5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

きのうみたゆめのはなし

1 :名無しさん@1周年:2001/06/21(木) 02:04
さかのあるまちのゆめ
みたことも
いったこともない
めいろのように
ふくざつな
さかのあるまち
そこでぼくはたどりつく
ぼくのしらない
ぼくのいえ。
ぼくはそのまちをあいしているのだ。
その、しらない
さかのあるまちを。




2 :昨日見た夢:2001/06/24(日) 03:47
雨の中
呼び出されたので
広場まで

誰もいなくて
すいかがひとつ。

3 :名前はいらない:2001/07/10(火) 00:49
来た!やられた!!奇跡は起きた!!!天才が現れた!!!!編集部一同衝撃が走った!!!!!
こりゃヤッベー〜〜!
んな程度じゃなく、それどころの騒ぎでもなく、もっと強くて濃ゆいヤツだ。
またしても1はレベルを上げた・・・久しぶりにこんな衝撃を受けた!
僕は目の前に神が舞い降りたのかと両目をゴシゴシこすった
涙が出た。この「すれっど」の美しさはどうだろう。完璧さと、その完璧さを支える緻密さだ。
そう、僕らは幸運にも1に出会った。これは誰かの陰謀なのだろうか?
もはや海外レベルの本格的R&Bテイスト、ライヴ感あふれる文体、
ミクスチャー等という生やさしい物ではない。
ネタスレとマジ議論スレと糞スレをごちゃ混ぜにして、それを極限まで昇華した、
もう何が何だかわからないカオティックなどこか懐かしさをカンジさせる
ネオ麦茶直系のスレッド構成、すごくサイコーだ。
1はまた忌わしき世界で虚無と共に生きる決意とともに音楽板に新たなる金字塔を打ち立てた。
おもちゃ箱をひっくり返したようなレスから等身大のヲタ達が見えてくる。
リリシズムあふれる極上のネタ、はっきり逝って最高傑作です。本作は全編
日本語のレスでストレートに五臓六腑に染み渡る。はっきりいってやばいです。
伝説は始まった!シーンは塗り替えられた!スネイルランプの竹村氏推薦!
ハネたメロディーに乗せたハイでゴキゲンな ボーカルを披露する今作は、
夏に行われる初のライブツアーが待ち遠しくなること間違いなし.....!
まさに青天の霹靂のような傑作。書け!絶対必レス!!このスレに書かないと新世紀はやって来ない!

4 :名前はいらない:2001/07/10(火) 07:36
かぶとむし かぶとむし
金のかぶとむし
ひきずりまわしてたら 壊れた

5 :名前はいらない:01/08/28 23:02 ID:gUpWnRvA
けさのゆめは
かなしいゆめだった
すごくすごくかなしくて
ないてないてめがさめた

6 :市民Q:01/08/28 23:16 ID:0cN8b6hg
漢字で書いたほうがいい場合もあるんじゃないの?

7 :名前はいらない:01/10/31 12:42
雨の中
呼び出されたので
広場まで

誰もいなくて
すいかがひとつ。

8 ::01/12/04 20:54
おかしいわね? と頚(くび)をかしげながら
水中に沈んでゆく言葉の群れ。

ただ喧騒だけを形にしましょうか?

雷鳴と寂寥がいちどきに背負いたくて
またもや菜箸で摘まむ夏の光。

9 ::01/12/04 20:57
「予感」

斑鳩の睫毛をはじきながら予感はくる
   音のくびれというくびき
      跪ききずけぬ帷子
         端折る花びら
          薄桃の
         薔薇と白菊
        おびただしい子蛇の
      抜け殻と沈みゆく砂のすり鉢
         ――掘ったショベルが ほら
            もう抜けません

    癒えぬのならむしろ言わぬことだ
       サヴァンのバカに跋扈するバスコ・ダ・ガマ
          蝦蟇口に乗り損ねたはばかりで忘れた帯締
             太鼓橋に杜若が揺れる
            窓からは遠い円よ なに こちらの廊下に
               抱いてこれば泣き止むのか 飲むかい
                  の 向かい


                 *


                   もう一度目を閉じれば
                口からぽろりと絵師の小筆が
                胸からびくりと懸巣が落ちる

10 ::01/12/04 21:01

飛び込もうとしない動かない手足の表には
見慣れた矩形のかさぶた
亡骸はすでに無い 誰かが泣き嗄らしてしまったから
それら いくつかの裏でみていた暁
喉の奥でそっと燃えながら
燻ぶるように絡まる痰が
緑の息をずり上げる今は
双樹から吹く風が優しく
生命をほころびへと押し流そうとしている

11 ::01/12/04 21:05

「冬のケイロン」

月光の夜をエゾシカのように
ただおおらかに走れぬものか
空を斬るタンザナイトの角帽子
降りくる霜に気どられぬまま
追う鳶を見ず 去る鴇を経ず
とうとうと鬣なびかせ
ただたからかに走れぬものか
岩ばしる水を蹴散らし
鱒の撥ねだすしぶきの毀れ目
かろやかに捧ぐ鋳物をくわえ
糺すは 金の蹄 銀の蹄 鉄の蹄
メレダイヤをうずめた蹄
マベパールをゆわえた蹄
猛き雷の肢あれど
駆けても駆けても上れぬ川を
立てても立てても下れぬ橋を
過ぎてゆく 冷気の欠けらを
ツンドラに棲む鋼のように
ただかるがると跳びこえながら
ただたからかに走れぬものか
タンザナイトの冠抱き
端然と起つエゾシカのように
ただおおらかに走れぬものか
ひややかな梟燃える
月光の夜のさやかな闇を

12 :名前はいらない:01/12/06 06:43


どこにも行き場がない

13 :名前はいらない:01/12/06 06:54


消えることもできない
時間が過ぎるのを待つしかない
遠回しに折り重なる非難を浴びたままで

孤立しているしか

14 :名前はいらない:01/12/06 06:57


人は決して溶け合うことのない
孤立した蝋燭に灯る青白い炎である

15 :名前はいらない:01/12/06 07:01


‥‥ありふれた事実だ

そんなものを垂れ流してどうなる

16 :名前はいらない:01/12/14 05:48 ID:ix+XXoTd
なんか夜空に自分の体が浮いてて、UFOに吸い込まれるっていう夢を見たんだけど…
正夢かなぁ?

17 :名前はいらない:01/12/14 05:49 ID:???
なんか俺のIDってカコヨクない?

18 :名前はいらない:01/12/14 14:23 ID:3kR+fsU/

 夢の中では
 貴方は確かに私の隣で横たわり
 私の手を握って笑っていた。

 夢から覚めた時 どれだけ辛かったかは
 絶対誰にも分からないよ。

 次に貴方と触れ合えるまで
 一体どれだけ待たなければいけないんだろう。

19 :名前はいらない:01/12/14 17:01 ID:CaCifwSV
「いいなあ
  ぼくもゆめをみたい」

どんなゆめでも
いいから。





 一連目は題名じゃないからね!
 …無視してくりぃ!
 1よ愛してるぞー!!

20 :たまには:02/02/13 17:05 ID:zapErDMR
アゲテミル

21 :名前はいらない:02/02/13 17:26 ID:???
>>20
>たまには
>アゲテミル

荒らしの素質ありますね

22 :20:02/02/15 17:11 ID:SIBK0kFc
>>21
ドウモアリガトウ

23 :藪鳩 ◆ZNnw4kZI :02/02/16 02:56 ID:Gm/Ml5qs

 「いつかみたゆめ」

どうして道路から人の頭がいくつも突き出ているのだろう
まったく必要性を感じられない不思議さにやられる僕だ
どうして僕の姉が道路に掘られた湯船に浮かべられなければいけなかったのか
幸い僕の車の車輪の幅は
それらを轢かずに通れた幅だが

その後昇った豆の木の上から
ずいぶん下に小さく見えた
プチプチ弾ける音をたてながら
快調に飛ばすダンプトラックを

僕の姉は無事そうだけど
どうやら息をしていない様子だったのを思い出して
背中の汗が止まらなかった

豆の木の下の僕の車は盗まれたらしい
そこには道路も頭も車も
なにもない深淵がただあった




24 :名前はいらない:02/05/01 10:03 ID:???
きのうみたゆめ……ごめん……わすれた

25 :都立家政 ◆76fFko5o :02/05/01 13:23 ID:???
良スレ!!

26 :yuu:02/05/01 15:12 ID:WBMqGtbF


「少年」

僕は走っていた
右足と左足を
精一杯蹴りだして
視界が激しく揺れる中で
先へ先へと

そこは見覚えのある
白い壁の廊下だった
それは
後から南校舎だったと思い出した

僕は走っていくと
白い帽子を被った
看護婦らしき姿の人が2人
注射器を片手に
僕を待ち構えていた

僕はやられる!と思いながら
変に高揚した気分の中で
その2人をさっとかわして
その場は逃げ延び すぐ側の階段を降りた
すぐさま廊下で振り向くと
大勢の看護婦達が
僕を追いかけてきていた
しかし何故か
絶対に追いつかれてたまるかという
自信だけは持っていた

走って走って
すぐ後ろまで看護婦の手が伸び
もうすぐ掴まれる!と観念したところで
目が覚め 
体は汗でぐっしょりと
濡れていた


27 :碧谷 ◆T5I/FREE :02/05/01 15:20 ID:KTPtjnpw
夢より夢のようで大事なことはいつも彼方へ過ぎてしまうもの。
昨日の夢を現実に…
しかし夢を覚え切ることはできず、
再び歯軋りの日々。

28 :都立家政 ◆76fFko5o :02/05/01 17:18 ID:???
まっくらで
おしいれみたくで
いっぱいいっぱいいやな予感がするよ

29 :名前はいらない:02/05/25 23:50 ID:???
きみがぼくであるように
あなたがわたしであるように
かれがだれかであるように
ゆめをみているように
よろこびを
かなしみを
ねむりながらほほえみを
うみのかなでるこもりうたを
うたい
なげき
うまれてはしんでゆく

きづいていたのかい?
きみたちは
めざめているときも
いつもゆめをみているんだよ

あわせかがみを
ことばあそびを
ひとりぼっちで
おわらない
おわらない
ゆめとうつつの
くりかえしに
いつめざめたのか
しらない
おぼえていない

ひがかげり
かえるうちをわすれて
すなばですなをつむ
くらがりにたたずむ
なつかしい
おそろしい
かげ

いつかおとずれる
にくはくさり
ほねはおれ
ちもあせもなみだもかれ
でもただうたう
ただおどる
でぐちをさがしもとめて


30 :名前はいらない:02/05/26 00:08 ID:???
「雲の糸」

ポリゴンみたいな山に登って、二人で星を眺めた。
空は、プラネタリウムみたいに、安いセットで。
突然、足元の岩が崩れ、釘が頭を出した。

…落ちる。

そのとき、ひとつの手首が。
ロープを放って、私を崖下にぶらさげた。
私は必死に這いあがり…。

手首を無くした山僧が
目から黒いものを出して死んでいた。

赤い先決が崖下の砂浜に滲んでいた。
埋めよう。
こんなままじゃ下山できないだろう。


意味不明でスマソ。
ゲームの中の山と海って感じだった。

31 :名前はいらない:02/05/26 00:33 ID:uI16l1pk

百貨店の階段の踊り場から
つり下げられたゴンドラが見える
いったい何階だかしれない程高い
足がすくむ
ゴンドラにはお相撲さんが3人乗ってる
大丈夫ですか?と大声で僕
お腹が減って死にそうでがす、なんか食べ物ごっつあんでがす、と3人
どうしようかと悩んでいると上の階から
ヒューっとお相撲さん、ゴンドラにどすん
食べるのかな、新入りを、って心配してこっそり見てたら
ごっつあんです、って挨拶してる、
家に向かうタクシーからゴンドラを見上げてみたら
たくさんあるうちのひとつだけが
かいわれ大根が茂った柄で
少し揺れていた



32 :eatkyo07131.adsl.ppp.infoweb.ne.jp都立家政:02/05/26 04:29 ID:???
ゆめ みたんやけど
わすれちゃってん
はなしたかったんよ なんか きもちいぐてネ

ぱじゃまの ぼたん さがしたら
わすれてしもてん


33 :eatkyo07131.adsl.ppp.infoweb.ne.jp都立家政:02/05/26 04:34 ID:???
バナナの かわで
すべってこけた ひと おったから
そんなん ふつう ないから 
ゆめやて ちゅうとで わかったんやけど
そのまま みててんやんかぁ

34 :eatkyo07131.adsl.ppp.infoweb.ne.jp都立家政:02/05/26 04:36 ID:???
>>1
>>4
>>7天才!!

35 :eatkyo07131.adsl.ppp.infoweb.ne.jp都立家政:02/05/26 04:40 ID:???
振り子時計が 鳴っとった
ボンボンボンボン 告げよった
蚊帳で一人で 泣いとった
トコトコトコトコ 死によった。



36 :eatkyo07131.adsl.ppp.infoweb.ne.jp都立家政:02/05/26 04:44 ID:???
いしだたみの町
くねくねの曲がり角
しらん子ぎょうさんおって
遊びよったわ
輪投げして
遊びよったわ
よう仲間に入れてーて
言われへんかった

夢の中でしゃべる言葉
しらんねん


37 :eatkyo140009.adsl.ppp.infoweb.ne.jp都立家政:02/05/29 09:21 ID:???
たんぽぽの わたげ
けった
子ども。

ランドセルを
忘れ
てった。

38 :うたた寝死人:02/06/05 11:11 ID:???
文鳥が傷んだ

裂音と共に命の名残が 端のめくれた嘴からでた

左手の中でちぢこまる脚


肩に腕にいる文鳥に
僕は左手を差し出した
目を閉じ温度なくす鳥を
   
文鳥は嬉しそうに 群がって ついばんで

仲間の無邪気が食い込むたびに 文鳥は身をのけぞらせた
毛を乱し傷を深めつつ 文鳥は生気を  増して

回復への希望

罪悪感に駆られた僕の 偽善でなる指が
血まみれで息づく鳥の 首の骨を 折った

39 :都立家政 ◆EROpoemk :02/06/09 01:59 ID:???
保全

40 :都立家政 ◆76fFko5o :02/06/12 12:37 ID:???
保全

41 :うたた寝死人 ◆ShSU0mOg :02/06/13 16:00 ID:???
>>40 都立家政様。
夢の一つも書き込んでいけばいいでしょうに(笑)。
そしてそんなに頻繁でなくても落ちませんよ(多分)。トリップ変えたんですか・・・?


  「6月13日12時頃 : 朝の体操Inスーパー」

ぉっおーきなのっぽの!
 ブンブン振った腕
 耳かすめる風スーツの袖
 ラジオ体操第2に良く似た
 内回し外回し

ふるどけいっ!!!!!
 一斉にしゃがんで揚げる手
 土俵入りの 雲流型
 上がるズボンから見える靴下
 赤と白の ボーダー

スーパーの屋上
店長とチーフに囲まれ
新入社員ががなって踊る
 大きな古時計

チックタックチックタック!
 時間に追われて
チックタックチックタック!
 機敏に変形

いまは! もう! うーごかないー!!
 品出しとならしが待ってる

42 :うたた寝死人 ◆ShSU0mOg :02/06/18 02:25 ID:???
 「電車でうたた寝して拾う夢」

   新スレが立った
「ま。の頑張りについて語るスレ」
  3つまでレスがついていた
      ・・・

 世の中は難しいことばかりだ
  自分の尻もぬぐえない
 脳味噌をついて出た意味不明を
    握り締めて帰還

43 :うたた寝死人 ◆ShSU0mOg :02/06/22 16:23 ID:???
電話コードを犬歯で断った

腰振るSASが
つっぱりハイスクールロケンロール

弟が純白のドレスを着て
ホイッスル鳴らすワールドカップ

44 :うたた寝死人 ◆ShSU0mOg :02/06/27 04:45 ID:???
砂の国からの王女様
僕の黒服は鼓動を強く
ランデブー ランデブー
ブーツとサンダル蹴りつける廊下

タコオヤジが背を向ける間に
ラーメンを 盗み食い
二人の口から麺びろーん
銭湯に直行しる!

45 :うたた寝死人 ◆ShSU0mOg :02/06/28 04:05 ID:???
メガネカイマンじゃないのよ
アリゲーターでもないのよ
・・・クロコダイル。

オーストラリアの池からざぶんと
・・・クロコダイル。
 
池の横の 下り坂
登ってきたカップルパクリ
べろの上でびっくりカップル
ばふんと 閉じられた

もう池に 帰らないかい?


まだまだ腹は 6分目だよと
・・・クロコダイル。
お前より足速い自信ありと
・・・クロコダイル。

46 :うたた寝死人 ◆ShSU0mOg :02/06/28 05:31 ID:???
夜の 深紫を 木々の黒が 型にはめた
時折の 急カーブも 鋭角のメーターで 催眠術        助手席で

ゆるりと左への旋回 上手(かみて)下手(しもて)退場する樹
全貌を 呈する空 白銀の月 真円
 あと3時間で地球に口づける                引力

僕の瞳を 占める


道に嫌われて
辺りはまた闇に戻った
僕は窓に指紋をつけて
光の雪に目を凝らした

大きく 右へカーブ

空かかるのはいつもの月 額縁の中輝く丸
先程の月は網膜に こんなに鮮明に在るのに

運転席に頼み込んで 来た道をもう一度戻る
次のカーブを曲がったら 再会できるだろうか

47 :うたた寝死人 ◆ShSU0mOg :02/06/28 05:35 ID:???
う・・・いつも空白がうまいこといかないなあ。
「引力」の前に1.5マス追加でお願いします。        ↑

48 :うたた寝死人 ◆ShSU0mOg :02/06/29 02:51 ID:???
風を切る 高度12m
エアーベッドの色は黒
陽気なカメラマンと女子高生
立てずに尻餅をつく僕

ぷにぷにの足元は揺れて
風圧だってかなりのもの
スカートのひだ はためかせて
それでも君は 涼しい顔で

「早く もう給食!」

A4の フレームに 僕の胸像を映すから
しっかりと立たなければ 次の人も待っている

卒業写真 自分の欄なんて どうせ見る筈もないのにな
仏頂面を無理矢理飾って 震える脚でハイポーズ

49 :都立家政 ◆EROpoemk :02/07/01 09:41 ID:???
この夢は
明日の朝にはきっと
忘れてしまっている
夢。



50 :うたた寝死人 ◆ShSU0mOg :02/07/02 03:20 ID:???
マクドナルドの屋上で 苛々と足踏み鳴らした
煙突にはぎっしりと人 俺の入(い)る隙はない
頭だけが飛び出した 若者とする世間話
腕の中でべそをかく ウサミミの子供をあやして

烏龍茶が買いたい 5時の夕焼けと赤レンガの屋根
スマイル¥0は要らない 閉店の蛍の光が鳴る

ドライブスルーはカルフールの パーキング並に広大で
上下左右四方八方 人が駆け込む マクドナルド


一人分 前に進み 僅かに空いた煙突に
デビルマンが割り込む ショットガンにてジハード突入

烏龍茶が買いたい ドナルドを楯にしての持久戦
迷彩の柄が嫌 煙突にキラキラ落ちて薬莢

51 :うたた寝死人 ◆ShSU0mOg :02/07/02 07:40 ID:???
居丈高な2時の太陽 整備区域の馬事公園
トイレの日陰は涼やかで 磨かれたタイルぴかぴかピンク
目の下のクマが濃い鏡

リュックに隠し持つポエムを
新米清掃員に手渡す
壁に斜め モップの柄
液体洗剤の塩素

下手糞な歌を聞かされている 宴会幹事の表情が
浮かぶのを見て がっくり 迷惑かけたねと しょぼしょぼ

52 :うたた寝死人 ◆ShSU0mOg :02/07/02 08:00 ID:???
五反田へ行きたいのに 上っていいのか下っていいのか
決断は発車と同時に アタッシュケースと投げ込む体
冷たい視線

シルバーシートばあちゃんの隣 襟元を 正しながら
開いているのか定かでない目で ばあちゃん
「夏期講習って何するんだい?」

懇々 説明した
むしろ 力説した
受験生が特別視される
現状にも言及し
空いた車内での熱弁

ばあちゃんは起きていただろうか
確かめれば 良かった

53 :都立家政 ◆EROpoemk :02/07/05 02:12 ID:JAcDJk2r
いたずらこねこ
ひだまりこねこ

いたずらこねこ
ちょうちょをかまう

いたずらこねこ
ないしょのおねしょ

おがわにさいた
あかいはな
せきはんたいた
おばあちゃん。


54 :名前はいらない:02/07/05 03:55 ID:???
とおりすがりのねーちゃんを
アイスピックで47箇所
刺したんだ刺しまくって

それからハゲのマンション
ピンポンならして火つけた

んで、ガソリン60リッター積んで
レンタカーで、あのデブの家へ
オート自爆テロ

最後にどおでもいいチビ
なんだけど
こいつは絞め殺した

こんな夢ってかなうかな

55 :54:02/07/05 04:04 ID:???
あはw、重い冗談だよ。重い

56 :名前はいらない:02/07/05 04:11 ID:???
どうやら無茶苦茶にする時がきたな。

57 :Y.TAKEO ◆19takeoY :02/07/05 04:16 ID:???
 密着ドリームポリス 事件発生 現場に直行せよ!!

オレの職業はドリームポリス
睡眠時間が業務時間
今日も市民の安眠を守る為に寝ている
先ほど平和な54区にて殺傷事件発生 
ガイシャは 24歳 会社員  亞奈 あき子 
47箇所 凶器はそばに落ちていたアイスピックと断定
犯人は北側に走って逃走 
ガイシャは出血多量で死亡 死亡指定時刻 3時19分
目撃言は多数の為 犯人の面は割れました。
今から追跡します。

つまり、もう寝ます。
おやすみなさい

58 :名前はいらない:02/07/05 04:20 ID:???
あ、それと2枚舌もな。忘れんなよ

59 :名前はいらない:02/07/05 04:22 ID:???
>>57
止まらんぞ。重い夢は。

60 :名前はいらない:02/07/05 04:27 ID:???
>>57あまい!

どうして最初のねーちゃんだけに拘る。
最後だよ。最後。

61 :Y.TAKEO ◆19takeoY :02/07/05 04:32 ID:???
>>60 
すまん 最後までいこうとしたが眠いので挫折した。
いや、ドリーム消防員まで考えたんだけれどなぁ

62 :名前はいらない:02/07/05 04:34 ID:???
南チョン人グループへ

다 도망칠 수 있다고 생각하지 말아요

63 :うたた寝死人 ◆ShSU0mOg :02/07/06 01:25 ID:???
そろそろ夕飯でも作ろうか
ワイシャツの 袖をまくる
TVに再放送のケイゾク
モノクロフラッシュブラウン管
東京タワー 金子みすゞ?
脱線するクロニック・ラブ

あいつが作る凝った煮物
落し蓋がバーニング
流しの中までガス台並みの火
頼む止めてくれそこを退け
お願いだから何もするな

64 :都立家政 ◆EROpoemk :02/07/08 15:23 ID:???
青いきょだいろぼっとを作る
てんさいこども博士
青ぞらに
とけるよな
きみの色で
せかいをはかいしたまえ
めいれいだ
ろぼっとくん。

65 :都立家政 ◆EROpoemk :02/07/08 15:28 ID:???
なまえのない草
なつのにおい
てんとむしのでーと
こうしえんきゅうじ。

かぶと虫の大きさくらべ
しらない町へ
びーるのむおっさん
夏草のすべり台ながれる雫。


66 :都立家政 ◆EROpoemk :02/07/08 15:30 ID:???
>65改

なまえのない草
なつのにおい
てんとむしのでーと
こうしえんきゅうじ。

かぶと虫の大きさくらべ
しらない町へ
びーるのむおっさん
すべり台ながれる雫。


67 :都立家政 ◆EROpoemk :02/07/08 15:32 ID:???
>63
「お願いだから何もするな」って大胆な言葉ですね。
ちょっとドッキリしました。

68 :都立家政 ◆EROpoemk :02/07/08 15:36 ID:???
>66改

なまえのない草
なつのにおい
てんとむしのでーと
こうしえんきゅうじ。

かぶと虫の大きさくらべ
しらない町へ
びーるのむおっさん
がきんちょ共は自転車にのって知らない町へ-
黄昏時には、
夏草の滑り台流れ落ちる雫。



あー収拾つかんようになった:D


69 :都立家政 ◆EROpoemk :02/07/08 15:44 ID:???
名前の無い草
夏の匂い
てんとう虫のデエトと
ブラウン管のなかの
熱闘甲子園。

ミヤマクワガタの大きさ比べ
そしてガキ共は知らない町へ
ビール飲むおっさん
ビール飲むおっさん
そしてガキ共は知らない町へ-

それは夜の公園に忘れられたラッキーアイスの当たりの棒と
黄昏時、
夏草の滑り台流れ落ちる雫。




70 :都立家政 ◆EROpoemk :02/07/08 15:54 ID:???
名前の無い草
夏の匂い
てんとう虫のデエトと
ブラウン管のなかの
熱闘甲子園。

ミヤマクワガタの大きさ比べ
そしてガキ共は知らない町へ
ビール飲むおっさん ビール飲むおっさん
崩れかけたバラック小屋の路地裏、
太陽に向かって真直ぐに伸びる向日葵の兄弟と
そしてガキ共は知らない町へ-

それは夜の公園に忘れられたラッキーアイスの当たりの棒と
黄昏時、
夏草の滑り台流れ落ちる雫。


71 :うたた寝死人 ◆ShSU0mOg :02/07/18 04:06 ID:???
ふねをひと漕ぎ
まばたきに似た 一瞬の夢
 まるで幻覚

宮崎産のトマト 薄いダンボールで 1箱

まん前に見えた


>67 私も「強いな…」と思ってました(笑)。余程親しくないといえませんな。
>70 確かに・・・ビール飲むおっさんは一行の方がいいですね。
   がきんちょ共が自転車に乗っているのも捨てがたい気がしました。  夏、ですなー

72 :名前はいらない:02/07/19 17:14 ID:???
彼女が横で寝てる
僕は知らない女の子と
夢のなかでいちゃいちゃしてからに
そう、煙草に火をつける
窓の外少し青がのぞく
夜明けの部屋で
彼女の寝顔を見てる
彼女の歯軋りを聞いてる

73 :名前はいらない:02/07/22 23:44 ID:???
a

74 :名前はいらない:02/07/23 00:51 ID:???
陽子こっちにおいで
そんなに怒った顔しないでよ
可愛いねよーこちゃん
こんなになっちゃってしょうがないわねー
ティンコだしな しゃぶってあげるから ほら、気持ちイイだろ?
立ちマンやるか?いいよ止めとく・・・いいからもっとしゃぶって、、
田島先生大好き。ホントはやさしい人だったんだね
お昼ころ夢から覚めてパンツがネバネバしていた。



75 :うたた寝死人 ◆ShSU0mOg :02/08/03 13:04 ID:???
奪われる体温   首の
                 私の顎は心持ち上を
鋼へ伝導     圧を増し
                 どこを見ている?あなたの?
返ってくる温度  今の私と 同じ
                 奥の黒を結ぶ直線

 平行が 垂直に変わる


首の腹式呼吸。 堰をきる溶岩。 沸々とアブラ。 まとわりつく鉄。  侵入する銀。   赤。

 直立不動と 対峙

床に達するぬるい飛沫  狭まる瞳孔に為す術無く 閉じられる 影

76 :うたた寝死人 ◆ShSU0mOg :02/08/04 17:34 ID:???
修学旅行で強歩大会
鹿児島―那覇の大橋ウォーキン
モーセの十戒ばりに
橋の左右には高く海

指に刺す 鰯の頭
ぷるぷると 振って歩く
ぱくり ガブリ てや!   大漁。
カジキマグロぶり ホオジロザメ
友達と流血おさかな


琉球王国は
低予算の映画のセット
齢13の国王が
ひな壇の上 傀儡(かいらい)

忍び装束に着替えて
夜闇に紛れて 偵察
悪代官の密約
土足で横切りおトイレへ

77 :アブサロム ◆FOOL.jjE :02/09/09 14:28 ID:p7uqET+7

夢を見て海岸を歩いた
ハマナスを育てた
兎を狩った
犬を
牛を飼った
空を飛んだ

日が沈む前に
必ずヒューズが飛ぶ
ぼくらの夢


78 :  h:02/09/28 22:16 ID:M7fgfzYZ


79 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/10/11 01:25 ID:m7c+1OMM
周りの知人は常にゆっくりと撃たれている
沈黙の荒れ野に沈黙の銃声 血は説き伏せの赤

これは演奏会の前に起こった出来事なので 明日に
関する心配に絶えないうつろな感情が現れているこ
とを示している

傷口 そして断片が観察可能な遅い遅い動きで
俺を見ている しかも複数の知人のどの部分かは
見ただけではわからない


80 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/10/11 01:34 ID:m7c+1OMM
淫猥な印を 抱いて離さないパンダ

またしても胃液くさい俺の周囲から 俺は逃げたい
(くさいと感じると 呼吸ができなくなる)
遠くから旧友が伝えようとしている 多くの悲しい事件を
アラブの人が死に アジアの人が飢え 日本の犬が幸せに
暮らしている事件

隣にいるのは いつもにこにこの女 割と好きで どうやら
すでに夕食は済ませているらしく パンダと胃液にも笑顔を
絶やさない

俺は 胃液から遠ざかるために 歩きながら
そんなあかるい生活に 憧れているなあと考えている


81 :アブサロム ◆rift.1dHPM :02/10/11 05:31 ID:byo1AfXN

>>79-80

qwertzqwertyさん、はじめまして。
唐突な挨拶だなんて、失礼な話なんですが;
「命懸け」スレで何度もご活躍を拝見していますので、、
いや、本当に頭が下がります( ´∀`)

うーと、詩ですね。
面白いなあ、イメージが頭の中で四方八方に広がってゆきます、
でもまあ、一つの枠からは決してはみ出さない、安心して読めると。
本当にじわじわ広がってゆく、透き間を埋めるように。

「断片〜」とは読者に向けてのメッセイジなのかも知れませんね(笑
あとは、淫猥な印とパンダ、その他。
淫猥な印に胃液はなんとなく分かりますが、女とパンダが難しいなあ・・・
素直に読めばいいのかな。イメージは広がる、とも言ったし。

なんか、寝惚けていていい加減なことを言ってるかもです;
なんもなければ、スルーしてください、、
ああ、ああ、それから。批評たのしみにしております、頑張ってくださいね。
では、失礼いたします。

(´-`).。oO(地下で挨拶だなんて・・・ヒキーはやだなぁ・・・)


82 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/10/12 01:09 ID:XHKt4ZCI
こんばんわ。アブサロムさん。

見た夢を詩にするスレッドを立てようかどうしようか考えていたところで、
みっけたので、安心して書いてみました。

まあ、ほんと断片に過ぎないし、記憶と直感に頼っているので、自分でも
解釈できない内容になってます。
読んでいる人がいないと思ったのでちょっとびっくりです。
今後ともよろしくお願いします。


83 :アブサロム ◆rift.1dHPM :02/10/12 08:28 ID:ZYzfUHdk

いえいえ、こちらこそよろしくです。

そうですか、夢を詩にね。
せっかくだからスレ建てしてみてもよかったのでは?
まあ上がっていると、色々と余計なレスがついたりしますけど。
しばらくは、地下スレ再利用と言うことで。

うーん、記憶に頼ってるのなら、その内意味は見えてくるかもです(笑
でもでも、面白いのでやめないで欲しいなあ。やめるとは言ってないか;

では、今日はここで。
人様の夢が覗けるなんて、考えただけでも楽しいです。
続きが楽しみだ( ´∀`)
では。


84 :アブサロム ◆rift.1dHPM :02/10/13 22:37 ID:iGxMOqxJ

(*^ー゚)b 新スレおめです

>なんだか、短い詩のスレッドが同時にできている。

笑いました。


85 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/10/13 23:56 ID:i5fz09TR
ありがとです。
〜新スレが なんだか既に 否定気味〜
まあ、いいか。

「厳かなる」

したくない 姉とは結婚したくない
姉と結婚する男の目になっている
笑い声を響かせる親類 顔だけが見えない

昨夜の地下 恋人に電話で詫びを入れる
すすり泣く受話器に固く固くニスを塗り
嘘で輪を描く
今だって この娘のことは 信用できない

近づいてくる姉に 息がつまり逃げ出す
(逃げ出す足はいつも 宙に浮き)
僕は秋の空を不機嫌にもがく
進む 進む 言葉なく体が移動する

そして落ちる
厳かなる結婚式の急降下 落ち葉を揺らす越天楽
古楽器の音は 覚悟の無い僕を
どこまでも冷たく迎え入れる さようなら 恋人


86 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/10/13 23:57 ID:i5fz09TR
げ、あがった。全角英数字の罠。
大変だ。
みなさんすみません。


87 :名前はいらない:02/10/13 23:58 ID:Lu9Q2ynH
デジャヴの予知版 みたいな夢を見る漏れはおかしいですか
夢で見た場所に後で偶然行ったりするんですが

88 :名前はいらない:02/10/13 23:59 ID:DAusJpCQ
>>86
>大変だ。
って(笑)。良くあることですカラー

89 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/10/14 03:29 ID:+go6J1d7
俺は、触った氷の様に冷たくなっている。
管状のかわいらしさに、付いて行ってしまう飼い犬が
遠く鳴いているのを聞いている。

もう、投げる骨がない。


90 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/10/14 03:42 ID:+go6J1d7
「傷」

何よりも女と俺とは定義が違い、脳裏にかすむ地図さえ
違っている。重ね合わせる時間もうとましい。

緑茶が、スローモーションでこぼれてゆく。
常に女の話は、
自分に対して残忍で、盆を持って台所へ歩く後姿から
ごうごうと煙があがっている。

俺の皮膚が、スローモーションで火傷を負って
口が黙ってテレビが消えて
垂直な怒鳴り声が飛んで出る。

割れる茶碗。一方的な暴力。そして沈黙。
語る能の無い俺には、女の裸が見えない。
刃物にしか見えない。
ああ、これは1週間前の。これは1ヶ月前の。
女の背中にできた傷を数えて
慎重に、軟膏を塗る。


91 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/10/14 19:21 ID:+go6J1d7
「罪悪感」

知人の隣に知人 その隣も知人 その隣も知人
長い丸太の椅子に 何人もの知人が腰をかける
おそらく果てはないはずで 向こうの方では 嗅いだ事ない
料理の匂いがする その色その合図 俺の知るものではない

誰しも水を打ち 一点を見据えて離さず
肩のこるような姿勢をしたまま にやにやしながら
椅子を蹴飛ばしたくもなったが 以前そうしたような罪悪感で
罪悪感でのどがつまり 俺は倒れる

畜生 これを期待していたのか 一部の知人は笑っている
嘘のつき始めの タイミングを逃した俺は すべてさらされ
もう 身動きができない


92 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/10/14 20:47 ID:+go6J1d7
「美しい音」

皿を割ってしまった。

何をすれば、安定剤のような息吹のない言葉に
あざけり笑われず済むのか。

環状八号線の絶え間ないノイズに、うなだれる首、
ポップソングが日本の恥を上塗りしている。
自分が死ぬことを知っていたら、どう考えても
そんな歌は出さないだろうね。

じゃりじゃりと皿の破片をホウキで集めて、
掃除の美しさを、また体感する。

皿を買いに行くのが億劫だ。


93 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/10/19 01:46 ID:3NToEyG8
「アリア」

今このとき 大学のアリーナの隅 壁にかかる青い観察眼は
空に帰っていってしまう うら若い肌触りの思い
運動するためとは言え粗雑な格好で 何人もの男女が笑っている
そのすぐ傍 だれもその涙に気づくことはない
女の子は なぜこうもすぐ泣くのだよ 何度読み返しても
理解できない哲学書 自分だけが 全てを知っているかのように
黙っていた俺は 遠くから見ている 他人事

感情線上のアリア お前の心の琴線を痛いほど
振るわせる 麗しい 女の子の涙 男の呟き

笑顔のない振り 不満のないしるし 人が話せば驚くほど
すぐに変わる表情 仕掛けのない手品 俺だけが残されて
その子は笑う こうして哺乳類は絶滅をまぬかれる
ボールを持っても たいした運動のできない俺は 笑われながら
何度も失敗して 悔しい思いをひた隠して ともに笑う
笑う 笑う 涙腺 涙腺 涙腺 涙腺
その子が笑ったからといって 空が晴れるわけでもない
その子が幸せになるわけでもない その子の涙は まだ
生産されている 止まっていない 誰も見ていない
そしてまた すぐに振りほどく 誰も見ていない


94 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/10/20 00:36 ID:dqDmKiDX
「絵」

高校の美術室に初めて入った。
長い廊下に差し込む光、
遠くにマンドリンの音、
足跡がつくほど汚い床、

おそらく
ここを訪れた人が長い間いない。
壁にかかる生徒の顔、壁にかかる一面の緑、
だれに見られるためではなく俺を見ている。
しばらくは、誰の目を見ることのできなかった顔が
俺を見て不満そうにしている。
それに応えることができない。


95 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/10/21 23:33 ID:OwO7Ee/6
「サンデイ」

わざわざ戦時中の話を聞きに、
小学校の教室にいることが馬鹿らしい。

窓の外、記念公園の噴水をくぐり
陽気にはしゃぐ、子供のやかましい声に
ふらっと目をやる。

ドアを開け現れた老女の
後頭部にある広い火傷の跡。
噛んでいたガムの甘く優しい味が牙をむき

一転して苦く
苦く

もう何も喋る必要はないよ。
形を見せてもそこで口をつぐむだけで
明日にはもう、その火傷の跡を忘れてしまうから。
そうしてきっと、いつものように
笑い怒り浪費する。

白い太陽光が床に反射し、
まぶしいほどに、ほこりは俺の目をちらつかせ
コンタクトの取り換えを気にさせる。


96 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/10/25 01:34 ID:tFO2LtSS
ちょっと夢じゃないけど。

「集大成」

お前を説き伏せる論理を 見つけたステップで 歩いても
なんの その不快を静めることもない むしろ
最後の1ピースを はめこむその音が 静寂を色濃く
色濃く染め上げる

付き合って得をする という 至極あやしい音韻に
惹かれて
今はお前が 何を言いたいのか 必死に考えている
情けないとも なんとも言えず 暗がりに咲く花
完成したパズルに ぐうの音も出ない そんなふたり


97 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/10/26 01:16 ID:MkWcP4Aw
「246会議」

顔 鏡
高速道路を行き来して 変身を行き来して
音を立てない現代の自動車は
技術者の俺達に “らしさ”の話を持ちかける

寒い あなたにいてほしい
口があるなら言ってみなさいと叱られた ことがある
自分の言葉がいかにちんけな媒体かを知っている
行動は伴わない 口に至らぬ後ろめたさが
エンジン音に奪われていく


98 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/10/30 01:40 ID:QcQeQsSO
「赤いリボン よく言ってくれるぜ」

赤いリボン よく言ってくれるぜ
アルファ外国の船に見た 黒髪の少年
腕に巻いたスカーフ 潮風にべたつき
40ノットの足音と 囁きを消す轟音
うまい具合にするり回転をして 頭は理解する

売られていくかわいい顔の子供達
従順で汚れのない手のベータ子供達

海岸線と その先に見える環状線を 交互に
交互に許して 今日のところは帰ろう
わめくやつもいない どいつも物分りがいい
都会に育った緩慢大人に 分け与える配慮もない
そしてガンマ汽笛 胸をわしづかむ


99 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/10/30 01:44 ID:QcQeQsSO
面白いIDがでた。きゅきゅきゅのきゅー。

「優子の匂い」

優子に会いに行って肉欲に食べられるすでに
いない優子への想像写真機に写る見事なまで
の肢体寝具の匂いこれに刃物をあてがって僕
がかわいがる美しい未来匂い迫る夜列をなし
た7匹のカニおそるおそる優子の髪を切るま
つげを切る右の小指を切る両の乳房を切る鎖
骨を切り別の女の表情を切るそして二人で多
摩川に座る思い出を切っている土手に生えた
草写真機に写る僕の知る限りの過去川でラク
ロスをする高校生が弾みの中で迫る夜匂い一
人だけど1LDK住み慣れた二つ目の故郷壁にか
かる嘘額縁に飾られ優子は毎晩汚れを布巾で
綺麗にふき取る寝具の匂い寝具の匂いだけが
知る限りの過去僕がかわいがるありもしない
その食物に手を触れて僕は笑う刃物優子が好
きなのは1LDK住み慣れたその寝具の匂い匂い
ありもしないそのカニの殻を舐めながらすで
にいない優子への想像別の女の表情を切って
いる己の知る限りの過去僕の右手の刃物匂い


100 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/11/03 14:20 ID:M07kcf1Y
通り魔と通り魔の語らい。夜の空気はよく響く。
早足を止めて
僕の興味の行く先は、そのぼそぼそとした話し声だ。

運の良いことに今日はナイフを沢山持っていたので、
代償として
払う魂など、いくらでも買うことができる。

一人の女に捧ぐ詩集は 氷の性格でもって
僕の頭を支配している その見事な平衡性
ずるり言葉に足が生え 輪を抜け走り出す
行かないで表現させて 気を失い体が浮く

自分達の食欲を気にする。通り魔達の日常。
後悔はしたけれど
結局は、パンだけやってりゃにこにこしてるんだな。
テールランプ。


101 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/11/06 02:18 ID:9qasJsBF
「物差しのはなし」

導火線導火線
見覚えの無い6人の男女
ふたりが処女を奪い合い 後の奴は
魚の目をしている ネオンを写すこけた頬

結局のところ世田谷は
悠久を伴う嘘の町だ 笑いあい歩く老夫婦を見よ
くらいながら涙を浮かべて 各地に爆薬を仕掛ける
そのうら悲しい手つき 恥ずかしくはない?

今は逃げるという意味で大人になれない
マッチをこする役の赤髪は言う 溶けてゆく夜2時の空気
更正する力もないのに それなのにわざとらしく
見せびらかして 開け広げて
恥ずかしくはない?

点火の合図に一服のキャメルを吸う
明け方 もう一度現れる不屈の善意に 意地を張って
笑っている その吸殻の指す方向に
貫くほどのリザルトはない?

優しくされることだけには 満足して歯を鳴らす僕ら
奇怪でいられる自尊心に かける言葉もないまま
花火が飛び散る 漸進が燃える
豪快で単純な火の手を そんなに間近で見ているのに
恥ずかしくはない?
変えざる素肌 焼きついた視覚の果て
そこに嘘はない?


102 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/11/06 11:22 ID:MeA5iSmD
「点晴」

生温かい朝の六畳間 かさかさと乾いた両の肌
立つ背を持たず 長椅子に寄りかかる空集合の寒さ
夢の終わりの 網状に這う優しさは プリズムの発散にて
噛みつかれる腕に まの悪い犬 鳴く声も恨めしく
その結末は訪れる

狂おしい純朴な友愛を君に注ぐ 果てのないサイ振り
二人きりでドライブに出かける 果てのないサイ振り

巧妙な隙間を抜いて 右目に向かう熱射線
ケルト音楽の先にある そのタップを盗み撃つような
けだるさ 昨日夢で歩いた気高い丘に憧れて
アクセルを踏み直す 結末のない現実を見据えて
踏み直す


103 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/11/08 23:51 ID:F8eXIJAr
「体重が増える」

エルゴノミクスに基づいた 夕食
ふらふらと水面に映る ワイン色の小娘
景色を透かす網 苦しくて辛そうな口元が
咀嚼を続けている

本当に 優しい 人は 甘やかしたり しない
俺も 今よりも もっと 太って 居なかった はずだ

ルービックキューブに繰り返された 岐路
代え難く素顔に迫る 形のない幸せ
景色を透かす網 汚い口調で罵る口先で
関係が汚れている


104 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/11/08 23:51 ID:F8eXIJAr
あーあ。


105 :名前はいらない:02/11/09 00:02 ID:ns4gD+3N
あ〜あ。

106 :名前はいらない:02/11/10 12:03 ID:rvW3n2qX
ねてまへん

107 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/11/10 12:34 ID:SlqchhZZ
寝ましょうよ。たまには。

108 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/11/10 12:37 ID:SlqchhZZ
「夢に見た海」

だあれもいない山下公園を小一時間歩き、
港の小船に二人で乗っている。
僕は気遣いのないグレースケールの上下
先生は進路相談の時と同じスーツに身を固める。

言葉薄く、笑っている顔面にあてる目もない。

先生は、魚を捕って食べるために僕を呼んだ。
エンジンの音を聞かせてその馬力を僕に説明する。
すでに君の過去は途絶えて、今年の僕は、小船に乗ることも
先生の船の話を聞くことも、

眠ることさえも、死なないための方法に過ぎない。

網には小さなカニが、何匹も何匹もひっかかっている。
僕は目を瞑って夢の世界に逃げ込んでいる。
嘘として受け取って、潮の香りがトラウマになる、それが怖い。
後ろに立つ過去の君は、それに気づいている。でも今はこの世にいない。

棺桶に二度触れた今年の僕に、この小船は毒薬にしか見えない。

先生は自前の木箱から銛、鉾、錐、鋏、何でも取り出し、
水面に向かって次々に投げつける。鮮やかな流線。
やがて船を取り囲む鮮やかな赤。先生は満足そうに髭を触り、
ちょっと捕ってくるといって海へと飛び込んだ。

本当は魚など、何も捕れていやしない。


109 :e:02/11/10 20:17 ID:6Etwco1B
,

110 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/11/11 03:09 ID:hYxAVh+J
あげ感謝です。とか自分でミスしたくせに言う。

「白い卵」

無言他言の四分音符たち 浅黒く握られる万年筆
夜中2時までカリカリと 夢に出てきそうだ
白い卵に還るとしよう

繰り返す野心岐路たち 記憶と組み合わさる立方体
夜中2時までガラガラと 夢に出てきそうだ
白い卵に還るとしよう

うぃろう 気まずい空気のこむら返り よせよ
半端な思い入れは かえって仇になりやすい
きっと量子が期待に沿ってさ 轢いてさ
妬いてさ 繰ってさ

押し黙るヴィジョンたち 冷気も不穏に漂う交差点
夜中3時までウラウラと 夢に出てきそうだ
白い卵に還るとしよう


111 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/11/15 00:40 ID:PJCdc/5h
「くちヤマシ」

期待を裏切るのか 君は 首筋に黒いバラ
やましさを掘り下げて ぶつかった黒いバラ

そこで思いついた歌
戦い 戦いの後 その後の風で 風で揺れる花
怖い 怖いの家 ほら無限手品 胸を引き裂く

サムライは心なくして いつも 目尻にひかる涙
見られている 視線の海に浸り 流している涙

片されていく青臭い叫び声 今年で21歳
足袋の中にがびょう 増えつづける体重
悩ましい女性の横顔
(結局それかよ)



112 :名前はいらない:02/11/15 02:57 ID:kFHRDW88
ああ、これか。これでいいじゃん。

113 :名前はいらない:02/11/15 03:09 ID:kFHRDW88
あんまり気になるようなら、ここよ。
http://caramel.2ch.net/test/read.cgi/uranai/1031476197/l50

114 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/11/17 00:33 ID:qwQwqUCz
「目隠し」

語らない そういうわけにはいかない
歌声 太田裕美の歌声が聞こえる病室
届かない スイッチに届かず 爽やかなガットギター
言葉の海に埋もれ 未だ 誰も教えてくれない

目隠しは続く 海底10メートルの視野で 満たされない設定

抽出できなくなった 外科医 隣に座る老兵
気分がたかまる 自分の嘘を見抜く その感触がある
花瓶に添えられた 手紙を音読する心意気
その調子 でもやはり分からない 傍にいて聞きたいような

目隠しは続く 海底10メートルの視野に 静寂の輪が広がる

いつかは また足が地につき 歩き出す僕の無様
既に滞りのある友は途絶えて ふらつく足にまどろむスープの香り
また渦だ このまますぐ溺れるだろうな 助けの手が
そこにあっても 手を出すことはできない 設定

目隠しは続く 全ての残虐行為にこらえても 未だに拭えない
目隠しは続く

医者に「その病気とは何ですか」と聞く 視野静寂の輪 アナザー
ポップソングに合わせて 靴をならす医者の
窮屈な直接話法が 僕の住む感情町に響く 12時のチャイム
午前か午後か 12時の羽が伸び散って 震える耳の奥をこする

目隠しは続く 海底10メートルの視野は よりかかる術を無くし
目隠しは続く そろい踏んで帰る信頼者たち 僕のした盗撮の手始め


115 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/11/18 13:19 ID:9vsDu0Qk
「セルフクリーン」

全てはボランティアに始まる 清らかな偽善の手
泣く姿を見て笑っていることなんて 普通ない
誰が得をするわけでもない 圧縮された時間の窓
フーリエ変換された その音声の一端 特性が顔を出す

傷ついた報告などいらない 聞いて欲しいならまず信じる肌
単調な作業の徒然 喋っても喋ってもあなたは聞かない
泣いている きっとまた過呼吸で苦しむ たそがれの匂いは
小心の胸を焼け焦がす どうぞ安らかにお眠り下さい


116 :アブサロム ◆rift.1dHPM :02/11/20 06:27 ID:t4rW8wmr

うーむむ、だめだなあ。
やっぱり読ませてもらうだけなんだなあ。

、、大体、夢を見てから、なのかもw
頑張って寝る努力をします。

色んな詩をお作りになるんですね、
長い詩・短い詩
近頃お忙しいのでしょうか、命がけスレであなたを見ないなあ。
まあ暇が出来たら、と言うことで・・・

うー、これで失礼するです。
密かにROMを続けてたり。またですъ( ゚ー^)

117 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/11/26 00:24 ID:cvGzNbtt
>>116
アブサロムさま。お久しぶりです。
ROMしてくれている人がいると元気がでます。
少し詩作に力を入れたかったもので。

疲れて夢を見ないので、もう、夢の詩がかけなくなってきました。
夢に関する詩を書いていてすこしスレ違い。

自スレを立てようかどうか迷っております。

命がけスレ、復帰にむけてがんばります。


118 :アブサロム ◆rift.1dHPM :02/11/26 20:18 ID:R9Eu9cVm

>>117

どうもです。
あっという間に一ヶ月近く経ってしまいました。。。
申し訳ない、何か書こうと思いつつ、
じっと見とれているばかりで、、

うー、詩作に力を、ですか(笑
どんな詩が新たに生まれてくるのやら。
これ以上、と言うのを畏怖しつつも見てみたいです。

うーん、今スレを上げても、煽りに突付かれるだけ、と言うことも考えられるしなあ。
sageでひっそり、でも人の入りはあまりない・・・
困った、困った。アグレッシブに上げてみるか、、
あなたがsageでも構わない、と仰るならその方がいいんだけれど(。_。;)

自スレをぱぁっと立てちゃって、後はsage進行とかw

>疲れて夢を見ない

むー、、やはり大変なんですなあ。
復帰の方は、あまり無理せず、気が向いたときにでも。
スレ違いとかが気になるんでしたら、適当に探してみます?
ご自分で立ててみるのも面白いかとは思いますが。

うー、、いい加減なアドバイスらしきものを垂れ流し。
乱文スマソです。寝るです。。。(すみませんw
なんとか夢をみましょう。

119 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/11/27 15:26 ID:ulH7wRIG
詩だ 詩じゃない
詩だ 詩じゃない 詩じゃない 詩じゃない
詩じゃない

掘るためのスコップ空に投げて微笑
今から俺はペンをとって立ち直す
飴色の煮たったガラスでも良い つるぎを持とう
困惑から醒めるのだよ

詩だ 虚空にたむける乾いた事実だ
海を渡る手紙の小瓶だ 死んだ蝶々の片羽根だ
詩だ 詩だ


120 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/11/28 15:15 ID:QL3wzHA9
「シャッターマンの背中」

幸せに肩を並べる若夫婦が 愚かしく崩れていくこれだけの条件
最後にいい残す言葉はないかい? 目のうえに満天の星空
指輪の話を 何度も何度も 面白おかしく聞かせるレンズマン

僕は一年後輩の トランペットのともこちゃんと寒い夜を明かし
コンビニで無駄な買いものをして 笑い合う こんなはずでは

腕時計を見れば 手前の過去を気取って 斜めにつけた傷
針よりも何よりも そのガラスの
気障ったらしさに吐くツバもないよ

割れた鏡の向こうで 離れる瞬間の放映 男の大きな手も
女の軽やかな手も 引き裂かれて 涙の脳裏

答えを言えば すぐ蛙になって陸に上がる そんなことじゃだめだねと
ともこちゃんに告げる 星空が吸い込む低い声

ああ 別途必要な書類に 目を通さぬまま枯れていくプロジェクトよ
去る男女の能の無さを許して欲しい 今はまだあきらめの日本テイル

歩く距離の倍の速さ 見えなくなる背中 満足のいく写真が
撮れそうだね シャッターマンは つまらぬ試合には
早めにけりをつけるそうだ


121 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :02/11/28 17:17 ID:QL3wzHA9
>>118
このスレッドは放置して、もうすぐ自スレ立てると思います。
せっかく良いタイトルのスレッドなので、関係ない詩は載せたく
ないし。
世の中だれでも夢をみるものだし。
もうすぐ最新50占領しそうだし。
もっと同志を募りたいし。
他の詩人さんの反応が知りたいし。

夢を見たら書き込むってのが良いですよね。このスレッドは。もともと。


122 :アブサロム ◆rift.1dHPM :02/11/30 00:53 ID:xFYDBwJC

>>121

新スレおめでとうございます。
既パピコ済みです、申し訳ない。

そうですね、夢は見る。詩に出来るかどうかです。
しかし、うーん
最近は殆ど、自スレにしか詩を載せられない。
どうかこれさえも、スレ汚しでないように。では、心からおめでとうです。


123 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

124 :soup ◆8nlcMzxscU :02/12/06 17:41 ID:M/YEbrmU
わかりやすいようにいったんあげさせてください

125 :soup ◆8nlcMzxscU :02/12/06 18:05 ID:M/YEbrmU
バスに乗ってメキシコに行った
あなたに会うために行った
忘れ物をとりに帰ろうとバスに乗りかけたら
あなたが引きとめてくれた
うれしかった
ただ
それだけなのだけれど

126 :名前はいらない:02/12/10 03:10 ID:wTO7ohHg
夢……
沢山見過ぎてる
だけど、どれも曖昧で
記憶にはとどまらない
ただ
夢のせいで
熟睡出来ないから

起きてる今が夢みたいだ

127 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

128 :soup ◆8nlcMzxscU :02/12/11 17:46 ID:PR+ITQ3K
甘い甘いケーキ屋の夢を見た
かえるの顔をした、細長いゼリィや
ピンク色のクリィムで包まれたチヨコレイトのケーキや
私はそれらをほおばりながら
苦い苦い珈琲を飲むのです
アノヒトと一緒に。

129 :うたた寝死人 ◆WvShSU0mOg :02/12/22 14:22 ID:/YdgeXui
[さかなさかなさかな+うし]

雪の積もった道路を
河川敷へ下りていけば
丁度橋の真下辺りで
4mのピラルクと出会う
 えさえさえさえさ チョーダイチョーダイ ぬいぃぃ
勢いで乗ってくるコンクリート
ウハッ と戻ってはまたばしゃばしゃ
その脇で同じく魚類の犬が平然と 陸を歩いた
「ここの魚は凄えなぁ。人に餌もらうために進化してる。」
3対めの脚に感心して
クラスメイトはパンを与えた
その脇で水際のピラルクが
 えさえさえさえさ チョーダイチョーダイ ぬいぃいぃいぃ
犬は 大人気なのだった

やっと追いついた教師の号令で みんなは画板を下げた
モデル役に決められた私は フードまでかぶる牛柄パジャマ
お尻に挟まった尻尾のひもをずるずると 引き出しながら
まだ物欲しげなボルゾイを格好つけた顔で 眺めた


130 :名前はいらない:03/01/04 05:43 ID:zhZky+0a
昔に出会った人ばかりが
私の夢に現れます

昔に過ごした建物が
私の夢に現れます

昔に起きた出来事が
私の夢で再現されます

今更です、今更です
どれもこれも「今更」ばかりです

131 :soup ◆8nlcMzxscU :03/01/07 22:49 ID:IOyCToQC
夜の校舎をさまよっている
激しく崩れかけた哀しい校舎
つたの絡まる研究室に行くと
たくさんのパソコンが並んでいた

誰かいませんか
誰かいませんか

真っ暗な部屋の中、煌煌とパソコンの画面だけが光っていた

誰かいませんか
誰か

132 :奈々氏の憂鬱 ◆SCodz99rtY :03/01/08 00:40 ID:rGNj6vC6
|-`)

133 :奈々氏の憂鬱 ◆SCodz99rtY :03/01/08 00:40 ID:rGNj6vC6
|彡サッ

134 : ◆rift.1dHPM :03/01/08 10:11 ID:fwiphcej

│-=・=-  ∀  -=・=-) ?

│-=・=-)==

│彡 ....... .. .

135 :soup ◆8nlcMzxscU :03/01/08 17:53 ID:qjq88QvS
股間からだらだらと血が垂れ流れている
見られぬよう
彼らに見られぬよう
私は高速エレベーターにのる
血がだらだら
股間からだらだら

136 :うたた寝死人 ◆utatasFSi. :03/01/08 20:56 ID:K4TR+3vX
[お告げ場]

神託忍者が
「お前は伊藤四郎似」と言うので
結婚は無理そうだなぁと
コメディー路線で生きることに決めた



>>134    ・・・

137 : ◆rift.1dHPM :03/01/08 21:49 ID:fwiphcej



宇宙へ出るが
準備はなし


>>136

│ー ̄)ニマ


138 :soup ◆8nlcMzxscU :03/01/11 02:56 ID:hmRcx7jm
彼がいた。顔のない彼が。
私は彼の顔を見たことがないので
顔がないのは仕方がない事だと思った
あまりにも美しい海がそこにあったので
彼と泳いだ
切なく哀しく
そして美しい夢

139 :soup ◆8nlcMzxscU :03/01/13 02:12 ID:TVZ+DXiO
泣いたのだけは覚えている
何がそんなに哀しかったのか
何がそんなに悔しかったのか

私はまた狭い狭いエレベーターの中で
彼と遭遇するのです
もうこの世にはいない彼と

140 :うたた寝死人 ◆utatasFSi. :03/01/16 12:26 ID:MG7kvQjI
  [HappyBirthday]

縦2.5m程の真っ赤なBirthdayCardを
扉でも開ける要領で
むこうの317が開く

ポップな文字が踊る下
飛び出した厚紙の城に
照れくさそうにちょっと屈んで
4thがゆっくり消えてゆく

お誕生日おめでとう

僕は照明の脇の暗がりで
クラッカーを5つ同時に鳴らす              おめでとう。


141 :うたた寝死人 ◆utatasFSi. :03/01/18 03:53 ID:d4HnYOhp
  [蟹の家]

マッチョな蟹が
「俺の部屋貸すぜ」というので
ガラスの胸板を透かし見れば
内部は家具付き4畳間
「後でね」と気のない返事をやると
子蟹を連れて海へ帰った
砂浜に穴状の足跡
ぼこぼこぼこもぞ ぼこぼこ


142 :山崎渉:03/01/19 13:55 ID:HfSLZrvL
(^^)

143 :名前はいらない:03/02/27 00:12 ID:QKtxHfH7

人違いだった。ははは、と乾いた笑い声。

昔に舞い戻るように、歯車がからからと空回り。

少しずつずれてしまった夜。振り返りたくないものを見てしまう夢。

144 :soup ◆8nlcMzxscU :03/03/28 03:09 ID:NWPXMMfX
君の身体が動かなくなる夢を良く見る

それは遠い未来なのか
それとも、近い未来なのか

私は君を見守る事が出来るだろうか
あの夢と同じように見守る事が出来るのだろうか
笑って君の側で話し掛ける事が出来るのだろうか

145 :名前はいらない:03/04/10 15:02 ID:6YkpnZl+
何かの種がばらまかれ
それを飲み込んで
花が咲いたら死ぬ、とか
そういう夢を
昨日じゃないけど見た


昨日は、好きな人に迫られる夢で、正直困った
詩的になんて、なりようがないから
ありえないことに膨らむ夢は、ただ心臓を痛くするだけ


ああ、ただの保守ですから、気にせずどうぞ

146 :soup ◆8nlcMzxscU :03/04/16 00:22 ID:4Tlwel2b
君がピエロのまま空を飛ぶ
私は下から君を見ている
落ちないように
飛ばされないように
置いていかれないように

147 :山崎渉:03/04/17 14:10 ID:eCtYXLid
(^^)

148 :山崎渉:03/04/20 01:49 ID:tQHi8HIt
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

149 :soup ◆8nlcMzxscU :03/05/21 00:22 ID:ivdIuA82
幸せな夢を見た
好きな人と手をつないだ
暖かさに涙が溢れた
だけど
好きな人の顔を思い出せない

私は誰を好きなんだろう

150 :山崎渉:03/05/22 03:32 ID:HGif30+j
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

151 :山崎渉:03/05/28 10:59 ID:91alohpq
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

152 :soup ◆Uc/SouP/Iw :03/06/12 03:23 ID:5NASkYew
毎夜毎夜幸せな夢を見てしまう
私は不安になる
ナゼなら
夢の中が幸せだと、現実世界が不幸だと聞いたから
でも幸せなんだよ
夢の中では涙が溢れるくらいに
幸せなんだよ

153 :マ狂 ◆6O0MrCB/dw :03/07/03 21:17 ID:TW5HocO0
きみのうたゆのめはなし





って見えました
って書こうとスレ開いたら
soupさんがいた
おかしいな、俺ストーカーじゃないのに
狙ってないのになんでだろう

154 :soup ◆Uc/SouP/Iw :03/07/08 02:12 ID:alom/b7y
>>153
ストーカーハッケソ!!(・∀・) ウソウソw


君が「おかえり」という夢を見た
正しくは「おかえり?」だったかもしれない
君のところには戻れない
だけど、いるべき場所に戻れた気がします
ありがとう。

155 :山崎 渉:03/07/12 12:34 ID:Cc9F2JY5

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

156 :soup ◆Uc/SouP/Iw :03/07/15 01:04 ID:orPg+8V5
夢、だか 現実、だか
わからない時がある
寝る直前に聞いた話だとか
寝る直前に見たものだとか

私はどこへ向かうというのでしょう

157 :山崎 渉:03/07/15 11:45 ID:7z6F/fGC

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

158 :なまえをいれてください:03/07/15 14:02 ID:DW8MrxYy
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。

159 :ERROR::03/07/19 01:49 ID:EYdyOlGU
もどかしい夢を見た

それは演技のさなかだったのだけれども
いくらでも涌き出ていた血も消え
雪に埋もれた貴方の顔を掻き分けて
本名で呼びかけたら 微笑を出だして溶けていった
霧の如く貴方は
戦火中にも関わらず

むしろ感情が入るから駄目だってさ、 もう死ぬよとか 言ったようで
俺はというとなんだか 将軍だった 煙草を胸ぽけにしまった服が玄関にかけっぱなしの
一番下っ端だった たぶんジュースとか運びそうで おつかれィ とか言う係りの

雪が口元まで入るから 掻き分けて
もどかしかった

160 :山崎 渉:03/08/02 01:39 ID:TahhWmQI
(^^)

161 :名前はいらない:03/08/13 00:50 ID:pdI851EF
神社の横の坂。

初めてのひとり暮らし。
軽快な気分で自転車に乗り。
石碑を過ぎる。
世界が傾く。地面が目の前に迫り、意識がひっくり返った。

いや、辛うじて踏みとどまる。
混線気味の意識。出来ない深呼吸。
冷や汗。耳鳴り。

明らかに下り坂なのに、進まない。
身体が重い。
後ろが気になる。でも、予感。
振り返ったら、きっと...

引きずるように、ずっとそっと一歩ずつ。
向かいから歩いて来たお爺さんが躓いた。
思わず支える。その顔が鬼に見え――─


もうひとつ、石碑を過ぎる。
心地よい風の吹く、何もない田園風景だった。

162 :山崎 渉:03/08/15 14:03 ID:jFO+cPAl
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

163 :Mana魔名:03/09/28 15:18 ID:Tw+Jt2em
きっと誰もが振り返る道 戻ろうにも足跡は消えている
のどかなり、我が故郷 思えば随分遠ざかったけれども
うかつに昔を想えば 先の一歩を踏み出せない気がする
みんなも同じ気持ちだろう 静かに頷いてくれたらいい
たゆまぬ努力の動力は 未来への焦燥感に比例している
ゆりかごの中で眠る赤子は 何に感じて泣き出すのか
めぐり逢う世界で、忙しく狂おしく愛されて戸惑うのか
のんびりと大人になればいい 僕はいつでもそう思う
はっきりとした意識を持つことなど 叶うはずも無い事
なぜ、といつでも問いかけて 答えはどこにあってもいい
しみじみと想う 僕は困難から逃げ出したいと願っている

164 :名前はいらない:03/12/13 03:35 ID:eD5JFmRp
ひさしぶりに逢ったのが夢で
あの渡り廊下の 落し物をした俺に手渡されたメモ帳

伝えられる、だろうかと 唾を飲む

いわゆる高尚な 想いを胸に抱く事は
いわゆる胸が詰まった 追いかける充足感がある

クラウチングすたーと と抱えこんだ膝
待っている時間はみな 想いの質と 量によっている、ざんねんながら普遍的に

自覚する事が 自覚する体験でしかない
とある瞬間の ながれに沿っていきているはずの
とまるイメージに あれこれ反っていきているきがしている

やあ ひさしぶりな廊下で
つめたいことも無く あたたかいことも無く
ただログハウスの あの秋の色したじゅうたんの
出会い頭の雷体験記_


165 :名前はいらない:04/01/02 00:42 ID:gjfZR+Wb
ほしゅだよー。

166 :名前はいらない:04/01/31 22:08 ID:LmvMMpiE
保守

167 :名前はいらない:04/01/31 22:08 ID:LmvMMpiE


168 :名前はいらない:04/02/06 00:36 ID:Jx7GA4Jy
大好きなあなたといっしょにあるいてた
大好きなあなたにうでまわして
すごく幸せだった
だれかがあなたを罵倒した
わたしはそいつをおっかけてつかまえて殴ってやった

幸せだった


169 :星屑:04/02/06 23:43 ID:kmPSWgh7
哀しいかな
人は何時か夢から醒める
嬉しいかな
人は何時か夢へと旅する
虚しいかな
人は何時か夢から離れる
寂しいかな
人は何時か夢へと消える

        ああ、永久の眠りよ・・・
        ああ、瞬時の煌きを・・・

170 :名前はいらない:04/02/14 11:42 ID:2ryQcyNf
きのうみたげんじつ
とても悲しいニュース
裏切られた世界
涙はもう流れない

きのうみたゆめのなか
とても愛していた
いきてゆくこの世界
涙はもう流れない

ゆめだけは奪われないと思っていた
魂だけは汚されないと思っていた

終わりのない場所は
始まりもなく
悲しみも辛いことも
歓びもほんとうに晴れやかな気持ちになることもない
ぼくはぼくのこころを
ぼく自身を裏切って生きる


171 :名前はいらない:04/02/14 11:43 ID:2ryQcyNf
ぼくはもう夢を見ないだろう
きのうの夢は、けして
きのうの眠りの外からでることもない

あたらしい世界にうまれつく
目の痛くなるような強い光のむこうに
きょうのげんじつのなかで
とうとつに浮かびあがる
願いでもなく
祈りでもなく
信じるわけでもなく

きのうみたげんじつ
とても悲しいニュース
裏切られた世界
涙はもう流れない

172 :Akira:04/02/14 19:02 ID:8JASxPPs
『蒼の妖精』
夢に出てきた
君が離れない
青い光を
持った君を。

夢を掴んだ
そんな気がした
その夜僕は
夢を見る。

目も服も髪につけたリボンさえも
青く染まってた
君は・・・
青かった。
イメージとしては青じゃないのに
あの夜の君は青すぎた

夢の中でか、それとも現実でか
君は
誰かに言われてた
「あなたは青の妖精だよ」と

夢の中でか、現実でか
僕に
誰かが教えてくれた
「あの子は青の妖精だよ」と

蒼い瞳で微笑まれた。
僕に、何を言いにきたんだろう。

・・・蒼かったな・・・

173 :名前はいらない:04/02/14 20:50 ID:7YZNk/0N
今日はバレンタインですね☆

174 :歌川からす ◆lXZBPVO3GQ :04/02/14 21:11 ID:ibTVoaiA
このスレなつかし。

175 :快楽童子 ◆plhXCa4.HY :04/02/14 21:20 ID:xoycRCYy
昨日の夢の話じゃないんだけど
俺は夢の中に思い出の場所や物がある
それは、夢のストーリ上で出てきたものだ
だからそれらを夢の場所・物だと知っている
たまに現実と入り混じったようなものもあるが
おおむね夢オンリーのものだ

曲がり角であったり
だらだら坂であったり
雑多な物売りの二階だったり 変速機付きの自転車だったり
かっこいいスポーツカーや おどろおどろしい祭壇や
変な迷路作りや

それらは夢に2,3回でてくる
だから「ああ、あん時の夢で見たものだな」
と夢の中で思う 起きてもそう思う
ふいに目覚めてしまって
またその場所から続きを見たくて眠ろうとしたり
勝手にストーリを作ってにやけていたり
俺はなんて馬鹿なんだろうと思う

1、2年くらい前からそういう「おなじみ」は見なくなった
変なことに、どこかから落ちる瞬間や
覚えてないけれどなにかとてつもなく怖い目にあって
はっとして目覚めることが多くなった
びくっとして起きるのが分かる
別に寝汗ぐっしょりと言う訳でもない
2秒くらいで忘れる

夢の話なんでとりとめもないが
このへんで終わろうかとおもう

176 :名前はいらない:04/02/14 22:58 ID:CSHaoXQH
しかくい白い部屋
しろい棺に横たわり
天窓の白い光を浴びる
あたまの彼方でオルゴールがきこえる
オルゴールがきこえる
聴いたことのあるメロディー
おもいだせない
包まれて のぼっていく



177 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/03/18 09:07 ID:mqTdRCUS
「稀に見る美しい夢2」

そこでは僕は全ての葛藤を克服していた

「AQUA」
どうやら僕の祠の名は青い岩に透かし模様でそう彫られていた

うずまき型の収納に 本がぐるぐる

なにやら深刻な相談をもちかけられている僕は朗らかだ
嫌な奴だ

外にでると空は 淡い虹色と群青の入り混じった不可思議な様子だった
太陽は虹色のチュウシンdeぼうっとしてひる…

調子はずれの目覚ましに起こされた僕は
未だ少し葛藤を克服した幸せな気持ちだった
夢の中に戻りたい
枕に顔を押し付けた時冷たかった 涎だった
気持ち悪かった


178 :名前はいらない:04/05/28 01:22 ID:R5E9e5ug
保守


179 :名前はいらない:04/06/13 23:46 ID:Qp8AVoGw
保守

180 :情景描写撮影所:04/06/16 05:16 ID:sAqvw0PN
飛び込んだ鮪の中にはエッセイストがひとりになり
花魁のような化粧をした誰かが私を見つめてわらう
逃惑う聴衆の中でヘッドフォンをつけた男は竹馬にのったまま
うめぼしの見る夢の中で夢をみている
唄を口ずさむ唇はいつでも生乾きだというのに
それでも醒めないまぼろしを追う電磁波

181 :名前はいらない:04/06/28 08:15 ID:g7VJyHBr
うんこが出すぎて1が死ぬ夢

182 :名前はいらない:04/07/02 00:10 ID:mljcj8pG
test

183 :soup ◆.Z.SoupFo. :04/07/04 03:21 ID:E5bnV5dk
フォーまだあったー


イミグレーションで君とはぐれた
世界一周をしていたところだったのに
大変だ、毛布を忘れていたよ
履くか履かないかわからないスカートは置いていくね
急がないと赤くて小さい車が行ってしまうよ

改札すり抜ける君
宇宙センターで手間取る私
ボサボサの髪の毛を見失わないように必死に目を凝らす
人ごみが多くて君を見失ってしまうよ
ここではテレパシーは禁止されているんだってば

小さくて四角くて白い部屋
私と君の荷物が置きっぱなし
ねえ、次はどこへ行くんだった?

それは昨日見た夢の話

184 :名前はいらない:04/07/04 15:09 ID:DuFe/Arf
test

185 :soup ◆.Z.SoupFo. :04/07/07 23:14 ID:h+blnRPV
必死で
必死で
必死で何かを引き止めていて
大声をあげて引き止めていて

涙があまりにも流れるから
大きい声が出ないから
引き止めることができなかった

青くて広い空ばかりが広がっていて
立ち尽くすことしか出来なかったのだ
私は



186 :qwertzqwerty ◆CRIJFCPTEE :04/07/08 09:20 ID:MegQg9fo
「楽器論」

自分の音楽表現の場というのは、開拓してきただけあって
この上なく狭いんだよ。
せっかく3年もやってきた仲間だというのに、人殺しなんかおこして
(随分まじめな顔をしていたもんだね)
僕達にはあまりにも目標がなかったが、だからって
縮む糸だって見ていなかったはずだろ。

君の母親から電話がかかってくる。随分と悲しそうで
これまでにおきた、物事の良い面を虚ろに喋っている。人は
聞く、聞かないを超えて声の旅になり、旅路は
その線を辿ることで一途な思いへと変貌する。そして僕は

かかる病に当てる目もなく、ただ楽器が弾きたくて椅子の音を立てる。
日差しは今日も強いのだ。
楽器を弾いても人は殺せない。人を殺すと音が鳴るからそれは楽器。
ただ、しだれる血しぶきにラヴェルのソナチネは似合わないな。


187 :名前はいらない:04/07/11 23:26 ID:020zvHW3
dty

188 :名前はいらない:04/07/12 16:00 ID:lyXLqJpa
>>139
なぜ泣いたのか覚えていない、
かなり覚えてるじゃんw

189 :名前はいらない:04/07/12 16:01 ID:lyXLqJpa
ごめんまちがえた
泣いたのだけは覚えている
ってことでしたぁーーーーーー

190 :名前はいらない:04/07/12 20:18 ID:/GAPDXWT
探しものは何ですか 見つけにくいものですか?
カバンの中もつくえの中も
探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか?
それより僕と踊りませんか?
夢の中へ 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか?

ウウフ… ウウフ…
ウウフ… サーアー

休むことも許されず 笑う事は止められて
はいつくばって はいつくばって
いったい何を探しているのか
探すのをやめたとき時
見つかること事も よくある話で
踊りましょう 夢の中へ
行ってみたいと思いませんか

ウウフ… ウウフ…
ウウフ… サーアー

この、探し物を、「ドラッグ」という設定で読むと面白いそうです

191 :名前はいらない:04/07/13 06:32 ID:6ZaI3DKb
それは、その歌が発表された時、誰もが一度くらい考えるネタなわけで。
デンパもいいがな、あんたも詩を書く人間なら、著作権に気を配れ。
自分の作品が自分の知らないところでさらし者にされていたとして、
それにいい気持がするか?
もうちょっと、頭を使った方が人生楽しいと思うぞ。

192 :名前はいらない:04/07/16 01:05 ID:3Q+gfeHL
同じ夢

二人同時にまったく同じ夢を見た
一人が相手を殺す夢だ
ということは、
もう一人は殺される夢だ

一人が本当に殺そうとしたとき
二人同時に目が覚めた
死ななかったのは夢だったからだ
二人は本心を知って永訣した

193 :蛹谷 ◆u2YjtUz8MU :04/07/16 10:37 ID:bJBteyxA
「奴」

気配に感づいて床で目を上げる
闇夜に仄見える白い床
黒光りするオーバルが蠢いている

奴だ
なぜだ
先月おさらばしたはずだ
まだいたのか

蘇るあの夜
理不尽な恐怖に抗えず
己の質量の何百分の一に満たないお前を
執拗に残忍に容赦なく全く必要以上に
殺した
何度も何度も何度も何度も何度も何度も


奴は微かに瞬き
走りだすかと見えてたちまち溶解
薄黒い翅だけが断末魔の震えを帯びて
土塊めいた重量感が風穴のように
残った

苦い覚醒


194 :うたた寝死人 ◆utatasFSi. :04/07/16 12:40 ID:HWUj/eC+
 「ギアがそもそも奇怪である」

それは
「自分がやりますから休んでください」
という気遣いから始まり

藪に突っ込んだ小型トラックと
「ああ何故これが夢ではないのか」
という嘆きで終わる


中盤は
大型免許など持ってなかった

これどうやって止めるんですか

係長と主任の悲鳴やら何やらで思い出さない方が良い

195 :名前はいらない:04/07/16 13:30 ID:GkspbnH2
寝苦しくて見た夢は
「俺」が主役で
まるであの世にいるような
極彩色の世界で

海岸を這うあの紫色の花の名前が思い出せない
ジャカランタだったか 桜だったのか
濃密な酸素を吐き出すジャングルの庭
抜けると青空一面に君からのメッセージ
海岸に打ち上げられた腕のない女の彫刻

それらに囲まれながらうとうとしたのか
携帯を覗くといつのまにやら起きる時間はとうにすぎ
慌てて仕事に行くもまだそれも夢の続きで
ヒスイで出来たカフスボタンをとめながら
彼女の家へと走るのだ

196 :名前はいらない:04/07/16 16:11 ID:GkspbnH2
溺愛されて育ったらしい
「俺」の部屋にはルイ・ヴィトンの衣装ケースが並ぶ
《9:45》の携帯の表示
まだ暗い海岸線の空を使った
広告合戦を見に集まった沢山の人々をかきわけ
厚化粧の母親が待つ家には帰らずに
彼女の家へと走るのだ
黒のスーツにヒスイのカフスボタン
五つの布団から好きな場所を選び放題の君の部屋へ
走るのだ

197 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :04/07/17 22:53 ID:zak5hLWS

「稀に見る美しい夢1」


朱色で塗りこめられた遊郭は
その装飾一つヒトツが中華風平安バロックな
屏風やら簾やらを
俺はひどくあわてて 誰かを探している

紫煙立ち込める座敷に浮かぶ 遊女は白く
回廊は朱の板張り
焦燥はいつからか 追う側から追われる側に移る

音も無く 駆ける
角を曲がる
衝立を蹴る

駆ける 駆ける 朱色に走る残影 残影 残影…


198 :名前はいらない:04/07/24 13:22 ID:+zfC+0DK
水槽の中で 犬が私に懇願する

ここでは息がしずらいよ

色とりどりの魚たちが天井にへばりついて 落ちてこない
マルチーズは外に出した

赤い大きな幕が落ち
アメリカから来た巨大な店が開店する
桃を片手で握り潰しながら
ジュースバーを探す


「この桃と、バナナとオレンジとバニラアイスと、ほんの少しのハンバーガーでお願い」

まだ出てこれないレトリバー

「彼に頼みなさい」

携帯電話が震えていた

199 :名前はいらない:04/07/25 12:46 ID:kGIqcly/
君を追って海の中へ
これはおとぎ話ではないから
蛙の王子様が人間に戻ってハッピーエンドはありえない

200 :名前はいらない:04/07/30 12:46 ID:tPvJ1L7r
生き物が生まれる夢は
あまり良くないと聞く

白い子犬を次々と産んだ友人
一番最後に産んだ子犬は
道端に産み落としてしまった未熟児で
あまりに小さくて震えていて
でもとても愛らしくて

その後友人のお腹には人間の子供
6ヶ月にしては大きすぎて透けてる袋

洗面所で手を洗おうとすると
ヤモリが大群で這上がる
振り払うと増えてまた
這上がる

201 :名前はいらない:04/08/02 18:05 ID:J8+RqIph
紅い花が一輪、
 風に吹かれている。
大きな木に沿うように その小さな花弁が揺れている

その風景の実を私は知っている
 花の根はガラスの器のなか、に在って
薄くて青い壁が 根を阻む
 根付けない花 伸ばせない根
道行く人には見えない 花のトラブル。

夜になると彼は水を汲む ガラスは水で満ちる
 花は息をする 目を閉じる
月の夜 いつか彼がその異変に
 気づくことを、花を掘り返すことを
  私は祈る 祈る 祈っている。

202 :名前はいらない:04/08/02 18:23 ID:J8+RqIph
待つのは得意じゃない。

こないだだって随分待たされた
いつまで経っても君は講堂に来やしない!
私は少し腹を立てていた だから約束なんてしたくなかった
ああ、前の席に座ったのは誰?

見知らぬ彼はわたしを振り向くと わたしにじぶんの手を見せた

細すぎるゆび、先端の尖った 不吉な長い指
彼はわたしに 死んだ枯れ枝のような手を見せる
手のひらに 歪んだ大きな痣 死んだ細胞 洗っても、
落ちない。

これどうしたの、とわたしは尋ねる
教えてあげる、と彼は立ち上がって言う
あとでね。とっても大事なことなんだ。

待つのは得意じゃない
彼は行ってしまった…
だから嫌なんだ、約束なんて。

「おまえの周りをよく見てみろよ、結局いつも一人ぼっちじゃないか」。

203 :名前はいらない:04/08/03 06:16 ID:JYhYMLFO
歪んだ太陽が二つに割れて
暮れるギリギリのところでクルクル回る
「北京へようこそ!」
スマートボールの台の上で、女が微笑む

上空から眺めると、道がきっちりチェックを描き
ところどころにネオンが目立つ
おかっぱ頭の男は言ったはずだ

「あの道を曲がれば店ならある」

真ん中すっぽり抜けたビルには
映画用の個室が並んでいる
一階にある、ボクシングジムで
彼が私を待っている

そう、3年5ヶ月ぶりに

204 :名前はいらない:04/08/04 17:59 ID:DklGhW99
わたしに子供はいません
もうこの春から、ずっと。

川に沿って車を走らせると、中央線の駅に出た
ビルディングの回転ドア レンガ造りの地下街 
人いきれ 忙しい人々 ショーウィンドウ越しのマネキン人形
「こんな街があったんだ」。
ふらりふらりと 迷子になろう この街でなら暮らしていける
ドーナツショップで買った誰かへのおみやげ
その赤い箱は少しだけ、潰れていた

わたしには子供はいません
もうこの春から、ずっと。
お土産を渡す筈のあの子は、いません。

205 :名前はいらない:04/08/09 14:28 ID:X3pWIMvW
電気系統が問題ないなら
それはきっと元からだってば
時代遅れのテクノに合わせて 白く光る小さいボタン
カヌーの上で君にそんな話をする

「あの二番は君なんだって!?」

笑う私たちの下では 彼の子供が
夏休みの宿題の為に南極の海に潜っている
緑のネットに包まれて、生意気な小学生は天使に話し掛けられる

「君は努力が足りないね」

光るボタンシステムを積んだワゴンが
夕暮れの街に溶けていく

「開発したのはあなただったのか」


206 :チャッキー ◆p0KB7L1N7M :04/08/09 21:18 ID:8aj7mQnv
「動かぬ」

僕を起こして下さい 意識ははっきりしてます
日の中で眠らせないで下さい 眩しすぎます はっきり言って
体を動かして欲しいんです どうか、この日差しの中置かないで下さい
ひとりぼっちになるのは嫌です 貴方と一緒にいたいんです

昨日のあなたは笑っていた 一昨日のあなたも笑っていた
だから救いだと思った 今もあなたがそうだと思っている
あなたしか動かせないと知っている 若者がこちらを覗いても
あなたしか私を動かせないのです どうか どうか

さっきあなたは置いていった 私がいると知りながら
だけどあなたはまだ来ない 早く来て下さい お願いです
早く来ないと 枯れてしまう

その夜 僕は植物になった

207 :名前はいらない:04/08/10 01:04 ID:JjwZtZq2
朝起きたら 缶ジュースが
置いてあった 飲んだらまずかった 
昨日はおいしかったのに なぜまずい?
僕の体が変わったのか、頭の中が変わったのか
わからないけど 親に「おはよう」と言ったら
腫れた目が輝いた 明日は僕がみそ汁をつくろう

208 :名前はいらない:04/08/10 12:29 ID:HUw3m3Vf
看護師になる前はそう、音楽をやっていた
落ちぶれた彼らを励ます為に
嫌がる曲も合わせてみせた

等身大の看護師の休日
あれは狭いトイレだった
明らかに
見てとれる
死体を
見つけた

看護師は仕事中、毒ガスにやられた友人をまつ
廊下でタバコをふかしながら

「まあ、そのうち色々わかるから」

209 :名前はいらない:04/08/10 15:12 ID:e8ouTjb0
他の人には わからない言葉で話す
テレパシーも交えながら
だってこれは 最高に内緒の話なの
だから、あなたにも教えてあげられないんだ・・・

でも
ほかならぬ あなただから 一つだけヒントを。

それは、ガードレールの上でしかできないこと
どう?
  あなたになら、わかるはずよ。

210 :名前はいらない:04/08/24 00:24 ID:OHF0pnxF
懐かしい海があって空があって
かつて恋したあなたがその時のままの姿で
相変わらず私をからかって
ストライプのワイシャツから伸びた腕
変わってなくて懐かしくて

憧れていた君もいて
一緒に泣きたいような時間を過ごして
バスに乗って

まるで夢のようだと思ったら夢だった
笑えないよ

211 :名前はいらない:04/08/25 16:59 ID:8jG1Bgb6
『まずは鳥を呼ばないと、彼らが集まってこない
ここは彼らで溢れた庭にしたいんだ
それにはまず、鳥を呼ばないと』

オドラすら直接植えられてしまった
チョコレイトコスモスが甘い匂いをまきちらす
集まった鳥は
カラフルな籠に閉じ込められた

新しい私の部屋でひとりの男と筆談する
『君への想いをどうか君の胸元に刻ませて』
彼の体には一面の刺青
『側にいたらきっと君を壊してしまうほどに』
私の胸に刻まれる文字と蓮の華

地球の形のサッカーボールで
追いかけて
笑って
みんなで

後5分で出番です

必死で探す
憧れていた女性と一緒にコンビニで
「今日は3人で初めてのライブなのです
 大事に 大事にしたい」


212 :名前はいらない:04/08/29 14:58 ID:73lSEG/q
壁の向こうにまた垣根があって
彼女の住む朽ちた家はその奥にあります
私を監視するのが 彼女の仕事
彼女が私の番人になって ずいぶん月日が経ちました
でも 出会えたのはつい先日のこと

あなたのことは知っていました。
やっと、初めて会えましたね。
思ったより汚らしい人だ。その歯はなぜ抜けてしまったのですか?
その回るビデオカメラを 早くとめてください。
あなたなどに見張られる筋合いが いったいどこに?
そのあばら家から二度と出てこないで!

何故戸惑うのですか。何故泣くのですか?
どうしてあなたが 私の言葉に傷つくのですか。
もう行ってください 私も行きます
わたしたちはやはり 会うべきではなかったんです。

213 :名前はいらない:04/08/29 15:33 ID:73lSEG/q
>>211
オドラという植物があるんですね。「チョコレイトコスモス」が実在の花だと
いうのも初めて知りました(ぐぐった)。
刺青の夢は私もたまに見ます。そういう知り合いはいないのに不思議。

214 :211:04/08/29 22:38 ID:w/XTHlbs
>>213
あっ、レスがある ありがとうー
オドラっていうのは、アローカシア・オドラが学名の、「クワズイモ」の事です
チョコレートコスモスどうよう、うちに植えてあります

前はこのスレ私しかいなかったのに、最近多いですね。楽しい。


215 :名前はいらない:04/09/02 16:06 ID:xcZlxKXk
1目的をみうしなているのにカウンター、
出会いがしらに俯いて相談者は、
みなマトモにそうだんしていたといふのに私は、
そうじゃないそうじゃないって言葉がじゃらじゃら。

2おまえは抜け出す事ができたやつでしかし、
いまとみらいを想像して何を思ったか、
どようびの午後に割り当てられた現代を生きる若者を眺めて、
されど自分はなぜぬけだして しま って いる のか。

3うってかわってハムとスター。
フェレットやも知れぬ、微小なねずみほど強く、
自分と関連してははぁとも思っていたのだがいざ、
捕まえてやれやこれやとされると思うと、
やはり指揮官はやさしいというイメージを作ったのだろうか。

216 :名前はいらない:04/09/03 11:30 ID:W6Qpf955
そこはアフリカの小さな街
縦長でちょっと汚いバールにて

参加表明なら出したよ?



217 :名前はいらない:04/09/04 16:25 ID:9SqAockI
信じられなかった
かれが、彼が私を?
目の前で起こっている事が理解出来ない
ここは彼の家

パーティの後、帰ろうとする私を
必死で引き止める
鍛えられた胸
無邪気な笑顔

彼の顔を見つめて思う
私といていい人ではない

218 :名前はいらない:04/09/04 18:05 ID:9SqAockI
彼の仲間が来た
テレビで見た顔

一度家路についてから思う
今あそこに戻ったらどうなる?

そう思った瞬間に時間は戻る

寝転がった頭の上には大きな格子の窓
彼の洗濯物と、私の洗濯物が揺れる向こうに
山々がけぶる


「あんたでいいと思ってるの?ふさわしいとでも思ってるの?」

219 :名前はいらない:04/09/07 00:25 ID:+TF4lQoJ
雨が降り続く東京は午後3時
買い物を一緒にしたい人がみつからず、
ふと横をみると同年代くらいに若返った母

いっか、つれていこう
大きな通りに面して、
お洒落なお店がたちならんでいる

ペーパーバック専門店
香水専門店
文章、傘、はちみつ
キラー通りにいる感覚だ
母が値切っているセトモノを覗きこんだ
これはいい
これは絶対欲しい

遠くにいたようで以外と近かった
後ろに有楽町の駅がみえる
いちごとアーモンドの煙草はわすれないでね!
お母さん、もうみちおぼえたから大丈夫よ



220 :名前はいらない:04/09/16 14:20:44 ID:HQwFyxAH
何が本当の目的だったのか
高校時代の制服を取り出し、学校に忍び込む
大人になって改めて思う
教師はやっぱりろくなもんじゃない


回廊を回っていると
刃物を持った教師がひとり
やたら道徳的な事を口走りながら

逃げるけど
必死に逃げるんだけど

「チェチェン」

男が呟いた言葉をきいて 覚悟した

手に持っていたカッターナイフで
自分の右膝を菱形に囲うように印をつける

ひるんだら、走って、走って、走って、走って、走って


君が無邪気におかえり、と言った
私は傷を隠しながら、あの果物を取りに行こう、と言った

221 :名前はいらない:04/09/21 02:04:17 ID:SAQmk+RM
「湖のふもとに、ねこと今日も暮らしてる」

とあなたが歌うのです。
人々がおかしな目で見ても、
声高らかに、ほがらかに。

世界でいちばん嫌いな歌を、あなたは楽しそうに歌う
それはまったく容赦なく、それはまったく立っていられないほどの
ゆっくりと 落ちていく たわんだ床の上へ
もう少しだけ我慢すれば…。 あと少しでこの歌も終わる
「わたしきっと、あなたを」

ぴたりと、その旋律が止んで
ぴたりと、この電車も止まって…
「電車?」この電車は調整のために停車しております。

最後のフレーズを、歌わないまま 姿が見えなくなった
終われない歌は、窓にぺたりと張り付いたまま。

あとを継いだのは私のこども。
つたないことば でもはっきりと この歌の終わりを

「わたしきっとあなたを、
     きっとすきでーいるからー」
 

222 :名前はいらない:04/09/22 13:47:55 ID:OZDb8QBw
ほろ酔い加減の先生の気分は上々
目白行きの電車に乗るんだと言って聞かない
ほらほら、酔っ払っているのは先生のほうですよ。

「自分では大丈夫だと思っていても大丈夫じゃないんだよ
 さ、酔い覚ましのジュースを飲みなさい」

「そうですか?では先生もお飲みになるのなら」
(黒酢のジュースなんて、いつも持ち歩いているのかしら)

さようなら先生、しばしのお別れ
またあの家で、いっしょに暮らそうね
私も一人で 旅に出ます さようなら またいつか。

手を振り、別れ、最後に振り返る
ああー靴!せんせーい、靴は脱いではいけませんよ!
こうして酔っ払いのアインシュタインは 茶目っ気たっぷりに舌を出すのだ

223 :名前はいらない:04/09/27 14:46:01 ID:Wua007MN
行かないで、行かないで
大好きなあなた
手を伸ばしても触れない、あなたは液晶の向こう
姿も見れない、文字だけのあなた
それでも、あなたが帰ってきた事がこんなに嬉しい

ほかの男に抱かれても
青いロボットに誘惑されても
あなたの官能には誰も叶わない

だけれど側にいるのは、アイスクリーム屋の店員
豊満な女の身体を持つ恋人だったり

あなたは何処まで追っても
泡のような存在で

今夜もまた、受け入れる相手は
やせこけた海の男
目を閉じてあなたを描きつつ
腕の中へ堕ちる

224 :蛹谷 ◆OkWT4AXAtc :04/10/02 20:31:11 ID:IZ+Yu3A8
「岸」

赤貧洗う母は橋桁につかまり
彼岸から此岸へ倒れ込む
そうして母は老いた背をたわめ
弾みをつけて彼岸へ帰る
父がいる茄子の葉陰


225 :名前はいらない:04/10/11 02:38:30 ID:+HABw7J9
煉瓦の塔から人が飛び降りたところから始まる
雨降りの夕方の街
不自然な服装をしたドアマン

『あなたの靴ならまた明日来て下さい』

嫌いな兄が襲ってくる
キモチワルイ
キモチワルイ
内股用の下駄を見つけた
鼻緒が洒落ていた
大嫌いな兄に買ってくれとせがむ私
私も大概キモチワルイ

そこは白浜
青すぎる空と碧すぎる海と
彼が笑った
絵の具で塗ったように白い歯を見せて

素敵と思うよりまえに
私はやっぱり思うのだ
キモチワルイ

226 :名前はいらない:04/10/11 07:38:32 ID:+HABw7J9
何故か裸の友人は
人目を避ける事もなく
水泳部員達の前を横切っていく
山路を抜けて、煉瓦の塔へ

あの部屋へ行きたいのに辿りつけない
黒い肌の大男に英語で尋ねる
『あの部屋は一階ですか、二階ですか』

花を植えたいのに、何を買えばいいのかわからない
そういう友人に私は言い放つ
『ずっとそうしていたら、きっと何も買えないと思う』

花売りの有名人がいると言う
成金の中年女性
彼女は高い花を売っている
どうしても、どうしても、
チューリップを買わなくてはならず
赤に淡い鴾色のヒダのついた花を二輪ほど

『あぁ、このわたくしが切った莖もお持ち下さい』

それは小さなパーキングエリアにて

227 :名前はいらない:04/10/13 16:44:31 ID:1gc0AnTN
『お稽古用の着物が必要』

そこは深海の古着屋
時代物の着物が並ぶ
水色の着物がやけに目につきます


228 :名前はいらない:04/10/14 15:14:15 ID:yZQsSD/k
感情を持ったリアルなセックスドール
風力発電の大きな風車が回る街で
一人の女と暮らす

ずっと友達が欲しかった
人間はすぐに裏切るから嫌い

戸惑うセックスドール
それでも懸命に笑う

ねえ、あなたを学校に連れて行くわ
二つにばらせばカバンに入るもの

上半身だけになったセックスドール
それでも懸命に笑う

229 :名前はいらない:04/10/14 20:46:07 ID:0UHUN+2G
夢と希望のテーマパークで
チョコレートとキャンディの雨が降る

ほうらご覧
これで明日までひとりぼっちでも大丈夫だよ

いつもどおりにコンビニにて
昼食を買おうとして咎められる
『必死に働けばねえ、マンションくらい買えるはずだよ』
私は無職じゃないと夢の中でも虚勢をはる
無職じゃないのは本当だが

増築したばかりの家に帰ると
筋肉自慢の兄と優男の兄と気が強いだけの姉がいて
私のセックスドールはすみっこに追いやられた
『僕がいるから大丈夫』
優男の兄は言う

230 :名前はいらない:04/10/19 05:29:40 ID:ECXhz2un

このあいだあなたを見たのよ
山手線に乗っていたでしょう?
声をかけようと したんだけど

雑誌を読んでいたね
神田についたら 残念そうな顔してた 
乗り継ぎはうまくできた?

わたしは降りなかったの 一回りしたかったから
わたしにはないのよ 急ぐ理由がね
それにいつか きっと追いつくもの
京王線の特急でしょう? 乗る電車はたぶんおなじよ
そこできっとまた わたしはあなたを見るでしょう
そこにあなたがいなくても わたしはあなたを見るでしょう 

231 :名前はいらない:04/10/19 05:42:23 ID:ECXhz2un
セーブデータが消えない
あらかた消えたんだけどね
どうしても残ってるのがふたつみっつ

困っちゃうよね 誰かに見られちゃうかもね
ま、関連付けが壊れてるから 大丈夫だとは思うけど
大丈夫だとは 思うけど・・・

232 :名前はいらない:04/10/22 23:35:30 ID:QRljyL3C
何故だ
何故俺に女の身体がついてる
何故だ

おかげで面倒くさいったらない
第一、彼女にはなんていう
俺だと騙し通せるのかよ、なあ

『空を飛んで見るかい
やり方はアンタの想像通りさ
そう、真上に飛びだしてご覧
ああ、そう!
空中で伸びをすればほら、
そう、加速する
ああ、後ろに反り返ると回転しちまうよ
飛べるのは成層圏の果てまでさ
境目は息が苦しいはず、
気をつけて』

魔女らしき女はそう言って消える
俺はカタテマに女を抱きながら
教わった通りに空を泳ぐ

233 :名前はいらない:04/10/30 16:58:57 ID:yaYreaAV
サディストな僧侶が笑う
追いかける 逃げる


234 :名前はいらない:04/11/11 23:03:04 ID:8eYpB2mH
赤と橙の小さなゴムボール
碧く白濁した波間に漂う
あそこの要塞まで運ばなくては
いますぐ
すべてを

自分の手も見えない、海地獄のような水の中
君の奏でるギターが響く
空に大きく渡っているのに
君の姿は何処まで行っても見えず

『さよならとか言わないし』


必死に辿りついた浜は
赤ちゃけた古い砂と、錆び付いた鉄骨
暗く細く長い石の通路
郵便局員がどうぞ走らないでと叫ぶ


235 :名前はいらない:04/11/12 02:13:05 ID:EpCu/n1E
細く長い石の通路を抜けると
小さなボートが空中に浮いた広場
ピンク色のフリルを纏った、初老の女が泣く
『わたくしの夫は日本人でした』

眼下には、立ち入り禁止の高速道路
2匹のイルカが待っている

『夜中の雨に、君が泣いていて』

彼の声を聞きながら、ペンを走らせる
重要な、
記事を、
必死に、


236 :名前はいらない:04/11/13 18:02:26 ID:Kn8PtyeJ
奇形的な彼女の胸はとても大きくて
波のように揺れている
彼女は妊娠中で、ここはささやかな宴の場

最初の恋人は入籍して一週間で死んじゃった
二人目はいい人だったんだけど、お酒を飲むと壊れちゃってね
三人目は言い出したらききゃしないんだから、くだらない手紙だけ残して

彼女の壊滅的なストーリーは続く
助けて欲しいとすがるけど 
俺はその手を振りほどいた

237 :名前はいらない:04/12/03 02:27:49 ID:ZQ8kuK0U
あの彼と会った
懐かしい 君はそんな顔をしていたんだね
ドキドキが止まらない

君はヘリコプターから降りてきて
随分な悪ガキだったらしい
町中が噂しているよ、君の事を

やっと会えたのにお別れだってわかってる
そんなことははじめから知っているよ
だけど
君の噂をききながらニコニコニコニコ
嬉しくって仕方がないんだ

だってやっと君に出会えたんだから

238 :名前はいらない:04/12/04 14:46:22 ID:udU+JWL7
雨が降っていた
遠くに見えるおいらんの髪型を
再現しなくてはいけない仕事
仕組みが複雑すぎてわからない
あのみつあみは何処?

高速道路を横切る場所で
後からきた父親を渡ってまつ
汚い待合室にて、残飯にまみれて


239 :名前はいらない:04/12/04 17:29:17 ID:m5PNQ/R7
もうすぐアヒルが生まれるよ。

あのヤブはこいつを殺せって言うのさ
生まれてきたってロクなことにもならんとさ
だけどこいつは可愛い俺のアヒルだ
殺すなんてこと、できやしないだろ?

ほらごらん、これが俺のアヒルだ
少しばかりのハンディを抱えて
でもごらん、こんなにも可愛いじゃないか

アヒルが生まれたよ
看護婦はカルテを取りながら
「このアヒルは、どんなに鳴いても誰にも声が届きません」
「そう、おそらくは、あなたにさえ」

そう、おそらくは、俺にさえ。

240 :名前はいらない:04/12/10 14:03:54 ID:4VSI9JYL
この人の事は嫌いじゃない
バイオリンの練習をしながら思う
忍び足で近づく虎猫
君の番だよ

241 :名前はいらない:04/12/11 14:14:50 ID:tJsrmWzH
悲しかった
本当に悲しかった
誤解だったのか、真実だったのか
理由はもう思い出せないけれど
人前で泣いて見るもんだと思った

会社を追い出されたから
バスに乗って帰るところで
優しい君に声かけられたんだ
でも最後までいてくれたのは
いつもかっこつけな君


242 :名前はいらない:04/12/13 16:10:10 ID:kGJVkLu8
心配はゆがんでく

きもい、きもすぎます。

243 :名前はいらない:04/12/14 22:58:24 ID:uhA7DrIq
彼女の母親はえらく凶暴的で
身を潜めるのに精一杯だ
目を盗んでプリンを作ってくれた友人
脅えてないで出かけよう

最初はフランス 時間があまりありません
電車に乗って次はポルトガル
駅の2階で相談してる男の人は見覚えがあるね
ああいうことしたい、こういうことしたい
とめどなく話して話題はつきない

母親の部屋には地雷が埋まっているらしいよ
この間テレビでやってたから
モニターに映るからチェックするといいよ
受付はもう終わっているみたい
メガネをかけた、イタリア人が言ってたよ

244 :名前はいらない:04/12/30 22:08:22 ID:QYwbr+Dz
久しぶりなのは落ちる感覚
高い建物から落ちる
でも平気、これは夢だから地面には当たらない
せめて仰向けになろうと思ったら
背中からドスンと落ちた

鈍くて強い痛みが体中を襲って
夢の中で気を失った

245 :名前はいらない:05/01/01 14:26:45 ID:CPwNfMJm
初春の夢は苦しくて切ない

私を貶めた全ての原因の女と
昔のあの時のように
3人で喧嘩しながら
健康な私がそこにいて
みんな年をとったよねって

配達先のカフェにて
ピエロの君を見かけた逢いたくて逢いたくて
気が狂うほどに好きで
だけど、どうしても会えないから

苦しくてどうしようもなくて
助けを求めた先は、今は逢えぬ
ネットアイドルの君の家

他の男を口にするなら、ここに着てはいけないよ


これが正夢になるというなら
今年の運勢は凶でしょう

あけましておめでとうございます

246 :名前はいらない:05/01/01 19:28:07 ID:PTVkHhoY
あたたかい陽射しのなかで
レモンイエローとライムグリーンの
宝石箱のような
たくさんのおもちゃ。
かわいらしいかざりつけ。

そらには
みんなの夢のつまった
シャボン玉。
手をはなすと二度とみえなくなる
夢風船。
わたしはいつだってはなさない。

目がさめて、
もう一度目を閉じても
おなじ風景は
みえなかった。

247 :名前はいらない:05/01/01 21:56:02 ID:C2J53HV+
なんも見ない 夢みない
二度寝も 意味ない 夢みない

初夢なんだろう??

248 :名前はいらない:05/01/04 18:20:04 ID:/g+8on5Y
青い瞳のロックスターが英語の教師で
私は友人と母と母の友人と4人で教室へ通う
新入生はロックスターの存在にまだ気がついていないので、
彼は静かに授業をすることが出来る
穏やかにそっと笑って

父と兄が息を吹き返す
そう、式の真っ只中で

色とりどりのビーズが襲う
英語教室で友人と競うようにブルーの首飾りを見せる
ロックスターは新入生に見つかったらしい
雨の中、こちらを振り返ってちょっと笑ってから走り去った

249 :名前はいらない:05/01/05 16:26:45 ID:CIueRF7l
風俗で筆おろしを済ませると言うのはこんな感じか?
女の扱い方がわからない 
「ヘタクソで悪いね、なにしろほら、童貞だから」


(笑い)

女が女を抱くという、あっけらかんと奇妙な行為 
罪悪感がつきまとう 何かに酷似している

あの花柄のうかれたビルディングに行こうよ
屋上のパラソルとビーチチェアが素敵!
見ているだけで 癒されちゃうね 白い空を見上げて
黒い羊革のコート着てる 逆光線が抜けてく


こんな初夢でした(鬱)
どちらさまも佳き年になりますように。

250 :名前はいらない:05/01/09 15:11:24 ID:VXFhCjED
九龍のような場所
昔からの親友達と、行き連りの男が数名

ウォンに両替するためには
占いをしなくてはならず、しかも恋人たちしか受けられない
困った独り身の男は、無理矢理入って足を失ったし、
私はと言えば大事な布の束をとられたけど
期間限定で了解できた

251 :名前はいらない:05/01/16 19:56:04 ID:i7fXp+DB
それは差詰、リアル育成ゲーム
拾った、真っ白くて愛くるしい牡の仔猫
一晩で十八の麗しい青年へ

色とりどりの錦鯉が泳ぐ床下
まるでアンティークのアロハシャツのようだと思う

私を母と呼ぶ美しい青年、隣家の娘と結ばれる

人指し指の先から出てくる、質量のあるシャボン
連なって繋がってまきちらす

252 :青の羊 ◆pNGtbbWniA :05/03/19 13:16:10 ID:qFSyjy0p

「浅野君どこ行ったの?」
「携帯の充電切れたんで先に荷物取りに行くって出かけました」
「マジかよ…」

俺/エスカレーターの手摺で鯉のぼりの姿勢を保ちながら一階に降りる



253 :葉脈:2005/04/08(金) 21:55:23 ID:W3SnIkMB
きみにみたゆめのはなし
きみでみたゆめのはなし
きみもみたゆめのはなし
きみがみたゆめのはなし
きみとみたゆめのはなし

きのうみたゆめのはなし

おはようおまいら

254 :名前はいらない:2005/04/26(火) 22:59:37 ID:ziQYkgPm
きみはぼくを
忘れるから
そうすればすぐに
君に会いに行ける

自転車に乗って
そう歌うのは
止めろ

255 :うたた寝死人 ◆utatasFSi. :2005/05/22(日) 03:21:48 ID:I+FNewJD
「ナメんなよ住所調べっぞコラ」
「おお是非こい 来たまえ!茶は出さんがな」
そんな科白でファーストコンタクト
急速に交点を増す二者の直線
 東海道新幹線

翌日片やお茶菓子持って訪問
片や律儀に新茶でお出迎え

1本 茶柱が立ちまして

「ブー 俺の名前はそれじゃありませんー」
「空気コテの名前なんて分るかー」
乗って絡んで沿っての直線
二人気持ちは既に半ズボン素足
「もう一回だけチャンスやろうかー」
「つうかお前にそんな興味なぞないしー」
縁側でキャッチボールされる"('A`)"

落陽と
 戸のガラガラと


             「じゃあまたな」


ついぞ5分でそんな夢を見ました。

256 :名前はいらない:2005/06/27(月) 18:34:23 ID:2TXyYeKm
ここんとこしばらくのボクは
夢の見方も忘れてしまったようですよ
なくした夢、捨てた夢、醒めない夢
夢は隙間だ。今は要らない。のだろう。


しかし要するに救済age。

257 :名前はいらない:2005/06/27(月) 19:08:18 ID:B+xbsFIs
ある昼さがり川辺で
みしらぬ女に恋心

だれだったかは
思い出せない

ただ懐かしく感じた
まどろむ時とともに

258 :名前はいらない:2005/06/27(月) 22:18:19 ID:BCVu7ccF
暗闇で
抱きしめられて
闇となり
夢終わる

259 :名前はいらない:2005/12/04(日) 22:24:15 ID:s+4D3Pj0
さよなら私の青い鳥

260 :名前はいらない:2005/12/04(日) 22:30:58 ID:s+4D3Pj0
どっかで聞いたフレーズだろう
青い鳥と聞いて
君は何をイメージする?
私は君さ

さよなら私の青い鳥
あれは長い夢だったのよ

夢じゃないと君は言う
いやいやいやいや夢ですよ
何にも良い事無かった私に
情けの神様舞い降りて

神様なんか居ないんだけど
だから君は居ないんだけど

さよなら私の青い鳥
コンクリートの冷たさと
唾液の染みたジーパンと
渇いて臭くなる私

261 :名前はいらない:2005/12/04(日) 22:34:04 ID:s+4D3Pj0
ああぁしにたいなぁあああああああああああ

262 :名前はいらない:2005/12/04(日) 22:39:31 ID:s+4D3Pj0
夢を見たまま死にたいのであった
覚めるまでに死にたいのであった
出来れば死ぬのではなく
なくなりたいのであった

お前 産まれたからにはわけがあるのさ

慰めながら眠って見る夢は大概が悪夢
僕は睫毛をむしってしまおう

暗闇で目を開ける
目が慣れるまで
僕は幸せな死体

目が慣れたなら
泣きましょう

お前 産まれたからにはわけがあるのさ!

263 :名前はいらない:2005/12/04(日) 22:54:25 ID:s+4D3Pj0
さて、そろそろ始めようではあるまいか

さてもさても皆々様
このスレッドのタイトル、略してスレタイを
しかと、とくとご覧あれい

「きのうみたゆめのはなし」        ちゃかちゃんりんちゃん・・・

それは長い長いお話でありまする
残り750足らずのレスで
某の舌ったらずな物言いで
話しきる事が可能か否か

ごほっごほっ・・・そ、それは
それはそれは長い長いお話でありまする
一人の女子がーシクセなーリェジンラを
しゃかしゃかと音をたてて
ドッベに身を沈めたならば・・・

さてもさても緞帳があがるまで
しばし、しばしお待ちくだされい

でも緞帳なんか無いし夢なんか見てないもん。毎日ぐっすり爆睡だい。
えーんえんえん えーんえんえん

ごっごぉおおおおおぉおおおおおおおおおおおおお

264 :名前はいらない:2005/12/04(日) 23:20:37 ID:s+4D3Pj0
まあ、あれだ
結構良い夢は見てるほうだと思うよ
って良くても夢なんだけどさ

これから私はどこ行くんでしょうな
君はどこに行くんでしょうな
読んでるそちらのあなたも
どこに行くんでしょうな
さっさとどっか行っちまえ
知らない人の内に消えてなくなれ
それとも私を抱いてくれるかい
男とか女とかそんなの関係無いのよ

とどまるなとどまるなと頭の虫が言うのです
安心するな後ろを振り向くな、前を見ろ
足元は崖っぷちだろう、怖いだろう
爪先立ったら広がる足場だろう
それがお前のホームポジションだ
救いの無い世界だろう
それがお前の救いだ

まー、甘えてるだけだと思うんだけど
一人ぼっちでスタスタ歩いて寂しいと安心するんです
より所を探してああこれは幸せだなって瞬間に
ぽーいと投げ出す事を選んでしまうんです

さて、私はどこへ行くんでしょうな
やっぱりそうね、スレタイどおりに夢の中へ夢の中へ〜♪
うーん、ありきたり しかし、それが私らしいわ

夢の中へ 夢の中へ
死んでみたいと思いませんか

265 :名前はいらない:2005/12/04(日) 23:48:06 ID:s+4D3Pj0
ちょっとばかし
スレッドをつらーっと読んでたんだけど
わたくし、邪魔しちゃったかしらんと思った
邪魔してたらごめんなさいね

しかし、あれだね
長い間夢見てないんだな、ここの人
たまには見ると良いよ
続きが見たくなるような夢なら
なおさら良いよね

夢ってさ
起きてすぐなら覚えていても
立ち上がっておしっこしたりしたら
忘れてしまうじゃない?
ああおしっこと一緒に流れていってしもた!
って事でも無いんだろうけど
何かしたら忘れるのよね
物凄い勢いで忘れるのよね

でもさ、キーワード的に
少しでも覚えていたなら
すらすらすら〜と思い出したりもするよね

なんなんだろな
とにかく夢って不思議よね

ところで、ここの人は6月から夢見てないの?
別に固定の人のスレってわけでもねえのか?
でも書いてる人って決まってきそうよね
とにかく、夢は見たほうが良いよ〜

266 : ◆Wani6uvhK. :2005/12/10(土) 04:03:57 ID:FLKcQa4r
ときどき夢の奥にある宝石をとりに行くんだ。
幼い頃の姿に戻って
お気に入りだったオーバーオールとニットキャップと
ブルーのコンバースを穿いて
幼馴染のあの子と手をつないで
奥まで潜っていったんだ。

暗い洞窟 生い茂る草々
棘の道も 襲ってくる野生動物も
全部乗り越えて

夢の奥底はじっとりと生暖かくって
居心地が悪くてむずむずしていた
恥ずかしそうに思い出したくない過去と
きらきらした宝石が僕らを待っていた。

267 :名前はいらない:2005/12/10(土) 19:44:52 ID:hlaeznhx
おお、ひさびさに夢を見た人がいたね。
良い夢だね。わにさんは・・・なんだな。
そこが好きよ。

268 :名前はいらない:2005/12/10(土) 19:48:41 ID:hlaeznhx
夢の中で買い物いっぱいした
夢の中でもお金は便利だよ
いつでも一時の幸せはくれるよ

一時の幸せを永遠にしようとして
死んでいった女と社会的に死んでいった男

全くよくばりだなぁ
夢の無い死に方だなぁ
お金って素晴らしいなぁ

夢の中で買い物いっぱいした
夢の中でもお金は便利だよ
いつでも一時の幸せはくれるよ

紺のチェックのグラニーバッグ
赤い蝶々のヘアクリップ
カルーアミルクのコマーシャル
サースディの赤いビニール着た女

269 :名前はいらない:2005/12/10(土) 20:14:43 ID:hlaeznhx
捨て置くモノを拾うおっちゃんは
先週はコタツを拾っていった
今日はテレビを拾っていった
私はおっちゃんを追いかける

そのテレビ爆弾だっつーの
私見てたんだから
昨日の夜に若い痩せた男が
そのテレビ置いてったんだから
絶対爆弾だって
だって変な男だったもん
勘よ勘、長年幽霊やってる勘よ

電源つけたら爆発するわよ
おっちゃんは、死ぬわよ
私はとうに死んでるよ
おっちゃんは死んでいくのよ
身の硬さにこわばっていくのよ
でも死後硬直はじきに解けて
それからおっちゃんは幽霊になるのよ

お、おっちゃんテレビ置いた
私のテレパシーが通じたか

ってまた持っていくなよ、おっちゃん
それ爆弾だっつーの

270 :名前はいらない:2005/12/10(土) 20:18:30 ID:hlaeznhx
きのうみたゆめのはなし

271 :名前はいらない:2005/12/10(土) 20:22:18 ID:hlaeznhx
やっぱり良いねこのスレタイ
東京No1ソウルセットが
歌いだしそうだわ

きのうみたゆめのはなし
ぼくらはねむるきみのために
きみはねむる
そう
きみのために
よるはながく
くらく
はてしもなく

よるなのか
ゆめなのか

このゆめはさめるのか

そもそもこれはゆめなのか

272 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/23(金) 21:15:36 ID:Lpz38Jz5
【ゆめとうつつ】
目が覚めると白衣の女に抱かれ
乾ききった外気にないていた
また目が覚めると目前の女が微笑み
自力で動く煩わしさにないていた
またまた目が覚めると背後で女がうつ向き
制服の男に怒られないていた
またまたまた目が覚めると布団で女が咳き込み
胸に沈殿する哀しみにないていた
またまたまたまた目が覚めると傷だらけの体で
身体中のコードの痒さにないていた
またまたまたまたまた目が覚めると腹を開かれた
自分を自分でみたショックでないていた
またまたまたまたまたまた目が覚めると暗闇に浮いていた
今はないていない

ここはなんだ じぶんはなんだ いまはなんだ
ゆめとうつつのさかいとはなんだ

宙返りをして
首に紐が引っ掛かる酸欠の頭で考えた

273 :名前はいらない:2005/12/26(月) 02:05:01 ID:T9xLzTC5
昨日見た夢

きっと忘れない

僕だけの映像

白い波の上を

滑るように進んでいく

あの光は君

抱きしめたらするりと抜けてゆく


274 :名前はいらない:2006/02/08(水) 23:58:22 ID:mTjEH28/
なぜか内容は覚えていないけれど
ふわふわと幸せな夢ばかり見る

早朝に目覚める
はっと瞬間的に目覚める
ふわふわと幸せな夢はいつも途中で
続きを見ることはなくまたあした初めから

私は今起きたのに今死んだような気持ちで
死んだと言うよりは鉄砲で撃たれたみたいに

はっと瞬間的に目覚める

昨日見た夢の話を君にするよ

とってもとっても楽しかった
あんまり覚えてないけれど
とってもとっても楽しかった

275 :名前はいらない:2006/03/32(土) 00:43:42 ID:PawCzpqf
2chの日付けがありえないのになってる夢・・・

276 :名前はいらない:2006/03/32(土) 02:02:52 ID:PLvga7qj
それなんて正夢?

277 : ◆g/ElZLEyTs :2006/04/16(日) 01:59:20 ID:u2Dq1kHk
きのうみた夢は
忘れた
おとといみた夢なら
しっかり憶えているのにな

278 :T:2006/04/16(日) 09:54:27 ID:1Vgdl7JD
『んばばb』

幼稚園の前で世紀の対決が行われようとしていた!
俺は悪魔の治夫君と対峙
カメハメ派の長老の許可はいらないらしい
初恋のあの子は垣根の向こうで浮気
切ないぜパトラッシュ!
パトラッシュはレベルが上がった
旅に出よう!新しい何かが欲しいんだ
海の向こうはハグレ刑事で溢れているに違いない
俺は波に乗った乗った野田
だから言ったじゃん野田君
サイズが合わないでしデジカメ
おっぱいはでかい方がいいとは限らない
ふぅ〜いい汗かいた
部活後はビールに限るぜ!
あっあっ姉貴!
そんなトコ踏んじゃイや!
つぶれ通ううう
ごごごごごめんんなさい
ごげごめんんさい


あ、夢か

279 :T:2006/04/17(月) 16:07:01 ID:r8FwV7Ri
『掟』

怒りがこみ上げた
納得いかない
「あの跳び箱はどうやって飛ぶんだ!!」
そう叫んだが、母は黙ったままだった
そうかあれは貴族の跳び箱なんだな
曰く付きに違いない

貴族の女の子が跳び箱の中から出てきた
血の付いたナイフを持っていたので、彼女こそが曰くなのだと確信した
次の瞬間、女の子の目つきが変わった
「お前かあああああああああ!!!!!」
そう叫ぶと突進してきた

俺はもちろん逃げた
玄関を出ると目の前に駅があった
タイミング良く、二両編成のモダンな電車が出発しそうだった

ふぅ、助かった
あの子は乗り遅れたみたいだ
電車の中には知り合いが大勢乗っていた

となりの奴に話しかけた
「なあ、鈴木。どこに行くんだ?」
「どこにいこうか。焼肉とかどうだ?」
「そうだな。お前、いい店知ってる?」
「この電車の三両目にあるらしいよ」

280 :T:2006/04/17(月) 16:07:31 ID:r8FwV7Ri

三両目は繁華街だった
原田さんはにっこりと微笑んで俺の手を握った
なんだか幸せだ
原田さんを抱きしめた
キスをしようと顔を引き寄せた瞬間、これが夢である事に気が付いた
原田さんの重みと温もりは次第に薄れていき、最後は消えて無くなった

目を覚ますと、気だるい現実が漂っていた

281 :T:2006/04/17(月) 16:49:49 ID:r8FwV7Ri
夢を覚えておきたい時は、眠りから覚めたあと
しばらく布団の中でじっとしているといいそうです。
さっきまで見ていた夢を布団の中で思い出してみてください。
何回かストーリーを往復すれば忘れないはずです。

強く印象に残る悪夢などはわざわざこんなことをする必要はありませんが
普通の淡い夢はこうでもしないとすぐに忘れてしまいます。

282 :名前はいらない:2006/04/17(月) 21:45:59 ID:Ai9B7tV0
ああ、ここあがったんだ
もう落ちると思った
一度だけ上げたから、もう落とそうと思ってた。

今ひとたびこんばんは。ゆめの羅列たち、意識の残骸。

283 :しん:2006/04/18(火) 20:33:33 ID:cLo7w7j9
「息子の幻 言葉」

夏の日私達は散歩にでた
稲を撫でる風がふいている
息子はいいました

風のしょうたいはりゅうさんだったんだね
イネにつかまるかえるさんも、いなごさんも、気持ちよさそうだよ
仲がいいんだね

とうちゃん、りゅうさんがよこはらをなでるよ
くすぐったいね
このままどこまでも、とんで行けそうだよ

ぼくは死んだらりゅうさんになるんだ〜
だからさ、ぼくが死んでも悲しまないで
ぼくはいつでもここのたんぼにいるから
会いにきてね
とうちゃんのよこはらくすぐるから

そういって息子は消えていきました

284 :しん:2006/04/22(土) 09:07:23 ID:z/SHN/U9
「般若」

走っていた
怒っていた
血がついていた

般若の面のような顔
怒っている?
違う、あれは悲しんでいるんだ

285 : ◆Wani6uvhK. :2006/05/01(月) 13:31:37 ID:avA5JaSG
小さいころによく登った木の上に
今の姿でのぼっている夢を見ていた
あの頃は大きな木に見えたけれど
夢の中の木もやっぱり大きな木で
なかなか上のほうにある、いつも腰掛けていた
少し曲がったところまでたどり着けなかった
やっとたどり着いたときに下を見るとすぐ下が地面で
木は実はとても小さい木だったということに気がついたんだ
みしり、みしり、と木が揺れて
私の体重をやっと支えている音がしていた
石榴の木

286 :名前はいらない:2006/05/08(月) 01:42:31 ID:uqFRtGyS
磁石人間になった夢
水道のみずにおいかけられた


287 :名前はいらない:2006/05/09(火) 01:56:16 ID:pWS9oWpN
父親とバスをまっていた周りはくらい夜のようだ
人がおおぜいいる、高校時代にしりあったひと
がおおいけれど、それよりまえのひともいる何人くらいだろう。三桁はいる。
バスがきた。さいしょ、そのバスに乗れると思っていたけれどのれなかった。入りきらない。そこで待つことになった。父親といっしょにいる。
すぐにつぎのばすがきた。きがつくとさらにモウ一台バスがきていた。
バスが三台。いつのまにきたのだろう。きがつかなった。
ベンチにかけている。ベンチは背を合わせて裏と表に
座れるように並んでいる。ぼくは高校時代柔道部だった。ベンチの裏には柔道部のHがいた。そのひとは大学にいって、柔道をやっている。
柔道についてなにか語り始めた。みんな注目している。感心している。
Hは尊敬されているようだ。精神論を語っていた。真面目な奴は大体伸びない。そんなようなことをいっていた。妬ましく思った。
自分自身を真面目だとはおもわないが、Hが語っている真面目な奴というのは
僕に対して想定された批評のようなきがしたから妬ましく思った。あざけりようにおもった。
きがつくとバスにのっていた。どのバスにのったのかはわからないけど。
ヤクザと隣のせきだった。わかいヤクザだ。18歳くらいだとおもう。
黒髪がつやつやしている。オールバックだ。
その人と仲良くなった。なんだか胸があたたかくなった。バスの窓からホた。
どうやらホテルに向かっているらしい。
いつのまにか父親がいない。すごく大きいほてるだ。
夜のカジノみたいだとおもった。ラブホテルみたいだとおもおもった。享楽。
到着した。荷物置きばにきた。荷物を手に取ろうとしたら、つぎつぎにのっる
荷物をおとしてしまった。なぜかわからないけれど、
したはぬかるんでいた。なにかの書類が次々に濡れた。
やめようとおもっても、つぎからつぎにおとしてしまう。
たいへんだとおもった。あわてた。みんなにせめられた。
酷い目にあわされるとおもった。
突然ヤクザのおとこが怒り出した。
なにか、荷物が駄目になったからおこったのではないようだった。
ぼくが裏切ったといっていた。なにを裏切ったのかわからない。
さっぱりわからない。なにをするでもなく失望してさっていった。
とてもさみしかった。しかたないとおもった。おわり。


288 :名前はいらない:2006/05/10(水) 19:01:56 ID:/QqLceSI
三人兄弟の三男坊になった夢
次男は殺人鬼で、長男は死んだ
ふたりで長男を生き返らせるために
いろんなひとの死体現場を見に行く
死んだ人のまわりには影が切り絵のように
たくさんん浮かんでいてそれを見て、切取る能力が
ぼくにあった。
その影をただしく並び替えると、
あるひとの死とつながった、また別の
ある人の死が押し出されて、なかったことになる
つまり長男が生き返る。
そのために次男はたくさんの人を殺した。
ぼくは特別の能力があったので、手を汚さなかった。


289 :とんぼ ◆iZ.WzgLcFU :2006/05/10(水) 21:10:17 ID:7TMyrS21
『のれん』(1/2)

俺の部屋に爆弾が仕掛けられたらしい
寂れた工場を思わせる部屋には
家族と数人の知らない人たちが爆弾を見つけようと
必死になって右往左往している

ふと錆び付いた机の上を見ると
黒い棒状の物体が置いてあった
爆弾だ
時限爆弾だ

「見つけた!!あと7秒で爆発するぞ!!!」

俺はそう叫ぶと爆弾を掴んで窓の外に放り投げた
数秒後、轟音をたて爆発が起こった
爆風は窓を突き破り、ガラスの破片が降り注ぐ
ハリウッド映画のワンシーンのようだ
ガラスの破片が足の裏に刺さった

「まだここには爆弾が仕掛けられているはずだ」

誰かがそう言ったので外に避難することにした

290 :とんぼ ◆iZ.WzgLcFU :2006/05/10(水) 21:11:57 ID:7TMyrS21
(2/2)

ちょうど玄関を出たあたりで二つ目の爆弾が爆発した
まだ家の中には昔死んだ婆ちゃんがいるはずだ

「あーあ。死んだなこりゃ」

実の母が爆発に巻き込まれたにもかかわらず
親父はなげやりにそう言った

そんなのあんまりだ

「なんでそんなに冷静なんだよ!自分の母親が死んだんだぞ!!!」

俺は泣いていた
泣きながら親父の首もとをつかんで叫んだ

ふざけんな

最低だ

そんなようなことを何回も何回も叫びつづけた



そんな救われない夢

291 :  ◆UnderDv67M :2006/05/11(木) 00:57:59 ID:6c0l35bm
ぼーくはすーてきーな あおーむしー♪
はをいっぱーいたべてー ちょーになるー

ぼーくはすーてきーな あおーむしー♪
おーきいめーだまーが こーわいでしょー
      _
    /ヾ;. `ヽ
   ゝ  ● ノノ⌒//⌒//⌒ヽ
   (_・ヽ___/_ヽ// .. // ..  )
      〃〃〃~~u^u^u^u^^'∪  モソモソ


292 :心霊写真:2006/05/11(木) 01:08:12 ID:RUHbP45j

心霊「か、可愛いね、青虫」
写真「うん、チューをしたい積極的にチューをしたいね」
心霊「すべすべのつるつるのやわやわだもんね」
写真「うん、青虫はなつくしね、ていうか慣れるもんね」

心霊&写真「ねー」ヽ(心∀霊)人(写∀真)ノ

心霊「人に慣れるというか環境に慣れるもんね、青虫は立派」
写真「しかし彼らにしてみれば恐怖だろうね、青虫にキス」
心霊「巨大なものからの限り無い接触だからね」
写真「絶対食べられると思うと思うよね」
心霊「でも彼らにしてみれば日常茶飯事かもね」

写真「だね、視野に入りきらない出来事なんて昆虫界ではよくある事かもね」

心霊「寒すぎる朝の振動は羽をむしる音」
写真「寝苦しい夜の轟音は触覚を噛み砕く音」
心霊「振り向き様に頭を食いちぎられたり」
写真「ふと顔をあげた途端にタンポポと今生の別れ」

心霊「蜻蛉のカップルが互いの手を取り『さあ、ハネムーンだ!』」
写真「飛び立つ瞬間に誰かさんのくちばしがザクリと彼らの身体を貫くんだ」
心霊「身支度を整えお友達にバイバイをいっぱいして『さあ、冒険だ!』」
写真「カナブンが意気揚々と飛び込んでいく暗闇は誰かさんの胃袋なんだ」

心霊&写真「キャー」ε=ヾ(;心ロ霊)ノε=ヾ(;写ロ真)ノ

293 :名前はいらない:2006/05/11(木) 01:11:31 ID:lqDgLb74
面白。
でもって
>だね、視野に入りきらない出来事なんて昆虫界ではよくある事かもね
がステキに詩的。

294 :心霊写真:2006/05/11(木) 01:16:08 ID:RUHbP45j
>>293
心霊&写真「わーい♪」ヽ(心∀霊)人(写∀真)ノ

295 :とんぼ ◆iZ.WzgLcFU :2006/05/15(月) 14:59:39 ID:3rf6Edbh
『背徳』

「私がいることを忘れんなボケ。カス。童貞。」

    
      俺は独りじゃない        

「なに泣いてんのよ。バカ」
 
   姉貴、

「ほら。もういいから。こっちおいで。」

       
        ありがとう 

母の日

俺を
優しく抱きしめた姉貴の体は
温かくて
柔らかくて
いい匂いがした

頬に当たる胸の感触に
堪えきれず勃起してしまった
最低だ

俺は
姉貴を 姉貴のことを


296 :とんぼ ◆iZ.WzgLcFU :2006/05/16(火) 14:29:56 ID:kZjH0zqS
『目的』

骨組みだけの簡素で不安定な自動車を操り市街地を走る
アクセルもブレーキも踏みにくい
この程度の車なら免許証は要らないのだろう

三丁目の四丁目と名づけられた信号機を右に曲がると開けた場所に出た
眼下には奇抜な形をした家々が遠く地平線まで連なっていた
そこの家は煙突が何本もあるし、あっちの家は斜めに傾いている
ここの建築家は自然を超えようと模索しているにちがいない

自然・・・か
この道もどこかの山に続いているのだろうか

気が付くと山道で壊れかけた自転車を一生懸命こいでいた
どこに向かっているのかは分からないが、なにか山の向こう側に大切な用事があるような気がした
途中にはハンターの親子が狩の訓練をしたり
幼稚園児が無邪気に縄跳びをして遊んだりしていた

くねくねした道をしばらく進むとT字路に出た
左右の道はどちらも登り坂になっており、ここは緩やかな谷間になっているようだ
あたりは斜面を利用した田んぼがひろがり
遠くには小さな林に囲まれた神社が見える
典型的な里山だ

T字路を右に曲がることにした
さっきは気づかなかったがそこには駐輪場があった
駐輪場のから先の道は一メートルくらいの段差があり
これ以上は自転車で進めそうにない
しょうがない、ここからは徒歩で目指そうか

297 :とんぼ ◆iZ.WzgLcFU :2006/05/16(火) 14:31:51 ID:kZjH0zqS
どうやら商店街に出たようだ
所狭しと店の並ぶこの商店街は照明が切れかかっているのか
薄暗くて、どこか怪しげな雰囲気を醸し出している
しかし同時に、なぜか懐かしい

パン屋の角を曲がるとそこには先輩がいた
「よう、トンボ。元気か?」
「はい。おかげさまで。先輩は今は何をしているんですか?」
「俺か?俺は仲介役だ。案内してやるよ」

先輩の案内で商店街の行き止まりまで来た
しかしこの先輩は昔、同級生だったような気がする

先輩は通機構の中へ入っていった
どうやら秘密の通路らしい
せまい通機構を抜けるとそこは和室だった

和室の真中にはスキンヘッドの男が座禅を組んでいる
ボスだ
なんのボスかは分からないが、とにかくボスだ
ボスは合言葉のかわりにブレイクダンスを要求してきた
しかしやり方がわからない

ベランダに出て鈴木に手本を見せてもらうことになった
鈴木は華麗にくるくる回り、ジャキッとポーズを決めた
親友であるだけに置いていかれた気がした
俺はもう手も足も動かない
ひどく疲れた
声もでない
今日はもう休もう

そして、布団に入ると目が覚めた

298 :とんぼ ◆iZ.WzgLcFU :2006/05/16(火) 18:28:46 ID:kZjH0zqS
>>297
誤字です

通機構→通気孔

299 :名前はいらない:2006/05/18(木) 19:52:16 ID:/cLunZRf
伊豆に向かう電車で学校の窓の眺めを思い出してる

切なくて、首がちぎれた
友達
海は近い

あの時友達をかばっていなければ僕はいない
爛れた目を摩り思う

友達は平仮名の駅名が多くて座布団を投げ怒っていて次にはビーチサンダルをバタバタさせて笑っていた

一瞬、コイツを助けてよかったのかと考えて
もうしょうがないと割り切った

何となく、友達のほっぺたを引っ張ってたら目が落ちて
僕は罪を償えるのか
とまた窓の景色を思い出した

ああ、ここにはそらとうみのさかいがないんだ
とビーチサンダルは呟いた

300 :名前はいらない:2006/05/19(金) 17:01:40 ID:YLbNWb2Q
『夜で構成された世界』(1/2)

俺は未知の世界を旅する冒険家

遠くに闇の円柱が見える
雲の隙間から光ではなく、闇が降り注いでいる

壮大な景色に湧き上がる感情
俺はその闇に突進した
空間が曲がるほどの速度で
音も光も追いつけない
つまり俺自身がすでに闇なのだ
絶対零度の闇なのだ

ヤバイ
闇はヤクザの縄張りだ
闇の隙間から次々に襲い掛かってくる黒服の男達

301 :名前はいらない:2006/05/19(金) 17:02:55 ID:YLbNWb2Q
(2/2)

しかししかし
今の俺に敵はいない
こんな奴ら摘んでポイっなのだ
ポイッポポイッポポポポイ
最強すぎて涙がでるぜ
あんなに弱いのに奴らはそれでも俺に立ち向かってくる
ボコボコになりながらも決して諦めようとしない
涙がでるぜ

俺は泣いた
原田さんも泣いた
俺は原田さんが泣いたのでさらに悲しくなった

ごめんなさい
ごめんなさい
そう呟いたけど原田さんは俺の事を許してくれなかった

302 :名前はいらない:2006/05/30(火) 22:24:48 ID:sgpmbP1H
だだっ広い
真っ直ぐ切り取られた黒土そこに僕は立っていた
歩きだし周りを調べているプチッ

そこで僕は死んだ

足の裏には潰れた虫がついていた

303 : ◆notePDkbPQ :2006/06/04(日) 17:12:52 ID:w0hErsb0
「ブラジル代表」

高架下を通っていくと
懐かしい銭湯
集合時間が近い
急がなくては
そそくさと洗い場に向かい
体を流す
横に知った顔が来る
あれは…
ジョルジーニョと
ジュニーニョ・ペルナンブカーノ!
なぜか日本語で
セレソンのフォワードについて語り合う
フレッジとニウマールが云々
本当ですか
質問は間に合わず
場面が切り替わっていた

304 : ◆notePDkbPQ :2006/06/04(日) 17:24:13 ID:w0hErsb0
「Nさん」

劇の仲間で知り合ったNさん
夢の中なのに
会ったことも無いのに
ハッキリ
顔も名前も覚えてる
なんだろうあの娘
お電話番号を
そういってメモ帖を取り出す自分
指にキスをして
そのまま唇を奪う自分
何気障なことやっているんだか
まっしろなやわらかいからだ
こんなに変わってしまうなんて
ごめんよごめんよ謝る位なら
しなければいいのに自分
69の時に痔を見つけた
さあ、いよいよイキマスヨ
目が覚めました
ちくしょ残念
続きはあるかな
正夢だったならいいのに
やけにハッキリ覚えている
なんだろうあの娘

305 :名前はいらない:2006/06/08(木) 21:24:34 ID:28lZrdO0
『おちこぼれ』

実家の99階と100階の間は脆くてボロイ
外から見ると螺旋階段が剥き出しだ
今にも崩れそうだけど
少し危ういくらいが丁度いい気がした

だけど実際は思ったよりも脆くて
みるみる外壁が剥がれていく
螺旋階段だけを残して

それは巨大なDNAだった
欠陥品のDNA
出来そこないだ

粉塵が太陽光でキラキラ光って
あまりにも綺麗だったので
今なら死んでもいい気がした


306 :名前はいらない:2006/06/10(土) 23:46:29 ID:1Jk782Zs
『淫乱ナース』

足の怪我は化膿して蛆虫がわいていた
蛆虫はモゾモゾするたびに分裂して増えていく
手遅れだろうなと思った

しばらくして顔を上げるとそこは病室だった
だだっ広い室にはベットが一台だけ置いてある
隅っこには数人の女の子がたむろして
ひそひそ話をしていた
どうせ俺の悪口でも言っているのだろう
根拠は無いけどさ

なんか居づらかったので隣の病室に逃げ込んだ
そこにはナース服を着た孝之がいた
孝之はどう見ても男だが、なぜか違和感は感じない
孝之は腰をクネクネして俺を誘惑した
なんだか変な気分になった
無性にムラムラする
そっちの気は無いはずなのだが
思わず孝之に抱きついてしまった
「何か熱いのが当たってるぞ」
と孝之が言った


そこで夢が覚めた
鬱になった

307 :名前はいらない:2006/07/01(土) 03:52:39 ID:e4HCXj3t
おめでとう

308 :名無し:2006/07/02(日) 20:26:18 ID:sSLpbgn9
足に違和感がある
皮を剥いていくと納豆がでてきた

309 :宮坂純 ◆Q.YLOO/tn6 :2006/07/03(月) 01:37:37 ID:5z5PIC3s
「殺人事件」(続く)

殺す人がやってくるから
殺す人が向こう側にいるから
すぐ向こう側にいるから。

私(宮坂ではない)は障子風のガラス戸を必死に押さえている
これから私
(宮坂ではないが宮坂が乗り移ってる が さらに全体を宮坂は俯瞰で見ている)
と 私の父親(これも宮坂の父親ではない)
と 妹と兄(これらも宮坂には存在しない)
は ガラス戸の人物に殺される

決定事項

俯瞰の私(純然たる宮坂)が
翌朝の新聞をもう見たのだ 旧字体で書かれた
ぽろぽろと頼りない印刷のそれは 幾分ゴシップめいて
(宮坂が少し入っているので「私」も新聞を知っている)

310 :宮坂純 ◆Q.YLOO/tn6 :2006/07/03(月) 01:46:00 ID:5z5PIC3s
(続き)


ああ なぜ。
父も兄妹も ガラス戸を閉めるのを黙って見ているのだろ
手伝ってくれないのは
殺人者だと知らないのか
新聞をもう見てしまっていて諦めているのか……
(それはない。宮坂でなければ不可能だ)

風をはらんだ時のようにバチバチと音をたてる戸。
曇りガラスを通して犯人の黒影。

ついに私は戸を放棄する
父親と共に古畳の座敷部屋へ籠る

父親と私は近親相姦をおかしているらしい
父親の皮膚に私の皮膚が触れる時

311 :宮坂純 ◆Q.YLOO/tn6 :2006/07/03(月) 02:04:50 ID:5z5PIC3s
(続き)


私に接触していた宮坂は 完全に俯瞰の宮坂に飛ばされる
(ありがと)
その時 交合はしていなかった
が 極めて日常的な前歴があることを
俯瞰宮坂は知っている(俯瞰は全知全能)

板がいくつも嵌まっている廊下を踏む
(宮坂の母方の実家の廊下じゃないのか、ここは?)

私に宮坂が戻ると
父親が触れていたのか 悪趣味の相手は兄だったかも だとか
思考が曖昧に交錯する

312 :宮坂純 ◆Q.YLOO/tn6 :2006/07/03(月) 02:13:25 ID:5z5PIC3s
さらに奥へ。 進む


殺されなかった


すべての宮坂が
私から、一家から離れ 埋もれたから

しかし全知全能の俯瞰は知っている

一家は残酷な運命逃れられない。
私は父とも兄とも交合していた。

‐‐‐‐‐
・私……14、5歳の娘。長女。
おかっぱで子供のような柔らかい髪。背が低い。
・父親……あまり若くない。洋服(シャツの上にベストを着ている)。
・兄……精悍な若者。細い。長男。
(目はあらわれなかった)
・妹……なぜか三女。小さい。おかっぱ。

313 :名前はいらない:2006/07/06(木) 19:53:22 ID:xBE2bxRz
黒い猫に名前をつけて
飴玉のように慈しんだ
忘れっぽいわたし

314 :宮坂純 ◆Q.YLOO/tn6 :2006/07/15(土) 18:56:07 ID:QzZPTper
「芝の土手と林の間を歩く」


立派に肥えた大瑠璃
雀めいた赤百舌 土鳩数羽
仏法僧は絵のごとく地上五十センチの草に張り付き
川蝉と赤翡翠 姿だけ

普段通りの鳥、烏 が杉の枝から見つめている
柄長は群れて 間抜けな体を虫のように
芝の上で弾ませ
その横で蝦夷鶲が一匹 芝を突き破って地面から出入りする
鶫 椋鳥 小雀 姿だけ

315 :名前はいらない:2006/07/16(日) 20:38:47 ID:Tyo5nuFo
『ぬけがら』(1/2)

時空は曲げられた


無機質な雨の音
街灯に照らし出されたマイクロバス
ここは殺人現場

時空コーディネイターが話しかけてきた
「どうやらあなたには霊感があるようです。今から霊と交信し・・て・く・・・だ・・・・」
どうやら電池切れらしい
(我が国のアンドロイド技術もまだまだだな。
霊と交信か・・。そういや俺はシャーマンだったような気がする)

バスの中には無数の惨殺体があった
どいつもこいつも不気味な笑顔を浮かべて死んでいた
今にもしゃべり出しそうだ

「あの野球選手は本当に事故死だったんですかね」

ふいに白黒の映像が流れた
その野球選手は独特のモーションでホームランを打った

薄暗いバスの
最奥の席で
その野球選手は死んでいた

316 :名前はいらない:2006/07/16(日) 20:42:36 ID:Tyo5nuFo
(2/2)

死んでいた?

いや、
彼は生きている
彼は、まだ、生きている

俺のことを恨んでいる

どうして?
俺が何をしたってんだ!?
だけど、でも、 
根拠は無いけど 確実に
俺を殺そうとしている

逃げなければ 殺される

 殺される

頭が
 指が 痺れる

内臓が 捻じ切れそうだ

  逃げなきゃ

なのに  なんで 
          
 あし が うごか



317 :名前はいらない:2006/07/26(水) 10:35:35 ID:fYj48lHG
『濃縮りんご』

俺が助手席に乗っていたせいで車のエンジンが故障したのだと、理不尽な因縁をつけてくる旧友鈴木
だけどなんとなく奴の言ってる事が正しいような気がしたし
何よりも普段は温厚な人間の放つ異様な殺気に当てられて
すっかり気の滅入った俺はエジプトに逃亡することにした
道中、昔俺が助けてあげたおかげで今は立派な家に住む黒人(アフリカ系)の
家に招かれたがエジプトまで10メートルくらいだったので丁重に断った

どこか見慣れた風景ではあるがここは間違い無くエジプトだ
街の通りはサンバを踊る人たちで賑わっている
案内役のおじさんは実は盗賊なんじゃないかと頭をかすめた瞬間、やっぱり盗賊の奴らに襲われた
何発か銃弾を食らったけど食らってないことにした
土手を上ってフェンスを超えれば向こうの国になるし安全だ
奴らは国境を超えることはできない
ざまあみろ

フェンスの向こう側は池のような気もしたけど、グランドだった
流れでサッカーをする事になったが、どういうわけか体がうまく動かない
ボールに触ることすらままならない
いじけて帰ろうとすると、さっき鈴木が怒っていた場所がこのグランドの隣であることに気づいた
ならば俺の家も近いので、いったん家に帰って車で買い物に行く事にした

一瞬で車庫に着いた
車に爆弾が仕掛けられていると直感した
しかし仕掛けられていたのは爆弾ではなく、透明な糸だった
必殺仕事人みたいに車ごと俺を殺るつもりらしい
厄介な事にその糸は粘ついて、解こうとするほど絡み付く
その上、誰かが引っ張っているのか糸が食い込んで手足が千切れそうだ

糸を引っ張っていたのはSっ気のある女だった
思わず「誤解っすよ。俺はMじゃないですから。助けてください」と嘘をついた

318 :名前はいらない:2006/08/07(月) 05:09:10 ID:jprBi2hP
『認知障害』

マンション屋上への裏ルート
特殊な構造で切り取られた広場
やけに賑わっている
やけになってる
本日は晴天なり
俺達はゴミクズなり
開き直ってお祭り騒ぎ
開き直ってお祭り騒ぎ

あの子はだれだっけ
前から知っている
だけど知らない
そう、真理さんだ

真理さん、こっちです
そっちは竹薮だし
ろくろ首とか出るし
怖いんです
こっちに来てください
俺の手を握ってください
あの部屋に入りましょう
あそこは2次元なので
安全です

銃で撃たれたって
腹を刺されたって
全て仮想なんです
俺もあなたも仮想なんです


319 :名前はいらない:2006/08/07(月) 05:50:38 ID:jprBi2hP
『生き残り』

ループする
焼け焦げた死体の匂い
消毒臭いゾンビとキス
最新のドラッグ
イカレた装備
先着5名の吊り橋
落ちてゆく命
憎しみの誕生

320 :名前はいらない:2006/08/07(月) 14:32:38 ID:jprBi2hP
最近、死体が出てくる夢をよく見ます。
特に焼死体が多いです。次は刺殺体。
自分が刺されることもよくあります。

321 :名前はいらない:2006/08/07(月) 15:37:58 ID:jprBi2hP
『焼けたゴムの弾性』(2/1)

常に傍観者でいたいと願う
だから俺は監視する
向かいの病院の非常階段
そこを通る美人看護婦
セミの声

今日も傍観者であるはずだった
ベランダが崩れて
4階下に着地した瞬間に
横から突っ込んできた車に
跳ねられるまでは

全て予定調和だったんじゃないかと思う
どんなに孤立を望んでも
意識の表面下でうごめく陰謀や相互作用を
避けることはできないのだろう

ああ、そうだ だから どうした

生きている
痛みはない やっぱ死んだのかな
あの車は? 燃えている

車のドアを開けると人が燃えていた
あの美人看護婦であると直感した
すぐに救急車が来て彼女を運んで行った

322 :名前はいらない:2006/08/07(月) 15:39:08 ID:jprBi2hP
(2/2)

見舞いに行く事にした
俺の正体がばれると厄介なので医者に変装した
白衣は盗んで手に入れた

院内には人の気配が無い
孤独で支配された空間の
孤独な部屋に彼女は居た

酷い火傷だ
顔がパンパンに腫れあがっていて
美人であった面影は微塵もない
体中には包帯が無造作に巻かれていて
間から赤と黒と黄色が見えた

彼女は俺を睨んでいる
何か言ってるけど聞き取れない
俺は
俺は「大丈夫です。大丈夫です。きっと、すぐに良くなります」

残酷な言葉を繰り返した

彼女はもっと生きたかったんじゃないかと思う

ああ、そうだ だから どうした

常に傍観者でいたいと願う
だから俺は監視する
向かいの病院の非常階段
そこを通るはずの看護婦
セミの声

323 :名前はいらない:2006/08/08(火) 06:05:19 ID:/hyvds7o
『原風景』

静かだ
何も聞こえない

戦場からの帰り道
一人で田んぼのあぜ道を歩く
体は弾痕だらけであまり見たくない

広大な平地にぽつんと浮き出ている林がある
すぐ横には一軒の木造ぼろ家が
林の下に潜るようにして建っている
あの家が俺の帰る場所だ
そんな気がする

家の中は薄暗く
ほこりをかぶった農具やら家具やらが
無造作に散らばっている

そうだ、二年ぶりだ
二年ぶりに帰ってきたんだ
戦場に出向く前はもっと賑やかだった
みんなどこに行ってしまったんだろう

土間の隅っこに大きな鏡が置いてある
曇った鏡面を手のひらで拭う
しかし鏡には何も映らなかった

最初からここには誰も居ない


324 :名前はいらない:2006/08/09(水) 16:08:17 ID:hngeP2PZ
どうでもいいけど一応>>321(2/1)→(1/2)

325 :名前はいらない:2006/08/10(木) 06:29:15 ID:HAmCuZnK
『夜襲』

一階は破壊されて
天井まで浸水している
荷物用エレベーターに逃げた女は
逃げ切れず 血に染まる

二階に上がる
みんな寝ている
安らかに寝ている
軋む窓の外では
欠けた月が 血に染まる

326 :名前はいらない:2006/08/11(金) 09:51:00 ID:hbAi1cFy
『下校』 (1/2)

小学校からの脱出を図る
東門から帰ろうとした刹那 
校舎東端 図工室からの殺気
華麗に身をひるがえし 西門へダッシュ

「ズボン、交換しようか?」
「でもお腹空いたし・・・」
「関係ねぇよ。でもお前のズボン横に広いしなぁ」
「ばか・・・」

夕暮れ時の西門
なんだかんだで太めの女児とズボンを交換する
俺は断じてデブ専ではない
ただ、大いなる自然の流れというか、
抗えない欲求や森羅万象の法則が
その場を支配していたのだ
ちなみにロリコンでもない

校門を出て右へ
いつもより狭い路地
住宅がぎっしり詰まっている
ピンポンダッシュし放題
心地よい高揚感
「スリルだぜ!ショックだぜ!サスペンスだぜ!!」
訳わかんない言葉を発しながら
オレンジ色の路地をひた走る
洋平はあきれたようすで俺を見ている

327 :名前はいらない:2006/08/11(金) 09:51:47 ID:hbAi1cFy
(2/2)

ドブ川に掛かる橋
「この辺は幽霊が出るからなぁ」
いつの間にか居た鈴木がつぶやく
そういえばさっきからお爺さんが浮いている
この川沿いに行けば家に着く

けど、何か様子がおかしい
この道の先に恐ろしいものが待ち受けている
そんな感じがする
あんな山 見たことない
この道はどこに続いているのだろうか
ていうか、ここはどこだろう
風景がうごめいている

「おい、鈴木。お前の家、無くなってんぞ」
「ほんとだ。帰れないな」
「帰る必要もないんだろ。俺達は」
「ああ、そうだな。焼肉でも行こうか」
「金がねぇよ。俺らまだ小学生だろうが」
「バイオレンスだな」

今日も日は暮れてゆく



328 :名前はいらない:2006/08/24(木) 15:27:22 ID:/whW3RdH
あれ
いま
パソコンのスピーカーに
何か言われた気がするよ

男の人のひび割れた声で

ちょ おま こわいじゃんか
このスレに すてとこ
なんかさあ 知らないうちに寝ちゃってたんだよ
ゆめのはなし きっと たぶん

329 :名前はいらない:2006/08/26(土) 05:26:09 ID:mcAb/by2
秒読みをして泣きながら
縄に首をかけている弟
必死で駆け寄り太い腰に手を回し
間にあったと思っても
するりと私の腕を抜け
もう一度泣きながら
秒読みをする弟
ファックスから 死亡しました と
止まらない文字が流れだし
ふと間上を見ると
ぶらさがった弟

母の泣き声で目を覚まし
夢じゃないんだなぁ と
もう一度眠る
私は来月結婚をして
夢見がちなまま
確かな何かから逃げ去り
人生は夢 でしょうか とか
彼に引きずられ
10分で6000発の花火を見て

3分で消え去る命を思って
夜空にどかーん と
無数の弟が打ち上がる
はずも無いのに
雲間に弟を探すと満月が現れて
弟の泣き顔に見えてしょうがなかった

弟 夜は君だけの時間だ
弟 私はいつでも君の真下に

330 :名前はいらない:2006/08/27(日) 00:31:38 ID:RrB9q37A
『8/25』

変わった凹みのある扉をあけると
よくある感じのスーパーマーケットの出入り口で
店員の女の子が困った様子でしゃがみこんでいた
どうしたの?とたずねると
「鍵がないんです」
「何の鍵?いっしょに探そうか?」
「た・・・・・で・・」
ごめん、急に耳が遠くなって よく聞こえなかった
あ〜あ〜 声も出ない
だめだ  目まで霞んできた
何もかもが真っ白だ 
「知ってる?ここは全ての存在が還る場所なんだよ」
「へ〜。じゃあ俺たちは帰ってきたんだな」
「そう。あそこに光が見えるでしょ?あそこで監視してるの」
「俺たちをか?今更逃げるわけないのに」
「ほんとに?いつも逃げてばかりのくせに。どうせまた、逃げるんでしょ?」
「なわけ無いだろ。明晰夢ってしってるか?夢の内容をコントロールできる夢だ。
ここはもう俺のテリトリーなんだ。俺はこの空間を支配できる。
これは俺の見ている夢なんだからな
だから そんな顔するなよ
ほら、笑えよ 笑ってくれ
あの頃みたいに
なのに なんだよ 
泣きそうな顔してさ
ああ、くそ もう時間が無い
そろそろ目が覚める
聞こえるだろ?
耳障りなの音が

331 :名前はいらない:2006/08/27(日) 00:32:56 ID:RrB9q37A
『8/26』

林道325号は闇の粒子で満ちている
原付は動いているのに
俺の心臓は止まったままだ
この道には
自分が自分であることを証明してくれる物は落ちていない
辛うじて原付から伝わってくる振動だけが
腐った体に響いている
取引現場は近い

午前2時
山頂の取引現場にて
脳の奥底から取り出した
3人の子供と壊れた遊具を
新型麻薬と交換する
自分の行動が心底嫌になり
もはや何の役にもたたない内臓を吐き捨て
一刻も早く立ち去りたくて
原付の浮遊装置に麻薬を注入し
夜空の最も明るかった場所
を 目指して走り出すと
月の欠けた部分が
ヘッドライトで照らされて
満月になった

332 :名前はいらない:2006/08/27(日) 17:48:48 ID:RrB9q37A
『がらんどう』

オレンジ色に輝く
オーロラで覆われた街
何かが終わるのか 
それとも始まるのか
俺は天を仰ぎ 
濁った蒸気を吸いこむ
汚染されてるんだ 
浄化される過程で
虚空に浮かんだ眼球は
顆粒状の複眼で
君が全ての元凶で
どん詰まりの希望なんだ
混沌とした住宅地の隅っこみある
忘れ去られたボロアパートの一室で
虚ろな君の傷痕から洩れ出した
悲しみが世界を覆っているんだろ
もう少しだけ待ってくれ
君に渡したい物があるんだ
道端で拾った小包
中身は知らないけどさ
薄汚れて 所々擦り切れて
赤いリボンで飾り付けられた小包
声にならない苦痛を
詰め込んであるのかもしれないね
二人で箱を覗き込むんだ
見えない手を差し伸べて
しっかりと抱き締めるんだ
触れることはできなくても
俺達は底にいる


333 :名前はいらない:2006/08/27(日) 18:08:40 ID:RrB9q37A
ああもう
>>332
隅っこみある
   ↓
隅っこにある

334 :名前はいらない:2006/08/31(木) 18:44:55 ID:10ec1ojW
『混沌』(1/2)

「世界が回っているのでしょうか 私が回っているのでしょうか」


遠くで誰かが歌っている

よろめきながら蛇口に手をかける
「生まれたての鹿みたいだな」
誰かが言った
いや、俺が言ったのかもしれない
音は音に 声は声に なりきれなかったのだろう
溢れ出た水が濁った世界に染みをつくる
俺は液体になる 
そして染みになる

形にならない意識の中を彷徨う
底はヌメヌメしている
ずいぶん洗ってないようだ
意識の底がタイル状に変化している
腐った水の臭い 冷たい床
懐かしい感じのする浴室
ドアの向こう側で誰かが歌っている

335 :名前はいらない:2006/08/31(木) 18:46:35 ID:10ec1ojW
(2/2)

回りたいんだ
世界もあなたも 俺も蛇口も
回りたいんだろう
俺は歌を縫い合わせる
浴槽の中に人が生まれる
俺は人を縫い合わせる
歌が途切れそうになる
俺は歌を縫い合わせる
生まれる 縫い合わせる 生まれる 生まれる 縫い合わせる
やがて溢れ出る
それでもまだ
縫い合わせるための歌を歌う
いつのまにか全てが絡まりあい 
求め合って 一つになって うごめいて 
狂ったように転がって
捻れたり 擦り切れたりして 
表面から剥がれ落ちて 小さくなって
ずっと遠くの景色に溶けてしまった
「最初から何も無かったんだよ」
誰かが言った
いや、俺が言ったのかもしれない

それからまた、
いつか見た世界を彷徨う
押し入れの中で誰かが歌っている

「世界が狂っているのでしょうか 私が狂っているのでしょうか」



336 :宮坂純 ◆Q.YLOO/tn6 :2006/09/14(木) 10:05:58 ID:ZkiYUdZa

「釣橋の」


片側に赤を塗る 片側に白を塗る
赤は血液めいて 白は灰色
つま先震えるつめたいつり橋 の 側面に 赤 白
塗りたい です
長大な釣橋を しごく普通の平筆と水彩絵の具とパレットで
ひらひらした上っ面を 塗り固めようと必死だ
赤とー、 青とー、 白とぉ、 黒と あとはー、茶、 と あとは、
赤色絵の具のチューブを底から押したら セルリアンブルー一面

やめろ!

ずっと昔に使った薄い黄緑が パレットに汚穢として付着している
さつき躑躅の植え込みの残り香 生温く

下が海ではない釣橋の揺動 空気に触れる 下に水流はない
側面に貼られた紙がたわんでたてる音は まったく洗練されていない
まったく洗練されてない まったく洗練されてないまったく
唱えるようにして 赤とセルリアンブルー 多すぎて
すぐに 筆は水分を無くし 紙は裏切り
かさついた 予定外のいろどりが 小さな汚点を刷いた
橋は揺れている


337 ::2006/10/03(火) 15:05:02 ID:o/RMoAGU
ぷぎゃーーーー


338 :19 ◆gwnULb/9mw :2006/10/03(火) 16:55:28 ID:rEvC+Iff
テレビに浜崎あゆみと鈴木あみが出てきた
昔の大晦日の深夜特番の記憶が入ってる
朝起きたらそれを家族が見てたという夢なので
元旦の朝と場面を混同してたんだろうと
起きてから考えた

339 :名前はいらない:2007/01/05(金) 05:18:42 ID:9plmlepI
保守

340 :名前はいらない:2007/03/28(水) 02:12:53 ID:qQTgAJdr
ゆめを おしえて

341 :名前はいらない:2007/03/29(木) 01:20:25 ID:b+hrN0i7
きのうみたゆめのはなし

きょうみた ゆめのはなし
あすみるだろう ゆめのはなし
いつもみてる ゆめのはなし

いつかみるだろう ゆめのはなしを
ただぼやけたまま たいせつなものなんだって
じしんにいいきかせて ときがきた いまこそ ゆめのすべてがひとつになる

いまこそ かがやくとき ってうたってるやつがいたから どうちょうしちゃった
へたくそ へーたくそ しじん や かしゅ は ホントウに うまいやつのものしか ききたくない

それにそういうものなんだっておもえて いつのまにかゆめをみうしなうじぶんにかさねる

きのうみたゆめのはなし

144 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.00 2017/10/04 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)