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吉岡実

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/22(木) 16:58:41 ID:ye2e0Iuy
1919年(大正8年)4月15日 - 1990年(平成2年)5月31日)
  
[作品]
昏睡季節(草蝉舎、1940)
液体(草蝉舎、1941・湯川書房、1971)
静物(私家版、1955)
僧侶(書肆ユリイカ、1958)
紡錘形(草蝉舎、1962)
静かな家(思潮社、1968)
神秘的な時代の詩(湯川書房、1974・書肆山田、1976)
サフラン摘み(青土社、1976)
夏の宴(青土社、1979)
ポール・クレーの食卓(書肆山田、1980)
薬玉(書肆山田、1983)
ムーンドロップ(書肆山田、1988)
赤鴉(弧木洞、2002)
歌集
魚藍(私家版、1959・深夜叢書社、1973)
句集
奴草(書肆山田、2003)
詩選集
吉岡實詩集(書肆ユリイカ・今日の詩人双書5、1959)
吉岡実詩集(思潮社、1967)
吉岡実詩集(思潮社・現代詩文庫14、1968)
吉岡実詩集〔普及版〕(思潮社、1970)
新選吉岡実詩集(思潮社・新選現代詩文庫110、1978)
吉岡実(中央公論社・現代の詩人1、1984)
続・吉岡実詩集(思潮社・現代詩文庫129、1995)

[散文・日記]
「死児」という絵(思潮社、1980)
土方巽頌(筑摩書房、1987)
「死児」という絵〔増補版〕(筑摩書房、1988)
うまやはし日記(書肆山田、1990)
吉岡実散文抄――詩神が住まう場所(思潮社、2006)

語れ

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/22(木) 21:53:53 ID:601D4mWj
仲俣先生のシングルコレクション、買う?
舞城ってすでにちょっと恥ずかしいポジションにいねえ?
今更かよ、みたいな。

極西で金をドブに捨てた経験があるので
俣先生の本を買うのは勇気がいる…。

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/22(木) 23:03:33 ID:7RFqMFg+
苦力

支那の男は走る馬の下で眠る
瓜のかたちの小さな頭を
馬の陰茎にぴったり沿わせて
ときにはそれに吊りさがり
冬の刈られた槍ぶすまの高粱の地形を
排泄しながらのり越える
後略ーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
がいい。

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/23(金) 09:40:58 ID:rIORccEd
サフラン摘みはいい

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/23(金) 11:08:07 ID:m/y45MhW
森川氏が In out に戦後詩からの視線 序 っていう小論文をだしてたね。
長谷川龍生の「パウロウ」と鮎川信夫[死んだ男」をひいてきて、それらとの比較において
吉岡の「静物」の視点は「一度死んでなお生き残ってしまったものの視点」
ではないかという論点で、ふうむって思った。 


6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/23(金) 17:13:41 ID:m/y45MhW
即死回避、、ところで、どなたか 薬玉持ってませんか? 
(というか、続々吉岡実詩集はいったいいつでるのでせうか?)

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/23(金) 20:36:12 ID:JsgBEoNr
森川は何でも吉岡に接続させそうだな
詩誌評を読んでも視野の狭さが目に付く

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/23(金) 22:01:51 ID:m/y45MhW
>>7
そんなこともないとは思うけれども、、構造や手法の論理的分析より、作者の視点や情感に
大きな比重をおいてるような気がするね、。それは一面、間違ってないとは思う。
ただ、吉岡と接続させるのなら、彫刻のような緻密で立体的な構造性を比較する必要があるとは思うけど、、

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/23(金) 22:27:56 ID:IJp11Ize
立体ねえ

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/23(金) 23:08:30 ID:JsgBEoNr
城戸に媚びすぎ

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/24(土) 05:52:48 ID:RDr0TM0b
『静物』と『僧侶』は好きだし、すぐれた作品群だと思うんだが、それ以外はどうも俺にはピンとこないな。

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/24(土) 11:46:47 ID:z9+rp/j9
>>10 笑った、、評とは関係ないよね。
ただ、まあ「一度死んでなお生き残ってしまったものの視点」 という話はちょっと違和感があって
吉岡は自分で「戦争は自分を痛めていない」と対談で言ってますよね。なんというのか
日常として戦争を受け入れていたような感じで、生き残ったからもうそんだけでいいやっていう?
もっとなんというのかフラットな意識なんじゃないかと思います。

>>11
後期では、サフラン摘みがいいです。(>>4の人も書いてますが)薬玉を読んでないので読みたいんです。

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/24(土) 17:35:51 ID:4RRLes1+
>>2

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/24(土) 18:34:15 ID:OYXftne8
おれ10年以上吉岡読んでいるんだけど、まだ『僧侶』は読めた気がしない。
分かるのは半分くらい、『静物』は全部わかるんだけどね。

吉増は一回読んだだけですぐ分かるのに。。。
吉岡は繰り返し読まないと分からないのかね?

15 ::2007/02/24(土) 19:28:55 ID:VEuVKETK
やっぱ吉岡実は人気だな。このスレたててよかった

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/24(土) 20:08:11 ID:t3EI4/Yg
>>12
『サフラン摘み』の中では、「サフラン摘み」と「ルイス・キャロルを探す方法」は、まあまあな感じ。
他の詩篇は長すぎて、よく掴みきれないな。

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/24(土) 22:27:06 ID:/uU9fs1y
アリス狩りは最高だ。不覚にも高山宏の方を先に知ってしまったが

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/25(日) 23:51:18 ID:OtpicrzW
アリス狩りって、題名がロリ的アブノーマルな世界を感じるなw

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 20:52:45 ID:bk2P71pS
吉岡実って、なにげにエロいですよね。

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/26(月) 22:44:48 ID:M4OhsyDV
つーかいわゆるアングラどまんなかの世界だよな。
四谷シモンやら土方やらの
森川は死者の視線とかいってるらしいが、
どっちかっつーと宙吊りにされた仮死の視線だわな。


21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/02(金) 21:09:36 ID:DJivcPJV
妙な酩酊感をもよおすね。

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/04(日) 22:19:19 ID:rG7Bi0qh
もよおすって言うな

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/07(水) 22:24:28 ID:aOKJYcJo
宙吊りとか言わないでそこをなんとか説明できないかなあ。

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/10(土) 23:09:55 ID:Iii451Rx
僧侶、解説キボン。
分からないんだよ・・・。戦後の傑作と言われる根拠が。
あの僧侶は何のメタファなんだ。

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 09:27:02 ID:XWnrKsvC
えろいな。……だけで楽しめないのなら、お前に詩は向かない。

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 09:38:48 ID:i2ktykRI
>>24
僧侶が何のメタファとか考えずに読むのがいいよ。
感覚としては、ただ文字を目で追っているだけ、みたいな。

詩を読むときはできるだけ解釈せずテクストをそのまま感受するべき。


27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 12:20:48 ID:zijK0HsL
詩の読み方に正解はない。
僧侶の場合は、>>26でいいと思う。
そこで、言葉のとらえようのない魅力をまったく感じないなら、その人にはその作品は向かないのだと思う。
その上で、メタファがどうとか、作品を分析的に理解してゆくことで、味わいはさらに深まる。

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 12:32:49 ID:AFV/wIcx
何かが何かのメタファだというような読みを拒絶するテクスト?

29 :.:2007/03/11(日) 16:40:49 ID:XrMGDRfI ?2BP(0)
http://maglog.jp/tyuipo56/

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 19:43:21 ID:i2ktykRI
>>27
Eliotの"The Waste Land"とかはその背景を知っておいたほうがいいらしいね。

吉岡の場合、死児は戦中・戦後体験をモチーフにしているらしいけどそういうこと知らなくても楽しめるよね。

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 19:56:45 ID:3aJReqbM
>>27
僧侶の読み方は様々だけども、例えば「僧侶=作者」という形で読むことも可能なのだと思う。
具体的にあげていくと、第一連で
一人は食事をつくる
一人は罪人を探しにゆく
一人は自涜
一人は女に殺される
とあるのを、「一人」を「僕」に読み替えてみるとわりと普通の詩の姿が浮かんでくるようなきがしている。
しかし、あえて僧侶とおいたのがやはり素晴らしいところなのではないだろうか。
「僧侶」であるがゆえのイメージの増幅が顕著に読み取られる。「個人」の詩を超えて
普遍性を備えた世界へ広がっていくのだと思う。

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 20:01:24 ID:3aJReqbM
とはいえ、やっぱりあの詩は、浸って読むほうが楽しいね。

33 :425:2007/03/11(日) 21:34:09 ID:SYhjER+P
 俺の場合「僧侶の一人が既に死んじゃってるのがミソだ」って解説を読
んだことがあって、それで一気に面白い詩だなと思った(ただしこれがい
わゆる正しい読みかただなんて主張する気はないが)。死んだ人間が
あっちゃこっちゃでいろいろやらかす。他の奴らが積上げたものを燃やし
ちゃったりする。

 「僧侶」にしたのも、「破戒坊主」の肉欲的イメージと、謹厳実直で
時に無意味で滑稽なまでの精神性重視(が行き過ぎて精神性無視にもい
たる)面とイメージの両方があっていい。オレは段々やつらが痩せてゆ
くように見えてくる。軽快で痛快なまでの諧謔の軽さ。と言ったらいい
んだろうか。

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/11(日) 23:00:37 ID:LhcrxKNr
僧侶は、吉岡が失恋の痛手を背負って書いた作品だって何かに書いてたな。
面白いね。それに、吉岡自身が、あの作品には人間がいるかどうか分からないと書いている。

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 04:58:05 ID:I+K8zvA0
>>30
『荒地』は、エリオット自身が膨大な注釈を書いてるし、参考文献を言挙げしてるので、そう言った理解の上での読解を要求してる作品なのかもしれない。
普通、詩人は作品をその作品の中だけで自立したものとして提出したいものじゃないか、と思うんだが、エリオットは学者肌なんだろうな、きっと。
吉岡は年代的には戦中・戦後派なんだが、社会派ではなく、自分の美をどこまでも追求するタイプなんだろうな?そう言うタイプの作家は、時代的社会的、あるいは世相的な体験をストレートに出すことはしないものだね。

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 05:09:42 ID:I+K8zvA0
>>31
とすると、>>34で言っている通りに失恋の痛手故に、ストイックに僧侶的であろうとしている自分をアイロニカルに見つめて書いた作品とも思えてくるね。
私は・・・、でやったら面白い詩にならなかっただろうし、客観的に書くことで普遍性を獲得していることは確かだな。そう言った読み取りも面白い。

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 05:17:27 ID:m1j+ci38
ID:I+K8zvA0
バカそう

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 08:17:22 ID:icqXTvdF
僧侶は人間不信の時期に書かれたと何かで読んだけど

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 09:38:21 ID:v8WWDW8F
おれじつは『僧侶』はそんなに傑作だと思ってないのね。

『僧侶』(詩集)は『静物』(詩集)に比べるとダイナミックな作品が収められているんだけど、まあたとえば『死児』とか『苦力』とか。
そのなかで『僧侶』はスタティックな作品なんだよね。

『僧侶』は『静物』と『僧侶』(詩集)の間の過渡的な作品だと思う。

それにしても『僧侶』を解釈しようとしている人が多いのでびっくり。
この作品は>>27のいっているように言葉の魅力を感じないと面白くない作品だと思うのだけど。

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 09:49:07 ID:v8WWDW8F
もうちょっとだけ。
『僧侶』って『死児』や『苦力』みたいに読んで衝撃を受ける作品じゃないのね。

はあ、そうですか、みたいな簡潔にまとまった作品。

そこらへんがあまり傑作と思わない理由です。

41 :31:2007/03/12(月) 20:05:39 ID:S2L5ku1Q
>>39
私自身も、「苦力」が一番好きです。「僧侶」と言う作品はある意味、
詩集”静物”をものしていながら無名詩人であった吉岡実を世に出すきっかけ という意味合いが
案外強いんではないかと思っています。「僧侶」には詩集”静物”にあった濃密なテンションには
少々足りない、だけれどもあそこでは比較的薄かった物語的な幻想性が強く加味されて居るように思います。
(すでに「過去」なんかには物語性が見られるんですが)
そうした変化というか、進化を当時の選者氏が評価した結果ではないかと。。実際、僧侶が評価されて以降
続々と傑作を書いておられますから、期待を裏切ってないですよね。当時の選者氏はうずうずしながら吉岡実を
選ぶ瞬間を待ち構えてたんじゃないですか? 実際、直後に「死児」のために300行の注文を出してるわけですし。

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 20:12:15 ID:UozjgFX2
そうか。現代詩が苦手だったが、少し分かった。絵で言えばダリみたいなもんか。
シュールといってしまえばただのシュールなんだが、極めてぞぞっとする。
まさに言葉でしか構築できない世界だな。

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 20:31:48 ID:S2L5ku1Q
ダリかなあ、、ダリはわかりやすすぎな気がしますよ。
エマニエル・ボッシュの世界に近いかなって思ってました。

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 21:05:53 ID:9Omf95ME
>>42
バカだろお前

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/12(月) 22:01:13 ID:S2L5ku1Q
>>42
どうも、木で鼻をくくったような言い方になってしまって申し訳ない。
そう、ぞぞっとするというの わかります。
サフラン摘みの本の表紙に片山健の鉛筆画が使われてますよね、
全裸の少年と少女が森の中でそれぞれの快楽に浸ってる絵です。少年の陰茎に
長い草が差し込んであるらしくて、蟲がその草にとまっていて実に退廃的でした。
あれがきっと源イメージに近いんだろうなと思います。
さし絵より吉岡の詩のほうがもっと深いです。おっしゃるとおり、言葉ならではの深度ですね。

46 :39:2007/03/16(金) 18:58:33 ID:79IfakLt
>>31
ていねいなレスありがとう。
31さんは吉岡をよく読みこまれていますね。
『静物』、『僧侶』についてほぼ同感です。

吉岡はぼくにはまだまだよく分からないところがあります。
『僧侶』(詩集)について作品別に自分の理解度を以下に書いてみました。

喜劇 ○
告白 ◎
島 △
仕事 これはむかしは◎だったけどいまは△。理由はわからん。
伝説 △
冬の絵 ○
牧歌 ×
僧侶 ○
単純 ○
夏 ×
固形 ◎
回復 ◎
苦力 ○
聖家族 ○
喪服 △
美しい旅 △
人質 △
感傷 ◎
死児 ◎

こんな感じかな。
以上の評価は作品の評価ではなくあくまで「理解度」です。
『静物』は全部◎なのに『僧侶』よく分からないところが多いんだよね。
それも繰り返し読んでだんだん分かっていくって感じ。
最初読んだときは全然わからなかったよ。


47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 00:54:14 ID:2I2pLVP2
ああいう凝り固まった技法だけで作り上げた詩は駄目だね。
深みがない、思想が無いと言ったら当たっているだろうね。
同じ次元で言葉が描くイメージを捏ね繰り回しているだけで
常に新発見がある訳でもない。
一編だけを読めば吉岡ワールドの全てが分る。
あの日本製のアングラ・ゴシックの世界が。


48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 01:30:52 ID:2I2pLVP2
>>47
書いてしまってから、そう思ったのだが、
終わりの行から最初の行へと逆さまに読んだ方が分かりやすいかも。
つまり、

あの日本製のアングラ・ゴシックの世界が、
一編だけを読めば吉岡ワールドの全てが分る。
常に新発見がある訳でもない。
同じ次元で言葉が描くイメージを捏ね繰り回しているだけで
深みがない、思想が無いと言ったら当たっているだろうね。
ああいう凝り固まった技法だけで作り上げた詩は駄目だね。


49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 01:48:34 ID:ikR3jQFS
日本語で書け

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 01:53:48 ID:2I2pLVP2
日本語の幅を狭めるな。

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/20(火) 19:12:57 ID:uodlZ/cc
なんでもそうだけど、多くの人から評価されてるものを
抽象的な言葉だけでダメ、ダメ、と切り捨てるのは
自分ではカッコいいつもりかもしれないけど、馬鹿にみえるよ。

つまり、多くの人に見えてるものが
自分には見えてないって告白してるようなもんだから。

自分には見えてるけど、それを否定するんだってことを
きちんと書かないとね。

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 00:48:16 ID:VPkTnRFS
なら、「僧侶」ってなんだ。北原白秋の「邪宗門」に同じく、市民レベルの
日常から少し詩の次元をずらすためにオカルトっぽい言葉使いをいたします。
みなさんどうです、面白いでしょう。変わった景色が見えたでしょう、
ってだけじゃないか。

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 13:04:36 ID:y8tr8Wt0
>凝り固まった技法
って言うけどね、
あなたは「技法」と言うものを軽蔑しすぎていると思うよ

例えば起承転結なんていう形式・技法は何千年前もから使われていて
現在でも使われ続けているわけだけれども
それは何故かって言うと
そもそもその形式・技法の持つリズムが人体(精神)に心地好いからだろ?

人間の生物的変化の速度なんて万年単位なんだから
古くたって使い果たされていたって
良いものはいつの時代でも良いんだよ

もしそれが古臭く感じたりありきたりの「いまさら感」を感じさせたり
逆に前衛を気取っているだけに感じたりする場合はつまり
一時的に新しいとか言って持ち上げられたりはしたものの結果的には
元からそれが人体に心地よくなかった・面白くなかったってことなんだよ

>同じ次元で言葉が描くイメージを捏ね繰り回しているだけで
っていうのも音楽なんかでは当たり前の様に使われている技法なわけで
(正確に言うと「同じ次元で」と言うよりダ・カーポの様なものと考えた方が良い)
それが使われ続けられてるっていうことはそのリズムが面白いからなんだよ

実際「僧侶」(作品)は傑作だと思うよ
古典的な技法が異風な雰囲気と絡み合って一つの詩世界を作ってる

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 22:06:37 ID:x0ogBJPm
人体に心地よいリズムって、僧侶の場合、七五調がベースにある。
あれのことか。古典的すぎるじゃないか。

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/22(木) 03:44:28 ID:iMaEz84D
さらけ出してもいいんだぜぇけど出すもんも無いやつにはムリポ向き不向き

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 05:50:47 ID:IgGdu/LG
吉岡実はもともと俳句作ってた人だから
連句の発想ってのが、詩の根底にあるんだよね。
あのつながってるようでつながってないようで、っていう詩句の運びは
じつは日本古来からある詩歌にルーツを持ってる。

前で僧侶がいまひとつわからない詩だ、って話題が出てたけど
あれを僧侶っていうイメージをめぐる連句、っていうふうに捉えてみるのはアリだと思う。

ひとつ言えるのは、詩にメッセージ性とかを性急に求める青二才には
吉岡実は早すぎるよ、ってことだな。あと二十年経ってから読むといい。

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 15:23:30 ID:qt+JfBU0
典型的な紋切り型↓↓↓
>あと二十年経ってから読むといい。
アフォのお経かw


58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 16:45:07 ID:rT0EZisa
ますらをぶり おれのチンコは 巨きいぞ

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/23(金) 17:22:13 ID:/Ht0KR3d
【また】次は長澤まさみが+3のサバ読み発覚【詐称か】
http://c-au.2ch.net/test/-/news7/1171991823/

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 20:29:49 ID:jH63JDWf
民衆は詩にメッセージ性を求めるよね。
箴言風のとか、みつを風とか、受けるよね。それはそれで立派に
詩の役割だと思う。
吉岡実の作品はカレンダーになりっこないし、誰も励まされないよ。

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 21:11:52 ID:mPwJfxn4
>>60
そうか?たとえば流行歌にメッセージ性があるか?というと少々疑問がある。
俳句もメッセージ性は薄い。短歌は…ものによるな。

検索してみて知ったのだが、吉岡実と因縁浅からぬ北川冬彦も1990年没なんだな。

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/27(火) 22:51:36 ID:tqbflnpk
「世界でたったひとつの花」とかなんとか、歌って貰って元気になる奴
がいるよ。メッセージ性というか、テーマに酔ったような歌が多いでしょ。
相田みつおはお経がベースだ。感情の解放の上に、誰かに何か指針を与えて欲しい、
力を貰いたい、
歌はそういうものだろう。

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 05:47:23 ID:1ZZUFTYa
>感情の解放の上に、
ここまではいい、だが

>誰かに何か指針を与えて欲しい、 力を貰いたい、
って言うのは明らかに詩(歌でもいいが)の範疇を超えてるだろ。

上の部分で十分にカタルシス味わってるんだから
後は自分で考えろよ、って思うよ。
箴言風に言うんなら晩年のゲーテとかニーチェみたいに
最初からちゃんと箴言の体裁をとればいいものを
それを芸で興奮させておいてその隙間にメッセージ性を入れようとするから腹が立つんだ。
殆どサブリミナル効果じゃねえか。

SM○Pだってみつをだって谷川俊太郎だってこの点ではおんなじだ。
SM○Pとか俊太郎は小奇麗な言葉並べておいてその隙間に忍ばせるし、
みつをの場合はあのバランスを欠いた文字が一瞬読者の緊張をほぐす効果があるのであって
その隙に「にんげんだもの」だとか何だとか分かったような分からんような
兎に角人間の弱点を刺激するようなメッセージを刷り込むんだ。

俺はあいつらの遣り方は相当汚いと思ってる。
小林秀雄の言葉を借りれば
「一流の芸術は『君自身であれ』と言う以上のことも以下のことも言わない」だ。

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 05:51:24 ID:BO2bAbea
「君自身んであれ」って陳腐なメッセージだねw

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 06:19:23 ID:BO2bAbea
訂正
「君自身であれ」って陳腐なメッセージだねw

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 08:57:05 ID:tNmOiYbe
>>誰かに何か指針を与えて欲しい、 力を貰いたい、
>って言うのは明らかに詩(歌でもいいが)の範疇を超えてるだろ。

 俺はメッセージ性の強い芸術作品はあまり好きじゃない。好きじゃないけど
この考えは狭すぎると思う。一種の総合性(混濁)があるヤツも「あり」だ
と思う(好きじゃないけど)。一石二鳥は別に悪いことじゃない。

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 09:27:19 ID:WACcCM9u
モナリザの絵にメッセージ性を求めるやつはまず居ないと同様に、
芸術性に必ずしもメッセージが必要なわけじゃないと思う。
吉岡実の詩はどちらかといえば絵画や彫刻に近いし、その範疇として浸るほうが楽しいよ。

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 14:40:04 ID:2SIpc5HI
>>63
おまえが勝手にメッセージとして受けとめてるだけじゃねーの?w

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 23:27:33 ID:fM+9vO4j
>>64どうして「君自身であれ」が、陳腐なメッセージなんだ。
自分自身であること、自分の個性で生きられること、それ以上
の幸福ってあるか?オレは、そのために生きてる。そのような詩を欲している。

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 00:04:46 ID:rRSKEX7c
青春パンクの匂いがします

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 00:38:36 ID:neXVAMlI
>>69
漫画かw
自分自身って何だね?


72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 01:35:38 ID:QMYkyS5b
>>69
俺は>>64じゃないけど、
そんなもの欲しなくたって、そのために生きなくたって、自分は自分だろ?
小林はおそらく、例の、「宿命の主調低音」と同じことを言ってるんじゃないかな?この概念(観念)は曲者だぜw
若い奴が「世界で一つだけの花」とか、個性とかなんとかの延長で考えると恥ずかしい思いするぞ。
はっきり言って捉え方が薄っぺらいんだよ。メッセージがどうとか。酸いも甘いも知った老練な詩人が、そんなこと本気で考えてる訳ないじゃないかw

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 21:43:55 ID:gF1QnNyA

ああ神よ、私が先づ、自分自身であれるやう
日光と仕事とをお与へ下さい!
by 中也


74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 00:26:25 ID:SrTbPUKp
>>73
なるほど、ニートには俗な意味で切実な問題かw

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 23:51:48 ID:aVa7j1Da
吉岡実がメッセージ性なんぞ考えてもいないことはハナっから誰でも
分かってらい。
しかし、結果的に四人の僧侶は生きることの虚しさ残酷さばかばかしさを
伝えているんだ。俺はそれをふまえてこそ、生の実態をふまえてこそ、今日を
どう生きるか、というメッセージを受け取っている。自分になること、をだ。

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 01:02:55 ID:sS4jlf4O
>>75
(最後の「自分になること、を」って捉え方にまだ青臭さを感じるが、)
それならそうと、メッセージがどうたらとかの言い方をしないで、初めからそう言ったらいいじゃないか。残酷な生の実態を学び取って一人前の男(詩人?)になるんだって思いをな。それには賛同するよ、いや、禿同だw


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