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1 :自意識過剰(笑:2001/07/16(月) 19:48
             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ,__シラネーヨ | 俺の未来と腐れ詩に黙祷。
    /  ./\    \______________________
  /  ./( ・ ).\          o〇     ヾ!;;l;::lilii|//"
/_____/ .(´ー`) ,\    ∧,,           |;;l;;::|liii|/゙
 ̄|| || || ||. |っ¢..|| ̄  (-  ,)ナムナム      |;;l;;::||iii|
  || || || ||./,,, |ゝ iii~   ⊂  )..           |;;|;l;::i|ii|   (○)
  | ̄ ̄ ̄|~~凸( ̄)凸 .⊆ ___)〜 wjwjjrj从jwwjwjjrj从jrヽ|〃
 ゙゙""""゙゙"""""""""""""""""""""""""

2 :自意識過剰(笑:2001/07/16(月) 19:49
ここでしばらく、書かしてもらいます。

3 :自意識過剰(笑:2001/07/16(月) 22:18
来年は大人か

想像した

今は

どんなのだった

世紀の区切り

そんなもんで

変われなかった

何故か

ずっと

空虚だ

無くしたぼくは

いつ

もどるのかなぁ

4 :自意識過剰(笑:2001/07/16(月) 22:32
いいよ いっててすぐいくからさ
さき、いってて すこしつかれたんだ
ありがとう きをつかってくれて
でもいいんだ あなたのペースで
いいんだよ ぼくはもういいんだ

あなたのうしろすがたをほこらしくおもうし
あなたのそのやさしさをうれしくおもうよ
でも、いまはそれでゆるしてほしい おもいつかないんだ
きのきいたことばがでてこないんだ おもいうかばないんだよ

5 :自意識過剰(笑:2001/07/16(月) 23:11
時間は止まってる
宇宙規模まで飛んでった感覚
頭だけは働いてる
映写機が回り出し
断片的なモノクロ映像を映し出す

優しい記憶
意味の無い記憶
悲しい記憶
永遠に変えれない記憶
甘い記憶

僕は白黒の住人に挨拶する
相手は人やそれ以外の生き物
会釈を返してもらったり
ツバを吐きかけられたりもする

知人にもたくさん会う
「お前はあの時のいじめっ子・・今なら勝てる・・!」
・・・また、負けたりして。
少し 楽しい時間を過ごす

身体が浮かび出したら
もう終わりかけだ
最後は空を飛ぶ 青い空を
有り得ない羽を出して
そして地面に

落ちて 終わる

時間は動き出す
ご飯よーと叫ぶ母の
無味乾燥な日常の幸せと共に

6 :自意識過剰(笑:2001/07/17(火) 17:45
オレは壊さなきゃ為らない
アンタを消さなきゃいけない
オレは忘れなきゃ為らない

自暴自棄の視点からいつも
見下した眼で見つめる
気が向いた時には
壊しにやってくる
昔話を持ち出しては
滅茶苦茶に暴れ回る
そこにはもう何も無いことさえも
理解しようとはしない

アンタを直さなきゃいけない
オレは理解しなきゃ為らない
アンタを救ってやらなきゃいけない

動こうとする度暴れ回る
嫌だったことを思い出させては 止めようとする
一度凌いでも常に邪魔をし続ける
失敗したんだ まだわかんないのか
もう居場所は無い 行け どっかいってくれ
もう束縛しないでくれ いい加減にしろ・・

オレは飲み込まなきゃ為らない

アンタを乗り越えなきゃいけない

7 :自意識過剰(笑:2001/07/17(火) 22:41
吐いた

風邪かな

風呂に入れない

困った

でもなにか

吐いてるとき

生きてるって感じた

うれしい

風呂は

明日でいいや

8 :自意識過剰(笑:2001/07/17(火) 23:18
なにか言いたい
思いつかない
言葉がない 出ない
言いたいこと
実はない まったくない
今日はもう思考停止
一方向に受け入れるだけで
寝るか 刺激が脳に入るまで

俺2号あとはまかせた
以上 電源オフ

9 :自意識過剰(笑:2001/07/18(水) 12:00
モーニングスロウリィ
朝 不吉な鴉のさえずりで目覚める
窓を開けると 中途半端な曇り空
食卓には誰も居ない 焦げたパン食う
寝癖が直らない 歴代三位に入る聞かん坊
財布 定期 ハンカチ どこ?
洗ってないGパン 酷く臭う・・・

電話 いれる

おやすみ 明日はいい日でありますように

10 :自意識過剰(笑:2001/07/18(水) 12:21
なぁおかしいんだ俺は
いやおかしいのわかってるから俺も
なんかずれてるんだよ俺は
そんなのもともとだろ
おどろくほどのことじゃない俺よ
どうしてだれもわかってくれない俺を
まぁじぶんでわかってるから
いいんじゃない俺を
なぁなんでいきてるんだろ俺で
さぁわかんないなんでだろ俺

11 :自意識過剰(笑:2001/07/18(水) 13:08
境界って何
薄いか 濃いかの違い
多いか 少ないかの違い
かかるか かからないかの違い
持ってるか 持ってないかの違い
始まったか 終わってるかの違い
新鮮か 腐ってるかの違い
狂ってるか まともかの違い
届くか 届かないかの違い
本人 次第?
時代 次第?
受け 次第?
他人 次第?
経験 次第?

一対一に帰結した

あなたの言葉が知りたいこの頃

12 :自意識過剰(笑:2001/07/18(水) 13:34
首に縄まきつけて
泣きながら
ぶら下がってた 鼻水垂らして
恐かったんだろう
股間も濡れてた
変なにおいがする 汚物の臭い

近づく 親近感
俺と同じだ 汚い
うれしい仲間だ 汚い

悪魔の形相 素敵な寝顔

13 :自意識過剰(笑:2001/07/18(水) 13:37
>>12自己嫌悪 最悪の詩

14 :自意識過剰(笑:2001/07/19(木) 00:31
スケープゴート

僕には届かないと
思ってる 今もずっと
都合のいいように
使われて 常にいつも

きっと 前に
もう ずいぶん前に
わかってる わかってた
僕はいるべきじゃない
そこにいるべきじゃない

浪費なんかしてない
なにかの間違いだよ

誰かを傷つけて
成り立たせた 小さな


ずっと言い訳にしてきたその光を捨てて

15 :自意識過剰(笑:2001/07/19(木) 01:41
今日は天気がいい
星空に飛ぼうか
陶酔するための音楽
を耳にひっかけて

西の空が明るい 街の方へ

きたないビルの群れが
あんなに美しくみえる
ぼやけてた星が
あんなに輝いてみえる
少しはしゃぎ気味
羽虫の気持ちがわかった

人造物を見て回る 空から
個を凝視すると 全て醜い
全体としてみると
不完全さを補うようで
美しいから 不思議だ

毒素を発していると
解かっていても 見入ってしまう
光の魔力か 俺の愚かさか

人は歩いてない
まるで 光を発するために在る街
遠いどこかに
光を届かせるために在る街

ただの田舎の県庁所在地なだけか
興ざめ 寒くなってきた
曲にも飽きた
帰ろう 次はもう一人連れて

16 :自意識過剰(笑:2001/07/19(木) 02:56
終わるね
終わるよ

なら その終わりを
冷静に見よう
笑い飛ばそう

終劇を壮大なストリングスが
鳴り響く中でひとごとのように

冷めた眼で

恐怖心は麻痺した
思い込む

そう 次は俺らの番

17 :自意識過剰(笑:2001/07/19(木) 12:40
稚拙で幼稚っと
悪意で皮肉って
混迷な迷惑なんつって
煙幕で逃避ってなもんか
地獄逝き決定 俺様

賽の河原は飽きたなぁ
鬼の目盗んで 逃走 闘争

シャバ シャバ シャバ
擬音みたいな掛け声で
三途の川を泳ぐ 泳ぐ

へい 閻魔大王に金蹴りぶち当てて
やった 脱出成功シャバだー

最初にもどる

18 :自意識過剰(笑:2001/07/19(木) 13:25
ここ何年か
まともな夢を見ない
平衡感覚のおかしな夢
断片的なものしか出ない夢

感傷は無い だいたいは
朝 気付くと涙を流している
夜 唸り、叫び声をあげている
そんなことがあるだけだ

ちょうどまともな生活に慣れる時期で
普通かどうかがえらく気になる
うーんギャップがすごい激しいな
そんなことを思いながら生活してる

今はいい 上手くいってる
だけどいつか罰が下りそうで
恐い・・・いや少し違うな
半分は諦めてる しょうがないと
後半分は どんな手を使っても
生き延びようとする 姑息な動物的本能
だと思いたい そう思いたい

夢は残った自己防衛機構だと

19 :自意識過剰(笑:2001/07/19(木) 23:20
笑えよ 笑ってよ
ねぇ僕の奇行を

まじめな顔しないで
真剣に考えないで
少し頬の筋肉を
緩めるだけでかまわないから

ねぇったら ねぇ
頼むよ 馬鹿みたいじゃないか
ほんと 馬鹿みたいだよ
何が自分の殻に閉じこもってるだよ
おっさんそれは あんたじゃないか
いいって精密検査は飽きたよ もう

はぁー
これがディスコミュニケーションってやつ?
負けたよ 負けた
もうどうにでも してくれ

20 :自意識過剰(笑:2001/07/20(金) 13:43
騒音が雑音が
鳴り響く中
一人ずっと立ち尽くす
賛美歌は遠くで聞こえた

人がたくさん通り過ぎていく
朝が、夜になり、日が暮れ、星が見える
少し 感傷に浸ると
すぐにまた朝が来る

風景に少しずつ溶け込む
時間は流れ 形は崩れ
やがて 何もなくなる

人の声も車の音も素敵な唄も
もう 何も聞こえない
ただ その場所に在る

やがて そのことさえも
確認出来なくなった時
物質も意識も存在も

飛び越える

飛び越えた気がする

そんな 気がした

21 :自意識過剰(笑:2001/07/20(金) 19:27
外は小雨 車の中
スーパーの屋上駐車場
ひとりで 少し待ちぼうけ
母の趣味 ジョンのアルバム
イマジンに合わせる

窓から見えた
夕飯、買出しにきてる
覇気の無い肥ったおじさん
ああはならないと、まずは誓う

同級生 顔をとっさに隠す
綺麗になってた 自嘲
さっきのおじさんと
俺もあんまし変わらんなぁ

空にかかってた、雲が少し晴れた
うっすらとした太陽が
淡い青と混じり合って
小雨の中 ぼやけて見える

外気に触れたくなり
窓を開ける 雨が冷たい
けれど 心地良い
右手に降りそそぐ感触

僕は間違っていたのかなぁ

ビニール袋一杯に抱えた
待ち人がやって来て
車は発車する
どうでもいい感慨が
切り捨てられて 残る

22 :自意識過剰(笑:2001/07/21(土) 11:47
なんだよ 幸せそうじゃねーか
よかった そう、それでいいよ
あーでもちょっと損した気分
見せつけられちゃったよ イイなー
おかしいのは オレひとりでいいよ
あんたには幸せでいて欲しい

あーでもちょっと損した気分
不幸自慢できねーしなー
聞きたくもねぇか 雰囲気違うし
あーちょっぴり孤独なオレ様

もう行っちゃうのかもっと話がしたかった
あんた>オレ 今も変わらず
忙しそうなのがあんたで
暇そうなのがオレで いや
賽はもう投げられた 昔とは違うか

さよなら またな

あーでもちょっと損した気分
不幸自慢したかった
のたれ死ぬのは オレひとり
なんてな

23 :自意識過剰(笑:2001/07/21(土) 12:22
壊れそうなものを
どうして すぐ
壊そうとする

危ういバランスを
とりながら
美しい 輝きを放ってる
ものを 何故

無機質なそれを
注入された ものは
輝きを失う

無神経さ が
かなしい

24 :自意識過剰(笑:2001/07/21(土) 14:43
歪んだら
僕はどれだけ変わるのだろう

割れて壊れたら
僕は違う人になってしまうのか

破片を拾う人はいない
今の僕はもう取り戻せまい

でも いいや
割れた破片を踏もう
痛みを感じたのなら 靴を履いて

ガラスの工芸品に未練はない

次 会う時は鉄の心で

25 :自意識過剰(笑:2001/07/22(日) 20:22
オレを笑ったそいつには
確かに白い羽があった
笑い返そうとした その時
羽を伸ばして 飛び立った

こんな不条理なことあるか
オレには足すら付いてない
時速5キロのキャタピラで
笑われながら進むのみだ

何処へも行ける 空の上
今も上から笑いやがった

その美しい肢体を想像する
今にみていろ いつかお前が
空から落ちてきた日には
引き裂かれ喰われる その身体

見下ろしてやろう 侮蔑を含んだ眼差しで

26 :自意識過剰(笑:2001/07/23(月) 00:13
共感させられないことを笑う
感動させられないことを笑う
させるなどと言っている自分を笑う

僕に力が足りないことを笑う
  頭が足りないことを笑う
  才能がないことを呪う
  努力が足りないことを笑う

同情を狙ってる自分を笑う
その文ですら目的は同様な自分を笑う
言い訳ばかり上手になる自分を笑う

これだけ書いて明日にはまた詩を書く自分を笑う
自嘲すら逃避の一種だと知っていて脱け出せない自分を笑う

結局 自分のことにしか興味のない自分を笑う

27 :自意識過剰(笑:2001/07/23(月) 17:45
おい嘘つき
盗んだもの 担いでどこへ行く

そっちは荒野だ この気取り屋

わかったような顔すんな
もう 自分の顔も覚えてないのか

「月がみたい」だぁ 無理するな

おい嘘つき どうしても行くか

もってけ餞別だ

十分だろ 不満そうな顔すんなよ

わかってるよ 忘れたんだ俺も

さぁ行って来い 取り戻して来い

28 :自意識過剰(笑:2001/07/24(火) 09:37
街を麦わら帽子が歩く

手をひかれて

入場料 冷房の効いた館

ロビー

偽善的な活動写真 退屈

手をひかれて展示室へ

ボロきれ

写真

弁当箱

貼り付いた黒点 未だ眼に在る

衝撃は無かった

成長と共に薄らぐ

毎年同じ日、時間に回ってくる夏








 

29 :自意識過剰(笑:2001/07/25(水) 16:39


真っ白






     雑音入りマース ピピィガガァーーガリガリ





    リ・・リリィ・臨時ニュースをお伝えします




     ピィィ・ガ・・人類はみな無罪・・・ガ・・ガガ・





      ガ・・ガ・・ガガ・・・・プツ






        真っ白

30 :自意識過剰(笑:2001/07/30(月) 22:53
嘘半分 真実半分くらい
だれも他意は無い
なんとなく ね

快楽を追求するでない
哲学が欲しいわけでない
試行錯誤も必要ない

曖昧ってゆう言葉の響きが
居心地良くて とても好きだ

関わる全てに ラップをかけて
忘れて腐ったら 捨てよう
反抗も迎合も理由もいらない
思考停止

31 :自意識過剰(笑:2001/08/02(木) 19:14
ねぇ もし何時か
あなたに会えたら
年月分 エゴの絡まった
少年の歌を聞かせてあげるよ

カエルの様にゲコゲコした
汚い声で必死に思い出す
あの日の最悪な僕のコピー
綺麗なあなたは聞いてくれるかな

無理でもいいんだよ 自己満足だ

もう自己肯定も否定も無い
四角い部屋でずっと生きる
ズレは埋め合わせられないほど 広がっている

僕の最後の望みは
どーでもいいイノセンス
あなたにぶちまけて 消えること
包丁で内臓に、じゃないだけ
いいだろう なぁ偽善者

32 :自意識過剰(笑:2001/08/06(月) 22:15
「西へ」

海の声 泣いた 鳴らした
空の傷 舐める 眺めた
星の跡 名まえ 無かった

なんまんだぶ

君の声 あいに 行きたい
君の傷 いしを 見せたい
君の跡 うそが 聞きたい

なんまんだぶ

もう一度 西に

極楽へ

33 :自意識過剰(笑:2001/08/10(金) 09:40
不幸な別れだ 友よ
何時の間にか 僕等
深い溝にはまり 迷う
橋もかからない谷を 渡ることはできない

不用意な油断だ 僕の
あなたを信じた 馬鹿は
急に牙を剥いた獣に
引き裂かれ 散った

僕等きっと今も 変わらない ずっと
何か重要なことが 二人 壊れてたんだ いつも

全てを失ったと 僕は
思ったけど 違う
大切なものも全部
無くなっても 続く

34 :自意識過剰(笑:2001/08/11(土) 02:45
 他人

暗い部屋で彼は泣く
大きすぎる地球儀と
小さすぎる丸天井の
狭間を思って 今日も無く

賑やかな街で彼は泣く
すれ違う人の群れと
擦れ合う他人(ひと)の肩の
断絶を嫌って 今日も無く

血みどろの心中で彼は泣く
すべての悪意の眼差しと
願うべき内なる喪失の
振れ幅に流され 今日も無く

適うことの無い 希望に
押し流されて 今日も泣く

35 :自意識過剰(笑:2001/08/12(日) 14:34
 様子

へい 糞以下だ 俺様
何にも成れない幼虫様
土の中 八年目突入の様
いつになったら 蝉様に

でも やっぱし皆さんさま様
足 引っ張るのも皆様で
手 引き上げるのも皆様で
土ん中なんとか生きてる今の様

へい いつかは青い空の様
きっと見てやる 決意の様
糞以下幼虫 俺様は
そう言いながら 毎日乗り切る様相しめす

36 :名前はいらない:2001/08/14(火) 23:48
流れを遮るようで悪いけど
これって全部ひとりの人が書いてるんですか?

37 :自意識過剰・(笑:2001/08/16(木) 15:06
>>36
そうです。
ちょっと変なのもありますが。
全部、俺の詩です。

38 :自意識過剰・(笑:2001/08/16(木) 15:59
 序新

色の違う世界を見ている
お前の腕から流れ出ていた
七色の音色はとても美しい
あぁどんなに優秀な演奏者でも
とてもお前にはかなわないだろう

その細い体から赤く湧き出る
太陽の様な生命のオーラは
気高い気品と素晴らしい指 そして
どう仕様も無い格好の良さを与えた
俺はお前には及ばない 及ぼうとも思わない

あぁ だが何故、何故なんだ
お前は今日も弾こうとはしない
七色の音色を聴かせようともしない
神の楽器を見限ったお前が
代わりにその指で弾く物 それは

人造物の四角い箱だ

もう必要ないとお前は言うが
旧い人間だと俺も思うが
俺はお前の音色が聞きたい
もう一度だけ音色が聴きたい

39 :自意識過剰(笑:2001/08/16(木) 20:26
ひとり笑い ひとり笑い

さびしい

まっしろい窓 まっしろな窓

まぶしい

ふたり笑い ふたり笑い

とおい

まっくろいドア まっくろなドア

さむい

かえり道 かえり道

さよなら


 

40 :自意識過剰(笑:2001/08/17(金) 09:36
遊離する 心の中だけ
ふっ飛んでいく 宇宙の彼方へ

無重力をかけまわる
妄想と現実の狭間を殴り壊してすりぬける

暗い時空をひきちぎって
 食い破って 僕は突き貫ける

何も無い無人の野を駆けるが如く
  魂は高速のイメージで最強の気分で

走って 走って 落とされて 立ち上がって また走って

フィーリングはいい まだ加速する
  どこまででも 走っていけるんだろう

暗い時空をひきちぎって
 食い破って 僕は突き貫ける 駆け抜ける

41 :自意識過剰(笑:2001/08/17(金) 11:26
隔離する 身体の意味だけ
沈み腐っていく 地上に繋がれたまま

重力に押し潰される
物質の存在に縛られて嬲り殺される

明るい現実にひきちぎられて
 食い破られて 独り、立ち止まる

地面から無数の手が生えている様だ
 つかまれて 血だらけになっても転び続ける

逃げて 逃げて 捕まって 逃げ出して また逃げて

痛覚は何時の間にか感じなくなった
  そんなに 長くは無いとも解りながら

明るい現実にひきちぎられて
 食い破られて 独り、立ち止まる 崩れ落ちる

42 :自意識過剰(笑:2001/08/17(金) 11:49
ぼくなんてかんじがなかったら
ただのあほうってかんじだよ
なんとなくきもちをわずかな
かんじにかえてあいまいなままはきだすと
ほらふしぎそれらしくみえる
ねぇうそばっかりださいていだ
せんぞのみんなはありがたい
かんじのおかげでこんなぼくの
しりめつれつなへんなしが
ひとなみみたくみえるんだ
かんじまんせーってかんじかな
しつこいだじゃれすまそ

43 :自意識過剰(笑:2001/08/17(金) 23:19
 中坊

あなたに僕が助けられる?
笑顔でいつも笑ってたあなた
明るく僕に話しかけて
たまに真剣な相談されたり

いつのまにか僕はあなたに
惹かれてた好きになってた
あなたは僕を助けられる
漠然とそう確信するようになってた

30cm近い身長差も関係無かった
たまにあなたの方が 僕より大きかった

でも夏を過ぎたころから
何故か 僕等は話さなくなった
そう、もしかするとあなたは
僕の変調を感じ取ったのかもしれない

感情の支えすら無くなった僕は
そのまま面白いように転げ落ち
因果応報で今 ここに居る
そして如何仕様も無い男になってる

中坊のころの思い出を何時か
大したこと無いよ。と そう
思える様にまだ 頭に残してある
あなたに僕は助けられた。と そう
言える様にまだ 僕は恥を晒し続けてる

44 :自意識過剰(笑:2001/08/18(土) 14:54
夕陽が沈む高いすすき野
自転車を押しながら歩く

オレンジ色の河原を
不思議な高揚感を得て 独りで

なんか楽しい。そんな
語彙の狭い僕を笑いながら

今日の夕飯何かな 急に
思い付いたら腹が鳴った

幸せだなぁ

猶予に逃げこんだ人間にも
あと少しの時間をください

誰に頼むでもない 祈りを
他愛のない祈りを

夕陽は沈み 混沌が訪れる
僕は帰途に就く

45 :自意識過剰(笑:2001/08/22(水) 12:10
 10年遅れ 知恵遅れ

世界中で想像出来ない地獄と
向き合って生きてる人達が居る

僕等はもっと怒るべきなんだ

偽善や腐敗の側面を突かれて
挫折した世代は動かない

僕等はもっと怒るべきなんだ

汚いものを除けて漫然と
既存の享楽を享受する成金

僕等はもっと怒るべきなんだ

無知でちっぽけな叫びは
罵られ小さく縮こまる現代

僕等はもっと怒るべきなんだ

理論武装した面白くない今を
停滞を通り越して諦めた今を

46 :自意識過剰(笑:2001/08/24(金) 21:34
空高く
一途な想いは
廃棄物で円を描いて
僕の上
降り注ぐ

Tシャツに出来た
黒いシミは
洗濯しても落ちない
呪いの赤と
我が家の家宝として
額縁で
飾られて
埃が積もった

何時か古着ブームが
再燃しても
子供たちは
気にも留めないのだろう

47 :旨゛(諸鵜:01/08/28 12:10 ID:.Ns/jBeU
もう 終幕か

劇場に人は居ない

幕も下りぬ間に

みんな何処かへ行ってしまった

最後まで居よう

幾つもの名場面を見せてくれた

この喜劇の台本に無い

おかしなエンディングを

続編を期待して

48 :旨゛(諸鵜:01/08/28 15:38 ID:.Ns/jBeU
四角い浴室
淡い緑のタイル

程よい衝撃
水の跳ねる音

少し弛んだ体
自己嫌悪

改革の決意と回帰の記憶

夏も終わる

49 :旨゛(諸鵜:01/08/29 14:03 ID:AJNveVOo
 喇叭(亜)

口に出すともどかしい
君に会うと恥ずかしい
空に叫んだら虚しい

俺のよくわからん趣向の思考
君にたどり着けるかな 南無

俺のよくわからん志向の移行
君が芯となって死んだ俺を

蘇らしてくれるよ 黄泉
あなた様は神さまです すき

50 :名前はいらない:01/08/29 15:29 ID:cfhIJKHo
自意識過剰(笑さん、書かれる詩がとても好きです。
実は今日初めてこのスレを見つけて読んだのですが、一種の衝撃のようなものを受けました。
波長が合うといいますか凄く自分好みの詩です。
コピペして自分のフロッピーディスクに収めたくらいです(ストーカーっぽいでしょうか・・・)。
特に>>20が好きです。自分の書いている小説に使いたいなぁと思うくらいです(小説の中の情景と当て嵌めて)。
>>44
猶予に逃げこんだ人間にも
あと少しの時間をください
という箇所が好きです。
私は詩を読んでそのイメージを思い浮かべたりしています。雰囲気のある詩は自然とプロモーションビデオの
様に映像が頭の中に浮かんできたり(妄想癖がある訳ではないです)。自意識過剰(笑さんの詩は思い浮かび
やすいものが多いと思います(>>46など。もちろんそれは私は良い事だと思っています)。

詩を書く事は本当に大変で難しい事だと思います。なのでこんなに書ける方が羨ましいです。
これからも頑張って下さい。長々と失礼致しました・・・・。

51 :自意識過剰(笑:01/08/29 16:01 ID:AJNveVOo
ありがとうございます。
マジで嬉しいです。ヤターヨ!シヲハジメテホメラレタ
もうsageます。その言葉で十分です。アリガトウ

52 :名前はいらない:01/08/30 02:33 ID:3Jmo6UQE
自意識過剰(笑 さんの詩が読みたいです。

53 :旨゛(諸鵜:01/08/30 09:18 ID:16OEg3yM
すいません。とりあえずsageます。
調子に乗って煽られたことがあるので。

54 :旨゛(諸鵜:01/08/30 10:00 ID:16OEg3yM
サボり魔の坊主が一匹
秋風の吹く境内の縁側
和尚に隠れて考え込む
私の存在とは とか
人と私の距離 とか

でもちっとも結論は出ない
そう彼の居るのは寺の中
山上、隔壁、森の中

教義は更々学ぶ気はない
その癖 素人哲学大好きな
坊主は 未だ気付かない
いや 気付かないフリをしてるのか

旅に出るのは今だ 坊主
人のいい和尚、仲間に囲まれて
幸せすぎる今だ 坊主

可能性に満ちた今だ 坊主
壁をよじ登り 獣道を抜けて
街へ

55 :旨゛(諸鵜:01/08/30 10:36 ID:16OEg3yM
 擬態

踊ってくれ 吐いたら錆びつく言葉と共に
歌ってくれ 誰も見向きもしない曲でいい

俺にそのグラスをくれ 酒と偽ってニコチン入りの水溶液をくれ
俺にその唇をくれ 泣き出して感動する様な偽善が欲しくなった

屑な俺を勘違いする位の 賛美と名誉を 安らぎと終息を
疑態 疑獄 擬惑 疑問 疑念 疑う あなたを疑う

踊ってくれ その美しい肢体と笑顔で
歌ってくれ 一点の迷いも無いその声を 聞きたい

56 :旨゛(諸鵜:01/08/30 19:27 ID:ovxOx2fA
 異分子

もっと簡単にいくと思ったんだろうな
僕はよっぽど手際が悪いらしい

信頼していた瞳に困惑の色が浮かぶ
もう気が狂いそうだよ
何度 再確認させれば気が済むの
いい加減諦めてくれないか

あなたのコピーはさ 失敗作だ
だからもう一緒にしないでくれ
違うんだ ゴミ屑でいいから
束縛しないでくれ 見ててよ
それだけでいい それでいいよ

何度その先読みに道が潰された
貰った理性と道徳観 何の役にも立ちゃしない
天性の臆病が増しただけじゃないか
表面だけの計算高さなんて 要らない

いつ傷ついても 間違っても良いんだよ

僕はきっとおかしくなる
いつか 必ずツケが回ってくる 

57 :旨゛(諸鵜:01/08/30 20:13 ID:ovxOx2fA
 いかつい兄ちゃん

今 何してんのかなとか たまに考える
どこに居るかもわかんないのを思い出し 少し笑う
確信「僕はまちがってた」考えて なぜかまた笑う
大声で笑って 少し涙を出す「湿っぽいなぁ」

うん 俺は弱っちいや間違いないな なんて思う
認めると本当にそうなりそうで 忘却に必死に努める
弱気を彼方へ放り投げてから 近所迷惑 ぎゃーぎゃー歌い
また先送りする 本気で忘れようかな そろそろ

止まったまんまの君と戯れても なんかさ
再生中の俺 優先で良い? 自問自答

58 :旨゛(諸鵜:01/08/30 21:51 ID:ovxOx2fA
幸福な秋の実り
コーヒーの香り 少しの肌寒さ
溶けた頭も固まっていく
原風景 幼い頃から

ちょっと気が早いな

ではまたにいたしましょうか
もうパワーダウン書けないや
ループ地獄1-57の詩の繰り返し
次の季節に何か進展あったらいいな

好き勝手書いてるので 変な詩も多々見られますが
長い目で見てやってください。って誰も居ないかな。
スレも専有してる気は、無いので好きに詩でも書いてください。
>53って書いたけど、よく考えると勝手だったのでageて良し。ってことで。
以上 自意識過剰(笑=旨゛(諸鵜

59 :旨゛(諸鵜:01/08/31 14:59 ID:SlW8UaSQ
チチンプイプイ チチンプイプイ チチンプイプイ チチンプイプイ
チチンプイプイ チチンプイプイ チチンプイプイ チチンプイプイ
チチンプイプイ チチンプイプイ チチンプイプイ チチンプイプイ
チチンプイプイ チチンプイプイ チチンプイプイ チチンプイプイ
チチンプイプイ チチンプイプイ チチンプイプイ チチンプイプイ
チチンプイプイ チチンプイプイ チチンプイプイ チチンプイプイ
チチンプイプイ チチンプイプイ チチンプイプイ チチンプイプイ

痛いの痛いの飛んでゆけ 痛いの痛いの飛んでゆけ

詩とは絶対的な閉じたものなのだろうか
その様な在り方はいいのか。と、彼に聞き忘れた。

60 :旨゛(諸鵜:01/09/01 01:50 ID:.mN7iE7w
ああ あなたを愛してる
僕は詐欺師 あなたは嘘吐き
程度の違いはあれど 同類
僕等 変わり者同士だ

ねぇ あなたを愛してる
嘘で固めた僕等の居城は
その内 誰かに攻め崩される
だから 今の内にあなたに

僕はあなたを愛してる
その疑念だらけの眼差しを
倦怠感で痩せ細った身体を
棘しか出ない口を 僕は

止めよう

腐った二酸化炭素しか出てこない
もう 如何しようもないみたいさ
言うべき言葉が 何も浮かばない

あなたは美しい  僕にはそう見える

あなたを僕は愛してる
あなたは僕を・・・

61 :旨゛(諸鵜:01/09/01 02:12 ID:.mN7iE7w
惹かれたのだ 有り余る勢いに

惹かれたのだ 振り子の揺れに

惹かれたのだ 我が身に無い 部品に

惹かれたのだ 臆面も無く 発する言葉に

惹かれたのだ 懐かしい 子供の戯れに

惹かれたのだ 持ち得なかった 全てに

62 :旨゛(諸鵜:01/09/01 02:36 ID:.mN7iE7w
 自意識過剰(笑

オレはおかしい 認めたら楽になれた気がする
反撃するチャンスなんか無い 防ぐので今は精一杯だ

もしオレが、独裁者だったら
お前らみんな殺してやるよ
溢れだした自意識は
宙を漂い、目標を探す

結局、他人は関係無い 全部オレが悪いんだろ
理解した恐怖  臆病者は押し潰せず破裂する

もう普通のフリするのも さすがに限界みたいだな
小刻みに腕が震えだしてきた 脂汗も垂れてきてる

外で漂う自意識が オレに向かって逆流してくる

刃だらけの記憶が脳味噌グチャグチャにして消える

そうだ 死ぬのは俺だ
誰も殺さない 殺せない
原因不明で 一名死亡

独裁者にさえも なれやしない

63 :旨゛(諸鵜:01/09/01 13:15 ID:.mN7iE7w
一般的な苦悩
一般的な言葉
一般的な教養
一般的な経験
一般的な価値観
どこまで行っても一般的な自分

価値なんか無い
俺に価値なんか無い
垂れ流し 自意識の垂れ流し

ゴミ屑ですらない なれない
誰も居ない コンポストの中へ叫ぶだけ

誰だ俺は リリシズムの塊り

64 :旨゛(諸鵜:01/09/01 13:50 ID:.mN7iE7w
一日が少し長すぎる

僕は独りで浮き沈み

空を見たり地面を見たり

お日様は曇ってて見えない

洗濯物が乾かないなぁ

世界の広さは

この丘からはわからない

でも

僕にはそれで十分

たまに見えるお日様と

きれいな丸いお月様

少し長すぎる空白の時間を

呆けたように眺めて過ごす

65 :旨゛(諸鵜:01/09/02 12:23 ID:8iQWXTt6
思ったらぞっとした だと

もう我等は居ないのだ

無への回帰 有の消失

その漫然とした生に

どれほどの価値が あるというのか

御主の無意識に そっと潜り込み

思ったらぞっとした だと

デスクの斜め下

地獄の穴から覗き見る

66 :旨゛(諸鵜:01/09/03 19:13 ID:1ROQB7xs
 試行錯誤

身体をひとひねり
艦長!後方、安全です
身体をふたひねり
ポケットから500円玉落ちた
身体をみひねり
老廃物が身体の外へ
身体をよひねり
見えないものをみようとして〜
身体をごひねり
ぐはっ骨にひびが
身体をろくひねり
千切れて 落ちた

67 :旨゛(諸鵜:01/09/04 16:12 ID:o.3fgxKQ
 罰金愚 低音域

音数が多い 今回も
なんで凝るんだろ そんなに

無粋なモノが多くないか 近頃
もちろん 俺も含めて 確信犯

けど 終わるのは違う でも
恥を偲んで長い距離歩くのもちょっと

止まってみようか あの時みたいに
2度目だ もう歩き出せないかもしれない

いや 止まるこたぁ ないか
少ない音で必殺のフレーズを

考えて 一発で

決めれたら 気持ち良いんだけどねぇ

68 :旨゛(諸鵜:01/09/04 16:15 ID:o.3fgxKQ
「忍ぶ」です。

69 :旨゛(諸鵜:01/09/05 00:22 ID:Z7m1nD8s
 薬屋に売ってる煙草

煙草を持って走る 逃げる
楽しい たまにはこんなのもありかな
僕は今日 すこしだけ
子供っぽかったです

無くなった時間を手繰り寄せて 紡いでく

うん わかってるよ
幸せは そう長くは無い
わかってるんだけど 無為に過ぎて行き
入れ替わる人の流れに 戸惑う

すぐまた 元に戻ったけど
今日は 幸せでした ご馳走様でした

70 : ◆jf2LH4fw :01/09/06 00:04 ID:YVghXvQc
sage進行だけど読んでるから頑張ってネ

71 :旨゛(諸鵜:01/09/06 02:12 ID:Uw2eArbE
 親友

ひさしぶりに会った 貴方は
相も変わらず 自己中のまんまです

自分の好きなことだけを一方的に口にして
興味の無いことには そっけないし
知らない話題をふったら 少し困った顔をする
そしてまた 元の話題に戻し 喋り出す

可笑しいと思いませんか
僕等こんなに噛み合わないのに
長いこと仲が良いんだから
腐れ縁を体現したような感じかな

波長が合わないことのほうが多いけど
焦らずにずっと仲良くしてたいです

言葉にしたら少し落ち着きました
なんせ 貴方のパワーは並外れてますから
こうでもしないとダメージが残るのです

来年は遠くに行くようですが
2.3年会わないのもいいかもしれません

生命力の塊のような貴方は 時間を感じさせないですから
貴方よりはむしろ僕の方が・・・(笑)

72 :旨゛(諸鵜:01/09/06 18:25 ID:Uw2eArbE
 鳥肌

「・・・・・」
臆病者は一言呟き
人ごみに突っ込んでいった

走る彼を気にする他人は居ない
一方的 今も彼は苦しむ

耳を伝い流れる曲は速く 悲しい

奇声を上げながら 突進するその先は
彼すら知らない楽園なのだろう

肩が擦り切れそうになっても
掻き分けて 押し倒して
殴られて 蹴り飛ばされて
進む

その細い 心が
粉々になって砕け散るまで
進む
進んでく

行け! 走れ!!

73 :旨゛(諸鵜:01/09/07 16:10
笑い声 割れる 頭が割れる

棚の上
餅を
手を伸ばし
取った

誰かの
頭に
落ちないように

笑い声 割れる 頭が割れる

錯乱状態の僕は生%の瀬戸際で桃源郷を発見しました
裸の美女は居ませんが其処にg僕がX求していた物が
確かに在Oたのです恍惚に浸り大事に持って帰った其
れを開けたs夢から覚r9した良い+験でしたが収獲
Iv〜つ無しでした何か感慨というか心に響いたはず
なのですが”$なっては如何でも良Jで>gswp

笑い声 割れる 頭が割れる

74 :旨゛(諸鵜:01/09/08 21:09
 無い

何処で覚えた その表情
お前のその薄っぺらなハムみたいな誇らしげな顔
見る度に吐き気がする
満足か そうだろうな 文句は無い
だが ・・・したい
関係無い この際倫理感と理性は意味が無い
瞬間血が沸きあがる
世界に拒否された俺はお前だけを見てる
そう 見てるんだ
よく覚えとけ 距離はゼロだ
壁は無い俺も居ない
だが 俺の瞳はお前を捉えている
武者震い 震えている 恐怖半分意欲半分の
跳びかかる

イメージで止まる

俺は人間だ
残念ながら人間なんだ

75 :旨゛(諸鵜:01/09/08 21:35
スマソ 近頃暗い詩 多い

世界の事より自分のこと
沈んだ物を引きあげて
正直に向き合えれば
言葉はおのずと個性を持つ
なんて言ってる
俺は屑だが
あの大御所は大丈夫か な

自意識の噴出デシタ

76 :旨゛(諸鵜:01/09/10 00:25





俺なんて嘘だ

77 :旨゛(諸鵜:01/09/10 00:31





ねぇ覚えてるちっぽけな電灯と暗闇
カーテンを閉め切った部屋

変わらず切迫してる
そうだ馬鹿だ 馬鹿だ俺は
一つも賢くない
未だに何の為生きるかわからず 迷走
目の前の友は微笑みを浮かべる
それを見て後ずさり
人が怖い 信じられないんだ

ねぇ覚えてるちっぽけな電灯と暗闇
寒い 死にたくない
俺は消えたくない

終わりだ 狭間に堕ちて
道連れにしてやるよ
コンピュータープログラムみたいな
この繰り返す恐怖と永遠の悪夢
俺が消えれば終わるんだろう
リクエスト通り消えてやるよ

ああ あんたの声は届いた
でも小さいんだ 聞こえない
叫んでくれ 届くまで
叫んでくれ!!
願ってた 歩み寄って欲しい
俺は病気だ もっと
もっと近くへ 耳が爛れてるんだ
無理だ・・・まだ遠い

少し 聞こえた あなたの声が

もう
黒い淵に吸い込まれる
あなたの顔は見えない

ねぇ覚えてるちっぽけな電灯と暗闇
映画のエンドロールを願う孤独で小さな鼓動
閉め切った部屋
モノクロの映像は途切れ
朝は嫌でもカーテンを開け放つ

78 :旨゛(諸鵜:01/09/10 00:36



きっと独りだ ずっと独りだ

79 :旨゛(諸鵜:01/09/10 19:25



向き合っている貴方が
   誰なのか確認してくれよ
足元が覚束無い
 寄りかからないから
  恐れないで
頼む 手を握ってくれるだけでいい
 一瞬でも 認めた素振りでも・・

大災害が戦争が来て俺は死ぬ
  道行く通り魔に刺され逝く
 取れないんだバランスが 恐怖が
  どうせ嘘だろ 言葉も 俺も 借り物だ
 向き合ってるのは真実の塊
   生身の肉体と心臓の鼓動
    自分程度 釣り合うわけない

今日も一人街角で誰か待つ
 寂しすぎる大きさを感じ
  肌寒い 風と喧騒の後
 成長するのを止めた男
何時か殻を破り壊す だろうか
 甘え続け どん底へ落ちて行く
  腐った幸せに安住する人間の末路は


手を握ってくれるだけでいい
きっと多分 それでいい

80 :旨゛(諸鵜:01/09/13 11:07
世の中は涼しくなって
背筋が凍るほどの人とか
そのまま逝っちゃった人なんかも居て

でも 僕のレンズ越しの世界
 変わらないんだ 何も
頼りなさげな前方を見る瞳
闘う気力も無いようだ 親玉と

上の方を狙ったそれは
優秀な人間から 滑り落とした
それを眺める凡人たち 絶景かな 絶景かな

 思想は左翼 死にたくないから
それ以上の説得力無しに等しい
 詩想は無欲 掴み取る気力も
ねぇぜ チクショウ

もう一度 たぎる様な情熱を!

 ・・・でもやっぱり戦争は嫌だ

81 :旨゛(諸鵜:01/09/13 18:23
俺が見た 下らない世界はなくなるのかな
もしそうならば 俺は下らない世界の為に涙を流そう

あの 下らない美しい空も
あの 下らない気さくな友人達も
あの 下らない素敵な君の笑顔も
あの 下らない俺の意識も

みんな無くなってしまうのかな

俺に出来ることは少ないけれど
もしそうなったら 涙を流そう

82 : ◆jf2LH4fw :01/09/14 05:37
良い詩ですね、感動しました!

下らない世界の作りだす
瓦礫の山を歩きながら

憎しみについて考えた
怒りについて考えた
絶望について考えた
不幸について考えた

感情を持つ事の意味を考えた

愛情・喜び・希望・幸せを引き換えに
人が手にしたものはあまりに大き過ぎる

だから
全てを流せる涙をもとう

83 :旨゛(諸鵜:01/09/14 17:22
世界中で人々の中で終末の鐘が鳴る
ある人は笑い転げ
ある人は悲しみに呑まれ
やがて一つに収束する
感情の渦が
海を荒れ狂いさせ
風を止ませた様に感じる

終わる世界

永遠の暗闇と存在の皆無
地球に飽きた渦は
一斉にその穴へと滑っていき
無意識の地表に根差す
脳髄を栄養に生えた花により
何時しか人はその穴に引っ張り込まれ 潰れる

でもきっと滅びない

だって まだ
虚ろな言葉でも聞いてくれる人が居るじゃないか

84 :旨゛(諸鵜:01/09/16 10:09
 取捨選択

良く考えて決めろ
冷静に頭を使い
火の粉が降りかからぬ様に

その明かりの当たる場所
踏みながら歩け
踏み外したあいつは
もう闇に飲まれた

対岸の死の悪夢は
海を這って迫る
足元を掴み喚く
悪魔の首を払え

お前の生きている今は
間違いなく事実
繋がっていない場所を
活用して動け

85 :旨゛(諸鵜:01/09/16 12:47
見た
知ってしまった
覚えた
感覚はたまに蘇り そして消える

海水
気圧

臭い

再現
何度でも
生きている限り
現れる
現れて 消える

86 :旨゛(諸鵜:01/09/18 15:48
死人が歩く

陶酔した快楽を飲み尽くし
快活で一途な優しい人を想う
理想と思い込みで構成された
あなたを想う

白いタンパク質が出尽くした後は
居心地の良い幻想がサカナ
その発育の良い丸みを帯びた
身体を想う

閉じられた僕は
消えだした街灯の道を歩く
途切れた崖へ向かって歩く
空へ昇る夢を見ながら

あなたの映像は近頃
雑音から邪魔をされて
綺麗に写らない
不純物の無いあなたは 誰だったっけ

僕と一致する世界は とっくに
過ぎてしまっていたんだよ
引き剥がした時間を
苦しみながら引きずってでも

繋がるはずの無い分岐点
明日も探すんだろう

87 :旨゛(諸鵜:01/09/18 15:58
ねぇ

もうあまり時間がない

あっち側に

引き込まれそうなんだ

立っているのが

やっと

時間切れになる前に

誰か

この手を

88 :旨゛(諸鵜:01/09/18 16:24
残りの燃えカスを100まで

89 :旨゛(諸鵜:01/09/18 16:38
ふらふらした男
突けば倒れる
頼りない眼
忙しなくクルクル
電車待つ
少しの時も待てやしない
漏れる
自意識が漏れてく

「みなさーん
 ここに人生の落伍者が居ますよー
 無理して
 溶け込もうとしてマース
 こんな奴の居場所はありませーん
 殺っちゃってくださーい」

ふらふらした俺
電車に乗り込む

90 :旨゛(諸鵜:01/09/18 17:02
ログは残る
半端な詩も
恥ずかしい間違いも全て
ログは残る
生きた記憶も

未来にもし居たとして
もし居たら
思い出して欲しい

腐って真っ青な崩れた頼りない笑顔
如何し様も無いナルシストで不細工
死んだほうがマシな愛すべき俺よ

自分に固執し過ぎた
拘りすぎたんだよ
もう少し地獄を見よう
あとちょっと書いたら
僕は引こう

誰も居なくなり
沈んで 落ちる

91 :旨゛(諸鵜:01/09/19 15:53
 無罪

願えばかなうよ
君がそこまで行ければ
手に入れられる
何処かで拾ってきた言葉

無限の可能性
なんて言葉は嘘だけど
純粋とかそんな言葉
本当は無いんだ けれど

僕は君だけは信じよう

なんちゃって、恥ずかしい言葉たまに
言ってみたくなるんだよ
何度罵られようが腐ろうが
いくら時間が経とうがさ

僕にはもう解放の象徴じゃなくなった
その青い空
君にはどう見えてんのかなぁ

何時までもその奔放な気持ちが
繋がれず美しい形で
残ることを心から願う

願えばかなうよ
君がそこまで行ければ
手に入れられる
何処かで拾ってきた言葉

92 :旨゛(諸鵜:01/09/19 16:16
嫌いじゃないって解って
少し安心する
好意を示してくれて
有難いって思う
いいや
やっぱり
踏み込める距離を無視した
俺が悪かった
しょっちゅう「引かれる」
自意識と拘りが
強すぎるんだろう
ほら「熱い奴」って
ウザがられるじゃない
そういう感じ
自身、人との距離が取れない
ある意味ドンズマリ

そうドンズマリ

93 :旨゛(諸鵜:01/09/19 20:04
 単細胞

好きだよ いやホントに
いいよ 気にすんな
居てくれるだけで助かる
うん そう
そこに居てくれれば いいんだ
真っ黒い世界に強い味方
オレを見失わないでいて

いつかは君を助ける側にも
まわりたいな
少しは強くなったらね
君が想ってくれてる
何百倍もパワーもらってる
人として外ヅラだけでも
なんとかやっていけそうだよ
ありがとう

好きだよ 本当だってば
リアクション薄いからわかんないのかなー
そゆことで
あなたにこの詩を捧ぐとしよう

94 :旨゛(諸鵜:01/09/21 14:47
 無解答

不完全な自身
不確かな未来
正解の無い世界
崩れそうな風景

美しく(見える)あなた
醜い(と思う)自分
楽しくて(嘘ばっかりの)会話
疑心暗鬼な脳味噌

無能による劣等感
力への渇望と怠惰な惰性
貧困な語彙による伝達手段の不足
脆い気持ちをガムテープで繋ぎ止める

全部俺だ 俺の一部だ

食い尽くしてやるよ  欝気味な気分も
生き抜いてやるよ ひ弱な精神で
壁なんか取っ払え ハンマーで叩き壊せ

貧しい殺気を放って
大通りを歩く

95 :旨゛(諸鵜:01/09/23 00:22
もう 最後の光が消えて時間が経ったね
今 何処に居るんだろう
空間の広さは感じるけれど 暗くて判らない
幸せかな そうならいいな
明るい道を歩けばいい そう思うことで
少しは救われる

世間は弱くて身動きの取れない人
大きな痛みを抱えている人を
執拗に探し当てて 引きずり出し
容赦無く爪をたてて傷をつける

見えない影に脅えながら
今日も縮こまって人の波をすり抜けてく
刹那的な享楽が続くことを願っては消え
また繰り返しては 追い詰められていくよ

居ない 今は どこにも居なしなった
ライトどころかマッチすらない こんな状況で
寄り掛かっていた木も背中から消えたようだ

影の無い 遮蔽物の無い 暗く寒い
この広い荒野に立たされ 狙われ
猛獣に食われた死体は
やがて寄ってきた様々な動物の腹に分散し
残った骨は星の降る綺麗な空で
泣きながら眠りに就くのだろう

後は滑っていくだけの自身を呪い
後悔を含んだ 願いを胸に
まどろんだ視界
今は現実は捨てよう

寝転がり 無限の拡がりの中へ
星空の中へと
堕ちていく

96 :旨゛(諸鵜:01/09/23 00:25
ミスッタ・・・「居なくなった」です

97 :旨゛(諸鵜:01/09/23 17:43
 ハネアリ

二階の部屋に戻ると
消し忘れた蛍光灯の下 白い布団の上
大量のハネアリが死んでいた
かけっ放しの音楽の影響もあるんだろうけど
少し感傷的になる

ハネアリには 僕の部屋が楽園に見えたのだろう
無意味な生を嘲うような大量の死骸
聖歌の響く中 螺旋を描き
光の中を上昇して行く彼らは 幸せだったのだろうか

熱源に絶頂に到達したハネアリは
焼かれ一直線に真っ白な大地へと落下する

本能に導かれるままに飛び上がった空
何が在ると言うんだろう
自我なんか有るはずのない生物を思う自分
笑い出しそうになったその瞬間

一瞬だけ全てを解った様な
僕が宇宙を覆っていく様な 拡散した感覚が
襲う そして

次の瞬間それは 収束しきれいに僕の中から消え
狭い部屋に立ち尽くす ちっぽけな自我が残っていた

98 :旨゛(諸鵜:01/09/23 18:17
現状に対する不満を込め
ギャラリーゼロでぶちまけて歌う

今この夜空の下 どれくらいの人が
怒りや憎しみ 悲しみを込めて
歌ってんのだろうか なんて
考えが及びもしないんだけど
オレの発展途上の脳味噌には
理解し得ないほどの思いのある人も
きっと 居るんだろうな

オレの闘ってる現実や耳に聞こえる声
全部ウソで虚像で空耳なんだろうけど
それが理解出来た時は孤独になるのかな

でも 在るかもしれない
空耳の中の真実
歌うことができた時
オレは解放されるのだろう か

99 :旨゛(諸鵜:01/09/25 15:12

ガタン ゴトン
電車が揺れる
ガタン ゴトン
叩きつけられて
ガタン ゴトン
立ち上がって

秋空 鱗雲
暮れゆく 夕日

ああ素晴らしき日々よ
生を受けたことを感謝しよう

全ての者に幸あらんことを

 願う

ガタン ゴトン
電車が揺れる
ガタン ゴトン
叩きつけられて
ガタン ゴトン
立ち上がって

100 :旨゛(諸鵜:01/09/25 15:50
夕闇

夕暮れ時はどうしようもなく けだるい

はしゃぎ疲れ
浮ついた自身が沈み
傾いていく

オレンジ色の空が
青を埋めていき それは

不安定な統制を乗っ取り
主導権を奪っていくみたいで
不快なのか心地良いのか
もう わからない

やがて一色に染まった空は
不安定なまま黒を強めていき
暗闇が訪れる

外界との接触手段を閉じながら
変化に魅了された意識を
優しく深部へ誘っている様だ

暗黒まで降ると
ゆっくりと手を離していき
檻に鍵を掛ける

また明日 会おうか

そう言い放ち 消えた

夕暮れ時はどうしようもなく けだるい

101 :旨゛(諸鵜:01/09/28 14:49
無くしたものを思い出して
ぼやけた世界
午前3時
笑うよ 口許が緩む
どうしようもない
笑うよ

102 :旨゛(諸鵜:01/09/28 14:54
そいつはずっと続く
嫌だ と言っても
エンディングは無い
終わる時はいつも
はっきりと判らないままで

遠くから眺める
自分も また
同じ量を消費し
枯れる

103 :旨゛(諸鵜:01/09/28 22:27
穴を掘る 壁に
囚われている俺の形
もう沢山だ 逃げよう

冴えない顔と付属物
限界など とうの昔に
染み着いていて 今も
嫌な臭いを放つ

掘り当てた 空気
束の間の自由を得る

行こう 夜はまだ 長い

104 :柚子胡椒:01/09/30 01:12

僕に気付かせるな
僕に返す挨拶
他の奴らにする挨拶
違うオクターブ
気付かせないでくれ
僕のすぐあとに
誰も入ってくるな
まざまざと思い知らせないでくれ

毎朝たったそれだけのこと
それだけのことが
酷く僕を打ちのめす

105 :旨゛(諸鵜:01/10/01 09:51
 同様の権利

例えば 僕が君にとっての
通過点に過ぎないとしても
君もまた 同じなんだよ
判決を下すのは君であり 僕だ

僕等は全てを包み込めないから
不安定な破片で立ち位置を創る
エゴと道徳観を秤にかけながら

そんな僕等の尖った足下では
歩くたびに無数の悲鳴が聞こえる
鈍感な君もそうやって
僕を踏んでいったんだ

君の僕の知らない場所で
今も審判は進んでいる
僕を踏んだときに
君は裁かれたんだよ
僕という見えない審判者を通して

「君」という全人格を

106 :旨゛(諸鵜:01/10/02 01:04
遅くなりましたが柚子胡椒さんと、◆jf2LH4fw さん(特にスマヌ)詩をありがとう。
その他のもし見てくれている人が居たら、ありがとう。

107 :旨゛(諸鵜:01/10/02 14:50
 満面の笑み(または、拾い食い)

手に取ったチョコボール
落ちて日なたに転がる

陽の当たる場所へ
手を 一瞬ためらい
ひろう

ホコリを吹いて
食べた おいしい

108 :ll ◆jf2LH4fw :01/10/03 16:23
旨゛さん

擦り切れた私の視線の先に
真冬の陽光の穏やかなあなたが居てくれる

ささくれた私の指先その仄かな先に
滑らかな薄絹の心地よいあなたが居てくれる

ままなら無い現実の遅い巡りの中で
あなたの微かな息吹は早すぎる金木犀

絶え間なく駆け抜ける私はあなたの香りを
確かめたくて季節を行き急ぐのです

ぱらぱらと落ち逝く花らにも香りを残し
そうして巡りくる次の枝へ

109 :旨゛(諸鵜:01/10/04 17:39
 華

為すすべも無く渇き枯れ果てた大地へ
寒空の隙間から種が落ち花が咲く

栄養の無い作り物の庭には
冷めた見せかけのハナが似合いで
アスファルトの壁を突き破った
咲くはずのない命を見て驚嘆する

とうに諦めた奇跡を目前にして
立ち尽くした瞳からは涙こぼれ
身体をすり抜け落ちたそれは
枯れた庭を超え地平線の彼方まで潤した

いずれこの大地はまた渇き
拙い剪定人は追い出されるだろう
けれど眼球に焼き付けた
華やかな美しさは 忘れない

110 :旨゛(諸鵜:01/10/05 00:33
 クールダウン

あなたの手に委ねよう
何も考えず見ずに請う

もう考えるのヤメだ
時間かけるだけ無駄だ
俺2号も今日はナシだ

とりあえず手を握って
全部 君に開いていって
電源切って 寝ちゃって

たまには他人任せでも
天罰は当たりゃしないかも
使い切った頭止めて
クールダウン あとは任せた

111 :柚子胡椒:01/10/05 01:55

期待には応えない
欲しいものは貰ってく

本気にしたあなたが悪いんだ
本気で僕に出来るとでも思ったかい
いつも軽口を叩くか
人を傷つけることしか言えない僕が
あなたの望むようなものを?

いい授業料だと思いなよ
高くはないだろう

期待には応えないが
あなたの失望した顔は
こたえるなぁ

112 :柚子胡椒:01/10/05 02:07

旨゛(諸鵜 さん ごめんなさい
ぎりぎりまで暗いの書いててやっぱ駄目でした、、、
人格疑われるし。
ゴ、ゴチで〜す…(まるで無銭飲食をした後の気分だ、申し訳ないっっ)
でも私だけ幸せ・・・テヘッ
ま、またチラホラと書き込ませてくださいね、、、ね、ね?
(出入り禁止を食らいそうな勢いだなぁ…)

113 :かざし:01/10/05 17:25

わかっていながら 消せない自分

苦しむのは嫌

傷つけてしまうのも嫌

向かう先は何処

人の居ない方角

君の事を考えていたい

114 :旨゛(諸鵜:01/10/06 00:17
境目で迷うあなたが
踏み切れず戸惑う刹那
感情の割れ目に入り込んだ意思
概念に囚われず個性を映し
誰も知らない表情を生み落とした

ベットに転がってる赤ん坊
在ってはならないモノの様で
抱き上げて独り あなたは 
悩む
戸惑っても同化するさ
苦しんだ末出た 地球外生命体
ほら
キョトンとした眼で
母体の顔を品定めしてる
もう一度抱き上げてやりな
毛布で包んで 落とさないように

境目で迷うあなただけが
踏み切れず戸惑う刹那
感情の割れ目に入り込んだ意志
概念に囚われず個性を映し
誰も知らない表情を生み落とせた

115 :旨゛(諸鵜:01/10/06 00:36
柚子胡椒 ビン詰め2個分、確かに頂きました。
ただ、使用料に少し足りないので
好きなときにまた、何個か持ってくるように。
(コチラコソ ゴチニナリマシタ アリガトサン)

かざしサソ モ アリガト

116 :かざし:01/10/06 22:03

冷たい床が 心地良かったので、
腹這いになって 耳を添わせた。
地球の鼓動ってどんな・・・・・・?

ゆっくり螺旋を描き
昇ってゆくような 浮遊感。。
そのまま空気に 滲み込んでしまいそうだから

目を閉じた。
目蓋には君の面影と 体温の拡がり。
私はそこに融け込んでしまいたいと
ふわふわ ゆっくり 昇ってゆく。



 ‘

117 :かざし:01/10/06 22:06
旨゛san コンニチワ。
オジャマシチャッテマス!

118 :旨゛(諸鵜:01/10/06 22:24
アリガトウ ヒジョーニ ウレシ

デモ 虎次郎 フウイン キボーン
サゲデ タノム スマソ

コレカラモ スキナトキニデモ 詩ナンカカイチャテ チョーダイ

119 :かざし:01/10/06 22:56
サゲッテ、スレガ上ガッテコナイヨウニスルヤツ?
ヤリカタ ガ ワカラナイヨー、、

120 :旨゛(諸鵜:01/10/06 23:05
フフフ ネタ ナノカ マジ ナノカ
(マジレス)
Sage ヲ sage ニ シテ
カキコメバ イイ ダケデゴザルヨ

121 :かざし:01/10/06 23:11
ワカター。

122 :旨゛(諸鵜:01/10/06 23:52
 仮宿

何時でも出る準備はある
これだけ汚せばもう
言い訳は出来ない

どの場所にも相応しく無い
この醜い置き物はどうせ
また棄てられる運命だろう

屑みたいに転がって
どこかに上手くハマリこむか
それともここを逃げ出すか

どちらにしても
闘う意志の無い個体は
ほっといても消えるだけ

あなたが居辛いのなら
僕はまたゴミ捨て場へ戻ろう

123 :かざし:01/10/07 17:43

張る、帆を 唄い続けていたのは 誰
いつか飛び乗ったのは 私
今は 続きの間際

窓辺に椅子を置いて
起こりうる出来事も 描く事もできる
時間を知った 時間も在った

飛び乗ったのは 私
悔やむ事も 無し

124 :かざし:01/10/07 17:48
123ダッテ!!
ナントナク ウレシ♪

125 :旨゛(諸鵜:01/10/09 22:36
 煙草

コーヒーの香り 冷たい空気
煙草の匂い 何か始まる予感
いつもそうやって休日が始まる

幸せな風景 何時の間にか途切れた

煙草やコーヒーは
今や 違う意味を持つ
身体を侵食し腐らしていく
生活必需品になった

生まれ持ったモノは全て腐らし
弱者になり下がった僕は
その細腕を振りかざし たまに空に問う
「この生に意味はあるんですか」 完全を失って生きる意味は

分かり切った言葉は 返って来さえしない
振りかざした手から ゆらゆら白い煙が上がる

もう一度叫ぼうとして止め 煙草を吸う

余裕の無い 世間は
弱さに居直った人間を
待つだけの時間はくれないだろう

コーヒーを全部飲み干し
煙草の火を揉み消したら

もう一度 あの風景目指して
僕も帆を張ろう

126 :かざし:01/10/10 20:50

仰向けになった胸の上で
タバコを、つぼみの開花のように
みるみるとほころびさせてゆく、君の眠り。
座って眺めて
私は、逆手で酒盛り。
それから隣に寝転んで、
息づかいを合わせてみる。
次第に眠くなり
私も、眠る。

127 :かざし:01/10/10 20:55

月に誘われて

導かれるままに

たどり着いたのは

通り越しの

吸い込まれた

真っ暗闇の

その先の先。

落としてしまった

親指を

探しに

折り返す

128 :旨゛(諸鵜:01/10/10 22:58
廃墟の下

壊れたラジオ
聞いたことのあるメロディ
何時か耳にした
考えること無く
受け止め
倒れ込んだ肉塊
「どうにかなるさ」
虚ろな言葉が乗る

上空へ向けられた眼
血の涙が世界を覆い
空から切り離された
鋼鉄の殺意
僕へ向かって
落ちてくる

残った頭は
ここだ
お前にくれてやる

129 :ll ◆jf2LH4fw :01/10/10 23:52
さばくノ闇夜

赤い爪先を液体の中に突っ込みながら
すくい上げるでも無しに激しくかきまわす

同じ色の中身は確実な所もあれば
とてつもない弱いものでもあった

片手で押さえつけながら
もう一方で抱き上げたって
傷ついた眠りはなかなか戻らない

今日もあなたは私を求めるの?
繰り返される律動は
人類史上最悪な本能

130 :名前はいらない:01/10/12 23:12
>旨゛(諸鵜さん、かざしさん

名無しで失礼します。お二方は今の詩板において
救いです。ご期待しております。
以上、詩板の現状を嘆く一人でした。

131 :旨゛(諸鵜:01/10/13 19:35
 屑石

玉の様な屑石は
大風呂敷と嘘と猿真似
繰り返しては
人を騙す

玉の様な屑石は
鍍金が剥げて欠けた体
思い焦がれて
何時か割れる

玉の様な屑石は
ダイヤの輝きに驚き
脅え逃げ出し
醜態を晒す

上手くは無い 況して 旨くも無い

寝っ転がって 言葉を連ね
吐き出した物は全て無惨

割れ欠けた屑石

132 :旨゛(諸鵜:01/10/13 20:55
 ハイ

あーもうどーでもいいや
おらぁ!エクスクラメーション
遠回し 暗喩 比喩
なんちゃってエセ詩人ウマー

夏が過ぎ 秋が過ぎ
冬になっても変わらぬ男
かかってこいや コノヤロー!!
やっぱウソです マジすいませんです。。。

みんなのちからはお前のちから
力?知から?血から?乳から?

・・・・なんかもう「チカラ」尽きた
死ぬかもしれん 試練
ほぇぇぇぇえぇ・・・
あーもうどーでもいいや

なんとなくもっさりしてー
もっさり祭り 奉ってみて
あーもうマジでどーでもいいや
あー漢字少ねー知性ねー

133 :旨゛(諸鵜:01/10/14 12:47
 骸

呼吸が乱れ静寂を繕う
押し黙らす

部屋の冷たい壁に向かい
君の声を呼ぶ

所在無い魂
窓を突き破って去って行った

座り込み動かぬ体

温かい骸からこぼれ出る体液
止めることも出来ず
眼のみ向ける

畳が濡れる 畳から漏れる

止めろ落ちるな
嫌だ

破れた表皮の隙間から
ドス黒いモノが入り込んでくる

冷えてきた

134 :旨゛(諸鵜:01/10/15 19:50
 帰ってこない

たった一行
苦しみも恐怖も
何だ いったい
僕が見てるものは

みんな平等
興味本位で扱われて
忘れられる
忘れさせられる

数字が大事だってさ
頭のいい君が言うと
真実に聞こえる
僕は聞き流して

嘘のアナグラに隠れる

もう迷うのも
決めつけるのも嫌なんだ
頭の足りない僕には
多すぎてパンクしそう

一行で足るかな
彼女の遍歴
君には十分なんだろうな

135 :旨゛(諸鵜:01/10/16 18:57
 幻覚

何だ 止まらない溢れる
色が付き白黒に点滅する情景
途切れながら 繰り返し頭をよぎる
情動を揺さぶらないでくれ
忘れたいんだ もう消えたいんだよ

見たくない顔だ なんでそのままなんだよ
若白髪まじりの僕の髪 歪んだ顔
品定めするように首を傾ける君
僕の顔は焦燥と苦悩でもう見れないかい
何時の間にか笑顔もくずれたよ

精神分裂病みたいな弱さを盾に
生きてきたゴミみたいな人間に
言葉も出ないだろ 偽者の君にさえ圧倒されてる
そう もう君を相手に管を巻くぐらいしか出来ない
みんな去っていったよ 居なくなった

勘違いしないでくれ 同情は欲しくない
ただ 忘れたいんだもう消えたいんだ
止まったままの時間に閉じ込められてる
出口の無い 一人の世界に捕えられて

頭が痛い 途切れる 君が消える
もう少しだけ あと少しだけ
ああ! だから嫌なんだ 何時の間にか寄り掛かってる
やっぱり いい 頼むから消えてくれ

居なくなってくれ!!



あっ      笑った

136 :名前はいらない:01/10/16 20:20

名前はいらない

そう呟いたものの
ひどく落ち着かない

かくれんぼをして
なかなか見つからずに隠れてる子供みたいだな
見つかりたくないんだか
見つけて欲しいんだか

僕が名無しでも

あなたは見つけてくれるだろうか
気付いてくれるだろうか

不安と 期待の入り混じった自分に
少し笑ってしまった

あなたが呼んでくれるから
名前はとても好きだけど
なくても
あなたが読んでくれるから

今日の僕は名前はいらない
そんな気分

137 :旨゛(諸鵜:01/10/17 22:52
 はいらない

あのタイトル 付けてみたものの
まだ迷う 良かったのか それで
「名前は(邪魔だから)要らない」のか
「名前(長すぎて)入らない」のか
壊しすぎて瀬戸際に陥った男がポツリと吐いた言葉なのか
無力な子供の有り余る情動の必死な叫びなのか
僕はまだ その真ん中で引き裂かれながら
ひたすら考えてる

君の無記名な自意識の小さな震えは
そんな混沌として無機質な
僕の発する言葉の中
綺麗に栄える

138 :旨゛(諸鵜:01/10/22 11:44
 夢積み

君は繰り返し持ってきては積み立てる
僕はそれをただ見てるだけ

山のような要らないガラクタ
うれしそうに組み立てる
ノイズが響き 点滅する明かり
高層ビルの屋上
狂った世界 凍るような風が吹く中
制止した僕の声など聞かず

自らの視界だけを頼りに
部品を風景の中からつかみ取る
積み立ててはガラクタの塔を創っていく
足りない部分は言葉で埋めて
上へ上へ壊れるまで
壊れてもうれしそうに何度でも

呆れて 一足先に飛ぼうとした僕の腕
掴んだ君は離さない 悲しい眼で睨む

いいよ 気の済むまでどうぞ
うれしそうな君を見ながら 死ぬまで居てやるよ

仕方がないので君の横
白々しく生の賛歌を大声で歌う

139 :名前はいらない:01/10/24 00:53

見透かしたように
先回りして
安心くれて
あなたのほうが大人
たまには
懇願する僕を見たくはないですか
縋る僕を
あなたはちっとも意地悪じゃない
そんなところは物足りない

けれど
あなたの名前見るだけで
安心する


意地っ張りじゃない僕は
物足りないかな

140 :退く線慕い:01/10/24 01:07
ll ◆jf2LH4fw さん
「108」

顔が 赤く なりました

人の恋文 盗み見てしまったような
閉じられなかった 僕の瞼

人の恋心 覗き見てしまったような
閉じたがらなかった 僕の眼

胸が 小さく 鳴きました

141 :ll ◆jf2LH4fw :01/10/24 23:39
>>140
「→X」

それはホンの刹那な瞬間だった
行過ぎるあなたと目が合ったのは

増え続けるその幾段も重なる
下りのエスカレーター

瞳が重なりツイ追ったと思ったでしょ
でも交差する瞬間は一瞬
私の視線がわかったのね

私が気付いてないと思ってるけど
下から見上げるあなた
下りる私の果てしなく深いスリットの秘所

視線を感じたのよ
「!見たわね#」



なんてね(^^
行き交う人の流れの中で
忘れられない顔の人と出合った感じ

142 :旨゛(諸鵜:01/10/30 12:45
 細い光

大丈夫 まだ立っていられる
霜が降りた田畑を横目に 歩く

妙なバランスでの安定
強度が増したわけじゃないか
ただのランナーズハイかもしれない

何はともあれ 僕は歩く
相変わらず醜い図体 晒しながら

約束は破る 時間には行かない
破綻した生活 その日暮らし
それでも 白い息は規則正しく
顔前に吹きだされ 消える

自己嫌悪はナイロンの
擦れる音に紛れていった 温かい

大丈夫 まだ立っていられる
まだバランスは崩れない

雲間から差し込む冬の陽
晴れてきた空を見上げ 歩く

143 :旨゛(諸鵜:01/11/06 16:51
 (自)嘲

自分を離れ 小さな部屋で
怒り狂う本当の気分を抑えられず
うずくまるしか出来ない弱さに
君は人から逃げ出した

薄っぺらな励ましの言葉とか
土足で踏み込む他人とか
複雑な疑問に解答を見つけられず
君に何も教えてくれない大人とか

こんな人並みの自分とか

一人で生きていけってさ 冗談じゃない
「何時 喰い殺されるかわからない」
思い込んで 邪魔でくだらない真実と自我を守る嘘と
なんとか 吊り合いを取りながら引きずる

もうたくさんだ

ディスプレイに向かい 背を丸めるだけの毎日は
何の干渉もない代わりに 何の変革もなくて
時々来る心の波に 脅えて暮らす
変わりたい別人の君に 脅えて暮らす

価値も無い軽すぎる自分を恥じる
救えないし 救われない
なにより時間も手間も無いんだろ
手を出したら 噛み千切ってやる

自分を離れ 小さな部屋で
怒り狂う本当の気分を抑えられず
うずくまるしか出来ない弱さに
僕は人から逃げ出した

144 :旨゛(諸鵜:01/11/07 12:34
太平洋が窓から見え 錆びれた船が浮かぶ

舞い上がらず 高揚もしない精神

言葉は亡くした 空調の音が途切れては繰り返す

曇った夜空 ここからは星も見えない

こんなとき どんな気持ちで陶酔すればいいんだっけ

眼の前の海から 津波が押し寄せ窓を破る

水が室内に流れ込んできて 僕を取り囲み

溺れさせようと 空気を奪っていく

僕は浮かびながら考える どうすればよかったっけ

脳に酸素が足りない 意識が薄れて無くなる

145 :旨゛(諸鵜:01/11/07 22:40
二人で校舎を歩く
何処なのか本当は分からない
子供だらけの人波 掻き分ける

肩の当たった僕を蹴った女の子
「バーカ」罵られる
苦笑いの僕を睨む 無数の目が僕を睨む
廊下から階段まで溢れ出した子供たち
一斉に僕を睨む 一重のその子も強く睨む
君に昔 何かしたのか 思い出せない

顔のはっきりしない友達と階段を駆け上がる
最上階を出て渡り廊下 隣の校舎へ
閉まっていた鍵を蹴破り 走り込む
隣に居る君は誰なんだろう さっき大切なことを話した様な
友達 そういえば君は確か
振り向いたらもう居ない 彫像が隣で笑う

外は曇り空 荒涼としたグラウンドが永遠に広がる
雨が降り出した 瞬く間に海になりそして干上がる

僕は走る 冷たいコンクリートの廊下を
出口は無い 雷が時折真っ暗な視界を照らす
幾度か照らし出された悪魔の顔も 振り切り
何時の間にか 毛布の中で目覚めた

起き上がる 体が重い

146 :獨蝉姿態 :01/11/07 23:02

自分が未羽化の生き物だと
信じて疑わない者のみに許される
現状を嘆くという行為
お前のそれも えらく高慢な響きを伴うじゃないか
本当に 生えてくる羽があるというなら良いのだがな

羽の生えたお前の傲慢な声も
羽の生えないお前の卑屈な声も

聞きたくない

聞きたく
ないんだよ

147 :旨゛(諸鵜:01/11/07 23:47
叫ぶだけ 叫べなくなったときは消えるだけ
誰も居ない場所で 途切れるだけ

覚えられるほど高尚な物は一つも持ってない
羽は諦めたよ 僕には生えない
君は僕を潰すかい
這い蹲る醜い生き物は見たくないと

現状なんてどうでもいいんだよ
叫びたいだけ 叫ぶだけ
出口なんてないし 僕は死ぬまで屑のまま

ただ

無個性を強要される場で喋りすぎたかな
この場の趣旨には合わないか
君が望むなら僕は消えよう
これ以上の発展ももう望めないだろうし 実は未だに何も無いのかもしれない

回答を待つ

148 :獨蝉姿態:01/11/08 00:33

思い上がりだと嘲笑うといい
これから私は貴方に自分を見たと言うつもりなのだから

思い上がらせない方がいい
私の言葉ほど独り善がりのものはないのだから

貴方の言葉が今の私の現状を言い当てて
たまらなく私は自分を非難したくなる
苛まれたいのは私なんだよ

消えるとか言うな
貴方じゃない
私なんだ

貴方が消える前に私が消える

本当は未練ばかりだ
いろいろ あなたにも

思い上がりなんだよ
私も貴方も

でも知ってるだろ?
私が貴方をどう思っているかなんて

貴方は私が好きだろう?
自意識の塊か
自慰でもなんでもいいよ

知ってるって言えよ
私がどう思ってるか

149 :旨゛(諸鵜:01/11/08 01:57
あなたが愛しいよ

あなたが発する僕の声じゃなくて
僕が発する僕の声で言う


あなたが愛しい

150 :獨蝉姿態:01/11/08 02:45
本当は 傷つけたかった
あれは紛れもなく私自身を指したものだけど
貴方が誤解するのは百も承知で言った
私の言葉に傷つく
貴方が見たかったから
*************


叫ぶ声は引き寄せる
聴き入る者
呼応する者

叫ぶ声は突き刺さる
胸に深く
心に刻む

叫ぶ声はいつか嗄(涸)れる
その日まで
私は共に叫びたい

151 :ll ◆jf2LH4fw :01/11/08 20:51


生まれてからそれを何度
言われてきたのだろう
私を育ててくれた人や
先に生まれた人たち

この羽はいつか白くなると
この翼で飛び立てると

痛みを吐き出し
私は繰り返し抜いても
何も変わらない

そしてそれに疲れた時
世の中のしくみを理解した
そんな種類もあることに

私はアヒル

〜〜〜〜〜
スレ汚しゴメンなさい
ああ ココは良い所です。

152 :旨゛(諸鵜:01/11/08 22:50
>獨蝉姿態
フッフッフッ 二人デ、サラニ混沌トシタ 世界ヲ創ロウデワナイカ
>ll ◆jf2LH4fw
スレ汚しなんてとんでもないです。
これからも(どれだけ続くか分からないですが)よろしくお願いします。

153 :獨蝉姿態:01/11/09 03:05

何作ってもウマいって食べるから
意地悪 したくなる

あなたの食卓に出すはずじゃなかった
早死にしちまえと
塩辛く作った自分用の飯を

何作ってもウマいって食べるあなたに
意地悪 したくなった

口に運ぶの止めないあなた
物凄く泣けてきて
後悔 後悔 後悔
でもちょっと快感
・・・ごめん

ますます好き
ますます意地悪したいというのは飲み込んで

でも時々吐き出して

満ちるか
飢えるかの
どちらかだ

154 :旨゛(諸鵜:01/11/09 23:03
塩と砂糖を間違えたのかな
すごく甘い晩飯を食べた

笑顔が一番「おいしい」って
素直に言えれば 空爆いらず

背を向けた君の顔 涙が見えた
おう!飯一杯で君が幸せになるなら
何杯でも食うぜ 死ぬほど食べた
涙が洪水の君を見て 僕も満足

次の日 大量の胃薬の山と吐き気と格闘する

が・・外食・・だ・めだ・い・え・・に帰るんだ・・
あっ!カプセルホテル・・・

結局踏み止まって 帰途に就く
覚悟は決まった 胃が壊れたとしても
君の待つ家へと帰ろう

その夜の料理は・・・

155 :獨蝉姿態 :01/11/10 01:10

女は何をそんなに手作りにこだわるんだか
その人のためだけに作るから特別?
そんなのは店先に並んでるやつのがよっぽどウマそうだぜ
思いを込めて作りました なんてのは気が重いしな
クリームは絶対ピンクじゃなくっちゃ って 食べるのはお前じゃないだろう
食紅入れすぎたやつなんて見るからに体に悪そうだぜ
味で勝負よ なんて言ってもただ甘くしてあるだけだしな
この時期にイチゴなんて買うなよ
ミカンだけでいいだろう キウイも桃も買うなってば
部屋に帰ってさっそく自己満足の創作ですか
何?ハンドミキサーが見つからない?
せまい部屋でなくせるお前がスゴイよ
あった?それは良かったな
ない?本体はあったけどビーターが入ってなかった?
なんで一緒にしまって置かないんだよ
もっと探せよ 時間がないから買いに行く?タクシーに乗って?
そんな金があったら最初から作らず買ったほうが安いってば
つーかさ 生クリームなんてのはホイッパー一つあれば根性で泡立つだろ
… なんでそこは無言なんだよ

何をそんなに手作りにこだわるんだか
女って本当くだらないな
そう思いつつ作ってしまう

早く帰って来ないかな

156 :旨゛(諸鵜:01/11/10 22:11
 彼等

口を閉ざす
刻まれた皺の数
何か知ってるかのような素振り
確信じみたことを言って
また黙り込む

喋れよ 僕にあなたのことを聞かせてくれ

ずるいよ
不安にさせるだけだ
少しのリスクを負えばいい
逃げるなよ
眼の前の僕も無駄なのか

あなたの声が聞きたいんだ
お喋りな奴につけこまれる前に
確固たる意志が見たいんだよ

157 :旨゛(諸鵜:01/11/11 15:03

もう への字に結んだその口は見飽きた

少し話をしよう
僕の知らなかった時代を
あなたが大切に守ってきたものを
凍りかかった記憶から
ゆっくりでいいから

閉塞したまま崩れていく世界
何もすがれるものが無い
弱々しい生命力を放つ

話をしよう
僕がこのまま無くなってしまっても
最後の時まで握り締めるものがあればいい

穏やかな気分で受け止めた
あなたを重しに浮かばぬ様に
猫背の男 ポケットに手を突っ込み
一人で歩いて去っていく

158 :獨蝉姿態 :01/11/11 22:00

意識した瞬間
呼吸の仕方を忘れ
感情を口から出せずにいる
次第に苦しくなって
嘔吐という形で吐き出す

醜悪な吐しゃ物を晒すのは
誰かに背中をさすって欲しいからじゃないけれど
吐き続ける行為が
酔っているためであることは認めます

しかし
うまく呼吸できれば
吐くこともない

目に映る現実は
意識を促すものがあまりに多く

私は呼吸できずにいる

159 :名前はいらない:01/11/11 23:15

自信ないよ
名前がなければ
貴方かなんて
分かんない
貴方は僕を見つけても
僕はきっとわかんない
貴方かは分からなくても
貴方の書いたのはきっと好き
それだけは
自信あるよ

160 :名前はいらない:01/11/13 00:07
そうだね それならうれしいよ
たまには 名無しもいいもんだ
じゃあね 無記名でいきますよ

161 :名前はいらない:01/11/13 00:27
 ひとり

ひとりで決めろって
何度言われてきたか
ふたりなら出来るって
灰色のビルの隙間
カビと下水の臭いの友情

ねぇ これ以上見てどうするの
わたしたちが造った 汚れた世界
あまりにも小さい歯車の私が
傷ついて 崩れていって
落ちていって いずれ無くなる私が

ねぇ このまま流される前に
ふたりとも居なくなる前に
行かなくちゃ 私たちで決めなくちゃ

飛ぼう ふたりなら飛べるよ
たくさん贅沢して遊んだら
満面の笑顔で手をつなごう
最上階へ駆け上がった階段
ドアを開けたら 一面に陽の光が射し込む

冬の空がふたりを包んだ

162 :名前はいらない:01/11/13 00:50
 家路

定期を見せ 駅を出る
いつも通り
冴えない人間 約一名

さしかかった団地の下 農道
稲刈りの老夫婦 笑い合う

アカの他人 少し気分が晴れる

団地へと続く坂道
同い年くらいの青年たち 楽しそうに会話
なぜか 頭と共に気持ちがうつむく

けっこう歩いた 少し熱い 一枚多かったな

足をかけて上がりきると 別世界
広がった視界 空
ピンクの縁に紫が混ざっている

見とれていると 狭まっていき
「陽が沈む」

思う暇もなしに消えた
一瞬の恍惚感

歩数と同じ
服が擦れる音鳴らし
中学生の痴話ゲンカ聞き流して

家路を急ぐ

163 :獨蝉姿態 :01/11/13 02:11

識別されたい
もっと細かく
男とか女とか
いくつだとか
何してるとか
そんなのはいいから
刻んで下さい
この自意識を
もっと細かく

164 :獨蝉姿態 :01/11/14 01:42

辛くなったら
そぉっと言うんだよ
誰もいないところで
僕が出来るだけ甘やかしてあげるから

泣きたくなったら
そぉっと言うんだよ
周りに聞こえぬよう
僕がもっと大きな声で泣いてあげるから

悲しくなったら
そぉっと言うんだよ
覆えはしないけれど
僕が必ず視界に映ってみせるから

嫌いになったら
そぉっと言うんだよ
確かに僕は承知して
聞こえなかった振りをするから

165 :旨゛(諸鵜:01/11/17 18:25
 風呂場

蛇口から水が流れ込み続け
溢れ出て 排水口に吸込まれる

天井を見ながら考える
窓からの白い光がタイルを照らす

あぁ もうどうでもいいや
君のことも僕のことも世界のことも

真っ赤に濁って身体が見えない
結構使えるじゃないか 要らないと思ってた

面倒臭そうに 天井を見上げる
程よい湿度 外との光量の差も丁度いい

創り出した安っぽい感傷の果てに
何となく うやむやに偽って

だんだん水と同化して来ている
力が抜けて 眠く 眠く 眠くなって

166 :獨蝉姿態 :01/11/17 21:33

僕に蓋をするのは止したほうがいい

もし蓋をして

臭いが消えなかったらどうする

君と僕しかいないこの場所で

腐臭を放っていたのは他ならぬ君自身

そんな現実を受けとめられるかい



そう それでいい

僕だって君に 蓋を出来ずにいるのだから

167 :旨゛(諸鵜:01/11/17 22:57
長く伸びた影 国道沿いの街灯

何台も車が通り過ぎて行く

空には満天の星 

こんな広い世界

誰も僕たちのことは見ていない

手をつなごう

次の信号機にさしかかるまで

歩こう

たくさん自分のことを喋りながら

信じよう

嘘ばっかりの君の言葉

手を離すまでは信じて欲しい

嘘ばっかりの僕の言葉

永遠にも似た長さの道を

君とふたりで歩いて行く

切々と迫る

終わりを意識しながら

168 :獨蝉姿態 :01/11/18 03:17

これからも

裏切るけれど信じてくれ

断るけれど誘ってくれ

邪険にするけど構ってくれ

返さないけど笑いかけてくれ

愛してるから愛してくれ

169 :旨゛(諸鵜:01/11/23 14:39
アナーキー イン ジャペン

もうずっと前からわかってんだ
先なんてねぇっての
閉まりっぱなしのドア
開けたら壁だった
そのブ厚いレンガ 叩いて
問いかけども 寂として声無し

本質なんてどうでもいい
「上辺だけ」けっこうじゃねぇか
あぁ 騙されてやるよ

時間が夢のように過ぎ去っても
後悔が口をついて出ても
その中で その小さな内部で
楽しめりゃいい 生きれりゃいい

そのブ厚いレンガ 叩いて
問いかけども 寂として声無し

170 :旨゛(諸鵜:01/11/27 01:09
月にウサギ

月でウサギが笑う
今宵は満月
山が照らされて浮び上がり
僕は指で地上との距離を測る

二缶目 ちょっとホロ酔い気分
ウサギを引きずり降ろして 踊る
ラン タタン ラン タタン
ぐるぐる回って 回って
ステップ ステップ
目が回った 倒れ込む
ウサギは帰っちゃったかな

全身が月明かりに照らされる
手足を伸ばして 一休み
何故か涙が出てきた
しばし 泣く

なんで君は居なくなっちゃったんだろう
なんで僕はまだ居るんだろう

ウサギが月から笑う 僕も笑う
そうだな 生きることはつらいな
踊ろう 今度はひとりで
ラン タタン ラン タタン
ぐるぐる回って 回って
ステップ ステップ

171 :名前はいらない:01/11/29 01:36
名前をください

今まで何とか生きてきたけれど
色んなものを失くしてしまった
たくさんのものを奪われてしまった
感情も 思想も 信念も

全て奪われてしまった
名前さえも思い出せない

僕に名前をください
誰か僕に名前をください

172 :名前はいらない:01/11/29 23:55

落し物のように
届けてあげたいけれど
もしかしたら君は本当にいらないのかも

忘れ物のように
届けてあげたいけれど
もしかしたら君は本当に忘れたいのかも

あれこれ考えてるうちに
僕までどこかに忘れてきちゃったようだ

困ったなあ

困ったので

届けるのは一先ず僕の気持ちにしておこう


宛て先 君へ

内容  君が好きです

送り主 僕より


一番困ったのは
郵便屋さん

173 :旨゛(諸鵜:01/12/01 01:23
700円で買った ロックアルバム 聞きながら横たわる

抱え込んだ悩み 噛み潰して 飲み込んで うずくまる

君の話を思い出すと 僕は揺れ出して 膨れ上がって 破裂する

優しいあの子は ずっと前に割れちゃって 帰らない

悲しみに浸れる時間は少ない 涙が出て10分が限度

長くてかっこ悪い時間が始まり 醜い顔と向き合う

間の悪いところで演奏が終わり 悩みは一旦中断

静けさとバカバカしさが襲ってくる 寝よう

174 :旨゛(諸鵜:01/12/01 23:42
 時計

覗き込んだ画面 デジタルの数字
高速で進む 耳元のスローロックバラードと
間に出来た溝 吸込まれ消えていく様子
喪失感に苛まれ 少し呆然としたが
むしろ緑色の数字 増えては減っていく様
美しいことに気付き 魅了されてしまった

そう言えば どれだけ過ぎたんだろうか

埃を被った 6時37分で止まったまま
僕の部屋に在る 動かない時計
都合のいい 想いを馳せる為だけの意義
増していく時間の重み 時には忘れて飛ぶ為
遠くへ置いたきた気持ち たぐりよせる媒介
動かず進む僕 自身の象徴は錆びれるのを待つ

吐き出した想いは定まらず崩れる
緑色の数字は気にもせずに進み続け
重さに耐え切れなくなった時計は 今も止まったまま

175 :旨゛(諸鵜:01/12/03 23:52
「置いたきた」今気付いた・・・「置いてきた」で・・オネガイシマス・未熟・・

176 :どくせんしたい:01/12/08 23:54

前を見ると
まだまだ遠くて
後ろを見ると
ちっとも進んでない
足元見ると
性格悪いらしく
いっそ
目を瞑ってしまおうかと

見逃せぬものがあったかもしれない
思い直して

上を見ると
霧がなく

上天気

横を見ると
隣にあなたが居たりして

177 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :01/12/11 13:33 ID:???
 横

前に居られると 正直ツライ
後ろに居たら 置いてきそうになる
上に居られると 嫉妬に狂う
足下から手なんか出てきた日にゃあ(笑

向き合うのにもそろそろ飽きた

君の言う通りに

手をつなげるポジションにしよう
首も回さずに あなたの顔が見れたら

ありがたさ半減

僕の顔もたまに見るくらいが
ちょうどイイだろうか

さあ 行こう

178 :獨蝉姿態 :01/12/12 01:05 ID:???

昨夜から続く苛立ち
ともすれば去りかねぬ貴方に
つなぎ留める存在とならぬ自分に

私の切望する声は
誰かの否という言葉に簡単にかき消されてしまうというのですか

不安に 苛立つ

貴方は言ったではないですか
居たいから居るんだよと

貴方が居ることに
私が居ることに

誰の許しが必要だというのです

179 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :01/12/12 22:47 ID:???
 1996-1998

あの時 素敵な夢を見た少年は
 おかしな壊れ方をしてひざまずいた

放送室から見た空は 嘘だった

どう伝えりゃイイ?
この気持ち どうすれば

君に届けよ 空は綺麗だったよ ねぇ

うつむいたままの馬鹿な少年を 少年に
笑いかけてくれた時
  昨日 何度目かの悪夢を見る

まだ覚え実態のないてる 君にすがるは
無駄なことば死ねよいても無駄だかりだよ 僕は
あぁ死んまだ生きたいだほうがマシだ 僕は

可笑しいんだよ 
 ナルシシズ無理だムと自虐の果意味が無いてまで行こうか
君に伝えたかった
 くるなんにも無いくる回転しながら落下する

それだけ くだらない

ごめん もう忘れるよ

180 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :01/12/13 18:17 ID:???
 子供

自家中毒は気持ちいい
ほら 切り離せばいい
傷なんてつかない
痛みなんて無い
ほら 探し回ればいい
普遍的な言葉など出てこない
僕の持つ武器など役に立たない

思い出せばいい
生かされてる自分を
飼い殺されてる自分を
よく確認して 絶望して

飛べばいい
落ちながら
思い出せばいい
羽は無い

思い出せばいい
所詮 世迷い言だ
面と向かっては 誰も聴いてくれない

生きていけない子供

181 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :01/12/14 22:38 ID:???
 適応(渇望)

持てるだけ 持っていこう
余ったモノ 切り捨てて 捨て去って
置いていこう 壊されちまおう

ナイフで腹を一突きして 殺してくれ
蘇った俺は 別人
無駄な物が一つも無い 超人

図太いんだろうな
どうにでもなるよ 簡単には消えれない
陽に手を翳した彼女も言ってた

あぁ 生きるよ 続けるよ

君が許可してくれ 生きたい
心臓をくれ
脳をくれ
心をくれ

君の言葉をくれ
今、君の言葉をくれ

182 :どくせんしたい:01/12/15 01:32 ID:???
交換(強制)

何があってもつらっとしてる
自分でも不思議でならない
何故こうも自分はヘコまないのか

こんな自分をヘコますものがあるとすれば
それはあなたの三文字だろう

誰でも言えるが効果のほどはあやしい
限られたあなたが言うからヘコむのだ

これがあなたに差し出す「特別」
握られた弱点ともいう

そしてあなたに要求するのは同じもの

これで苛立ちの本当の理由はわかっただろうか

そしてときどき二文字を言うこと
しつこい位に言ってくれてもいい
(てゆーか言え)

それと目をあけたらいつもそこに居てくれること
(守らないとひどいぞ)

え?要求ばかりが多すぎる?
そんなことはない
ここ二、三日の私の心労を知ったら
きっとあなたは守りたくなるだろう

交換成立だ

183 :どくせんしたい:01/12/18 22:18 ID:???

本当を探して
旅したわけではないけれど
ここで幾つかの山と谷越え
ある日わかった
本当の在り処

あなたに
そぉっと教えよう

本当というのはね
じつは素直じゃないその先にあるんだよ

だからもし
あなたが其処へ行きたくなったら
素直じゃない奴に訊いてみるといい

そしてその答えに
悲しそうな顔をしてみせるといい

その後は きっと直ぐに教えてくれる

慌てた様子で 泣きそうな顔して

本当はね 本当はね、、


ここだけの話
あなただけに教える
本当の話だよ

184 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :01/12/19 00:46 ID:???
 苦笑い

「毎日は無理だ」
ちょっと真剣に考えてしまった
君の寝顔は大好きだけれど
僕はその開いた瞳に睨まれると 何も言えなくなる

散々悩んでるけど もうわかってる
何度も沸き上がる悩みや雑音
振り払う勇気が無いだけ

必要なのは二文字を言う意志
それは思い上がりなんかじゃ無い
決して無い だけど
拒絶が怖いから口を閉ざす

あの詩を見たよ 疑念とかなんとか通り越して 涙が出た

だから僕はあなたに言う

明日以降 なんの約束も出来ないけれど
きっと 明日もあなたのことが 好き だ

一度で許してくれ
あとの分は 心の中にとっとく 苦笑い

185 :獨蝉姿態 :01/12/20 22:26 ID:???

ずっと思っていたことは
ずっと思っていればいい

口火きる
言う気のないくせに
人の言葉の後にノコノコと
肯き顔でおぶさるなよ

俺はお前のカナリヤじゃない

それが言いたかったなどと
それが言えなかったくせに
我が物顔でかぶせるなよ

それはお前の言葉じゃない

一切の機会と権利は失われたんだ

思いだせばいい
思っていただけの自分を

開かなかった口は 決して開くな

186 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :01/12/22 17:14 ID:???
 流星雨

出し尽くした後 吐き出した跡 どうすればいい
隣りで寝てるのは誰だよ あんたは

窓から射し込む光
部屋を舞う塵が 流星雨のように降り注ぐ

思い出せない
そう言えば 愛しい人の名も忘れた
絶頂を過ぎたら 怖くなって健忘症
自己診断したら 泣くなって病院直行

よく見たら誰も居ないし
あーもういい
華の無い生活 彩る幻覚は

流星雨は相も変わらず 頭に降り注ぐ
近日中に掃除予定決定 頭をはらう

窓開けて 埃まみれの布団あげて
ベランダに干したら 遅めの朝食

187 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :01/12/23 23:57 ID:???
ハッピークリスマス

おめでとう

たまには祝おう

シャッターの閉まった商店街

自転車で通り過ぎた夜中

一つだけポツンと

ツリーを見たよ

一晩中点いてるんだろう

何かを無心に祈りながら

僕等に届くかな

少し笑った

188 :どくせんしたい:01/12/31 03:43 ID:???
Worry B

不躾なことをお尋ねしますが、あなたはウォーリーでしょうか?
いいえあなたがそんな名前ではないことは先刻承知しております。
しかし私はあなたを見つけるととても嬉しくなるのです。
やはりあなたは私のウォーリーなのでしょう。

189 :ウ(マー)ォーリー@変換失敗 ◆9h76/rV2 :01/12/31 17:59 ID:???
 ここを越えて

おかしなことばっかりだよ
ずれてるんだよ 何かが
僕は居たいだけなのに
ここに居たいだけなのに

何が正しいんだよ
誰か指標をくれよ 僕に答えをくれ
朝焼けが映え 夕焼けが沈むこの世界は
嫌な感情を思い出させ 感覚を狂わせる
夜に逃げ込んだ僕に まだ
あの人に姿を変えて 語りかける

出てくるな ほっといてくれよ
君に説明できる言葉は無い
わかってもらえる自身も無い

あぁ でも

まだ続く夜を越えて
長く続く対立を抜けて
また 光が射し込む日が何時か
ねぇ 何時かわかってもらえるかな
僕はここが好きだよ
だけど もう居られない
君に届く言葉を探しに行く
僕は今夜ここを出て行く

最低な一年だったけれど 楽しかった
ありがとう もう行くよ
21世紀 最初の年

190 :どくせんしたい:02/01/07 23:30 ID:???

私の肩がふるえて見えるなら
しがみつきたいのは貴方のほうだ

私はちゃんと立っている

貴方の肩がふるえて見えるのは
私がしがみつきたいからじゃない

視界曇らす水滴が
そう見せてるだけだから

行ってください
私の肩がふるえる前に

191 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/01/08 22:20 ID:???
 休日

妙に幸せな気分だ

そういや朝から食べてない

脳内麻薬 大量放出

薬中の気持ちがわかった

なんて 軽口がすべった

気分良い無関心にひたり

純心を気取る

神様 あなたは残酷だ

ここ一年で一番幸せな半日は

腹いっぱい食事することで終わり

静かに僕は 元の生活にもどった

192 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/01/11 13:23 ID:???
暖房の効いた部屋

何も考えないでいい
余計なことに気を使わずにすむ
どうせ 思考は結論まで辿り着かない

しようも無い

もうどうしようも無いんだな
そんな所まで来てるんだろうか

外は寒い ここは温かい
考えれば考えるほど
腐っていく死んでいく

閉め切った部屋でカレーの匂いが充満する
なまぬるいお茶とミカン

僕は捨てた 僕を捨てた
僕は殺した 僕を殺した

曇った窓に映るのは卑下だらけの汚い男

193 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/01/11 14:02 ID:???
 夢現

白痴にも似た醜態を晒し
夢うつつな世界を眺める

常識を知らない子供の視線
驚きよりも恐怖を諳んじ
常識を語らない大人の言葉
忘却に憧れ怠惰を見つめる

強調したいのか引けているのか
娼婦は男の視線を気にし
行きずりの人間を捕まえ商談し
男たちは薬を金に変えていく

そう言えば 君は居ないか
道に沈み込み 涎を垂らし空を仰ぐ
僕もオブジェ 最低な世界の一背景

そうだった 君は居ないんだったな
少しずつ 目を閉じる
風景は歪んで 人は歪んで



僕は起きないといけない

敗北者の優越感に呑まれない内
立ち上がらないといけない
針を抜いて 家に帰ろう

僕は起きないと

194 :yuki ◆DIe/YuKI :02/01/11 22:34 ID:???
ちっぽけな自分

目まぐるしく変わる冬の空
まるで人の心のように 激しい変化
昨日すきだと思っても
今日は思わない
明日はきらいになってるの
そんな冬の空は
激しい女のうちを
惜しげもなく見せつける
夏よりも月がキレイで
夏よりも空気が澄んでる
必ず来る春の風を乗せて
雲は流れる

195 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/01/14 11:16 ID:???
這いつくばって生きてる僕等
冬の天気に右往左往
びしょ濡れになるのは もう嫌だ
干からび枯れるのも 沢山だ

だけど都合のいい僕等
冬の天気に一喜一憂
ご機嫌取りに終始する
雨乞いの踊りなんて踊ったり
必死にアピール やった 笑った

無駄な努力が実を結び
ほら 晴れたら
星が見えたよ
想いを馳せる

196 :yuki ◆DIe/YuKI :02/01/14 18:15 ID:???
「たそがれ」

この静かな永遠に
私たちは何を語り合おう
遠く近く移りゆく
陽射しの行方を追いながら
黙りこむ
佇んでいる

横たわるすべての時を紡いで
手に入れたものの不確かさ
途方に暮れて今
目をそらす
漂っている

あなたがいけなかったとか
私のせいだったとか
もうどちらも口にはできずに
けれど確かに残されたものといえば
やわらかな記憶と
色あせた明日と
まだ何も知らない
あなたとわたし

197 :yuki ◆DIe/YuKI :02/01/14 18:33 ID:???
下から、7行目
>私のせいだったとか

を訂正

>わたしの(ひらがな)のせいだったとか
にします

198 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/01/15 08:10 ID:???
準備良し

眼を開けると また元にもどる
蒸し暑い
ドアを蹴飛ばし 台所へ向かう
味気無い 食パンかじりながら
昨日の表情を忘れようとする

大人としての責任
社会的な貢献

くだらない
余裕のある奴ばっか 嘘吐きばっか
ぶっ壊せ 燃やし尽くせ 笑い飛ばしちまえ

用意が出来たら
食い扶持稼ぎに今日も出て行く

199 :yuki ◆DIe/YuKI :02/01/15 19:38 ID:???
「雨」

「雨があなたの悲しみをながしてくれますように」
暖かい言葉が雨の日によみがえってくる
そしてあの頃の色褪せた思い出がよみがえり
あの頃一緒に歌った歌を心に流す
もう、何も感じない心に響くように歌う
君がいる世界には届きはしないけど
届くことを願い心を震わせながら
雨に乗って届くことを信じて
唄を唄う
安らかに眠れるよう祈って君に唄う

200 :どくせんしたい:02/01/15 22:51 ID:???

甘いものを贈ります
太らせてあなたを食べるんです
甘くして甘くして甘くして
あなたのガードもあまくなったところで
フォークを刺すんです
より深く刺さるように
歪んだ魔女に魅入られた
気の毒なヘンゼルですね

知ってか知らずか
全部たいらげてくれる

実はそんなあなたを見ていると
私はなんだかお腹いっぱいなのです

201 :yuki ◆DIe/YuKI :02/01/16 21:49 ID:???
「仮面」

ウソで固めた鎧をまとい
期待せぬ様にと涙も隠し続ける
前に進む足取り重くはない?

キズつかぬ様笑顔で誤魔化し
暗闇の中で仮面をはずす
その目には何が映る?

私の辿り着く場所は光りさえもないかもしれない
キズつき涙流して それでも想いが変わらなかった
幾度目を反らしてみても見えるものが変わらない

怯えず目の前を見て
恐れずついて行けばいい

202 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/01/17 19:34 ID:???
 ぶきっちょ

君に
言える事はたくさんあったはずだ
だけど
取りこぼしたものが多すぎて
傷んでいる傷口の場所も忘れた
夜中 ひとりで叫ぶ
僕の存在を疑うまで壊す

自分で叩きつけて
血を流している顔面を
人に見せ 驚かせるのも何時しか飽きた

理解への諦め

時間が経ち 大きな抉れが残る
治せない傷跡を隠すのは上手くなった
「恥ずかしがらず あの時 舐めて貰えば良かった」

そんなことを思いながら
今日も僕は生きる

>>200
このキリバソゲッターめっ!(笑

203 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/01/24 23:22 ID:???
 反省

あーなんて言うか
そう
うん
ごめんなさい

ねぇ
ほら
面食いじゃ・・・なかった
違う ちがう
君の顔の話じゃなくて
うーん
赤面症・・これも違うな

あっ! うんうん
人見知り 
そうそう人見知り

いやね
ホント感じ悪かった
もっかい
ごめんなさい

204 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/01/25 13:23 ID:???
 此処

もどれない
破片が道に落ちて 割れた
まだ歩く
気付いた 時すでに遅し
僕には何も無い

空の荷物かるって
何処へ行く
頭に浮かんでは消える
悟りじみた言葉
繰り返しても 意味は無い

脱力感が増すだけだ
どうすればいい
僕には何も無い
まだ歩く こんなところいやだ

曇り空が晴れ 猫背に木漏れ日が射す

僕は幸せです
だけど 何かが足りない
幸せだと思った この気持ちも
嘘なのかも知れない

傷つかない場所で
落ち込む日々

価値観の相違も
プライドの切り下げも
劣等感も感じない場所
時間だけはある

こんなところいやだ
どっかに連れて行ってくれ
嫌がる僕を引きずって行ってよ

ただ歩く
ひたすら歩く

205 :yuki ◆DIe/YuKI :02/01/25 19:52 ID:???
「きず」

ぽっかり あいた
こころの あなぼこ
なにをしても うまらない
たばこの わっかのように
どこか とおくへ とんでいって
きえて なくなってしまえ

206 :どくせんしたい:02/01/26 01:25 ID:???

小さいとき
夜中に家族とよく
テレビで入る洋画を観ていてね
だけど向こうのっていったら
必ずベッドシーンがあるんだもの
僕はいつも恥ずかしくてね
もちろんそんな大胆なやつじゃないけれど
夜の九時から十一時が
立派に真夜中だった頃の僕には
舌をからめたキスシーンだけで
とても正視出来なくなって
それに家族と観てるじゃないか
余計に気恥ずかしくてさ
だからそういうときはいつも
僕は関係のない話をするんだよ
テレビの中のことなんて
全然意識してないんだぞってことが言いたくて

今思うと
それまで大人しくテレビをみていた子供が
ベッドシーンになるといつもお喋りし始める

意識してるのがバレバレの可愛い子供だったね

子供の頃からの僕の癖
突然こんな関係のない話をして

貴方を意識していることも
バレてしまっただろうか

207 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/01/30 23:00 ID:???
寒い
寒くて動けない
脳味噌は冷静だ
むしろ はっきりしてる
何でも出来そうだ
僕は何にだってなれる
なれる
気持ちが高鳴る
気持ちだけ高鳴る
何にも届かない
結局 届かない
それでいい?
それでいい
何にも要らない 欲しくない
欲しくない
物には意味がない
ずっと待ってる
僕の中の空いた
誰かが持ってくるまで
ずっと待ってる
人の声が届くまで
ずっと待ってる
僕は無くなる
壊れても
ずっと待ってる
僕は無くなる


208 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/01/30 23:10 ID:???
 未練

さみしいんだよ
空いたまま
タバコの火が浮かぶ
手に入らないものは無い
嘘だ。

君は僕のもの
崩れ行く
豊満な笑顔
煙が流れ(る)てい(く)(った)
もう居ないな
噛みしめる
さみしいよ

会いたい


209 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/01/30 23:27 ID:???
 まだ

いつか僕等は
話したいことが多すぎて
喋れないことを諦める
如何でも良くなる 飽きるんだ
もう そんなに時間がない

さぁ 初めようか
良くわかんないことになっちゃったけど
戸惑ってる間に過ぎていく
やって来た未来を受け入れて

僕等の為に
違和感も無力感も呑みこんで
混沌への混乱も通り抜けて
見つめてやればいい ひしゃげた記憶を
見据えてやればいい 逃げ続けた自分で

うつむいていたのは 呼吸を整える為
飛び出すタイミングを見極めて

座り込むのは もうヤメだ
あの娘に言いたいことを伝えに行く
僕が忘れ去られる前に会いに行く
言葉が僕の中から消える前に

まだ 僕は僕で居たい
もう少しだけ 僕で在りたい

210 :yuki ◆DIe/YuKI :02/01/31 20:00 ID:???
二人には 
なんの制約もない
「二人」と称するのも
おくがましいほど
繋げるものは 
なにもない

私との間には
情もなければ
糸もない
余りし時間を弄ぶ
対象にすぎぬ
初めから 無
終わりも 無
交わす言葉の
意味もない

あるのは 
あいつへの
この想いだけ

淡く切ない 
生温かさが好き
「好き」が
「無 」の冷たさに 
消されゆく
「無」の空虚さに 
迫られる 

想い 
儚くて


211 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/02/02 20:14 ID:???
 旗

無意識の渦に飲まれた
意志の胎動が疼く

ねぇ 僕はもうすぐ変わってしまうだろう
けれど 覚えときたいことがある

あの時の少年は擦り切れながらも
人波に乗って 疾走して行く

もうアイデンティティファイする年じゃない
分かってる 解ってるよ 判ってるのに

借りものの涙を流す

君の歌を聴いた馬鹿は
借りものの涙を流す

そうだよ これは詩じゃない
ただ書きたかった

無惨で誠実な気持ちを残したかった
届かなくなってしまう前に

大事にするよ 大切にする
ありがとう

212 :yuki ◆DIe/YuKI :02/02/02 20:52 ID:???
「午睡」

ともに
深い眠りに落ち

ともに
夢を見ることなどできない

ならば
短くてもいい
真昼の夢を
見させて下さい





213 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/02/12 00:25 ID:???
 楽しかった

思い出し笑い こらえ切れずに
まだ少しだけ 残ってたみたい
また 会えたらいいな
もうちょっとだけ 生きてるよ
ぐだぐだ言いながら 引っぱってる

無かったんだよ 最初から
無くていいんだよ 最後まで
もうどうでもいい 自分がどうでも
むずかしすぎて こまかすぎて

共感してくれて うれしかった
ただそれだけ そうそれだけ
僕が傾いていても そんなことは
そこに居た僕は居なくて 本当は
気持ちだけ そこにあった
なんてこと思いたかった 今は

ここにずっと居て 僕は
傾きながらも 笑いかけてる
去っていった後も 手を振ってる
楽しかったと 思い込んでる
もうちょっとだけ 生きてるよ
ぐだぐだ言いながら 引っぱりながら

214 :yuki ◆DIe/YuKI :02/02/12 20:27 ID:???
「勇気」

道に迷ってしまった
海にでるには どうすればいい?
どの道でもいいから
前へ前へ進めばいい
そうすれば川にでるよ
川筋をたどっていけば
いつか必ず海にでる
もがきながら
毎日1ミリでいい
何か前へ進む
そうやって生きていけば
後で振り返って
ジャングルを抜けたことがわかる
苦しんだぶん
悲しんだぶん
深い人生になるんだよと
君は教えてくれている


215 : ◆jf2LH4fw :02/02/15 13:23 ID:???
いつもの時間に いつもの場所で
すれ違うだけの 私だけど

ほんの2・3分の この信号待ち
吐息の白さはわかるけど もう少し

いつからか 同じ歩幅で歩こうと
真ん中で すれ違えることを試みる

あなたに逢えるこの瞬間を





今まで
感謝してます


216 :yuki ◆DIe/YuKI :02/02/16 16:40 ID:???
untitled

旅の空のした
晴れた明後日はどんなに素敵だろう
風に吹かれて乗ったバス
揺られる窓に打ちつける雨粒は美しいね
君はなに色の靴をはいているのだろう
君が笑うと鼻の下に横皺が入るね
こんなに冷たい冬の雨の中
いつか見える虹を見て笑っている
ああ 冬のシンとしたカナダの海に響く
オルカの笑うホイッスルが聞こえるよう


217 :ll ◆jf2LH4fw :02/02/17 00:19 ID:???
ゆら ゆら と窓を揺れすぎる眺めに

私は考えもせず 只

聞こえてるのに 只

わけを探しながら
あなたの息継ぎを待ってた

これを言うつもり
そうしたら あれを言うから
こう言えばいい

とりあえず今は 只

聞くことが 只

わかってるけど
果たすために

なのに なぜかな
聞こえないフリしたい




218 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/02/17 21:20 ID:???
食べ物に
人間に お金に
幸せに 鉄格子に
囲まれて 育って
誰だか 分からなくなって
あげて
捨てて
壊して
売って
シンプルにしようとして
何もなくなって
悲しくなって
また
モノに頼って
人に触れた

僕を切り崩して
自分を溶け込ませて
自らを忘れかけてる
大切なことを思い出そうとして

219 :yuki ◆DIe/YuKI :02/02/18 23:07 ID:???
ことば ことば やさしい ことば
ことば ことば かなしい ことば
ことば ことば オブラートみたい
ことば ことば ナイフみたい
ことば ことば あっためる
ことば ことば こおらせる
ことば ことば みんな ことば
すきも きらいも みんな ことば

220 :死致厳絶句:02/02/18 23:19 ID:wVsTQQ69
腐れゆく朝
背徳も輪廻も○○も
脳内麻薬でネジ曲げて
蛆湧く傷口指でいじろう
吐き気のする朝
悶える小鳥の悲鳴
精神科医を鬱病に
唾液を垂らして笑うよ
脊髄損傷気味の蛋白質
あぁ、鎖が冷たい

221 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/02/20 01:22 ID:???
 ぐだぐだと

無条件の自己肯定でねじ込む
生まれ持って与えられたモノをも盾に
他者を見下す 彼を見た
己への懐疑すら持ってない

疑って壊して 楽しんで
自虐の快楽に陥った心は
何時の間にか語れることが少なくなった
混乱した思考をまとめる気は無い
開き直る予定だ 再構築には遅すぎる

僕には 二本の足で踏みしめる土壌が無い
守りたい主義や伝えたい主張も無い
召集の赤紙に引っぱられない限り
ふらふらと 千鳥足で人ごみを進むのみ

肩を当てない様に 気を配りながら

僕は生きてる だからどうした
「思い上がりなんだよ 私も貴方も」
確かにそうだ 図に乗ってるんだろう 
モラトリアムに乗っかって 言うに任せて
必死に生きてる人達が居る 潰される心が在る
思いを馳せても 届かない
広がって遠くなり 拡散して弱くなる

唇を噛みしめながら 進むのみ
指の隙間から こぼれ落ち消えゆく
実感を 大切な情景を握り締め
肩を当てられながら 千鳥足で進むのみ

222 :うにれもん:02/02/20 17:49 ID:???
並べればペアルックの君に 
ツバ吐きかけられた
僕は愛吐きかけて 
向こうの向こうに埋もれた

やっぱそうだろう
愛だの幸せだのは
たくさんたくさんたくさん
人の数ほど気が狂うほどあって
それを君はどう思うの?
あ、そっか、あぁ、そうかぁ。

「キレイゴト」ただ 
そう言える君は
心がきれいなままで
いいや それだけで
 いいんだ

ありきたりのこの星で
ありきたりに心うつして
今でも?あぁ、もう一度だけ。
今は今だけ たぶん 今があって ねぇ?

占いに頼るような時も、まぁ、一生に一回は
たまにたまにごくたまにね このごくつぶしっ。

223 :↑の続き。:02/02/20 17:50 ID:???
たまにいい言葉を見つけては
幸せな気分にひたってみたりなんか
しちゃったりなんかしたりして
また勢いだけで 生まれたままの表情で
こんにちは なんて
言ってみたりなんか
しちゃったりなんかしたりして

ウソ!ウソはダメだよって
そのままんま心引き出してみたら
誰も気付いてくれなかったりして

無理もして ついとして
僕の倖せとしようとして
 愛をうたう
そんなこと 君が嫌がるのも
知ってる 知っているけど

でも今まで短い時間で
ずいぶんと遠回りをしてきたから
そして勢いで、また勢いで・・・
でも、まぁいいやって気付いたから
君はイヤイヤ嫌がるけど

未だ気持ちを押さえつける力も無いうちに
言葉を吐き出すんじゃなくて
取り出しては並べようとしてる

誰かに好かれることなんてないのに
でも、でも、でも、でもなんだろう
なんなんだろう・・・

僕はあなたのことが、
僕の次に好きです。
そして、あなたの言葉は
僕の言葉よりも、好きです。

「こんにちは」

また、やっちゃったよ・・・
まぁ、そぅ、いうなって。

224 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/02/20 23:31 ID:???
 人の前で

規格はずれの気持ち吐いて
落ち込み続けて
こぼれ出ただけ言葉吐いて
自信なくして 逃げて

「こんにちは」

どっかで見た景色だなぁ
でも違う なりきれてない
不器用すぎて 
自分にしかなってない
だけど
どっかで見た風景だ
どっかで確かに見たんだよ
先方が待ってる
まぁいいや

「初めまして よろしく」

不用意に繰り返す失言とか
揺れ続ける自意識とか
どーでもいい その他もろもろ
たまに出会い 作りだす
どっかで見た正直な場面
繰り返したら
直るかな 慣れんのかな

225 :うにれもん:02/02/22 18:34 ID:???
     〜(エピローグ)

僕の持ってる、ちっちゃな小箱。
色んな想いが入ってる。
ゆく先々で拾い集めた、いろんな言葉が入ってる。

大切なもの 大切なものなのに
気付かないから
当たり前に ありふれて 埋もれて 埋もれて

お久しぶりだね、ちっちゃな小箱。
いつのまに君を手にしていたのかは覚えてないけど。
いつから君に会ってなかったのかは忘れちゃったけど。
どんな、どんな時に君を開けたらいいのかはわからないけど。
今、開かなくちゃいけない。取り出さなくちゃいけない。

なにもない きっと なにもない
そんなのこと わかっている
わかってないから
なんども のぞきこんいる
ことばは でてこない

僕は、どう、想っていたんだろう?
僕は、何を、思っていたんだろう?
僕は、いったい、誰なんだろう?
僕は、誰、だったんだろう?


僕の持ってる、ちっちゃな小箱。
色んな想いが入ってる。
ゆく先々で拾い集めた、いろんな言葉が入ってる。

大切なもの 大切なものだから
カギを掛けなくちゃ。
逃げ出させちゃいけない。
僕はもう、このつたない言葉で、
伝えなくちゃいけない。
戦わなくちゃいけない。
行け!僕よ!

がんじがらめのちっちゃな小箱
かんじんかなめの言葉は出ない
のぞきこむことさえままならない
だから 腐り果て
異臭を放つそれには
気づく由もない

がんじがらめのちっちゃな小箱
がちゃりこ がちゃりこ 胸に抱えて
がちゃりこ がちゃりこ 走ってく

226 :うにれもん:02/02/22 18:45 ID:???
     〜(プロローグ)

がんじがらめのちっちゃな小箱
がちゃりこ がちゃりこ 胸に抱えて
がちゃりこ がちゃりこ 走ってくる

この世のものとは思えない
異臭を放つそれに
気付かない筈は無かった

見覚えのある顔だった
地平の向こうの向こう側だったけれど
雁字搦めに伏せられていたけれど
それだけは確認できた

脳裏にすぐさま否定と浮かぶ
嘘の塊だった
前に嘘を塗りたくる生物がいたがそれとは違う
虚像であった

紙切れを拾い一言 風に飛ばしてみる
「偽善者」もはや自分が嫌悪する
言葉であろうものを 君は口にするだろうか

あぁ 全てが嘘に変わるような
真っ白な荒野だ
こんな世界では
記憶など意味など為さない

僕は 嘘を吐いたのだろうか?
僕は 逃げたのだろうか?
僕は 信じ切れなかったのだろうか?

記憶は紙切れとなり
風に吹かれ
いつかは塵々になる

風に飛ばした言葉は
もぅ 僕には意味も為さない
下らない一言さ

「 詩を 書いてくれ 」

227 :yuki ◆DIe/YuKI :02/02/28 22:54 ID:???
+ 夢 +

ほろり
さくっと
噛みしめろ


228 :名前はいらない:02/03/01 01:21 ID:vNf2jmTw
貴方がレスを付けるなら

私もスレを立て続けよう

百の真摯なレスよりも

一つの軽い荒しがいい

229 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/03/01 17:07 ID:???
不安定で饒舌

吐き散らしたあと

空っぽ

土を舐める

地平線は

あそこかな

空を見る

抱きかかえられない

地表に落ちた

ひしゃげてしまう

顔を上げて 君を見れない

230 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/03/01 17:20 ID:???
 腐ってる

開けた窓から 網戸を通して
あったかい風が吹いてきた
忘れてた
そう言えば
春が好きだったなぁ

このまま起きなくてもいいのに
寝たまま死んじゃってもいいのに
誰にも気付かれず 目を見開いて
涙の垂れたそれに 遠くが見える

校舎から見える
空が好きだった 雲が流れていく空が
外から吹いてくる風が好きだった

想い出は都合よくて 優しくて
胸糞悪い記憶さえ 作り変えてくれる
このまま起きなくてもいいんだろう
このまま起きなくてもいいのだろうか

腐った右耳から 脳髄を通って
あったかい風が頬をくすぐる
忘れてた
そう言えば
春が好きだったなぁ


231 :どくせんしたい:02/03/08 00:57 ID:???

  さえない自分に
  ちぐはぐな靴下に

  自嘲でなく苦笑い
           

もし貴方が 自嘲をしたら許さない
仮にも 私の好きな人を嘲るのなら
それ相応の覚悟をなさい

なんてことを言うと
貴方はきっと困ったように笑いますね

そんなふうに
貴方自身にも 笑いかけてほしいのです


  屈折してて
  ワガママで
  こんな奴に魅入られた

  ご自身にどうぞ 苦笑い

232 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/03/08 18:59 ID:???
 青

僕には ランプが少ない

よく見ててくれよ

また 何にも答えられないから

頼りなげ チカチカ光る

もうちょっと あったんだよ前は

嘘吐くのが つまんないって気付いたから

一つずつ 叩き壊した

残りの三つも止まりかけだな

君にまた会えてうれしいって

青のランプが光ってるよ

233 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/03/08 19:31 ID:???
 赤

夕焼けが雨雲に覆われていく
降ってくる 家に帰りたい
急いだ曲がり道 曲がりきれずに
人を突き飛ばした 自転車で
逃げた 彼女は軽傷
五m先 ベンチの焼きそば食べてる青年
裁判官
彼は顔を上げず 僕は胸が痛む

赤信号で止まらず 車に突っ込む
もう一人の僕が死んだ
もう一人は進むべき時を待ってる

びしょ濡れのまま 日が沈む

枝道沿いの家 通り過ぎた
カーテンも閉めず テレビのみが光る
見入った彼は動かない 窓の外を見ない
箱から少し漏れた 優しい歌声
すぐに笑い声に かき消された

赤信号で止まらず 車に突っ込む
もう残りの僕は居ない

夜空に舞い上がる身体
世界を逆さに見据えて
月に吸い込まれればいい
この世に意味の無い身体
道路を逆さにかち割り
土に飲まれてしまえばいい

テレビを消した僕は
足を組んだまま倒れ もう息をしていない
ふき飛び落ちた彼は
しばし夜空を仰ぎ 地面に伏し消えた

234 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/03/13 19:22 ID:???
 火

座ったまま 向こうを見る
立ち上がった人の影
逆光に当たり 遠くへ行くほど 
伸びていく 細くなる

蘇れ 業火よ 
焼き尽くして 身悶えさせてくれ
お前に焦がされない俺は
散っていった灰より軽く
燃やされる炭よりも 価値が無い

湿りきったこの身体
延々と雨に打たれ 体をなさない
冷静さを取り戻す前に 
蝿が集うこの身体 崩れる前に

蘇れ 業火よ 
焼き尽くして 身悶えさせてくれ
お前に焦がされない俺は
去っていった人より軽く
絶やされる気持ちより 価値が無い

235 :どくせんしたい:02/03/14 00:26 ID:???

前向きに 歩くよ
後ろ向きじゃ 歩きにくいから

座り込んだ貴方の
手を引いたりおぶったりは
出来ないけれど

いつも 声をかけるよ

ずっとそうしていると
お腹空きませんか と

間抜けな口説き文句でも
うまくいくかもしれないと考えるんだ

だって そうじゃないと
貴方のとこまで 歩いて行きにくいじゃないか

どうです 貴方のお腹が空いたら
何か 食べにいきませんか

この先に美味しい所がある
そんな気がするのです

236 :どくせんしたい:02/03/20 00:34 ID:???

 旅人算

どのくらいのぺースで歩もうと

どのくらいの時間がかかろうと

いつかはきっと

出会えますね

237 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/04/02 23:25 ID:???
 稽白

薄暗いビルの死角
低いネオンサイン 抜けて
天使は飛んでこない
何を期待する俺に
猥雑で俗物そのもの

持ってきた少年の心は
二十になりたがらない
止まった景色を見たまま
足の下から鉛になっていく

このまま居なくなってって
この何処までもついて来る
生々しい臭いを消してくれよ

流星雨の降り出した
夜景の綺麗な大通り
舞い降りた彼女共々
ホワイトノイズの洪水に
飲み込ませ 消し去らして

微かにコードに聞こえる
その雑音に合わせ歌う
汚い地声を振り絞り
闇夜へ塵を舞い上げる

238 :名前はいらない:02/04/10 22:35 ID:???
名前はいらない
家はいらない
友だちはいらない
職業はいらない
世間はいらない

海はいらない
風はいらない
匂いはいらない
五感に染み入ってくる全てはいらない

世界はいらない
空間はいらない
時間もいらない
宇宙はいらない
星雲はいらない
クェーサーはいらない
暗黒もいらない
なにもかも無に帰して構わない

名前はいらない
名付けられることのできる全てがいらない
名札と氏名欄とIDエントリーは全て黒く塗り潰す
名前を呼ばれたくない
存在を呼ばわれたくない
指名され、定義づけられ、呼称を与えられ
役割を暗示され、機能を期待され、それを自分で覚え込むことを
余儀なくされる
名前はわたしを別の場所に連れてゆく
わたしはそれがどこか知らない

名前はいらない
あなたはいらない
わたしはいらない
言葉はいらない
誌はいらない
詩人はいらない
リズムはいらない
語彙はいらない
語韻はいらない
この詩もいらない
すべてが無名の灰に沈んだ
忘却の透明な荒野ではじめて
わたしはわたしに
わたしの名前をつける
わたしの名前を呼ぶ
わたしの宇宙に叫ぶ
わたしの詩を歌う
わたしの詩を歌う
わたしの


239 :どくせんしたい:02/04/11 00:26 ID:???
無理難題

私は貴方を時速χqの速さで追いかける。
それは二文字で簡単に時速100χqへと変化する。
必死で逃げまどう貴方に私が追いつくまでの
所要時間はさほどかからないとと踏んでいるので
貴方は早々に観念し、いつでも私を求めよ。
なおこの場合貴方に拒否権はないものとする。


240 :どくせんしたい:02/04/16 01:19 ID:???
好き放題

僕はあなたにいつも好き放題してるから
あなたは僕をいくら好きになってもいいんだよ

なんせ好き放題
あなたの好きなだけ

ホント言うと

苦しくなるまで好きになって

241 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/04/18 13:48 ID:???

無くなった時間は もう 戻らないよ


242 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/04/18 13:53 ID:???
 真夜中

何が出来た
なぁ 何が出来た

俺は自分でしかない

何も出来ない
何も為し得なかった

背が伸び 髭が生えて
事実のみ残り 取りこぼされて

時が経つ

243 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/04/18 13:59 ID:???
 外へ

月が照らす
蝉が鳴いてる
僕はただ嬉しかった
雨が降り続く
ただ ただ長い道を
指でたどって 足でつたって
でこぼこの歩道と
湿気混じりの空気

地獄と天国の境目
もう一度死んだ場所

辺りに 誰も居ない


244 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/04/24 20:06 ID:???
 暗闇

上辺の希望が無くなった
卑屈で小さな心の中
一度なくしたら戻らない
今まで感じていたものまでも
灰色に加速していく
殺意を振りまきながら
僕は進む

気持ちに外との接点は無い
周りに敏感なくせに
摩擦も衝突も望まない
そして何時も同じ場所に戻る

好きでこうなった訳じゃない
好きで今の自分で在る訳じゃない
何とでも言えるだけだ
理屈は歪め尽くした

直線三キロの家を通り越し
深い闇に潜ろう

245 : :02/05/08 17:46 ID:???



246 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/05/09 17:25 ID:???
 明日

深い闇をぼんやりライトが照らすと
深海に潜航した潜水艇の気分
闇夜に慣れぬ眼が画質の荒い
赤外線センサーの画像を映しだす

曲がりくねった道で少しずつ溺れて
空気の無い海溝に落ちて行く
古代魚の群れの眼が何度も
上半身を浮かび上がらせ そして隠した

明日はもう来ない 行き止まりだろう

虚構の波に揺られ 崩され
動かぬ自販機の前 首を垂れる
頭上を通過する世迷い言の類い
逃げてなんかいない ただ正直で居たかった

目を落とし 大分時間が経った今も
はっきりしない形のまま ぐずぐずと浮かび流れ
真実をはぐらかし続け 思い知っただけだ
この硬い砂利の先に 居場所など無い

突起物に躓き 一回転する身体から飛び出し
海面まで上昇してゆく
ふわふわした疎外感と泡まみれの血液で
見上げた空 今は無意味に広すぎて眩暈がする

少し寂しそうな星は 置き場の無い言葉を何処へ隠した
僕の好きだった月は 生き延びる為なにを無くした
半月に腰掛けて願った誓いを ずっと遥か下で見てる

明日はまた来る 行き止まりの壁も消える
無くなった時間は もう 戻らないよ

伸びきった意識が帰ってきた街灯の下
車輪の音のみ聞こえ 頼り無い闇だけ残った世界
星はもう見えなくなり 僕は未だここに居る
月は薄く欠けだして いずれ消えるのだろう

引きずっているものを受け入れ 生きていこう
僕が居るべき所へ 

微かな鳥の声に 自らの位置を知り
ぼんやり明けた空は 敗北者を映し出す

朝日が降ってくる

持続を放棄した刹那 新たな罪を被り
僕は許された

247 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/05/12 12:11 ID:???
楽しい生活

目覚ましを 起きれもしない八時にセットして寝る
ぐしゃぐしゃの身体を寝かしつける

チチチって鳥の声が響いて

自分のハブラシが何色だったかなんて
わすれた とりあえず磨く

オーブントースターにパンを入れる

眼を閉じ ワン ツー スリーて数えたら
極彩色の世界が広がってればいいのに

なんて ありきたりに願ってみた休日
ふ〜色素の少ないパンが焼けた
最近くもり空が続くなぁ

くだらないこと一通り考えた後 一眠りしたら
阿呆 阿呆とカラスが鳴いた 僕も泣けた

あぁ もう踏ん切りつけなきゃ
この生活は 限りなく全てを無駄にしていく

不平不満をたらしながら また
起きれもしない 八時にセットして寝る

248 :旨゛(諸鵜 ◆9h76/rV2 :02/05/14 12:18 ID:???
 コンプレッサー
 
誰も知らないところで 
大切なことを 自分の為呟く 
ほら 今日は君の門出の日だよ

失ったと感じているのかい 
まだ何も初ってすらいないよ

ここが 君の居場所だ ここが僕の

何時までも 特権意識を振り回してたいんだろ
ありもしない 才能や若さを信じてたいんだろ
何も見ないまま しないままで

そこに残ったのは貧困さと無知だけ
思い出せ 誰が悪かった
思い出せ 何をすれば僕は

真理なんてありやしない もう一度
自分に嘘をついた後 現実を冷静に見つめるんだ

君が抱え込んで 拒否し続けた
寂しさはもう 振り切れないけど
暴力的な明日へ 身勝手さを振りかざして

さぁ 広がりきった君を受け入れた後 
コンプレッサーで圧縮し
粉々にしてしまおう

ほら 今日は僕の門出の日だよ 
進むんだ ゆっくりでいい 
進むんだ

249 :名前はいらない:02/05/23 22:22 ID:???
僕らは、風のように、海のように、空のように
そして、雪のように、あっけなく、広がっていくだろう
じわじわと侵蝕するみたいに、満ちたりた笑顔で
人の心の中に無遠慮に踏み入り、やがて消えてしまう

250 :名前はいらない:02/05/23 22:23 ID:???
せぇすい

251 :名前はいらない:02/05/23 22:37 ID:???
その冷めきった顔から
彼女の偉大な苦しみがどれ一つこぼれ落ちてゆかないように
彼女はゆっくり 悲劇の中を
自分の表情の美しい凋れた花束を抱えてゆく
無造作に束ねられ もうほとんどバラバラにほぐれている花束を。
時折、 一輪の月下香のように
失われた笑いが 気だるく それから抜け落ちていく

すると彼女は落ち付いてそっちへ歩みよる
疲れはてて それを見つけることは できないと知っている
その美しい 盲目の 両手をさしだしながら―

それから彼女は科白を その中で
ある日 とつの意図された運命が
揺らめいている科白を喋り
それに自分の魂の意味を与える
すると言葉は急に何か異常なもののように
石の叫びのようなものになって、迸るのだ

だが 彼女は顎をしゃくったまま
すべてのこれらの言葉をとめどもなく
また落してゆく 何故なら
これらの言葉のどれひとつ
彼女のたった一つの所有である
痛ましい現実に 敵っては いないのだから
そして彼女はこの現実を
まるで脚の欠けた容器(撃つわ)のように
捧げていなければならないのだ 彼女の名声と
夜々の公園を高く超えた彼方へと…


252 :名前はいらない:02/05/23 23:53 ID:???
「意図的なもの」

意図的なものは私にとって
敵だったり見方だったりした

どこか別のところにあって
でもそれは確かに存在した

言葉を詰らせて顔を曇らせたり
そうして無理に笑ってみせたり

意図的なものは見方ではなかった
こんな風にむごたらしい有様を見て

幼い少女の淡い恋心をえぐるみたいに
早くそのナイフでトドメを刺してよ

意図的なものは 愛すべき友という名の
深い息を追って今日も頭を下げつづける

253 :名前はいらない:02/05/24 05:13 ID:???
薄汚れたドブを呑んでも
美しくなれなかった私は
大人のなりごこないだね

254 :名前はいらない:02/05/24 05:20 ID:???
大人のなりぞこないだね

255 :名前はいらない:02/05/24 05:32 ID:???
薔薇色の紫陽花(アジサイ)

誰がとった この薔薇色を
この花の中にあると 誰がまた知っていた?
はげかかった金メッキの器のように
まるで手スレでもしたかのように
紫陽花はそっと薔薇色を解く

こんな薔薇色の代わりに
何もそれが望まぬようにと
薔薇色は花のためにとまどって
しsて空から微笑んでいるのか?
香りのように 愁揚と 消え失せて逝く薔薇色を
天使達が優しく 空で その両手を受けるのか?

それとも万回忌(さかり)の過ぎてゆくのを知らすまいと
花は、多分 それを 手放すのか?
デモ その薔薇死期の下で 緑はそっと揺れていた
そして…全ての秘密を知ったまま いまその緑が褪せてゆく

256 :名前はいらない:02/05/24 11:33 ID:???
わたしの身体は汚れている
(都立家政子談)

257 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/05/24 13:24 ID:???
どもっす
僕はあんまり最近書けないんでありがたいです。

それと、できればsageでお願いしたいです。。。。

258 :名前はいらない:02/05/24 15:22 ID:???
>>257
あげた人にそれほど他意はないと思います
ただ、サーバー移転の影響でかなりのスレッドが入れ替わっており、
消えるのを危惧した人がageたのだと思います
以上です

259 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/05/24 17:38 ID:???
そうですか・・・・・
危惧してくれる人が居るだけでも嬉しいです。
ほんと僕はたまにしか書けないんで
このスレに好きに詩を書いてやってください。

260 :名前はいらない:02/06/12 13:44 ID:???
保守

261 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/06/19 00:58 ID:???
 影

青白い光を放つラジオから
サーッと波が流れていく

蛍光スタンドの明かりで手元の
四時を指した目覚ましを覗く

徹夜すると一億個細胞が死ぬらしい
昨日飲んだ濃いコーヒーのせいだろう
かまやしない

夜遊びの趣味もなく 浪費すらせずに退化する命
今はこの時間を味わうほうが重要だ

迷いがなくなっているのか
それとも進みが遅いのか
時計はまだ七分しか経ってない

カエルの鳴き声が独特のリズムを刻み
日を待てず 気の早い鳥が鳴き出した

遠くの国道でダンプの地響きが大気を揺らす
家の前の道を配達のバイクがうなって進む

僕は嘆きたいんだろうか
ダークブルーを明るくしていく世界

夜明けに呼応し 自らの存在を主張するあの鳥は
今日が終わる頃どこにいる

タイマーを点けない扇風機を消して
半開きのカーテンをこじ開けた

低い山と空との境界線がぼやけていく

もっと光を もっと視野の広さをこの眼に
この小さな存在を肯定できるなら 
何だってする だから光を 光を

足りない もっと光を 

せせら笑うようにまた太陽が昇り
うなだれた僕はフテ寝する

262 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/06/21 12:35 ID:???
 耳鳴り

多分なにかを期待していたんだろう
いつも明日は無く 今日が消えた

どっかで自己矛盾がピークに達して
気にも留めなかった小さな耳鳴り
ピーッという音は人の声と化す

出来上がった彼等は僕の全てを知っている
程なく逃げ場は無くなった

常に罵倒する声が聞こえる
追い詰められて 隅に震え
脅え 胸を抑え 耳を抑え

移世の鐘と想いの流れのあいだ
ずっと何を聴こうとしていた

寝静まった家々の鼓動を
草虫たちの賛歌の意味を
静かな部屋の宇宙での位置を
荒い息遣いの向こうの気持ちを
遠い遠い彼女の言葉を
何を

うんざりだ

あぁ うんざりだ もう訊かない
耳を澄まさないことにする

どれだけ言葉を尽くしても
いつも 気持ちを惑わすばかりで
何も教えてくれないじゃないか

期待しないよ だから僕もほっといてくれ

抱きしめられるのを諦め
一人で歩き出したその日から

途切れた優しい音

263 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/06/21 13:26 ID:???
 夜叉

息が詰まりそうな夜がある
眠るのを拒んで 千切れた手足
不意に閉じたここに居られなくなり
畳の部屋は牢獄へ変わる

明かりをつけると 光の下
電光に萎縮した頭 思考を拒否する
悲しくなって泣こうにも 涙が出ない
ドライアイ気味の眼は 表現すら許さない

明かりを消すと 無明の下
身体から抜け出た意識が責める
過去を掘り出し 蹴り落とされた

肥大化しバランスを欠く 自意識過剰
囁き貶すもうひとりの僕は まだ消えない
彼は僕であり 君やあの子なんだろう

一階に降り 暇つぶしにつけたNHKは
無音の料理番組を映し出す
耳元の曲はマイナー調に滑って行く
箱の中の食べ物は不覚にも美味しそうだ

たぶん僕にある諦念なんか彼等には無くて
複雑に入り組んだ失意の壁も飛び越える
最初からべつの地点で始まった
平等でも何でもない これを意識もせずに

朝焼けが見える遥か前に 番組の絵は
夕焼けに変わった 田畑を耕す後姿を照らす

なぁはれてさえいればどこからでも
かんどうてきないっしゅんをおがめるのってかんどうてきだろう
きえいるまえのうまれでるまえのあたりをてらすのをやめたたいようが
さいだいのかがやきをかくとくするのがすきなんだたまらなくどうしようもなくすきだ
・・・いやそうだったっけどうだったかなどうでもいいかそんなこと

音の無いテレビは 細切れで狂気の世界を展開していく
料理番組の合間にジャングルが映り
地平線の先 雲が流れる

眼の前のガラスで思い知る
どこへも行けない
ショーウインドみたいな
ガラス張りの部屋で一生を終える

僕は出たいはずなんだ!!

264 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/06/22 22:11 ID:???
 誠実さ

なに いってるの って

わからないと きも あるとおもう けど

な にも いってないと きも

あるのです ご め  ん

        「2点」

265 :yuki ◆nocyk5hk :02/06/25 21:33 ID:???
おひさしぶりです。

大人の旅をしてみませんか
ずっと楽しみにしていた旅でした
鯨の横の席が空いてしまいました
だから誰かを招待します
思い出の残せない
大人の旅をしてみませんか


266 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/06/26 19:04 ID:???
 船 

電話がきたんです
取り残された宇宙の真ん中

無重力に投げ出された手足と
ボーッとした頭に「旅」と聞こえて

船主はノアでしょうか
そんな発想しかできないけれど
あなたが一緒ならば誘われましょう

このまま彼方でも 
気持ちの奥にでも

受話器を置いて
しばし忘却

267 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/07/01 00:53 ID:???

              ∧
             /::::|
            /:::::  |           _
           /::::   |          /|
          /:::::::    \        / | 
        /::::::::::       ̄─___/  |   
       /:::::::::: ,,,,;;:::::::::::::::              | 
      /:::::::::  " __  ::::    ,,::::::::::::,,,,  |
     /:::::::::   - '"-ゞ'-'  :::::.     ___ ''  |
    /::::::::           ::::::     '"-ゞ''  | 
    |::::::           ( ,-、 ,:‐、       |  
    |:::::::                           |  はぁ・・・憂鬱・・
    |::::::         __,-'ニニニヽ       |  
     \::::::         ヾニ二ン"       ,/   
      \:::::                   /ヽ 
       \                  /(  |      
       /:::::::                l    ヽ 
       /;:::::::                 |    \
      /::::::   ,,_/\          |      |
      |:::::::  ~      |                |
      ヽ、____ノヽ'          ゝ___ノ

最近 よく考えるふりをする
ジューンブライドとはよく言ったもんだ
人に合わせることは大切だろう
眉毛は残しといてもよかったんじゃないか

とりあえず

sage進行で(変なコテハンが居るスレで他人のレスを貰うの)は、難しい

268 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/07/01 19:23 ID:???
                 ______
                _iロ:ロ=ミ
             o、_,o (´エ`*リ
             o○o⊇ ⊂ } 〜
            (゚∀゚ )(⌒/ ノ┳ コo 〜
            /,-/::| | U'// :┌||┐ 〜     ブロロロ…
            |: |(),|_| |/二)(└-┘    (⌒;;;
            ゝ_ノ ̄┴─ ̄ゝ::ノ ≡(⌒;;(⌒;;;;
'''''""゛'''''''''""'''''''""゛'''''''""゛''''''"""""''''""゛''''''''''""""゛゛"''''""゛''''''''''"""'''"'
もう十分だと思ってる

大きな不安を引きずったまま
殻にこもって陽を思って
削れるだけの時間に屈して

だから僕は遠くへ行くよ
君の住む町へ行こう

この恐れを引き連れて
まだ見ぬ景色かいくぐり
過去の憧憬を思い出せ

どこに居るかは知らない君を
最終目標に定めて
どうすればいいかわからない僕に
トンネルの出口見定めて

だから僕は遠くへ行くよ
何時かは忘れる思いを胸に

269 :yuki ◆nocyk5hk :02/07/03 20:09 ID:???
           : ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜.゜..
   ミ /彡       :::.゜。 ゜・。゜゜. .  . .
..ミ、|ミ //彡  旨゙ さ ん の 願 い 事 が か な い ま す よ う に
ミ.|.ミ/ ./.|            :::.゜。 ゜・。゜゜. .  . .
.|//|.  [] ∧v∧          : ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜
/.  []    (〃゚ー゚)           :::.゜。 ゜・。゜゜. .  . .
┬┬┬┬┬-O∞O‐┬┬
‐┼┼┼┼┼‐┼┼┼┼┼
┼┼┼┼┼┼‐┼┼┼┼┼

「はなび」

うたの道
蚊取り線香
手にもって
唇噛み締め
見上げる大輪
帰り道すら
無言のままで
記憶を閉じた
八月一日


☆今年の花火は、一人で楽しく見ようかな(笑

270 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/07/04 12:48 ID:???
           ヽ                 ,:;:';:'
            )           ,;:。,':;:':;'*,:'  *   *
             ) ,.:;:。,;':;:;.',.,.;。,:;':'.;:'*    *   *     *
         )   ノ;:'.';,゚;':;゙.'゚':;:':;':'' *    *       *    *
⌒          ノ;',゚':'      *    *    * *    *    *
   ⌒     ノ,.:゚'           *     *     *   *    *    *
⌒ / /  ノ             *    *    * *    *    *
///ノ                 *    *       *    *
||/ノ                      *    *   *    *
||                           *   *   *
||                      
||                        
||                          
||   ∧ ∧
||  ( ´∀`) アナタノネガイモナー
|| 、(、,、,、,、,)、、、、、、.ノ,、,.ヽ、、、、、、、,、、、、、、、、、、    
||、,、、、、、、,、、、、、、、、、,、、、、、、、、、、、、、、、,、、、、、
ヽヽ、、、、、、、、、、、、、、、、、,、、、、、、、、、、、
、、、、、、,、、、、、、、、、、、、、、
、、,、、、、、、

今も昔も同じまま
情けなくて 会えぬ人
だけど
交わりたいと思うぐらいは

憂さ晴らしに
ありったけの皮肉を込めて作った歌は
馬鹿正直すぎて 泣きたくなった
いつかは驚かないでいい人生を
静かな生活を 幸せな毎日を

全ての人から一番遠いことを今 願う
ついでに君の幸せも願っとこう

変わらない いつまでも会えないけど
来年も同じ時間 空を見上げて

あの川を泳ぐ輝きから
僕らの未来は見えるんだろうか

なんて 言い過ぎたな
少し照れる

271 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/07/07 22:11 ID:???
              ノノノノ     ~
              ( ゚∋゚)―┛~
             / ,/ミ\
             ヽ__ノ  |
             (⌒(゛)⌒)
              ミ丿 ヽ彡

    ∧_∧
   (    )
   ( O   )
   │ │ │
   (__ (__)

怖いよ 
君に認められないのは 怖い
分からないよ
表情を読めない

予測がつかないんだ
決め付けることが出来ない

ある種の恐れを抱いてから
距離を感じ取れるようになった
変わりに 何も分からなくなった

おこがましいって思わないか?
彼等は誇りを持ってる
生きる理由を手にしてる

僕には無い

君はどうなの?
尊重する気はあるんだろうか
見ないふりをするかい
それとも まず僕を蹴り飛ばすかい

272 :名前はいらない:02/07/08 00:45 ID:???



          ..。*。・。・・。・。・。・。
                      ..。・・・。・。・。
                …∴…・。.    ☆・
                         ☆。・・。゜..・      ・/
                     ☆・。・。・・・゚★゚::* / ̄ ̄ ̄\    
                     ・。・:・。・ ...・゜★// ̄ ̄ ̄\\   *
              ∧ ∧.Ψ ・ 。。・゚.・。゚・・。゜| |  ∧ ∧  | |
               (,,゚Д゚)..|★ 。・。・゚.。。・・・。*・。\\(゚ー゚*)〃/*   ・  ★
              (つYつ|   ゚*・。.。・。・゚.★・/・ ∩v⊂ソ))
               |||T||| | .★..‥・.。・。・ /・。゚・/ヽ_ンヽ_J ヽ ★
                ∪∪ |    .    */。・。・・/ .// ヽ、ヽ、ヽ、・。
                         / *:。・。・。・゚ ~~~~~~~~       ★/■\
                      |/  。・・゚....・。・   ★        ☆ " ,  、 ミ
                    −★−  ・。。・。・゚..・。゚゚・。・           ゝ∀ く
                 ★   |  ・*。・。・。・..。・。・゚・。・..        ☆
                          ・。゚゚★。・。・゚..*。・・・。。★




273 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/07/08 19:15 ID:???

             _───__         
          ,  ´......... . .   ,   \/  ̄" ー _
        _/...........:::::::::::::::: : :/ :::,r::::/::::::::.::::::.:: :::.........` 、
       , ´ : :::::::::::::::::::::::::::::::::/ :::/::::/:::::::::::::::::::::::||:::::::::::::::: : ヽ
    ,/:::;;;;;;;| : :::::::::::::::::::::::::::::し ':::::/::::/ ::: ● ::::::\::::: : : :,/
   と,-‐ ´ ̄: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::(  ::::::::::::::::::::三:::::::く
  (´__  : : :;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::`>:::::::::::::::::/::::::: ヽ
       ̄ ̄`ヾ_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::(_, :: ●:::::||:::::::::: : : :_> ショボーン
            \:::::::::::::::::::::::::::ノヽ::::::::::::::::_∪:::::::::-‐ ´
               ̄ ̄ / :::/     ̄ ̄
                 / :::/
                 し '

卑怯なんだよ

欠けている感覚
欠けている感情があるかもしれないのに

分かった気
無知ゆえの傲慢さ

何故信じきれる
何故黙らない
エゴを受け入れる勇気すらないくせに

ほら電化製品に依存しすぎた
その能面みたいな顔から漏れるのは

嘲笑 諦め 怠惰な溜息

機械みたいに処理すれば楽だ
早い段階で捨て去るんだろ

僕は人間なんだよ
君もそうだ

これだって弱さから出たすり替えだ
どうして信じきれる

どうしてそう嘲笑える

274 :yuki ◆nocyk5hk :02/07/10 00:17 ID:???
繰り返される
争い 罵倒

台風の雨音で
流してくれるかな

疲れた体は
なに言われても
なにも
感じないから

これは、単なる愚痴かもしれぬ


275 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/07/10 01:34 ID:???
僕の百個のへ理屈より
貴方の愚痴はきっと重い

戦いつかれた無数の勇者へ
今夜は少しでも安息を

明日の朝か 明後日の夕か
疲れは北へと通り過ぎ

曇りの無い視界の中
貴方はまた世界へ飛び立つ

276 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/07/18 21:56 ID:FrDgZv/r
age

277 :名前はいらない:02/07/18 23:17 ID:LoIJCPt7
好きだな、私は

278 :名前はいらない:02/07/19 06:10 ID:???
ここですか(藁

279 :名前はいらない:02/07/24 18:30 ID:bZ0kpHRI
逝こう逝こうってうるさいな。
私に死んで欲しいのかしら。
貴方の詩には変化も改良の姿勢も無い。

私の世界を認めようともしなければ
全然美しくも無いのだもの。
境界線すら見出せないわ。



280 :名前はいらない:02/07/24 18:54 ID:???
だからなんなの?

281 :名前はいらない:02/07/24 19:12 ID:bZ0kpHRI
知りまへん。

282 :名前はいらない:02/07/24 19:46 ID:???
俺の左団扇人生妄想なのかな?
夏だけど、なんもない
今ワイン飲んでるけど甘くなくて苦くてうまくない

283 :名前はいらない:02/07/24 19:48 ID:???
妄想ってそんなもんかもしれない。
苦くて身体に良い
良薬口に苦し
納豆も

284 :名前はいらない:02/07/24 19:49 ID:???
ビールはウマーだな

285 :yuki ◆nocyk5hk :02/07/24 20:04 ID:LYrrkliI
ナイチンゲール(夜鶯)

お迎えがやってきました
これで二度目の死です
ほら、輪廻転生って言うでしょう
これですよ、これ
前世でのおこない
今世で
自分の身にふりかかり
再び生きいくってことです、よ
はい繰り返しー!




と叩いて殺した蚊を見ると
私が流れていた
・・・・・・・・・・
飛び散った血は
○(オウガタ)
ガタガタ
ガタガタ五月蝿いまま
私は、はんなり三度目の生を授かった
もしかして、、、
あなたの血も混じっていたかも知れない。
勝手に殺してごめんね




286 :名前はいらない:02/07/24 20:05 ID:???
もうどうでもいいや。適当
極楽逝きたいなあ
ビールにワイン、ロース肉に七面鳥、みんなが、窓から歌うんだ
そしたら、魔法でチンダカブンダラタブン
ほら、魔法のようにチンダラカブンダラカブン

287 :名前はいらない:02/07/24 20:06 ID:???
妄想はウマーだな

288 :名前はいらない:02/07/24 20:14 ID:???
ほら魔法の呪文をかければ、チンダラカブンダラカブン

289 :名前はいらない:02/07/24 20:16 ID:???
ロース肉、フカヒレ、キャビア、ワイン、ビール、小鴨のチャツプ煮
子牛のステーキ

290 :名前はいらない:02/07/24 20:22 ID:???
早く迎えにきてよ。仕事したくないYO
精進したいYO
楽させてよ

291 :名前はいらない:02/07/24 20:36 ID:???
もう夏だぞ。早く来い

292 :名前はいらない:02/07/24 22:10 ID:???
弦の切れたギター 埃をかぶった参考書
叶わぬ夢に埋もれて暮らしている

今日も誰の為でもなく眠る
昨日より空の淡さが変わっても、僕は気付かない
なんでこうなったんだろう?

分からないままでもいい、遠い国のニュースを見て
笑ったり、泣いたりしながら時間を潰していても
あなたに会えるかもしれない

影の位置が変わっても、あなたがそこにいると信じて
独り善がりでも構わない 
何も持っていない僕を、飽きれた顔で笑って欲しい

僕が怖いのは無関心だから

293 :名前はいらない:02/07/24 23:25 ID:5BPw0vQ+
ざるうどん食べたい

294 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/07/27 15:04 ID:???
好き勝手やってんな〜
くだらん一行レスや意味なしレスはいいから、詩をかけや詩を。

>>279
認める必要は無い、そこに居るのを許容すればいい。
お手数をかけなければ、あなたの熟練した詩を見せて頂きたい。
>>285
yukiさん。すまぬ
>>292
俺への皮肉か?そうじゃなかったら、これからもよろ。

295 :279:02/07/27 22:11 ID:AnQIjXak
>>294
こんな愚痴だらけの不快極まりない詩に反応なさったのですか。
申し訳ありませんでした。
ある詩のサイトで付きまとわれ、その鬱憤を晴らそうと衝動だけでうpしてしまったものです。

こういう凝り固まった人ばかりが私の詩を見てるのかと思うと、もう詩を書く気失せました。
取りあえず何も言えないのも悔しいので、言いたい事を凝縮してみました。

これより簡単な表現しても分かってくれませんでしたが。


296 :279:02/07/27 22:25 ID:AnQIjXak
愚痴ばかり書いてもナンですから、ひとつだけ置き土産を。
嘲笑大いに上等。

<落陽>

ながいながいたびをゆく

きんのさばくをただひとり

ふらないあめをしりつつも

あまいゆうひをせなかにしょって


何時かここに還り着くなら

生命の水を貴方の喉に

再び背を向けると知っていても

貴方がいとしい、それだけが答え



そして来る日も蜃気楼

297 :名前はいらない:02/07/28 04:38 ID:???
sage進行っぽいので、sageますか。
>>294
そういう積りじゃないけど、読んでいて皮肉めいた感じがしたのなら正直スマン。
最近、自分の鉄のオキテとして人の事は書かかない様に心がけている。
ココには、これからも書かせてもらうかもしれない。これからもよろしく。

298 :名前はいらない:02/07/28 08:03 ID:???
>>297 いかいかは社会の糞だ

299 :名前はいらない:02/07/28 08:08 ID:???
>>298
そりゃそうだ。

300 :名前はいらない:02/07/28 08:15 ID:???
ついでに書いとくけど、彼が意地でも
物事を自分より下にあるかのような目線で捉えようとするところが
俺は個人的にスゲー嫌いです。スレ汚しっぽくてスマン>旨゛さん


301 :名前はいらない:02/07/28 08:19 ID:???
いかいかは詩板の糞だ

302 :名前はいらない:02/07/28 08:22 ID:???
>>298-301
もうやめとけ。よそでやれ。

303 :yuki ◆nocyk5hk :02/07/28 09:06 ID:???
言わなくても
伝わることがあるし
言葉に出さないと
伝わらないこともある
何か伝えたい時
詩を利用することがある
ない時もある




304 :名前はいらない:02/07/28 09:50 ID:???
>>303
ド下手、クソ

305 :名前はいらない:02/07/28 09:56 ID:???

>>304 そうなら、わざわざ反応するなよ。アホー。


306 :yuki:02/08/05 20:59 ID:xZlX65rX
お元気ですか?
今日から強制IDになりました。
まだ694の余白があるので、気が向いたら戻って書いてみてはいかがですか?
過去のスレッド、良い思いでとして見れる日が来ますよ。(笑
>>303
これは、詩でないのにね。

ではでは

307 :名前はいらない:02/08/07 20:19 ID:IbyPqX2V
いかいかの糞が少し付着している肛門を見ながら
食事をする。食事はカレーライス。君の精神は逞
しく、さらに中央本線の踏切ゲーム(鳴ったら何
回往復出来るか)で体力と迷惑を鍛え、交番の前
で、「いかいかぁ氏ね」と発声練習をする..etc



308 :名前はいらない:02/08/07 22:01 ID:ByWwByRU
>>307 やめなさい。それではいかいか君が可愛そうだ
一生懸命ない頭で詩とかなんとか文字を羅列している
のに、貴方は最低だ人格を疑われても仕方がない。そ
のような人間はいかいか君に対して失礼だ。誤りなさ
い。

309 :名前はいらない:02/08/08 11:00 ID:7sWDxx30
最近は、「名前はいらない」でもIDが表示されるので
いかいかでもいいのではとかいう

310 :とびお ◆Eso6Eso6 :02/08/08 11:31 ID:aXXC1Fgo
絶ち急ぐ人よ。
これが生活だ。
私は狭い箱のなかで
君の声を探し
瞬間を紡ぎ
君に伝える



311 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/08/10 00:24 ID:hWUtm+E0
 続行決定

救えないんだよ
崩れていくのを 少しとめるだけで
誰も救えないんだよ
こんな緩い気分の中

変えようなんて思うな 気付くのを待てよ

お前と等価値だよ 誰もが
だから迷う だから苦しむ
何でもバカに出来る
だから 大切なことがわからない
何でも大事にされる
だから 必要なものが逃げていく

病的に見えるのは
鏡にうつしたお前だよ
何でも均等にして
平等にした挙句迷い込んだ

しょっぱい感傷に浸って
守られたスリルを享受して
毒があるはずの健全な言葉吐いて
博学なはずのバカな頭抱えて

しらけた空気も読めないまま
悩んだふりを大袈裟に続けようか
自虐に酔ってそんなふりを続けようか

まだ救われたいのを小出しにしながら
その過程を描きながら のらりくらりと続けようか

312 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/08/10 00:53 ID:hWUtm+E0
>>296
「無理解」に対する詩だと思いますた。想い人に向けているともとれますが。
>>297
正直遅レスすぎますが、まだ見てたらよろ。
>>303
オレの脳内変換で詩にもどしますた。
なんだってどうにでも言えるのを利用すれば、
頭の中では幾らでも都合の良いように作り変えられるのに
立場すらない奴が、それを使ってさも自分の考えだって
人を批判するのに嫌気がする。
>>310
何処までいっても三枚目以下なので、シド・ヴィシャスにはなれんかった・・・

313 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/08/10 01:11 ID:hWUtm+E0
 ある有難い教えと私怨

ネットの普及で
自己の意識とは
別次元の意識が持てる様になっているんです。
さきほども、言ったけれど例えば、
(たかが)一行、されど、一行なんです。

その積み重ねと連鎖で、
秋葉原に巣くってるようなヤシどもが、
いっぱしの文、ドカーンと、
あなたのモニタにあらわにすることが可能な時代なんです。
俺、嫌なんです。
そういうの。(一行レスの反復で自己実現してた奴には言われたくない)
コビペ(コピペ?)っての。
たぶんウマーは、ほんとうは純粋すぎるくらいのヤシなんだと
俺は見ました。(感謝)
だがしかし、
そこら辺にゴロゴロ落っこちてる"文"とか"単語"で、モノ語るなよ、と。
それをウマーな奴に言いたかった。(「一行レス」とか「荒らし」でモノを語るなよ)

314 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/08/10 01:24 ID:hWUtm+E0
 私怨2

それと、>>315よ、やっぱテメー、、、
狂ってる。汚されたスプレ。人なら、友人なら
なんとかしてやれよ。そのことについて、
例えば、そのままにしている理由とかが、
あるんだろ?あえて、説明しないがこその『詩』である訳であるけれど
(つーか理由が分かってるなら、それ以上は言うなよ)
お前、俺にあれだけ言われて、
詩が詩で通るとでも思っててるのか?(お前以外の人には少なくとも通用する可能性はある)
(要するにピクッきただけなわけだろ?
身勝手な怒りだって自分でわかってるじゃんか、
お前はネット上に何百とある、こういうタイプの詩に全部突っ込んでんのか?)
そんなお前も、馬のブァカ
と同種な訳で(勝手にまとめんな)、、、卑怯もの。
(じゃあ、どうせーっちゅうんじゃw!身勝手な論理に突っ込んでほしかったんかい!)

315 :名前はいらない:02/08/10 01:54 ID:Hm1fXhqS
>>312
返すがえすレスありがとうございます。
そんな事考えてませんでした、ご期待に沿えないのが少し悔しいですが。
何しろテーマは古典的に「待つ女」ですから(爆
前半が平仮名なのも「貴方」を指しているからなのですが…
最終行でフォローすべきだったでしょうか?

>311の「平等にした挙句ー」には目が覚めた思いでいます。
好き嫌いはやはり生じますからね。悩んでいてもしょうがない事。
やはり初志貫徹でいけるところまでいってみます。
本当にありがとうございます。
この場合礼は迷惑でしょうが言わせて下さい。




316 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/08/10 22:27 ID:hWUtm+E0
少しでも、何かの助けになれたのなら幸いです。
>>311の詩の言葉使いが汚いのは許してください、>>313-314の奴にも向けて書いたので。

がんがれ!

317 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/08/21 21:39 ID:IfREJBYe
 分岐点

嘘吐きな僕は まだ
抱きしめられたいみたいだ

だから もう行ってくれよ
弱音を聞きたくないのなら

僕は見下されるために存在してる
君に見下されるためにこんなとこに居る

この気持ちが枯れていく様を見て
その資格が無くなりつつある今に来て

懐かしく思う
ぼやけた記憶や要らない壁に阻まれて
よくわからないまま
なつかしく思うよ

君が行ったあとも 僕はここに居る
何も出来なくて
何も変われないまま
惨めにここにいる

そう決めたんだ

浅はかに僕は言葉を吐き続け 見下される
君はもう行けばいい

318 :yuki:02/08/29 21:15 ID:TJe0Cf3M
旨゙さん、おひさしぶーり。別のところで載せたものだけど。。。
「苦しみの魂」
浴槽で、ひとり内緒で潜水艦、、、。
夜となく、朝となく、汗を流しても、
大いなる苦しみが、圧し掛かる。
己を、愛すことも、できず、 
壊すことも、できず、 
歪めることも、できず
ただ、あっぷあっぷと溺れ、
ソーダー水のように、気が抜けて、水中で、死んだふり。
小窓からは、陽がさしこんでいたみたい、、、。
そう言えば最近、空を見上げることも、なかったっけ。
「わたしは 曇りの日も 嵐の日も 
 夏でも 冬でも くり返し くり返し 昇っているのよ。」
* He laughs best who laughs last
これが道理だと言わんばかりに、笑っていやがる。
ならば わたしも、生き抜こう。
巨大な陰に、飲み込まれそうになりながら、
どうせ、いつかは、死を迎えることだし、
今は、ただ、涙をぬぐい、生き抜いていかねばならない。
そして、終幕を迎える時ぐらいは、、、ありがとうと言いたい。






319 :yuki:02/08/29 21:20 ID:TJe0Cf3M
分けて書くのが面倒なので、圧縮したらおかしくなった。(笑

320 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/09/01 16:20 ID:zpX/yJw5
 主観

伝えきれない気持ちがあるのだろう
おぉ 哀れな子羊よ
お前の願いは傲慢すぎる

叩きつけることで分らせたいのか
おぉ 哀れな醜い子豚よ
悲しませるだけだと何故わからぬ

全ては不条理に出来ている
私が不完全に創ったのだから

おぉ 哀れな人の子よ
過剰な思考に囚われ
自らの命を縮めている
言葉は何の役にもたたぬ

不誠実さをただ広げていく

渇望して止まぬのに壊してしまう
おぉ 哀れな群れなす子犬よ
涙を流して忘れればよい

その腕を傷つけることで確かめる
おぉ 哀れな震える子猫よ
お前が居ずとも何も変わらぬ

全ては不条理に出来ている
私がそのことを望んだのだから

そう思い込んで創ったのだから

321 :名前はいらない:02/09/02 13:31 ID:YmgsuFV+
おお旨゙◆9h76/rV2 様 お待ちしておりましたぞ

322 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/09/23 21:58 ID:nHz1dbwS
 小市民

時間がよかったんだろう
二階はガラガラだった

不揃いでくたびれたビル群
影のない場所を西日が埋める

見通しの悪さを申し訳なく占める
空は真っ青で雲ひとつない

ケーキにがっつきながら眺める
幸せだか不毛なんだか判らないけど

これでいいのかもしらん

陳腐なアイロニーを盾に
荒野を武装して乗り切るイメージ
なんつって

通りを歩く二人組みのねーちゃんのも
レジであくびしてるバイトのにーちゃんのも
ついでに不幸に酔ってるふりの俺のにも

人生に幸あれ!!

323 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/09/26 01:14 ID:hV2ff1og
 怠惰

僕には何も分らないよ
でも それでいいのかもしれない

君に伝えたいことは何も無いよ

この危機ですら聴かないフリをして

笑って 誤魔化して 受け入れて 捨てた後は
何か変わったの?
傷は治らないけど
それでいいんだろ?

予期してた間違いだけど
不思議と君への憎しみも無い

真面目に生きていくのとも違う
この半端な暮らしは
周囲をも巻き込んで
ぶっ壊していく

核には何も無かったことに気付いたよ
みんなも早く気付けばいい
無論、気付かなくても
どうでもいい

僕は何もやりたくないから
まだ壊れると思うけど

君も付き合うかい

324 :名前はいらない:02/09/26 19:37 ID:cPruE2T4
拝見してます、これからも頑張って続けて下さい、、。

325 :銅鑼衛モンちっち ◆iYTdsunc :02/09/30 17:13 ID:wrXNwi2a
>>323 旨゛さん
はじめまして。某スレッドにおります、銅鑼衛モンちっちって言います。
さっそくですが、旨゛さん >>266「船」 をフラッシュにしたいのですが、宜しいですか?ご返信頂けると幸いです。

このスレです。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1010710299/ 

326 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/09/30 19:41 ID:Jb1Bj1pb
(・∀・)イイ!!

327 :銅鑼衛モンちっち ◆iYTdsunc :02/09/30 21:17 ID:Fr0J5jnN
>>326
Rajah!! サンクスコ!

328 :うpちっち ◆iYTdsunc :02/09/30 23:01 ID:R4cdA5UF
>>旨゛さん

(□∇□)<うpりまスタ!
 レ )レ
  ))

329 :yuki ◆nocyk5hk :02/10/01 21:50 ID:snt2lM0b
旨゙さん、おひさしぶーり。
私もフラッシュ化してもらっちゃった。
最近思うように書けないのでロムばっかしてます。
悶々とした状況から脱出できる方法ないですかね。(笑


330 :旨゛ ◆9h76/rV2 :02/10/02 18:59 ID:1mYE8/bA
自分の好きな言葉を元に書いてみたらどうですか?
熟語でも、言い回しでも漢字でもそれを起点にして練ってみるとか。
あんまし、人にいえる立場じゃないんですけどね。
一ヶ月ぐらい空いたりしてるし(w

331 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :02/10/05 00:47 ID:s1y8LLRx
 ロマンチスト

星が夜空を流れていく
見てよ 遮るものはない

くだらない悩みや
挫折感 少しの間 忘れよう

僕には何もないんだけど
全てを感じ取ることは出来る

しばらく忘れていた幸福を

ほら 遮ってたものが消えていく
馬鹿になって騒げばいい

期待しすぎて欝になる
何もないところから幸せが来る
僕は皮肉の海を泳ぐ
人生って素晴らしい

ほら クライマックスはハッピーエンドで
第二巻に無意味に続くよ
中弛みになって そのうち打ち切り
あぁ人生ってなんて素晴らしい

ねぇ まだまだ楽しいことがあって
明日に繋がっていけばいいね
この続きを書き間違えずに
いつまでも僕等楽しめればいいねぇ

恥ずかしくなる前に伝えとくよ

332 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :02/10/11 00:27 ID:CkmGq2ub
歩けなくなったのは何時からだろう
時間は回り続け 置き去りにされていく

全方位の否定に身を置いて
睨みつければそれでよかった

歩けなくなったのは何時からだろう
もし一歩 この足で踏み出せるなら

自ら造りだした否定の論理で
世界は泥沼に囲まれた小島へと

歩けなくなったのは何時からだろう
大丈夫できるはず まだ変われるはず

どこかで痛みを感じながら
甘ったるい夢を抱えながら

いつしか全方位の否定は
一点突破の肯定に変わる

歩けなくなったのは何時からだろう
いいんだよ 降り続く罪悪感も
もういいんだ 犯してきたロスでさえ

許して忘れた後 
少し歩けばいい
沈みながらでも進めるだろう

いつしか全方位の否定は
一点突破の肯定へ変わる
変われるはずなんだ

333 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :02/10/13 16:10 ID:sqR7Fpoc
 異化

少し傷つけられ 
こらえきれなくなった

涙は夜の川原に聴こえる
水のせせらぎと虫たちの鳴き声で
静寂へと混ざっていった

闇は紛れさせてくれるから
動かない空気をかきわけ
どこまでも同化する

遠くで明かりがライトの洪水が見える

この世界と僕とを隔て繋げる
意味を見つけなければならない
わかってる

けど
もう少しだけ あと少しだけ
ここに居させてよ

もう 誰でもありたくはないから

334 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :02/10/19 14:31 ID:xsaV8eHF
 ループ

全能感が剥ぎ取られる
だからどうだってことはない
何も終わっていない
だけど始まってもいない

途切れ途切れに続く道の途中
言葉を盾に孤塁を守り
余裕だと自分すら騙す
そのうち歩行が不安定になり
目の前の視界も狭まっていった

ロボットのように不自然に固まり
そのままこの世界を通り抜けていく

芯の部分は何も変わっていない
外皮だけただ傷つけられ剥ぎ取られる
何度でも再生するそれは
痛みの記憶を残し忘れ去られ
言い訳の理由を無尽蔵に増やす

今は10月
来年の4月にはもう一度リセット
低い天井の情報を伝える眼が
ぼんやりと脳を溶かしながら
アクシデントが起きるまで続く

後悔が口を吐くまで続く

335 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :02/10/20 17:38 ID:K/1gL7hO
 無題

つきまとう倦怠感は無かったことにして
明日の位置を探し始める

今日の終わりに摘まみ代わりに
哀しみに蓋をし快楽を貪る
想像力がいかれてんだよ

愛用のペン先より 小さい自論
ひきはがされて 放り捨てられた
上っ面のなんと脆いこと

急所の穴がうまらないまま
涙目抑えて 何処へ行こうか

このまま進めばいいんだろう
悪くなる一方の眼はいい傾向だ
耳鳴りが止まないのも素晴らしい
明日は在るようでそこに無い

レトリックで解決させた高笑い
にぎり はたく 無数の腕
知識の代わりに混乱を与えよう
わからないのなら口をつぐめ

不安は要らぬことを口走らせ
八方から迫る無言の圧力
実感より大切な理論って何だ
このまま進めばいいんだろうか

336 :◆FU9h76/rV2 :02/10/22 01:29 ID:JcWnI8IN
 気配

オレンジ色のライトと
不規則に横切る乗用車
平坦で開けた国道沿い
雑多に建てられた飲食店

何か期待していたものが 終わる匂い
排気ガス塗れの壁に咲く
クチナシの花の臭い
通り過ぎた

本屋から帰る途中
夜風を受けながら覚える
無限に広がる空間の感触

メランコリックな星空に酔い続ける

さびしくなんかない
だって
気づけないのだから

坂道に人影は無い 団地の寝息が聴こえる
静かな多くの人達の存在が僕を圧倒する
ぼやけていた孤独の輪郭をなぞり
意識させる

永遠に違う時間軸の存在
触れられないことを知る

叶わないことを望む

337 :yuki ◆whnocyk5hk :02/11/08 21:16 ID:h/YQkn3k
>>330
亀レスになってすいません。
旨゙さん、お元気ですかー?

電波は切れかけですが、まったりと書いています。
サイト作りました。
詩板コテハン辞典にリンクさせてもらってます。

>>336
この詩読んだら、寂しくなっちゃったよう。

338 :◆FU9h76/rV2 :02/11/24 01:05 ID:Uzcq+R2Q
 ヤケッパチ

飛び込め
沢山の表現方法が
ものすごい数の言葉が
選択すべき事柄が
お前に迫ってくる

覚悟しろ
通り過ぎていくものを掴むんだ
気分を照準で合わせて
撃ち込め 
乗り切ってしまえ

降り注ぐ矢のような
雹まじりの雨 視線の数
走れ 除けろ 飛び越えろ
倒せ はねつけろ ぶっ壊せ

例えこれが偽りの時間でも 気持ちでも
みっともない醜態でも 穴だらけの空論でも
例え対峙しているものが空想の産物でも

目の前に迫るのは現実

ありったけの腕の中の武器を
僕は使い尽くすまでは
止めない

339 :yuki ◆whnocyk5hk :02/11/24 16:47 ID:fjqI1+O/
「野辺の花」

信じ続けている首飾りを作る少女がまた
現れるかも知れないと
踏まれても轢かれても同じ場所で命を吹き返しながら

太陽は一緒に笑ってくれるし雲は痛い姿を隠してくれる
雨に紛れて泣けることだって平気でやってのけている

花屋に並んでるあの子たちは笑うけどこの広い
空を見せてあげれないことを大変残念に思う日がある

どんな日があっても在るがままにここで根を張って生きていく
強いだけじゃきっと嫌われるから
たまには可愛い花を咲かせてみようなどと
回想する野辺の花


340 :◆FU9h76/rV2 :02/11/28 23:28 ID:wSyJAe+C
僕は見下ろしている
目のある方が上ってだけで
僕は見上げられてもいる
見下げられているともとれる

時にあの少女の笑顔を
爽やかな風の様な少年を
守っていると人は言う
僕は分をわきまえているだけだ

時たま僕を見て泣く
詩人もどきもいるが
あれは徹夜明けで
酔っている馬鹿だろう

一日に何度か
アピールする機会もある
ヤツと何人止まらせ
どれだけ感慨を与えた

考えるのはずっと前に
止めた 意味の無いことだ
少しはにかんでいるのを
見られるのも恥ずかしい

届かない人や遭う筈なかった人に
例え 短期記憶だったとしても
シナプスが繋がらなかったとしても
伝えられるってのはいい それだけでいい

僕の名は「太陽」
月ほど思慮深くは無い

341 :らんぷ:02/11/29 12:28 ID:lYWCE4/i
瞬間ってね
大切な瞬間ってあるよね
瞬間って説明できるのかしら?
空間のお話
空間をはさみで切り取ったり ナイフでスライスしたりできないかしら?
ほら 数学の問題であるでしょ?
わたしの感情を伴った ある瞬間を 時間の流れから 切り取ったり
できないかしら?
一次元は線 二次元はぺったんこ 三次元は今 四次元は今むかし明日
目にみえないけど
四次元は 目に見えないけど 感情も目に見えないけど
やっぱり わかんないねえ

342 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :02/12/03 00:08 ID:BHGG1r8h
今まで流れてたのに
途中で千切れた唄

海岸線を流れる信号音

地面二メートルのところで
羽を広げたまま止まった鳥

都合のいい記憶
思わせぶりなだけの言葉
何度も意味をひとり夢想する

早送りしてよ 陽は流れ月が沈むから
僕は変わらない 何も変わらない
だけど 醜く崩れて
欠けたまま

遠く海の向こう 人の光が照らす
轟音の静寂の中 佇む

脳に焼き付けた永遠なる光景は
歪んで沈んで割れて
忘れ去られていく
だけど これはくだらない
凄くくだらない嘘だとも思う

プログラムはすべて終わり
細かく刻まれた大量の
無意味な光の塵を流すテレビ
これから朝が来るまでの繰り返しの間
君は何かを切り取ることが出来る?

343 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

344 :yuki ◆whnocyk5hk :02/12/04 02:36 ID:b5FtlQ4V
旨゙さん、来てくれてありがとう。ぺこり。

オカヤソ攻撃で、保守カキコしといたほうがイイんだって。
今日は、私信レスだけでごめんなさい。


345 :珈緋:02/12/04 16:09 ID:vzc6HYhV
旨さん、最高ダー!!!!!俺的にツボっす!!!

悲観的な思想っぽいながらも浸りきらないところ。
心にダイレクトに問いかける響きなんかも大好き。

346 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :02/12/06 14:06 ID:4o1YQfow
 逃避

上物が全く聴こえない
この偏った耳が僕は好きだ
だからこそ どうしようもないんだけど

異様にぼやけた音像で
ループするベースライン
ツェッペリンのドラムの様に
バスドラをキックし弾かれるスネア

僕が違う生き物だったらよかったのに
そうすればきっと君に答えられたはずさ

嘘ばっかり ちょこっと笑う

聴きたくもないノイズは
姿を変えて押し寄せてくる
何か別の事象に重なり合って
被害妄想へと姿を変える

定型化しないグルーヴをください
変幻自在で生きている様な形を
とか分けわかんないこと呟きだして

どうでも良くなって
グチャグチャに色んなものが
混ざりあったころやっと分かる

曲の主題は個人的解釈で
「行け」だ そうだ行こう
どっかに逃げよう

347 :珈緋:02/12/08 22:37 ID:o1arfmQx
俺は常に中立の立場で在りたいと思ってる。
男と女の。大人と子供の。
きっと心の中じゃ何かに属す事が厭なんだ。
だからずっと独りよがりの悩みかかえてる。

348 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

349 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :02/12/14 03:15 ID:t5eRYR7G
宙空に漂う無意識
差異化の馬鹿馬鹿しさなんて
とっくの昔から知ってる
紛れ込みたいから諦めた

誰かに規定されたくない
僕は顔のない誰かになりたい
そんな絵空事を呟いた
冬季商戦真っ最中のアーケード

置いてけぼりにされて
無表情を造るのに失敗した
怒り顔 泣き顔 笑い顔
みんな意外に優しいんだろう

誰かの抑えきれない感情が
僕に伝わってきて動揺する

この空間はあんまり余ってない
だから泣かないでおくれよ
そのまま歩いて通り過ぎるんだ
振り向かないで さあ早く

時々忘れかけた人の不完全さを
見かけると無性に嬉しくなるのは
サイズの合ってないこのコートに
弱さがまだ馴染んでないからだろうか

屋根のない場所まで抜けて
憂鬱と開放感の象徴の様な
重い寒空へと襟を立てる
今年も誰かの想いがまた  雪を降らしたよ

350 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :02/12/29 17:04 ID:1QP5RK8Z
 喪失

今日もまた埃と物に溢れた
閉じた空間に陽がそそぐ

思い出そうとしないこと
忘れて思い出せないこと

モニターを分断していた光は
3分持たずに 外へとずれていき
急激に収束していく感情

この気持ちは誰のもの
零れ落ちる
流れるままに

何の進展も無く
今年も終わる

351 :yuki ◆whnocyk5hk :02/12/30 13:45 ID:dTs3l7T2
喪失34時間前

たった一通の手紙によって

蘇生する幸 噛み締める

352 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :02/12/30 14:27 ID:ycvLsnLK
こまったな 
眼が曇りきってて 月がかすむ
よかったら
ここで傷が癒えるのを 見ててもいいかい

街を二分する運河 風は無い
橋の一番高いところに腰掛ける
ここから見える地平線まで続く明かり
富める者も貧しい者も平等に照らし出す
漏れた僕等にも月の光

まだ夜も浅いから 駆動音が
延々と静寂を思考を殺す
でも もう慣れた

虚無を深く湛えた空から
綿帽子のような緑が降りそそぎ始め
全てのレンガ建ての家が照らされていく
たくさんの誰かには見えない光で
君の骨まで見えていた 傷口が閉じた
僕の痛みも少し消えた 気がする

羽根をひろげて空を睨み
残った光を辺りに撒き散らす
無限を取り戻した瞳は気高く
僕はすでに見えていないようだ

もう一度 行けばいい
君が飛び立つのを見ながら 僕は続けるよ
この街のもっとも低い場所で立ち上がり
絡みつく羽根を払い落とし 下水を跨ぐ
大通りに出る

353 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/01/02 03:52 ID:SWBfm6yM
一歩ずつ繰り返しながら
怠惰に崩れていくのを待ついま
死が近い不安定な足場を
必死に生きるあの娘を思い出した

伝えきれないことや
言い得なかったことが多過ぎる
出来なかったことも
しなかったこと
やれなかったことが多過ぎる

君は未だに走り続けてるんだろ
僕はもう駄目みたいだ 甘んじた酬いだ

知りたくない 知らないことが多過ぎる
だけど知ってることも多過ぎる
あり得ない 感動をくれよ
壊して抉じ開けてみろよ

神様
血が煮えたぎるような気持ちを
尽きない体力を枯れない声を
磨り減らない情熱を

どん底から立ち上がれる力を
何度でも立ち上がれる力を
打ちひしがれない魂を
揺ぎ無い信条を

せめて もう一度胸張って
顔向けの出来る
強さをくれよ

354 :yuki ◆whnocyk5hk :03/01/02 13:28 ID:oj2Uyo88
湧きあがるエルネギー

見つけたー
見つけようと思ったー
自分の中の好奇心

そんな一歩手前が
なんとなく
好き

355 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/01/02 18:56 ID:SWBfm6yM
 新春

いつも 落ち込んでて
まとも に答えなくて
ごめんなさい

自分の都合だけで 
吐き散らしながら
てやんでぃ とか思ってて
ごめんなさい

でも 酔っているのか
恥ずかしいのか 
わからない真っ赤な顔で

ジッ とあなたのことを
いつも見てますので 

今年もよろしくおながいします

356 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/01/09 00:16 ID:wactZHR5
何がやりたいんだろう?

散々喋り散らし 答えになってない
散々勘違いし 逃げまくる

ごめんなさい 君に名前を付けなかった
そんでもって ひらがなになっても読めなかった

自分はちょっと意味ありげなのに
人のダブルミーニングを読まない 読めない
あぁ 認めます バカです 自己中です
もしも爆笑してたんなら
思惑通りだったと言っとくよ

君が相手にしてたのは
話の分かる大人じゃなくて
分をわきまえたピエロでもなくて
ただの子供 言い訳にもなってないか

どうせ ここにはもういないんだろう?
だからこそ 今更だけどごめんなさい 
自分を保つ為にあえて謝罪する
勘違いすんなよ 僕のためだからな

読み返したら死にたくなってきた
今もあんま変わらないのが痛いけど
あくまで精神の不均衡を正したいがため
も一回言っときます ごめんなさい

ついでに資格はないと思うけど
君の健闘を祈らせていただきます
あ〜何がやりたかったんだろう?

357 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/01/09 23:26 ID:wactZHR5
 余地

綺麗に斑点模様になった
カビが生えた餅を削る

干からびた葉が散らばった
コンクリートの割れ目を踏む

想像力が入り込める余地

毎晩決まった時刻に悩んで
夜ちゃんと寝むれない
早起きしようとタイマーをかける
三度寝した後は繰り返し

スズメがエアロビクスしてる

キチンと認識している はずの現実
誰かに獲得できたかもしれない 
可能性を隠されてない?

僕は手に入れられた幸せを逃してない?

代わり映えのしない地平線
笑い声が響き渡り
果てへとオープンカーが走る

君の笑窪におどけた僕
想像力が入り込む余地

358 :yuki ◆whnocyk5hk :03/01/12 16:02 ID:6t/i5AIr
ナムナムと始まって

ムニャムニャと言葉にする隣席は

とても心地よくて

359 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/01/13 15:07 ID:PUpfwvRD
 祭日

スクリーンは退屈さを映し出し
欠伸を残した君は夢見ごこち

体の線がやっと消えるこの暗さ
ポツポツと後ろ頭が見える

ここの売り迫力サラウンドサウンドは
大層な君の寝言には勝てないらしい

何か当初の意図から外れましたが
まぁいいや これでいいよ

エイリアンが僕に襲い掛かった
素直に食べられるようか 
おやすみ

360 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/01/13 16:58 ID:PUpfwvRD
ひさしぶり訂正 食べられようか 

361 :yuki ◆whnocyk5hk :03/01/18 17:42 ID:fgk1ez+X
痒いのかこそばいのか歩いているのか息している
のか今日の私は自分がさっぱり分からない事故で
失った足のようになっているのか、なさっぱり(?)だ

362 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/01/18 21:02 ID:N36167+H
 幻肢

ふっ と思い立ち机に向かうが
白紙の前に立ちすくんだ

配色は 構図は その前に書きたいものは
もっと前提の僕の腕は 僕の腕はどこ

そういや この手はもう無くて
好きな絵も描けないんだった

忘れた この手はどこにある
まだ絵の描き方は覚えてる

ただ無意味な広さに漠然と
過ごし 消耗していく日々 それでも

見えなくなった手の感触を
見つけ信じられる時がくれば

にょきにょきっ と都合よく
無くした腕が生えてくるかも 

しれない

363 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/01/19 03:41 ID:2Rex2GIf
 きえる

こうやってゆっくり
回りから 色々なものが
去っていくのかもしれない

実感がわかなかったのが情けない 
少し泣けただけ
貴方との距離の分だけ

それともいつか 全てが弾けて
失われた感情が溢れ
視界を洗い流してくれるんだろうか

正直に言えなかったのが情けない
だけど 嘘じゃないです
大丈夫ですから きっと大丈夫ですから

半年前に貰った
黒アメの味だけ まだ咽の奥でつっかえて
痛みを残した甘さが滲む
それだけが感じれる唯一のこと
今感じれた唯一のこと

僕の偉大なる先達に敬意を表して

さようなら

364 :山崎渉:03/01/19 13:57 ID:HfSLZrvL
(^^)

365 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/01/23 01:07 ID:ln5pkFw2
ハモニカの音が聞こえる

嘘だら 心 風景

バナ  けの 食
コ   ートで頭  れる

いつ    いてる子
  ち 身 が追   ない

全  り過 る

誰   り出さ た

外か  る街
空  突き さる

信じ    れたのは
   き いけない の

た  れを遮  様に
声 小   り く

「うそつき」

波   がり
 気と  化る
 に  ぬ顔で る

ハモニカの音が聞こえる

366 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/01/24 00:32 ID:oYNCKe48
おかっぱの子が道を指差す
ごめん そっちへは行けない
通りすぎた街灯がひとつひとつ
退路を断つように消えていく

眼をつぶって呼び出し音の鳴る
無人の公衆電話を遠ざける
今日はそこのコンビニで寝よう
明かりが点いたまま放置された

綺麗に並べられた食べ物を崩す
明日はどこへ行こう
ここから遠くへ 
もっと遠くへ

どうしてこうなった 
真っ暗なはずの赤く彩られた空
そんなのだれにもわからない

カギのない自動ドアから
いくつもの幽体が入ってくるたび
あの音が鳴る
彼らは僕に気付けない
気付かないまま通り過ぎる

不定期に反響音を聴きながら
使い古されたフードを被り
眠りに入る
明日はどこへ行こう
ここより遠くへ ずっと遠くへ
明日は
どこまで行けるだろうか

367 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/01/24 15:36 ID:oYNCKe48
 大前提

わかったふりしてるけど
狭量で 

けっして弱いことが
優しいことじゃないってことも
知ってるのに

何もしてやれないなら
見ないほうがいい

だけど気になってしょうがない
半端に分かれた自意識

切り裂かれてぶら下った心臓

368 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/01/25 15:22 ID:hkZ8Q4mi
 悪夢

朗らかな笑い声がこだまする

あれは僕のためじゃなくて
君が君の存在を確かめる為

僕は机に突っ伏して
君の声を聞いていた 聴こえていた

意味を薄めて少ない言葉で考える
期待したってするだけ

ただ 
春のにおいが教室に舞い込んで
僕も君もこれから遠くへいく

朗らかな笑い声がこだまする

僕は机に突っ伏したまま
未だ聞こえる君の声を思い出す

369 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/01/26 14:52 ID:9lspYlhA
 本心

大層な御託を並べて
つまらない日々を彩る

僕は僕と闘ってるらしい
それは怠惰の裏返しなだけ
かもしれないのに

1と0が並べられた視界
そんなもんしか見れないのも
悲しいけど

だれかの笑い声に崩れそうになっても
上目遣いでなんでまだ歩いてるの
止めりゃいいのに
なんでまだ

君は君と戦ってるらしい
大層な茶番だと思わないか
退場する気は僕も無いけど

逃げ切って掴み取った
安心に安住した瞬間に
腐っていく

もっかい歩かなきゃならないなぁ
なんてめんどくさくて
趣き深いんだろう

370 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/01/26 15:44 ID:9lspYlhA
すべての弱き魂よ
打ちのめされて
立ち上がれない意志たちよ

座り込んでいる酔っ払いも
気力の無いホームレスも
右往左往している迷子も
幾重にも靴跡が付いた路上の花

何度も過ちを犯し
今ここでまた 動けなくなった
僕を許してくれるかい

もう一度
紫色に染まった夜明けの空を
点いたり消えたりを繰り返す 街灯の中を
一緒に歩いてくれないか

誰もいない通りを
汚れきった路地を
偽善と無関心に踏まれた花を避けて

この部屋は一人には狭すぎる
そして少し暖かすぎるんだ
静かに存在を消されそうなほど

すべての弱き魂よ
打ちのめされて
立ち上がれない意志たちよ
寂しいよ この半端な強さが

371 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/01/26 16:20 ID:9lspYlhA
 帰ってこない自意識過剰

愛車のチャリンコ
RSZ+改(ローリングサンダーゼニゲバシュウリダイダラケ)でおでかけ
電車代が惜しいからチャリンコ

風をきりたいけど坂ばっか 上り坂ばっか
きついので耳元に集中する

ってルーさん People lose control everyday って悲しくなるよ
も少し気の利いたことを せめて
Feels like I’m on fireとか あっ

入れ忘れた

目的地からの帰りにてB boy風に笑われる
畜生 インディーファンは安く済ませるんだい
しかも 彼女連れかよ

勝てねぇ

有料道沿いにて死にたくなる
ふふふ ふふふ このまま車に飛び込めば ふふふ
金曜の午後 ふふふ 金曜の午後 人生 俺の人生

372 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/01/26 16:21 ID:9lspYlhA
考えてる内にトンネルに差し掛かり
叫んで 折り合いをつけた

その後
サボリ二人組みの女子高生に
ショボイ風体を笑って欲しかったけど
目を背けられたりもして 

ふふふ 駄目人間や おいら駄目人間や
でも大丈夫 言えるうちはまだ余裕があるはず

とりあえず目的は果たした
帰って 寝よう 
大して面白くもないジョークや
自分突っ込みのバランス感覚
痛い人の皮をタンスに押し込み

明日の俺は今日の弱さに負けない
のか? な
そのはずだよな

373 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/01/29 02:02 ID:1sJj8kA7
 Japanese? cute girl

そっから先はいっちゃ駄目だ
飛び越えたいのかい
止めときなよ

僕は君と同じ顔の人を見たことがある
たぶん人違い
確か笑ってたと思う 彼女も20年くらい前

誰かが君を保存したとしても
月日とともに顔も身体も崩れ
写っている君は存在しないことになる

見越して飛び込むの
それとも
価値なんか無いとか思ってたりする

夜中の虹
突然現れた君に見惚れた
僕だってロクなもんじゃない
むしろ下衆の部類さ

たぶん正面きって君の顔を
見れないことぐらいは 保証する

なんとかロマンチックにしようと
頑張ってみたけど無理みたいだね
明日の朝早いから もう寝るよ

素敵な出会いをありがとう
おやすみなさい

374 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/02/05 01:44 ID:nIj1gsIw
 待合室

薄汚れたコンクリートの部屋
地下2階 迎えの車を待つ間

自販機の前を子供が走り回る
ベンチ際の壁に寄り 夢を見たい

空調が扉を揺らし 起こした
僅かな振動が僕を不安にさせる
水が流れ込むイメージ
向かいの親子の視線が気になる

お願いだから 
この閉所恐怖症気味の気分を
少し楽しませてくれよ

誰も傷つけたくないから
自己回復したくないという身勝手さ
リリシズムという名の逃避にも寄りかかる
無責任で怠惰な無表情

375 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/02/05 01:47 ID:nIj1gsIw
もうどうでもいいんだ 例え今
全てが濁流で流されても
扉ごと揺れ崩れ潰れても
本当はどうでもいいんだ

ここにいることで感じる圧力
地上からの靴音が重奏する
嘆くことなど時間の無駄だ
覚えてる 確かに俺にはそう聴こえた

何時の間にか
子供は居なくなり 向かいの親子も消える
蛍光灯と空調が止まり 
初めて気付く

こんなところで僕は何を待っているのだろう
思い出せない

扉の外から
誰かの
呼ぶ声が 聞こえる

376 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/02/10 22:03 ID:cFzQB84p
 名残

引き受けるのはもう止めて 
半分ぐらい捨てようか
見ないフリしてみようか

僕は自意識過剰の名残
安易に真に受け生き間違えた

初めに叫んだ奴はどこだ
もういやしない
高笑いの残響が響く

僕は失われた時代の亡霊
希望もないと信じきった

腐った魚眼かはたまた蜜柑か
お前の病理なんて見たくも無い
だけどオレのもそうだろうよ

生きづらいな
引き受けるのはもう止めて 
半分ぐらい捨てようか
見ないフリをしてみようか

埋没も移入も選択肢にはない
間違ってると信じ込んだ
ただ見せなかっただけだろ
見えなかっただけなんだろう

僕は自意識過剰の名残
安易に真に受け生き間違えた

377 :yuki ◆whnocyk5hk :03/02/15 21:19 ID:Wg4sXBy6
ルームミラーとバックミラー
二人の自分が居ることに気がついた




378 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/02/16 10:47 ID:cZSv7C0N
 車中

例えば 
僕はプライバシーガラスの中
一定量を保った光が映し出す
曖昧な自分の顔が好きなのかもしれない

例えば
僕は顔を出し全方向から降り注ぐ光が
凹凸や醜さをはっきり映し現すから
嫌いなのかもしれない

例えば
僕は手を出して繋がりを感じられる空気に
微笑んでる自分が見たいのかもしれない

例えば
僕は駐車場で一人こもりきって
全て消えたあと自らも映らなくなるのを
望んでいるのかもしれない

例えば
後部座席からルームミラーに映りこんだ
何かに見惚れていたいだけかもしれない

本当は
バックミラーに映りこんだ
何かがとてもいとおしいだけかもしれない

379 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/02/27 00:46 ID:DhObMbPE
 Poetry which is not transmitted forever

the economist not hitting and no
musician and selfish くっちゃべってる students
who state optimism without a
basis can do -- also staying home

Everybody ば is good.

Also the feeling of 敏 which the
ache of insensible も他人 which does not know even
others' ache understands too much, the intelligentsia
who has underrated, and the blue-collar
worker who does not know reserve

Everybody ば is good.

Also the young man it wears out
[ young man ] and the salaried worker not feeling,
the upper class which is not [ sensitivity / flexible ]
already, or one do not have / young man / hope with future,
and an unreasonable charlatan avant-garde art house

Also the cowardly man who also adds "me"

What is necessary is just to die.

380 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/03/02 14:16 ID:eYu3Czy4
 洗濯物

雨上がりの昼間
僅かな湿気が残る庭

洗濯物を干す

もう使われない錆びたバスケットゴール
見上げる
今より動けた身体と
無くなったボールを捜す

冬の終わりを
優しく照りつける太陽が知らせ
最近好きになった季節がやってくる

僅かな風がふいに
ティーシャツを揺らした

二日ぶりの空気が
少し嬉しい

381 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/03/05 19:40 ID:hrRENwkp
 覚醒

ゴキブリみたいな生命力
歪んだ笑いと細すぎる腕
走る 駆け去る 殴りこむ

美しく絶望してるんなら
死ねばいいんだってさ
たまに忘れられるから
まだ生きてられるんだろう

空っぽな気持ちを埋めつくす
楽しいことを仕掛ける
9割方失敗 時たま大成功

孤児みたいに笑う
汚い歯並びがこぼれる
完璧すぎる欠落 祝うべき無神経

観念を吹っ飛ばす疾走
諦念を忘れ去れる滑走
たまに逆転するから面白い
そうじゃないとつまらない

ゴキブリみたいな生命力
まだ忘れたわけじゃないだろう
歪んだ灰色の若さがこぼれる
停滞感だらけの快楽に 微笑む

埃を被って欠けまくった
ぼろぼろの全能感が蘇る

382 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/03/10 07:01 ID:2I+3HHGf
 不完全

どこかで満足したかもしれない
全能なる批評者の立場で
自己完結なニヒリズムに満足して

何もかもわかっていたとしても
聴かせられるのは一つだけ

穴だらけの言葉が連なって
僕になり
僕を証明する

完全で充足した自己は
進む為に不完全に削られていく
ただ 伝え吐き出す為
ただ 尖り貫く為

何もかもわかっていないとしても
現せるのは一つだけ
選べるのは一つだけ

どこかで満足したのかもしれない
小さな範囲で全てを統べ
無視と沈黙を金とした

覚悟と共に 今
穴だらけの言葉で
僕を君に伝える

383 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/03/13 23:07 ID:sPA02Tis
誰かにまた笑われる
僕は何も見えてないらしい
見えているものも間違いらしい

不可能や失敗が折り重なり 
無限の世界は閉じていく
進める道は限られていく

一本道の下り坂が僕の前に広がりきった時
世界は終わった気がした
ガードレール下にダイヴした後は
雲を暗闇の中で掴む日々

いいや
死ぬほど空ぶってやる
そこに妄想でも広がりがあるなら
行き着く先はどんづまりでも
見たことも無い世界を想えるなら

小心者の空元気な勘違い
勇気を出して発した言葉は
何時だって途切れ 誰にも届かない

いいよ 死ぬほど空ぶってやるよ
出来ることなど何も無い
伝えられることなどない
だけど それじゃ

誰かにまた笑われた
間違えたであろうこの選択
衆人環視の暗闇の中 空ぶり続け 
滑稽な姿を晒し続ける

384 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/03/15 22:28 ID:xQ0l/KXS
情けなさには寄りかからない
すぐ隣で漠然と誘う気配がある
とっくに逃げ尽くした 
ここより先はない

いつもと同じ坂で自転車を降りる
落ちた速度は自分を確認させる
醜さと混迷と切迫感が襲う

叫んでも届かない
抱えこんだまま 変わりはしない
ただ凌いで行くだけ
ゆっくり削り取られ 消耗し尽くすまで

言葉にすることで
この切迫感を埋め尽くせるのなら
怠惰の代償をすり替えられるのなら

下りに差し掛かり速度を上げる
ほんの僅かな陶酔 少しの間
何もかも消し去ってくれる
コンタクトもずれて 何も見えない

情けなさには寄りかからない
没頭することに対する罪悪感
本質から逃げ続け
あげく横道に逸れ 迷いうずくまる

情けなさには寄りかからない
この残り少ない無残なプライドが
擦り切れても まだ生きていたとしたら
その時は

385 :yuki ◆whnocyk5hk :03/03/18 21:33 ID:bfP7WuB9
最近忙しくしてるんですけど、ロムってますんで。にっこり。


386 :yuki ◆whnocyk5hk :03/03/21 14:25 ID:wDnS7z9E
分からず屋

どっちもどっち

そんな時には心の銃(真心)で


387 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/03/21 15:34 ID:W5lOT1pC
 反省(日光的反射運動)

疎まれるような青臭い詩
うかつな剥き出しの言葉が
うっかり人を傷つけたかも

何気ない言葉に深い意味
そんな大人に私もなりたい

反省

>385
ヽ(`Д´)ノウワァアンゴメンナサイー

388 :yuki ◆whnocyk5hk :03/03/21 19:51 ID:KFkA7WEK
>>387
オツカレチャ━━━━━━(´∀` )━━━━━━ソ!!!!!

389 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/03/24 00:22 ID:fewvtHtG
 ポジティビティ

希望から分岐点から
どんなに遠くなろうとも
まだ明日を信じていて

だから
誰かに伝えたいと思う
きっと誰かに伝わると想う
というこじ付け半分ヤケッパチ

でも
どんなに予測を立てても
どんなに知的に挑んでも
誰にも分からないこの先

なら
少しでもいいようになるよう
願おうか 生きようか

390 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/03/26 23:17 ID:Tsvcdnas
 洗面所 

窓から朧げに見える光
隣の二階から屈折して届く

沈み込んでそれを眺める男
さながら無人のような自分

反射して部屋が所々光る
自己認識を無くしたものたち

今この時がただ心地よい
何もかも薄闇の中で
宙に浮く

391 :yuki ◆whnocyk5hk :03/04/01 13:34 ID:fU2Tx8ug
そうなの私は青いバラより黒い宝石になりたいし
あなたになりたいしはりつきたいしくっつきたい抱きしめたいし
欲望と願望と妄想は奇想天外で
あなたの歩み続けた足跡を 堂々と踏んずけて歩くの
ペタペタペタリンコ
誰にも先を越されないようにねと、るるるー
小さいからとか大きいからとか無理だとか無駄とか叶わないと言うのなら
せめてたわいのない夢物語だと忘れて欲しいし欲しくないしこんなこと理屈じゃないのよね
るるるー


392 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/04/02 21:38 ID:Mkp3PptV
なにもかもうらがえってよみがえってまたそこにかえる
まちがってるとかまがぬけてるとかまわりにまわったすえに
確信犯とか天然とかきみはいつもいうけど
なにかおおきな力にあやつられているようないないようないないような
電波だからそこんとこはせうがないでせうではないでせうか
つまりぎねんでたてによんでもなにもないよ と
つまりをれはひっしによもうとしてたよ と

どっちにしたってしなくたってしたくなくなったって
ネガティヴでネガティベでネガティボなポジティビめざして
けふもうしろむきな邁進をするよていにござるよ

393 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/04/02 22:34 ID:Mkp3PptV
 散策

破れた枕からこぼれたパイプ素材
必死に拾い集め 縫いなおした
またきっと繰り返す
でも代わりはいないから

蛍光灯の光の中 必ず影のできる部屋
歴史の片隅にも残らないポップスが
僕をなぐさめる

方向性を間違えた哀れなマニア
快楽へと孤独に寄り添う

ゴミの中を泳ぐ
ひとすじの光を見た気がした
つくりものじゃない本物のそれを
ずっと前に見た気がするんだ

ゴミの中を泳ぐ
沈みながら必死に浮き上がり
パイプ素材の山の中
あらぬ方向へ ずっと泳ぐ

394 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/04/05 01:35 ID:HJDSHvTC
 前進

たいしたことじゃない
少し覚悟を決めればいいだけ

現実にスッと入り込めれば
ちょっとだけ踏み出せる

情熱や勇気や理想は
勢いを形づくるけれど
どこにも連れていってはくれない

だから少し覚悟する
想像力のさじ加減も合わせて

あとはその気持ちに任せればいい

395 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/04/05 21:39 ID:HJDSHvTC
 前進続行

軟弱でどうしようもない心
消えかけて最後の荒療治

様々で雑多な色合いの
持ち得るものを全て合わせて
ぶち込む

広がりだすの色
外に向かって伸びていく

決して内に向かい
真っ黒にはならない

やがて壁を突き破り
ノイズと白黒の世界を染めていった

周囲を淡い虹色が包み
彼は立ち上がって歩き出す

何も変わりはしない
だけど 少しだけ信じられる

396 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/04/05 21:46 ID:HJDSHvTC
チガッタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
広がりだすの色→広がりだす色

397 :山崎渉:03/04/17 13:49 ID:h0xijIvJ
(^^)

398 :Mana魔名:03/04/18 01:11 ID:xr5dGtTD
異名をいくつも持つ僕 精神分裂症らしいけど みんな多重人格
男前な僕は周りの奴等なんかとは比べようもなくお洒落な筈なのに
君は僕からの愛の告白を鼻で笑ったから 仕方なくお仕置きしたよ
良い子で居てくれるなら静物にしなかったのに 自業自得ってやつ?
割られていく窓 飛び散る硝子に映った僕の顔はおぞましく美しいだろ?
罪な罰を受けた君の美しさには慄きすら覚えるよ だから永久に眠れ
黒い薔薇に想いを乗せて 君に何度でも囁くよ 「あなたがすべて」

399 :山崎渉:03/04/20 01:53 ID:3rQpfsMd
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

400 :旨゛ ◆FU9h76/rV2 :03/04/20 17:21 ID:0vFhHBQk
 巻き戻し再生

予感がした
あんなにしがみついていたもの
昇る陽によって斜めに切り刻まれる
そう やっと
この長い苦役から逃れられるのかもしれない
ずいぶん逃げ続けた
この足では立つことも適わないよ
繰り返す終わりと動き出す初まり

三本目の腕と眼が
朽ち果てた身体から縦に生え
透き通った光の粒子を掴み見る

響きわたる音がいつまでも
横たわった身体を祝福する

ここから抜け出して
新しい場所へ
遠くへ

401 :旨゛hangingaround:03/04/25 18:46 ID:HVvhUtYc
 進め

通常の20分の1ぐらいの感覚
今のところ傷つくことは無い

薄めに設定した人格
世界との間にも膜を張る

もう変わりはしないけど
何も及ばせもしないだろう

閉じた扉には埃が積もり
「もし」の問いには鎖をかけた

戸惑いや不安定さを越えて
動き出すしかないんだろう

抗いや疑問を抱えて
歩き出すしかないんだろう

塵ほどの悟りも解脱も
理解も得られないまま

はるか空の上 雲を突き抜け
地上へと飛び降りる

無意味で莫迦な高みを捨て
繋がりの中へ潰れ落ちる

402 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/04/25 18:50 ID:HVvhUtYc
やべー晒してもうた。
あんまし意味ないと思うけど、これにかえます。。。

403 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/04/30 01:36 ID:NjE5j+da
ただ 根拠の無い余裕と自信にすがり
無闇に懐中時計の針を進めた
もうツケは回ってきてる
高層ビルの隙間を飛び回る天使たち

相当やられてるな
熊や兎のヌイグルミが街を行き交い
何度も肩を当てられ途方に暮れる
どっかで境目が薄くなったらしい

擬似中世な建物の裏で歯車は回り
人力発電機の上ワーウルフが走る
僕は誰だろう しゃがみ込む
風船を持った兎にティッシュを貰った

鼻をかむと陽が沈み
夜空に星型の星と月型の月が出た
花火と歓声 爆発と絶叫

背後での狂乱の宴を背に
ビルを抜け 駅裏のアパートへと帰る
ピクシーが「おかえりなさい」って
もうよしてくれよ

うらぶれた部屋の洗面所の鏡
自分の顔を映した はっきりとしてくる輪郭
一気に両手で靄のように覆い被さる
犬の仮面を剥ぎ取った 

おぼろげで人相の悪いリアルな顔
目の下のクマを思い出しながら
そのまま倒れこむ

404 :yuki ◆whnocyk5hk :03/05/01 17:55 ID:2Yv8N+QI
>>402
寝起きでしたね。うふっ。

----------------------

みどりがえるをみつけた
どおってないことないこと
か?
まぁいいや

こころのおくまでやさしいひと
じ しか 
みえないそのおくにも
みえる
つたわる

ひとすじのなみだ

405 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/05/13 22:21 ID:DsfTVEPY
 ブラフ

恥ずかしさとやるせなさの間
言ってしまったことへの罪悪感

氷柱のように鋭い一撃 
胸を抉った音が聞こえる
抉られた音が聴こえる

体系化することを止めた罰
軟体動物と化した僕は
以前よりずっと卑怯かもしれない

溶け出す唇 溢れ出す嫌味
机に零れ落ち床に流れ出す
刃物に固形化し宙を舞い
何度も突き立られる

真意は死んだ
プライドも切り裂かれた
何のためにここにいるんだ?

脳味噌をかき混ぜる混乱が襲う
どう伝えればいい何を訊けばいい
君を僕を傷つけない為に 

どうすれば

406 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/05/18 22:59 ID:woM5EkJN
 水たまり

ひ弱な男がふらふらと
雨あがりの空のもと
水たまりをはねながら歩く

見なよ
ドロがしずんで
青天がみえる

曲がった背骨に細めた眼
うつむいたその先に
無限がうずまく

ここからでも目的地は遠いな
まだ歩ける まだ進めるはず

使いものにならないカサ
左足のかわりに
つえにしよう

顔をあげて まん前を見すえた
澄んだドロ水のその上
また一歩をふみ出す

407 :山崎渉:03/05/22 03:36 ID:R3rNNKvM
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

408 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/05/23 00:03 ID:fbuwh24Q
 ローラー

軸の無くなった人生観
欠けてしまった自己完結
足りない世界へアレルギー
自らの滑稽さへの憤り

考えたってしょうがない
狂気と正気の境目で
大した進歩も反省も見せずに
僕は生きるよ

悩んでる格好いい自己像
ありえない甘ったるい科白
必要のない過ぎた投影

居りもしない誰かの笑い声が
冷静でお節介な自己批評が
2枚目のはるか手前で足をかけ
ずっこけさせる

行き場をなくしたピエロ
笑わせ方さえ忘れた
わずかに残る怒りの記憶

考えたってしょうがない
どうしようもなさを握りつぶし
大した進歩も反省も見せずに
明日も生きるよ

409 :山崎渉:03/05/28 10:57 ID:gH/nLI1G
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

410 :Mana魔名:03/05/31 16:54 ID:FTxZenOH
異名をいくつも持つ僕 精神分裂症らしいけど みんな多重人格
男前な僕は周りの奴等なんかとは比べようもなくお洒落な筈なのに
君は僕からの愛の告白を鼻で笑ったから 仕方なくお仕置きしたよ
良い子で居てくれるなら静物にしなかったのに 自業自得ってやつ?
割られていく窓 飛び散る硝子に映った僕の顔はおぞましく美しいだろ?
罪な罰を受けた君の美しさには慄きすら覚えるよ だから永久に眠れ
黒い薔薇に想いを乗せて 君に何度でも囁くよ 「あなたがすべて」

411 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/06/01 23:30 ID:TH2n5TxS
 サヨナラホームラン

適当さをある意味極め
なんもしないことを糧とする日々
そんなバカにも訪れるピンチ

困ったときの神頼みなのに
実際きのう凡退してるし
今一なんかしっくり来ない

有象無象の神仏様と
ここに居るのにぽやけた俺様
ただ弱さだけが滲んでくる

どうしようもなくて験担ぎで
明日の結果をナイターに尋ね
一人でやれとつき返された

追い詰められて腹をくくる
ワンナウト満塁後に2三振
6回ぐらいは投げきっちゃるわ

孤独で真っ暗な夜の闇に
明日の朝日が見えたなら
それを掴み取ってやる

絶対掴み取ってやる

舞い上がったサヨナラホームラン
天井を突き抜け広がる虚空
罵声と歓声の中 彼方を眺める

412 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/06/01 23:34 ID:TH2n5TxS
ぽやけた→ぼやけた 

413 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/06/02 23:45 ID:oHXDIcd6
 罪悪感

僕は完全じゃない
僕は君じゃない

僕は子供じゃない
僕は君じゃない

僕は自由じゃない
僕は君じゃない

僕は考えない
僕は想わない
僕は躊躇わない
僕は選ばない
僕は
僕は

僕は
僕は君を

君を忘れる

414 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/06/07 23:02 ID:PrVRSL5D
目の前に現れた君の顔は
半分砂嵐に消されて
伸ばした僕の手は
無機質な映像を通り抜ける

いつのまにか過ぎ去り
二度と取り戻せない日々よ
寄るべき支柱を持たぬ貧困さよ
捻じ曲げられた空白の過去を見よ

すぐに忘れる痛みが何度も襲う
忘れざる得ない痛みが突き刺さる
あやふやな時間感覚の記憶の海で
僕は消える 僕だったものは消える

もう数少ない言葉も削られ尽くして
魚につつかれ腐った殻の中 
吐き出したい衝動だけ残る
だけど僕はそれに蓋をした
だけど君はそれに蓋をした
だけど彼はそれに蓋をした

砂嵐で消えかけた君は
同じ表情をリピートする
言葉は無い 目で訴えかけても返事は無い

寄るべき支柱を持たぬ貧困さよ
寄るべき言葉を持たぬ貧困さよ
寄るべき意味を持たぬ貧困さよ
寄るべき意志を持たぬ貧困さよ

ノイズが流れ 繰り返され続ける間違い

415 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/06/09 14:00 ID:x4bV74wc
 右座席

事故のやたら多い交差点

信号機に夕陽がかぶさり
ブレーキランプが順に消えてく

隣の窓の隙間から
漏れでたきれいな音の波

発進のときの変速が苦手だ

歩道から誰かの泣き声
なだめる声

ちょっとつっかかったあと
無事に車は動き出す

角にあるラーメン屋は
見ないことにして

少しの誇りと共に
僕は右にハンドルを切る

416 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/06/15 18:36 ID:i8UJT/hQ
 スーサイドマシーン(48時)

遺伝子の色が変質して
空が黄色に塗られていって
今彼女がずっこけた

成長に大事な時期なんて
とっくに逃したと思うよ
ちょっと後悔 3秒後復帰

止まったらいけないのか
ここは交差点の中
ここは交差点の中

重大な目標の設定なんて
もう遅すぎると思うよ
狙い済ました隙間産業

必死に叫んでたあの先生
ぬるさの怖さを知ってたのかなぁ
肩に埋没した頭をちょっと出す
んなわきゃない水際ガイドライン

ハイジャンプできる季節は終わった
嫌な色に変わり果てた遺伝子と
なんか後悔だらけの過去ん中
病気持ちが温水プールを泳ぐ

そういや
止まったらいけないのか
ここは温くて冷たい夢の中
梅雨時の湿った布団の中

417 :山崎 渉:03/07/12 12:36 ID:NWO/CALS

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

418 :山崎 渉:03/07/15 11:44 ID:91J1lTCd

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

419 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/07/15 14:09 ID:nTJKLgMC
信じることがまた出来なくなった
涙の代償の偏頭痛
涙腺は枯れた 真っ白になった世界

そんなに泣かないで

無表情の顔から落ちたようにみえた涙
多様な痛みが襲いかかりもう分からない感情
独りで居ることに慣れすぎてしまった

捻じ曲がったオリジナルな感情は
普遍性の波に飲まれて記号化される
時たま同情する気配を見せながら
世界はこの身を置きざりにしまわる

もう泣かないで
何もかも正しいと思えなくとも
どこへも行けないと思ったとしても

進もうとするこの足を
何処からか聞こえる嘲笑が引きずり込む
例えこの先に進めないとしても
もうこの先を望めないとしても

この無表情の先を あの鳥篭の外を
罪悪感に苛まれ流せなくなった涙を
流す意味の無くなった感情を

ごめん 何にも分かってない
君のことひとつも分からない
だけど 代わりに泣かせてよ 少しだけ汲み取らせて
そんなに泣かないで

420 :名前はいらない:03/07/16 16:43 ID:Egl7LXPI
|_∧
  |ー゚)お腹空き保守・・
  ⊂|
  | 〜
  |∪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


421 :_:03/07/16 18:36 ID:GaagUO2Z
http://homepage.mac.com/hiroyuki44/

422 :_:03/07/16 20:16 ID:GaagUO2Z
http://homepage.mac.com/hiroyuki44/

423 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/07/17 12:01 ID:8CbLnQxn
>>421-422
業者エロサイトの広告。
>>420
(・∀・)ズレータ!多謝です。

424 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/07/18 13:11 ID:qEB2n7TK
 自己啓発

負けたとか思うな
戦ってもいないのに
負けたとか言うな

自分と他人を
数値や適当な見込みで測るな
測って 勝手に凹むな

日常に充実を感じてる人の
ちょっとした不満を真に受けるな
そんでもって また凹むな

大したことない物事を
ちょっとしたことを不相応に捉えるな
捉えたあと妄想で膨らますな

裏表の無い笑顔から
むりやり裏を作り出すな
脳内陰謀だらけの世界にするな

誰かのせいにするな
捻じ曲がった自分と選んだこの位置
実はそれなりに気に入ってるような

やれることをやろう
可能なら不可能を可能にしよう

感情に名前を付けて整理して
余計なものをとっぱらって
あの先へ もっと先へ ずっと先へ

425 :yuki ◆whnocyk5hk :03/07/20 19:43 ID:okL28u+T
。    ∧_∧。゜
 ゜  (゜ ´Д`゜ )っ゜
  (つ   /
    |  (⌒)
   し⌒^
2周年おめでとーハァハァ(感無量

426 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/07/22 00:27 ID:Dc3kIYhx
 童心


ちやしゅうたいが

まっさらな日
を浴 びて

干からびて い 


手をのば し て

すくい取って
みつめた

おもむろに
おおうなばらになげ棄てたり
はまべに干してみたりし て
あそん 


楽しかったです

427 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/07/30 00:27 ID:WSpUJO07
 欠落

橋の上から見えた
船からあがった夏祭りの花火
360度の眺め

浴衣 親子連れ 恋人達
若さ 老い 笑い声
息吹を感じる 伝える

僕は
その喧騒に静かに背を向ける

楽しみ方を知らないわけじゃない
愛しみ方を忘れたわけでもない

誰が悪いんじゃない僕さえ悪くない
こうなってしまった
ただ 厳然たる事実だけ
目の前に 浮かぶよ

欠けた感傷の渦 橋を通り過ぎるボロの軽

人の波を抜け
小高い丘に止まる

間違ったとは思っていない
押し殺して忘れようとしているだけ

ドアを開け 空を見上げると
歓声と共に最後の花火があがった

428 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/07/30 00:29 ID:WSpUJO07
間違ったとは思っていない
嘘を吐いて隠してるだけ
どこかその閃光に期待をしながら







その閃光を疑いながら

429 :山崎 渉:03/08/02 01:16 ID:TahhWmQI
(^^)

430 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/08/08 12:54 ID:GVR2/Fvk
気持ち悪い 自己陶酔の極み
どうでもいい 宗教家のような言葉
くだらねー信念 言うだけ損をする
言わなきゃただ過ぎ去る

一方向が失敗するのを見てる
他方向に拡散するのを見てる
薄い自意識に入り込む悪意
濃い自意識が跳ね除けた真意

答えは出せない
誰も持ってない
エゴを貫きゃ四面楚歌で
フェアを気取れば手持ち無沙汰

軟体動物のようなグレーゾーン
スクワットできる体力が必要だ
ジェットコースターに乗る勇気と
コーヒーカップで回る惰性も

そう 言い訳だらけで間違いだらけの
この生 どうでもいいようでよくないように
続けよう

もう どちらか一方とか止めて
僕の必要なだけとりゃいい
適当でグレーゾーンである必要すらない
何だかよくわかんない衝動と道徳心を
天秤にかけて拘らず 有機的な集積物の
自分を選択していきゃいい

続けようとする意志だけは絶やさずに

431 :山崎 渉:03/08/15 13:01 ID:5TkIaFn9
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

432 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/08/25 21:19 ID:fu86q167
白いティーシャツから汗ばむ腕
平べったいコンクリートの道
河辺の公園沿い 車輪の音
何本かの白光の街灯
少年の名残 微かな恐怖感
狭い道の反対には無機質なマンション郡

あまりに何もかも整い過ぎていて
あまりにもそこには何もなくて
心が吸い込まれそうになる

どれだけ夜が更けても薄闇のまま
不確かな未来と不安定な自己像
何もかも連れて行かれそうになる

ねぇ どれだけ
この静かで無意味な闇を彷徨えばいい
あとどれくらい歩けばいいと思う

ねぇ いつまで
この波も立たない流れを眺めればいい
置ちていった心を惜しめばいい

そこの堤防を越えて少し歩けば
河が流れ出す海も見える

433 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/08/25 22:09 ID:fu86q167
郡→群

434 :ゆきぽえ ◆whnocyk5hk :03/08/26 20:20 ID:1/AhHsRm
応援sageにかっ。

ロムロムにっこり。

435 :名前はいらない:03/08/30 06:44 ID:kALTNtJO
あなたの詩を見ることが、あまりない私ですが……
>>430を読んでファンになりました
過去レスじっくり拝見します

436 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/08/30 12:29 ID:NY9pQlSA
>>434
うっす。いつもさんきゅーです。
>>435
共感してくれる人が居て嬉しいです。
ただ、過去レスで爆笑しても責任はとりません。

437 :yuki ◆whnocyk5hk :03/09/02 20:27 ID:lllWHtnM
どんどん失敗しよう
恐れずに
太陽が笑ってる
雲が隠してくれる
照れくさい
こんな日がいっぱいあれば素敵

失敗失敗大失敗は大好き自分の常備薬

438 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/09/03 19:59 ID:G6dIU85b
 水平線の上

プールに潜って息を止めた
夏も終わり、誰も居ない水中
青い壁の色が周囲を包む

ほんの10秒 その
たった10秒をもっと味わっていたくて

僕は無理をした

抱え込んだ膝 力を抜いた
丸めた身体が回転しかかった時

君の腕で水面に引き上げられる
鼻に詰まった水を必死に出しながら
怪訝な表情で睨む僕
けれど

その時の君の表情を
僕はまだ覚えてるよ

25Mラインを超えた水平線の上
差し出された手をまだ握ってる

間違っていないその光景を
僕はまだ覚えてるよ

439 :名前はいらない:03/09/06 01:56 ID:ooRKkgFV
僕を励ます沢山の言葉を
僕自身に投げかける

誰もが自分の心配で精一杯だから
僕も僕の心配をする

自分の為に誰かに気を遣い
自分の為に誰かを追い駆けて
そういうドロドロの思惑を愛想笑いで覆いながら
馬鹿馬鹿しい馴れ合いに酔い潰れていく

だから僕はシラフに戻って
思惑の渦から抜け出していく
誰も僕を心配してはくれないから
僕は僕の心配をする

今までは見えてなかった
だだっ広い景色を眺めながら

440 :JIM #:03/09/06 21:36 ID:ZtXvFoWE
浅はかな考えで

行動に移した

背徳感に殺られ背骨に電撃が走った

女の中に自分の子供たちが注がれた

何度目…幾晩経ったか?

女は人形のように微笑み、漏らしながら

ただ快楽に身を任せ
快感に溺れるようになってきた

俺は自分の歩んだ道をその相手の性器に例え
刃物や鈍器で破壊を繰り返した

―エゴ―そうなんだろ?俺たちが歩いてきた道を否定できるのは俺達自身だ

おまえにはなる必要はないけど、優しい目で助けを求めたから

少しばかりおまえのその白い肌を食べたよ

―自分の中の嫌悪が消えてゆく―生きたまま叫ぶお前はいつかどこかで見た聖なる神のようで

それに罵倒を繰り返す俺は勃起しっぱなしだった

それも全ては俺とお前のドグマが作り出した
虚構的現実なんだろ?うんざりだ!明日…お前の前から消え去ろう


441 :マ狂 ◆6O0MrCB/dw :03/09/08 21:06 ID:5dSlefVj
つまり著作権はないも同前だ

442 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/09/09 14:02 ID:RqCBYOUx
 予防線

蜘蛛の巣のような予防線を掻い潜り
時に逃げ 攻め 吼え 駆け抜ける

無防備な野生は精神的に蝕まれ続け
一瞬即発の笑顔の束に犯され続ける

例えば 彼には言葉がないのかもしれない
君の掴んだナイフをおもむろにもぎ取った
通行人Aには表情がないのかもしれない

うざったい破壊衝動を忘れた彼には
僕は存在する価値がないように見えたかもしれない

全方位に目標もなく撃ち出される言葉の切先を
軽くかわし 彼は僕と君の喉を掻っ切っていった

多分 理解することなど出来ない僕は
干からびてミイラになるまで横たわったままだろう

多分 彼らにとって空白すら埋められない存在なのだろう
搾取され虐げられ さらに広がる被害妄想の渦
背中に響く靴音は罪の数の証 なんつって

つうか そういう夢を見て目覚めたら
実は疲れてて布団が重かっただけとかいう
恥ずかしいヒロイズムに酔ってるだけなんだろう

こんな逃げ方でいいのかと小一時間俺を(ry
という平べったい再構築 正気な午後二時の
あまり張る必要も無い予防線と面白くもないオチ

443 :名前はいらない:03/09/11 04:03 ID:kswWJljh
沢山の冴えない男が
彼女を追い駆けている
ほんの僅かな挙動も
彼らには至極の御馳走のようだ

蜜に群がる蟻か
光に群がる蛾か
或いは蜘蛛の糸に群がる亡者か

彼らは多分
彼女を悦ばせられていると
いつか彼女を手に入れられると
本気で信じているだろう

それだけ彼女は今までに
彼らを狂わせるだけの餌を
充分に撒いてきた

馴れ合いという甘い餌を

444 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/09/13 01:09 ID:PJbaH12P
 シー

電車を降りて改札口に向かう
田舎は停車時間が長くて嫌になる 
だけど ここが終の棲家なのかもしれない

いけてない髪型 地味な服装
静かで消え入りそうな存在感は
狭い隙間に自分を突き通すため
迷いの末 

自意識を振り切れなかった彼女は
未だに理由が見つからず迷ってる
八方ふさがりの完全さの中
一歩も動けずに戸惑ってる

突っ掛かって倒れそうになった時
差し伸べられる手

時に不意を突いてくる
凸凹で不器用な笑顔に絆されそうになりながら
愛想笑いでかわし また遠くなる

445 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/09/13 01:10 ID:PJbaH12P
駅前のパチンコ屋の窓に映る
彼女の口元は尖ったまま
信号待ちの間 その足元はふら付いて
ただこの景色に合う 表情を探し続ける

わかってる
何処にも向かわない情熱と半端な怒りを糧にやってきた
私は理由を怠惰に拒否し育てず
生温くて青臭い完全な不完全さに寄りかかった
もう今更逃げられない

青になって通り過ぎる肩越し 何人かの迷いを散見した
僅かに過ぎった共感さえ 捨て去って今日も向こう岸に渡る

こんなに意味がなく 不自然で不安定なのに
なぜか私はまだ生きてる

446 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/09/14 19:05 ID:pLtVKV9D
表層を這いまわり傷つき疲れ果てる
例え僕が立てなくなったとしても
君が取り返しがつかないほど
汚されたとしても それは

リアリスト達は自らの余裕を隠しながら
適当な言葉で世界を悲観する
僕はそれを見て何も分からず
ただ底無しに哀しくなるだけ

君を景色の一つとして見ている
通行人たちは無責任に批評する
僕はただ聳え立つビルや早過ぎる歩幅に
戸惑い 立ち眩み 頭を下げ手をつく

座り込み 呆然と眺めた雑草は
見知らぬ他人に踏みにじられる
そして彼は僕は指差して
無責任だと言い放った

ああ 造りものの光に騙されて
間違ってここまで来てしまった
頭上の陽光 その自然な美しささえ
顧みないままに

蛇の目をした子供から
弱さを見透かされた僕は
足元をすくわれ 八方から銃撃される
蜂の巣から黒い油を流しながら
踏まれ 粉々になり 忘れ去られる

そして 君もそれを何の感慨もなしに眺めた

447 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/09/15 23:25 ID:USkcYLQh
 天望

花火があがり 
地鳴りと共に天に昇る歓声
バカバカしくも楽しい光景

僕はここにいない だけど

たくさんの幸せな空気を吸いながら
踊りながら人込をかけ抜けていく

448 :名前はいらない:03/09/20 06:17 ID:Re65u/2f
ほっぺたまで土で汚して
直角に折り曲げてた腰を伸ばして

小さなプロペラ機に乗って
何処かへ行きたいと願いながら
両手に大きなの南瓜を抱えて
一番遠くの雲を眺める

空は高く

緑色の大地が
何処までも続いていたなら
きっと素晴らしいフライトになるだろう

思い出したように瞳を開けて
空は高く
南瓜のような頭の上を
飛行機雲が追い越していく

449 :名前はいらない:03/09/24 07:04 ID:w4oTcCfB
何もしなければ、
誰も見たりはしない
何かをしたとしても
誰が見るだろうか

過大に騒ぐ者が居て
過大に期待する者が居て
本当の姿を直視する事無く
嘘ですらない嘘を吐き続ける

そんなに頑張れる程
頑張っただけ報われる程
そこには輝きなど無い事を
本当は誰もが判っている筈だ

視線は決まった場所に集まっている
もはやそれ以外を信じる事もできずに

そんな場所で
何かをしたところで
誰が見るだろうか

450 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/09/30 01:24 ID:9gdcZgm2
早すぎた彼は
何も知らず誤る
肥大化した自意識 後付の自意識

その尊大さに未だ 
中身などない
ただ無理に貫き
確信を得てしまった

生身の人間ですら
オブジェだと見ていた君
それ自体にも気付かず
出来損ないのキュビズム

独善を貫く彼に
怒りなど覚えはしない
安っぽい共感とも違う
どろどろしたものが残る

人造物の色のみ 灰色のジャンパー 染めてない髪

君は夜中独りで
壁にボールを投げた
その虚ろな背中は
宙を舞い何処を向いた

また今日も僕は
許しを請うためここで
こうして吐き捨てている
自己完結した世界は

いつか清算されるだろう

451 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/10/04 01:10 ID:N1pg7BGJ
  パーフェクトワールド

平らな国道沿いの明け出した空
薄れる恐怖感と混乱

コンビニに寄っておにぎりを買った

広めに取ってある駐車場に出て
口に含んだら 何もかも溢れて来て
発狂したように叫びたくなった

少し寒い空気が押し止める

ぐしゃぐしゃの表情を
箒を持った店員に悟られないように
不自然な体勢で自転車に乗った

そむけた顔が赤く染まっていく

452 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/10/04 01:11 ID:N1pg7BGJ
なんて綺麗な朝焼けだろう
言葉の少なさが恨めしくなる

もしこの景色が 今の瞬間が
全て洗い流してくれるなら
この完全な世界に入り込めるのに
だけどもう違う場所に居て
8秒前の視界だって取り戻せない

ああ あと少しで焼き付けられるのに
日常に飲まれて見えなくなってしまう

この大切な気持ちを消し去っていく 
だだっ広く明けていく真っ青な空
泣き跡さえ消していく乾いた大気

現実感に取り残される

ひとり 気付かれもせず昂ぶり
何も変えられぬまま 全ては宙に散った
凡庸な正気と疲れだけが残り
アスファルトを滑る家路への音

453 :名前はいらない:03/10/11 06:41 ID:kRUgCmNv
思う事感じる事
ひとつひとつ語り合い
互いを理解することで
安心を得る

正しかった事間違っていた事
ひとつひとつ確かめ合い
己を理解する事で
安心を得る

ただの一歩も
前に進む事無く

それに気付かせてくれたのはあなた
僕に付き合ってくれたあなた
今必要なのは

恐怖と緊張と
その先の結果

454 :名前はいらない:03/10/17 09:45 ID:CcaNyQRb
葉の無い樹を
誰も綺麗だとは思わない

ただひたすら根から養分を吸い
幹を育て枝を伸ばし
だけど葉の繁らない樹を
誰も綺麗だとは思わない

誰かに綺麗だと思われる為に
花を咲かせる樹々たちの中で

太陽光で光合成を行い
力を得て酸素を吐き出す
植物の役割をも果たさずに
幹を晒して立っているだけの樹

どう思われるかは知らないけど
鮮やかな緑色
自分にもきっと

455 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/10/20 22:08 ID:MPsg+0Mx
 ディファレントクラス

乗り越えられれば
乗り越えられればなんてことはない
ただの過去になり侮られる

乗り越えられれば
乗り越えられれば強くなれる
傷が増える代わりに研ぎ澄まされる

乗り越えられれば
乗り越えられれば迷うこともない
もう青臭い弱さに戸惑うこともない

手を伸ばせばいい
伸ばせなきゃ叫べばいい 
誰かに助けを乞えばいい

乗り越えられれば
乗り越えられればこのどうしようもなく傲慢な
無知で無謀で傍若無人な自分を捨てられる
捨てられる

456 :名前はいらない:03/10/27 06:57 ID:SorRCJJp
遠くで物音がする
楽しそうな
だけど僕は
不安になる

ぐるぐる廻る
どろどろ廻る
聞こえない音が響いてくる
ような気がする


地震が起こる直前に
ふと目が醒めるような
そんな気持ちに近い

楽しそうな音がする
きっとみんな笑っている
だけど僕は不安になる

その皮一枚向こう側に
魔物を隠しているようで

457 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/11/06 22:55 ID:6l9JSpe/
 パラノイア

高原の野外ステージに座って
紫色の雲を眼に焼き付けた
手をそよがせ涼しい空気にふれる
地面から数センチ離れた足をふる

このゆるい雰囲気の中の
殺されそうな緊張感は何だ

優しく肌を包み込む 清々しい澄んだ空気

風景は視点九十度より上には無い
眺めてる空は何も映さない

風にゆれる豊潤な麦畑が
想い出を掘り起こし
根拠の無い予感に胸踊らす

完全に絶たれてしまってはいない
だから余計に残酷な予知

色が変わりつつある山を背に
放り出されて 閉じ込められた者は
青さを残した少年が走る
ただ思うだけ 考えるだけでどこへも行けない
飛べそうで泳げそうな秋晴れの空
便宜上の言葉とこの仮初の有様
ジャンプした掌で雲を掴んだ

458 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/11/06 22:57 ID:6l9JSpe/
このゆるい雰囲気の中の
殺されそうな視線は何だ

僕はただ夕焼けを見てるだけで幸せだった
僕はただ夕焼けを見ているだけで
僕はただ夕焼けを
僕はただ
僕は
僕うな視線は何だ
僕はたこのゆるい雰囲だ 夕焼けを見だった
僕はた 気の中の だ 夕焼けを
見てるだけで幸せだった
僕はたてるだけで幸せ殺されそだ 夕焼
けを見てるだけで幸
せだった僕は た    だ
ほ゛くはたた゛
ほ   ゛  くは た た  ゛
くた ゛ほ ゛はだ
ほ ゛
     く   
                 


         は


た   
       



              だ

459 :yuki ◆whnocyk5hk :03/11/09 09:18 ID:TzzI0IMJ
>>458 こういうの今までなかったっぽい詩ですねぃ。



旨゙さんもひさし。にかっ。

460 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/11/16 00:45 ID:eO7KvBnc
貴方の手によって
彫刻を削るように

取り去られ残るのは
薄くて弱すぎる何か

余裕の冷笑を浮かべる
筋肉すら取り払われた
薄い唇は自然に

笑った

ああ

笑えた

461 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/12/16 00:38 ID:n3QXlbUu
 雪

誰にも会わない
だけど寂しくはない
抱きしめた両腕の空白
ダンスするレコード上の小熊
打開策はもう探さない

雪は降らない

雪は

心の中にだけある

白い壁のなか
四角い置き机
霜が庭の土に降りる
死者が蘇り空を仰ぐ
視界に映るポリゴンの束
知らぬまに窓が凍っていく

ここには

雪は

雪は降らない

心の中にだけある

心の中だけに

462 :旨゛ ◆IBNectmOpk :03/12/26 02:55 ID:xriCG79i
鈴が鳴り止み
サンタは人々の無意識に帰る
クリスマスも終わったあと

ナゾかけられた梟
夢見ごこちで深まる帳

わからないことはないよ
非現実に現実的な君
間違っていることはないよ
反発と反省で平行線の僕

鈴は鳴り止んだ
サンタは人々の意識から帰る
クリスマスも終わったあと

だからおやすみ
何もかも夢に溶かして

真横にまわるあたま
アパートに囲まれた公園
風が星の海に吹き上がる

わからないことはないよ
白から灰色へ黒で戻る
間違っていることはないよ
両天秤のきのうとあした

だからおやすみ
何もかも夢が溶かしたあと
もいちど 全てがはじまるから

463 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/01/01 03:31 ID:9EXNWWev
 ア ハッピー にゅーいやー

さようなら 

ふるいくそったれなせかい

そしてこんにちわ 

あたらしいくそったれなせかい

ついでにまだまだ

くそったれなじんせいもつづくぜ

だらだらのばしつつつづくぜ

こうごきたい

464 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/01/03 01:04 ID:flkAGVzm
昨日の夜
三ヶ所に散らばった肉片を
硬いアスファルトで
舗装された道路の中ほど
車の中から見た

今日の朝 
寒さにフリーズドライされ
片付けられようともされず
見通しの良いカーブに
凹凸になって貼り付いていた

日々の生活のアクセント
立ち止まらせようとする

そう
もう原型を止めていない
ただ原型を忘れ去ってしまった

そう
もう原型を止めていない
もの哀しい 悲しいというより
ただ無様に張り付いているだけ

日々の生活のアクセント
僕をそこに落とし込む

もう原型を止めていない
ただ強烈な存在感を発して
たった今降りだした雨にでも
洗い流されるだけかもしれない

465 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/02/01 23:35 ID:6dzHHJqw
 アンラッキーディセンバー

時雨かな 雪の前の
そう言われた
信じてなかった

強い風に吹かれて
目の前
斜めに舞い降りる

さようならアンラッキーディセンバー
疑わずにいられれば
良かったのに

肩に髪にうでに
立ち尽くす
ただゆっくり
降り注ぐ

あぁ ここに在れるよう
祈るよ

ねずみ色に黒の斑点
広がっていく

さようならアンラッキーディセンバー
ただゆっくり
ふり返らずに
僕は君を忘れる

466 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/02/07 01:34 ID:G1szvVGG
 真夜中

真夜中まだ寒い闇の中
家のドアを蹴破って飛び出す
狂ったように叫びながら
団地を下り十字路を通り過ぎる

車も通っていない国道を
いかれた色の街灯を浴びて走る

二車線が三車線 四車線に変わる
陸橋を越えて街が見える

商店街の閉じたシャッターを鳴らし
不細工なビル群を横目に爆走する

大した長さのない市街地を抜け
隣街に向かう国道を横切る

そのまま近くの汚れた一級河川へ
川沿いの砂利を巻き上げ海を目指す

テトラポットと防波堤が見えたら
助走して10bほどぶっ飛び 
海に飛び落ちる

そして 沈んで行き
二度と上がってきたりはしない

467 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/02/08 02:47 ID:atp7V533
 リハビリ

なんども同じ光景を繰り返しながら
フリダシに戻るリハビリを続けてる

情緒不安定のかわりにストレスを
失望のかわりにつまらなさを
一本の線が平坦にのびていくように
浅く静かに嘆き続けるように

逃げ場はない逃げる意味もない
下へ下へ落ちていき閉じていき
閉じていく

日に日に弱くなっていく光が
次の朝また射すまで
空白と目の渇きを
布団の上で感じるまで

ストレスのかわりに情緒不安定を
つまらなさのかわりに失望を
何本化の線があらぬ方向へ消えるように
朗らかに微笑みながら壊れゆくように

馴れきった場所からまた立ち上がる
リハビリを続けよう

468 :名前はいらない:04/03/16 23:25 ID:NNDr0MhV
保守

469 :名前はいらない:04/03/16 23:27 ID:4BabHYpl
(*´д`*)ハァハァ

470 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/03/17 21:24 ID:FXOOEx7f
 ぽえむとぼく

いきにくさは
ひげのはえたおっさんの
しょうじょのようなぽえむとして
ふつかよいのくちとか
けのはえたてとかかから

ポエっ と

  でる

それは

はいせつぶつのようなものなのかもしれない
いやたぶんはいせつぶつなのだろう
むしろそうおもっちゃいかんのだろう

471 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/03/20 20:48 ID:Gnd4QIK5
 あこがれ

えぇ こら
おまえだおまえそこのおまえ
かたとかすぼましてあるいて
しせんはしたむきで
かよわいぼくをえんしゅつしてんじゃねー
そのくせそんけいされたかったり
ばかにされるとまじへこんだり
けいさんだかいのかただのあほなのか
わかりゃしねーぞ

ということで

このむかんぢごくにもおもえる
えいえんのやみからだっきゃくするために

そのひとにこびまくる
くそふざけてておためごかした
みちばたのいぬのうんこなみのぎぞうじんかくを
とっぱらいふみまくってひきさいてなげすててから

とりあえずみちばたにつばとかはいてみた

なんかさびしかった
げんかいをかんじた

472 :名前はいらない:04/04/14 00:16 ID:QyrhJ/hh
もはや僕は人間じゃない

ああ自己陶酔

実は間逆の誤解釈


あの人達が解放されず戦争になれがよかった

ごめんなさい

もはや僕は詩人でもあれない



473 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/04/16 18:21 ID:1vvPADT9
怒りや悲しみが
きれいな火花を
あげていく

声は
静寂に
凛と響いている

雑然とした感触
撚れていく感覚
真っ白な雑踏

思いは
儚いところから
零れ落ちる

怒りや悲しみが
きれいな火花をあげて
散っていく

声は
静寂に
思いを紡いでいく

474 :名前はいらない:04/04/16 23:36 ID:l3mL36uH
人は外見じゃないと 今更気付くなんて

勢いだけで通り過ぎてきただけの自分

日常を築くことは もう不可能だろう


あがくだろう日々

どうか自分がたえられますように

  





475 :名前はいらない:04/04/17 02:51 ID:45sjHNES
だから彼は 「ッス」などと付ける

476 :名前はいらない:04/04/17 07:19 ID:D37NWhuc
これから仕事

朝から詩作なんて なんてなんてきもちわる


野生のエナジー?

もうラブファントムではないのですか?

愛なき道を自足300k走り抜けるんじゃなかったのかよ

すくすく育ったね



ディ−プキスをちょうだい なるべくぼくひとりだけに

477 :いらない:04/04/17 09:58 ID:45sjHNES
おはようッス

478 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/04/17 10:13 ID:0dUIGXg9
君のあとに起きる

むしゃくしゃした気分で
とりあえずドアに
目覚ましを投げつけた

誤解はさ
どうせわかってもらえないものとして
まず朝食の心配をしよう

目玉焼きがまずくて生ゴミに入れる

日々ただ流れていくだけ
考えてる暇なんか無い
僕はいつも君の後に起きる

わめいたってもう居ないな

とりあえず
僕も出かけよう

479 :名前はいらない:04/04/17 23:49 ID:RkFbGheV
最後までサービスしてくれてありがとう

自信にはならないけれど


いつかあんたの考え方が変わり 今の自分がゆるせなくなっても

克服してよ 例えば笑い飛ばす感じとかで


よけいな心配であることを願うよ ウブな考えであることを




それより自分の心配すればーとか もっと話したいだけじゃん!


480 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/04/18 01:28 ID:RjCKG7jw
 恥

待つのは嫌いだ
この交差点で待つとき
歯はカチカチ鳴って
地に足が付かないほど
ふわふわしてる

感覚を殺せ
感傷は死んだ
思想を殺せ
思考は死んだ

沈黙との距離は長い
達観との溝は深い
嘲笑には飲まれていく
受け入れた氷河期は長い

意志は死んだ
意味を殺せ
機会は死んだ
理解を殺せ

青信号に切り替わった
僕はいかない
そう いけない

481 :名前はいらない:04/04/18 01:35 ID:/gPG9hMw
そんなキャラで生きるぐらいなら死んだほうがましと

もうふんばれないのか

またなにも楽しめないぐらいつらくなった



夏の明け方に君とわかれて

もっと一緒にいたくて

眠れずに 海水浴場に車を止めビールを飲んだり


冬の公園で

寒くて初めは笑いながら暖めあったりしていたのも


再びおとずれるように 明日にもおとずれるように

きっとできる


さあ 眠れ


482 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/04/18 02:36 ID:RjCKG7jw
 不可

僕も
ときたま忘れるけど
キャラで片付くなら
経験や実感はいらないと思うんです

好きか嫌いか以前に
今の位置はロクでもないここだし
酔っ払ってる君はそこにいればいい。
僕が一気に君を引き込むこともできないし
君が誘い出すことも難しい

洗練された伝え方をしらずに
自分の立ち位置から発する
勝手な言葉は簡単には通じない
できるとしたら時間をかけて
ただゆっくり染込むのみ

483 :名前はいらない:04/04/18 10:49 ID:Hg5Icygh
今日は ばあちゃんの見舞いだね

あの親戚にあわないといけないとか

結婚したいとこに子供ができたとか

みんなばあちゃんと一緒にくらしてたんだよなとか

うじうじなやむのはいやだなあとか

今の自分はどうなんだろう

なんか詩じゃなくて 不愉快に思われてんのか

明日からまた仕事だ

朝から この心の癖はどうにかならないのか

休日を楽しみましょう




それでは


ふりかえれば この道以外の道なんてなかったと思うよ

君は海をわけてここまできたんだよ

いとしい君よ


484 :名前はいらない:04/04/18 11:19 ID:Hg5Icygh
ごめん寝起きだった

エンジンかかりました

それもどうかと思うけど

時速300kぶっとばしてこよう

485 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/05/21 01:25 ID:o3buj1uK
 クサビ

何をすべきかなんて
未だに何もわからない
赤い空や波の立たない海
向き合って削られて
そして飽きた

足元すら覚束ない
青さに寄りかかる
繰り返し叫んで泣く
そして沈む

沈み込む

行きたい場所がある
想う人がいる
感じたい気持ちがある
思い出したい景色がある

つまらなくて薄っぺらい感情
受け止めきれない重すぎる感情
口を結びポッケに詰めこみ
もう少し生きる

何をすべきかなんて
未だに何もわからない
繋ぎ止めるために
あと少し歩く

486 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/06/05 11:51 ID:tdJECa9W
河原のセイタカアワダチソウ
流れてくるビニール袋
つっかえるスチールの空き缶
リサイクル 狂ってる
嘆くのは容易い
御託を並べてろ この口よ

街へと繋がるコンクリート橋
うねる河に連なるような人家
横から射し下へと落ちていき
濁った眼に世界を浮かび上がらす
泣くわけがない もう崩れたペース 
あのスペース 紫に塗潰される

残った色が汚水に吸いこまれる

霞む視界 軋む風の咆哮 
轟音が静寂を包み込んでいく
厚い雲 満月と期待は陥没を始め
恐れはひとつずつ消えていく
ふいに腕を引きずられ 
草むらに投げ出される

見ろよ あの無機質な空を
つっぷした身体を返し 
こらえきれず笑い出す
夜空に不協和音が響き
歩道から見つめる淀んだ視線達

もうなにもない
雰囲気と後悔だけが残る

487 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/06/09 18:17 ID:MAfyqdxN
 アイダ

ガラス越し 目の前を横切った彼女
自転車をこぐ細い足 長い髪

ねぇ 君の生き様はまだ続いていて
僕の時間は止まっている

フードをかぶって座席に沈み込む
ダッシュボードの下
無限の闇が広がっていて
恥ずかしさを全て
吸い込んでくれたらいいのに

止まりそうな呼吸にたまらず
空を見上げると

銀行と証券会社のビルの間

本物の

      闇     が


広 が   っ て 


い  っ      



488 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/06/09 18:23 ID:MAfyqdxN
 その意味

はるかかなたにある
衛星のひかり
ならんで座る僕らをうつす

ねぇ すがたかたちの
美しくないきみよ
あてはまらない
異形のきみよ

この眼にうつるものは
とても素晴らしい

崩れた 
だけど素直な笑顔が
僕はとても誇らしい

二人の前を夜風が通る
カーテンがゆれる

ネジが

またまかれる

489 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/06/09 18:24 ID:MAfyqdxN
 サチアレ

その目に映っているのは
君の目に映っているのは
半端な言い訳や哲学ではなく
ただの貧困さなのだろう

勘違いに幸あれ
勘違いの極みの俺に
勘違いの極みの君に

この目に映っているのは
僕の目に映っているのは
寒々しい褒め言葉や嘘ではなく
やりきれなさなんだろう

勘違いに幸あれ
勘違いの極みの俺に
勘違いの極みの君に

両肩を空々しさが抜いていく
間違って見えたとしても
真逆の理由に突かれたとしても

勘違いに幸あれ
勘違いの極みの俺に
勘違いの極みの君に

490 :名前はいらない:04/06/12 03:32 ID:3b0RmkS2
ついに自分の言う日常のキレハシをつかんだ
蜘蛛の糸のようなイメージ
すり抜けるな

あの子に足をむけて寝れないです
おおげさであっても
万年絶望のほうがキモいんだろ

滑稽な思考にチュウジツでさらに滑稽って まとえてる
なまけものなんだけどってマジ馬鹿か?

た ぐ り よ せ ろ


491 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/06/20 17:19 ID:g7eBXj6I
 シーフ

できるだけ
誠実にやろうと思うよ
君が怒って
帰ってしまわない程度に

うまく隠して
騙して
黙って

聴いてないふりをしよう

それでうまくいく
いつも満足して
君は帰っていった

愚かな僕は隠す
愚かな人たちは隠す

形にならずに
言葉にもならずに
見つけられないで
迷子になったまま

どこか遠くの森で
忘れ去られる
そんな

たくさんの思いを
君は聴いていない

492 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/06/22 21:29 ID:51LIM/XL
 グッドネス

伏目の先
アスファルトと虚
高尚なもんじゃない
もっと低俗で下劣で
どうでもよくて
アホらしい
どうでもよくて
どうでもいい
そう
どうでもいいことに
どうでもいいそれに
どうでもいいときを
どうでもいいいし
どうでもいいは
どうでもいい
どうでもい
どうでも
どうで
どう

 ど    う
どう        で
      い         も
                       ど
            で                 う
   も               で
       ど
             う           で
も               
      (・∀・)イイ!!  

493 :名前はいらない:04/06/23 00:13 ID:Qq+uBmC+
取り返せない違和感から絶望へ落ちる
ミスチルの復活に未だ異議あり

「みんな年とったんだで済まそうよ(しみじみ)」って
そんな大切な関係をなくした

涙が体に当たっても
レースと定めたんなら
傷口にかまって広げてる暇はないぞ



草木を枯らしたのは水やりを怠けた自分
別の森でさまよう

いや、違うだろう
枯れた大地で泣き叫んではいるが
いまだ動かない臆病者




マイカーで帰宅中
もう窓をあけて
三日月


494 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/06/28 04:07 ID:WZymV2HY
 極彩色

雨雲が晴れ
水たまりの照り返し
銀色に輝く車輪
美しさを与えられるのに
まだ気づいていない

くだらないことが多すぎる
大切なことを忘れ過ぎる

小さな無限の想いの上 
水平線上にかかった虹を目指して
極彩色の海を泳いでいく

晴れ渡る空
カモメが飛ぶ それを見てる
もっと素晴らしさを感じられるのに
まだ気づいていない

495 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/06/28 04:08 ID:WZymV2HY
いつからかどこへも行けないことに
気づいたふりをしていないか

ねぇ ちっぽけなもんだ
綺麗な青の真っ只中
沢山の人の感情の海
イルカと戯れも出来る
珊瑚礁で魚も獲れる

思い出すだけでいいんだ
あとちょっと
もう少しだけ
自由だったはずだ

泳げ
もっと
もっと遠くまで

夏の陽に光り輝く
濡れたアスファルト道を
車輪が走る

496 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/06/28 04:11 ID:WZymV2HY
 シンプル

平面的な
シンプルな
彼が大嫌いだった

コンプレックスとか
恐れとか
とっかかりを
過程を

さも
偉そうに語るけれど

くだらない

停滞の割れ目に
潜り込んだ
愚考

さも
偉そうに語ったけれど

僕は
平面的な
シンプルな
彼が大嫌いだった

497 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/06/28 04:15 ID:WZymV2HY
どこへもいけないのに
だれにも分かって貰えないのに
こんな闇の中に追いやられて
それでも君は笑えという

何も知らないくせに
伸ばした手さえ知らないくせに
くだらないことばかり
つまらないことばかり

君の前で泣くことができないから
僕はいつも一人で考える
君の前では強がることしかできないから
僕はいつも一人で泣く

ねぇ 笑顔の裏にあるものを
考えたことあるかい

いつもさそってくれるのに
笑いかけてくれていたのに
晴天の下浮かない顔ばかり
いつでも僕はわからない

何も知らないくせに
その手を握ろうとしているのに
自分のことばかり
勝手なことばかり

僕の前で話してもしょうがないから
君はいつも遠くで見てる
僕の前では笑うことさえできないから
君はいつも近くに想う

498 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/06/28 04:20 ID:WZymV2HY
包帯を巻いた少年
頭を包んだそれから
血がにじんでいる

看護婦が唄って聞かせる
彼女の優しい記憶を

どこへでも音は降りてくる

湿った床 雨とともに
照り返す太陽 波とともに
人ごみの中 静寂とともに

泣き止まない少女
とても悲しいことに気付き
震え怯えている

母親が謡って聞かせる
心休まる子守唄を

どこへでも音は降りてくる

信号待ち 風とともに
快いせせらぎ 流れとともに
一人ぼっちの夜 喧騒とともに

誰しも平等にこの歌に触れる

いつも君は僕の
僕はいつも君の

となりで歌っているよ

499 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/06/28 04:36 ID:WZymV2HY
 自爆

まだ起きてる
そろそろ朝だ
またこんなくだらないことに
費やしてる

迷って壊れて直して壊れて
大好きな自分を弄り回して

やれやしねぇ

終わりだ終わり
くだらねぇ
自家中毒で
自爆だ自爆

朝焼けと共に核爆発だ
ばかやろう
このやろう
スズメの声の機銃掃射

情緒不安定なんか
ふっとばせよ くそやろう
脳細胞なんか殺しとけよ
ばかやろう

あーもう
終わりだ寝るぞ
くだらねぇ
自家中毒で
自爆だ自爆

500 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/06/28 05:19 ID:Vh6Sr/Ae
赤い月が照らし
世界の破片が流れ着く
コンビナートの跡

鎖に巻かれた巨人が
斜めの半身を入江につからせ
眼の無い頭を俺に敬礼してる

槍が突き刺さったビル群
割れまくったアスファルト
役目を彼方に忘れて
とても楽しそうだ

透明の彷徨う泥人形
降り注ぐ核の色の灰
時折 雷鳴が照らし出して
幻想的な雰囲気を演出する

青色は永久に失われた
壊れたラジオからは最後のあがきが
ノイズ交じりに聞こえる

少し笑った

過程なんかどうでもいい
ここにあるのは結果だけ
泣き止まない大気と
終わりつつあるという予感だけ

後ろ向きな享楽をただ貪ればいい

501 :yuki ◆whnocyk5hk :04/06/28 21:29 ID:U8RVo/7H
 |
 |
 |∀・)
 |⊂)
 |/



502 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/07/07 04:48 ID:8NnbCXm7
半壊の疾走感
心地よさとせつなさ半分

涙が出るふりをするよ
ついに形にすらならなかった
まだここにはあるけれど

めちゃ不細工な泥人形に
粘土投げまくり
かたち崩しまくり

半壊の疾走感
逃げ足と引け目半分

ハニー
あいみすゆー

めちゃ不細工な泥人形に
蹴り入れまくり
かたち崩しまくり

悲しいよ
とうとう形にならなかった
煙に巻いて隠れて
逃げまくったのに無理だった

半壊の疾走感
どのへんで倒れるか
少し楽しみではあるんだけど

少し悲しくもあるんだけど
そういう気もあればいいんだけど

503 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/07/07 14:09 ID:8NnbCXm7
神様に愛されたあの子が
好きだった
その後
流されもてあそばれ
以下のとおりでござい

差異とかさ
超えて
純粋な気持ちが成立するなんて
いまさら思ってないよ

だけどさ
なんで
この胸はくだらないことで
時々凄く痛むんだろう

自由に自由に自由になりたい

とりあえず
神様の差し伸べる手は
全て振り払ってみた

だってさ
なんか
シャクじゃんか
こんだけ制限付にしといて
てめーだけゴッド気取りかよって

結局痛みは止まないまま
ろくでもない大人になった今
神様に愛されたあの子が
好きだったことを また思い出す

504 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/07/09 21:00 ID:QgrtI2Zd
どうして
誤解され唾棄されて
証明するのに
たくさんの言葉がいる

どうして
君をいい気持ちにさせて
くだらない勘違いさせる
快楽原則がいる

いつだって
正直に話しても伝わらない
何にも分かってくれない

このねじくれた願い

丸くなった鉛筆を尖らせる
スレンダーな彼女
きれいだけど
いつだって上っ面しか見ない
僕だってそうとしか見てない

オフィスの絶景から見える
コンクリートビル アスファルト道
美しい蛍光灯群 無機質なだけ
すぐに飽きた

この景色から
一つも望まれなかった
ぼくだって何も欲しくは無かった

505 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/07/11 06:29 ID:REmTeb+H
 痒すぎて

頭が痒すぎて

目覚めただとか
寝ぼけマナコに
コンタクトねじ込むとか
今更日曜に気づいたとか
結局平日とかわんねーやとか
シャワーのお湯が熱すぎるとか
朝からこのBGMは
少し胸やけが重いんと違うかとか
寝癖がへヴィー過ぎるとか
菓子パンが唾液吸いまくるとか
ため息吐いた

ため息吐きながら
コーヒー牛乳を飲み干し
洗おうと席を立ったとき
不用意にぶつけて

チーン 

と鳴ったコップの音

朝を告げる
やっと起きれた

506 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/07/16 09:38 ID:ecYbNoKq
 絨毯の距離

昨日 金魚が死んだ
一匹目が沈んだ後 

前の車から光の糸屑が出て
硬い道の上にひっぱられていく

あの人の思い出話は
ちょっと前から戦前に飛び
大切な気持ちに想いを馳せる

今朝 亡骸の近くを回っていた
もう一匹も静かに浮かんでいた

ガラスに反射した糸屑が
何本もの線を混じらせて
水のように揺らめく

それに丁寧に笑い返す
誰が何の権利があって
侮ったりできるのだろう

光の湖は対向車線を走る
何台もの車に踏まれていき
何枚もの影に重なられて
けれどもまだ消えなかった

暑い日が身体を焼く
スコップで土を掘る
おざなりだけど墓を作る

507 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/07/16 09:39 ID:ecYbNoKq
あの人の唯一の楽しみ
ここの百貨店に降ろして
近くの横断歩道を曲がる

信号待ちで止まったとき
角度が変わり飛び込んできた

 光

ふいに眼をそらしたその先に
小さな雲が浮かぶ
澄み切った青空が
太陽と混ざり合って
ハンドルの上 掌の中
綺麗な雫をポロポロこぼした

あと どのくらい
ねぇ どのくらい

信号が変わり走り出した車の列に
光の糸屑がいくつも混ざり形なす
そよ風が庭の木の葉と
割り箸の墓標を揺らし
木漏れ日が幾重にも射しこむ

まるで
光で編まれた絨毯のように
行く手を照らし出す

508 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/07/16 09:41 ID:ecYbNoKq
さよなら
微かに希望を匂わせる
この雰囲気に

引かれていくよ

509 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/07/16 09:58 ID:ecYbNoKq
 総括兼オチ

さよなら
くだらない感情たちよ

情けなさは
まだまだ続くだろう
なんにも
収集がつけられないだろう
引き受けられさえしないだろう

バカが自爆しまくるだろう

まぁ でも
それでいいよ
それでいいや

むりやり楽天的にいきます
そういうことにします
このへんが私の能力の
限界だと思います

とここらで強引に締めて
お開きにしたいと思います

さようなら
ありがとう

ーーーー糸冬ーーーーーー

510 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/07/16 10:01 ID:ecYbNoKq
ということで
もう自分の中のものを出し尽くしたし
これ以上、拙い詩を書くのも
意味無いと思うので止めます。
YUKIさん、書き込んでくれた詩人の方々
ちょこっとでも読んでくれた人
ついでにこのホームページの管理人のまろゆき
ありがとさん。

三周年&サラバ

511 :名前はいらない:04/08/07 04:30 ID:EL/9z4Sj
うだる暑さ
発狂しそうな心
職場でゲロヲをはいて再起不能
ここに記すのもいやだ
これは 読み返して自分を後押しするような内容にならないだろうとか
もう最近は 自分を振り返ると青いというより狂人

それでも 自分と会話しないと回復しないんか

もう本当にいつ死んでもいい
醜態をさらすのをおそれているのがばればれなそれこそが醜態
をわかっていながら醜態をさらし続ける
本当に強くなった よくやったもんだ がんばったな俺
冷静になってみると 一般ピープルのゲージではナノサイズ

もう取り返せない過去 生きながらの死人となっても今日も未努力
そんなだから今日も絶望と眠れ

職場の女の子が同僚という範囲を超えて接してくれた
うれしくて泣きそうだった いや今も
どうかこのことを理解できなくなるほど自分が壊れないように
もう好きというより太陽


512 :名前はいらない:04/08/09 01:05 ID:xKS4lxhM
今は満たされないからと 自分をなぐさめて眠れ
3年たったけど またそうやって眠れ

経験もないのに どう振舞えばいいの ばれるのも嫌だしって
3年たったけど またそうやって悩め

ねしょんべんをみんなの前で注意されてるような毎日か
手に力がはいらないか
もういきもできません先生

ついていけなかったんなら 自分のメニューでぶっ倒れるまで走れ
なまけてしまうなら 漫喫の個室でもどこでも勉強癖つけろ

とりあえじそれから詩ね
3年やったらゆるす 本当に


513 :旨゛ ◆IBNectmOpk :04/08/09 18:02 ID:2Bvr9KZg
 追伸

おまえも詩ね。
人の事情も省みずに生きるうえでの前提も前提、大前提で
当たり前のことをさも偉そうに言う、その浅はかさ、自省の無さ
お前みたいなのが一番腹が立つ。
そのくせ、人を説得できる確信も言葉も持ってないんだろ?
弱そうな俺の言葉に釣られて沸いて出ただけだろう?
なぁ、そこの池沼!!!
なにが許すだ池沼。お前の軽すぎて薄っぺらい日常に酔っ払った言葉じゃ
誰も救えないんだよバカが
せいぜい飛び降り自殺の肩を押すぐらいがやまだろうな
何人かお前の言葉で半殺しになってるよ
お前の知らないところでな。馬鹿が。

だけど、その物凄く浅はかで役に立たない邪魔な好意を
ほんの少しだけは受け取っとくよ。
この糞野郎が!!!!詩ね!!!マジで詩ね!!!
何が三年じゃ詩ね!!!!

じゃあな、今度こそありがとよ。

514 :yuki ◆whnocyk5hk :04/09/30 20:41:11 ID:3JB/d043
>>510
エーン。エーン。

515 :yuki ◆whnocyk5hk :04/09/30 20:47:50 ID:3JB/d043
のっとる
たかが一度の人生だから
ばかなふりして
賢いやつの
全てをのっとる

自分に正直に嘘をつき
己を生かし続ける

うまい
うますぎる
うまく生きて
うまくのっとる

死ぬんだよどうせ
みんないつか

だからその時のために
嘘をつき続けるんだ

たかが嘘だろ
嘘ぐらいそのへんに落ちていて
みんな喜んで喰らい付くんだ

のっとるよ
のっとろうよ、みんな

どうせ一度の人生だから

516 :名前はいらない:04/11/25 07:54:09 ID:QJoZyIxV
もう恐れはいらないのに
赤い血を見せ付けられた

もう何も聞きたくないのに
青いそれを許されなかった

もうとっくにぼろぼろなのに
黄色いペンキで見せかけられた

そして
それを甘んじて受け入れた
受け入れようとした

幼く弱い君のために
半端な延命を
施してあげよう

信じるべきは
その閉じた自ら

語るべきは
この拙い自ら

517 :名前はいらない:04/11/25 08:03:12 ID:+gMng1XH
あそぼ あそぼ なにしてあそぼ?
しゃがみこんで ひざまづいて せいくらべしよう

あそぼ あそぼ なにしてあそぼ?
わらいだして なきだして くるまってねむろう

あそぼ あそぼ なにしてあそぼ?
だきしめて つきはなして ゆびきりしよう

饒舌な君と無口な僕 判断力低下 限界点突破
微笑んだ君の写真にキス
毒を食らわば皿まで

518 :名前はいらない:04/11/25 08:17:31 ID:+gMng1XH
好きだって

愛してるって

そんなふうにまっすぐ言えるあなたが

前からずっと羨ましかった

私はもうずっと

左足元を横目で見ながら

もうずっと

まっすぐ前を見れないまま歩いてる

519 :名前はいらない:04/11/29 12:43:43 ID:GZ1CVjad
このまま、亡霊のような彼女を、永遠にとっておきたいか、
生きるか死ぬか分からないにしても、人間にしたいか、それによる。
亡霊も、浄化されてきれいになればそれでいいけど、
今のままじゃ、君を苦しめ続けるだけ。

ただ、
幸せかどうかなんて、聞かないで欲しい。君に関係ない人になるなら、そんなことだって、もうどうでも良いことのはず。
人に同情を乞うようなタイプじゃない。
答えることはないから、聞かないでおいて。

520 :名前はいらない:04/11/29 13:05:11 ID:GZ1CVjad
君が今私に求めてるのは
自分にとって納得のいく答え

本当かどうかは
もう今問題じゃない

そして多分、それでいいんだろう
それが正しい、そう思う

521 :名前はいらない:04/12/08 02:16:56 ID:8Oijfzx+
ひとつだけ言えることがある
私はこの数年間 せいいっぱい 心から
貴方を愛してきたって
よく頑張ったね よくたった一人で頑張ったねって 自分に言ってあげたいんだ

涙は乾いたなんて どうか今はまだやめてね
でも

きっと私天使になる
誰も二人のことを知らなくても
私はきっとこの世の誰よりも 心から貴方を愛したから
きっと天使にだってなれるよ

愛してた 愛してたの 迷惑もたくさんかけた
今はまだ寂しくて涙止まらないけど

いつかきっと私
強くて綺麗な天使になるから
大丈夫 心配しないでいて 


522 :名前はいらない:05/01/04 11:26:38 ID:ghLam86W
あげ

523 :名前はいらない:05/01/04 18:20:58 ID:s3jxCaJD
くげ

524 :名前はいらない:05/02/27 00:09:51 ID:jprqy3qi
 粉雪

わずかに残った想像力
重なった悴む手から
フッ と胞子のように
飛ばす

重い

コールタールのような空気
石油ストーブが辺りに
撒き散らす

出たがったものは
全て吐き出した

内圧が皮だけになって
軋みを立てている

降りてきた粉雪は
目の前で白痴を笑いながら
ベランダに舞う

吐き出したため息

空に

消えていった

525 :旨゛ ◆IBNectmOpk :2005/05/05(木) 01:53:36 ID:gZnF24N2
君が歌った消える景色を今
ちょうど見てるよ
誰もがここを居なくなった
そして遠くへ行ってしまった

アクセルを踏みこんで
オレンジの街灯に照らされて
アスファルトを走る

この見飽きたコンクリート橋の上を
広がる虚しい青空
ぼんやりと薄明るい夜景
リプレイされながら重なる
何度でも

だけど何故か笑えるんだ
僕は笑えるんだよ

君が謳った消える景色を今
ちょうど真向いに見てるよ
益していくバケツの泥水
間違った場所に滑り込んでく

君が叫んだ真意は
全て街灯の先のカーブに広がる
宵闇に吸いこまれていった

だけど何故か笑えるんだ
間違った場所に存在してしまった
壊れながらリピートされて
砂アラシが入り この景色は消えた

526 :旨゛ ◆IBNectmOpk :2005/05/05(木) 01:54:38 ID:gZnF24N2
アクセルを踏みこんで
オレンジの街灯に照らされて
遠くへと走り抜ける
僕は笑いながら 何度でも

僕は笑いながら 何度でも
僕は笑いながら 何度でも
僕は笑いながら 何度でも
僕は笑いながら 何度でも
僕は笑いながら 何度でも
僕は笑いながら 何度でも


僕は笑いながら 何度でも
僕は笑いながら 何度でも

僕は笑いながら 何度でも

僕は笑いながら 何度でも
僕は笑いながら 何度でも
僕は笑いながら 何度でも
僕は笑いながら 何度でも
僕は笑いながら 何度でも
僕は笑いながら 何度でも

僕は笑いながら 何度でも
僕は笑いながら 何度でも
僕は笑いながら 何度でも
僕は笑いながら 何度でも

これを愉しもう

527 :旨゛ ◆IBNectmOpk :2005/05/05(木) 02:09:19 ID:gZnF24N2
引きずりおろせ

早朝 古本屋の女神
手渡された一枚のレコード
斜めに揺れながら落下していく
つたない声と奇麗なうた

ねぇ 大事なことは
僕の大切なものを全部叩き壊して
僕のやったことを全部叩き潰して

冬の陽に隈のある目を細める
目を閉じながら前へ進むこと
思い出しながら忘れることを

つたない声と汚い風体
いまさら何を恥じることがある
何を想うことがある

気高さを引きずりおろせ
省みた弱さを投げ捨てろ
何度もうねりながら流れていく
途切れそうに点滅する祈り

528 :旨゛ ◆IBNectmOpk :2005/05/05(木) 02:10:53 ID:gZnF24N2
夕刻 漠然とした自殺者
僅かな優しさと引き換えに
その微かな衒いと引き換えに
遠い河の中へ飛び降りる

斜めに揺れながら落下していく
つたない声と奇麗なうた
何度もうねりながら流れていく
途切れそうに点滅する祈り

気高さを引きずりおろせ
省みた弱さを投げ捨てろ
いまさら何を恥じることがある
何を思うことがある

春の夜の肌寒さに屈み込む
目を閉じながら前へ進むこと
思い出しながら忘れることを

今 想う

529 :旨゛ ◆IBNectmOpk :2005/05/05(木) 16:10:27 ID:gZnF24N2
どこにも
ハッピーエンドは無い
無いゆえに続くよ

だから僕は歩くよ
痛々しく歪んだまま
だから僕は歩くよ
滑稽に歪んだまま

どうしても
本音は伝わらない
無いゆえに響くよ

だから僕は歩くよ
痛々しく歪んだまま
だから僕は歩くよ
滑稽に歪んだまま

拝啓、ある青さへ
君は何にもなれなかった
君の純心は失意だけを生んだ

この僕が生まれた

だから僕は歩くよ
痛々しく歪んだまま
だから僕は歩くよ
滑稽に歪んだまま

歩こう
遠くへ歩こう

530 :旨゛ ◆IBNectmOpk :2005/05/10(火) 18:43:32 ID:tR8g1CWj
電子音のイントロから始まって
バーストしたファズベースが引っ張る
流行の大型小型車が街中を滑っていく

緊張したいくつかの面持ち
一晩だけの夢に向かって
狭い片側三車線を通って 
車の人の顔の群れ 白い街灯 信号機滑っていく

僕にとってそれは
黄色いライトに照らされた
無名バンドの大げさな曲で
大げさなフィナーレを迎えた
のかもしれない

旋律が宙に浮く奇跡のメロディライン
あの大げさな有名バンドの大げさなカバー
二十にしか見えない三十の
僕じゃない他人の

がなり声で終わったのかもしれない

楽しかったかい
楽しかったよ

まだまだ続ける気
下手糞なドラムロールで幕を閉じる
でもいったん終わり 

また

何度目かの終わり

531 :ρ(=$ω\)ノ さぃきょぅ ◆PsyCHO8eyE :2005/05/16(月) 13:27:58 ID:JQjLWexq ?
おお、一瞬復活してたのか。

532 :旨゛ ◆IBNectmOpk :2005/09/13(火) 16:21:28 ID:C+mB2t5g
 ハレルヤ

赤トンボが沢山飛ぶあの歩道
夏の終わりを通り過ぎていく風
思い出せるかい

せまい坂道を取り囲んだ空の下
追いかけるには遠すぎる
思い出せるかい
なくなってしまった情景

きみが姿を現せない理由を
僕はよく知っている

風に揺れる木々
ゆっくり流れる曇り空
つまらなそうな表情

怯えることのない朗らかな会話を
どこまでも飛んでいけそうな切なさを
誰かの中の一人になることを
誰かの中の一人であることを
許されるように

きみが姿を現せない理由を
僕はよく知っている

533 :旨゛ ◆IBNectmOpk :2005/09/13(火) 16:22:17 ID:C+mB2t5g
世界よ もう一度望む 
電球が点きはじめた夕暮れの公園
夕飯のにおいのする懐かしい街道を

大きな声をあげて
しかめっつらをされて
嫌われて
好かれて
傷ついて癒されて
走ってころんで
笑って泣いて
きみの手を引いて
僕は手を引いて

ぐしゃぐしゃの顔で笑いながら

誰かの中の一人になることを
誰かの中の一人であることを
許されるように

二人で歌いながら人波を歩いていく

534 :旨゛ ◆IBNectmOpk :2005/09/17(土) 15:52:05 ID:+G9ZYK+L
 未来

終わりがないかのような
上がり下がりをする気持ち
その継ぎ目を綱渡りする
ひび割れた手を広げバランスを取る

僕にはその先は見えないと思ってた

山に囲まれ追いやられて
海へとたどり着く道を走る
くさっぱらにひび割れたアスファルト
何者の事情からも遮られて
虫の寄る街灯が白く照らす 

もうその先には何も見えないと思ってた

千回の自嘲と錯綜を繰り返した
ある夜の始まりにたどり着いた
地獄の釜の様な季節の
タバコの臭いがするコンクリート壁の中

ねぇ 
まったく違う形で姿を現したきみ
初めからそこに見えていた檻で
無邪気に笑っていたきみ
誰からも嫌われたようなこの
変わり果てた性分とやっと相対する

僕にはその先は見えないと思ってた

そう思ってた

535 :名前はいらない:2005/11/11(金) 16:27:48 ID:FIXi326l
イヤッホーーー


536 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/10(土) 17:36:53 ID:VjKSsa+O
街を漂うマネキンに
行き先を問う

私は未来へ
私は真実へ
私は希望へ
私は夢へ

まぁ なんだ あれだ

糞喰らえ

ぶん殴って
取れた頭を蹴りつけた

凹んだ頭は
その口から滲み出る己の理想の
希望 真実 希望 夢
には辿り着けない


精々犬の腹の中が関の山さ

吐いて棄てる

犬にさえ食われない
凸凹の頭を抱えて

537 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/10(土) 17:38:11 ID:VjKSsa+O
タイトル【深海の街の向こう】


538 :名前はいらない:2005/12/11(日) 03:44:46 ID:ec2JDo/c
さよなら・・・・

539 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/11(日) 13:04:20 ID:4HoybuES
>>538
どしたの?

【両手】
僕の左手はチェーンソー
街を縦横無人に薙ぎ倒す
女子供も容赦しない
僕の左手はマシンガン
四方八方に乱射する
老若男女容赦しない
僕の左手はダイナマイト
所構わず爆破する
古今東西容赦しない

僕の右手は人の腕
何も出来ない人の腕
誰かの左手と
握り合いたい人の腕

温もり求める人の腕

540 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/11(日) 22:44:53 ID:4HoybuES
軍艦島

コンクリートの砂の上
壁で仕切られた空は
黒と白い点

井戸の中と然程
変わりはない

ただ
空気がピッと澄んでいる
空気がピッと張っている

ここに人はいない
在るのは
コンクリートと
昔に止まった時計

人の気配は
島の記憶だろうか

ふと見渡すと
瓦礫の端々から
生命の息吹
やがて元に戻るのだろう

その時
記憶は消えるだろうか
記憶は残るだろうか

人に知る事は出来ない

541 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/11(日) 22:56:51 ID:4HoybuES
硝子玉

少女は
キラキラと
輝かせた
未来を想って

その輝きは
僕には無い
いや
僕は無くした

今は薄黒くくすんで
傾いて
斜めに見える

少女よ
その光無くす事無かれ

現実は上手くいかない
でも
これ位
望んでも良いんじゃないか

542 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/12(月) 13:18:40 ID:Oi/XazUz
超だりぃ
半端ねぇ
死にたくなる

教室の端から
木霊する

声の主達の顔は
同じ顔をしてる

奴等は
俺だ


543 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/13(火) 00:47:58 ID:RERDhTRQ
ダイヤになりたくて
空気になりたくて

兎に角

体を磨いてみました


赤く ひりひり
するだけでした

ならば
絵の具を塗り付けました

空気の色 や ダイヤの色でなく

海の色 や 黒墨の色になりました

嫌になり
火を付けました

するすると
ひとすじのけむりになり

そらにまじりました

544 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/14(水) 21:48:59 ID:+am7NGgF
【しっぺ返し】

時計を見て過ごす
ただただ

1秒と1秒の

世界は止まるだろうか

そんな訳も無く

1秒と1秒の

にも肝臓は酒を分解し
腎臓は尿を絞りとる


何て考え
酒を飲む

肝臓は働きを辞めた事も知らずに

545 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/14(水) 22:01:31 ID:+am7NGgF
【違い】

自分に厳しい男がいた
渡ると決めたら
真っ赤な鉄板の上でも渡り
やると決めたら
財産を全て投げ出した

そんな男がいた

奴は
体がズタズタになりながら
己を通し続けた

奴は
床で笑っていた

最後に笑えるなら
そんな生き方でも良いな

精進料理をタッパーに詰めながら
出来もしない事を考えた

546 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/15(木) 23:22:06 ID:+DUDG3oC
【キップ】
ポッケの二枚のキップは
行きしかない
一枚要らないが
与える相手もいない

破ろうとしても

人が来るかもしれないと

未だに破れない


まぁ誰も貰ってくれないか

俺との旅のキップなんて

547 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/16(金) 21:30:13 ID:rxHMyGMT
【無いものねだり】
「完全」なんて物は無く
在るのはピントの合わないレンズと
ぼやけて見えない記号だけ

「真理」なんて物は無く
在るのは麻薬による幻覚と
心の支えの象徴だけ

「恋愛」なんて物は無く
在るのは光を透さないサングラスと
独りぽっちの舞踏会だけ

「自我」なんて物は無く
在るのは作者の分かる思想の盗作と
作者不明の思想の盗作だけ

「英雄」なんて物は無く
在るのは他人任せの平和への渇望と
背負わされた憐れな犠だけ

「平和」なんて物は無く
在るのは蹴り落として獲た山頂からの景色と
墜ちて潰れたガラクタだけ

「現実」なんて物は無く
在るのは無駄に余る時間と
思考を繰り返す脳だけ

548 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/17(土) 20:31:51 ID:k5HP963f
【想いは届かない】

するすると煙突から出る
煙は雪に溶けた
そして空に行けなかった

地上で見上げている人
白い息を手に吹きかける
焼けた肉の逝き先を案じて

自分の横を通り過ぎた事に気付かず

549 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/18(日) 20:23:18 ID:mAMmFjj6
【悲鳴】
街の空き缶蹴飛ばしたって
世界が変わる訳でもなく

ひしゃげる時の悲鳴は
曇空に吸い込まれた

悲鳴が羨ましくなって
背中を丸め うつ向いて歩いた

お金落ちてないかな

誰に対しての言い訳か
自分でも分からない

多分空き缶にだろう

550 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/18(日) 22:05:45 ID:mAMmFjj6
【引き篭り】
世界がどうなろうと
僕の生活には関係なく
つらつらと
ときは刻まれる

その間に
毒餌で虫は死に
それに寄って鼠は死に
それに寄って猫が死ぬ

心臓が鳴る事に
僕は大人になり
僕の罪は増える

そんな事を考え
部屋に篭り空を見た
太陽に怒られた気がして
壁のポスターに逃げた

551 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/19(月) 22:49:26 ID:sefT1GCO
【憐れみ】
洗顔シートで顔を拭いたら
顔が溶けました

したから
本当の顔が出て来ました

やっぱり不細工で
鏡は憐れに思い
自分の屈折率を変化させるのでした

552 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/20(火) 02:02:05 ID:gezF7i/h
【遺す】
今この瞬間にも
灯は北風に揺れ
消えそうな訳で
必死に囲った所で
手の間から風は
容赦無く吹き込み
火がゆらゆらと
儚げに揺れるのです

そんなこんなで
ふらふら生きて来ましたが
誕生日のキャンドルは
年々増え 年々縮み
弱々しい炎に焙られ
苦痛の悦びにより
ケーキを体液で汚します

ケーキは蝋の味しか無く
昔の甘い記憶は
幻だったのだろうかと
ただただ首を捻り
萎縮した脳に問掛けを繰り返します
答えは帰ってきません

活動はついさっき前に
血栓により止まりました
一人身なのでこのまま春を越すでしょう
先程食べた桜の種は
この身を糧に育って欲しい物です

553 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/20(火) 22:19:05 ID:gezF7i/h
【芸術とは?】
数学のテキストに絵を描き
国語のテキストに詩を書き
その後粘土細工にする

色とりどりのテキストは
前の空白よりは綺麗で
気分は抽象画家

其を水に溶かしたら
全ては混ざり灰色になった
バケツの中身をぶちまけた

地上に斬新な絵を描いた

後には汚いバケツと
それに気付かない馬鹿な俺だけが残った

554 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/21(水) 22:35:01 ID:J2ALV0W7
【感情】
突然の暴発
予期せぬ出来事

グラスは弾け
中の水は飛び散る

気付けば部屋中蜂の巣
リビングには
咲き乱れる
赤い 赤い花

花の中心は
困った様な表情を
張り付かせる

555 :yuki ◆whnocyk5hk :2005/12/22(木) 20:35:42 ID:7pKlR1zY
わぁーびっくり。
旨さんのスレみっけて感激♪゛


556 :yuki ◆whnocyk5hk :2005/12/22(木) 20:36:38 ID:7pKlR1zY
おっ555げっとん☆誕生日なんだぁ。
いただきーありがとー。

557 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/22(木) 21:59:50 ID:CV+OrSIX
>>556(´・ω・)やぁ 誕生日おめでとう
【望郷】
重力を感じない
生暖かく 狭い暗闇に
確に僕は存在した

一定のリズムで響く
力強く 優しく
それでいて静かな振動は
僕の胸と共鳴した

周りの粘液は 仄かに甘い

ゆるるかに時が過ぎた

世界に異変が走る
外壁が部屋から
僕を狭い管に押し込んだ
頭が潰れそうだ

突然
今まで感じた事の無い痛み
鋭い寒さ 叩き付けられる光
やかましさ
ここの刺激は全てが刺さる

故郷に帰せと泣いた
何かにくるまれた
それもチクチク刺さり
僕は 泣いた

558 : ◆IBNectmOpk :2005/12/23(金) 16:53:35 ID:q5uKfCc6
街の外周部をうろついてる
誰からの事情からもはじき出された
突っかかりながら歩く街並み
別種の生き物達の渦

何もかも晒しつかれた雑踏で
ほっぺたが真っ赤なあの子が歩く
新しく買って貰った熊を抱いて
灰色のこの町を歩く

自分の存在にすらビビる
いつのまにでかくなった
いつのまに汚ねー髭に覆われた
こんなにも歪んだ顔になった

様々な誰かの笑い声が
みんな俺に降り注いでくる
みっともなくなりたくないんなら
もう黙んな この口よ
何もかも見て来たふりして
眼をつぶったままだからボロがでる

色が剥がれ落ちかけた街で
ほっぺたが真っ赤なあの子が歩く
熊を拾ってくれたお兄ちゃんの話
雪の降るこの町を行く

存在してる意味
それは君と彼に譲ってやろう
すれ違った際
何も無いこの身からの全力の笑みで
君に道を譲った

559 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/23(金) 18:52:13 ID:Lpz38Jz5
【星とフケ】
待合室で降る雪を眺めて
遅れている北行きの電車を待つ

するすると落ちていく雪

外に出て
屋根からは出ないように
空を見上げた

黒い闇から現れる綿
首が痛いのを我慢して見続ける
吸い込まれそうな空間の厚み
星なのか雪なのかがあやふやになり
手を そろり と差し出した

星は手の内に収まり
冷たさだけを残した


背後から響くアナウンスは
電車の運休を告げた

突如突き付けられた現実
一気に冷めた

今までの感動の対象は
悪意に満ちた神のフケの様に思え
手を副に擦りつけ

むくれ面で
待合室のストーブに張り付いた

560 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/24(土) 21:57:05 ID:ev5hjp2M
【幸か不幸か】

街を背に

旅立ちの時は満ちた

人々は石を投げ
不幸の出航を祝い
船の帆に穴を開ける

船の石油は抜かれている
食糧は無い
水もない

ただ
死ぬために
青い闇を帆で裂いた

いわゆる
人身御供
スケープゴート

美人の死神は哀しく微笑み
鎌を高くかざした
僕は両手を広げ受け入れた

最後に見た物がこんな美人なら本望だ

561 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/24(土) 23:47:45 ID:ev5hjp2M
【しゅかん と いうもの】
きらきら している
ほし も すな も ゆき も
きらきら している

それを きれい だとおもうのは
ひとの かってだ
ひかりたくて
ひかっている わけではない
かもしれない

それは
ゆらゆらしている
そら にも くも にも うみ にも
いえること かもしれない

たとえば
きたないもの に
きたない といえば
すくなくとも ぼくはきずつく

しかし
ぼくは いっている
たにんの きずをひらいている
くちから かくばくだんを おとしている
かもしれない

しゅかん は きゃっかん にはなりえない
だから
くちの きかんじゅうは
ねんに ごにんは はちのすにしている

562 :名前はいらない:2005/12/25(日) 00:20:19 ID:LRwIGikU
私は、小学3年です。
: : :   私には、彼氏がいます。彼とわたしは、デートの時、どちらかの家に行き、だれもいないとき、
部屋で横になって裸でだきあいます。それがだんだんエスカレートしていって、学校の体育倉庫で服をぬがされ、
まだ3年生ですが学年で1番大きいおっぱいを、つかむように触られたり、しゃぶったりされます。最初は、
苦手だったんだけどだんだん気持ちよくなりサイコーです。しかも、わたしは、学年1美人でもてます。彼も同じで、
美男美女でよくみんなにうらやましく、思われます。
: : このカキコ見たあなたは4日後に不幸がおとづれ44日後に死にます。それがイヤならコレをコピペして5ケ所にカキコして下さい。
私の友達はこれを信じず4 日後に親が死にました。44日後友達は行方不明・・・・。
いまだに手がかりもなく私はこのコピペを5ケ所に貼り付けました。
すると7日後に彼氏ができ10 日後に大嫌いな人が事故で入院しました。
: :     信じる信じないは勝ってです

563 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/25(日) 16:21:12 ID:mGE6JnkQ
【いやがらせ】

机には覚えの無い書き込み
大抵の言葉は
日本刀の様に重く
氷柱の様に冷たく
剃刀の様に鋭く

僕をこま切れステーキに変える

嗚呼
なぜ言葉は 暴力より痛いのだろう
なぜ言葉は 暴力より簡単なのだろう

背後から嘲りの笑いが聴こえる
いや
聴こえる気がするだけ
かもしれない

膨れ上がる狂気が
空気を入れ過ぎた風船の様に
透けて中が見える
高密度の殺意

破裂した時
外に撒き散らすか
内に凝縮されるかは

知るよしも無い

564 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/25(日) 16:25:01 ID:mGE6JnkQ
何がムカつくかと言えば
>>562をわざわざ他の人の居ないスレではなくここに貼る根性だね
もう脱力感さえ覚えるね

565 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/25(日) 16:49:15 ID:mGE6JnkQ
【じゃぱにーず・すまいる】
目の前の人は
僕そっくりの
情けない顔を
歪め続けて
にたにた にたにた
にやにや にやにや
殴ったら
蜘蛛の巣
の様に別れ
たくさんの顔が
にたにた にたにた
にやにや にやにや
連られて
僕の顔も
にたにた にたにた
にやにや にやにや
すると突然
怒り出し
笑うなっ!!
と言うも
染み付いた物は
取れる訳無く
にたにた にたにた
にやにや にやにや
にたにた にたにた
にやにや にやにや
空も 海も 湖も
にたにた にたにた
にやにや にやにや

566 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/25(日) 20:30:02 ID:mGE6JnkQ
ストレス社会の
臭いが硝煙に変わる
挨拶代わりの爆撃が
今や隣の家を燃やす
起き抜けに対空砲を
明後日にぶっぱなす
敵なんて知らないし
仲間なんて集は無い
隣の餓鬼は俺を撃ち
餓鬼はイジメで死ぬ

ストレス解消に撃ち
ストレスに撃たれて
ストレス発散に殺し
ストレスに殺されて

今日も西の空が光り
血液の焦げる臭気が
頭を麻痺させている
脳髄から響く叫び声
コロセコロセコロセコロセコロセコロセ
身を委ね引金を引く
もう俺は狂っている

ストレス解消に撃ち
ストレスに撃たれて
ストレス発散に殺し
ストレスに殺されて

567 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/26(月) 21:21:52 ID:ws4oBOxn
【レトロ】
この町の12月は
時がうなだれて沈殿している
所々で淀んで
流れに残される
一頭の老犬が
淀みの中へ帰った
町の老人も
淀みを探し徘回している

また昨日の朝が来る
また一昨日の朝が来る

いつかの老人だった
赤子はいつまでも紅葉のような
小さな手で僕の小指を掴む
止まった時の中で
流される事に脅えるかのように

そんな赤子に
小さな声でララバイを歌う

明日は昨日 明日は一昨日
ここでは西から日が昇る

今 手の中には
生命の初めが一つ
静かに脈打つ

568 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/26(月) 23:04:53 ID:ws4oBOxn
ポエ大に出そうか迷ったけど
どうせ落ちるからここに書いて供養します

【背負う物は根源との繋り】

西日の差し込む六畳間の荒野の端
旅人の壊れた足音が響く
肩に背負ったリュックの金具が
筋肉をズタズタに裂く
膝の軟骨は 既にヘルニヤ状態
それでも 顔は空を向き
また左足を一歩
踏み出した

背後の地平線から足元までは
赤いラインが引かれた

いつ辿り着くのか
どこに辿り着くのか
なにに辿り着くのか
なに一つ知らない旅人

先の砂の波の上に
小さな子供を見た気がした


569 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/26(月) 23:08:20 ID:ws4oBOxn
【背負う物は根源との繋り】2/2

その時
背骨の叫び声が聞こえた気がした
顔の笑いが引き攣った

しかし
膝が崩れる瞬間に
子供の前に倒れ込む寸前に
旅人は顔を引き締め

旅人はリュックを子供に確かに渡した

そして
中身を無くした容器は虚ろな笑みを浮かべながら
煉瓦より堅い大地に膝をついた

全てを見守った後
子供は鋭く前を見据え
左足を一歩踏み出した
旅人のより重くなった
リュックを肩に食い込ませて

強く 強く

─後書き───────────────
なんか痩せ我慢から離れてきてるもんな…
う〜ん…
どうしても主題から離れる
やっぱり即興詩は駄目か

570 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/28(水) 00:50:07 ID:pODpjeta
【午前二時の情景】
壁の短針が一番上から 60゚右に曲がった
ストーブの調子も優れなく
黒い煤と一酸化炭素のみを吐き出す
部屋の空気は吐く息により
白濁して行く
酸素は減り 二酸化炭素と
一酸化炭素ばかりが肺に入り込み
軽い目眩を覚える

窓を開けようと窓の縁に手をかけ
視点を窓からその先へ
するりと移行させた先は

一昨日からの雪は治まり
丑三時の冷たさに空気は澄まされ
月の光は痛い程に地上を刺し
雪に乱反射を繰り返していた

─その世界に立てば
─自分も光れるのでは
考える前に
裸足で和かい雪の上に降り立った
だが 光はただ僕の醜い顔を
真っ直ぐ 冷たく 克明に 照らし出す
ただ それだけの事だった

無言で外より冷たい部屋に戻り
ストーブが点火を手足を擦りながら
ただひたすらに待った

頬で凍る涙で袖は濡らしたく無かったから

571 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/28(水) 01:24:26 ID:pODpjeta
【X'mas present】

ちらちらと
上空10000mの
人の溜め息の層から降る雪は
独り佇む僕の上に
確かな重みを重ねた

静かに 静かに
僕をつつみこむ
灰色に近い白色は

僕の命を少しずつ
空に放出させた

いつか僕の体も気化して
空を覆い尽し
名もない土地に積もるのだろう

活動の終わる前にそんな事を考え
ゆっくりと瞼が垂れ下がった

落ちてくる憂鬱は
その上を ただ 覆い尽した

572 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/28(水) 10:21:54 ID:pODpjeta
【純白汚れて星が降る】
肥溜の上に雪が降る
その純白は
嫌らしい汚物にまみれて
黒く解けて沈む
また ひとつ
また ひとつ

肥溜の水位は上昇して
世界にブチ撒かれた
あちこちからの悲鳴
その頭上にも

降り頻る純白は
悲鳴に解けて
空を汚した
また ひとつ
また ひとつ

糞まみれの世界をみた
神様の怒りの鉄槌が
上空200光年から降り注ぐ
少し逸れて
東の空を流星群が通り過ぎた
また ひとつ
また ひとつ


573 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/28(水) 15:50:30 ID:pODpjeta
【闇に静まり鬼きたる】

しんと澄んだ透明な空気
生命の死に絶えた様な
あまりにも透明な空気

全ての者は口をつぐみ
部屋の真中にひしめく

遠方より鬼きたる

外を見てはなりませぬ
母の言葉を振りきり
窓にすがりよる

背が高く 色白の鬼
隣家の年頃の娘を喰らう

つぷつぷと
ぬぷぬぷと

闇夜にひかる鬼と娘の裸体

娘の目は何処を見るか
ただ硝子玉の様に僕を写す

てらてらと
とろとろと

574 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/28(水) 19:58:17 ID:pODpjeta
【流れ作業】
ゴウン ゴウン ゴウン ゴウン
流れ作業の様に殺されて行く
まるでベルトコンベヤーの上の豚
するすると進み
機械を通されると肉になる
ゴウン ゴウン ゴウン ゴウン
反抗しようと後ろをみれば
地平線の彼方まで豚が並んでいる
皆 先の事を考えず 流れる
俺は流れに逆らって走る
他の豚はそんな俺を笑い
するすると機械に飲み込まれる
ゴウン ゴウン ゴウン ゴウン
豚 豚 豚 豚
どこまで走っても
豚の列しか無い
後ろからは断末嘛が響く
皆 耳をイヤホンで塞がれ
素晴らしい未来を刷りこまれている
ゴウン ゴウン ゴウン ゴウン
ベルトコンベヤーは速くなる
ゴウン ゴウン ゴウン ゴウン
機械の作業音が背中を撫でた
ゴウン ゴウン ゴウン ゴウン
死臭が漂う
ゴウン ゴウン ゴウン ゴウン
刃の擦れる音が聴こえた
ゴウン ゴウン ゴウン ゴウン ゴウン ゴウン ゴウン ゴウン

575 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/28(水) 23:53:39 ID:pODpjeta
【麗らか】

空が青い 透き通っている
弛緩した表情で見ているふりをした
眼鏡はかけていないから世界はぼやけて
木の先の雪と空の雲との
区別はつかない
それでも
空が綺麗なのは確かで
太陽が暖かいのも確かで

大きな背伸びの後に
お腹がなったのを感じて
昨日のカレーを頬張った

つらつらと流れる
時間とカレー臭

朝と昼の区別が難しい

そんな晴れわたるお休みの午前十時半

576 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/29(木) 01:52:57 ID:3AfW7B0i
【無意味な時間ならいっそ】

眠れない夜に
詩を書こう
自分のために
他人のために
恋の詩を
死の詩を
愛の詩を
絶望の詩を
彼の詩を
彼女の詩を

つらつらと

考えてはいけない
ただただに
心のガス抜きを

読み返してはいけない
書いた事は忘れなさい

ただただに
心のガス抜きを

つらつらと
つらつらと

577 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/29(木) 02:14:12 ID:3AfW7B0i
【壊そうか壊れようか】

ああああああああぁァアァアぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァアアアアッ!!!!!
(ぶっ壊してぇ)
ああああああああぁァアァアぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァアアアアッ!!!!!
(まっさらに)
ああああああああぁァアァアぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァアアアアッ!!!!!
(なにもかも)
ああああああああぁァアァアぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァアアアアッ!!!!!
うゎうゎうゎあああああァああァァアァアあわわわワあぁワァああああァあアァァァァァァァアアアッ!!!!!!!!!!

578 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/29(木) 15:34:46 ID:3AfW7B0i
【麗らか】

空が青い 透き通っている
弛緩した表情で見ているふりをした
眼鏡をかけていないから世界はぼやけて
木の先の雪と空の雲との
区別はつかない
それでも
空が綺麗なのは確かで
太陽が暖かいのも確かで

大きな背伸びの後に
お腹がなるのを感じて
昨日のカレーを頬張った

つらつらと流れる
時間と雲とカレー臭

朝と昼の区別が難しい

そんな晴れわたるお休みの午前十時半

579 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/29(木) 22:10:21 ID:3AfW7B0i
【鳥と犬】
つらつらと雲が滑る
360゚全て見渡す限りの青
渡り鳥の群れ
南にキラキラ光る
そんな世界に行きたかった
そんな世界に生きたかった

足では雲や鳥ほど速く進めない
しかし這い付くばって見る世界は
景色は移り行き
ちかちかするほどに
眩い
こんな世界も悪くない
こんな世界も悪くない

空を仰いだ野良犬が
空に吠え 強靭な足が地を蹴った

580 : ◆zABAZSBt06 :2005/12/30(金) 15:38:20 ID:muimdnl8
【声】
どこかで猫がないている
肌恋しいとないている
お腹空いたとないている
どこかで赤子がないている
母を探してないている
我を守れとないている
どこかで兵士がないている
痛い痛いとないている
真っ赤に染まりないている

だけど僕はなにもしない
だけど僕はしらんぷり
だけど僕は耳塞ぐ

背中の声は弱くなり
やがて世間の音に消え
僕はよっこら手を離す

僕はまったく悪くない
その呟きは
世間を満たす

581 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/02(月) 11:27:07 ID:PjSc+6mR
【雀】
空につき抜けた
透明な青い薄膜の中を
雀が東に流れる
口にミミズを携えて

熱は空に消え
地上は白く凍っている
高速で泳ぐ両翼も
凍った羽根がシャリシャリ鳴る
既に目は凍傷で潰れた
ただ秘かに温もりの方へ
シャリシャリと泳ぐ

雀は
温もりの中に
何を見ているのだろうか

今 羽が折れた
冷凍ミミズは崩れた
雀は一鳴きの後
地上の海に散った

582 : ◆nkHpR.Bio. :2006/01/02(月) 20:00:06 ID:PjSc+6mR
【灰色の粉雪】
空の果てから降り注ぐ
死の灰の混じる粉雪が
大勢の屍を消してゆく
あぁ 街は崩れた
あぁ 人は壊れた

暴動に揺れる瓦礫の山
空の燃えるその白夜に
ズルリと空が溶け出した
あぁ 空が崩れた
あぁ 地は壊れた

剥き出しの鉄骨に絡み付く
蔦は死者の怨念だろうか
静かに骨に巻き付き壊した

粉雪はただ静かに空に生まれ
生者の灰で鼠色に変わった
水地平線が灰色に隠された

灰色に隠された
白にも 黒にもなれずに
灰色に隠された


583 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/02(月) 20:01:08 ID:PjSc+6mR
鳥ミス…

584 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/02(月) 21:36:07 ID:PjSc+6mR
【ブルーワールド】
僕の見ている物は
薄膜に歪められ
ゆるゆると混じる
海も 空も
人も 雲も

つまり僕の前には
むらの有る蒼が広がり
後頭部に押し寄せる

巨大な地球の中の
ぺらぺらな薄膜の中の
更にちっぽけなな存在な僕は

あらがうすべもなく
混沌の中に自分も溶かされた
空に 海に
人に 雲に

青に 蒼に 青く 蒼く
とろとろと とろとろと

585 :名前はいらない:2006/01/04(水) 03:31:40 ID:IshtBMc8
眠い目を擦りながら
空を見上げている
ここから星は見えないよ
周りが眩し過ぎるんだ

遠く離れても
同じ空の下で
僕達は生きている
なんて 嘘だね

君の居る場所
満天の星空広がる丘
木々に囲まれて 河が流れていて
遠く教会の鐘が響いている

僕はコンクリートに覆われている
産業排気ガスが空を漂っていて
腐臭を紛らわす為に消臭剤で隠して
ついでに現実さえも都合の良い道徳で隠すんだ


君の居る場所 遠いね

586 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/05(木) 02:35:39 ID:Jh1+fEnU
【理性 本能】
俺は脳の表面で
世界を知った気でいて
内側がこれ嘲り
リビドーを加速させる
シンボルに理性を溶かされ
獣の様に
右手を加速させる
数億の理性はティッシュに
汚らしくへばり付き
業火に昇華する

これが人の定め
何て偉ぶった台詞が
脳の表面でパルスとなり
筋肉を震わせ音になった

白い眼は
空から壊れた理性をばら撒いた
しかし それさえも
酸性雨に溶けただけだった

587 :名前はいらない:2006/01/05(木) 17:40:56 ID:U/gUx34P


588 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/05(木) 18:39:38 ID:Jh1+fEnU
いつもの所にスレが無く消されたかとおもたよ
しかし何故にage?('A`)



589 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/06(金) 16:22:51 ID:N9n/T1xd
【ゲーム】
空に開いた穴から
殺人ビームが光る
人には見えない輝きが
目を焼き
肌を焼き
遺伝子を破壊する
人々は今までの怠惰を悔い
神に祈る
街では暴動が広がり
陽炎の中に神を見る
子供は泣き 親は灰になり
やがて泣き声も途絶える

神は万人に平等であり
罰も平等に下す

60年間祈り続けた聖者は
皮膚病に倒れた
世界に名高い殺人鬼は
灼熱の炎に巻かれた

全てが灰に埋もれた後
懐から小さなゲーム機を取り出し
神はリセットボタンを押した

590 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/08(日) 02:55:24 ID:t8boAXY+
【告白】
今日に産まれる者が居れば
明日に沈む者も居る

潔癖の分娩室で
ゴム手袋に抱き上げられた子供が
産声を上げた時
1面の砂漠の端で
飛び交う蝿に卵を産み付けられた子供が
最後の息を吐いた
僕はフィリピン人の涙で育った
バナナを頬張り テレビの向こうの
作られた感動に涙を落とす
外の飢えた子犬が死んだ親を食べている時
すぐ横の壁に酔っ払いがゲロをブチ撒ける
牧場で母子が引き離され肉になる頃
焼き肉に僕らは舌鼓を打ち鳴らす

平等と言う言葉はとても曖昧で
僕と牛と子犬と砂漠の子供が平等かと言えば
そうでも有り違ってもいる
比べる時の永ささえ変えれば僕は一番不幸なのかも知れない
そんな事を考えながら
僕は他人の幸福を喰らい不幸をばら蒔く
自分さえ良ければそれで良い
その考えが崩れる事は人で有る限り無い

同情は無い
あるのは
トータルで他人より幸せになろうと言う欲だけだ


591 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/08(日) 03:25:04 ID:t8boAXY+
【砂時計】
引っくり返された砂時計は
スルリと砂を流す
その狭い隙間から

落ちた砂は小さな山を形取り
標高を伸ばす
さらさらと落ちる様は
群衆に似ている
意思を持たないエネルギー
止まる事のない激流

三分より少し前に砂は止まった
目詰まりの様だ
治そうと手を架けた時

すりり

と掌から姿を消し
鋭い音を産み 砂は散らばった
規律を失った砂は
オロオロと四散した


約立たずの始末とか
そんな事は後回しにして
とりあえず僕は
丁度良い塩梅のカップラーメンをすすった

592 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/09(月) 00:14:13 ID:lF5gqhXX
【シグナル】

人工の星が瞬く空に唾を吐きかける
吐いた唾は空には届かず
仕方なく俺は自分の唾を避けた
偽りの光がその様子を笑う

街は闇を嫌い
全てを照らし出そうと躍起になり
灯台は遥か彼方を無駄に照らす

いっそ深海魚にでもなろうか
なんて考えて海を眺めるも
対岸のネオンに目がくらむ

闇を求める者の悲鳴は
光の中に溶けていく
ここの光は攻撃的過ぎる

今日も光の狂信者たちは
無駄に闇を晒けだす
痂を捲られた者達は
悲痛の声を虚空に消した

必要な真の闇が姿を消した時
光も姿を消す事に気付かない

闇と共に消えた者達の悲鳴は
まだ光の狂信者たちには届かない

593 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/09(月) 01:50:50 ID:lF5gqhXX
【愚痴】
巣に雪が絡まり
蜘蛛は寒さに震える
下界の人間は脳天気に
綺麗
だとか吐かす

ならお前の家も雪で満たしてみろよ

蜘蛛の愚痴など
人間に聞こえる訳も無く
溜め息だけが憂鬱に答える

空は嫌味な程に青く突き抜け
雪は嫌味な程に白く凍てつく

その狭間で
また一つ
空気が白く濁り 空へ散った



594 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/10(火) 01:23:22 ID:tD39AC9T
【舐め合い】
惰性で続いて行く日常
一個67円のパンで始まる朝は
パンと同じくパサパサしている
中途半端な妥協を繰り返した結果
足りない物が判らない
それでも隙間風は痛くて
月の笑う夜に流れる
辺りを見回せば
自分の虚像が目に写る
独りで無い事の安心感に寄りかかり
自分の隙間を虚像の隙間で埋めて
まぁこれでいいや

へらへらと顔を見合わせる


595 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/11(水) 01:15:53 ID:JZGIDPOI
【視点】
崩れていく世界
目がおかしいのか
外がおかしいのか

深海に潜んでいる内に
両眼は退化して
像を上手く結ばない

東に昇るキノコ雲が
一日の始まりと
人類の最期を告げる

視神経をインターネットに接続し
上空100000mから灰色の星を見る
赤いのは人の血か星の涙か

ふと脇を見回しても
ガガーリンの言った通り
神などは存在しない

ただ
無限の様に見える球体の中に
僕が浮かんでいる

ゆっくりと目を閉じると
僕を束縛していた力が無くなり
緩やかに暗闇に飲み込まれるのを感じた



596 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/12(木) 01:04:59 ID:GAll0oDZ
【記憶】
絵の具の混ざりきっていない筆で塗られた様な
溶け出しそうな空の下で
ただ空気を病んだ肺に取り込んでいる
吐く息には溜め息と紫煙も足され
よりいっそう空のむらを作り出す

空にいつかのあの子を描き出してみるも
輪郭がぼやけて 酷く不細工な人物象が出来上がる
空のむらのせいなのか
記憶の薄れが原因なのか
はたまた両方なのかも知れない

苦笑いを雪融けでぬかるんだ土手に溢す
耳と指先はさっきからチクチクする
頬もそろそろ十分に熟しているだろう

いつかのあの子を無意識に探すように
対岸をかろうじで視力の残る右目で見つめる
いない事など何十年も前から知っている

沈み行く太陽のオレンジを吸い込み
鮮血とともに酷く咳き込む
痛みはもう感じない
呼吸が出来ない 地に膝がついた
左目にあの子をみた気がした

597 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/12(木) 02:42:04 ID:GAll0oDZ
【色の支配】
大地を優しく撫でる風が
真空の刃で動脈を裂いた
噴き溢れす地球の鮮血が
空を夕暮れに変えて行く

ついでみたいに染まった
青の海の中の深海魚達は
赤い闇に視界を遮られて
パニックにより上陸する

一日のほんの数分間の中
ここでは清水の惑星から
鮮血の惑星へと変貌する
輸血の足りない星が喘ぐ

真っ赤な海から昇る月は
艶やかに赤く照りかえり
闘争本能に火を点火する
血濡れの街に犬が吠える

やがて血は闇に塗り潰され
また退屈で静かな夜が開く
街の死体を片付ける人々の
溜め息が空を濁らせて散る

598 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/12(木) 19:54:47 ID:GAll0oDZ
【俺は風邪をひいている】
頭の中に染み込んだ鉛が
熱をもち中から圧迫する
目の前に無機質の立体図形が
形を結んでは虚空にほどける
移り変わる速さに付いて行けず
点滅する世界に頭がクラクラする
そっと図形が肌に触れた
その無機質の冷たさの奥に潜む
ホニュウ類や鳥類とは違う
両生類に宿る様な生暖かさに産毛が逆立つ

舞台が突然暗転する
暗闇に切り抜かれた様な
光源に目を凝らすと
蛇と女が絡み付いている
二つのぬめる白い裸体が
てかてかと艶やかに輝く
その光景に俺の勃起は治まらない

不意に 蛇がこっちを向いた
その顔は 俺だ
照明が消えた
瞳の無い四目だけが 闇に浮き
パッと消え
背中を撫でる荒い息遣い
振り向けない
突如響く笑い声
それに絡まる俺の悲鳴
それも液体に似た高密度の闇に溶けていく

俺は風邪をひいている

599 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/13(金) 14:58:50 ID:it0OfKBk
【腐音】
道を塞ぐババァの井戸会議
駅ビルの屋上から
鳥になり損ねた女の悲鳴

腐ったようなねばつく音のせいで
ヘッドフォンから脱け出せない

偽善者の集いが
自己満足の世界に浸り
駅前で実の無い理想を撒き散らす

耳の奥がズキズキと痛む
吐気がする

腐臭を放つ音が降り注ぐ
俺はヘッドフォンから脱け出せない

600 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/13(金) 23:21:22 ID:it0OfKBk
【霙】
しとしとと降る雪混じりの雨が
しとしととトタン屋根を叩いく
下の幼馬が震えながら咳をして
霞んだ眼で凍てつく空を眺めた

しとしとと降る雪混じりの雨が
しとしとと頑丈な瓦屋根を叩く
下の幼子が汗を滲ませ咳をして
渇いた眼で凍てつく空を眺めた

雪混じりの雨はしとしとと降り
全ての屋根をしとしとと叩く

ヘックチョンッ

またどこかの屋根の下から
一つの嚔が聞こえる

601 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/14(土) 16:59:56 ID:mO3suUJx
【雨】
季節外れの大雨が
隠された汚れをも
暴露させる
幼い頃に埋めた
盗んだお菓子や
拾ったエロ本は
土や虫に食われ
無くなっただろうか
薄暗い外の風に
そんな事を尋ねる
答えを聞く前に
風は通り過ぎた

消えない罪
消せない罪

古傷がズキズキする部屋で
拝むために合わせた掌は
ひんやりと冷たい



602 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/14(土) 19:13:51 ID:mO3suUJx
【休日】
部屋に陳列しているペットボトルは
中に虫が浮かんでいて
汚らしくて触る気も失せた
背後から流れるアップテンポなJ-popが
コリコリと鼓膜を引ッ掻いていた
テレビの中の美人が
芸人の下ネタに引き攣った微笑みを浮かべた
窓の外では飛行機雲に空が轢れて
青かった顔が紅く染まった
勉強机の上では鉛筆削りに
シャーペンが浮気していた
季節外れの風鈴の割れ響く音が
寒さにくもぐって聞こえた
日が墜ちた部屋の端で
石油の切れたストーブを見つめた

隣のカップルがセックスを始めた
うんざり顔で湿った万年床に突っ伏し
ペットボトルを倒してしまった
遠慮がちに香る腐臭に
一日の終りを感じた

603 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/15(日) 01:42:19 ID:xwCP7Cuq
【臭い】
仄かに臭う香水は
ネットリとした甘味でベッドのシーツに
置き土産として残る

手を振って汚れた玄関に有る俺の臭い靴を
踏みつけながら出ていった雌の
本名を俺は知らない

ゴミ箱にある産まれる前からの死刑囚は
ベッドから漂う安物の香水と絡まり
部屋に淫美な刺激臭として止まる

窓を開けると
犬の糞や酔っぱらい等の汚れた夜の臭いが
俺の腋臭と鼻孔を駆け抜ける

大きく深呼吸をして
混じりあった世界の劇臭に咳き込み
シャワーを浴びようと決意する



604 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/15(日) 03:56:49 ID:xwCP7Cuq
今までしてきたとんでもない事~懺悔を込めて

犬の糞を蹴りあげる
蟻の行列に熱湯をぶちまける
猫の髭を根元からカット
大学願書にココアをぶちまける
犬の鼻に香水を一吹き
他人の偉業を妨害
指にプロテクターを着けてカンチョー
真冬の川に飛込む
このスレをのっとる……

旨゛氏が何年もここに書き続けていた事に今更気付いてうろたえている訳ですが…

>>旨゛氏
少しでも目障りだったら言って下さい
物凄い勢いで立ち退きますんで…m(__)m


605 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/15(日) 17:35:55 ID:xwCP7Cuq
【古本屋】
屋根から草が生える
今にも土に還りそうな古本屋
中の本はそのほぼ全てが月日に焼かれ
背表紙の文字は虚空に拐われている
店番の老女は
地平線に続く道の先を
来るはずの無い客を捜すように眺める

老眼鏡は棚のどこかに置き忘れ
手元の本を読む事が出来ない
ページを捲っても捲っても
元は白かったページでしか無い

時計の針の音だけが
店の中から外へ走り去る
若き日の物語の書かれた
ページを奪いながら

射し込む西日に背を焼かれる本の悲鳴が
ふるびた古本屋を満たし始めた
溜め息をついて
黄ばんだ本を棚に戻し
また 溜め息をつく
それから
霞目で地平線に続く道の先を眺める


606 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/15(日) 20:58:47 ID:xwCP7Cuq
【アンダーグラウンド】

闇に揺れている影は
誰の影だろうか

影が手に握る脆い刀が
パンドラの箱を突き刺した
地下に溢れる闇
逃げまとう人々は
忍び寄る影に
次々に刺されて行く
膝から崩れ墜ちた老人の
最期の言葉が踏みつぶされる
誰かの口から漏れた叫び声が
闇の満ちる部屋に木霊する
人々の声は
地上には届かない

闇に揺れている影は
誰の影だろうか

闇に刀が光る


607 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/16(月) 23:29:36 ID:zrE1ragZ
【景色】
葉を落とした樹木が
地下の巨人が突き出した手の様に
月をその手に掴もうとしている
その滑稽な姿に
兎の含み笑いが聞こえる

いかれたレコードの様に
何億回も繰り返される情景

光化学スモッグが現代を覆い
涙で余計に光が霞むが
月の光そのものは
かつてのモーシャリス島にいた
飛べない鳥が見た光と何も変わらずに
生命を冷たく愛撫する


608 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/17(火) 03:20:47 ID:g6xkgzV7
>>旨゛氏
俺がこれ以上スレを占領している訳にもいかないので他に移ります
でも保守はしとくので今までの占領は許して…(´・ω・`)
後、長々とスレ汚しスマソorz

609 : ◆IBNectmOpk :2006/01/17(火) 17:22:08 ID:m8aC4/1W
>>zAB氏
2chはひろゆきのものだし、占領とか言うない。
好きな時にガンガン書いてください。
俺のことは気にしないでください。。。稚拙ながら書きすぎてもうネタがないのです。。
sageスレはレスポンスが無いことで不安になったりしますが
けっこう見てくれてる人はみてくれてますよ。

610 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/17(火) 22:05:41 ID:g6xkgzV7
>>609
そうですか…
ではお言葉に甘えさせて貰い、もう少しここに居候させて頂きますです

 (´д`;)ゞ
  ノ  乙乙

611 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/18(水) 02:29:33 ID:82u649Ai
【無経験者は語る】

と言う物をしてみたい
それは時に甘く 時に酸っぱい
たまに苦くて 辛い時も有る
一度でもそれの虜になれば
生体電流が10000Vを越え
胸は16ビートを刻み
世界が輝くらしい

喩えてみれば
初回限定品を貰えた時の様だろうか


と言う物をしてみたい
それは時に美しく 時に妖しく
たまに痛々しく 危ない物らしい
始まりはいつも下心からで
いつしかそれが
真心に変わるらしい
そして
それには様々な形式があり
痛めつける物や 辱める物も有り
育む物でも有り 慈しむ物も有る
つまり多種多用らしい

喩えてみれば
レゴブロックみたいな物だろうか
もしくは
黒髭危機一発みたいな物だろうか

悩んで過ごす夜の深みは浅い

612 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/18(水) 03:49:15 ID:82u649Ai
【人工太陽】
あの日見た光は
美しさの中に畏ろしさも備えていた
全てを包み込む太陽の中に
俺は確に叫び声を聴いた

破壊された遺伝子が体から滲み出て
腐れた肉の落ちる音が耳に届いた
太陽に触れた目の中に
怒りとか 悲しみとか 畏れとか
三原色に似た感情が溜り
吐いたゲロの色が判らなくなった

街に息づく死者達のブームは
手を前に上げる事らしい
指先から垂れる皮膚が
街を赤く染める筆に変わっていった

あの日から雨は水でなく
夜の欠片に変わった
赤い街を洗い流す変わりに
黒く染めていく

二週間が過ぎる前に
ラジオが馬鹿馬鹿しい終りを告げた
蝉の鳴かない暑い夏だった

613 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/19(木) 00:04:49 ID:X9O3PRK2
【錆びた鉄】
排気ガスに汚された空に
かける言葉など無く
ただ吹き込む風に
コートの襟を立てる

ポッケの中の金槌は
ひたすら錆びた鉄を欲して
町の片隅で
誰かの頭の割れる音がする

特に将来についての考えは無く
ただ獣の様に 交尾を繰り返し
ただ獸の様に 牙で獲物を狩る
理性など腹の足しにはならない

遠くから聞こえるサイレンの音と
さっき染み込んだざらついた鉄の匂いが
絡まりあってまとわりつく
いつからか 染み付いた笑みが取れない

空に浮かぶ三日月と
顔に浮かぶ三日月が
静かに共鳴しあう
その時
空は赤く 錆びた鉄の匂いがまとわりつく

614 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/19(木) 11:34:02 ID:X9O3PRK2
【走れ】

青空の下
走れ
風を抜かせ
木々を縫え
日々
駆け抜けろ

たゆむな
怠るな
ただ
ひたすらに
馬鹿馬鹿しい
程にまっすぐ

雲を掴め
走れ

生きろ


615 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/19(木) 22:37:09 ID:X9O3PRK2
【一周忌】
机の上のコーンスープ
唯一自慢できる料理
温もりは昔に消え
スプーンで掬っては落とす
とろみスープは秘伝の味

奴が帰って来ない事は知っている

突然のフラッシュバック
テーブルクロスを引き抜く
溢すつもりだったのに
見事な隠し芸

拍手など無い事は知っている

スプーンで掬っては落とす
テーブルの垂れた後は
血液に似ている
奴の血
私の血

一口

あの時から
口に含む全てが血の味しかしない

テーブルを拭き
墓参りの支度を始める

616 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/23(月) 00:44:52 ID:F6vFyZUa
【心臓】
手の中の小人が
指の間から外を覗いて
息を潜める
空から降り注ぐ鉄の雨は
日に日に勢いを増し
辺りに轟き凍てつかせる
爆音に耳を塞がれ
手の持ち主の言葉が目の前を素通りする

耳鳴りがこめかみに穴を開ける

ふと気が付くと一変して
塗り潰された様な静寂
たった一つの音
18年間俺を呼び続けている
普遍のリズムが在ることを初めて知った

遅すぎる悟り
しかし 踏み出す
手は高く開かれた

高鳴るリズムよ
雑音の街に響け

617 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/25(水) 04:08:34 ID:49Evv8My
【境界人】

と聞いて勃起するのは
思春期だから
仕方ないのです
いつもどろどろとして
どこかまっすぐで

内から内から創られる
無垢なエネルギーの
放出の方法がわからない
だから勃起し
恋愛詩なんて書き綴るのです

いっつも何かを探しながら
いっつも見付ける事を恐れ
わざと手探りで遠回りなんかして
ふと余計な事ばっかり考えて
勃起なんかしちゃうのです

世の中わかった様な口調で
大人びた仕草を練習なんかを
呆れる程練習ししゃうのです
自分の事さえ良く知らないのに
勃起しながら

そして瞬く間に過ぎて行く歳月に
足を掬われ翻弄されて行く中で
はたと足を留めて見ると
しょんぼりしたペニスが
大人になったと告げるのです

618 : ◆IBNectmOpk :2006/01/31(火) 01:26:17 ID:v7HoE/we
 サイコパス/かすれ声/ワンダフルジャンクライフ

そう、   僕が信じたものは
黄色のライトであり、またそれは 間だった。
ねぇ モ スターよ
君よ
ねぇ モン ターどうして 等はこんなにも歪んで    んだろうね
ねぇ ねぇ   スター歩みを止めた罰かな  で生きてる他の き物達は
君の弱さに   に抉られて  その時僕が信じたものは
黄 の  であり、またそれは人 だった。一人 傷つき
やがて傷口  っていき  の無い原罪意識が追い討ちをかける
  さすってくれる は居ないもう話を   くれる人は居ない
この声はいつもの  に流れていくだけでもう  合えることはない
先      の扉は閉じたまま君は  年老いていく
ただ ただそう、  ス ー歩みを止めた罰かなその時僕が  ものは
黄色のライトであり、またそれは  だった。
どこにも届か  思いを描き誰かの絞った叫びにほだされて
いつでも胸が一杯 なるよだけど  はいつだって を置き去りにしていく
勢いは無謀 勇気は有  象 跡形も無く  去り裸で える  だけ 残る
返答の     先に進める     閉じた  僕は年老いていく
  はもらえない先に   はずの扉は閉じたまま      いく
そう、  僕が信じたものは
  のライトであり、   は人間だった。この声は   のように流れていく  で
君の気持ちの中へ入ってはい な ただ引っかき傷と倦怠感を  結局 の為にもなら
その思考はたくさんのものを締め出してそして自分の首すら絞めて言葉を搾り出そうとしてる
僕は  僕は僕は    僕はもうこれをこ   れを保てな  って持  くなって
そう、そうそう  そうそうそ  うそその時僕が信じた  は
黄色のライト あり、またそれは  だった。
それはきっと  だったんだよ
たぶん
きっと そうだよ

619 : ◆IBNectmOpk :2006/01/31(火) 01:43:24 ID:v7HoE/we
そういえば
笑っていた気がする
時々風向きが変わるから
一服でもしていればいいと

風車が回る飛行艇の溜まり場
赤い日が落ちていく

理由の無い覚えもない
痛みをまれに感じる
赤黒いこの空への餞
風鳴りの歌への手向け

少し
飛ばない期間が長すぎた
左足の古木と胸のブリキが
とても嫌な音できしむ

それは僅かに痛んでいるのか
もうすでに壊れかけているのか
慣れてしまい忘れてしまった

彼等の幾筋ものタバコの煙
北東へと向きが変わる
プロペラの駆動音

僅かに剥がれ落ちた塗装
雲に吹き飛ばされて
この深淵へと落ちていく

行こう

620 : ◆zABAZSBt06 :2006/01/31(火) 22:48:45 ID:QEHI1xBt
最近忙しくて書く暇が無いなぁ…


621 : ◆zABAZSBt06 :2006/02/01(水) 18:13:18 ID:3GibaSjt
【無音の雨】
黒く沈んでいる街並みに
誰にも知られずに雨が木霊する
街には誰もいない

音もなくコンクリートに
染み込んで行く雨水が
太陽の昇らない街を省る

かつて住んでいた者達の
雰囲気だけが
無音の雨音の中に息づく

幾度となく繰り返された
時間がそれさえも
昨日へと残していく

街だったその場所に
今も虚無の雨音が聞こえる
そこにはビルも無い

いつかの雨水が
いつかと同じ様に
太陽の昇らない荒地を省る



622 : ◆zABAZSBt06 :2006/02/01(水) 18:15:49 ID:3GibaSjt
>>618-619
おおっ(;´ω`)
お久しぶりです

623 : ◆IBNectmOpk :2006/02/02(木) 18:13:19 ID:Iqiq2Cv4
 バックシート

自転車を押す坂道
コンクリートのトンネル
アスファルトの車道
延々と続く

土手の上に見える観覧車
たぶん回っていない
ゆっくりと過去る時間

存在が軽すぎて価値が薄すぎて
透き通っていく身体

灰色の雲が空をふさぐ
時折通り過ぎる車
向かってくるだけで
同じ方向へ進むものはいない

これは君の見ている夢
取り込まれたのは僕だ

カラスが道端に
取り出され放置された
バックシートに座っている

これは君の見ている夢
ずいぶん昔に君が見ていた夢

僕はとても
現実とは思えない気分で
そこに取り残されたまま

624 : ◆IBNectmOpk :2006/02/04(土) 14:20:40 ID:ZxfeE7lp
 フライトプラン

片足で空を飛ぶ
翼は揃ってる

この足は切り落とされたまま

左に傾く姿勢を
何度も立てなおす

僕に何かできるというのかい

いつも
そういつも飛び出して
落ちそうになり

不時着を繰り返す

右足で蹴りだして
何度も蹴りなおして

飛び出して落ちそうになりながら

期待して飛び出して
何度も突っかかりながら

僕にどうにかできるというのかい

片足で空を飛ぶ
翼は揃ってる

625 : ◆IBNectmOpk :2006/02/04(土) 14:36:37 ID:ZxfeE7lp
 電波塔

斜に構えるほどの意味は無い
だから誰も本当のことを言わない
いつからか子供ではなくなった
けれども大人にはほど遠い

TVからラジオから喧騒から人波から
君の顔からその声から
誰かの気持ちが流れ込んできて
いつだって泣きたくなる 
だけど
僕はそれをもう繰り返したくない

いつか疑った幸せな世界を
無機質な未来が凌駕していくのを
指くわえて見てるだけなんだ
時間経過と共に崩れていき
相応の別の汚さを背負うんだ

あの暗い山中に立つ電波塔
寂れた鉄の柱でもまだ立ってる

足掻きながらいつか忘れる
それでいい
それでいいんだろう

気恥ずかしさを隠しながら
無責任にマイナスを叫ぶ大人たち
せっつかれながら
押し戻しながら
行こう

626 : ◆IBNectmOpk :2006/02/04(土) 17:13:07 ID:ZxfeE7lp
 十代

心臓に刃を立てられてる
ズブッっと
嗚咽とともに身体に入ってくる

平行四辺形に開けられた口
見開かれた三白眼

何度も何度もイメージした既視感

気付いた時は遅かった
刺されずに生きていけるなんて
思いもよらなかった

八つ裂きにされ
細切れにされて
誰かに拾い集められ
もう一度作り直された
継接ぎだらけのフランケンシュタイン

アンバランスが極まって
突き崩されるのを
いつのまにか望んでた

心臓に刃を立てられてる
ズブッっと
嗚咽とともに身体に入ってくる

気付いた時は遅かった
崩されずに生きていけるなんて
思いもよらなかった

627 : ◆zABAZSBt06 :2006/02/07(火) 00:11:40 ID:UaXs9J7e
【観覧車】
この猛スピードで回り続ける観覧車の中で
僕は凍えそうな体感温度を感じ取る
一周回る事に
ドアを打ち破り飛び出す人々の
諦めに似た声が
錆びた鉄の擦れる音と共鳴する
窓から彼等を見ると
皆不気味な程青白く無表情で墜ちて行く

今さっき僕の部屋の扉は破られた
墜ちていく人々の怨念に似た遠心力が
体を掴んで離そうとしない
外から聞こえていた死者の声は
観覧車が風を切りつける音で聞こえない

諦めの良い脳は既に観覧車と似た速度で
走る馬の尻に鞭を入れている
死を無理矢理口に詰め込まれた僕は
青白く無表情なミサイルとなり
音速の壁に血潮を散らせる
やがて乗せられた人間は全て肉になる

無人の観覧車はそれでも回る
ギシギシと錆びた鉄の擦れる音が
全てを吹き飛ばされた砂漠に響く


628 : ◆zABAZSBt06 :2006/02/07(火) 00:46:24 ID:UaXs9J7e
【闇に沈む街】
今日もまた一つの悲鳴が
街のクラクションに消えた
雑踏とり残された子供
靴に踏まれ道の影に消えた

野良犬の虚ろな瞳に
振り降ろされる鉄パイプが映る
赤く潰れた眼球に
虚ろな朧月が映る

売人の吐き出した紫煙を
月の光だけが照らす
土化色なヤク中の銃弾が煙を裂き
売人の眉間から後頭部を突き抜ける

今日もまた夜は更け
闇が飲み込んで行く
ポッカリと空いた穴の中に
指し込む光等無い

夜が明けて行く中
コールタールの様にあちこちにこびりつく
パンドラの箱から飛び出したゴミのせいで
この街だけは闇が制する


629 : ◆zABAZSBt06 :2006/02/08(水) 01:41:38 ID:Fk0ZIf9G
【風】
涙目で空を睨み
鼻をすすり見送る
あどけなさを残した
彼等の最後の後ろ姿を

誰の為 何の為
そんなこと
俺は知らない
答えは彼等と共に風になる

空の端に消えていく
飛行機は滲み
敬礼の手が震える
手渡された遺書が重い

南の空で打ち砕かれた
彼等の夢や理想は
風と交わり
遠い故郷へと繋がる




630 : ◆zABAZSBt06 :2006/02/08(水) 02:03:07 ID:Fk0ZIf9G
【穴】
捨てられた心が
冷たく凍る路上に転がる
ツギハギが痛々しく血を滲ませる

いつの間にか無くしていた僕の心

空いた穴から色々飛び出して
カラッポになって
手辺り次第に詰め込んで
それさえも飛び出して
ますます体が萎んで

そんな中で見つけた
打ち捨てられた僕の心
優しく広い穴に当てがう

上手くはまらない

今までの無茶が
僕の穴を広げてしまった
やるせない気持ちで
心を穴に放り込む
それさえも
穴は僕の侵入を拒否する

吹き荒ぶ北風が
内部から臓器を引っ掻いて行く
コートの前を締めて
月だけが明るい空に下に
僕はさ迷う

631 : ◆zABAZSBt06 :2006/02/14(火) 00:57:13 ID:uV6I3qBm
【夢見る時期】

幼い頃に生えていた
空想の羽
目を瞑れば
何処へでも行けた

いつからだろう
目を閉じても
そこには瞼しか無い
背中の羽は
時にもぎ取られて消えた

夢を見る時期は
もう
西の空に消えた
夕暮れの橙が
濃青と交わり
混沌の紫へと変わる


632 : ◆zABAZSBt06 :2006/02/14(火) 01:39:59 ID:uV6I3qBm
【クルクル】

イヤホンの向こう側から
造られた叫び声
世界のくだらなさを
鼓膜になすり付ける

世界が斜めに歪む
傾いたビル
その屋上から
賢者は身を投げた

山ノ手線に似た
乾いたパンの様な日々
僕は未来を変えないよう
イヤホンを耳に捻り込む

633 : ◆zABAZSBt06 :2006/02/20(月) 14:45:54 ID:hlGE2zmp
【撃鉄】
撃鉄を起こせ
身を守るために

硝煙臭い世界では
既に神は脳を打ち撒けている
白い花は
赤く染められた

撃鉄を起こせ
崔は投げられた

夜の銃声で眠れない日々
人間の気配
構えた銃から弾が撃ち出された
赤く黒く滲む世界

撃鉄を起こせ
下らないゲーム
下らないゲームさ

634 : ◆IBNectmOpk :2006/03/01(水) 17:02:44 ID:OmKevin1
 褒められるということ

こそばゆいような
くすぐったいような感覚
誰もが口にしない
長く聞かなかった言葉

嬉しいけれど
それは僕じゃないんです

上っ面なんです

とても醜くて歪んで
ちっぽけで弱い
ものの上に張り付いた
上っ面なんです

僕には決して見えない
ものなんです

泥沼に深く沈んで
赤い眼を輝かした
不定生物

または

薄霧の中を飛行する
注意深く偽装された
未確認物体

わざわざつかんでひっぱり
あげる人はいないんです

635 : ◆zABAZSBt06 :2006/03/13(月) 22:03:07 ID:K25d5zbI
【近状】
ぱっと出たアイデアを膨らませようと
頭の中で考える度に
コーラの炭酸みたいに実が抜けていく
スランプなんて言ってしまうと
大袈裟過ぎて身分不相応

ついっ

と書けば
すっきりするのに

浮かんだ言葉は
あっと言う間に酸化して崩れる

いまや口からは
粉しか溢れては来ない

喉に詰まりむせて苦しい

636 : ◆IBNectmOpk :2006/03/25(土) 01:39:13 ID:dTXgaTwA
 決意

車窓越しに見た変わらない
君の顔を覚えてるよ
真逆に映った僕は
君を失望させるに余りある

この思い込みに失笑する
だいたい七割は当たってる
でもいつも
残り三割は思いも付かない

最近は少しずつ好意が消えていくのが
みんなが僕にそっぽを向くのが
分かるんだ

恐くは無いよ 元々知ってはいたから
誰もそう待ってはくれないのは
だけど少し甘く見すぎたかな

君は目を合わせた時 この欠けた顔をどう思った

今は必死に断片を集めてる
力になるのなら
何だって食らってやる
嫌いなもの全て裏返してでも
生きてやる
誰が僕を嫌ってても生きてやる

たぶん 二度と会えない
でもいつかまた会えたら話を                 止めとこう
お元気で        窓越しの君へ

637 :名前はいらない:2006/03/32(土) 00:32:04 ID:9LsDwUFX
 エイプリルフール中止

出発点は
この存在しない日付
淀んだこの夜空の下

醜くてありえない場所
目を背けたくなるような
汚くていびつな御自身

どうしようもない袋小路の中
お腹と背中がひっついた先

電池の切れた目覚まし時計
すりきれたレコード
コンセントの無いプレイヤー
苛立ちと隣り合わせの無力感

考えるのは止めだ

とりあえず
つま先立ちで遠くを見てみた
想定どおりの視界不良

さぁ いってみよーか

出発点は
この存在しない日付
汚れたこの雰囲気の中

いってみよーか

638 : ◆IBNectmOpk :2006/04/12(水) 23:32:27 ID:aLASS7NI
 郊外

助手席のプレーンヨーグルト
アスファルトの割れ目
桜の花びらを踏んで走る
気恥ずかしさがつきまとう
大事なことは存在の証明 ふざけんな

勝とうとすれば押し出されてしまう
とりあえず取っ組み合ってはみてる

どうだろう まだ足りないか
お前はあとどのくらい欲しい
どのくらい僕を削り取りたい

本屋は十一時に閉まっていた
安全運転 また明日来ればいいや 

気恥ずかしさがつきまとう
これはとても醜くて窮屈だ
赤信号 横切る人を見ながら
ハンドルから離した腕を遊ばせる

たぶん いくつかのことはもう遅い
でも いくつかのことはまだ時間がある

どうだろう まだ足りないか
僕はあとどのくらい欲しい
どのくらいあいつから削り取りたい

目薬も買い忘れたのを思い出した
今日は散々だ

639 : ◆IBNectmOpk :2006/04/22(土) 17:04:53 ID:QLE5SVzr
 僕には

力が足りない
自信が足りない
こんな気持ちをまた味合う日が来るなんて

だけど もう遅い
暗闇が口を開けて押し寄せてくる
自身が足りない

その気持ちを
推し量ることさえできない
こんな気持ちを
また味合う日が来るなんて

だけど もう遅い
弱気が身体を侵食していく
僕にはその存在が大き過ぎる

僕にはその存在が

僕には



僕は何で

僕は何であの時

僕は何であの時この

僕は何であの時この道を

640 : ◆IBNectmOpk :2006/04/23(日) 14:57:28 ID:Sb0CH0bY
念願だった誰かの中の一人
凡用人型作業用マシーン

孤独な弱き獣よ まだ
その不快感を磨り潰して
飲み込めると思っているのかい

たぶん すぐに分かる
何が一番大切なのか
どれだけ自分が欠けてしまったか
とっくに分かっていたことを

薄められて消えてしまえ
こんな不愉快な個性
望んだ末だ 消えてしまえ

さぁ その門を通り抜ける時が来た

間にも入れぬ人よ まだ
この不快感を磨り潰して
飲み込めると思っているのかい

ごめんな 本当に恥じるよ 
僕にはその価値が無い
独りに気付いただけで 
気持ちに応える力が無い

ただ 飛び込む
そうして消えちまおう
もし 万一生き残れたら その時は望む
その心を手に入れることを
きっと望むよ

641 : ◆IBNectmOpk :2006/05/01(月) 10:40:18 ID:e//x0Fxf
 今日の夜

弱さを隠して愛想笑いをする
ライトが切り替わる
疎らな拍手と楽器と友人達

この隣に君がいてくれれば良かったのに
だけどもう遅い 久々の人並みの感情
たぶん君を掬い取るのは僕じゃない誰か
挙動不審に拍車がかかる
ねぇ なんでこんな目に合わなきゃならない
僕がすべて悪いんだろうか

もう帰ろうかどうしようか
演奏が終わる
とりあえず手を頭の上で叩いてみる
人酔いをしそうだ
打ち上げとかあるんだろうか

ここ何年も削られるだけで
失ってすらいない 
何も起こってすらいない

もう帰ろうかどうしようか
欲しいものは一つも手に入らず
いくつかの小さなものを握り締めて
僕は今月24になる
春はもう終わり蒸し暑い夏が来る

君は手に入らない
とりあえずは続けよう
まだ少しはやりたいことがある

642 : ◆IBNectmOpk :2006/05/15(月) 00:35:29 ID:dg5qpGtI
 たぶん

不安定な明日は分からない
ちょうだい
もっと沢山の悲しみをちょうだい
たくさんの憎しみを
この身体に降り注がして
ちょうど壊れない程度に
生温い世界を泳ぎきらせて

考えれば考えるほど
どうすればいいか分からなくなる
雑音の中に罵倒が聞こえて
その声に傷ついてまた忘れる

たくさんの喜びから
とてもとても遠ざかってしまった
たくさんの笑顔を
とてもとても前に忘れた
今は「たぶん」思い出してる途中

繊細に傷つく資格すらもうない
その不安定さへの不快感だけ
ちょうだい
もっと沢山の憎しみをちょうだい
たくさんの悲しみを
この気持ちに降り注がして

そしてもし良ければ
この不安定さを
アンバランスに切り抜けさせて
あの生温い世界を泳ぎきらせて

643 : ◆IBNectmOpk :2006/05/20(土) 21:25:50 ID:FL3YZweN
白い帽子

窓越しにとっさに振り返った
白い帽子の彼女は顔をそらした
五月の涼しい日の白昼夢
何かを想っているような
夢を見ているような足取り

這いつくばってここまで
たどり着いてふと見上げた空
その白い帽子は未だ
風によくそよぐの

長い悪夢のフラッシュバック
悲しいけれど
そこに戻れることはもうない

五月の涼しい日の白昼夢
昨日までとても湿っていたよ
すべてを無駄にしたんだよ
性懲りもなくこれから
またはじめるところ

もう振り返ることはいい
もうその幻想にもすがらない

這いつくばってここまで
たどり着いてふと見上げた空
その白い帽子は今は
僕には見えなくなった

さぁ 現実の明日に戻ろう

644 : ◆IBNectmOpk :2006/06/04(日) 19:23:55 ID:dKY4b/rV
影が積み重なって心を覆っていく
アンバランスが極限に達する
いまさら純真だって
笑えるよな 嘲笑えばいい
誰かのことをただ想う

大人に近づき直線は消え複雑化したコース
ルートの先は幸か不幸か
分からない

神様 何度でもチャンスをください
何度もフイにするだろうけれど
いつか掴み取れるかもしれない

くもの糸をかきわけるように
粘膜を突き破るように
摩擦を通り抜けていつか
この影を抜けられたら

君はきっと僕の事を
好きではないだろうけど
僕は君に笑われているのだろうけど
ただ想うよ

下世話な心を見透かすように
あなたは壁を用意する
もうどうしたいかは分かってる

神様 何度でもチャンスをください
何度もフイにするだろうけれど
いつか掴み取れるかもしれない
いつかきっと

645 : ◆IBNectmOpk :2006/06/05(月) 11:05:26 ID:E5wzmNfB
あぁ
何度でも俺を殺せばいい

他人の気持ちなんて
わかりゃしない
わかりゃしない
わかりゃしない
引き受ける気もねー

不自然に怒った顔で
不自然に半笑いで
不自然に自嘲気味で
適当に生きてこう

場所なんて用意されてない
何度でも俺を殺せばいい
はじきだそうとすればいい

そのたんびにそれを上回る
不気味さで分け分からなさで
お前等を圧倒するだろう

あぁ どんどん世界とずれていく
何度でも俺を殺せばいい
気味悪がればいい

不自然に笑った顔で
不自然に無表情で
不自然に自嘲気味で
適当に生きてこう 
そうやってでも進んでこう

646 : ◆IBNectmOpk :2006/06/05(月) 21:33:46 ID:E5wzmNfB
 トビラ

お願いだ
トビラを開けてくれ
その道を塞いでるものを
どけてくれ

頼むから
前に進ませてくれ
僕をその流れに乗せてくれ

掻き分ける
避けそして当たり睨まれる

頼むから
未来を見せてくれ
その未知を留めているものを
どけてくれ

あと少し あとほんの少しだけ
頭がクリアな今欲しいんだ
どうしても欲しいんだ

手を伸ばす
届きそうになると
すっと何度も遠ざかっていく

お願いだから
欲しいんだ
いまどうしても欲しいんだ
その道を塞いでるものを
越えて行きたい 

647 : ◆IBNectmOpk :2006/06/07(水) 21:45:06 ID:wD3oq/2p
 孤高の終わり

勢いが消えないうちに
最後の賭けをするよ
陳腐なヒロイズムに酔って
勝ち目の無い勝負をするよ

どうしても伝えなきゃならない
そうしなきゃ前に進めない
どうなるかなんて分からない
どうしても伝えなきゃならない

醜くて愚かで弱くて
そして孤独な
この魂を伝えなきゃならない
とても窮屈で恥ずかしくて
消え入るような想いをしなきゃならない
いまさら

さぁ 汚れよう汚されよう
さぁ 壊されようぶっ壊そう

想いが消えないうちに
最後の賭けをするよ
陳腐なヒロイズムに酔って
当たらない必殺技を放つ

さぁ 勘違いしてガードの甘い
孤独の脇腹をえぐりとってくれ
さぁ この陰険さの鋭角を
折り毟り取って捨て去ってくれ

648 : ◆IBNectmOpk :2006/06/24(土) 00:16:33 ID:K9NzRIpU
一度ですべてが終わりになると
一瞬で全て消えてしまうと
ずっとそう思ってきて
恥ずかしさだけ残った

君は人前で涙を流して
そうして強くなってきた
僕は弱さを隠し通して
とても脆くて歪なものを
守り抜いてしまったよ

つまらない意地を張って
とても可愛い人を傷つけた
肥大した自我を抱えて
他人の情緒を踏みにじった

一度ですべてが終わりになると
一瞬で全て消えてしまうと
ずっとそう思ってきて
灰色の世界しか未だ知らない

このどうしようもなさだけが
延々と続いてる
何度もぬか喜びをして
いつか終わるなんて期待しても
まだ途方もなく続くよ
この莫大な数の贖罪

つまらない意地を張って
とてもとても可愛い人を傷つけた
僕は酷すぎる勘違いをしている
もう直せそうもない

649 : ◆zABAZSBt06 :2006/06/30(金) 22:54:28 ID:SqbPn9eC
【白昼夢への忘れ物】

解かれた紐の結び目の跡
開いた箱の中の気配
空箱に積もり往く時
掻き消される残り香

古い物だっただろうか
新しい物だっただろうか
大切な物だっただろうか
下らない物だっただろうか

パンドラの箱
玉手箱

開けるつもりなんか無かったのに
開けた事すらも霧散してしまう

残り香だけが漂う部屋

ただただ

枕が湿っている



650 : ◆zABAZSBt06 :2006/07/01(土) 03:34:05 ID:B351/Va+
【他力本願】
ゆっくりと ゆっくりと
細胞が衰退して行く
精巣が 生きる意味を示し
脳は ただ股間に血を集めさせる

すいません
相手が居ません


それでも
ゆっくりと ゆっくりと
万物は崩壊に向かう
ティッシュの中で迎える死
まだ人ではないこれら
口が有ったら何を言われただろうか

ごめんなさい
子孫を増やす気はありません

651 : ◆IBNectmOpk :2006/07/12(水) 00:01:12 ID:i655ksMr
どこへもいきたくない
もう何も欲しくない
ねぇ 愛しい人よ
この手をしっかりと握っていて

隕石がたくさん降ってきて
でも空はとても晴れていて
雲のない涼しい夕暮れで
夕闇をアーケードがかき消してって
この胸は何発も撃たれていて

ねぇ 愛しい人よ
僕を抱き上げてくれないか
もうどこへもいきたくない
もう何も欲しくないよ
ここで終わりにしたい
もう全部終わりにしたい

明るい流星がとてもきれいで
何を意味するかなんて知らなくて
夏の夜は人が多くて
ゆっくりゆっくりと膝から
この世界から崩れ落ちていく

もうどこへもいきたくないよ
誰にも会いたくない
何もしたくない
何も欲しくないよ

ねぇ 愛しい人よ
汗ばむ手をしっかりと握っていて

652 : ◆IBNectmOpk :2006/07/13(木) 14:34:00 ID:Czq8hOvj
捨てたのはいくつかの感情
残ったのは恥とわずかな思い出
基地外丘戦線は今日も元気です

ああ今日も俺おかしいよね
そうじゃないよねと自問自答しながら
なんとなく千鳥足ですすむ

世の中のイメージの裂目を歩く
この姿はとても滑稽だろうな
バラバラのバラバラのバラバラの
この自己像
そうじゃないってあの人は言うけど
僕を嫌いな人達はたくさんいる
よく分かるんだとてもとてもよく

独りに開き直ろうとした途端
誰かの気持ちが流れ込んできて
またやられちまう
そうやってるうちに少しずつ
色んな繋がりが消えてって
純化されたこの姿は
とても間抜けに見えるだろうな

誰か僕に名前をつけて
滑稽な僕をカテゴリーに入れて
残ったのは恥とわずかな思い出
基地外丘戦線は今日も元気です

繋ぎ合わせては離れて
離れては繋ぎ合わせる
このバラバラのバラバラの自己像

653 : ◆IBNectmOpk :2006/07/14(金) 19:55:29 ID:4sYi/Xtd
 この世界

濃い雲の霧が黒く覆い
ぼんやりと見える月
高い窓を見あげる

勢いはもう止まった
君のことはまだ好きだよ
たぶん

かっこ悪い毎日
はぎとられていく嘘
いなくなりたい
まだそこまでじゃない

蚊取り線香のケムリ
音の酷いパソコン
くすんだキーボードたたく

この世界をまだ想っているよ
たぶん
いつかまた会えるかな
僕はまだ好きだよ

サロンパスのキツイ臭い
明日のこと
途中で考えるのを止める

きえてしまいたい
まだそこまでじゃない
また
また会えたらいいのにな

654 :名前はいらない:2006/07/20(木) 10:19:37 ID:C44DM+Z6
sha--hart

655 : ◆IBNectmOpk :2006/07/24(月) 21:04:18 ID:oiuBlAFc
 残り香

あの子はしんだ
ベランダでぶら下がった
治りかけの反動で

大切さから拒否されて
不安定さをくぐりぬけて
もう少しだった
あと少しだった

又聞きの遠いこと
なのに悼むのはなぜだろうね

誰かが上っ面をこえる
強烈な気持ちがのこる
哀しい歪がのこる
たとえ悲劇でも親しさを覚える
僕は寂しいのだろうね

あの子はしんだ
ベランダでぶら下がった
治りかけの反動で

関係のない人のこと
なのに切ないのはなぜだろうね

誰かから拒否されても
不安定さをくぐりぬけてって
もう少しあと少しだけ
あの子の居た先に
いけたらいいのに

656 : ◆IBNectmOpk :2006/07/29(土) 20:19:32 ID:nA/ettYe
四階のトレーニング室
窓際の歩行マシーン
目の前のくすんだ町並みを
カラスが気持ちよさそうに飛んでいく
一時の空中散歩

女性トレーナーに話しかけられる
喋り方を忘れてしまって
喋りたかったことが多すぎて
たぶん 上手く話せなかった
ねぇ くだらない事で空を飛び
またくだらない事で地に叩きつけられる
繰り返した所でどうにもならない

長すぎる沈黙の果てに
何者にもなれないのは
もうよく分かっているよ

パチンコ屋の屋上
毎日アクビしている老警備員
あなたが支えにしているもの
支えにしていたものは何

強くなりたい
強くなんてなれるはずがない
どこへだっていけるでも
この景色に朽ちていく定め
遠すぎる外の世界の眺めと

このか細い自我が
存在する為のわずかな義務
生きるために身体を動かす

657 : ◆IBNectmOpk :2006/07/30(日) 22:32:56 ID:OB05g0Nh
 さよならだ

自宅から愛用の自転車が無くなった
久々の夕闇サイクリングしようとした時気付いた
長年の孤独の相棒あっけなくそっけない別れ
毎日まわってる廃品回収業者が怪しいどこの国の人だ
だがそんなことはどうでもいい
お前がなくなったのを見つけたとき
俺はもうどうでもいいと思った
俺には必要ないと瞬時に認識した
今だって別に悲しくは無い
でもお前は俺の一部だった
俺の過去の一部
記憶の一部を思い出す

軽自動車に真横からぶつかって
一緒にボンネットの上転がってって
運転席のババアの心臓止めかけたあの日
ガールズ&ボーイズがBGMで流れる中
コンクリートの凹凸に引っかかって
スローモーションで一回転したあの日
よく死ななかったよなさすがだよな俺ら
お前ちょっと曲がってたけどな
だからいつか俺が億万長者になったら
お前をフルチューンナップして
健康の為に乗り回してやる
だからいつか俺がホームレスになったら
お前をこまめに整備して
北へ南へ旅路を共にする
そんなことを長いトンネル下りながら
考えていた何年前かの夏の日
でも結局パンク以外直さなかったなぁ

658 : ◆IBNectmOpk :2006/07/30(日) 22:34:41 ID:OB05g0Nh
嫌がらせの様な腐れ詩もよく一緒に
夕闇サイクリングしながら捻り出したよなぁ

あぁやっぱどうでもよくないわ
ちょっとだけ悲しいわ
瞬時に認識とか言って悪かった

なぁ俺の自転車よ名前すらなかった相棒よ
死期を悟った猫は人気の無い所に居なくなるという
こんなの馬鹿らしいと思うんだけどな
同時に想像力としてかなり安直だと思うんだけどな
本当に必要ないと俺が思ったから
お前は自ら望んでその前から消えたのか
免許も取って乗ることも無くなった俺を見ながら
他に何台もあった内からわざと選ばれて
空気抜けててハンドル錆びててブレーキも利かない
一番もってきそうも無いお前を持ってかせたのか

ならばさそれがお前の望みならばよ
拉致されて北朝鮮の郊外都市で乗られてても
俺のストーカーに愛玩されてても
近くの川に何気なく捨てられてても俺はお前を探さないよ
これが全然お前に手をかけなかった酷いご主人の
都合のいい合理的思考だとしても俺はお前を探さないよ
分かったな相棒俺はお前をもう絶対探さないよ
さよならださよならだ相棒
さよならだ

さよならだ

659 : ◆IBNectmOpk :2006/08/09(水) 19:15:56 ID:z5RbP4zO
そのしかめっ面は僕に向けられてる
憎しみ合うのもそんなに悪くないよ
何度も立ちすくみながらも
のらりくらりとすり抜けていく

やれることはやってる
だけど今見えないことまで知らない
それでいいんだろう

もし何か望むものがあったのなら
不意に向けられた悪意にも耐えられる
何か大切なものを抱き抱えていれば
少しぐらい胃が痛んでも構わない

そのしかめっ面は僕に向けられてる
嫌われるのもべつにいいよ
この倒れそうで欠けまくった僕は
どの角度から見たって魅力的じゃない
だから君が嫌ってもいいんだよ

完璧じゃないことを不完全であることを
受け入れはできなくとも
生き続けることで望み続けることで
許せるのなら

いつか
幾つもの中傷を聞こえないふりしたことを
ずっと違和感を隠し続けたことを
どこへも馴染めなかったことを
誇りに出来たらいいな

そんな日が来ればいいな

660 :名前はいらない:2006/08/10(木) 02:28:09 ID:4cyHKz+a
悲しんでね。でも、後悔はしないでね。

私は遠くに行く。君の声が届かないくらい遠くに、行く。
あたしが私にならなければ、誰が私の代わりをやってくれる?
あたしは私になりにいく。

思い描いた夢はついに形になることはなかったけれど、
やわらかい幸せを掴み損ねないように、気を付けて歩く。
歩き続ける。


661 :名前はいらない:2006/08/12(土) 05:52:14 ID:nd6rnWBd
焼けた砂浜を小走りして ヒンヤリする海に入る
ボードの上に腹ばいになり 波が割れはじめているところまで出ていく
波が休みなく押しよせ ボードから引きずりおろされ もみくちゃ
かえれ かえれとたたきつけられ 台風のレポーターのよう

波がやむ瞬間 時間が止まったかのような感覚

間髪入れずに沖にでていく
間に合わず 目の前で割れる津波の映像のような波にゾッとする
何度か溺れながら 波が割れはじめる向こう側に到達

そこはなんか高台にあるシーソーの上
うしろをみると 波が割れている
どんな遊園地の乗り物よりも怖いと思う


命が惜しくなかったとしても
なんとしてでも砂浜に帰りたい

662 :名前はいらない:2006/08/12(土) 21:19:35 ID:ikQ2eZRU
大学3年の2月
来年でもうあと1年しかなくなるのか
暗くなりはじめた雪道を 駅前の某飲み屋までいそいだ

友達2人と女の子3人はもう来ていた
何を話したかは もう覚えていないほど昔の話
腹がへっていたので焼きそばを頼み ぞれを一人でたいらげた

コンパをセッティングした友達の1人はイケメンだった
3年にもなると 僕にとってコンパとは
積み重ねてきた日々の違いに対する驚きを感じる場でしかなかった

まあそれでも楽しいので 飲みたいだけ飲んでいた

663 :名前はいらない:2006/08/12(土) 21:21:20 ID:ikQ2eZRU
気が付くとおひらきということで雪道をみんなで歩いて帰った
友達1人と別れ 女の子1人も帰り
男女2人づつで歩いていたが やがて知らないアパートの前で止った
飲みなおすという話をきいてなかったかなと思ったが
みんな一室に入っていくので自分もそれにしたがった

女の子の1人のうちの部屋で きれいな部屋だった
かなり酔っ払っていて眠たかったので
疲れたから寝るかとイケメンの友達が言ったときにも
たいして不思議に思わなかった

イケメンの友達と女の子1人が離れて部屋を暗くしたとき
酔いが醒めた

部屋の持ち主の女の子がフトンをしいてなかにはいり
こっちをみた!
しかもパジャマ
入れてもらうのが流れだと決め そのとおりにした


冬のことなのに
いつもいまごろ思い出すこと

664 : ◆IBNectmOpk :2006/08/14(月) 18:06:37 ID:fnCSl/Oc
 無言電話

寂しいなら
おいでよ

たまに
かかる電話

りんりんりんりん
ガチャ
はい

10カウント
切れた

いっしょだよ
たぶん
もっと酷い
かもね

寂しいなら
おいでよ

余裕あれば
話し相手ぐらい
なるぜ

ずっと
待ってるぜ

ずっとここで

665 : ◆IBNectmOpk :2006/08/18(金) 10:11:35 ID:m7ZBwGdy
 揺れ

慎み深くそして尊大だ
繊細でとてもガサツだ
気が弱くて切れやすい
自信家でかなり弱腰
青息吐息で発する殺気

二面性だなんてとんでもない
ただの振れ幅
ただの気持ちの揺れ

ただの人の気持ち

ああ 
いつだって慇懃無礼だ
不安定で成立している
振り子の揺れから漏れ出るように
叫んだ声

トンネル内を波線を描いて
遠くに響いていく
そして小さく途切れ消えた

誰かが耳元に同じぐらいの大きさで
囁き返してくれたらいいのに

そうすれば分かり合えるのに
そうすればとても
嬉しいのに

666 : ◆IBNectmOpk :2006/08/19(土) 18:24:06 ID:yCWneTP4
何年も前に街に電車で通学していた
ある時背の低い坊主の男に睨まれた
何か窮屈そうなどこか卑屈そうな
学生服の筋肉質な5等身の坊主の男
妙にハードコアな雰囲気で強烈に印象に残った
その後フラッシュバックする思い出の一つとして
頭でたまに解析と処理を続けた

その後日常から逃げまくり
腐った日々が積み重なりすぎて
もうどうでも良くなった6年後のある日
ふと気付いた
自意識過剰なバイアス視点を取り除いて
客観的に見れば

あれは中学までの同級生のK君だ

文武両道な小、中学校時代のアイドル
その頃の彼はストレートヘアーで
スポーツマン的な力強さと文系的な繊細さで
男女共に人気だった
ただ一つ欠点をあげるとすれば
筋トレのし過ぎで背が160半ばで早々と止まっていた
そういえば
公立の進学校を落ちて私立の進学科に通っていたらしい

話は変わるが
中学の頃を美少女を最近偶然二回ほど見た
まだ地元に居たらしい
可愛すぎるが故にイジメに合っていたほどだったが
どこにでもいる普通の女性になっていた
その顔にナイーブさを探してみたが無駄だった

667 : ◆IBNectmOpk :2006/08/20(日) 19:01:02 ID:WmMlo0Mt
 未必の故意

宙ぶらりんでジエンドの様
あんましかわいい子じゃなかった
とか言って
いつの間にか本気で好きになった
割とよくあるパターンの過去形
もう過去形になっちまったよ

あー取られたっぽい
決勝は引き分け再試合で勝率50%ですが
こっちの勝率は小数点以下です
こんな関連付けでの2006年楽しい夏の思い出いらねぇよ
グズグズしすぎたなそんで独りでこんがらがり過ぎた
泣くべきなのかなぁ号泣で超号泣で嗚咽連発であーめんどくせ
少しだけあいつに腹が立つけど
いやかなり相当無茶苦茶目茶目茶真剣本気で憎いけどさ
あんなアホのことでもう人生少しも無駄にしたくない
でも向こうもなんか同じこと思ってそうで嫌だ

もう日曜は避けよう日曜に行くのは止めよう
なんつってまだなんとなく韻がふめるぜ
まだ少しだけ余裕ある俺に

だれか止めをさしてくれ
完膚なきまで死刑宣告をしてくれ
誰かお前には無理だと言ってくれ
最初から何一つないと言ってくれ
だれか醜いおまえにゃ無理だと言ってくれ
酷過ぎるお前には無理だと言ってくれ
クズには無理だと言ってくれ
頼むよ今だけは上っ面はいらない

668 : ◆IBNectmOpk :2006/08/20(日) 19:03:02 ID:WmMlo0Mt
ねぇ君よ ここには居もしない君よ

よければ俺に死刑宣告してくれよ
殺してくれ跡形もなく
真っ白に消してくれよこの余分な感情を
明日からまた見っとも無く独り分で歩けるように
殺してくれよ頼むから消し去ってくれ

「嫌い」って

それで
それで諦めがつくから
忘れてたんだ本気で望むことがどんなに辛いか
忘れてたんだ好きな人に望まれることがどんな難しいか
知ってたんだたぶん手を伸ばせないってことは
悲しいけど今はこんなもんさ

リハビリはしばらく独り分で充分だと思ってた
予定外に二人分望んだのが間違いの始まり
明日から当初の計画通りまた独り分でいこうか
そろそろ暑い季節も終わる

ぐたぐだで引き伸ばされた夏ももう終わり
涼しい秋が来る

669 : ◆IBNectmOpk :2006/08/21(月) 14:51:13 ID:uYIvgZ2G
 羽音と夜空

地平の上をずっと行く
太陽の沈んでいく
水平線を滑っていく

身体の殻が硬すぎて
いつも充分に伝わらなくて

この恐さや硬さを
そう勝手に言い募るのなら
かっこつけでいい
卑怯もんで充分だよ

だけど君よ
僕のことをもう恐がらないで
羽音はするけど空を飛べるよ

上っ面の上をずっと進む
広い平原を越えて
段々畑の農地を滑ってく

風にのっかって進む
真っ赤な火口の上に出る

穴底に何があるか知らない
知ろうとも知りたいとも思わない

上空から流されて
滅びたビル街が囲む
古い入り江から海に飛び立って
遠くの空と明日の陽を目指す

670 : ◆IBNectmOpk :2006/08/25(金) 10:32:32 ID:tDjRwb8f
 夏風邪

夏風邪をひいてクラクラする
誰にも会えなくて
情感にはまって一生終えられるなら
どんなに幸せな人生だろう
とか思いながら混濁してる

誰かの悲しみが
時間が消していったものが
この閉じた中にたくさん
たくさん流れ込んでくる
けど今日はいいや
もう今日は何も考えない

上っ面の底を見せてよ
深海のような青空のような
太陽の様な君を見せてよ

蝉時雨が止んで
夕立が降ったらそれもまた止んで

雨上がりに照らされて
水滴に濡れてキラキラ光った
向日葵のような
君をもっとよく見せてよ

咳がかなり酷い

ああ 明日立ち上がるよ
明日治ったら
また立ち上がる予定だよ

671 : ◆IBNectmOpk :2006/08/28(月) 22:17:46 ID:w8Zm4Q8G
通っていた駅前の予備校は
気付いたら跡形も無くなっていた
今は暗い夜空に平地が佇む

ねぇ 隣で話しているときに
目を少し見開いた君よ
そんなに心配しなくても
その笑顔はとてもかわいかったよ
もっともっと伝えたいことや喋りたいことがあった
でもその資格が相変わらず無いんだよ

親友の愚痴に耐え切れなくて
携帯を投げ切ってから何ヶ月も音信不通
昔好きだった子と車越しに目を合わせた
何秒かで彼女も気付いた
だけど逃げてしまったよ
今なら話せるかな今なら少しはマシかな

闇を駆け上がってたどり着いた平地に立ってる
呆然として立ちすくんでる

彼女はきっと踏み込めなかったことを知らない
彼は同じぐらい辛かったことを知らない
誰か誰か助けてくれよ
誰か誰か救ってやれよ
汚れていくのはもう恐くないけど
何も出来ないのが辛いんだよ
甘ったれだよな

風が吹きすさぶ四角い空間を少し歩いてみる
何年も前から立ち入り禁止のテープと
売却物件の看板がある

672 : ◆IBNectmOpk :2006/08/30(水) 19:26:22 ID:9dTiIlSP
 生き延びた

なんとなく
生き延びてしまった
せっかくだから
しょうがないから
しょうもない未来を生きよう

意味も無く
生き残ってしまった
楽しくもないけど
頼まれてもいないけど
大したことない未来を生きよう

相変わらず
強くは無いけど
嬉しくもないけど
頼もしくもないけど
満足ではないけど

見えたその先の光は
逃げた何メートルか先まで
消えた希望を追って
萎えたその気持ちを奮って

なんとなく
未来まで生き延びてしまった
意味も無く
ここまで生き残ってしまった

気付いたら
生き延びてしまっていた

673 : ◆IBNectmOpk :2006/08/30(水) 19:42:13 ID:9dTiIlSP
生きててもいいんだ
そう思えたとき
十代はとっくに終わっていた

なんだか痛い人になった
気付いたら痛い人になってた

たどりついたライブバー
黄色のランプに照らされた
ドレイン・ユーのぬるいカバー
演奏はまぁまぁ
歌はブランキーみたいだな
ベースボーカルは羨ましいな

あぁやっぱ拍手はパラパラ
でも楽しいぞ 
なんだか見てて楽しいぞ
こんなぬるさは初めてだ
ひどく歪でひどく健全な世界
しかめっ面の外側にやっと
ようやくたどり着けた
だけど青春は終わりかけてる
万年十代でも宣言しようか

そろそろ認めるぞ
そうとう痛い人だぜ
恥ずかしくて堪らないや
かなりきついぜ
でもちょっとだけ楽しいぜ

なんだか痛い人になった
気付いたら痛い人になってた

674 :名前はいらない:2006/08/31(木) 19:26:24 ID:Sg6Nx7Ib
君は花
僕はハサミ

君を切って
僕は満足
君は切られて
死んでゆく

僕はそれでも
自分が可哀想だと
嘆き悲しむんだ

こんな僕に
切られた君は

とても不幸だ

とても不幸だ

675 :名前はいらない:2006/08/31(木) 19:35:09 ID:Sg6Nx7Ib
光ったんだ 鋭く 酷く 当ても無く 君は。
君は光 まぶしく光って 影をつくる。
君は光 私に影をつくるんだ。
君は光 邪魔な光 私に影をつくるんだ。

そろそろ消えてくれないかい?

676 : ◆IBNectmOpk :2006/08/31(木) 23:06:27 ID:fa5X1Af5
役割が割り振られてんだ
なぜか役割がよ

誰かが誰かを蹴落として
蹴落とされた誰かは落っこちてって
どっちにもならないその他大勢も居て
自滅していく俺みたいなのも居る

風邪治らなくても休めないなんて
誰が決めた
なんだかめんどくさいもんに縛られてる
心地よい縛り いやいや不愉快なだけ

いじめられっ子君その足を突き出せよ
ムカつく同級生を蹴っ飛ばせばいい
所持金3千円で国家権力から逃げようぜ
俺はごめんだけどな
調子こいてたバカガキてめぇは
満員のホームの先頭で蹴られても
おっとっとで踏ん張れるか
無理だってやってみりゃわかる さっさとミンチになれ

どっちにもなれるいつでも変われる
だからこそ面白いんじゃねーか
だからこそ危ういんじゃねーか

だから役割が割り振られてんだ
とりあえずの心の安定のための役割が
いまんとこ不幸な役回りで十分 面倒だから一生かもな

玉子酒飲んで寝よう いい加減休みたい

677 : ◆IBNectmOpk :2006/09/03(日) 19:48:27 ID:hWe7K9VH
どうしようもなくてさ
どうにもならなくてさ
なんとなく半笑いでさ

僅かなものを握り締めて
そしてそれを盾にして
とりあえず生きてる
もう現実と実像が
もう遠くに行き過ぎて
余計なこと言わないように
黙っとくのが一番いい感じ

ああ楽しいかい
まぁまぁやってるよ
酷く見えてもそんなでは無いよ

とりあえず自分以外で
幸せそうな人がいる
眺めてると悪くない気分なんだよ
こんな地獄の釜底で何故か

俺ばっかり見てると
死にたくなるんだけど
だんなさん無くした奥さん
施設から来てる子
居場所を見つけたいじめられっ子
みんな笑いあってるんだよ

幸せじゃないんだけどさ
そんなのは遠いけどさ
そんなにここは悪くは無い
今は少しそう思ってるよ

678 : ◆IBNectmOpk :2006/09/04(月) 18:55:47 ID:2jZyMQrH
ここは現実だ
痩せて少し細くなった腕は
ウォーキングマシーン上でフラフラ揺れる

これは現実だ
ちょっと早く歩いてるだけ
でも足が少し間に合わないんだよ

君のことを忘れようとしてる
馬鹿げてるかい
大して何も無かったのに

これは現実なんだ
自分の足で歩けないふりして
色んなことからまた逃げようとしてる

残念ながら
機会の上で倒れそうな頼りない男が
君だよ

残念ながら
中途半端でもどっちにしたって
また突き進むしかないんだよ

これは現実なんだ
汗まみれのシャツが重い
ジャージのサイズが合ってない

ここは現実だ
10キロ痩せた新しい身体で
重心を探してフラフラ揺れている

679 : ◆IBNectmOpk :2006/09/11(月) 20:30:52 ID:mu1Nf28R
 日溜り

運転席の日溜りでまつ
柵の前を車が通りすぎる

フロントガラスから差し込んで
手の甲に光がたまる
暖かい

人間として終わってる
人として終わってる
大人として終わってる

なにひとつできなくても
それでいい
一生孤独でも
べつにいい

裏返して開けてみた
手のひらを
光でおおっていく

人間として終わってる
人として終わってる
大人として終わってる

ああ
君は今
なにしてんだろ
暖かい

680 : ◆IBNectmOpk :2006/09/17(日) 00:25:55 ID:LXcFenfV
スタジアムに綿毛が一つ
降りてきた

試合はホームゲーム
酷い負け試合
ピンチやチャンスに
一喜一憂してみる

感情なんてくだらない
共感なんて恥ずかしい

小雨が降ってきた
台風が来るらしい

帰り道に延々と続く
肩を落とした群集の中
ゆっくりと
曇り空を見上げる

あの綿毛は
どこか遠くへ
飛んでいってしまったようだ
風に流され届かない所へ
行ってしまったようだ

感情なんてくだらない
共感なんて恥ずかしい

独りで見に来たらしいおじさんが
咳払いを一つして
僕を追い越していった

681 : ◆IBNectmOpk :2006/09/22(金) 13:30:46 ID:FYDJ8cVB
本当の姿を知っているかい
気難しい顔をして人を寄せ付けず
本質から望んだ場所から
ますます離れていく

僕がどの程度で何の価値があるのかなんて
本当は知るすべもない
でも望むことで
おかしくてもみっともなくとも
少しでも望むを繋いでいくことで
何かを感じ取れたのなら

その意固地な人格と引き換えに進んで
この気持ちを少しずつ削って
そして誰かに与えられ治して
いつか乱雲を抜けて青空に出られたら

一時の酒や音楽で
解放されていたと思い込んでる
本当は頭が良い明るい人だと思い込んでる
もうとっくにその人は死んでしまったのに

ねぇ いつか
惰性に疲れてて身体は少し浮き気味で
ちょっとだけ苦笑いを浮かべて
発する乾いた笑いと引き換えに
柔らかな充実感に満ちて
そこに居たいよ

いつかね
さも当然だ
という顔をしてそこに居たいよ

682 : ◆cstLeOsfJI :2006/09/23(土) 19:49:40 ID:JbhIu9Bt
今日は晴れている
僕の手を引いている君が微笑む

道はアスファルトの呪縛から解き放たれ
土が薫る
樹木の葉が囁きあう
それに合わせ
虫達が唄う

君が立ち止まる
空を見上げているのだろう

君の瞳に星は瞬いているだろうか
僕の目に星は瞬いているだろうか

硝子玉はテラテラと反射する
なにもかもを外へ押し返す

羅針盤を失った船みたいに
心細くなる

手の力を少し強める
隣で僕の手を包み込む君の掌
確かにここにある温もり


683 : ◆cstLeOsfJI :2006/09/23(土) 19:52:11 ID:JbhIu9Bt
──あっ流れ星

君が僕の手を握りかえす

君の瞳に星は瞬いているだろうか
僕の目に星は瞬いているだろうか

僕は祈る
暗闇を駆ける一筋に

願わくば僕の目と君の瞳に
満天の夜空が写し出されている事を



684 : ◆zABAZSBt06 :2006/09/23(土) 20:13:02 ID:JbhIu9Bt
風が因れた襟から吹き込む
脇に浮いた肋骨に絡まり
終りの始まりを告げる

烏が空を覆う
街角に黒い染みが増えた
街路樹にロープが揺れて
狂った男が笑う

スピーカーから聞こえる肋骨の歌

染みは日に日に濃くなっていく
太陽は燃え尽きた

いつからだろう
鳥の声が銃声に置き換わったのは

肋骨の歌が濃く響く

スピーカーは全て壊れている
生演奏

突如
南の空が割れる
現れる近未来兵器

光が包み込む
静寂

肋骨の歌はもう聞こえない

685 : ◆IBNectmOpk :2006/10/04(水) 22:10:58 ID:m5yzuuG8
薄明るいスタンド照明
若干の光沢を返す階段
座り心地の良さそうなソファ
破られて毛だらけのソファ

乱反射する金魚蜂
ゆったりと波打つプール
この舞台セットの中
心地よい磨耗を経て
忘れてしまう

浮かんだ死体が臨む
透明な天井と広いガラス戸
濃い雲がかかる明るい満月
なだらかな丘の向こうには
穏やかな夜の海が広がる

地平線の先は闇で途切れて
深く世界を食い破っていく
何もかも泥濘の底で
忘れていってしまう

青白い子供達の走る音
静かに水が反響していく
ゆっくりと肉が腐っていく

門柱で猫がアクビをする
毛並みが白く光る

割られたガラス片
優しく微笑を湛えた
海風が少し応える

686 : ◆IBNectmOpk :2006/10/04(水) 22:49:52 ID:m5yzuuG8
久しぶりに君に会った
どこかを走っている列車の中

君の子供にもあった
男の子と女の子一人ずつ
前の座席が空いていて
足を伸ばして毛布をかけている
その上を飛び回り座席を走り
僕の顔までよじ登ってきた
楽しそうなのでほうっておくよ

気付いたら君もそこにいた
しばらくこちらを見てくれなかった

外の景色は
変わり映えのないリピート映像のよう
子供達はあいも変わらず
身体の上をよじ登ったり耳を引っ張ったり
いそがしそうだ

君が振り向いた
24の顔で君が微笑んだ
似合っている髪型と少し痩せた顔で
こちらに微笑みかけた
そして
子供達を連れてどこかへ行ってしまった

僕らはとても遠くに行ってしまった
とても遠くに来てしまったよ

老人達が座席に座りだし
人の多さに嫌気がさして夢が終わる

687 : ◆IBNectmOpk :2006/10/08(日) 01:10:37 ID:JNv1Ra0T
十一時に起きた
まぁ上々なほうだ
いつものドブ川が見える
曇り空の下で橋を通る自転車
西側の雨戸は閉ったまま
東側の窓から外の光が入る

顔にモニターの光映して
あぐらをかいた冴えない男
茫洋とした表情に汚いランニングシャツ
まるめたティッシュが少し散乱している
本棚には何年も抜かれていない漫画

誰かが彼を閉じ込めて
そうしてほうっておいた

背中のトビラを叩く音
言いようの無い不快感
せっかく少し得られそうな
小さな全能感を乱されている

バットを持って死角でじっと待つ
バットを持つ手は震えて汗吹く
トビラの下から手紙が差し出されて
少しほっとする
とりあえず読まずに破り
窓から秋風へと流した

遠くで煙突がモクモクと
暢気にケムリを吹いている
まぁ上々なほうだ
バットはトビラに立てかけておいた

688 : ◆zABAZSBt06 :2006/10/08(日) 06:51:41 ID:cLzZ7EC1
空に雲がかかり
その合間に月光が滲む
道に落ちる影は薄く輪郭は朧気になる

街に光は溢れている筈なのに

進む先を照らす親切はなく
自分の影は腰ほどから先は溶けている
舗装の剥げた道に俯いているだけなのに
汗と鳥肌が一斉に発生する

背中に注がれる光に温度は無い筈なのに

顔を上げたときに
道の先に何か見えるのかを確かめた事は無い

箱の中の猫の生死など背負えない

後ろを振り返った時に
後ろに追いかけてくる物が居るのかを確かめた事は無い

箱の中の猫の命運など背負えない

月な光は厚い雲に覆われそうなりながらも
背中に無温を届けている
影は膝から先は消えた

完全の暗闇に覆われたとき
頬を風がなでた

しかしそれは露に代わり
頬を伝い顎から零れた

689 : ◆zABAZSBt06 :2006/10/08(日) 07:34:57 ID:cLzZ7EC1
深夜に公園のベンチに腰を下ろすと
冷たい風が一陣 首筋を掠めていった
刃に似たそれは肉を切り裂き
湧き出る血液に銀色の光が反射する

干乾びた屍に蟻が集り
冬篭りの食料の供給に死力を尽くす
そしてその隣では
キリギリスが一夜の伴侶に羽根を擦り切らす

鼓膜が食い破られるまでは
耳元のざわめきが止む事は無いのだろう

冷たい風が一陣 公園を通り過ぎていった
刃に似たそれは空気を切り裂き
鋭い風声が辺りを残した

しかしそこにはもう俺はいない

あるのはただの骨
蟻は巣に帰った

最後の一匹のキリギリスがぼろぼろの羽根を擦り合わせた

その響きだけが
冷たい夜の骨の間に満ちていく

690 :名前はいらない:2006/10/12(木) 13:35:28 ID:kYh9yoeg
どこで間違っていたのか
何が間違っていたのか
よく分からないけれども
当たり前だと思っていたことが
当たり前じゃなかった

691 : ◆zABAZSBt06 :2006/10/13(金) 01:53:16 ID:w3M1Fj8V
晴れた日に外に出た所で心の凝りがほぐれる訳もなく
ただ当ても無くさまよう事しか出来ない

足の肉が音を立てて千切れ始める頃
僕はようやく無駄な事をしていると理解する

所詮蟻は単独では四捨五入するまでもなく無力であり
それは誰にだっていえる事かもしれない

ここから38万km先に浮かぶ、地球にまとわりつく小惑星は
今日も自分では何もしないのに注目を浴びている

そこの表面には人の足跡と小さな旗が残っているだろうが
それから人類は先に進む事は未だに出来ていない

秒速約11kmで世界を駆け抜けることが出来るとしたら
こんな仮染めの青から逃れられるだろうはずである

真空中に投げ出されフリーズドライされる瞬間
何にも邪魔されること無く外を見られるだろう

しかし
そんな事すら出来ないでいる

宇宙と地球を分ける水色の薄膜を
熟した桃の皮のように剥がしてしまいたい



692 : ◆zABAZSBt06 :2006/10/14(土) 20:59:43 ID:ALjUR1cb
蟠る蛇に似た軟体
掴み取りゴミ箱に擦り付ける
しかし完璧に掬い取る事なんか出来るわけも無く
次の日には巻き戻したビデオが同じシークエンスを垂れ流す

今日の終わりに続く物は
昨日になりつつある時間の始まりらしく
またいつもと同じ時間に
酷い喘息の発作に襲われる

テレビで役者が台本を持ちながら
石油で作られた人形に愛を語る
積み重なる無配慮な臭いセリフに
耐え切れず人形の首が折れるのとテレビを消すのは同時だった

腐り始めている時間軸に
何を勘違いしたのか火を放つアホがいる
そして澱みなく回りだす風車
コントローラーを失ったテトリスゲーム

錆びたカッターは刃物として意味を成さず
手首に白い跡を残す
安全ロープを付けて屋上から身を投げ出す
ロープは長過ぎた

どろどろに溶け出していく

そして蛇になり
何も育まなくなった世界を飲み込み始めた

693 :名前はいらない:2006/10/14(土) 21:03:31 ID:ALjUR1cb
>>692
【溶解】

694 : ◆IBNectmOpk :2006/10/23(月) 00:34:24 ID:2Aqz8PvL
西日が車窓越しに射す
篭りっぱなしの観葉植物に
ちょうどいい光合成

楽しいことはそんなにない
でも時に嬉しいことが続く
こんな時は素直に波に乗るんだ
そんなことを思いながら
なんとなく車は進む

山が紅葉に満ちて
黄金色の椛が舞って

それが例え僕を
小さく纏めて閉じ込める罠だとしても
少しだけ優しくなりたいと思った
調子いいかな
余裕のある時だけ言える言葉で

何か買う予定だった
でも歌いながら街を見ていたら
全て忘れてしまったよ
もう満足してしまったよ

夕陽が沈んで
恋人達たちの為に
街灯に明かりが灯りだして

離した手をもう一度握りたい
今なら握れそうな気がするよ
きっと気だけで終わるだろうけど
そんな気が少しだけするよ

695 : ◆IBNectmOpk :2006/11/01(水) 00:19:06 ID:jy/vQSg6
不幸はごまかしまくって
つけがこないように忘れて
みんなで少しだけ幸せになろうぜ
胡散臭くなんてないよ
それで大筋はいいんだよ

言葉なんてすぐに消える
だから誰かのために
誰かに優しくするために
誰かを楽にするために
いつか使えたら

窮屈に丁寧にしまくって
傷つけないように配慮して
四角四面に収まって
それがきつい時もあるけど

ふいに馬鹿みたいなことで
なんかとても幸せになって
少しの間でも解き放たれる

この身より深い闇を抱えた人よ
似たようでずっと沈み込んだ君よ

言葉なんてすぐに消える
だから君のために
いつか君に優しくするために
いつか君を楽にするために

いまは少しだけ祈らせて

696 : ◆zABAZSBt06 :2006/11/01(水) 04:42:31 ID:t+XzW/l6
開いた掌に当たる風は冷たく
もう夏は遥か南に行ってしまったと告げた
集団ギロチンにかけられたかの様に
ちろちろと舞い散る茶色い葉

乾いた唇は罅割れてひりひりと痛む
口の中に佇む赤く錆びた鉄の味
吐いた唾は夕焼けに良く似た色をしている

遥か彼方から届く光が一段と強い季節
空には確かに川が流れていた
思わず伸ばしてしまった両手の指の間から
ころころと光が零れる

冷たい霧雨の中を傘も差さないで歩いても
何の意味も無い
白い闇が粘液みたいに纏わり付いて
ただただ体の奥から温度を流失させる

塞がらない隙間
何で埋めればいいのだろう
答えを見出せない首筋から
北風がそっと体温を奪っていった


697 : ◆IBNectmOpk :2006/11/01(水) 22:28:37 ID:jy/vQSg6
 ライン

何もかも取り込もうと
全てに好かれようと
するのは終わりだ

さぁ 線を引けよ
良識の線を
混沌から自分を守るために

あいつらはクズだ
君はクズじゃない
躊躇することはない
大いに目を背けろ

道を間違えずに
君を迎え入れてくれる
笑顔に帰って行け

さぁ 線を引けよ
譲れない立場の線を
君がもう一度胸を張るために

何もかも取り込もうと
全てに好かれようとして
全てが平等な混沌に
魅入られるのは終わりだ

さぁ
線を引けよ
君の輪郭を描けよ
その不完全さを受け入れろよ

698 :名前はいらない:2006/11/06(月) 02:16:46 ID:efNpSBvA
ほし

699 :名前はいらない:2006/11/06(月) 02:59:41 ID:gL5bC0yL
 都会の交差点を歩く私を僕は遠い空から見下ろす
 生きている人 生きている人 モノクロ写真
僕は色を選ぶ
私は色が無い
何十億もの僕は所詮私なのだ

700 :名前はいらない:2006/11/06(月) 03:00:07 ID:PcMSj1uQ
だからさ
なんで金渡すの?
ジダンの意味がわからない
だいたい俺売り飛ばされるのか?
あれ?その発想ってなんかに似てない?
つーかそんなことできるはずないだろ!無意味だよ
なんか勘違いしてる
こまかくは言えないけど

もっと実に成るようにできないの?

701 :名前はいらない:2006/11/06(月) 03:08:00 ID:PcMSj1uQ
不完全なんかオレ
よし認めよう
なんか気分いいな
明日から新しい生活や
うんなんか気分いいわ



ってなるわけないやろ
アフォか!
あんたもたいして変わらんぞ
糞みたいな利己心の強い人間

702 :名前はいらない:2006/11/06(月) 03:59:35 ID:PcMSj1uQ
あいよはこっち
あいよはこっち

いい子だからね

早くその猛毒入りのベビーフード食べようか

僕は君の苦しむ顔が見たいんだ

703 :名前はいらない:2006/11/06(月) 16:07:50 ID:Zfv+uasU
あいよって何ですか?

704 : ◆IBNectmOpk :2006/11/07(火) 17:03:40 ID:PrV5a5x8
新しい生活なんて始まらない
ふいに閃いた概念でなんか
そんなに多くは変わらない
そんなことは
校門に首を置いた彼がいる
世代にはとっくにわかりきったことで

このふらついている両手が
対象物を捜して挙動不審な眼が
僅かでも安らげるのなら

少なくとも線を引く意味はある
立場を取る必要がある

子供のままでいて
不安定さを惰性で生きるよりも
不完全さを受け入れるほうが
まだ意味がある

ベビーフードを持って
にやついてるお前が憎くてしかたがない

いくつもの顔を持って
何一つ受け入れない俺を
この腕の中で握りつぶしたい

身体を捨て
ご大層なニヒリズムを気取る
殺そうとして自らモニターの前で死んでいく
口の周りが唾液と粉で真っ黄色なお前を
今すぐ消し去りたい

705 :名前はいらない:2006/11/08(水) 01:21:41 ID:aRkENURE
受け取らないといけないもの

他人にそれをくれてやるよりも
受け取ることが平和

706 : ◆IBNectmOpk :2006/11/08(水) 02:49:54 ID:7WeQxd4R
平和なんていらないね
あげられるものは
全てあげてしまえばいい

必要なものなんてそんなにない
表した言葉から宿命から
全て持ってけばいい
現にいくつももってかれた後だ
あげちまった後だ
いまさら何をもったいぶるんだ

つねに臨戦状態だろ
ここは平穏ですなんて
大嘘つきだな

素直に受け取れよ
いらないんならさっさと捨てちまえ

707 :名前はいらない:2006/11/08(水) 21:24:03 ID:fM/Wda8k
すべり台 下から登った
地面に命綱仕掛けて
すべり台 下から登った
後ろ向きで加速しながら
すべり台 下から登った
ただ日記に記す為に
すべり台 下から登った
現実では無く空想で

708 : ◆IBNectmOpk :2006/11/09(木) 13:14:49 ID:8Y7WFtRr
とっくに切れてんだよ
命綱なんて
ゆるゆると落下してくついでに
日記でも記そうか

恐れるのは
本心が何一つ伝わらないこと
恐れるのは
空想の中でさえ孤独になること

恐れるのは耳鳴りと幻聴が止んだあとに
一人になって取り残されること

だから建て直しを始める
もうそろそろ
立て直す時期なんだよ

薬もらって
運動して痩せて
嫌でもなんでも生きてけよ

飼われたままのポチで
終わる気はあんまりない
どうしようもなければそれもいいが
出来る限りはやりたい

切れた荒縄はその辺の
ゴミ箱にでも放り込んどけ
落ちるのも駄目なのも前提だ
それでも生きてけ

709 : ◆IBNectmOpk :2006/11/09(木) 14:00:00 ID:8Y7WFtRr
 マイ日記

チャンスがいくつかあった
ヒントが転がり込んできた
動き出すためなんて
それで充分だろう
これからだって
いくらでも弱音が出るだろう
躓きもするだろう

けれどそれは
完璧な世界に引き篭もった彼でなく
薬と誹謗中傷で汚れた奴のものだ
最近は腰だって痛いんだよ

君の言葉は優しい
僕が想像していたより
ずっと優しい
僕が篭っていた世界より
ずっと優しい

疑うのは賢い証拠だ
説明は大体済んだ
良ければでいいんだけど
お茶していかない?

5年分の稚拙な日記を
恥ずかしながら君に捧ぐ

注意 他の人のは詩だからね
俺のは心の絵日記でいいわ

710 :名前はいらない:2006/11/10(金) 09:09:28 ID:YXLfT4dd
あなたは…


711 :名前はいらない:2006/11/11(土) 00:24:01 ID:MfaZQGHr

手紙を読んだ方へ

多分いつも以上に日本語がひどいと思いますがすいません
昨日の夜の3時くらいに確信してから(見つけないほうが良かったですか?)
ずっとひたすら考えて考えて考えて考えまくってました
気分を害さないようなやんわりとした言葉が見付からなくて
文字を打っては消すを繰り返してました
でももういくら考えても無意味だとやっと判断したのでそのまま書き込みます

ありがとうございます、と、ごめんなさい
あの、ご存知だと思いますが私にそこまでの価値はありません
正直お会いするべきではないんじゃないかと思ってます
真面目に受取りすぎでしょうかorz
ただどうしても不安になってしまったりしたら
役に立てないかもしれないけど携帯の捨てアド付けたのでメールください
でも送っても送らなくてもどちらでもかまいません
あと手紙等はもう出しません
私はもうどうしていいのかよく分かりません
悪いので自分からは一切なにもしません
だからあなたが何もしなければうざい女からようやく解放されます
おめでとうございます
今までごめんなさい





〜私の妄想日記帳〜 ココマデ

712 : ◆zABAZSBt06 :2006/11/12(日) 16:35:35 ID:DQntTCr+

目を開けて一番に写った物は
変わりなく沈んでいく街の概観

電灯の切れた自販の前に立ち
尻ポケットから財布をさぐる
なぜか無駄に広くなっているポケット
突っ込でいるはずの手に外気が冬の牙を向く

来た道を戻ろうにも当に道順は忘れた
眼鏡のレンズはいつの間にか落ちている
混ざる世界は徐々に色さえも失っていく

前髪を木枯らしが掠める
それだけが今ここにいる事を僕に教える

痛みを感じられる事が最近の幸せ
それさえももう少しで消えるだろう

何も無い空のポケット
それさえももう少しで消えるだろう

713 : ◆zABAZSBt06 :2006/11/13(月) 00:17:21 ID:ly60UKEG
夕焼けに染まる横顔
憂いは影を潜める
笑いかけているのだろうか
歪んでつりあがる口元
矯正されない歪な歯

滑稽な姿で回されて生きている
古道具屋の操り人形に話しかけられた
古惚けた時間に残された言語
それは風に良く似た音だった

公園に捨てられたテレビ
ブラウン管に時折入るドロドロの汚液のようなノイズ 
己を移す鏡だと 隣に座る骸骨は言った
そして彼はブラウン管に吸い込まれた
多分空っぽなんだろう
すこし羨ましくも思う

やがて橙色は銀色に変わる
横顔は陶器に置き換わる
人形は意識を忘れる
ブラウン管のノイズは途切れる

そして皆が吸い込まれるのだろう

714 : ◆zABAZSBt06 :2006/11/13(月) 00:34:25 ID:ly60UKEG
久し振りに振り返ってみると
随分と遣り残した事の存在に気付く
そしてそこで立ち止まってしまうと
天から誰かが耳元に囁く

早くしろちゃんとしろ成功しろ急げ止まるな進めなにやっている愚図鈍間

塞いでもそれは鼓膜付近から聞えて来るから意味は無い
だから歌いながら走り抜けた
目を開ける暇も無いほどに必死だった
怖かった
止まらない声

削られていく何か
大切な何か
その欠片がホロホロと服の裾から流れ出ていくのが良くわかる
徐々に拡がっていく体の中のどこか
隙間風が高い音を立てる

目を開けることは出来ない
鼓膜は既に破れている
喉はザラザラと渇ききっている

けれどまた振り返ってしまう
そしてまた走り出す

そこに意思なんて無い

715 : ◆zABAZSBt06 :2006/11/18(土) 01:36:48 ID:kg0JVcIg
コーヒー色した空気が首筋に纏わり付く
その水銀に似た重さの中
ゆっくりと白濁した空気を吐き出す
一瞬だけ黒は灰に変わり
また元に戻る
そして
より一層重く背中に圧し掛かる

立ち止まってからどれくらい経ったのだろうか
吐息では最早闇は濁らない
先に見えていた街灯は
いつのまにか随分と弱弱しく揺れている
多分もう辿り着く前に消え去るだろう
しかし
そろそろ進まなければならない

――ツバサが有ればな

なんて意味のない事を想う

歩き方さえ忘れているのに

716 : ◆zABAZSBt06 :2006/11/25(土) 01:32:30 ID:XtOMiT4Q
風の夜に耳を遊ばせる
木の葉の擦れ合う音は深海に響く波の音
反響しあい交じり合い波は線になる
そして面になり空間になる
やがては超空間へと変わるだろう
そこで小人が弦を弾く

鼻に潮の香りが届く気がする
暗闇は距離を無くした
目の前に広がるは森であり海なのだろう
土と水が絡まりあう
そして新たに何かの鼓動が始まった

雲が切れて月が太陽の光を冷まして降らせる
そして交じり合う奇跡は終わる

僕は輪郭を新たにした新世界に息をする

717 : ◆zABAZSBt06 :2006/11/25(土) 23:11:08 ID:XtOMiT4Q
そういや詩板に来てからもう一年か

718 : ◆zABAZSBt06 :2006/12/01(金) 03:32:59 ID:WTCVaiYI
人の上には常に人がいて
ねじくれたメビウスの輪の中に呻き声や怒号が回る
人が人を笑い
それを犬が笑うだろう
つまり俺らは平等でありそこに不平等も交じり合っている
そして蜘蛛の糸のような均衝で繋ぎ止られている

始まりは終わりと同義に成り果てた
崩れ始めた均衝は等比級数的に自由になる
蜘蛛の糸が切れる音
驕りとか欲とかそんな簡単な物のせいではなく
それとともにそれが回答だった
罪は一人に背負わせた

回りだした観覧車に乗せられた生贄は
周りが老いて滅んでいく姿を見続ける
やがて銀河は恒星に飲みこまれ
輪郭を失った空間と時間だけが無限になった
生贄は永遠の時空を飲み込み続けなければならない
自分の代わりに周りが風化していく
回り続けていく生贄
止まった外界
生贄の目には何も映らない

そこには何も無い


719 : ◆zABAZSBt06 :2006/12/05(火) 22:58:15 ID:gumf4Oz1
飛ばす種は腐り 道は目的地を見失う
歯肉炎の様な大地 鳥の目にはどう映るだろう
浮かぶ形無き物 西の空に歪む
ひび割れる音が 出航の合図にすり替わる
迷彩色に似た海の色 たゆたう泡が割れる
産まれ来る衝動 腕を組み祈る

何を祈るかさえ未だに教えられていないのに

跳ねた泥水は 濁る雨に混じる
融けていく人の世 顔の無いマリア像
光の届く事の無い 深海に積もる骨が奏でる
雲の切れ間から 天の梯子が下りる
欠けている物語 終焉へと移行する
零れ落ちる眼球 手の中の球体は映す

それを確認出来る者などいないのに

720 : ◆IBNectmOpk :2006/12/24(日) 23:49:58 ID:feSkoVVM
もうウインドーの電球も
十時ごろ降りだした雪も
磨り減っていく焦りも感じない

へい メリークルシミマス
とは誰がいっだろうか

焦った子のアプローチを
結果的にかわしながら
結局布団に包まって寝るよ

傷つくだけだよいつか見つかるよ
そんなよくないよ張子の虎だよ
やぁ 君にも僕にも
メリークリスマス

もうおいしかったケーキも
七面鳥の代わりのチキンも
浄土真宗な我が家も
何も感じない

運命も永遠もないよ
全てはゆっくり優しく形を変えていく
雪のように溶けて水に変わる

今は寝るべきだ
きっと忘れるべきだ
やぁ 君にも僕にも
メリークルシミマス
違った メリークリスマス

721 : ◆IBNectmOpk :2006/12/25(月) 12:03:34 ID:VszLLEWx
十全であることはできない
けれどもベストではない

その場にあるものが全て
偽りでも在り様が許せるなら
その場にないものが全て
想像でも必然があるのなら

いつかは十全でありたい
それでもベストはない

落胆と堕落と諦念
まとめて切なさにして
少し立ち止まる

その場にあるものが全て
偽りでも在り様が許せるなら
その場にないものが全て
想像でも必然があるのなら

切望と蛮勇と夢想
むすんで希望にして
ゆっくり歩き出す

欠けすぎた
拾いすぎた
どうぞいくらでも
何もかも全て受け入れよう
けれども行くよ
それでも行くよ

722 : ◆IBNectmOpk :2006/12/25(月) 12:27:47 ID:VszLLEWx
計算が透けて見える曲
コンビニ有線から流れる
あの子は営業スマイルで
僕は純然たるお客で

幽霊は見たことがない
心霊体験一個もない
コンクリートの壁の中
枠組みの中へ堕ちていく

誰かがすくい取って
きっと分かってくれる
どんなに自堕落な本音も
情けなくなる実体も

かっこつけてるように
見えるらしい誠実で行こう
落ち着いているように
見えるような落胆で行こう

流れてきた君の曲が
細分にジャンル分けされ
いらない情報として
切り捨てられたとしても
本物の純粋な願いが
ただの皮肉に聞こえても
誰かがきっと分かってくれるよ
大丈夫

だいじょうぶ

723 : ◆IBNectmOpk :2007/01/03(水) 15:35:52 ID:P+ikbAu/
軋んだ怒りをあえて
聞かせることはないのかもしれない
君は違ったまま進んでいくんだろう

僕は独りでやる
僕はやるべきことをやる
このことは忘れてやる
違ったままの哀れさよ

歪んだ形は
軋んだまま固くなったみたい
もう足元が震えない

沢山の人からされてきたように
今度は僕が歪んだ君を
赦すよ

客観の必要をあえて
聞かせることはないのかもしれない
君は違ったまま進んでいくんだろう

いつのまにか
遠くなった距離を
軋んだ怒りをバネにし
少し加速をかけて離そう

古い友よ
似通っていた君よ
平等の嘘を暴くため
空白の時を埋めるため
僕は行くよ

724 : ◆IBNectmOpk :2007/01/03(水) 23:44:46 ID:P+ikbAu/
最近は狭い世界で毎日
古本屋と家を往復する

君のことは知らない

時たま天の啓之が降りてきても
気付かない振りをして
通り過ぎるだけさ

帰りの車ん中で
大げさなバラード聴いて
なんだか桜でも咲きそうな気がしてきた

似合わない茶髪もスニーカーも
中途半端に大きな身体も
不釣合いなまま引きずったまま

君のことは何一つ知らない
もう知りたいとも思わない

ゆっくりストロークされるコード
時速六十キロで進む冬の田園
嵐の前の静けさ台風の目
なんとでもどうとでも

時たま空が何か指し示していても
気付かない振りをして
ほくそ笑むだけさ

帰ったらマンガ読もう
寝転がって春でも待とう

725 : ◆IBNectmOpk :2007/01/20(土) 22:11:53 ID:PPfnxQc4
余計な夜遊びで
機嫌のよさがふっとんだ
早く寝てしまえば良かった
さっきまでとても幸せだった
気持ちは泡のようだよ
パチンと弾けて何も残らない
透明な泡のようだ

鋭さを競い合うような
そんな雰囲気の中
ドロップアウトした
君は儚げで
優しくて温かい
君は泡のようだよ
空色を映して飛んでった
綺麗な泡のようだ

高揚感が消えて
残ったのはただの生身
高揚感が消えても
途方にくれた僕らは残った
いつか小さな嫌悪は忘れ
荒廃か果実が残るだろうか
後悔か快晴が見えるだろうか

風に消えた空色を映した
泡は大気に吸い込まれ
この大地に降り注いでいく

君を守るために僕は強くなる
君の儚さを支えるため
僕は強くなりたい

726 : ◆IBNectmOpk :2007/01/23(火) 18:10:05 ID:taLafnGd
価値の相対化と個性の天秤も
精神の自由飛翔とその撃落しも
そろそろ程ほどにしとけや
先祖が血塗れになりながら
作ったルールの上に生きてる

痛いもんは痛い
殺されるのは僕は嫌だ

破壊衝動の投影なら
心療内科がストレス要因を
詳細に分析してくれる
獣の本能が蘇ったんなら
誰かを消すことでしか
何かを証明できないんなら
命がけで己の退化を晒せよ

業が深まるのは幸せじゃない
別段格好いいことでもない
誰かの変態嗜好を猟奇趣味を
自分のものと偽り語るのは
もう止めにしないか

恐いもんは恐い
傷つけるのは誰だって嫌だ

君のその
雑念で穴だらけの羽根を
どうにかして羽ばたかせて
どうすれば飛べるか考えるんだ
生き残って行きたい場所に行くんだ
見たいものを見にいくんだ

727 : ◆IBNectmOpk :2007/01/24(水) 23:48:22 ID:fudV2Ru6
 嘘つき

そこにいる君が
ただの抽象概念の塊だとしても
立ち向かう僕が
牢獄のような
狭い世界の住人だとしても

笑ってくれるだろうか
泣いてくれるだろうか

大層なそれが
ただのブラフの文脈でも
純粋な僕が
逃げ口上の奥の手だとしても
愛してる君が
定型通りにどこにもいなくても

心に開いた穴が
どうしようもないほど開いても
それが性器の下卑た比喩だとしても
僕にはいまさらどうしようも

 嘘つき

そう言って
笑ってくれるだろうか
泣いてくれるだろうか
二千三年辺りから
二千六年初頭までの僕は腐ってた
けれども優秀だった
優秀だったんだよ

728 : ◆IBNectmOpk :2007/01/24(水) 23:57:04 ID:fudV2Ru6
 期待

何の期待もしないよ
だけど(雲の上から)君に与えよう
水面にいくつか石を投げてみた
波紋に誰か気づくかな

何か欲しいとか(代償が嫌だから)
人にあんまり思わない
(見苦しいだろうから)どうして欲しいとか
君になんにも思わない
言葉で伝えて何が欲しいか
素直に言って何が欲しいか
聞けるなら答えるよ無理なら流そう

おしえて
ちょうだい

本当は
欲しい言葉を言わせようとしていた
心のどこかで期待していた
君の言葉は何も欲しくなかった
(都合よく)愛して欲しかった
(無条件に)認めて欲しかった

思考過程まで開示することで
(半ば演じていた純粋さの)潔白を証明し
(稚拙な僕が存在する)疑問を逃れようとした
自意識過剰な愚かさを保存して

ボチャッと汚い音を立てて
投げ込んだ石はただそのまま沈んでった

729 : ◆IBNectmOpk :2007/01/25(木) 00:00:33 ID:fudV2Ru6
風景感傷風景

徐々に黒く曇り長く遠く伸びていく
何もかも遠くに拡散されて
人はいなくなり感覚は細くなる
午後の日は優しくて温かい
君の手は儚くて哀しい

あの日の想い出は
胸を締め付ける

ラジオから流れる
少し安らげる曲にのせて
ゆっくり今日が過ぎるよ
今日がまた過ぎ去って行くよ

という常等手段で
ヴァースコーラスヴァース
(心象)風景感傷(心象)風景以下同文
あとは若干不規則にしてバリエーション
何か出来上がったんだよ
わけわからん内に出来ちゃったんだよ
これ以上何か出せそうな気もないんだよ

けれど繰り返す膨大な感情
何度も吐き捨てられる自己流定型
なんだか狭まっていく居場所
レトリック考えるのもめんどい
落書きと化していくマイ日記達
これも詩じゃないな そして

詩じゃなくてもいいと舐めてたろ

730 : ◆IBNectmOpk :2007/01/25(木) 00:18:09 ID:DGZ12dda
鬱っぽいからって
自己分析ゴッコ

謝ったって
何か出るわけじゃない
誤ったって
どうかできるわけない

誠意ったって誰に払うよ
同情ったって誰に貰うよ

皮肉は自分に向けりゃ楽だ
自己破壊は相手を知ってるから楽だ
痛くない深さでちょちょいっとね
ほらなんかそれっぽいのが出来た

この後もコピーアンドペースト
のうのうと居続ける予定
客観性がどこまで耐えられるか
試してみるとかほざく

コピーアンドペーストで定型日記
振り幅大きいだけで至って正気
精神の自由飛翔とその撃落し
その繰り返しのまた繰り返し

誰かの真似ごと
それっぽい真似ごと
オリジナリティの介入する余地無し
そんな才能は無い
なくていい

731 : ◆IBNectmOpk :2007/01/25(木) 00:38:51 ID:DGZ12dda
お前
ロックスターかなんかか
大層な自己批判
ひろゆきのホームページを不法占拠して
五百いくつもの便所の落書き
辞めるとか言って帰ってきてあげくに懺悔
なんか物凄く恥ずかしいだけ
けどどうでもいい
どうせ基地外の独り言さ
若干聴衆を期待したただの独り言さ

大人に少しなったから
子供じゃなくなったから
ナイーブな所は奥底にあるのだ
そうなのだのだ

あぁ
階下から漂うどんぶりものの匂い
色気より食い気
しかし私はダイエット中
九時以降は断食
下でメニューだけ見つつ
もう寝よう

もう寝ちまおう
そういや酒飲んだかな
少し酔ってるぜ多分

やーね大人は逃げ道残して
酔ってるぜなんてやーね やーね ゃーね ゃーゃーゃーゃー(残響)

732 :名前はいらない:2007/01/25(木) 01:08:47 ID:YgQNzySn
野菜喰うのが面倒だからと買い置きしといた野菜ジュース
ふと気が付くと賞味期限が切れている

かなり切れてる

でも買い直すのも面倒だから
腰に手を当て一気飲み

1L一気飲み

野菜換算で言うなら5日分
そしてそのままトイレに5時間
出てきた時には予期せぬ減量
あるある発掘大辞典に情報提供
次に日店から消える野菜ジュース

出すもん出したら鳴り出す胃の虫
面倒臭いと無視してベッドへ
布団を被って羊を数える
20を越えずに翌日に

そして話は頭に戻る

733 :名前はいらない:2007/01/25(木) 01:30:40 ID:YgQNzySn
考えるのを放棄してから
息をするのは随分と楽になった
鼻から氷点下の空気を取り込み
皺の無い脳を起こす

昨日と同じ道を辿り
一昨日と同じ事をする
明日も今日と同じ道を辿り
明後日も一昨日と同じ事をするのだろう

まるで左にしか曲がれない徘徊老人みたいに
同じ所をグルグルしている

生きているかと聞かれたら
死んでいないとしか答えられない
ノートの隅にいつの間にか書かれていた質問
無意識からの問い掛け
ムキになって消しゴムを動かす
皺くちゃのノート
窓の外は雪が舞い
全ての疑問を覆い隠す

しかし地上に覆い隠しきれない汚れみたいに
消し去る事のできない筆跡が皺で歪み笑う

頭を抱えて蹲る

そしていつも通りに
ノートの隅の言葉をなぞる

734 : ◆zABAZSBt06 :2007/01/25(木) 02:48:46 ID:YgQNzySn
トリ忘れてた



735 : ◆zABAZSBt06 :2007/01/25(木) 05:56:24 ID:YgQNzySn
ここになんか書いたって
上半身裸で外走ったって

この緩い下り坂に似た日々は何も変わらない

片足を潰された猫
そこに湧く蛆虫
その体内に蠢く細菌

全て平等にゆっくりと朽ち果てていく

生きる事に何の意味がある
中二病に冒されている奴も所詮は腹が減る
それはとても格好悪いこと

俺達はヒーローにも英雄にもなれない



736 : ◆zABAZSBt06 :2007/01/25(木) 05:57:34 ID:YgQNzySn
肉袋、糞袋、融点250度沸点360度の脂肪の塊
好きに呼べば良い
馬鹿を笑う馬鹿を後ろから笑う馬鹿を違う馬鹿が指を刺されながら笑う
世界はそうして回るのだろう
わかっているのに言葉にしないのは紳士協定って奴で
それを知らない奴が王様の裸を指摘して首を切り落とされる

外に向かい叫ぶ
声を出す事を忘れた声帯は擦れるだけ
首元を締め付ける冷気が囁く
――身分不相応な行為は痛いだけ

どうやら逃げ道は無い
そんなことはわかってる

わかってた

737 : ◆zABAZSBt06 :2007/01/25(木) 21:25:33 ID:YgQNzySn
コタツでグンニャリとしていると
お腹の上に丸まる中年猫がこう言った

もうちょいシャンとしようや

ご尤もな忠告どうも
でも、お前に言われたくないわい
腹いせに尻尾を掴んでみる
しかし尻尾はスルリと手から逃れた

そしてまた
俺達はグンニャリと終わりを待つ

ちらりと窓の外を見る
ちろちろと舞う雪
パウダースノーコーティング

どこからか小さくクシャミが聞こえた
腹の上からは喉を鳴らす音



738 : ◆zABAZSBt06 :2007/01/25(木) 21:26:06 ID:YgQNzySn
そういやお茶入れたは良いが飲んでないや
まぁ良いや

そういや5時から見たいテレビが有ったんだ
まぁ良いや

そういや明日は数学小テストだった
まぁ良いや

良いや 良いや まぁ 良いや

どうとでもなるさ

トロトロと蕩けていく瞼
完全に溶ける前に猫の呆れた顔が見えた

が、まぁ良いや

どうとでもなるよ

739 : ◆IBNectmOpk :2007/01/26(金) 20:31:12 ID:PKYO13ih
地球の人間の八割は嫌い
確信がある
間違いないだろう
時にどもりながら
時に隠しながら
時に演じながら
なんとなくなんとか生きてる

君の言葉が恐い
君の声が恐い
僕の存在が恐い
僕の言葉が恐い

二元論が全て だけど
二元論ほど単純じゃない
伝える相手を探ってる
こいつはどうだとか思ってる
白馬の王子ならぬ姫を待ってる
頭のいい友人が欲しい
けれども本物は恐い
頭ん中覗かれるのはやだ

地球の人間の八割は嫌い
歪さから湧いた確信がある
気にしてもないから間違いない
どうせ傷の舐めあいなんて
器用な真似できやしないんだから
考える人のポーズでもしながら
捻じ曲がったままで居るつもり

そこそこでも ここに立ってるんだよ
自己完結で生きててもいいんだよ

740 : ◆IBNectmOpk :2007/01/26(金) 20:43:05 ID:PKYO13ih
ジャービス・コッカーは八頭身
スティーヴン・マルクマスはイケメンで
ルー・バーロウは甘い声

フォーマットに収まろうとしてる
俺にはせいぜいエキストラがお似合い
茶髪でごまかし服で演出
やる気無さげに歩く脇役

ロウファイ
美男子たちの無邪気さ
自虐
貴族たちの余興

デーモン・アルバーンは禿かけで
トム・ヨークはハg....デコ広で
スパイラル・ステアーズは禿げている

宴の終わった美男子よ
伸ばして固めりゃごまかせるさ
枯れすら芸とす才人たちよ
その比類なき無邪気さよ

ロウファイ
才人たちの青春
自虐
即ち若さゆえの過ち
リストカットも年寄りにゃ皆無
フォーマットに収まろうとしてる
俺にはせいぜい労働者がお似合い

741 : ◆IBNectmOpk :2007/01/26(金) 23:31:30 ID:PKYO13ih
 浮島にある地図

精神病かも
とか思ったけどたぶん違う

君が持っている脆さは
たくさんの摩擦を生んで
そうして何もかもめんどくさくなったんだ
何にも立ち向かえなくなったんだ

統合失調症かも
とか思ったけどたぶん違う
意識の境目で動けなくなった
それは病気かい 

誰もが流れに身を任せ
割と自然に乗り越えていく
引っ掛かった奴は手を伸ばされる
僕は浮島に突っ立ったまま
これは病気かい 違う

ただの脆ささ
誰もが持ってる剥きだしの弱ささ

意識の境目で君を待つ
いつか来る
似たような僕を待ってるよ

でたらめな地図だけど
もし役に立つなら嬉しい
骨の指し示す先に進むんだ
グッドラック 健闘を願うぜ

742 : ◆IBNectmOpk :2007/01/27(土) 00:12:45 ID:4DNyuVbZ
書き殴りまくった足跡で
個人を特定されるのは嫌だ
ってか勘弁してくれ
だけどここにあるもの全て
明日全部なくなっても
別に文句を言う筋合いはない

対話を避けることで守り通した
確かに大事なものだ
他人にとってゴミでも大事なものだ
嘘も真も沢山混ざった宝物だ
けれど俺には忌むべきものでもある
あってもなくても
もうどっちでもいいんだ

誰かの気分次第で
消し去れる
生身の俺だってきっとそうだろう

この世のもの殆ど
キラキラ光った
脆く儚い宝石でも
腐臭を放った死体でも
いつでも誰かの気分次第で
大気中に消し去れる
あってもなくても
別にどっちだっていい

その気になった時は
どうぞご自由に
(でも生身は今んとこ勘弁ね)

743 : ◆zABAZSBt06 :2007/01/27(土) 02:54:38 ID:GGJjClCe
毎日毎秒ハーハーヒーヒー青色吐息な訳だけど
コタツで栗を割っている時だけ安らげるんだ
殻の平らな所に爪を立て
両側から力を込めると

「パキッ」

となる音が好きなんだ
それと共に快感でもあるよ
それから考えると好意と欲望は同じ物で
恋とは性欲を気恥ずかしさや初々しさで美しく包み込んだトロイの木馬型ウィルスだ
成程、だから人から恥じらいやモラルが減るとセックスが世界に溢れる訳だ
いやこれは吃驚
俺は栗剥きから世界の真理を悟ってしまった
林檎の落下から万有引力を導いたニュートンに並んだね
生きていたら「よう兄弟」と声を掛ける所だが
如何せん死んでいるからそれも出来ずに
毎日毎秒ハーハーヒーヒー青色吐息で生き抜かなくちゃいけないんだ
向かいのコーナーの相手は覆面をしていて誰だかわからない
まぁどうせ仮面剥いでも存在は確定できないような何かだろう
ファイナルラウンドはまだまだ先のようだ
目が霞んで見えないがそんな気がするんだ



744 : ◆zABAZSBt06 :2007/01/27(土) 02:57:23 ID:GGJjClCe
「パキッ」

ほら良い音だ
奴の顎先に良いのが入った―
―と思ったら薄皮が上手く剥けないよ
…あっちゃー良いパンチを貰っちゃったぜ
ボディブローは足に来る
立ってらん無いぜ
倒れる時は前のめりなんて言うけど鼻打つと痛いから俺はケツから
俺的ポリシー
降り注ぐ罵声
その中に知った声があるのは軽快にスルーするぜ
観客の中の母が呆れた顔をしているのは少し堪えるのは辛いがな

「パキッ」

いい音だな
この時だけが俺を癒すよ
相変わらず倒れる時はケツからだけど
それでも明日も何となく頑張れる気がするよ

745 : ◆IBNectmOpk :2007/01/28(日) 02:10:15 ID:W8JgdcWB
冬は寒すぎて胸が詰りすぎて
この体の震えが何なのか分からない

言葉を失くすのが悲しいって君は言う
そうだねって僕は呟く
僕らはゆっくり溶けていって
いつか一つのものに戻っていく

ゲル状の哀れな形をした
必要以上に強い自我が
何かを訴えたって
もう聞かないふりするだけで

壊れていくのが悲しいって君は言う
そうかなって僕は呟く
廃棄物の取り込みすぎで
黒ぶちの膿み出た心は
もっと鈍化されて
もっと愚かになって
その上で今よりは安らぐはずさ

少年の全能感を失くして久しいから
若さの客観性を盗られて長いから
少しだけせつないだけで

ねぇ 冬は寒すぎて胸が詰りすぎて
この体は震える
けれど
この冷えた身体を優しく抱きしめて
感覚の鈍った手を握っていて

746 : ◆IBNectmOpk :2007/01/30(火) 01:57:27 ID:fQJPVb42
山鳥が庭先に下りた
飛び立つ先は決まったかい
どうだろうね

家鳴りで
大きな手に掴まれている気分
ハロゲンヒーターが
温度差を加速させる

新しいジーンズが欲しい
だから出かけよう

フロントガラスの
ちょっと先を歩いている老人は
歩道の花壇に足を止め
斜め上の陽に顔を上げる

子供たちが溢れ出し
色とりどりの冬服と黄色の帽子で
まるでパレードの様に
両脇が埋まった坂道を下る

冬の柔らかい陽射し
抜けていくような青空
本当は何も望めない
望まなくたって全て揃う

今日は少し遠くまで
飛んで行こう
ジーンズを買いに
晴れた日に飛び立とう

747 : ◆IBNectmOpk :2007/02/05(月) 00:23:13 ID:JHFHkuPK
 荒唐無稽

嫌われたくは無かった
だけどしょうがないじゃないか
どうすることもできない

さぁ 一桁程度の客に
チープさの種明かしをし
また同じことを繰り返そうか
くだらないショウが始まるよ
誰かが納得するまで

針は簡単に振り切れないから
目に見える全てのものは
それなりの強度を持ってるから
多少暴れたってびくともしない
手前の良識を信じていざ進め
さぁ進め

また嫌われたくは無かった
でもしょうがないじゃない
今更しょうがないじゃないか

正直であることは暴力だ
正直であることは摩擦だ
正直であることは荒唐無稽だ
正直であることは無知で恥ずかしい
正直であることは痛くてたまらない

くだらないショウが始まるよ
誰かが納得するまで
続くよ

748 : ◆IBNectmOpk :2007/02/05(月) 19:03:29 ID:JHFHkuPK
また
分解と再構築を繰り返して
違う形になった

どうやら前の形は環境に
適していなかった様で
少し腐るのが早かった

連続しない断絶された視界が
半認知のたゆとう世界が
キラキラ光ってる
そしてユラユラ揺れている
分裂と最融合を繰り返して
溶けた皮を剥して

体液が視界を滑ったから
瞬きで払って照準を合わせた
逆転写で雑に分裂したものが
勝ちかけた免疫を食っていく
注入された薬剤を覆っていく

見えるもの全て月のように光って
そして川のように流れていく

ごめんな
組成がイビツなんだよいつでも
傷つけて傷つけられて生成される
もっと憎んだっていいんだよ

もうどうしようもないんだ
戻しようが無いんだよ
ごめんな

749 : ◆IBNectmOpk :2007/02/08(木) 20:55:50 ID:4CGdxfUk
情けない男がさ
なんだかへこへこしてんのよ

情けない男がさ
半端にでかい身体でへこへこしてんのよ

意味が剥ぎ取られたらさ
意志がなければさ
細部のディティールが色々見えんのよ

恥ずかしさとして切り捨てられる
様々が取捨選択されねぇのよ

集団から剥ぎ取られたらさ
集積がなければさ
寒空に皮剥がれてふきっさらされるだけで

思春期の亡霊みたいなゾンビみたいな男が

神なんて人の流れの別称さ
救いなんて偶然と必然さ

とかフラフラとかっこいいことのたまいながら
そのうち

ノタ
レ 

ジぬ 

                  
                     ぜ

750 : ◆IBNectmOpk :2007/02/11(日) 15:52:12 ID:jDnyzOJI
不幸せなふりをしている
不幸せを撒き散らしている
誰かに合わせることは無い
振り返ることはいい
こんなもん嫌いでいい
気づいて気持ち悪がればいいんだ
そんなの慣れっこだ
こっちはビクともしねえ      かも

マイナスを吐き出して
なんとなく生きてんだ
必死に暮らしてんだ
どっかで嫌われて
どっかで好かれればいいんだ
何かを嫌って
何かを好いてやればいいんだ

取捨選択は罪ではない
聖者でなくていい咎人を気取ることも無い
全てを受け入れるなんて
しなくていいよとラジオから誰かの歌

鈍行はすすむ鈍尻でいい
一々脳みそ回したら無理がたたるから
俺は最後尾でいいってこんなでも
まだ幸せになる予定だから可笑しい

今日は雲ひとつなく晴れていて
かわいい子にも話しかけられてなんか満足です
今後繋がれるかは別にいいんだ
さぁ 昼寝をしよう ねっころがろう

751 : ◆IBNectmOpk :2007/02/14(水) 18:55:53 ID:nc4XRJu5
あいつが限界論を振りかざすのがムカつく
力の無いあいつが
飽きてるあいつが
舐めてるあいつが

あいつが自己批判するのがムカつく
大したもんないあいつが
ビギナーズラックのあいつが
数撃ちゃ当るのあいつが

生かされてんのを認識すべきだ
当たり障りないから
関わるのも面倒だから
生かされてるんだよ

終わってんだよあいつは
とっくの昔に終わったんだよ
始まってすらいないかもな
いずれにせよ期待にもそぐわなかった

おれがおれがだろ
ガキなんだよ

目隠ししたままのドライビングなら
どこかで崖に落ちる
いずれ谷底へ消えるさ

落ちないとしたら正気に戻った時に笑ってやるよ
まぁどうとでもできるさ
膨大に欠点を晒してるからな
戦略無しに目立った時点で負けなんだよ
おバカさん

752 : ◆IBNectmOpk :2007/02/14(水) 18:59:03 ID:nc4XRJu5
頭の良さそうなフリした男
誰かに言われるのが恐いから
先回り

突き詰めてけば
自ら息の根止めるか
ループに入るしかない

知ってるだろう
とっくに欠陥だらけで
人目に晒されなきゃいけないと

こんなもん俺じゃない
何か別の残骸だ
明日もいつもどおり生きてくさ

突き詰めてけば
誰かの息の根止めるか
ループに入るしかない

別に詩人じゃないから
自刃する気も無いんだ 船員にでもなるか

言ってるだろう
とっくに欠陥だらけで
自らを晒さなきゃいけないと

格好良さそうなフリした男
そんなもん全部バレバレで
誰にも滑稽にしか見えはずさ
それがなんだか可笑しくて
僕は自嘲するのが楽しい

753 : ◆IBNectmOpk :2007/02/14(水) 19:10:53 ID:nc4XRJu5
書かせるんだ
戯言を切望を
虚言と物語の真ん中

心は若干病んでるが正気
身体は腰以外健康そのもの
書かせたんだ
逃げる気じゃないが
自分の話じゃないが

足りないんだ
吐き捨てたもの飲み返したら
現実は破裂してしまうだろう

無意識から押し付けられた
感覚を形にしたくて
できなくて何度も電波が載る

フィクションを
銀幕から引きずり出しても
情けなくて醜い怪物が
濁った体液垂らしながら
情けなく唸ってるだけだろう

この文字列の主の多くは
どこにも存在しない
こんな所には俺もいやしない

書かせたんだ
流れ込んだ気持ちが書かせるんだ
誰かの真摯な想いは
俺の妄言になった

754 : ◆IBNectmOpk :2007/02/15(木) 13:33:37 ID:nsQFECGL
隠してきたものがあるんだ
それがあと少しで腐り落ちる

若者でいることなんて
もう沢山
青春なんて幻想だった

神様

あそこに欲しいものがあるんだ
だけど
あなたはまた拒むんだね

神様

どうしても欲しいんだ
だけど
あなたは
また壊してしまうんだね

陽だまりの中
街路樹が割った歩道を
腕でバランスを取りながら
ゆっくり歩く

ファインダーが
ピントを静かに
外していく

上下に揺れる
指の先が光って
ぼやける

755 : ◆IBNectmOpk :2007/02/16(金) 14:57:38 ID:KVRFXnGR
 星空絵日記帳

コンビニ店員の腕先に傷
笑顔がとてもかわいい子だった
いつも公園にいる厚着のお婆さん
何枚もの毛布を水道で洗濯
大きな荷物を自転車に積んだ爺さん
歩道を通り過ぎる

南国を目指すんだろうか
楽園はどこにあるんだろうか

妙齢の男子が午前中
呪文を呟きながら攻略本を漁る
幸いながらも今は横を過ぎる
精一杯良識に従ってる
だけど
きっと携帯プレイヤーは音漏れしてる
太陽を浴びない白肌が気になる
動悸がする
眩暈がする息切れがしてしまう

とにかく伏せ目がちに歩く
今日も伏せ目がちに生きてくさ

756 : ◆IBNectmOpk :2007/02/16(金) 14:58:45 ID:KVRFXnGR
赤ら顔でニキビ面な有段者と
深夜の駅前ですれ違う
六尺はありそうだったが
背骨の曲がったこの身より小さい
生物学的優位だって笑える
彼のほうがどうせ立派だろうとか
汚い嫌味にしか聞こえないだろ

駅のベンチに座ってたおばさんが
サラリーマンに肩をさわられてどこかへと消えた
俺らは不相応なものを抱えながら
様々にゆっくりと腐らせていく

ライブハウスを出たところで
二人組みのゴミ収集者に絡まれる
睨んだら気の弱そうな笑い顔を浮かべて消えた
あのお祭り騒ぎは何も残さなかった
荒野にされた公園の真ん中を斜めに横切る
煽りながらも誰もかかってこない
生物学的優位いや 
早歩きの勝利いや 
単にみんな恐いだけで

制服と背広が夜間飛行の打ち合わせ中 
不幸ながらも今は横切る

ここは危険でもなんでもないナイーブな地方都市
何年か一回便所で誰かが首を吊るだけ
後片付けの心配をしてそこを選ぶ

757 : ◆IBNectmOpk :2007/02/16(金) 14:59:31 ID:KVRFXnGR
ねぇ
僕と違うと思わないで
僕を違うと言わないで
とか想いのままにかわいく言ってみたところで
吐き気がするマッチポンプの要領で
吐き気がする
好きなように小賢しくなればいいさ
好きなように狂っていけばいいさ
自己嫌悪とかもう飽きた
自己憐憫すらもう半端

半笑いで自嘲で
かっこ悪い自省を押し込めて家路を辿る
星空を見ながら最後の領地へと帰る
今は行き先があるだけさ
行き先があるだけが救い
違いは行き先の有無程度で
これを守る事だけがきっと僕の使命
それ以上でもそれ以下でもまるでなかったかのように
忠犬になりたい権力の飼い犬を気取りたい

とにかく伏せ目がちに歩く
欲しがるとまた奪われるから
しばらくは伏せ目がちに生きてくさ

758 : ◆IBNectmOpk :2007/02/16(金) 21:43:47 ID:KVRFXnGR
君にだけ言った悪口
いいよ話したって

あてつけで
言ったっていいんだよ
あげられるのはそれくらいで
君が居なくなったあとに
居られなくなったって
べつにもうかまわない

ごめんな
ごめんよ

こんな卑怯者に
愛想を尽かしてくれよ早く

どうせ勘違いとか
思わせぶりなセリフとか
形ついたかなとか
この期に及んで言ってる奴を
ぶっ壊され過ぎて
右も左も分からない奴を

殴りつけてくれよ
そして君が長い眠りから
覚ましてくれよ
古いテレビでもつけるように
少しでも光くれよ

好きな君へ
色々とありがとうな
本当にごめんよ

759 : ◆IBNectmOpk :2007/02/16(金) 22:04:41 ID:KVRFXnGR
 バール(意訳:詩、ポエム)のようなもの

言葉の羅列
語る資格

わりぃね
薄っぺらい感傷のさかなで
すまんね
拙い表現の餌食で

妙齢の男子って言わないか
言わないよな

子供の癇癪
分かってるってしたり顔
知能低下
畏怖
コンプレックス
かわいそうな大人
ホームレス
嫌味
妄言
虚言癖
せつない片思い(笑)

わりぃね
薄っぺらい感傷のさかなで
すまんね
拙い表現の餌食で

勢いでやってしまった
今は反芻している

760 : ◆IBNectmOpk :2007/02/20(火) 00:47:16 ID:1q+/548Y
十六のままで止まっちまった
質の低い質の悪いその他大勢のまま
ロックスターにはなれそうもない
自殺しようなんて考えもしない

吐き出して赤面して
また吸い戻して吐き出して
生きてる

夜中は好きだ 頭がはっきりする
はっきりしてる気になれる
意識するから悪いのさでも 太陽が縛り付けるのさ

固さをしょうがねぇって見守られて
分かってるって包括目指して
稚拙さをさらけ出しまくる
頭の中の数多の中で起こってるってだけの
基地外理論は何の役にもたちゃしない

ああ間違ってるさ
凄い間違ってるすさまじく間違ってる
俺は才能ないきっと自殺したほうがいい
頭悪い奴ほど喋りたがる
自制ない奴ほど叫びたがる 誰もいない方向へ

吐き出して赤面して
また吸い戻してつまらせて
やっと死んだ

人工呼吸され救急車に積まれ 
白いベットで目を覚ました
なぜかまだ生かされてた

761 : ◆IBNectmOpk :2007/02/21(水) 20:23:38 ID:cqRCnKFS
独居房の角度で
窓から光が差し込む
機械音が定期的に鳴る

変わらぬ景色
罪の贖い

夢で君を呼んだ
その名を訊いた
憂い顔の女(ひと)は
障子一枚向こう

もう消えてしまう
桜が舞う頃
次の春が来る頃
何もかも無くなってしまう

暖かくなっていく
鳥の囀りが聞こえるよ
蟻の行列が通ったよ
いま心音が聞こえたよ
幸せな季節の息吹

一時身体に触れていた光
指先を伝って壁を照らす
この手を引かれ
太陽の下へ帰ったのは
去年の今頃だった

僕は
君が居ない世界で
贖い続ける

762 : ◆IBNectmOpk :2007/02/21(水) 22:52:01 ID:cqRCnKFS
濡れた犬に
ナルシズムはありませぬ
食用肉に
リリシズムはありませぬ

そこにあるのは
死の恐怖だけ
侵されていく
悲しさだけ
忘れていく
寂しさだけ

風呂場にて
雑巾をしぼる
色々あるが
ぎゅっ としぼっている
濁った水
楕円を描きながら
排水溝に
吸い込まれた 

濡れた犬に
ナルシズムはありませぬ
細切れ肉に
リリシズムはありませぬ

濡れた男
透明に溶け出し
細かく千切れ
ずるっ と楕円を描きながら
排水溝に
吸い込まれていった

763 : ◆IBNectmOpk :2007/02/21(水) 23:31:15 ID:cqRCnKFS
寝巻を着て
夜空を眺めてたら
なんだか泣けてきた

まだ君の言葉は
恥ずかしくて読めない
けど
最近は
少し意味が分かるんだ
きっと
こういうことだと
思うんだ

なんだか検討がつくんだ

ごめんなさい
嘘を吐いていた

ごめんなさい
君たちは素敵だったのに

脳ミソは溶けてしまい
少年は腐ってしまい

やがて

時間は動き出し
空に日が射して
全てが照らし出された

764 : ◆IBNectmOpk :2007/02/24(土) 20:02:16 ID:vYnsymlD
陳腐なヒロイズム
すがろうとして
滑り落ちた
いつものように

車は慣れた手順で
幹線道路を滑り
朝の喧騒を抜けていく

吐きそうな
腹下しそうな
この覚悟と
僕の気高さだよ

目は泳いでいるかもしれないし
服は似合ってないだろうけど
意味なんかないだろうし
損ばっかりするだろうけど
朝のラッシュに乗っている

電話口で君は
不幸自慢をし続けた
その足を動かすものは何

死にたくないから生きてる
やることないからやってる
お決まりの科白をぶちまけた

ねぇ 吐きそうな
腹下しそうな
この覚悟と
僕等の気高さだよ

765 : ◆IBNectmOpk :2007/02/25(日) 18:59:29 ID:U8niNxR6
青春の権化のような
女子高生が通り過ぎた

夕焼けの橋を
ミドルの黒髪に
調和の取れた顔と身体
籠の袋からお菓子を摘みながら
ニコニコして
自転車で通り過ぎる

あれは
嘘だ

あれは
この世の平面を描写しているに過ぎない
この世の立体図の断面を映した
歩く理科室の人体模型の俺には分かる

それみろ
五十メートル先の茶髪の子は飢えと迷いで
眉間に皺が寄っている 下を向いて歩いている
あれこそ真実 
生きるべき世界

不満そうな顔して
安っぽい軽に乗った
やな感じの男が歩道によそ見し
ぶつくさ言っている
後悔の念がそれとなく滲み出ている

目から出た汗が
沈む陽にきらりと光った

766 : ◆IBNectmOpk :2007/02/25(日) 22:03:49 ID:U8niNxR6
今年は御神籤は引かなかった
去年は大吉が出たんで
そう二回も続かないと思って
去年はラッキーだった
全て上手くいってると思い込んだ
お前のくだらない信じ込み
世界を丸ごと味方にした
お前の信じ込みだよ

誰が敵だって
的はどこだって

孤独な弱き獣は走る
少し逞しくなった
その身体と引き換えに
草原をひた走る
間にも入れぬ人が行く
多少強靭になった
その魂と引き換えに
この世を踏み鳴らす
あの門を匍匐前進で抜けたら
その先にもまた門があり
延々と続いていた
この自我は通過儀礼では
洗浄不可能らしい

さぁ 行こう

これはただの
お前のくだらない信じ込み
何もかも上手くいってるという
お前の信じ込みそのものだよ

767 : ◆IBNectmOpk :2007/02/27(火) 17:22:20 ID:uYioIdTm
黙ってると
つまんない誤解されて
くだんない世話やかれて
妄想で批判されて
プレッシャーに晒されて
人の目が気になって
胃には穴が開きそうで
口からは泡しか出てこない
あっ
頭のヒューズが飛んだ

ありがとね
台無しにしてくれて
ありがとね
余計なことしてくれて
ちょっと礼儀正しすぎると
控えめすぎると思ってたとこ
また頑張る気が出たわ

その雑然としたくだらなさと
海のような流動性よ

喋りだすと
つまんない誤解されて
くだんない世話やかれて
言質取られて批判されて
プレッシャーに晒されて
人の目が気になって
胃には穴が開いちゃって
口からは泡すら出てこない
おっ
頭の電気が点いた

768 : ◆IBNectmOpk :2007/03/01(木) 01:40:29 ID:0b7NFfXY
 摩擦

生き抜くのに必要だったのは
型にはまった誠実さではなく
ある種のイビツさだった

君は偽者だよ
後ろ盾もさしたる根拠もなしに
偽りであることを振りかざす
そのとてつもなく深い静寂に
このどうしようもない貧弱へと

まだ
属すべき世界は見つからない
本当に愛すべき人もいない
どこにもないかもしれない
何一つ得られないかもしれない
生き残るのに必要だったのは
持続によるプライドではなく
発作的なイビツさだった

引き出されるのを拒んだ
散々で生真面目な真実は
覚めていて情けないイビツさに
吸い込まれ奥深く隠れていった
いつか消えるのを待ってる
腐りきるのをそっと待ってる

何度も
ぎこちない愛想笑いを繰り返して
ゆっくりと磨り潰していく

769 : ◆IBNectmOpk :2007/03/05(月) 23:43:31 ID:ZKmW9Kp+
君の魂は僕と共にある
それはきっと
現実とは似ても似つかないほど
歪められて僕とともに成長してきた

生っ白くなり嘘が剥ぎ取られ
頼りなくなったこの身は
何一つ宿していないと思っていた
けれどそれは間違っていたよ

夜中に狭い旧道を通る
光に照らされたアスファルトと
寂れた両脇の家々
そこに沈み込んだ時に分かったんだ
君が過去に置き忘れてきた断片と共にある
僕は
やっと
長い時間をかけて
告げたようだよ

馬鹿にしていたもの
避けていたものから祝福されて
また無機質な現実に戻り
繰り返そう
バックライトが車庫を示し
手馴れた手付きで滑り込む

外灯に照らされて家のドアを
開け放つ
静寂も孤独も全て
気高い過去と共にありますように

770 : ◆IBNectmOpk :2007/03/06(火) 20:35:06 ID:WugUH+6o
あぁ知っていたんだ
そう分かっていたはずで
この街には人が営んでいて
そこには表情があって
感情があって
意志があって
命があった

観覧車の背後で
夕日が沈んでいく
商業施設の外周部を
商用道路が走る
大声で歌いながら
奇声をあげて祝いながら

平面でしか見なかった
テレビの中でしか知らなかった
ずっと見てたんだ
雪の降りしきる日も
アスファルトのぼやけた日も
ずっと窓から見てたんだ

そうだね これはありがちな物語
一時の感情の起伏
長年募った疑念は
素直に喜べないと警告している

だけど
ずっと見てたんだ
みんなの笑い声を
いつか帰りたいと思って
いつも外で見てたんだ

771 :名前はいらない:2007/03/06(火) 23:20:51 ID:C1Pv1EJ1
息を吐く様に血を吐きながら生きている
だから、なんだかフラフラしている
生きながらえている事に感謝しつつ 疎ましくも思う
生きている資格の有無を警察の職質で訊かれる
貰った覚えは無いけど生きているんだから有るんだろう
正直に答えるとしかめ面のまま警官は去っていった

定期健診の後、病院内を探検する
生まれたての赤ちゃんが皺くちゃのままゴミ箱の中で息絶えている
彼、もしくは彼女には資格がなかったのだろうか
医師に尋ねる
しかし、曖昧な笑みを浮かべたまま彼は去っていった

トルストイの導いた結論は一つの回答だろう
そしてそれを選ぶのもまた一つの回答だろう

ゴミ箱の中の濁った目を想う
選ぶ前に掻き消された灯火を想う
苦痛と苦悩の集合を想う
選ばされて付着した責任を想う

選べること自体 すでに幸福なのだろうと思う
しかし 選べないこともまた一つの幸福であると思う

772 : ◆IBNectmOpk :2007/03/07(水) 19:52:27 ID:QPCZnZjk
 パンピーの喜劇

例えば
これがその結果だとしても
未来に同じことを望んでる
ある程度の余裕を見繕ってから
もう一度
試してみようと思う
今度はありったけを投入して
どこまで行けるかやってみたい

僕は
知性無き時代の生き残り
自意識過剰の名残り
相対主義の行方不明者
ロックンロールの殉教予定者
個人主義の息子
アナーキズムの誤読者
である
ただのパンピー

目をギラギラさせて
人の中に沈みこんで
胸板が水圧でギシギシと音を立てる

ベットでパイプだらけになっても
マイホームパパになったとしても
家なんてなくなっても
思考が単一化され続けても
選択肢が消えていっても
永遠に望み続けるのだろう
性懲りも無く望むのだろう

773 : ◆IBNectmOpk :2007/03/07(水) 22:12:57 ID:QPCZnZjk
そこには何もないのさ
君は夢と遊び
空想をめぐらせてきた

ここには何にもないよ
両手を広げて
足を放って
ねっころがれるよ

君には何にもないよ
真っ白で真っ黒で
一回リセットかけたんだ
ゲームセットだったんだ
だけど悲しむことはないよ
もう懐かしむ必要もないよ

いこう空っぽで
かに歩きで
寝たまま転がって
逆立ちで歩いて
バック転して
匍匐前進
すり足で
何もない世界を
颯爽と歩いていこう
少し苦笑いで
足は軽快で

いつか誰かに会うだろうか
どこか何かがあるだろうか
少しドキドキしながら
真っ白な世界に足跡がついていく

774 : ◆zABAZSBt06 :2007/03/08(木) 23:46:51 ID:oFJWxo+V
本当の事より嘘を付く事の方が多いから
「ウソツキ」と呼ばれても仕方がありません
頭の変換機が壊れています

取り替える事は出来ますか
保障期間は過ぎました
気付くのが遅すぎましたか
既に駅は過ぎ去りました
遠い昔に滝下に流れ去りましたか
岩に当たって砕け散りました
リターンキーは壊れましたか
皆が無闇に押し過ぎました
前進するしかなくなりましたか
嘘を付き続けるしか道は無くなりました

嘘を付くたび傷付けました
それを見るたび傷つきました

付く気は無かったと弁解しました
それさえ嘘だとなじられました

傷付きたくなくて嘘を付きました
傷付けたくなくて嘘を付きました

やがて誰もが去っていきました
それで嘘を付かなくなりました

775 : ◆IBNectmOpk :2007/03/09(金) 00:43:34 ID:pLyAviKt
君は夜の海に向かって
石を投げ込むように戯曲を語る
彼女は鳥が囀るように
物語を捲くし立てる
僕は壁に向かって
ボールを投げるように言葉を書く
人に語るべき言葉なんて
そもそも無いんだ
その時の気持ちが形になればいい
たまに言い訳でバランスを取る

おかあさん
おかあさんはどうしてぼくをきずつけるの
どうしておいしゃさんにうそをいうの
どうしてやくしょのひとにうそをいうの
どうしてひっこすの
ねぇどうして

彼の痛みは僕には分からない
ただ
ボールを投げ続けて
響く音が跳ね返って
塵のような言葉でも
どこかへ人口雪を降らせたらいいな

聴衆なんて幻聴で充分
観客なんて幻覚でいい
石の上にも三年居れば統合失調症の完成だぜ
ボールも投げ続ければまぐれで
話題のジャイロボールが出たりして
ニヤリと一人で笑ってみる
きめぇ

776 : ◆zABAZSBt06 :2007/03/09(金) 02:29:08 ID:KzM35N9y
川は流れ時は積もる
鋭く生きたいなんて思ってもいつの間にか厚みを帯びる

それは骨に張り付くカルシウムのように
それは欠陥に張り付く血栓のように

だからいつも気をつけているんだ
厚みをそぎ落としていくんだ

痛みは重要じゃない
重要なのは鋭いという事だ

だから僕は頭を掻き毟りながら坂道を転がりつつの脳内から迸る白痴役のセリフを喚きながら勃起して紅茶花伝を口に含んで吐き出して苦いコーヒーを飲む
つまり刹那的なんだ

健康とか人生とか生活とか平穏とか
そんなもんを超越して地平線の彼方と今この一瞬を一つにまとめ対消滅をおこさせる

そして全てを飲み込むんだ


777 : ◆IBNectmOpk :2007/03/09(金) 13:40:54 ID:pLyAviKt
気高さを川に投げ捨てたら
雨になって降ってきた
腐ってみるのも面白いよ
何もしないのもいいぜ
頭皮から芽が出てきて
気づいたら体中草だらけに
眼前に広がる緑
霊験新たかな山々
森の精霊たちが飛び回り
伝説上の生き物である君が
ゆったりと
その大きな身体を揺らして歩く

受動的な痛みは
沢山の言葉を生む
苦しみからにじみ出た
防護フィルターを剥ぎ取りたい
素直さがもっと欲しい
猫が寄ってくる
木が育つ
優しい言葉を言える
もっと世界を見据えたい
沢山のことを覚えておきたい
他人のことを知りたい
電ノコなんて本当は必要ないんだよ

でもこれはアンチテーゼ
あくまでアンチテーゼの範疇だろうね
悲しいけどそれでいい
ぼくだってそうだったとは
未だ渦中だから
言えないよ

778 : ◆zABAZSBt06 :2007/03/10(土) 05:51:03 ID:xCcDf0V2
答えの無い問いを教師がテストに出すもんだから
ついに僕らは捕まり 狂わされた
天上に上る他人の煙よ
行く先に何がある

歩き出した周りに
僕らは常に荷物を押し付けエールを送る
行き先は知らないほうが面白い
それは行かない僕らだからこそ言える

崩れかけて立ち止まる街
崩れて形を無くして
やっと安定した
ここに居ても良いんだ

無くして見つけて違う気がして
いつの間にか目標が変わった
環状線に乗りつつ回れない
立ち止まると懐かしい香りがした

779 : ◆zABAZSBt06 :2007/03/13(火) 02:38:06 ID:RW12ZGEF
見付らない言葉
探す気が無いからかもしれない

コンクリートが乾き切る
そして扉は壁の中に塗りこまれた

部屋の中に明かりは無い
そして音もない
伝える事も 相手さえいない
始めから独り
でも人がいる様に思い込もうとしていた

コンクリートが乾き切る
そして扉は壁の中に塗りこまれた

壁の中は冷たい
そして残酷なほど硬い
声は凍りついた
目を閉じる
最後の息を吐く

コンクリートが乾き切る
そして扉は壁の中に塗りこまれた

780 : ◆zABAZSBt06 :2007/03/14(水) 02:34:31 ID:V8mtJa/c
ゆらゆらしているんだ
それに気付かない盲目な俺
踏んだ大地に沈んでいく

もがいてもがいてもがいてもがいて
もがいてもがいてもがいてもがいて
もがいてもがいてもがいてもがいて

でも沈んでいく

喉を泥が引掻く
肺に泥が満ちる
目が泥で潰れる

地流に翻弄され千切れていく
壊れた人形

ボコボコと沈んでいく

781 : ◆IBNectmOpk :2007/03/14(水) 22:01:19 ID:jhl99KZx
そうして何年も経った
子持ちの彼女が眺めるのは
溶けつくして軟体動物になり
道端で涎垂らして死にかけてる彼
そんなイメージが抜けない

君は満ち欠ける様に
移ろい揺蕩っていくから
拉げる痛みが貫いても
ただ静かに去って
あの七色の橋へ
独りで歩いていこう

くだらない言い争い
もう涙が出なくなった
流したくもなくなった
視界をこじ開ける時期だろう
割れたガラス戸から雨上がりの空へ

示されたものを受け入れるから
この足で月面を
歩いていくことを教えて
示されものを差し出したから
この手で虹を
登っていくときに見ていて

 乗 り 越 え て や る

軟体動物な彼の横で
立ち止まっている彼女に
気付かないフリをして
口笛吹いた男が通り過ぎて行った

782 : ◆IBNectmOpk :2007/03/15(木) 19:11:59 ID:ie8p3yUq
僕は誰かの身代わりで
君もそれに似たようなもので
口をついてでる言葉は
誰かの法則に従って
フォーマットにのっかってる
過剰な感情を抑制して
冷静に自ら見つめ直せば
くだらなくなって覚めるだけ
自己完結がすぎた孤独に
驚いた君の優しい言葉
それすら誤差の範囲内だった

表出された現象を
モニターを眺めるように
見つめている
継ぎ接ぎの記憶すら改編できずに
呆然と突っ立っている

波形を描いていた画面は
元の平面に戻っていく

淋しい
いなくなってしまうのは
ほんとうに淋しい

いなくなるのはいやだ

フキダシの数字と記号と文字になって
崩れ落ちていき
溶けて響き
波打つ

783 : ◆IBNectmOpk :2007/03/15(木) 19:16:33 ID:ie8p3yUq
ジーザスアンドメリーチェイン
ジーザスアンドメリーチェイン
ジーザスアンドメリーチェイン
なんか一枚も持ってない

ジーザスアンドメリーチェイン
ジーザスアンドメリーチェイン
ジーザスアンドメリーチェイン
ジーザスアンドメリーチェイン
ジーザスアンドメリーチェイン
ジーザスアンドメリーチェイン
ジーザスアンドメリーチェイン(半音上げて)
ジーザスアンドメリーチェイン
ジーザスアンドメリーチェイン
ジーザスアンドメリーチェイン
ジーザスアンドメリーチェイン
ジーザスアンドメリーチェイン
買う予定あんまりない

ジーザスアンドメリーチェイン
ジーザスアンドメリーチェイン
ジーザスアンドメリーチェイン
ジーザスアンドメリーチェイン
ジーザスアンドメリーチェイン(次の行ちょっと淋しい感じで)
ジーザスアンドメリーチェイン
ベスト冒頭二曲だけ聞いて
レンタル屋に返した
大体分かったぁーぁーぁーぁーぁー(エコー)

これは恋の気持ちだよ
残念だけど悲恋です

784 : ◆IBNectmOpk :2007/03/16(金) 19:11:59 ID:Ufq0Dsgl
 詩的

彼は語らずとも
充分に詩的だった

てやんでー
ばーろーめ

そう言って
人生を過ごしてきた
水が流れるように
浮き沈みしながら
美しい光景を見た
愛する人を知った

郵便局のベンチで
隣同士に座っている
小汚い作業服を着たおじさん
妙な雰囲気を出している
ゴツイ若者

「変なやつだな」と彼らは思った

人は語らずとも
充分に詩的である

感傷と諦観を繰り返し
それを溜め込んでいる
そして大事に抱え込んでいる

歪な行為さえもすべて
詩的である

785 : ◆zABAZSBt06 :2007/03/21(水) 01:31:17 ID:HUkVyRm1
心臓を抉り出し
開いた穴に暗闇を流し込む
凍てつく漆黒は全身を掻き毟る
墨を吐き出しながら叫ぶ

認めろ
お前は何かを見る事が出来たとでも思っているのか?
握り締めている物は本当にあるのか?
認めろ

掌の中で鼓動し続ける心臓から
赤い 紅い 血が零れている
それは地面に染み込み
真実を綴る

認めろ
目の前には何もない
手の中にも何もない
認めろ


目を閉じ

目を開ける






786 : ◆IBNectmOpk :2007/03/21(水) 17:53:51 ID:RZS7J6Z8
例えば
感傷と諦観を繰り返した視点で
世界を見つめれば
全てのものがセピア色に見える
皆が皆 弱者に見えてしまう
自分と同じように

受け入れろよ
相対主義の世界では
四次元全方向から弾丸の雨が降ってくる
受け入れろよ
俺は個体では決定的に欠けているのだ
それはどれほど努力しても
知性を伸ばしても変わることが無い確信がある

貧弱さ
欠落
限界やエトセトラを越えて
戦え ただ歪で欠け威圧的で優しく平坦で不安定で脆く強靭な
自らの意思のため 戦い進め

いつまでたってもその目に映っているのは
君の目に映っているのは
半端な言い訳や哲学や闘志ではなく
ただの貧困さなのだろう
勘違いに幸あれ
勘違いの極みの俺に
勘違いの極みの君に

勘違いに幸あれ
その痩せた貧弱な手を握りあった君と僕の
勘違いの極みに幸あれ

787 :名前はいらない:2007/03/21(水) 23:20:45 ID:KtYobtM4
なけなしの名無しが
ケナゲにも名乗り出たと
名残惜しいようなナシのつぶてで
名誉と名声と喝采と恥辱を欲しがる

僕の吐いた反吐を
君の履いた金のワラジと取り替えてもいい

君の地団駄を僕は優しく踏み潰し続ける
それが君にとっての恍惚なのだろうから

788 : ◆IBNectmOpk :2007/03/22(木) 13:34:13 ID:Zb9O+nEC
 春

ムチを持った女王様を
這い蹲らせて犬にさせたい
その尻穴に尻尾をぶち込みたい
艶やかな黒髪に犬耳バンドをつけさせたい

俺の心の内から湧き出た正直で切なる本物の願いの一つだ
そのままでも抽象的でも
どうぞご自由にテイクアウトオーケーです

君の反吐を呑んでやってもいい
ただし金をくれ
たくさんたくさん金をくれ
金が欲しくてたまらない
金で身体の隙間が埋められる
金を使って心を寸分も動かさない

春だ
春はいいなぁ
風邪をひかない
花粉症にすらならない基地外にとって
木が芽吹く春は天国だ
何かできそうな気がする

いい天気だポチ
金も入ったし久しぶりに散歩にいくぞ
元女王は干乾びて
仰向けの間抜けな格好で氏んでいた

空っぽの犬小屋で
立ち尽くす俺

789 :名前はいらない:2007/03/23(金) 18:28:46 ID:mfvdLn/9
プロファイル

検死官にしか見抜けないメッセージを
解読したと君は言ったのかい?
うららかで総毛立つ季節が
君を平凡に昇華させようと手ぐすねを引いているぜ

倦怠が変態して変死体になったってさ
それが編隊を組んで街を闊歩してるらしいぜ

さなぎは妖艶な夢を見ているはずさ
気取った名前がミイラになった頃に
もう一度発情してあげるよ
いいだろ?

790 : ◆IBNectmOpk :2007/03/23(金) 21:17:12 ID:nxpMat83
どうやら無意識が
君に答えてくれたようでよかった
右手の鼠が脊髄反射で走るもんで
困ってるんだよ

据え膳喰わぬは男の恥だ
差し出された鮑に一物が付いてなければ
是非よろしくお願いしたい
もういい加減ドラキュラになりたいんだが
肝心のドラキュリーナがいなくてね

ああ平凡
素敵な平凡
手が届かない宝石のような平凡
平凡な精神が平凡な毎日が平凡な他人が
この腐った脳を狂おしく悩ませる
彼女がドラキュリーナであるはずは無かった
知ってるかい
天才でない非凡はただの役立たずなんだよ

791 : ◆IBNectmOpk :2007/03/29(木) 21:47:28 ID:Kz2s0Gz5
きっと
君が繋げてくれた
僕は媒介に過ぎない
真夜中
大型商店街の駐車場
ふいに点けたラジオから
曲が流れた去年の夏
いつだって
あとから忘れられないことは
独りのときに起こる
性懲りもなく
取りとめもなく

少しだけ震えながら
肩にストラップをかける
演奏が終わった後
誰かこの歪さに花束をくれないか
冷め切っていて
リズムに乗れないながらも
割と正確にラインを刻んでいく
あぁ
今日の夜のことは
きっと忘れてしまうんだろうな
笑顔もパラパラとした拍手も
嫌悪に苛まれて
苦い感触に追われて
きっと消えてしまうんだろうな

開演少し前
階段のガラスに手を伸ばした
君も満月を遠くで
見ているのだろうか

792 : ◆IBNectmOpk :2007/03/30(金) 23:51:11 ID:nTBdnIex
 記憶

なんなのだろうこの落胆とともに
湧いて来る微かな希望は
次の扉を開ける鍵が
何故か手元に握られている
こんな酷いやり方を
歪な孤独が破綻するまで
続けることを許されてしまった

諦念の塵が降り積もろうが
切望の沼が足を取ろうが
嫌がらせのような
この存在を諦める気はもう無い

嫌がらせのように
君の
たくさんの人の想いを
思い出を
取り込んでこれから
生きて    さ   あ      お 
行く      よ    り       元
よ          う   が        気
僕は            な  と          で
一人で          ら      う
居られるわけ
じゃないらしいから
こんな歪で拉げた孤独でさえ
好意のぬくもりをまだ少し
覚えていられたよ

793 : ◆zABAZSBt06 :2007/03/31(土) 01:09:11 ID:vLUnPegy
意味とか考えると全て消えるんだ
だから俺はただそれを飲み込む
下痢の原因は不明
医師がそう言うんだからそうなんだろう

鉄格子が外れる事は知っている
けれどそれは知ってはいけない事
口に出して酷く殴られて
医師が俺の脳にそう刻み込んだ

「テーブルマナーが上手ですね」
「良く出来ました」
「好き嫌いが無くて凄いね」
全部受け売りです

溶かした顔に仮面に仮面を被せ
へらへらと笑うんだ
溶けた鉄を飲みヘリウムを吸い
いかれた声で笑うんだ

湯船に滲んでいく存在
ゆらゆらと
やがて見えなくなる



794 : ◆zABAZSBt06 :2007/03/31(土) 04:38:33 ID:vLUnPegy
両手は耳を塞ぐのに忙しく
ご高説を垂れ流す口にまでは文字通り手が回らない
だから君の手で塞いでくれ
なんならその手の中に在るブツで俺の第三の目を開眼させてやってくれ
俺は笑ってそれを受け入れよう
万が一君が一発目をしくじったら
敬愛と侮蔑を込めてその目を抉り出してあげよう

核弾頭よ頭の上に降り注げ
太陽より明るい夜に俺は一枚の影絵になる


795 : ◆IBNectmOpk :2007/03/31(土) 20:53:12 ID:e3vmY+m8
月夜に光るビロードの魔片よ
美しい魔性の皇子よ

君にこの玉座を譲る
君には王になる資格がある
眉間の穴は見えてるはずさ
その痩せた手を月にかざしな
呪法の構文が幾つも滲み出る

僕は王座を追われたから
ヴァンパイアになるため
ドラキュリーナを捜しにいく
杉花粉舞い散る春の日差しを受けて
落ち着ける闇夜を見つけにいく
そこでまた王国を築くさ

月面に刻むイエスの魔槍よ
麗しき魔獣の魔王よ

君に王の秘儀を授けよう
真っ暗闇をさ迷い歩いた
痩せた一つ目魔人の物語
それはとても脆く儚い
けれども堪え難い
輝きと魅力を備えている

君にルビーの一つ目を授けよう
その穴に嵌めれば美しく輝く
僕は干からびた心臓を貰おう
いつか出会う
彼女に捧げるために持っていく

796 : ◆IBNectmOpk :2007/03/31(土) 21:26:07 ID:e3vmY+m8
 リビングデッド

"キモイ"
90年代後半以降の武装したクソガキ(訳:ゴブリン)バカ女(訳:ジャイアントフロスト)が使う
物凄い破壊力を持つ外道呪文、呪文の構文の意味は"完璧なる拒絶"
相手は死ぬ

"ウザイ"
90年代以降の会話に度々現れる小構文の呪文、基本的には冗談で火花をあげる程度だが
時々本気で詠唱されて電撃が放たれることもある
相手は死ぬ

"ブサイク"
美意識の摩擦による発火現象を利用した呪文、大声で詠唱されると危険度大
相手は死ぬ

"イケメン(訳:ダークロード)"
いけてるメンズ(男たち)の略称。上位クラスでジョブチェンジが難しい。
相手は死ぬ

"ギャル系(訳:グレーターデーモン)"
中味によりけりだが、基本的には勝てない。上記の外法を平気で使いまくる
相手は死ぬ

"詩人(訳:ゾンビ、リビングデッド、ヴァンパイア)"
度々の呪文攻撃に肉体が滅びかけても、その強靭な精神で存在し続ける人々
相手は死ぬ

797 : ◆zABAZSBt06 :2007/04/01(日) 01:32:32 ID:ppUJyBQN
笑っている
理由は無い
いや、知らない
覚えてない

何もない
何も知らない
何もわからない

手探りは飽きた
室内には何もない

ドア向こうは?
在っても無くてもかまわない

ドアを蹴り開けろ
ドアノブを捻り切れ

そして自分の血液で描き嬲れ


798 : ◆IBNectmOpk :2007/04/01(日) 23:14:51 ID:TppnwNkc
宵闇をポツポツと
等間隔の街灯が照らし出した
曲がりくねった道が
眼下に広がる
この丘のずっと先の海辺には
いつか彼女が飛び立った街

緑色の灯篭を持った人々が誰かを悼むように
列を成してあがってくる

無名の若者がその日
大通りの真ん中
大の字で仰向けに死んでいた
その口元には笑みを浮かべて
そして少しだけ残念そうに

丘の頂上に
高い錆びた鉄塔がある
それを中心に沢山の墓が並んでいる
辿りついた人々から次々に鉄塔へと手を掲げる
彼らの想いは
空から舞い降りてきた
翼に大きな裂傷後のある天使が
その口元には笑みを浮かべて
そして少しだけ残念そうに
静かに受け取った

彼の墓には
十字架と共に舞い散った羽が
拾い集めて添えられた
優しい記憶が彼であった存在を
包んでいった

799 : ◆IBNectmOpk :2007/04/01(日) 23:50:09 ID:TppnwNkc
バスケットゴールは
錆び付いたまま庭にある
使われずネットも腐ったけれど
未だに倒れる気配も無い

取り戻したよ
君の大事なものを一つだけ
手に入れたよ
君が叶わないと思ったものを一つだけ

君の世界の外で生きている
偶然をなんとか繋げて
押し引きで上手く凌いで
想像もできなかったことが
いくつも花火のように起こった

規定した未来の外で生きている
想像した地獄よりかは不幸せじゃない
決して幸せではないだろうけど
もしかしたら楽しいのかもしれない

僕が作った灰色の世界の外には
大海が広がっていて
大きな島があって
たくさんの変な人が居て
大きな街があって
面白いことが起こってた

取り戻したよ
君の大事なものを一つだけ
手に入れたよ
君が叶わないと思ったものを一つだけ

800 : ◆IBNectmOpk :2007/04/02(月) 21:10:22 ID:upvj5oCD
普通の人ってのは
被害妄想と幻聴の代わりに
推測と策略で武装しているらしい

暇なんですね
やりたいことすればいいのに

必要なことは実直さだけ
不器用なもんで
難しいことは出来ません
半分は出来ないフリをしています
縦か横だけで斜めは無い
盾か剣だけで銃は無いという設定です

四次元全方向に気を配ってたら
正直身が持ちません
当った分はしょうがないです

自分を壊すのは割と好きです
人を壊すのは大嫌いです
勝手に壊れるのは知らないです
誰かを救えるとか思ってません
誰かを傷つけないので精一杯です

水に波紋が起こるように
波紋が石や魚を隠すように
自分の存在でどうしようもなく
誰かが傷つくのはしょうがないです

君のことは好きです
だけど
試すようなことをするなら大嫌いになります

801 : ◆IBNectmOpk :2007/04/04(水) 13:18:19 ID:N8dHuiUq
 残影

君は情念の怪物
移動した残影に電磁パルスを残して歩く
誰かの感傷の慰み者かい
それとも何一つ残さなかったのかい

その長い腕を振り回しても
静電気音が虚しく空を切るだけ

猫が毛を逆立てて唸っている
その目は鋭く
威嚇しているようだ

空気が微笑んだような気がして
そして少しだけ寂しそうな気もして
街を覆っている雲が裂け
大きな満月が顔を出す

空を睨んでいるのだろうか
固くなった雰囲気が
もう一度柔らかくなって
その一瞬
また微笑んだ感じがする

ブワッ

と空高く飛び上がり月の裏側を
目指して
そして二度と

帰ってはこなかった

802 : ◆IBNectmOpk :2007/04/04(水) 13:19:37 ID:N8dHuiUq
 存在の不確かさの証明/パーソナリティーの歪み

僕を蔽っている君は
女の子だ
ちょっときつい感じの
たぶん十六ぐらいの高校生だろう
君は僕と違って成長しないから

君は最近
きっと迷っている
場面場面で僕の評価を変える
僕はかっこいいのかい
それとも気持ち悪いのかい

ねぇ 君よ
もう知っているんだ
幻聴が無ければ被害妄想すらなければ
本当はとても寂しいんだよ
本物の孤独や静寂になんて耐えられないだろう
現実の無機質さに潰されるだろう
君は僕自身から分離した影だよ
君は僕から抜け出した寂しさそのものだよ

803 : ◆IBNectmOpk :2007/04/04(水) 13:21:15 ID:N8dHuiUq
だけどね 君よ
僕はもういい加減
耳を澄まそうと思うんだ
君だと思った声は
コンポから流れるギターノイズであり
何かの機械の駆動音なんだよ
風や木々の揺らめきであり
他人の他愛ない笑い声であり
脳と耳の誤作動なんだよ
今すぐにでも薬で散らせる程度の
他愛ない事象に過ぎないんだよ

本当は何もないんだよ
そう何もないんだ
ただ寂しげで自信なさげな男が
思春期を抜けて一人取り残されただけだ
君は存在しないんだよ
君はただの
僕の

存在の不確かさの証明

804 : ◆IBNectmOpk :2007/04/04(水) 22:33:40 ID:N8dHuiUq
女達が痩せた顔と身体に寄ってきて
そしてすぐに見抜いて去っていった
形が欲しいなら幾らでも合わせよう
醜い本心なんて本当は求めてないだろ
事象の数倍の自意識
アンバランスに何時までも身悶える

自分の流儀でやりたいお姫様は
多分僕を深く傷つけるだけだろう
だけど それでも行こう
君の失礼なやり方に付き合おう
心を磨り潰す手伝いをしてくれ

人間の形をした皮の中で
拉げて砕けて軟体動物になり
ゲル状の中身から
赤い目を光らせている
彼女の繋いだ手へ
黄色い透明の液体が流れ込んでいく
どうせなら君が僕になればいいな

通り掛ったマンションの駐車場で
寄ってきた傷だらけの野良猫を撫でた
「病気持ってるかもな、きたねぇ」
そう言いながら
猫が満足するまで撫でた
ポケットのお菓子を欲しがっていたが
家に帰りつくまで気付けなかった

お願いだ お姫様
心を磨り潰す手伝いをしてくれ
お願いだ

805 : ◆IBNectmOpk :2007/04/04(水) 23:56:54 ID:N8dHuiUq
 恥を上塗る

なんか
かっこいいおれ
とかかくけど
ものすごいすべっている
ことにきづいたまよなか
われにかえってよみかえしたら
もはやぢすべりらんどすらいど
われにかえるのをえいえんにやめました
とりかえしつかねーだせーおれだせぇ
よむときはおんがくなどでじぶんをだましてください
たのむから
せきめんだけはすんな
わらってながせ
ばか
とにかくほんものは
りあるではめっちゃださい
のでまずい
でも
きをぬくとねっとではなるしすと
になるのでもっとまずいし
ちょーやばいです 
けふの
おれにっきたいかいは
きたならしいえごいずむをはっさんしつくしたので
さいごにぎゃくぎれではじをうわぬって
おわり

まる ○
       3点

806 : ◆IBNectmOpk :2007/04/05(木) 20:14:04 ID:6g41Dvco
 時代の寵児

例えば
伝えなければ意味が無いとしても
伝えればどうしても傷を負うことがある
当初の予定とはだいぶ違ってしまって
多少暴力的で粗雑になっても
少々可笑しくなっていても
そこにまだ立っていられた
意味があるのか悩みながら

君は広がりきった時代の寵児
世界で一番
小さくて
細かくて
弱い部分から
いつも出発する

いつもその存在意義は
怠惰な虚無に押し切られかけて
土俵際で持ちこたえている
誰もいないのを見計らって
ロッカーを殴り閉める小心者
誰かに音が届くのを願って

君は緩みきった世界の王子
何度だって
視界で一番
優しくて
真っ当で
弱い部分から
出発し直そうぜ

807 : ◆zABAZSBt06 :2007/04/06(金) 16:11:11 ID:AXXiOekp
ほら、ナイフを投げろよ
なぁに、上手く避けるさ

別に刺さっても問題ないのだけれどな

なぁ、いっそ刺してはくれまいか

ほら、その剣で貫けよ
なぁに、ちゃんと種も仕掛けも仕込んであるよ

別に好みを貫こうがも問題ないのだけれどな

なぁ、いっそ貫いてはくれないか


大きな玉の上で笑うのに飽きたんでな

808 : ◆IBNectmOpk :2007/04/07(土) 22:33:27 ID:6hRk03IX
誰一人許せないと思っていた
この意固地さ
いや ただの醜さが
君を驚かせてしまった
ため息を一つ吐いた
許容しよう
それは後退ではないと思うから

許せよ
詳細に検討して
そして信ずるに足る理由を見つけて
許すよ

みんな暇じゃない
君だってそうだろう多分
合わせ鏡のような人を見て
怯えるのはもう止そう

そこでの僕の演技は
とうに腐りきってしまった
潮時なのかもしれない

ため息を一つ吐いた
感じたもの全てに戸惑って
何一つ残らず叩き壊すか
頭を下げて過ぎ去るのを待った

誰一人許せないと思っていた僕は
許されるに値する人間ではない
そんなことは知っていた
とうの昔に
もう知っているんだよ

809 : ◆zABAZSBt06 :2007/04/08(日) 03:12:03 ID:yp6rozlE
雲の上から零れ落ちる水滴が
くたびれたコートに吸い込まれる
体温が雨に奪われていく
骨の軋む音が聞える

震える指でマッチを何本も擦る
ずっと放って置いたからしけってしまったマッチ
何本も何本も折ってからやっと一本に火が灯る
それを雨が食べてしまった

ただ何と無く空を仰いだ
重みで垂れ下がり
落ちてきそうな雲
じくじくと膿んでいる 

温度
存在
生命

何も感じない

雲が覆い尽くした
何もかも奪い去っていく

810 : ◆zABAZSBt06 :2007/04/08(日) 03:38:59 ID:yp6rozlE
部屋が広すぎるから
僕は内と外がわからなくなった

窓の向こうから僕が覗いている
僕は僕を見返す
壁が崩れると
ただ白色の世界に独りだった

望めば何でも手に入った
同時に何も残らなかった
すぐ飽きてしまうんだ
だから壊してしまうんだ

遠くから笑い声が聞える
やつは僕だ
僕は誰だ

望めば誰にだってなれた
だから誰でもなくなった
乾く前に重ねていくから
ぐちゃぐちゃに混ざり合ってしまった

皆が笑っている
返してくれ
それらは僕だ
本当に僕か

僕はなんだ

811 : ◆IBNectmOpk :2007/04/09(月) 13:26:42 ID:9Nyh2VcC
カーテンを閉め切った部屋で
目覚めた
午前十時
階下には誰もいない

曇り空から隙間に
光が差し込む

僅かな音階を呟いては
宙に消していく
腕で目をぬぐった

こんな僕に
君が見せてくれる幻は
いつまでつづくのかなぁ

そんな素敵なこと似合わない
自分のことはもう知ってる
そしてまた今
少し変わろうともしてる

汚い布団から立ち上がり
目薬を差してから
よろけながら
今日も台所に向かう

いつまで続くか分からないけど
いつか途切れた時には
その好意の記憶を
未来まで持って行くよ

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