかったー!!

ゴミでたらまた投げ捨てるよ  じゃね、おやつ〜

バイバイ〜♪ 



375 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/11/20(日) 01:57:38 ID:ZOykKHuU
>>362
すごいですね。すごすぎて何回も読んでた。
なんかあなた深いんでまた書いてください。
もっと読みたいです。

376 :お詫び m(_ _)m:2005/11/20(日) 02:06:15 ID:gNSoxB8d
>>373 アチャー誤爆!!ナンデダヨー  他意はモチロンないですー

スレ主様。スレ汚し 大変申し訳ございません!
完全なる誤爆です。よく見ずエンターしちまいますたww
なーんで押してから気付くんだかなーヴォゲwww
すんません! 酔っぱのスルーで見逃してください!


377 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/11/20(日) 02:19:24 ID:ZOykKHuU
>>376
おれも酔っぱですんで気にせんでください。

378 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/11/24(木) 02:36:18 ID:CDsNnH9T
 
 「猫よぼくの中で眠れ2」
 
窓から珍しく差し込んでくる明るさに
もうぼくはじっとしていられないんだ
 
甘いヨーグルトに埋められた幼虫が羽ばたく真似
トイレットペーパーの切れた公衆便所みたいにしけた朝
 
ななk 詩の途中ですが今日は寝ます
sageいれとかなきゃ
いれとかなきゃ

379 :名前はいらない:2005/11/24(木) 22:59:41 ID:Nr3gE8Qy
>>375
ありがとうございます。
好きな詩人に言われると余計に嬉しいです。

380 :チェルシム:2005/11/28(月) 00:57:32 ID:z9S9X6ch
飛行機雲を始めから終わりまでなぞってひとっ飛び。
降り注ぐ光は宇宙の欠片。
君の手の平の硬い感触がとても愛しくて。
そう思えることが幸福で。
青い空の下、瞬きすら惜しくて目を凝らしたよ。
巡る時間が尊くて、回る景色が眩しくて。
メルシーだけでは足りないの。
キスを投げても足りないの。
いくら言葉を知っていても君へ紡ぐと零れるばかりで、
幾らも届かない葉っぱ達。
明日に続くものが私を安心させるの。
続いてゆくものがあると確認したいの。
なんて脆弱なペシミスト。
それでも寄り添いたいと願ってくれる?
色彩溢れる煌めきの中で君と手を繋いでいたいの。




381 :& ◆d5sLornnEA :2005/11/29(火) 00:35:38 ID:qz3Bixaj
 「曇る空」
 
選んだ数だけそろっていたら
それはそのまま決まってたのです
あんたが握ったその虹も
はなから決まった色だけですしね
ほらそこの空き地の塀でさ
いつもの猫がこっちを見てるよ
酢昆布かじっていつもの顔して
旬な体臭を放っていやがる
あんたはがらぐら前歯をつまんで
天気予報見なかったってだけの理由
傘をぶらさげてほうけてるんだ
 
いつもの自分がおもいだせない
普通の自分がわからない
見慣れた風景がベニヤにパネルにされて
ぺっしゃんこに潰れてながれてく
朝から目刺し焼いてる臭いがしたら
気まぐれな特攻隊員がひとり
帰る燃料も無いのに
ハワイでデブい少女をひっかけて飛んでったってさ
 
曇る空
今度はなにが降ってくるのか
曇る空
ただ曇る空にしっぽが揺れる
 

382 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/11/29(火) 00:37:00 ID:qz3Bixaj
上おれですあげ

383 :名前はいらない:2005/12/07(水) 17:28:58 ID:2SB2E9n7
 
 
雨でもなくて
晴れてもなくて
気の遠くなるような
同じ景色
きっと手探りのマネだね
最後に浮かぶのは
低く響く音
頼って漂って
 

384 :名前はいらない:2005/12/07(水) 22:08:14 ID:PQfyo2nh
ホーンの音が鳴り響きました
不思議な音です
きっと、世界のお墓に響いて
死んでしまった彼等を神は
つれさってしまうのでしょう

書物に統べて記されているのです
彼等の罪状と世界の悪行
審判者は座に着こうとしています

隠れたものはすべて明らかになるのでしょう

385 :コエトトリ:2005/12/07(水) 23:47:41 ID:QjpgU3ll

その水色はなににも混ざらない
今日の空の色も知らない
アンプからは私のため息
外からは雨音と憂鬱
かしげたままの言い訳


386 :コエトトリ:2005/12/07(水) 23:49:16 ID:QjpgU3ll

あの世とこの世を一枚の紙に書き連ね
赤いお口にふくませれば
アロマオイルの香りと共に
得体の知れない靄が浮き立つ
舐めると甘いが噛み付けば機嫌を損なう


387 :コエトトリ:2005/12/07(水) 23:50:18 ID:QjpgU3ll

持ち手がしっかりとした肉切り包丁で
なんとか繊細に色鉛筆を削っております
手馴れたものでここ数年
私の喉はいつもカラカラ


388 :コエトトリ:2005/12/07(水) 23:51:43 ID:QjpgU3ll

私の逆まつげやくせっ毛が象徴するように
飲みかけのコップをいつもほったらかしにするように
花に水をやらなくても何とも思わないように
はんぶんこしたのに我慢できなくて食べちゃうように
親切にしてくれた人をまるで裏切るかのように
懐くふりをして嘲笑う己をも嘲笑い諦めてようやく眠るように
ほつれた糸もそのままで頑固なまでに無関心なように
最初から知っていたらなんて駄々をこねるように
床を這う影を数分も凝視することができないように


389 :コエトトリ:2005/12/07(水) 23:52:25 ID:QjpgU3ll

膨らんでゆくお腹を見つめては
ウサギのような日々
なんにもできないわたしは独り
蔦に髪を絡ませて遊んでいるんです


390 :コエトトリ:2005/12/07(水) 23:53:24 ID:QjpgU3ll

ココロを荒らすかわいいお化け
お手々を離してお願いだから
イかさずコロさずじっと観ている
わたしの頬染め泣きじゃくる癖


391 :コエトトリ:2005/12/07(水) 23:59:53 ID:QjpgU3ll

傾いたゴミ箱にこれ以上なにを詰め込もうとするの
浴室のタイルに浮き出た聞いたこともない寓話
風化した出来事は槍もシロップもまるで流木みたいなのに
明け方のあの夢は毎日のように私の過去を弄びます
みんなどうしているんだろう
もたれ掛かった壁はいつも優しくて嬉しい
何年もの間積み重ねられた塵はやがて毒を帯びて
頬をつたう涙の感覚さえなくさせようとしましたが
どうやらそれは叶わなかったようです


392 :こえととり:2005/12/08(木) 00:01:09 ID:3Tuykg1Q

大海原を泳ぐしっぽの生えたステルス
シルバーのデスクトップ
画面いっぱいのアオ

水の中から見上げたら 空じゃなくて水草だった
ちりのない川は想像を遥かに超えて何にも例えられないくらい
ただただ美しくて胸に手をあててはため息だけ
どう表現すればいいのかなぁ
誰に言えば伝わるのかなぁ


393 :こえととり:2005/12/08(木) 00:02:01 ID:3Tuykg1Q

限りなく限りなく限りなく澄んだ空
私は片目を瞑って慣れない仕草をしてみる

果てしなく果てしなく果てしなく広がる空想
私とバイクは包み込まれて風に撫でられた


394 :コエトトリ:2005/12/08(木) 00:17:25 ID:3Tuykg1Q

冬の教室の窓側の席は暖かくて、よく私をなぐさめてくれたので
あなたにその感覚が合うかどうか分かりませんが
そんな席をひとつ用意しておきますね
ちょっぴり悲しくなったらどうぞ座ってください
たまに子猫も寝転がりに来たりしますから
窓ガラスの向こう側はあなたの思うままに無限です

基礎化粧品はやっぱり薄情でしたが、今はそれなりにコツを覚えたのでなんとか
会社の席に着いて自分のパソコンを立ち上げたら、なんだか楽しい毎日が始まりそうです
おやつの時間になると、焼きプリンが好きな上司は、女子に混じって一緒に食べるのですが
もごもごとしゃべるそのかわいいお姿に、私はとっても癒されるんです
学校で習ったことがやっと役に立ちそうです 

ずっと悶え苦しみ考え続けた答えは、どうなんだろう、分からないけどでも
大きなサークルを一回転して、今は不思議な穴からひょいと抜け出たような

月曜はドラッグストアのお姉さんが、お肌のことと彼女の秘密を教えてくれたから
火曜はテレビの中で偉い大師さまが、諭してくださったから
水曜は名取のおばあちゃまが、背中におまじないをかけてくれたから

だから私は、あともう少しで優しい言葉を画用紙いっぱいに並べられる気がするんです


一色 1411



395 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/12/14(水) 00:36:42 ID:vALVN6it
>>385-394
相変わらず素晴らしい行を並べられますね。
人間が脱皮したらこうなるんだという感性を
見せつけられた気がします。
あなたは日向をきっと見つけられるのでしょう、もうすぐ。
数年前のCDばかり引っ張り出してきて聴いてる僕には、
想像でしか見れない世界。
あなたには柔らかいこころがよく似合うから、
ずっとそちらへ、もう帰ってこなくっていいですよ。
 

396 :チェルシム:2005/12/15(木) 03:15:14 ID:awjAhuTR
綺麗な星も宇宙のゴミ。
地球だって瓦礫の塊。
君も私も同じ素粒子の集合体。
それでも求め続けてゆくよ。
花の名前ま知らないけれど美しさは分かるから。
薫る分子は等しく素晴らしいから。
君の名前は失われてゆくけれど想いはきっと残るから。
そういう抽象的な伝達物質を心から愛しているから。
何もかもが整然と並べられていて、その規則正しさに息が詰まりそうなんだ。
それでも不揃いな優しさが私をほどいてくれるから。
私は求め続けていこうと思うんだよ。

397 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/12/23(金) 00:14:11 ID:q537IfLk
>>396 勝手に推敲しる。
 
足もつかないこの星もやがては汚れ果て
只々横目で沈むばかりです
つまりは塊 君や君と同じ僕という数字に埋もる
走り出す朝を笑ってからでしか目が覚めない
目が覚めることに名前を見つけてあげられない
でもさ毎日クロールするから
朝刊の届くポストの中身を不揃いにわざとして
僕は少年を続けていくんだ
自分を励ますことには不感症だかなんだか
カッターナイフを春に
畑に植えるんだ 
 

398 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2005/12/23(金) 00:18:09 ID:q537IfLk
おい さいきょうタンは 有言不行かよ?

399 :& ◆d5sLornnEA :2005/12/23(金) 00:20:39 ID:q537IfLk
つか、このスレいまだに見ている昔の詩板のコテとかいるだろ。
なんか書き込めよ、陰険なんだよ。おまえらのすたんす。
PLZっす。。

400 :名前はいらない:2005/12/23(金) 00:26:41 ID:NybwgPg2
いるんですけど何かお邪魔しちゃったらあれかなとか。思うので。

401 :チェルシム:2005/12/26(月) 00:39:19 ID:wPOBps//
>397  インスパイヤw

402 :ρ(=$ω\)ノ さぃきょぅ ◆PsyCHO8eyE :2005/12/26(月) 21:03:52 ID:lHnPUPZR
>>398
仕事が忙しいのは言い訳にならんと思うが、
基本的に遅筆なんで気長に待て。

403 :名前はいらない:2006/01/02(月) 07:11:41 ID:HkUPHPRl
[僕は時給]
夜中にバイトから帰るときは
自転車のペダルには期待がかかっていて
少し重くなる
カゴの中のコンビニ袋も
すでに加速している


自転車に乗ったら漕ぐしかすることなくて
だってもう人いないし
段差のありかも分かってるので
手袋の中でゲンコツだって握れる
カメラ屋さんの幟がすごくたなびくと
寂しかったときのこと、恥ずかしかったことを思い出す

まさかそこに幽霊いないだろ?
かすかな光
(こんばんは、僕は生きてる者です)
ギイコギイコとすれ違う


404 :名前はいらない:2006/01/02(月) 07:12:55 ID:HkUPHPRl
ひたすら漕ぐしかないので
ペダルは踏まれ続ける
帰るためだけに
だから僕は帰る
僕の部屋に帰る
足元から出ているはずの音が
世界中で鳴っているように
ギイコギイコギイコギイコギイコギイコギイコ
聞こえる
ギイコギイコギイコギイコギイコギイコ
それはいまたった一つの活気で
色は真っ白だ

ああ、星を見てたら危ないよ
はやく帰ろうぜ
そんなことわかってら
そんなこと言ってたら
涙でる
なんせ何もない夜だ
加速してわざわざ風作るギイコ
カーブは内側をギイコ

405 :yuki ◆whnocyk5hk :2006/01/03(火) 11:09:20 ID:82R5WLfJ
元気しちょるのか(にっ☆


406 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/01/04(水) 02:18:03 ID:MlWmFLcy
 
 「昨日虫」

ルビをふられた鋼鉄の背骨
宿主が息をするたび錆出す脊髄
黒い花は隣の組の教室のマーク
鯉のぼりをオーブンで焼いて
耐え難い臭いと煙の中
殺すべき人を探して腕を垂れている
嗚呼僕は機械化された精神の持ち主
当たり前の表のとうりに動いて感じてくすぶっている
おにぎりだってツナマヨが好きだし
女のコだって普通にちょいギャルが好きだ
バランスの悪い希望を持って
ウジ虫に振られた過去を背負って
 
不純な動機に赤外線を当てて
市民プールのなかのピーナツ
割れたってだけな果実みたいな戦争
中身はいつだってヤダヤダってなセミの唄
 
なんだろう犬が鳴いている
耳はどうだろう
ずいぶん優しくなったのだろうか
食べ物はどうだろう
ずいぶんと彼を太らせて満足だろうか
聞き耳を立てる瘡蓋はどうだろう
いつもどうりに
読み方が解らない本を空中に飛ばせて遊ぶ
輪ゴムが空気と同じくらい透明になるまで
虐めて ずっと
 

407 :はらだ将 ◆PFgXj9UgRQ :2006/01/05(木) 11:06:05 ID:jFGmG8y5
 
『精神力』

やっぱ

愛しさと
嫉妬
美しい人生と
醜い惑星が
白黒
交通してる
渋滞を
規制されずに

高感度の
早漏から宇宙船
モノノケに
野良に
叫ぶ

文字!



408 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/01/08(日) 23:44:32 ID:veY7Z9P9
 
 「出来事」
 
何かを引き延ばすように
引き延ばされた思い出が何かを探すように
隠されたままを望むように
望まれたままを隠すように
僕は空想の中でも僕であるように
切れ切れになった何をも思い出せない
 
透明な羽根の蝶が倒された日に
原色の混ざった雨が降る夢を見る
蝶の羽根が美しく彩られ
花は偽物の色のせいで誰とも口をきかなくなった
 
僕は目を覚まし誰かの作った映画を観ている
引き延ばされた断片がそこでは
望まれたままであることを望んでいる
 
低く額を床につけ元々どちらが床なのか訪ねる
そこでドアをノックする音
雨のせいにしてそのままを続ける
 

409 :はらだ将 ◆PFgXj9UgRQ :2006/01/10(火) 17:25:08 ID:d4d0fp6H

『脱詩人』


笑わせるなと
悲しませるなが
神経症の文学、
白い粉で作った音楽が
三分の一の体積を
百貨店のレシートで
埋め尽くし
根茎が関係し尽し
慈しむこともなくだら
だらだらだらだら
楽に無駄を着せてくせ
ケセラセラ笑ってる
寡黙な青年の壊れた視覚野が
繊細さを増幅させるに
これ、
真っ直ぐに
純愛

美し過ぎねえか
あいつら
感動だ



410 :はらだ将 ◆PFgXj9UgRQ :2006/01/12(木) 09:15:02 ID:qtdp8EOm

『海釣』

海の
底に触覚を
伸ばす俳優と
繭の糸を解く科学者が
コップに注ぐ水を必ず溢れさせる
音楽家の血肉火で炙り煙るこの部屋腹が鳴る声のない詩人を
受話器の向こう待ち侘びる娼婦が咥えた輪ゴムや何か生産する労働者を忘れて
揺れる漁船のうねる面の
二次元の一点の
その先に
僅かな
殺意



411 :名前はいらない:2006/01/14(土) 09:23:31 ID:zYE12XtU
>>409
いい。

412 :はらだ将 ◆PFgXj9UgRQ :2006/01/16(月) 11:45:19 ID:e6Qkpxfb
『子供』

通り一遍等の
抑圧に諸手上げ
口笛が割れ

直球の嫉妬と
歪んだ理論武装で
不器用な子供

怯えたハチドリ
狂った電気ストーブ
笑わないリネン生地

絶望的なガーベラ
知ったかぶりの洗面台
残酷なソファ

赤色巨星と
中性子爆弾の恋路を
上映してる

俺はくやしさと
いらだたしい差異に
冷たい眼になる

俺の冷たさを
食い潰しに
這い上がって来いと


413 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/02/03(金) 22:12:15 ID:Q+7yaN4d
良い詩だ。

414 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/02/15(水) 00:43:26 ID:5VDFl2hr
 
「蟻の巣観察セット」
 
目が覚めて一瞬プラモデルのパーツのように繋がれて
バタフライで泳ぐセミホウボウのようにあがくが
そこで足がつって口の中がボウフラで満たされる
名前だって解らない
思い出は白くふやけてコーヒーミルクの
コップの底に沈んだパンみたいに無防備だ
そのパン切れの中にいつかの真っ昼間とか
アメリカザリガニとかゲームセンターとかあって
酷く残酷なことをしちゃったぎりぎりとか
男のコのこと好きになっちゃったすれすれとか
眩しい海で沈んでいったおしまいとか一緒になっててかきまぜて
ぼーっと結構な熱で想うのはノイズの無いあざとい未来で
不器用で不純な犯罪者はもう連れていけないかもなとか
爪切りで切る嫌な事をジュースにしたら
空き缶の中身を想像する憂鬱を裸に
今朝再びやってきた溺死寸前の瞬間に砂の空を
 

415 :チェルシム:2006/02/16(木) 19:36:09 ID:VXnIDNEA
バレンタインには遅れましたがポッポさんに捧げます。

「ハト」
ホウホウと啼く君の声
か弱い胸が哀しみで膨らんで
君をいたわりたいけれど君は飛んでゆくの
やわらかい羽根を散らして
やわらかい羽音を残して
果てない空へ飛んでゆくの
君の胸に唄をいっぱい詰めてあげるよ
そして奏でて
ホウホウと
優しく啼いて
世界に響くよ
安息を運ぶ君の声

416 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/02/19(日) 00:57:36 ID:0qmI2cT6
今年もチョコはあれだったんで詩ありがてーよ。
まぁあんまし暗ぁくなんないようにしていきたいですけどね、
でもそれにどれくらいの意味も見いだせないんできっとこのままですかね。
おれはもう女のコくらいにしか価値を感じなくなってしまったよ。

417 :チェルシム:2006/02/19(日) 22:15:10 ID:d8YZSx3S
>416
動物的には正しい価値観かもしれませんねw
風邪はひいてませんか?
まだまだ寒いのでポッポさんもお身体にお気を付けて。


418 :ρ(=$ω\)ノ さぃきょぅ ◆PsyCHO8eyE :2006/03/01(水) 23:06:32 ID:jtsJmlug
約束のブツが用意できなかったので代わりに。
先ずは推敲前。


numeric check on Babylon

聳え立つ空中庭園は Prime の輝き
鍍金は剥がれ落ちる水晶の振動
カンストの鐘が鳴る午後のモニター o'oh!
ピリオドは砕けピリオドは砕け
ピリオドは腰砕けの羊飼いの群れ
屈曲する背中と千切れたリソース
「1, 2, 3,」 こだまするカウント伯爵の声 「1, 2, 3,」
「1, 2, 3,」 いろけだす決算報告の束 「1, 2, 3,」
カンマで区切られた発熱するデュアルコアと
高効率冷却ファンの奏でる振動がハーモナイズ
ピリオドは砕けバッファアンダーランの果て
ピリオドは砕けバッファオーバーフロウへと至る stairway 2 hell
ピリオドは砕け裂けハルキゲニアに咀嚼され
「3, 2, 1,」 こだまするカウント伯爵の声 「3, 2, 1, 0.」

419 :ρ(=$ω\)ノ さぃきょぅ ◆PsyCHO8eyE :2006/03/01(水) 23:07:17 ID:jtsJmlug
んで推敲後。


numeric check on Babylon

聳え立つ空中庭園は Prime の残像
鍍金は剥がれ落ちる水晶の振動
カンストのファンファーレが鳴る午後のモニター o'oh!
ピリオドは砕けピリオドは砕け
ピリオドは腰砕けの羊飼いの群れ
屈曲する背中と細切れたリソース
刺激臭メチルアルコールと燐酸化合物 (uhuuu tequila!)
シャンパン色のピンク映画が芝居する幕間
テーブルの向こうはポーカーフェイスが支配する落雷
回転する扉に吸い込まれる真空の digit は
ダイソン球の気化する青白い炎の熱狂に曝されながら
o'oh! サイクロトロン加速度で精製されるブドウ糖を輝かせる CELL
「1, 2, 3,」 こだまするカウント伯爵の声 「1, 2, 3,」
「1, 2, 3,」 色気だす決算報告の束 「1, 2, 3,」
カンマで区切られた発熱するデュアルコアと
冷却ファンに裏切られた振動がハミングして
> 君の足元に一匹の亀がいる。
> 亀は仰向けに転がり今にも干乾びて死にそうだ。
Crash that! Crash that! Crash that! Crash.xxx
ピリオドは砕け光速のバッファアンダーランの果て
ピリオドは砕けバッファオーバーフロウへと続く stairway 2 hell
ピリオドは砕け裂かれビットに満たぬ粒子へと分解され
「3, 2, 1,」 こだまするカウント伯爵の声 「3, 2, 1, 0.」

420 :sage:2006/03/02(木) 00:19:33 ID:uo9MmBsJ
>>1 スレ主様 ロムって勝手にカキコ失礼いたします

>>418-419
イヤーなんやしらんけど読んでいる内に涙がでたわ  ありぁとさん

421 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/03/08(水) 04:40:19 ID:/PDBewkO
>>420
ieieそんな
>>418-419
わりと良いよ、中途半端な密度が良いよね。
亀のくだりがもう少し長くってもいいね、あと2行くらいかな。
でないとどちらとも中途半端になってしまうから。
そのうちおれが推敲してやるよ。期待して良い。

422 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/03/15(水) 17:33:00 ID:N6f6IgPO
あーうざい。うざいよ。しいた。ちょっと上のほうよんだらさ
おれのからだとこころとはまるでうけつけなかったですよ。
だからこれからはこれでいく。
春だしサクランボ食べたいっ><p 
そうだよ、なんかわからんけどうざいだけだよ。 ほんとはRiearlがだけどね.
 
つかこれ保守なんだよね 実は。。

423 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/03/15(水) 17:50:37 ID:N6f6IgPO
まず詩について思うこと。
詩ってなんだろうなおまえら。
格好付けたい部分が歪んで出た文章の大ZAPPAな呼び方かな?
有名な詩人がいるよね。死んじゃったか死にかけだかのどっちかだけどさ。
そいつらはなんで詩人と定義されたのか、呼ばれていたのか。
おまえらはどうしてそう呼んでもらえないのか。
それを誰も説明できない。ただえぐり方が違っただけの奴も少数いる。
そういうやつは結局は詩人として産まれたのだが、場に恵まれなかっただけか。
うんこしてーっておもう時、瞬間はだれにだって来るこころの高ぶりだよな?
それを今すぐ文章にしてみろよ。
今日は便意がねーってんなら明日でも明後日でもサラダ記念日にだってでもいいよ。
勃起したおまえらのうんこをどこにどう突き刺す?
ご先祖様の仏壇に?それはそれである意味カフェアートだかもな。
でもな、春と言えばまじで詩だ。
殴るようにでも書くべきだ。しかし殴るように書いたとしても汗は出ない不条理。
それがおまえを踊らせる。ええじゃないか!
なにかが産まれるならばもしおれはもう毛の色だって、
歴代の有名な名画の色だってもうほんとゾウリムシに全部委ねるさ。
ああ、もうてきとーだけれどええじゃないか。
ええじゃないか。ええじゃないか


424 :チェルシム:2006/03/16(木) 09:17:40 ID:XxTGbQy6
私も詩について思うこと。
とても個人的意見なので聞き流して下さい。
私は「詩」というものを最も利己的な文学だと思ってます。表現が自分でもしっくりこないけど。我が儘、自分勝手?な文学。いや、そうだ、「ひとりよがりな」もの。
文学だけでなく芸術って何でも全て独りよがりな行為だと思います。
それに共感する人が多いって事が「認められる」ってこと。
書いていて自分でも分からなくなってきた。
だから、「詩」なんてものは他人が添削したり推敲したりすることもナンセンスっていうか。
どんだけイタい詩であってもそのまんまの物でなければ「詩」である必然性がないというか。
例えば私は今22歳で、多分探せば過去スレで十代の時に書いた詩が見つかる。きっと今見たら目も当てられない位いイタい詩だったりするやもしれぬ。
でもそれを今の私が添削するのは邪道っていうか。
ああ、何だか支離滅裂な文章です。小論は得意なはずなのに。

私は事実を書きたいと思います。よ。
ではでは。めっぽう中途半端ですが私は寝ます。万歳春休み。
私が考える「詩とは」でした。



425 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/03/23(木) 01:06:49 ID:t7XUH1pl
 
「さっきから」
 
暗がりが有る部屋が有る
部屋が無い家が有るとするおろそかにされたままで睡った
唇を尖らせたままの恋人
 狂うことと
 落ち着くことが
 例えば必死で
 鱗を剥がす
昨日憶えた余裕のルールと
信じることを信じさせるためのルールとで
直毛がねじ曲がってパーマいらず
 抜けない指を
 どこに刺したい?
僕よりもさきに
急ぐ置いてけぼりな実生活を
君と僕とのペットにしないかい?
 卸値で買った
 薄いハッカ
 白い溜め息
黒い葡萄と
空の葡萄
  
 


426 :チェルシム:2006/03/27(月) 09:50:59 ID:QWhzMeby
空が綺麗に晴れて銀色の雲。
白く透ける手をかざして巡る季節を見渡した。
私に水を頂戴。
息が苦しいの。
渇いているの。
私に水を頂戴。
そうでないならいっそうのこと摘み取って。
君のその手で摘み取って。
呼吸を楽にして。
私は眩しい春陽に溶けてしまいそう。
浅く早い息遣いを楽にして。
君のその手でないと駄目なのよ。
手を握っていて。
君の手で握っていて欲しいの。
私は君の胸に印を残したいのです。
巡る天体を見渡すの。
あの白い高熱の星々に燃え尽くされてしまいそうよ。
私に水を頂戴。
私に水を頂戴。


427 :穢土 ◆KJXrENozYs :2006/04/13(木) 21:40:23 ID:WdxWmIGf
お邪魔しますのキネンカキコ
ロム専ですが云々

428 :穢土 ◆KJXrENozYs :2006/04/13(木) 21:41:56 ID:WdxWmIGf
θって狭いようで広いですね
俺好みの詩が複数もありやがる(笑

429 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/04/25(火) 02:34:56 ID:OApCY8ej
 
 「1杯の」
 
滲んだだけで
朱く腫れたとおもわせる
こころの短針と照らし合わせた
狂ったように早い
愛おしい物たちの心拍音
 
雪崩れるよりも項垂れるように
いくつでもいい
拾えるような沈みかたがほしい
 
 

430 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/05/01(月) 00:28:56 ID:kKMJK+UA
 
 「どれくらい美しい」
 
新しく不憫な
破裂することが前提な
そんな非日常を恨んだあなたと
公園の池にアヒルのボートを浮かべるような
そんなそんな会話をする
 
小刻みに揺れるカップ麺の表面が
表面積が剥がされたような
こんな内面の温度を
高く高く震わせているかな
 
僕のいままでを
架空にされたままの誰かとくらべてさ
どれくらいさ
どれくらい美しいかとか
熱い息をはいたのは
青い雲の限りなさを
公園のその表面に浮かべたかったってだかな
 
ゆるい言葉をならべて節にする
尿道を通って出てきた
並べられたままの博愛でまた反転してゆく
 


431 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/05/02(火) 02:53:27 ID:qYWRDSWZ
もうだめだって毎日おもう
書いていいか?おk
もうだめだもうだめだもうだめだもうだめだもうだめだもうだめなんだもうだめだ
よもう本気でダメだだめだだめだだめだだめだだめだ! ハァハァハァハァ...
 どうなんだろうね☆


432 :  ◆UnderDv67M :2006/05/11(木) 00:17:23 ID:6c0l35bm
ぼーくはすーてきーな あおーむしー♪
はをいっぱーいたべてー ちょーになるー

ぼーくはすーてきーな あおーむしー♪
おーきいめーだまーが こーわいだろー
      _
    /ヾ;. `ヽ
   ゝ  ● ノノ⌒//⌒//⌒ヽ
   (_・ヽ___/_ヽ// .. // ..  )
      〃〃〃~~u^u^u^u^^'∪  モソモソ


433 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/05/18(木) 01:03:26 ID:+eirvX11
でたなもすら

434 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/05/20(土) 01:12:02 ID:7KnR6bp7
  
「ハレルヤ」
  
百回屁したら百回糞が出る
出鱈目の過ぎる空よりはましだ
蝋燭で溶け出した氷には笑顔で
庭木に首を自らの手で見たこともないような
 
音のない季節が凡てもとめだす頃
ほおずきを焼いていた祖母があくびのような格好で
また宙にそろりなにか宿した
 
焦ることはない君はもともと焦っているのだ
衰えを自分で感じるという再会よ
剥がれきらない膜のようなトリトン
1日という天秤に揺れる弱さよ
鱈の腹のように横たわる日常よ
 

 
 
 





435 :はさまり:2006/05/22(月) 07:53:40 ID:JRJIH9M9
転がって転がってくれる
放っておいても
アタマと自我は一直線
ケガラワシイ涙を流してさらにそれだけでまた泣くし
泣いたことも気付かない自我にまたもや泣くし
誰責める気持ちもないから それが

なみなみと注がれた涙を無意味にするらしい

436 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/05/23(火) 00:52:01 ID:9XNFkxv2
 「ことここ」
 
ふつう希にしか見られない太さの
何かとの繋がりを感じたあなたは
ばらばらな中身を練り物のようにして捏ねてから
世に宿る準備をはじめたのでしょう
 
つるつると蔦を
ストローを刺された沼
 
やがてあなたは細い穴から
パスタマシーンの作り出す例の
のっぺりとした炭水化物との合成物として落ちたのだ
松の実に塗れて酷く皮膚を病んで
年老いてなお妊む蛭のように万遍無く
包囲や星々や曾てにはじめて口に
頬張ったものなどは忘れて
 
明るい黒に揺れる空をいつか見た太陽で焼いて炙り出す
 
黒く焦げ爛れた臭いの無い部位と
白く吸って膨らんだ
馴らされた目の吸い込んだ此処
 
なにかを抱きしめたい腕は哀れ
何かをなぞるように伸びて
気のとおくなるようなしるしを押され
いま世界に蔽いかぶさる
覚束なく
 
 


437 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/06/07(水) 23:14:44 ID:J8f4cc9c
 
 「曇りの日ほどの」 
 
数字を憶えてしまったインコはどれほどもヒマワリの種を食べられなくなってしまった
断ることを憶えてしまったシマリスは木の一番高いところで雨にぬれることから逃げられなくなってしまった
地図のように貼り付けられた景色を見ながら飛ぶ鳥は掴まる小枝を見つけられない
このままがずっと続くことだけを望む遊びをはじめてしまった
 

438 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/06/20(火) 01:05:28 ID:Zouv1hwJ

「筋書き」

丸めた封筒に入った手紙は
丸くなりそれから読まれたんだろうか
夢を見るたびにあの頃にいるようで
丸めた背中で変わらずに
言葉より先に目を覚ましている

明るくなったら明るくなったで
朝から早朝からのうぜんかつらとか聴いて
部屋がどんどん部屋でなくなってきているの知ってて
それでもやっぱり休みだからって理由でだけで
ちょっとは楽しくあるはずだってなこじつけ
 
庭いじりが日課になった母が鳴らす音が聞こえてくる
僕の手は思い出す速度を今朝はとっくに超えていて
充電されすぎたニッカド電池みたいに痛々しくて
あの日のようにまた朝がきたことをつかもうとしている
 
はじめて虐められたこととか
はじめて死んでやるっておもったこととか
好きなコができたこととか
仔猫を捨てたこととか思い出す
ゆっくりとだけど良くなって
だらしないけどいつのまにか忘れられたらって
 
繭を張るような息のしかたをだれから教わったんだろうな
丸くて狭かった資料集の尺図の範囲の
鍋で茹でられすぎた葱のような
なにも起こらなかったふたりみたいな
 

439 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/06/21(水) 12:32:02 ID:X4NCwjgb
 
「遊びませんか」
 
空を折り曲げて
心に目を塗って
 
空を折り曲げて
心に目を塗って
 
空を折り曲げて
心に目を塗って
 
空を折り曲げて
心に目を塗って
 
空を折り曲げて
心に目を塗って
 
空を折り曲げて
心に目を塗って
 
空を折り曲げて
心に目を塗って
 
思い出すことを
やめてしまいませんか
 

440 :チェルシム:2006/07/07(金) 02:52:26 ID:8XNX2JoL
・コール・
神様の子宮で眠っているの
永遠に規則正しく正確な呼吸と胎動
呼ぶ声は彼方
名前を埋めてしまったのは何時だったっけ
世界は今でも変わらず回っているかい?
全ての星が燃え尽きたら
呼吸も、囁きも、眼差しも、
全ての生命活動が停止したら
目を閉じなくても良くなるのかな
耳を閉ざさなくても良くなるのかな
生身の躰と脆弱な思考が浸るセンチメンタリズム
君は今でも名前を呼んでくれる?
地中深くで腐り果てたあの名前を
君は今でも呼んでくれる?

441 :チェルシム:2006/07/07(金) 03:11:57 ID:8XNX2JoL
・マイブル・
花の色が変わると空の色が変わって、
空の色が変わると海の色が変わる。
淡い陽射しに溶けてしまいそうだよ。
なんて虚ろな僕。
不確かな手触りと予感に溺れてしまいそう。
ツボミが割れるのを眺めながら、
空が侵されるのを眺めながら、
僕に出来る事を呑気に考えている。
浜辺でもがく潮に取り残された魚を海に還してやる事くらいは出来るけど、
僕の手で救える命なんてそのくらい。
「可能性」という言葉に目が眩みそうだよ。
虚ろな僕はボンヤリとしか生きてゆけないから、
何時だって見極める事に手こずっているんだ。
それでも僕は目を細めて胸を膨らませる。
未来は膨大で、僕もまた未知数な可能性に手を伸ばしているのだから。

442 :チェルシム:2006/07/09(日) 01:15:59 ID:1dA2yQMO
>352さん。
今更過ぎて何なんですがどうもありがとう御座います。
これからもご贔屓に。

443 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/07/24(月) 00:48:40 ID:NJiwVWit
 
 「ああまるで僕が僕のように」
 
気分が時計の長針のように
僕の中で動いているけど
こころはまるで標本みたいに
得体の知れない液体に漬けられて
時計が動くのをだけ見ている
止まった煮沸
 


444 : 藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/07/24(月) 01:16:47 ID:NJiwVWit
 
 「靴下」
 
気が遠くなりそうな帰り道で
気が遠くなりそうな明日とかを考える
家に帰ったら真っ先にいつでも冷蔵庫を覗くけど
今日は家に帰ったら真っ先になにをしようか考える
追いついて追い越されている事達に
こんなこちら側を見透かされてしまってはおしまい
私が追い胸ぐらを握り潰すんだ
 
今日の夕焼けよりも
いつだかの靴下
 
小石を水面に投げたら沈むけれど
実は水面が浮かぶんじゃないのかって
小石は転がりもせず泣きもせず
ただ沈む
託された郵便物のことも
血を流させた記憶のことも忘れて
 
朝起きて
歯を磨いて
鏡を眺めている時に倒れて消えたい
なにもかもと無縁な
僕の両足を
 

445 :名前はいらない:2006/07/29(土) 03:49:13 ID:k+I6JK1l
最近の鳩さんはなんつーかロックンロールしてないね。あんまり音楽聞かなくなってる?チャックベリーでも聞いて以前のフィーリングを取り戻しなyo!

446 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/07/30(日) 01:06:24 ID:d6cIJxIg
oo そうまさに音楽と疎遠なっとるね・・
チャックベリーかぁ・・
とりあえずヤードバーズくらいからまたロールしてロックするかな・・

447 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/08/06(日) 02:13:24 ID:n2Cope3D
 
 「ひぐらし」
 
今年になってやっと家族の大切さがわかってきた気がする
父親が残念な病状を訴えたからだ
入院の手続きとかいろいろなやりとり
中途半端に焦ったふりをしては独り惚けて
ふてくされたようにひとり買い物に出かけてみたりする
夕焼けもなにも
潮騒もなにも
 
売っても多分50円くらいにしかならないCDを割ってみたり
庭の隅のトイレの浄化槽の蓋を開けてのぞきこんでみたり
発砲する細胞に現実的なレトルトな
我が儘な蝉の声には抽象的な夜の★とか
 
辺り一面が
辺り一面である
月の影が
この昼間の彼方までのような
 


448 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/08/24(木) 00:24:34 ID:XhoF/LQD

「リチュルリチル」
 
例えば夕焼けに映え
或いは繊維状に伸びたままのだらしない
旅行に出かけポリエステルのシートにもたれかかったままの
 
欠伸をする時に膨らむ
園生のような膨らみを持つ
欠片欠片がそれぞれのような
熱を持ち鮮明な零度を振るう
 
眠れない夜はそれ自体が過ぎた童話のよう
太陽の黒点を炭酸で割って
扇状に蔓延る羽根を刺した粘土のフロート
枯れてゆくのは
剥がされてゆくのは
 

449 :名前はいらない:2006/08/24(木) 00:25:28 ID:XhoF/LQD
 
くり抜いた空から
落ちてきたのは
くり抜かれた君の
拡げあぐねた空だった
 
夕焼けを複写して
並べてあった机の上に
本当の夕焼けが落ちたのに
君は昼寝ばかりを続けていたっけ
 
錆びない鉄を作った罪に深く青い罰をと
祈りを惚けたあのひとの腱へ
ただ待つことしか知らない
欠けた月と一緒に写った君の写真
夜の鳥
 

450 :まさる:2006/09/11(月) 15:51:51 ID:3pcCb3/1
おっさんよ、
五年たっても
別段何の変哲もない
毎日だけど
呑もうぜ。

近々
メール
か電話するから
そのチンコの
先っちょにある
ちっこい脳味噌で
記憶しておいて
下さいませんか。
敬具

451 :名前はいらない:2006/09/23(土) 17:49:14 ID:Dter5M/t
このスレッドは、GL5 掲示板・スレッドの趣旨とは違う投稿の
スレッド 「掲示板の趣旨に無関係なもの」 に該当すると判断します。

削除依頼を望まないのであれば、自治スレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1155999946/
にて、一週間以内にスレッドの方針を説明し、存続に対する詩板住人の合意を得て下さい。

期限 2006/09/30 23:00 まで。


452 :名前はいらない:2006/09/23(土) 20:11:07 ID:GAbIIfBt
151 :名前はいらない :2006/09/23(土) 05:10:49 ID:GAbIIfBt
ID:UtWXlPuX

しね

453 :名前はいらない:2006/09/24(日) 15:22:19 ID:8qEMtqZG
151 :名前はいらない :2006/09/23(土) 05:10:49 ID:GAbIIfBt
ID:UtWXlPuX

しねっ☆

454 :チェルシム:2006/09/26(火) 07:38:33 ID:1vwvLroE
・ペラペラ・
気恥ずかしくて飲み込んだ言葉が
君に向けて紡いだはずの言葉が
今になって溢れ出して
見当違いな相手に口をついてしまう
途端に価値を失う言葉達
薄っぺらく地面に落ちて腐ってく

455 :チェルシム:2006/09/28(木) 04:17:23 ID:Eq3GgmfR
・頭の中・
学校から家に帰るまでの間、素数について考えた
歩きながら、電車に揺られながら、コンビニで買い物しながら
別に小難しい数理パズルをしてたわけじゃなくて、
素数の事を考えてたら何か素敵な事が閃きそうな気がしたんだ
素数の様な関係って案外良いもんじゃないかって
でもあと少しのところで頭の中がモヤモヤしだして
結局上手い言い方が見つからない
モヤモヤ ザワザワ

456 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/10/04(水) 01:41:33 ID:t93bcrco
「プールに浮かんで」

色のない原っぱ
  像の歩く
   星の上る
 
   黒い色の根
    ねじれて眠り
     夢は油の色をして
 
      杖をなくしてしまったんだ
        何光年くらいだろう
          ずっと昔の
           雲もなかった頃に
 
     眠れないのを
             虫の声のせいにしたら
              誰だって平気に
               ずるい明日をなぞれるらしいよ
      
     僕らが産まれたのって
       いったいいつなんだったっけ
 
   一切の音が消える瞬間に?
   渦を巻いた市営薬局の片隅に?
  
           深夜に家の電話が鳴る感覚と等しく
          僕らは行方不明になることを望んでいる
  
     味の薄いすき焼きの鍋
        生命反応のない養豚場の真夜中
 

457 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/10/11(水) 02:42:54 ID:gb9ySsxK

「ドキュメンタリ」

右手を
ピストルのようにして
このままをずっと
つづけようか
 
このままを
右手に充填して
生きるために
居ない人のために
 
なんだろう
しんどい
どうしたらいいの 
 
左手はずっと
雑木林の
つぶいた路地
 


458 :チェルシム:2006/10/11(水) 18:35:32 ID:QFMd7SV8
北が詩板の糞滓詩人なら
19は詩板のノイローゼお宅
詩板がつまんね原因

459 :名前はいらない:2006/10/11(水) 18:44:07 ID:KR9PlVnn
誤爆ですか
自爆ですか

460 :名前はいらない:2006/10/11(水) 19:19:42 ID:bHpyY04h
自爆でしょうね。

461 :名前はいらない:2006/10/11(水) 19:30:02 ID:PKLGWAwB
騙りかとも思ったけど(粘着は時々他人を騙る)
此処でしかコテ出してない&このスレに書く脈絡が無いんで
やっぱ本人かな、と。

何だかなぁ。

462 :名前はいらない:2006/10/11(水) 20:48:43 ID:iJfwwLmJ
つーことで、チェルシム=QFMd7SV8、19とこころゆくまでネ

463 :名前はいらない:2006/10/11(水) 21:04:34 ID:f2Oztzgr
頼むからここはやめてくれ…
議論続けるスレに行ってくれないかなあ

464 :名前はいらない:2006/10/11(水) 21:25:26 ID:4fR8v2fd
バカばっか

465 :◆FUCKcjokcg :2006/10/11(水) 21:30:51 ID:C4168z2b
やぁ、こんばんわ!

466 :◆FUCKcjokcg :2006/10/11(水) 21:39:09 ID:C4168z2b
チェルシム君は、これから酉つけてくださいね。
あなたが罵りの叩き台になってますよ。詩板のトップレベル
になってしまっていい迷惑です。

467 :チェルシム ◆5grJcXkdsk :2006/10/11(水) 22:23:32 ID:lvltt2kf
不本意ながらよく分からないうちによく分からない事に
なってましたが自治板に釈明書き込んでおきました。
このスレでもご迷惑おかけした様で申し訳ないです。


468 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/10/12(木) 02:23:59 ID:dRZRlyit
いえいえw

469 :◆FUCKcjokcg :2006/10/12(木) 02:47:04 ID:4AAfu4ou
>>467
というか迷惑したのは俺と19なんだけどね。

470 :チェルシム ◆5grJcXkdsk :2006/10/12(木) 04:21:17 ID:Ota5SBGT
>469
いやいや、一応このスレでお世話になってる限りはね。
せっかくこのスレは荒れてないのに、不本意といえもっと
早くトリップ入れとくべきでしたよ。
でわでわ。

471 :◆FUCKcjokcg :2006/10/12(木) 04:29:10 ID:4AAfu4ou
>>469
素直じゃないね。なにが、でわでわだよ。
こっちはおまえのせいで>>458みたいなこと、
言われてるのに、ふつう「ごめん」とか言うぞ。
自分の好きなスレのコテには「迷惑かけました。」で
俺にはなんにもなしかよ。

それともなにか?言いたくない理由でもあるんか?
ID:QFMd7SV8っておまえじゃねーの?

とにかく

「私が酉をつけてなかったことで、嫌な気持ちにさせてすみませんでした。」

言ってみw






472 :◆FUCKcjokcg :2006/10/12(木) 04:31:16 ID:4AAfu4ou
アンカミス
>>470

473 :◆FUCKcjokcg :2006/10/12(木) 04:39:10 ID:4AAfu4ou
しかも・・

>お世話になってる限りはね。

じゃぁなにか?世話になってないスレは別にええんか?
勝手な言い訳やのぉ。(というか世話になってるスレって何言ってんの?って感じやけどw)

【徒然草】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1160217636/l50

【自治】詩板の自治を考える 其14
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1155999946/l50

このスレにも:QFMd7SV8が罵りやってるぞ。
ちゃんと謝っとけよ。



474 :名前はいらない:2006/10/12(木) 09:44:50 ID:CHdW0NEk
北ってキモイな……('A`)

475 :雨森 通:2006/10/12(木) 20:02:17 ID:7A7ppCfj
同意
最低キモオタ

476 :チェルシム ◆5grJcXkdsk :2006/10/12(木) 21:05:30 ID:Ota5SBGT
北さんすみませんでした。
しかしID:QFMd7SV8については日付が同じなのだから
IDの違いからも同一人物と言われるので心外です。
なので徒然草スレのことまで責任を追及されるのは
どうかと思います。徒然草ではチェルシムを騙ってさえ
いませんし。
過剰反応しすぎではないでしょうか?

477 :◆FUCKcjokcg :2006/10/12(木) 21:19:30 ID:4AAfu4ou

何について謝罪してるのか、ぜんぜんわかんないよ。
というか本当に「わるかった」なんて思ってないんじゃない?


478 :名前はいらない:2006/10/12(木) 21:21:20 ID:8Q7u1CG5
>>476
バカは相手しないほうがいいよ
あなたが謝る必要などない

479 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/10/13(金) 00:30:05 ID:R8bOScHL
>450
おれ人付き合いできないんだ。
ごめんな。

480 :名前はいらない:2006/10/13(金) 09:05:58 ID:6mfxOrc+
北 ◆FUCKcjokcg はスルーの方向で。

481 :まさる:2006/10/13(金) 10:13:50 ID:iMLnP+S/
>479
俺こそ悪かったと思ってます。
気を使わせて申し訳なかったです。
反省してます。



482 :◆FUCKcjokcg :2006/10/13(金) 12:32:06 ID:hC0KexYt
けっきょく悪いなんて本当は微塵も思ってないのよね。
最初から悪いと思ってないなら謝らなきゃいいのに。
俺だったらぜったいに謝らん。

なんか中途半端に謝った(とりあえず謝った)
理由はなんなんでしょう?

なんにしろ心中ここにあらずって感じで、
地に足がつかないレスばかりだね。



483 :名前はいらない:2006/10/13(金) 16:01:32 ID:/CRQouaY
北の粘着質はアロンアルファ並

484 :チェルシム ◆5grJcXkdsk :2006/10/13(金) 18:05:43 ID:wjwcWs0b
>482 
私がトリを付けてなかったばっかりにQFMd7SV8が
北さんと19さんに失礼な事して申し訳ありませんでした。
また、徒然草と自治スレでは私の名前を騙ってさえいませんが
QFMd7SV8が皆さんを不愉快にする様な発言をして申し訳
ありませんでした。
今回は私が酉をつけてなかったことで、嫌な気持ちにさせて
すみませんでした。
他に謝って欲しい事はありますか?





485 :名前はいらない:2006/10/13(金) 18:11:14 ID:/CRQouaY
>>484
自虐的すぎる
謝る必要なし
鳥つける義務もなし
北の被害妄想に付き合うな
余計悪化する

486 :名前はいらない:2006/10/13(金) 18:10:24 ID:3NBOUlaY
>>482
北、氏ね ホームレスになって凍えて氏ね

487 :名前はいらない:2006/10/13(金) 18:11:25 ID:YBQcZQih
キレながら形だけ謝罪する位なら
謝らない方がまだマシに見える罠。

まぁアレだ、続きは議論スレでやれよ、と。

488 :名前はいらない:2006/10/13(金) 18:35:55 ID:/CRQouaY
バカをからかうのも疲れる

489 :19 ◆gwnULb/9mw :2006/10/13(金) 19:02:51 ID:z6/cVznj
>>484
ID:QFMd7SV8が北さんと俺に反感を持った結果
チェルシムさんの名前を騙ってこのスレを荒らしたことについて
こちらこそお詫びします
それから、北さんがあなたに突っかかるのを
傍観していたこともお詫びします
実は、まだ疑いを持っていたので
止めに入る気が起こりませんでした

490 :名前はいらない:2006/10/13(金) 19:12:19 ID:S0GaHd4U
何でチェルシムさんはここでずっと詩を書いているだけなのに
こんな事言われなくてはならないの

491 :19 ◆gwnULb/9mw :2006/10/13(金) 19:14:41 ID:z6/cVznj
>>490
馬鹿が騙ったから
騙りじゃないという証拠がないから
お前が疑問を置いて賑やかすから

492 :チェルシム ◆5grJcXkdsk :2006/10/13(金) 20:35:40 ID:wjwcWs0b
>489
丁寧なレスありがとうございました。

>490
同情票ありがとうございます。しかしトリを入れるのが
遅かったのは事実だし、トリ付けとけばそもそもこういう
事態にはならなかったので落ち度があったことは反省してます。

493 :名前はいらない:2006/10/26(木) 04:00:58 ID:U40LmhSg
まるでイミフなんで
sage-sage-sage
ドードー鳥 の祖先が鳩 って(ナンカほころびました。
でも 恐竜→鳥の末裔なら不思議じゃないですよね!)
って説、聞いて
脊髄反射記念マキコぉ
こんなん面白く詩えりゃいいんですがー


494 :名前はいらない:2006/10/26(木) 04:26:40 ID:U40LmhSg
うあ 久々2ch
ヨッパ勢いでスレ汚しでしたー
許してくだされー御免。


495 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/10/27(金) 00:16:01 ID:0o1uda2y
鳥飼ってんですけどね、
足がやっぱし恐竜なんですよねぇ




496 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/10/27(金) 00:35:52 ID:0o1uda2y
 
「ジョセフィーヌライン」
 
雨の日ばかりが続く
昨日から
自転車の音がへんで
交差点を逸れて止めたところで
また雨が降りだした
 
正面のビルの窓が光る
雲の形を連写しながら
僕にどうだと言わんばかりに
 
まるで国を乗せてるような軽自動車が
どっかの量販店に突っ込んだって
鳥が話しながら飛んでいるのさえ写す水たまり
 
奥歯が痛いのを
なにのせいにするのか考えながら
ペダルを半分かかとで回して
羽根のない乗り物で
くねくねといつものように
 

497 :名前はいらない:2006/10/27(金) 00:44:34 ID:pVo8m6N8
785 チェルシム ◆5grJcXkdsk 2006/10/11(水) 22:18:35 ID:lvltt2kf
こういう事態になってたまげてますが、
2006/09/28(木) 04:17:23 ID:Eq3GgmfR
のシューシュー鳴るでの書き込みが私の最後の書き込みです。
それ以前は私が知る限り私の偽物さんはいないはずです。
2006/09/28(木) 04:17:23 ID:Eq3GgmfRの後からこの書き込み
前のチェルシムさんは私には覚えのない物です。トリがなかった
んで証明はできませんが。
自治は出る幕でなかったのですが、荒れると困るのでご報告までに。

787 19 ◆gwnULb/9mw sage 2006/10/12(木) 00:38:24 ID:KKhkL49P
>>785
じゃないかと思いました
最近いろんなコテを騙ってる奴が居るみたいなので

この787と下の489の

>実は、まだ疑いを持っていたので  

が矛盾するのだが
これについて19の説明を聞きたいのだが

489 19 ◆gwnULb/9mw sage 2006/10/13(金) 19:02:51 ID:z6/cVznj
>>484
ID:QFMd7SV8が北さんと俺に反感を持った結果
チェルシムさんの名前を騙ってこのスレを荒らしたことについて
こちらこそお詫びします
それから、北さんがあなたに突っかかるのを
傍観していたこともお詫びします
実は、まだ疑いを持っていたので
止めに入る気が起こりませんでした

498 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/10/27(金) 01:10:33 ID:0o1uda2y
めでたしめでたしw

499 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/11/10(金) 01:23:53 ID:6tWGleiG
 
 「片耳だけで」
 
ひとつふたつ鳴っている
音に練習をせびってみる
 
空で滲む雲のことは話さないって言ってた昔のひとの
どこかの皮が紛れ込んで
火に炙られてはじけたようで
 
言葉で裏返せた
あのひとの悲しみなんて
こうやって週末の
人混みのなかで思いだしたって
無くなったあと
 
あの日
機嫌の悪かった天気にやられて
ふたりとも
片方の耳を
塞いでいたっけ
 
片耳だけで隣り合わせの
そんな僕らはどうしてるだろう
 
口の両端にどんな表情を浮かべて
腫れた目のままですれ違うのだろう
 
誰も何も見ていない
きっとどちらの耳も何も知らない
 


500 :にゃんこ先生:2006/11/19(日) 02:09:11 ID:1Ro9h/6n
 
「夢ゴミ出しの土曜日」

あの日見たのは 
そうなって欲しいと願った
単なる私の夢なのかどうか

ゴミ箱のようにごちゃごちゃかき混ぜられた
分別もされていない
私のココロの中みたいな部屋の中で
安い発泡酒と
季節はずれのスパークリングワインを
チビチビといやらしく飲んで

捨てないからどんどんたまっていく 
ビンカンペットボトルの山と
肌に合わない化粧品と 肌を治せないステロイドと
いつかのホントに
ささやかな幸せの思い出と

あの日見た 
そうなって欲しいと願った私の夢は

出かけた先の 大型ホームセンターの 
ペットコーナーの一角の 
ケージに入った売れ残りの 
もう大きくなってしまった 
チンチラゴールドと同じ
ペチャンコな顔して 甘えて 鳴いて 

誰かにもらわれていってくれ

501 :ちっち ◆FMiYTdsunc :2006/11/19(日) 03:47:50 ID:oGIhbP6x
藪鳩さん、おひさしゅう御座います。かなり前に一度コラボレートして頂き、
その節はお世話になり、ありがたく思っております。

さて、>>32の「休みの日」をフラッシュにしたいのですが宜しいでしょうか?
ゆったりとした雰囲気の詩ですよね。すっごくイイ!!と思います。是非、後生に残しましょう。

502 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/11/22(水) 21:40:01 ID:LygOGf9F
>ちっちさん
お久しぶりですね。
多分それはネタで書いたものだと思うのですが、
気に入ってくだされたのならばお好きにどうぞ。
作品楽しみにしていますね。


503 :ちっち ◆FMiYTdsunc :2006/11/25(土) 23:23:20 ID:zD19FA8/
>>502
藪鳩さん、ホントお久しぶりです。はい!!気に入りましたー。
実はもう9割くらい出来ゃってます。さっそくうpります♪

504 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/27(月) 02:37:05 ID:c5DBk+eo
すいません、突然お願いに参りましたお初にお目にかかりますまんこ将軍と申す者です。
現在、詩板横断ウルトラポエムクイズという催しを不定期に開催しておりまして、
ぜひとも今回はここに多数の作品を発表していらっしゃる藪鳩氏に気に入ったものを
選んでいただきたいのですが、お許し願えませんでしょうか。
藪鳩氏にぜひ読んでもらいたいという方が数名もしくはそれ以上いらっしゃいます。
もちろん手間を取らせる「評」などという形ではなくただ単にこのスレッドに投下させて
いただく、たぶん最大でも十名ほどの方々の作品をざっと眺めていただいて、その日の
インスピレーションで一番気に入ったものを挙げてもらうだけで充分でございます。
もしよろしければ「いいよー」とでもこのレスにご返事の方お願い申し上げたいのですが。
急な乱入で厚かましく恐縮ではございますが、何卒御検討の上、私は氏のお返事をしばし
待たせていただくことをお許しください。それでは失礼します。


505 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/11/27(月) 02:52:35 ID:vRv1Yb9d
>>500
題名がすごく好きです。
何処からこのスレに迷い込んできたのでしょう。
最後の一行はひやかしぽいので嫌いですが
あと10行くらいには伸ばせたはずの題材ですよね。
 

506 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/11/27(月) 02:54:46 ID:vRv1Yb9d
>>504
なにがお初にだよ
白々しいんだよw
 
 


507 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/27(月) 03:04:51 ID:c5DBk+eo
>>506
ありゃ。辛口スレかなんかに昔投稿してくれた人?
だったら話が早い。ここしばらく使わせてもらうぜ。
そんでお気に入り適当に選んでくれ。頼んだ。
白々しいお願い書かなきゃなんないのはスレ住人に対する配慮がどーのこーのと言う
風紀委員みたいな奴らが五月蝿いと思ったからだ。
本当はいつなんどきでも好き勝手にどこのスレに書いてもいいはずなのにな。
そう思わんか?


508 :メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆FCwxSNTwx2 :2006/11/27(月) 03:41:15 ID:Fg0iE0nK

 藪鳩さんはじめまして!
 お邪魔します
 
 
 「白々しい」

 白眼を剥いてかの女
 我に出て行けなどと言い放ち
 午前三時過ぎ最早四時近い明け方の雨の音が
 ふとやんだ
 
 あまざらしバルコニーに飛び出し
 止んだ雨逆撫でする仕草で
 黒目で向かいの家屋をずっとみやっておるばかり
 干しっぱなしの闇夜に光る洗濯物そればかりを気にして

 出てけと白眼でいう
 向かいの家屋の黒髪の艶よいかの女
 築8年俺の住まいから覗ける景色




509 :名前はいらない:2006/11/27(月) 04:10:18 ID:BmIvGsaW
まんこ将軍さま

私はこのスレの作品や作風が織りなす
雰囲気が好きで毎日楽しみにロムしています。
住人がどこに書くのも自由ではあると思いますが、
まんこ将軍さま達の詩と、ここの詩では作風が違いすぎるので、
ちょっと戸惑っています。

510 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/27(月) 04:18:10 ID:nyQ9i6s1
>>509
じゃあ、にぃちぇという奴に命じてここの作風を分析した上で書かせることにいたしましょう。
ついでだから他の人にも「スレにあった作風」とやらを求めることにいたしましょう。
それより無駄なこういうやり取りこそがあなたの考えるスレ汚しになるかと思いますので、
以後苦情その他は下克城までどうぞ。

511 :メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆FCwxSNTwx2 :2006/11/27(月) 04:30:59 ID:Fg0iE0nK
>>509

>私はこのスレの作品や作風が織りなす
>雰囲気が好きで毎日楽しみにロムしています。

 その気持はわかりますよ
 ロムが楽しみなスレだということは

>住人がどこに書くのも自由ではあると思いますが、
>まんこ将軍さま達の詩と、ここの詩では作風が違いすぎるので、

 これに俺も含まれていると思われますので書かせて頂きますが
 作風や流れは確かにここ独特のものがあるでしょう
 それが好きであるからと言わんとしている事も分かりますが
 よそ者扱いされているようで まぁよそ者なんだろうけど
 作風が違うものを投稿されると不愉快であるとか とまどう感覚は理解出来るけど
 ここはあくまでも掲示板形式の場所であって
 作品の作風によって排除がなされる場所ではないと考えていますが

>ちょっと戸惑っています。

 とまどう理由は作風が違う人がここに投稿しなけりゃ解消されるのでしょうか
 
 投稿にあたって悪意はありませんぜ
 悪いけどくくらんで欲しいわ
 〜達の作風とか
 不愉快だ
 


512 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/27(月) 04:36:01 ID:nyQ9i6s1
俺もそう思う、ということでお喋りは終了。
以下、詩がポツポツと投下されるだけの糞面白くないスレになります。

513 :斑太郎 ◆neKoJA7mag :2006/11/27(月) 12:55:58 ID:ftlvENqH
      ∧ ∧  
 〜' ― (,, ゚∀゚)<藪鳩さんはじめまして。
   し― し-J   詩を投下させていただきますので。ごあいさつに来ました。


514 :斑太郎 ◆neKoJA7mag :2006/11/27(月) 13:52:39 ID:ftlvENqH
[シューシュー鳴る]
薬缶に水を入れるなどせず
今日昨今は電気ポット等が勝手に湯を沸かす

胡散臭い預言者が 世界の滅亡を予告した期日から今日に至るまで
私は昼時が暇で ワイドショウとバラエテヒを交互に見ている
昼時とは言ってはみたが 本当は一日中暇なのだ
言い訳にしか聞こえないであろうが あの日
私は社会に興味を抱き 社会に淡い夢を見  拒絶された
酒屋の軒下の向日葵が とても綺麗な時分でした

「あと30秒」との表示
湯気が漏れる

あの私の夢を砕かれたあの日 あの日が木槌となり
側頭部 後頭部 時折前頭葉を引きずり出し 撃ち付ける 撃ち付ける
喉下に真綿を詰められる感じ  そこに唾液が混ざり 痰が絡む
畳の目を一節づつゆっくりと掻き毟る ブチッ ブチッ と

落ち着きたい

このままだと 壊れてしまいそうだ 壊れてしまいそうだ
電気ポットに這いずり近づく

シューシュー鳴る

シューシュー鳴る

515 :ボトルネック*゚Д゚) ◆necK/fzEYA :2006/11/27(月) 23:09:30 ID:sGzV1GvW
「カスタネッツ・イン・カスタード」
黄色いクリームの中俺は
かっちかっちと木を叩き合わせています

ああ甘い甘いかちかち甘い心地よい
ああ響く響くまろやか響く美味しい

キャベツの胎内で一人俺は
オーガニックな胎教の響きに溺れています

ああ母親母親ロール母親甘い
ああキャベツキャベツ子宮キャベツ暖かい

そとからシューシュー変な音がするんで
俺は産まれてみることにします
とりあえず逆子じゃなくて良かったと
言っておく

516 :穢土 ◆34law0hz56 :2006/11/28(火) 00:06:57 ID:vRz8qFfJ
藪さん鳩さん こんにちは♪
シューシュー鳴りにきました♪
藪さん鳩さんの詩には一種ポエマーの吟じと言いますか
お手軽さがありますね。そのお手軽さは所謂執着でなく日常のごく普通の
当たり前のことを描いているに過ぎないのだけども、それが平凡でないような
日本人の美的感覚と言いますか、、、言葉で表すのも難しいのですが
惚れ惚れするような、、、洋風な感覚がちょっぴりテイストされたような、、、
それでもって余白や余情を感じさせるものが多く且つ大胆であり繊細でありますね
わらしべ長者が少しずつ財産家になっていくような、そんな迫力のある作風であり
けれど透明で無機質な部分も併せ持った悲しいような、そんな切なさを感じさせる
てなわけで宜しくお願いします♪ 畏まり

俺、此処でシューシュー鳴るんで♪す

517 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/28(火) 01:48:29 ID:9Q5YLgAO
「ロッキー山脈を越えて」

イノセンス、死ね
ナンセンスだから
おれは意志そのもの
自分がやっていることは全部知っていたい方だし

はちゃめちゃにしちまう
頭抱えちまう
そのうち許してほしくなる
おれが傷つけた人よ、泣かないでおくれ
きみが泣いているとおれは苦しいんだ
殺す

ムカつくイノセンス死ね

夕日の沈まない海岸に
潮が満ちてくる
満月の予感がある
涙は 止まらない
なんなんだ、いったい
自分を労わる涙だ
目から肩の関節が飛び出るまで泣く

誰かと話したいのに誰と話していいのか分からない

今夜は泣いたことにする
これが意志の力だ

518 :龍玉 ◆IVVTBUqDhU :2006/11/28(火) 13:04:57 ID:sf3+vkcj
「うだうだロックユー」

誕生日おめでとうあぁ、3日も過ぎてるって?だってあなたとはすれちがいばっかりだし
もうすぐクリスマスだけど?そんな嫌な顔しなくたってわかってるわよ邪魔はしないわ。
大晦日ですか?えぇ、27時入りですか。わかりました大丈夫です電車は終日運転ですから。
目覚めて眠れば明日眠らなくても明日
昨日の私が恨めしそうにひざをかかえてこっちを見てる
見て見ぬふりして通りすぎる

519 :208+ ◆HAYATOo7aM :2006/11/28(火) 21:01:19 ID:HnCLcCwi
「オーバートラップ」

電車が動き始めてガタンガタン
吊革に手をかけてこけないように
後ろで子供がバランス勝負
こけないように大また開いて
笑いながら

「君との関係は所詮、惰性だ」
そういったきり急停止
足が地から離れて
そのまま叩きつけられて
立ち上がれない
今でも

それ以来自然の法則には逆らわないことにした
ガタン、シューシュー、誰かの腕が私に触れる
「ごめんなさい」さっきの子供だ
また動き始めた電車の中で大また開いて
笑ってる



520 :穢土 ◆34law0hz56 :2006/11/28(火) 23:38:55 ID:vRz8qFfJ
【リンガ応報ヨニヨニ】
カラスが咥えた獲物
何処までも続く欲情空
8ビートのリズムで吹きすさぶ風ヵ
轟音が降り注ぐ地上の黄金楽土
渦を巻いていやがる

物心付いた時から焦点が定まらない眼球を抱いたまま
水溜りの欲求不満に同情もせずに
流れる処へゆくさ

不調和音の支配する僕の散歩道には足跡が一杯だ。古の情熱家のように視点は真っ直ぐとはいかない。惚気た頭蓋の襞に血を流し込み、カタルシスを得られるものと得られないものとの
差異を想像してみる。昨夜の晩御飯が最後の飯にならずに済んだのは、誰のお蔭だろう
少なくとも僕のお蔭じゃない。誰の所為でもなく誰の為でもない僕自身の延長上に太陽が沈もうとしている。きっと茜空は綺麗だろう。身を汚した燦然の罪を、腹黒く打算的な口元に
隠し、明日の異性には何を語ろうか。僕は一体の楽器で、調和を奏でる為に、君と会う日までの、野原雑草その他どんな土塊石ころ何でも蹴飛ばしてみせる。そりゃそうさ。傷の手当てをしてくれるのは、君の清浄なお手手なのだから。君の眼と鼻と吐息が僕を振動させちまう
恍惚けた視線は艶やかな空気に浮遊して、無意識の自我を軽やかに剥き出しにしてしまう。
狂態の収めどきは朝の無知蒙昧な眼光でプラン9ときた

きっと明日は晴れさ
といって昨日のお釣りがくるわけじゃない
けれど、君が太陽で在り続ける限り
一切を照らし
僕は光に閉ざされてしまう
願わくば黒光り聖人となり
君を紅に燃やしてしまいたい

シューシュー鳴らすのは君だ
君のあえぎ声だ
でないと僕は片付いて仕舞うよ

膝下


521 :cレール ◆n/ANJuS0Pg :2006/11/29(水) 22:07:30 ID:CMdS81MN
陽だまり三題

T。ぽちょん、ぴちょん、水の音。

あなたはとうに放たれた
永遠で不快、自由になった
あなたは二つの冥い穴。

ばらばらの頭髪は時間に流れた
砂と海とを形成してゆく
わたしは黙してそのまま沈む
このままどうか 行き着く 場所 へ

意識を亡くした ままで 運べと
夢うつつのまま 内に入り込む
固い意志のまま 階段の上
横たう感触すら懐かしい

ここは夜で わたしは肉で
柔らかささえ 無ければもっと

箱の中に居り 流されてゆく
どこかの行き どまりを 願いつつ
この手はあなたに 届かない。
箱の中にいたのは わたし。

522 :cレール ◆n/ANJuS0Pg :2006/11/29(水) 22:13:40 ID:CMdS81MN
U。「7年間も人が触れない」

こんな所に私はいない
娘は疲れて隣の部屋で

触れて来るのはラテックスの指
正確な金属のてのひら
娘は疲れて隣の部屋で

コトコト動く 気配だけがする
速い声で「泣かないで」とだけ
爪の引っかき 熱の思い出

私が泣いているのだろうか
目の奥の奥が もうずっと痛む
娘は疲れて隣の部屋で

小鳥がちい と啼く声だ
娘が隣で寝てると言うのに


523 :cレール ◆n/ANJuS0Pg :2006/11/29(水) 22:18:30 ID:CMdS81MN
V。【二匹の蝶は川辺に遊ぶ】

赤子は草の上に立ち
ふしぎの匂いを嗅いでいる。
あれは夢の溶ける音。
メダカが小さく跳ねる音。

ここは陽だまり

両腕が伸びて いいこ いいこだ
柔らかくそれを 抱ける場所だ
笑わなくとも 何もなくとも
何でもなくても それで良い

蝶よ それは子どもの手だ。
レンゲのように開くのだけど。

(ゆっくりと 伸びをしてから 熱を吸い込む/手を引いて ゆこうと促す
/山を下りるような仕事は続き そしてまた 夜に織り成されてゆく。)

524 :山羊 ◆enX68O/pGI :2006/11/29(水) 23:33:33 ID:kYlxIzIy
「草地の午後」

手負いの狼が草むらから羊の群れを眺めている

奴はもう走れないのだ
右脚の深い傷口がそれをゆるさないのだ

青空の下で羊たちは無心に草を食べている
狼は浮き出た肋骨を横たえ羊たちを眺めている

雲はながれているだろう
陽はかしいでいるだろう

それでも

青空の下で羊たちは無心に草を食べている
狼は浮き出た肋骨を横たえ羊たちを眺めている

止まったような時間の中でそれぞれの鼓動を静かにはしらせている

525 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2006/11/30(木) 20:06:07 ID:r86WC5KZ
「クレモナ」 1/3


僕はクレモナというスポーツの愛好者だ。
必要なのは、やや錆びついてキイキイ鳴る自転車
そしてできるだけ長い、だらだらと下る坂道。

宵闇迫るころ、長い坂をぼーっと下り
その勢いでどこまで行けるかを競う。
ペダルを漕ぐことは一切許されない。
歩行者を避け、信号や段差を避け
夕方の街をそろそろと走ってゆくのだ。

クレモナの愛好者は、この町では僕の他に二人。
一人は肉屋のご隠居。
伝説のチャンプと呼ばれ、蝸牛が這う速度で
どこまでも行ってしまう僕らのマイスター。

僕はご隠居と口をきいたことがない。
遠くから限りないリスペクトを捧げるだけだ。
2ヶ月前から入院中なのは無念という他ない。

526 :2/3:2006/11/30(木) 20:06:41 ID:r86WC5KZ


もう一人は、肉屋の三軒先の洋装店の次男坊。
僕の旧友でクレモナの名付け親
誰よりもクレモナを熱く語る男。

ご隠居は富士山の麓まで行っちゃったらしい
いや、世界にはドーバー海峡を
クレモナで越えた猛者もいるらしい。
ドーバーを越えた猛者は
船の中を自転車で走っていたという。

「いくらなんでもそりゃウソだろう」
「いや、ホントにホントだって!
クレモナの達人はどこまででも行けるんだ」

クレモナとは、北イタリアにある小さな街で
そこに世界最高の下り坂があるのだという。
いつか聖地クレモナで世界選手権を開く。
それが次男坊と僕の夢。

ヨーロッパの夕日を浴びながら
長い石畳の道をゆっくりと降り
遙かなるローマを目指すんだ。

527 :3/3:2006/11/30(木) 20:08:34 ID:r86WC5KZ


それもこれも、半年前までの話だ。
長い旅から帰ってくると
ご隠居は肺炎で亡くなっていた。

次男坊は一度だけ、クレモナ中を見かけたが
今は会いに行けない建物の中にいる。
牛丼屋で包丁を振り回したそうだ。

こうして、クレモナ愛好者は
この町に僕一人になってしまった。

ついでに言うと、調べたら
クレモナには長い下り坂なんかなかった。

それでも僕は、今日も夕方になると
愛用の錆つき自転車で坂を下るのだ。

クレモナ中の僕はただの重量。
ただの重量が,
夕暮れの商店街を
無表情にとろとろと走ってゆく。

最後に見かけた次男坊を思い出す。
時間が止まったような、まっしろな顔を。

僕にも、もはや漕ぐべきペダルはない。
クレモナは、そういう人間たちのスポーツだから。

どこまで行けるか。
サドルから滑り落ちる、その瞬間までに。

528 :アルペジオ ◆UfM5Clgw1I :2006/11/30(木) 22:07:17 ID:tqAhKiax
「マドリガル」


雪だ

ぼくはじっとしている
地球はただなんとなく
まわっている らしいってね

電線がたわんでいるのも
平気さ 雪は見知りやしないよ



ぼくが道を歩いている時も
全てが運動している らしいんだ

ぐるぐると
もろもろのもの
互いにダンスを踊っている

―きみもかい?

皆引き合い 求め合い
いがみ合い 愛し合い
アクセルが重いんだ うん

車が急に止まれないの
知っているから



529 :あばらや ◆61ynRipd12 :2006/11/30(木) 22:11:09 ID:F/fGUSWC
「ある週末」その一

見かけない奴が娯楽室にいたので声を掛けてみた
そいつは自分の事を神様だと言った
よくあるパターンだったが俺は少々退屈していたので相手をすることにし
なんでこんな所に来たのか聞いてみた

―この地上で私が正気を保っていられる場所はそう多くはないのです
うむ なかなか上手い皮肉だ
―それで この精神病院でなにをなさっておいでで?
―せめてこの世界を自分の手で終わらせようと思います
完全な 失敗作です
このだるま落としがカウントダウンになっています
全部で9段あります
 
そう言うと男は一番下の段を指で弾いた
―失礼だが俺には遊んでいるようにしか見えないが
何が起こるのかね?
―すぐに分かります それは遠くから近づいてきます

俺は、なんとか俺だけは助けてくれよ、と言い残してその場を離れてテレビの前に座った



530 :その二 ◆61ynRipd12 :2006/11/30(木) 22:11:54 ID:F/fGUSWC
今日もいつものように 
親に虐待されて殺された子供や
イジメを苦に自殺した生徒達の事件が満載で
俺の顔はついついほころんでしまう
―いいぞ〜 もっとやれ〜

その時突然臨時ニュースが流れた
なんでも冥王星が太陽系から外される事が決まったという
―う〜ん…仲間外れは良くないな〜
俺が思わずつぶやくと 後ろで神様が爆笑した
やっぱり、キチガイだな

531 :メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆FCwxSNTwx2 :2006/12/01(金) 00:00:57 ID:AuEXhtSh
「太陽と破綻と理由と白い百合と」


足早に通り過ぎる白百合を抱えた少女
平凡な毎日
鈍痛を覚える繰り返しの路頭を横切る
声も音も無い路地に場違いなリリー

信号は青の光を放ち 魔の手となり
少女の頬 指先を染める
眉間に抜けた睫程の皺を寄せ
百合の花に青の光が当たるのを避けてリリー
「大切な人がいないなら地上はいらない」
聞きわけの無い輪郭 ブレーキの効かない風
ぱつんと一瞬にして弾ける百合の蕾
今宵街並みは鈴なりに丸い光を宿して
音も無く空中に身を委ね白い
リリー影を引く筈の地上はコンクリト
一瞬空耳のようにこだました一言
人混みざわめきに重力を呼び覚ます
「影を引き殺さないでねお願い」
 
赤く染まらないまま弾け飛ぶリリー
横断歩道よりも高く飛んでリリー
青弾き飛ばして空を作るリリー

足早に通り過ぎる白百合を抱えた僕は
平凡な毎日
鈍痛を麻痺させ繰り返しの路頭を横切る
やかましい路地に場違いな“リリー”を

532 :にぃちぇ ◆UQRl.WeFEk :2006/12/01(金) 00:04:00 ID:aUNKcKxK
『恋愛の力学』

押してみる
つんつん、とちょっかい出すような指先で
すると「心」は動き出す
人差し指には反作用の手応え

大気の無い冷たい惑星でカーリング
地表を覆った分厚い氷の表面はつるつるで
摩擦もなく空気抵抗もなく
ストーンは殺風景な星の上を無限に同じ速度で周回する
しかしこれでは恋とは呼べない
恋とは落ちるものだから

高いところから「心」を落としてみる
重力に惹かれるままに喜び勇んで落下する
その歓喜は加速していく
ぐんぐんぐんぐん加速していく
巨大な質量を持つエロスという名の星が
早く来い、と手招いている

押す必要はなかったのだ
掴んだ「心」をパッ、と離してやればいい
勝手に落ちる
ぐんぐん落ちる

底には永久に届かない
なぜならすごく深いからだ
到達する前に自らが星となるほどの奈落
瞬間の速度こそが 恋


533 :穢土 ◆34law0hz56 :2006/12/01(金) 01:10:53 ID:6CCyVbU8
【喰う即ゼクス】
太陽の頂に北極星
銀河を彷徨う小鳥
俺の掌で身悶えす小鳥

おぉ〜嗚呼
小さな小鳥よ・・・・・・
俺は君が大好きなんだよ

死人に膝枕をしてもらい、耳糞を穿ってもらう
あの世の音が聞こえるぜ〜
弾けた拍手が連なり呼び覚まし、境界線の果てしない雲兆億光年の威厳を呼び覚ます。
死せる者どもの足音が静寂を生み出し、俺は媚び諂い
病に生かされたイカレタ怒りの如何様氏が、大きな眼を見開いたとき
ナルシストの塊が固まったまま肩まで湯に浸かり始め
潮騒が海の塊と豊穣を配達してきては
寄せては返す、寄せては返す
美乳と豊乳の豊かなエントロピーに感謝するのだ 

嗚呼〜云うなぁ〜
一切は空などとは云うなぁ〜
でないと俺は儚くかよわい
ちいさなちいさな小鳥を焼いて食べてしまいそうだ

あの娘 マジ可愛い



534 :那駿浦是馬 ◆5x4/.B59t. :2006/12/01(金) 22:50:37 ID:wAvtw56r
【はるにれ】

シューシュー
するする

蛇が脱いで
女も脱いだ

シューシュー
するする

午後のダムの中心部
身投げも脱皮も同じだろうさ

シューシュー
するする

蛇は皮を残して
女は服を残した

孕んだのは
どちらも同じ事だろうさ



535 :那駿浦是馬 ◆5x4/.B59t. :2006/12/01(金) 23:49:12 ID:wAvtw56r
【マクラーレン 枕廉】


意気がって
息が立って
米が立つ

意気地なしの
息を断って
米が立つ

土鍋の底の泡に
かいないなやに
枕や一夜



536 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/12/01(金) 23:51:27 ID:cmxMQpb7
投稿〆切り。

>508 「白々しい」メタリック竹輪
>514 「シューシュー鳴る」斑太郎
>515 「カスタネッツ・イン・カスタード」ボトルネック
>517 「ロッキー山脈を越えて」ゼッケン
>518 「うだうだロックユー」龍玉
>519 「オーバートラップ」208+
>520 「リンガ応報ヨニヨニ」穢土
>521-523 「陽だまり三題」cレール
>524 「草地の午後」山羊
>525-527 「クレモナ」長介ジュニア
>528 「マドリガル」アルペジオ
>529-530 「ある週末」あばらや
>531 「太陽と破綻と理由と白い百合と」メタリック竹輪
>532 「恋愛の力学」にーちぇ
>533 「喰う即ゼクス」穢土
>534 「はるにれ」那駿浦是馬

数えたら計16作品も集まってしまいましたが、審査でも寸評でも罵倒でも無視でも、
どうか藪鳩氏の気の向くまま煮たり焼いたりしていただきたい、とお願い申し上げまする。
夜露詩苦。

537 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/12/01(金) 23:53:56 ID:cmxMQpb7
>>535
なんか不等号多すぎエラー出て削ってたら増えてるし。
この扱いもすべて藪鳩氏に任せる。全部おまかせ。

538 :那駿浦是馬 ◆5x4/.B59t. :2006/12/01(金) 23:58:00 ID:wAvtw56r

ごっ・・・
ごめんなさいっ!
どうやらこれは一人一作品の流れ。。。
後から出したものは無視してください。

539 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/12/02(土) 00:07:19 ID:2PWOHdM0
>>538
いや平気でダブってる人いるから投稿自体はいいと思うよ。
ダブリを無視するかどうかも藪鳩氏の気分しだいである。
審査期間などもすべて藪鳩氏のスケジュールしだいである。
できれば3ヶ月くらい放置して淡々と元のペースで詩ぃ書いてても構わん。
その方が俺が楽だからである。

540 :青メガネ ◆ZtF6f3ypqw :2006/12/02(土) 12:02:19 ID:5Yjnzgce
あっ!! 完全に乗り遅れた…orz

541 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/12/06(水) 00:42:11 ID:0N4cHSlE
>>508
まぁまぁですかね。良くできていますがあんま好かん。
>>514
側頭部とか畳の目とかのくだりが好きです。
あとはいらない。
>>515
ネタですかね。おれには良さがわかんないです
>>517
詩としてどうとかはあれだけど、せっかくいい感じなのに
目から肩の関節の1行で台無しです。
破綻しかかった感じのオレがこの1行でしらける。
>>518
ちゃっちい。そんだけ
>>519
最後の 笑ってる が恥ずかしい。何度読んでも恥ずかしい。
真ん中の連を情景描写でなく他のやりかたで広げてみればいいんではないかと。
>>520
変な漢字とか死語っぽい言葉とか好きじゃない。
お手手はかわいいけどすまんがこの手のは好みじゃない。
>>521-523
出だしは好みだったが
>行き着く 場所 へ
の恥ずかしいスペース使いで爆笑。
>箱の中にいたのは わたし。
は好き
522のは題名だけ好き
523のは>ここは陽だまり 
の意味深な行わけに爆笑。すまん

542 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/12/06(水) 00:43:14 ID:0N4cHSlE
>>524
いいです。変に膨らませずに草原関係だけでまとめてあって素敵。
>>525
いいです。読み物としておもしろかった。
詩としては
>長い石畳の道をゆっくりと降り
の、降り が気に入らなかった。
牛丼屋というのも詩情を削いでいる。
フォークリフトでドライブスルーしたくらいのがいいかと。
>>528
なんか中途半端。
鱈だ とかの路線でいったらいいかと。
>―君もかい?
のとことかきもい。すまん
>>529-530
いいですね。怠惰な大人の香りがいいかんじ。
でも詩情溢れる詩が好きなおれとしては微妙な作風。
>>531
かっこいいです。少女の台詞めいたとことか好きです。
最後のほう、少女と僕とがすれ違うようなくだりがあったらもっと素敵。
でも作り込まれてて微妙すね。あんまそういう作風の詩は好きじゃない。
>>532
いい詩ですね。突然 恋 とか出てくるところとかすごくいい。
所々説明的なところは邪魔してますが、最後で許せます。

543 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/12/06(水) 00:44:13 ID:0N4cHSlE
>>533
すまんが良くない。寸評書いてくれとか言ってたと思うけど少なくともおれには解らない。
女っ気ない奴がスーパーのレジの女に欲情して部屋に帰るまでに出た電波を詩に
したのだとしたらそれはそれで中途半端だし。
>>534-535
534
奇麗ですね。
>蛇が脱いで / 女も脱いだ
とか。
535は特にあんまりでした。

544 :メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆FCwxSNTwx2 :2006/12/06(水) 01:16:05 ID:STQ5zUoS

 藪鳩さん
 貴重な時間を割いて下さってどうもありがとう
 作風や表現対象があきらかに違う作品であっても
 きちんと向き合って下さっているのが伝わります
 
 読んで下さってどーもです
 また何かの際にはお邪魔させて頂きたいです



545 :cレール ◆n/ANJuS0Pg :2006/12/06(水) 02:47:09 ID:znlR4tKJ
藪鳩さんありがとうございます。
いいんですよ、リアルで見せ合ったらそう言う指摘(ここは吹いた!等)は絶対ありありなんですが
詩板ではあんまりしてくれる人いないんですよね。

うんスペースねえ。どうしたらいいもんでしょうね。

546 :那駿浦是馬 ◆5x4/.B59t. :2006/12/06(水) 04:11:17 ID:HnNeSN8r
>>543

おっ!
ありがと。
よっ!
大統領。

547 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/06(水) 04:17:14 ID:eCxbj50i
>>541
藪鳩さん、ありがとう。ほんとにありがとう。


548 :名前はいらない:2006/12/06(水) 09:48:33 ID:PLI61XUx
>>541
お疲れ様です。
ご指摘の通りそのまんますぎましたね。
ありがとうございます。

549 :ボトルネック*゚Д゚) ◆necK/fzEYA :2006/12/06(水) 10:24:00 ID:7u2aJ5wZ
サンクスベリマッチョ

550 :あばらや ◆61ynRipd12 :2006/12/06(水) 10:35:37 ID:dXvNyj1V
お疲れ様です
藪鳩さんの懐の広さに感激しております
本当にありがとうございました

551 :山羊 ◆enX68O/pGI :2006/12/06(水) 20:08:45 ID:Su5J6bzj
藪鳩さん、寸評ありがとう!
実はこれ、三好達治の「大阿蘇」にインスパイアされています

いいえ、書いた奴が言うんだから間違いありません(笑

552 :長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 :2006/12/06(水) 20:57:30 ID:9hvDeXuu
>>542
藪鳩殿、まことに有難うござった。面白がっていただいて嬉しゅうござる。
牛丼屋はたしかにちと書きすぎじゃったかのう…。

553 :アルペジオ ◆UfM5Clgw1I :2006/12/06(水) 21:54:18 ID:lXqDLtov
藪鳩さん

有難う御座います。
きもいのも個性です、
といいたいところですが、
不快だったらすみません。

鱈……こんどやってみようかな。
感謝、感謝です。

554 :穢土 ◆34law0hz56 :2006/12/06(水) 23:48:21 ID:T7hvH85s
藪鳩三有難う♪
のりのよい人で良かったですよ。
今後もよろしく
つか俺の詩が嫌いつうか良くない
ということは出入りしにくいな(かはっ

555 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/12/07(木) 22:51:23 ID:WkEnao9G
いえいえ、ぼろくそかいてすいませんでしたです。
それから気に入ったのを選んでくれとのことなので。
一番好きなのが >>532 にぃちぇさんの「恋愛の力学」
次が >>533 穢土さんの【喰う即ゼクス】
んで >>531 メタリック竹輪〔Remodeling〕さんの 「太陽と破綻と理由と白い百合と」
それから >>525-527 長介ジュニアさん 「クレモナ」
そんなかんじでした。
なかなか書き込みできなくてレス遅くなって申し訳ない。

556 :穢土 ◆34law0hz56 :2006/12/07(木) 23:27:55 ID:9kgiJrFt
藪さん ありがとう
心境の変化を是非教えてもらいたい♪
今回は仏教三部作の内の二作を書かさせてもらいました。
>533の3連は虚無や空の表現を試みつつ音のリズムを重視した。(上手くいくわけないか)
つまり、娘への想いつうかそれは無茶なことなんだけど、、、、
仕事先で「この娘。成長したら可愛くなるなぁ」って小鳥みたいな娘で
中学生か高1の生意気な娘に見惚れてしまったんです。
因みに俺はロリコン趣味ないよ♪兎角、ありがとうございます

557 :名前はいらない:2006/12/08(金) 01:00:26 ID:jnma0skf
19 ◆gwnULb/9mwへ


489 19 ◆gwnULb/9mw sage 2006/10/13(金) 19:02:51 ID:z6/cVznj
>>484
ID:QFMd7SV8が北さんと俺に反感を持った結果
チェルシムさんの名前を騙ってこのスレを荒らしたことについて
こちらこそお詫びします
それから、北さんがあなたに突っかかるのを
傍観していたこともお詫びします
実は、まだ疑いを持っていたので
止めに入る気が起こりませんでした



これ↑と
>>785を受けてのこれ↓が矛盾しているようなんだが




787 19 ◆gwnULb/9mw sage 2006/10/12(木) 00:38:24 ID:KKhkL49P
>>785
じゃないかと思いました
最近いろんなコテを騙ってる奴が居るみたいなので


558 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/12/10(日) 02:40:54 ID:j6XQUPOe
 
 「褪せない筈だよ」
 
肘で払われたようにしてごまかした
カレンダーにしるしがつけられているあの日
この場所があるのだって
考え方によっては無意味のみが産み落とせた花見の席で
狂う物の中に我が身をおいて希釈する
或いは自己犠牲の最中で
日常の窓景を正午の朱い空と見る
それがこの国の詫び錆びとかってやつなんだろう
今日はもう眠いのだけれど
いつもどうりの水道水の味
転がるのが見えるがじきに落ちる
この瞼に重ねられた
重りのように幸せな光景
 

559 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/12/12(火) 01:20:34 ID:of4jLW/y
  
「層」
  
奥庭の
古井戸に
姿を写そうと
太陽を背負った
少年のころ
汗の落ちる音だけが
辺りを
蒸発させてゆく
 
古井戸に
半身を埋めて
そこから見上げた
空は
 

560 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/12/13(水) 11:19:07 ID:DAl2YcNV
>>555
お手数かけたがこちらの企画に協力してくれてどうもありがとう。
恥ずかしい、とか爆笑、といった切り口が新鮮な寸評でありました。
お礼に詩でも置かせてくれや。今から適当に作るんだけどさ。

「藪から鳩」

土鳩の親子が山道の藪からもそもそと
丸っこい体を揺すりながら
周りには見向きもせずに
急いでるようにも見えない足取りで
のっちらのっちら地面を歩く

親鳥は太っていて
子供は三匹で
やっぱりころころしていて
ころころと転がるように
母親のあとをついて行く

茶色の土臭い羽が
駅のホームや公園で人間のおこぼれ貰ってるねずみ色の群れとは違って
たくましくもあり
実は怯えのようでもあり
聖者と世捨て人の境界を土埃で不鮮明にしていて
ふと気づくと
なんとなく後を追っていたスニーカーも泥だらけで
気分が良くなってちょこちょこと真似をしていたけれど
親子はまた別の藪の中に潜っていき
取り残されて
夕日が急に傾いて
藪から棒に腹が鳴る


561 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/12/14(木) 00:55:03 ID:D/iXlQ7R
>>560
新鮮というか舐めきった態度ですいませんでした。
まぁそういうキャラでやってますのでwご了承くださいです。
つーか絡みにくいキャラなのに相手してもらって楽しかったですので。

562 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/12/20(水) 22:20:53 ID:HBhdzHxe
 
 「アラウンド ザ コーナー」
 
斜め45℃から
あり得ない景色が
浸透してくる
 
突き指が蝉の鳴き声を掻き消して
辿り着いた夜空に微細な渠を開ける
そのままが焼け付いて
辺り一面は謝肉祭の賑わい
 
誰かに噛まれたからっていう
不本意だか正当だか解らない理由が
ウォシュレットの細い穴から
僕を突き上げてしようがない
 
昨日のどこかの
明日のどこかの
新しいものなんて
凡てすでに老いぼれていて
僕の記憶のなかから
掬い上げられたものでしかあり得ない
 
夏に君といた夢を
ノートに等間隔で線を引くような
そんなだらしのない言い訳にしたくて
そもそも
なにもない
普段どうりの
曲がり角
 

563 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/12/20(水) 23:06:59 ID:HBhdzHxe
 
三日月の下のほうにさきっちょに
引っかかってたのは君の小腸
彼岸花が咲いてる一月一日
僕はカッターナイフで舌の真ん中らへんをかっ切った
どろどろと出る
新しい嗚咽まじりの街角募金
酷い声であからさまにそんなことをさ
 
「ばらんばら」
 
僕の位置が
君の位置
きっとどっちも
喉が渇いてしようがない
 
地球が隕石にやられて死亡なんて説
僕にかかったらばらんばら
パズルのピースがすんごい増えたってだけの終演劇
 
裏返してる魚を
また裏返す
流れ星がシンクに落ちて
ひとりぼっち


564 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2006/12/27(水) 01:49:17 ID:v03PzGBU
 
「あかり」

太陽が白く
くり抜かれ
裸足の子供が
それに釣り糸を垂れている
そんな夢をみた
 

565 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2007/01/07(日) 01:12:44 ID:GWURZdb9
 
 「履歴」
 
有人飛行する曇り空の天使と
いつもどうりに落ちてゆく
外せない歯ブラシのロックチェイン
 
腹を見せ笑うのか沈むのか
堰き止められた感情の堆積する曾ての入り江の深み
 
すごく太いけどこれは
手で捏ねて作ってあるんだ
よく見ても見なくてもいいけど
さっきから立ててる小指は消しなよ
 
とりあげられたままになっていた
誰かに優しくするはずだった履歴
 
遊びで隣り合わせに座ったねって
からかってくれてる君が途切れる
 

566 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2007/01/13(土) 01:38:39 ID:cXbt0uLL
 
 「片面」
 
一切に対して意味も価値もほとんど感じないある病に堕ちた人間が
ある朝新聞の一つの記事に対してだけ異常な反応を見せました。
その記事は取り立てて珍しくもなく残酷でもありませんでしたが
その朝から彼は博愛に満ちた心を持て余すようになり
挙げ句に様々な保護団体等に身を尽くし
若くしてその生涯を終えたと聞きます。

ねぇ
愛のない人は
涙を流さないだろう? とか
 
曇り空は
僕を暖めてくれる毛布みたいだった
とかって
いいのこして
自分で自分の首を絞めたといいます。
そして何もせず握力の衰えたその手を憎んだといいます。


567 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2007/01/13(土) 01:39:09 ID:cXbt0uLL

簡単に繰り返しますと凡庸な体裁ではごまかしきれない
その額に貼り付けにされたような嘘やら正義やらが
あなたを操っていますよってな事件だったってだけのことらしくって
4冊の本と横這いになって
風呂にもろくすっぽ入らない蝋のような体を
駅のホームの随分とはじっこに厳かに
建築されましたる喫煙ルームにて
薫製にされ息絶えた、と壁に書きましたといいます。
 
日付を探してもどこにもない
そんな日の記事にだって 
 
僕は目が冴えて
檻の中
精一杯だって理由
 
まぁな
俺もそう思ってる
 

568 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2007/01/31(水) 11:32:40 ID:ikaUoznm

「水曜日」
 
 狂うなら僕に一声かけてくれ
 空にぶちまけてしまうのか
 便器にすべて流すのか
 それはどちらでもいいこと
 でも最後に
 もう一度あの笑顔が見たいから 
 今から出かけます って
 そう言う類の連絡でもいい
 ください
 
 今日の朝
 郵便受けに偶然に
 鳥の羽が入っていたから
 少し考え方を変えてみようかと思って
 それから吸い込む空気の冷たさと
 吐く息の身よりの無さとに
 思わず中庭に座り込みました
 
 自由に練習してくださいと
 天井にまで届く画用紙を渡されてからは
 僕は何も描けなくなった

569 : :2007/01/31(水) 11:33:33 ID:ikaUoznm
 くだらない欲情を一つずつ
 壁にある棚にしまっていったら
 床一面にそんな笑顔が無理やりに引き延ばされて
 
一人っきりであることが
 無くてはならない休日の朝
 
 たった一つの行為で
 数万年先まで跳べる気がする


570 :名前はいらない:2007/01/31(水) 13:14:42 ID:lwP7qtcD
じゃなんでやってるかって?

571 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2007/02/07(水) 10:27:37 ID:yVJe/NAd
  
 「クリアランスの関係で」
 
もう耐えられないんだってね
そんな声だけは昨日も来たんだ
 
仕事の帰りに寄ったスーパーの1階で
きみが探してる処方箋
どこにあるんだろう
そんなところには無い確証はない
だからきみは嘘はつかない

わかるかい?
きみの背骨がきみの凡てを作るんだ
その左手の十字キーじゃないんだ
そうやっていたって
いつだって
レントゲンでしか写せない
そんなきみの青空じゃないか
 
いつだって
次の週に貼り付けられているきみは
今日のことをまるで知らない
 
 

572 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2007/02/20(火) 00:32:02 ID:Hvq3LUB4
 
 「虫歯」
 
半分だけかじったスポンジケーキを眺めて
雨が降るのか降らないのか考えていた
踵に踏み癖がついた靴の斜めでは
水だけで間延びしてしまった芋の蔓が白く横になる
僕はきっと鎖にでも繋がれているのだろう
洗い物が崩れそうになっているながしをぼんやりと眺めて
朝方なのか夕方なのかもわからない
こんな牢屋からさえ出たいとも思わない
歯磨き粉の味のするコップが君の冷たさで満たされていく
そんな朝をもう迎えたくはないんだ
ギリギリと痛むのはただ奥歯の根もとだけ
攫われる足下の砂のその下がからっぽだったらどんなにいいかって
そんなことを誰かにわかって欲しくってしょうがない
そんな僕の欲求
痛みを忘れたこころの見る夢
 



573 :名前はいらない:2007/02/21(水) 10:47:33 ID:6ti7tnjK
「春の予感に(旧い友人より)」

本当に見せられなかった
笑顔を見せてあげる
本当に見せたかった
笑顔を見せてあげる
言葉を交わしていなかった友人に
永い年月が過ぎてしまった恋人に
人のきづなの素晴らしさを
愛しむということの尊さを
春の訪れを予感させる
或る日の朝の陽射しの様に


574 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2007/02/23(金) 00:18:10 ID:TcYHljZy
 
 「中綿の月」
 
友達が言ってた
月よりも軽いものはないって
僕はそんなことはないっておもった
交代制の夜間勤務で疲れているからなんだろう
きっとそんなことを言いだすのは
 
昔僕は360ccのオートバイを買ったとき
こいつより重いものはないだろうっておもった
慣らし運転も終わらないうちに
そいつは廃車になったけど
いまでもあの悪魔的な重さの存在感は
僕の中にずっしりと居座ったままだ
 
残業ですっかり遅くなった帰り
ホームで快速を待つベンチ
そっと月を両手の平で持ち上げてみた
 

575 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2007/02/23(金) 01:20:03 ID:TcYHljZy
 
 「誕生日」
 
あなたが両手を差し出して
瞬きもせずに眠っていました
炭でも焼いたのか真っ黒な手で
僕にコンタクトを填めようとします
ですが波は近づいて
浜からは離れなければという素振りを
 
締め付けの強いあなたの迷路は
奇麗事さえ行き止まりへと
壁沿いに立てた鏡は映らず
味の薄い挽肉の料理の出る順番を真似して
表情を陰らした
 
ピンホールカメラと
盲目のイルカ
次の日の夜空と
絵本の落書き
 


576 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2007/02/23(金) 03:13:51 ID:TcYHljZy
 
 「ふがし」
 
ぶら下がり健康機
ふやけた星空
斜めを忘れて
地面に落ちた影
時計の秒針に
黙殺されたら愚人
あらかた定められた
二本足で立つってだけの檻の中
僕の背後霊は太陽ですから
僕なんてものは
微塵にもならない
 

577 : ◆YAPoo/LC/g :2007/02/27(火) 19:48:08 ID:t6t5bDjB
「ひとりひまわり」

突き刺さる陽射しを背に
寂村のひとつしかない井戸

ぼくは覗いた

あさましい光が届かず
そこの水には映らない

夢はしゃべらない
花はしゃべらない




ども、はじめまして

カスタムスレの誤爆に意気に感ず


ぺこり



578 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2007/03/10(土) 00:22:20 ID:CW6AeFDD
しらん。
記憶にない

579 :エリザベス ◆Rose.MdamM :2007/03/12(月) 01:02:10 ID:JBjr5ftJ
藪鳩さんの文章、
素敵すぎて泣きました。

580 :藪鳩 ◆EITmBtAWIA :2007/03/13(火) 01:25:40 ID:QXBwVq4v
>>579
ありがとう。そいうこと言われるとまた詩をちゃんと書こうかという気になります。

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