■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
【尻を、】詩的しりとり【尻を取れ!】2尻目
- 1 :名前はいらない:2006/08/11(金) 16:33:14 ID:/kgl7DSW
- 前スレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1146386052/
(-ω-`)ああ、自分から立てさせてほしいと志願しといて ……
- 2 :208+:2006/08/11(金) 16:50:48 ID:Ed2FJlNm
- てっ、オイ!2、ゲットだぜ!!
1乙です。
- 3 :あばらや ◆61ynRipd12 :2006/08/11(金) 17:12:02 ID:n3leGOzX
- すっかり人気スレになりましたね。
1 おつです
- 4 :(゚∀゚)類 ◆Z/RUI/OFiY :2006/08/11(金) 17:24:56 ID:Ku3B5V+2
- 素晴らしく乙っ!!
てゆーか>>1おまwwwwwwwww
(´・ω・`)酷くね?
- 5 :名前はいらない:2006/08/11(金) 18:02:53 ID:A1tk5Xys
- くねくねしたくね >>1乙ですよ。。
- 6 :名前はいらない:2006/08/11(金) 18:19:42 ID:/kgl7DSW
- 何も聞かずに
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1155280929/
ここに移動してください(ФvФ)!
かぶった俺が悪かった!
このとおりだ(ФvФ)ノ●!
- 7 :(-∀-)類 ◆Z/RUI/OFiY :2006/08/16(水) 22:12:53 ID:MyekQ0G2
- だれもいない
すれをのっとるならいまのうち
削除されるまで使わせてもらいまスヨ?
ひゃっほう!
- 8 :(。Д。)類 ◆Z/RUI/OFiY :2006/08/18(金) 19:41:59 ID:bCsGYY1X
- 嘘つきの知る真実を誰も問うことはない
- 9 :(-ω-)類 ◆Z/RUI/OFiY :2006/08/21(月) 12:38:06 ID:QeRNRJjx
- 今なら言えるのに何故、
前に言うことができなかったのだろう
- 10 :(´ワ`)類 ◆Z/RUI/OFiY :2006/08/21(月) 13:50:34 ID:QeRNRJjx
- 嘘でも、うそでも、例えウソでも、
ありがとう
嘘と分かる嘘は
何よりも本当を教えてくれるから
- 11 :(・ω・)類 ◆Z/RUI/OFiY :2006/08/21(月) 17:33:19 ID:QeRNRJjx
- 楽園
ここは楽園
心地よい快楽に溺れ
自らを慰める行為に励む場所
- 12 :(・д・)類 ◆Z/RUI/OFiY :2006/08/23(水) 12:34:37 ID:PWKUIYxj
- 少年は老け、また一つ大人になった
- 13 :名前はいらない:2006/08/23(水) 12:59:09 ID:nFjNNfoN
- 田に案山子
目鼻は省略
はすにかぶった古帽子
撫で肩に雀がとまって
ニセモノだな だまされないぞ
えいっくちばしこうげきだ
田に案山子
もうすぐ夕暮れ
黄金いろにふるさとは
- 14 :(-_-)類 ◆Z/RUI/OFiY :2006/08/23(水) 13:22:25 ID:PWKUIYxj
- 花なんかいらない
萎れ、
散り、
枯れる。
こんなにも
死を連想させるものを
何故みんな持ってくるんですか?
- 15 :名前はいらない:2006/08/26(土) 07:07:31 ID:pNfckehK
- 傘も差さずに女の子
髪も肩もカバンもずぶぬれ
どうしたの?
約束したから
クルマが帰ってくるまで
この駐車場で待ってるの
でも帰ってきたひとも
ずぶ濡れのあなたを見たら
びっくりするかもしれないよ?
いいの
わざと濡れて待ってるの
びっくりさせてやるの
きっぱりはっきり女の子
こわいくらいに瞳がきらきら
じゃあ行くけど
風邪ひくなよ、ヒロイン
- 16 :(ノ_ _)ノ類 ◆Z/RUI/OFiY :2006/08/27(日) 01:16:53 ID:snw52ZTL
- 陰々滅々
繰り返す行動
意味の無い衝動
潰して潰して潰し尽くした
意味の無い行動を
ただただ繰り返し
幾時を過ごしただろうか
とりあえずプチプチクッションを潰すのは飽きた
- 17 :ナガイシシジャナイシ:2006/08/27(日) 18:56:31 ID:8t0kAkND
- アーーー来たぞ ついに!ついに!!!
入り口でチケットを渡し かわりに受け取る 赤い薔薇と ソムリエナイフを 一本
海岸線につづく長いデッキ 居並ぶ老若男女
ビーチパラソルの下 マティーニを嘗め それを眺める俺
デッキの最後尾 海に向いた正面は見えないが やや憂いを帯びた後姿 なかなか魅力的だ
ぐぃとカクテルを飲み干し席を立ち ソムリエナイフ開きながら 俺は近づく 君の
いい尻だ
布ごしになぞる輪郭 ちょっと震える尻 じんわり君の体温が残る掌で差し出した 赤い薔薇を受け取って
いいね?
傷つけないように 麻布を抓み ソムリエナイフを君の尻に差し込む
繊維は僅かに抵抗をみせながらプツプツほつれ
剥きだしの君
憂いに似合うよう 月の形に切り取ったよ
そっと撫でると また 震える 泣いているみたいだ
美しい君の尻 海に浮かんだ
深呼吸して 背筋を伸ばして 君の隣に立つ
俺 の 番
ドキドキしながら薔薇を待つ 誰か誰か誰か
俺 の 尻 を 取ってくれい!!!
デッキの向こう コークスクリューと観覧車 オペラグラスが光る
マティーニを嘗めながら わたしは眺める 様々な額縁の尻尻尻
表情豊かな尻は語る 最後尾の剥けていない尻はきっと叫んでるわ
さてここは慎重に もう一杯 グラスにマティーニを注いだ
- 18 :名前はいらない:2006/08/28(月) 10:21:46 ID:XxX7prS/
- 注いだワインはフルボディ
籐椅子が折れるまで
鼠は齧り続ける
黄ばんだ曾祖母の真珠
懐かしい手触り
ふっと緩んだくちびるから
風に運ばれる歌
聴くのは誰 来年の葡萄
- 19 :名前はいらない:2006/08/29(火) 09:57:50 ID:0poE09Nr
-
葡萄の花のゆかしき白は
束の間ほころびて
まろき実に情熱を托しました
ゆるやかに扉が開いて
朝が目覚め
ためらいがちに欠伸をします
やさしく移された
雄鶏を模った硝子のデキャンタで
おおきく びろうど震わせ
深呼吸をすれば たちまち
丘の風や土 動物や草木のかおり あの森の野生が
時代(トキ) が ほどけ グラスいっぱい膨らんで
いま いとしいあなたの体内に
ゆかしき白い花の
おごそかな情熱が ひろがっているのです
- 20 :名前はいらない:2006/08/29(火) 10:28:26 ID:nVvYPjua
- すごろくの
ふりだしにもどる、がかなしくて
なみだがじんわりわいてきて
いそいでミカン食べてごまかしちゃうもんね
汁が飛んで目に入ったからなんだもんね
泣いたわけじゃないぞっ
この子案外くやしがりなのねって
おかあさん
おとうさんにこそこそ言って笑った
別にそんなわけじゃないけどさ
あと少しであがりだったのに
いもうとにも勝って
家族で一番になれたのに
- 21 :ヽ(・ω・)ノ類 ◆Z/RUI/OFiY :2006/08/29(火) 19:38:35 ID:hpwfsfiD
- 野に咲く花のように、
なりたい
とか、
メリット皆無な
願いを
昔は思ってた
- 22 :ヽ( )ノ類 ◆Z/RUI/OFiY :2006/08/30(水) 17:55:29 ID:PjWBeHcI
- 散り時
ダレが決めた?
太く短く 折れやしないと
雨とか風とか そんなのじゃ足りない
重荷背負い
シアワセ求めて 歩き回り
いくつも味わう
それは タメにならない
味気ないもの
立ち止まらないで
繰り返す太陽を 眺め
小さな月に 流され
またいつか と
アイサツ かわした
ここに 一生を告げよう
楽しく 騒いだ
哀しく 嘆いた
涙 流さず
後悔 皆無で
小さく散ろう
- 23 :(・ω・;)類 ◆Z/RUI/OFiY :2006/08/30(水) 18:03:18 ID:PjWBeHcI
- う、携帯で誤爆したス、、、
チトこれは初めての事態かもシレン、、、、
いっか、、、ダレもいないシ、、、、、
- 24 :シシシシ、、、、いるお:2006/08/30(水) 21:59:27 ID:/v7pg6OC
- ( >21〜た )
タカシは 見てた
確かの影から
隣のるいちゃんが
、、、、、で
、、、、、、、、、、
、、、、、した
花 柄 だ っ た
はーなーーぢーーー ぽん ぽぽんっ!!!
チト と 升 は そらに 塵タカシ爆死
さらば、、、 ユリア。。
- 25 :名前はいらない:2006/08/30(水) 22:49:45 ID:Zp/25AGI
- re・al
━━ a. 真の, 本物の; 実在[存]する, 現実の; 誠
あしたがつらいと泣くあなた
またあしたと手を振るあなた
どちらもきっと
re・al
- 26 :(ω・ ◆80CH1VrTkU :2006/08/30(水) 23:11:51 ID:PjWBeHcI
- あるある誤爆なんてよくあることさ、混竹生姜
- 27 :(・ω・;)類 ◆Z/RUI/OFiY :2006/08/30(水) 23:16:53 ID:PjWBeHcI
- がんがれもっとがんがれじぶん
たまに誤爆するかもしれない
たまに酉をミスるかもしれない
それでもがんがれもっとがんがれ
- 28 : ◆L4LyBSss3w :2006/08/30(水) 23:23:06 ID:EJgUFjKZ
- 瓦礫と構築
- 29 :シタラバ、、スマソ。。:2006/08/31(木) 03:25:06 ID:q8RC91im
-
チクっとしたなら ごめんちゃい
わたしはパラオのたこくらげ
毒はないから ゆるしてね
ゆふらふら らっかさん
ひかりがわたしのご馳走だから
みじかい足で どんぶらこ
ごきげんよう と ふらだんす
- 30 :名前はいらない:2006/08/31(木) 07:18:34 ID:PO2GgCOJ
- ダンスのレッスンが終わると、パンダはいつも
ゆっくりとシャワーを浴びて、冷たい紅茶でくつろいでから
上機嫌で帰っていきます
入学を断るわけにもいきませんでした
「どなたでも はいれます 入学随時」
人間に限る、と書き添えておけばよかったと
少し後悔しています
けれども月謝はきちんと滞らずに入れてくれるし
なかなか根性もあるのです
スロー、スロー、クイック、クイック
スロー、クイック、クイック、スロー
汗だくになりながら頑張るパンダ
他の生徒さんたちも特別文句など言わず
なごやかにしていてくれますし
まあ、これはこれでいいのかなと思っていた矢先に
今、教室の受付カウンターに入学願書を持って
ゾウガメの夫婦が
- 31 :(・ω・`)類 ◆Z/RUI/OFiY :2006/08/31(木) 15:58:15 ID:Rb6QF8Kz
- 合致するのは断片と欠片
組み合わさる積み木のように
高くまた混乱の塔を
空からの言葉受けるまで
- 32 :ヘ(゚д゚ヘ)類 ◆Z/RUI/OFiY :2006/08/31(木) 23:40:23 ID:Rb6QF8Kz
- では申し上げましょう
言って小さな影震わし
ナイフみたいな刃物が
も一つ影に突き立った
ただ困惑数えて背比べ
沢山のヒビ割れ持った
夢下地乾いて少し痛い
- 33 :〆( Д )類 ◆Z/RUI/OFiY :2006/09/01(金) 01:46:27 ID:6VyXu9nW
- 一生絶対超えられない壁
痛くない腹の探り合いを続け
楽しみ半減苦しみ倍増
くるくるり周り回り狂い苦しみ
奇妙な惨状あたり見回す
僕らは擬態した悪魔たち
食べ物が もう無い
- 34 :名前はいらない:2006/09/01(金) 15:36:38 ID:E5Mqp0Cn
- 今 靴のかかとで
小さなどんぐりが割れた
秋が静かに深まっていく
転がり散るむかごに
もどかしく伸びる山羊の舌
肌寒く秋の日は暮れ急いで
fall
柿がもう出ている
りんごも出ている
おおっアケビが食べごろ
国産松茸が1本5000円だとぉたかがキノコのくせに
冬眠するみなさんはしっかり食べるようにね
fall
- 35 :(;-ω-)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/03(日) 00:42:48 ID:tGTO0C6i
- 類?
- 36 :(。_。)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/03(日) 21:27:47 ID:tGTO0C6i
- いずれか
死んだ
散らばる
花びら
赤色
帽子
淀む
手のひら
濁り
崩れる
幻滅
したの
夢枕
ひと 欠片を掬う
ひとつなぎ
ひとつなぎ
これ
って
食べ
れる
の?
- 37 :名前はいらない:2006/09/03(日) 22:02:44 ID:tIrj3HGP
-
のぞみどおりの安息を 胃袋に流し込め!
くちづければ 毒誘毒蟻酸
日曜の報告書は アニスのかほり 洗い流せよ
なりたい になれば さーあ
お は よ う !
- 38 :ヽ(゚∀゚)ノ類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/04(月) 01:14:13 ID:Laq+OsPx
- 噂良くなく
神懸り
響き喪い
奏でられ
煤けた重石に
首傾ぐ
戸締まりされない
窓から眺める
揺られ
嘆いた
身投げ恋
- 39 :(。ω。)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/04(月) 21:08:50 ID:Laq+OsPx
- いない
いない
ちいさなひびき
いない
いない
どこへいった?
- 40 :名前はいらない:2006/09/04(月) 21:43:05 ID:536tlbEr
- たえまなく続く車の群れを
歩道橋の上から見ている
幹線道路は緩い坂
のぼってゆく赤い星たち
降りてくる黄色い星たち
流れて
頬のつめたい涙が
終わらないように
続いて
今のわたしの気持ちが
かわらないように
- 41 :(ω゚ )類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/04(月) 23:13:24 ID:Laq+OsPx
- 似て非なる類は友さえ呼べない
それは孤独ではなく孤立
ただ逃避のみ残された分かれ道
繰り返すことはなく誤ちがそこにあるだけ
- 42 :名前はいらない:2006/09/05(火) 08:57:14 ID:AVh87b4Q
- 蹴って蹴って蹴っていつも
コーヒーの空缶1本
歩くあなたの足元
苛立って蹴って
照れ隠しに蹴って
暇つぶしに蹴って
ひしゃげて 穴があいて 角が裂けて
砂まみれになったり
結構いい音たてて高くとんだり
側溝に走りこんだり
かさねていつか
一万回二万回
拾い上げてごらん
なにかがそっと住んでる
あなたの
あしあと
- 43 :(ノω-;)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/05(火) 18:47:58 ID:tSeZoUDt
- とっくの昔のお客様
特価の案山子の風車
- 44 :(ノω・;)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/05(火) 19:09:25 ID:tSeZoUDt
- 回った灯火、光を残す
撒かれた天の火、一人を殺す
- 45 :(ノω-)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/05(火) 22:18:59 ID:tSeZoUDt
- 隙間風の匂いを感じ
襖に映った影法師
- 46 :名前はいらない:2006/09/05(火) 22:30:52 ID:e3qt4uVU
- しんどい夜にはどっこいしょ
悔しいこぶしにこんちくしょう
嬉しい朝にはユーレイヒー
祇園祭りはコンチキチ
つらい夜には空を見て
星は何でも知っている
それでいいじゃないの
それがいいんじゃないの
何がいけないんだコノヤロウ
祇園祭りはコンチキチ
百年千年コンチキチ
星がまたひとつ 流れていったよ
- 47 :(ノω゚)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/05(火) 22:54:49 ID:tSeZoUDt
- 呼ばれたのは塵霞
煤け硝子の
向こうを砕く
繰越された
反響音
思い描くは
日の下の影
感じない
重石に隠れて
言葉を
追い出し
疑問
傾げた
夢
心地
- 48 :宮坂純 ◆Q.YLOO/tn6 :2006/09/06(水) 22:33:35 ID:IWTvAE8f
- ちくしょう
継続してたのかよ(笑
- 49 :猛禽:2006/09/06(水) 22:40:50 ID:wJlhaPIO
- よく気がついたw
継続してたのだ
- 50 :宮坂純 ◆Q.YLOO/tn6 :2006/09/06(水) 22:47:01 ID:IWTvAE8f
- 騙された感じだ(笑 なんとなく
いや誰も騙していないが
- 51 :(゚Д゚)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/06(水) 23:16:50 ID:GaTMonH2
- ガ―――――(゚Д゚;)―――――ン
キヅカレタ………
いや、べつにきづかれたからってなんかあるわけじゃないけどね
- 52 :(゚∀゚)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/07(木) 02:45:55 ID:Kni/QUOi
- 願えば自分の我が侭に
例えば誰かの幸せに
いつか願いが叶うころ
- 53 :名前はいらない:2006/09/07(木) 09:29:12 ID:zPkBhBWZ
- 倫敦の横断歩道を
4人の青年がわたってゆく
白いスーツのジョン
黒が好きなリンゴ
サンダル脱いだポール
インドにかぶれたジョージ
そしてばらばらになって
いなくなった
Because the world is round it turns me on
Because the world is round
Because the wind is high it blows my mind
Because the wind is high
Love is all, love is new
Love is all, love is you
Because the sky is blue, it makes me cry
Because the sky is blue
コーラスはばらばらになって
いなくなった
- 54 :(。A。)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/07(木) 09:51:19 ID:Kni/QUOi
- 多分大抵大変多彩
蝋を振り撒き
宙に絵を描き
浮かべた言葉に
燭台並べ
手は阻まれて
壁擦り寄った
「拾って下さい」の
紙を破いて飛行機に
暇潰しの下らぬ常識に
囂しいのはダレですか
周り回ってクルり狂って
つまらない翼を盾にしよう♪
- 55 :名前はいらない:2006/09/07(木) 16:46:10 ID:NSi/771p
- うんこにススキ挿して
さよなら
色づきはじめた川原です
きれいな秋の空です
この次きたときには
きっともう会えないね
よろよろハエが一匹
もうすぐ消えるいのち
この次きたときには
きっと君にも会えないね
もいちどふりかえって
さよなら
穂先を揺らしてこたえています
なごりおしげなしぐさです
しらないいぬのうんこです
さらさら別れの川です
- 56 :(。ω。)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/07(木) 19:10:20 ID:Kni/QUOi
- 素敵なコラージュ
切って
切って
切って 切って
バラ バラ バラ
バラ バラ バラ バラ
バラ バラ バラ
バラ バラ
バラ バラ
バラ バラ バラ バラ
バラ パラ
バラッ、………
出来たよ
素敵な薔薇の花
- 57 :名前はいらない:2006/09/07(木) 21:48:06 ID:8WvazJFR
- なめくじの子がいっせいに生まれたよ
なめなめ
なめなめなめなめ
なめなめなめなめなめなめ
米つぶよりちっちゃいからだで
みかんの木にせっせと登っていく
なめなめ
なめなめなめなめ
なめなめなめなめなめなめ
クロアリの兵隊が舌なめずり
さっそく帰って連隊長に報告せねば
なめなめ
なめなめなめなめ
なめなめなめなめなめなめ
いっぱいいるから平気だい
だれかとだれかは助かって
きっと大きく育つんだもんね
- 58 :(-Д-)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/08(金) 12:30:11 ID:tvRQbPKa
- 眠りたいサ、、、
- 59 :名前はいらない:2006/09/08(金) 18:23:48 ID:yPat835g
- 最期を迎える時には大勢の仲間に囲まれてワイワイ騒いで
ガクッと首をおとして死んだフリをして皆が騒いだら
「まだまだ。今のウソ。まだだから」といって大笑いさせて
その笑いが途切れない間にこっそり死にたいと寂しがりやの男は言った。
それが理想の死に方だと言った。
- 60 :(-д-)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/08(金) 20:56:13 ID:tvRQbPKa
- 多分さ、どうあがいても無駄なんだよね。やっぱ。
だからって、何もしないのは性に合わないし、
がむしゃらに生きてみるのも悪くはないかもしれない
- 61 :(・Д・)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/08(金) 23:24:15 ID:tvRQbPKa
- 言っちゃうと、
例えば親がすばけた愚か者と雖も
風樹の嘆に駆られるのは普通なんだよね。
自分みたいな瘋癲羸弱で、
死なば目抉るような人間には
その思考を甚だ以て羨ましいよ。
- 62 :名前はいらない:2006/09/09(土) 07:37:21 ID:PBngLII5
- ようやく取れた夏休み
カラの鞄で旅に出る
飛行機が落ちたら
もう帰ってこない
雨が降っても
大丈夫
- 63 :ヽ(゚∀゚)ノ 類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/09(土) 18:45:22 ID:uy4cL/PZ
- ぶちまけろ♪
感情情緒緒余余怨怨恨
所詮世の中暇潰し♪
- 64 :⊃。Д。)⊃類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/09(土) 19:37:11 ID:uy4cL/PZ
- 静まり始まり毬突いて
くるまり絡まり行き着いた
緩まり薄まり追い付いて
留まり謝り嘘吐いた
- 65 :208+ ◆DpeXsA0SaE :2006/09/09(土) 20:00:33 ID:JTXN5wD+
- フフッww
見つけたよ。
ところで>>53よ!!
それはABEEY ROADだな?
一時期、それを題にして書こうと思ったんだが書けずしまいで。
ここでこの詩を読めてよかった。ありがとう。GJ!!!
- 66 :(。A。)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/09(土) 21:04:48 ID:uy4cL/PZ
- GJ???wwwwwwwwwwwwwwsnegwwwwwwwwww
どうでもいいけどおまwwwwwwしりとれよwwwwwwwww
まあ別にいいけどwwwwwwwwwwwwwww
うはwwww何か最近wwwwwwテンションやべぇwwwwwwwwwwwwwwwww
ウザいッスねwwwwwwwwwwwサーセンwwwwwwwwwwwww
- 67 :(=゚∀゚)ノ類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/09(土) 21:35:41 ID:uy4cL/PZ
- 羨望解剖陰謀横暴
人人人ひと人ヒと人ヒトひト人ひと人
肌色肌色肌色肌の色に肌色に
波揺れ揺らぎ蠢き動いて
精気なく生気なく押され揉まれる
流れ眺める並無くなるから
- 68 :ヽ(゚∀゚*)ノ類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/09(土) 21:50:20 ID:uy4cL/PZ
- 乱獲遠隔感覚人格
飛べない翔べない只の豚
煤けたすばけた奥底沈み
理解散開爽快奇怪
水の下月の下合わせ鏡と万華鏡
拡がり除いた路地裏ミカン
典型点滅転回天下
其処まで行けるよ底から逝ける
何時か何処かの走馬灯
- 69 :|A。)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/09(土) 23:33:15 ID:uy4cL/PZ
- Weddingandpromise.
Anniversarymadebytoday.
So,Ihaveneveforgettoday.
Underthesun,ontheEarth,
Rainbroughtablessing.
Endbirthingtolife.
Ruleismadeinlife.
Universalrulers.
忘れ草
- 70 :(・ω・;)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/10(日) 01:15:01 ID:jfAg97zA
- さすがにちょっとヤバいなコレは………
- 71 :(・ω・)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/10(日) 22:36:57 ID:jfAg97zA
- 羽の色が同じ鳥は群れをなす
Birds of a fether flock together
類は友を呼ぶ
- 72 :(*。A。)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/16(土) 01:16:49 ID:Libp0Fdu
-
呼ぶ声聞こえますか?
白いシャツ白い息白い肌白い目白い顔
その麗しいキャンバスとても欲しくて
約束してくれます?
白いシャツ白い肌白い息白いシャツ白
無地の下地はまっさらな純白汚させて
約束させてくれる?
白いシャツ白いシャツ白い白い白肌白
白白白白赤色付けた筆振るう赤く赤く
約束の時間ですよ?
呼び声聞いてください。
- 73 :〆(゚∀゚*)ノ類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/16(土) 01:19:48 ID:Libp0Fdu
-
いい?
していい?
あいしていい?
呼ばれた声に呼応
そして これは
筆を振るう
散った 花びら
絵は完成し
感情はそこ
- 74 :〆(。A。*)ヽ類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/16(土) 01:20:57 ID:Libp0Fdu
-
これは綺麗な赤い花
雨を降らし咲き誇る
これは大地を潤す泉
全て潤い満たされる
これは虚ろに光映す
きっと何も見えない
呼ぶ声聞こえましたか?
- 75 :しん ◆SHIN46tkbs :2006/09/17(日) 04:02:54 ID:sruPMD8m
- ↓リンクスレおめ
↓類のスレはここだったのか〜
↓記念にほんの少し
↓
呼ぶ声が聞こえましたか?
真っ白でまっさらそして狂おしい
それ程にまで愛するのですか?
赤い甘い危険な林檎
人は神話を愛する子供でなければならない
私は傍観者 悪い蛇
- 76 :Σ(・ω・;)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/19(火) 22:05:04 ID:YD3kNE2B
- 微妙絶妙神妙奇妙
何となく何気なく
ただ夢であるだけ
絶えることは無く
見る先は遥か遠く
懸命であり続ける
運命生命延命使命
ただそこにある夢
- 77 :(。_。)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/20(水) 18:50:33 ID:hTFEkYvC
- 目に見えて目には移らず
偶像消えて気持ち無く
交錯した水かけ論の
憚ることに涙消え
影の下言葉探し
朧埋火儚きを
消えるのみ
- 78 :名前はいらない:2006/09/20(水) 22:28:19 ID:5L9F9pLI
- 蓑こっそりかぶったら
誰にも気づかれない
俺の拗ねた眉間も窪んだ頬も
小汚く潰したスニーカーの踵も
蓑こっそりかぶったら
母の涙を初めて見たよ
しゃがんだ肩が震えていた
口を押さえてこらえていた
鷺草の花が終わって
夫婦で干からびていたよ
女郎蜘蛛だけは俺が見えて
慌てて死んだふりをしていたよ
- 79 :(ノд-)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/21(木) 00:50:54 ID:+CrEpUiJ
- 夜傘回る
湿る黒色
半月の下
水に潤う
- 80 :(-ωヽ)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/22(金) 12:19:35 ID:MroevxQd
- 薄明るい空気が響き
比べて眺めて麗しく
黒ずみ映えて感情の
罵り白くまだ消えず
図々しくも動かない
今の世界は帰らずの
沈み静まり泡消えて
手は其処に手を底に
似て人なる物であれ
- 81 :ヽ(*゚ω゚)ノ 類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/22(金) 20:48:41 ID:MroevxQd
-
歴史語れぬ物であれ
底へ届かぬ声であれ
夢の浮き橋小さやか
まほらまなぞのと巡らして
ささらがなきて水見ずし
静かひひらず言少な
今はの時はと問はず語られ
聴きしばかりのおかしさを
其は語ろうこと無きひとがたで
其は奏づこと無く其処にあり
- 82 :名前はいらない:2006/09/23(土) 23:58:44 ID:OZ4g4bV2
- このスレッドは、GL5 掲示板・スレッドの趣旨とは違う投稿の
スレッド 「掲示板の趣旨に無関係なもの」 に該当すると判断します。
削除依頼を望まないのであれば、自治スレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1155999946/
にて、一週間以内にスレッドの方針を説明し、存続に対する詩板住人の合意を得て下さい。
期限 2006/09/30 23:00 まで。
- 83 :名前はいらない:2006/09/24(日) 00:44:46 ID:ImDn8QRh
- アリストに煽られて
一旦渋々どけながら
そのあとに
ぴったりついて煽り返す
おとなげないアコードワゴンの
おにいさん
面パトは
最新型の白いスカイライン
さっきPAでトラックが捕まってるの見たよ
東北道は秋の空
どーんと沈んだ心に染みる
深い青
- 84 :(-ω-。)類 ◆rui6Y/0sss :2006/09/28(木) 22:31:23 ID:VXd1A+J8
- 同じであるが故に意味は失われる
根底は模倣であり
また、怠惰でもあった
其は語らうべきであり
ただ多大であることだけが正しくあった
全ては這うようにして変わらず
腐敗なく不幸にも不敗で
連ね重ねた波打ち際の
書き記された時を感じることを
空想の中のみで思い
其はもはや代償を持つことはない
無くして失い消され費やし
理由無くして目的に意味は無くなり
其はありとあらゆるもの
であることを告げていた
- 85 :名前はいらない:2006/09/29(金) 23:30:13 ID:HteR1WTI
- たぬきが穴の中から出てきて
鉄の橋が架かったので
きつねが渡ってきて
縄張りを荒らして困ると
ぼやく
- 86 :快楽童子 ◆plhXCa4.HY :2006/09/29(金) 23:47:04 ID:oV0sp9s7
- 臭い屁は体からの信号
- 87 :名前はいらない:2006/09/30(土) 13:14:08 ID:wuLGLf2x
- 恨みこうては生きてはいけぬ
恨み与えて生きるべし
- 88 :名前はいらない:2006/10/02(月) 14:30:28 ID:PkfFwkbL
- 深呼吸ひとつ
気持ちいいからもっかい
なんかのっちゃって3回
こんな気分で夜まで埋められれば
いいのに
ためいきひとつ
なんかいろいろもっかい
思い出しちゃって3回
- 89 :(ノω-)o〇 類 ◆rui6Y/0sss :2006/10/04(水) 00:22:37 ID:WqsmBJCP
- 何時までも傘回し
そぼ降る雨の街の中
大衆の中心で孤独感じた
人々の交差点
灰色に声は淀んで
言葉霞み光遮る
水瓶の嵩(カサ)は増し
汚れる屋根の水の床
有終の就寝は遠くと信じた
しとしとの導火線
不名誉にそれは沈んで
音は揺らぎ怒り生まれる
- 90 :名前はいらない:2006/10/04(水) 18:23:04 ID:WJQv0VRG
- ルノートルでコーヒー飲んで
別れた
お互いなんにも言わないで
最後のことばも交わさずに
先に立ち上がったあなたの顔を
私は見なかったから
カップに残ったマンデリン
そんなものしか覚えていない
冷めたカップの酸っぱいなみだ
そんなものしか覚えていない
- 91 :(゚v゚)類 ◆rui6Y/0sss :2006/10/05(木) 19:15:49 ID:WIvs3qgT
- 今のところそうだったからといって
明日も同じと限らなかったのです
声は二度と聞こえません
いつか私も同じ目に会うでしょう
貴方はもうモノ言わない 花で黄ばんだ白い粉
解っていました分かり切ってました
それはいずれは渡る不幸の浮き橋
(薄っぺらな)変わらない笑顔だけが残りました
でも もう声は聞こえません
冷めた目は乾き、胸の奥が渇きました
誰か、あたたかい水をください
だれかアタタカイ水をください
ダレかアタタカイミズをクダサイ
☆◇△◇☆□○▽◇△▽☆
ハグルマ一個外れちゃったよ♪
夢って一体なんですか?♪
お先真っ暗 闇の中♪
- 92 :・`) 類 ◆rui6Y/0sss :2006/10/08(日) 21:11:03 ID:BK1SSD4B
- ┃ 欠片の.カタマリ ┃
┣━━━━━━━┛
┃ 何も
無い場所で
╂─は生まれました
┗━━┓
無秩序な雑音で彩られ
.無機質な╂─は生まれました
┗━┓
ある時 泣く声が聞こえます
寄り集まった なみだが星へ落ち
┃
─╂は
打ち砕かれ... ┃
清らかな光になります
. . . . ┏━━━┛そして
┏━┛言の葉は
╂─を
なくして
┗━┓
声は┗い┓
つ┃
...か┃
..... ┏━┛
音である前の 心
┗━━┓ に
┏━┛ な
┃ り
┃ ま
…━━┛ す
- 93 :゚(-дヽ)類 ◆rui6Y/0sss :2006/10/10(火) 01:03:17 ID:IhfxRgSp
- .
煤 .(スス) け た 街 の 子 守 唄 。
o
幾つも幾つも心無く
そこにはおそらく意味も無く
小さな繰り返し積んでゆき 〇
幾つも幾つも心無く
. 苦しみ知らずの腕取れるまで
。 たくさんのモノを作っては壊し
o 幾つも幾つも心無く
互い知らずの後ろ合わせた
+ 広くもない背中を見続け
. 〇 幾つも幾つも心無く
今日も変わらず夜更けを迎えた
- 94 :ヽ(―ヽ)類 ◆rui6Y/0sss :2006/10/11(水) 00:03:50 ID:xhpNLsUI
- 対称アルゴリズム
消え去り、裂け、夢を見た
汲み取り式の手のひら反し
裂け、消え去り、底を覗いた
意地っ張りな染め紐伸ばして
孫の代までにまな板並べ替え
消え、千切れ、約束を交した
裂け、裂け、消え去ったこと
黒い紙切れ綺麗な純白クロス
- 95 :(*-ω-)類 ◆rui6Y/0sss :2006/10/13(金) 01:24:14 ID:/RUI2Vfl
- 砂色の淵(フチ))))
………
………共に歩いた
………名を呼び合った
………手を取り合い
………夢誓い合った
………足取りおぼつかず
………風揺られ
………青色の境で
………手を取り合い
………共に歩いた
………足取りおぼつかず
………夢誓い合った
………青色の境で
………手を取り合い
………名を呼び合った
………青色の境で
………風揺られ
………夢誓い合った
………砂色の淵で
………起こされた過去と
………ずっと同じ
………音、
………青色。
………
- 96 :ヾ(゚∀゚ヾ 類 ◆rui6Y/0sss :2006/10/15(日) 00:13:48 ID:cP3NX/3q
- ロング アライブ ザ ワールドLong Alive The World
悪魔がいた。
死神がいた。
合法的に銃を取り
ありとあらゆる光を
自らのみ浴びるものがいた。
みなそれを崇めた。
みなそれを生きる知恵として見い出した。
無意識の秩序のもとでそれらは見下ろすことを知った。
探して下がり叫ばず避けた。
底でもがくことはせず、
怠惰に搾取することを学んだ。
みなそれを知った。
みなそれを生きる術(スベ)として利用した。
長く、滑るがごとく
ありとあらゆることは運ばれた。
ただそれであるがゆえ。
- 97 :名前はいらない:2006/10/26(木) 20:55:34 ID:mlzUMN7a
- えみちゃんの名前は
いつもにこにこしているようにって
お母さんがつけたんだって、と言ったら
えみちゃんは生真面目にまゆをよせて
うーん、それはむずかしいなあ
お母さんには悪いけど
毎日はたぶんむりだと思う
あさ起きたときはいいんだけどさあ
ようちえんじゃいろいろあるからねえ
えみちゃん
かわいいえみちゃん
まだ百面相でいいんだよ
つらくても笑顔をつくるのは
ずっとおとなになってから
- 98 :名前はいらない:2006/10/26(木) 23:48:47 ID:k0fQvXaR
- ライオンのたてがみのように
大きく広がるたいようの花が一つ
手をひろげ
足を埋めて
空広く
まばゆい光を感じてました
たてがみはいずれしおれ
こしは折れ
顔は地面につきます
何かに謝るように
地の根は深く
さながら引きこもりの家
- 99 :(-Д-)類 ◆rui6Y/0sss :2006/10/30(月) 02:01:52 ID:9pK8ThIc
- −Ageing−
私は歳を取り
君は命を失った
ただそれだけに
自然であることを憎んだ
しかし遣り場など最初からなく
そして時間は何もかもを
忘れさせた
あの時の想いは
あの時の願いは
- 100 :(ノ-ω-)類 ◆rui6Y/0sss :2006/11/05(日) 01:32:26 ID:2vEdM8cU
- 遥か望んだ道の先
遥か臨んだ未知の先
- 101 :名前はいらない:2006/11/05(日) 18:37:07 ID:IuDq601r
- 咲き誇れ
奇蹟の花よ
幾度でも
- 102 :(-ω-)類 ◆rui6Y/0sss :2006/11/07(火) 00:50:27 ID:rrlmqsre
- 森の林の木の影の
暗い暗い
空気がよぎって
断続的雑音が満たす
森の林の木の下で
- 103 :名前はいらない:2006/11/08(水) 18:09:57 ID:Vqi6XT/n
-
出逢いはいつか
巡り来る
求めて急ぐ季節よりも
待つことさえも忘れた季節に
他愛もない偶然のカタチで
恥ずかしそうな顔した
出逢いに 出逢う
- 104 :(ノд-)類 ◆rui6Y/0sss :2006/11/09(木) 21:00:01 ID:VPc24cvE
- 美しき粉。」
ゆらゆら
湿らす縦線
辺りを静かに
沈ませ続ける
ゆらゆら
横殴りの光が
入り交じる境に
また小さく断末魔が
ゆらゆら
また
いずれも暗く
空気を覆う
ゆらゆら
- 105 :(ノД-)類 ◆rui6Y/0sss :2006/11/09(木) 21:02:11 ID:VPc24cvE
- ゆらゆら
自分の意思ではなく
導かれるように
ゆらゆら
そこまでに
幸せは見つかる気がして
導かれるように
ゆらゆら
しばらくして
横殴りの光と共に
暗転する街
ゆらゆら
縦線はいつの間にか
千切れて粉に
いずれから白より染まり
ゆらゆら
赤い鉄塔と
赤い道
赤い花が咲き乱れ
ゆらゆら
どこかのだれかに願いを込めて
どうかそれが夢でありますように
- 106 :(-Д-)類 ◆rui6Y/0sss :2006/11/10(金) 21:44:43 ID:EyBF5/pb
- うに食いたいなぁ、、、
- 107 :しん ◆SHIN46tkbs :2006/11/13(月) 18:52:04 ID:DxeVB1/h
- 姉
- 108 :(,,゚Д゚)類 ◆rui6Y/0sss :2006/11/18(土) 02:20:54 ID:UlHWh0X4
- 寝言、妄言、戯言、虚言
例えば、私が死亡したとする。
もちろんそれは仮定の話であり現時点、
つまりこの文を書き込んでいる今この時は
確かに、揺るぎなく、私は生きている。
だが、先、はどうなるだろう。
生憎それを知る手段を私は持っておらず、
それ故、それ、を解りはしないのだが、
今、から、未来、の
直線図の瞬く程の節々に、
死の危険性を孕んでいないと
どうして言えようか。
ならば何故、私は怠惰にこの時を
過ごすことが出来ているのだろう。
1フレーム先には思考可能な状態では
無くなり、そこで幕引き、
という状況になりかねないというに。
意味の持たせようのない雑多な行動を
余りにも多く持て余しているという現実に、
憤りすらを感じることが出来ないのは
何故なのだろうか。
そして、唯一それが私の人格に於ける
存在証明、又は自己の同一、一貫性である
ということを、私はどうして喜べようか。
- 109 :゚Д゚)類 ◆rui6Y/0sss :2006/11/19(日) 23:28:36 ID:TRjpYfk0
- 「カップラーメンよりもできるだけはやく」
少し前から閉塞的な布の外より騒音が鳴り止みません
何事かと思いつつも気だるさとめんどくささで
しばらく放置して未だ引きこもり中です
しかしいつまでたっても規則正しい雑音が止まらず
少々怒り心頭に発してきたので
外の世界に全力で左ストレートをぶちかましました
音源は黙り気分爽快しかし若干冷静に
落ち着いてその飛行する物体を見るとなんと
It's a table clock!!
まとわりつく重みは瞬時に途切れ
入れ替わりに深い哀しみと絶望が突き刺さります
なんという串刺しトラップ
まちがいなく気分はティウンティウンティウン
ああまた死んだよつか難易度たけぇ
なんかこんなこと考えてる内に
チクタクだかチクリンだかキムチ丼だか
時は刻々と、輪ゴム鉄砲のおよそ300倍くらい(当社比
の速度で駆け抜けていきます
そんなこと考えてる内に残りは3分
もう間に合うわけないだろ。常識的に考えて……
いや、しかしどこぞの宇宙人は3分以内で
ジュワッ!と用事を済ませていたじゃないか
とまぁ、なんだかんだしてるうちに
残り2分 ΩΩ Ω<な、なんだってー
ああもうダメポ
これタイムリミットってレベルじゃねぇって
あ、1分切った。
「諦めたらそこで試合終了だよ」
先生…
………二度寝がしたいです……
- 110 :;゚Д゚)類 ◆rui6Y/0sss :2006/11/25(土) 18:08:57 ID:F/Jm1dTC
- すらんぷやばす
なんにもおもいつかない
- 111 : ◆rui6Y/0sss :2006/11/28(火) 23:07:52 ID:zmnGzN6I
- いま思い出したこと
いままで気づかなかったこと
いまでは言えないこと
いますぐに
いま、すぐに、
ぶちまけて
いまでも変わらないもの
いますぐに壊してしまえ
いまの欠片の塊を
撒き散らかす
いまだから
いまだから
いまだから、
いまの言葉、
いま、だから、
なにも
かも
いま、すぐ、に、
いま、まで、棄ててしまえ
- 112 : ◆rui6Y/0sss :2006/11/28(火) 23:17:31 ID:zmnGzN6I
- 液晶画面から覗いた目が
プラスチックみたいだった
冷たくて、白くて細い指が揺れる
いろいろと思うこともあった
軽く震え、
ぶら下がった重い腕、持ち上げる
先に
刃物、金属、鉄の塊
スライドさせる
いろいろと思うこともあった
ただ思うだけで考えは無かった
死にたくない
死にたくない
死にたくない
ならば死ね
- 113 : ◆rui6Y/0sss :2006/11/28(火) 23:22:36 ID:zmnGzN6I
- 眠ることをかつて最上と考えたのは必然だろうか
あらゆる意味での逃避は
価値観を霞ませた
夢は夢を見ることで、夢のままに埋まった
遅くなるのは好ましくない
そこからの深みを飲み込めなかった
ただ縮こまることに
ただ震え、
ただ意識を飛ばすことだけを
かつて最上と考えるようになったのは必然だろうか
- 114 : ◆rui6Y/0sss :2006/11/28(火) 23:30:18 ID:zmnGzN6I
- かつて思考したのは
幸いであったのかもしれない
目が覚めるとそこは薄暗い寒い小さな部屋ではなかった
柔らかな暖かな
よそよそしい白の羽毛であって
はてさていつまで寝てたか
近くを徘徊していたねこみたいなひとに
聞いたがこたえはしない
はてさて、いつまでここにいるのか
窓のそばの震えるひとに聞いたが
こたえはない
そのうちどうでもよくなった
- 115 : ◆rui6Y/0sss :2006/11/28(火) 23:37:09 ID:zmnGzN6I
- 多少のズレと誤解のもとで
世界と言うものが作られているなら
幸いと思えたであろう
いつも咎められはしない
願ったことはあったか
いつまでも同じか
いつから変わるか
いつの日にか
いつもの
夢をみようか
- 116 : ◆rui6Y/0sss :2006/11/29(水) 00:19:44 ID:OJwIeMOO
- 勝手に指をうごかして
勝手な言葉を書き綴り
勝手気ままに
生きていくのも悪くはない
- 117 :(-Д-)類 ◆rui6Y/0sss :2006/11/29(水) 01:22:59 ID:OJwIeMOO
- いろいろやってるのに
なんかしょっく
- 118 :(゚Γ゚)類 ◆rui6Y/0sss :2006/11/30(木) 22:24:37 ID:eUudtI/m
- 苦しんでた人がいて、
いつも上をみていたりすると
透けるせかいにえがこう
つ――っするり
と見えかくれする
つづけてつづけて
そして、空に12色の虹が見えて
そこへ、行こうと
それに、手だけをのばしてみて
どうなったの
なつかしさいがい
なにも
なくて
ないてしまったのさ
「――
- 119 :名前はいらない:2006/12/04(月) 13:42:51 ID:pCdLcj6I
- さかさまのmoonと
雪見煙草、しながら
使い捨てカイロを揉みしだく
作業着のポケット
あと隣でゼリーを食べるきみ
この煙草がなくなったら帰るよ
ん。いらね、いらねー。
どうしてこのくそ寒いのにゼリーなんか
食べてるんだ え?いらねってば。
one cupに落ちた月拾って帰るよ
灰色の朝、待ちたいなら君だけここへ残りなよ
- 120 :名前はいらない:2006/12/04(月) 13:57:15 ID:GRQMBCYA
- よ
アタマおかしい早く士ね
- 121 :名前はいらない:2006/12/04(月) 22:58:28 ID:k1IubVD6
- ねぇー
類にはゆびさきミルクティー(漫画)をお勧めする
- 122 : ◆rui6Y/0sss :2006/12/04(月) 23:33:41 ID:Mo5/xC1Z
- >>121
するどい なにかが
わたしの ひだりむねに つきささった!
なんという おびただしい りゅうけつ!!
これはもう たすかりは しないであろう!!
ざんねん!!
わたしの ぼうけんは
ここで おわってしまった!!
いや、、、かなりぴんぽいんとだったもので、、、、、
そういやこの漫画、デトロイトメタルシティーと同じ雑誌なんだよな。
こっちは読んだことないけど。
つか完全に私事でゴメン。
- 123 :名前はいらない:2006/12/06(水) 17:37:59 ID:GrWMOON9
- 魂は蛍よりも軽く
吐息の最後にゆれている
あっても
なくても
おわっても
おわらなくても
魂は水よりもすきとおって
目のふちでゆれている
今いても
いなくても
気づかれても
気づかれなくても
あなた そこにいる
あなた ごはん食べてる
月がきれい
もうすぐ新しい年
- 124 :類|´A`) ◆rui6Y/0sss :2006/12/07(木) 18:09:17 ID:JqnskMPn
- 雫。
揺れ、揺れ、落ちて
言葉無く、ふるり
見ていて変わり
膨らみ千切れ
静か落ちて
ただ同じ
単一音
響く
雫
。
- 125 :名前はいらない:2006/12/09(土) 02:29:14 ID:NXFO633/
-
雫の一滴は我がノートの池に落ちたが
覗き込めば白くこごえた冬模様
雫一滴はすぐ凍り
今夜 池の底に息を潜める魚たちに届かない
遭難者さながらの夜は
凍える手を擦りながら鉛筆握り
その冷ややかな銀盤に妖精を探そう
- 126 :名前はいらない:2006/12/09(土) 03:01:20 ID:NXFO633/
- 海は冬だ
海は夜だ
詩人は海辺に住むといったのは誰だったか
夕暮れから明け方まで
冬に吹き晒された日本海を買い占めて
波と追いかけっこしよう
波は唸りをあげて
肉食獣か、無言の恐喝者か
わたしの脳みそを
飛沫が容赦なく洗う
考えろ、考えろ
と耳元 囁きながら
- 127 :名前はいらない:2006/12/09(土) 04:30:16 ID:809bMCSH
- 楽天的な 彼女の 唇
宙を舞う 独りよがりな 風船
不自然に 切り取られた 花々
疎ましい 笑い声に 塞いだ 僕の耳に 響きわたる
古びた 有料遊具の 重たい 音色は 悲鳴のようで
なぜか とても 懐かしい、 ずっと ずっと 昔の 記憶に 連れ去られていくような
そんな 白昼夢の世界
君と過ごす 日曜のデパート
- 128 :名前はいらない:2006/12/09(土) 04:31:25 ID:NXFO633/
-
ラビリンス、夢の迷宮にあらわれる人影
それは灰色に滲んだ水彩画のよう
在るべきもうひとつの世界のよう
ボートを漕いで、霧に現わる木立に人を見る
さあ覗き込んで。
わたしはSFさながらにパラレルワールドを探し、時間のコマを巻き戻しする
秘密めいたクラブの地下シャッターをくぐると、
蝶ネクタイできめた作り笑顔の黒服が洞穴のような暗い廊下を指で差し示した。
この奥へ入ってはいけない
あの奥にはなにかが棲んでいたはず
喰らう者が。
私はひたひたと足早にクラブを立ち去り、 冬の日陰のように暗い大通りを横切った
誰かの手を引いて。
あのエリアは永遠に太陽が差さない街だ
近づいてはいけない
後ろにひろがる暗い影の手を感じながらどんどん歩く
やっと、赤煉瓦の騒々しい広場に出た
突如、汽笛が鳴り響くと真っ黒な蒸気機関車が広場に滑り込む
煙突口から色とりどりのピエロたちがいっせいに飛び出した!!
巨大な風船のように空に向かって。
友達が極上の笑顔で振り向き、わたしにキスをした お祭りだった
ああ 帰って来れた
そう思った瞬間に 目が覚めた
ああ、あれはどこにある地球だろうか
ここは何番目の地球だろうか
- 129 :名前はいらない:2006/12/09(土) 11:29:26 ID:IAnQAgmH
- 考えても言葉が出てこなかったから
もうこのへんで終わりにさせてもらうよ。
- 130 :アコ:2006/12/09(土) 19:11:27 ID:KEKYsbG+
- そうだね。
- 131 :/(^o^)\類 ◆rui6Y/0sss :2006/12/15(金) 22:58:39 ID:t5TD3YAS
- 酔いが
覚める
まで空
回りた
だ一人
夜の夢
を見る
静かに
無口に
腕振り
回しハ
ッピー
ハッピ
ーああ
明日こ
そ死ぬ
のかな
- 132 :(ノω-)類 ◆rui6Y/0sss :2006/12/15(金) 23:27:01 ID:t5TD3YAS
- なにもかも ないのかも
あくまでも あくまでも
冷静に 気違って
いつまでも いつまでも
一人きり つらいのも知らず
もくてきも わすれて
いつまでも いつまでも
なにもかも ないのかも
- 133 :=゚ω゚)ノ 類 ◆rui6Y/0sss :2006/12/16(土) 20:18:06 ID:aNmpZ7m5
-
もしもし貴方様
ここはどこでしょうか
ある周りの景色の中
ある一人を欲しがられ
変わり変わりに切り替わる
霞み霞みの二次元ヴィジョン
隅々までが空想妄想誰かの世界
愛され憎まれ死んでも生きる
うつらうつらおぼろげな光
如何にしても何時までも
語り合えない触れ合えない
ボクらは
所詮
妄想の産物
だから
GzaA fzypgncwm@by
だってそれがきまりごと
- 134 :ヽ(゚∀゚)ノ 類 ◆rui6Y/0sss :2006/12/17(日) 22:07:00 ID:0N1mt2aF
- 跳べない豚さん
跳べない豚さん
一人ぼっち
一人ぼっち
誰も
誰も助けてくれない
誰も貴方を認めない
楽になれるよ
自由になれるよ
貴方はきっと
空だって
飛べる
「跳べない豚は弱い豚。」 「跳べる豚も弱い豚。」
「跳ばない豚が普通の豚で、」 「跳ぶ豚たちは弱い豚。」
- 135 :宮坂純 ◆Q.YLOO/tn6 :2006/12/17(日) 22:21:23 ID:jnw8V5wL
-
たからもの
っていうか
ささやかな
ほうもつ!
みたいなね
エリカ
エリカ
ささやかなほうもつすずなり
ささやかなほうもつすずなり
エリカ
エリカ
ももいろの
たからもの
どっさりと
エリカ
- 136 :類 ◆rui6Y/0sss :2006/12/18(月) 22:35:59 ID:geoEgcTO
- 掠れて霞んで
代わり代わり
半透過色の東京タワーが
澄み切る隅から速やかに
- 137 :類 ◆rui6Y/0sss :2006/12/18(月) 22:38:28 ID:geoEgcTO
- 煮て、火になる
還らない昇華
- 138 :(ノ゚ω゚)ノ類 ◆rui6Y/0sss :2006/12/19(火) 00:33:53 ID:K/Z6S8wN
- 「蟹色祭典」
砂浜を横切りマス
海が蹂躙されマス
隅々まで赤色デス
静かに上塗りデス
ああ、赤、アカ、明るい赤色
苦しみマスか?その肉が吹き出マス
瞬く間の世界は私を彩りマスか?
小さく、小さく、血、意識は朦朧トシ
蟹か壁か蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹
塞がる壁と蟹蟹蟹蟹の壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁と壁
蟹蟹遮る蟹の壁の蟹蟹蟹塗り潰す蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹の壁か蟹蟹蟹蟹
鮮やかに、黒い、ゲシュタルト崩壊に、呑マレ
仮想、空想、今だけの、理想と妄想
夢、夢、夢、から、速やかにお帰りナサイ?
巻き込まれ、撒き散らし、紛れもなく、蒔直シ
静かに、静かに、塩水と潮風に栞は萎レ
ああ、赤、赤、赤い、赫い、赫い、赤、アカ、赫い紅い赤色のアカ
アカと赤色と、彩りを添える、鮮やかな空のアオと赤い、世界
細やかな感銘も、些細な、感動もココに適当では、ないのデス
ああ帰りマスか、還られマスか、返して下さい私の夢
埋めて、埋めて、埋め、尽くされて、みんな始まりを選びマス
ああ帰られマスか?逝かれマスか?また来て下さい私の夢
- 139 :(*>∀<)類 ◆rui6Y/0sss :2006/12/23(土) 00:26:16 ID:ntwYRmrS
- 眼に見えない
芽に見えない
遠い空気の中に混ざった
音の震えと波の感触
- 140 :ノ゚∀゚)類 ◆rui6Y/0sss :2006/12/23(土) 00:31:17 ID:ntwYRmrS
- 黒い空想腐った空気
気味の悪い
気持ち悪い
奇妙な
気違い
綺麗に
消えた
流れる
中で
眺めて
初めて
涙を拭く
- 141 :-ω-)類 ◆rui6Y/0sss :2006/12/23(土) 00:43:03 ID:ntwYRmrS
- 複雑回帰。
くるりくるりまわる回る回る
ゆるやかな、似てない双子と
せわしく動く一人っ子
私、私たちは彼らに縛られているのだろうか
私たちを縛っているのだろうか
彼らは紛れもない世界であり
彼らは回る ― 物言わず
彼らは回る ― 意思も介さず
彼らは回る ― ただ単一音を奏で
彼らは回る ― 小さな音が静かに響く
彼らは回る ― 静寂を動かすため
彼らは回る ― 世界を十二と六十に分け
彼らは回る ― 何時か終わりを告げるまで
彼らは回る ― 日々同じルーチンワークを繰り返し
彼らは回る ― 回る回る回り続けて回り続ける
彼らは回る ― 若干の狂いを帯びながら
彼らは回る ― 彼らは回る彼らは回る
彼らは回る ― …………
それらは、この世界に、誰かが作った決まりごと。
- 142 :・ω)類 ◆rui6Y/0sss :2006/12/23(土) 00:45:27 ID:ntwYRmrS
- 鳥はただ空へと飛んだ
帰りはなく
在りし日か言葉は崩れ
幾つか思い
日々を覚えて震わした
隠し消えて
余る外への視界を遮り
暫し省みて
あの止まり木を最後に
羽を抜こう
- 143 :ヘ(゚Д゚ヘ)類 ◆rui6Y/0sss :2006/12/23(土) 23:13:54 ID:ntwYRmrS
- ウミの中の恋の歌。
私を中心に
無差別に糸が繋がります
あなたはだれ?
あなたはだれ?
比べるまでもなく明らかに
かつ徐々に染まる一つの糸は
あらゆる意味で気味が悪く奇妙でした
ただ声もなく
寄り添わせるかのように
私をひく糸の先は
何も無くてただ虚空だけ
還らないものは
ただ過去落ちであると
夢の中のウミに埋もれてつぶやきます
何時までも虚空は塞がりません
そして何時までこの
血染めの糸は残るのですか
- 144 :(・Д。)類 ◆rui6Y/0sss :2006/12/23(土) 23:23:53 ID:ntwYRmrS
- 隠れて描いた星の色。
月により彩りをと
いつも静かに
筆を振る
日を被した空の音
長く尾を引く
影の草場
濡らしたのは雨
静かに潤いを
帰り道に線
戻れない
なのに
描く
星
- 145 : ◆rui6Y/0sss :2006/12/25(月) 00:47:12 ID:eWPJwtVr
- 死を恐れる怪物。
広く地を黒く被せた
光を遮る単純な行為
ただ斜光が生み出す
大きな大きな大きな
影に
力を見出そうとする
内に
火を落とし
地面が空の
全てを覆う
- 146 : ◆SHIN46tkbs :2006/12/25(月) 01:39:45 ID:59F/Hnow
- 「トゥワニィ」
ウンドゥバ ウンドゥバ
モーイト モーイト
ウンドゥバ ソンドゥバ
モーイト モーイト
ルーイモーイトウゥンニ
ムースバレール
イノルーニイノルーニ
モーイトルーイモーイトゥンニ
ズィトズィト
ムスバルリィール
イノルーニイノルーニ
ウンドゥバソンドゥバ
ウンドゥバウンドゥバ
ルーイ
モーイト
エデルデズィト
シィヒワ
- 147 :類 ◆O////O//l. :2007/01/05(金) 19:17:10 ID:GSn3Z4lj
- 私は私ですか
私は私なのですか
私は貴方になりたいです
私は貴方ではないのでしょうか
私は貴方になりたいです
私は私なのですか
私は私ですか
- 148 :類 ◆O////O//l. :2007/01/05(金) 19:20:01 ID:GSn3Z4lj
- 乾かして乾かして
冷たいのは濡れてるから
湿ってるから
乾かしましょう
乾かせませんか
水が滴るのは
必然ではないはずです
かわりつづけないで
戻ってください
- 149 :類 ◆O////O//l. :2007/01/05(金) 19:41:21 ID:GSn3Z4lj
- いつもそうでした同じで在り続けました変わることもなく動きませんでした
それは正しいと言えますか私はよく分かりません何故としか言えません
回ったり回ったりして同じ位置を繰り返しくるりくるりくるったように
日々を引っくり返すようなモノは存在しなかったのでしょうか私はよく分かりません
沈んでった水の塊に何か意味を持たしたりするのは暇潰しにしかなりませんでした
未熟で惨めに短い生涯を害悪なままに学ぶこともせずにただ断ち切られ
断りもなく言葉は無くなるのは少なくとも望ましくはありません私は思ってました
あの星は落ちるまで光るのでしょうか印を付けていつか落ちるまで見届けましょう
年を重ね傘を閉じてしばらくし変わり目に帰りいつかのアルバムを綴り
いつかの日記帳に最後まで言葉の羅列で埋め尽くす空白が無くなるまで黒く染めるまで
初めて喋ったことを覚えてますか私は分かりませんけどきっと普通だったのでしょう
きっときっと普通に生きて行ければ何も要らないのでしょう私は思ってました
だから流されました永いことそれが普通なのでしょうか私には分かりません
すべてのひとたちは答えが無いことを知っていましたそれでも私は分かりませんでした
意味に意味を付けるのに意味はありますか私には分かりませんいつまでも
教えてくださいつまらないことでもいいですから私は知りたいと思ってました
ずっとずっと前のことでしょうか私は常日頃の私が分かりませんでした
ずっとずっと前の話でしたでしょうかずっと前にお話したでしょうか覚えてません
ずっとずっとずっとずっと前の私は良いモノでしたか私には分かりません
ずっとずっとずっとずっとずっと前の私より今の私は良いモノでしょうか私には分かりません
ずっとずっとずっとずっとずっとずっと前から聞いています教えてくださいますか?
- 150 :(-Д-)類 ◆O////O//l. :2007/01/05(金) 20:17:46 ID:GSn3Z4lj
- かるしゅーむが足りてないんだな。きっと。
なんかすげぇ疲れた。
- 151 :類 ◆l.U.M.//.. :2007/01/09(火) 21:08:34 ID:L4stdun/
- 確かな過去曖昧な過去
苦しみ哀しみ楽しみ喜びの過去
暗い過去明るい過去
新しい過去古い過去
静かに騒がしく満ちて渇いた
変わること無い過去
求めるのか
夢
未来不鮮明
に澄んだ過去に無い
物を求められ何を思えるのか
変わらない過去
劣化しない過去
揺るぎない過去
時に歪む過去
時に沈む過去
消える過去
無くす過去
良い過去
悪い過去
過去
過去
過去
過去
過去
過去過去
過去過去過去過去
過去写真のような過去過去過去過去過去過去
過去戻らない過去帰らない過去思い出の約束過去過去過去過去過去過去過去過去
- 152 :類 ◆O////O//l. :2007/01/09(火) 21:11:08 ID:L4stdun/
- こっちだったか
いやいやトリップ間違えたわ
まあ別に誰も見てないんだろうけど
- 153 :名前はいらない:2007/01/10(水) 10:40:18 ID:g85X9JA6
- どのように試みても今は今のまま変わらない
今が昔になることはないし今が未来になることもない
今は進化し続ける今でしかないのだから
でもそんな今が今として在るおかげでみんな生きていけるんだけどね
- 154 :名前はいらない:2007/01/11(木) 15:51:16 ID:bkkPB6MA
- 眠れないふりで
入眠剤を欲しがる建築物
- 155 :名前はいらない:2007/01/11(木) 18:10:34 ID:ZgCDafZ0
- つまらないと呟いて 今日に背中を向けるより
納得いかんと喚き散らして 明日にその手を伸ばせばいい
運命だからと諦めて 今日を俯いて生きるより
知ったものかと嘯(うそぶ)いて 明日を変えてしまえばいい
明日はきっといい日だぞ つまらん今日より少しはな
それでも納得できんなら 明日の明日があるだろう
- 156 : ◆O////O//l. :2007/01/12(金) 22:59:20 ID:3l3D4FSo
- 虚ろに響くオルゴールを砕け。
- 157 : ◆O////O//l. :2007/01/12(金) 23:05:21 ID:3l3D4FSo
- 決して同じではないもの
曇る視界は波色に閉じた
雫は意味もなく落ち
緑の僅かな礎となる
繰り返し巡り循環し
いつかは天より
頬をぬらす
暗い雨と
なるだろう
- 158 :(-ω-;類 ◆O////O//l. :2007/01/14(日) 23:10:03 ID:XYxCsoPV
- うーん、、、なんか違うんだよなぁ、、、、、
- 159 :(・ω・;類 ◆O////O//l. :2007/01/15(月) 00:06:24 ID:0JxR1Xhx
- 明日も同じかな
明日も同じかな
明日も明後日も同じかな
変えるにはどうすればいいだろう
分からない、未来がどうなるか分かりっこないから
じゃあ何故同じなのだろう
分からない、過去のことなんかみんな忘れてしまうから
今を今更悔やむぐらいなら
過去を書きとめておけばよかった
そう思ったから
明日、明後日、その先の未来のために
私は今、今を書き置く
- 160 : ◆O////O//l. :2007/01/15(月) 01:12:24 ID:0JxR1Xhx
- くだらない言葉が浮かんで消える
どうにもならない漏れ出す脳汁
なんのために考えるのか
なんのために動くのか
なんのために生きる
なんのために死ぬ
なんのために?
幸福のために生きるなら
幸福のために死ぬことになる
欲望のために生きるなら
欲望のために死ぬことになる
生きるから死ぬ
生きるイコール死ぬではない
だというのにいつの間にか目的はすりかわる
私達は生きるために生きている
つまりは生きるために死ぬ
そういうことにならないか
なるわけないだろう
まったくもってくだらない思考、思想、思案
どうやら私の言の葉の緑の殆どは枯れてしまったようだ
- 161 :(・ω・類 ◆O////O//l. :2007/01/15(月) 01:22:21 ID:0JxR1Xhx
- 代価と代金と代打バッター
その世界には金があった
しかし
その世界には人がいなかった
だから
その世界には金は無いことになった
- 162 :名前はいらない:2007/01/16(火) 05:56:12 ID:Ott2O5hy
- 多量の薬物摂取で意識を失うように眠る海豚
- 163 :名前はいらない:2007/01/19(金) 19:54:58 ID:Fe8yEM64
- 可愛い瞳の私のトモダチ
優しくなくてもいいのに
怒ってもいいのに
ひとりで抱え込んでる悩みは広くて深い憧れ
一緒にどこかに逃げようか
- 164 :名前はいらない:2007/01/20(土) 06:23:42 ID:bmcVlKX9
- 皮を剥ぎ取り骨をもぎ取る甘い恋の夢
- 165 :名前はいらない:2007/01/21(日) 03:10:58 ID:PsP7IfU0
- 迷路の中心で助けを呼び叫ぶ
- 166 :(-ω-類 ◆O////O//l. :2007/01/22(月) 02:01:06 ID:MJ5FC7iH
- 分泌されて滴り流れてく
汁汁汗汁汁汁汁汁汁
こんなに無駄に垂れ流すから
心が渇くんじゃないか
- 167 :(゚Д゚類 ◆O////O//l. :2007/01/22(月) 19:29:52 ID:MJ5FC7iH
- カラカラ転がる
同胞の頭を
踏んで払って
ついばんで
目先現実
瞼の裏側
まだ幻想
消える消える思考が消える
転がる
転がる
カラカラ転がる
鴉の仲間が
転がる頭を
踏んで
払って
ついばんで
- 168 :名前はいらない:2007/01/22(月) 20:59:50 ID:kjM2BHTi
- いばんでねえよ、と
同級生にいわれまして
いばってねえよ、と
返したらば
おめえの顔はでけえから
そんなでなくてもそんなふうに
みえてみえてしかたがねえのだ、と
いいやがったのだ。
- 169 :名前はいらない:2007/01/24(水) 13:51:23 ID:heA7S+zs
- 堕落してゆく脳
誰かの視点で覗く
乱雑な部屋に
裸足で晒す醜態
- 170 :(・ω・類 ◆O////O//l. :2007/02/03(土) 04:12:51 ID:0QiX993u
- 退屈な流れを懐かしみ
かつて緩やかであった
激流を眺めて思いつつ
撥ねる音の中の音を見
ただ垂れ流される空の
響くのを懐かしく思う
- 171 :(・ω・類 ◆O////O//l. :2007/02/03(土) 05:39:14 ID:0QiX993u
- 美しく動く後ろの虚ろな薄ら海
- 172 :(・ω・類 ◆O////O//l. :2007/02/04(日) 21:06:41 ID:5IGYBiG5
- 見えている
短い繊維はただたれゆれる
惨めな未熟な未来が始まる日
- 173 : ◆O////O//l. :2007/02/05(月) 00:27:12 ID:ABlRBo9o
-
ひろい空に ふわり うかんだ お月さま
小さくて ぬりつぶされそうな お月さま
【集積】Memorial
くらいお空はひかるほしが
いくつもたくさん
いつもたくさん
あたまの上がみられてる
いつもぼくはみられてる
お母さんにお父さんにおじいさんにおばあさんに
みられてた
- 174 : ◆O////O//l. :2007/02/05(月) 00:28:01 ID:ABlRBo9o
- ただ猫が吐く
なんという世界 ただ猫が吐く
雨音は静かすぎて
雫が そこに沈むのに気付かない
【堆積】Memorial
嘆きに似た なきごえ
憎しみすら無い 哀しい音響
ただ 猫は横たわる
気付かない
気付かれない
誰も気付きはしない
誰も傷付きは しない
猫は自然と世界の一部となるまで
ずっと長い
ずっと長い
ずっと長い間
死ぬまで苦しむ
苦しむ
苦しむ
苦しみが楽になる
蝋燭が消える
燃え滓の哀歌
- 175 : ◆O////O//l. :2007/02/05(月) 00:29:03 ID:ABlRBo9o
- 彼の隣で 彼女は笑った
静かに 優しい 微笑みは 彼の心に張り付いた
二人は 幸せで満たされていたはずだった
【累積】Memorial
彼は 彼女を連れだした
彼女は 部屋を出て光を浴びた
それに なんの間違いも 一切無かったはずだった
隣町まで行こう と 彼は言った
それに間違いなんて無かった一切無かったはずだったはずだったはずだったはず
彼らを乗せる 鉄の塊の来訪を知らせる けたたましいベルの 音 が 鳴り響く 黄色い 境界の上に 並んで立った
彼女は 長い髪を 揺らし ふわり と ふわりと 軽く 踏み出して こちらを向いた
途端に 衝撃と 唐突の 衝撃が 揺らす 目の前 の 世界 画面 目の前の彼女
は その 瀬戸際を 意図してたか して ないか 複雑な 表情 顔 顔 顔 顔 顔
顔を して 虚空から踏み出し 終末を予想させる 金切り音が 膨大な質量と共に
通り過ぎていき 世界を 飾る 彩る 蝕んでゆく ああ ああ 明るい色に 透き通った極彩色に
埋まる 埋め尽くし 撒き 散らかし 適度に 殺風景な 辺り 景色に 奇怪な 美しい オブジェが 出来上がるのを
彼は 染められながら 彼女に 埋まりながら 驚愕と恐怖と怯臆の境界に残されてた塊への名残と吝惜の心に
眼も離せずに心に残された顔顔顔顔顔顔顔顔顔を浮かべては消し消しては思って行動もせずにただ思案のみが
止まらない止まらない奔流思考が何気なく流れ馴染み空虚な空気が涙を淀ませ滲ませ掻き混ぜ
空虚に空虚に虚構を作り上げた発生源と言える魂塊傀儡の様に弾ける様に
ふと硬直していた景色が動き出し騒がしい声音声音音音響いて人壁にヒビを入れ
人ゴミごみの中を取り残さた彼の瞳は何も写さず何も写さないように何かを観ており
精一杯の逃避に無駄な無意味な逃避の心は蝕まれ彼は何処までも隅々まで彼女に蹂躙され彼は顔を歪めて彼女が好きだと言った顔を精一杯壊れるまで歪ませ雑多な雑音塗れる中心でただ嗤うのだ
- 176 : ◆O////O//l. :2007/02/05(月) 00:30:03 ID:ABlRBo9o
- だれも
だれも
みんな
おなじ
【蓄積】Memorandum
せかい
人々
みんな
同じ
みんな
同じ
ものがたり
の
中
の
物語
の
中
で
きっと
毎日
が
記念
の
時
だ
と
- 177 :名前はいらない:2007/02/05(月) 20:59:29 ID:/+yS5RVI
- 遠ざかる君の爪先
手をのばし触れた足跡
触れることなき爪先
遠ざかって見えない
振り返らない姿
脳に刻み反対側を続く
- 178 :(・ω・;類 ◆O////O//l. :2007/02/05(月) 21:55:34 ID:ABlRBo9o
- くぅ、、、
やっぱヤケ酒はするべきじゃないなぁ、、、
- 179 :(・ω・類 ◆O////O//l. :2007/02/05(月) 21:58:24 ID:ABlRBo9o
- 赤
青
黄
に影がさす
- 180 :(-ω-類 ◆O////O//l. :2007/02/05(月) 22:01:02 ID:ABlRBo9o
- 隙間から見えた色は
小さな好奇心を満たすには
十分ではなかったのか
小さな小さな不幸を呼び込む
小さな小さな尻切れトンボ
- 181 :名前はいらない:2007/02/06(火) 08:09:40 ID:+9f+nn33
- 望遠鏡で覗く
茫然とし動かない身体
絡み合わない視線
精神を捜すように覗き
動かない私とわたし
- 182 :名前はいらない:2007/02/07(水) 08:13:15 ID:rXc4G9TR
- 飼育され鎖に繋がり
誰かに支配され
支配する手に噛み付き
眠る蜥蜴の願う死
- 183 :(ω類 ◆O////O//l. :2007/02/11(日) 16:39:33 ID:kh1ENpyh
- 知らない間に知って、
いつの間に会って、
間に合わずに、
静か、静かに、こう、
ふるふるとまばたく。
空気をください、
苦しみは無駄なまで。
無駄に増え、
みな、見る、見知らぬ、みなを。
狂ってるな、苦しむなよ、
短い会合。
惨めな快楽、
渦巻いて埋もれ、
膿のなかの魚への擬似餌に。
微小な具象、
映るのか。
脳みそが臭う。腐ってるよ、きっと。
- 184 :(類 ◆O////O//l. :2007/02/11(日) 16:51:38 ID:kh1ENpyh
- とろける。とけだす。とけこむ。時計。
どーでもよくてどーにもならなくて
誰か、抱いて、
だいだい色の惰性、
面倒に。芽は鎖。眼が出る。
少しだけ、
透けてく、
満ちる、
溢れてく、
あぶれてく、
鉄の鋏
鉄を挟み
鉄の狭間
鉄を撥ねる
鉄の花びら
- 185 :(・ω・類 ◆O////O//l. :2007/02/11(日) 23:03:15 ID:kh1ENpyh
- 楽になるさ。
楽になる魔法。
楽になるよ。
楽になるよ
楽になるから。
楽になるのに。
楽になるのに。
楽になるけど。
楽になるけど。
楽になる。
快楽になる魔法。
悦楽になる呪縛。
耽楽になる。
楽になるのだ。
楽になるのだ。
極楽になる。
恐らく、そう。
- 186 :名前はいらない:2007/02/12(月) 07:38:11 ID:R6USRX4Y
- 海に沈むように落陽
消えゆく呼吸音
押し拡がる闇夜
海から拾う濡れた月
月光に蘇生する呼吸音
- 187 : ◆O////O//l. :2007/02/13(火) 04:15:47 ID:fi5QVMYz
- 温度差が、
呼吸と共に白く、
虚空を刻む
- 188 : ◆O////O//l. :2007/02/13(火) 04:18:20 ID:fi5QVMYz
- 無限の中に思いを
無理の中に意地を
無駄の中に心を
無断の中に理を
無視の中に慈しみを
無音の中に言葉を
無 の中に作為を
- 189 : ◆O////O//l. :2007/02/13(火) 04:19:42 ID:fi5QVMYz
- 意を決した言葉は重く
嘯かれた言葉は軽く
言魂の質量
私は軽く
貴方は重く
- 190 :名前はいらない:2007/02/13(火) 07:56:54 ID:tdZq438o
- 首に手をかけるように
囁く言葉
耳鳴りに塞がれ聴こえず
何度も何度も繰り返し
閉じるように消えた耳鳴り聴こえた囁く言葉
高鳴る心音
低くなりゆく体温
- 191 :名前はいらない:2007/02/14(水) 05:48:09 ID:6ydIUwZm
- 体温を奪う雪
言葉を奪う声
頭上に舞う冷たい破片
冷たい言葉
手のひらに重なり
冷たい水になり零れる
君のように
- 192 :名前はいらない:2007/02/15(木) 21:36:12 ID:u+seWf6Q
- 肉体が腐り乱れ
視界に君を映せず
停止してゆく
あなたを残してゆく
そんな日が
訪れるまで此処で眺める
- 193 :(゚∀゚類 ◆O////O//l. :2007/02/15(木) 21:48:48 ID:3upfESu8
- 流転、空転、周り、回り、
割る、今、悪い間
- 194 :ポール・鍼灸・ニューマン ◆SHIN46tkbs :2007/02/16(金) 00:49:23 ID:dEsnuatw
- まーなんて言うか、類は言葉で編み物してるみたいだな。
- 195 :名前はいらない:2007/02/16(金) 07:26:16 ID:YShOD3sY
- 鳴き声を聴くように
心音に寄せる
体温に触れて
眠りに落ちて
夢を見続ける
死んだように
眠りに腕に落ちる
- 196 :名前はいらない:2007/02/17(土) 07:39:11 ID:jdFSdZOY
- 瑠璃色の世界
色褪せて
狭くなる色彩
求め唄い流れゆく群れ
いなくなる世界
極彩色の色に染まる群れ
剥がれ落ちた瑠璃色
- 197 :名前はいらない:2007/02/17(土) 10:04:06 ID:w7Kfg+pJ
- Lonely way 低俗な童夢
論理 上へ Days of the doom
- 198 :類 ◆O////O//l. :2007/02/20(火) 21:39:11 ID:daDvcuyV
- 無駄に無意味に
今は無く
作為鋭く
狂い無く
遠い通りの
指針の先の
混ざり交わる
意識を終える
- 199 :類 ◆O////O//l. :2007/02/20(火) 22:08:21 ID:daDvcuyV
- 累積故事甚だ多く
線辿り狭間の空白記す印の軌道準え
膨大多量に陥る事と為る物よ
嗚呼悲哀哉親愛なる希望
其全て迄奪い賜う故私は信ず事出来ず
亦其処が屈折為る迄
未だ此処は何時も同じ儘
知れ然為れば知る
虚偽為るか、全て然り
真実為るか、須く然り
- 200 :ヽ(゚∀゚ヽ類:2007/02/20(火) 22:11:27 ID:daDvcuyV
- 略式(AA)200ゲトー!!
むなしい、、、
- 201 :名前はいらない:2007/02/21(水) 08:10:08 ID:enJcO++t
- 糸に絡まりもがく
溺れ沈む頭蓋骨の破片
還る場所を失い深く堕ち
魚に喰われ消えうせる
私の身体のように
- 202 :類 ◆O////O//l. :2007/02/21(水) 22:05:34 ID:2Qaf17dP
- 滲んでく。
しわくちゃに、
変貌を遂げる薄っぺらな塊に
五指をおおげさに、
羽ばたかせるかのように、
黒い、無骨な、黒い、大きな影を作る
輝きは何処へ失せるのか、
後ろめたい奇跡を残して、
その光は何処へ行く 、
- 203 :類 ◆O////O//l. :2007/02/21(水) 22:32:17 ID:2Qaf17dP
- 幾重に。幾重。幾つも積み上げる。
累積して。積層は深く。遥か遠い年月の跡。
夢から帰り、起き上がる。
白い、と、形容するが正しいのかは分からないが、白い光が瞼をすり抜けた。
それは、日の光ではなく、蛍光灯で。
蛍の光と書くというのに、なんと無機質なのか。
色々なことを読み返し、色々なことを、幾つも思い。
まだ。重い。瞼は垂れ下がる。思考を淀ませて消してしまう。
半開きの口は、ただ空気を洩らし、声も無く訴える。
身体が倒れる。精神の抵抗を物ともせずに、自然に、ゆっくり。
かつてはこれを望み呼び込んだ。
幾つも彼らの数を考えた。
幾つもの姿を数えたか、
幾つもの頭を数えたか
幾つもの眼を数えたか、
幾つもの
声を数えた
か、
幾つも
の頭を数えたか、
幾つ
も
の脚を数えたか、幾つも
の
報
い
を受け
、私は沈む
- 204 :類 ◆O////O//l. :2007/02/21(水) 22:48:11 ID:2Qaf17dP
- 虫。
虫。
なぜに虫。
ああ、足音(?)が響く
- 205 :(ω類 ◆O////O//l. :2007/02/21(水) 23:22:41 ID:2Qaf17dP
- 「黒きG(アレ、あのアレ)の戦慄!」
酷い。
コイツは酷い。
てか酷いってれヴぇるじゃない。
あの いわゆる アレが あらわれた
おかしい。
コイツの強さはランダムエンカウントする雑魚敵の強さじゃない。
せめて中ボスにしてくれ。一回倒せば出ないだろうから。
大体、攻撃が当たらないってどうよ。おかしいだろ。
素早さ高杉だろ。はぐれメタルか馬鹿やろう。だったらもっと経験値よこせ。
てか強さとかの問題じゃない。おかしい。コイツは仲間を呼びやがる。平気でIとかGとか、
下手したらZまでいって表示カンストするんじゃないかと思うくらい集団になる。
まさに黒き戦慄。この嫌悪感は以上。至高。これはある意味。
さらにおかしいのは、コイツは年々進化する。しやがる。しかも目に見えて。
馬鹿か、駆除薬をレジストすんじゃねえ馬鹿やろう。どこのモビルスーツだ。
てかアレ専用の薬が効かないってなんなんだ。勝手にエヴォリューションすんな。いや、やめて、お願い。
最近のやつなんか、取り扱い注意レベルなんだぞ、馬鹿か、たかが殺虫剤だろ。
ていうか、お前らなんで風呂とかトイレにいるんだ。食い物ねぇだろ。
水だけで数ヶ月生きるとか馬鹿だろう。頭がもげても数週間とか馬鹿だろう。
氏ね。今、素直に思った。氏ね。とにかく。消えて。お願いだから。
世の中ていうか世界にはこのアレを食う、頭が逝ってる人もいるらしいが、
さすがに私も真似できない。てか食い物じゃない。色々考えて。常識的に。
そもそもヒエラルキー的に考えても、下手物の遥か上をいってる。毒物だろ。つか細菌爆弾じゃねえか。
ああ、飛ぶな、いや、やめて、飛ばないで、ちょ、くんな、こっちくんな、やめ、あ、ちょ、まっ、その羽しまって、あ、ひろg
返事がない。ただの屍のようだ。
- 206 :名前はいらない:2007/02/22(木) 07:38:00 ID:XE5DmpeL
- 第三者から見た世界は
輝いてるようで
けれど
この視界には
色褪せ朽ちたような世界にしか見えない
双眸を閉ざして
輝く世界を映す眼球をくれないか願う
- 207 :名前はいらない:2007/02/22(木) 18:54:35 ID:XE5DmpeL
- 裏側に鳴り響く声
表側を目隠しで嗤い
ぽつりぽつり紡ぎ
虚ろな明日に残す夢
- 208 :名前はいらない:2007/02/24(土) 20:25:12 ID:N4TzScZG
- 芽生えるように囁き
枯れるように呟く
誰かの声
塞いだ耳に聞こえない
言葉をなぞり
目覚めたばかりの声
- 209 :ゆず:2007/02/24(土) 20:34:17 ID:Z7q+4gO0
- 永遠はどこにあるのだろうか
いくら追いかけても
届かない影のようで
永遠はどこにあるのだろうか
それは恋や愛ではなく
「好き」の意識で
気づかない影のようで
- 210 :名前はいらない:2007/02/24(土) 23:31:50 ID:jLMoIUbd
- 腕をふりまわす
上着の裾をつかむ
風が強かった日
奇態な鳥のように
- 211 :名前はいらない:2007/02/26(月) 00:13:01 ID:ijmuBywS
- 日常に漂う言葉
耳に残りし君の声
- 212 :類 ◆O////O//l. :2007/02/26(月) 01:03:17 ID:aeDxow7i
- 笑みをそのままに。それは貼り付いたままで。
いつか全て必要などはなかったはずと。
夢に空想し、想像した歳月は、いつのままに。
澄んで綺麗に。済んで非礼に。
歯車を回すのはもう飽きた。
- 213 :名前はいらない:2007/02/26(月) 01:04:22 ID:IKrsCdoN
- えくぼのできる君は文句なしに可愛い人だ
- 214 :名前はいらない:2007/02/26(月) 01:05:03 ID:IKrsCdoN
- すまん、213スルーで
- 215 :(・ω・類 ◆O////O//l. :2007/02/26(月) 01:27:14 ID:aeDxow7i
- 短期的展開
短絡的転落
空想的光沢
空論的交錯
抑制的快楽
抑揚的開拓
- 216 :類 ◆O////O//l. :2007/02/26(月) 01:33:11 ID:aeDxow7i
- たくさんのこと。
白い、
針金のような光が
最短距離を駆け巡る。
窓に写り、
曲線を描く一筋は心の中に映えた。
古臭い石作りの
壁の角の暗い道に印を灯し、
青黒い空を覆う多くの光を悩ましく、
見やる。
矮小な手の平
を透かして届く、
余りに遠い
夢の街を
夢見て、
子供のように
子供たちは夢を見る。
- 217 :(・ω・類 ◆O////O//l. :2007/02/26(月) 01:37:19 ID:aeDxow7i
- ミルク100%のお酒
ヨーグルト50%のヨーグルト
果汁0%のオレンジジュース
- 218 :名前はいらない:2007/02/26(月) 07:40:30 ID:ijmuBywS
- 水曜日に躍りだす
木曜日に眠る
金曜日は夢の中
土曜日に鳴る目覚まし時計日曜日に目覚め
月曜日に歩きだす
君の日々に焦がれ沈む
- 219 :名前はいらない:2007/02/27(火) 19:32:57 ID:jMSFJfid
- 無欲なままの赤い手
誰かの皮膚に触れ
何かに触れ生まれる欲
望み求めながら
何かを失い
泣き笑いして眠る手の平
- 220 :ある ゆう あい ◆O////O//l. :2007/03/04(日) 22:40:12 ID:srJc25Xi
- ひらがな が おどり
ゆめが みえる
ゆめが みえる
あるとき わたしは しる
あるとき わたしは しるす
ころびながら かかえながら
そろえながら かかげながら
みえ きえ みえずに きこえ
ちいさい うつわに
ちいさく うつろに
ちいさな うつくしい うたを そそぐだろう
- 221 :類 ◆O////O//l. :2007/03/04(日) 22:44:26 ID:srJc25Xi
- 海を見る
空からの展望
地は小さく
人が小さい
空から見下ろす
海を見る
地は小さく
色は稀を映し
空から見上げる
雲が泣く
- 222 :名前はいらない:2007/03/05(月) 01:00:59 ID:Y1LIGMNv
- 首を伏せ覗く
さかさまの視界
笑い声に還る
喋らない顔
泣いた脳
- 223 :名前はいらない:2007/03/05(月) 20:24:50 ID:Y1LIGMNv
- 美しい石を落とし
拾いあげる手に見惚れ
触れそうで触れられない
手と手に落とす涙
滲んだ悲しみに繋いだ手
- 224 :名前はいらない:2007/03/07(水) 08:00:16 ID:KQ8J4zHx
- 停止した臓器の音
閉じた双眸
小さな骨となって
はじめて抱きしめる君
言葉にならない想い
燃えてしまえばいい
煙りとなって
遠すぎる届くから
- 225 : ◆O////O//l. :2007/03/07(水) 20:56:02 ID:RFNuKT5U
- からっぽの青い皿を
白く、徐々に灰色に塗り潰す
満ちるまで降り頻る雨
- 226 :類 ◆O////O//l. :2007/03/07(水) 21:15:52 ID:RFNuKT5U
- 「あめ玉としての 地球」
一粒 ころり
雨晒しになりながら
ころり
そこに
黒く小さな
住人たちが
十円の地球を
求めて並ぶ
- 227 :類 ◆O////O//l. :2007/03/07(水) 21:17:00 ID:RFNuKT5U
-
不格好で
酷く汚れてた
手の平の銅の匂い
記憶に並行して
読み返す
白いTシャツ白い雲
アスファルトは
ふと熱気を帯びて
僕らの星を溶かしてゆく
また一粒
ころり
銅の塊
手の平に置いて
記憶は並行し
錆びてゆく
- 228 :類 ◆O////O//l. :2007/03/07(水) 21:18:18 ID:RFNuKT5U
-
雲からのしずく
夕暮れに塗られ飴色へ
切れ目から見せる眼は
考えなく溶け
白い、白い、
カルシウムの壁の中で
十円の星が湿ってく
いつか
錆びた匂いの
手で握り締めた
たった十円の星
- 229 :名前はいらない:2007/03/11(日) 07:11:20 ID:C08sM8M2
- 子宮に還る
記憶を失う
体液に包まれ
暗がりに眠る
人工灯の眩しさに泣く
声がきこえる
- 230 :名前はいらない:2007/03/12(月) 19:15:00 ID:D2BMQRS4
- 類似品の笑顔
拙い目線がだす手
偽物の価値が在る裏側
見抜けない飾られた身体
- 231 :名前はいらない:2007/03/15(木) 00:51:17 ID:pVmjdMDK
- 誰かの雨が君を濡らす
傘に届かない紫陽花
水たまりに映って滲む
鉛色の空を呼び合い
群れをなす青に泳ぐ雨雲
- 232 :名前はいらない:2007/03/21(水) 06:40:05 ID:rzmeXoA/
- 雨雲の隙間から
溢れ出る乳白の陽
目眩に包まれ
のばした腕
- 233 :類 ◆O////O//l. :2007/03/23(金) 21:42:57 ID:U2QEI/z0
- 出口はどこだろう
迷ってばかり
選択には時間がかかり
決断には勇気がいり
みつけた先の深遠に入り
またその先には別れた道ばかり
- 234 :名前はいらない:2007/03/24(土) 21:14:41 ID:qDn0zxKq
- リアルな妄想に陥り
桃色の色鉛筆転り
日常に還り
桃色の色鉛筆踏まれ
壊れた非日常
- 235 :(∀類 ◆O////O//l. :2007/03/25(日) 22:41:26 ID:ijrpfTo3
- うらましや
そこになおるぞ
くるひとよ
みずよりかりて
ひにおりなする
- 236 :類(∀ ◆O////O//l. :2007/03/25(日) 22:57:03 ID:ijrpfTo3
- するり はだける 濡れ 水掛かる
そらし せを曲げ 遠く 空見上げ
恒常、月よ、輝くのか。
何せ、雲よりも透ける。
浴び 安らぎは寄りて 静かか 暗がり
するり はだける 風鋭く 突き刺さる
道失うか 恒常か まぶたの陰には
空の影 うすら 小さく 未だあり
夢よ、願わくば
胡蝶のままであれ。
- 237 :名前はいらない:2007/03/29(木) 07:36:28 ID:Y/9FaUvt
- 冷蔵庫に解け流れる
水道を流れる血液
濡れた手のひら
撫でるような陽
密かに見つめる
牢獄の月
- 238 :類 ◆O////O//l. :2007/03/31(土) 23:24:19 ID:1/PEUWVG
- きっと、みたされてたら、
きっと、なにもできないんだろうな。
「氷の色」
例えば、明日。明後日。
例えば、昨日。其の様にに。
再現。歳月を通り。際限無く。
踊る。心が。良い感じに。冷え切る。
雑念を最小に。最初に切り捨て。摘み上げる。
取捨。選ぶ。雑多。不要。必要。重要重大。
殺して。殺して。有りと有らゆる塵芥。
初めての話。隠し。苦しく。由々しく。
日々有限に為て。日は亦翳る。
- 239 :名前はいらない:2007/04/01(日) 20:31:30 ID:LHvcQLbK
- 瑠璃色から覗く者
瑠璃色に沈み色褪せ
影を残し消え
誰かが今日も彼を踏む
繰り返し
- 240 :名前はいらない:2007/04/02(月) 10:57:28 ID:0XRHLqUT
- 沈めた身体
深海を漂い
海底に泣き伏す
誰にも届かない声
太陽も月さえも忘れ
滲んだ爪先に
深海魚が泣いた
- 241 :類 ◆O////O//l. :2007/04/02(月) 18:13:29 ID:hI1wEpJR
- 退屈 繰り返し たぶん苦労なく
響く 帰らず 日々孵ることなく
退屈 繰り返したぶん 苦労なく
- 242 :(・ω類 ◆O////O//l. :2007/04/02(月) 18:32:10 ID:5RYNfvyQ
- 癖になる前」
引きずり出され
外へ
小さな手 身体 相対的に太めな腕 脚
よく見えない眼 その先の誰か
暖かい? 温かい? よくわかりません
眩しいようで暗い
まだ よく見えない
息苦しい
生き苦しい?
咳き込めないから声を出す
よく聞こえない
身体は宙に浮いてる
支えられて
よく見えない眼 その先の誰か
伝わるのは 言葉
まだわからない こと
幼い 思考は 意味が無い
ただ そこには 誰かがいて
ただ 世界は やわらかかった
- 243 :名前はいらない:2007/04/03(火) 07:23:19 ID:ywjVKhru
- 体温が無い妄想の世界
ぐにゃぐにゃの線路
笑わない太陽と月
走れない電車の鳴き声
顔の見えないあなた
血液のない皮膚
道路から落ち目覚める日
- 244 :名前はいらない:2007/04/04(水) 07:50:23 ID:XKw416FW
- 向日葵の憂鬱
陽に届かないで
生きろと射し続け
曇り空が慰め
雨音と走り去る向日葵
引きこもりになった太陽
やわらかな月と唄う
- 245 :名前はいらない:2007/04/05(木) 22:42:35 ID:uiX0YaNE
- 卯月の頃に夢見た鳥
雨音に伏せる瞼
眩暈に酔いしれる女
追いつけない精神
何もない手
鳥籠を壊し夢見る君
- 246 :類 ◆O////O//l. :2007/04/08(日) 21:00:37 ID:WAJ7/gqk
- 緑と赤と青の光が
イエローマゼンタシアンの世界を白く照らす
- 247 :類 ◆O////O//l. :2007/04/08(日) 21:22:02 ID:WAJ7/gqk
- 寸前の響き。
草々
時は満ち溢れた
確信を引っ提げ
心残りの試みは
整然皆無の慕草
歩き回りも無く
歩幅調子整えて
妙か三つの世界
- 248 :名前はいらない:2007/04/09(月) 09:23:03 ID:pHoKXU8x
- いつまでも
愛してる
ずっとずっと
変化する感情
冷めてゆく体温
嘘臭い言葉を残し
蜜を掻き出し
甘い肉を求め彷徨う
79 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
★スマホ版★
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
read.cgi ver 05.04.00 2017/10/04 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)